JP3043603B2 - セルid取得方法 - Google Patents

セルid取得方法

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JP3043603B2
JP3043603B2 JP23574895A JP23574895A JP3043603B2 JP 3043603 B2 JP3043603 B2 JP 3043603B2 JP 23574895 A JP23574895 A JP 23574895A JP 23574895 A JP23574895 A JP 23574895A JP 3043603 B2 JP3043603 B2 JP 3043603B2
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浩司 小野寺
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LAN(Local Ar
ea Network)におけるセルID取得方法に関し、更には
その実施に適する無線LAN端末、中継装置及びLAN
に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】有線LANと無線LA
Nとを接続する際には、無線から有線へ又は有線から無
線へとフレームを中継するために、MAC(Media Acce
ss Control)ブリッジやバッファドリピータ等の中継装
置を使用する。この種の中継装置は固有の無線通信可能
範囲(セル)を有している。無線LAN端末が有線LA
N端末と通信する際各無線LAN端末の所在を管理する
には、その無線LAN端末はいずれかひとつの中継装置
のセル内に所属していなければならない。しかし、中継
装置は、そのセル同士が部分的に重なりあうようしばし
ば配置されるし、無線LAN端末は随時移動する。
【0003】本発明は、フレームの無限ループ伝送等を
防止するため、無線LAN端末からの無線送信に当たっ
て所属先のセル及び中継装置を識別する情報(セルI
D)を送信し、中継装置側では自分のセルIDと同一の
セルIDを有する信号のみを無線受信する、といった手
順を採用する。
【0004】本発明の第1の目的は、電源投入、セル離
脱、セル進入、セル間移動等に応じセルIDを各無線L
AN端末が自律的かつ自発的に取得する手段を提供する
ことにより、特開平6−237251号等のように有線
LAN上に多数の又は冗長なフレームを送出したりまた
特願平5−275580号と異なり既存の規格に適合し
ない有線フレームを用いたりすることを避けながら、無
線LAN端末の移動通信可能範囲を複数のセルにまたが
る広い領域に拡張すると共にセルIDを用いたLAN管
理を実現し、ひいてはその実施が容易で余計な有線フレ
ームの発生数を抑制可能なLANを実現することにあ
る。
【0005】本発明の第2の目的は、セルIDを用いた
管理により、特願平7−139580号等のように他の
中継装置からの無線フレームを中継装置が破棄する必要
をなくし、これを通じて無線フレームの重複発生を防止
すると共に中継装置同士を無線接続可能にし、ひいては
中継装置間の無線通信を介して複数の有線LAN(例え
ば隣接するビルそれぞれに敷設されている有線LAN)
の間を接続可能にすることにある。
【0006】本発明の第3の目的は、上述の目的をOS
I(Open System Interconnection)参照モデルの下位
層(物理層及びMAC層)のみの動作で、すなわちOS
I参照モデルの上位層(例えばTCP/IPやIPX)
に何等影響を与えないで達成することにより、使用者の
側から見た場合には既存のLANと何等かわらない使用
性を実現することにある。
【0007】本発明の第4の目的は、上述の目的を有線
フレームの構成変更なしに達成することにより、IEE
E802.3又は狭義のイーサネット等の既存の規格に
適合した有線LANを用いて、すなわち既存の有線LA
Nを利用して、有線LAN端末と無線LAN端末が混在
するLANを実現し、無線LAN端末を既存の有線LA
N端末と通信可能にすることにある。
【0008】本発明の第5の目的は、いずれのセルにも
属していない無線LAN端末が特殊なセルIDを取得す
ることにより、有線LAN端末と無線LAN端末が混在
するLANから無線LAN端末のみのLANへと無線L
AN端末が移動することを可能にし、あるいは有線LA
N端末と無線LAN端末が混在するLAN中の無線LA
N端末と無線LAN端末のみのLAN中の無線LAN端
末とが通信することを可能にすることにある。
【0009】本発明の第6の目的は、セルIDの取得手
続きの工夫により、セルID取得のための無線フレーム
伝送の際無線フレーム同士の衝突が発生しにくく、また
そのような衝突が発生した場合でも何等かのセルIDを
取得できるLANを実現することにある。
【0010】本発明の第7の目的は、セルIDを用いた
管理と共に、自分のセルに所属する無線LAN端末と有
線LAN端末や他の中継装置のセルに所属する無線LA
N端末とに分けた中継装置毎の端末管理を実行すること
により、単一の無線LAN端末に係る中継動作が複数の
中継装置により重複して実行されることを防ぐことにあ
る。
【0011】本発明の第8の目的は、上述の各目的を、
無線LAN端末及び中継装置の動作手順の一部変更、無
線フレームの構成の一部変更、並びに信号受信品質の評
価等の比較的小規模な改変にて実現することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】このよう
な目的を達成するために、本発明の第1の構成に係るセ
ルID取得方法は、受信すべき中継装置を特定しない信
号である接続要求信号を無線LAN端末から無線送信す
るステップと、無線LAN端末からの接続要求信号の受
信に応じ、中継装置からそのセルIDを含む認証信号を
無線送信するステップと、接続要求信号送信後、無線L
AN端末が認証信号の無線受信を試みるステップと、認
証信号の受信に成功した場合にはその認証信号に含まれ
るセルIDを、成功しなかった場合にはいずれのセルに
も属さないことを示すアドホック網セルIDを、無線L
AN端末が自分のセルIDとして取得するステップと、
を有し、自分が所属するセル及びそのセルに対応する中
継装置を特定するセルIDを、無線LAN端末が自発的
に取得することを特徴とする。
【0013】本構成においては、無線LAN端末からの
接続要求信号の無線送信をひきがねとしてセルID取得
手順が実行される。このように各無線LAN端末が自律
的かつ自発的にセルIDを取得するから、中継装置の間
でそのための有線伝送を実行する必要がなく、従って多
数の又は冗長な有線信号の送信を伴うことがない。すな
わち、その実施が容易で有線フレームの発生数を抑制可
能なLANを実現することができる。他のセルに移動し
た場合等でもセルIDを取得できるから、無線LAN端
末の移動通信可能範囲が広がる。
【0014】また、セルID取得に当たって送受信され
るのは接続要求信号や認証信号等の無線信号であるか
ら、既存の規格に適合しない有線フレームを用いる必要
もない。従って、IEEE802.3又は狭義のイーサ
ネット等の既存の規格に適合した有線LANを用いて、
すなわち既存の有線LANを利用して、有線LAN端末
と無線LAN端末が混在するLANを実現することがで
き、無線LAN端末と既存の有線LAN端末とが通信可
能になる。
【0015】さらに、認証信号の受信に成功しなかった
場合には、その無線LAN端末はいずれのセルにも属し
ていないと見なすことができる。本構成においては、そ
の場合に特殊なセルID(アドホック網セルID)を取
得するようにしているため、有線LAN端末と無線LA
N端末が混在するLANから無線LAN端末のみのLA
Nへと無線LAN端末が移動することが可能になり、ま
た、有線LAN端末と無線LAN端末が混在するLAN
中の無線LAN端末と無線LAN端末のみのLAN中の
無線LAN端末とが通信することが可能になる。
【0016】加えて、セルIDを用いた動的なLAN管
理が可能になるから、他の中継装置からの無線フレーム
を中継装置が破棄することなしに、無限ループ伝送を防
止することができる。従って、無線フレームの重複発生
が生じにくくなると共に、中継装置同士を無線接続でき
るようになるから、例えば隣接するビルそれぞれに敷設
されている有線LANの間を中継装置間無線接続にて接
続し、より広域に亘るネットワークを実現することが可
能になる。
【0017】本発明の第2の構成に係るセルID取得方
法は、第1の構成において、アドホック網セルIDを取
得した後、所定程度を上回る信号受信品質を有する中継
装置からの無線信号を検出した場合に、無線LAN端末
が、その無線信号に含まれるセルIDを自分のセルID
として取得するステップを有することを特徴とする。本
構成によれば、一旦アドホック網セルIDを取得した後
でも、いずれかのセルに係るセルIDを取得できる。す
なわち、セルへの侵入が信号受信品質の検出及び評価に
より検出され、これに応じて新たなセルIDが得られ
る。
【0018】本発明の第3の構成に係る無線LAN端末
は、上記接続要求信号を無線送信することにより、周囲
の中継装置に対して上記認証信号の無線送信を要求する
手段と、接続要求信号送信後認証信号の無線受信を試み
る手段と、認証信号の受信に成功した場合にはその認証
信号に含まれるセルIDを、成功しなかった場合には上
記アドホック網セルIDを、自分のセルIDとして取得
する手段と、を備えることを特徴とする。本構成によれ
ば、第1及び第2の構成の実施に適する無線LAN端末
が得られる。
【0019】本発明の第4の構成に係る中継装置は、第
3の構成に係る無線LAN端末からの接続要求信号の受
信に応じ、乱数時間待機した後に上記認証信号を無線送
信する手段を備えることを特徴とする。本構成によれ
ば、第1及び第2の構成の実施に適する中継装置が得ら
れる。また、認証信号同士又は認証信号と他の信号の衝
突が生じにくく、無線LAN端末が認証信号を好適に受
信できる。
【0020】本発明の第5の構成に係るLANは、自分
のセルIDを含む信号を無線送信する第3の構成に係る
無線LAN端末と、所定の規格に従う信号を有線受信す
る有線LAN端末と、自分のセルIDと同一のセルID
を含む信号を無線受信した場合にその信号を上記規格に
従うよう変換した後有線LAN端末宛てに有線送信する
第4の構成に係る中継装置と、を有することを特徴とす
る。すなわち、第1又は第2の構成に係るセルID取得
方法の実施を通じ無線LAN端末が取得したセルIDを
利用して、無線LAN端末から中継装置を経て有線LA
N端末に信号を送信することができる。
【0021】本発明の第6の構成に係るLANは、所定
の規格に従う信号を有線送信する有線LAN端末と、自
分のセルIDを含む信号を無線受信する第3の構成に係
る無線LAN端末と、自分のセルIDと同一のセルID
を有する無線LAN端末に宛てた信号を有線受信した場
合にその信号に少なくとも自分のセルIDを付加した上
で宛先たる無線LAN端末に無線送信する第4の構成に
係る中継装置と、を有することを特徴とする。すなわ
ち、第1又は第2の構成に係るセルID取得方法の実施
を通じ無線LAN端末が取得したセルIDを利用して、
有線LAN端末から中継装置を経て無線LAN端末に信
号を送信することができる。
【0022】本発明の第7の構成に係るLANは、自分
のセルIDを含む信号を無線送信する複数の第3の構成
に係る無線LAN端末と、自分のセルIDと同一のセル
IDを含む信号を無線受信した場合にその信号を所定の
規格に従うよう変換した後有線送信し、自分のセルID
と同一のセルIDを有する無線LAN端末に宛てた信号
を有線受信した場合にその信号に少なくとも自分のセル
IDを付加した上で宛先たる無線LAN端末に無線送信
する複数の第4の構成に係る中継装置と、を有すること
を特徴とする。すなわち、第1又は第2の構成に係るセ
ルID取得方法の実施を通じ各無線LAN端末が取得し
たセルIDを利用して、無線LAN端末から中継装置を
経て他の無線LAN端末に信号を送信することができ
る。
【0023】本発明の第8の構成に係るLANは、第4
の構成に係る中継装置と、自分のセルIDを含む信号を
無線送信する複数の第3の構成に係る無線LAN端末
と、を有することを特徴とする。すなわち、第1又は第
2の構成に係るセルID取得方法の実施を通じ各無線L
AN端末が取得したセルIDを利用して、無線LAN端
末から他の無線LAN端末に信号を送信することができ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
関し図面に基づき説明する。
【0025】(1)ハードウエア構成 図1には、本発明を実施するのに適するLANの一例構
成が示されている。この図に示されているLANは、有
線LAN端末10が有線接続された伝送線12に、さら
に中継装置14−1及び14−2を有線接続した構成を
有している(以下、伝送線12を単に有線LANと呼
ぶ)。各中継装置(例えば14−1)は、MACブリッ
ジ又はバッファドリピータとして構成することができ、
無線LAN端末(例えば16−1)と有線LAN12と
の間のフレーム中継に使用される。また、各中継装置の
無線通信可能範囲はセルと呼ばれる。図中、中継装置1
4−1のセルはセル1と、中継装置14−2のセルはセ
ル2と、それぞれ表されている。
【0026】各中継装置は、図2に示されるように、装
置の動作を制御するCPU18の他、無線LAN端末と
の通信のための無線機20や、有線LAN12との接続
のための有線LANインタフェース22を有している。
無線機20は、信号受信品質(受信電界強度、ビットエ
ラー率等)を測定しこれを評価する(例えばしきい値判
定する)手段を内蔵している。ROM24はCPU18
により実行されるプログラムその他の情報を格納してお
り、RAM26はCPU18の作業領域その他の記憶空
間を提供している。タイマ28は、後述する有線側テー
ブル及び無線側テーブルの保守、認証信号送信待ち時間
等、装置の動作に必要な各種の時間を計数する。割込コ
ントローラ30は、タイマ28による計数の終了、無線
機20又は有線LANインタフェース22による受信、
有線側テーブル又は無線側テーブルの保守等の際、CP
U18に割込をかける。なお、無線LAN端末も、有線
LANインタフェース22が不要である点を除き、中継
装置と同様のハードウエア構成とすることができる。
【0027】(2)フレーム構成 この実施形態においては、2種類のフレームが使用され
る。そのうち一方は有線LAN12上を有線伝送する有
線フレームであり、他方は中継装置と無線LAN端末の
間又は無線LAN端末と他の無線LAN端末の間を無線
伝送する無線フレームである。
【0028】そのうち有線フレームは、IEEE80
2.3又は狭義のイーサネットにより規定されているC
SMA/CD(carrier sense multiple access/collis
ion detection )型LANに準拠した構成を有してい
る。すなわち、図3の右半分に示されているように、6
バイトの宛先MACアドレス、6バイトの送元MACア
ドレス、2バイトのパケット長符号、46〜1500バ
イトのデータ、及び4バイトのPCS(packet check s
equence )を有している。これらのうち宛先MACアド
レス及び送元MACアドレスはそのフレームの宛先及び
送元を特定するための情報であり、パケット長符号は有
線フレーム又はそのデータの長さを示す情報であり、P
CSは有線フレームの誤り検出訂正のため32次の生成
多項式を用いて生成したCRC(cyclic redundancy ch
eck code)である。このように、有線フレームとして既
存の規格に適合した構成を採用しているため、本実施形
態においては、有線LAN端末として既存の端末をその
まま使用できる。
【0029】また、無線フレームは、図3の右半分に示
され有線フレームと同様の構成を有するペイロードの先
頭に、図3の左半分に示される無線フレームヘッダを付
加した構成を有している。無線フレームの送信に当たっ
ては、まず200μsの間持続する無線プリアンブル及
び4バイトのフレーム同期符号を先行して送信し、これ
により送受信間の同期を確保した上で、これに続いて無
線フレームヘッダ及びペイロードを順に送信する。
【0030】無線フレームヘッダは、8バイトの呼出名
称符号、2バイトのセルID、2バイトの拡張セルI
D、各1バイトの制御子1及び2、2バイトの無線フレ
ーム長符号、並びに2バイトのHCS(header check s
equence )を含んでいる。そのうちセルIDは各中継装
置又はそのセルに固有の符号であり、拡張セルIDはそ
のLANに参加する資格があることを示す符号であり、
制御子はその無線フレームの性格を特定する情報であ
り、無線フレーム長符号は無線フレームの長さを示す情
報であり、HCSは無線フレームヘッダの誤り検出訂正
のため16次の生成多項式を用いて生成されたCRCで
ある。中継装置には、後に詳述するアドホック網のセル
IDが付与されることはない。制御子は、より詳細に
は、図4に示されるように、無線送信したのが中継装置
かそれとも無線LAN端末かを示すビット(制御子1の
第2ビット)、その無線フレームが認証信号(送元が中
継装置であるとき)又は接続要求信号(送元が無線LA
N端末であるとき)であるのかそれとも通常通信に係る
信号であるのかを示すビット(制御子1の第1ビッ
ト)、伝送速度を2Mbpsとするのかそれとも1Mb
psとするのかを示すビット(制御子1の第0ビット)
等を含んでいる。
【0031】(3)各装置の基本動作 有線LAN端末、中継装置及び無線LAN端末は、上述
した構成を有する有線及び無線フレームを使用して、デ
ータ通信を実行する。
【0032】まず、有線LAN端末10は、他の有線L
AN端末や無線LAN端末に宛ててデータを送信しよう
とするときには、有線フレーム中の“送元MACアドレ
ス”に自分のMACアドレスを、“宛先MACアドレ
ス”に宛先たる他の有線LAN端末又は無線LAN端末
のMACアドレスを、“データ”に送信したいデータ
を、それぞれセットし、その有線フレームを、有線LA
N12上に送出する。逆に、その“宛先MACアドレ
ス”に自分のMACアドレスがセットされた有線フレー
ムを有線LAN12を介して受信したときには、その有
線フレームに関し所定の受信処理を施す。
【0033】次に、無線LAN端末は、有線LAN端末
や他の無線LAN端末に宛ててデータを送信しようとす
るときには、無線フレーム中の“セルID”に自分のセ
ルIDを、“拡張セルID”にこのLANに参加する資
格を示す拡張セルIDを、“制御子”に無線LAN端末
からの通常通信であることを示す情報を、“送元MAC
アドレス”に自分のMACアドレスを、“宛先MACア
ドレス”に宛先たる有線LAN端末又は他の無線LAN
端末のMACアドレスを、“データ”に送信したいデー
タを、それぞれセットし、その無線フレームを無線送信
する。無線LAN端末は、その“セルID”が自分のセ
ルIDと同一であり、その“拡張セルID”が自分の拡
張セルIDと同一でありかつその“宛先MACアドレ
ス”が自分のMACアドレスと同一である無線フレーム
を受信したときや、その“セルID”が既知のアドホッ
ク網のセルID(=FFFF。後述)と同一であり、そ
の“拡張セルID”が自分の拡張セルIDと同一であり
かつその“宛先MACアドレス”が自分のMACアドレ
スと同一である無線フレームを受信したときに、その無
線フレームに所定の受信処理を施す。仮に宛先MACア
ドレスが自分のMACアドレスと一致していた場合であ
っても、セルIDや拡張セルIDに関する条件が成立し
ていなければ、受信処理は実行されない。
【0034】さらに、中継装置は、有線LAN12を介
して有線フレームを受信したとき、その“送元MACア
ドレス”を自分の有線側テーブルに登録すると共に無線
側テーブルから削除した上で、受信した有線フレームの
“宛先MACアドレス”と同一のMACアドレスが自分
の有線側テーブルに登録されているか否かを判定する。
登録されていないと判定した中継装置は、宛先たる無線
LAN端末が自分のセルに属していると見なし、有線か
ら無線への中継動作を実行する。すなわち、無線フレー
ムヘッダを付加することにより、受信した有線フレーム
を無線フレームに変換した上で、無線プリアンブル及び
フレーム同期符号に引き続いて自分のセル内に無線送信
する。その際、中継装置は、無線フレームヘッダの“セ
ルID”には自分のセルIDを、“拡張セルID”には
自分の拡張セルIDを、“制御子”には中継装置からの
通常通信であることを示す情報を、それぞれセットす
る。受信した有線フレームの“宛先MACアドレス”と
同一のMACアドレスが自分の有線側テーブルに登録さ
れていると判定した中継装置は、宛先たる有線LAN端
末又は無線LAN端末が自分のセルに属していないと見
なし、中継動作を行わない。
【0035】中継装置は、また、無線フレームを受信し
たとき、その“セルID”及び“拡張セルID”が自分
のそれと一致しているか否かを判定する。一致している
と判定したときには、送元たる無線LAN端末が自分の
セルに属していると見なし、受信した無線フレーム中の
“送元MACアドレス”を自分の無線側テーブルに登録
すると共に自分の有線側テーブルから削除し、引き続い
て、受信した無線フレームの“宛先MACアドレス”と
同一のMACアドレスが自分の無線側テーブルに登録さ
れているか否かを判定する。さらに、受信した無線フレ
ームの“宛先MACアドレス”と同一のMACアドレス
が自分の無線側テーブルに登録されていないと判定した
中継装置は、無線から有線への中継動作を実行する。す
なわち、受信した無線フレームを有線フレームに変換し
た上で、有線LAN12上に送出する。逆に、登録され
ていると判定した中継装置は、宛先たる他の無線LAN
端末が自分のセルに属している、すなわち送元の無線L
AN端末から宛先の無線LAN端末への直接無線送信が
行われていると見なし、中継動作を実行しない。受信し
た無線フレームの“セルID”及び“拡張セルID”が
自分のそれと一致していないと判定した中継装置は、送
元たる無線LAN端末が他の中継装置のセルに属してい
る又は自己が属する無線LANと同じ無線LANに属し
ていないと見なし、やはり中継動作を実行しない。
【0036】このように、セルIDを各中継装置毎に独
自の値にすることにより、異なる中継装置の無線側テー
ブルに単一の無線LAN端末のMACアドレスが重複登
録されることを防ぐことができる。また、受信した無線
フレームの“セルID”がアドホック網のセルIDであ
る場合も、自分のセルIDと異なるセルIDであるため
中継装置は中継動作を実行しないから、いずれのセルに
も属していない無線LAN端末からの無線フレームが無
線から有線へと中継されることもない。中継装置から送
信された無線フレームが同一有線LANに接続されてい
る他の中継装置により受信された場合も、セルIDの一
致条件が成立しないから、当該他の中継装置により無線
から有線へと中継されることはない。従って、無限ルー
プ伝送は生じにくく、かつ、重複無線フレームの発生も
防止又は低減される。
【0037】上述の動作にて使用している2種類のテー
ブル、すなわち無線側テーブル及び有線側テーブルは、
各中継装置毎に例えばRAM26上で実現されている。
上述のように、各中継装置は、任意の無線LAN端末か
らその中継装置と同一のセルID及び拡張セルIDを含
む無線フレームを受信したとき、その無線LAN端末の
MACアドレスを自分の無線側テーブルに登録しかつ有
線側テーブルから削除する。また、各中継装置は、任意
の無線LAN端末又は有線LAN端末から有線フレーム
を受信したとき、その無線LAN端末又は有線LAN端
末のMACアドレスを自分の有線側テーブルに登録しか
つ無線側テーブルへから削除する。従って、無線側テー
ブルには、自分のセルに所属している無線LAN端末及
び自分のセルに所属している中継装置に接続された有線
LAN端末等のMACアドレスが登録され、有線側テー
ブルには、同一の有線LANに接続されている有線LA
N端末並びに他の中継装置のセルに所属している無線L
AN端末のMACアドレスが登録される。
【0038】また、任意の無線LAN端末に着目して見
た場合、その無線LAN端末のMACアドレスは、原則
として、所属セルに係る中継装置の無線側テーブル及び
当該中継装置と同一の有線LAN12に接続されている
他の中継装置の有線側テーブルに、登録される。すなわ
ち、例えば複数の中継装置の無線側テーブルに同一の無
線LAN端末のMACアドレスが重複して登録されると
いった事態が生じないよう、無線側テーブル及び有線側
テーブルの内容は、随時保守更新される。
【0039】加えて、各中継装置は、対応するセル内の
無線フレーム伝送状況及び有線LAN12上の有線フレ
ーム伝送状況を監視し、所定時間以上に亘り無線フレー
ム又は有線フレームを送出しなかった端末に係るMAC
アドレスを自分の無線テーブル又は有線テーブルから削
除する。これにより、故障、電源切断等により事実上L
ANに参加できなくなった端末を、無線テーブル及び有
線テーブルによる管理の対象から外すことができる。
【0040】さらに、上述の動作においては、セルID
及び拡張セルIDが照合の対象とされている。これらの
うち、拡張セルIDの照合により、そのLANに参加す
る資格のない無線LAN端末を排除できる。また、セル
IDの照合により、各中継装置が、無線から有線への中
継の可否を正しく判断でき、また、無線側テーブル及び
有線側テーブルへの登録/登録削除を正しく実行でき
る。さらに、無線LAN端末の電源投入直後や無線LA
N端末がそれまで属していたセルから脱したときあるい
はあらたにいずれかのセルに属することとなったとき
に、後述する手順により各無線LAN端末がセルIDを
自動的に取得するため、有線LAN12上のトラフィッ
クを緩和できる。加えて、セルIDとしては、いずれか
の中継装置又はセルを特定する値のセルIDの他に、ア
ドホック網のセルIDも使用される。アドホック網のセ
ルIDは、所属すべきセルが存在していない場合に無線
LAN端末が自動取得するセルIDである。このような
特殊なセルIDを用いることにより、いずれのセルにも
属していない無線LAN端末と、他の無線LAN端末と
の間で通信を行うこと等が、可能になる。
【0041】本実施形態においては、また、上述の動作
を通じ、多岐に亘る通信経路が実現される。そのうち通
常の通信に関するものを列挙すると、次のようになる。
【0042】a 有線LAN端末間の送受信:有線フレ
ームのみ使用 b 有線LAN端末からいずれかのセルに属している無
線LAN端末への送信:有線フレーム及び無線フレーム
を使用、セルID=中継装置のセルID c いずれかのセルに属している無線LAN端末から有
線LAN端末への送信:有線フレーム及び無線フレーム
を使用、セルID=無線LAN端末のセルID(≠FF
FF) d 同一のセルに属している無線LAN端末間の送受
信:無線フレームのみ使用、セルID=送元無線LAN
端末のセルID(≠FFFF) e 異なるセルに属している無線LAN端末間の送受
信:有線フレーム及び無線フレーム(2種類)を使用、
送元無線LAN端末から1個目の中継装置へ送信される
無線フレームのセルID=送元無線LAN端末のセルI
D(≠FFFF)、2個目の中継装置から宛先無線LA
N端末へ送信される無線フレームのセルID=2個目の
中継装置のセルID f いずれかのセルに属している無線LAN端末からい
ずれのセルにも属していない無線LAN端末への送信:
無線フレームのみ使用、セルID=送元無線LAN端末
のセルID(≠FFFF) g いずれのセルにも属していない無線LAN端末から
いずれかのセルに属している無線LAN端末への送信:
無線フレームのみ使用、セルID=送元無線LAN端末
のセルID(=FFFF) h いずれのセルにも属していない無線LAN端末の送
受信:無線フレームのみ使用、セルID=送元無線LA
N端末のセルID(=FFFF)なお、本実施形態にお
いては、有線LAN12に接続されている中継装置のセ
ル内に、他の有線LANに接続されている中継装置を配
設することもできる。その場合には、当該他の有線LA
Nに接続されている中継装置を、有線LAN12に接続
されている中継装置のセル内に属する無線LAN端末と
同様に動作させればよい。以下の説明では、簡単化のた
め、他の有線LANに接続されている中継装置も含め、
単に無線LAN端末と呼ぶ。
【0043】(4)無線LAN端末及び中継装置の動作
手順 次に、図5〜図7を参照しながら、無線LAN端末及び
中継装置の動作手順に関し説明する。
【0044】電源が投入されたときや(図5、10
0)、自分が保持しているセルIDを含む無線フレーム
を所定時間以上中継装置から受信できていないときには
(101)、無線LAN端末は、まずリトライカウンタ
に0を設定した上で(102)、接続要求信号を送信す
る(104)。接続要求信号とは、その送元アドレスに
その無線LAN端末のMACアドレスを、その宛先MA
Cアドレスに不定値を、そのセルIDにFFFFを、そ
の識別子に“無線LAN端末からの接続要求信号の送信
である”旨を示す情報を、それぞれセットした無線フレ
ームである。すなわち、接続要求信号は、“送信した無
線フレームをどの中継装置が無線から有線へと中継する
のか知らせてほしい”旨、無線LAN端末から不特定の
中継装置に対し要求する信号である。また、接続要求信
号の送信は、宛先を特定しないブロードキャスト送信の
一種である。
【0045】接続要求信号をいずれかの中継装置が受信
すると(図7、200)、その中継装置は、受信した無
線フレームが接続要求信号であることを受信した無線フ
レーム中の識別子に基づき検出する(202)。これに
応じ、中継装置は、接続要求信号を受信したときの信号
受信品質が所定の接続許容値以上であるか否かを判定す
る(206)。
【0046】信号受信品質が接続許容値以上でないと判
定した場合、中継装置は、接続要求信号を送信した無線
LAN端末が自分のセルの外に位置していると見なす。
このとき、当該接続要求信号中の送元MACアドレスを
自分の無線側テーブルから削除する必要がある。但し、
随時伝送状況を監視しているため、無線側テーブルから
の削除は、通常通信移行後に無線側及び有線側テーブル
の保守更新機能により削除される(210)。通常の通
信動作に移行すると(210)、中継装置は、自分のセ
ルID及び拡張セルIDと同一のセルID及び拡張セル
IDを含む無線フレームを受信したとき、その無線フレ
ーム中の送元MACアドレスを自分の無線側テーブルに
登録した上で、その無線フレームを無線から有線へと中
継する、といった手順を実行する。
【0047】ステップ206にて信号受信品質が接続許
容値以上であると判定した場合、他の無線LAN端末へ
の認証信号の送信を待っている状態でなければ(21
8)、中継装置は、接続要求信号を送信した無線LAN
端末が自分のセル内に位置していると見なし、認証信号
を自分のセル内に無線送信する(212)。認証信号と
は、その送元MACアドレスに不定値を、その宛先MA
Cアドレスに不定値を、そのセルIDにその中継装置の
セルIDを、その識別子に“中継装置からの認証信号の
送信である”旨の情報を、それぞれセットした無線フレ
ームである。すなわち、認証信号は、接続要求信号を送
信した無線LAN端末に対し“そちらから送信された無
線フレームは、そちらが現在のセル内に引き続き存在し
ている限り、自分が無線から有線へと中継できる”旨、
中継装置が知らせるための無線フレームである。従っ
て、接続要求信号の送元たる無線LAN端末に関しては
有線から無線への中継を行う必要がないため、認証信号
を送信した中継装置は、接続要求信号中の送元MACア
ドレスを自分の有線側テーブルから削除する(21
4)。この中継装置は、さらに、認証信号の宛先たる無
線LAN端末が他の中継装置のセルIDを取得する可能
性もあるため、接続要求信号中の送元MACアドレスを
自分の無線側テーブルからもテーブル保守更新機能によ
って一旦削除する(210)。但し、接続要求信号の送
元たる無線LAN端末は、後に述べるように認証信号の
受信によりセルIDを取得した後、通常通信の際にその
セルIDを含む無線フレームを送信し、当該セルIDに
対応する中継装置はステップ210にてこの無線フレー
ム中の送元MACアドレスを自分の無線側アドレスに登
録するから、ステップ214実行後無線側テーブルの保
守更新機能によって無線側テーブルから削除されたMA
Cアドレスは、後の通常通信の際に再度無線側テーブル
に登録されることが多い。また、認証信号は先を特定し
ないブロードキャスト送信の一種である。これは、複数
の無線LAN端末が同時に又は相前後してセル間を移動
する場合にステップ220の動作により各無線LAN端
末毎に認証信号を送信する必要をなくし無線トラフィッ
クを軽減するためである。
【0048】また、ステップ206にて信号受信品質が
接続許容値を上回っていると判定した場合に上述のステ
ップ212及び214を実行するのみだと、認証信号同
士の衝突が発生する恐れがある。すなわち、接続要求信
号を送信した無線LAN端末が複数のセルの重複領域内
に存在している場合、重複している複数のセルそれぞれ
に対応する複数の中継装置からそれぞれ認証信号が送信
されることになり、また、中継装置同士は互いに無線通
信できない位置にある可能性があるため、従来から無線
LAN端末及び中継装置に実装されていた特願平5−4
6185号の方法のみでは、認証信号の送信が同時だと
認証信号同士の衝突が発生する。この不具合を避けるべ
く、各中継装置は、特願平5−46185号の方法に加
えて、ステップ212の実行に先立ち乱数番号nを発生
させ(216)、認証信号送信に要する最小限の時間に
この乱数番号nを乗じた時間だけ、ステップ212の実
行を待つ(218,220)。また、待機の間に他の無
線LAN端末から接続許容値を上回る品質で接続要求信
号を受信したとしても、当該他の無線LAN端末への認
証信号の送信は行わない(218)。これにより、認証
信号同士の衝突の確率を、事実上無視し得る程度まで低
減できる。
【0049】一方、接続要求信号を送信した無線LAN
端末は、所定の許容時間を限度として(図5、10
6)、いずれかの中継装置から十分な信号受信品質を有
する認証信号を受信するまで待機する(108,11
0,112)。すなわち、接続要求信号を送信したのち
(104)、無線LAN端末は、中継装置から無線フレ
ームを受信するのに応じ(108)、この無線フレーム
が認証信号であるか否かをその識別子に基づき判定し
(110)、認証信号であると判定した場合にその受信
電界強度等の信号受信品質が所定のハンドオーバ開始値
を上回っているか否かを判定する(112)。ステップ
108にて受信した無線フレームが認証信号でない場合
や(110)、認証信号であってもその信号受信品質が
所定のハンドオーバ開始値を上回っていない場合には
(112)、無線LAN端末は待機動作を継続する。許
容時間が経過してもいずれの中継装置からも十分な信号
受信品質を有する認証信号を受信できなかった場合には
(106)、無線LAN端末は、リトライカウンタの値
をインクリメントしつつ(114)、所定回数を限度と
して、すなわちリトライカウンタのカウントオーバを限
度として(116)、接続要求信号を繰り返し送信する
(104)。
【0050】リトライカウンタがカウントオーバするま
での間に十分な信号受信品質を有する認証信号を受信で
きた場合(116)、その無線LAN端末は、その認証
信号を送信した中継装置との間では良好な信号品質で無
線通信できる、すなわち自分がその中継装置のセル内に
位置していると見なし、当該十分な信号受信品質を有す
る認証信号に含まれているセルIDを、自分のセルID
として取得する(118)。前述のように中継装置側で
認証信号の送信タイミングを乱数設定しているから、ス
テップ118では、無線LAN端末は、最も小さな乱数
番号nを設定した中継装置からの認証信号を取得する。
仮に、偶然に乱数番号n同士が一致したため認証信号同
士の衝突等が発生した場合でも、所定時間を限度として
受信待ちを実行すること(106)及び所定回数を限度
として接続要求信号を繰り返し送信すること(116)
により、認証信号の受信によるセルIDの取得に再試行
できる。
【0051】認証信号の受信によりセルIDを取得した
無線LAN端末は、そのセルIDを用いた通常の通信動
作に移行する(120)。ステップ120においては、
送信要求発生に応じ、ステップ118にて取得したセル
IDを含む無線フレームを送信する。他方、中継装置
は、接続要求信号でない無線フレームを受信した場合に
(202)、通常の通信動作を実行する(210)。ス
テップ210では、まず、受信した無線フレームのうち
自己と同一のセルIDを含む無線フレーム中の送元MA
Cアドレスを、自分の無線側テーブルに登録する。従っ
て、認証信号の受信によりセルIDを取得した無線LA
N端末からの通常通信に係る無線フレームが、当該セル
IDに対応する中継装置により一旦受信された後は、そ
の無線LAN端末宛ての有線フレームはその中継装置に
より有線から無線に中継され、その無線LAN端末から
の無線フレームはその中継装置により無線から有線に中
継される。
【0052】また、ステップ120移行後に無線フレー
ムを受信した場合には、無線LAN端末の動作はステッ
プ124に移行する(122)。ステップ124では、
無線LAN端末は、受信した無線フレーム中の識別子を
参照することにより、その無線フレームが中継装置から
無線送信されたのかそれとも他の無線LAN端末から無
線送信されたのかを判定する。他の無線LAN端末から
無線送信されたと判定した場合、無線LAN端末は、そ
の無線フレームに関しセルID、拡張セルID及び宛先
MACアドレスの照合を実行する(120)。すなわ
ち、受信した無線フレーム中のセルIDが先にステップ
118にて取得したセルID又はアドホック網のセルI
Dと一致しており、その無線フレーム中の拡張セルID
が自分の拡張セルIDと一致しており、かつその無線フ
レーム中の宛先MACアドレスが自分のMACアドレス
と一致していることを確認した上で、その無線フレーム
に所定の受信処理を施す。
【0053】従って、認証信号の受信によりセルIDを
取得した無線LAN端末(例えば16−1)は、それ以
後、自分のセルIDと同一のセルIDを有する他の無線
LAN端末との間で、すなわち図8中実線で示されてい
るように同一セルに属する他の無線LAN端末(例えば
16−2)との間で、直接無線通信することができる。
より詳細には、ある無線LAN端末からその無線LAN
端末のセルIDと同一のセルIDを有する他の無線LA
N端末宛てに無線フレームを送信した場合、両無線LA
N端末の拡張セルIDが一致している限り、当該他の無
線LAN端末がその無線フレームを受信しその無線フレ
ームに受信処理を施すことが可能である(同様に、後述
するリトライカウンタのカウントオーバによりアドホッ
ク網のセルIDを取得した無線LAN端末同士でも、直
接に無線通信することが可能である)。その場合に、当
該セルIDに係る中継装置は、受信した無線フレーム中
の宛先MACアドレスが自分の無線側テーブルに登録さ
れているため無線から有線への中継を実行しないから
(210)、中継装置において不要な有線フレームが発
生することを防ぐことができる。
【0054】また、認証信号の受信によりセルIDを取
得した無線LAN端末(例えば16−1)は、それ以
後、アドホック網のセルIDを有する他の無線LAN端
末、すなわち後述するようにいずれのセルにも属してい
ない他の無線LAN端末(図9参照、16−2)から、
直接無線フレームを受信することもできる。これは、無
線フレームの受信の際、自分のセルIDと一致している
セルIDを含む無線フレームのみならず、アドホック網
のセルIDを有する無線フレームをも、受信処理の対象
としていることによる。なお、後述するように、アドホ
ック網のセルIDを取得した無線LAN端末はセルID
の照合を停止しているから、認証信号の受信によりセル
IDを取得した無線LAN端末からアドホック網のセル
IDを取得した他の無線LAN端末へと、無線フレーム
を直接無線送信することもできる。
【0055】受信した無線フレームが中継装置から無線
送信された旨、ステップ124にて判定した場合、無線
LAN端末は、その無線フレームのセルIDと自分のセ
ルIDとが一致しているか否かを判定する(126)。
一致していない場合には、その無線フレームに関して後
述する信号受信品質の評価を実行する必要がないため、
ステップ120に移行する。ステップ120では、拡張
セルID及び宛先MACアドレスの一致を条件として、
その無線フレームに受信処理が施される。従って、認証
信号の受信によりセルIDを取得した無線LAN端末
は、同一のセルIDを有する中継装置により有線から無
線に中継されたフレームを受信できる。既に述べた様
に、無線LAN端末から送信された無線フレームは、宛
先MACアドレスが無線側テーブルに属していない場
合、同一のセルIDを有する中継装置により無線から有
線へと中継される。従って、本実施形態では、図10に
示される有線LAN端末10から無線LAN端末16−
1への送信や、図11に示される無線LAN端末16−
1から有線LAN端末10への送信も、可能である。
【0056】無線LANにおける至便性の一つは、配線
の変更等を伴うことなしにその端末を移動させることが
できる点である。従って、認証信号の受信によりセルI
Dを取得した無線LAN端末(図では16−1)が、当
該セルIDに係るセル(図ではセル1)を脱しいかなる
セルにも属さない状態になることや(図12参照)、他
のセルに移動すること(図1参照)がある。図5に示さ
れる動作手順では、それまで所属していたセルから無線
LAN端末が脱したことを、その無線LAN端末自身が
検出している。すなわち、無線LAN端末は、ステップ
126にてセルIDの一致を検出した場合に、その無線
フレームの信号受信品質、例えば受信電界強度を、所定
のハンドオーバ開始値と比較する(128)。
【0057】ステップ128において信号受信品質がハ
ンドオーバ開始値を上回っていると判定されたときに
は、それまで所属していたセルに現在も所属していると
見なせるため、無線LAN端末の動作は、ステップ12
0に移行する。逆に、信号受信品質がハンドオーバ開始
値を上回っていない場合、それまで所属していたセルか
ら脱しつつある又は既に脱していると見なせるため、電
源投入時(100)や所定時間受信なしのとき(10
1)と同様、無線LAN端末の動作は、ステップ102
に移行する。図1に示されるように無線LAN端末がセ
ル間移動したときには、無線LAN端末は、新たな所属
先セルに係る中継装置(図では中継装置14−2)から
の認証信号を十分な信号受信品質にて受信でき、これに
より、新たな所属先セル(図ではセル2)に係るセルI
Dをステップ118にて取得できる。このように、セル
間移動時に自動的に新しいセルIDを取得できるから、
無線LAN端末の移動通信可能範囲は、複数のセルにま
たがる広い範囲に広がる。図12に示されるようにいず
れのセルにも属さない状態になったときには、十分な信
号受信品質を有する認証信号を受信できないまま、リト
ライカウンタがカウントオーバする。
【0058】なお、ハンドオーバ開始値は前述の接続許
容値より若干小さな値である。無線LANが付設される
一般的な環境、例えば事務所環境においては、仮に中継
装置及び無線LAN端末の位置が一定であっても、周囲
にある電波伝搬障害物(例えば人間等)の動きにより、
中継装置からの信号受信品質は絶えず変動している(フ
ェージング)。そのような環境下で仮にハンドオーバ開
始値と接続許容値を等しい値とすると、無線LAN端末
の配置によっては(例えばセル重複部分に位置するとき
や中継装置から遠隔に位置するときは)図5の手順に従
うハンドオーバ(すなわち中継装置から中継装置への引
渡し)動作を高頻度で繰り返してしまう可能性がある。
ハンドオーバ開始値を接続許容値より若干小さな値にす
ることにより、このような高頻度でのハンドオーバを防
止でき、安定な通常通信を確保できる。加えて、ハンド
オーバ動作を開始した後は、移動元の中継装置との通常
通信が可能なうちに新たな中継装置を探索できる。
【0059】電源投入時にいずれのセルにも属していな
かった場合や図12に示されるように移動に伴いいずれ
のセルにも属さない状態となった場合には、十分な信号
受信品質を有する認証信号を受信できないまま、リトラ
イカウンタがカウントオーバする(116)。その場
合、無線LAN端末は、良好な信号品質で無線通信でき
る中継装置が自分の周囲に存在しない、すなわち自分が
いずれのセル内にも位置していないと見なし、そのセル
IDにアドホック網のセルID=FFFFをセットする
(130)。その後、無線LAN端末は、ステップ13
0にて取得したセルIDを用いた通常の通信動作に移行
する(132)。なお、アドホック網セルIDを保持し
ている状態では、無線LAN端末は、所定時間おきに接
続要求信号を1回だけ(すなわちリトライなしで)送信
する。これは、その無線LAN端末がいずれかの中継装
置のセル内に移動した場合に直ちにそのセルに係るセル
IDを取得できるようにするためである。また、リトラ
イなしにするのは、その無線LAN端末の周囲に中継装
置が何も存在しないにもかかわらず接続要求信号が複数
回に亘り繰り返し送信されること、ひいては無線トラフ
ィックの増大を、防ぐためである。
【0060】それ以後通常通信に係る無線フレームを送
信する際には、無線LAN端末は、ステップ130にて
取得したセルIDを、送信すべき無線フレームのセルI
Dにセットする。また、無線LAN端末は、ステップ1
32に移行する際、受信時におけるセルID照合を停止
する(134)。すなわち、ステップ132移行後は、
無線LAN端末は、無線フレームを受信したとき(図
6、136)、その無線フレームが他の無線LAN端末
から無線送信されたものであることをその無線フレーム
中の識別子に基づき確認した上で(138)、その無線
フレーム中の拡張セルID及び宛先MACアドレスが自
分の拡張セルID及びMACアドレスとそれぞれ一致し
ている場合に、その無線フレームに、そのセルIDの如
何にかかわらず、受信処理を施す(140)。
【0061】このように、アドホック網のセルIDを取
得した無線LAN端末では、受信に当たってセルIDの
照合が停止され、他方で、認証信号の受信に成功した無
線LAN端末では、ステップ118にて取得したセルI
D又はアドホック網のセルIDがセットされている無線
フレームのうち自分の拡張セルID及びMACアドレス
とその拡張セルID及び宛先MACアドレスとがそれぞ
れ一致しているもののみが、受信処理に供される。従っ
て、認証信号の受信に成功しなかった無線LAN端末
は、爾後、拡張セルIDが一致していれば、無線フレー
ム中のアドレス情報に基づき、いずれのセルに属する無
線LAN端末とも無線通信できまたいずれのセルにも属
していない無線LAN端末とも無線通信できる状態にな
る(図9参照)。
【0062】また、受信した無線フレームが中継装置か
ら無線送信されたものであることをステップ138にお
いて検出した無線LAN端末は、その無線フレームの信
号受信品質が前述の接続許容値を上回っているか否かを
判定する(142)。ここで判定しきい値として前述の
接続許容値を用いているのは、認証信号に関する信号受
信品質の測定手段と同一の測定手段(無線機に内蔵)を
使用可能にし装置構成を簡素化するためである。上回っ
ていなければ、無線LAN端末の動作はステップ140
に移行する。上回っていれば、図1又は図8において実
線で示されているようにいずれかのセルの内部に移動し
たと見なせるため、無線LAN端末は、その無線フレー
ムに含まれている宛先MACアドレスの如何によらず、
当該無線フレームに含まれているセルIDを取得する
(144)。
【0063】このようにしてセルIDを取得した後は、
無線LAN端末は、セルIDの照合を再開した上で(1
46)、ステップ120に移行する(148)。従っ
て、これ以後は、ステップ144にて取得したセルID
又はアドホック網のセルIDと同一のセルIDを含む無
線フレームを受信し受信処理に供することが可能にな
り、またステップ144にて取得したセルIDと等しい
セルIDを含む無線フレームを送信することが可能にな
る。新たなセル(移動先セル)に係る中継装置は、自分
のセルIDと等しいセルIDを含む無線フレームを受信
した場合にその無線フレーム中の送元MACアドレスを
自分の無線側テーブルに登録するから、ステップ144
にてセルIDを取得した無線LAN端末は、取得したセ
ルIDと同一のセルIDを含む無線フレームを送信した
後は、自分宛ての有線フレームを、当該中継装置により
有線から無線に中継させることができる。
【0064】
【補遺】なお、本発明は次のような構成としても把握で
きる。
【0065】本発明の第9の構成に係るセルID取得方
法は、第1又は第2の構成において、電源投入に応じ上
記接続要求信号を無線LAN端末から無線送信すること
を特徴とする。本構成によれば、電源投入に応じ無線L
AN端末がセルIDを自動取得できる。
【0066】本発明の第10の構成に係るセルID取得
方法は、第1又は第2の構成において、それまで所属し
ていたセルからの離脱を無線LAN端末が検出するステ
ップを有し、上記離脱の検出に応じ上記接続要求信号を
無線LAN端末から無線送信することを特徴とする。本
構成によれば、セル離脱、セル進入、セル間移動等に応
じ、無線LAN端末がセルIDを自動取得できる。
【0067】本発明の第11の構成に係るセルID取得
方法は、第10の構成において、中継装置からの信号受
信品質が所定のハンドオーバ開始値を下回ったことを以
て、又は所定時間以上中継装置からの信号が受信されな
いことを以て、上記離脱を検出することを特徴とする。
本発明の第12の構成に係るセルID取得方法は、第1
又は第2の構成において、認証信号の信号受信品質が所
定の接続許容値を上回ったことを以て、無線LAN端末
が認証信号の受信に成功したと見なすことを特徴とす
る。これらの構成によれば、信号受信品質の評価を通じ
てセルID取得手続きが行われるから、OSI参照モデ
ルの上位層に何等影響が生じないため、使用者の側から
見た場合には既存のLANと何等かわらない使用性を実
現できる。
【0068】本発明の第13の構成に係るセルID取得
方法は、第12の構成において、接続要求信号送信後所
定時間以内に無線LAN端末が中継装置からの信号を無
線受信した場合にその信号が認証信号であることか否か
を判定し、認証信号であると判定した場合にのみ、その
信号受信品質と接続許容値との比較を許可するステップ
を有することを特徴とする。本発明の第14の構成に係
るセルID取得方法は、第12の構成において、その信
号受信品質が接続許容値を上回る認証信号を、接続要求
信号送信後上記所定時間以内に受信しなかった場合に、
所定回数を限度として、無線LAN端末が接続要求信号
を再度無線送信するステップを有することを特徴とす
る。これらの構成によれば、時間制限を伴う受信待機又
は回数制限を伴う繰返送信を実行しているため、仮に接
続要求信号や認証信号が他の信号と衝突した場合であっ
ても、又はノイズが夥しい環境であっても、高い確率で
認証信号によるセルIDを取得できる。なお、仮にこの
手順を実行しても認証信号の受信に成功しなかった場合
でも、アドホック網セルIDを取得できるから、無線L
AN端末はどのような場合でも何等かのセルIDを取得
できる。
【0069】本発明の第15の構成に係る無線LAN端
末は、第12の構成において、自分のセルIDがアドホ
ック網セルIDであるとき、中継装置から無線受信した
信号の信号受信品質が所定の接続許容値を上回る場合
に、当該信号を送信した中継装置に対応するセルに自己
が進入したと判断することを特徴とする。本構成によれ
ば、信号受信品質の評価を通じてセルID取得手続きが
行われるから、OSI参照モデルの上位層に何等影響が
生じないため、使用者の側から見た場合には既存のLA
Nと何等かわらない使用性を実現できる。
【0070】本発明の第16の構成に係る無線LAN端
末は、第12の構成において、自分のセルIDがアドホ
ック網セルIDであるとき、所定時間毎に1回、接続要
求信号を送信することを特徴とする。本構成によれば、
無線トラフィックの増大を招くことなく、中継装置から
セルIDを取得できる。
【0071】本発明の第17の構成に係る無線LAN端
末は、第12の構成において、自分のセルIDがいずれ
かの中継装置及びセルを特定するセルIDである場合
に、中継装置からは自分のセルIDと同一のセルIDを
含む信号のみを無線受信し、他の無線LAN端末からは
自分のセルIDと同一のセルID又はアドホック網セル
IDを含む信号のみを無線受信することを特徴とする。
本構成によれば、いずれのセルに属していない無線LA
N端末とも無線により通信できる。
【0072】本発明の第18の構成に係る中継装置は、
第4の構成において、受信した接続要求信号の信号受信
品質が所定の接続許容値を下回る場合には、認証信号の
無線送信を実行しないことを特徴とする。本構成によれ
ば、信号受信品質の評価を通じてセルID取得手続きが
行われるから、OSI参照モデルの上位層に何等影響が
生じないため、使用者の側から見た場合には既存のLA
Nと何等かわらない使用性を実現できる。
【0073】本発明の第19の構成に係る中継装置は、
第4の構成において、接続要求信号受信後乱数時間の経
過後に認証信号を無線送信することを特徴とする。本構
成によれば、認証信号同士の衝突が発生しにくくなる。
【0074】本発明の第20の構成に係る中継装置は、
上記乱数時間の待機中に接続要求信号を受信した場合に
は当該待機中に受信した接続要求信号に応答する認証信
号の送信を実行しないことを特徴とする。本構成によれ
ば、待機中に認証信号が送信されることがないから、多
数の無線LAN端末が同時に又は相前後してセル間移動
等する場合でも、認証信号の多発による無線トラフィッ
クの顕著な増大は生じない。
【0075】本発明の第21の構成に係る中継装置は、
第4の構成において、無線LAN端末から信号を無線受
信した時点でその無線LAN端末を無線側テーブルに、
無線LAN端末又は有線LAN端末から信号を有線受信
した時点でその無線LAN端末又は有線LAN端末を有
線側テーブルに、それぞれ登録する手段と、接続要求信
号の送元たる無線LAN端末を有線側テーブルから一旦
削除する手段と、を備えることを特徴とする。本構成に
よれば、セルIDを用いた管理と共に、有線側及び無線
側テーブルを用いた端末管理が中継装置毎に実行される
から、単一の無線LAN端末に係る中継動作が複数の中
継装置により重複して実行されることがなくなる。
【0076】本発明の第22の構成に係るLANは、第
5乃至第8の構成において、無線LAN端末が、自分の
セルIDがアドホック網セルIDでない場合に、中継装
置からは自分のセルIDと同一のセルIDを含む信号の
みを無線受信し、他の無線LAN端末からは自分のセル
IDと同一のセルID又はアドホック網セルIDを含む
信号のみを無線受信することを特徴とする。本構成によ
れば、通信に係る無線LAN端末のうちいずれかがいず
れのセルに属していない場合でも、両無線LAN端末間
で無線通信できる。
【0077】本発明の第23の構成に係るLANは、第
5乃至第8の構成において、無線LAN端末が、自分の
セルIDがアドホック網セルIDである場合に、中継装
置又は他の無線LAN端末から、含まれるセルIDの如
何にかかわらず信号を無線受信することを特徴とする。
本構成によれば、セルへの進入に応じてセルIDを取得
するための無線通信や、他の無線LAN端末との無線通
信が可能になる。
【0078】本発明の第24の構成に係るLANは、第
5乃至第8の構成において、無線LAN端末と中継装置
又は他の無線LAN端末との間で無線により送受信され
る信号が、少なくとも、その信号を無線送信したのが無
線LAN端末かそれとも中継装置かを示す情報、その信
号が接続要求信号又は認証信号である場合にはその旨を
示す情報、並びにその信号を無線送信した無線LAN端
末又は中継装置のセルIDを含むことを特徴とする。本
構成によれば、無線LAN端末及び中継装置の動作手順
の一部変更、信号受信品質の評価等に加え、無線フレー
ムの構成の一部変更という比較的小規模な改変にて、上
述の各効果を実現できる。
【0079】本発明の第25の構成に係るLANは、第
5乃至第8の構成において、無線LAN端末と中継装置
又は他の無線LAN端末との間で無線により送受信され
る信号が、少なくとも、その信号を無線送信した中継装
置又は無線LAN端末が、上記LANに属していること
又は属する資格があることを示す拡張セルIDを含むこ
とを特徴とする。本構成によれば、そのLANに属し得
ない中継装置及び無線LAN端末の侵入を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 システム構成及びセル間移動に伴う配置変更
を示すシステム配置図である。
【図2】 中継装置のハードウエア構成を示すブロック
図である。
【図3】 無線フレームの構成を示す図である。
【図4】 制御子の構成を示す図である。
【図5】 無線LAN端末の動作を示すフローチャート
である。
【図6】 無線LAN端末の動作を示すフローチャート
である。
【図7】 中継装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】 セル進入に伴う配置変更を示すシステム配置
図である。
【図9】 セル外無線通信の経路を示すシステム配置図
である。
【図10】 有線LAN端末から無線LAN端末への送
信の経路を示すシステム配置図である。
【図11】 無線LAN端末から有線LAN端末への送
信の経路を示すシステム配置図である。
【図12】 セル離脱に伴う配置変更を示すシステム配
置図である。
【符号の説明】
10 有線LAN端末、12 有線LAN、14−1,
14−2 中継装置、16−1,16−2 無線LAN
端末。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信すべき中継装置を特定しない信号で
    ある接続要求信号を無線LAN端末から無線送信するス
    テップと、 無線LAN端末からの接続要求信号の受信に応じ、中継
    装置からそのセルIDを含む認証信号を無線送信するス
    テップと、 接続要求信号送信後、無線LAN端末が認証信号の無線
    受信を試みるステップと、 認証信号の受信に成功した場合にはその認証信号に含ま
    れるセルIDを、成功しなかった場合にはいずれのセル
    にも属さないことを示すアドホック網セルIDを、無線
    LAN端末が自分のセルIDとして取得するステップ
    と、 を有し、自分が所属するセル及びそのセルに対応する中
    継装置を特定するセルIDを、無線LAN端末が自発的
    に取得することを特徴とするセルID取得方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のセルID取得方法におい
    て、 アドホック網セルIDを取得した後、所定程度を上回る
    信号受信品質を有する中継装置からの無線信号を検出し
    た場合に、無線LAN端末が、その無線信号に含まれる
    セルIDを自分のセルIDとして取得するステップを有
    することを特徴とするセルID取得方法。
  3. 【請求項3】 上記接続要求信号を無線送信することに
    より、周囲の中継装置に対して上記認証信号の無線送信
    を要求する手段と、 接続要求信号送信後認証信号の無線受信を試みる手段
    と、 認証信号の受信に成功した場合にはその認証信号に含ま
    れるセルIDを、成功しなかった場合には上記アドホッ
    ク網セルIDを、自分のセルIDとして取得する手段
    と、 を備え、請求項1又は2記載のセルID取得方法の実施
    に適することを特徴とする無線LAN端末。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の無線LAN端末からの接
    続要求信号の受信に応じ、乱数時間待機した後に上記認
    証信号を無線送信する手段を備え、請求項1又は2記載
    のセルID取得方法の実施に適することを特徴とする中
    継装置。
  5. 【請求項5】 自分のセルIDを含む信号を無線送信す
    る請求項3記載の無線LAN端末と、 所定の規格に従う信号を有線受信する有線LAN端末
    と、 自分のセルIDと同一のセルIDを含む信号を無線受信
    した場合にその信号を上記規格に従うよう変換した後有
    線LAN端末宛てに有線送信する請求項4記載の中継装
    置と、 を有し、請求項1又は2記載のセルID取得方法の実施
    を通じ無線LAN端末が取得したセルIDを利用して、
    無線LAN端末から中継装置を経て有線LAN端末に信
    号を送信することを特徴とするLAN。
  6. 【請求項6】 所定の規格に従う信号を有線送信する有
    線LAN端末と、 自分のセルIDを含む信号を無線受信する請求項3記載
    の無線LAN端末と、 自分のセルIDと同一のセルIDを有する無線LAN端
    末に宛てた信号を有線受信した場合にその信号に少なく
    とも自分のセルIDを付加した上で宛先たる無線LAN
    端末に無線送信する請求項4記載の中継装置と、 を有し、請求項1又は2記載のセルID取得方法の実施
    を通じ無線LAN端末が取得したセルIDを利用して、
    有線LAN端末から中継装置を経て無線LAN端末に信
    号を送信することを特徴とするLAN。
  7. 【請求項7】 自分のセルIDを含む信号を無線送信す
    る複数の請求項3記載の無線LAN端末と、 自分のセルIDと同一のセルIDを含む信号を無線受信
    した場合にその信号を所定の規格に従うよう変換した後
    有線送信し、自分のセルIDと同一のセルIDを有する
    無線LAN端末に宛てた信号を有線受信した場合にその
    信号に少なくとも自分のセルIDを付加した上で宛先た
    る無線LAN端末に無線送信する複数の請求項4記載の
    中継装置と、 を有し、請求項1又は2記載のセルID取得方法の実施
    を通じ各無線LAN端末が取得したセルIDを利用し
    て、無線LAN端末から中継装置を経て他の無線LAN
    端末に信号を送信することを特徴とするLAN。
  8. 【請求項8】 請求項4記載の中継装置と、 自分のセルIDを含む信号を無線送信する複数の請求項
    3記載の無線LAN端末と、 を有し、請求項1又は2記載のセルID取得方法の実施
    を通じ各無線LAN端末が取得したセルIDを利用し
    て、無線LAN端末から他の無線LAN端末に信号を送
    信することを特徴とするLAN。
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