JP3076242U - マグネットを利用した巻回物の解舒テンション調節装置 - Google Patents

マグネットを利用した巻回物の解舒テンション調節装置

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JP3076242U JP2000006576U JP2000006576U JP3076242U JP 3076242 U JP3076242 U JP 3076242U JP 2000006576 U JP2000006576 U JP 2000006576U JP 2000006576 U JP2000006576 U JP 2000006576U JP 3076242 U JP3076242 U JP 3076242U
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wound material
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tension
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善彦 山内
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日本マイヤー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁ブレーキ、パウダーブレーキ、ヒステリ
シスブレーキ等を使用するよりもメンテナンスが容易
で、巻回物の解舒テンションの調節範囲を自在に変更可
能であり、長期間使用しても制動力が低下せず、長時間
連続して制動させても温度が上昇しない安価な巻回物の
解舒テンション調節装置を提供すること。 【解決手段】 巻回体4を装填したスピンドル2に嵌着
してなる導電性のブレーキ板6に対して、マグネット7
を近接して非接触状態で配することで、巻回物23が解
舒される際に検知される解舒テンションの増減に応じて
巻回物ガイド部材11が支軸9を中心に回動すると、マ
グネットを取着してなるマグネット保持部材8も回動
し、マグネットがブレーキ板6の縁部と中央部間で移動
するので、ブレーキ板に働く制動力が増減され巻回物の
解舒テンションが調節される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はマグネットを利用した巻回物の解舒テンション調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、巻回されている状態での巻回物を解舒する方法として、スピンドルに装 填された巻回体を回転させながら巻回物を解舒する転がしクリール方式があるが 、その方式で巻回物を解舒する際のテンション調節装置としては電磁ブレーキ、 パウダーブレーキ又はヒステリシスブレーキ等の電磁機器を使用したものが周知 である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、電磁ブレーキには巻回物の解舒テンションの調節範囲が比較的 狭いという一面、パウダーブレーキには長期間の使用によりパウダーが摩耗する と制動力が低下したり、長時間連続して制動させるとパウダーによる摩擦のため ブレーキの温度が上昇したりするという一面、ヒステリシスブレーキにはパウダ ーブレーキと同様に長時間連続して制動させると励磁コイルへの通電によりブレ ーキの温度が上昇するという一面等があり、いずれのブレーキについても分解、 組立に手間がかかるのでメンテナンスが容易ではなく高価な割りには使い勝手が 十分ではなかった。 本考案は上記の課題を解決し、メンテナンスが容易で、巻回物の解舒テンショ ンの調節範囲を自在に変更可能であり、長期間使用しても制動力が低下せず、長 時間連続して制動させても温度が上昇しない安価な巻回物の解舒テンション調節 装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
スピンドルに装填してなる巻回体を回転させながら巻回物を解舒する方式の巻 回物の解舒テンション調節装置において、巻回体を回転可能に嵌装してなるとと もに装置枠に回動可能に挿通してなるスピンドルと、該スピンドルに嵌着してな る導電性のブレーキ板と、巻回物の解舒時にブレーキ板に非接触状態で制動力を 生起可能にマグネットを取着してなるマグネット保持部材と、巻回体から解舒さ れる巻回物の解舒テンションの増減を検知するための巻回物ガイド部材を一部に 設けてなるテンションアームを備え、前記装置枠に設けた軸受に支承してなる支 軸を支点軸として揺動可能に前記テンションアームと前記マグネット保持部材と が支軸と連結されてなり、巻回物の解舒時に巻回物ガイド部材で検知される巻回 物の解舒テンションの変動に応じた前記マグネットの前記ブレーキ板に対する作 用位置移行による制動力の制御により巻回物の解舒テンションの調節を行う構成 とすることで、巻回物の解舒時に変動するテンションが適宜調節される。
【0005】
【考案の実施の形態】
前記ブレーキ板に設けてなる係止部材に係止してなるバネ部材と、前記ブレー キ板に固定してなる支軸に回動可能に設けてなり、前記バネ部材に揺動可能に係 止してなる揺動レバーと、前記巻回物の解舒時における前記揺動レバーの揺動変 位を、前記マグネットと前記ブレーキ板との間隔の変位に変換可能に前記揺動レ バーに連係して設けてなるレバー揺動変位変換部とで構成することで、巻回物の 解舒時に巻径減少に伴ってブレーキ板の回転速度が徐々に上昇しても、そのこと がマグネットとブレーキ板間に発生する制動力の付加的な上昇の要因となること はない。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案の巻回物の解 舒テンション調節装置の一実施例を示す側面図、図2は図1の巻回物の解舒テン ション調節装置の断面図、図3は図1の巻回物の解舒テンション調節装置の一部 を別の実施例とした場合のブレーキ板周辺部の側面図、図4は図3のブレーキ板 周辺部をX1−X2線にて切断して示す断面図である。図1及び図2において、 装置枠1に回動可能に挿通してなるスピンドル2はブッシュ3a,3bを介して 巻回体4を装填してなり、巻回体4は締め付けナット5により両ブッシュ間に挟 持されている。装置枠1の外側ではボス12を介してアルミニウム製の円盤形状 のブレーキ板6がスピンドル2の先端部に固定されており、装置枠1に設けた軸 受25に支承してなる支軸9には、支軸9を支点軸として一体に揺動可能にテン ションアーム10とマグネット保持部材8の各一端部が連結されている。マグネ ット保持部材8の他端には、マグネット7をブレーキ板6と対向して取着してな り、マグネット7はブレーキ板6に対して近接して非接触状態を保っている。テ ンションアーム10の他端部には、スピンドル2の軸心に平行して設けた巻回物 ガイド部材11を取着してなり、巻回物ガイド部材11には、巻回体4から解舒 された巻回物23が掛けられている。
【0007】 次に本考案装置の作用について説明する。先ず巻回物23を矢印A方向に引き 出すと巻回体4が回転して巻回物23が解舒されるが、その際の巻回物23の解 舒テンションの変動においてテンションが強まった場合には、テンションアーム 10が支軸9を支点軸として矢印B1方向に起立し、マグネット保持部材8は支 軸9を支点軸として矢印B2方向に動くので、マグネット7の位置もブレーキ板 6の縁部から中央部に向かって移動する。マグネット7はブレーキ板6に対して 近接して非接触状態を保っているため、巻回物23の解舒時にブレーキ板6が回 転するとマグネット7とブレーキ板6間に発生するヒステリシス現象によりブレ ーキ板6に対して制動力が生起されるが、マグネット7の位置がブレーキ板中央 部に向かうのにつれてスピンドル軸2にかかるモーメントが小さくなるのに伴い 、その制動力も減少するので巻回体4の解除トルクが減少される結果テンション が弱められて巻回物23の解舒テンションが略均一に調節される。それとは逆に 巻回物23の解舒テンションの変動においてテンションが弱まった場合には、テ ンションアーム10が支軸9を支点軸として矢印C1方向に傾倒し、マグネット 保持部材8は支軸9を支点軸として矢印C2方向に動くので、マグネット7の位 置もブレーキ板6の中央部から縁部に向かって移動する。マグネット7の位置が 縁部に向かうのにつれてスピンドル軸2にかかるモーメントが大きくなるのに伴 いその制動力も増加するので、巻回体4の解除トルクが増加される結果テンショ ンが強められて巻回物23の解舒テンションが略均一に調節される。尚、巻回物 23の解舒テンションの調節範囲は径の異なるブレーキ板を使用することにより 簡単に変更できる。
【0008】 但し、巻回物23の解舒時に巻き径が小さくなるにつれてブレーキ板6の回転 速度が徐々に上昇すると、マグネット7とブレーキ板6間におけるヒステリシス 現象に変化が生じ、たとえマグネット7の位置が変わらなくてもブレーキ板6に 対する制動力が徐々に増加するので、極めて均一な巻回物23の解舒テンション 調節が求められる場合には、巻回物23の解舒テンション調節装置の一部を図3 及び図4に示す構成とするのが望ましい。
【0009】 図3及び図4において、24はレバー揺動変位変換部であり、ボス112、ブ ッシュ14、移動変位付与ギア15、揺動レバー20a,20b、伝達ギア16 a,16bなどから構成されている。次にこれらの具体的な関連を説明する。ボ ス112はブレーキ板6を嵌着してなるとともに、その内側面においてスピンド ル2の先端部2aに対し摺動可能にスプライン結合されている。移動変位付与ギ ア15はボス112にベアリング150を介してスピンドル2に対し回動可能に 設けられてなる。ブッシュ14はボス112より離間してスピンドル2に嵌着固 定され、移動変位付与ギア15の内側面と螺合により連結されている。ブレーキ 板6には、ストッパー21a,21b,22a,22b、係止部材18a,18 b及び支軸17a,17bが立設固定されており、支軸17a,17bには各々 回動可能に伝達ギア16a,16bが嵌着されてなる。20a,20bは揺動レ バーであり、各々の揺動レバー20a,20bの一端は支軸17a,17bに嵌 着され、他端で係止部材18a,18bに係止してなるバネ部材19a,19b と各々連結されている。支軸17a,17bには各々伝達ギア16a,16bが 回動可能に嵌装され、移動変位付与ギア15と噛合してなる。ストッパー21a ,21bとストッパー22a,22bの各々は各ストッパーが離間した位置に立 設されている。
【0010】 巻回物の解舒時に巻き径が小さくなるにつれてブレーキ板6の矢印D方向への 回転速度が徐々に上昇すると、遠心力の増加により揺動レバー20a,20bが 支軸17a,17bを支点軸として各々矢印E1,E2方向に徐々に動き、伝達 ギア16a,16bを介して移動変位付与ギア15が回転される。ブッシュ14 に螺合している移動変位付与ギア15が回転するとその変位は矢印F方向の変位 に変換され、ブレーキ板6は矢印F方向に移動しマグネット7とブレーキ板6と の間隔tが徐々に広げられるので、ブレーキ板6に対するヒステリシス現象の影 響が徐々に小さくなる。結果、ブレーキ板6の回転速度の変化がブレーキ板6に 対するマグネットによるヒステリシス制動力の変化の要因となることはない。間 隔tの調節範囲は揺動レバー20a,20bの各々がストッパー22a,22b の各々に当接するまでの範囲である。尚、揺動レバーの数は2本に限定されず少 なくとも1本であればよい。又、マグネットとブレーキ板との間隔は最大5mm 程度であることが望ましい。
【0011】 巻回物の解舒を中止する場合には図1に示されている通り、エアシリンダ(図 示せず)等の押上手段の作用でシャフト27を上昇させることで、ブレーキシュ ー26がブレーキ板6に当接してブレーキがかかる。逆に解舒を再開する場合に は前記押上手段を非作用状態とすれば、コイルバネ28の引き戻し力によりブレ ーキシュー26がブレーキ板6から離間してブレーキが解除される。
【0012】
【考案の効果】
本考案の巻回物の解舒テンション調節装置は、簡潔な構成であることから安価 でメンテナンスが容易であり、ブレーキ板のサイズやストッパーの位置を変更す るだけで解舒テンションや制動力の調節範囲を自在に変更可能であり、マグネッ トとブレーキ板間に摩擦を生じないので長期間使用しても制動力が低下せず、電 気を利用して制動しないため長時間連続して制動させても温度が上昇しない好適 な装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の巻回物の解舒テンション調節装置の一
実施例を示す側面図。
【図2】図1の巻回物の解舒テンション調節装置の断面
図。
【図3】図1の巻回物の解舒テンション調節装置の一部
を別の実施例とした場合のブレーキ板周辺部の側面図。
【図4】図3のブレーキ板周辺部をX1−X2線にて切
断して示す断面図。
【符号の説明】
1…装置枠 2…スピンドル 4…巻回体 6…ブレーキ板 7…マグネット 8…マグネット保持部材 9…支軸 10…テンションアーム 11…巻回物ガイド部材 18a,18b…係止部材 19a,19b…バネ部材 20a,20b…揺動レバー 24…レバー揺動変位変換部 25…軸受

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピンドルに装填してなる巻回体を回転さ
    せながら線状の巻回物を解舒する方式の巻回物の解舒テ
    ンション調節装置において、巻回体(4)を回転可能に
    嵌装してなるとともに装置枠(1)に回動可能に挿通し
    てなるスピンドル(2)と、該スピンドル(2)に嵌着
    してなる導電性のブレーキ板(6)と、巻回物(23)
    の解舒時にブレーキ板(6)に非接触状態で制動力を生
    起可能にマグネット(7)を取着してなるマグネット保
    持部材(8)と、巻回体(4)から解舒される巻回物
    (23)の解舒テンションの増減を検知するための巻回
    物ガイド部材(11)を一部に設けてなるテンションア
    ーム(10)を備え、前記装置枠(1)に設けた軸受
    (25)に支承してなる支軸(9)を支点軸として揺動
    可能に前記テンションアーム(10)と前記マグネット
    保持部材(8)とが支軸(9)と連結されてなり、巻回
    物の解舒時に巻回物ガイド部材(11)で検知される巻
    回物の解舒テンションの変動に応じたマグネット(7)
    のブレーキ板(6)に対する作用位置移行による制動力
    の制御により巻回物の解舒テンションの調節を行う構成
    としたことを特徴とする巻回物の解舒テンション調節装
    置。
  2. 【請求項2】前記ブレーキ板(6)に設けてなる係止部
    材(18a,18b)に係止してなるバネ部材(19
    a,19b)と、ブレーキ板(6)に固定してなる支軸
    (17a,17b)に回動可能に設けてなり、バネ部材
    (19a,19b)に揺動可能に係止してなる揺動レバ
    ー(20a,20b)と、前記巻回物の解舒時における
    揺動レバー(20a,20b)の揺動変位を、前記マグ
    ネット(7)と前記ブレーキ板(6)との間隔の変位に
    変換可能に揺動レバー(20a,20b)に連係して設
    けてなるレバー揺動変位変換部(24)とで構成してな
    ることを特徴とする請求項1に記載の巻回物の解舒テン
    ション調節装置。
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