JP2973264B2 - ユティリティースペースを有する防球装置 - Google Patents

ユティリティースペースを有する防球装置

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JP2973264B2
JP2973264B2 JP5135281A JP13528193A JP2973264B2 JP 2973264 B2 JP2973264 B2 JP 2973264B2 JP 5135281 A JP5135281 A JP 5135281A JP 13528193 A JP13528193 A JP 13528193A JP 2973264 B2 JP2973264 B2 JP 2973264B2
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伸也 武藤
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RUSOO OBU NYUUYOOKU Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【産業上の利用分野】本発明はゴルフ練習場等の防球施
設に関するものであって、更にその下方スペースを別用
途、例えば自動車の運転練習コース、駐車場等の用途に
も利用できるようにした新規なユティリティースペース
を有する防球装置に係るものである。
【0002】
【発明の背景】ゴルフ練習場等の施設はゴルフコースで
のプレーに備えて日常的な打球練習をするものであるか
ら、利用者の身近な地域に位置していることが望まし
い。しかしながらこのような場所は市街地またはその近
郊であって、一定のスペースを有するこの種の用地確保
は極めて難しい状況となっている。一方、例えば自動車
教習場等もゴルフ練習場と同様、利用者の身近な地域に
立地することを要求され、市街地には既存設備も存在す
る。しかしながらこの種の自動車教習場等はその収益性
から考えると、市街地またはその近郊に立地するわりに
は充分な効果が上げられていない。
【0003】
【開発を試みた技術的事項】本発明はこのような背景を
考慮してなされたものであって、本発明者はこのような
ゴルフ練習場及び自動車教習場等の用途の異なった施設
であっても、これらを複合的にすれば市街地ないしはそ
の近郊の土地空間等の有効利用が図られるであろうとの
着眼に至り、この着眼に基づく新規なユティリティース
ペースを有する防球装置の開発を試みたものである。
【0004】
【発明の構成】
【目的達成の手段】すなわち本出願に係るユティリティ
ースペースを有する防球装置の第一の発明は、防球スペ
ースをほぼ囲むように配設された複数の支柱と、この支
柱に対し直接または間接的に張設された防球ネットと、
支柱の途中からほぼ平面状に張られ開閉自在の仕切部材
とを具え、前記防球スペースのほぼ中心位置に集球ビー
ムを設け、仕切部材はこの集球ビームにおける上方に二
対配設した端線設定部に対しその上方を巻回するように
導かれ、集球ビーム内の端線設定部より下方に集球樋を
設け、前記仕切部材の下方を所定の用途に用いるユティ
リティースペースとしたことを特徴として成るものであ
る。
【0005】また本出願に係るユティリティースペース
を有する防球装置の第二の発明は、前記要件に加え、前
記防球ネットは支柱に対し昇降自在に吊持されているこ
とを特徴として成るものである。
【0006】更にまた本出願に係るユティリティースペ
ースを有する防球装置の第三の発明は、前記要件に加
え、前記仕切部材は仕切ネットを含んで構成され、且つ
部分的に集球部が形成されていることを特徴として成る
ものである。
【0007】
【0008】
【0009】更にまた本出願に係るユティリティースペ
ースを有する防球装置の第の発明は、前記要件に加
え、前記ユティリティースペースは自動車の運転練習コ
ースとして利用されていることを特徴として成るもので
ある。これら発明により前記目的を達成しようとするも
のである。
【0010】
【発明の作用】本発明にあっては、ゴルフ練習場の下に
例えば自動車の運転練習場等の施設を設けることが可能
となったから、土地の有効利用等がなされる。
【0011】また本装置において、防球ネットを昇降自
在とするときには防球ネットを適切な高さに張設して用
いる。
【0012】更にまた下方のユティリティースペースと
上方のゴルフ練習施設とを仕切る仕切部材として仕切ネ
ットを含むときには、その間の視野が殆ど妨げられずに
利用される。また昼間にあってはユティリティースペー
スに特別な照明施設等を設けなくとも充分な明るさが得
られる。
【0013】更にまた仕切部材たる仕切ネットを開閉自
在として用いるときには、ネット等の補修、点検を一カ
所で集中的に行え、また下方のユティリティースペース
における利用目的に汎用性をもたせる。
【0014】更にまた仕切ネットのガイドワイヤを集球
部において端線設定部上方を経由させるように懸回した
ときには、端線設定部近くにおいて仕切ネットに凹凸な
いしは段差が生じない状態で張設がされる。
【0015】更にまたユティリティースペースの下方を
自動車教習場の自動車の運転練習コースとして利用した
ときには、ゴルフ練習と自動車運転練習と同時に利用
することができる。
【0016】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的
に説明する。符号1は本発明たる防球装置であって、こ
のものは例えばゴルフ練習場の飛球範囲を囲むようにそ
の周囲に設けられるものである。もちろんこの発明自体
はこのようなゴルフ練習場に限らず、他の種々の飛球あ
るいは他の放擲物の放擲範囲を規制するために用いるこ
とができることは言うまでもない。
【0017】この防球装置1を設置するあたっては、ま
ず地面に対しコンクリート製の適宜の基礎2を設け、こ
のものに支柱3を立設する。なおこの基礎2の好ましい
実施例としては、図6に示すような潜函基礎ボックス2
a内に支柱下部3aを収納し、これにコンクリートCを
流し込んで構成するものがあり、この場合には基礎のた
めに要する幅寸法を従来比1/4程度に狭くすることが
でき、延いては敷地の有効利用を図ることができる。
【0018】この支柱3は耐候性高張力鋼管または高張
力鋼管に例えば溶融亜鉛メッキ等適宜の防錆処理をして
成るものであり、適宜その高さに応じて何段階かに分断
して形成し、それらを順次接続して形成する。またこれ
ら支柱3は適宜の構造がとり得るが、断面を三角断面と
することやトラス構造とすることが更に好ましい。なお
この支柱3をトラス構造とした場合においては、トラス
構造は一例として長手方向に延びる三本のメイントラス
メンバーaと、これらに直交する状態に設けられるクロ
ストラスメンバーbと、クロストラスメンバーb間に形
成されるブレーストラスメンバーcとから成る。もちろ
ん各トラスメンバーについては適宜の組み合わせ形態が
とり得る。
【0019】このような支柱3のほぼ上端をビーム5に
よって連結するものであり、これによって各支柱3の全
体がラーメン構造となって、更に全体としての剛性を向
上させる。もちろん設計的には各支柱3それのみ単独で
もタワー構造として充分な剛性を独立的に具える。更に
この支柱3の上端、及び必要に応じて実施例のようにビ
ーム5の中間において飛球方向内側に向かってオーバー
ハング状に吊持アーム6を設ける。
【0020】そしてこの吊持アーム6の先端と地上近く
との間にはガイドワイヤ7が張設される。このガイドワ
イヤ7の地上側の固定部材について述べると、この固定
される部分は地上より幾分か浮き上がり状態に設定され
ているものであって、具体的にはほぼ前記支柱3に添っ
て設けられる補助支柱8の上端に仕切桟81を設け、こ
の仕切桟81に前記ガイドワイヤ7の一端を固定する。
【0021】そしてこのガイドワイヤ7に案内されるよ
うに昇降ビーム9が設けられるものであって、この昇降
ビーム9はすべてのガイドワイヤ7あるいは必要な適宜
のガイドワイヤ7において保持スライダ10によってガ
イドワイヤ7と摺擦するように構成されて成るものであ
る。この保持スライダ10は図9、10に示すように昇
降ビーム9に設けられたブラケット9aに対してピンジ
ョイント9bを介して接続されたベースプレート10a
を支持部材とし、この中央に垂直にガイドパイプ10b
を形成し、更にこのガイドパイプ10bには滑動状態を
良好にさせるナイロンスリーブ10cを内嵌めして成る
ものである。またこの保持スライダ10については、直
線部に設ける場合とコーナー部に設ける場合とで形状を
異ならせており、図9、10に直線用のものを示し、図
11にコーナー用のものをそれぞれ示す。なおこのよう
な保持スライダ10におけるガイドパイプ10bの背面
側には図10に示すように後述するウインチワイヤ16
の一端を固定する。もちろんこのような保持スライダ1
0が設けられない部分のガイドワイヤ7に対しては適宜
のガイドリング等を案内部材として設ける。なおこの保
持スライダ10に代えて図13に示すようにガイドワイ
ヤ7を滑走自在に掴持するような保持滑車10′を適用
してもよい。
【0022】なお昇降ビーム9は後述するように、要は
防球ネット11を吊持するものであるから、三角トラス
の構造体を用いたものでなくとも、例えば充分な剛性を
確保し得るワイヤ等を組み合わせたもの等実質的に同じ
効果を奏する均等部材を適用することももとより差し支
えない。
【0023】更にこのような昇降ビーム9に対して防球
作用を直接担う防球ネット11が下方に吊持されるよう
に張設されるものであって、これら各防球ネット11に
ついてもガイドワイヤ7に対してガイドリング12を介
して遊持されるように構成される。なおこの防球ネット
11と三角断面トラスを適用された支柱3との関係につ
いて述べると、図3において拡大して示すように、支柱
3の三角断面の頂点が防球ネット11側にあることが望
ましい。風を受けて撓んだ場合でも防球ネット11と支
柱3との接触が防げるからである。
【0024】この防球ネット11を支持する昇降ビーム
9の昇降機構について述べると、このものはウインチユ
ニット13によってその昇降シフトが行われるものであ
って、ウインチユニット13は減速機14とモータMと
を主体とした駆動部と、ウインチドラム15を主体とし
た巻上部とによって構成される。すなわち減速機14の
出力軸はウインチドラム15の主軸に直結されており、
このウインチドラム15に対してウインチワイヤ16が
巻き取られ、一方このウインチワイヤ16の作用端は支
柱3に沿って上方に至り、吊持アーム6の基端側と先端
側とに設けた滑車17によって適宜方向を90゜ずつ屈
曲するように案内され、その端部を昇降ビーム9に接続
される。
【0025】なお支柱3の適宜の位置にはリミットスイ
ッチ18を取り付けて昇降ビーム9の上死点及び下死点
の位置設定を行う。なおリミットスイッチ18に触れて
これを動作させるものとしては、ウインチワイヤ16そ
れ自体や、それに対して取り付けられた作動片を利用す
る。
【0026】更に適宜の支柱上方には図7に示すように
風杯型の風速計19を設けるものであって、これによっ
て周囲の風の状態を検出するものであり、それらのデー
タに基づき防球ネット11を吊持した吊持アーム6の昇
降制御を自動的に行わせるようにすることも可能であ
る。もちろん風速計19のデータを管理者が常時監視し
てこれを基にマニュアル操作することも可能である。
【0027】次に本発明の特徴的構成部材である仕切部
材20について説明する。仕切部材20は、前記防球ネ
ット11の下方において防球作用エリアのあたかも床面
を構成するようにこれをほぼ水平に仕切り、その下方に
ユティリティースペース30を確保するためのものであ
る。仕切部材20は一例として仕切ネット21を主要部
材として成るものであり、以下仕切ネット21の張設構
造について説明する。
【0028】まず平面的に見て防球装置1のほぼ中心位
置には複数の一例として三角トラス断面の集球支柱22
を設け、更にその上端に一例として同様に三角断面のト
ラス構造から成る集球ビーム23を設ける。そして前記
仕切桟81と集球ビーム23との間にガイドワイヤ25
をこれらとほぼ直交するように多数張設し、これによっ
て前記仕切ネット21を開閉自在に支持する。
【0029】まずガイドワイヤ25の仕切桟81側の端
部は適宜仕切桟81に対して固定されるものであるが、
仕切ネット21の可動側となる集球ビーム23側にあっ
ては図14に示すようにガイドワイヤ25はその端部を
集球ビーム23における上方に二対配設した端線設定部
23aに対し、その上方を巻回するように導き、更に下
端部の固定部材23bに巻き付けた上、適宜のケーブル
固定部材によって固定する。前記仕切ネット21は可動
端側に例えば丸パイプ等を適用した先端芯材26を設
け、これに仕切ネット21を絡み留める。そして先端芯
材26は図2に示すように一定の単位長ごとにジョイン
ト26Aによって屈曲自在に設定される。
【0030】更に前記仕切ネット21にはガイドワイヤ
25の長手方向に沿って適宜間隔にスライドピース21
Aを設けるものであり、このスライドピース21Aは前
記先端芯材26の下端にも設けておく。なお仕切ネット
21は防球ネット11側においてそのガイドワイヤ7を
逃げるために図16に示すようにワイヤ逃げ部21Bを
設けておく。なおこの部分においては前記防球ネット1
1はアンダワイヤ11bから更に前記仕切ネット21に
幾分か覆い被さるように下仕舞部11aを設けておく。
そして前記先端芯材26に対しては図17に示すように
仕切ネット用ウインチワイヤ27の先端を固定し、仕切
ネット用ウインチ28を前記集球支柱22の近傍に設置
する。
【0031】なお集球ビーム23の位置は図1、4、1
7に示すように仕切ネット21の支柱3側の仕切桟81
側より充分低い位置に設定され、仕切ネット21を張設
した場合において、この上に落下したゴルフボール
図14に示すように集球ビーム23側に転動し得るよう
に構成する。そして前記集球ビーム23の内側を集球部
29とするものであり、ここに直接集球作用を担う集球
樋29Aを端線設定部23aの下方に設ける。
【0032】このような仕切部材20の下方が前述した
ようなユティリティースペース30となるものであり、
この実施例では一例として自動車教習場における運転練
習コースとして利用される。もちろんこれ以外にも駐車
場あるいは非常用避難スペース等として利用することも
可能である。そしてこの実施例では一例として防球装置
1をゴルフ練習場としての防球装置として利用している
ものであり、図1、2に示すように防球ネット11の開
放部側に打席棟40を設ける。
【0033】本発明たるユティリティースペースを有す
る防球装置の具体的な構造は以上述べたようなものであ
り、次のように動作する。 i)防球ネットの昇降 まず始発状態は防球ネット11を充分下方に降下させた
状態として説明する。この状態ではウインチドラム15
に巻き付けられているウインチワイヤ16も全部繰り出
された状態となっており、この状態から防球ネット11
を張設するには適宜のスイッチング操作によってモータ
Mを起動し、その回転を減速機14を介してウインチド
ラム15に伝達し、ウインチワイヤ16を順次巻き取っ
てゆく。このようにするときにはウインチワイヤ16の
先端が上昇してゆき、昇降ビーム9を上方に吊り上げる
ようにして移動させてゆく。
【0034】もちろんこのとき昇降ビーム9それ自体は
多少軌道が屈曲し得るガイドワイヤ7に案内されている
から、完全に水平状態を保ったままでなくとも充分上昇
あるいは降下が可能となっている。またこれによって引
き上げられて張設されてゆく防球ネット11も各々一定
間隔ごとにガイドリング12によってガイドワイヤ7に
案内され、確実な張設がなされてゆく。更に防球ネット
11は吊持アーム6の先端下方に張設されるようになっ
ており、支柱3からは充分に隔たっているから、これら
に不用意に絡み付くことがなく、この点でも円滑な張設
作業が進められてゆく。
【0035】このようにしてモータMの駆動を続けると
ウインチワイヤ16が完全に巻き取られた位置で適宜上
死点検出用のリミットスイッチ18に接触して、その駆
動を停止する。もちろん常時防球ネット11を上死点ま
で張設する必要はなく、適宜の高さに張設した状態で停
止しておくことも可能である。このような張設状態にお
いて防球装置1が過大な風力を受けた場合であっても防
球ネット11が支柱3に絡み付くことがなく、強風下に
おいての降下も上昇と逆の操作によって確実になされ
る。また強風下では支柱3がトラス構造であることによ
り、その間を風が充分に抜けることができ、風による抵
抗を最小限にとどめている。なおこの状態から防球ネッ
ト11を降下させるには、前述の動作と逆にウインチワ
イヤ16を繰り出し、昇降ビーム9を降下させて防球ネ
ット11を降下させる。
【0036】ii) 仕切ネットの開閉 次に仕切ネット21の開閉について説明する。まず説明
の便宜上、始発状態は仕切ネット21が張設された状態
とする。この状態では仕切ネット21の先端芯材26が
集球ビーム23の端線設定部23aにほぼ接するまで繰
り出された状態となっている。このような状態から仕切
ネット21を開放させてゆく場合には仕切ネット用ウイ
ンチ28を駆動して仕切ネット用ウインチワイヤ27で
先端芯材26を防球ネット11側(外側)に引き込むよ
うに動かしてゆく。このとき一定の長さの先端芯材26
はジョイント26Aにおいて互いに屈曲し得るように節
状に構成されているから、仮に仕切ネット用ウインチワ
イヤ27の作動がすべて同期していなくても円滑な開放
がされる。このようにして先端芯材26が防球ネット1
1側に寄ることによってユティリティースペース30の
天井面を規制していた仕切部材20が開放されるのであ
る。なお閉鎖するための仕切ネット21の張設動作はこ
の動作と逆に行う。
【0037】iii)打球処理 このようにして防球ネット11が上方まで充分張設さ
れ、一方、仕切ネット21もユティリティースペース3
0の天井面を仕切るように張設された状態においては、
例えば打席棟40からのゴルフボール等の打ち込みがな
された場合には、まず防球ネット11により外部への飛
球が防止された仕切部材20の仕切ネット21上に落下
してゆく。このとき仕切ネット21は集球部29に向か
って下降するように傾斜しているから、その傾斜に従い
ボールBは転がり、最終的に集球部29における集球樋
29Aに落下する。そして集球樋29A自体も図15に
示すように一定の方向に傾斜していることから、多くは
打席棟40側に落下してくるのである。
【0038】もちろん集球樋29Aは適宜の個所でボー
ルBを集められるように部分的に低部を設けて、そこか
ら縦樋状にボールBを集めるような処理をしてももとよ
り差し支えない。そしてこのとき仕切ネット21におけ
る移動端である先端芯材26側においては、図14に拡
大して示すようにガイドワイヤ25が前記集球ビーム2
3における端線設定部23aの上端を巡るように張設さ
れているから、ガイドワイヤ25の終端部に生じがちな
わずかな凹凸が存在せず、確実に集球樋29Aにボール
Bが案内される。
【0039】本発明は以上述べたような構成を有するも
のであるが、要はゴルフ練習場等の防球装置1の下方に
更にユティリティースペース30を確保するようにした
ものであり、防球装置1それ自体の個々の構成部材は本
発明の本質を具える中で適宜改善することが可能であ
る。例えば本出願人がすでに提案している「ゴルフ練習
場等における防球装置」(特開平2−237582号)
等で開示した種々のバリエーションを適用することが可
能である。
【0040】
【発明の効果】本発明は以上述べたような構成を有する
から、ゴルフ練習場の下に例えば自動車の運転練習場等
の施設を設けることが可能となったから、土地の有効利
用が可能となる。
【0041】また本装置において、防球ネット11を昇
降自在とするときには例えば強風下等において防球ネッ
ト11を下げることにより安全な運用が可能となる。
【0042】更にまた下方のユティリティースペースと
上方のゴルフ練習施設とを仕切る仕切部材20として仕
切ネット21を含むときには、その間の視野が殆ど妨げ
られず、例えばユティリティースペースを利用する際に
も上方が開放された印象を与える。また昼間にあっては
ユティリティースペースに特別な照明施設等を設けなく
とも充分な明るさが得られる。
【0043】更にまた仕切部材20たる仕切ネット21
を開閉自在として用いるときには、ネット等の補修、点
検を一カ所で集中的に行え、また下方のユティリティー
スペースにおける利用目的に汎用性を持たせる。
【0044】防球スペースのほぼ中心位置に集球ビーム
を設け、仕切部材はこの集球ビームにおける上方に二対
配設した端線設定部に対しその上方を巻回するように導
かれ、集球ビーム内の端線設定部より下方に集球樋を設
けるようにしたときには、端線設定部23a近くにおい
てわずかな凹凸段差が生じず、ゴルフボールB等が確実
に集球部29に案内される。
【0045】更にまたユティリティースペースの下方を
自動車教習場の運転練習コースとして利用したときには
収益性が充分でなかった既存の自動車教習場等の収益性
を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防球装置の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図2】同上平面図である。
【図3】同上その一部を拡大して示す平面図である。
【図4】本発明の防球装置を示す正面図である。
【図5】同上その構成部材である支柱及び補助支柱を拡
大して示す側面図である。
【図6】同上基礎構造を拡大して示す縦断側面図であ
る。
【図7】同上支柱上端部を拡大して示す側面図である。
【図8】同上正面図である。
【図9】直線用の保持スライダの構造を示す正面図であ
る。
【図10】図9X−X線における断面図である。
【図11】コーナー用の保持スライダの構造を示す平面
図である。
【図12】支柱下端側に設けられるウインチユニットを
拡大して示す斜視図である。
【図13】昇降ビームの保持状態の他の実施例を示す斜
視図である。
【図14】集球ビーム及び集球支柱を拡大して示す正面
図である。
【図15】同上側面図である。
【図16】仕切ネットと防球ネットとが交差するその接
続部位を拡大して示す斜視図である。
【図17】仕切ネットの開閉機構を示す正面図である。
【符号の説明】
1 防球装置 2 基礎 2a 潜函基礎ボックス 3 支柱 3a 支柱下部 5 ビーム 6 吊持アーム 7 ガイドワイヤ 8 補助支柱 81 仕切桟 9 昇降ビーム 9a ブラケット 9b ピンジョイント 10 保持スライダ 10a ベースプレート 10b ガイドパイプ 10′ 保持滑車 11 防球ネット 11a 下仕舞部 11b アンダーワイヤ 12 ガイドリング 13 ウインチユニット 14 減速機 15 ウインチドラム 16 ウインチワイヤ 17 滑車 18 リミットスイッチ 19 風速計 20 仕切部材 21 仕切ネット 21A スライドピース 21B ワイヤ逃げ部 22 集球支柱 23 集球ビーム 23a 端線設定部 23b 固定部材 25 ガイドワイヤ 26 先端芯材 26A ジョイント 27 仕切ネット用ウインチワイヤ 28 仕切ネット用ウインチ 29 集球部 29A 集球樋 30 ユティリティースペース 40 打席棟 a メイントラスメンバー b クロストラスメンバー c ブレーストラスメンバー B ボール C コンクリート M モータ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63B 71/02 A63B 69/36 522

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防球スペースをほぼ囲むように配設され
    た複数の支柱と、この支柱に対し直接または間接的に張
    設された防球ネットと、支柱の途中からほぼ平面状に張
    られ開閉自在の仕切部材とを具え、前記防球スペースの
    ほぼ中心位置に集球ビームを設け、仕切部材はこの集球
    ビームにおける上方に二対配設した端線設定部に対しそ
    の上方を巻回するように導かれ、集球ビーム内の端線設
    定部より下方に集球樋を設け、前記仕切部材の下方を所
    定の用途に用いるユティリティースペースとしたことを
    特徴とするユティリティースペースを有する防球装置。
  2. 【請求項2】 前記防球ネットは支柱に対し昇降自在に
    吊持されていることを特徴とする請求項1記載のユティ
    リティースペースを有する防球装置。
  3. 【請求項3】 前記仕切部材は仕切ネットを含んで構成
    れていることを特徴とする請求項1または2記載のユ
    ティリティースペースを有する防球装置。
  4. 【請求項4】 ユティリティースペースは自動車の運転
    練習コースとして利用されていることを特徴とする請求
    1乃至3のいずれかに記載のユティリティースペース
    を有する防球装置。
JP5135281A 1993-05-12 1993-05-12 ユティリティースペースを有する防球装置 Expired - Lifetime JP2973264B2 (ja)

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