JP3207511B2 - 受容層転写シート及び受容層転写方法 - Google Patents
受容層転写シート及び受容層転写方法Info
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- JP3207511B2 JP3207511B2 JP12534792A JP12534792A JP3207511B2 JP 3207511 B2 JP3207511 B2 JP 3207511B2 JP 12534792 A JP12534792 A JP 12534792A JP 12534792 A JP12534792 A JP 12534792A JP 3207511 B2 JP3207511 B2 JP 3207511B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は受容層転写シート及び受
容層転写方法に関し、更に詳しくは転写時に転写された
受容層の端縁のラインが奇麗な線状となる受容層転写シ
ート及び受容層転写方法に関する。
容層転写方法に関し、更に詳しくは転写時に転写された
受容層の端縁のラインが奇麗な線状となる受容層転写シ
ート及び受容層転写方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の熱転写方法が公知である
が、それらの中で昇華性染料を記録剤とし、これを紙や
プラスチックフイルム等の基材シートに担持させて熱転
写シートとし、染料受容層を設けた紙やプラスチックフ
イルム等の被転写材上に各種のフルカラー画像を形成す
る方法が提案されている。この場合には加熱手段として
プリンターのサーマルヘッドが使用され、極めて短時間
の加熱によって3色又は4色の多数の色ドットを被転写
材に転移させ、該多色の色ドットにより原稿のフルカラ
ー画像を再現するものである。この様に形成された画像
は、使用する色材が染料であることから非常に鮮明であ
り、且つ透明性に優れている為、得られる画像は中間色
の再現性や階調性に優れ、従来のオフセット印刷やグラ
ビア印刷による画像と同様であり、且つフルカラー写真
画像に匹敵する高品質の画像が形成可能となっている。
が、それらの中で昇華性染料を記録剤とし、これを紙や
プラスチックフイルム等の基材シートに担持させて熱転
写シートとし、染料受容層を設けた紙やプラスチックフ
イルム等の被転写材上に各種のフルカラー画像を形成す
る方法が提案されている。この場合には加熱手段として
プリンターのサーマルヘッドが使用され、極めて短時間
の加熱によって3色又は4色の多数の色ドットを被転写
材に転移させ、該多色の色ドットにより原稿のフルカラ
ー画像を再現するものである。この様に形成された画像
は、使用する色材が染料であることから非常に鮮明であ
り、且つ透明性に優れている為、得られる画像は中間色
の再現性や階調性に優れ、従来のオフセット印刷やグラ
ビア印刷による画像と同様であり、且つフルカラー写真
画像に匹敵する高品質の画像が形成可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとしている問題点】上記方法で画像
形成が可能な被転写材は、染料染着性のあるプラスチッ
クシート或いは染料受容層を予め設けてある紙等に限定
され、一般の普通紙等には直接画像が形成出来ないとい
う問題がある。勿論、一般の普通紙であってもその表面
に受容層を形成しておけば、画像形成は可能であるが、
これは一般的にはコスト高であり、例えば、葉書、メ
モ、便箋、レポート用紙等の如き一般的な既製の被転写
材には応用困難である。この様な問題点を解決する方法
として、普通紙等の既製品の被転写材に画像を形成しよ
うとする場合、その必要部分のみに染料受容層を手軽に
形成する方法として、受容層転写シートが知られている
(例えば、特開昭62−264994号公報参照)。
形成が可能な被転写材は、染料染着性のあるプラスチッ
クシート或いは染料受容層を予め設けてある紙等に限定
され、一般の普通紙等には直接画像が形成出来ないとい
う問題がある。勿論、一般の普通紙であってもその表面
に受容層を形成しておけば、画像形成は可能であるが、
これは一般的にはコスト高であり、例えば、葉書、メ
モ、便箋、レポート用紙等の如き一般的な既製の被転写
材には応用困難である。この様な問題点を解決する方法
として、普通紙等の既製品の被転写材に画像を形成しよ
うとする場合、その必要部分のみに染料受容層を手軽に
形成する方法として、受容層転写シートが知られている
(例えば、特開昭62−264994号公報参照)。
【0004】以上の如き受容層転写シートは、ポリエス
テルフイルム等の基材シート上に、必要に応じて剥離層
又は接着剤層を形成し、その表面に少なくとも染料受容
層を含む転写性樹脂層を形成してなるものである。この
様な受容層転写シートを用いて、例えば、葉書や枚葉の
普通紙等の所定領域にのみ受容層を転写させる場合、通
常サーマルヘッドによって加熱して所定面積を転写して
いるが、染料受容層Aは比較的被膜強度の高い樹脂で形
成されている為、図5に示す様に被転写材11の面に転
写された受容層Aの端縁が奇麗な直線状にならず、ギザ
ギザになり、この状態で受容層全面に画像形成を行う
と、画像の端縁が奇麗な線状にならず、ギザギザ或は不
揃となり、画像の見映えが悪いという問題が生じる。従
って、本発明の目的は、転写された受容層の端縁が奇麗
な線状になる受容層転写シート及び受容層転写方法を提
供することである。
テルフイルム等の基材シート上に、必要に応じて剥離層
又は接着剤層を形成し、その表面に少なくとも染料受容
層を含む転写性樹脂層を形成してなるものである。この
様な受容層転写シートを用いて、例えば、葉書や枚葉の
普通紙等の所定領域にのみ受容層を転写させる場合、通
常サーマルヘッドによって加熱して所定面積を転写して
いるが、染料受容層Aは比較的被膜強度の高い樹脂で形
成されている為、図5に示す様に被転写材11の面に転
写された受容層Aの端縁が奇麗な直線状にならず、ギザ
ギザになり、この状態で受容層全面に画像形成を行う
と、画像の端縁が奇麗な線状にならず、ギザギザ或は不
揃となり、画像の見映えが悪いという問題が生じる。従
って、本発明の目的は、転写された受容層の端縁が奇麗
な線状になる受容層転写シート及び受容層転写方法を提
供することである。
【0005】
【問題点を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、基材シートの一
方の面に、剥離層及びその上に少なくとも染料受容層を
含む転写性樹脂層を設けてなり、上記剥離層の塗工領域
を転写性樹脂層の塗工領域よりも小さく設け、転写性樹
脂層の転写に当たり上記剥離層以上の面積に加熱/加圧
して転写性受容層を転写させるようにしたことを特徴と
する受容層転写シート、及び上記の受容層転写シートを
使用することを特徴とする受容層転写方法である。
によって達成される。即ち、本発明は、基材シートの一
方の面に、剥離層及びその上に少なくとも染料受容層を
含む転写性樹脂層を設けてなり、上記剥離層の塗工領域
を転写性樹脂層の塗工領域よりも小さく設け、転写性樹
脂層の転写に当たり上記剥離層以上の面積に加熱/加圧
して転写性受容層を転写させるようにしたことを特徴と
する受容層転写シート、及び上記の受容層転写シートを
使用することを特徴とする受容層転写方法である。
【0006】
【作用】例えば、図3に示す様に、剥離層7を転写性樹
脂層Aよりも小さく設け、且つ剥離層7の端縁を奇麗な
線状、例えば、直線状に設けることによって、サーマル
ヘッド等により、受容層転写シートの背面から、剥離層
の面積以上の面積に熱及び/又は圧力を印加して転写性
樹脂層Aを被転写材に転写を行うと、転写される樹脂層
Aは剥離層7と同一形状、即ち端縁が奇麗な線状、例え
ば、直線状になって転写される。これは剥離層のない領
域に形成された転写性樹脂層Aが基材シートと強く接着
されていることによる。これに対して図5に示す様に、
剥離層7が転写性樹脂層Aと同一面積に形成されている
場合、受容層の背面から剥離層よりも小面積に熱及び/
又は圧力を印加して転写を行うと、樹脂層Aの箔切れが
不十分で奇麗な線状に箔切れすることが困難で、転写さ
れた樹脂層Aの端縁がギザギザになる傾向が大である。
脂層Aよりも小さく設け、且つ剥離層7の端縁を奇麗な
線状、例えば、直線状に設けることによって、サーマル
ヘッド等により、受容層転写シートの背面から、剥離層
の面積以上の面積に熱及び/又は圧力を印加して転写性
樹脂層Aを被転写材に転写を行うと、転写される樹脂層
Aは剥離層7と同一形状、即ち端縁が奇麗な線状、例え
ば、直線状になって転写される。これは剥離層のない領
域に形成された転写性樹脂層Aが基材シートと強く接着
されていることによる。これに対して図5に示す様に、
剥離層7が転写性樹脂層Aと同一面積に形成されている
場合、受容層の背面から剥離層よりも小面積に熱及び/
又は圧力を印加して転写を行うと、樹脂層Aの箔切れが
不十分で奇麗な線状に箔切れすることが困難で、転写さ
れた樹脂層Aの端縁がギザギザになる傾向が大である。
【0007】
【好ましい実施態様】次に好ましい実施態様を挙げて本
発明を更に詳細に説明する。本発明の受容層転写シート
の1例は、図1に図解的に示す様に、基材シート1の一
方の面に、剥離層7及びその上に少なくとも染料受容層
2を含む転写性樹脂層Aを設けてなり、上記剥離層7の
塗工領域が転写性樹脂層Aよりも小さいことを特徴とし
ている。その他、必要に応じて気泡含有層3、中間層4
及び接着剤層5を設け、更に耐熱滑性層6を設けること
が出来る。これらの中間層又は接着剤層も気泡及び/発
泡剤を含有することが出来る。以上の如き本発明の受容
層転写シートの1例は、図2a及びそのX−X断面図で
ある図2bに示す様に、基材シート1の一方の面に剥離
層7を点線で示した幅に設け、更にその上に基材シート
と同一幅に樹脂層Aを設けて形成する。これをサーマル
ヘッド等により、受容層転写シートの背面から剥離層以
上の大面積に熱及び/又は圧力を印加して、被転写材1
1の面に樹脂層Aを転写させると、図2cに示す様に、
端縁が奇麗な線状、例えば、直線状である樹脂層Aが被
転写材11の面に転写される。
発明を更に詳細に説明する。本発明の受容層転写シート
の1例は、図1に図解的に示す様に、基材シート1の一
方の面に、剥離層7及びその上に少なくとも染料受容層
2を含む転写性樹脂層Aを設けてなり、上記剥離層7の
塗工領域が転写性樹脂層Aよりも小さいことを特徴とし
ている。その他、必要に応じて気泡含有層3、中間層4
及び接着剤層5を設け、更に耐熱滑性層6を設けること
が出来る。これらの中間層又は接着剤層も気泡及び/発
泡剤を含有することが出来る。以上の如き本発明の受容
層転写シートの1例は、図2a及びそのX−X断面図で
ある図2bに示す様に、基材シート1の一方の面に剥離
層7を点線で示した幅に設け、更にその上に基材シート
と同一幅に樹脂層Aを設けて形成する。これをサーマル
ヘッド等により、受容層転写シートの背面から剥離層以
上の大面積に熱及び/又は圧力を印加して、被転写材1
1の面に樹脂層Aを転写させると、図2cに示す様に、
端縁が奇麗な線状、例えば、直線状である樹脂層Aが被
転写材11の面に転写される。
【0008】上記図2の例では、樹脂層Aを連続的に転
写するのではなく、例えば、図3cに示す様に葉書の裏
面に矩形に転写する場合、基材シートの長さ方向に垂直
な線は図5に示す様にギザギザになる場合がある。この
様な場合には、図3a、bに示す様に基材シート1上に
矩形の剥離層7を形成し、転写性樹脂層Aを基材シート
1の全面に設ける(勿論、樹脂層Aは全面でなく、剥離
層7より大面積であれば、不連続に設けてもよい)。こ
の様にして受容層転写シートの背面から剥離層以上の大
面積に熱及び/又は圧力を印加して被転写材11に樹脂
層Aを転写すると、図3cに示した様に端縁が奇麗な線
状である樹脂層Aが被転写材11に転写される。以上の
如き本発明においては、転写性樹脂層Aは剥離層7の幅
よりも0.5mm以上程度広幅に設ければよい。
写するのではなく、例えば、図3cに示す様に葉書の裏
面に矩形に転写する場合、基材シートの長さ方向に垂直
な線は図5に示す様にギザギザになる場合がある。この
様な場合には、図3a、bに示す様に基材シート1上に
矩形の剥離層7を形成し、転写性樹脂層Aを基材シート
1の全面に設ける(勿論、樹脂層Aは全面でなく、剥離
層7より大面積であれば、不連続に設けてもよい)。こ
の様にして受容層転写シートの背面から剥離層以上の大
面積に熱及び/又は圧力を印加して被転写材11に樹脂
層Aを転写すると、図3cに示した様に端縁が奇麗な線
状である樹脂層Aが被転写材11に転写される。以上の
如き本発明においては、転写性樹脂層Aは剥離層7の幅
よりも0.5mm以上程度広幅に設ければよい。
【0009】本発明の受容層転写シートで用いる基材シ
ートとしては、従来の熱転写シートに使用されていると
同じ基材シートがそのまま用いることが出来ると共に、
その他のものも使用することが出来、特に制限されな
い。好ましい基材シートの具体例としては、例えば、グ
ラシン紙、コンデンサ紙、パラフイン紙等の薄葉紙、ポ
リエステル、ポリプロピレン、セロハン、ポリカーボネ
ート、酢酸セルロース、ポリエチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレン、ナイロン、ポリイミド、ポリ塩化ビ
ニリデン、アイオノマー等のプラスチック或いはこれら
と前記紙とを複合した基材シート等が挙げられる。これ
らの基材シート1は、剥離層7が存在しない領域では、
樹脂層Aとよく接着する様に易接着処理したものを用い
ることが好ましい。この基材シートの厚さは、その強度
及び耐熱性等が適切になる様に、材料に応じて適宜変更
することが出来るが、その厚さは、好ましくは、3〜1
00μmである。受容層の形成に先立って、基材シート
の面に剥離層7を所定幅又は所定サイズに形成する。か
かる剥離層7は水溶性樹脂、親水性樹脂、ワックス類、
シリコーンワックス、シリコーン樹脂、弗素樹脂、アク
リル樹脂等の剥離剤から形成する。形成方法は後記受容
層の形成方法と同様でよく、その厚みは0.1〜5μm
程度で十分である。又、転写後に艶消し受容層が望まし
い場合には、剥離層中に各種の粒子を包含させることも
出来る。
ートとしては、従来の熱転写シートに使用されていると
同じ基材シートがそのまま用いることが出来ると共に、
その他のものも使用することが出来、特に制限されな
い。好ましい基材シートの具体例としては、例えば、グ
ラシン紙、コンデンサ紙、パラフイン紙等の薄葉紙、ポ
リエステル、ポリプロピレン、セロハン、ポリカーボネ
ート、酢酸セルロース、ポリエチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレン、ナイロン、ポリイミド、ポリ塩化ビ
ニリデン、アイオノマー等のプラスチック或いはこれら
と前記紙とを複合した基材シート等が挙げられる。これ
らの基材シート1は、剥離層7が存在しない領域では、
樹脂層Aとよく接着する様に易接着処理したものを用い
ることが好ましい。この基材シートの厚さは、その強度
及び耐熱性等が適切になる様に、材料に応じて適宜変更
することが出来るが、その厚さは、好ましくは、3〜1
00μmである。受容層の形成に先立って、基材シート
の面に剥離層7を所定幅又は所定サイズに形成する。か
かる剥離層7は水溶性樹脂、親水性樹脂、ワックス類、
シリコーンワックス、シリコーン樹脂、弗素樹脂、アク
リル樹脂等の剥離剤から形成する。形成方法は後記受容
層の形成方法と同様でよく、その厚みは0.1〜5μm
程度で十分である。又、転写後に艶消し受容層が望まし
い場合には、剥離層中に各種の粒子を包含させることも
出来る。
【0010】上記剥離層の表面に形成する染料受容層2
は、任意の被転写材に受容層を転写後に、熱転写シート
から移行してくる昇華性染料を受容し、形成された画像
を維持する為のものである。染料受容層を形成する為の
樹脂としては、例えば、ポリプロピレン等のポリオレフ
ィン系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩
化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化ポリマ
ー、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリルエステル等のビニル
ポリマー、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリスチレン
系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチレンやプロピレン等の
オレフィンと他のビニルモノマーとの共重合体系樹脂、
アイオノマー、セルロースジアセテート等のセルロース
系樹脂、ポリカーボネート等が挙げられ、特に好ましい
ものは、ビニル系樹脂及びポリエステル系樹脂である。
は、任意の被転写材に受容層を転写後に、熱転写シート
から移行してくる昇華性染料を受容し、形成された画像
を維持する為のものである。染料受容層を形成する為の
樹脂としては、例えば、ポリプロピレン等のポリオレフ
ィン系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩
化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化ポリマ
ー、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリルエステル等のビニル
ポリマー、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリスチレン
系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチレンやプロピレン等の
オレフィンと他のビニルモノマーとの共重合体系樹脂、
アイオノマー、セルロースジアセテート等のセルロース
系樹脂、ポリカーボネート等が挙げられ、特に好ましい
ものは、ビニル系樹脂及びポリエステル系樹脂である。
【0011】上記樹脂に混合して使用する好ましい離型
剤としては、シリコーンオイル、リン酸エステル系界面
活性剤、弗素系界面活性剤等が挙げられるが、シリコー
ンオイルが望ましい。該シリコーンオイルとしては、エ
ポキシ変性、アルキル変性、アミノ変性、カルボキシル
変性、アルコール変性、弗素変性、アルキルアラルキル
ポリエーテル変性、エポキシ・ポリエーテル変性、ポリ
エーテル変性等の変性シリコーンオイルが望ましい。離
型剤は1種若しくは2種以上のものが使用される。又、
この離型剤の添加量は染料受容層形成樹脂100重量部
に対し、0.5〜30重量部が好ましい。この添加量の
範囲を満たさない場合は、熱転写シートと染料受容層の
融着若しくは印字感度の低下等の問題が生じる場合があ
る。この様な離型剤を染料受容層に添加することによっ
て、転写後の受容層の表面に離型剤がブリードアウトし
て離型層が形成される。
剤としては、シリコーンオイル、リン酸エステル系界面
活性剤、弗素系界面活性剤等が挙げられるが、シリコー
ンオイルが望ましい。該シリコーンオイルとしては、エ
ポキシ変性、アルキル変性、アミノ変性、カルボキシル
変性、アルコール変性、弗素変性、アルキルアラルキル
ポリエーテル変性、エポキシ・ポリエーテル変性、ポリ
エーテル変性等の変性シリコーンオイルが望ましい。離
型剤は1種若しくは2種以上のものが使用される。又、
この離型剤の添加量は染料受容層形成樹脂100重量部
に対し、0.5〜30重量部が好ましい。この添加量の
範囲を満たさない場合は、熱転写シートと染料受容層の
融着若しくは印字感度の低下等の問題が生じる場合があ
る。この様な離型剤を染料受容層に添加することによっ
て、転写後の受容層の表面に離型剤がブリードアウトし
て離型層が形成される。
【0012】受容層は、前記の剥離層の面に、上記の如
き樹脂に離型剤等の必要な添加剤を加えたものを、適当
な有機溶剤に溶解したり或いは有機溶剤や水に分散した
分散体を、例えば、グラビア印刷法、スクリーン印刷
法、グラビア版を用いたリバースロールコーティング法
等の形成手段により、離型層よりも大きいサイズで塗布
及び乾燥することによって形成される。上記染料受容層
の形成に際しては、受容層の箔切れを良好にする目的
で、カオリンクレー、炭酸カルシウム、微粉末シリカ等
の充填剤を添加することが出来る。以上の如く形成され
る染料受容層は任意の厚さでよいが、一般的には1〜5
0μmの厚さである。又、この様な染料受容層は連続被
覆であるのが好ましいが、樹脂エマルジョンや樹脂分散
液を使用して、不連続の被覆として形成してもよい。
き樹脂に離型剤等の必要な添加剤を加えたものを、適当
な有機溶剤に溶解したり或いは有機溶剤や水に分散した
分散体を、例えば、グラビア印刷法、スクリーン印刷
法、グラビア版を用いたリバースロールコーティング法
等の形成手段により、離型層よりも大きいサイズで塗布
及び乾燥することによって形成される。上記染料受容層
の形成に際しては、受容層の箔切れを良好にする目的
で、カオリンクレー、炭酸カルシウム、微粉末シリカ等
の充填剤を添加することが出来る。以上の如く形成され
る染料受容層は任意の厚さでよいが、一般的には1〜5
0μmの厚さである。又、この様な染料受容層は連続被
覆であるのが好ましいが、樹脂エマルジョンや樹脂分散
液を使用して、不連続の被覆として形成してもよい。
【0013】更に上記の受容層の表面には、中間層4を
形成してもよい。かかる中間層は、例えば、ポリアミド
樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、エチレン・酢酸
ビニル共重合樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合樹
脂、ポリエステル樹脂等の如く被膜性の良好な樹脂の溶
液を塗布及び乾燥することによって、好ましくは0.1
〜10μm程度の厚みに形成する。この様な中間層を形
成することによって、後述する気泡含有層の発泡或は膨
脹によって染料受容層に凹凸やピンホールが発生するの
を防止することが出来、更に受容層の強度や密着性等も
向上する。上記中間層又は染料受容層上に形成してもよ
い気泡含有層は、バインダーとして、例えば、ポリウレ
タン樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレン系樹脂、ブタジ
エンラバー、エポキシ樹脂等の熱可塑性樹脂を含む塗工
液中に気泡及び/又は発泡剤を含有させたものを塗工及
び乾燥することによって形成される。気泡含有層は、層
を形成後に気泡又は発泡剤を一部膨脹又は発泡させても
よいし、発泡させなくてもよい。使用する発泡剤として
は、加熱によって分解して酸素、炭酸ガス、窒素等のガ
スを発生するジニトロペンタメチレンテトラミン、ジア
ゾアミノベンゼン、アゾビスイソブチロニトリル、アゾ
ジカルボアミド等の分解型発泡剤、ブタン、ペンタン等
の低沸点液体をポリ塩化ビニリデン、ポリアクリロニト
リル等の樹脂でマイクロカプセルしたマイクロバルーン
等の公知の発泡剤がいずれも使用出来、更にこれらのマ
イクロバルーンを予め発泡させた発泡体や白色顔料で被
覆されたマイクロバルーン等も有効に使用することが出
来る。
形成してもよい。かかる中間層は、例えば、ポリアミド
樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、エチレン・酢酸
ビニル共重合樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合樹
脂、ポリエステル樹脂等の如く被膜性の良好な樹脂の溶
液を塗布及び乾燥することによって、好ましくは0.1
〜10μm程度の厚みに形成する。この様な中間層を形
成することによって、後述する気泡含有層の発泡或は膨
脹によって染料受容層に凹凸やピンホールが発生するの
を防止することが出来、更に受容層の強度や密着性等も
向上する。上記中間層又は染料受容層上に形成してもよ
い気泡含有層は、バインダーとして、例えば、ポリウレ
タン樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレン系樹脂、ブタジ
エンラバー、エポキシ樹脂等の熱可塑性樹脂を含む塗工
液中に気泡及び/又は発泡剤を含有させたものを塗工及
び乾燥することによって形成される。気泡含有層は、層
を形成後に気泡又は発泡剤を一部膨脹又は発泡させても
よいし、発泡させなくてもよい。使用する発泡剤として
は、加熱によって分解して酸素、炭酸ガス、窒素等のガ
スを発生するジニトロペンタメチレンテトラミン、ジア
ゾアミノベンゼン、アゾビスイソブチロニトリル、アゾ
ジカルボアミド等の分解型発泡剤、ブタン、ペンタン等
の低沸点液体をポリ塩化ビニリデン、ポリアクリロニト
リル等の樹脂でマイクロカプセルしたマイクロバルーン
等の公知の発泡剤がいずれも使用出来、更にこれらのマ
イクロバルーンを予め発泡させた発泡体や白色顔料で被
覆されたマイクロバルーン等も有効に使用することが出
来る。
【0014】上記発泡剤又は発泡体の使用量は、好まし
くは90℃〜120℃に加熱したときに、転写性樹脂層
が1.1〜4倍程度の厚さになる割合で使用するのが好
ましい。上記発泡率(膨張率)が1.1未満である場合
には、クッション性が不十分であり、一方、発泡率(膨
張率)が4倍を越えると、気泡含有層と基材シートとの
接着性が不十分となるので好ましくない。特に好ましい
発泡剤は、比較的低温で発泡又は膨脹処理が可能な上記
マイクロバルーン、その発泡体及び白色顔料で被覆され
たマイクロバルーンであり、例えば、松本油脂製薬製か
ら種々のグレードのものが入手出来、いずれも本発明で
使用することが出来る。これらの気泡含有層の厚さは2
〜80μm程度が好ましい。
くは90℃〜120℃に加熱したときに、転写性樹脂層
が1.1〜4倍程度の厚さになる割合で使用するのが好
ましい。上記発泡率(膨張率)が1.1未満である場合
には、クッション性が不十分であり、一方、発泡率(膨
張率)が4倍を越えると、気泡含有層と基材シートとの
接着性が不十分となるので好ましくない。特に好ましい
発泡剤は、比較的低温で発泡又は膨脹処理が可能な上記
マイクロバルーン、その発泡体及び白色顔料で被覆され
たマイクロバルーンであり、例えば、松本油脂製薬製か
ら種々のグレードのものが入手出来、いずれも本発明で
使用することが出来る。これらの気泡含有層の厚さは2
〜80μm程度が好ましい。
【0015】本発明では更に以上の転写性樹脂層の転写
性を良好にする為に接着剤層5を設けることも好まし
い。これらの接着剤層は、例えば、ポリアミド樹脂、ア
クリル樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル
共重合樹脂、ポリエステル樹脂等の如く熱時接着性の良
好な樹脂の溶液を塗布及び乾燥することによって、好ま
しくは0.5〜10μm程度の厚みに形成する。これら
の接着剤層に気泡及び/又は発泡剤を含有させて気泡含
有層を兼ねさせることも出来る。又、本発明では、以上
の各層の少なくとも1層に充填剤、白色顔料、蛍光増白
剤等を包含させることによって被転写材の地色にも係ら
ず白色度に優れた受容層を被転写材に与えることが出来
る。
性を良好にする為に接着剤層5を設けることも好まし
い。これらの接着剤層は、例えば、ポリアミド樹脂、ア
クリル樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル
共重合樹脂、ポリエステル樹脂等の如く熱時接着性の良
好な樹脂の溶液を塗布及び乾燥することによって、好ま
しくは0.5〜10μm程度の厚みに形成する。これら
の接着剤層に気泡及び/又は発泡剤を含有させて気泡含
有層を兼ねさせることも出来る。又、本発明では、以上
の各層の少なくとも1層に充填剤、白色顔料、蛍光増白
剤等を包含させることによって被転写材の地色にも係ら
ず白色度に優れた受容層を被転写材に与えることが出来
る。
【0016】以上の例は、本発明の基本的態様である
が、本発明においては、図4に示す様に、上記の如き転
写性樹脂層Aを長尺基材シート1の一部に設け、該転写
性樹脂層に隣接して昇華性染料からなる染料層、例え
ば、イエローY、マゼンタM及びシアンC、更に必要に
応じてブラックBk(不図示)の染料層を面順次に設
け、更にこれらの染料層に隣接させて、形成された画像
の表面を保護する為の転写性保護層(7:剥離層、8:
保護層、9:接着剤層)を設けることも出来る。この様
な複合熱転写シートであれば、例えば、葉書の様な被転
写材の必要な領域に先ず染料受容層を含む樹脂層Aを転
写させ、該転写された受容層を含む樹脂層Aに染料層
Y、M、C(及びBk)により染料画像を形成させ、引
き続き形成された画像表面に保護層(8、9)を転写さ
せ、1枚の熱転写シートで且つ1台の熱転写プリンタに
よって所望の画像を任意の被転写材に形成することが出
来る。この様な実施態様において、上記保護層8も転写
後にその端縁が奇麗な線状になることが好ましい場合に
は、保護層8と剥離層7との関係を前記転写性樹脂層A
と剥離層7と同様な関係に設けることが出来る。
が、本発明においては、図4に示す様に、上記の如き転
写性樹脂層Aを長尺基材シート1の一部に設け、該転写
性樹脂層に隣接して昇華性染料からなる染料層、例え
ば、イエローY、マゼンタM及びシアンC、更に必要に
応じてブラックBk(不図示)の染料層を面順次に設
け、更にこれらの染料層に隣接させて、形成された画像
の表面を保護する為の転写性保護層(7:剥離層、8:
保護層、9:接着剤層)を設けることも出来る。この様
な複合熱転写シートであれば、例えば、葉書の様な被転
写材の必要な領域に先ず染料受容層を含む樹脂層Aを転
写させ、該転写された受容層を含む樹脂層Aに染料層
Y、M、C(及びBk)により染料画像を形成させ、引
き続き形成された画像表面に保護層(8、9)を転写さ
せ、1枚の熱転写シートで且つ1台の熱転写プリンタに
よって所望の画像を任意の被転写材に形成することが出
来る。この様な実施態様において、上記保護層8も転写
後にその端縁が奇麗な線状になることが好ましい場合に
は、保護層8と剥離層7との関係を前記転写性樹脂層A
と剥離層7と同様な関係に設けることが出来る。
【0017】上記の如き受容層転写シートを使用して、
受容層を含む樹脂層を転写させる被転写材は、特に限定
されず、例えば、普通紙、上質紙、トレーシングペーパ
ー、プラスチックフイルム等いずれのシートでもよく、
又、形状的には、カード、葉書、パスポート、便箋、レ
ポート用紙、ノート、カタログ等いずれのものでもよ
く、特に表面の目の粗い普通紙、ラフ紙にも適用可能で
ある。樹脂層A又は保護層8の転写方法は、熱転写用の
サーマルヘッドを備えた一般のプリンター、転写箔用の
ホットスタンパー、熱ロール等、受容層又は接着剤層が
活性化される温度に加熱可能ないずれの加熱加圧手段で
もよい。
受容層を含む樹脂層を転写させる被転写材は、特に限定
されず、例えば、普通紙、上質紙、トレーシングペーパ
ー、プラスチックフイルム等いずれのシートでもよく、
又、形状的には、カード、葉書、パスポート、便箋、レ
ポート用紙、ノート、カタログ等いずれのものでもよ
く、特に表面の目の粗い普通紙、ラフ紙にも適用可能で
ある。樹脂層A又は保護層8の転写方法は、熱転写用の
サーマルヘッドを備えた一般のプリンター、転写箔用の
ホットスタンパー、熱ロール等、受容層又は接着剤層が
活性化される温度に加熱可能ないずれの加熱加圧手段で
もよい。
【0018】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。尚、文中、部 実施例1 厚さ25μm、幅30cmのポリエステルフイルム(商
品名「ルミラー」、東レ製)の表面に、下記の組成の剥
離層用塗工液を、バーコーターにより乾燥時1.0g/
m2になる割合で、図3に示す様に間隔10mmをとっ
て横29cm×縦28cmに塗布し、ドライヤーで仮乾
燥後、100℃のオーブン中で30分間乾燥して剥離層
を形成し、更に下記の受容層用塗工液をバーコーターに
より乾燥時5.0g/m2になる割合で基材シートの全
幅にわたって且つ連続的に塗布し、ドライヤーで仮乾燥
後、100℃のオーブン中で30分間乾燥して染料受容
層を形成し、更に下記の気泡含有層兼接着剤層用塗工液
を同様にして乾燥時5g/m2の割合で塗布及び乾燥し
て気泡含有層兼接着剤層を形成し、本発明の受容層転写
シートを得た。剥離層用塗工液組成; ポリビニルアルコール樹脂(AH−17、日本合成化学製) 100部 水 400部
具体的に説明する。尚、文中、部 実施例1 厚さ25μm、幅30cmのポリエステルフイルム(商
品名「ルミラー」、東レ製)の表面に、下記の組成の剥
離層用塗工液を、バーコーターにより乾燥時1.0g/
m2になる割合で、図3に示す様に間隔10mmをとっ
て横29cm×縦28cmに塗布し、ドライヤーで仮乾
燥後、100℃のオーブン中で30分間乾燥して剥離層
を形成し、更に下記の受容層用塗工液をバーコーターに
より乾燥時5.0g/m2になる割合で基材シートの全
幅にわたって且つ連続的に塗布し、ドライヤーで仮乾燥
後、100℃のオーブン中で30分間乾燥して染料受容
層を形成し、更に下記の気泡含有層兼接着剤層用塗工液
を同様にして乾燥時5g/m2の割合で塗布及び乾燥し
て気泡含有層兼接着剤層を形成し、本発明の受容層転写
シートを得た。剥離層用塗工液組成; ポリビニルアルコール樹脂(AH−17、日本合成化学製) 100部 水 400部
【0019】受容層用塗工液組成; 塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体(VYHD、ユニオンカーバイド社製) 100部 エポキシ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 8部 アミノ変性シリコーン(KS−343、信越化学工業製) 8部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 400部接着剤層用塗工液組成; ポリメチルメタクリレート樹脂(BR−106、三菱レイヨン製)100部 発泡剤(F−50、松本油脂製薬製) 15部 酸化チタン(TCA−888、トーケムプロダクツ製) 100部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 300部
【0020】実施例2 実施例1において、剥離層を図2に示す様に基材シート
の両端に10mmの間隔を置いて形成し、他は実施例1
と同様にして本発明の受容層転写シートを得た。 実施例3 厚さ25μm、幅30cmのポリエステルフイルム(商
品名「ルミラー」、東レ製)の表面に、下記の組成の剥
離層用塗工液を、バーコーターにより乾燥時1.0g/
m2になる割合で、横29×縦28cm且つ間隔90c
mで、下記組成の剥離層用塗工液を用いて実施例1同様
にして剥離層を形成し、これらの剥離層の面に30×3
0cmの面積で剥離層を被覆する様に受容層及び保護層
を上記フイルムの全幅にわたって形成した(両者の面積
は夫々30×30cm)。受容層及び保護層は下記の組
成の塗工液をバーコーターにより乾燥時3.0g/m2
になる割合で塗布し、ドライヤーで仮乾燥後、100℃
のオーブン中で30分間乾燥して形成した。次に上記受
容層及び保護層の表面に接着剤層を形成した。接着剤層
は下記接着剤溶液を用いて受容層及び保護層と同様にし
て乾燥時3.0g/m2の割合で塗布及び乾燥して形成
した。
の両端に10mmの間隔を置いて形成し、他は実施例1
と同様にして本発明の受容層転写シートを得た。 実施例3 厚さ25μm、幅30cmのポリエステルフイルム(商
品名「ルミラー」、東レ製)の表面に、下記の組成の剥
離層用塗工液を、バーコーターにより乾燥時1.0g/
m2になる割合で、横29×縦28cm且つ間隔90c
mで、下記組成の剥離層用塗工液を用いて実施例1同様
にして剥離層を形成し、これらの剥離層の面に30×3
0cmの面積で剥離層を被覆する様に受容層及び保護層
を上記フイルムの全幅にわたって形成した(両者の面積
は夫々30×30cm)。受容層及び保護層は下記の組
成の塗工液をバーコーターにより乾燥時3.0g/m2
になる割合で塗布し、ドライヤーで仮乾燥後、100℃
のオーブン中で30分間乾燥して形成した。次に上記受
容層及び保護層の表面に接着剤層を形成した。接着剤層
は下記接着剤溶液を用いて受容層及び保護層と同様にし
て乾燥時3.0g/m2の割合で塗布及び乾燥して形成
した。
【0021】受容層用塗工液組成 : 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合樹脂(VYHD、UCC製) 100部 エポキシ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 8部 アミノ変性シリコーン(KP−343、信越化学工業製) 8部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 400部保護層用塗工液組成 : 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合樹脂(VYHD、UCC製) 100部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 400部接着剤層用塗工液組成 : アクリル樹脂(BR−106、三菱レイヨン製) 100部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 300部 続いて下記組成の染料層用インキを調製し、基材シート
の受容層及び保護層が形成されていない面に夫々幅30
cmづつ乾燥塗布量が1.0g/m2になる様にグラビ
アコーターにより塗布及び乾燥し本発明の複合受容層転
写シートを得た。
の受容層及び保護層が形成されていない面に夫々幅30
cmづつ乾燥塗布量が1.0g/m2になる様にグラビ
アコーターにより塗布及び乾燥し本発明の複合受容層転
写シートを得た。
【0022】染料層用インキ組成 : 分散染料(カヤセットブルー714、日本化薬製) 4.0部 エチルヒドロキシセルロース(ハーキュレス社製) 5.0部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 80.0部 ジオキサン 10.0部 尚、同様にしてイエローの熱転写シートをイエロー分散
染料(Macrolex Yellow 6G、バイエル社製、C.I.Disper
se Yellow 201)から、そしてマゼンタの熱転写シート
をマゼンタ分散染料(C.I.Disperse Red60)を使用して
形成した。
染料(Macrolex Yellow 6G、バイエル社製、C.I.Disper
se Yellow 201)から、そしてマゼンタの熱転写シート
をマゼンタ分散染料(C.I.Disperse Red60)を使用して
形成した。
【0023】比較例1 実施例1において剥離層及び転写性樹脂層を基材シート
の全面に設けた他は実施例1と同様にして比較例の受容
層転写シートを形成した。 実施例4 一方、下記組成の染料層用インキを調製し、背面に耐熱
処理を施した6μm厚のポリエチレンテレフタレートフ
イルムに、乾燥塗布量が1.0g/m2になる様にワイ
ヤーバーにより塗布及び乾燥し、更に背面にシリコーン
オイル(X−41・4003A、信越シリコーン製)を
スポイトで数滴滴下後、全面に広げて背面処理コートを
行い、熱転写シートを得た。染料層用インキ組成: 分散染料(カヤセットブルー714、日本化薬製) 4.0部 エチルヒドロキシセルロース(ハーキュレス社製) 5.0部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 80.0部 ジオキサン 10.0部
の全面に設けた他は実施例1と同様にして比較例の受容
層転写シートを形成した。 実施例4 一方、下記組成の染料層用インキを調製し、背面に耐熱
処理を施した6μm厚のポリエチレンテレフタレートフ
イルムに、乾燥塗布量が1.0g/m2になる様にワイ
ヤーバーにより塗布及び乾燥し、更に背面にシリコーン
オイル(X−41・4003A、信越シリコーン製)を
スポイトで数滴滴下後、全面に広げて背面処理コートを
行い、熱転写シートを得た。染料層用インキ組成: 分散染料(カヤセットブルー714、日本化薬製) 4.0部 エチルヒドロキシセルロース(ハーキュレス社製) 5.0部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 80.0部 ジオキサン 10.0部
【0024】前記の実施例1の受容層転写シートと普通
紙とを重ね合せ、サーマルヘッドを用いて受容層転写シ
ートの背面から剥離層よりも大面積に熱を印加して受容
層を転写させた。次のこの受容層の面に上記熱転写シー
トを重ね、サーマルヘッドを用いて、出力1W/ドッ
ト、パルス幅0.3〜0.45msec.、ドット密度
3ドット/mmの条件で受容層全面に印字を行いベタシ
アン画像を形成し、更に同様にして保護層を転写させ
た。以上で得られたシアン画像の端縁の状態を表1に示
した。 実施例5 実施例2に記載の受容層転写シートを用いて実施例4と
同様に画像形成し、同様に評価し表1の結果を得た。 実施例6 実施例3の複合受容層転写シートを用いて実施例4と同
様に画像形成し、同様に評価し表1の結果を得た。
紙とを重ね合せ、サーマルヘッドを用いて受容層転写シ
ートの背面から剥離層よりも大面積に熱を印加して受容
層を転写させた。次のこの受容層の面に上記熱転写シー
トを重ね、サーマルヘッドを用いて、出力1W/ドッ
ト、パルス幅0.3〜0.45msec.、ドット密度
3ドット/mmの条件で受容層全面に印字を行いベタシ
アン画像を形成し、更に同様にして保護層を転写させ
た。以上で得られたシアン画像の端縁の状態を表1に示
した。 実施例5 実施例2に記載の受容層転写シートを用いて実施例4と
同様に画像形成し、同様に評価し表1の結果を得た。 実施例6 実施例3の複合受容層転写シートを用いて実施例4と同
様に画像形成し、同様に評価し表1の結果を得た。
【0025】
【表1】
【0026】
【効果】以上の如き本発明によれば、例えば、図3に示
す様に、剥離層7を転写性樹脂層Aよりも小さく設け、
且つ剥離層7の端縁を奇麗な線状に設けることによっ
て、サーマルヘッド等により、受容層転写シートの背面
から、剥離層の面積以上の面積に熱及び/又は圧力を印
加して転写性樹脂層Aを被転写材に転写を行うと、転写
される樹脂層Aは剥離層7と同一形状、即ち端縁が奇麗
な線状になって転写される。これは剥離層のない領域に
形成された転写性樹脂層Aが基材シートと強く接着され
ていることによる。これに対して図5に示す様に、剥離
層7が転写性樹脂層Aと同一面積に形成されている場
合、受容層の背面から剥離層よりも小面積に熱及び/又
は圧力を印加して転写を行うと、樹脂層Aの箔切れが不
十分で奇麗な線状に箔切れすることが困難で、転写され
た樹脂層Aの端縁がギザギザになる傾向が大である。
す様に、剥離層7を転写性樹脂層Aよりも小さく設け、
且つ剥離層7の端縁を奇麗な線状に設けることによっ
て、サーマルヘッド等により、受容層転写シートの背面
から、剥離層の面積以上の面積に熱及び/又は圧力を印
加して転写性樹脂層Aを被転写材に転写を行うと、転写
される樹脂層Aは剥離層7と同一形状、即ち端縁が奇麗
な線状になって転写される。これは剥離層のない領域に
形成された転写性樹脂層Aが基材シートと強く接着され
ていることによる。これに対して図5に示す様に、剥離
層7が転写性樹脂層Aと同一面積に形成されている場
合、受容層の背面から剥離層よりも小面積に熱及び/又
は圧力を印加して転写を行うと、樹脂層Aの箔切れが不
十分で奇麗な線状に箔切れすることが困難で、転写され
た樹脂層Aの端縁がギザギザになる傾向が大である。
【図1】 本発明の受容層転写シートの断面を図解的に
説明する図。
説明する図。
【図2】 本発明の受容層転写シートのとその使用方法
を図解的に説明する図。
を図解的に説明する図。
【図3】 本発明の受容層転写シートのとその使用方法
を図解的に説明する図。
を図解的に説明する図。
【図4】 本発明の受容層転写シートの他の例の断面を
図解的に説明する図。
図解的に説明する図。
【図5】 従来の受容層転写シートのとその使用方法を
図解的に説明する図。
図解的に説明する図。
1:基材シート 2:受容層 3:気泡含有層 4:中間層 5:接着剤層 6:耐熱滑性層 7:剥離層 8:保護層 9、10:接着剤層 11:被転写材 Y:イエロー染料層 M:マゼンタ染料層 Y:シアン染料層
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−17089(JP,A) 特開 平1−225591(JP,A) 特開 平1−122485(JP,A) 特開 昭64−87390(JP,A) 特開 平1−160682(JP,A) 特開 昭64−27996(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/38 - 5/40 B44C 1/17
Claims (7)
- 【請求項1】 基材シートの一方の面に、剥離層及びそ
の上に少なくとも染料受容層を含む転写性樹脂層を設け
てなり、上記剥離層の塗工領域を転写性樹脂層の塗工領
域よりも小さく設け、転写性樹脂層の転写に当たり上記
剥離層以上の面積に加熱/加圧して転写性受容層を転写
させるようにしたことを特徴とする受容層転写シート。 - 【請求項2】 転写性樹脂層が接着剤層及び/又は中間
層を含む請求項1に記載の受容層転写シート。 - 【請求項3】 接着剤層が気泡及び/又は発泡剤を含む
請求項2に記載の受容層転写シート。 - 【請求項4】 転写性樹脂層が白色顔料、蛍光増白剤、
充填剤等の添加剤を含む請求項1に記載の受容層転写シ
ート。 - 【請求項5】 転写樹脂層に対して少なくとも1色の染
料層が面順次に設けられている請求項1に記載の受容層
転写シート。 - 【請求項6】 更に少なくとも保護層を含む転写樹脂層
が面順次に設けられている請求項1に記載の受容層転写
シート。 - 【請求項7】 請求項1に記載の受容層転写シートの転
写性樹脂層面を、被転写材の表面に重ね、受容層転写シ
ートの背面から剥離層以上の面積で熱及び/又は圧力を
印加して、転写性樹脂層を被転写材に転写することを特
徴とする受容層転写方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12534792A JP3207511B2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 受容層転写シート及び受容層転写方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12534792A JP3207511B2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 受容層転写シート及び受容層転写方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05294082A JPH05294082A (ja) | 1993-11-09 |
| JP3207511B2 true JP3207511B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=14907874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12534792A Expired - Lifetime JP3207511B2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 受容層転写シート及び受容層転写方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3207511B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-20 JP JP12534792A patent/JP3207511B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05294082A (ja) | 1993-11-09 |
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