JP3098232U - 簡易式空缶類残留物抜き取り器 - Google Patents
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Abstract
【課題】特別の準備を要せず、空缶の種類に関わらず、簡単な操作で、空缶から残留物を容易に抜き取ることのできる優れた器具の提供。
【解決手段】一対の挟持部材21からなるはさみ構造の本体2に、その挟持部材21の挟み操作により、スプレー缶や家庭用ガスボンベなどの空缶を挟んで、加圧することにより空缶に穴を開けて、ガスを抜くガス抜き部3と、缶ビールや缶ジュース、缶コーヒーなどの空缶を抓み、さらに加圧することにより空缶に穴を開ける抓み部4の、2つの機能部を設けた。
【選択図】 図1
【解決手段】一対の挟持部材21からなるはさみ構造の本体2に、その挟持部材21の挟み操作により、スプレー缶や家庭用ガスボンベなどの空缶を挟んで、加圧することにより空缶に穴を開けて、ガスを抜くガス抜き部3と、缶ビールや缶ジュース、缶コーヒーなどの空缶を抓み、さらに加圧することにより空缶に穴を開ける抓み部4の、2つの機能部を設けた。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、スプレー缶、家庭用ガスボンベなど空缶類に残留する残留物の抜き取りに使用する簡易式空缶類残留物抜き取り器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般家庭で、空缶類の処分をする際に、スプレー缶や家庭用ガスボンベなどの空缶から残留するガスを抜く場合、キリや釘など先の尖ったものを使って空缶に穴を開けようとすると、空缶にキリや釘を突き立てたときにキリや釘が滑って手を傷つけることがある。また、空缶に穴を開けたときにガスが穴から噴き出して、これが手や顔や衣類に付着することがある。また、空缶に穴が開くときのガスの噴出音が気になって(不安で)、空缶に穴を開けることができないことがある。
このような空のスプレー缶やガスボンベのガス抜き作業に伴なう不具合を改善するために、スプレー缶やガスボンベに穴を開ける簡易式の器具が知られている。この器具は、本体が一対の挟持部材からなるはさみ構造になっていて、その一方の挟持部材の先端にスプレー缶を受ける受け部を備え、その他方の挟持部材の先端に押圧部を備え、押圧部の中心に中空の針部を設けている。この器具を使ってスプレー缶のガス抜き作業を行う場合、針部の外側開口端にチューブの一端を接続する一方、このチューブの他端を水槽内の水の中に入れておく。空のスプレー缶を本体で挟み、加圧することにより、針部をスプレー缶に刺し込み、スプレー缶に残留するガスを針部、チューブを通じて水槽の水の中に誘導放出する(例えば、特許文献1)。この器具により、ガス抜き作業に伴なう上記不具合を概ね解消できる。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−22899号公報
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のスプレー缶に穴を開ける器具では、ガス抜き作業を行う場合に水槽を傍らに置かなければならないため、その準備が必要で、手軽にガス抜き作業に取り掛かることができない。また、このガス抜き作業は、一般に屋外で行うため、近くに水道設備がない場合に、該器具を使用できない。また、スプレー缶のガス抜き作業は空缶類の廃棄処分の一環として行われるもので、スプレー缶の他に缶ビールや缶ジュース、缶コーヒーなどの空缶があり、これらの空缶の中に残留物があることがある。この場合、該器具がガス抜きにしか使えないために、空缶からビール、ジュース、コーヒーなどの残留物を抜き取る作業に利用することができない。
本考案は、このような従来の問題を解決し、空缶類の残留物の抜き取り作業に際し、特別の準備を要せず手軽に、スプレー缶、缶ビールなど空缶の種類に関わらず、簡単な操作で、空缶から残留物を容易に抜き取ることができ、空缶類の廃棄作業に役立つ優れた簡易式空缶類残留物抜き取り器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の簡易式空缶類残留物抜き取り器は、空缶を挟持可能な一対の挟持部材を有するはさみ構造の本体と、各挟持部材の先端側に設けられて、空缶を摩擦係合により押さえ、保持可能な押さえ部材、及び一方の押さえ部材に他方の押さえ部材に向けて突出され、空缶に突き刺し可能な突起と、各挟持部材先端に相互に他方の該先端に向けて延び、少なくともその一方に空缶に突き刺し可能な爪を有する抓み部とを備える。
この構成により、スプレー缶や家庭用ガスボンベなどの空缶の場合、空缶を各挟持部材の押さえ部材間に挟み、加圧して、一方の押さえ部材から突出する突起を空缶に突き刺すことで、空缶に穴を開け、空缶内部から残留物であるガスを抜くことができる。この器具を使ったガス抜き作業の場合、空缶を各挟持部材の押さえ部材間に挟み、加圧したときに、空缶が押さえ部材に摩擦係合により固定されているので、空缶が押さえ部材間から滑って外れることがなく、一方の押さえ部材から突出する突起を空缶に確実に突き刺し、穴を開けることができる。また、突起を空缶に突き刺したときに、穴が押さえ部材で覆われて、この押さえ部材で穴と突起との隙間から噴き出すガスを遮り、ガスが飛散するのを防止できる。よって、このガスが手や顔や衣類に付着することがない。また、この押さえ部材で、空缶に穴が開くときのガスの噴出音を抑えることもでき、このガスの噴出音が気にならない。また、空缶が缶ビールや缶ジュース、缶コーヒーなどの場合、この器具の抓み部で空缶を抓み取り、分別することができ、空缶に残留物がある場合は、抓み部を加圧し、抓み部の一方の爪を空缶に突き刺すことで、空缶に穴を開け、空缶から残留物である飲み残しのビールやジュース、コーヒーなどを抜き取ることができる。この場合、空缶を本体先端の抓み部で抓みながら穴を開けるので、空缶から残留物を抜き取るときに作業者の手や衣類を汚すことがない。
【0006】
【考案の実施の形態】
図1乃至図4に本考案の一実施の形態を示している。まず、その構成について説明する。図1において、1は簡易式空缶類残留物抜き取り器(以下、器具1と省略する。)で、本体2に、空缶に穴を開け、ガスを抜くためのガス抜き部3と、空缶を抓み、必要に応じて穴を開け、残留物を抜き取るための穴開け機能付きの抓み部4とを備える。
【0007】
本体2は、金属製の一対の挟持部材21により、空缶を挟持可能な全体がはさみ形に構成され、その基端部202に指を通す把持部22が設けられる。
【0008】
ガス抜き部3は、一対の挟持部材21の先端側(先端部201よりも少し基端部202方向へ下がった位置)に設けられて、空缶を摩擦係合により押さえ、保持可能な押さえ部材31と、一方の押さえ部材31の中心に他方の押さえ部材31に向けて僅かに突出され、空缶に突き刺し可能な突起32とにより構成される。ここで各押さえ部材31は、ゴム材その他摩擦係数の高い合成樹脂材により、図3又は図4に示すように、丸みを付けた略長方形の平面形状に形成されるとともに、図2に示すように、空缶の外周面に沿って接触可能な湾曲状の断面形状に形成され、湾曲面とは反対側の面中央に取付部33が一体に凸状に設けられる。この取付部33は本体2の挟持部材21の先端側が挿通可能な取付穴34が形成され、この取付穴34に挟持部材21の先端側が差し通されて摩擦係合により固定され、着脱可能に取り付けられる。また、突起32は金属材により先端が尖ったスパイク状に形成され、図2中、上側の一方の押さえ部材31の中心に埋設され、基部が挟持部材21に固定される。
【0009】
穴あけ機能付きの抓み部4は、図2に示すように、各挟持部材21先端に相互に他方の先端に向けて延び、略先細に形成され、少なくともその一方、ここでは図2中、上側の抓み部4が鋭利に形成されて、空缶に突き刺し可能な爪41が形成される。
【0010】
次に、この器具1を使った空缶の残留物抜き取り作業について説明する。なおここでは、スプレー缶や家庭用ガスボンベなどガス抜きが必要な空缶や、缶ビールや缶ジュース、缶コーヒーなど中には飲み残しがある空缶が集められている場所で、作業を行うものとして例示する。
【0011】
この作業では、器具1先端の抓み部4を使って空缶を抓み上げながら、空缶を種類別に分別していく。
この分別中又は分別後に、スプレー缶や家庭用ガスボンベなどの空缶の場合は、空缶を各挟持部材21の押さえ部材31間に挟み、加圧して、突起32を空缶に突き刺すことで、空缶に穴を開け、空缶内部から残留物であるガスを抜く。この器具1を使ったガス抜き作業の場合、空缶を各挟持部材21の押さえ部材31間に挟み、加圧したときに、空缶が押さえ部材31に摩擦係合により固定され、空缶が押さえ部材31間から滑って外れることがなく、突起32は空缶に確実に突き刺さり、穴が開けられる。また、突起32が空缶に突き刺されたときに、穴は押さえ部材31で覆われるので、この押さえ部材31で穴と突起32との隙間から噴き出すガスが遮られ、ガスの飛散が防止される。また、この押さえ部材31で、空缶に穴が開くときのガスの噴出音が抑えられる。
【0012】
また、缶ビールや缶ジュース、缶コーヒーなどの空缶の場合、空缶に残留物があれば、抓み部4を加圧し、抓み部4の一方の爪41を空缶に突き刺すことで、空缶に穴を開け、空缶から残留物である飲み残しのビールやジュース、コーヒーなどを抜き取る。
【0013】
このように上記実施の形態によれば、一対の挟持部材21からなるはさみ構造の本体2に、一対の挟持部材21による挟み操作により、スプレー缶や家庭用ガスボンベなどの空缶に穴を開けるガス抜き部3と、缶ビールや缶ジュース、缶コーヒーなどの空缶を抓み、必要に応じて穴を開ける穴開け機能付きの抓み部4とを各別に設けているので、この器具1一つあれば、空缶類の残留物抜き取り作業に際して、特別の準備を要することなく、スプレー缶、缶ビールなど空缶の種類に関わらず、しかも簡単な操作で、空缶に穴を開けて、空缶から残留物を容易に抜き取ることができる。これによって、空缶類の廃棄作業を大幅に軽減することができる。
【0014】
特に、この器具1の場合、空缶を各挟持部材21の押さえ部材31間に挟み、加圧したときに、空缶を押さえ部材31に摩擦係合により固定するので、空缶が押さえ部材31間から滑ってずれたり外れたりすることがなく、一方の押さえ部材31から突出する突起32を空缶に確実に突き刺し、穴を開けることができる。また、突起32を空缶に突き刺したときに、穴を押さえ部材31で覆うので、この押さえ部材31で穴と突起との隙間から噴き出すガスを遮り、ガスが飛散するのを防止して、このガスが手や顔や衣類に付着することがない。また、この押さえ部材31で、空缶に穴が開くときのガスの噴出音を抑えるので、作業者は安心してガス抜き作業を行うことができる。
また、器具1先端の抓み部4で缶ビールや缶ジュース、缶コーヒーなどの空缶を抓み取り、分別することができ、空缶に残留物がある場合は、抓み部4を加圧し、抓み部4の一方の爪41で空缶に穴を開けることができ、作業者の手や衣類を汚すことなしに空缶から飲み残しのビールやジュース、コーヒーなどを抜き取ることができる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の簡易式空缶類残留物抜き取り器によれば、はさみ構造の本体に、その挟み操作により、スプレー缶や家庭用ガスボンベなどの空缶を挟んで、加圧することにより空缶に穴を開けて、ガスを抜くガス抜き部と、缶ビールや缶ジュース、缶コーヒーなどの空缶を抓み、さらに加圧することにより空缶に穴を開ける抓み部と、2つの機能部を備えているので、空缶類の残留物の抜き取り作業を行う場合に、特別の準備を要せず手軽に、スプレー缶、缶ビールなど空缶の種類に関わらず、簡単な操作で、空缶から残留物を容易に抜き取ることができ、空缶類の廃棄作業を大幅に軽減することができるという実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態における簡易式空缶類残留物抜き取り器を示す全体側面図
【図2】同空缶類残留物抜き取り器のガス抜き部と穴開け機能付きの抓み部を示す部分拡大側面図
【図3】同空缶類残留物抜き取り器のガス抜き部と穴開け機能付きの抓み部を示す上方から見た部分拡大平面図
【図4】同空缶類残留物抜き取り器のガス抜き部と穴開け機能付きの抓み部を示す下方から見た部分拡大平面図
【符号の説明】
1 簡易式空缶類残留物抜き取り器(器具)
2 本体
201 先端部
202 基端部
21 挟持部材
22 把持部
3 ガス抜き部
31 押さえ部材
32 突起
33 取付部
34 取付穴
4 抓み部
41 爪
【考案の属する技術分野】
本考案は、スプレー缶、家庭用ガスボンベなど空缶類に残留する残留物の抜き取りに使用する簡易式空缶類残留物抜き取り器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般家庭で、空缶類の処分をする際に、スプレー缶や家庭用ガスボンベなどの空缶から残留するガスを抜く場合、キリや釘など先の尖ったものを使って空缶に穴を開けようとすると、空缶にキリや釘を突き立てたときにキリや釘が滑って手を傷つけることがある。また、空缶に穴を開けたときにガスが穴から噴き出して、これが手や顔や衣類に付着することがある。また、空缶に穴が開くときのガスの噴出音が気になって(不安で)、空缶に穴を開けることができないことがある。
このような空のスプレー缶やガスボンベのガス抜き作業に伴なう不具合を改善するために、スプレー缶やガスボンベに穴を開ける簡易式の器具が知られている。この器具は、本体が一対の挟持部材からなるはさみ構造になっていて、その一方の挟持部材の先端にスプレー缶を受ける受け部を備え、その他方の挟持部材の先端に押圧部を備え、押圧部の中心に中空の針部を設けている。この器具を使ってスプレー缶のガス抜き作業を行う場合、針部の外側開口端にチューブの一端を接続する一方、このチューブの他端を水槽内の水の中に入れておく。空のスプレー缶を本体で挟み、加圧することにより、針部をスプレー缶に刺し込み、スプレー缶に残留するガスを針部、チューブを通じて水槽の水の中に誘導放出する(例えば、特許文献1)。この器具により、ガス抜き作業に伴なう上記不具合を概ね解消できる。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−22899号公報
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のスプレー缶に穴を開ける器具では、ガス抜き作業を行う場合に水槽を傍らに置かなければならないため、その準備が必要で、手軽にガス抜き作業に取り掛かることができない。また、このガス抜き作業は、一般に屋外で行うため、近くに水道設備がない場合に、該器具を使用できない。また、スプレー缶のガス抜き作業は空缶類の廃棄処分の一環として行われるもので、スプレー缶の他に缶ビールや缶ジュース、缶コーヒーなどの空缶があり、これらの空缶の中に残留物があることがある。この場合、該器具がガス抜きにしか使えないために、空缶からビール、ジュース、コーヒーなどの残留物を抜き取る作業に利用することができない。
本考案は、このような従来の問題を解決し、空缶類の残留物の抜き取り作業に際し、特別の準備を要せず手軽に、スプレー缶、缶ビールなど空缶の種類に関わらず、簡単な操作で、空缶から残留物を容易に抜き取ることができ、空缶類の廃棄作業に役立つ優れた簡易式空缶類残留物抜き取り器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の簡易式空缶類残留物抜き取り器は、空缶を挟持可能な一対の挟持部材を有するはさみ構造の本体と、各挟持部材の先端側に設けられて、空缶を摩擦係合により押さえ、保持可能な押さえ部材、及び一方の押さえ部材に他方の押さえ部材に向けて突出され、空缶に突き刺し可能な突起と、各挟持部材先端に相互に他方の該先端に向けて延び、少なくともその一方に空缶に突き刺し可能な爪を有する抓み部とを備える。
この構成により、スプレー缶や家庭用ガスボンベなどの空缶の場合、空缶を各挟持部材の押さえ部材間に挟み、加圧して、一方の押さえ部材から突出する突起を空缶に突き刺すことで、空缶に穴を開け、空缶内部から残留物であるガスを抜くことができる。この器具を使ったガス抜き作業の場合、空缶を各挟持部材の押さえ部材間に挟み、加圧したときに、空缶が押さえ部材に摩擦係合により固定されているので、空缶が押さえ部材間から滑って外れることがなく、一方の押さえ部材から突出する突起を空缶に確実に突き刺し、穴を開けることができる。また、突起を空缶に突き刺したときに、穴が押さえ部材で覆われて、この押さえ部材で穴と突起との隙間から噴き出すガスを遮り、ガスが飛散するのを防止できる。よって、このガスが手や顔や衣類に付着することがない。また、この押さえ部材で、空缶に穴が開くときのガスの噴出音を抑えることもでき、このガスの噴出音が気にならない。また、空缶が缶ビールや缶ジュース、缶コーヒーなどの場合、この器具の抓み部で空缶を抓み取り、分別することができ、空缶に残留物がある場合は、抓み部を加圧し、抓み部の一方の爪を空缶に突き刺すことで、空缶に穴を開け、空缶から残留物である飲み残しのビールやジュース、コーヒーなどを抜き取ることができる。この場合、空缶を本体先端の抓み部で抓みながら穴を開けるので、空缶から残留物を抜き取るときに作業者の手や衣類を汚すことがない。
【0006】
【考案の実施の形態】
図1乃至図4に本考案の一実施の形態を示している。まず、その構成について説明する。図1において、1は簡易式空缶類残留物抜き取り器(以下、器具1と省略する。)で、本体2に、空缶に穴を開け、ガスを抜くためのガス抜き部3と、空缶を抓み、必要に応じて穴を開け、残留物を抜き取るための穴開け機能付きの抓み部4とを備える。
【0007】
本体2は、金属製の一対の挟持部材21により、空缶を挟持可能な全体がはさみ形に構成され、その基端部202に指を通す把持部22が設けられる。
【0008】
ガス抜き部3は、一対の挟持部材21の先端側(先端部201よりも少し基端部202方向へ下がった位置)に設けられて、空缶を摩擦係合により押さえ、保持可能な押さえ部材31と、一方の押さえ部材31の中心に他方の押さえ部材31に向けて僅かに突出され、空缶に突き刺し可能な突起32とにより構成される。ここで各押さえ部材31は、ゴム材その他摩擦係数の高い合成樹脂材により、図3又は図4に示すように、丸みを付けた略長方形の平面形状に形成されるとともに、図2に示すように、空缶の外周面に沿って接触可能な湾曲状の断面形状に形成され、湾曲面とは反対側の面中央に取付部33が一体に凸状に設けられる。この取付部33は本体2の挟持部材21の先端側が挿通可能な取付穴34が形成され、この取付穴34に挟持部材21の先端側が差し通されて摩擦係合により固定され、着脱可能に取り付けられる。また、突起32は金属材により先端が尖ったスパイク状に形成され、図2中、上側の一方の押さえ部材31の中心に埋設され、基部が挟持部材21に固定される。
【0009】
穴あけ機能付きの抓み部4は、図2に示すように、各挟持部材21先端に相互に他方の先端に向けて延び、略先細に形成され、少なくともその一方、ここでは図2中、上側の抓み部4が鋭利に形成されて、空缶に突き刺し可能な爪41が形成される。
【0010】
次に、この器具1を使った空缶の残留物抜き取り作業について説明する。なおここでは、スプレー缶や家庭用ガスボンベなどガス抜きが必要な空缶や、缶ビールや缶ジュース、缶コーヒーなど中には飲み残しがある空缶が集められている場所で、作業を行うものとして例示する。
【0011】
この作業では、器具1先端の抓み部4を使って空缶を抓み上げながら、空缶を種類別に分別していく。
この分別中又は分別後に、スプレー缶や家庭用ガスボンベなどの空缶の場合は、空缶を各挟持部材21の押さえ部材31間に挟み、加圧して、突起32を空缶に突き刺すことで、空缶に穴を開け、空缶内部から残留物であるガスを抜く。この器具1を使ったガス抜き作業の場合、空缶を各挟持部材21の押さえ部材31間に挟み、加圧したときに、空缶が押さえ部材31に摩擦係合により固定され、空缶が押さえ部材31間から滑って外れることがなく、突起32は空缶に確実に突き刺さり、穴が開けられる。また、突起32が空缶に突き刺されたときに、穴は押さえ部材31で覆われるので、この押さえ部材31で穴と突起32との隙間から噴き出すガスが遮られ、ガスの飛散が防止される。また、この押さえ部材31で、空缶に穴が開くときのガスの噴出音が抑えられる。
【0012】
また、缶ビールや缶ジュース、缶コーヒーなどの空缶の場合、空缶に残留物があれば、抓み部4を加圧し、抓み部4の一方の爪41を空缶に突き刺すことで、空缶に穴を開け、空缶から残留物である飲み残しのビールやジュース、コーヒーなどを抜き取る。
【0013】
このように上記実施の形態によれば、一対の挟持部材21からなるはさみ構造の本体2に、一対の挟持部材21による挟み操作により、スプレー缶や家庭用ガスボンベなどの空缶に穴を開けるガス抜き部3と、缶ビールや缶ジュース、缶コーヒーなどの空缶を抓み、必要に応じて穴を開ける穴開け機能付きの抓み部4とを各別に設けているので、この器具1一つあれば、空缶類の残留物抜き取り作業に際して、特別の準備を要することなく、スプレー缶、缶ビールなど空缶の種類に関わらず、しかも簡単な操作で、空缶に穴を開けて、空缶から残留物を容易に抜き取ることができる。これによって、空缶類の廃棄作業を大幅に軽減することができる。
【0014】
特に、この器具1の場合、空缶を各挟持部材21の押さえ部材31間に挟み、加圧したときに、空缶を押さえ部材31に摩擦係合により固定するので、空缶が押さえ部材31間から滑ってずれたり外れたりすることがなく、一方の押さえ部材31から突出する突起32を空缶に確実に突き刺し、穴を開けることができる。また、突起32を空缶に突き刺したときに、穴を押さえ部材31で覆うので、この押さえ部材31で穴と突起との隙間から噴き出すガスを遮り、ガスが飛散するのを防止して、このガスが手や顔や衣類に付着することがない。また、この押さえ部材31で、空缶に穴が開くときのガスの噴出音を抑えるので、作業者は安心してガス抜き作業を行うことができる。
また、器具1先端の抓み部4で缶ビールや缶ジュース、缶コーヒーなどの空缶を抓み取り、分別することができ、空缶に残留物がある場合は、抓み部4を加圧し、抓み部4の一方の爪41で空缶に穴を開けることができ、作業者の手や衣類を汚すことなしに空缶から飲み残しのビールやジュース、コーヒーなどを抜き取ることができる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の簡易式空缶類残留物抜き取り器によれば、はさみ構造の本体に、その挟み操作により、スプレー缶や家庭用ガスボンベなどの空缶を挟んで、加圧することにより空缶に穴を開けて、ガスを抜くガス抜き部と、缶ビールや缶ジュース、缶コーヒーなどの空缶を抓み、さらに加圧することにより空缶に穴を開ける抓み部と、2つの機能部を備えているので、空缶類の残留物の抜き取り作業を行う場合に、特別の準備を要せず手軽に、スプレー缶、缶ビールなど空缶の種類に関わらず、簡単な操作で、空缶から残留物を容易に抜き取ることができ、空缶類の廃棄作業を大幅に軽減することができるという実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態における簡易式空缶類残留物抜き取り器を示す全体側面図
【図2】同空缶類残留物抜き取り器のガス抜き部と穴開け機能付きの抓み部を示す部分拡大側面図
【図3】同空缶類残留物抜き取り器のガス抜き部と穴開け機能付きの抓み部を示す上方から見た部分拡大平面図
【図4】同空缶類残留物抜き取り器のガス抜き部と穴開け機能付きの抓み部を示す下方から見た部分拡大平面図
【符号の説明】
1 簡易式空缶類残留物抜き取り器(器具)
2 本体
201 先端部
202 基端部
21 挟持部材
22 把持部
3 ガス抜き部
31 押さえ部材
32 突起
33 取付部
34 取付穴
4 抓み部
41 爪
Claims (1)
- 空缶を挟持可能な一対の挟持部材を有するはさみ構造の本体と、
各挟持部材の先端側に設けられて、空缶を摩擦係合により押さえ、保持可能な押さえ部材、及び一方の押さえ部材に他方の押さえ部材に向けて突出され、空缶に突き刺し可能な突起と、
各挟持部材先端に相互に他方の該先端に向けて延び、少なくともその一方に空缶に突き刺し可能な爪を有する抓み部とを備えたことを特徴とする簡易式空缶類残留物抜き取り器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003003142U JP3098232U (ja) | 2003-05-30 | 2003-05-30 | 簡易式空缶類残留物抜き取り器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003003142U JP3098232U (ja) | 2003-05-30 | 2003-05-30 | 簡易式空缶類残留物抜き取り器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3098232U true JP3098232U (ja) | 2004-02-26 |
Family
ID=43251996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003003142U Expired - Fee Related JP3098232U (ja) | 2003-05-30 | 2003-05-30 | 簡易式空缶類残留物抜き取り器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3098232U (ja) |
-
2003
- 2003-05-30 JP JP2003003142U patent/JP3098232U/ja not_active Expired - Fee Related
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