JP3301960B2 - 液晶配向膜、液晶配向膜の製造方法、液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方法 - Google Patents
液晶配向膜、液晶配向膜の製造方法、液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方法Info
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Description
配向膜の製造方法、液晶表示装置及び液晶表示装置の製
造方法に関する。さらに詳しくは、例えば、テレビジョ
ン(TV)画像やコンピュータ画像等を表示する液晶を
用いた平面表示パネルに使用する液晶配向膜、液晶配向
膜の製造方法、液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方
法に関する。
ックス状に配置された対向する電極が形成された二つの
基板の間に、ポリビニルアルコールやポリイミド溶液等
をスピナー等で回転塗布して形成した液晶配向膜を介し
て液晶を封入した装置が一般的であった。
作製されるデバイスが一般的によく知られている。例え
ば、予め第1のガラス基板上に画素電極を有する薄膜ト
ランジスタ(TFT)アレイが形成されたものと、第2
のガラス基板上に複数個の赤青緑のカラーフィルターと
共通透明電極とがこの順序で積層形成されたものとを用
意する。そして、それぞれの電極側表面にポリビニルア
ルコールやポリイミド溶液等をスピナーを用いて塗布し
て被膜を形成した後、ラビングを行なって液晶配向膜を
形成する。前記両基板をスペーサーを介して一定のギャ
ップを保つ状態で組み立て接着固定した後、液晶(ツイ
ストネマティック(TN)等)を注入してパネル構造を
形成する。そして、前記パネルの裏表に偏光板を設置
し、裏面よりバックライトを照射しながら、TFTを動
作させることによって、カラー画像を表示させることが
できる。
うに、ポリビニルアルコールやポリイミド等を有機溶媒
に溶解させ、これを回転塗布法等により基板に塗布し被
膜を形成した後、フェルト布等を用いてラビングを行な
う、いわゆるラビング方法が用いられていた。しかし、
この方法では、表面段差部や大面積パネル(例えば14
インチディスプレイ)では、液晶配向膜の均一性が悪い
という問題があった。また、ラビングを行うためTFT
に欠陥が生じたり、ラビングすることにより発生するゴ
ミが表示欠陥を生じる原因にもなっていた。そこで現
在、液晶配向膜の作成には、シラン系界面活性剤を基板
表面に結合させ、且つパターン状に配向させる、いわゆ
るラビングフリー方法が検討されている。しかしなが
ら、この液晶配向膜の作製は、基板表面の親水性に依存
するためSiN3膜や酸化インジウム膜(ITO膜)と
いった疎水性の基板表面においては形成することが困難
であった。
は、液晶配向膜を構成する分子が高密度であり、均一性
が良く、前記分子の配向安定性に優れた、ラビングを行
わずに形成される液晶配向膜、液晶配向膜の製造方法、
液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方法を提供するこ
とである。
め、本発明の液晶配向膜は、基板の電極側表面に形成さ
れる単分子膜状の被膜であり、前記電極側表面上に無機
シロキサンポリマー膜を介して形成され、前記被膜を構
成する分子の一端が前記ポリマー膜表面に化学結合して
いるという構成を有する。
ングを行うことなく形成することができ、前記基板上に
前記ポリマー膜を介して形成されているため、従来の液
晶配向膜に比べて、前記液晶配向膜を構成する分子が高
密度に前記ポリマー膜に化学結合しており、均一性がよ
く、また前記分子の配向規制力の安定性が優れている。
なお、本発明において、単分子膜状の被膜(以下「単分
子膜」ともいう)とは、いわゆる単分子膜の他に、大部
分が単分子膜であるが部分的に分子が積層している被膜
も含む。
膜状の被膜を構成する化学結合した分子が、一方向に配
向し、前記分子同士が重合していることが好ましい。
膜状の被膜を構成する化学結合した分子が、パターン状
に異なる複数の方向に配向し、前記化学結合した分子同
士が重合していることが好ましい。前記パターン状に配
向するとは、例えば、パターン状に二方向に配向する場
合、一つの画素内を二分割し、一方の配向方向を0゜方
向とした時、他の配向方向を前記配向方向に対して18
0゜にする場合等がある。
膜状の被膜を構成する化学結合した分子が、感光性基
と、直鎖状炭素鎖または直鎖状シロキサン結合鎖と、ケ
イ素とを含み、前記化学結合した分子同士が前記感光性
基部で重合していることが好ましい。このように前記分
子同士が前記感光性基部で重合することにより、前記単
分子膜の配向安定性が優れる。
膜状の被膜が、化学結合した長さの異なる複数種の分子
で構成され、前記化学結合した分子のうち少なくとも一
種類の分子が感光性基を含み、前記複数種の分子が所定
の方向に配向し、かつ前記化学結合した分子同士が前記
感光性基部で重合することにより前記配向が固定されて
いることが好ましい。前記分子により前記単分子膜が構
成されることにより、前記単分子膜が、液晶分子の配向
角度を制御でき、また重合しているため配向安定性に優
れる。
膜状の被膜を構成する長さの異なる複数種の化学結合し
た分子が、直鎖状炭素鎖または直鎖状シロキサン結合鎖
を含み、前記分子の長さが前記炭素鎖または前記シロキ
サン結合鎖により制御され、かつ前記分子の混合比を変
えることによりまたは相対的に短い分子の長さを変える
ことにより、最も長い前記分子の基板に対する傾きが一
定の角度に制御されていることが好ましい。
膜状の被膜を構成する化学結合した分子が、その末端に
ケイ素を含むことが好ましい。これにより前記単分子膜
は、高い耐剥離性を有することができる。
電極側表面上に無機シロキサンポリマー膜が形成された
基板を準備し、直鎖状炭素鎖または直鎖状シロキサン結
合鎖と感光性基とを含むシラン系界面活性剤を前記ポリ
マー膜に接触させて化学反応を生起させることにより前
記界面活性剤分子の一端を前記ポリマー膜表面に化学結
合させて、単分子膜状の被膜を形成する工程を有する。
この製造方法によれば、前記基板上に前もって前記ポリ
マー膜が形成されているため、前記基板上の親水性が向
上しており、液晶配向膜が形成され易い。このため、ラ
ビング法によらず、液晶配向膜を構成する分子が高密度
であり、均一性に優れた液晶配向膜を得ることができ
る。
無機クロロシラン剤を用いて前記無機シロキサンポリマ
ー膜を形成することが好ましい。
前記シラン系界面活性剤分子の一端を前記無機シロキサ
ンポリマー膜に化学結合させた後、非水系有機溶媒を用
いて洗浄し、所定の方向に基板を向けた状態で洗浄液か
ら引き上げ、液切り乾燥することにより前記化学結合し
た界面活性剤分子を前記液切り方向に配向させた後、こ
れにパターン状の偏光を照射する工程を有することが好
ましい。前記製造方法によれば、前記液晶配向膜を構成
する分子が所定の方向に配向され、かつ前記分子同士が
重合することにより前記配向が固定された液晶配向膜を
得ることができる。
ことも好ましい。この製造方法によれば、前記液晶配向
膜を構成する分子が、パターン状に異なる複数の方向に
配向され、前記分子同士が重合された液晶配向膜を得る
ことができる。
いて、さらにパターン状の偏光照射を少なくとも二回以
上行うことも好ましい。
前記無機クロロシラン剤として、下記の一般式(1)で
表される無機クロロシラン剤を用いることが好ましい。 Cl(SiCl2O)n−SiCl3 ・・・(1) 前記一般式(1)において、前記nは、0、1、2また
は3である。また、前記一般式(1)で表される前記無
機クロロシラン剤を二種類以上用いることも好ましい。
前記シラン系界面活性剤として、分子の長さの異なる二
種類以上のシラン系界面活性剤を混合して用い、前記二
種類以上のシラン系界面活性剤の混合比を変えることに
より、化学結合した最も長いシラン系界面活性剤分子の
基板に対する傾きを一定の角度に制御することが好まし
い。
前記シラン系界面活性剤が、感光性基と、直鎖状炭素鎖
及び直鎖状シロキサン結合鎖の少なくとも一つの鎖と、
クロロシリル基、アルコキシシリル基及びイソシアネー
トシリル基からなる群から選択される少なくとも一つの
基とを含むことが好ましい。
前記直鎖状炭素鎖及び直鎖状シロキサン結合鎖の少なく
とも一つの鎖の長さを変えることにより、化学結合した
前記シラン系界面活性剤分子の分子長を変化させ、化学
結合した最も長いシラン系界面活性剤分子の基板に対す
る傾きを制御することが好ましい。
前記直鎖状炭素鎖または直鎖状シロキサン結合鎖の末端
もしくは一部が、トリフルオロメチル基、メチル基、ビ
ニル基、アリル基、エチニル基、フェニル基、アリール
基、ハロゲン基、アルコキシ基、シアノ基、アミノ基、
水酸基、カルボニル基、エステル基及びカルボキシル基
からなる群から選択される少なくとも一つの基を含むこ
とが好ましい。これにより、さらに広範囲に液晶分子の
プレチルト角を制御することができる。
前記非水系有機溶媒が、アルキル基、フッ化炭素基、塩
化炭素基及びシロキサン基からなる群から選択される少
なくとも一つの基を含むことが好ましい。前記有機溶媒
を用いることにより、汚れのない液晶配向膜を提供でき
る。
向する基板の間に、液晶配向膜を介して液晶が挟持さ
れ、少なくとも一つの前記基板の電極側表面に前記液晶
配向膜が無機シロキサンポリマー膜を介して形成され、
前記液晶配向膜は、これを構成する化学結合した分子同
士が重合した単分子膜状の被膜であり、前記分子の一端
が前記ポリマー膜に化学結合している。
える二つの対向する基板のそれぞれの電極側表面に、無
機シロキサンポリマー膜が形成され、これを介して単分
子膜状の液晶配向膜がそれぞれ形成されていることが好
ましい。この液晶表示装置は、表示特性に優れる。
膜が、パターン状に異なる配向で形成されており、前記
液晶配向膜に接触する液晶分子の配向方向またはチルト
角が、パターン毎に制御されているマルチドメイン型液
晶表示装置であることが好ましい。
電極が、片方の基板表面に形成されているインプレーン
スイッチング(IPS)型液晶表示装置であることが好
ましい。この液晶表示装置は、視野角特性に優れる。
は、マトリックス状に載置された第1の電極群を備える
第1の基板の電極側表面に無機シロキサンポリマー膜を
形成した後、直鎖状炭素鎖または直鎖状シロキサン結合
鎖と感光性基とを含むシラン系界面活性剤を前記ポリマ
ー膜に接触させ、前記界面活性剤分子と前記ポリマー膜
表面とを化学反応させることにより前記界面活性剤分子
の一端を前記ポリマー膜表面に化学結合させて単分子膜
状の被膜を形成する工程と、前記第1の電極群を備える
第1の基板と第2の基板、または前記第1の電極群を備
える第1の基板と第2の電極もしくは電極群を備える第
2の基板とをそれぞれの電極側表面を内側にして所定の
間隙を保った状態で対向させて接着固定し、前記第1と
第2の基板との間に液晶組成物を注入する工程とを有す
る。
て、先の液晶配向膜の製造方法と同様に、無機クロロシ
ラン剤を用いて前記無機シロキサンポリマー膜を形成す
ることが好ましい。
て、前記シラン系界面活性剤分子の一端を前記無機シロ
キサンポリマー膜に化学結合させた後、非水系有機溶媒
を用いて洗浄し、所定の方向に基板を向けた状態で洗浄
液から引き上げ、液切り乾燥することにより前記化学結
合した界面活性剤分子を前記液切り方向に配向させる工
程を有することが好ましい。
て、化学結合したシラン系界面活性剤分子を液切り方向
に配向させた後、パターン状の偏光を複数回照射するこ
とにより、前記単分子膜状の被膜を構成する前記化学結
合した界面活性剤分子を二箇所以上で異なる方向に配向
させる工程を有するマルチドメイン型液晶表示装置の製
造方法であることが好ましい。
て、第1の電極群を備える第1の基板及び第2の電極ま
たは電極群を備える第2の基板の各表面の液晶配向膜
を、各ドメインにおいて45〜110゜または180〜
270゜ねじれ配向するように形成するツイストネマテ
ィック(TN)型またはスーパーツイストネマティック
(STN)型マルチドメイン液晶表示装置の製造方法で
あることが好ましい。これにより視野角特性に優れた装
置を提供できる。
て、対向する電極が片方の基板表面に形成されているI
PS型TFTアレイ基板を第1の電極群を有する第1の
基板として用いるIPS型液晶表示装置の製造方法であ
ることが好ましい。これにより、視野角特性に優れた液
晶表示装置を提供できる。
て、前記無機シロキサンポリマー膜を形成する際に、前
記無機クロロシラン剤を含有する有機溶媒を基板表面に
塗布し、前記有機溶媒を蒸発させた後水と反応させるこ
とが好ましい。
以下に示すようにして製造できる。まず、電極側表面上
に無機シロキサンポリマー膜が形成された基板を準備
し、直鎖状炭素鎖または直鎖状シロキサン結合鎖と感光
性基とを含むシラン系界面活性剤を前記ポリマー膜に接
触させて化学反応を生起させることにより前記界面活性
剤分子の一端を前記ポリマー膜表面に化学結合させて、
単分子膜を形成する。そして、前記分子の一端を前記ポ
リマー膜表面に化学結合させた後、形成した前記単分子
膜を非水系有機溶媒を用いて洗浄し、所定の方向に基板
を向けた状態で洗浄液から引き上げ、液切り乾燥するこ
とにより前記分子を前記液切り方向に配向させた後、こ
れにパターン状の偏光を照射する工程を行う。
を所定の方向に配向させ、前記分子同士を重合させるた
めのものである。前記配向は、パターン状に異なる複数
の方向に行うことが好ましく、特に好ましくは異なる2
〜4方向である。パターン状に異なる複数の方向に配向
させる方法としては、以下に示す二つの方法ある。一方
は、前記工程を2回以上行う方法であり、2〜4回行う
ことが好ましい。他方は、前記引き上げ液切り乾燥を1
回行うのに対して、前記パターン状の偏光照射を2回以
上行う方法であり、前記偏光照射は、2〜4回行うこと
が好ましい。これらの工程を行うことにより、前記単分
子膜を構成する分子がパターン状に異なる複数方向に配
向され、さらに前記分子同士が重合することにより前記
配向が固定された、配向安定性に優れた高性能である液
晶配向膜を得ることができる。また、前記引き上げ液切
り乾燥及びパターン状の偏光照射をそれぞれ1回行う場
合、前記分子が一方向に配向された高品質の液晶配向膜
を得ることができる。
べたように、感光性基と、直鎖状炭素鎖及び直鎖状シロ
キサン結合鎖から選択される少なくとも一つの鎖と、ク
ロロシリル基、アルコキシシリル基及びイソシアネート
シリル基から選択される少なくとも一つの基とを含むシ
ラン系界面活性剤を用いることが好ましい。前記感光性
基としては、例えば、シンナモイル基、カルコン基、メ
タクリロイル基等があげられる。
剤として、分子の長さが異なる二種類以上のシラン系界
面活性剤を混合して用い、前記二種類以上のシラン系界
面活性剤の混合比を変えることにより、最も長いシラン
系界面活性剤の基板に対する傾きを一定の角度に制御す
ることが好ましい。前記混合比(重量比)は、それらの
分子長に応じて適宜決定されるが、例えば、最も分子が
長い界面活性剤:最も分子が短い界面活性剤=10:1
〜1:10の重量比の範囲で混合することが好ましい。
前記角度は、前記基板に対して0〜30゜または80〜
90゜が好ましい。また、先に述べたように、前記直鎖
状炭素鎖及び直鎖状シロキサン結合鎖から選ばれる少な
くとも一つの分子鎖の長さを変えることで、分子長を変
化させ、最も長い分子の基板に対する傾きを制御するこ
とも好ましい。
は、前記単分子膜を構成する長さの異なる複数種の分子
が、直鎖状炭素鎖または直鎖状シロキサン結合鎖を含
み、前記分子の長さが前記炭素鎖または前記シロキサン
結合鎖により制御され、かつ前記分子の混合比を変える
ことにより、最も長い分子の基板に対する傾きが一定の
角度に制御されていることが好ましい。前記角度は、先
に述べたのと同様に、前記基板に対して0から30°ま
たは80から90°の範囲が特に好ましい。
対的に短い分子とは、通常、炭素数が1から18の範囲
の長さの分子であり、相対的に長い分子とは、通常、炭
素数が14から28の範囲の長さの分子のことをいう。
なお、前記両分子の長さを示す炭素数の範囲に重複部分
があるのは、前記複数種の分子間における相対的な長さ
を表すためであり、例えば、炭素数16である分子は、
一方の分子の炭素数が18の場合、相対的に短い分子と
なり、また一方の分子の炭素数が14である場合には、
相対的に長い分子となる。
比)は、前記両者の分子長により適宜決定されるが、前
記長い分子:短い分子=10:1〜1:10の重量比の
範囲で混合されることが好ましい。
50nmの範囲が好ましく、特に好ましくは1〜5nm
の範囲である。また、前記液晶配向膜の厚みは、0.5
〜3nmの範囲が好ましく、特に好ましくは1〜2.5
nmの範囲である。
下のようにして製造できる。マトリックス状に載置され
た第1の電極群を備える第1の基板の電極側表面に無機
シロキサンポリマー膜を形成した後、直鎖状炭素鎖また
は直鎖状シロキサン結合鎖と感光性基とを含むシラン系
界面活性剤を前記ポリマー膜に接触させ、前記界面活性
剤分子と前記ポリマー膜表面とを化学反応させることに
より前記界面活性剤分子の一端を前記ポリマー膜表面に
化学結合させて単分子膜を形成する。その後、前記基板
を非水系有機溶媒を用いて洗浄し、所定の方向に前記基
板を向けた状態で、前記有機溶媒から引き上げ、液切り
乾燥し、前記引き上げ方向の反対方向に前記単分子膜を
配向させる。そして、これに偏光板を備えた露光用マス
クを重ね、偏光照射を行うことにより、前記単分子膜を
構成する分子を再配向し、前記分子同士を重合させる。
以後、必要に応じて、前述と同様にして、前記基板を前
記有機溶媒を用いて洗浄し、前記有機溶媒から引き上げ
て前記分子を配向させ、偏光照射により光重合を行う一
連の工程を2回以上行ってもよい。また、前述の液晶配
向膜の製造方法と同様に前記液切り引き上げ乾燥を1回
行うのに対し、前記偏光照射を2回以上行ってもよい。
これにより、前記分子をパターン状に異なる複数の方向
に配向させることができる。
基板と第2の基板、または前記第1の電極群を備える第
1の基板と第2の電極もしくは電極群を備える第2の基
板とをそれぞれの電極側表面を内側にして所定の間隙を
保った状態で対向させ、スペーサーと接着剤とを用いて
接着固定し、液晶セルを作製する。この液晶セルの前記
両基板の間に液晶を注入し、偏光板を前記両基板の外側
に配置する。
づき、本発明をさらに具体的に説明する。
て、基板上に無機シロキサンポリマー膜を形成した。ま
ず、表面に透明(ITO)電極が形成されたガラス基板
1を準備し、これをあらかじめよく洗浄脱脂した。そし
て、前記電極を含めた前記基板1表面全面を覆うよう
に、乾燥雰囲気(湿度5%)中で、前記基板1を無機ク
ロロシラン剤を含有する溶液中に1分間ディップした。
前記溶液は、一般式Cl3SiOSiCl3で表される無
機クロロシラン剤を3重量%程度の濃度になるよう、よ
く脱水された非水系有機溶媒(ヘキサメチルジシロキサ
ン(bp.100℃))に溶解して調製した。前記溶液
の適用可能な濃度は、通常、0.1〜50重量%の範囲
であり、その中でも前記濃度1〜5重量%の範囲が最も
適していた。そして、前記溶液から前記基板1を取り出
し、乾燥雰囲気(湿度5%程度)中で前記非水系有機溶
媒を蒸発させた。その結果、無機クロロシラン膜2が前
記基板1表面に形成された。図1において、2は無機ク
ロロシラン膜を示す。
気中に暴露することにより、前記基板表面の前記無機ク
ロロシラン剤を水分と反応させ、図2に示すように、前
記基板1のITO電極側表面を覆うようにして、多数の
水酸基を持つ無機シロキサンポリマー膜3を形成した。
般式Cl3SiOSiCl3で表されるものの他に、一般
式SiCl4、(SiCl2O)2SiCl3または(Si
Cl 2O)3SiCl3 で表されるものも使用できた。こ
れらの中でも一般式(SiCl2O)2SiCl3 または
(SiCl2O)3SiCl3 で表される無機クロロシラ
ン剤を用いた場合、前記電極側表面に水酸基を増やす効
果がより大きいことが確認できた。
て、前記基板1上に単分子膜を形成し、かつ前記単分子
膜を構成する分子を配向させた。図3に示すように、乾
燥雰囲気(相対湿度30%以下)中で、前記基板1を化
学吸着液4に1時間程度浸漬した。また、前記化学吸着
液4は前記基板1に直接塗布しても良い。前記化学吸着
液4は、感光性基と、直鎖状炭素鎖と、ケイ素とを含む
下記の一般式(2)で表されるシラン系界面活性剤(化
学吸着物質)を、1重量%程度の濃度になるよう、よく
脱水された非水系有機溶媒(ヘキサデカン)に溶解して
調整した。前記直鎖状炭素鎖としては、炭化水素基等で
良い。
を取り出して、図4に示すように、よく脱水された非水
系有機溶媒(n−ヘキサン)5で10分程度の洗浄を3
回行った後、前記基板1を所定の方向に向けた状態で、
前記洗浄液5から矢印6の方向(1回目の引き上げ方
向)に引き上げて液切りした。さらに、前記基板1を水
分を含む空気中に暴露し、図5に示すように、前記ポリ
マー膜3に化学吸着した前記界面活性剤分子を水と反応
させ、単分子膜7を約1.8nmの厚みで形成した。同
図中において、7bは、前記単分子膜を構成する前記界
面活性剤分子を示し、前記7aは、前記界面活性剤分子
の感光性基であるシンナモイル基を模式的に示したもの
である。
R)分析により、同図に示すように前記単分子膜7を構
成する前記界面活性剤分子は、前記基板1表面に形成さ
れた前記ポリマー膜3表面の水酸基部分と、前記界面活
性剤のシロキサンとの共有結合により前記ポリマー膜3
に化学結合され、かつ前記洗浄液5からの引き上げ方向
6と反対方向すなわち液切り方向に予備配向されていた
ことを確認した。
板1表面では、前記界面活性剤のトリクロロシリル基
(−SiCl3)と前記ポリマー膜の水酸基との間で脱
塩酸反応が生じ、下記の一般式(3)の結合が生成され
た。なお、下記式(3)において、nは0を含む整数で
あり、Xは前記基板1を示す。
反応により下記の一般式(4)の結合が生成された。な
お、下記式(4)において、nは0を含む整数であり、
Xは前記基板1を示す。
単分子膜の再配向処理及び配向固定処理を行った。図6
及び図7に示すように、部分的に遮光するマスク8aと
偏光板8(HNP’B、ポラロイド社製、以下同じ)と
を重ねて構成された第1の露光用ホトマスクを準備し、
偏光方向9が前記1回目の引き上げ方向6とほぼ平行に
なるよう前記ホトマスクを前記単分子膜7の上に重ね合
わせた。前記両者の重ね合わせは、完全に平行に合わせ
ても良いし、例えば、引き上げ方向6に対して3°ずら
して合わせてもよい。そして、これに超高圧水銀灯を用
いて365nmの紫外光(UV光)11を100mJ/
cm2になるよう照射した(1回目の偏光照射)。図6
において、10は、基板1上に形成されたITO電極を
表し、図5と同一部分には同一の符号を付している。ま
た、図7において、図5及び図6と同一部分には同一の
符号を付している。
71では、偏光されたUV光11の照射により、前記単
分子膜を構成する分子が1回目の偏光方向9に再配向さ
れると共に、光重合が進行し、前記分子間で下記の一般
式(5)の結合が生成され、図7に示すように、前記単
分子膜の偏光照射部分71において、前記分子同士が感
光性基部7aで重合されたことを確認した。なお、下記
式(5)において、nは0を含む整数であり、Xは前記
基板1、Y及びZは前記感光性基部と重合する他の前記
分子をそれぞれ示す。
1を約5分間浸漬し、前記1回目の引き上げ方向6の反
対方向61(2回目の引き上げ方向)に前記基板1を引
き上げ、液切りした。FTIR分析により、図8に示す
ように、前述の1回目の偏光照射により重合された前記
単分子膜71には全く変化が見られなかったが、遮光さ
れたため重合されていない単分子膜72は、前記2回目
の引き上げ方向61と反対方向である液切り方向に予備
再配向されていたことを確認した。図8において、図7
と同一部分には同一の符号を付している。
照射が行われた単分子膜71を遮光するためのマスク8
aと偏光板81とを重ねて構成された第2の露光用ホト
マスクを準備し、偏光方向が2回目の引き上げ方向61
とほぼ平行になるように前記ホトマスクを単分子膜上に
重ね合わせた。前記両者の重ね合わせは、完全に平行に
合わせても良いし、例えば、前記引き上げ方向61に対
して3°ずらして合わせてもよい。そして、先に述べた
のと同様にして2回目の偏光照射を行った。図中の11
はUV光、73は2回目に偏光照射された単分子膜をそ
れぞれ示し、図7及び図8と同一部分には同一の符号を
付している。
に、1回目の偏光照射後と同様に、2回目に偏光照射さ
れた単分子膜73は、前記単分子膜を構成する分子が2
回目のUV照射の偏光方向91に再配向されると共に、
光重合が進行したことを確認した。図10において、図
6、図8、図9と同一部分には、同一の符号を付してい
る。また、単分子膜71及び73上の矢印は、それぞれ
のドメインにおける配向方向を示しており、それぞれ前
記偏光方向9及び91と平行であった。なお、前記重合
により前記分子間において、前記一般式(4)と同様の
結合が生成され、図9に示すように、2回目の偏光照射
がされた単分子膜73は、その感光性基7aで重合して
いることを確認した。
2枚を用い、前記両単分子膜が向かい合うように組み合
わせ、それぞれの露光部分がアンチパラレル配向になる
ように20μmのギャップを保った状態で接着固定し、
液晶セルを組み立てた。そして、これにネマティック液
晶ZLI4792(メルク社製、以下同じ)を注入し、
前記液晶分子の配向状態を確認した。その結果、ディス
クリネーションが全くなく、前記液晶分子がセル内で均
一に配向された液晶テストセルが得られた。また、注入
した液晶分子は、前記単分子膜を構成する分子に沿っ
て、それぞれの前記基板に対しプレチルト角が約1゜で
あり、また洗浄液5からの引き上げ方向6、61とそれ
ぞれの反対方向で、且つ偏光方向9、91とそれぞれ平
行方向に配向していた。なお、この結果は、FTIR分
析の結果と一致した。
に無機シロキサンポリマー膜を形成し、前記基板表面上
の水酸基を増やすことにより、液晶配向膜を高密度に形
成することができた。その上、前記液晶配向膜を構成す
る物質の組成を変えずに、洗浄液からの引き上げ方向及
びUV照射の偏光方向を変えることにより単分子膜を配
向させ、注入する液晶の配向方向を制御することができ
た。
成する分子の末端がケイ素を含んでいると、耐剥離性の
高い液晶配向膜を製造するのに適していた。また、前記
シラン系界面活性剤として、クロロシリル基の代わり
に、アルコキシシリル基及びイソシアネートシリル基の
少なくとも一方の基を含む物質を用いても同様の液晶配
向膜を製造することができた。
ビニル基、アリル基、エチニル基、フェニル基、アリー
ル基、ハロゲン基、アルコキシ基、シアノ基、アミノ
基、水酸基、カルボニル基、エステル基及びカルボキシ
ル基からなる群から選択される少なくとも一つの基を末
端または一部に含む直鎖状炭素鎖を使用することによ
り、前記基に応じて液晶分子のプレチルト角が変化し、
広範囲にプレチルト角を制御することができた。これ
は、直鎖状シロキサン結合鎖においても、前記基を含む
ことにより同様の結果が得られた。
て、アルキル基、フッ化炭素基、塩化炭素基及びシロキ
サン基から選択される少なくとも一つの基を含む溶媒を
用いることにより、配向制御性に優れた液晶配向膜を製
造できた。
形成する工程を省いた他は、実施例1と同様にして液晶
配向膜の配向性能を評価した。その結果、ITO電極上
にディスクリネーションが多数発生し、良質の液晶配向
膜を形成することができなかった。これは、前記ITO
電極の表面に活性水素(この場合−OH基)が少ないこ
とが原因であると考えられる。
CH3(CH2)18SiCl3で表される二つの化学吸着
物質を重量比1:0.1及び1:0.2の2つの混合比
で混合して用いた他は、実施例1と同様にして液晶配向
膜の配向性能を評価した。その結果、前記前者の重量比
(1:0.1)で混合した化学吸着物質を使用した場
合、得られた液晶配向膜を用いて作製された液晶セルに
おいて、注入した液晶分子は、実施例1と同様に、それ
ぞれのドメインで逆方向に配向しており、前記液晶分子
のプレチルト角はそれぞれ1.5°及び1.4°を示し
た。また、前記後者の重量比(1:0.2)で混合した
化学吸着物質を用いた場合も同様に、注入した液晶分子
は、それぞれのドメインで逆方向に配向しており、前記
液晶分子のプレチルト角はそれぞれ2.1°及び2.3
°を示した。
分子膜を構成する分子が分子の長さが異なる2種類の分
子であって、前記分子の内少なくとも1種類の分子が感
光性基を有しており、単分子膜形成後、所定の方向に配
向され、かつ前記分子同士が前記感光性基で重合して
も、液晶配向膜の機能を有することが確認できた。さら
に、前記化学吸着物質の組成及び混合比を変えることに
より注入する液晶分子のプレチルト角度を任意に制御す
ることができた。
炭素鎖の代わりに直鎖状シロキサン結合鎖を含む化学吸
着物質を用いても、プレチルト角は異なるが、同様の機
能を有する液晶配向膜を得ることができた。また、クロ
ロシリル基の変わりに、アルコキシシリル基及びイソシ
アネートシリル基の少なくとも一方を含むシラン系界面
活性剤を用いても、ほぼ同様の液晶配向膜が得られた。
CH3(CH2)22SiCl3で表される二つの化学吸着
物質を重量比1:0.1の割合で、前記式(2)及び一
般式CH3(CH2)14SiCl3で表される二つの化学
吸着物質を重量比1:0.1の割合でそれぞれ混合して
用いた他は、実施例1と同様にして液晶配向膜の配向性
能を評価した。その結果、前記前者の混合物を用いた場
合、前述の実施例と同様に、注入した液晶分子は、それ
ぞれのドメインで逆方向に配向しており、前記液晶分子
のプレチルト角はそれぞれ1.1°を示した。また、前
記後者の混合物も同様に、注入した液晶分子は、それぞ
れのドメインで逆方向に配向しており、前記液晶分子の
プレチルト角はそれぞれ0.8°を示した。このよう
に、前記化学吸着物質の組成及び混合比を変えずに、そ
の分子の長さを変えることによっても、注入する液晶分
子のプレチルト角度を任意に制御できた。
F3(CF2)7(CH2)2SiCl3で表される二つの化
学吸着物質を重量比1:0.1の割合で混合して用いた
他は、実施例1と同様にして液晶配向膜の配向性能を評
価した。その結果、前述の実施例と同様に、注入した液
晶分子は、それぞれのドメインで逆方向に配向してお
り、前記液晶分子のプレチルト角は89°を示した。こ
のように、フルオロ基を含む前記化学吸着物質を混合し
て用いることにより、基板に対し垂直(ホメオトロピッ
ク)配向する液晶配向膜を容易に製造できることが確認
できた。
際に液晶表示デバイスを製造する場合の製造プロセスに
ついて図11を用いて説明する。
12がマトリックス状に載置された第1の電極群とこの
電極群を駆動するトランジスタ13とを有する第1の基
板14上に、実施例1と同様の手順にしたがって無機シ
ロキサンポリマー膜を形成し、これに予め実施例1と同
様にして調製した化学吸着液を塗布して単分子膜を前記
電極側表面の全面にわたり形成した。
あるクロロホルムを用いて洗浄し、ゲートベースライン
方向に前記基板14を向けた状態で、前記洗浄液から引
き上げ、液切り乾燥し、前記単分子膜を構成する分子を
1回目の引き上げ方向の反対方向(液切り方向)に配向
させた。続いて、前記電極群の各電極12上の単分子膜
をそれぞれ市松状に4分割し、その第一の分割部分のみ
開口した遮光パターンを有するマスクと偏光板とを重ね
て構成された前述同様の露光用マスクを、前記引き上げ
方向と偏光方向とが平行になるようにして、前記基板1
4の単分子膜上に位置合わせした。そして、前記基板1
4の垂直方向から500W超高圧水銀灯を用いて365
nm(i線)のUV光(偏光板通過後3.6mJ/cm
2)を45秒間偏光照射した(1回目の偏光照射)。な
お、前記4分割した電極12上の単分子膜は、以下に示
すように、残りの第2、第3、第4の分割部分に分け
て、順に偏光照射していった。
5分間浸漬し、1回目の引き上げ方向の反対方向に引き
上げた後乾燥し、前記単分子膜のうち未露光部分を2回
目の液切り方向に配向させた。そして、前述と同様にし
て、前記第2の分割部分に、前記露光用マスクを位置合
わせし、1回目の偏光照射と同様にして2回目の照射を
行った。
分間浸漬し、1回目及び2回目の液切り方向と直交する
方向に引き上げた後乾燥し、前記単分子膜のうち未露光
部分を3回目の液切り方向に配向させた。そして、前述
と同様にして、前記第3の分割部分に、前記露光用マス
クを位置合わせし、前述の偏光照射と同様にして3回目
の偏光照射を行った。
分間浸漬し、3回目の液切り方向と反対方向に引き上げ
た後乾燥し、前記単分子膜のうち未露光部分を4回目の
液切り方向に配向させた。そして、前述と同様にして、
前記第4の分割部分に、前記露光用マスクを位置合わせ
し、前述の偏光照射と同様にして4回目の偏光照射を行
った。その結果、図12に示すように、それぞれの電極
12上において、4分割されたドメインがそれぞれ90
゜ずつ異なる方向に配向した液晶配向膜18を作製する
ことができた。同図中の25はゲートベースラインの方
向、26は液晶配向膜のドメイン毎の配向方向をそれぞ
れ表す。他方、前述と同様の方法で、4分割した画素の
ドメインが前記液晶配向膜18に対し、それぞれアンチ
パラレル配向する液晶配向膜181を、カラーフィルタ
ー15及び第2の電極16を有する第2の基板17表面
に作製した。図11において、前記カラーフィルター1
5を構成する緑、青、赤のカラーフィルター部は、それ
ぞれ記号G,B、Rで示した。
それぞれ有している電極12、16が対向するように位
置合わせして、前記両基板14、17をスペーサー19
と接着剤20とを用いて約5μmのギャップを保つ状態
で接着固定し、液晶セルを作製した。そして、前記第1
と第2の基板14、17上のそれぞれの液晶配向膜1
8、181の間に前記ネマチック液晶21を注入し、前
記液晶セルの両表面に偏光板22、23を組み合わせて
マルチドメイン型液晶表示装置を作製した。
は、どのドメインもほぼ1°であった。また、その配向
方向は、図12に示すように、液晶配向膜のドメイン毎
にそれぞれ90°ずれていた。図11に示すように、こ
の様なデバイスは、バックライト24を全面に照射しな
がらビデオ信号を用いて各々のトランジスタを駆動する
ことにより、矢印Aの方向に映像を表示できた。また、
このときの視野角は、左右上下とも140度程度まで確
保できた。
記第1の基板14に対向させる前記第2の基板17上の
液晶配向膜181におけるドメイン毎の配向方向を、前
記第1の基板14上の液晶配向膜18の配向方向とそれ
ぞれ90°ねじれた方向になるよう前記両液晶配向膜1
8、181を位置合わせすることにより、TN型マルチ
ドメイン液晶表示装置を作製できた。また、前記第1及
び第2の基板14、17表面の各液晶配向膜18、18
1におけるドメイン毎の配向方向を、それぞれ45〜1
10°(90°を除く)又は180〜270°ねじれた
方向になるように前記両液晶配向膜18、181を位置
合わせすることににより、STN型マルチドメイン液晶
表示装置を作製できた。また、対向する電極が片方の基
板表面に形成されているIPS型TFTアレイを第1の
基板として用い、2分割型のマルチドメイン液晶配向膜
を形成した場合、IPSマルチドメイン型液晶表示装置
を作製できた。
して超高圧水銀灯のi線である365nmのUV光を用
いたが、液晶配向膜を構成する物質の光の吸収度合いに
応じて436nm、405nm、254nmの光やKr
Fエキシマレーザーで得られる248nmの光を用いる
ことも可能である。特に、248nm及び254nmの
光は、大部分の物質に吸収され易いため配向効率が高
い。
状炭素鎖、直鎖状シロキサン結合鎖及びケイ素以外に、
さらに特定の表面エネルギーを有するネマティック液晶
構造や強誘電液晶構造を組み込んでおくことで、さらに
配向規制力を高めることも可能であった。
これを構成する分子が高密度であり、均一性がよく、前
記分子の配向安定性に優れている。また、本発明の液晶
配向膜の製造方法によると、従来のようなラビング工程
で発生していた欠陥が生じることもなく、効率よく高性
能の本発明の液晶配向膜を製造できる。このような液晶
配向膜は、特定の表面エネルギーを有するネマティック
液晶や強誘電液晶を組み込むことも可能であり、また本
発明の液晶配向膜を用いた本発明の液晶表示装置は、所
定のチルト角に制御された、極めて低コストで信頼性の
高い広視野角表示が可能である。
シラン剤により処理した状態を示す模式図である。
膜の形成を示す模式図である。
した状態を示す断面図である。
ら前記基板を引き上げる配向処理の状態を示す断面図で
ある。
分子膜の分子配向状態を示す模式図である。
である。
す模式図である。
模式図である。
す模式図である。
単分子膜の分子配向の状態を示す模式図である。
液晶表示装置の断面図である。
ドメイン画素の液晶配向方向を示す模式図である。
Claims (30)
- 【請求項1】 基板の電極側表面に形成される単分子膜
状の被膜であり、前記電極側表面上に無機シロキサンポ
リマー膜を介して形成され、前記被膜を構成するケイ素
を含む分子の一端が前記ポリマー膜表面に化学結合して
いる液晶配向膜。 - 【請求項2】 単分子膜状の被膜を構成する化学結合し
た分子が、一方向に配向し、前記分子同士が重合してい
る請求項1記載の液晶配向膜。 - 【請求項3】 単分子膜状の被膜を構成する化学結合し
た分子が、パターン状に異なる複数の方向に配向し、前
記化学結合した分子同士が重合している請求項1記載の
液晶配向膜。 - 【請求項4】 単分子膜状の被膜を構成する化学結合し
た分子が、感光性基と、直鎖状炭素鎖または直鎖状シロ
キサン結合鎖と、ケイ素とを含み、前記化学結合した分
子同士が前記感光性基部で重合している請求項2または
3記載の液晶配向膜。 - 【請求項5】 単分子膜状の被膜が、化学結合した長さ
の異なる複数種の分子で構成され、前記化学結合した分
子のうち少なくとも一種類の分子が感光性基を含み、前
記複数種の分子が所定の方向に配向し、かつ前記化学結
合した分子同士が前記感光性基部で重合することにより
前記配向が固定されている請求項1〜3のいずれか一項
に記載の液晶配向膜。 - 【請求項6】 単分子状の被膜を構成する長さの異なる
複数種の化学結合した分子が、直鎖状炭素鎖または直鎖
状シロキサン結合鎖を含み、前記分子の長さが前記炭素
鎖または前記シロキサン結合鎖により制御され、かつ前
記分子の混合比を変えることによりまたは相対的に短い
分子の長さを変えることにより、最も長い前記分子の基
板に対する傾きが一定の角度に制御されている請求項5
記載の液晶配向膜。 - 【請求項7】 単分子膜状の被膜を構成する化学結合し
た分子が、その末端にケイ素を含む請求項1〜6のいず
れか一項に記載の液晶配向膜。 - 【請求項8】 電極側表面上に無機シロキサンポリマー
膜が形成された基板を準備し、直鎖状炭素鎖または直鎖
状シロキサン結合鎖と感光性基とを含むシラン系界面活
性剤を前記ポリマー膜に接触させて化学反応を生起させ
ることにより、ケイ素を含む前記界面活性剤分子の一端
を前記ポリマー膜表面に化学結合させて、単分子膜状の
被膜を形成する液晶配向膜の製造方法。 - 【請求項9】 無機クロロシラン剤を用いて無機シロキ
サンポリマー膜を形成する請求項8記載の液晶配向膜の
製造方法。 - 【請求項10】 シラン系界面活性剤分子の一端を無機
シロキサンポリマー膜に化学結合させた後、非水系有機
溶媒を用いて洗浄し、所定の方向に基板を向けた状態で
洗浄液から引き上げ、液切り乾燥することにより前記化
学結合した界面活性剤分子を前記液切り方向に配向させ
た後、これにパターン状の偏光を照射する工程を有する
請求項8または9記載の液晶配向膜の製造方法。 - 【請求項11】 請求項10記載の工程を少なくとも二
回行う液晶配向膜の製造方法。 - 【請求項12】 パターン状の偏光照射を少なくとも二
回行う請求項10または11記載の液晶配向膜の製造方
法。 - 【請求項13】 無機クロロシラン剤として、下記の一
般式(1)で表される無機クロロシラン剤を用いる請求
項9〜12のいずれか一項に記載の液晶配向膜の製造方
法。 Cl(SiCl2O)n−SiCl3 ・・・(1) 前記一般式(1)において、前記nは、0、1、2また
は3である。 - 【請求項14】 無機クロロシラン剤として、下記の一
般式(1)で表される無機クロロシラン剤を二種類以上
用いる請求項9〜12のいずれか一項に記載の液晶配向
膜の製造方法。 Cl(SiCl2O)n−SiCl3 ・・・(1) 前記一般式(1)において、前記nは、0、1、2また
は3である。 - 【請求項15】 シラン系界面活性剤として、分子の長
さの異なる二種類以上のシラン系界面活性剤を混合して
用い、前記二種類以上のシラン系界面活性剤の混合比を
変えることにより、化学結合した最も長いシラン系界面
活性剤分子の基板に対する傾きを一定の角度に制御する
請求項8〜14のいずれか一項に記載の液晶配向膜の製
造方法。 - 【請求項16】 シラン系界面活性剤が、感光性基と、
直鎖状炭素鎖及び直鎖状シロキサン結合鎖の少なくとも
一つの鎖と、クロロシリル基、アルコキシシリル基及び
イソシアネートシリル基からなる群から選択される少な
くとも一つの基とを含む請求項8〜15のいずれか一項
に記載の液晶配向膜の製造方法。 - 【請求項17】 直鎖状炭素鎖及び直鎖状シロキサン結
合鎖の少なくとも一つの鎖の長さを変えることにより、
化学結合したシラン系界面活性剤分子の分子長を変化さ
せ、化学結合した最も長いシラン系界面活性剤分子の基
板に対する傾きを制御する請求項8〜16のいずれか一
項に記載の液晶配向膜の製造方法。 - 【請求項18】 直鎖状炭素鎖または直鎖状シロキサン
結合鎖の末端もしくは一部が、トリフルオロメチル基、
メチル基、ビニル基、アリル基、エチニル基、フェニル
基、アリール基、ハロゲン基、アルコキシ基、シアノ
基、アミノ基、水酸基、カルボニル基、エステル基及び
カルボキシル基からなる群から選択される少なくとも一
つの基を含む請求項8〜17のいずれか一項に記載の液
晶配向膜の製造方法。 - 【請求項19】 非水系有機溶媒が、アルキル基、フッ
化炭素基、塩化炭素基及びシロキサン基からなる群から
選択される少なくとも一つの基を含む請求項10〜18
のいずれか一項に記載の液晶配向膜の製造方法。 - 【請求項20】 二つの対向する基板の間に、液晶配向
膜を介して液晶が挟持され、少なくとも一つの前記基板
の電極側表面に前記液晶配向膜が無機シロキサンポリマ
ー膜を介して形成され、前記液晶配向膜は、これを構成
する化学結合したケイ素を含む分子同士が重合した単分
子膜状の被膜であり、前記分子の一端が前記ポリマー膜
に化学結合している液晶表示装置。 - 【請求項21】 電極を備える二つの対向する基板のそ
れぞれの電極側表面に、無機シロキサンポリマー膜が形
成され、これを介して単分子膜状の液晶配向膜がそれぞ
れ形成されている請求項20記載の液晶表示装置。 - 【請求項22】 請求項20または21記載の液晶表示
装置であって、液晶配向膜が、パターン状に異なる配向
で形成されており、前記液晶配向膜に接触する液晶分子
の配向方向またはチルト角が、パターン毎に制御されて
いるマルチドメイン型液晶表示装置。 - 【請求項23】 請求項20記載の液晶表示装置であっ
て、対向する電極が、片方の基板表面に形成されている
インプレーンスイッチング型液晶表示装置。 - 【請求項24】 マトリックス状に載置された第1の電
極群を備える第1の基板の電極側表面に無機シロキサン
ポリマー膜を形成した後、直鎖状炭素鎖または直鎖状シ
ロキサン結合鎖と感光性基とを含むシラン系界面活性剤
を前記ポリマー膜に接触させ、ケイ素を含む前記界面活
性剤分子と前記ポリマー膜表面とを化学反応させること
により前記界面活性剤分子の一端を前記ポリマー膜表面
に化学結合させて単分子膜状の被膜を形成する工程と、
前記第1の電極群を備える第1の基板と第2の基板、ま
たは前記第1の電極群を備える第1の基板と第2の電極
もしくは電極群を備える第2の基板とをそれぞれの電極
側表面を内側にして所定の間隙を保った状態で対向させ
て接着固定し、前記第1と第2の基板との間に液晶組成
物を注入する工程とを有する液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項25】 無機クロロシラン剤を用いて無機シロ
キサンポリマー膜を形成する請求項24記載の液晶表示
装置の製造方法。 - 【請求項26】 シラン系界面活性剤分子の一端を無機
シロキサンポリマー膜に化学結合させた後、非水系有機
溶媒を用いて洗浄し、所定の方向に基板を向けた状態で
洗浄液から引き上げ、液切り乾燥することにより前記化
学結合した界面活性剤分子を前記液切り方向に配向させ
る工程を有する請求項24または25記載の液晶表示装
置の製造方法。 - 【請求項27】 請求項26記載の液晶表示装置の製造
方法であって、化学結合したシラン系界面活性剤分子を
液切り方向に配向させた後、パターン状の偏光を複数回
照射することにより、前記単分子膜状の被膜を構成する
前記化学結合した界面活性剤分子を二箇所以上で異なる
方向に配向させる工程を有するマルチドメイン型液晶表
示装置の製造方法。 - 【請求項28】 請求項24〜27のいずれか一項に記
載の液晶表示装置の製造方法であって、第1の電極群を
備える第1の基板及び第2の電極または電極群を備える
第2の基板の各表面の液晶配向膜を、各ドメインにおい
て45〜110゜または180〜270゜ねじれ配向す
るように形成するTN型またはSTN型マルチドメイン
液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項29】 請求項24〜27のいずれか一項に記
載の液晶表示装置の製造方法であって、対向する電極が
片方の基板表面に形成されているインプレーンスイッチ
ング型TFTアレイ基板を第1の電極群を有する第1の
基板として用いるインプレーンスイッチング型液晶表示
装置の製造方法。 - 【請求項30】 無機シロキサンポリマー膜を形成する
工程において、無機クロロシラン剤を含有する有機溶媒
を基板表面に塗布し、前記有機溶媒を蒸発させた後水と
反応させる請求項24〜29のいずれか一項に記載の液
晶表示装置の製造方法。
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| JP8711098A JP3301960B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 液晶配向膜、液晶配向膜の製造方法、液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方法 |
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