JP2804033B2 - マンマシンインターフェース - Google Patents

マンマシンインターフェース

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、ロボットなどの操縦に使用するコンピュ
ータの2次元的な信号入力装置に係るマンマシンインタ
ーフェースに関するものである。 (従来の技術) 現在、ロボットなどコンピュータで制御される機械を
人間がリアルタイムで操縦するには、いくつかの方法が
あり、一つは、スイッチなどを操作して必要な情報を入
力することがある。これは、操作対象が目的の位置に達
したり、目的の動作が完了したことを目視などによって
確認してスイッチを操作する。この方法は、いわゆるON
−OFF信号で情報の入力を行なうものであり目的の操作
が複雑であるほど繁雑で操作時間がかかるうえ、微妙な
制御を行うためには分離検出能力が不十分であった。 一方、ON−OFFに対してアナログ量の情報を入力でき
るインターフェースには、第5図に示すような可変抵抗
素子を使ったジョイスティック9あるいはスライド形の
ボリウムが使われることがある。これらの操作は、操縦
者が手や指でレバーやつまみを動かすことで行う。一例
として、ジョイスティック9の場合はレバーを倒す方向
と倒す角度でx,yそれぞれの位置情報10が変わるので操
縦する意思の方向とその強さをベクトル的に表すことに
なる。しかし、手首を曲げたりひねったりする動きや、
レバーやつまみを操作する動きが大きくなり、やはり目
的の操作が複雑であるほど繁雑になるうえ操作速度を速
くすることが困難である。また、位置などを指し示すた
めのインターフェースとしては、マウスやトラックボー
ルがポインンティングデバイスとして用いられることが
ある。しかし、これらも操縦するための手や指の動きが
比較的大きく、上述したような、手や指の動きが大きく
なって操作速度が低下することの欠点は避けられない。 (発明が解決しようとする問題点) この発明は、ロボットの操縦に使用するコンピュータ
の信号入力装置のうち、人間からの信号入力に際して
の、上述した手や指の動きが大きくなって操作速度が低
下するといった不都合な点を改善し、操縦者の意思が速
く効率よく入力できるマンマシンインターフェースを提
供することを目的とする。 〔発明の構成〕 (問題点を解決するための手段) この発明のマンマシンインターフェースは、第1図に
示すように、少なくとも3個以上の複数個の、圧力に応
じて電気的特性が変化する圧力−電気変換素子1の感圧
部をこれら3個以上の圧力−電機変換素子1を操縦者が
指で触ることのでき平面(インターフェース面)に沿っ
て一体的に配置した多点の触覚センサ2とこの触覚セン
サ2を操縦者が任意の1本の指の指先で押せるように配
置することと、この触覚センサの出力信号8を受けてア
ナログ−デジタル変換するためのADコンバータ3と、こ
のADコンバータの出力する圧力情報4を受けて圧力を算
出し圧力分布の状況を2次元的にベクトル演算して、制
御方向情報と制御量情報を求める演算処理部部5とから
構成される。 (作 用) この発明のマンマシンインターフェースの作用を第1
図を用いて説明する。触覚センサ2は少なくとも3個以
上の圧力−電機変換素子1から構成されている。この圧
力−電気変換素子1の感圧面は相互に数ミリメートル間
隔で平面上に配列され操縦者の任意の1本の指で押され
るよう構成されている。触覚センサ2の出力8はA−D
コンバータ3によって各圧力−電気変換素子1の出力ご
とにA−D変換され各出力−電気信号変換素子1ごとの
圧力情報4を得る。この圧力情報4は演算処理部部5に
よって圧力−電気信号変換素子1ごとの特性をリニアラ
イズしたり、複数個の分布点ごとのデータの差分の演算
などをデジタル信号処理されて方向情報6と制御量情報
7とを得る。 例えば、触覚センサ2が、第1の圧力−電気変換素子
11と第2の圧力−電気変換素子12と第3の圧力−電気変
換素子13とから構成されて、その配列が第2図のように
正三角形になっているとする。もし、操縦者の指先によ
って第1の圧力−電気変換素子11だけが押されていれ
ば、方向情報6は第2図(1)のように、正三角形の重
心を中心として第1の圧力−電気変換素子11の方向を示
すベクトルとして表され、制御量情報7は第1の圧力−
電気変換素子11からの圧力情報4を絶対値をとったもの
になる。 また、第1の圧力−電気変換素子11と第2の圧力−電
気変換素子12が押されているとすると方向情報6は第2
図(2)に示すように第1の圧力−電気変換素子11と第
2の圧力−電気変換素子12へ向かう2つのベクトルを合
成した方向になり、制御量情報7は第1の圧力−電気変
換素子11と第2の圧力−電気変換素子12からの圧力情報
4の絶対値を加算するように演算処理部5は作用する。 これらの方向情報6と制御量情報7とは第5図の従来
のジョイスティック9のレバーの倒れる方向とその倒れ
る角度に相当することになる。このため、この発明のマ
ンマシンインターフェースはジョイスティックの置き換
えとしても使用できる。 (実施例) 第1図に、この発明の第1の実施例を示す。触覚セン
サ2は、3つの圧力−電気変換素子で構成される多点の
平面型で、その3つの圧力−電気変換素子の圧力検出部
は数ミリメートル間隔で正三角形状で同一平面に配列し
てあり、人間の指先で任意の圧力配分で押さるようなイ
ンターフェース形状にする。圧力−電気変換素子1は、
半導体膜厚をダイヤフラム上に構成したものから成って
いる。そして、基準電圧を印加しておいて、圧力に応じ
て抵抗値など電気的特性が変化することを出力とする。
触覚センサ2の出力信号8は、ADコンバータで、3つの
圧力−電気変換素子ごとに個々にA−D変換されたデジ
タル信号になる。演算処理部5はこの個々の圧力信号
を、必要に応じてリニアライズなどセンサの特性上の補
正などを施して、比較・絶対値検出などの演算をデジタ
ル信号で処理して、操縦者が触覚センサを押した状態を
平面上における圧力分布として求め、圧力の方向ベクト
ルと全体を押す圧力の絶対値を出力する。x−y座標系
を適用するならば第2図に示すように正三角形の重心を
中心としてx−y平面を当てはめ、圧力−電気変換素子
11〜13の圧力信号をベクトルP11〜P13とすると圧力のx,
y成分PX,PYは次式で求める。 さらに、圧力の絶対値PABSは次式のように各圧力−電
気変換素子11〜13の圧力信号ベクトルP11〜P13の大きさ
の和として求める。 これらより、方向ベクトル(PX,PY)と全体を押す圧
力の総和の絶対値PABSを求めることができる。 つぎに、この発明の第2の実施例を第3図に示す。こ
の例は、触覚センサに、2×2のマトリックス構成にし
た圧力−電気変換素子1を用いている。第4図に示すよ
うにマトリックスの重心を中心としてx−y平面を当て
はめ、圧力−電気変換素子11〜14の圧力信号をベクトル
P11〜P14とすると圧力のx,y成分PX,PYは次式で求める。 さらに、圧力の絶対値値PABSは次式のように各圧力−
電気変換素子11〜14の圧力信号ベクトルP11〜P14の大き
さの和として求める。 これらより、方向ベクトル(PX,PY)と全体を押す圧
力の絶対値PABSを求めることができる。 また、これ以上の多点の触覚センサであってもセンサ
の重心からどの方向に2次元的な圧力分布が広がってい
るのか演算可能なので、この発明の請求範囲では触覚セ
ンサの圧力検出点の数とその分布構成は問わない。 〔発明の効果〕 本発明によれば、半導体からなる圧力−電気変換素子
を、インターフェース面に沿って少なくとも3個以上を
一体的に配置してなる触覚センサを用いたことにより、
複雑な操縦でも容易にコンピュータに入力することがで
きる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の構成を説明するブロック図、第2図
は触覚センサの圧力検出の方法を説明する概念図、第3
図はこの発明の第2の実施例を示すブロック図、第4図
は第2の実施例の触覚センサの圧力検出の方法を説明す
る概念図、第5図は従来の可変抵抗素子を使ったジョイ
スティックの場合のブロック図である。 1……圧力−電気変換素子 2……触覚センサ 3……A−Dコンバータ 4……圧力情報 5……演算処理部分 6……方向情報 7……制御量情報 8……触覚センサ出力信号 9……ジョイスティック 10……x,y位置情報 11,12,13,14……圧力−電気変換素子

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.半導体からなる圧力−電気変換素子を、インターフ
    ェース面に沿って少なくとも3個以上を一体的に配置し
    てなる触覚センサと、 前記触覚センサの前記インターフェース面に作用する圧
    力状態の変化をベクトル演算して制御方向情報と制御量
    情報を求める信号処理装置とを備え、 前記信号処理装置からの出力を操作者の入力情報として
    処理することを特徴とするマンマシンインターフェー
    ス。 2.前記圧力−電気変換素子は前記インターフェース面
    にマトリックス配置してなることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のマンマシンインターフェース。
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