JP3294687B2 - クロック分周器およびモータ駆動制御装置 - Google Patents

クロック分周器およびモータ駆動制御装置

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JP3294687B2
JP3294687B2 JP26170193A JP26170193A JP3294687B2 JP 3294687 B2 JP3294687 B2 JP 3294687B2 JP 26170193 A JP26170193 A JP 26170193A JP 26170193 A JP26170193 A JP 26170193A JP 3294687 B2 JP3294687 B2 JP 3294687B2
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K23/00Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains
    • H03K23/64Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains with a base or radix other than a power of two
    • H03K23/66Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains with a base or radix other than a power of two with a variable counting base, e.g. by presetting or by adding or suppressing pulses
    • H03K23/667Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains with a base or radix other than a power of two with a variable counting base, e.g. by presetting or by adding or suppressing pulses by switching the base during a counting cycle

Landscapes

  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、所望の分周比を生成
する可変分周器の改良に係り、特に、モータ駆動用I
C、光ディスクドライブ、ハードディスクドライブ等で
使用するのに好適なロック分周器およびモータ駆動制
御装置に関する。
【0002】具体的にいえば、回路構成を変更する必要
なしに、様々な値の分周比が設定できるようにすると共
に、整数値だけでなく、小数を含む任意の値の分周比の
生成も可能にしたロック分周器およびモータ駆動制御
装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来の分周器にあっては、所望の分周比
を得るために、2進カウンタまたは10進カウンタをカ
スケード接続して構成している。
【0004】そのため、設定可能な分周比は、整数のみ
に限られてしまう、という制約がある。
【0005】ところが、技術の高度化に伴って機器の多
様化が進み、各機器の内部回路も、複雑で多機能的なも
のが要求されている。
【0006】その結果、分周器の分野においても、この
ような多機能化に対応して、あるいは機器の汎用性を高
めるために、1つの機器の中に何種類もの分周比を生成
する分周器が設けられる傾向になっている。
【0007】しかしながら、実際上は頻繁に使用される
分周比は限定されているので、機器内に設けられた分周
器の中から、いずれかの分周器を選択して使用する場合
が多い。
【0008】以上のように、従来の分周器は、2進カウ
ンタまたは10進カウンタで構成されているので、設定
可能な分周比は、整数値に限定されてしまう、という不
都合があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
分周器は、2進および10進カウンタで構成されている
ため、分周比が整数値に限られる、という不都合を解決
し、回路構成を変えることなしに、整数値だけでなく小
数を含む様々な値の分周比を設定可能にしたロック分
周器およびモータ駆動制御装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
与えられたデータクロックを設定値に基づいて分周し、
分周クロックを発生させるロック分周器において、
ロック分周器における1周期当りのデータクロック数を
D、1周期当りのカウンタの出力パルス数をN、分周比
をYとしたとき、 D÷N=Y 余り数M を求め、これら4つの数値D,N,Y,Mの関係を、 D=(N−M)×Y+M×(Y+1) と規定し、前記分周比Yを第1の設定値、前記余り数M
を第2の設定値、前記1周期当りのカウンタの出力パル
ス数Nを第3の設定値として値が与えられた前記第1、
第2および第3の設定値を基礎として、 与えられた前記
第2の設定値と前記第3の設定値とが入力され、前記デ
ータク ロックの発生ごとに、前記第2の設定値と前記第
3の設定値とに基づく演算を行い、演算結果に応じて埋
め合わせ信号を規則的に発生する埋め合わせ信号発生部
と、 前記データクロックと与えられた前記第1の設定値
と前記埋め合わせ信号とが入力されて、分周クロックを
出力する分周カウンタとを備え、 前記分周カウンタは、
前記埋め合わせ信号発生部から埋め合わせ信号が発生さ
れないときは、データクロックを第1の設定値で分周
し、埋め合わせ信号が発生されたときは、データクロッ
クを第1の設定値に「1」を加えた値で分周して、分周
クロックを出力するように構成している。
【0011】第2に、上記第1の埋め合わせ信号発生部
の演算アルゴリズムにおいて、前記埋め合わせ信号発生
部にデータクロックを入力するたびに、初期値を「0」
とする演算値から第2の設定値を減算し、前回の演算結
果が負のときは、埋め合わせ信号を発生すると共に、減
算後の演算値に第3の設定値を加算して、次のデータ
ロックを待つ第1のアルゴリズムと、前記演算結果が
「0」以上のときは、埋め合わせ信号を発生させず、次
データクロックの入力を待つ第2のアルゴリズム、と
を用いる構成である。
【0012】第3に、上記第1の埋め合わせ信号発生部
で加算器を用いて行う演算のアルゴリズムにおいて、前
記埋め合わせ信号発生部にデータクロックを入力するた
びに、初期値を「0」とする演算値に第2の設定値を加
算し、前回の加算結果が所定の値以下で、加算器から繰
り上がり信号が発生しないときは、埋め合わせ信号を発
生すると共に、加算後の演算値に第3の設定値を加算し
て、次のデータクロックを待つ第1のアルゴリズムと、
前記加算結果が所定の値より大きく、加算器から繰り上
がり信号が発生したときは、埋め合わせ信号を発生させ
ず、次のデータクロックを待つ第2のアルゴリズム、と
を用いる構成である。
【0013】第4に、上記第1のロック分周器におい
て、埋め合わせ信号発生部は、データクロックの発生ご
とに、第2および第3の設定値と前演算値とを加算する
加算器と、前記第2および第3の設定値と前演算値を前
記加算器の演算ビット数ごとに複数に分割して記憶する
第1のレジスタ群と、該第1のレジスタ群の中からクロ
ック発生ごとに1レジスタを順次セレクトして設定値を
前記加算器へ出力するセレクタと、前記加算器の演算結
果を記憶する、前記第1のレジスタ群のレジスタ数と同
数の第2のレジスタ群、とから構成している。
【0014】第5に、上記の第2または第3のアルゴリ
ズムに基づいた演算を繰り返えす埋め合わせ信号発生部
を備え、前記演算結果がある演算周期ごとに同じ値とな
ロック分周器において、演算結果をモニタするモニ
タ手段を備え、該モニタ手段によって演算回数もしくは
前演算値が所定の値となる回数を数えるように構成して
いる。
【0015】第6に、上記第1のロック分周器の出力
を回転制御に使用するモータ駆動方式の駆動制御装置に
おいて、第1または第2または第3の設定値を変化させ
ることにより、モータの回転を制御するように構成して
いる。
【0016】
【基本原理と作用】この発明のロック分周器では、2
種類の整数値の分周比(Y,Y+1)を生成する機能を
設け、これらの分周比を混ぜる割合を変えて、半端な部
分を埋め合わせることにより、所望の分周比が得られる
ようにしている。
【0017】換言すれば、この発明では、Y分周と(Y
+1)分周とを、とり混ぜて半端な部分を埋め合わせる
ことにより、必要とする中途半端な分周比を得る方法を
採用している。
【0018】この原理が理解しやすいように、地球の公
転運動と対比して説明する。
【0019】地球の公転運動では、その公転周期(da
ys)が、計算上得られる半端な分周比に相当する。
【0020】図2は、この発明のロック分周器におい
て、半端な分周比を整数値の組合せにより周期的に埋め
合わせ、全体で半端な分周比と変わらない周期性を得て
いる一例を説明する図である。
【0021】この図2では、地球の公転運動を図示して
いる。
【0022】地球の公転周期は、約365.25日であ
る。
【0023】しかしながら、周知のように、暦の上で
は、年の単位は整数値(自然数)しかとり得ないので、
1年(365日)当り約0.25日のずれが起きる。
【0024】そこで、通常は4年を1単位として、その
内の3年間は365日とし、4年に1度を閏年として1
日伸ばして、1年を366日とする。
【0025】このように、暦では、整数(1日)に満た
ない半端な部分を、適当にまとめて整数(1日)とする
ことで、半端な部分(1日に満たない端数)の埋め合わ
せをしている。
【0026】この地球の公転運動を、この発明のロッ
ク分周器と対比すれば、 地球の公転周期(days) :中途半端な分周比 カレンダー上の1年(days):実現可能な整数 となる。
【0027】すなわち、実現可能な整数の分周比を
「Y」とすれば、 Y=365 (Y+1)=366 となる。
【0028】以上の関係を、ロック分周器におけるデ
ィスクの1回転当りのデータクロック数(D)と、同じ
く1回転当りのカウンタの出力パルス数(N)と、分周
比(Y)とについて考察すれば、次の式(1) が成立す
る。
【0029】 D÷N=Y 余り数M …… (1) また、これら4つの数値D,N,Y,Mの関係は、次の
式(2) で表わすことができる。
【0030】 D=(N−M)×Y+M×(Y+1) …… (2) この式(2) の物理的意味は、カウンタの出力パルス数N
と余り数Mとの差(N−M)のパルス分は、データクロ
ック(DX)をY分周し、Mパルス分は、データクロッ
ク(DX)を(Y+1)分周すれば、データクロック
(DX)から、所望の分周比(小数を含む任意の分周
比)の基準クロックが得られる、ということである。
【0031】次に、そのアルゴリズムの説明として、簡
単な一例を説明する。
【0032】例えば、ディスクの1回転当りのデータク
ロック数D=500、1回転当りのカウンタの出力パル
ス数N=35とすると、先の式(1) 、すなわち、 D÷N=Y 余り数M から、 500÷35=14 余り数10 となり、分周比Y=14、余数M=10が得られる。
【0033】同時に、この場合には、先の式(2) 、すな
わち、 D=(N−M)×Y+M×(Y+1) が成立するので、 500=(35−10)×14+10×15 となる。
【0034】このように、式(1) と式(2) との演算によ
り、1回転当りのデータクロック数D=500の場合、
1回転当りのカウンタの出力パルス数N=35につい
て、(N−M)=(35−10)=25パルス分は、デ
ータクロックDを14分周し(Y=14)し、M=1
0パルス分は、データクロックDを15分周(14+
1=Y+1) する。
【0035】この場合には、分周比が、500/35=
14.2の分周器、すなわち、小数の分周比の分周器が
得られることが分る。
【0036】以上を要約すれば、第1に、分周比Yの設
定によってデータクロック(DX)からの分周比(整数
部分)を決定し、第2に、1回転当りのカウンタ出力R
COのパルス数(N)と、余り数(M)とを設定するこ
とによって、式(2) で示したように、Y分周と(Y+
1)分周の割合を決定する。
【0037】この発明のロック分周器およびモータ駆
動制御装置では、以上のような点に着目して、Y分周と
(Y+1)分周とが均一に混じった分周比が得られるよ
うにしている。
【0038】
【この発明の背景と基準クロックの数値例】ここで、こ
の発明の背景、すなわち、非整数の分周比を必要とする
理由について、簡単に説明しておく。
【0039】すでに触れたように、基準クロックの周波
数は、使用するLSIによって異なるので、分周比も種
々であり、また、必ずしも整数値とは限らない半端な数
値であるから、アルゴリズムおよび回路が複雑になる。
【0040】次に、この発明が対象とする分周器につい
て、その基準クロックの数値例を説明する。
【0041】この具体例では、スピンドルモータ駆動用
LSIに供給するクロック(以下、基準クロックと呼
ぶ)を、データR/W用のクロック(データクロック)
から生成する場合の分周器を一例として、その構成と動
作とを詳しく説明する。
【0042】このような分周器は、一般にスピンドルプ
リスケーラと呼ばれている。
【0043】分周器、すなわち、スピンドルプリスケー
ラは、各種の周波数に対応可能であり、データクロック
としては、例えば、3.5″ディスクの1,800rp
mの場合には、8.7MHzを使用する。
【0044】ところで、基準クロックは、使用するスピ
ンドルモータ駆動用LSIによって異なるので、プリス
ケーラに要求される分周比は様々である。
【0045】そこで、この発明では、使用するスピンド
ルモータ駆動用LSI(使用対象のスピンドルモータ駆
動用LSI)を確定せず、汎用性の高いプリスケーラと
するために分周比設定をプログラマブルに行えるように
している。
【0046】この場合に、スピンドルプリスケーラが分
周できる分周比、すなわち、設定可能分周比は、例え
ば、6〜510分周のように設定する。
【0047】その根拠は、回路構成上の制約から、最低
の分周比は「6」となり、また、使用するスピンドルモ
ータ駆動用LSIによって、基準クロックの数値が変化
するので、3.5″ディスクを対象として、様々なLS
Iに対応できるように計算した値が「510」である。
【0048】このような設定可能分周比は、単なる一例
であり、使用対象とするディスクが変われば、他の値を
選択することはいうまでもない。
【0049】図3は、この発明のロック分周器が使用
対象としているメディアサイズが3.5″と5.25″
のディスクについて、そのデータクロック周波数と、メ
ディア1回転当りの必要パルス数の一例を示す図であ
る。
【0050】この図3に示したように、データクロック
は、ドライブの種類によって異なるが、分周比を決定す
る要因であるメディア1回転当りに必要なパルス数は、
対象メディアのフォーマットによって決定される。
【0051】この発明のロック分周器(スピンドルプ
リスケーラ)は、後出の図1に示すように、データクロ
ックをカウンタ(図1の1)およびT−フリップフロッ
プ回路(図1の3)により分周して、所望の分周比のク
ロック(基準クロック)を生成する機能を有している。
【0052】スピンドルモータ駆動用LSIとして、タ
イプA(例えば東芝社製のTA8453AF)と、タイ
プB(例えば日立社製のHA13481S)の2種類の
LSIを、3.5″ディスクの1,800rpmに用い
る場合について、要求される基準クロックの周波数を説
明する。
【0053】この場合に要求される分周比は、半端な値
となる。
【0054】まず、1回転当りのデータクロック数
(D)は、 D=16(クロック/バイト)×725(バイト/セク
タ)×25(セクタ/回転) =290,000(クロック/回転) である。
【0055】また、1回転当りの基準クロック数(N
x)は、タイプAの場合、 Nx=(3/4)×FG×128×20×6=46,0
80(クロック/回転)であり、タイプBの場合、 Nx=(P/2)×(n/m)×(I−0.5)(クロ
ック/回転) である。
【0056】タイプBの場合、一例として、P=8,n
=16,m=4,I=2.048とすれば、 Nx=(8/2)×(16/4)×(2,048−0.
5) =4×4×(2,047.5) =32,760(クロック/回転)である。
【0057】したがって、各々の分周比(D/Nx)を
求めれば、タイプAの場合には、 290,000÷46,080=6.2934… タイプBの場合で、P,n,m,Iが先の数値のとき
は、 290,000÷32,760=8.8522… となる。
【0058】これらの数値例は、一例に過ぎないが、ス
ピンドルプリスケーラには、半端な分周比が必要であ
り、一般に使用されている分周器では、所望の分周比を
簡単に生成することはできなかった。
【0059】以下の実施例で、主として説明するスピン
ドルプリスケーラは、3.5″のディスク(メディア1
回転当りに必要なパルス数29万パルス)を対象として
いる場合であるが、数値は一例に過ぎないことはいうま
でもない。
【0060】そして、この発明によれば、半端な分周比
(任意の小数値を含む分周比)が設定可能であり、設定
自由度の高い分周比、という観点から汎用性を高めてい
るので、5.25″のディスク(メディア1回転当りに
必要なパルス数約37万パルス)にも十分対応可能であ
る。
【0061】以上が、この発明の背景とする非整数の分
周比(小数値となる分周比)を必要とする理由である。
【0062】
【実施例1】次に、この発明のロック分周器につい
て、図面を参照しながら実施例を説明する。
【0063】この実施例は、主として請求項1の発明に
対応しているが、請求項2から請求項6の発明にも関連
している。
【0064】図1は、この発明のロック分周器につい
て、その基本構成の一実施例を示す要部ブロック図であ
る。図において、1はカウンタ、2は埋め合わせ信号発
生部、3はT−フリップフロップ回路を示す。
【0065】この図1に示すように、この発明のロッ
ク分周器では、カウンタ1に、データクロックと、第1
の設定値と、埋め合わせ信号発生部2から出力される埋
め合わせ信号とを与える。
【0066】埋め合わせ信号発生部2には、第2の設定
値と、第3の設定値とが与えられている。
【0067】ここで、第1の設定値は、先の式(1) と
(2) で説明した分周比Yである。
【0068】また、第2の設定値は、余り数Mであり、
第3の設定値は、1回転当りのカウンタの出力パルス数
Nである。
【0069】この埋め合わせ信号発生部2は、第2の設
定値(余り数M)と、第3の設定値(1回転当りのカウ
ンタの出力パルス数N)とで決定される埋め合わせ信号
を出力するが、埋め合わせ信号発生部2から埋め合わせ
信号が出力されないときは、カウンタ1は、データクロ
ックを第1の設定値で分周して、T−フリップフロップ
回路へ出力する。
【0070】また、埋め合わせ信号が出力されたとき
は、データクロックを、第1の設定値に「1」を加えた
値で分周して、T−フリップフロップ回路3へ出力す
る。
【0071】したがって、T−フリップフロップ回路3
から、第1、第2、第3の設定値によって分周された分
周クロックが生成され、基準クロックとして出力され
る。
【0072】この場合に、カウント値を、第2と第3の
設定値に基づいて変化させて、カウント値を取り混ぜる
ことにより、見かけ上小数を含む任意の分周比の生成が
可能になる。
【0073】このように、埋め合わせ信号発生部2とカ
ウンタ1とが、先に述べたような演算機能、すなわち、
先の式(2) で示したように、Y分周と(Y+1)分周の
割合を決定し、両分周が均一に混ぜられた分周比のクロ
ック信号を生成する(請求項1の発明)。
【0074】この図1では、主としてハード構成を説明
したが、機能的には、次の図4に示すような構成であ
る。
【0075】図4は、この発明のロック分周器につい
て、その要部構成の一実施例を示す機能ブロック図であ
る。図において、4は分周比設定レジスタ、5はカウン
タ、6は埋め合わせタイミング部、7はT−フリップフ
ロップ回路を示す。
【0076】図示されないCPUが、分周比設定レジス
タ4に対して、分周比を指示するパラメータを設定す
る。
【0077】このパラメータは、埋め合わせタイミング
部6へ与えられる。
【0078】埋め合わせタイミング部6では、このパラ
メータによってタイミング信号を生成し、カウンタ5へ
入力する(端子EN)。
【0079】そのため、カウンタ5では、分周比が周期
的に変化され、見かけ上非整数のような半端な分周比が
設定されることになる。
【0080】このような動作によって、図4のロック
分周器(スピンドルプリスケーラ)によれば、カウンタ
5へ入力されるデータクロックが所望の分周比で分周さ
れて、基準クロックが生成される。
【0081】そして、すでに何回も触れたように、基準
クロックとしてスピンドルモータ駆動用LSIに供給す
る場合には、Y分周と(Y+1)分周とが均一に混じっ
ていることが望ましい。
【0082】そこで、先の図4に示したこの発明の
ック分周器、例えばスピンドルプリスケーラのような分
周器に、次の演算機能を付加する。次に、この演算機能
を、フローチャートで詳しく説明する。
【0083】図5は、この発明のロック分周器につい
て、演算時の主要な処理の流れを示すフローチャートで
ある。図において、♯1〜♯7はステップを示す。
【0084】リセット時には、ステップ♯1で、I=
0,X=0とする。
【0085】ここで、Iはリセット時からの出力パルス
RCO番号、Xは演算部(加算器)での演算結果であ
る。そこで、リセット時に、I=0,X=0とする。
【0086】そして、カウンタ出力RCOのパルスが出
力するたび毎に、X=X−Mの演算を行う。
【0087】フローでは、ステップ♯2で、X=X−M
とする。このMは、先の式(1) における余数である。
【0088】次のステップ♯3で、X<0であるかどう
かチェックする。
【0089】この「X<0」の判定は、演算部(加算
器)での演算結果が、正であるか否かを判定するもの
で、もし、X<0でなければ、ステップ♯4へ進む。
【0090】ステップ♯4で、分周比Yを設定した後、
ステップ♯5へ移る。このYは、データクロックからの
分周比である。
【0091】ステップ♯5では、I=I+1にする。す
なわち、X≧0のときは、次の(I+1)番目のカウン
タ出力RCOのパルスは、Y分周のまま出力させる。
【0092】これに対して、X<0のときは、ステップ
♯6へ進む。
【0093】ステップ♯6で、分周比(Y+1)を設定
し、次のステップ♯7で、X=X+Nの演算を行う。こ
のNは、先の式(1) における1回転当りのカウンタ出力
RCOのパルス数である。
【0094】すなわち、X<0のときは、分周比(Y+
1)を設定した後、ステップ♯5へ移る。
【0095】したがって、この場合には、次の(I+
1)番目のカウンタ出力RCOのパルスは、1データク
ロック伸ばされて(Y+1)分周にされると同時に、X
=X+Nの演算が行われることになる。
【0096】以上のステップ♯1〜♯7の演算機能が、
この発明のロック分周器(スピンドルプリスケーラ)
に設けられる(請求項1と請求項2の発明)。
【0097】この発明のロック分周器の演算処理機
能、すなわち、式(1) による分周比Yと余数Mの演算、
および式(2) による分周比Yのパルス数(N−M)と、
分周比(Y+1)のパルス数Mの演算処理機能は、この
図5に示したフローによって実現され、見かけ上小数を
含む任意の分周比の生成が可能になる。
【0098】図6は、この発明のロック分周器につい
て、演算例による動作の一例を示す図である。
【0099】この図6では、リセット時からの出力パル
スRCO番号「I」の0〜7,…について、先の図5の
フローチャート(ステップ♯2)による演算、すなわ
ち、演算部での演算結果「X」と余数「M」のと差から
求められる「X」(=X−M)を左方に、また、先の図
5のフローチャート(ステップ♯7)による演算、すな
わち、X=X+Nと、その際の分周比(Y=14)を右
方に示している。
【0100】なお、図6の中央には、図5のフローチャ
ート(ステップ♯3)による判定結果(X<0の場合)
も併せて示している。
【0101】この図6から、この演算例の場合、RCO
出力パルスの番号「I」=7で、左端の「X」の値が0
に戻り、「I」=0と同じ条件になることが分る。
【0102】したがって、I=0〜6に対応する7つの
動作(以下、ループと呼ぶ)を繰り返えすことなる。
【0103】この図6では、7つの動作の内、分周比
(Y+1)が2回、分周比Yが5回であり、出力RCO
パルスの「I=35」については、この図6に示すI=
0〜6を、5回繰り返えすことによって、先の演算で求
められたように、分周比(Y+1)が10回、分周比Y
が25回である。
【0104】また、式(2) から、分周比Y=14である
から、14分周(分周比Y)のデータクロックが、25
パルス分の出力RCOパルスと、15分周(分周比Y+
1)のデータクロックが、10パルス分の出力RCOパ
ルス、として出力されることになる。
【0105】次に、この図6に示した演算結果につい
て、その分周比Yと(Y+1)との割り合いを、全体図
によって確認する。
【0106】そのために、実際にディスクが1回転した
とき(図6に示したI=0〜6のループを5回繰り返し
たとき)、Y分周と(Y+1)分周とが混ざり合ってい
る状態を、次の図7の全体図に示す。
【0107】図7は、実際にディスクが1回転したとき
に、先の図5のフローチャートによる演算回数、分周
比、全パルス数に対する(Y+1)分周パルス数の関係
を示す全体図である。
【0108】この図7では、全パルスが35であり、そ
れぞれにパルス番号(I)として1〜35を付けてい
る。
【0109】そして、パルス番号I=1〜7,8〜1
4,15〜21,22〜28,29〜35に対応して、
ループ回数1〜5(5回繰り返えす)を付けている(図
6のI=0〜6の各ループに対応する)。
【0110】その下方に、「演算回数」(0〜6)を示
し、分周比Yと分周比(Y+1)との状態を示してい
る。
【0111】この図7から、各ループ(ループ回数1〜
5)ごとに、(Y+1)分周のパルスが2回生成されて
おり、全「35」パルス中の10パルスが、(Y+1)
分周となっていることが分かる。
【0112】同時に、この図7から、先の図6に関連し
て説明した演算結果、すなわち、(35−10)=25
パルス分は、データクロックを14分周し、10パルス
分は、データクロックを15分周する、という結果と合
致していることが分る。
【0113】以上のように、この発明のロック分周器
(スピンドルプリスケーラ)によれば、整数でない分周
比の基準クロックでも、正確に生成することが可能であ
る。
【0114】
【実施例2】次に、第2の実施例を説明する。
【0115】この実施例は、請求項3の発明に対応して
いるが、請求項1や請求項4の発明にも関連している。
【0116】この発明のロック分周器については、先
の図5のフローチャートに関連して、その演算機能の構
成と動作とを詳しく述べた。
【0117】しかし、実際に回路を構成する場合には、
図5のステップ♯2の演算「X=X−M」に際しては、
Mの代りに、Mの補数を使用して、Xと加算する方法が
実用的である。
【0118】最初に、先の図4に示したこの発明の
ック分周器について、分周比の生成部分の構成と動作を
詳しく説明する。
【0119】図8は、この発明のロック分周器におい
て、データクロックを分周して基準クロックを生成する
分周比生成部の機能ブロック図である。図における符号
は図4と同様であり、DXはデータクロック、RCOは
Y分周と(Y+1)分周とを均一に混ぜ合わせたカウン
タ出力、Nxは1回転当りの基準クロック数を示す。
【0120】カウンタ5に、分周比Yを設定し、データ
クロックDXを入力させると共に、端子ENへタイミン
グ信号を与えると、カウンタ5からは、データクロック
DXのY分周と(Y+1)分周とを均一に混ぜ合わせた
カウンタ出力RCOが得られる。
【0121】このカウンタ出力RCOを、次のT−フリ
ップフロップ回路7の端子Tへ与えると、T−フリップ
フロップ回路7からは、2分周され、デューテイ50%
に近い基準クロックが出力される。
【0122】すなわち、1回転当りのカウンタ出力RC
Oのパルス数(N)と、1回転当りの基準クロック数
(Nx)との関係は、 N=2×(Nx) …… (3) となる。
【0123】この図8で、分周比をYまたは(Y+1)
分周に制御している機能を有しているのは、カウンタ5
であり、基準クロックはカウンタ出力RCO信号(パル
ス信号)の2分周クロックである。
【0124】そこで、分周比設定のアルゴリズムを簡潔
にするために、基準クロックの代りに、このカウンタ出
力RCO信号を用いて説明する。
【0125】すでに述べたが、この発明のロック分周
器のアルゴリズムは、次のとおりである。
【0126】1回転当りのデータクロック数をD、1回
転当りのカウンタ出力RCOのパルス数をN、分周比を
Y、余数をMとすると、これらの値の関係は以下の式
(1) と式(2) によって表わすことができる。
【0127】 D÷N=Y 余りM …… (1) この式(1) は、また、次の式(2) で表現することができ
る。
【0128】 D=(N−M)×Y+M×(Y+1) …… (2) この式(2) から明らかなように、データクロック(D
X)を次のように分周して供給すれば、所望の分周比が
得られることが分る。
【0129】第1に、(N−M)パルス分は、データク
ロック(DX)をY分周する。
【0130】第2に、Mパルス分は、データクロック
(DX)を(Y+1)分周する。
【0131】この場合に、この第2の実施例では、先の
第1の実施例で示した図5のステップ♯2の演算「X=
X−M」に際して、Mの補数を使用し、Xと加算する点
に特徴を有している。
【0132】次に、この発明のロック分周器の演算機
能について、第2の実施例をフローチャートで説明す
る。
【0133】図9は、この発明の第2の実施例につい
て、演算時の主要な処理の流れを示すフローチャートで
ある。図において、♯11〜♯17はステップを示す。
【0134】この図9のフローチャートで、先の図5と
実質的に異なる点は、ステップ♯12と♯13だけであ
る。
【0135】ステップ♯12に示したMの補数《M》
は、前出の式(1) における余数Mの補数である。
【0136】なお、明細書中では、便宜的にMの補数
( Two's Complement )を、《M》で表現している
(したがって、図9の表現とは異なっている)。
【0137】また、ステップ♯13では、図5のステッ
プ♯3の判定「X<0」の代りに、「X>FF」によっ
て、キャリーの有無を判定する。
【0138】その他の演算処理は、基本的に図5と同様
である。
【0139】リセット時には、ステップ♯11で、I=
0,X=0とする。
【0140】ここで、Iはリセット時からの出力パルス
RCO番号、Xは演算部(加算器)での演算結果であ
る。そこで、リセット時に、I=0,X=0とする。
【0141】そして、カウンタ出力RCOパルスが出力
するたび毎に、X=X+《M》の演算を行う。
【0142】フローでは、ステップ♯12で、X=X+
《M》とする。この《M》は、先の式(1) における余数
Mの補数であることは、すでに述べた。
【0143】次のステップ♯13で、「X>FF」によ
って、キャリーの有無をチェックする。このステップ♯
13は、加算器におけるキャリー(桁上げ)の有無を検
知するステップである。
【0144】もし、「X>FF」であれば(すなわち、
Carryがあったとき)は、次のステップ♯14で、
分周比Yを設定し、その後、ステップ♯15へ進む。
【0145】すなわち、「X>FF」のときは、次の
(I+1)番目のカウンタ出力RCOパルスは、Y分周
のまま出力させる。
【0146】これに対して、X≦FFのとき(すなわ
ち、加算器でのCarryがでなかったとき)は、ステ
ップ♯16へ進む。
【0147】ステップ♯16で、分周比(Y+1)を設
定し、次のステップ♯17で、X=X+Nの演算を行
う。このNは、先の式(1) における1回転当りの出力R
COのパルス数である。
【0148】したがって、このX≦FFの場合、次の
(I+1)番目のカウンタ出力RCOパルスを、1デー
タクロック伸ばして(Y+1)分周にする処理と、X=
X+Nの演算とが同時に行われる。
【0149】以上のステップ♯11〜♯17の演算機能
が、この発明のロック分周器(スピンドルプリスケー
ラ)に設けられることによって、小数を含む任意の分周
比の設定が可能になる。
【0150】その上、第1の実施例に比べて、回路構成
も、容易かつ実用的である。
【0151】
【実施例3】次に、第3の実施例を説明する。
【0152】この実施例は、主として請求項4の発明に
対応しているが、請求項1から請求項3の発明にも関連
している。
【0153】この発明のロック分周器については、演
算機能を有する基本的な回路構成について、先の図1と
図4に関連して詳しく説明した。この第3の実施例で
は、他の具体的な構成例を説明する。
【0154】図10と図11は、この発明のロック分
周器について、その要部構成の第3の実施例を示す機能
ブロック図である。図において、11はリセット部、1
2は分周比設定部、13はカウンタ、14はタイミング
部、15はセレクタ、16は加算器、17は演算記憶
部、18はT−フリップフロップ回路、19はシステム
バスを示す。各信号は、先の図4と同様であり、とは接
続を示す。
【0155】この図10と図11において、各信号波形
は、後出の図14のタイミングチャートと同様であり、
次のようになっている。
【0156】DXはデータクロック、 《DXR》はスピンドルプリスケーラ系リセット信号、 T0 はセレクタAの選択信号、 T1 はセレクタBの選択信号、 T2 はセレクタCの選択信号、 T3 はセレクタDの選択信号、 L1とL2は演算記憶部17の演算結果、 ADO(X)は加算器16の演算結果、 RCOはカウンタ13の出力信号、 CYはキャリー信号、 CI(Carry IN)はキャリーインを示す。
【0157】また、この図10と図11に示したロッ
ク分周器において、各部の機能は、概略次のとおりであ
る。
【0158】まず、リセット部11は、スピンドルプリ
スケーラ内の各レジスタに供給されるリセット信号生成
部である。
【0159】このリセット部11には、図示されないC
PUからのリセット信号、および低消費電力化のための
スピンドルスリープ信号によって、プリスケーラの内部
の各レジスタ等がリセットされる。
【0160】なお、このリセット部11は、非同期リセ
ットで、同期セットである。
【0161】分周比設定部12は、同じくCPUから与
えられる分周比設定パラメータが記憶されるレジスタ
(記憶部)12a〜12eである。ここでも、便宜的に
Y,Mの補数( Two's Complement )を、《Y》,
《M》で表現している(したがって、図10の表現とは
異なっている)。
【0162】記憶部12aは、分周比Yの補数( Two'
s Complement )が記憶されるレジスタであり、8ビッ
トの分周比が設定される《Y》レジスタである。
【0163】記憶部12bは、先の式(2) の余数(M)
について、その下位8ビットが設定されるレジスタであ
り、この場合には、その補数( Two's Complement )
が設定される《ML》レジスタである。
【0164】記憶部12cは、同じく式(2) の余数
(M)について、その上位8ビットが設定されるレジス
タで、その補数が設定される《MH》レジスタである。
【0165】記憶部12dは、1回転当りのカウンタ出
力RCOパルス数の下位8ビットが設定されるNLレジ
スタである。
【0166】また、記憶部12eは、同じく1回転当り
の出力RCOパルス数の上位8ビットが設定されるNH
レジスタである。
【0167】カウンタ13は、8.7MHzのデータクロ
ック(DX)をクロックとした8ビットの同期ロードカ
ウンタであり、リセットおよびRCO入力時に、先の記
憶部12a(《Y》レジスタ)に記憶された分周比の値
がロードされる。
【0168】そして、通常、Y分周で動作するが、信号
2 (1クロック分)が入ることによって、(Y+1)
分周として動作する。
【0169】タイミング部14は、データクロック8.
7MHz(DX)をクロックとしたD−フリップフロップ
回路群で構成されている。
【0170】そして、カウンタ13からのRCO(T0
)を1クロックずつ遅らせて、出力信号T1 ,T2
3 ,として出力する(詳細は、後出の図14のタイミ
ングチャートで説明する)。
【0171】なお、出力信号T2 ,T3 は、加算器16
における信号T1 入力時の演算が、XL+《MH》<F
Fとなり、キャリー信号CYが「H」になったときのみ
に生じ、また、信号T2 は、カウンタ13の分周比を
(Y+1)とさせる。
【0172】ここで、XLとは、加算器16での演算に
おける余数Mの補数《M》、もしくはNの下位8ビット
の演算結果である。
【0173】セレクタ15は、タイミング部14からの
信号(T0 ,T1 ,T2 ,T3 )によって、《ML》,
《MH》,NL,NHの各信号をセレクトして、加算器
16へ出力する。
【0174】加算器16は、8ビット構成の加算部を中
心として、ロードレジスタL2の出力(XLまたはX
H)と《ML》,《MH》,NL,NHを加算する機能
を有している。
【0175】この加算器16による演算処理の状態を、
次の図12に示す。
【0176】図12は、この発明のロック分周器にお
いて、加算器16による演算動作と、次の演算での動作
を示す図である。
【0177】この図12で、最左端の列は、加算器16
における演算処理(演算式)を示しており、その右側の
列は、キャリーアウト(CO)の有無、さらにその右側
の列は、同じく加算器16における次の演算処理(演算
式)、最右列は、キャリーイン(CI)を示す。
【0178】また、この加算器16における演算動作に
おいて、上の4行分は、キャリーアウトCOがでる場合
で、その出力は「H」、下の4行は、キャリーアウトC
Oがでなかった場合で、出力は「L」となる。
【0179】このような加算器16における演算結果に
対応して、それぞれ右側に示すような、次の演算動作が
行われる。
【0180】例えば、1番上の行では、最左端に示した
加算器16における演算は「XL+《ML》>FF」で
あり、キャリーアウトCOは「H」である。
【0181】この場合には、次の演算、すなわち、「X
H+《MH》」の演算時に、「1」を繰り上げて実行す
る。したがって、この場合には、キャリーインCIは
「H」である。
【0182】また、次の行(上から2番目の行)では、
演算は「XH+《MH》>FF」であり、キャリーアウ
トCOは「H」である。
【0183】この場合には、通常の演算が行われ、キャ
リーインCIは「L」である。以下の説明では、この図
12に示した加算器16での演算結果を「X」として説
明する。
【0184】演算記憶部17は、加算器16によって演
算された値を記憶する記憶部で、ロード機能を有してい
る。
【0185】例えば、2個のレジスタL1,L2から構
成されており、タイミング部14からの信号T0 ,T
1 ,T2 ,T3 のいずれかが「H」になったとき、入力
された信号を記憶する。
【0186】なお、これらのレジスタL1,L2は、交
互に新演算値XLもしくはXHを記憶するが、信号T0
〜T3 がいずれも「L」のときは、レジスタL1,L2
は、それぞれ演算結果XH,XLを保持している。
【0187】T−フリップフロップ回路18は、カウン
タ13の出力信号(RCO)を2分周し、デューテイ5
0%に近いクロックに変換する機能を有しており、その
出力信号が基準クロックとなる。
【0188】図10と図11に示したロック分周器に
おいて、各部の機能は、概略以上のとおりである。
【0189】そして、このロック分周器(スピンドル
プリスケーラ)は、分周比設定がプログラマブルであ
る。
【0190】この点に関しては、すでに基本原理でも述
べたが、ここでは、その設定パラメータについて詳しく
説明する。
【0191】データクロック(DX)を分周して、基準
クロックを得る際に、既知の値(以下、システムパラメ
ータと呼ぶ)として、 D…1回転当りのデータクロック数 N…1回転当りのRCOパルス数 がある。
【0192】これを先に示した式(1) 、すなわち、 D÷N=Y 余り数M …… (1) に代入して、分周比(Y)と余り数(M)を求める。
【0193】ここで、システムパラメータD,Nと余り
数Mは、通常非常に大きな値であるので、演算式が簡潔
さに欠ける上、使用するスピンドルモータ駆動用LSI
によっては、パラメータ設定の最大許容値を超える可能
性がある。
【0194】そこで、先の式(2) の左右両辺を、システ
ムパラメータD,Nおよび余り数Mの最大公約数(L)
で割り算(除算)を行い、小さな値にする。
【0195】以下、これらの値Y,M,Lを中間パラメ
ータと呼ぶ。
【0196】この中間パラメータY,M,Lは、次の式
(4) によって求められる。
【0197】 (D/L)÷(N/L)=Y 余り(M/L) …… (4) ここで、システムパラメータD,Nと、中間パラメータ
Y,M,Lは、次のとおりである。
【0198】 システムパラメータ D…1回転当りのデータクロック数 N…1回転当りのRCOパルス数 中間パラメータ Y…分周比 M…余数 L…D,N,Mの最大公約数 このようにして求めた中間パラメータY,M,Lと、シ
ステムパラメータD,Nを用いて表わしたスピンドルプ
リスケーラの分周比設定パラメータの設定早見表を、次
の図13に示す。
【0199】図13は、この発明のロック分周器(ス
ピンドルプリスケーラ)で使用するパラメータ設定値早
見表の一例を示す図である。
【0200】この図13で、各パラメータは、次のよう
に規定する。
【0201】 N′ :1回転当りのRCOパルス数Nの設定値 Y′ :分周比の設定値 M′ :余数の設定値 《Y》 :Yの補数 《M/L》 :M/Lの補数 この図13のパラメータ設定値早見表に示すように、各
設定パラメータN′,Y′,M′について、それぞれ設
定値、N/L(=2×Nx/L),《Y》,《M/L》
を与える。
【0202】この場合に、各設定パラメータの許容値
は、スピンドルプリスケーラの回路構成上から、次のと
おりになっている。なお、補数による表現ではない。
【0203】 N′:16ビット(0〜65,535) Y′: 8ビット(0〜255) M′:16ビット(0〜65,535) ここで、設定パラメータN′,M′を16ビットとした
理由は、現在対象としているスピンドルモータ駆動用L
SIの基準クロックを考慮して、各パラメータの最大公
約数(L)が2(すなわち、NxがDとNの最大公約
数)としたときの最小限必要ビット数となるからであ
る。
【0204】また、設定パラメータY′を8ビットとし
た理由は、3.5″と5.25″のディスクのデータク
ロックに対して、ほとんどの基準クロックが、生成でき
るためのビット数であるからである。
【0205】そして、この発明のロック分周器(スピ
ンドルプリスケーラ)が対象としているスピンドルモー
タ駆動用LSIについて、これらのパラメータを設定す
る。
【0206】例えば、先に述べたスピンドルモータ駆動
用LSIのタイプA(東芝社製のTA8453AF)の
場合には、設定パラメータの算出式は、次の式(3) ,
(1) ,(4) に示すようになる。
【0207】なお、ここでは、3.5″のディスクが
1,800rpmのとき、1回転当りのデータクロック
数Dが、D=290,000とした場合である。
【0208】 N=2×(Nx) …… (3) D÷N=Y 余りM …… (1) (D/L)÷(N/L)=Y 余り(M/L) …… (4) このタイプAの場合、すでに述べたように、1回転当り
の基準クロック数Nxは、 Nx=(3/4)×FG×128×20×6 =46,080(クロック/回転) であり、また、FG=4と規定されている。
【0209】そこで、これらの値を、先の式(3) に代入
すると、 N=2×(Nx) =2×46,080 =92,160 となり、また、式(1) のD÷N=Yに代入すると、 Y=D÷N =290,000÷92,160 =3 余り数M=13,520 となる。
【0210】したがって、D=290,000,N=9
2,160,M=13,520である。
【0211】そして、式(1) の値D,N,Mの最大公約
数L=80で割ると、 3,625÷1,152=3 余り169 となる。
【0212】このような演算から、各設定パラメータ
は、 N′=1,152(480h) Y′=3(FDh) M′=169(FF57h) となる。
【0213】また、タイプB(日立社製のHA1348
45S)の場合には、次の式で1回転当りの基準クロッ
ク数Nxが規定されている。
【0214】 Nx=(P/2)×(n/m)×(I−0.5)=32,760 ここで、P=8,n=16,m=4,I=2,048で
ある。
【0215】これらの値を先の式(1) 、式(3) に代入す
ると、 Y=D÷N =D÷2×(Nx) となる。
【0216】そして、D=290,000,Nx=3
2,760であるから、 Y=290,000÷(32,760×2) =4 余りM=27,920 となる。
【0217】すなわち、D=290,000、N=6
5,520、M=27,920が得られる。
【0218】次に、これらの値D,N,Mの最大公約数
L=80で割ると、D=3,625、N=819、M=
349となる。
【0219】したがって、タイプBの場合には、設定パ
ラメータは、 N′=819(333h) Y′=4(FCh) M′=349(FEA3h) となる。
【0220】以上のように、この発明のロック分周器
(スピンドルプリスケーラ)では、分周比設定のパラメ
ータを決定することによって、小数のような任意の分周
比が設定できるようにしている。
【0221】この場合に、この発明のロック分周器の
動作を、大別すれば、データクロックをY分周する第1
の動作と、1クロック伸ばして(Y+1)分周する第2
の動作、の2つに分けることができる。
【0222】これらの動作は、図11のタイミング部1
4から出力される信号T0 ,T1 ,T2 ,T3 によって
制御される。
【0223】次に、図10と図11に示したこの発明の
ロック分周器について、そのタイミング部14の動作
を説明する。
【0224】図14は、図10と図11に示したこの発
明のロック分周器について、そのタイミング部14の
動作を説明するタイミングチャートである。図の前半は
第1の動作に対応するパターン1、後半は第2の動作に
対応するパターン2の波形を示し、各波形のDXはデー
タクロック、T0 ,T1 ,T2 ,T3 はタイミング部1
4から出力される信号、CYはキャリー出力信号を示
す。
【0225】まず、第1の動作、すなわち、データクロ
ックDXをY分周するパターン1の動作では、信号T0
(カウンタ出力RCO)が1データクロック分「H」に
なると、次のデータクロックDXの立上りで、信号T1
が1データクロック分「H」となる。
【0226】この際、加算器16における演算の結果
が、X+《MH》>FFであると、キャリー出力信号C
Yは、「L」のままである。
【0227】したがって、信号T2 ,T3 は生成され
ず、次の信号T0 の入力を待つ。
【0228】これに対して、第2の動作、すなわち、デ
ータクロックDXを(Y+1)分周するパターン2の動
作は、次のように行われる。
【0229】信号T0 (カウンタ出力RCO)が1デー
タクロック分「H」になると、第1の動作と同様に、次
のデータクロックDXの立上りで、信号T1 が1データ
クロック分の間だけ「H」となる。
【0230】この際、加算器16における演算の結果
が、X+《MH》≦FFであると、キャリー出力信号C
Yは、「H」になり、次のデータクロックDXの立上り
で信号T2 が、その次のデータクロックDXの立上りで
信号T3 が、それぞれ1データクロック分「H」にな
る。
【0231】また、信号T2 が「H」となる1データク
ロック分の間は、カウンタ13がディスイネーブルとな
るので、分周比は(Y+1)になる。
【0232】以上が、この発明における分周比設定と、
その数値に基づく演算により、タイミング部14から出
力される信号T0 ,T1 ,T2 ,T3 によって制御され
る分周動作の概要である。
【0233】次に、先の第1の動作と第2の動作とに分
けて、詳しく説明する。
【0234】図15は、図10と図11に示したこの発
明のロック分周器について、その演算部における第1
の動作時のステップを説明する図で、(1) は信号T0
出力時、(2) は信号T1 の出力時、(3) は信号T1 の出
力後に次の信号T2 等が与えられない状態を示す図であ
る。図における符号は図10および図11と同様であ
り、また、L1,L2はロードレジスタを示す。
【0235】この図15では、先の図14に示したパタ
ーン1の動作(第1の動作)のステップを、タイミング
部14から出力される信号T0 ,T1 ごとに分けて示し
ている。
【0236】また、加算器16による演算結果を「X」
とする。
【0237】この演算処理は、図10と図11のブロッ
クにおいて、セレクタ15と加算器16、および演算記
憶部17によって行われるので、図15では、この部分
のみを示している。
【0238】なお、この図15(1) 〜(3) の動作は、先
の図9に示したフローチャートに基づいて行われる動作
である。
【0239】まず、図11のタイミング部14から信号
0 が出力されると、図15(1) に示すように、セレク
タ15においては、その入力端子Aの入力、すなわち、
《ML》が選択される。
【0240】そして、加算器16により、この《ML》
と、演算記憶部17内のロードレジスタL2の出力信号
XLとが加算される。
【0241】この加算機能、すなわち、X=XL+《M
L》の演算機能は、図9のフローチャートでは、ステッ
プ♯12において行われる。
【0242】なお、X>FFとなったときは、キャリー
アウトCOが「H」となる。
【0243】次に、タイミング部14からの出力が信号
1 になると、そのデータクロックDXの立上りで、図
15(2) に示すように、ロードレジスタL1,L2がデ
ータを更新する。
【0244】すなわち、この場合には、ロードレジスタ
L1の出力信号は、XL′=XL+《ML》となり、ま
た、ロードレジスタL2の出力信号は、XHとなる。
【0245】また、セレクタ15においては、その入力
端子Bの入力、すなわち、《MH》が選択される。
【0246】そして、次の加算器16により、この《M
H》と、ロードレジスタL2の出力信号XHとが加算さ
れ、演算結果X=XH+《MH》が出力される。
【0247】この場合に、前の演算結果X=XL+《M
L》、すなわち、図15(1) に示した信号T0 の出力時
における演算結果について、キャリーアウトCOが
「H」となっていたときは、図15(2) のX=XH+
《MH》の演算時に、キャリーインCIを「H」にし
て、繰り上がり信号を作成する。
【0248】したがって、キャリーアウトCOが「H」
となっているときには、X=XH+《MH》+1の演算
が行われることになる。
【0249】その後、タイミング部14から出力がない
とき、すなわち、信号T が出力された後、図14に
示したような信号T が出力されないときは、次のデ
ータクロックDXの立上りで、ロードレジスタL1,L
2が、前データを更新する。
【0250】具体的にいえば、図15(3) に示したよう
に、ロードレジスタL1の出力信号は、XH′=XH+
《MH》となり、また、ロードレジスタL2の出力信号
は、XL′となる。
【0251】この状態で、次の信号T0 (カウンタ出力
RCO)の入力を待つ。
【0252】以上のように、第1の動作(図14のパタ
ーン1の動作)、すなわち、分周比Yの場合の動作で
は、セレクタ15によって、余数Mの補数である《M
L》と、《MH》とが、交互に選択されて、加算器16
の入力端子Bへ与えられる。
【0253】また、加算器16の入力端子Aには、演算
記憶部17内のロードレジスタL2の出力信号(XL,
XH)とが与えられて、両入力端子A,Bが加算され
る。
【0254】次に、第2の動作、すなわち、図14のパ
ターン2の動作を説明する。
【0255】ここでも、タイミング部14から出力され
る信号T0 ,T1 ,T2 ,T3 ごとに分けて説明する。
【0256】この第2の動作の場合には、分周比(Y+
1)の動作が行われ、タイミング部14からは、信号T
0 〜T3 が順次出力される。
【0257】図16は、図10と図11に示したこの発
明のロック分周器について、その演算部における第2
の動作時のステップを説明する図で、(1) は信号T2
出力時、(2) は信号T3 の出力時、(3) は信号T3 の出
力後に次の信号T0 等が与えられない状態を示す図であ
る。図における符号は、図15と同様である。
【0258】この図16は、先に図15に示した第1の
動作時(パターン1の動作時)のステップに続く状態を
示す図である。
【0259】すなわち、第2の動作の場合にも、タイミ
ング部14から信号T0 ,T1 が出力される点は、両動
作に共通している。
【0260】そして、先の第1の動作の場合、すなわ
ち、分周比がYのときは、図15(1)と(2) に示した動
作が行われた後は、次の信号T2 が与えられない。
【0261】この点については、先の図15(3) に関連
して説明したとおりである。
【0262】これに対して、この第2の動作の場合に
は、先の図15(2) に示した動作、すなわち、加算器1
6によってX=XH+《MH》の演算が実行されると、
演算結果は、X≦FFとなる。
【0263】その結果、キャリーアウトCOが「L」と
なるので、キャリーCYが「H」となり、次のデータク
ロックDXによって、信号T2 が「H」になる。
【0264】このように、分周比が(Y+1)のとき
は、パターン1の動作が終了する時点で、タイミング部
14により次の信号T2 が生成されて出力される。
【0265】この信号T2 が出力された状態は、図16
(1) に示すとおりである。
【0266】すなわち、信号T2 が出力されるデータク
ロックDXの立上りで、演算記憶部17内のロードレジ
スタL1,L2が、データを更新する。
【0267】具体的にいえば、ロードレジスタL1の出
力信号は、XH′=XH+《MH》となり、また、ロー
ドレジスタL2の出力信号は、XL′となる。
【0268】そして、図16(1) に示すように、セレク
タ15においては、その入力端子Cの入力、すなわち、
NLが選択される。
【0269】加算器16では、このNLと、ロードレジ
スタL2の出力信号XL′とが加算されて、その演算結
果Xは、X=XL′+NLとなる。
【0270】なお、この演算結果Xが、X>FFとなっ
たときには、キャリーアウトCOが「H」となる。
【0271】その後、タイミング部14から次の信号T
3 が生成されて出力されるデータクロックDXの立上り
で、演算記憶部17内のロードレジスタL1,L2が、
データを更新する。
【0272】この状態は、図16(2) に示すとおりで、
ロードレジスタL1の出力信号は、XL″=XL′+N
Lとなり、また、ロードレジスタL2の出力信号は、X
H′となる。
【0273】次に、この図16(2) に示すように、セレ
クタ15においては、その入力端子Dの入力、すなわ
ち、NHが選択される。
【0274】そして、加算器16では、このNHと、ロ
ードレジスタL2の出力信号XH′とが加算されて、そ
の演算結果Xは、X=XH′+NHとなる。
【0275】この場合に、前の演算結果、すなわち、信
号T2 が出力されたときの演算結果X=XL′+NLに
おいて、キャリーアウトCOが「H」となっていれば、
この信号T3 の出力時の演算X=XH′+NHに際し
て、キャリーインCIを「H」にして繰り上がりを作成
する。
【0276】具体的には、この場合、X=XH′+NH
+1の演算を行う。
【0277】すでに述べたように、タイミング部14
は、信号T0 ,T1 ,T2 ,T3 を生成する機能を有し
ている。
【0278】したがって、次にデータクロックDXから
生成される信号は、T0 であり、その間は、タイミング
部14から出力が発生されない。
【0279】この場合には、次のデータクロックDXの
立上がりで、演算記憶部17内のロードレジスタL1,
L2が、データを更新する。
【0280】この状態は、図16(3) に示すとおりで、
ロードレジスタL1の出力信号は、XH″=XH′+N
Hとなり、また、ロードレジスタL2の出力信号は、X
L″となる。
【0281】また、セレクタ15は不動作となり、加算
器16の入力端子Bには、信号が与えらない。この状態
で、次の信号T0 (カウンタ出力RCO)の入力を待
つ。
【0282】以上のように、第2の動作(図14のパタ
ーン2の動作)、すなわち、分周比(Y+1)の場合の
動作では、タイミング部14から出力される信号T0
3の入力ごとに、加算器16による演算が行われて、
(Y+1)分周の基準クロック信号が得られる。
【0283】図4に示したロック分周器における演算
部、すなわち、セレクタ15と加算器16、および演算
記憶部17による演算処理は、以上のとおりである。
【0284】次に、このロック分周器について、全体
の動作をタイミングチャートで説明する。
【0285】図17は、図4に示したロック分周器に
ついて、その全体の動作を説明するタイミングチャート
である。各信号波形に付けた符号は、図10および図1
1の符号位置に対応している。
【0286】なお、一連の動作を集約して示すために、
ここでは、データクロックが、8.7MHz(1回転当り
290,000)でない一例を挙げている。
【0287】 244,628÷(2×28,390)=4 余り17,508 D =244,628 Nx=2×28,390 Y =4 M =17,508
【0288】
【実施例4】次に、第4の実施例を説明する。この実施
例は、請求項5の発明に対応している。
【0289】この第4の実施例では、埋め合わせ信号発
生部を、加算器を用いて構成したとき、加算器による演
算結果をモニタすることによって、演算値が所定の値と
なる回数(演算ループ回路)をカウントする手段を備え
た点に特徴を有している。
【0290】図18は、この発明のロック分周器につ
いて、その演算ループ回数検出部の要部構成の一実施例
を示す機能ブロック図である。図における符号は図1と
同様であり、また、21は加算器、22は演算値記憶レ
ジスタ、23は検出部、24はカウンタを示し、S1は
第2と第3の設定値データ、S2は前演算値データ、S
3は加算器21から出力される加算結果、S4は検出信
号、S5は演算ループ回数データを示す。
【0291】この第4の実施例では、埋め合わせ信号発
生部2内に加算器21を設け、この加算器21へ、第2
と第3の設定値データS1と、演算値記憶レジスタ22
に保持された出力信号の前演算値データS2とを入力し
て加算する。
【0292】そして、加算器21から出力される加算結
果S3を検出部23へ入力し、この検出部23におい
て、所定値であるかどうかを判別し、所定値のときは、
検出信号S4を発生させる。
【0293】このようにして発生される検出信号S4の
回数を、次のカウンタ24によってカウントする。
【0294】したがって、カウンタ24から、演算ルー
プ回数データS5が得られる。
【0295】この場合の分周クロックと、検出信号S4
との関係は、次の図19に示すとおりである。
【0296】図19は、この発明のロック分周器にお
いて、第4の実施例による分周クロックと検出信号との
関係の一実施例を示すタイミングチャートである。
【0297】この図19に示すように、分周器から出力
されるクロックのパルス数を、埋め合わせ信号発生部2
の外部で計数する場合には、外付けカウンタ24によっ
てカウントする必要がある。
【0298】この場合に、検出信号S4は、分周クロッ
クに対して周期的に発生するので、この検出信号S4を
計数用として用いたり、演算ループ回数を数えたりする
ことにより、外付けカウンタのビット数を減らすことが
できる。
【0299】例えば、モータの回転制御用クロックとし
て、この発明のロック分周器によって生成した分周ク
ロックを用いて、ディスク(メディア)の1回転当り1
回のパルスを出力する場合には、次のようになる。
【0300】メディアの1回転当りのデータクロックの
パルス数をD、分周器の出力パルス数をN、分周比の整
数部をY、およびパルスの余り数をMとすれば、これら
の値の関係は、すでに何回も述べたように、式(1) で表
わすことができる。
【0301】すなわち、 D÷N=Y 余り数M となる。
【0302】また、この式(1) を変形すると、式(2) に
なる。
【0303】 D=(N−M)×Y+M×(Y+1) …… (2) そして、この点についても、すでに述べたように、デー
クロックを、次のように分周すれば、所望の分周比が
得られる。
【0304】(N−M)パルス分は、データクロックを
Y分周し、Mパルス分は、データクロックを(Y+1)
分周する。
【0305】ここで、式(2) のD,N,Mの最大公約数
(L)は、メディア1回転当りに必要な演算のループ回
数を示している。
【0306】そして、本来、メディア1回転当りに1回
パルスを生成する場合、分周器の出力クロックをN回数
えることになるが、検出部23から検出信号S4と、メ
ディア1回転当りのループ回数(L)をカウントするこ
とによって、より少ないビット数のカウンタを実現する
ことができる。
【0307】
【実施例5】次に、第5の実施例を説明する。この実施
例は、請求項6の発明に対応している。
【0308】この第5の実施例では、先に説明した第1
から第4の実施例の分周器を、モータの駆動制御に用い
る点に特徴を有している。
【0309】すなわち、外部から入力されるクロックの
周波数に比例した回転速度を生成するモータの回転基準
クロックとして、この発明のロック分周器を使用する
ことができる。
【0310】図20は、この発明のロック分周器をモ
ータ駆動制御装置の回転制御用に使用する場合につい
て、その一実施例を示す機能ブロック図である。図にお
いて、31はロック分周器、32はモータを示す。
【0311】この図20に示すように、この発明の
ック分周器を、ロック分周器31として使用すれば、
その各設定値を変えることにより、クロックの分周比
(周波数)を変化させることができる。
【0312】この図20に示すように、ロック分周器
31としてこの発明の分周器を使用して、その分周比を
制御すれば、モータの回転基準クロックの周期を変化さ
せることができる。
【0313】この場合の制御波形を、次の図21に示
す。
【0314】図21は、この発明のロック分周器を使
用したモータの回転速度制御時の動作を示すタイミング
チャートである。図の横軸は時間、縦軸は基準クロック
とモータの回転速度を示し、上の波形はロック分周器
から出力されるモータの回転基準クロック、下の波形は
モータの回転速度を示す。
【0315】この図21の上方に示すように、モータの
回転基準クロックの分周比の変更により、モータの回転
速度は、その下方に示すように変化される。したがっ
て、図20のロック分周器31の分周比を変更すれ
ば、モータの回転速度を制御することができる。
【0316】
【発明の効果】請求項1のロック分周器では、データ
クロックを第1の設定値と埋め合わせ信号によって決定
された分周比で分周する分周カウンタと、この分周カウ
ンタのカウント値を、第2の設定値と第3の設定値に基
づいて変化させる埋め合わせ信号発生部、とで構成して
いる。
【0317】したがって、第1、第2、および第3の設
定値を変えることにより、同一回路で様々な分周比を設
定することが可能になると共に、カウント値を第2、第
3の設定値に基づいて変化させ、カウント値を取り混ぜ
ることによって、見かけ上小数を含む分周比を生成する
ことができる。
【0318】請求項2のロック分周器では、請求項1
の埋め合わせ信号発生部の演算アルゴリズムにおいて、
前記埋め合わせ信号発生部にデータクロックを入力する
たびに、初期値を「0」とする演算値から第2の設定値
を減算し、前回の演算結果が負のときは、埋め合わせ信
号を発生すると共に、減算後の演算値に第3の設定値を
加算して、次のデータクロックを待つ第1のアルゴリズ
ムと、前記演算結果が「0」以上のときは、埋め合わせ
信号を発生させず、次のデータクロックの入力を待つ第
2のアルゴリズムとを用いている。
【0319】このように、演算のアルゴリズムを容易に
し、かつ、その演算結果が、ある周期ごとに同じ値をと
る方式とすることによって、埋め合わせ信号を周期的に
出力させているので、生成されるクロックの分周比が均
一となり、小数を含む所望の分周比をほぼ正確に設定す
ることが可能になる。
【0320】請求項3のロック分周器では、請求項1
の埋め合わせ信号発生部で加算器を用いて行う演算のア
ルゴリズムにおいて、前記埋め合わせ信号発生部にデー
クロックを入力するたびに、初期値を「0」とする演
算値に第2の設定値を加算し、前回の加算結果が所定の
値以下で、加算器から繰り上がり信号が発生しないとき
は、埋め合わせ信号を発生すると共に、加算後の演算値
に第3の設定値を加算して、次のデータクロックを待つ
第1のアルゴリズムと、前記加算結果が所定の値より大
きく、加算器から繰り上がり信号が発生したときは、埋
め合わせ信号を発生させず、次のデータクロックを待つ
第2のアルゴリズム、とを用いている。
【0321】このように、請求項2のロック分周器の
基本演算アルゴリズムを、加算のみで行うことにより、
回路による演算が容易に実現される。
【0322】請求項4のロック分周器では、先の請求
項1のロック分周器において、設定値を加算器の演算
ビット数の整数倍ごとに分割し、セレクタにより順次演
算を行い、各演算結果をレジスタで順次記憶する構成に
している。
【0323】したがって、設定値のビット数より少ない
演算ビット数の加算器を使用することが可能となり、通
常は回路規模が大きい加算器を小規模で構成することが
できる。
【0324】請求項5のロック分周器では、分周器の
出力クロックに対して周期的な検出信号を用いてカウン
トしている。
【0325】したがって、請求項2または請求項3の
ロック分周器において、分周器の出力クロックを所望の
値までカウントする場合に比べて、より少ないビット数
で所望の値をカウントすることができる。
【0326】請求項6のモータ駆動制御装置では、モー
タが回転速度の基準としているクロックの周波数を、設
定者が制御するようにしているので、モータの速度検出
手段を設ける必要なしに、モータの回転速度を検知する
ことができる。
【0327】また、この発明のロック分周器の出力周
波数を変えて制御するので、モータの低速回転時には、
出力クロックの周波数を低くすることが可能であり、低
消費電力化にも寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のロック分周器について、その基本
構成の一実施例を示す要部ブロック図である。
【図2】この発明のロック分周器において、半端な分
周比を整数値の組合せにより周期的に埋め合わせ、全体
で半端な分周比と変わらない周期性を得ている一例を説
明する図である。
【図3】この発明のロック分周器が使用対象としてい
るメディアサイズが3.5″と5.25″のディスクに
ついて、そのデータクロック周波数と、メディア1回転
当りの必要パルス数の一例を示す図である。
【図4】この発明のロック分周器について、その要部
構成の一実施例を示す機能ブロック図である。
【図5】この発明のロック分周器について、演算時の
主要な処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】この発明のロック分周器について、演算例に
よる動作の一例を示す図である。
【図7】実際にディスクが1回転したときに、先の図5
のフローチャートによる演算回数、分周比、全パルス数
に対する(Y+1)分周パルス数の関係を示す全体図で
ある。
【図8】この発明のロック分周器において、データク
ロックを分周して基準クロックを生成する分周比生成部
の機能ブロック図である。
【図9】この発明の第2の実施例について、演算時の主
要な処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】この発明のロック分周器について、その要
部構成の第3の実施例を示す機能ブロック図である。
【図11】この発明のロック分周器について、その要
部構成の第3の実施例を示す機能ブロック図である。
【図12】この発明のロック分周器において、加算器
16による演算動作と、次の演算での動作を示す図であ
る。
【図13】この発明のロック分周器(スピンドルプリ
スケーラ)で使用するパラメータ設定値早見表の一例を
示す図である。
【図14】図10と図11に示したこの発明のロック
分周器について、そのタイミング部14の動作を説明す
るタイミングチャートである。
【図15】図10と図11に示したこの発明のロック
分周器について、その演算部における第1の動作時のス
テップを説明する図である。
【図16】図10と図11に示したこの発明のロック
分周器について、その演算部における第2の動作時のス
テップを説明する図である。
【図17】図4に示したロック分周器について、その
全体の動作を説明するタイミングチャートである。
【図18】この発明のロック分周器について、その演
算ループ回数検出部の要部構成の一実施例を示す機能ブ
ロック図である。
【図19】この発明のロック分周器において、第4の
実施例による分周クロックと検出信号との関係の一実施
例を示すタイミングチャートである。
【図20】この発明のロック分周器をモータ駆動制御
装置の回転制御用に使用する場合について、その一実施
例を示す機能ブロック図である。
【図21】この発明のロック分周器を使用したモータ
の回転速度制御時の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1 カウンタ 2 埋め合わせ信号発生部 3 T−フリップフロップ回路 4 分周比設定レジスタ 5 カウンタ 6 埋め合わせタイミング部 7 T−フリップフロップ回路 11 リセット部 12 分周比設定部 13 カウンタ 14 タイミング部 15 セレクタ 16 加算器 17 演算記憶部 18 T−フリップフロップ回路 19 システムバス 21 加算器 22 演算値記憶レジスタ 23 検出部 24 カウンタ 31 ロック分周器 32 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−48436(JP,A) 特開 平3−283029(JP,A) 特開 平3−80641(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 5/00 G11B 19/247 H03L 7/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 与えられたデータクロックを設定値に基
    づいて分周し、分周クロックを発生させるロック分周
    器において、クロック分周器における1周期当りのデータクロック数
    をD、1周期当りのカウンタの出力パルス数をN、分周
    比をYとしたとき、 D÷N=Y 余り数M を求め、これら4つの数値D,N,Y,Mの関係を、 D=(N−M)×Y+M×(Y+1) と規定し、前記分周比Yを第1の設定値、前記余り数M
    を第2の設定値、前記1周期当りのカウンタの出力パル
    ス数Nを第3の設定値として値が与えられた前記第1、
    第2および第3の設定値を基礎として、 与えられた前記第2の設定値と前記第3の設定値とが入
    力され、前記データクロックの発生ごとに、前記第2の
    設定値と前記第3の設定値とに基づく演算を行い、演算
    結果に応じて埋め合わせ信号を規則的に発生する埋め合
    わせ信号発生部と、 前記データクロックと与えられた前記第1の設定値と前
    記埋め合わせ信号とが入力されて、分周クロックを出力
    する分周カウンタとを備え、 前記分周カウンタは、前記埋め合わせ信号発生部から埋
    め合わせ信号が発生されないときは、データクロックを
    第1の設定値で分周し、埋め合わせ信号が発生されたと
    きは、データクロックを第1の設定値に「1」を加えた
    値で分周して、分周クロックを出力することを特徴とす
    ロック分周器。
  2. 【請求項2】 請求項1の埋め合わせ信号発生部の演算
    アルゴリズムにおいて、 前記埋め合わせ信号発生部にデータクロックを入力する
    たびに、初期値を「0」とする演算値から第2の設定値
    を減算し、前回の演算結果が負のときは、埋め合わせ信
    号を発生すると共に、減算後の演算値に第3の設定値を
    加算して、次の分周クロックを待つ第1のアルゴリズム
    と、 前記演算結果が「0」以上のときは、埋め合わせ信号を
    発生させず、次のデータクロックの入力を待つ第2のア
    ルゴリズム、 とを用いることを特徴とするロック分周器。
  3. 【請求項3】 請求項1の埋め合わせ信号発生部で加算
    器を用いて行う演算のアルゴリズムにおいて、 前記埋め合わせ信号発生部にデータクロックを入力する
    たびに、初期値を「0」とする演算値に第2の設定値を
    加算し、前回の加算結果が所定の値以下で、加算器から
    繰り上がり信号が発生しないときは、埋め合わせ信号を
    発生すると共に、加算後の演算値に第3の設定値を加算
    して、次のデータクロックを待つ第1のアルゴリズム
    と、 前記加算結果が所定の値より大きく、加算器から繰り上
    がり信号が発生したときは、埋め合わせ信号を発生させ
    ず、次のデータクロックを待つ第2のアルゴリズム、 とを用いることを特徴とするロック分周器。
  4. 【請求項4】 請求項1のロック分周器において、 埋め合わせ信号発生部は、データ クロックの発生ごとに、第2および第3の設定値
    と前演算値とを加算する加算器と、 前記第2および第3の設定値と前演算値を前記加算器の
    演算ビット数ごとに複数に分割して記憶する第1のレジ
    スタ群と、 該第1のレジスタ群の中からクロック発生ごとに1レジ
    スタを順次セレクトして設定値を前記加算器へ出力する
    セレクタと、 前記加算器の演算結果を記憶する、前記第1のレジスタ
    群のレジスタ数と同数の第2のレジスタ群、 とから構成されていることを特徴とするロック分周
    器。
  5. 【請求項5】 請求項2または請求項3のアルゴリズム
    に基づいた演算を繰り返えす埋め合わせ信号発生部を備
    え、前記演算結果がある演算周期ごとに同じ値となる
    ロック分周器において、 演算結果をモニタするモニタ手段を備え、 該モニタ手段によって演算回数もしくは前演算値が所定
    の値となる回数を数えることを特徴とするロック分周
    器。
  6. 【請求項6】 請求項1のロック分周器の出力を回転
    制御に使用するモータ駆動方式の駆動制御装置におい
    て、 第1または第2または第3の設定値を変化させることに
    より、モータの回転を制御することを特徴とするモータ
    駆動制御装置。
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