JP2806547B2 - 高速ad変換器 - Google Patents

高速ad変換器

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JP2806547B2 JP7415589A JP7415589A JP2806547B2 JP 2806547 B2 JP2806547 B2 JP 2806547B2 JP 7415589 A JP7415589 A JP 7415589A JP 7415589 A JP7415589 A JP 7415589A JP 2806547 B2 JP2806547 B2 JP 2806547B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、2ステップ型AD変換器の、トラック・ホー
ルド回路及びデジタルアナログ変換部の高速化・高精度
化に関するものである。
<従来の技術> 2ステップ型AD変換器は、まずアナログ信号入力を大
まかにアナログ/デジタル交換(以下「AD変換」と略称
する)するプリADと、プリADのコードに対応する正確な
アナログ値を出力するディジタル/アナログ変換(以下
「DA変換」と略称する)と、このDA変換後のアナログ値
と前記アナログ信号入力との差を更に細かくAD変換する
メインADとから成る変換ステップにより高分解能を得る
ようにしたものである。
以下、従来の技術を図面を用いて説明する。
第6図は2ステップ型AD変換器を示す構成ブロック図
である。
第7図は第6図のトラックホールド部の詳細を示す構
成ブロック図である。
第8図は請求項1の説明に供する図であり、特に、第
6図の応用例で従来のパイプライン動作する2ステップ
型AD変換器を示す構成ブロック図である。
第9図は第6図のDA変換部の詳細を示す構成図であ
る。
第6図においては、入力との差をとる方法として、特
に高速化のために電流出力型DA変換を用いて抵抗により
減算を行う回路構造を示す。即ち、アナログ信号入力
は、トラックホールド部(以下「T/H」と略称する)7
でサンプルされ、バッファアンプ8を介して、プリADで
ある第1のAD変換部2でデジタル信号に変換され、その
後に、再びDA変換部(電流出力型)3でこの第1のAD変
換部2のコードに対応する正確なアナログ値(アナログ
電流信号)に変換され出力される。T/H7の出力とDA変換
部3の出力は、抵抗R1〜R3及び残差増幅器4からなる減
算手段によりその差が演算される。この差は、第2のAD
変換部5でデジタル信号に変換される。第1,2のAD変換
部2,5のデジタル信号出力は、補正部6に導かれて合成
され、アナログ信号入力に対応するデジタル信号出力と
なる。
ここで、トラックホール回路7は、AD変換サイクル中
アナログ値を一定に保つもので、高速のT/Hは一般に第
7図のような構成をとる。
第7図において、アナログ信号入力は、バッファアン
プ71を介してブリッジ形ダイオードスイッチ72に加わ
る。この時、クロックKにより電流源73,74がオンにな
ると、ダイオードスイッチ72はオンとなり、キャパシタ
Cがアナログ信号入力の電圧に追従(トラッキング)す
る。電流源73,74がオフになると、ダイオードスイッチ7
2はオフとなり、キャパシタCに入力アナログ電圧がホ
ールドされる。その値はバッファアンプ75を介して出力
される。
ところで、この様なT/H7から成る第6図の2ステップ
型AD変換器の構成は、高速に大まかなAD変換を行い直ぐ
さまその結果に対応するアナログ値を出力するADAの部
分を有するので、この部分での遅延時間がそのままのAD
変換時間のロスとなるという問題を抱える。
そこで、この問題を解決するために、2ステップAD変
換器全体の変換時間が長くでも変換レートを向上できる
手法として、 :T/H7と残差増幅器の間にディレイライン(遅延線)
を挿入したり、 :第8図に示すように、2つのT/H7a,7bを用いる、い
わゆるパイプライン処理を行うように構成するものがあ
る。即ち、この第8図の構成においては、アナログ信号
入力が後段のT/H7bに保持された後において、前段のT/H
7aは次のアナログ信号入力をサンプル・ホールドするこ
とができる。この結果として、先行したアナログ信号入
力に対応する変換が完了する前に次のアナログ信号入力
の処理に取掛かることができる。
又、DA変換部3としては第9図のように、アナログ信
号に変換すべきディジタル信号に応じてその出力電流を
流す複数のカレントスイッチ(KSw1,KSw2,…)と、これ
に接続する複数のトランジスタ(Q10,Q20,…)等を具備
した構成から成る定電流源(T1,T2,…)の構成が一般的
である。
即ち、第9図においては、一対のトランジスタQ11とQ
12とがそのエミッタが接続して配置されたカレントスイ
ッチKSw1と、トランジスタQ11とQ12のエミッタの共通接
続部にコレクタが接続されエミッタが抵抗R0に接続され
たトランジスタQ10を有する定電流源T1とにより第1の
ラインが構成され、この時に、トランジスタQ11のベー
スにはスレッショルド電圧VTHが印加されコレクタには
アナログ出力端子Aoutが接続し、トランジスタQ12のコ
レクタはコモンに接続されベースは端子D0に接続して第
1のAD変換部2からのデジタル信号入力の1ビット目D
in(=D0)が印加され、トランジスタQ10のベースに,
プリアンプU0がベースに接続されるトランジスタQ00
有する基準電圧発生回路VSTが接続される回路構成と成
っている。そしてこれ等が入力ビット数(D0,D1,…)に
応じて複数並列配置される。この様な構成において、デ
ィジタル信号入力のレベルは、例えば、その低レベルが
スレッショルド電圧VTHより十分低く,高レベルが十分
高くなるようになっている。そして、この様な場合に、
カレントスイッチは、接続されている定電流源の出力電
流を、入力されるディジタル信号が高レベルの時にコモ
ンに流出し、低レベルの時に出力端子Aoutに出力する。
従って、入力されるディジタル信号が負論理であると、
出力端子Aoutに流れる電流値は変換されるべきディジタ
ル信号に比例することとなる。この様にしてディジタル
信号がアナログ信号に変換される。尚、DA変換部3の出
力側には、破線で示すような出力容量Coutができ、DA変
換部3における変換速度は、この出力容量Coutと抵抗
(減算抵抗)R1により制限されるのでこの出力容量は出
来るだけ少ない方が良いことはいうまでもない。
<発明が解決しようとする課題> この様な従来の構成において、以下のような問題点を
有する。
(1).前記項のディレイラインを用いる方法は、高
精度化のために同軸線路を用いることが多いが、例えば
20nsの遅延を得るためには約4mと寸法が大きくなる他、
50Ωや75Ωの低インピーダンスで整合をとるため、ドラ
イブするT/Hの出力アンプの周波数特性や歪み特性が劣
化する。又、前記項の第8図の回路構成の場合は、T/
H7を2つ直列に配置することとなり、直列に入るバッフ
ァアンプ(71,75)の数が4個と多くなり、この結果、
歪み特性の悪化や、第1のAD変換部2のクロックノイズ
の混入等の問題が生じるので、例えば30Msps,12ビット
というような高速高精度のAD変換器で、ナイキスト周波
数に近い高い周波数の信号に対するダイナミック精度の
良いものは実現が難しかった。
(2).ところで、DA変換部3を前記30Msps,12ビット
のような構成とするためには、10ns程度の高速な変換速
度と12ビットの精度が必要となる。ところが現実問題と
しては、アナログ出力電流の違いによるバイアス電圧の
電位差ΔVBE(Q00,Q10,Q20,…が同じ特性の時、Q10の出
力電流の2倍がQ20に流れるとすると、VBE0=VBE1、V
BE2−VBE1=(KT/q)ln2=ΔVBEとなる。但し、VBE0:Q
00のベースエミッタ電圧、VBE1:Q10のベースエミッタ電
圧、VBE2:Q20のベースエミッタ電圧とする)による高精
度化に対する問題と、カレントスイッチのエミッタに付
く容量(破線C1,C2,…)による高速化に対する問題とか
ら、2ステップ型のADの高速・高精度化を実現すること
は大変であった。
本発明は、これ等の問題を解決するためになされたも
ので、高速化と高精度化を図った2ステップAD変換器を
実現することを目的とする。
<課題を解決するための手段> このために、本発明は、請求項1においては、入力ア
ナログ信号をトラック・ホールド部で追従・保持し、そ
の出力を第1のAD変換部でデジタル信号に変換し、この
変換デジタル信号を再びDA変換部でアナログ信号に変換
して、このアナログ信号とトラック・ホールド部の出力
との差分を減算手段で取出し、減算手段の出力を第2の
AD変換部でデジタル信号に変換し、第1・第2のAD変換
部のデジタル出力から前記入力アナログ信号の対応する
デジタル信号を求めるAD変換器に係るもので、その特徴
とするところは、前記トラック・ホールド部が入力アナ
ログ信号をオンオフする第1のスイッチ手段と、この第
1のスイッチ手段の出力電圧を保持する第1のキャパシ
タと、この第1のキャパシタの保持電圧を入力する第2
のバッファアンプと、この第2のバッファアンプの出力
をオンオフする第2のスイッチ手段と、この第2のスイ
ッチ手段の出力電圧を保持する第2のキャパシタと、こ
の第2のキャパシタの保持電圧を入力して減算手段に出
力する第3のバッファアンプと、前記第1のキャパシタ
の保持電圧を入力して第1のAD変換部に出力する第4の
バッファアンプとを備え、各変換サイクルにおいて入力
アナログ信号を第1のキャパシタでホールドした後所定
の時間後に第2のキャパシタでホールドすることにより
パイプライン動作をするように構成した点にある。
又、請求項2においては、前記AD変換器に係るもの
で、その特徴とするところは、DA変換部を、アナログ信
号に変換すべきディジタル信号に応じて出力電流を流す
カレントスイッチと、基準電圧によりリファレンス電流
決定用抵抗に流れる電流に基づきリファレンス電流を一
定に保持するフィードバック回路を用いて、前記カレン
トスイッチのエミッタに抵抗を介して前記リファレンス
電流と等しい電流を流す定電流源とから構成される回路
を複数備え、前記リファレンス電流決定用抵抗を選択し
て各々の前記リファレンス電流に重み付けしたことを特
徴とする構成とした点にある。
<作用> 請求項1においては、第1のキャパシタの保持用アン
プとして第2および第4のバッファアンプを使用し直列
に入るバッファアンプの数を減少することにより、歪み
特性を改善でき、第2のスイッチ手段と第1のAD変換部
とを分離できるので、ノイズの干渉も無くすことができ
る。
請求項2においては、DA変換部として、低容量化のた
めに出力トランジスタの数を出来るだけ減らした重み付
け電流出力型構成をとることで高速,高精度に減算を行
うようにし、スイッチングのトランジェントで生じるグ
リッドやオーバーシュートを押える高速変換が実現出来
る。
<実施例> <<請求項1について>> 以下、第1図乃至第4図を用いて請求項1の発明を詳
しく説明する。尚、以下の図面において、第6図乃至第
9図と重複する部分は同一番号を付してその説明を省略
する。
第1図は本発明の請求項1に係る高速AD変換器の一実
施例の要部(下記第2図のT/H)の詳細を示す構成ブロ
ック図である。
第2図は本発明の請求項1に係る高速AD変換器の一実
施例を示す構成ブロック図である。尚、第2図はここで
第5図と同じ部分は同一の記号を付して説明を省略す
る。
第3図は第2図装置の動作を示すタイムチャートであ
る。
第2図において、T/H1は2系統の出力を持ち、アナロ
グ信号を入力して異なる端子から残差増幅部4及び第1
のAD変換部2へ夫々出力する。AD変換部2,5にはそれぞ
れ5ビット精度,8ビット精度のフラッシュ型AD変換器を
使用し、DA変換部30には5ビット分解能で12ビット精度
のものを用いる。尚、このDA変換部30はその詳細を後述
する。
第1図において、11は入力アナログ信号が加えられる
第1のバッファアンプ、12は第1のスイッチ手段を構成
しバッファアンプ11の出力が一端に接続する第7図の72
と同様のダイオードスイッチ、13は一端の正の電圧源Vs
+に接続し、他端がダイオードスイッチ12のアノード端
子側に接続する電流源、14は一端の負の電圧源Vs-に接
続し、他端がダイオードスイッチ12のカソード端子側に
接続する電流源、C1はダイオードスイッチ12を通過した
電圧を保持する第1のキャパシタ、15はキャパシタC1
保持電圧を入力するFET入力の第2のバッファアンプ、1
6は第2のスイッチ手段を構成しバッファアンプ15の出
力が一端に接続する12と同様のダイオードスイッチ、17
は一端が正の電圧源Vs+に接続し、他端がダイオードス
イッチ16のアノード端子側に接続する電流源、18は一端
が負の電圧源Vs-に接続し他端がダイオードスイッチ16
のカソード端子側に接続する電流源、C2はダイオードス
イッチ16を通過した電圧を保持する第2のキャパシタ、
19はキャパシタC2の保持電圧を入力するFET入力の第3
のバッファアンプ、20はバッファアンプ19のアナログ保
持値をスイッチ16がオフしたときにスイッチ16にフィー
ドバッグしてダイオードの逆バイアス電圧を保持電圧に
拘らず一定にするブートストラップ・バッファ回路、21
はキャパシタC1の保持電圧を入力するFET入力の第4の
バッファアンプ、22はバッファアンプ21のアナログ保持
値を、スイッチ12がオフしたときにスイッチ12にフィー
ドバックする20と同様のブートストラップ・バッファ回
路である。
このような構成の高速AD変換器の動作を第3図のタイ
ムチャートを用いて次に説明する。
初めトラック・ホールド部1のスイッチ12がオンして
おり、キャパシタC1の電圧はバッファアンプ11を介して
入力アナログ信号に追従しているものとする。t1のタイ
ミングでクロックK1により電流源13,14がオンからオフ
に切換わりダイオードスイッチ12がオフになると、入力
アナログ信号がキャパシタC1にホールドされる(サンプ
ル値S1)。キャパシタC1に保持された電圧はバッファア
ンプ21を介して第1のAD変換部2でAD変換される
(t2)。AD変換部2の出力デジタル値がDA変換部3で12
ビット精度でDA変換されて対応するアナログ値となる
(t3)。クロックK2により電流源17,18がオンからオフ
に切換わり,ダイオードスイッチ16がオフになると、キ
ャパシタC1の電圧がキャパシタC2にホールドされる
(t4)。同時にクロックK1によりダイオードスイッチ12
がオフからオンに切換わり、入力アナログ信号に追従し
てキャパシタC1にホールドし(サンプル値S2)、次のAD
変換サイクル(t1 -,t2 -,t3 -,…)を開始する。バッファ
アンプ19を介してキャパシタC2の保持電圧とDA変換部3
の出力との差を残差増幅器4で16倍に増幅する(t5)。
残差増幅器4の出力を第2のAD変換部5でAD変換する
(t6)。補正部6が第1のAD変換部2の5ビット出力デ
ータと第2のAD変換部5の8ビット出力データを加算し
誤差を補償して12ビットのデジタル出力とする(t7)。
上記の動作において、1変換サイクルはt1〜t7の区間で
あるが、t1〜t1 -の区間Tcが変換レートを決定する。
このような構成の高速AD変換器によれば、以下のよう
なことが実現出来る。
:第2のキャパシタC2に入力信号が保持された後すぐ
に第1のキャパシタC1が次の入力信号をトラック・ホー
ルドすることにより、パイプライン動作が行なわれ、1
回のAD変換に要する時間より短い繰り返し時間の変換レ
ートを実現することができる。例えばAD変換時間58nsに
対しTC=33.3ns、即ち、30Mspsの変換レートを得ること
ができる。
:ディレイラインが不要なので、小型化・高精度化が
達成できる。
:T/Hの入力から残差増幅器側出力までに経由するバッ
ファアンプの数が第8図の4から3に減少するので、バ
ッファアンプにより生ずる歪みが押えられ、高いダイナ
ミック精度を得ることができる。
:1段目のホールドアンプ15,21を並列に接続したの
で、2段目のスイッチ16で生じるクロックノイズや第1
のAD変換部2の入力に生ずるAD変換クロックのキックバ
ックノイズによる相互干渉を防ぐことができ、高いダイ
ナミック精度が得られる。
<請求項1のその他の実施例> 尚、上記の実施例でT/H1においてブリッジ型のダイオ
ードスイッチを用いたが、これに限らず任意の高速スイ
ッチを用いことができる。又、第1のAD変換部を5ビッ
ト精度とし、第2のAD変換部を8ビット精度としたが、
これに限らず、例えば共に7ビット精度とすることもで
きる。
又、第4図のようにすることもできる。
第4図は本発明の請求項1に係る高速AD変換器の他の
実施例での要部を示す(インピーダンス変換回路を持つ
ものを示す)構成ブロック図である。
第4図において、第1図と重複する部分は同一の記号
を付して説明を省略する。
第4図において、キャパシタC1の保持電圧はPET23と
定電流源24とからなる高入力抵抗の第1のインピーダン
ス変換回路を介してFET入力でない通常のバッファアン
プ15a,21aに接続する。またキャパシタC2の保持電圧はF
ET25と定電流源26からなる高入力抵抗の第2のインピー
ダンス変換回路を介してFET入力でない通常のバッファ
アンプ19aに接続する。このような構成とすれば、バッ
ファアンプの入力ドリフトの影響を小さくできるととも
に、第1のインピーダンス変換回路が並列のバッファア
ンプ15a,21aに共通に接続するので、T/H1の2系統の出
力に及ぼす入力ドリフトの影響を等しくして補正可能と
することができる。
<<請求項2について>> 以下、第5図を用いて請求項2の発明を詳しく説明す
る。尚、第5図において、第1図乃至第4図及び第6図
乃至第9図と重複する部分は同一番号を付してその説明
は省略する。
第5図は本発明の請求項2に係る高速AD変換器の一実
施例の要部(第2図のDA変換部30)の詳細を示す構成ブ
ロック図である。
第5図において、DA変換部30は、低容量化のために出
力トランジスタの数を出来るだけ減らした構成、ここで
は例えば、フルスケール15.5mAの5ビット分解能の重み
付け電流出力型構成(最少の5組の第9図で説明したア
ナログ信号に変換すべきディジタル信号に応じてその出
力電流を流す複数のカレントスイッチKsw1〜Ksw5と、複
数のカレントスイッチに対応して設けられこれに接続さ
れる定電流源との組合せ構成)としている。
具体的には、5ビットのロジック入力(各ビットD0,D
1,…D5)毎に、アナログ出力の電流値を高精度安定化す
るためのフィードバック回路(以下「FB回路」と略称す
る)30FB1〜30FB5を設けて、カレントスイッチに接続さ
れる定電流源を、FB回路30FB1〜30FB5と基準電圧Vref
リファレンス電流決定用抵抗(以下「RF抵抗」と略称す
る)R11〜R51とカレントスイッチに接続する抵抗R13〜R
53とで構成し、基準電圧とRF抵抗によって決まる重み付
けされたリファレンス電流(I1a〜I5a)を、FB回路30FB
1〜30FB5で制御、詳しくは、FB回路を構成するトランジ
スタQ13/R12〜Q53/R52に流してオペアンプU1〜U5で電圧
VC1〜VC5を制御することにより抵抗R13〜R53に流れるリ
ファレンス電流に対応する電流I1b〜I5bを一定に保持す
るようにして重み付け電流出力型としている。
ここで例えば、D0ビットについて見ると、FB回路30FB
1は、トランジスタQ13とオペアンプU1と抵抗R12とから
成り、トランジスタQ13は、そのベースがカレントスイ
ッチKSW1のトランジスタQ11のスレッショルド電圧VTH
印加されるベースに接続し、コレクタがオペアンプU1
反転端子と他端が基準電圧Vrefに接続しているRF抵抗R
11の一端に接続し、エミッタが抵抗R12の一端に接続
し、又、オペアンプU1は、非反転端子がコモンに接続
し、出力端子が抵抗R12と抵抗R13との接続部分に接続し
ている。故にこの時の定電流回路は、FB回路30FB1を含
み基準電圧VrefとRF抵抗R11とから成り、電流I1aが流れ
る抵抗R12とオペアンプU1の出力端子との接続部に発生
する制御電圧VC1を制御することでリファレンス電流I1a
を一定にし、デジタル入力D0ビットに基づくカレントス
イッチKSW1の動作によりリファレンスI1aに等しい電流I
1bを抵抗R13に流すことができる(以下他の系統につい
ても同様)。
尚、カレントスイッチKSW1〜KSW5は、第9図と同様
に、一方のトランジスタQ11(〜Q51)のコレクタにアナ
ログ出力端子Aoutが接続し,ベースにロジックのスレッ
ショルド電圧VTHが固定されており、又、他方のトラン
ジスタQ12(〜Q52)のベースにロジック入力が接続し、
コレクタがアース接続されている。この時の構成は、ロ
ジック入力の電圧がスレッショルド電圧VTHより高い時
はアナログ出力がOFFする負論理となっている。ここ
で、トランジスタQ11,Q13(〜Q51,Q53)の特性(エミッ
タ電流Iの時のVBE,hfe)及びR12,R13(〜R52,R53)の
抵抗値さえ必要な精度に合せれば、FB回路と基準電圧と
RF抵抗から成る各定電流源によって決まる5ビット分解
能に重み付けされたリファレンス電流I1a(〜I5a),夫
々例えば0.5(1,2,4,8mA)に基づいて、アナログ出力電
流はそれで決まる精度を得ることができる。
尚、この実施例においては、各ビットは抵抗値以外は
同じ構成であるが、この時の各抵抗R12,R13/R22,R23/…
/R52,R53は1つの薄膜抵抗ネットワークで構成され、
又、RF抵抗R11,R21,…,R51は1つの薄膜抵抗ネットワー
クで構成されている。勿論これ等は全てが一体化したも
のを使用してもよいことはいうまでもない。
この結果カレントスイッチKsw1〜Ksw5は、接続されて
いる定電流源の出力電流を、入力されるディジタル信号
が高レベルの時に接地端子に流出し、低レベルの時に出
力端子Aoutに出力する。従って、入力されるディジタル
信号が負論理であると、出力端子Aoutに流れる電流値は
変換されるべきディジタル信号に比例することとなる。
この様にしてディジタル信号がアナログ信号に変換され
る。
<発明の効果> 以上の説明から明らかなように、本願発明によれば、
以下のような効果を奏する。
請求項1においては、高速化と高精度化、特にダイナ
ミック精度の向上を図った2ステップAD変換器を簡単な
構成で実現することができる。
請求項2においては、DA変換部を重み付け定電流型に
したことで、出力トランジスタ数が必要なビット数と同
じ最少の個数となり、出力容量の低減により高速化が可
能となる。又、出力電流精度をトランジスタの特性及び
抵抗のマッチングにより希望するところまで上げられ
る。特に、モノリシックトランジスタアレイやネットワ
ーク抵抗等を利用することにより、例えば高精度な12ビ
ット精度が容易に得られ、温度変動も少なくなる。更に
又、定電流源を抵抗により実現したため、第9図のよう
なカレントスイッチのエミッタにつく容量分が無くな
り、スイッチングのトランジェントで生じるグリッジや
オーバーシュートを押え、高速変換で実現出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の請求項1に係る高速AD変換器の一実施
例の要部を示す構成ブロック図、第2図は本発明の請求
項1に係る高速AD変換器の一実施例を示す構成ブロック
図、第3図は第2図装置の動作を示すタイムチャート、
第4図は本発明に係る高速AD変換器の他の実施例の要部
を示す構成ブロック図、第5図は本発明の請求項2に係
る高速AD変換器の一実施例の要部の詳細を示す構成ブロ
ック図、第6図は従来の2ステップ型AD変換器を示す構
成ブロック図、第7図は第6図のT/Hの詳細を示す構成
ブロック図、第8図は請求項1の説明に供する図、第9
図は第6図のDA変換部の詳細を示す構成図である。 1……トラック・ホールド部(T/H)、2……第1のAD
変換部、3,30……DA変換部、4……減算手段、5……第
2のAD変換部、12……第1のスイッチ手段、C1……第1
のキャパシタ、15……第2のバッファアンプ、16……第
2のスイッチ手段、C2……第2のキャパシタ、19……第
3のバッファアンプ、21……第4のバッファアンプ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力アナログ信号をトラック・ホールド部
    で追従・保持し、その出力を第1のAD変換部でデジタル
    信号に変換し、この変換デジタル信号を再びDA変換部で
    アナログ信号に変換して、このアナログ信号とトラック
    ・ホールド部の出力との差分を減算手段で取出し、減算
    手段の出力を第2のAD変換部でデジタル信号に変換し、
    第1・第2のAD変換部のデジタル信号から前記入力アナ
    ログ信号に対応するデジタル信号を求めるAD変換器にお
    いて、前記トラック・ホールド部が入力アナログ信号を
    オンオフする第1のスイッチ手段と、この第1のスイッ
    チ手段の出力電圧を保持する第1のキャパシタと、この
    第1のキャパシタの保持電圧を入力する第2のバッファ
    アンプと、この第2のバッファアンプの出力をオンオフ
    する第2のスイッチ手段と、この第2のスイッチ手段の
    出力電圧を保持する第2のキャパシタと、この第2のキ
    ャパシタの保持電圧を入力して減算手段に出力する第3
    のバッファアンプと、前記第1のキャパシタの保持電圧
    を入力して第1のAD変換部に出力する第4のバッファア
    ンプとを備え、各変換サイクルにおいて入力アナログ信
    号を第1のキャパシタでホールドした後所定の時間後に
    第2のキャパシタでホールドすることによりパイプライ
    ン動作をするように構成したことを特徴とする高速AD変
    換器。
  2. 【請求項2】前記AD変換部を、 アナログ信号に変換すべきディジタル信号に応じて出力
    電流を流すカレントスイッチと、 基準電圧によりリファレンス電流決定用抵抗に流れる電
    流に基づきリファレンス電流を一定に保持するフィード
    バック回路を用いて、前記カレントスイッチのエミッタ
    に抵抗を介して前記リファレンス電流と等しい電流を流
    す定電流源とから構成される回路を複数備え、前記リフ
    ァレンス電流決定用抵抗を選択して各々の前記リファレ
    ンス電流に重み付けしたことを特徴とする 請求項1記載の高速AD変換器。
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