JP3030541B2 - 装飾用小板の製法 - Google Patents

装飾用小板の製法

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JP3030541B2
JP3030541B2 JP7296290A JP29629095A JP3030541B2 JP 3030541 B2 JP3030541 B2 JP 3030541B2 JP 7296290 A JP7296290 A JP 7296290A JP 29629095 A JP29629095 A JP 29629095A JP 3030541 B2 JP3030541 B2 JP 3030541B2
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drying
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勤 木村
哲男 富田
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株式会社浪速屋商店
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  • Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばハンドバッグ
等バッグや袋物などの製造に用いる、透明度の高い豚生
皮(ブタキガワ)製の新規な装飾用小板の製法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装飾用小板としてプラス
チック製のもの、アルミやステンレス等金属板製のもの
は知られており、これ等は各々特有の装飾性を表出して
いて多用されている。しかし、常に業界では特異性およ
び斬新性をもったものが要望されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の要望に
応える装飾用小板の新規な製法を提供することを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る装飾用小板の製法は、豚の原皮に対して
水づけ工程、裏打ち工程、石灰づけ工程および脱灰工程
を施す準備工程、この準備工程を完了した準備完了原皮
にギ酸処理を施すギ酸処理工程、このギ酸処理完了原皮
に板張り、ネット張り等の張り乾燥を施す乾燥工程、こ
の乾燥工程完了原皮を小さくカットして多数枚の小板本
体を得るカッティング工程、この小板本体に染色を施す
染色工程、この染色完了小板本体の表面に透明コートを
施す表面コーティング工程を連記順になすようにしたも
のであり、また、豚の原皮に対して水づけ工程、裏打ち
工程、石灰づけ工程および脱灰工程を施す準備工程、こ
の準備工程を完了した準備完了原皮にギ酸処理を施すギ
酸処理工程、このギ酸処理完了原皮に板張り、ネット張
り等の張り乾燥を施す乾燥工程、更に水戻し工程および
水切り工程を行ってこの水切り後の原皮に適量のグリセ
リンをしみ込ませるグリセリン処理工程、このグリセリ
ンのしみ込んだ原皮に再び板張り、ネット張り等の張り
乾燥を施す乾燥工程、この乾燥工程完了原皮を小さくカ
ットして多数枚の小板本体を得るカッティング工程、こ
の小板本体に染色を施す染色工程、この染色完了小板本
体の表面に透明コートを施す表面コーティング工程を連
記順になすようにしたものであり、そして、カッティン
グ工程もしくはその前後において連結用孔を明けるよう
にしたものである。
【0005】
【作用】本発明を完成するに際してギ酸処理の代りに塩
酸処理と硫酸処理を試みたが、塩酸処理による場合には
黄色味を帯びた豚生皮が出きてしまい、また硫酸処理に
よる場合には濁った感じの豚生皮が出きてしまって透明
感(透明度)のある美しい染色の装飾用小板ができなか
った。
【0006】請求項1に係る製法によるときには、ハー
ドな(硬くて曲りにくい)装飾用小板をつくることが可
能であり、また、請求項2に係る製法によるときには、
ソフトな(柔かくて曲がりやすい)装飾小板をつくるこ
とが可能である。
【0007】
【発明の効果】本発明に係る装飾用小板の製法によると
きには、従来のプラスチック製、金属製のものとは全く
異った、透明感(透明度)のあるハードもしくはソフト
の豚生皮製装飾用染色小板を簡易に得ることができ、ま
た本発明において透明コートは補強作用を果す他に、ス
リガラスに接着セロハンテープを貼付けた場合と同じよ
うに機能して透明感を増加させることができ、更に本発
明における連結用孔は後述する実施例のように多数個を
連結する場合に主に使用するものであるが、この連結用
孔の明け加工が染色工程の前のカッティング工程と共に
もしくは前後してなすようになっているので、連結用孔
の切縁も小板本体の切縁も確実に染色され且つ透明コー
トされるものであって、切り放しの不体裁な切口が後述
するハンドバッグ等製品には露呈しないものであり良品
の提供に極めて有利なものである。
【0008】
【実施例】本発明に係る実施例は、先ず豚の原皮に対し
て、皮の洗浄・吸水軟化・水溶性蛋白質の除去をなすた
めの水づけ工程、肉面の不要な脂肪層の皮下層の除去を
なすための裏打ち工程、毛と表皮層の除去・皮組織の膨
潤をなすための石灰づけ工程、石灰と不要蛋白質の除去
をなすための脱灰工程を列記順に行って準備工程を完了
し、次いで、この準備工程を完了した準備完了原皮にギ
酸処理工程を施し、次いで、板張りにより張り工程を行
って乾燥し、よってハードタイプの豚生皮を構成し、然
るのち、このハードタイプの豚生皮にカッティング工程
と連結用孔1の明け工程を施して多数枚の小板本体2
(図1参照)を得て、次いで、これ等小板本体2に染色
加工を施して種々の色のものを得ると共にこれ等染色小
板3(図2参照)の表面に透明樹脂コート4を施してハ
ードな完成品5(図3および図4参照)を得る。
【0009】また、本発明は、上記実施例と同様にして
得た準備完了原皮にギ酸処理工程および張り工程を施し
たのち水戻し工程を行い、次いで、この水戻し工程の完
了後に水切り工程を行い、次いで、水切り後の原皮に適
量のグリセリンをしみ込ませ、次いで、このグリセリン
のしみ込んだ原皮に板張りによる張り工程を施して当該
原皮を乾燥し、よってソフトタイプの豚生皮を得たのち
これに上記実施例と同じようにカッティング工程、孔明
工程、染色工程およびコーティング工程をなしてソフト
な完成品を得ることもできる。
【0010】図5および図6は、使用の1例を示すもの
であって、本発明に係る色の微妙に異なる多数枚の装飾
用小板5を連結用金属リング6により相互に連結してカ
ラフルな被い飾り体7を構成し、この被い飾り体7をハ
ンドバッグ本体8の外表面に被せ止めることによって美
装したハンドバッグを示すものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】小板本体を示す断面図である。
【図2】染色小板を示す正面図である。
【図3】完成品を示す正面図である。
【図4】図3A−A線に沿う断面図である。
【図5】使用状態を示す一部切截正面図である。
【図6】同じく要部の拡大正面図である。
【符号の説明】
1 連結用孔 2 小板本体 3 染色小板 4 コート 5 完成品 6 連結用リング 7 被い飾り体 8 ハンドバッグ本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C14C 1/04 C14C 1/04 1/06 1/06 1/08 1/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 豚の原皮に対して水づけ工程、裏打ち工
    程、石灰づけ工程および脱灰工程を施す準備工程、この
    準備工程を完了した準備完了原皮にギ酸処理を施すギ酸
    処理工程、このギ酸処理完了原皮に板張り、ネット張り
    等の張り乾燥を施す乾燥工程、この乾燥工程完了原皮を
    小さくカットして多数枚の小板本体を得るカッティング
    工程、この小板本体に染色を施す染色工程、この染色完
    了小板本体の表面に透明コートを施す表面コーティング
    工程を連記順になすことを特徴とする装飾用小板の製
    法。
  2. 【請求項2】 豚の原皮に対して水づけ工程、裏打ち工
    程、石灰づけ工程および脱灰工程を施す準備工程、この
    準備工程を完了した準備完了原皮にギ酸処理を施すギ酸
    処理工程、このギ酸処理完了原皮に板張り、ネット張り
    等の張り乾燥を施す乾燥工程、更に水戻し工程および水
    切り工程を行ってこの水切り後の原皮に適量のグリセリ
    ンをしみ込ませるグリセリン処理工程、このグリセリン
    のしみ込んだ原皮に再び板張り、ネット張り等の張り乾
    燥を施す乾燥工程、この乾燥工程完了原皮を小さくカッ
    トして多数枚の小板本体を得るカッティング工程、この
    小板本体に染色を施す染色工程、この染色完了小板本体
    の表面に透明コートを施す表面コーティング工程を連記
    順になすことを特徴とする装飾用小板の製法。
  3. 【請求項3】 カッティング工程もしくはその前後にお
    いて連結用孔を明けるようにしたことを特徴とする請求
    項1または2記載の装飾用小板の製法。
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