JP2024032014A - 圧延機による圧延性ならびに成型機による成型性がよい糖質オフの餃子類の皮及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【構成】圧延機で少なくとも2回以上圧延され、成型機によって成型される餃子の皮であって、皮の全重量に対する重量%で小麦粉の重量%をY、難消化性でん粉の重量%をZ、小麦タンパクの重量%をX、とした場合に、小麦タンパクの皮に占める重量%Xを0%≦X≦15.0%とし、小麦粉の皮に占める重量%Yを0.8%≦Y≦71.3%とし、難消化性でん粉の重量%Zを0%≦Z≦61.2%としている。加えて、皮の総重量に占める水分の重量%Wを、成型機による成型時の水分重量%Wが全重量に対して21.8%≦W≦31.9%となるようにした。
【選択図】図1
Description
この特許文献1に記載された餃子類の皮は、原料として、難消化性でん粉,α化小麦でん粉,小麦グルテン及び小麦粉等を用い、難消化性でん粉を5~75質量%、α化小麦でん粉を0.3~5質量%、小麦グルテンを2~25質量%、小麦粉を14~80質量%とすることで、糖質オフ率を高めつつ、通常の量の糖質を含有する餃子類の皮に劣らない食感が得られるようにしている。
すなわち、第一の発明として、圧延機で圧延され、成型機によって成型される餃子類のための皮であって、皮の全重量に対する重量%で小麦粉の重量%をY、難消化性でん粉の重量%をZ、小麦タンパクの重量%をX、とした場合に、
小麦タンパクの重量%Xが0.0%≦X<3.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Aを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Bを満たす範囲であり、
式A -5.34X+53.3≦Y≦-0.07X+71.30%
式B -0.67X+2.00≦Z≦3.37X+20.00%
小麦タンパクの重量%Xが3.0%≦X<5.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Cを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Dを満たす範囲であり、
式C 1.15X+33.85≦Y≦-0.70X+73.20%
式D 0.0≦Z≦-0.1X+30.4%
小麦タンパクの重量%Xが5.0%≦X<7.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Eを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Fを満たす範囲であり、
式E -6.65X+72.85≦Y≦-0.75X+73.45%
式F 0.0≦Z≦4.8X+5.9%
小麦タンパクの重量%Xが7.0%≦X<10.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Gを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Hを満たす範囲であり、
式G -2.2X+41.7≦Y≦-0.7X+73.1%
式H 0.0≦Z≦-0.5X+43.0%
小麦タンパクの重量%Xが10.0%≦X<12.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Iを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Jを満たす範囲であり、
式I 2.3X-3.2≦Y≦-0.75X+73.50%
式J 0.0≦Z≦0.9X+29.0%
小麦タンパクの重量%Xが12.0%≦X≦15.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Kを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Lを満たす範囲であり、
式K -7.9X+119.20≦Y≦-0.74X+73.40%
式L 0.0≦Z≦7.2X-46.6%
皮の厚さTミリメートルが、0.5ミリメートル≦T≦1.0ミリメートルである餃子類の皮。(請求項1対応)。
小麦タンパクの重量%Xが0.0%≦X<3.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Aを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Bを満たす範囲であり、
式A -5.34X+53.3≦Y≦-0.07X+71.30%
式B -0.67X+2.00≦Z≦3.37X+20.00%
小麦タンパクの重量%Xが3.0%≦X<5.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Cを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Dを満たす範囲であり、
式C 1.15X+33.85≦Y≦-0.70X+73.20%
式D 0.0≦Z≦-0.1X+30.4%
小麦タンパクの重量%Xが5.0%≦X<7.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Eを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Fを満たす範囲であり、
式E -6.65X+72.85≦Y≦-0.75X+73.45%
式F 0.0≦Z≦4.8X+5.9%
小麦タンパクの重量%Xが7.0%≦X<10.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Gを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Hを満たす範囲であり、
式G -2.2X+41.7≦Y≦-0.7X+73.1%
式H 0.0≦Z≦-0.5X+43.0%
小麦タンパクの重量%Xが10.0%≦X<12.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Iを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Jを満たす範囲であり、
式I 2.3X-3.2≦Y≦-0.75X+73.50%
式J 0.0≦Z≦0.9X+29.0%
小麦タンパクの重量%Xが12.0%≦X≦15.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Kを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Lを満たす範囲であり、
式K -7.9X+119.20≦Y≦-0.74X+73.40%
式L 0.0≦Z≦7.2X-46.6%
皮の厚さTミリメートルが、0.5ミリメートル≦T≦1.0ミリメートルであり、
前記圧延機での圧延は、上記組成の小麦粉、難消化性でん粉、小麦タンパクを少なくとも含む粉末に水を加えて混錬した後に以下の圧延手順で皮の作成を行う圧延であることを特徴とする餃子類の皮の製造方法。
記
複数回の圧延で皮厚を
0.5ミリメートル以上 1.0ミリメートル以下とする(請求項5対応)。
小麦タンパクの重量%Xが0.0%≦X<3.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Aを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Bを満たす範囲であり、
式A -5.34X+53.3≦Y≦-0.07X+71.30%
式B -0.67X+2.00≦Z≦3.37X+20.00%
小麦タンパクの重量%Xが3.0%≦X<5.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Cを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Dを満たす範囲であり、
式C 1.15X+33.85≦Y≦-0.70X+73.20%
式D 0.0≦Z≦-0.1X+30.4%
小麦タンパクの重量%Xが5.0%≦X<7.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Eを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Fを満たす範囲であり、
式E -6.65X+72.85≦Y≦-0.75X+73.45%
式F 0.0≦Z≦4.8X+5.9%
小麦タンパクの重量%Xが7.0%≦X<10.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Gを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Hを満たす範囲であり、
式G -2.2X+41.7≦Y≦-0.7X+73.1%
式H 0.0≦Z≦-0.5X+43.0%
小麦タンパクの重量%Xが10.0%≦X<12.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Iを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Jを満たす範囲であり、
式I 2.3X-3.2≦Y≦-0.75X+73.50%
式J 0.0≦Z≦0.9X+29.0%
小麦タンパクの重量%Xが12.0%≦X≦15.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Kを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Lを満たす範囲であり、
式K -7.9X+119.20≦Y≦-0.74X+73.40%
式L 0.0≦Z≦7.2X-46.6%
皮の厚さTミリメートルが、0.5ミリメートル≦T≦1.0ミリメートルであり、
前記圧延機での圧延は、上記組成の小麦粉、難消化性でん粉、小麦タンパクを少なくとも含む粉末に水を加えて混錬した後に以下の圧延手順で皮の作成を行う圧延であることを特徴とする餃子類の皮の製造方法。
記
圧延1回目から圧延3回目で皮厚を
4.0ミリメートル以上 8.0ミリメートル以下とする。
圧延4回目から圧延7回目で皮厚を
0.5ミリメートル以上 1.0ミリメートル以下とする(請求項6対応)。
本実施形態1に係る餃子類の一である餃子の皮は、圧延機で圧延され、成型機によって成型される皮であり、加工でん粉に代わる難消化性でん粉,小麦タンパク,小麦粉及び水の重量比を適切に設定すると共に皮の厚さを適切に設定することにより、糖質オフ率を高めながら、通常の量の糖質を含有する皮とほぼ同等の食感を得ることができる。
また、難消化性でん粉,小麦タンパク,小麦粉及び水の重量比を適切に設定して混錬した後の圧延工程において、圧延の回数及び圧延する毎の皮厚を適切な値に管理して皮を作成することで、圧延性に優れた餃子の皮を提供することができ、このようにして適切な皮厚に作成された皮は保水性にも優れており、したがって、成型機による成型性も優れたものとなる。
なお、本実施形態1において、難消化性でん粉,小麦タンパク及び小麦粉の重量比を設定するにあたっては、小麦に含まれるタンパクは小麦タンパクに含まれない。小麦タンパクは成分として含まれる小麦粉とは別途に成分として加えるものである。
本実施形態1の餃子の皮は、難消化性でん粉と小麦タンパクと小麦粉と水を主とする原料をミキシングして圧延機で圧延し、成型機によって成型して作成される。
<実施形態1 難消化性でん粉,小麦タンパク,小麦粉,水 重量比>
本実施形態の餃子類の一である餃子の皮は、圧延機で少なくとも2回以上圧延され、成型機によって成型される皮である。
皮の全重量に対する重量%で小麦粉の重量%をY、難消化性でん粉の重量%をZ、小麦タンパクの重量%をX、とした場合に、図1の上下のグラフに示すように、小麦タンパクの皮に占める重量%Xを0%≦X≦15.0%とし、小麦粉の皮に占める重量%Yを8.8%≦Y≦71.3%とし、難消化性でん粉の重量%Zを0%≦Z≦61.2%としている。加えて、本実施形態において、皮の総重量に占める水分の重量%Wは、成型機による成型時の水分重量%Wが、全重量に対して21.8%≦W≦31.9%となるようにした。
<実施形態1 難消化性でん粉,小麦タンパク,小麦粉 重量比 限定>
<実施形態1 小麦タンパクの重量%Xが0.0%≦X<3.0%の範囲>
詳しくは、小麦タンパクの重量%Xが0.0%≦X<3.0%の範囲のとき、図2の上のグラフに示すように、小麦粉の重量%Yが、次の式Aを満たす範囲(ハッチングを付した部分。以下同じ。)で、且つ、図2の下のグラフに示すように、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Bを満たす範囲である。
式A -5.34X+53.3≦Y≦-0.07X+71.30%
式B -0.67X+2.00≦Z≦3.37X+20.00%
<実施形態1 難消化性でん粉,小麦タンパク,小麦粉 重量比 限定>
<実施形態1 小麦タンパクの重量%Xが3.0%≦X<5.0%の範囲>
また、小麦タンパクの重量%Xが3.0%≦X<5.0%の範囲のとき、図3の上のグラフに示すように、小麦粉の重量%Yが、次の式Cを満たす範囲で、且つ、図3の下のグラフに示すように、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Dを満たす範囲である。
式C 1.15X+33.85≦Y≦-0.70X+73.20%
式D 0.0≦Z≦-0.1X+30.4%
<実施形態1 難消化性でん粉,小麦タンパク,小麦粉 重量比 限定>
<実施形態1 小麦タンパクの重量%Xが5.0%≦X<7.0%の範囲>
さらに、小麦タンパクの重量%Xが5.0%≦X<7.0%の範囲のとき、図4の上のグラフに示すように、小麦粉の重量%Yが、次の式Eを満たす範囲で、且つ、図4の下のグラフに示すように、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Fを満たす範囲である。
式E -6.65X+72.85≦Y≦-0.75X+73.45%
式F 0.0≦Z≦4.8X+5.9%
<実施形態1 難消化性でん粉,小麦タンパク,小麦粉 重量比 限定>
<実施形態1 小麦タンパクの重量%Xが7.0%≦X<10.0%の範囲>
さらにまた、小麦タンパクの重量%Xが7.0%≦X<10.0%の範囲のとき、図5の上のグラフに示すように、小麦粉の重量%Yが、次の式Gを満たす範囲で、且つ、図5の下のグラフに示すように、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Hを満たす範囲である。
式G -2.2X+41.7≦Y≦-0.7X+73.1%
式H 0.0≦Z≦-0.5X+43.0%
<実施形態1 難消化性でん粉,小麦タンパク,小麦粉 重量比 限定>
<実施形態1 小麦タンパクの重量%Xが10.0%≦X<12.0%の範囲>
さらにまた、小麦タンパクの重量%Xが10.0%≦X<12.0%の範囲のとき、図6の上のグラフに示すように、小麦粉の重量%Yが、次の式Iを満たす範囲で、且つ、図6の下のグラフに示すように、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Jを満たす範囲である。
式I 2.3X-3.2≦Y≦-0.75X+73.50%
式J 0.0≦Z≦0.9X+29.0%
<実施形態1 難消化性でん粉,小麦タンパク,小麦粉 重量比 限定>
<実施形態1 小麦タンパクの重量%Xが12.0%≦X≦15.0%の範囲>
さらにまた、小麦タンパクの重量%Xが12.0%≦X≦15.0%の範囲のとき、図7の上のグラフに示すように、小麦粉の重量%Yが、次の式Kを満たす範囲で、且つ、図7の下のグラフに示すように、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Lを満たす範囲である。
式K -7.9X+119.20≦Y≦-0.74X+73.40%
式L 0.0≦Z≦7.2X-46.6%
<実施形態1 皮の厚さ>
また、本実施形態の餃子の皮において、圧延機で圧延した後の厚さTミリメートルが、0.5ミリメートル≦T≦1.0ミリメートル、より好ましくは0.70ミリメートル≦T≦0.75ミリメートルになるように設定している。
本実施形態における皮の組成物の重量比及び皮の厚さの各範囲については、後述の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価により検証する。
本実施形態の餃子の皮は、概ね次のような工程によって製造される。原料となる難消化性でん粉,小麦タンパク,小麦粉,水,油等をミキシングする。このときグルテンが形成される。これら原料はミキシングの後、圧延機により少なくとも2回以上圧延されるのに続いて、成型機によって成型される。なお、本件発明で重要視する食感(硬さの感触、歯切れの良さ等)に関しては、通常の設計範囲内で微量添加される食塩、油等の微量添加材は実験結果に影響を及ぼさないことがすでに判明している。また、これら微量に添加される食塩、油等によって皮の味覚に対する影響も無視できることが判明している。
図8Aに示すように、餃子の皮の製造工程では、小麦粉供給装置0801、難消化性でん粉供給装置0802、小麦タンパク供給装置0803、水供給装置0804、油供給装置0805、調味料供給装置0806において、水、小麦粉、難消化性でん粉、小麦タンパク、油、調味料がそれぞれ供給される。これらの供給装置0801~0806から供給された材料を撹拌混合装置0808にて撹拌する。なお、小麦粉供給、難消化性でん粉供給、小麦タンパク供給、水供給、油供給、調味料供給等は、いずれも手作業により行っても構わない。
すなわち、図8Cの圧延装置の前段側部分概略図に示すように、1回目の圧延を行う第一圧延部(ステップS0801に相当)において、混錬物である中間品Mを一対の圧延ローラ0809a,0809aによって皮厚が7.0ミリメートル以上、9.5ミリメートル以下の皮生地SSに圧延する。この第一圧延部には、一対の圧延ローラ0809a,0809aが二組配置されており、したがって、この第一圧延部において2枚の皮生地SSにして送出する。この第一圧延部では、一対の圧延ローラ0809a,0809aに係る負荷の軽減、及び、効率的な圧延を図っている。また、この第一圧延部の一対の圧延ローラ0809a,0809aは必ずしも二組に限定されるものでなく複数であればよい。したがって三組以上でもよい。この第一圧延部での圧延は、中間品をローラでこねてグルテンを生じさせるという効果も狙ったものである。
続いて、3回目の圧延を行う第三圧延部(ステップS0803に相当)において、第二圧延部を経た皮生地SSを一対の圧延ローラ0809c,0809cにより、皮厚が4.0ミリメートル以上 8.0ミリメートル以下の皮生地SSに圧延する。
この第三圧延部までが、混錬物Mに含まれる粒状物によるばらつきを無くしたり皮表面を均したりする所謂下圧延工程である。
なお、第二圧延部,第三圧延部,第四圧延部及び第五圧延部の各ローラの回転速度をそれぞれコントロールすることで、互いに隣接する圧延部間において皮Sが適度に弛むようにしており、これにより、皮Sに不必要なテンションがかからないようにしている。
上記のようにロール状に巻き束ねられて一時保管された皮生地SSは、図8Dの圧延装置の後段側部分概略図に示すように、6回目の圧延を行う第六圧延部に搬送され、この第六圧延部(ステップS0806に相当)において、ロール状に巻き束ねられた皮生地SSを一対の圧延ローラ0809f,0809fにより、皮厚が2.5ミリメートル以上 3.5ミリメートル以下の皮生地SSに圧延し、続いて、7回目の仕上げの圧延を行う第七圧延部(ステップS0807に相当)において、第六圧延部を経た皮生地SSを一対の圧延ローラ0809g,0809gにより、皮厚が0.5ミリメートル以上 1.0ミリメートル以下(所定の厚さT;0.70ミリメートル≦T≦0.75ミリメートル)の皮生地SSに圧延する。
上記第六圧延部及び第七圧延部間においても、皮生地SSに不必要なテンションがかからないようにするために、第六圧延部及び第七圧延部の各々のローラの回転速度をそれぞれコントロールすることによって、皮生地SSが適度に弛むようにしている。
この仕上げの圧延を経た皮生地SSの厚みが最終的に餡を包餡する餃子の皮Sの厚みとなる。なお、この例では第六圧延部及び第七圧延部となるが、要するに前段の連続圧延が終了した後の後段の圧延部は、後述するように、餃子の皮Sの形に皮生地SSを打ち抜き、さらに、この完成した餃子の皮Sで餡を包餡する包餡する餃子成型装置と連続作業が機械的に自動的に行われるように構成されている。このように構成する理由は、最終圧延後直ちに包餡プロセスに移行するようにするためである。このように最終圧延後に直ちに包餡される場合には、餃子の皮Sが柔軟で餃子成型の際に皮が破れにくくすることができるからである。つまり、このように後段の圧延プロセスと包餡プロセスとを一体化することで、比較的破断しやすい餃子の皮Sであったとしても、それを上手に利用することができる。この最も代表的な例は、包餡機と圧延機を一体化した圧延包餡機によってなされる。このような手順で餃子の成型を行う場合には、餃子の皮Sに小麦粉からなる打ち粉を振らなくてよいので小麦粉の餃子に占める割合を相対的に低下させることにもつながる。逆に言えば、複数の皮生地SSの積層体を利用して、餃子の皮Sの形に一度に複数枚打ち抜くような構成とし、この積層した餃子の皮Sを包餡機にセットして包餡、餃子の成型を行う場合には、打ち粉が必要となり、本件発明の目指す低糖質の餃子を提供することに障害となる。
そして、第七圧延部を経た皮生地SSは皮成型装置に搬送され、型抜き機0810Aにて餃子の皮Sとして成型される。この際、圧延装置から圧延後の皮を皮成型装置に送るのに要する搬送タイムは、皮が含む水分の蒸発を心配しなくてもよい程度に設定されている、すなわち、圧延工程で適切な皮厚に作成された皮が有する保水性が十分に保たれる程度に設定されている。
上記した重量比で難消化性でん粉,小麦タンパク,小麦粉,水等を混合してなる混錬物である中間品を上記した圧延手順で圧延成型した餃子の皮の成型性評価は、皮成型装置0810において成型できたものを「可」、繋がりなく皮切れしたものを「不可」とし、後述する検証結果をまとめた図において、「可」を「〇」で表し、「不可」を「×」で表した。
ここで、餃子の皮の検証に際して、上記した重量比で難消化性でん粉,小麦タンパク,小麦粉,水等を混合してなる混錬物である中間品を7つ用意し、それぞれの中間品を上記圧延工程における第一圧延部から第七圧延部までの各圧延部で圧延することで、餃子の皮を作製した。
この際、図8Eの表に示すように、7つの中間品を第一圧延部において平均値で皮厚8.16ミリメートルに圧延し、第二圧延部において平均値で皮厚8.08ミリメートルに圧延し、第三圧延部において平均値で皮厚6.34ミリメートルに圧延した。すなわち、第一圧延部から第三圧延部までの圧延工程において、7つの中間品をいずれも各圧延部における圧延範囲に収まるように圧延した。
また、7つの中間品を第四圧延部において平均値で皮厚5.06ミリメートルに圧延し、第5圧延部において平均値で皮厚3.42ミリメートルに圧延し、第六圧延部において平均値で皮厚3.20ミリメートルに圧延し、第七圧延部において平均値で皮厚0.71ミリメートルに圧延した。すなわち、第四圧延部から第七圧延部までの圧延工程において、7つの中間品をいずれも各圧延部における圧延範囲に収まるように圧延した。
なお、図8Eの表において、第三圧延部で標準偏差の値が大きくなっているのは、この第三圧延部までが皮表面を均したりする下圧延を行う圧延部であるからである。
上記した重量比で難消化性でん粉,小麦タンパク,小麦粉,水等を混合して圧延成型した餃子の皮の物性測定の一である破断強度(N)をイマダ デジタルフォースゲージDST‐5Nを用いて、以下の条件で測定した。
・プランジャ:幅8mm、奥行10mm、高さ20mm。
このような条件で測定した餃子の皮の破断強度(N)は、硬すぎず柔らかすぎずの観点から、22.0~44.0(N)の場合を「適切」と判断した。
本実施形態における上記した重量比で難消化性でん粉,小麦タンパク,小麦粉,水等を混合して圧延成型した餃子の皮について、難消化性でん粉,小麦タンパク,小麦粉,水等の重量比を異ならせた複数のサンプル毎に、美味しく感じたか否かについて5名のパネラーの評価を1回ずつ受けた。そして、後述する検証結果をまとめた図において、「美味しい」を「〇」で表し、「美味しくない」を「×」で表し、5名のパネラーのうち、「〇」の評価を下したパネラーが3名以上いる場合を合格とした。
本実施形態における上記した重量比で難消化性でん粉,小麦タンパク,小麦粉,水等を混合して圧延成型した餃子の皮について、糖質オフ率が分析値において25.0%以上を「適切」とした。
<実施形態1 検証 餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパクの重量%を固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク0.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号1-1 難消化性でん粉の割合を0.0重量%>
「難消化性でん粉0.0重量%」の場合は、図9に示すようになった。ここで図9において一番上の行が実験のケース番号を示し(「難消化性でん粉0.0重量%」の場合はケース番号1-1)、最も左側の列は、餃子の皮に含まれる組成として「小麦粉」の行、「難消化性でん粉」の行、「小麦タンパク」の行、「植物油脂(サラダ油)」の行、「水」の行を示し、各行についてケース番号ごとに示されている左側の数字は、各組成の量を示すものであり、いわゆる「何部」として表現されうるものである。一方、各行についてケース番号ごとに示されている右側の数字は、皮全重量中の各組成の重量%を示すものである。また、図9の最も左側の列における「合計(皮全重量)」の下の段は「成型性」の行を示し、この「成型性」の下の段は「破断強度」の行を示すものである。さらに、「破断強度」の下に続く5つの段は5名のパネラーによる官能評価を示す行であり、「美味しい」の官能評価を得たケースを「〇」で表し、「美味しくない」の官能評価を得たケースを「×」で表した。さらにまた、図9の最も左側の列における最下段は、「糖質オフ率(分析値)」の行であるが、計算値を記載しているケースもある。以下、この種の図10,図11,図12,図13,図14,図15に関しても同様である。
検証の内容であるが、「難消化性でん粉0.0重量%」の場合において、小麦粉の重量は69.7重量%であり、水の重量は25.3重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は26.77(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラー全員の評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が分析値において16.35%であり、目標値の25.0%を下回っているので不適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク0.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号1-2 難消化性でん粉の割合を2.0重量%>
図9のケース番号1-2の列に示すように、「難消化性でん粉2.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は71.3重量%であり、水の重量は25.7重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は43.30(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラーのうち4名のパネラーの評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が分析値において26.44%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク0.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号1-3 難消化性でん粉の割合を5.0重量%>
図9のケース番号1-3の列に示すように、「難消化性でん粉5.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は68.3重量%であり、水の重量は25.7重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は43.80(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラーのうち4名のパネラーの評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が分析値において28.37%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク0.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号1-5 難消化性でん粉の割合を15.0重量%>
図9のケース番号1-5の列に示すように、「難消化性でん粉15.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は58.3重量%であり、水の重量は25.7重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は33.74(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラーのうち3名のパネラーの評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が分析値において36.54%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク0.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号1-6 難消化性でん粉の割合を20.0重量%>
図9のケース番号1-6の列に示すように、「難消化性でん粉20.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は53.3重量%であり、水の重量は25.7重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は26.61(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラーのうち3名のパネラーの評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が分析値において35.58%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク0.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号1-7 難消化性でん粉の割合を24.6重量%>
図9のケース番号1-7の列に示すように、「難消化性でん粉22.9重量%」の場合は、小麦粉の重量は44.2重量%であり、水の重量は31.9重量%であった。成型性評価は「×」であり、不適切とした。また、破断強度は38.15(N)であり、適切とした。
成型性評価が「×」であったため評価していない。
糖質オフ率が分析値において42.79%であった。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク0.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号1-8 難消化性でん粉の割合を27.0重量%>
図9のケース番号1-8の列に示すように、「難消化性でん粉27.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は39.1重量%であり、水の重量は33.0重量%であった。成型性評価は「×」であり、不適切とした。また、破断強度は24.72(N)であり、適切とした。
成型性評価が「×」であったため評価していない。
糖質オフ率が計算値において45.88%であった。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク0.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号1-9 難消化性でん粉の割合を40.0重量%>
<ケース番号1-10 難消化性でん粉の割合を50.0重量%>
<ケース番号1-11 難消化性でん粉の割合を60.0重量%>
<ケース番号1-12 難消化性でん粉の割合を70.0重量%>
これらのケースにおいては、餃子の皮の成型が困難であるため、糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価の検証は行っていない。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク3.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号2-1 難消化性でん粉の割合を0.0重量%>
図10のケース番号2-1の列に示すように、「難消化性でん粉0.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は71.1重量%であり、水の重量は24.9重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は25.59(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラー全員の評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が分析値において25.48%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク3.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号2-2 難消化性でん粉の割合を2.0重量%>
図10のケース番号2-2の列に示すように、「難消化性でん粉2.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は69.1重量%であり、水の重量は24.9重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は25.91(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラーのうち4名のパネラーの評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が分析値において32.21%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク3.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号2-3 難消化性でん粉の割合を5.0重量%>
図10のケース番号2-3の列に示すように、「難消化性でん粉5.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は66.1重量%であり、水の重量は24.9重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は26.85(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラー全員の評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が分析値において34.62%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク3.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号2-4 難消化性でん粉の割合を10.0重量%>
図10のケース番号2-4の列に示すように、「難消化性でん粉10.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は61.2重量%であり、水の重量は24.9重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は35.72(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラーのうち4名のパネラーの評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が計算値において30.52%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク3.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号2-6 難消化性でん粉の割合を20.0重量%>
図10のケース番号2-6の列に示すように、「難消化性でん粉20.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は50.5重量%であり、水の重量は25.6重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は24.79(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラーのうち3名のパネラーの評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が分析値において35.10%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク3.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号2-8 難消化性でん粉の割合を30.1重量%>
図10のケース番号2-8の列に示すように、「難消化性でん粉30.1重量%」の場合は、小麦粉の重量は37.3重量%であり、水の重量は28.6重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は26.15(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラーのうち3名のパネラーの評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が分析値において40.87%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク3.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号2-9 難消化性でん粉の割合を40.0重量%>
図10のケース番号2-9の列に示すように、「難消化性でん粉40.1重量%」の場合は、小麦粉の重量は27.3重量%であり、水の重量は28.6重量%であった。成型性評価は「×」であり、不適切とした。また、破断強度は22.69(N)であつた。
成型性評価が「×」であったため評価していない。
糖質オフ率が計算値において54.67%であった。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク3.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号2-10 難消化性でん粉の割合を50.0重量%>
<ケース番号2-11 難消化性でん粉の割合を60.0重量%>
<ケース番号2-12 難消化性でん粉の割合を70.0重量%>
これらのケースにおいては、餃子の皮の成型が困難であるため、糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価の検証は行っていない。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク5.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号3-1 難消化性でん粉の割合を0.0重量%>
図11のケース番号3-1の列に示すように、「難消化性でん粉0.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は69.7重量%であり、水の重量は24.4重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は37.78(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラー全員の評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が分析値において30.29%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク5.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号3-2 難消化性でん粉の割合を2.0重量%>
図11のケース番号3-2の列に示すように、「難消化性でん粉2.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は67.7重量%であり、水の重量は24.4重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は25.80(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラー全員の評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が計算値ではあるが25.28%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク5.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号3-3 難消化性でん粉の割合を5.0重量%>
図11のケース番号3-3の列に示すように、「難消化性でん粉5.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は64.7重量%であり、水の重量は24.4重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は27.29(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラー全員の評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が計算値ではあるが27.61%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク5.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号2-6 難消化性でん粉の割合を20.0重量%>
図11のケース番号3-6の列に示すように、「難消化性でん粉20.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は49.7重量%であり、水の重量は24.4重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は26.34(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラーのうち4名のパネラーの評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が分析値において33.65%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク5.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号3-8 難消化性でん粉の割合を29.9重量%>
図11のケース番号3-8の列に示すように、「難消化性でん粉29.9重量%」の場合は、小麦粉の重量は39.6重量%であり、水の重量は24.6重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は24.41(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラー全員のが「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が分析値において37.02%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク5.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号3-9 難消化性でん粉の割合を39.9重量%>
図11のケース番号3-9の列に示すように、「難消化性でん粉39.9重量%」の場合は、小麦粉の重量は29.6重量%であり、水の重量は24.6重量%であった。成型性評価は「〇」であり、適切とした。また、破断強度は26.31(N)であり、適切とした。
官能評価は、5名のパネラーのうち3名のパネラーの評価が「×」なので不合格とした。
糖質オフ率が分析値において42.79%であった。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク5.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号3-10 難消化性でん粉の割合を50.0重量%>
<ケース番号3-11 難消化性でん粉の割合を60.0重量%>
<ケース番号3-12 難消化性でん粉の割合を69.7重量%>
これらのケースにおいては、餃子の皮の成型が困難であるため、糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価の検証は行っていない。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク7.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号4-1 難消化性でん粉の割合を0.0重量%>
図12のケース番号4-1の列に示すように、「難消化性でん粉0.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は68.2重量%であり、水の重量は23.9重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は24.98(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラーのうち4名のパネラーの評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が分析値において27.88%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク7.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号4-2 難消化性でん粉の割合を2.0重量%>
図12のケース番号4-2の列に示すように、「難消化性でん粉2.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は66.2重量%であり、水の重量は23.9重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は26.76(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラー全員の評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が計算値ではあるが26.22%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク7.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号4-6 難消化性でん粉の割合を20.0重量%>
図12のケース番号4-6の列に示すように、「難消化性でん粉20.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は48.2重量%であり、水の重量は23.9重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は30.93(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラーのうち4名のパネラーの評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が分析値において38.46%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク7.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号4-9 難消化性でん粉の割合を39.5重量%>
図12のケース番号4-9の列に示すように、「難消化性でん粉39.5重量%」の場合は、小麦粉の重量は26.3重量%であり、水の重量は26.3重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は24.86(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラーのうち3名のパネラーの評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が分析値において46.63%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク7.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号4-10 難消化性でん粉の割合を50.0重量%>
図12のケース番号4-10の列に示すように、「難消化性でん粉50.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は11.5重量%であり、水の重量は30.4重量%であった。成型性評価は「×」、破断強度は34.19(N)であった。
成型性評価が「×」であったため評価していない。
糖質オフ率が分析値において50.96%であった。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク7.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号4-11 難消化性でん粉の割合を60.0重量%>
<ケース番号4-12 難消化性でん粉の割合を68.2重量%>
これらのケースにおいては、餃子の皮の成型が困難であるため、糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価の検証は行っていない。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク10.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号5-1 難消化性でん粉の割合を0.0重量%>
図13のケース番号5-1の列に示すように、「難消化性でん粉0.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は66.0重量%であり、水の重量は23.1重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は24.08(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラー全員の評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が分析値において34.61%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク10.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号5-2 難消化性でん粉の割合を2.0重量%>
図13のケース番号5-2の列に示すように、「難消化性でん粉2.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は64.0重量%であり、水の重量は23.1重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は28.24(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラーのうち4名のパネラーの評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が計算値において27.85%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク10.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号5-6 難消化性でん粉の割合を20.0重量%>
図13のケース番号5-6の列に示すように、「難消化性でん粉20.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は46.0重量%であり、水の重量は23.1重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は27.22(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラーのうち4名のパネラーの評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が分析値において47.12%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク10.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号5-9 難消化性でん粉の割合を38.0重量%>
図13のケース番号5-9の列に示すように、「難消化性でん粉38.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は19.8重量%であり、水の重量は31.4重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は27.65(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラーのうち3名のパネラーの評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が分析値において50.48%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク10.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号5-10 難消化性でん粉の割合を47.6重量%>
図13のケース番号5-10の列に示すように、「難消化性でん粉47.6重量%」の場合は、小麦粉の重量は8.6重量%であり、水の重量は32.9重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は25.78(N)であった。
官能評価は、5名のパネラー全員の評価が「×」なので不合格とした。
糖質オフ率が分析値において53.85%であった。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク10.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号5-11 難消化性でん粉の割合を60.0重量%>
<ケース番号5-12 難消化性でん粉の割合を66.0重量%>
これらのケースにおいては、餃子の皮の成型が困難であるため、糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価の検証は行っていない。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク12.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号6-1 難消化性でん粉の割合を0.0重量%>
図14のケース番号6-1の列に示すように、「難消化性でん粉0.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は64.5重量%であり、水の重量は22.6重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は22.81(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラーのうち4名のパネラーの評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が分析値において38.94%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク12.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号6-2 難消化性でん粉の割合を2.0重量%>
図14のケース番号6-2の列に示すように、「難消化性でん粉2.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は62.5重量%であり、水の重量は22.6重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は27.35(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラーのうち4名のパネラーの評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が計算値において28.93%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク12.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号6-6 難消化性でん粉の割合を20.0重量%>
図14のケース番号6-6の列に示すように、「難消化性でん粉20.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は44.5重量%であり、水の重量は22.6重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は28.76(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラー全員の評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が分析値において44.71%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク12.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号6-9 難消化性でん粉の割合を39.8重量%>
図14のケース番号6-9の列に示すように、「難消化性でん粉39.8重量%」の場合は、小麦粉の重量は24.4重量%であり、水の重量は23.0重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は23.22(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラーのうち3名のパネラーの評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が分析値において40.38%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク12.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号6-10 難消化性でん粉の割合を47.6重量%>
図14のケース番号6-10の列に示すように、「難消化性でん粉47.6重量%」の場合は、小麦粉の重量は7.3重量%であり、水の重量は32.3重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は33.73(N)であった。
官能評価は、5名のパネラーのうち4名の評価が「×」なので不合格とした。
糖質オフ率が分析値において41.83%であった。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク12.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号6-11 難消化性でん粉の割合を54.0重量%>
図14のケース番号6-11の列に示すように、「難消化性でん粉54.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は0.8重量%であり、水の重量は32.3重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は33.40(N)であった。
官能評価は、5名のパネラー全員の評価が「×」なので不合格とした。
糖質オフ率が分析値において61.54%であった。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク12.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号6-12 難消化性でん粉の割合を64.2重量%>
このケースにおいては、餃子の皮の成型が困難であるため、糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価の検証は行っていない。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク15.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号7-1 難消化性でん粉の割合を0.0重量%>
図15のケース番号7-1の列に示すように、「難消化性でん粉0.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は62.3重量%であり、水の重量は21.8重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は27.80(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラー全員の評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が分析値において29.81%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク15.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号7-2 難消化性でん粉の割合を2.0重量%>
図15のケース番号7-2の列に示すように、「難消化性でん粉2.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は60.3重量%であり、水の重量は21.8重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は29.11(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラーのうち3名のパネラーの評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が計算値ではあるが30.49%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク15.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号7-6 難消化性でん粉の割合を20.0重量%>
図15のケース番号7-6の列に示すように、「難消化性でん粉20.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は42.3重量%であり、水の重量は21.8重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は29.83(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラーのうち4名の評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が分析値において40.87%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク15.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号7-11 難消化性でん粉の割合を61.2重量%>
図15のケース番号7-11の列に示すように、「難消化性でん粉61.2重量%」の場合は、小麦粉の重量は0.8重量%であり、水の重量は22.2重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は28.19(N)であり、いずれも適切とした。
官能評価は、5名のパネラーのうち3名のパネラーの評価が「〇」なので合格とした。
糖質オフ率が分析値において47.12%であり、目標値の25.0%を上回っているので適切とした。
<実施形態1 検証:餃子の皮の糖質オフ率,物性測定結果及び官能評価>
<餃子の皮組成 小麦タンパク15.0重量%固定>
<餃子の皮全重量中の難消化性でん粉の重量%をパラメータとして振る>
<ケース番号7-12 難消化性でん粉の割合を62.0重量%>
図15のケース番号7-12の列に示すように、「難消化性でん粉62.0重量%」の場合は、小麦粉の重量は0.0重量%であり、水の重量は22.2重量%であった。成型性評価は「〇」、破断強度は32.98(N)であった。
官能評価は、5名のパネラーのうち3名の評価が「×」なので不合格とした。
糖質オフ率が分析値において49.04%であった。
<実施形態1 餃子の皮 効果>
上記した検証によれば、小麦タンパクの重量%Xが0.0%≦X<3.0%の範囲のときには、目標値の25.0%以上の糖質オフ率、優れた成型性及び良好な官能評価が得られた皮(図9のケース番号1-2~1-6の皮)の小麦粉の重量%Y及び難消化性でん粉の重量%Zが、図2に示す式A,式Bを満たしていることが判る。
式A -5.34X+53.3≦Y≦-0.07X+71.30%
式B -0.67X+2.00≦Z≦3.37X+20.00%
式C 1.15X+33.85≦Y≦-0.70X+73.20%
式D 0.0≦Z≦-0.1X+30.4%
式E -6.65X+72.85≦Y≦-0.75X+73.45%
式F 0.0≦Z≦4.8X+5.9%
式G -2.2X+41.7≦Y≦-0.7X+73.1%
式H 0.0≦Z≦-0.5X+43.0%
式I 2.3X-3.2≦Y≦-0.75X+73.50%
式J 0.0≦Z≦0.9X+29.0%
式K -7.9X+119.20≦Y≦-0.74X+73.40%
式L 0.0≦Z≦7.2X-46.6%
つまり、本実施形態1に係る餃子の皮は、その製造時における難消化性でん粉,小麦タンパク,小麦粉及び水の重量比を適切に設定して混錬した後の圧延工程において、圧延の回数及び圧延する毎の皮厚を適切な値に管理することで、圧延性に優れたものとなり、このようにして適切な皮厚T(0.5ミリメートル≦T≦1.0ミリメートル)に管理された皮は保水性にも優れており、したがって、成型機による成型性も優れたものとなる。
本実施形態2に係る餃子類の一である餃子の皮も、本実施形態1に係る餃子の皮と同様に、圧延機で圧延され、成型機によって成型される皮であり、加工でん粉に代わる難消化性でん粉,小麦タンパク,小麦粉及び水の重量比、特に水の重量比を適切に設定することにより、糖質オフ率を高めながら、通常の量の糖質を含有する皮とほぼ同等の保水性を有する餃子の皮を提供することができる。
本実施形態2の餃子の皮は、難消化性でん粉と小麦タンパクと小麦粉と水を主とする原料をミキシングして圧延機で圧延し、成型機によって成型して作成され、皮の総重量に占める水分の重量%Wは、成型機による成型時の水分重量%Wが、全重量に対して21.8%≦W≦28.6%となるようにした。
本実施形態2の餃子の皮でも、糖質オフ率を高めつつ、通常の量の糖質を含有する皮とほぼ同等の保水性を持たせることができる。
0802 難消化性でん粉供給装置
0803 小麦タンパク供給装置
0804 水供給装置
0805 油供給装置
0806 調味料供給装置
0808 撹拌混合装置
0809 圧延装置
0810 皮成型装置
Claims (8)
- 圧延機で圧延され、成型機によって成型される餃子類のための皮であって、
皮の全重量に対する重量%で小麦粉の重量%をY、難消化性でん粉の重量%をZ、小麦タンパクの重量%をX、とした場合に、
小麦タンパクの重量%Xが0.0%≦X<3.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Aを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Bを満たす範囲であり、
式A -5.34X+53.3≦Y≦-0.07X+71.30%
式B -0.67X+2.00≦Z≦3.37X+20.00%
小麦タンパクの重量%Xが3.0%≦X<5.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Cを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Dを満たす範囲であり、
式C 1.15X+33.85≦Y≦-0.70X+73.20%
式D 0.0≦Z≦-0.1X+30.4%
小麦タンパクの重量%Xが5.0%≦X<7.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Eを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Fを満たす範囲であり、
式E -6.65X+72.85≦Y≦-0.75X+73.45%
式F 0.0≦Z≦4.8X+5.9%
小麦タンパクの重量%Xが7.0%≦X<10.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Gを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Hを満たす範囲であり、
式G -2.2X+41.7≦Y≦-0.7X+73.1%
式H 0.0≦Z≦-0.5X+43.0%
小麦タンパクの重量%Xが10.0%≦X<12.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Iを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Jを満たす範囲であり、
式I 2.3X-3.2≦Y≦-0.75X+73.50%
式J 0.0≦Z≦0.9X+29.0%
小麦タンパクの重量%Xが12.0%≦X≦15.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Kを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Lを満たす範囲であり、
式K -7.9X+119.20≦Y≦-0.74X+73.40%
式L 0.0≦Z≦7.2X-46.6%
皮の厚さTミリメートルが、0.5ミリメートル≦T≦1.0ミリメートルである餃子類の皮。 - さらに、成型機による成型時の水分重量%Wが、全重量に対して21.8%≦W≦31.9%である請求項1に記載の餃子類の皮。
- さらに、成型機による成型時の水分重量%Wが、全重量に対して21.8%≦W≦28.6%である請求項2に記載の餃子類の皮。
- 混錬済皮原材料から請求項1に定める厚さに皮を圧延する際の圧延回数は2回以上である請求項3に記載の餃子類の皮。
- 圧延機で圧延され、成型機によって成型される餃子類のための皮の製造方法であって、
皮の全重量に対する重量%で小麦粉の重量%をY、難消化性でん粉の重量%をZ、小麦タンパクの重量%をX、とした場合に、
小麦タンパクの重量%Xが0.0%≦X<3.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Aを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Bを満たす範囲であり、
式A -5.34X+53.3≦Y≦-0.07X+71.30%
式B -0.67X+2.00≦Z≦3.37X+20.00%
小麦タンパクの重量%Xが3.0%≦X<5.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Cを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Dを満たす範囲であり、
式C 1.15X+33.85≦Y≦-0.70X+73.20%
式D 0.0≦Z≦-0.1X+30.4%
小麦タンパクの重量%Xが5.0%≦X<7.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Eを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Fを満たす範囲であり、
式E -6.65X+72.85≦Y≦-0.75X+73.45%
式F 0.0≦Z≦4.8X+5.9%
小麦タンパクの重量%Xが7.0%≦X<10.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Gを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Hを満たす範囲であり、
式G -2.2X+41.7≦Y≦-0.7X+73.1%
式H 0.0≦Z≦-0.5X+43.0%
小麦タンパクの重量%Xが10.0%≦X<12.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Iを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Jを満たす範囲であり、
式I 2.3X-3.2≦Y≦-0.75X+73.50%
式J 0.0≦Z≦0.9X+29.0%
小麦タンパクの重量%Xが12.0%≦X≦15.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Kを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Lを満たす範囲であり、
式K -7.9X+119.20≦Y≦-0.74X+73.40%
式L 0.0≦Z≦7.2X-46.6%
皮の厚さTミリメートルが、0.5ミリメートル≦T≦1.0ミリメートルであり、
前記圧延機での圧延は、上記組成の小麦粉、難消化性でん粉、小麦タンパクを少なくとも含む粉末に水を加えて混錬した後に以下の圧延手順で皮の作成を行う圧延であることを特徴とする餃子類の皮の製造方法。
記
複数回の圧延で皮厚を
0.5ミリメートル以上 1.0ミリメートル以下とする。
以上 - 圧延機で圧延され、成型機によって成型される餃子類のための皮の製造方法であって、
皮の全重量に対する重量%で小麦粉の重量%をY、難消化性でん粉の重量%をZ、小麦タンパクの重量%をX、とした場合に、
小麦タンパクの重量%Xが0.0%≦X<3.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Aを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Bを満たす範囲であり、
式A -5.34X+53.3≦Y≦-0.07X+71.30%
式B -0.67X+2.00≦Z≦3.37X+20.00%
小麦タンパクの重量%Xが3.0%≦X<5.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Cを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Dを満たす範囲であり、
式C 1.15X+33.85≦Y≦-0.70X+73.20%
式D 0.0≦Z≦-0.1X+30.4%
小麦タンパクの重量%Xが5.0%≦X<7.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Eを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Fを満たす範囲であり、
式E -6.65X+72.85≦Y≦-0.75X+73.45%
式F 0.0≦Z≦4.8X+5.9%
小麦タンパクの重量%Xが7.0%≦X<10.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Gを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Hを満たす範囲であり、
式G -2.2X+41.7≦Y≦-0.7X+73.1%
式H 0.0≦Z≦-0.5X+43.0%
小麦タンパクの重量%Xが10.0%≦X<12.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Iを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Jを満たす範囲であり、
式I 2.3X-3.2≦Y≦-0.75X+73.50%
式J 0.0≦Z≦0.9X+29.0%
小麦タンパクの重量%Xが12.0%≦X≦15.0%の範囲のとき、小麦粉の重量%Yが、次の式Kを満たす範囲で、且つ、難消化性でん粉の重量%Zが、次の式Lを満たす範囲であり、
式K -7.9X+119.20≦Y≦-0.74X+73.40%
式L 0.0≦Z≦7.2X-46.6%
皮の厚さTミリメートルが、0.5ミリメートル≦T≦1.0ミリメートルであり、
前記圧延機での圧延は、上記組成の小麦粉、難消化性でん粉、小麦タンパクを少なくとも含む粉末に水を加えて混錬した後に以下の圧延手順で皮の作成を行う圧延であることを特徴とする餃子類の皮の製造方法。
記
圧延1回目から圧延3回目で皮厚を
4.0ミリメートル以上 8.0ミリメートル以下とする。
圧延4回目から圧延7回目で皮厚を
0.5ミリメートル以上 1.0ミリメートル以下とする。
以上 - さらに、成型機による成型時の水分重量%Wが、全重量に対して21.8%≦W≦31.9%である請求項5又は6に記載の餃子類の皮の製造方法。
- さらに、成型機による成型時の水分重量%Wが、全重量に対して21.8%≦W≦28.6%である請求項5又は6に記載の餃子類の皮の製造方法。
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