JP3379653B2 - パルス発生装置およびこれを用いた集塵装置 - Google Patents

パルス発生装置およびこれを用いた集塵装置

Info

Publication number
JP3379653B2
JP3379653B2 JP00158593A JP158593A JP3379653B2 JP 3379653 B2 JP3379653 B2 JP 3379653B2 JP 00158593 A JP00158593 A JP 00158593A JP 158593 A JP158593 A JP 158593A JP 3379653 B2 JP3379653 B2 JP 3379653B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
saturable reactor
load
voltage
dust collecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP00158593A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06204814A (ja
Inventor
晋 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP00158593A priority Critical patent/JP3379653B2/ja
Publication of JPH06204814A publication Critical patent/JPH06204814A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3379653B2 publication Critical patent/JP3379653B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Separation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パルス発生装置および
これを用いたパルス荷電方式の集塵装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】高抵抗ダストを効率よく集塵するための
パルス荷電方式の集塵装置などのように、リアクタンス
性負荷の場合には、パルス発生装置から負荷に供給した
エネルギーの余剰分を再び入力側に回生し、システムの
高効率化を図ることが望ましい。
【0003】このような、負荷に供給したエネルギーの
余剰分を回生する機能を持ったパルス発生装置として
は、例えば、特公昭57−43062号に記載されるパ
ルス荷電方式の集塵装置に用いられている方式が知られ
ている。
【0004】図7は特公昭57−43062号に記載さ
れるパルス荷電方式の集塵装置の一例であり、24は入
力直流電源、2は主コンデンサ3の充電抵抗、3は入力
エネルギ−蓄積用の主コンデンサ、4は前記主コンデン
サ3に蓄積された電荷を放電させるための主スイッチで
あるサイリスタ、25はダイオード、8はサイリスタ4
およびダイオード25を流れるパルス電流の電流立ち上
がり率di/dtを制限するためのリアクトル、15は
昇圧変圧器、16は昇圧変圧器15の一次巻線、17は
昇圧変圧器15の二次巻線、13および14はパルス発
生装置の出力端、10はサージ電流抑制用のリアクト
ル、11は直流電流阻止用のコンデンサ、12は集塵電
極である。
【0005】図7において、入力直流電源24の正極、
集塵電極12、サージ電流抑制用のリアクトル10、入
力直流電源24の負極の経路で、常時、直流電圧E21が
図示の極性で集塵電極12に加えられている。つまり、
集塵電極12には、GNDに対し直流電圧−E24が加え
られている。
【0006】図7の破線内の部分がパルス発生装置であ
り、集塵電極12に加えられている直流電圧−E24に、
さらに負極性の高電圧パルスを重畳する機能を有する。
その動作を回路構成を示す図7、図7中の主要各部の電
圧および電流波形を示す図8および図9を用いて説明す
る。
【0007】本回路では、主コンデンサ3から集塵電極
12へのエネルギ−転送効率を高めるため、昇圧変圧器
15の一次巻線16と二次巻線17の巻数比を1:Nと
したときに、主コンデンサ3の容量、直流電流阻止用の
コンデンサ11の容量および集塵電極12の容量の比を
0.9・N2:10:1程度とすることが望ましい。
【0008】サイリスタ4のゲートにターンオン信号が
入力され、サイリスタ4がオンすると、主コンデンサ3
に蓄積された電荷は、主コンデンサ3の図示正極から昇
圧変圧器15の一次巻線16、リアクトル8、サイリス
タ4、主コンデンサ3の図示負極の経路で図8に示すよ
うなパルス電流i4'となって流れる。このため昇圧変圧
器15の二次巻線17には昇圧変圧器15の巻数比に応
じたパルス電流i17'が、図7の二次巻線17の図示黒
丸の逆極性側から、集塵電極12、直流電流阻止用コン
デンサ11、前記二次巻線17の図示黒丸の極性側の経
路で流れる。このパルス電流i17'により、集塵電極1
2には図示の極性で波高値V12'のパルス電圧が加えら
れる。つまり集塵電極12の電圧をv12'とすると、v1
2'は図8および図9に示すようなGNDに対し波高値−
V12'のパルス電圧が加えられる。
【0009】なお、前記電流i4'が流れ始めてから再び
零になるまでの期間τ1'は、昇圧変圧器15の一次巻線
16から見た漏れインダクタンス、リアクトル8および
配線により生じるインダクタンスの合成インダクタンス
Lt、主コンデンサ3、直流電流阻止用コンデンサ11
および集塵電極12の昇圧変圧器15一次巻線16から
見た合成容量をCtとすると次式で与えられる。
【数1】 サイリスタ4がオンしてからτ1'後に、集塵電極12に
転送された電荷は図7の電流i17'と逆向きに、集塵電
極12の正極から昇圧変圧器15の二次巻線16、直流
電流阻止用コンデンサ11、集塵電極12の負極の経路
でパルス電流となって流れる。このため、図7におい
て、昇圧変圧器15の一次巻線16の図示黒丸の極性側
から、主コンデンサ3、ダイオード25、リアクトル
8、前記一次巻線16の図示黒丸の逆極性側の経路で図
8に示すようなパルス電流i25が流れ、前記集塵電極1
2に転送された電荷は、入力エネルギ−蓄積用の主コン
デンサ3に再度戻される。このパルス電流i25が流れ始
めてから再度零になるまでの期間τ3'は、一般に前記数
式1で定まるτ1'にほぼ等しい値に選定される。
【0010】本回路では、時間t=τ1からt=τ1'+
τ3'までの間、サイリスタ4の主電極間は逆バイアスさ
れ、リカバリー電流が流れた後、同サイリスタ4は遮断
状態となる。このため、前記集塵電極12から入力エネ
ルギ−蓄積用の主コンデンサ3に再度転送された電荷
は、図9に示すτp後に再度サイリスタ4のゲートにタ
ーンオン信号が入力され、同サイリスタ4がオン状態に
なるまで、主コンデンサ3に蓄積されており、エネルギ
ーの回生が行われる。なお、このときにパルス発生回路
の出力端13と14から負荷である集塵電極12に出力
されるパルス電圧の幅は、τ1'+τ3'となる。
【0011】従って、入力直流電源24から主コンデン
サ3に入力するエネルギ−は、図9に示すように、入力
直流電源1の電源電圧−E24と回生された電圧−E24'
の差分でよいことになり、効率の高いパルス荷電方式の
集塵装置を実現できる。
【0012】ところで本パルス発生装置では、高電圧で
かつ電流立ち上がり率di/dtの大きなパルスを発生
させる必要があるため、主スイッチには、一般に、高耐
電圧、大電流、かつdi/dt耐量の大きなサイリスタ
等の半導体スイッチ素子を、素子の耐電圧、ピーク電
流、及びdi/dt耐量に見合った数だけ直並列接続し
たものが用いられている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】半導体スイッチ素子を
直並列接続する場合、特性の比較的揃った半導体スイッ
チ素子を選別して使用すると共に、直並列接続して動作
させたときの各素子間に加えられる電圧、および流れる
電流を均一に分担するため、ドライブ回路の強化、ドラ
イブ回路と各半導体スイッチ素子間の接続や各半導体ス
イッチ素子の主電極間の配線方法の工夫、分圧回路の挿
入等の必要がある。
【0014】このため主スイッチの構成が複雑かつ大形
化する問題があった。また、直並列する半導体スイッチ
素子の数が増加するにつれ、ドライブ電力が増加すると
共に、信頼性が低下する問題もあった。
【0015】さらに、主スイッチにサイリスタ等の半導
体スイッチ素子を用いた場合には、半導体素子のdi/
dt耐量の制約により、渡部、亀島:「パルス荷電によ
る既設電機集じん装置の性能改善例」、公害と対策 Vo
l.25 No.4、pp.349〜353(1989)に記載されるように、
前記パルス幅τ1'+τ2'は数十μsから100μs程度
に制限されていた。
【0016】前記パルス幅τ1'+τ2'を10μs程度以
下とするために、di/dt耐量の大きな特開昭61−
185350号および柳生、矢田、土屋、富松、松本:
「集じん技術の現状と開発動向」、三菱重工技報 Vol.2
7 No.4、pp.297〜302(1990)等に記載されるロータリー
ギャップ等の機械的スイッチ素子やサイラトロン等の放
電管スイッチ素子の使用が検討されている。しかし、機
械的スイッチ素子は、半導体スイッチ素子に比べて、繰
り返し周波数に制限があるとともに、寿命が著しく短
く、信頼性も低いという問題があった。また、サイラト
ロン等の放電管スイッチ素子は、繰り返し周波数を半導
体スイッチ素子と同程度まで高めることが可能だが、機
械的スイッチ素子同様半導体スイッチ素子に比べて素子
の寿命が短く、信頼性も低いという問題があった。
【0017】さらに、松井:「マイクロパルスによる電
気集じん装置の性能改善」、火力原子力発電 Vol.41
No.2、pp.92〜101(1990)などに記載されるように、パル
ス荷電方式の集塵装置では集塵しようとするダストや集
塵電極の構造に合わせて、集塵電極に加えるパルス電圧
の波形、波高値、パルス幅、繰り返し周期などを最適化
する必要がある。しかし、前記特公昭57−43062
号に記載されるパルス集塵装置では、図7のv12'に示
す集塵電極に重畳されるパルス電圧のパルス幅τ1'+τ
3'を変化させるには、パルス発生回路の合成容量あるい
は合成インダクタンスを変えなくてはならず、これを簡
単に変化させることは困難である。
【0018】そこで本発明は、負荷に供給したエネルギ
ーの余剰分を回生することができるパルス発生装置にお
いて、上述したスイッチ素子の有する問題点を対策する
とともに、負荷に供給するパルス電圧のパルス幅を容易
に変化させることのできるパルス発生回路を提供するこ
とを課題とする。また本発明は、このようなパルス発生
装置を用いた集塵装置の提供を課題とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明はエネルギー蓄積用コンデンサと、前記エネ
ルギー蓄積用コンデンサに蓄積された電荷を放出するた
めの主スイッチと、可飽和リアクトルとから構成される
直列回路により負荷にエネルギ−を供給するとともに、
前記負荷に供給したエネルギ−を、前記可飽和リアクト
ルの負荷側の一端からエネルギ−蓄積用コンデンサに回
生するパルス発生装置であって、前記負荷にエネルギ−
を加える期間を前記可飽和リアクトルの負荷側の一端と
前記エネルギ−蓄積用コンデンサの間に接続された磁気
増幅器を用いて制御するパルス発生装置である。
【0020】主スイッチと可飽和リアクトルを直列に接
続することにより、主スイッチがタ−ンオンしたときに
主スイッチの主電極間を流れる電流の立ち上がりを遅ら
せることができるので、タ−ンオン時のスイッチング損
失が大幅に減少し、主スイッチを流れるパルス電流の電
流立ち上がり率di/dtを大きくしても主スイッチの
安全動作が図れる。このため、サイリスタなどの半導体
スイッチ素子を用いて主スイッチ素子を構成する場合に
は、主スイッチ素子を構成する半導体素子の数を大幅に
減らすことができ、信頼性が向上するとともに、従来困
難であった10μs程度以下の短いパルス幅のパルス電
圧を負荷に加えることも可能となる。主スイッチにロー
タリーギャップなどの機械的スイッチ素子やサイラトロ
ンなどの放電管スイッチ素子を用いた場合には、スイッ
チ素子の大幅な長寿命化が図れる。
【0021】前記エネルギ−回生に際し、前記負荷に供
給したエネルギ−を加える期間を前記可飽和リアクトル
の負荷側の一端と前記エネルギ−蓄積用コンデンサの間
に接続された磁気増幅器の動作磁束密度量を可変するこ
とによって、従来、パルス発生回路内のコンデンサ容量
あるいはリアクトルのインダクタンスを変更しなければ
変えることのできなかった負荷に加えるパルス電圧のパ
ルス幅を容易に変えることができる。
【0022】また、磁気増幅器を構成する可飽和リアク
トルは、磁気増幅器を構成する整流素子のリバース・リ
カバリー電流を制限することができるため、同整流素子
のリバース・リカバリー損失が少なくなり安全動作が図
れるとともに、エネルギ−回生効率も向上する。
【0023】さらに、本発明はエネルギ−蓄積用コンデ
ンサと、前記エネルギ−蓄積用コンデンサに蓄積された
電荷を放出するための主スイッチと、可飽和リアクトル
と、変圧器とから構成される直列回路により負荷にエネ
ルギーを供給するとともに、前記負荷に供給したエネル
ギ−を、前記変圧器を介して、前記可飽和リアクトルの
負荷側の一端からエネルギー蓄積用コンデンサに回生す
るパルス発生回路であって、前記負荷にエネルギ−を加
えている期間を前記可飽和リアクトルの負荷側の一端と
前記エネルギ−蓄積用コンデンサの間に接続された磁気
増幅器を用いて制御するパルス発生装置である。
【0024】変圧器を設けることにより、低い入力電圧
で電圧波高値の高いパルスを出力でき、前記エネルギ−
蓄積用コンデンサに蓄積された電荷を放出するためのス
イッチに耐電圧の低いスイッチ素子を用いることができ
る。
【0025】以上のパルス発生装置を用いたパルス荷電
方式の集塵装置は、簡単な回路構成で主スイッチの安全
動作を図りつつ、di/dtの大きなパルス電流が得ら
れ、負荷である集塵電極に急峻な高電圧パルスを供給す
るとともに、回生回路の働きにより、前記集塵電極に供
給したエネルギーの大部分を入力側に回生すると同時
に、集塵電極に加えるパルス電圧のパルス幅を最適な値
に制御することができるため、高性能化、高信頼性化、
高効率化および小型化が実現でき好ましい。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について詳しく説明す
るが、本発明はこれら実施例に限るものではない。
【0027】(実施例1)図1は本発明によるパルス発
生装置の一実施例であり、パルス荷電方式の集塵装置に
適用した場合の回路構成例を示したものである。図1の
波線内がパルス発生装置であり、入力エネルギー蓄積用
の主コンデンサ3に蓄積された電荷を放電する主スイッ
チとして、半導体スイッチ素子の一つであるサイリスタ
4を用いている。
【0028】図1において、1はパルス発生装置の入力
直流電源、2は主コンデンサ3の充電抵抗、3は入力エ
ネルギー蓄積用の主コンデンサ、4は前記主コンデンサ
3に蓄積された電荷を放電させるための主スイッチであ
るサイリスタ、5はサイリスタ4のスイッチング損失を
低減するための可飽和リアクトル、18は集塵電極12
に供給したエネルギ−の余剰分を前記主コンデンサ3に
回生するための磁気増幅器を構成するダイオード、19
は磁気増幅器を構成する可飽和リアクトル、20は可飽
和リアクトル19の主巻線、21は可飽和リアクトル1
9の制御巻線、22、23は可飽和リアクトル19の制
御巻線21の巻線端、8はサイリスタ4とダイオード1
8を流れるパルス電流の電流立ち上がり率di4/dt
とdi18/dtを制限するためのリアクトル、9は集塵
電極12に直流電圧を加えるための直流電源、10はサ
ージ電流抑制用のリアクトル、11は直流電流阻止用の
コンデンサ、12は集塵電極、13および14はパルス
発生装置の出力端である。
【0029】同図において、直流電源9の正極、集塵電
極12、サージ電流抑制用リアクトル10、直流電源9
の負極の経路で、常時、直流電圧E9が図示の極性で集
塵電極12に加えられている。
【0030】パルス発生装置は、集塵電極12に加えら
れている直流電圧E9にさらにパルス的に高電圧を重畳
するためのものであり、その動作を図1の回路構成、図
2の可飽和リアクトル5の動作B−Hループ概念図、図
3の磁気増幅器を構成する可飽和リアクトル19の動作
B−Hループ概念図および図4の主要各部の電圧および
電流波形を用いて説明する。
【0031】サイリスタ4がオフの期間に、入力直流電
源1から充電抵抗2を介し、主コンデンサ3は図示の極
性に電圧E1まで充電される。このとき、可飽和リアク
トル5の動作点は図2の動作B−Hループ上のa点にあ
る。
【0032】サイリスタ4にゲート信号が入力され、サ
イリスタ4がオンする図4の時間t=0において、サイ
リスタ4の主電極間のインピーダンスは急激に低下し、
主コンデンサ3の正極、集塵電極12、直流電流阻止用
コンデンサ11、リアクトル8、可飽和リアクトル5、
サイリスタ4、主コンデンサ3の負極の経路で、主コン
デンサ3に蓄積されていた電荷が流れ始める。このた
め、可飽和リアクトル5の動作点は、図2の動作B−H
ループ上のa点からb点に向かって変化する。この間の
可飽和リアクトル5のインダクタンスは極めて大きいた
め、同可飽和リアクトル5に流れる電流i4は微少な値
となり、サイリスタ4のターンオン時のスイッチング損
失を著しく少なくすることができる。また、損失を無視
すると、前記可飽和リアクトル5は図示黒丸を正極とす
る波高値E1の電圧を阻止し、図4のv5のようになる。
【0033】可飽和リアクトル5が電圧を阻止する時間
τs1は、サイリスタ4がターンオン後、その主電極間の
飽和電圧が十分小さくなるのに必要な値に設定され、次
式の関係にある。
【0034】
【数2】 N5:可飽和リアクトル5の巻数 Ae:可飽和リアクトル5の有効断面積(m2) ΔBm:可飽和リアクトル5の動作磁束密度量(T) E1:入力直流電源電圧(V) 可飽和リアクトル5の動作点が図2の動作B−Hループ
上のb点に達すると、可飽和リアクトル5は飽和し、同
可飽和リアクトル5のインダクタンスは急激に低下し、
可飽和リアクトル5に流れる電流i4は、図4に示すよ
うに波高値がI4のdi/dtが極めて大きなパルス電
流となるが、サイリスタ4の主電極間電圧は十分低い飽
和電圧となっているため、サイリスタ4のオン損失も十
分に抑制できる。このため、可飽和リアクトル5を用い
ないときに比べ、di/dtを数倍程度以上大きくして
も安全動作が図れる。また、このパルス電流により、可
飽和リアクトル5の動作点はb点から、c点を経由し
て、d点まで変化する。
【0035】可飽和リアクトル5の飽和によって流れる
パルス電流のパルス幅τ1は、次式で近似できる。
【0036】
【数3】 C:主コンデンサ3の容量、直流電流阻止用コンデンサ
11の容量および集塵電極12の容量の合成値(F) L5s:可飽和リアクトル5の飽和後のインダクタンス
(H) L8:リアクトル8のインダクタンス(H) Ls:配線により生じる浮遊インダクタンス(H) このパルス電流が、主コンデンサ3の正極、集塵電極1
2、直流電流阻止用のコンデンサ11、インダクタンス
8、可飽和リアクトル5、サイリスタ4、主コンデンサ
3の負極の経路で流れ、図4のv12に示す電圧波高値V
12のパルス電圧を集塵電極12に重畳することができ
る。
【0037】集塵電極12は容量性負荷であるため、同
集塵電極12に電荷が完全に移行された時間t=τs1+
τ1の後、集塵電極12に入力された電荷は、図1の電
流i8の向きと逆向きに流れ始める。このとき磁気増幅
器を構成する可飽和リアクトル19の動作点は、同可飽
和リアクトル19の制御巻線21の巻線端22,23に
接続された図5のリセット回路から同制御巻線21に流
されるリセット電流I21により生じる磁化力H1とダ
イオード18のリバース・リカバリー電流で定まる磁化
力で定まる図3の動作B−Hループ上のα点から、β点
を経由してγ点に向かって変化する。図5において、3
1は可変直流電源、32は抵抗、33はサージ電抑制用
のリアクトルである。
【0038】リセット電流I21により可飽和リアクトル
19に加えられる磁界は次式により求められる。
【数4】 N21:可飽和リアクトル19の制御巻線21の巻数 le':可飽和リアクトル19の平均磁路長(m)
【0039】可飽和リアクトル19の動作点がβ点から
γ点に変化する間の可飽和リアクトル19の主巻線20
のインダクタンスは極めて大きいため、同可飽和リアク
トル19の主巻線20を流れる電流i18は微小な値と
なり、可飽和リアクトル19の主巻線20は図1の黒丸
を正極とする図4のv20に示すような波高値V20の
電圧を阻止する。
【0040】可飽和リアクトル19が電圧を阻止する時
間τs2は、次式の関係にある。
【数5】 N20:可飽和リアクトル19の主巻線20の巻数 Ae’:可飽和リアクトル19の有効断面積(m) △B1’:可飽和リアクトル19の動作磁束密度量
(T) V20:可飽和リアクトル19の主巻線20の電圧波高
値(V) 可飽和リアクトル19の動作点が図3の動作B−Hルー
プ上のγ点に達すると、可飽和リアクトル19は飽和
し、同可飽和リアクトル19の主巻線20のインダクタ
ンスは急激に低下し、可飽和リアクトル19の主巻線2
0に流れる電流i18は、図4のi18に示すように波
高値がI18のdi/dtが極めて大きなパルス電流と
なる。このパルス電流により、可飽和リアクトル7の動
作点はγ点からδ点を経由してε点まで変化する。
【0041】可飽和リアクトル19の飽和によって流れ
るパルス電流のパルス幅τ2は、次式で近似できる。
【数6】 C:主コンデンサ3の容量、直流電流阻止用コンデンサ
11の容量および集塵電極12の容量の合成値(F) L20s:可飽和リアクトル19の主巻線20の飽和後の
インダクタンス(H) L8:リアクトル8のインダクタンス(H) Ls:配線により生じる浮遊インダクタンス(H) このパルス電流が、集塵電極12の正極、主コンデンサ
3、ダイオード18、可飽和リアクトル19の主巻線2
0、インダクタンス8、直流電流阻止用のコンデンサ1
1、集塵電極12の負極の経路で流れ、主コンデンサ3
に電圧E1'に相当するエネルギ−を回生することができ
る。
【0042】集塵電極12から回生されるエネルギ−に
よって、主コンデンサ3の電圧v3が最も高くなる時間
t=τs1+τ1+τs2+τ2を過ぎると、主コンデンサ3
に回生された電荷は、再び集塵電極12に流れようとす
る。しかし、このときダイオード18は逆バイアスされ
るので、同ダイオードは微少なリバース・リカバリー電
流を流した後、遮断状態となるため主コンデンサ3に回
生されたエネルギ−はほとんど保たれる。このため、入
力電源1から主コンデンサ3に供給するエネルギ−は、
前記回生した電圧E1'と入力電源電圧E1の差分だけで
良いことになる。
【0043】このリバース・リカバリー電流は、可飽和
リアクトル19の主巻線20を流れ、可飽和リアクトル
19の動作点を図3のε点からα点がわに向かってリセ
ットさせる効果を持つ。また、このリバース・リカバリ
ー電流の波高値は、図3に示す可飽和リアクトル19の
動作B−Hループで定められる磁化力で制限されるた
め、ダイオード18のリバース・リカバリー損失を大幅
に押さえることができ、di/dtの大きなパルス電流
を流す事ができる効果も有する。
【0044】以上の動作により、集塵電極12に、図4
のv12に示す波高値V12、パルス幅τ1+τs2+τ2のパ
ルス電圧を重畳することができる。
【0045】本実施例では、サイリスタ4を流れるパル
ス電流i4が零になってからダイオード18と可飽和リ
アクトル19で構成される磁気増幅器にパルス電流が流
れ始めるまでの期間τs2は、可飽和リアクトル19の制
御巻線21を流れるリセット電流I21を変えることによ
って制御でき、I21の値が大きいほどτs2が長くなる。
このτs2を変えることによって、集塵電極12に重畳さ
れるパルス電圧のパルス幅τ1+τs2+τ2を容易に変え
ることができる。
【0046】以下同様の動作が繰り返し行われることに
より、半導体スイッチ素子を用いた小型で信頼性が高
く、電流立ち上がり率di/dtの大きなパルス電流を
発生させることができるとともに、回生回路の働きによ
り、高効率化も実現できる。また、集塵しようとするダ
ストの種類や集塵電極の構造に最適なパルス幅のパルス
電圧を集塵電極12に加えることができ、集塵性能も向
上させることができる。
【0047】(実施例2)図6は本発明による高電圧パ
ルス発生装置の別の実施例であり、パルス荷電方式の静
電集塵装置へ適用した場合の回路構成例を示したもので
ある。図中の波線内がパルス発生装置である。なお、実
施例1と同一部分には同一符号を付している。
【0048】本実施例のパルス発生回路の基本的な動作
原理は前記実施例1の場合と同様であり、昇圧変圧器1
5を設けることによって、入力直流電源電圧24よりも
高い波高値の高電圧パルスを集塵電極12に印加し得る
ようになっている点が異なる。即ち、サイリスタ4がタ
−ンオン後、可飽和リアクトル5が飽和することによっ
て、前記昇圧変圧器15の一次巻線16の図示黒丸の逆
極性側から流入するパルス電流により、同変圧器15の
二次巻線17の図示黒丸の逆極性側から集塵電極12、
直流電流阻止用コンデンサ11、前記二次巻線17の図
示黒丸側の極性にパルス電流が流れる。このパルス電流
により、集塵電極12には、予め加えられている入力直
流電源1の電源電圧に加えて図示の極性に昇圧変圧器1
5の巻数比に応じた波高値の高電圧パルスが重畳され
る。集塵電極12は容量性負荷であるため、同集塵電極
12に電荷が完全に移行された後、集塵電極12に移行
された電荷は逆向きのパルス電流となって、集塵電極1
2の正極、昇圧変圧器15の二次巻線17、直流電流阻
止用コンデンサ11、集塵電極12の負極で流れる。こ
のため昇圧変圧器15の一次巻線16の図示黒丸の逆極
性側から主コンデンサ3、磁気増幅器を構成するダイオ
ード18、磁気増幅器を構成する可飽和リアクトル19
の主巻線20、リアクトル8、昇圧変圧器15の一次巻
線16の図示黒丸の極性側の経路でパルス電流が流れ、
主コンデンサ3にエネルギ−を回生することができる。
【0049】昇圧変圧器15を併用することにより、耐
電圧の低い主スイッチを用いて高電圧パルスを集塵電極
12に重畳できるため、主スイッチ4にサイリスタなど
の半導体スイッチ素子を用いても構成が簡単にできると
ともに、磁気増幅器を構成するダイオード18も高速タ
イプのものを簡単に利用でき高効率化と高信頼性化が図
れる。
【0050】また、前記実施例1のように昇圧変圧器1
5を用いない場合には、集塵電極12に直流電圧を印加
するための直流電源9とパルス発生装置の入力直流電源
1を別々にし、後者の電源電圧を前者の電源電圧より高
くする必要があるが、パルス発生装置に昇圧変圧器15
を設けた場合には、本実施例でも示すように集塵電極1
2に直流電圧を印加するための直流電源電圧とパルス発
生装置の入力直流電源電圧は同一でも良いため、前記パ
ルス発生装置の入力直流電源1を前記集塵電極9に直流
電圧を印加するための直流電源を兼ねる入力直流電源2
4として利用することができる。
【0051】(実施例3)実施例1、2では磁気増幅器
を構成する可飽和リアクトル19には制御巻線21を1
つ設けていたが、図10に示すように第2の制御巻線3
1を設けることもできる。そしてこの第2の制御巻線3
1には巻先端32、33を介して図11に示すようなプ
リセット回路を付加することができる。図11に示すプ
リセット回路は、インダクタンス35と、サージ電圧吸
収用のバリスタ36、41と、ダイオード37と、コン
デンサ38と、サイリスタ39と、抵抗40と、可変直
流電源42とから構成される。以上のような構成とする
ことにより、磁気増幅器を構成するダイオード18のリ
バース・リカバリー電流によって可飽和リアクトル19
が不用にリセットされて、磁気増幅器の制御範囲が狭め
られるのを防止することができる。すなわち、図11の
プリセット回路から流されるパルス電流を大きくすれば
磁気増幅器を構成する可飽和リアクトル19が電圧パル
スを阻止する期間τs2を小さくすることができる。
【0052】なお、本実施例では、本発明のパルス集塵
装置への応用例について説明したが、パルス発生回路と
負荷との間のインピーダンス整合の取れない他の負荷の
場合にも同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
可飽和リアクトルを経由せずに負荷に供給したエネルギ
ーの余剰分を入力エネルギー蓄積用コンデンサに回生す
ることができるため、高効率なパルス発生装置が得られ
るとともに、負荷状態に応じて、負荷にパルス電圧を加
えている期間を容易に制御することもできる。
【0054】特に、本発明による高電圧パルス発生装置
をパルス荷電方式の集塵装置に用いた場合には、従来の
装置で問題であった高性能化、高効率化、信頼性を飛躍
的に改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による高電圧パルス発生装置の第1実施
例を示す回路図である。
【図2】図1の可飽和リアクトル5の動作磁化B−Hル
ープ概念を示す図である。
【図3】図1の磁気増幅器を構成する可飽和リアクトル
19の動作磁化B−Hループ概念を示す図である。
【図4】図1の回路における主要各部の電圧および電流
波形を示す図である。
【図5】図1の磁気増幅器を構成する可飽和リアクトル
19のリセット回路の構成を示す回路図である。
【図6】本発明による高電圧パルス発生装置の第2実施
例を示す回路図である。
【図7】特公昭57ー43067号に開示された回路を
示す図である。
【図8】図7の回路における主要各部の電圧および電流
波形を示す図である。
【図9】図7の回路における集塵電極とエネルギ−蓄積
用主コンデンサの電圧波形を示す図である。
【図10】本発明による高電圧パルス発生装置の第3実
施例を示す回路図である。
【図11】図10の磁気増幅器を構成する可飽和リアク
トル19のプリセット回路の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 入力直流電源、3 入力エネルギ−蓄積用コンデン
サ、4 半導体スイッチ素子、5 可飽和リアクトル、
8 リアクトル、9 直流電源、10 サージ電流阻止
用リアクトル、11 直流電流阻止用コンデンサ、12
集塵電極、15 昇圧変圧器、16 昇圧変圧器15
の一次巻線、17 昇圧変圧器15の二次巻線、18
磁気増幅器を構成するダイオード、 19 磁気増幅器
を構成する可飽和リアクトル、20 可飽和リアクトル
19の主巻線、21 可飽和リアクトル19の制御巻
線、24 入力直流電源、25 ダイオード、31 可
飽和リアクトル19の第2の制御巻線

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エネルギー蓄積用コンデンサと、前記エ
    ネルギー蓄積用コンデンサに蓄積された電荷を放出する
    ための主スイッチと、可飽和リアクトルとから構成され
    る直列回路により負荷にエネルギ−を供給するととも
    に、前記負荷に供給したエネルギ−を、前記可飽和リア
    クトルの負荷側の一端からエネルギ−蓄積用コンデンサ
    に回生するパルス発生装置であって、前記負荷にエネル
    ギ−を加える期間を前記可飽和リアクトルの負荷側の一
    端と前記エネルギ−蓄積用コンデンサの間に接続された
    磁気増幅器を用いて制御することを特徴とするパルス発
    生装置。
  2. 【請求項2】 エネルギー蓄積用コンデンサと、前記エ
    ネルギー蓄積用コンデンサに蓄積された電荷を放出する
    ための主スイッチと、可飽和リアクトルと、変圧器とか
    ら構成される直列回路により負荷にエネルギ−を供給す
    るとともに、前記負荷に供給したエネルギ−を、前記変
    圧器を介して、前記可飽和リアクトルの負荷側の一端か
    らエネルギ−蓄積用コンデンサに回生するパルス発生装
    置であって、前記負荷にエネルギ−を加える期間を前記
    可飽和リアクトルの負荷側の一端と前記エネルギ−蓄積
    用コンデンサの間に接続された磁気増幅器を用いて制御
    することを特徴とするパルス発生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のパルス発生装
    置を用い、負荷を集塵電極としたことを特徴とするパル
    ス荷電方式の集塵装置。
JP00158593A 1993-01-08 1993-01-08 パルス発生装置およびこれを用いた集塵装置 Expired - Lifetime JP3379653B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00158593A JP3379653B2 (ja) 1993-01-08 1993-01-08 パルス発生装置およびこれを用いた集塵装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00158593A JP3379653B2 (ja) 1993-01-08 1993-01-08 パルス発生装置およびこれを用いた集塵装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06204814A JPH06204814A (ja) 1994-07-22
JP3379653B2 true JP3379653B2 (ja) 2003-02-24

Family

ID=11505599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00158593A Expired - Lifetime JP3379653B2 (ja) 1993-01-08 1993-01-08 パルス発生装置およびこれを用いた集塵装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3379653B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06204814A (ja) 1994-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0417771B1 (en) High-voltage pulse generating circuit and electrostatic precipitator containing it
EP1376868B1 (en) High-voltage pulse generating circuit
WO1998037602A1 (en) Method and apparatus for eliminating reflected energy due to stage mismatch in nonlinear magnetic compression modules
JP2002359979A (ja) 高電圧パルス発生回路
JPH10500834A (ja) 連続フライバック電力変換器
JP2561453B2 (ja) 電気集塵機用パルス電源
US6184662B1 (en) Pulsed power supply device
JP2021175250A (ja) プラズマ加工装置用直流パルス電源装置
JP3379653B2 (ja) パルス発生装置およびこれを用いた集塵装置
JP3376563B2 (ja) パルス発生装置およびこれを用いた集塵装置
EP0004701B1 (en) A method of and apparatus for reducing priming and sweep-out losses in scr switching circuits
JP4516308B2 (ja) パルス発生装置
JP4418212B2 (ja) 高電圧パルス発生回路
KR960016810B1 (ko) 펄스 발생 장치 및 이를 사용한 집진 장치
JPS6091860A (ja) 直列接続のscrを同時にトリガ−する方法および装置
JPH06165510A (ja) インバータ
RU2115214C1 (ru) Импульсный источник питания электрических аппаратов с коронообразующими разрядными электродами
EP1693945A1 (en) Pulse generator circuit
JP3328914B2 (ja) パルス発生装置およびこれを用いた集塵器ならびに加速器
JPH0710506Y2 (ja) パルスレーザ電源
JPWO1993000742A1 (ja) パルス発生装置およびこれを用いた集塵装置
RU2050682C1 (ru) Устройство для заряда емкостного накопителя
SU1663763A2 (ru) Генератор пр моугольных импульсов
CA2017639C (en) Switching power source means
JP2636330B2 (ja) スナバ回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081213

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091213

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101213

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101213

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111213

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121213

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121213

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131213

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131213

Year of fee payment: 11