JP2020176490A - 屋根パネル、屋根構造、及び屋根構造施工方法 - Google Patents

屋根パネル、屋根構造、及び屋根構造施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 屋根に必要な構造耐力を保持しつつも容易に施工することができる屋根パネル、屋根パネルを用いた構造、及びその施工方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 屋根パネル3は、第1野地板31と、第1野地板31の下面31aに互いに間隔を空けて平行に固定され、少なくとも第1野地板31の一方の端縁31bから突出する複数の第1垂木材32と、を有し、互いに間隔を空けて平行に配置された複数の水平下地材2の上部に固定されるパネルであって、第1垂木材31の第1野地板32の端縁から突出する第1突出部32aの突出長さは、隣合う水平下地材2の間隔L1以上で形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、屋根勾配を形成する屋根パネル、屋根パネルを用いた屋根構造、及びその施工方法に関する。
従来より、傾斜屋根を形成する場合、母屋などの水平下地材に架設される垂木材に屋根仕上材の下地となる板材を固定した屋根パネルを用いることがある(例えば、特許文献1及び特許文献2)。これらの屋根パネルは、垂木材と、その上に載置固定される板材と、を予め工場で一体化した状態で施工現場に搬入されるため、各部材を屋根の高さまで持上げて個別に施工する必要がなく、施工性を向上させることができる。
特開平10−46737 特開平7−286394
ところで、木造屋根構造において、母屋材と垂木材との接合強度、及び垂木材と野地板との接合強度を併せることによって屋根構面全体としての耐力(水平耐力)を確保する場合がある。しかしながら特許文献1及び特許文献2に記載の屋根パネルでは、隣合う屋根パネル同士が水平方向、及び屋根勾配方向共に継ぎ目を合致させた状態で水平下地材上に配置されるため、屋根パネルの継ぎ位置が構造上の弱点となり、水平ブレースのような補強材を設置しなければ屋根全体の水平耐力を確保できない可能性が高い。また屋根パネルの継ぎ位置を千鳥配置にすることもできるが、屋根パネルの割付が複雑化するため施工手間がかかるという問題点が挙げられる。
また一方で、梁間の大きい屋根や片流れ屋根のように長さのある大きな勾配屋根を形成する場合、屋根勾配に沿って傾斜する木製の垂木材同士を継ぐことがあるが、垂木材の継ぎ手部分は、精度よく繋ぎ合わせなければ滑らかな屋根面を形成することができないため高精度な施工が要求される。しかしながら、傾斜させた長尺な垂木材同士を正確に継ぐ作業は非常に難しく、その施工精度は施工者の技術に拠るところが大きいため、施工現場ごとに施工品質に差が生じることがあった。
そこで、本発明は、上述した課題を鑑みてなされたものであって、屋根に必要な構造耐力を保持しつつも容易に施工することができる屋根パネル、屋根パネルを用いた構造、及びその施工方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の屋根パネルは、第1野地板と、前記第1野地板の下面に互いに間隔を空けて平行に固定され、少なくとも前記第1野地板の一方の端縁から突出する複数の第1垂木材と、を有し、互いに間隔を空けて平行に配置された複数の水平下地材の上部に固定される屋根パネルであって、前記第1垂木材の前記第1野地板の端縁から突出する第1突出部の突出長さは、隣合う前記水平下地材の間隔以上であることを特徴としている。
本発明の第1の屋根構造は、互いに間隔を空けて平行に配置され、軒桁方向へ延びる複数の水平下地材と、第1の屋根パネルと、を備え、前記屋根パネルは、前記第1突出部を水上側へ向けて前記水平下地材に固定されることを特徴としている。
本発明の第2の屋根構造は、一方の端縁が前記第1野地板の一方の端縁に突き合せて配置される第2野地板、及び前記第2野地板の下面に互いに間隔を空けて平行に固定され、少なくとも一端が前記第2野地板の一方の端縁に配置される複数の第2垂木材を有する受け屋根パネルを備え、前記受け屋根パネルは、前記第2垂木材の一端部を隣合う前記第1突出部同士の間に配置して前記水平下地材に固定されることを特徴としている。
本発明の第3の屋根構造は、一方の端縁が前記第2野地板の他方の端縁に突き合せて配置される第3野地板と、前記第3野地板の下面に互いに間隔を空けて平行に固定され、一端が前記第3野地板の一方の端縁から突出する複数の第3垂木材と、を有する第2屋根パネルと、を備え、前記第2屋根パネルは、前記第3垂木材の前記第3野地板の端縁から突出する第2突出部を水下側へ向けて最も水上側の前記水平下地材に固定され、前記受け屋根パネルは、前記第2垂木材の他端部を隣合う前記第2突出部同士の間に配置して前記水平下地材に固定されることを特徴としている。
本発明の第1の屋根構造施工方法は、第2から第4のいずれかの屋根構造を用いた屋根構造施工方法であって、前記第1垂木材の前記第1突出部を水上側へ向けて前記屋根パネルを前記水平下地材に固定し、前記第2野地板の一方の端縁を前記第1野地板の一方の端縁に突き合せるとともに、前記第2垂木材の一端部を前記第1突出部同士の間に配置して前記受け屋根パネルを前記水平下地材に固定し、前記第2野地板を前記第1突出部に固定することを特徴としている。
本発明の第2の屋根構造施工方法は、前記第3垂木材の前記第2突出部を水下側へ向けて前記第2屋根パネルを最も水上の前記水平下地材に固定した後に、上方から前記第2野地板の両端縁を、それぞれ前記第1野地板の一方の端縁及び前記第3野地板の一方の端縁に突き合せ、第2垂木材の一端部を前記第1突出部同士の間に配置するとともに、第2垂木材の他端部を前記第2突出部同士の間に配置して前記受け屋根パネルを前記水平下地材に固定し、前記第2野地板を前記第1突出部及び前記第2突出部に固定することを特徴としている。
本発明の第1の屋根パネルによると、第1垂木材の一端部が第1野地板の端縁から突出して第1突出部を形成しているので、第1突出部を屋根勾配の方向へ向けて屋根パネルを水平下地材の上部に設置し、一般的に普及している野地板と垂木材とを一体化した複合パネルの野地板を第1野地板の一方の端縁に突き合わせるとともに、複合パネルの垂木材を隣合う第1垂木材同士の間に配置して複合パネルを水平下地材に固定すれば、各パネルの垂木材同士の間隔を密にすることができる。したがって、従来のように各パネルの垂木材の端部同士を継ぐ必要がなく施工性を向上させることができるとともに、垂木材の継ぎ目部分の構造耐力を強化することができる。また、各パネルの野地板の継ぎ目と垂木材の継ぎ目とが合致しないので、構造的な弱点を補うことができ、屋根に必要な構造耐力を保持することができる。そして、第1突出部の突出長さが、隣合う水平下地材の間隔以上であるため、屋根パネルを安定的に水平下地材の上部に設置することができる。
本発明の第1の屋根構造によると、屋根パネルは、第1突出部を水上側へ向けて屋水平下地材に固定されるので、一般的に普及している野地板と垂木材とを一体化した複合パネルの野地板を水上側から第1野地板の一方の端縁に突き合わせるとともに、複合パネルの垂木材を隣合う第1垂木材同士の間に配置して複合パネルを水平下地材に固定すれば、各パネルの垂木材同士の間隔を密にすることができる。したがって、従来のように各パネルの垂木材の端部同士を継ぐ必要がなく施工性を向上させることができるとともに、垂木材の継ぎ目部分の構造耐力を強化することができる。そして、各パネルの野地板の継ぎ目と垂木材の継ぎ目とが合致しないため、構造的な弱点を補うことができ、また、垂木材と野地板との接合強度を保持することにより、屋根構面全体としての必要な水平耐力を確保することができる。
本発明の第2の屋根構造によると、第2野地板の一方の端縁を第1野地板の一方の端縁に突き合わせて配置するとともに、第2垂木材の一端部を隣合う第1突出部同士の間に配置して受け屋根パネルを水平下地材に固定するので、第2垂木材の一端部と第1突出部との間隔を密にすることができる。したがって、従来のように各パネルの垂木材の端部同士を継ぐ必要がなく施工性を向上させることができるとともに、垂木材の継ぎ目部分の構造耐力を強化することができる。そして、各パネルの野地板の継ぎ目と垂木材の継ぎ目とが合致しないため、構造的な弱点を補うことができ、また、垂木材と野地板との接合強度を保持することにより、屋根構面全体としての必要な水平耐力を確保することができる。
本発明の第3の屋根構造によると、第3野地板の一方の端縁を第2野地板の他方の端縁に突き合わせて配置するとともに、第2垂木材の他端部を隣合う第2突出部同士の間に配置して受け屋根パネルを水平下地材に固定するので、大屋根の場合であっても各屋根パネルを組み合わせることにより、施工現場で各垂木材の端部同士を継ぐ必要がなく、施工性を向上させることができる。
本発明の第1の屋根構造施工方法によると、屋根パネルを水平下地材に架設後、第1野地板から露出した隣合う第1突出部同士の間に第2垂木材の一端部を配置するので、施工現場で第1垂木材及び第2垂木材の端部同士を継ぐ必要がなく、施工性を向上させることができる。
本発明の第2の屋根構造施工方法によると、第2屋根パネルを最水上の水平下地材に固定して水上側の位置決めをした後に、屋根パネルと第2屋根パネルとの間に受け屋根パネルを上方から落とし込むだけで屋根構造を構築することができるので、施工性を向上させることができる。また第2垂木材の両端部は、第1野地板及び第3野地板からそれぞれ露出した第1突出部同士及び第2突出部同士の間に配置されるので、施工現場で各垂木材の端部同士を継ぐ必要がなく、施工性を向上させることができる。
第1実施形態の屋根構造を示す斜視図。 屋根パネルを示す斜視図。 補強垂木を有する屋根パネルを示す斜視図。 受け屋根パネルを示す斜視図。 屋根パネルを水平下地材に架設する状況を示す斜視図。 受け屋根パネルを水平下地材に架設する状況を示す斜視図。 (a)第1垂木材を軒桁に固定する状況を示す斜視図、(b)第1垂木材を軒桁に固定した様子を示す斜視図。 第2垂木材を母屋に設置する状況を示す斜視図。 第1実施形態の屋根構造を示す平面図。 屋根パネル及び受け屋根パネルを水平下地材に複数架設した状況を示す平面図。 屋根パネルを複数有する屋根構造を示す平面図。 屋根パネルと第2屋根パネルとの間に受け屋根パネルを設置する状況を示す斜視図。 第2実施形態の屋根構造を示す平面図。
<第1実施形態>
以下、本発明に係る屋根構造1の実施形態について各図を参照しつつ説明する。図1に示す屋根構造1は、主に木質構造の傾斜屋根に使用される構造であって、互いに間隔を空けて平行に配置され、軒桁方向へ延びる複数の水平下地材2と、屋根パネル3と、屋根パネル3よりも水上側に配置される受け屋根パネル4と、を備えている。
水平下地材2は、図1に示すように、屋根勾配に沿って高低差を形成しながら互いに間隔を空けて略平行に配置され、図示しない柱や小屋束に支持されて軒桁方向へ延びる複数の長尺材であり、上部に屋根パネル3及び受け屋根パネル4を載置される。図示例では、水平下地材2は、最も水下側に配置される軒桁21、最も水上側に配置される棟木22、及び軒桁21と棟木22との間にこれらと平行に配置される複数の母屋23、から構成されている。各水平下地材2間の間隔L1は、屋根の形状や地域ごとの気候、屋根に作用する荷重などを考慮して構造計算により算定され、例えば、母屋23〜母屋23間であれば垂直距離を1500mm程度〜2000mm程度とすることができる。なお、図1における水平下地材2の配置は一例を示したもであり、水平下地材2の種類や形状、母屋23の本数は特に限定されない。
図1及び図5に示すように、軒桁21、棟木22の上面には後述する第1垂木材32及び第2垂木材42を受けるための垂木台2aがそれぞれ固定されており、垂木台2aには、各垂木材32、42と当接する箇所ごとに図7(a)に示す断面視略三角形の切欠き2bが形成されている。また図5及び図8に示すように、母屋23の水下側の側面には、上面を屋根勾配に合わせて傾斜させた断面視台形の垂木掛け23aがビスや釘などの固定具Aによって固定されており、各垂木材32、42を安定して載置することができる。
屋根パネル3は、野地板と垂木材とを予め工場で一体化される複合パネルで、図2に示すように、第1野地板31と、第1野地板31の下面31aに互いに間隔を空けて平行に固定される複数の第1垂木材32と、を有している。第1野地材31は、厚さ12mm程度の構造用合板が使用され、幅2000mm程度以下、長さ3000mm〜4000mm程度以下で形成されており、このような大きさとすることによって、施工時に屋根パネル3を支障なくクレーンで吊り上げて所定の位置に配置することができ、また容易に運搬することができる。第1垂木材32は、第1野地板31の上方から複数打ち込まれる固定具Aによって第1野地板31と連結固定され、一端部が第1野地板31の一方の端縁31bから突出しており、この突出した部分である第1突出部32aの突出長さL2は、図1に示す、隣合う水平下地材2間の間隔L1以上となっている。また、第1垂木材32の他端部32bは、第1野地板31の他方の端縁31cから突出して軒を形成する部分であり、図1に示すように、軒桁21に載置される。この他端部32bの軒桁21と接する部分の側面32cには、図7(a)に示すように、軒の出を揃えるために基準墨32dがマーキングされており、他端部32bの第1野地板31からの出幅は、屋根ごとの軒の出によって決定される。なおこの第1垂木材32の他端部32bは、屋根パネル3を最水下に設置しない場合は第1野地板31の他方の端縁31cから突出させない。
屋根パネル3は、図1に示すように、第1垂木材32の第1突出部32a側を水上側に向けて水平下地材2上に固定され、その全長は少なくとも水平下地材2間の間隔L1の2〜3倍以上あることが望ましい。なお、図3に示すように軒の出が大きい屋根を形成する場合は、複数の第1垂木材32の他端部32bうち、両端を除く他端部32bに隣接して補強垂木33を設置することで軒の強度を補強することができる。なお図示していないが、補強垂木33は、一端部の端縁を他端部32bの端縁に揃えて配置された状態で、他端部を棟木21に隣接する母屋23に架渡すことが可能な長さを有している。
隣合う第1垂木材32同士の間隔は、「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2017年度版)」に規定される水平下地材への配置基準に倣い500mm以下とすることが望ましい。また複数の第1垂木材32同士の間隔は、割付けの容易さや施工性を考慮して等間隔とすることが望ましいが、500mm以下の間隔であれば必ずしも等間隔とする必要はない。
受け屋根パネル4は、屋根パネル3と同様、野地板と垂木材とを予め工場で一体化される複合パネルで、図4に示すように、第2野地板41と、第2野地板41の下面41aに互いに間隔を空けて平行に固定される複数の第2垂木材42と、を有している。第2垂木材42は、第2野地板41の上方から複数打ち込まれる固定具Aによって第2野地板41と連結固定されており、両端がそれぞれ第2野地板41の一方の端縁41b及び他方の端縁41cに配置され、屋根パネル3とは異なり第2垂木材42の両端部42a、42bは第2野地板41から突出していない。受け屋根パネル4は、図1に示すように、第1突出部32aの上部に重ねて配置されるパネルであり、全長が水平下地材2間の間隔L2の2倍以上あることが望ましい。なお、第2野地板41の構成及び第2垂木材42同士の間隔は、それぞれ第1野地材31の構成及び第1垂木材32同士の間隔と同様となっている。
次に、屋根構造1の施工方法について説明する。まず、図5に示すように、図外の柱や小屋束に架け渡された水平下地材2に屋根パネル3を架設する。屋根パネル3は、第1垂木材32の第1突出部32aを水上側に向けた状態で軒桁21上部の垂木台2a及び母屋23に固定された垂木掛け23aに載置され、図7(a)に示すように、垂木台2aの切欠き2bに第1垂木材32の他端部32bを嵌め込まれる。そして、基準墨32dと垂木台2aの水下側の角とを整合させて他端部32bの軒桁21からの出幅を揃えた後、図7(b)に示すように、上方から長尺ビスBで他端部32bと軒桁21とを一体的に連結固定する。このとき、基準墨32dが第1野地板31によって隠蔽されていないため、容易に基準墨32dを軒桁21の所定の位置に合わせることができ、施工性を向上させることができる。さらに図8に示すように、第1垂木材32の垂木掛け23aに当接する部分に、第1野地板31の上方から長尺ビスBを打ち込んで順次屋根パネル3を水平下地材2に固定する。
続いて、図1及び図6に示すように、受け屋根パネル4を第1野地板31よりも水上側に位置する母屋23に固定された垂木掛け23a及び棟木22上部の垂木台2aに載置する。このとき、第2垂木材42の一端部42aは、隣合う第1突出部32a同士の間に配置され、第2野地板41の一方の端縁41bは第1野地板31の一方の端縁31bに突き合わされる。そして、屋根パネル3と同様の手順で棟木22の垂木台2aに第2垂木材42の他端部42bを嵌め込み、図9に示すように、第2野地板41の上方から長尺ビスBで受け屋根パネル4と棟木22とを一体的に連結固定するとともに、第2垂木材42の垂木掛け23aに当接する部分に、第2野地板41の上方から長尺ビスBを打ち込んで受け屋根パネル4を水平下地材2に固定する。
このようにして水平下地材2上に固定された屋根パネル3及び受け屋根パネル4は、図9に示すように、第2野地板41と第1垂木材32の第1突出部32aとが整合する位置に上方から固定具Aを複数打ち込むことにより連結される。そして、図10に示すように、屋根パネル3及び受け屋根パネル4を同様の手順で水平方向に設置してゆき、第1垂木材32の他端部32bの先端に軒先母屋34をビス固定するとともに、軒先から突出する第1垂木材32の他端部32b及び軒先母屋34の上部に軒先用の軒先野地板51を設置する。そして最後に、屋根面の妻側の端部に位置する受け屋根パネル4の妻側寄りの端縁から水平下地材2の長手方向の端縁までの間に端部野地板52を設置し、屋根構造1を完成させる。
このように屋根構造1は、第1垂木材32と第2垂木材42とを一部分互い違いに配置することにより、各パネル3、4の垂木材32、42同士の間隔を密にすることができる。したがって、各垂木材32、42の端部同士を継ぐことなく各垂木材32、42の継ぎ目部分の構造耐力を強化することができ、施工性を大幅に向上させることができる。また、野地板及び垂木材の継ぎ目が合致しないので、構造上の弱点を補うことができ、屋根に必要な構造耐力を保持しつつも容易に施工することができる屋根構造を構築することができる。また、図示例では1つの屋根パネル3のみを使用しているが、図11に示すように、複数の屋根パネル3の第1野地板31同士を突き合わせて継ぎ合わせ、最も水上側に位置する屋根パネル3の第1突出部32aに受け屋根パネル4を固定してもよく、屋根の形状や大きさによって屋根パネル3の個数を調整することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明に係る屋根構造6の実施形態について各図を参照しつつ説明する。なお、屋根構造1と重複する構成は、同様の符号を用いて説明を省略する。屋根構造6は、図12に示すように、複数の水平下地材2、屋根パネル3、受け屋根パネル4、及び、受け屋根パネル4よりも水上側に配置される第2屋根パネル7、を備えている。
野地板と垂木材とを一体化した複合パネルである第2屋根パネル7は、図12に示すように、一方の端縁71aが第2野地板41の他方の端縁41cに突き合せて配置される第3野地板71と、第3野地板71の下面に互いに間隔を空けて平行に固定される複数の第3垂木材72と、を有している。第3垂木材72は、一端部が第3野地板71の一方の端縁71aから突出しており、この突出した部分である第2突出部72aの突出長さL3は、図1に示す、隣合う水平下地材2間の間隔L1以上となっている。なお第3野地板71の構成、及び第3垂木材72同士の間隔は、それぞれ第1野地板31及び第1垂木材32と同様となっている。
次に、屋根構造6を用いた屋根構造施工方法について説明する。まず、屋根パネル3を第1実施形態と同様の手順で水平下地材2に固定する。そして、図12に示すように、第2突出部72aを水下側へ向けた状態で第3垂木材72の他端部72bを棟木22上部に載置された垂木台2aの図外の切欠き2cに嵌め込み、第3垂木材72を母屋23に固定された垂木掛け23aに載置する。そして、上方から長尺ビスB(図示しない)を打ち込んで他端部72bと棟木22とを一体的に連結固定するとともに、第3垂木材72の垂木掛け23aに当接する部分に、第3野地板71の上方から長尺ビスB(図示しない)を打ち込んで順次第2屋根パネル7を水平下地材2に固定する。なおこのとき、第2屋根パネル7は、第3垂木材72を第1垂木材32の軒桁方向の位置と略整合させた状態で水平下地材2に設置され、また、各野地板31、71は、第1野地板31と第3野地板71との離間距離が第2野地板41の長さと略同一となるように形状を調整されている。
続いて、図12に示すように、第1野地板31及び第3野地板71の間に位置する母屋23に固定された垂木掛け23bに受け屋根パネル4を載置する。このとき、第2垂木材42は、一端部42aを第1垂木材32の第1突出部32a同士の間に配置されるとともに、他端部42bを第3垂木材72の第2突出部72a同士の間に配置され、第2野地板41の両端部41b、41cをそれぞれ第1野地板31の一方の端縁31b及び第3野地板72の一方の端縁71aに突き合せる。そして、第2屋根パネル7と同様に、第2垂木材42の垂木掛け23aに当接する部分に上方から長尺ビスB(図示しない)を打ち込んで受け屋根パネル4を水平下地材2に固定する。
このようにして水平下地材2上に配置された受け屋根パネル4は、図13に示すように、第2野地板41の第1突出部32a及び第2突出部72aと整合する位置に上方から固定具Aを打ち込むことにより連結される。そして、屋根構造1と同様の手順で軒先野地板51、軒先母屋34、及び端部野地板52を設置し、屋根構造6を完成させる。
このように屋根構造6は、各垂木材32、42、72を一部互い違いに配置することにより、従来のように垂木材の端部に複雑な加工を施して垂木材同士を継ぎ合わせる必要がないので、長さのある大屋根であっても施工性を大幅に向上させることができる。また、野地板と垂木材の継ぎ目が合致しないので、構造上の弱点を補うことができ、屋根に必要な構造耐力を保持しつつも容易に施工することができる屋根構造を構築することができる。そして、屋根パネル3及び第2屋根パネル7によって最水下と最水上との位置決めを行った後に受けパネル4を上方から落とし込むので、軒や棟廻りの各パネルのずれを防止することができる。
本発明の実施の形態は上述の形態に限ることなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
本発明に係る屋根パネルは、木質構造の傾斜屋根を形成する際に好適に使用することができる。
1、6 屋根構造
2 水平下地材
3 屋根パネル
31 第1野地板
31b 第1野地板の一方の端縁
32 第1垂木材
32a 第1突出部
4 受け屋根パネル
41 第2野地板
41b 第2野地板の一方の端縁
41c 第2野地板の他方の端縁
42 第2垂木材
42a 第2垂木材の一端部
42b 第2垂木材の他端部
7 第2屋根パネル
71 第3野地板
71a 第3野地板の一方の端縁
72 第3垂木材
72a 第2突出部
L1 隣合う水平下地材同士の間隔
L2 第1突出部の突出長さ
L3 第2突出部の突出長さ

Claims (6)

  1. 第1野地板と、前記第1野地板の下面に互いに間隔を空けて平行に固定され、少なくとも前記第1野地板の一方の端縁から突出する複数の第1垂木材と、を有し、互いに間隔を空けて平行に配置された複数の水平下地材の上部に固定される屋根パネルであって、
    前記第1垂木材の前記第1野地板の端縁から突出する第1突出部の突出長さは、隣合う前記水平下地材の間隔以上であることを特徴とする屋根パネル。
  2. 互いに間隔を空けて平行に配置され、軒桁方向へ延びる複数の水平下地材と、
    請求項1に記載の屋根パネルと、を備え、
    前記屋根パネルは、前記第1突出部を水上側へ向けて前記水平下地材に固定されることを特徴とする屋根構造。
  3. 一方の端縁が前記第1野地板の一方の端縁に突き合せて配置される第2野地板、及び前記第2野地板の下面に互いに間隔を空けて平行に固定され、少なくとも一端が前記第2野地板の一方の端縁に配置される複数の第2垂木材を有する受け屋根パネルを備え、
    前記受け屋根パネルは、前記第2垂木材の一端部を隣合う前記第1突出部同士の間に配置して前記水平下地材に固定されることを特徴とする請求項2に記載の屋根構造。
  4. 一方の端縁が前記第2野地板の他方の端縁に突き合せて配置される第3野地板と、前記第3野地板の下面に互いに間隔を空けて平行に固定され、一端が前記第3野地板の一方の端縁から突出する複数の第3垂木材と、を有する第2屋根パネルと、を備え、
    前記第2屋根パネルは、前記第3垂木材の前記第3野地板の端縁から突出する第2突出部を水下側へ向けて最も水上側の前記水平下地材に固定され、
    前記受け屋根パネルは、前記第2垂木材の他端部を隣合う前記第2突出部同士の間に配置して前記水平下地材に固定されることを特徴とする請求項3に記載の屋根構造。
  5. 請求項2から請求項4のいずれかに記載の屋根構造を用いた屋根構造施工方法であって、
    前記第1垂木材の前記第1突出部を水上側へ向けて前記屋根パネルを前記水平下地材に固定し、
    上方から前記第2野地板の一方の端縁を前記第1野地板の一方の端縁に突き合せるとともに、前記第2垂木材の一端部を前記第1突出部同士の間に配置して前記受け屋根パネルを前記水平下地材に固定し、
    前記第2野地板を前記第1突出部に固定することを特徴とする屋根構造施工方法。
  6. 前記第3垂木材の前記第2突出部を水下側へ向けて前記第2屋根パネルを最も水上の前記水平下地材に固定した後に、
    上方から前記第2野地板の両端縁を、それぞれ前記第1野地板の一方の端縁及び前記第3野地板の一方の端縁に突き合せ、
    第2垂木材の一端部を前記第1突出部同士の間に配置するとともに、第2垂木材の他端部を前記第2突出部同士の間に配置して前記受け屋根パネルを前記水平下地材に固定し、
    前記第2野地板を前記第1突出部及び前記第2突出部に固定することを特徴とする請求項5に記載の屋根構造施工方法。
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