JP3078357B2 - ハロゲン化1,3−ジオキソランの製造法および得られる新規生成物 - Google Patents

ハロゲン化1,3−ジオキソランの製造法および得られる新規生成物

Info

Publication number
JP3078357B2
JP3078357B2 JP03163835A JP16383591A JP3078357B2 JP 3078357 B2 JP3078357 B2 JP 3078357B2 JP 03163835 A JP03163835 A JP 03163835A JP 16383591 A JP16383591 A JP 16383591A JP 3078357 B2 JP3078357 B2 JP 3078357B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
dioxolane
bis
fluorooxy
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP03163835A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0687848A (ja
Inventor
ワルター、ナバリーニ
シモネッタ、フォンタナ
ビットリオ、モンタナリ
Original Assignee
アウシモント、ソチエタ、ペル、アツィオーニ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アウシモント、ソチエタ、ペル、アツィオーニ filed Critical アウシモント、ソチエタ、ペル、アツィオーニ
Publication of JPH0687848A publication Critical patent/JPH0687848A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3078357B2 publication Critical patent/JP3078357B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D317/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D317/08Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3
    • C07D317/10Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 not condensed with other rings
    • C07D317/14Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 not condensed with other rings with substituted hydrocarbon radicals attached to ring carbon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D317/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D317/08Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3
    • C07D317/10Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 not condensed with other rings
    • C07D317/32Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 not condensed with other rings with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D317/42Halogen atoms or nitro radicals

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はハロゲン化1,3−ジオキソラン
の製造法および新規なハロゲン化1,3−ジオキソラン
に関する。
【0002】更に詳細には、本発明は、式
【化2】 (式中、X、X、XおよびXは互いに同じであ
るかまたは異なるものであり、F、Cl、Br、I、C
OSOF、SOF、C(O)F、H、または1
〜5個の炭素原子を有するペルハロアルキルまたはオキ
シペルハロアルキル基であり、XおよびXは互いに
同じであるかまたは異なるものであり、FまたはCF
である)を有するハロゲン化1,3−ジオキソランの製
造法に関する。
【0003】当該技術によれば、ハロゲン化1,3−ジ
オキソランの製造は、複雑な試薬から出発しまたは工業
的に煩雑な多段階工程を用いるので、下記に詳しく説明
するように低収率となったりまたは一定の収率が得られ
なかったりすることがある。
【0004】ドイツ国特許出願第2,604,350号
明細書には、エチルカーボネートをSF+HF(また
はTiF)でフッ素化することによる対応するハロゲ
ン化1,3−ジオキソランの合成が教示されている。
【0005】欧州特許出願公開第80,187号明細書
には、エチレンカーボネートから出発してClを用い
る光化学塩素化および次にSF+HFおよびSbF
(またはHF)+SbClでフッ素化することによっ
て製造されるペルフルオロ−1,3−ジオキソールおよ
び対応する4,5−ジクロロ−ジオキソランの脱塩素化
によるそのポリマーの合成が記載されており、前記の最
終段階の収率は90%を上回るようにすることもできる
が、再現性がない。
【0006】前記4,5−ジクロロジオキソランは、
1,3−ジオキソランをClで光化学塩素化し、およ
びSbF(またはHF)+SbClでフッ素化する
ことによっても製造されるが、総収率は7%以下であ
る。
【0007】米国特許第2,925,424号明細書に
は、ペルハロケトンを2−ハロエタノールと反応させる
ことによるハロゲン化1,3−ジオキソランの合成法が
記載されている。
【0008】米国特許第3,865,845号明細書お
よび第3,978,030号明細書によれば、フッ素化
ジオキソールおよびそのホモポリマーおよびコポリマー
が、前記の米国特許第2,925,424号明細書に記
載されている方法によって製造した2つの隣位ハロゲン
を有するジオキソランを脱ハロゲンすることによって製
造される。
【0009】欧州特許出願第76,581号明細書およ
び第301,881号明細書には、フッ素化ケトエステ
ルを2−ハロエタノールまたはエチレンオキシドで凝縮
して、ハロゲン化1,3−ジオキシランを得ることが記
載されている。
【0010】米国特許第3,699,145号明細書に
は、ペルフルオロプロペンを分子状酸素で光酸化するこ
とによって、各種の直鎖状のペルフルオロポリエーテル
と共に低収量のペルフルオロ−4−メチル−1,3−ジ
オキソランおよびペルフルオロ−2,4−ジメチル−
1,3−ジオキソランを得ることが可能であることが記
載されている。
【0011】Journal of Fluorine Chemistry, 12 (197
8), 23-29 には、ビス(フルオロキシ)ジフルオロメタ
ンとデュワー(Dewar)のヘキサフルオロベンゼンとの反
応が記載されており、また、この文献には、ペルフルオ
ロシクロオレフィンは通常はビス(フルオロキシ)ジフ
ルオロメタンへは反応しないが、デュワーのヘキサフル
オロベンゼンの場合には、ポリマー生成物、オキシラン
生成物および二重結合の単純なフッ素化によって生じる
生成物と共にジオキソラン構造を有する生成物が低収率
で得られ、その高い反応性はその特別な二環式構造によ
るものであり、この構造は異常な角度のオレフィン結合
を示すことが明確に述べられている。
【0012】最後に、Organic Chemistry, 3 (1986), 6
24-6には、ビス(フルオロキシ)ジフルオロメタン(以
後簡単に「BDM」と表わす)と特定の二つのオレフィ
ン、すなわちテトラフルオロエチレンおよびトランス−
1,2−ジクロロエチレンとの反応が記載されている。
【0013】テトラフルオロエチレンで処理するときに
は、窒素過剰量で希釈したオレフィンの混合物を−18
4℃の温度でBDMに供給するが、この温度では試薬は
固体状態である。或いはオレフィンとBDMを−184
℃の反応容器中で凝縮させるのである。いずれの場合に
も、対応する1,3−ジオキソランではなく、式CF
(OCF−CFの付加生成物が得られる。
【0014】トランス−1,2−ジクロロエチレンとの
反応では、前記文献によれば、−184℃の温度の反応
容器中で溶媒を有するオレフィンとBDMを凝縮させた
後、全体を室温で数日間放置する。また、この場合に
は、対応する1,3−ジオキソランではなく、式CF
(OCH−CHClF)の直鎖状化合物が得られる。
【0015】したがって、検討した先行技術からは、本
発明以前に、オレフィンとビス(フルオロキシ)ペルフ
ルオロアルカンとの直接反応によって1,3−ジオキソ
ランを製造することは知られておらず、極めて限定され
た数のハロゲン化1,3−ジオキソランが複雑な工程に
よってのみ製造することができ、しかも常に満足で再現
性のある収率が得られるとは限らないことが明らかであ
る。
【0016】したがって、本発明の目的は、式(I)の
1,3−ジオキソランの一段階製造法であって、先行技
術の方法に対する制限や欠点を示さない方法を提供する
ことである。
【0017】もう一つの本発明の目的は、新規なハロゲ
ン化1,3−ジオキソランを提供することである。
【0018】すなわち、本発明の目的は、式(I)(式
中、X、X、XおよびXは互いに同じであるか
または異なるものであり、F、Cl、Br、I、CF
OSOF、SOF、C(O)F、H、1〜5個の炭
素原子を有するペルハロアルキルまたはオキシペルハロ
アルキル基であり、XおよびXは互いに同じである
かまたは異なるものであり、FまたはCFである)を
有するハロゲン化1,3−ジオキソランの製造法であっ
て、式C(OF)のビス(フルオロキシ)ペ
ルフルオロアルカンを−140℃〜+60℃の範囲の温
度で式CX=CX(X、X、X、X
、XおよびXは前記に定義した通りである)のハ
ロゲン化オレフィンと反応させることを特徴とする方法
である。
【0019】本発明の好ましい態様では、ビス(フルオ
ロキシ)ペルフルオロアルカンの流れを、好ましくは不
活性な希釈ガスおよび所望によりハロゲン化オレフィン
からなるガス状または液状流れの存在下にて、前記反応
温度に保持されたハロゲン化オレフィンと、場合によ
り、溶媒とからなる液相中に供給する。
【0020】或いは、ハロゲン化オレフィンとビス(フ
ルオロキシ)ペルフルオロアルカンとを同時に所望な溶
媒を含む容器に供給する。
【0021】反応時間が終了した時点で、試薬の供給を
停止し、反応生成物を好ましくは分別蒸溜によって、存
在する場合には溶媒から、また、存在する場合には未反
応オレフィンから分離する。
【0022】反応は、液相部分を反応器から連続的に抜
き取ることによって完全に連続的に行うこともでき、こ
の液相から反応生成物を分離して回収し、一方、場合に
より存在する溶媒と未反応オレフィンはリサイクルされ
る。
【0023】反応環境における全圧は、好ましくは1〜
10kg/cm絶対圧である。
【0024】更に一般的には、操作はほぼ大気圧で行わ
れる。
【0025】ビス(フルオロキシ)ペルフルオロアルカ
ンの不活性希釈ガスが用いられるときには、これは例え
ば窒素、アルゴン、ヘリウム、CFおよびC
ら選択される。
【0026】本発明のもう一つの態様は、式(I)(式
中、X、X、XおよびXは互いに同じであるか
または異なるものであり、F、Cl、Br、I、CF
OSOF、SOF、C(O)F、H、1〜5個の炭
素原子を有するペルハロアルキルまたはオキシペルハロ
アルキル基であり、XおよびXは互いに同じである
かまたは異なるものであり、FまたはCFである)を
有するハロゲン化1,3−ジオキソランの特定の不連続
的製造法であって、式C(OF)のビス(フ
ルオロキシ)ペルフルオロアルカンを−140℃〜+6
0℃の範囲の温度で式CX=CXのハロゲ
ン化オレフィン(但し、X、X、X、X、X
およびXは前記に定義した通りであり、X、X
およびXの少なくとも1つはFである)と反応さ
せることを特徴とする方法である。
【0027】この不連続法では、試薬は反応容器中で−
140℃を超過しない温度で、好ましくは溶媒と共に凝
縮される。
【0028】前記の凝縮は、好ましくは−196℃の温
度で行われる。
【0029】このようにして充填された反応容器は、通
常は所望な反応温度に到達させて、この温度に1時間〜
24時間の時間保持する。
【0030】反応生成物は、該蒸気を、冷却したトラッ
プを通過させることによる真空蒸溜によって精製する。
【0031】試薬を反応容器中で凝縮させる温度は実際
の反応温度ではなく、単に試薬が所望な反応温度に到達
する前に反応しないように不連続的かつ正確な方法で試
薬を充填するのに好都合な実験的手順である。
【0032】不連続法では、圧は0.5〜20kg/c
絶対圧の範囲であるのが好ましい。
【0033】いずれの方法でも、反応は凝縮相中または
気相中で行うことができる。
【0034】式
【化3】 (式中、XはFまたはCFである)のビス(フルオロ
キシ)ペルフルオロアルカンの合成は、JACS (1967), 2
263 および米国特許第3,720,866号明細書に記
載されている。
【0035】用いられるビス(フルオロキシ)ペルフル
オロアルカンの中では、ビス(フルオロキシ)ジフルオ
ロメタン(BDM)が特に好ましい。
【0036】BDMの合成は、JACS (1967), 1809-10に
記載されている。
【0037】本発明に用いられるハロゲン化オレフィン
は、好ましくは2〜6個の炭素原子を有する。
【0038】特に好ましいオレフィンは、例えばCFC
l=CFCl、CFBr=CFBr、CF=CFB
r、CF=CH−CF、CF=CF−SOF、
CF=CF−CF−OSOF、CF=CF−C
(O)F、CF=CF−CFおよびCF=CF−
O−CF−CFである。
【0039】両方法の反応温度は、通常は−140°〜
+60℃の範囲であり、好ましくは−100°〜+30
℃の範囲である。
【0040】溶媒を用いるときには、好ましくはこれは
直鎖状および環状フルオロカーボン、クロロフルオロカ
ーボン、ペルフルオロアミンおよび過フッ化エーテルか
ら選択される。
【0041】好適なフルオロカーボンおよびクロロフル
オロカーボンの例は、ペルフルオロシクロブタン、ペル
フルオロシクロヘキサン、1−クロロペンタフルオロエ
タン、1,1,2−トリクロロ−1,2,2−トリフル
オロエタン、1,2−ジクロロテトラフルオロエタンお
よび1,1,1−トリフルオロトリクロロエタンであ
る。
【0042】好適なペルフルオロアミンの例は、3M社
製のペルフルオロアミンであるフルオリネルト(Fluorin
ert)である。
【0043】好適な過フッ化エーテルの例は、沸点が2
50℃より低いペルフルオロポリエーテル、例えばモン
テフルオス製のガルデン(Galden)である。
【0044】液相中のハロゲン化オレフィンの濃度は通
常は0.01〜10モル/リットル以上、すなわち純粋
な状態のハロオレフィンのモル濃度までである。
【0045】本発明のもう一つの目的は、式(I)(式
中、X、X、XおよびXは互いに同じであるか
または異なるものであり、F、Cl、Br、I、CF
OSOF、SOF、C(O)F、H、1〜5個の炭
素原子を有するペルハロアルキルまたはオキシペルハロ
アルキル基であり、XおよびXは互いに同じである
かまたは異なるものであり、FまたはCFであり、但
しX、X、XおよびXの少なくとも1つはB
r、I、CFOSOF、SOF、C(O)F、1
〜5個の炭素原子を有するペルハロアルキルまたはオキ
シハロアルキル基であり、X、X、XおよびX
の一つがCFであるときには、他の3つのうち少なく
とも1つはFとは異なり、またはXおよびXはCF
であり、X、X、XおよびXの一つがBrま
たはIであるときには、他の3つはFであるか、または
およびXの少なくとも一つはFである)を有する
新規なハロゲン化1,3−ジオキソランである。
【0046】前記の1,3−ジオキソランは、本発明の
方法によって、−140℃〜+60℃の範囲の温度で式
C(OF)のビス(フルオロキシ)ペルフル
オロアルカンを式CX=CXのハロゲン化
オレフィンと反応させることによって製造することがで
きる(X、X、X、X、XおよびXについ
ては前記条件が当てはまる)。
【0047】式CX=CXの出発ハロゲン
化オレフィンは、好ましくは少なくとも2つの、更に好
ましくは少なくとも3つのF原子を置換基X、X
およびXのうちにおいて含む。
【0048】更に、式C(OF)の出発ビス
(フルオロキシ)ペルフルオロアルカンでは、Xおよ
びXは好ましくはFである。
【0049】生成する1,3−ジオキソランはフッ素化
流体として、例えば市販されているクロロフルオロカー
ボンの代替品として用いることができる。
【0050】それ等は、通常の麻酔剤としても用いられ
る。
【0051】一般式(I)に包含され、本発明の目的で
あるハロゲン化1,3−ジオキソランの幾つかの具体例
を表1に示す。
【0052】星印を付けたジオキソランは、本発明の目
的である新規な1,3−ジオキソランの一般式に包含さ
れる。 表 1 実施例番号 ジオキソラン F F F SO2 F F F 1 (1) F F F CF2 O SO2 F F F 2 (2) F F F C(O)F F F 3 (3) F F F CF3 F F 4 (4) F F F OCF2 CF3 F F 5 (5) F F F Br F F 6 (6) F F H CF3 F F 7 (7) F F F Cl F F 8 (8) F F F CF3 CF3 F 9 (9) F F F F F F 10 (10) Cl Cl Cl Cl F F 11 - 12 (11)
【0053】本発明の実施の可能性を一層好く理解する
ために、下記に幾つかの例示のためのものであって制限
のためのものではない実施例を挙げる。
【0054】実施例1 2,2,4,5,5−ペンタフルオロ−4−フルオロス
ルホニル−1,3−ジオキソラン (1) 容量が50mlであってPTFE弁を備え、真空パイプ
に接続したパイレックスガラスフラスコ中で、蒸溜した
CF=CF−SOF2.0ミリモル、クロロトリフ
ルオロメタン2.0ミリモルおよびビス(フルオロキ
シ)ジフルオロメタン1.0ミリモルを、液体窒素の温
度で連続的に凝縮した。反応フラスコを固体CFCl
と液体窒素を入れたデュワー容器中に入れた。16時間
後に、デュワー容器中の温度は−20℃であった。反応
フラスコを液体窒素中で更に冷却し、これを真空パイプ
に接続して、放置して室温まで温度を戻しながら、蒸気
を−80℃、−110℃および−196℃に冷却したト
ラップを通して分別した。−80℃のトラップは2,
2,4,5,5−ペンタフルオロ−4−フルオロスルホ
ニル−ジオキソラン0.46ミリモルを含み、その同定
はNMRおよび質量スペクトル分析法によって行った。
−110℃のトラップは、NMRおよびIRスペクトル
分析法によって同定したところ、CFCl、ジオキソ
ラン(1)およびCFCFSOFの混合物2.1
0ミリモルを含んでいた。−196℃のトラップはIR
スペクトルによればCOF、CFClおよびCF
CFSOFの混合物1.90ミリモルを含んでい
た。−110℃のトラップの内容物を、再度−90℃、
−100℃および−196℃に保持したトラップを通し
て分別したところ、最初の2つのトラップでは、更にジ
オキソラン(1)0.14ミリモルが回収された。ジオ
キソラン(1)のモル数と用いたBDMのモル数との比
率として定義されるジオキソラン(1)の収率は、60
%であった。ジオキソラン(1)の特性決定 NMR 19Fスペクトル、CFCl=0に対するpp
m:+45.6(1F,SOF);−54.1および
−56.7(2F,OCFO);−78.3および−
83.2(2F,OC CF);−109.6(1
F,CF)。質量スペクトル(電子衝撃)、主要ピーク
およびそれに関連する強度:69(86%);97(1
00%);135(4%);163(25%)。赤外ス
ペクトル、主要吸収帯(cm-1):1474,135
6,1259,1178。
【0055】実施例2 2,2,4,5,5−ペンタフルオロ−4−(ジフルオ
ロ−フルオロスルホニルオキシ)メチルジオキソラン
(2) CF=CF−CF−OSOF3.5ミリモル、C
FCl7.7ミリモル、ビス−フルオロキシジフルオ
ロメタン1.75ミリモルを、容量が50mlであり、
PTFE弁を備えたパイレックスガラスフラスコ中で液
体窒素の温度で連続的に凝縮した。反応フラスコを固体
状CFClと液体窒素を入れたデュワー容器に入れ
た。16時間後に温度は−10℃となった。フラスコを
1時間で室温に戻した。蒸気を−60℃、−90℃およ
び−196℃に保持したトラップによって10-3mmH
gの真空下で分別した。−60℃のトラップは、NMR
シグナルおよび質量スペクトルによって同定したジオキ
ソラン(2)1.14ミリモルを含んでいた。−90℃
のトラップは、NMRスペクトルによって同定したCF
ClおよびCFCFCFOSOFを6.43
ミリモル含んでいた。−110℃のトラップは、赤外ス
ペクトルによって同定したCFCl2.73ミリモル
を含んでいた。−196℃のトラップは、IRスペクト
ル分析法から明らかになった、CFCl0.95ミリ
モルとビス−フルオロキシジフルオロメタンの痕跡量を
含んでいた。実施例1と同様に定義したジオキソラン
(2)の収率は65%であった。ジオキソラン(2)の特性決定 NMR 19Fスペクトル、CFCl=0に対するpp
m:+50.3(1F,OSOF);−54.8およ
び−58.3(2F,OCFO);−81.3および
−84.8(2F,OC F);−83.7(2
F,CFOSOF);−127.0(1F,C
F)。質量スペクトル(電子衝撃)、主要ピークおよび
それに関連する強度:293(<1%);227(<1
%);213(<1%);149(37%);119
(62%);97(86%);83(65%);69
(100%);47(62%)。赤外スペクトル、主要
吸収帯(cm-1):1502,1360,1263,1
180。
【0056】実施例3 2,2,4,5,5−ペンタフルオロ−4−フルオロカ
ルボニル−1,3−ジオキソラン (3) 50ml容量で、PTPE弁を供えたパイレックスガラ
スフラスコにFC756mlを導入し、真空にして溶存
空気を除去し、ペルフルオロアクリロイルフルオリド2
ミリモルを凝縮した。反応容器を閉じて、室温にし、撹
拌を繰り返した。次に反応容器を−196℃に冷却し、
BDM1ミリモルを凝縮させながら充填した。このよう
にして充填した反応フラスコを固体状CFClと液体
窒素を入れたデュワー容器に入れた。16時間後に温度
は−10℃となった。フラスコを1時間で室温に戻し
た。蒸気を−50℃、−110℃および−196℃に保
持したトラップによって10-3mmHgの真空下で分別
した。−50℃のトラップは、FC−75を含み、−1
10℃のトラップは、NMRスペクトルのシグナルおよ
び赤外スペクトル、特に1889cm-1のバンドによっ
て同定した(3)を0.55ミリモル含んでいた。−1
96℃のトラップは、赤外スペクトルおよびNMRスペ
クトルによって同定した、CFCFC(O)F
1.4ミリモルおよび痕跡量のBDM、COFおよび
生成物(3)を含んでいた。実施例1と同様に定義した
ジオキソラン(3)の収率は55%であった。ジオキソラン(3)の特性決定 NMR 19Fスペクトル、CFCl=0に対するpp
m:+24.2(1F,C(O)F);−53.1およ
び−58.6(2F,OCFO);−77.8および
−88.8(2F,OC CF);−118.6(1
F,CF)。赤外スペクトル、主要吸収帯(cm-1):
1889,1256,1181。
【0057】実施例4 2,2,4,5,5−ペンタフルオロ−4−トリフルオ
ロメチル−1,3−ジオキソラン (4) 容量が75mlのスチール製シリンダー中で液体窒素の
温度でペルフルオロプロペン4ミリモルを凝縮し、続い
て反応溶媒であるCFCl(FC−12)12ミリ
モルを凝縮し、シリンダーを室温に戻し、溶媒とペルフ
ルオロプロペンの混合を促進した。次いで、常に液体窒
素の温度で更にFC−12 4ミリモルとBDM2ミリ
モルをシリンダー中で凝縮し、反応温度を極めてゆっく
りと24時間で室温まで戻した。次に、内容物を液体窒
素中に入れた通常の真空パイプのトラップに集めた後、
測定したところ、反応生成物と溶媒は合計20.1ミリ
モルとなった。反応混合物のガスクロマトグラフィ分析
および重量平衡から、実施例1と同様に定義したジオキ
ソラン(4)の収率は95%となった。19FNMRは文
献に記載のデーターと一致した。
【0058】実施例5 2,2,4,5,5−ペンタフルオロ−4−ペルフルオ
ロエトキシ−1,3−ジオキソラン (5) 容量が300mlのスチール製シリンダー中で液体窒素
の温度でペルフルオロエトキシ−ペルフルオロエチレン
12.0ミリモルおよび反応溶媒であるCFCl
(FC−12)120ミリモルを凝縮し、次いでシリ
ンダーを室温に戻した。同じシリンダー中で、続いて更
にFC−12 5ミリモルとBDM6ミリモルを常に液
体窒素の温度で凝縮し、このようにして充填した反応容
器の温度を徐々に24時間で室温まで戻した。次に、内
容物を−196℃、−120℃、−100℃、−50℃
の温度に保持したトラップを通して通常の真空パイプ中
で極めてゆっくりと蒸溜したところ、−196℃のトラ
ップには、主としてFC−12が回収され、−120℃
のトラップには、FC−12 73.7%(GLC)、
ペルフルオロジエチルエーテル19%(GLC)および
ジオキソラン(5)3.4%(GLC)を含む混合物3
2.4ミリモルが回収され、−100℃のトラップに
は、(5)73%(GLC)を含む混合物1.22gが
回収された。この最後のトラップの内容物を、純度が9
2%を上回る(5)が得られるまで−60℃および−1
00℃に保持したトラップによって更に2回蒸溜した。
実施例1と同様に定義したジオキソラン(5)の収率は
68%であった。反応生成物をガスクロマトグラフィ分
析、質量スペクトル分析法、19FNMRスペクトル分析
法およびIRスペクトル分析法によって特性決定した。ジオキソラン(5)の特性決定 質量スペクトル(電子衝撃),主要ピークおよび関連強
度:163(10%);135(1.8%);119
(100%);116(31%);97(47%);6
9(50%);47(35%)。NMR 19Fスペクト
ル、CFCl=0に対するppm:
【化4】 2−CF: δ=−56.17,δ=−57.4
3 5−CF: δ=−83.36,δ=−88.8
5 4−CF: δ=−85.51 CF: δ=−87.07 CF: δ=−87.99,δ=−89.3
4 IR、主要吸収帯(cm-1):1248,1209,1
153,1103,1023,717
【0059】実施例6 4−ブロモ−2,2,4,5,5−ペンタフルオロ−
1,3−ジオキソラン (6) マグネティックスターラー、還流冷却器、熱伝対、試薬
導入用の内部挿入パイプを備え、−70℃の温度に保持
された多口ガラス反応装置に、ジクロロジフルオロメタ
ン75mlを導入した後、ビス(フルオロキシ)ジフル
オロメタンをN(0.5リットル/時)で希釈したも
のを0.375リットル/時の流速で、およびブロモト
リフルオロエチレン(5.4g/時)を、2時間同時に
導入した。粗反応生成物をガスクロマトグラフィ分析
(カラム厚さ1000、50℃〜200℃、10℃/
分)したところ、主反応生成物であるブロモトリフルオ
ロ−オキシラン、ブロモペンタフルオロエタン、ジオキ
ソラン(6)および1,1,2−トリブロモ−1,2,
2−トリフルオロエタンがそれぞれ10%、41.8
%、46.6%および1.6%の比率で含まれていた。
次いで、溶媒の大部分とオキシランおよびブロモペンタ
フルオロエタンのような低沸点生成物の一部をストリッ
プした後、前記粗反応生成物をトレーカラム、スパルト
ロール・フィッシャー(Spaltrohr Fisher)上で大気圧で
蒸溜した。58℃〜63℃の範囲の沸点を有する画分を
集めたところ、これはジオキソラン(6)6.6gから
成っていた。実施例1と同様に定義したジオキソラン
(6)の収率は、81%であった。ジオキソラン(6)の特性決定 NMR 19Fスペクトル、CFCl=0に対するpp
m:−55(1F,OCFO),−58(1F,OC
O),−63(1F,CFBr),−12.2(1
F,CF),−91(1F,CF)。質量スペクト
ル(電子衝撃),主要ピークおよび関連強度:97(1
00%),163(45%),69(38%),47
(31%),50(19%)。
【0060】実施例7 2,2,5,5−テトラフルオロ−4−トリフルオロメ
チル−1,3−ジオキソラン(7) 容量が75mlのスチールシリンダー中で、液体窒素の
温度で、反応溶媒であるCFCl(FC−12)1
0ミリモルおよび1,1,3,3,3−ペンタフルオロ
プロペン3.0ミリモルを凝縮した後、シリンダーを室
温に戻し、1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロペ
ンと溶媒を混合させた。液体窒素で再び冷却した同じシ
リンダー中で、次に更にFC−12を5ミリモルとBD
M1.50ミリモルとをこの順序で凝縮し、反応温度を
徐々に24時間で室温まで戻した。内容物を−80℃、
−120℃および−196℃に保持されたトラップを通
して通常の真空パイプ中で蒸溜したところ、−196℃
のトラップには下記の組成(GLC)、すなわちFC−
12 95.4%および1,1,1,2,3,3,3−
ヘプタフルオロプロパン4.3%を有する混合物15.
2ミリモルが回収され、−120℃では、組成、FC−
12 21.6%、1,1,1,2,3,3,3−ヘプ
タフルオロプロパン44.8%、(7) 25.9%を
有する混合物0.158gが回収され、−80℃では、
1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパン
1.7%および(7) 50.7%の組成を有する混合
物0.227gが回収された。(7)は質量スペクトル
分析法によって特性決定した。(7)の理論収率は48
%であった。ジオキソランの特性決定 質量スペクトル(電子衝撃),主要ピークおよび関連強
度:195(2.6%);175(12.7%);16
7(9.4%);148(20.8%);145(2
9.9%);129(10.7%);101(22.1
%);79(31.9%);69(100%);51
(59.3%);47(20.1%)。NMR 19Fス
ペクトル、CFCl=0に対するppm:
【化5】 2−CF: δ=−55.59 5−CF: δ=−66.41,δ=−84.3
3 CF: δ=−76.31、複雑な(complex) 二
重線 H1 −NMR、(CHSi=0からのppm:
5.03、複雑な(complex) シグナル。 IR、主要吸収帯(cm-1):2988,1396,1
360,1326,1285,1251,1213,1
192,1128,963,895,853,744,
702。
【0061】実施例8 4−クロロ−2,2,4,5,5−ペンタフルオロ−
1,3−ジオキソラン (8) 機械撹拌機、還流冷却器、熱伝対、試薬導入用の内部挿
入パイプを備え、−75℃の温度に保持されたガラス反
応装置に、ジクロロジフルオロメタン75mlとクロロ
トリフルオロエチレン10gを導入した。次に、N
(0.5リットル/時)で希釈した流速0.4リット
ル/時のビス(フルオロキシ)ジフルオロメタン0.9
リットルを反応装置に導入した。反応が終了した時点
で、クロロペンタフルオロエタンと、溶媒および反応し
なかったクロロトリフルオロエチレンの大部分とを蒸溜
によって除去した後、ジクロロ−ジフルオロメタン中に
ジオキソラン(8)52%を含む(GLC)混合物12
gを回収した。真空に保った冷却したトラップを通じて
蒸溜することによって、ジオキソラン(8)5.2gを
集めた。実施例1と同様に定義したジオキソラン(8)
の収率は、65%であった。ジオキソラン(8)の特性決定 NMR 19Fスペクトル、CFCl=0に対するpp
m:−55(1F,OCFO),−58(1F,OC
O),−69(1F,CFCl),−76(1F,
CF),−91(1F,CF)。 質量スペクトル(電子衝撃),主要ピークおよび関連強
度:66(82%),69(86%),97(100
%),116(68%),132(38%),163
(92%),179(1%)。
【0062】実施例9 2,4−ビス(トリフルオロメチル)−2,4,5,5
−テトラフルオロ−1, 3−ジオキソラン (9) メカニカルスターラー、−78℃の温度に保持された還
流冷却器、熱伝対、試薬導入用の内部挿入パイプを備
え、−70℃の温度に保持された多口ガラス反応装置
に、ジクロロジフルオロメタン100mlとペルフルオ
ロプロペン20gを導入した。次に、CFCF(O
F)70%、CFCFOF7.3%およびCF
OF2.2%を含むハイポフルオライトの混合物をヘリ
ウム(5リットル/時)で希釈したものを3.5時間供
給した。ハイポフルオライトの前記混合物は、Journal
of Organic Chemistry, 51,9(1986),1485頁に記載の方
法、すなわち0.5リットル/時の流速のFをヘリウ
ム(5リットル/時)で希釈した流れを−40℃の温度
に保持したトリフルオロ酢酸ナトリウム(25g)のベ
ッドの上に連続的に供給することによって製造した。粗
反応生成物から、溶媒、反応しなかったペルフルオロプ
ロペンおよび低沸点生成物、例えばCFCFCF
およびCFOCFCFCFをストリップした
後、ジオキソラン(9)72.5%(GLC/MS)、
CFCFOCF(CF10.7%(GLC/
MS)およびCFCFOCFCFCF16.
6%(GLC/MS)を含む混合物4.6gを回収し
た。分取ガスクロマトグラフィによって、ジオキソラン
(9)2.1gを集めた。実施例1と同様に定義したジ
オキソラン(9)の収率は、14%であった。ジオキソラン(9)の特性決定 NMR 19Fスペクトル、CFCl=0に対するpp
m:
【化6】 −CF=−82.5ppm,−CF=−89.4
ppm,−CF=−127.1ppm,−CF
−81.7ppm,−CF=−85.3ppm。 質量スペクトル(電子衝撃),主要ピークおよび関連強
度: 相対値:263(21%);213(100%);16
9(49%);147(35%),119(82%);
97(68%);69(66%)。
【0063】実施例10 ペルフルオロ−1,3−ジオキソラン (10) マグネティックスターラー、還流冷却器、熱伝対、試薬
導入用の内部挿入パイプを備え、−80℃の温度に保持
された多口ガラス反応装置に、FC75 75mlを導
入した後、0.3リットル/時の流速のビス(フルオロ
キシ)ジフルオロメタン0.5リットルをN(0.5
リットル/時)で希釈したものおよびテトラフルオロエ
チレン(3.0g/時)5.0gを同時に供給した。粗
反応生成物をガスクロマトグラフィ分析(カラム厚さ1
000、50℃〜200℃、10℃/分)したところ、
主反応生成物であるペルフルオロ−1,3−ジオキソラ
ン、ペルフルオロエタンおよびペルフルオロシクロブタ
ンがそれぞれ46%、47%および7%の比率で含まれ
ることが判った。実施例1と同様に定義したジオキソラ
ン(10)の収率は、56%であった。 ジオキソラン(10)の特性決定 質量スペクトル(電子衝撃),主要ピークおよび関連強
度:50(100%);69(22%);97(15
%);116(17%);163(1%)。
【0064】実施例11 4,4,5,5−テトラクロロ−2,2−ジフルオロ−
1,3−ジオキソラン(11) 容量が100mlであり、マグネティックスターラー、
還流冷却器、熱伝対、試薬導入用の内部挿入パイプを備
え、−76℃の温度に保持された多口ガラス反応装置
に、ジクロロジフルオロメタン75mlとテトラクロロ
エチレン15gを導入した。次に、0.3リットル/時
の流速のビス(フルオロキシ)ジフルオロメタン1.0
0リットルをN(0.5リットル/時)で希釈したも
のを反応装置に供給した。反応の終了した時点で、蒸溜
によって溶媒を除去した後、混合物16.3gを回収し
た。ガスクロマトグラフィ分析(カラム厚さ1000、
50℃〜180℃、)したところ、前記混合物はジオキ
ソラン(11)50.3%および1,2−ジフルオロテ
トラクロロエタン43%を含むことが判った。実施例1
と同様に定義したジオキソラン(11)の収率は、74
%であった。 ジオキソラン(11)の特性決定 NMR 19Fスペクトル、CFCl=0に対するpp
m:−47(2F,OCFO)。質量スペクトル(電
子衝撃),主要ピークおよび関連強度:47(30
%);82(60%);119(52%);145(1
00%);166(31%);213(32%)。
【0065】実施例12 4,4,5,5−テトラクロロ−2,2−ジフルオロ−
1,3−ジオキソラン(11) 容量が350mlで、マグネティックスターラー、還流
冷却器、熱伝対、試薬導入用の内部挿入パイプを備え、
−40℃の温度に保持された多口ガラス反応装置に、C
FCl50mlとテトラクロロエチレン182gを導
入した。次に、0.8リットル/時の流速のビス(フル
オロキシ)ジフルオロメタン0.6リットルをN
(0.5リットル/時)で希釈したものを反応装置に
供給した。反応の終了した時点で、蒸溜によって溶媒を
除去した後、混合物202.4gを回収した。分別蒸溜
により、ジオキソラン(11)98.3gとCFCl
CFCl81.1gを集めた。実施例1と同様に定義
したジオキソラン(11)の収率は、66%であった。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−265086(JP,A) 特開 昭64−79170(JP,A) 特開 昭55−113775(JP,A) 特開 昭58−69877(JP,A) 特表 平5−503104(JP,A) 米国特許3450716(US,A) Zh.Org.Khim.(1979), 15(2),pages284−292 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 317/00 - 317/72 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 【化1】 (式中、X、X、XおよびXは互いに同じであ
    るかまたは異なるものであり、F、Cl、Br、I、C
    OSOF、SOF、C(O)F、H、1〜5個
    の炭素原子を有するペルハロアルキルまたはオキシペル
    ハロアルキル基であり、XおよびXは互いに同じで
    あるかまたは異なるものであり、FまたはCFであ
    る)を有するハロゲン化1,3−ジオキソランの製造法
    であって、式C(OF)のビス(フルオロキ
    シ)ペルフルオロアルカンを−140℃〜+60℃の範
    囲の温度で式CX=CX(X、X、X
    、X、XおよびXは前記に定義した通りであ
    る)のハロゲン化オレフィンと反応させることを特徴と
    する方法。
  2. 【請求項2】前記ハロゲン化オレフィンからなる液相を
    含む反応容器にビス(フルオロキシ)ペルフルオロアル
    カン流を供給し、反応が完了した時点で反応生成物を分
    離することによって反応を行う、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】反応容器にハロゲン化オレフィン流とビス
    (フルオロキシ)ペルフルオロアルカン流を同時に供給
    し、反応が完了した時点で反応生成物を分離することに
    よって反応を行う、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】液相部分の連続抜き取り条件下にて反応を
    行い、前記液相部分から反応生成物を分離し、残渣部分
    をリサイクルする、請求項2または3に記載の方法。
  5. 【請求項5】液相または気相のハロゲン化オレフィン流
    を反応容器に供給する、請求項2〜4のいずれか1項に
    記載の方法。
  6. 【請求項6】ビス(フルオロキシ)ペルフルオロアルカ
    ンが不活性ガスで希釈されている、請求項1〜5のいず
    れか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】式C(OF)のビス(フルオロ
    キシ)ペルフルオロアルカンおよび式CX=CX
    のハロゲン化オレフィンを−140℃以下の温度
    の反応容器中で凝縮させ、ここでX、X、X、X
    、XおよびXは前記に定義した通りであり(但
    し、X、X、XおよびXの少なくとも1つはF
    である)、前記容器を−140〜+60℃の範囲の温度
    にしてこの温度に1時間〜24時間保持し、反応が完了
    した時点で反応生成物を分離する、請求項1記載の方
    法。
  8. 【請求項8】ビス(フルオロキシ)ペルフルオロアルカ
    ンがビス(フルオロキシ)ジフルオロメタンである、請
    求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】ハロゲン化オレフィンが2〜6個の炭素原
    子を有し、特にそれがCFCl=CFCl、CFBr=
    CFBr、CF=CFBr、CF=CH−CF
    CF=CF−SOF、CF=CF−CF−OS
    F、CF=CF−C(O)F、CF=CF−C
    およびCF=CF−O−CF−CFから成る
    群から選択される、請求項1〜8のいずれか1項に記載
    の方法。
  10. 【請求項10】反応を−100℃〜+30℃の範囲の温
    度で行う、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】直鎖状および環状のフルオロカーボン、
    クロロフルオロカーボン、ペルフルオロアミンおよび過
    フッ化エーテルから成る群から選択される溶媒が反応容
    器中に存在する、請求項2〜10のいずれか1項に記載
    の方法。
  12. 【請求項12】式 【化1】 (式中、X、X、X、XおよびXはFであ
    り、XはSOF、CFOSOF、OCFCF
    およびBrから選ばれたものであるか、または、
    、X、XおよびXはFであり、XはHであ
    り、XはCFである)を有するハロゲン化1,3−
    ジオキソラン。
JP03163835A 1990-06-07 1991-06-07 ハロゲン化1,3−ジオキソランの製造法および得られる新規生成物 Expired - Lifetime JP3078357B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT20578A/90 1990-06-07
IT02057890A IT1249208B (it) 1990-06-07 1990-06-07 Processo per la preparazione di 1,3-diossolani alogenati e nuovi prodotti ottenuti

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0687848A JPH0687848A (ja) 1994-03-29
JP3078357B2 true JP3078357B2 (ja) 2000-08-21

Family

ID=11169085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03163835A Expired - Lifetime JP3078357B2 (ja) 1990-06-07 1991-06-07 ハロゲン化1,3−ジオキソランの製造法および得られる新規生成物

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5225576A (ja)
EP (1) EP0460948B1 (ja)
JP (1) JP3078357B2 (ja)
KR (1) KR0167353B1 (ja)
AU (1) AU634392B2 (ja)
CA (1) CA2044106C (ja)
DE (1) DE69121479T2 (ja)
ES (1) ES2093680T3 (ja)
IT (1) IT1249208B (ja)
RU (1) RU2039055C1 (ja)
TW (1) TW215920B (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1249208B (it) * 1990-06-07 1995-02-20 Ausimont Srl Processo per la preparazione di 1,3-diossolani alogenati e nuovi prodotti ottenuti
IT1244709B (it) * 1991-02-07 1994-08-08 Ausimont Spa Processo per la preaparazione di 1.3-diossoli
IT1264662B1 (it) * 1993-07-05 1996-10-04 Ausimont Spa Perflurodiossoli loro omopolimeri e copolimeri e loro impiego per il rivestimento di cavi elettrici
IT1269517B (it) * 1994-05-19 1997-04-01 Ausimont Spa Polimeri e copolimeri fluorurati contenenti strutture cicliche
IT1272863B (it) * 1995-01-04 1997-07-01 Ausimont Spa Copolimeri termoprocessabili del tetrafluoroetilene
WO2002082600A2 (en) * 2001-04-04 2002-10-17 Coherent Deos Q-switched cavity dumped co2 laser for material processing
RU2218339C2 (ru) * 2001-12-13 2003-12-10 Вятский государственный университет Способ получения 4-хлорметил-1,3-диоксолана
ITMI20020198A1 (it) * 2002-02-05 2003-08-05 Ausimont Spa (per)aloeteri
JP2003234299A (ja) 2002-02-12 2003-08-22 Research Institute Of Innovative Technology For The Earth クリーニングガス及びエッチングガス
US20050014383A1 (en) * 2003-07-15 2005-01-20 Bing Ji Use of hypofluorites, fluoroperoxides, and/or fluorotrioxides as oxidizing agent in fluorocarbon etch plasmas
ITMI20040133A1 (it) 2004-01-29 2004-04-29 Solvay Solexis Spa Processo per preparare fluoroalogenoeteri
ITMI20040132A1 (it) * 2004-01-29 2004-04-29 Solvay Solexis Spa Processo per preparare fluoroalogenoeteri
ITMI20050817A1 (it) * 2005-05-05 2006-11-06 Solvay Solexis Spa Processo di dealogenazione
JP5512541B2 (ja) * 2007-12-28 2014-06-04 ソルヴェイ・スペシャルティ・ポリマーズ・イタリー・エッセ・ピ・ア フルオロアリルフルオロサルフェートへの付加反応
CA3135005A1 (en) * 2012-07-10 2014-01-16 The Regents Of The University Of California Methods of inducing anesthesia
US20160113887A1 (en) 2014-06-05 2016-04-28 The Regents Of The University Of California Halogenated ether compounds and methods of inducing anesthesia
CN107353276B (zh) * 2016-05-09 2021-03-26 浙江省化工研究院有限公司 一种制备卤代2,2-二(全氟取代基)-1,3-二氧杂戊环类化合物的方法
RU2633352C1 (ru) * 2016-12-13 2017-10-12 Федеральное государственное бюджетное учреждение науки Институт элементоорганических соединений им. А.Н. Несмеянова Российской академии наук (ИНЭОС РАН) Способ получения перфтор(2,2-диметил-1,3-диоксола)
WO2019151267A1 (ja) * 2018-02-01 2019-08-08 Agc株式会社 1,3-ジオキソラン化合物及びペルフルオロ(2,2-ジメチル-1,3-ジオキソール)の製造方法
CN117384330B (zh) * 2023-12-12 2024-02-23 蓝固(淄博)新能源科技有限公司 一种氟代-1,3-二氧戊杂环化合物的制备方法、原位固态化电解质及其制备方法和应用

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3450716A (en) 1966-05-26 1969-06-17 Du Pont Perfluoro-4-oxo-2,5-dimethyl-2-fluorocarbonyl-1,3-dioxolane

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL6709067A (ja) * 1964-04-09 1968-01-08
GB1051649A (ja) * 1964-10-26
US4429143A (en) * 1981-09-28 1984-01-31 E. I. Du Pont De Nemours & Co. Cyclic monomers derived from trifluoropyruvate esters
US4485250A (en) * 1981-11-19 1984-11-27 E. I. Du Pont De Nemours And Company Perfluorodioxole and its polymers
US4810806A (en) * 1987-07-31 1989-03-07 E. I. Du Pont De Nemours And Company Halogenated 1,3-dioxolanes and derivatives
US4973714A (en) * 1987-07-31 1990-11-27 E. I. Du Pont De Nemours And Company Halogenated 1,3-dioxolanes and derivatives
US5026801A (en) * 1989-09-18 1991-06-25 E. I. Du Pont De Nemours And Company Polyhalodihydrodioxins and polyhalodioxoles
IT1249208B (it) * 1990-06-07 1995-02-20 Ausimont Srl Processo per la preparazione di 1,3-diossolani alogenati e nuovi prodotti ottenuti

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3450716A (en) 1966-05-26 1969-06-17 Du Pont Perfluoro-4-oxo-2,5-dimethyl-2-fluorocarbonyl-1,3-dioxolane

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
Zh.Org.Khim.(1979),15(2),pages284−292

Also Published As

Publication number Publication date
EP0460948A2 (en) 1991-12-11
CA2044106C (en) 2001-12-18
CA2044106A1 (en) 1991-12-08
KR920000743A (ko) 1992-01-29
IT9020578A0 (ja) 1990-06-07
DE69121479D1 (de) 1996-09-26
JPH0687848A (ja) 1994-03-29
AU7825091A (en) 1991-12-12
EP0460948B1 (en) 1996-08-21
IT1249208B (it) 1995-02-20
IT9020578A1 (it) 1991-12-07
ES2093680T3 (es) 1997-01-01
RU2039055C1 (ru) 1995-07-09
EP0460948A3 (en) 1992-03-25
KR0167353B1 (ko) 1999-01-15
DE69121479T2 (de) 1997-01-02
AU634392B2 (en) 1993-02-18
TW215920B (ja) 1993-11-11
US5225576A (en) 1993-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3078357B2 (ja) ハロゲン化1,3−ジオキソランの製造法および得られる新規生成物
KR100345910B1 (ko) 시클릭구조들을함유하는플루오르화된중합체들과공중합체들
US4900872A (en) Process for the preparation of fluorohalogenated ethers starting from fluorooxy-compounds and halogenated olefins
EP0205892B1 (en) Process for the synthesis of hexafluorobutadiene and of higher perfluorinated dienes
US5750807A (en) Production of hyrofluorocarbons
EP0190393A2 (en) Novel perfluoro chemicals and polyfluorinated compounds and process for production of the same
JP4120043B2 (ja) フッ素化不飽和炭化水素の製造方法
US5235074A (en) Halogenated 1,3-dioxolanes
US3455954A (en) Cyclic fluorocarbonates
EP1719750A2 (en) Dehalogenation process
EP0499157B1 (en) Process for preparing 1,3-dioxoles
JPS5935379B2 (ja) ヘキサフルオルプロピレンエポキシドとケトン又は酸フルオリドとの接触反応法
US4868318A (en) Perfluoro chemicals and polyfluorinated compounds
Navarrini et al. A new approach to the synthesis of 2, 2-difluoro-1, 3-dioxolanes
CA1075267A (en) Process for the manufacture of difluoromethyl 1,2,2-trifluoromethyl ether
JPH07507791A (ja) ハイドロフルオロカーボンの製造
JP3130303B2 (ja) ハロヒドリン
KR950004893B1 (ko) 오르토카르보네이트 및 폴리알콕시프로판의 플루오르화
Hung et al. Synthesis of perfluorovinyl ether monomers
Chambers et al. Reactions of novel unsaturated fluorocarbons
US5637776A (en) Production of hydrofluorocarbons
JPH06128247A (ja) 含フッ素ジオキソラン化合物の製造方法
Lin Direct fluorination: novel syntheses for fluorinated ethers, acetals, esters, alkanes and nitrogen compounds
JPH062758B2 (ja) 1,2−エポキシペンタフルオロプロパン−3−フルオロサルフェート及びその製造方法
JPH0699359B2 (ja) パーフルオロマロニルフロリドの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080616

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090616

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110616

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term