JP3380236B2 - 映像音声処理装置 - Google Patents

映像音声処理装置

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JP3380236B2 JP2001182648A JP2001182648A JP3380236B2 JP 3380236 B2 JP3380236 B2 JP 3380236B2 JP 2001182648 A JP2001182648 A JP 2001182648A JP 2001182648 A JP2001182648 A JP 2001182648A JP 3380236 B2 JP3380236 B2 JP 3380236B2
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル信号処理
の技術分野に属するものであって、圧縮された映像及び
音声データの伸長、映像及び音声データの圧縮、グラフ
ィックス処理などを行う画像処理装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、ディジタル動画データの圧縮/伸
長技術が確立されてきたことや、LSI技術が向上して
きたこととがあいまって、圧縮映像及び音声データを伸
長するデコーダ、映像及び音声データを圧縮するエンコ
ーダ、グラフィックス処理を行うグラフィックス処理な
どの種々の映像音声処理装置が重要視されている。 【0003】第1の従来技術として、MPEG(Moving
Picture Experts Group)規格の圧縮映像及び音声デー
タを伸長する映像音声デコーダ(特開平8−11164
29)がある。この映像音声デコーダは、1つの信号処
理ユニットを用いて映像デコードと音声デコードの両方
を行う。図1に、この映像音声デコーダによるデコード
処理の説明図を示す。同図の縦軸は時間を、横軸は演算
量を表している。 【0004】縦軸に沿って大きく見ると、映像デコード
と音声デコードとが交互に処理される。これは、共通の
ハードウェアで映像、音声の両者をデコードするためで
ある。同図のように映像デコードは、逐次処理とブロッ
ク処理とに分けられる。逐次処理は、ブロック以外のデ
コード、つまりMPEGストリームのヘッダ解析など多
岐にわたる条件判断を必要とする処理であり、その演算
量は少ない。ブロックデコードは、MPEGストリーム
の可変長符号を復号しさらにブロック単位に逆量子化、
逆DCT(離散余弦変換)を行う処理であり、その演算
量は大きい。同図のように音声デコードも、多岐にわた
る条件判断を必要とする上記と同様の逐次処理と、音声
データ本体のデコード処理とに分けられる。音声データ
本体のデコード処理は、画像データよりも高い精度が要
求され、かつ限られた時間内に処理しなければならない
ので、精度よく高速に処理する必要があり、その演算量
は大きい。 【0005】このように、第1の従来技術は、1チップ
化を可能にし、1チップという少ないハードウェアで効
率的な音声映像デコードを実現している。第2の従来技
術として、2チップ構成のデコーダがある。1チップは
映像デコーダ、他の1チップは音声デコーダとして用い
られる。図2に2チップ構成のデコーダによるデコード
処理の説明図を示す。映像デコーダ、音声デコーダとも
にヘッダ解析等の条件判断を多数含む逐次処理と、デー
タ本体のデコードを主とするブロックデコード処理とを
行う。映像デコーダ、音声デコーダともに、独立に処理
するので第1の従来技術と比べて個々のチップの能力は
低くてよい。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術によれば、次のような問題があった。第1の従来技
術によれば、信号処理ユニットが映像も音声もデコード
しなねればならないので、高い処理能力が要求される。
つまり100MHz以上の高速クロックを用いて動作さ
せる必要があり、民生用の半導体としてはコストが高い
という問題がある。また、高速クロックを用いずに処理
能力を高めるために、VLIW(Very Long Instruction
Word)プロセッサなどを用いることも考えられなくはな
いが、VLIWプロセッサそのもののコストが高いうえ
に、別途逐次処理を行うプロセッサを用いなければ全体
の処理としては非効率になるという問題がある。 【0007】第2の従来技術によれば、2つのプロセッ
サを用いるのでコストが高いという問題があった。つま
り、映像用プロセッサも音声用プロセッサも、処理能力
の低い汎用の安価なプロセッサをそのまま使用すること
はできない。なぜなら映像用のプロセッサは、大量の画
像データをリアルタイムに処理する能力が要求されるか
らである。また音声用のプロセッサは、映像用プロセッ
サほど多くの演算量を要求されないけれども、音声デー
タの方が画像データよりも高い精度を要求されるからで
ある。それゆえ、安価なあるいは処理能力の低いプロセ
ッサでは、映像用としても音声用としても、要求される
処理能力を満たさない。 【0008】さらに、ディジタル(衛星)放送用チュー
ナー(STB(Set Top Box)と呼ばれる)やDVD(D
igital Versatile/Video Disc)再生装置などに用いら
れるAVデコーダ中に上記映像音声処理装置が用いられ
る場合には、放送波から受信されたあるいはディスクか
ら読み出されたMPEGストリームを入力し、そのMP
EGストリームをデコードし、最終的にディスプレイ、
スピーカなどへ映像信号出力及び音声信号出力をするま
でに必要とされる一連の処理量は膨大なものとなる。最
近では、このような一連の膨大な処理を効率良く実行す
る映像音声処理装置に対する要求が高まっている。 【0009】本発明は、圧縮画像及び圧縮音声データを
表すストリームデータの入力、デコード、出力という一
連の処理を行い、高い周波数で動作させなくても高い処
理能力を有し、製造コストを低減させることができる映
像音声処理装置を提供することを目的とする。また本発
明の他の目的は、圧縮映像データのデコード、映像デー
タのエンコード、グラフィックス処理を低コストで実現
する映像音声処理装置を提供することにある。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め本発明の映像音声処理装置は、圧縮音声データと圧縮
映像データとを含むデータストリームを外部から入力、
デコードし、デコードしたデータを出力装置に出力する
装置であって、外部要因により非同期に発生する入出力
処理を行う入出力処理手段と、前記入出力処理と並行し
て、メモリに格納されたデータストリームのデコードを
主とするデコード処理を行うデコード処理手段とを備
え、前記デコード処理手段によりデコードされた映像デ
ータ、デコードされた音声データはメモリに格納され、
前記入出力処理は、外部から非同期に入力される前記デ
ータストリームを入力し、さらにメモリに格納すること
と、メモリに格納されたデータストリームをデコード処
理手段に供給することと、外部の表示装置、音声出力装
置それぞれの出力レートに合わせてメモリから読み出
し、それらに出力することとを入出力処理として行うよ
うに構成されている。 【0011】この構成によれば、入出力処理手段とデコ
ード処理手段とがパイプライン的に並列動作することに
加えて、非同期処理とデコード処理とを入出力処理手段
とデコード処理手段とに分担させるので、デコード処理
手段は非同期に発生する処理から解放されてデコード処
理に専従することができる。その結果、本映像音声処理
装置は、ストリームデータ入力、デコード、出力という
一連の処理を効率良く実行するので、ストリームデータ
のフルデコード(フレーム落ちなし)を高速な動作クロ
ックを用いなくても可能にしている。 【0012】 【発明の実施の形態】本発明の映像音声処理装置につい
て、その実施の形態を次のように項分けして記載する。 1 第1の実施形態 1.1 映像音声処理装置の概略構成 1.1.1 入出力処理部 1.1.2 デコード処理部 1.1.2.1 逐次処理部 1.1.2.2 定型処理部 1.2 映像音声処理装置の構成 1.2.1 入出力処理部の構成 1.2.2 デコード処理部 1.2.2.1 逐次処理部 1.2.2.2 定型処理部 1.3 各部の詳細構成 1.3.1 プロセッサ7(逐次処理部) 1.3.2 定型処理部 1.3.2.1 コード変換部 1.3.2.2 画素演算部 1.3.2.3 画素読み書き部 1.3.3 入出力処理部 1.3.3.1 IOプロセッサ 1.3.3.1.1 命令読出回路 1.3.3.1.2 タスク管理部 1.4 動作説明 2 第2の実施形態 2.1 映像音声処理装置の構成 2.1.1 画素演算部 <1. 第1の実施形態>本実施形態における映像音声処
理装置は、衛星放送受信装置(STB:Set TopBoxと呼
ばれる)、DVD(Digital Versatile Disc)再生装置、
DVD−RAM記録再生装置などに備えられ、圧縮映像
/音声データとして衛星放送から又はDVDからのMP
EGストリームを入力し、伸長処理(以下単にデコード
と呼ぶ)を行って、映像信号及び音声信号を外部の出力
装置に出力する。 <1.1 映像音声処理装置の概略構成>図3は、本発明
の第1の実施形態における映像音声処理装置の概略構成
を示すブロック図である。 【0013】映像音声処理装置1000は、入出力処理
部1001、デコード処理部1002、メモリコントロ
ーラ6を備え、入出力処理とデコード処理とを分離して
並行して行うように構成されている。また、外部メモリ
3は、MPEGストリームやデコード後の音声データを
一時的に記憶する作業用メモリ、デコード後の映像デー
タを記憶するフレームメモリとして利用される。 <1.1.1 入出力処理部>入出力処理部1001は、映
像音声処理装置1000の内部動作とは非同期に発生す
る入出力処理を行う。この入出力処理は、(a)外部か
ら非同期に入力されるMPEGストリームを入力して外
部メモリ3に一時的に格納すること、(b)外部メモリ
3に格納されたMPEGストリームをデコード処理部1
002に供給すること、(c)デコードされた映像デー
タ、音声データを外部メモリ3から読み出し、外部の表
示装置、音声出力装置(図外)それぞれの出力レートに
合わせて出力することを内容とする。 <1.1.2 デコード処理部>デコード処理部1002
は、入出力処理部1001の動作とは独立に並行して、
入出力処理部1001によって供給されるMPEGスト
リームのデコードし、デコード後の映像データ及び音声
データを外部メモリ3に格納する。MPEGストリーム
のデコード処理は演算量が多く処理内容も多岐にわたる
ため、デコード処理部1002は、逐次処理部100
3、定型処理部1004とを備え、多岐に亘る条件判断
を主とする逐次処理と、定型的な大量の演算を主としか
つ並列演算に適した定型処理とを分離して並行して実行
するように構成されている。ここで、逐次処理は、MP
EGストリームのヘッダ解析などであり、ヘッダの検出
及びヘッダ内容の判定等の多数の条件判断含む。また定
型処理は、所定数の画素からなるブロック単位に各種演
算を施す必要があるので、パイプライン的な並列処理に
適していて、かつ、異なるデータ(画素)に対して全く
同じ演算を施すというベクトル演算のような並列処理に
適している。 <1.1.2.1 逐次処理部>逐次処理部1003は、入出
力処理部1001から供給される圧縮音声データ及び圧
縮映像データのヘッダ解析と、定型処理部1004をマ
クロブロック毎に起動する制御と、圧縮音声データのデ
コード処理とを上記逐次処理として行う。ヘッダ解析
は、MPEGストリームにおけるマクロブロックヘッダ
の解析と、動きベクトルの復号を含む。ここでブロック
とは、8*8画素からなる画像を表す。マクロブロック
とは、4つの輝度ブロックと2つの色差ブロックからな
る。動きベクトルとは、参照フレーム中の8*8画素の
矩形領域を指すベクトルであり、当該ブロックが参照フ
レーム中のどの矩形領域との差分がとられたかを指し示
す。 <1.1.2.2 定型処理部>定型処理部1004は、逐次
処理部1003からマクロブロック毎にデコードの起動
指示を受けて逐次処理部1003の音声デコード処理と
並行して、マクロブロックのデコード処理を上記定型処
理として行う。このデコード処理は、可変長符号の復号
(VLD:Variable Length code Decoding)、逆量子化
(IQ:Inverse Quantization)、逆離散余弦変換(I
DCT:Inverse Discrete Cosine Transform)、動き補
償(MC:Motion Compensation)を同順に施すことを内
容とする。定型処理部1004は、動き補償において、
復号後のブロックをフレームメモリとしての外部メモリ
3にメモリコントローラ6を介して格納する。 <1.2 映像音声処理装置の構成>図4は、映像音声処
理装置1000のより詳細な構成を示すブロック図であ
る。 <1.2.1 入出力処理部の構成>同図において入出力処
理部1001は、ストリーム入力部1、バッファメモリ
2、入出力プロセッサ5(以下IOプロセッサ5と略
す)、DMAC(Direct Memory Access Controller)
5a、ビデオ出力部12、音声出力部13、ホストI/F
部14とを備える。 【0014】ストリーム入力部1は、外部からシリアル
に入力されるMPEGデータストリームをパラレルデー
タ(以降、MPEGデータと呼ぶ)に変換する。その
際、ストリーム入力部1は、MPEGデータストリーム
からGOP(Group Of Picture:Iピクチャを1つ含み、
約0.5秒分の動画に相当するMPEGデータストリー
ム)のスタートコードを検出し、その旨をIOプロセッ
サ5に通知する。この通知により変換後のMPEGデー
タは、IOプロセッサ5の制御によりバッファメモリ2
に転送される。 【0015】バッファメモリ2は、ストリーム入力部1
から転送されたMPEGデータを一時的に保持する緩衝
用メモリである。バッファメモリ2に保持されたMPE
Gデータは、さらに入出力プロセッサ5の制御の下でメ
モリコントローラ6を介して外部メモリ3に転送され
る。外部メモリ3は、SDRAM(Synchronous Dynami
c Random Access Memory)チップにより構成され、バッ
ファメモリ2からメモリコントローラ6を介して転送さ
れたMPEGデータを一時的に保持する。さらに、外部
メモリ3は復号後の映像データ(以降、フレームデータ
とも呼ぶ)および復号後の音声データも保持する。 【0016】入出力プロセッサ5は、ストリーム入力部
1、バッファメモリ2、外部メモリ3(メモリコントロ
ーラ6が介在する)、FIFOメモリ4の間のデータ入
出力を制御する。すなわち以下の(1)〜(4)に示す経路の
データ転送(DMA転送)を制御する。 (1)ストリーム入力部1→バッファメモリ2→メモリコントローラ
6→外部メモリ3 (2)外部メモリ3→メモリコントローラ6→FIFOメモリ4 (3)外部メモリ3→メモリコントローラ6→バッファメモリ2→ビ
デオ出力部12 (4)外部メモリ3→メモリコントローラ6→バッファメモリ2→音
声出力部13 これらの径路では入出力プロセッサ5は、MPEGデー
タ中の映像データと音声データとを独立にそれぞれの転
送を制御する。また、(1)、(2)は復号前のMPEGデー
タの転送経路である。(1)、(2)の転送経路において入出
力プロセッサ5は、圧縮映像データと圧縮音声データと
を別個に転送する。(3)、(4)はそれぞれ、復号後の映
像、音声データの転送経路である。復号後の映像、音声
データは、外部の表示装置(図外)、音声出力装置(図
外)それぞれの出力レートに合わせて転送される。 【0017】DMAC5aは、ストリーム入力部1、ビ
デオ出力部12、音声出力部13とバッファメモリ2と
の間のDMA転送、バッファメモリ2と外部メモリ3と
の間のDMA転送、外部メモリ3とFIFOメモリ4の
間のDMA転送をIOプロセッサ5の制御に従って実行
する。ビデオ出力部12は、外部の表示装置(CRT
等)の出力レート(たとえば水平同期信号Hsyncの周
期)に合せて入出力プロセッサ5にデータ要求を出し、
入出力プロセッサ5により上記(3)の転送経路により入
力される映像データをその表示装置に出力する。 【0018】音声出力部13は、外部の音声出力装置の
出力レートに合せて入出力プロセッサ5にデータ要求を
出し、入出力プロセッサ5により上記(4)の転送経路に
より入力される音声データを音声出力装置(D/Aコン
バータ、音声アンプ、スピーカの組み合わせ等)に出力
する。ホストI/F部14は、外部のホストプロセッサ、
たとえばDVD再生装置の場合にはその制御全般を行う
プロセッサとの通信を行うためのインターフェースであ
る。この通信では、ホストプロセッサからMPEGスト
リームのデコード開始、停止、早送り再生、逆再生等の
指示などが送られる。 <1.2.2 デコード処理部>図4のデコード処理部10
02は、FIFOメモリ4、逐次処理部1003、定型
処理部1004と備え、入出力処理部1001からFI
FOメモリ4を介して供給されるMPEGデータのデコ
ード処理を行う。また、逐次処理部1003は、プロセ
ッサ7と内部メモリ8とを備える。定型処理部1004
は、コード変換部9、画素演算部10、画素読み書き部
11、バッファ200、バッファ201を備える。 【0019】FIFOメモリ4は、2つのFIFO(以
下映像FIFO、音声FIFOと呼ぶ)からなり、入出
力プロセッサ5の制御の下で外部メモリ3から転送され
た圧縮映像データ、圧縮音声データをそれぞれ先入れ先
出し式に記憶する。 <1.2.2.1 逐次処理部>プロセッサ7は、FIFOメ
モリ4の圧縮映像データ及び圧縮音声データの読み出し
を制御するとともに、圧縮映像データに対する一部のデ
コード処理と、圧縮音声データに対する全デコード処理
とを行う。圧縮映像データの一部のデコード処理とは、
MPEGデータ中のヘッダ情報の解析と動きベクトルの
計算と圧縮映像デコード処理の制御とを含む。これは、
圧縮映像データの全デコード処理を、プロセッサ7と、
定型処理部1004とで分担して行うためである。つま
りプロセッサ7は多岐にわたる条件判断を必要とする逐
次処理を分担し、定型処理部1004は、大量の定型的
な演算処理を分担する。これに対し音声デコードは、映
像デコードに比べて演算量が少ないのでプロセッサ7が
全部を担当している。 【0020】プロセッサ7の機能を図5を用いて具体的
に説明する。図5はMPEGストリームを階層的に示と
ともに映像音声処理装置各部の動作タイミングを示して
いる。同図において横軸は時間軸である。第1階層はM
PEGストリームの流れを示す。第2階層のように1秒
間のMPEGストリームは、複数のフレーム(I、P、
Bピクチャ)を含む。第3階層のように1フレームは、
ピクチャヘッダと複数のスライスを含む。第4階層のよ
うに1スライスは、スライスヘッダと複数のマクロブロ
ックを含む。第5階層のように1マクロブロックは、マ
クロブロックヘッダと6つのブロックを含む。 【0021】同図に示す第1〜第5階層のデータ構成
は、公知文献、例えば株式会社アスキー「ポイント図解
式最新MPEG教科書」に詳しく説明されている。プロ
セッサ7は、同図の第5階層以下に示すように、MPE
Gストリーム中のマクロブロック層までのヘッダ解析と
圧縮音声データの復号とを行う。その際、プロセッサ7
は、マクロブロック単位のヘッダ解析結果に従って、コ
ード変換部9、画素演算部10及び画素読み書き部11
に対してマクロブロックのデコードを開始を指示し、コ
ード変換部9、画素演算部10及び画素読み書き部11
によってマクロブロックのデコードがなされている間、
FIFOメモリ4から圧縮音声データの読み出してデコ
ードする。コード変換部9、画素演算部10及び画素読
み書き部11によりマクロブロックのデコードが終了し
たと、プロセッサ7は、割込み信号によりその旨の通知
を受け、圧縮音声データのデコードを中断して、次のマ
クロブロックのヘッダ解析を開始する。 【0022】内部メモリ8は、プロセッサ7のワークメ
モリであり、復号された音声データを一時的に保持す
る。保持された音声データは、入出力プロセッサ5によ
り上記(4)の経路で外部メモリ3に転送される。 <1.2.2.2 定型処理部>コード変換部9は、FIFO
メモリ4から読み出された圧縮映像データを可変長復号
(VLD)する。図5に示すように、コード変換部9
は、復号後のデータのうち、ヘッダ情報及び動きベクト
ルに関する情報(図中の破線区間)をプロセッサ7に転
送し、マクロブロック(輝度ブロックY0〜Y3と色差
ブロックCb、Crとからなる6ブロック)のデータ
(図中の実線区間)をバッファ200を介して画素演算
部10に転送する。コード変換部9による復号後のマク
ロブロックのデータは空間周波数成分を表すデータであ
る。 【0023】バッファ200は、コード変換部9により
書き込まれる1ブロック(8×8画素分)分の空間周波
数成分を表すデータを保持する。画素演算部10は、コ
ード変換部9からバッファ200を介して転送されたブ
ロックデータに対して、逆量子化処理(IQ)及び逆離
散余弦変換(IDCT)をブロック単位に行う。画素演
算部10による処理結果は、輝度ブロックであれば画素
の輝度値又はその差分を表すデータであり、色差ブロッ
クであれば画素の色差又はその差分を表すデータであ
り、バッファ201を介して画素読み書き部11に転送
される。 【0024】バッファ201は、1ブロック(8×8画
素分)分の画素データを保持する。画素読み書き部11
は、画素演算部10の処理結果に対して、ブロック単位
に動き補償を行う。すなわち、Pピクチャ、Bピクチャ
については、外部メモリ3内の復号済みの参照フレーム
から動きベクトルが示す矩形領域をメモリコントローラ
6を介して切り出して、画素演算部10の処理結果のブ
ロックと合成することにより、元のブロック画像に復号
する。画素読み書き部11による復号結果は、メモリコ
ントローラ6を介して外部メモリ3に格納される。 【0025】上記の動き補償、IQ、IDCTの各内容
については公知技術なので詳しい説明は省略する(上記
文献参照)。 <1.3 各部の詳細構成>次に、映像音声処理装置10
00の主要な各部の詳細な構成について説明する。 <1.3.1 プロセッサ7(逐次処理部)>図6は、プロ
セッサ7によるマクロブロックヘッダの解析と、他の各
部への制御内容とを示す図である。まず同図に略語で示
してあるマクロブロックヘッダ中の各データは上記文献
等に説明されているのでここでは説明を省略する。 【0026】同図のようにプロセッサ7は、コード変換
部9にコマンドを発行して可変長復号されたヘッダ部分
のデータを逐次取得し、その内容に従ってコード変換部
9、画素演算部10、画素読み書き部11に対してマク
ロブロックのデコードに必要なデータを設定する。具体
的には、まずプロセッサ7は、コード変換部9にMBA
I(Macro BlockAddress Increment)を取得するための
コマンドを発行して(S101)、コード変換部9から
MBAIを取得する。このMBAIに基づき当該マクロ
ブロックデータがスキップマクロブロックであれば(今
デコードしようとしているマクロブロックが前回と同じ
であれば)、マクロブロックデータが省略されているの
でS117に進み、スキップマクロブロックでなければ
ヘッダ解析を続ける(S102、103)。 【0027】次いで、プロセッサ7はMBT(Macro Bl
ock Type)を取得するためのコマンドを発行して、コー
ド変換部9からMBTを取得する。このMBTからブロ
ックのスキャンタイプがジグザグスキャンかオールタネ
ートスキャンかを判断し、画素演算部10にバッファ2
00の読み出し順序を指示する(S104)。さらに、
プロセッサ7は既に取得したヘッダデータからSTWC
(Spartial Temporal Weight Code)が存在するか否か
を判定し(S105)、存在する場合にはコマンドを発
行して取得する(S106)。 【0028】同様にしてプロセッサ7は、FrMT(Fr
ame Motion Type)、FiMT(Field Motion Type)、
DT(DCT type)、QSC(Quantizer Scale Code)、
MV(Motion Vector)、CBP(Coded Block Patter
n)を取得する(S107〜116)。その際、プロセ
ッサ7は、FrMT、FiMT、DTの解析結果を画素
読み書き部11に通知し、QSCの解析結果を画素演算
部10に通知し、CBPの解析結果をコード変換部9に
通知する。これによりIQ、IDCT、動き補償に必要
が情報が、コード変換部9、画素演算部10、画素読み
書き部11に設定される。 【0029】また2プロセッサ構成では、多岐にわたる
条件判断を必要とする上記の逐次処理を各プロセッサが
個別に行うため冗長な構成になっていた。次いで、プロ
セッサ7はコード変換部9に対してマクロブロックのデ
コード開始指示を発行する(S117)。これによりコ
ード変換部9は、マクロブロック内の各ブロックについ
てVLDを開始し、VLDの結果をバッファ200を介
して画素演算部10に出力する。さらにプロセッサ7
は、MVデータに基づいて動きベクトルを計算し(S1
18)、その計算結果を画素読み書き部11に通知する
(S119)。 【0030】上記処理において、動きベクトルに関して
は、動きベクトルのデータ(MV)取得(S113)
し、動きベクトルの計算(S118)し、動きベクトル
を画素読み書き部11に設定する(S119)という一
連の処理が必要である。この点、プロセッサ7は、動き
ベクトルデータ(MV)を取得(S113)した直後に
動きベクトルの計算及び設定(S118、119)しな
いで、定型処理部1004へのデコード開始指示を発行
してから動きベクトルを計算及び設定を行うようにして
いる。これにより、プロセッサ7の動きベクトル計算お
よび設定処理と、定型処理部1004へのデコード処理
とが並列に処理されるようになる。つまり定型処理部1
004のデコード開始タイミングを早くしている。 【0031】以上のようにしてマクロブロック1つ分の
圧縮映像データのヘッダ解析が完了するので、プロセッ
サ7は、FIFOメモリ4から圧縮音声データを取得し
て、音声デコード処理を開始する(S120)。音声デ
コード処理は、コード変換部9からマクロブロックのデ
コード完了を示す割り込み信号が入力されるまで続けら
れる。この割り込み信号によりプロセッサ7は次のマク
ロブロックに対して上記ヘッダ解析を開始する。 <1.3.2 定型処理部>次に、定型処理部1004は、
マクロブロック内の6つのブロックをコード変換部9、
画素演算部10、画素読み書き部11を並列に(パイプ
ライン的に)に動作させることによりデコード処理を行
っている。ここでは、画素演算部10、画素読み書き部
11、コード変換部9の順にそれらの構成をより詳細に
説明する。 <1.3.2.1 コード変換部9>図19は、コード変換部
9の構成を示すブロック図である。 【0032】同図のコード変換部9は、VLD部90
1、カウンタ902、インクリメンタ903、セレクタ
904、スキャンテーブル905、スキャンテーブル9
06、フリップフロップ(以下FFと略す)907、セ
レクタ908とを備え、可変長復号(VLD)した結果
をブロック単位に、ジグザグスキャン又はオルタネート
スキャンの順に配列するようにバッファ200に書き込
むよう構成されている。 【0033】VLD部901は、FIFOメモリ4から
読み出された圧縮映像データを可変長復号(VLD)
し、復号後のデータのうち、ヘッダ情報及び動きベクト
ルに関する情報(図5中の破線区間)をプロセッサ7に
転送し、マクロブロック(輝度ブロックY0〜Y3と色
差ブロックCb、Crとからなる6ブロック)のデータ
(図5中の実線区間)をブロック(64個の空間周波数
データ)単位にバッファ200に出力する。 【0034】カウンタ902、インクリメンタ903、
セレクタ904からなる回路部分は、VLD部901か
らの空間周波数データの出力に同期して、0から63ま
でを繰り返しカウントする。スキャンテーブル905
は、バッファ200のブロック記憶領域のアドレスをジ
グザグスキャンの順に記憶しているテーブルであり、カ
ウンタ902の出力値(0〜63)が順に入力され、順
次そのアドレスを出力する。図20にバッファ200中
の8×8個の空間周波数データを記憶するブロック記憶
領域と、ジグザグスキャンの順路を示す。スキャンテー
ブル905は、同図の順路における画素アドレスを順次
出力する。 【0035】スキャンテーブル906は、バッファ20
0のブロック記憶領域のアドレスをオルタネートスキャ
ンの順に記憶しているテーブルであり、カウンタ902
の出力値(0〜63)が順に入力され、順次そのアドレ
スを出力する。図21にバッファ200中の8×8個の
空間周波数データを記憶するブロック記憶領域と、オル
タネートスキャンの順路を示す。スキャンテーブル90
5は、同図の順路における画素アドレスを順次出力す
る。 【0036】FF907は、スキャンタイプ(ジグザグ
スキャンかオルタネートスキャンか)を示すフラグを保
持する。このフラグは、プロセッサ7により設定され
る。セレクタ908は、FF907のフラグに応じてス
キャンテーブル905とスキャンテーブル906とから
出力されるアドレスを選択し、バッファ200に書き込
みアドレスとして出力する。 <1.3.2.2 画素演算部>図7は、画素演算部10の構
成を示すブロック図である。 【0037】同図のように画素演算部10は、乗算器5
02と加減算器503からなる実行部501と、第1プ
ログラムカウンタ(以降、第1PCと略す)504と、
第2プログラムカウンタ(以降、第2PCと略す)50
5と、第1命令メモリ506と、第2命令メモリ507
と、セレクタ508とを有し、IQとIDCTの一部と
をオーバラップさせて並列に実行できるように構成され
ている。。 【0038】実行部501は、第1命令メモリ506、
第2命令メモリ507から順次出力されるマイクロ命令
に従って、バッファ200、201のアクセス及び演算
を実行する。第1命令メモリ506、第2命令メモリ5
07は、バッファ200に保持されたブロック(周波数
成分)に対して、IQ、IDCTを実現するためのマイ
クロプログラムを記憶する制御記憶である。図8に、第
1命令メモリ506及び第2命令メモリ507に記憶さ
れたマイクロプログラムの一例を示す。 【0039】同図において、第1命令メモリ506はI
DCT1Aマイクロプログラムと、IQマイクロプログ
ラムとを記憶し、第1PC504によって読み出しアド
レスが指定される。IQマイクロプグラムは、バッファ
200の読み出しと、乗算とを主体とする演算処理であ
り、加減算器503を用いない。第2命令メモリ507
はIDCT1Bマイクロプログラムと、IDCT2マイ
クロプログラムとを記憶し、セレクタ508を介して第
1PC504又は第2PC505により読出アドレスが
指定される。ここで、IDCT1は、乗算及び加減算を
主とするIDCTの前半部分の処理を意味し、IDCT
1AマイクロプログラムとIDCT1Bマイクロプログ
ラムとが同時に読み出されることにより実行部501全
体を使って実行される。また、IDCT2は、加減算を
主とするIDCTの後半部分の処理とバッファ201へ
の書き出し処理を意味し、第2命令メモリ507のID
CT2マイクロプログラムが読み出されることによって
加減算器503を使って実行される。 【0040】IQは乗算器502により、IDCT2は
加減算器503により処理されるので、これらは並列動
作可能になっている。図9に、画素演算部10によるI
Q、IDCT1、IDCT2の動作タイミング図を示
す。図9において、コード変換部9はバッファ200に
輝度ブロックY0のデータを書き込むと(タイミングt
0)、その旨を制御信号102にて画素演算部10に通
知する。画素演算部10は、プロセッサ7のヘッダ解析
時に設定されたQS(Quantizer Scale)値を用いて、
第1PC504のアドレス指定に従って第1命令メモリ
506のIQマイクロプログラムを読み出すことによっ
てバッファ200のデータに対してIQを行う。このと
き、セレクタ508は第1PC504を選択する(タイ
ミングt1)。 【0041】さらに、画素演算部10は、第1PC50
4のアドレス指定に従ってIDCT1A及びIDCT1
Bマイクロプログラムを読み出すことによってバッファ
200のデータに対してIDCT1を行う。このとき、
セレクタ508は第1PC504を選択するので、第1
命令メモリ506、第2命令メモリ507の双方に第1
PC504からのアドレスが指定される(タイミングt
2)。 【0042】次に、画素演算部10は、上記QS(Quan
tizer Scale)値を用いて、第1PC504のアドレス
指定に従って第1命令メモリ506のIQマイクロプロ
グラムを読み出すことによってバッファ200のブロッ
クY1のデータに対してIQを行い、同時に、第2PC
505のアドレス指定に従って第2命令メモリ507の
IDCT2マイクロプログラムを読み出すことによって
ブロックY0に対してIDCT処理の後半部分を処理す
る。このときセレクタ508は第2PC505を選択す
る。第1PC504と第2PC505とは独立にアドレ
スを指定することになる(タイミングt3)。 【0043】この後も同様に画素演算部10はブロック
単位に処理を続ける(タイミングt4以降)。 <1.3.2.3 画素読み書き部>図10は、画素読み書き
部11の詳細な構成を示すブロック図である。同図のよ
うに画素読み書き部11は、バッファ71〜74(以
下、バッファA〜Dと呼ぶ)と、ハーフぺル補間部75
と、合成部76と、セレクタ77、78と、読み書き制
御部79とからなる。 【0044】読み書き制御部79は、バッファ201を
介して入力されるブロックデータに対して、バッファA
〜Dを用いて動き補償を行い、最終的な復号画像を2ブ
ロック単位で外部メモリ3に転送する。より具体的に
は、プロセッサ7のヘッダ解析時に設定された動きベク
トルに従って、外部メモリ3中の参照フレームから2ブ
ロック分に相当する矩形領域を読み出すようメモリコン
トローラ6を制御する。その結果、バッファA又はバッ
ファBに動きベクトルが指し示す2ブロック分の矩形領
域のデータが格納される。その後、ピクチャの種類(I
かPかBピクチャか)に応じて2ブロック分の矩形領域
のハーフペル補間を合成部76にて行う。さらにバッフ
ァ201を介して入力されるブロックデータと、ハーフ
ペル補間後の矩形領域とを合成(加算)することによ
り、当該ブロックの画素値を算出し、バッファBに格納
する。こうしてバッファBに格納された最終的な復号ブ
ロックはメモリコントローラ6を介して外部メモリ3に
転送される。 <1.3.3 入出力処理部>入出力処理部1001は、上
記のように多数のデータ入出力(データ転送)を実行す
るために、種々のデータ転送を分担する複数のタスクを
オーバーヘッドなく切り替え、しかもデータ入出力要求
に対して応答遅延を生じさせないように構成されてい
る。ここでいうオーバーヘッドは、タスクスイッチ時に
発生するコンテキストの退避及び復帰である。つまり入
出力プロセッサ5は、プログラムカウンタの命令アドレ
スやレジスタデータをメモリ(スタック領域)に退避及
び復帰することにより生ずるオーバーヘッドを解消する
ように構成されている。ここでは、その詳細な構成につ
いて説明する。 <1.3.3.1 IOプロセッサ>図11は、IOプロセッ
サ5の構成を示すブロック図である。同図において、I
Oプロセッサ5は、状態監視レジスタ51、命令メモリ
52、命令読出回路53、命令レジスタ54、デコーダ
55、演算実行部56、汎用レジスタセット群57、タ
スク管理部58を備え、非同期に発生する複数のイベン
トに対応するために、極めて短い周期(例えば4命令サ
イクル)毎にタスクを切り替えながら実行するよう構成
されている。 【0045】状態監視レジスタ51は、レジスタCR1
〜CR3からなり、IOプロセッサ5が種々の入出力状
態を監視するための種々の状態データ(フラグなど)を
保持する。例えば、状態監視レジスタ51は、ストリー
ム入力部1の状態(MPEGストリームにおけるスター
トコード検出フラグ)、ビデオ出力部12の状態(水平
ブランキング期間を示すフラグ、フレームデータの転送
完了フラグ)、音声出力部13の状態(音声フレームデ
ータの転送完了フラグ)や、それらとバッファメモリ
2、外部メモリ3及びFIFOメモリ4との間でのデー
タ転送の状態(データ転送数、FIFOメモリ4へのデ
ータ要求フラグ)などを示す状態データを保持する。 【0046】より具体的には、以下のフラグ等を含む。 ・スタートコード検出フラグ(以下フラグ1とも呼ぶ) このフラグは、ストリーム入力部1によってMPEGス
トリームにおけるスタートコードが検出されたとき設定
される。 ・水平ブランキングフラグ(フラグ2) このフラグは、水平ブランキング期間を示すフラグであ
り、ビデオ出力部12により設定される。約60マイク
ロ秒周期で設定される。 ・映像フレームデータの転送完了フラグ(フラグ3) このフラグは、外部メモリ3からビデオ出力部12へ1
フレーム分の復号された画像データが転送されたときD
MAC5aによって設定される。 ・音声フレームデータの転送完了フラグ(フラグ4) このフラグは、外部メモリ3から音声出力部13へ1フ
レーム分の復号された音声データが転送されたときDM
AC5aによって設定される。 ・データ転送完了フラグ(フラグ5) このフラグは、ストリーム入力部1からバッファメモリ
2へIOプロセッサ5により指定されたデータ数の圧縮
画像データがDMAC5aによりDMA転送されたとき
(ターミナルカウントになったとき)に設定される。 ・DMA要求フラグ(フラグ6) このフラグは、バッファメモリ2の圧縮画像データ又は
圧縮音声データを外部メモリ3へDMA転送すべきデー
タがあることを示すフラグであり、IOプロセッサ5に
より設定される(後述するタスク1からタスク2への要
求)。 ・映像FIFOへのデータ要求フラグ(フラグ7) このフラグは、外部メモリ3からFIFOメモリ4中の
映像FIFOへのデータ転送を要求するフラグであり、
映像FIFOの圧縮映像データが所定量以下になったと
き設定される。このフラグは、約5〜40マイクロ秒周
期で設定される。 ・音声FIFOへのデータ要求フラグ(フラグ8) このフラグは、外部メモリ3からFIFOメモリ4中の
音声FIFOへのデータ転送を要求するフラグであり、
音声FIFOの圧縮音声データが所定量以下になったと
きに設定される。このフラグは、約15〜60マイクロ
秒周期で設定される。 ・デコーダ通信要求フラグ(フラグ9) このフラグは、デコード処理部1002から入出力処理
部1001へ通信を要求するフラグである。 ・ホスト通信要求フラグ(フラグ10) このフラグは、ホストプロセッサから入出力処理部10
01へ通信を要求するフラグである。 【0047】上記のフラグ類は、IOプロセッサ5によ
り実行される各タスクにより、割り込みではなく、定常
的に監視される。命令メモリ52は、多数のデータ入出
力(データ転送)制御を分担する複数のタスクプログラ
ムを記憶する。本実施例では、タスク0〜5の6つのタ
スクプログラムを記憶する。 ・タスク0(ホストI/Fタスク) 本タスクは、上記フラグ10が設定されたとき、ホスト
コンピュ−タとの通信、つまりホストI/F部14を介し
たホストコンピュ−タとの通信処理を行うためのタスク
である。例えば、ホストプロセッサからのMPEGスト
リームのデコード開始、停止、早送り再生、逆再生等の
受け付けと、デコード状況(エラー等)の通知などが行
われる。この処理は、上記フラグ10をトリガーとす
る。 ・タスク1(パージングタスク) 本タスクは、ストリーム入力部1によりスタートコード
が検出されたとき(上記フラグ1)、ストリーム入力部
1から入力されるMPEGデータを解析(パージング)
して、個々のエレメンタリストリームを抽出して、抽出
されたエレメンタリストリームを、DMA転送(上記転
送経路(1)の前半部分)によりバッファメモリ2に転送す
るプログラムである。ここで抽出されるエレメンタリス
トリームの種類は、圧縮映像データ(ビデオエレメンタ
リーストリームとも呼ぶ)、圧縮音声データ(オーディ
オエレメンタリーストリームとも呼ぶ)、プライベート
データなどがある。エレメンタリストリームをバッファ
メモリ2に格納したときに、上記フラグ6が設定され
る。 ・タスク2(ストリーム転送/オーディオタスク) 本タスクは、次の(a)〜(c)の転送を制御するプロ
グラムである。 【0048】(a)バッファメモリ2から外部メモリ3へ
個々のエレメンタリーストリームのDMA転送(上記転
送経路(1)の後半部分)。この転送は、上記フラグ1、3
をトリガーとする。 (b)オーディオFIFOに保持されている圧縮音声デー
タのデータサイズ(残量)に応じて、外部メモリ3から
FIFOメモリ4のオーディオFIFOへの圧縮音声デ
ータのDMA転送(上記転送経路(2)におけるオーディ
オFIFOへの転送)。このデータ転送は、オーディオ
FIFOに保持されている圧縮音声データのデータサイ
ズが一定量よりも少なくなった場合になされる。この転
送は、上記フラグ8をトリガーとする。 【0049】(c)外部メモリ3からバッファメモリ2
へ、さらにバッファメモリ2から音声出力部13へ復号
後のオーディオデータのDMA転送(上記転送経路
(4))。この転送は、上記フラグ2をトリガーとする。 ・タスク3(映像供給タスク) 本タスクは、映像FIFOに保持されている圧縮映像デ
ータのデータサイズ(残量)に応じて、外部メモリ3か
らFIFOメモリ4の映像FIFOへの圧縮映像データ
のDMA転送(上記転送経路(2)における映像FIFO
への転送)を処理するプログラムである。このデータ転
送は、映像FIFOに保持されている圧縮映像データの
データサイズが一定量よりも少なくなった場合になされ
る。この転送は、上記フラグ7をトリガーとする。 ・タスク4(ビデオ出力タスク) 本タスクは、外部メモリ3からバッファメモリ2へ、さ
らにバッファメモリ2からビデオ出力部12へ復号後の
映像データのDMA転送(上記転送経路(4))を処理す
るプログラムである。この転送は、上記フラグ2をトリ
ガーとする。 ・タスク5(デコーダI/Fタスク) 本タスクは、デコード処理部1002からIOプロセッ
サ5に向けてのコマンドを処理するプログラムである。
コマンドには、「getAPTS」、「getVPTS」、「getSTC」
などがある。getVPTS(Video Presentation Time Stam
p)は、デコード処理部1002がIOプロセッサ5に
対して圧縮映像データに付与されているVPTSの取得
を要求するコマンドである。getAPTS(Audio Presentat
ion Time Stamp)は、デコード処理部1002がIOプ
ロセッサ5に対して圧縮音声データに付与されているA
PTSの取得を要求するコマンドである。getSTC(Syst
em Time Clock)は、デコード処理部1002がIOプ
ロセッサ5に対してSTCの取得を要求するコマンドで
ある。これらのコマンドを受けたIOプロセッサ5は、
デコード処理部1002にSTC、VPTS、APTS
をそれぞれ通知する。STC、VPTS、APTSは、
デコード処理部1002において音声と映像とのデコー
ドを同期させたり、フレーム単位でデコードの進度を調
整するために用いられる。この処理は、上記フラグ9を
トリガーとする。 【0050】命令読出回路53は、命令フェッチアドレ
スを指すプログラムカウンタ(以下PCと略す)を複数
個備え、タスク管理部58により指定されたPCを用い
て命令メモリ52から命令を読み出して命令レジスタ5
4に格納する。具体的には、命令読出回路53は、上記
タスク0〜5に対応するPC0〜5を有し、タスク管理
部58によるPCの指定が変更されたとき、ハードウェ
アにより高速にPCを切り替えるように構成されてい
る。この構成によりIOプロセッサ5は、タスクスイッ
チに際して現在のタスクのPC値をメモリに退避し、メ
モリから次のタスクのPC値を復帰する処理から解放さ
れている。 【0051】デコーダ55は、命令メモリ52から読み
出されて命令レジスタ54に格納された命令を解読し、
当該命令を実行するように演算実行部56を制御する。
加えて、デコーダ55は、IOプロセッサ5全体を、命
令読出回路53の命令読み出しステージ、デコーダ55
の解読ステージ、演算実行部56の実行ステージの少な
くとも3段からなるパイプライン制御を行う。 【0052】演算実行部56は、ALU(Arithmetic L
ogical Unit)、乗算器、BS(Barrel Shifter)などを
有し、デコーダ55の制御に従って、命令で指定された
演算を実行する。汎用レジスタセット群57は、タスク
0〜タスク5に対応する6つのレジスタセット(1レジ
スタセットは4本の32ビットレジスタと4本の16ビ
ットレジスタ)を備えている。全部で24本の32ビッ
トレジスタと24本の16ビットレジスタとを有し、実
行中のタスクに対応するレジスタセットが使用される。
これによりIOプロセッサ5は、タスクスイッチに際し
て現在の全レジスタデータをメモリに退避し、メモリか
ら次のタスクのレジスタデータを復帰する処理から解放
されている。 【0053】タスク管理部58は、所定数の命令サイク
ル数毎に、命令読出回路53のPC及び汎用レジスタセ
ット群57のレジスタセットを切り替えることによりタ
スク切替えを行う。本実施例では上記所定数は4であ
る。またIOプロセッサ5は1命令を1命令サイクルで
パイプライン処理するので、タスク管理部58は、上記
オーバーヘッドを生じることなしに4命令毎にタスクを
切り替えることになる。これにより非同期に発生する各
種の入出力要求に対して応答遅延を抑えている。つまり
入出力要求に対する応答遅延は、最大でもわずか24命
令サイクルしか生じない。 <1.3.3.1.1 命令読出回路>図12は、命令読出回路
53の詳細な構成例を示すブロック図である。 【0054】同図において命令読出回路53は、タスク
別PC格納部53a、現IFAR(Instruction Fetch
Address Register)53b、インクリメンタ53c、次
IFAR53d、セレクタ53e、セレクタ53f、D
ECAR(DECode Address Register)53gを備え、
タスク切替えに際してオーバーヘッドなしに命令読み出
しアドレスを切り替えるように構成されている。 【0055】タスク別PC格納部53aは、タスク0〜
5に対応する6本のアドレスレジスタを有し、タスク毎
にプログラムカウント値を保持する。各プログラムカウ
ント値は、対応するタスクの再開アドレスである。タス
ク切替えに際して、タスク管理部58及びデコーダ55
の制御の下で、次に実行すべきタスクに対応するアドレ
スレジスタからプログラムカウント値が読み出され、現
に実行しているタスクに対応するアドレスレジスタのプ
ログラムカウント値が新たな再開アドレスに更新され
る。このとき、次に実行すべきタスク、現タスクは、そ
れぞれタスク管理部58により"nexttaskid(rd add
r)"信号(以下タスクIDとも呼ぶ)、”taskid(wr a
ddr)”信号により指定される。 【0056】タスク0、1、2に対応するプログラムカ
ウント値を図13のPC0、1、2に示す。同図におい
て、(0−0)はタスク0の命令0を、(1−4)はタ
スク1の命令4を表す。例えば、PC0は、タスク0の
再開に際して読み出され(命令サイクルt0)、次のタ
スクへの切替に際して、命令(0−4)のアドレスに更
新される(命令サイクルt4)。 【0057】インクリメンタ53c、次IFAR53
d、セレクタ53eからなるループ回路は、セレクタ5
3eにより選択された命令読み出しアドレスを更新する
回路である。セレクタ53eから出力されるアドレスを
図13のIF1に示す。同図において、例えばタスク0
からタスク1への切替えに際して、セレクタ53eは、
サイクルt4においてタスク別PC格納部53aから読
み出された命令(1−0)アドレスを選択し、サイクル
t5〜t7において次IFAR53dからのインクリメ
ントされた命令アドレスを選択する。 【0058】現IFAR53bは、セレクタ53eの選
択出力IF1を1サイクル遅れて保持し、命令メモリ5
2に命令読み出しアドレスとして出力する。言い換えれ
ば、現在アクティブなタスクの命令読み出しアドレスを
保持する。現IFAR53bの命令読み出しアドレス
を、図13のIF2に示す。同図に示すように、IF2
は4命令サイクル毎に異なるタスクの命令アドレスを指
している。 【0059】DECAR53gは、命令レジスタ54に
保持されている命令のアドレスを保持する。つまり、デ
コード中の命令を指す。図13中のDECに、DECA
R53gに保持されたアドレスを示す。また、図13中
のEXは、実行中の命令アドレスを示す。セレクタ53
fは、分岐命令実行時や割込み発生時に分岐アドレスを
選択し、それ以外は次IFAR53dのアドレスを選択
する。 【0060】このような命令読出回路53を備えること
により、IOプロセッサ5は、図13に示すように4段
(IF1、IF2、DEC、EX)のパイプライン処理
を行っている。このうちIF1ステージは、複数プログ
ラムカウント値の選択及び更新を行うステージである。
IF2ステージは、命令を読み出すステージである。 <1.3.3.1.2 タスク管理部>図14は、タスク管理部
58の詳細な構成を示すブロック図である。同図におい
てタスク管理部58は、タスクの切替えタイミングを管
理するスロットマネージャと、タスクの順序を管理する
スケジューラとに大別される。 【0061】スロットマネージャは、カウンタ58a、
ラッチ58b、比較器58c、ラッチユニット58dを
有し、4命令サイクル毎にタスク切替えを指示するタス
ク切替信号(chgtaskex)を命令読出回路53へ出力す
る。具体的には、ラッチ58bは、カウンタ58aの出
力の下位2ビットを保持する2個のFF(Flip Flop)
回路である。カウンタ58aは、命令サイクルを示すク
ロック毎にラッチ58bの2ビットの出力値を+1イン
クリメントした3ビットを出力する。その結果、カウン
タ58aは、1、2、3、4を繰り返し出力することに
なる。比較器58cは、カウンタ58aの出力値が定数
4と一致したときにタスク切替信号(chgtaskex)を命
令読出回路53とスケジューラとに出力する。 【0062】スケジューラは、タスクラウンド管理部5
8e、プライオリティエンコーダ58f、ラッチ58g
を備え、タスク切替信号(chgtaskex)が出力されるご
とに、タスクidを更新し、現在のタスクidと次に実
行すべきタスクidとを命令読出回路53に出力する。
具体的には、ラッチユニット58d、ラッチ58gは、
ともに現在のタスクidをエンコードされた形式(3ビ
ット)で保持する。エンコードされた形式は、その値が
タスクidを表す。 【0063】タスクラウンド管理部58eは、タスク切
替信号(chgtaskex)が入力されたとき、ラッチユニッ
ト58dを参照して、次に実行すべきタスクidを、デ
コードされた形式(6ビット)で出力する。デコードさ
れた形式(6ビット)は、1ビットが1タスクに対応
し、ビット位置がタスクidを表す。プライオリティエ
ンコーダ58fは、タスクラウンド管理部58eから出
力されるタスクidを、デコードされた形式からエンコ
ードされた形式に変換する。上記ラッチユニット58
d、ラッチ58gは、ともにエンコードされたタスクi
dを1サイクル遅れて保持する。 【0064】この構成により、タスクラウンド管理部5
8eは、比較器58cからタスク切替信号(chgtaske
x)が出力されたとき、プライオリティエンコーダ58
fから次に実行すべきタスクのidを"nexttaskid(rd
addr)"信号として、ラッチ58eから現タスクid
を”taskid(wr addr)”信号として出力する。 <1.4 動作説明>以上のように構成された第1の実施
形態における映像音声処理装置1000について、その
動作を説明する。 【0065】入出力処理部1001において、ストリー
ム入力部1から非同期に入力されるMPEGストリーム
は、入出力プロセッサ5の制御によって、バッファメモ
リ2、メモリコントローラ6を介して一旦外部メモリ3
に格納され、さらに、メモリコントローラ6を介してF
IFOメモリ4に保持される。このときFIFOメモリ
4に対して、IOプロセッサ5は、上記タスク2
(b)、タスク3を実行することによりその残量に応じ
て、圧縮動画データ、圧縮音声データを供給する。これ
により、FIFOメモリ4には過不足なく一定量の圧縮
動画データ、圧縮音声データが供給されるので、デコー
ド処理部1002は、非同期の入出力とは切り離され
て、デコード処理に専従することができる。ここまでの
処理は、上記入出力処理部1001により、デコード処
理部1002とは独立に並行してなされる。 【0066】一方、デコード処理部1002において、
FIFOメモリ4に保持されたMPEGストリームデー
タは、以降プロセッサ7、コード変換部9、画素演算部
10、画素読み書き部11により復号される。FIFO
メモリ4以降の復号動作を示す説明図を図15に示す。
同図では、横軸を時間軸としておおよそ1マクロブロッ
ク分のヘッダ解析及び各ブロック毎のデコードの様子を
示している。また縦方向はデコード処理部1002の各
部においてブロック毎のデコードがパイプライン的に実
行される様子を示している。 【0067】同図に示すように、プロセッサ7は、圧縮
映像データのヘッダ解析と、圧縮音声データに対するデ
コード処理とを時分割で繰り返す。すなわち、プロセッ
サ7は、1マクロブロック分のヘッダ解析を行い、解析
結果をコード変換部9、画素演算部10、画素読み書き
部11に通知した後、コード変換部9に対してマクロブ
ロックのデコード開始を指示する。その後プロセッサ7
は、コード変換部9からの割込み信号が通知されるま
で、圧縮音声データのデコード処理を行う。デコード後
の音声データは内部メモリ8に一旦保持され、さらにメ
モリコントローラ6により外部メモリ3にDMA転送さ
れる。 【0068】また、コード変換部9は、プロセッサ7か
らマクロブロックのデコード開始指示を受けて、マクロ
ブロック内の各ブロック毎にバッファ200に格納す
る。このときコード変換部9は、プロセッサ7のヘッダ
解析時に通知されたブロックのスキャンタイプに応じて
バッファ200への書き込みアドレスの順番を変更す
る。つまりジグザグスキャンの場合と、オルタネートス
キャンの場合とで書き込みアドレスの順番を変更する。
これにより画素演算部10は、読み出しアドレスの順番
を変更しなくてもよく、スキャンタイプに拘らず常に同
じに読み出しアドレスの順番にて読み出すことができ
る。コード変換部9は、マクロブロック内の6つのブロ
ックをVLD処理をし終えるまで上記動作を繰り返して
バッファ200に書き出す。6ブロックのVLDを終え
るとプロセッサ7に割込みを発生する。この割込み信号
は、マクロブロックデコード終了信号End Of Macro Blo
ck(EOMB)である。コード変換部9は6つ目のブロックの
ブロック終了信号End Of Block(EOB)を検出することに
よりEOMBを生成している。 【0069】画素演算部10は、コード変換部9と並行
して、図9に示したようにバッファ200に格納された
ブロックデータをブロック単位にIQ、IDCTを施
し、その処理結果をバッファ201に格納する。画素読
み書き部11は、画素演算部10と並行して、バッファ
201のブロックデータと、プロセッサ7によるヘッダ
解析により通知された動きベクトルとに基づいて、図1
5に示すように外部メモリ3の参照フレームからの矩形
領域の切り出しと、ブロック合成とを行う。ブロック合
成結果は、FIFOメモリ4を介して外部メモリ3に格
納される。 【0070】上記は、スキップマクロブロックではない
場合の動作であるが、スキップマクロブロックの場合に
はコード変換部9及び画素演算部10は動作せず、画素
読み書き部11のみが動作する。スキップマクロブロッ
クがある場合には、参照フレーム中の矩形領域と同じ画
像なので、画素読み書き部11により、その画像が復号
画像として外部メモリ3にコピーされることになる。 【0071】この場合、コード変換部9からプロセッサ
7への割込み信号は次のようにして生成される。すなわ
ち、プロセッサ7が画素読み書き部11に対して動き補
償動作の開始の制御信号を送付したことを示す信号と、
画素読み書き部11が動き補償動作が可能であることを
示す信号と、スキップマクロブロックであることを示す
信号との論理積を取り、さらにこの論理積と上記のEOMB
信号との論理和として割込み信号がプロセッサ7に入力
される。 【0072】以上説明してきたように本発明の第1実施
形態の映像音声処理装置によれば、記憶媒体や通信媒体
からのMPEGストリーム入力処理と、表示装置及び音
声出力装置への表示画像データ及び音声データの出力処
理と、デコード処理部1002へストリームを供給する
処理とを入出力処理部1001が分担し、圧縮映像デー
タ及び圧縮音声データのデコード処理をデコード処理部
1002が分担するように構成されている。これによ
り、デコード処理部1002は、非同期に発生する処理
から解放されてデコード処理に専従することができる。
その結果、MPEGストリーム入力、デコード、出力と
いう一連の処理を効率良く実行するので、高速な動作ク
ロックを用いなくてもMPEGストリームのフルデコー
ド(フレーム落ちなし)を実現することができる。 【0073】また、本映像音声処理装置は、1チップに
LSI化することが望ましい。この場合、100MHz
以下の動作クロック(実際には54MHz)で上記フル
デコードが可能である。この点、動作クロックが100
MHzさらには200MHzを越える近年の高性能CP
Uは、画像サイズが小さければ上記フルデコードを可能
にしているが、その反面製造コストが高価である。これ
に対して、本映像音声処理装置は、製造コストの点とフ
ルデコードの点で優れている。 【0074】さらに、本映像音声処理装置のデコード処
理部1002は、次のように役割分担している。つま
り、プロセッサ7が圧縮映像データに対しても圧縮音声
データに対しても多岐にわたる条件判断を必要とするヘ
ッダ解析を担当するとともに音声圧縮データのデコード
も担当する。圧縮映像データのブロックデータに対して
は、定型的な大量の演算量が要求されるので、コード変
換部9、画素演算部10、画素読み書き部11という専
用のハードウェア(ファームウェア)が、デコード処理
を担当する。図15に示したようにコード変換部9、画
素演算部10、画素読み書き部11は、パイプライン化
されている。画素演算部10は、IQとIDCTとが並
列処理が可能になっている。画素読み書き部11は2ブ
ロック単位の参照フレームのアクセスを実現している。
これらにより圧縮音声デコード処理の効率化が達成され
ているので、映像デコード専用のハードウェア部分は高
速クロックを用いなくとも、高い処理能力を得ることが
できる。具体的には100MHzを越える高速クロック
を用いずに50〜60MHz程度のクロックで従来と同
程度以上の処理能力が得られた。従って、高速素子を用
いる必要がなく製造コストを押さえることができる。 【0075】また、映像デコードの基本単位をプロセッ
サ7においてマクロブロック単位、コード変換部9およ
び画素演算部10においてブロック、画素読み書き部1
1において2ブロックとしているので、映像デコードに
おける緩衝バッファの容量を最小限に抑えることが可能
となる。 <2 第2の実施形態>本実施形態の映像音声処理装置
は、圧縮ストリームデータのデコード機能に加えて、さ
らに、圧縮機能(以降、エンコード処理と呼ぶ)とグラ
フィックス機能を果たすように構成されている。 <2.1 映像音声処理装置の構成>図16は、本発明の
第2の実施形態における映像音声処理装置の構成を示す
ブロック図である。 【0076】この映像音声処理装置2000は、ストリ
ーム入出力部21、バッファメモリ22、FIFOメモ
リ24、入出力プロセッサ25、メモリコントローラ2
6、プロセッサ27、内部メモリ28、コード変換部2
9、画素演算部30、画素読み書き部31、ビデオ出力
部12、音声出力部13、バッファ200、バッファ2
01とからなる。映像音声処理装置2000は、図4に
示した映像音声処理装置1000の機能に加えて、次の
機能が付加されている。すなわち、映像データと音声デ
ータの圧縮機能と、ポリゴンデータを描画するグラフィ
ックス機能とが付加されている。 【0077】そのため、映像音声処理装置2000にお
いて、図4と同名称の構成要素は全く同じ機能を有し、
さらに、圧縮機能とグラフィックス機能を果たす機能が
付加されている。以下図4と同じ点は説明を省略し、異
なる点を中心に説明する。ストリーム入出力部21は、
双方向になっている点が異なる。つまり、入出力プロセ
ッサ25の制御によりバッファメモリ22からMPEG
データを転送されると、転送されたパラレルデータをシ
リアルデータに変換して、MPEGデータストリームと
して外部に出力する。 【0078】バッファメモリ22、FIFOメモリ24
も双方向になった点が異なる。入出力プロセッサ25
は、第1実施形態に示した(1)〜(4)に示すの経路のデー
タ転送を制御することに加えて、(5)〜(8)の径路の転送
をも制御する。 (1)ストリーム入出力部21→バッファメモリ22→メモリコントロー
ラ26→外部メモリ3 (2)外部メモリ3→メモリコントローラ26→FIFOメモリ24 (3)外部メモリ3→メモリコントローラ26→バッファメモリ22
→ビデオ出力部12 (4)外部メモリ3→メモリコントローラ26→バッファメモリ22
→音声出力部13 (5)外部メモリ3→メモリコントローラ26→内部メモリ28 (6)外部メモリ3→メモリコントローラ26→画素読み書き部31 (7)FIFOメモリ24→メモリコントローラ26→外部メモリ3 (8)外部メモリ3→メモリコントローラ26→バッファメモリ22
→ストリーム入出力部21 (5)(6)の径路は、映像データ、音声データのエンコード
処理を行う場合の元のデータの径路であり、(7)(8)は、
圧縮後のMPEGストリームの径路を示す。 【0079】まず、エンコード処理について説明する。
エンコードすべきデータは外部メモリ3に格納されてい
るものとする。外部メモリ3の映像データは、メモリコ
ントローラ26を画素読み書き部31が制御することに
より画素読み書き部31に転送される。画素読み書き部
31は映像データを第2のバッファ201に書き込む処
理と差分画像生成処理を行なう。差分画像生成処理は、
ブロック単位の動き検出(動きベクトルの算出)と差分
画像の生成とからなる。そのため、画素読み書き部31
は、符号化対象ブロックと類似する矩形領域と参照フレ
ーム内で探索することにより動きベクトルを検出する動
き検出回路を内部に有している。なお動き検出回路の代
わりに、隣接するフレームの既に計算済みのブロックの
動きベクトルを利用して符号化対象の動きベクトルを見
積もる動き見積回路を備えるようにしてもよい。 【0080】画素演算部25は、ブロック単位に差分画
像データを受け取り、DCT、IDCT、量子化処理
(以降、Q処理)、IQを行なう。こうして量子化され
た映像データはバッファ200に格納される。コード変
換部29は、バッファ200から量子化データを受け取
り可変長符号処理(VLC)を行なう。可変長符号化さ
れたデータは先入れ先出しメモリ24に格納され、メモ
リコントローラ26を通して外部メモリ3に格納される
とともに、プロセッサ27によりマクロブロック毎にヘ
ッダ情報が付加される。 【0081】また、外部メモリ3の映像データは、メモ
リコントローラ26を介して内部メモリ28に転送され
る。プロセッサ27は、マクロブロック毎にヘッダ情報
を付加する処理と時分割で、内部メモリ28の音声デー
タの圧縮処理を行う。以上のように、エンコード処理
は、第1の実施形態と逆の径路で処理されることにな
る。 【0082】次に、グラフィックス処理について説明す
る。グラフィックス処理は、ポリゴンと呼ばれる矩形型
図形の組合せによって行なわれる三次元画像生成処理で
ある。本装置においてはポリゴンの頂点座標における画
素データからポリゴン内部の画素データを生成する処理
を行う。最初にポリゴンの頂点データは外部メモリ3に
格納されている。 【0083】頂点データは、プロセッサ27がメモリコ
ントローラ26を制御することにより内部メモリ28に
格納される。プロセッサ27は内部メモリ28より頂点
データを読みだしDDA(Digital Difference Analyze)
の前処理を行ないFIFOメモリ24に書き込む。コー
ド変換部29は、画素演算部30の指示に従ってFIF
Oメモリ24から頂点データを読みだし画素演算部30
に転送する。 【0084】画素演算部30は、DDA処理を行ない画素
読み書き部31に送信する。画素読み書き部31は、プ
ロセッサ27の指示に従い、Zバッファ処理あるいはα
ブレンディング処理を行ないメモリコントローラ26を
介して外部メモリ3に画像データを書き出す。 <2.1.1 画素演算部>図17は、画素演算部30の構
成を示すブロック図である。 【0085】同図は、図7に示した画素演算部10と同
じ構成要素には同じ番号を付与し、説明を省略し、以下
異なる点を中心に説明する。異なる点は、同図のように
画素演算部30は、図7に示した画素演算部10に対し
て実行部が3面(501a〜501c)になっている点
と、命令ポインタ保持部308と命令レジスタ309と
分配部310とが追加された点とである。 【0086】実行部501a〜501cが3面になって
いるのは、演算性能を向上させるためである。具体的に
は、グラフィックス処理においてはカラー画像RGBを
独立に並列演算する。IQおよびQ処理では、乗算器5
02を3つ用いて高速化を図っている。IDCTにおい
ては乗算器502および加減算器503を複数用いるこ
とによって時間短縮を図っている。IDCTにおいては
バタフライ演算と呼ばれる演算が存在し、これは演算の
元となる全てのデータ間で依存関係があるので、実行部
501a〜501cのユニット間通信を行なうデータ線
103を設けている。 【0087】第1命令メモリ506、第2命令メモリ5
07は、IDCT、IQに加えてDCT、Q処理、DD
A用のマイクロプログラムが格納されている。図18
に、第1命令メモリ506、第2命令メモリ507の記
憶内容の一例を示す。図8に比べてQ処理マイクロプロ
グラムと、DCTマイクロプログラムと、DDAマイク
ロプログラムとが追加されている。 【0088】命令ポインタ保持部308a〜308c
は、実行部501a〜501cに対応して設けられ、そ
れぞれ第1プログラムカウンタから入力されるアドレス
を変換して命令レジスタ部309に出力する変換テーブ
ルを有する。変換後のアドレスは、命令レジスタ部30
9のレジスタ番号を意味する。さらに、命令ポインタ保
持部308a〜308cは、それぞれ後述するモディフ
ァイフラグを保持し命令実行部501a〜501cに出
力する。 【0089】変換テーブルについては命令ポインタ保持
部308a、308b、308cは、例えば入力アドレ
スが1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12である場合に、それぞ
れ次のような変換後アドレスを出力する。 命令ポインタ保持部308a:1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,1
1,12 命令ポインタ保持部308b:2,1,4,3,6,5,8,7,10,9,1
2,11 命令ポインタ保持部308c:4,3,2,1,8,7,6,5,12,11,1
0,9 命令レジスタ部309は、図23に示すように、マイク
ロ命令を保持する複数のレジスタ3つのセレクタと3つ
の出力ポートとからなる。3つのセレクタは、命令ポイ
ンタ部308a、308b、308cから入力される変
換アドレス(レジスタ番号)に指定されるレジスタのマ
イクロ命令を選択する。3つの出力ポートは、セレクタ
に対応して設けられ、それぞれセレクタに選択されたマ
イクロ命令を分配部310を介して実行部501a〜5
01cに出力する。3つのセレクタ及び出力ポートが設
けられているのは、3つの加減算器503(又は3つの
乗算器502)に同時に異なるマイクロ命令を供給する
ためである。本実施例では3つの出力ポートは、分配部
310を介して3つの加減算器503と3つの乗算器5
02の何れかに選択的に供給するものとする。 【0090】例えば、命令レジスタ部309はレジスタ
R1〜R16(レジスタ番号1〜16)を備えている。
レジスタR1〜R16に格納されているマイクロプログ
ラムは、DCT及びIDCTにおいて必要な行列演算処
理を表し、上記の3つのレジスタ番号順のいずれによっ
ても同一処理を行うように格納されている。つまり、上
記3つの実行順をもつマイクロプログラムは、実行順序
が可換な一部のマイクロ命令の順序が入れ換えられてい
る。これは、実行部501a〜501cが並列にマイク
ロプログラムを実行するので、実行部501a〜501
c間でレジスタ(図外)アクセスの競合など資源干渉を
回避するためである。また、上記行列演算処理は、8×
8行列の乗算、転置、転送をその内容とする。 【0091】次に、命令レジスタ部309の各レジスタ
に格納されるマイクロ命令はニーモニック形式では、
「op Ri,Rj,dest,(モディファイフラ
グ)」と表記される。ただし命令レジスタ部309のマ
イクロ命令は、「opとRi,Rjと(モディファイフ
ラグ)」の部分だけである。「dest」の部分は命令
メモリ506、507から指定される。「(モディファ
イフラグ)」の部分命令ポインタ保持部308a〜30
8cから指定される。 【0092】ここで、”op”は乗算命令、加減算命
令、転送命令などを示すオペレーションコード、”R
i,Rj”はオペランドである。乗算命令は、3つの実
行部501a〜c中の各乗算器502に実行される命令
であり、加算命令及び転送命令は、3つの実行部501
a〜c中の各乗算器502に実行される命令である。”
dest”は演算結果の格納先を示す。この”des
t”は命令レジスタ部309のレジスタではなく、命令
メモリ506(乗算命令の場合)又は命令メモリ507
(加減算命令や転送命令の場合)から指定される。これ
は、命令レジスタ部309のマイクロプログラムを実行
部501a〜501cに共通化するためである。もし転
送先をレジスタにより指定すれば実行部501a〜50
1cそれぞれに個別のマイクロプログラムを用意する必
要があり、マイクロプログラムの容量が数倍に膨らむこ
とになる。 【0093】”モディファイフラグ”は、加減算命令に
おいて、加算であるか減算であるかを示すフラグであ
る。この”モディファイフラグ”は、命令レジスタ部3
09のレジスタからではなく、命令ポインタ保持部30
8a〜cから別途指定される。これは、DCT、IDC
Tでの行列演算に用いられる定数行列中に全要素が”
1”の行(又は列)と全要素が”−1”行(又は列)と
が含まれるので、命令ポインタ308a〜cから”モデ
ィファイフラグ”を指定することにより、命令レジスタ
部309の同一マイクロプログラムを共用することを可
能にしている。 【0094】分配部310は、命令レジスタ部309か
ら入力される3つのマイクロ命令が加減算命令である場
合には、それらの「opとRi,Rj」の部分と、命令
メモリ506から入力される「dest」の部分と、命
令ポインタ部308a〜cから入力される「モディファ
イフラグ」とを3つの加減算器503に分配し、同時に
命令メモリ506のマイクロ命令を3つの乗算器502
に分配する。また、分配部310は、命令レジスタ部3
09から入力される3つのマイクロ命令が乗算命令であ
る場合には、それらの「opとRi,Rj」の部分とを
命令メモリ506から入力される「dest」の部分と
を3つの乗算器502に分配し、、命令メモリ507の
マイクロ命令を3つの加減算器503に分配する。言い
換えれば、分配部310により、3つの加減算器503
に供給されるマイクロ命令は、3つの加減算器503に
共通する命令については命令メモリ507から1つのマ
イクロ命令がそれぞれに供給され、3つの加減算器50
3で異なる加減算命令については命令レジスタ部309
からの3つのマイクロ命令がそれぞれに供給される。同
様に、3つの乗算器502に供給されるマイクロ命令
は、3つの乗算器502に共通する命令については命令
メモリ506からマイクロ命令が供給され、3つの乗算
器502で異なる乗算算命令については命令レジスタ部
309からのマイクロ命令がそれぞれに供給される。 【0095】画素演算部30のこのような構成によれ
ば、命令メモリ506、命令メモリ507の記憶容量を
削減することができる。もし、画素演算部30が命令ポ
インタ保持部308a〜c、命令レジスタ部309、分
配部310を備えていないと仮定すると、命令メモリ5
06、命令メモリ507はいずれも、3つの実行部50
1a〜cに対して異なるマイクロ命令を供給するには、
3つのマイクロ命令を並列に記憶しなければならない。 【0096】図22に命令ポインタ保持部308a〜
c、命令レジスタ部309、分配部310を備えていな
い場合の命令メモリ506及び命令メモリ507の記憶
内容の一例を示す。同図では、16ステップのマイクロ
プログラムが記憶され、1つのマイクロ命令は16ビッ
ト長としている。この場合、命令メモリ506と命令メ
モリ507は、3つのマイクロ命令を並列に記録するこ
とから、合計1536ビット(16ステップ×16ビッ
ト×3×2)の記憶容量を必要とする。 【0097】これに対して、本実施例の画素演算部30
における、命令ポインタ保持部308a〜c、命令レジ
スタ部309の記憶内容の一例を図23に示す。同図で
も16ステップのマイクロプログラムが記憶され、1マ
イクロ命令は16ビットとしている。同図において、命
令ポインタ保持部308a〜cは、それぞれ16個のレ
ジスタ番号(4ビット長)を記憶し、命令レジスタ部3
09は16個のマイクロ命令を記憶する。この場合、命
令ポインタ保持部308a〜cと命令レジスタ部309
との記憶容量は448ビット(16ステップ×(12+
16))でよい。このように画素演算部30では、マイ
クロプログラムの記憶容量を大幅に削減することができ
る。実際には、「dest」「モディファイフラグ」が
別途発行されるようにしているので、その分の記録容量
又は回路が必要である。また、命令メモリ506、50
7はマイクロ命令中の「dest」を指定し、また、実
行部501a〜cに共通する乗算命令、加減算命令を発
行するようにしているので、命令メモリ506、507
を完全に削除することまではしていない。もし、命令レ
ジスタ部309に6つの出力ポートを設ければ、命令メ
モリ506と命令メモリ507とを削除することも可能
になる。 【0098】なお、図23では、命令ポインタ保持部3
08a〜308cは、第1プログラムカウンタの値が0
〜15の場合に、変換アドレス(レジスタ番号)を出力
しているが、これに限らない。例えば第1プログラムカ
ウンタの値が32〜47の場合に変換アドレスを出力す
るようにしてもよい。この場合、第1プログラムカウン
タの値に適切なオフセット値を加える構成とすればよ
い。これにより、第1プログラムカウンタが示す任意の
アドレス列を変換アドレスに変換することができる。 【0099】以上の構成により、本実施形態では圧縮映
像データと圧縮音声データのデコード処理だけでなく、
映像および音声データのエンコード処理と、ポリゴンデ
ータに基づくグラフィックス処理とが可能となってい
る。また、複数の実行部の並列動作により処理効率が向
上している。しかも、命令レジスタ部308a〜308
cにおいて一部のマイクロ命令の順序を入れ換えたこと
により、複数の実行部間の資源干渉を回避することがで
きるので、さらに処理効率を向上させている。 【0100】なお、上記実施形態では3つの実行部を有
する構成を示しているのは、RGBカラーのそれぞれを
独立に演算できる点で有利だからである。さらに実行部
の数は、3つ以上あればいくつでもよい。また、上記実
施形態において映像音声処理装置1000、2000
は、それぞれ1チップLSI化することが望ましい。さ
らに外部メモリ3は、チップ外部であるものとして説明
したが、1チップ内に内臓する構成としてもよい。 【0101】また、上記実施形態では外部メモリに対し
てストリーム入出力部1(あるいはストリーム入出力部
21)が、MPEGストリーム(あるいは映像音声デー
タ)を格納していたが、ホストプロセッサが直接外部メ
モリ3に格納するように構成してもよい。さらに、上記
実施形態においてIOプロセッサ5は、4命令サイクル
毎にタスク切替えを行っているが、4命令サイクル以外
の複数命令サイクル毎であってもよい。また、タスク切
替えの命令サイクル数は、タスク毎に予め重み付けをし
て異なる命令サイクル数にしておいてもよい。また優先
度・緊急度に応じてタスク毎の命令サイクル数に重み付
けを行ってもよい。 【0102】 【発明の効果】本発明の映像音声処理装置は、圧縮音声
データと圧縮映像データとを含むデータストリームを外
部から入力、デコードし、デコードしたデータを出力装
置に出力する映像音声処理装置であって、外部要因によ
り非同期に発生する入出力処理を行う入出力処理手段
と、前記入出力処理と並行して、メモリに格納されたデ
ータストリームのデコードを主とするデコード処理を行
うデコード処理手段とを備え、前記デコード処理手段に
よりデコードされた映像データ、デコードされた音声デ
ータはメモリに格納され、前記入出力処理は、外部から
非同期に入力される前記データストリームを入力し、さ
らにメモリに格納することと、メモリに格納されたデー
タストリームをデコード処理手段に供給することと、外
部の表示装置、音声出力装置それぞれの出力レートに合
わせてメモリから読み出し、それらに出力することとを
入出力処理として行うように構成されている。 【0103】この構成によれば、入出力処理手段とデコ
ード処理手段とがパイプライン的に並列動作することに
加えて、非同期処理とデコード処理とを入出力処理手段
とデコード処理手段とに分担させるので、デコード処理
手段は非同期に発生する処理から解放されてデコード処
理に専従することができる。その結果、本映像音声処理
装置は、ストリームデータ入力、デコード、出力という
一連の処理を効率良く実行するので、ストリームデータ
のフルデコード(フレーム落ちなし)を高速な動作クロ
ックを用いなくても可能にしている。 【0104】また、前記デコード処理手段は、データス
トリームに対して、条件判断を主とする逐次処理であっ
て、圧縮音声データ及び圧縮映像データのヘッダ解析
と、圧縮音声データのデコードとを含む逐次処理を行な
う逐次処理手段と、前記逐次処理と並行して、定型処理
を行う。定型処理は、圧縮映像データのヘッダ解析を除
く圧縮映像データのデコードである定型処理手段とを備
える構成としてもよい。 【0105】この構成によれば、処理特性の異なる逐次
処理と並列処理に適した定型処理とを1つのユニットに
併存させることを解消することにより、処理効率を大幅
に向上させることができる。特に、定型処理手段の処理
効率を向上させることができる。なぜなら本映像音声処
理装置において、定型処理手段は上記の非同期処理及び
逐次処理から解放されたことから、圧縮映像データのデ
コードに要求される定型的な種々演算のみに専従できる
るからである。その結果、高速な動作クロックを用いな
くても高い処理能力を得ることができる。 【0106】さらに、前記入出力処理手段は、外部から
非同期データストリームを入力する入力手段と、外部の
表示装置にデコードされた映像データを出力する映像出
力手段と、外部の音声出力装置にデコードされた音声デ
ータを出力する音声出力手段と、命令メモリに格納され
た第1から第4のタスクを切替えながら実行するプロセ
ッサとを有し、前記第1タスクは入力部から前記メモリ
にデータストリームを転送するプログラムであり、前記
第2タスクは前記メモリからデコード処理手段にデータ
ストリームを供給するプログラムであり、前記第3タス
クは前記メモリから映像出力部にデコードされた映像デ
ータを出力するプログラムであり、前記第4タスクは前
記メモリから音声出力部にデコードされた音声データを
出力するプログラムであると構成してもよい。 【0107】ここで、前記プロセッサは、前記第1から
第4タスクに対応する少なくとも4つのプログラムカウ
ンタを有するプログラムカウンタ部と、1つのプログラ
ムカウンタが指す命令アドレスを用いて、各タスクプロ
グラムを記憶する命令メモリから命令を取り出す命令フ
ェッチ部と、命令取出部に取出された命令を実行する命
令実行部と、所定数の命令サイクルが経過する毎に、命
令フェッチ部に対してプログラムカウンタを順次切替え
るように制御するタスク制御部とを有する構成としても
よい。 【0108】この構成によれば、外部装置により定まる
ストリームデータの入力レート及び入力周期、外部表示
装置、外部音声出力装置により定まる映像データ、音声
データそれぞれの出力レート及び出力周期がどのような
範囲であっても、入出力要求に対する応答遅延が極めて
小さいという効果がある。また、本発明の映像音声処理
装置は、圧縮音声データと圧縮映像データとを含むデー
タストリームを入力する入力手段と、データストリーム
に対して、条件判断を主とする逐次処理であって、デー
タストリーム中の所定ブロック単位に付加されたヘッダ
情報の解析と、データストリーム中の圧縮音声データの
復号とを行なう逐次処理手段と、定型演算を主とする定
型処理であって、ヘッダ解析の結果を用いてデータスト
リーム中の圧縮映像データを、前記逐次処理と並行し
て、所定ブロック単位に復号する定型処理手段とを備
え、前記逐次処理手段は前記所定ブロックのヘッダ解析
が終了したとき、定型処理手段に当該所定ブロックのデ
コード開始を指示し、定型処理手段から所定ブロックの
デコード終了通知を受けたとき、次の所定ブロックのヘ
ッダ解析を開始するように構成してもよい。 【0109】この構成によれば、逐次処理手段が圧縮映
像データに対しても圧縮音声データに対しても多岐にわ
たる条件判断を必要とするヘッダ解析を担当するととも
に音声圧縮データのデコードも担当する。一方、定型処
理手段は、圧縮映像データのブロックデータに対する、
定型的な大量の演算量を担当する。このような役割分担
により、また逐次処理手段は映像デコードに比較して演
算量が少ない音声デコード全般と、圧縮映像データのヘ
ッダ解析と、定型処理手段の制御とを行う。その制御の
下で、定型処理手段は、専ら定型的な演算を行うので、
無駄のない効率的な処理を実現できる。それゆえ高い周
波数で動作させなくても処理能力を得ることができ、製
造コストを低減させることができる。また、逐次処理手
段は、音声デコード全般と、圧縮映像データのヘッダ解
析と、定型処理手段の制御とを順次行うので、1プロセ
ッサにて構成できる。 【0110】また、前記定型処理手段は、逐次処理手段
の指示に従ってデータストリーム中の圧縮映像データを
可変長復号するデータ変換手段と、可変長復号により得
られた映像ブロックに対して、所定の演算を施すことに
より逆量子化および逆離散余弦変換を行う演算手段と、
逆離散余弦変換後の映像ブロックと復号済みのブロック
を合成することにより動き補償処理を行って映像データ
を復元する合成手段とを有し、前記逐次処理手段は、デ
ータ変換手段により可変長復号されたヘッダ情報を取得
する取得手段と、取得されたヘッダ情報を解析する解析
手段と、解析結果として得られるパラメータを定型処理
手段に通知する通知手段と、入力手段により入力された
データストリーム中の圧縮音声データを復号する音声復
号手段と、前記定型処理手段から所定ブロックのデコー
ド完了を通知する割込み信号を受けたとき、音声復号手
段の動作を停止するとともに取得手段を起動し、前記通
知手段が前記通知をしたとき、前記データ変換手段に映
像ブロックの可変長復号の開始を指示する制御手段とを
有するように構成してもよい。 【0111】この構成によれば、マクロブロックなど所
定ブロック単位に逐次処理手段は、ヘッダ解析を行った
後音声デコードを行い、定型処理手段により所定ブロッ
クのデコードが完了したとき次のブロックのヘッダ解析
を開始する。このように逐次処理手段は時分割でヘッダ
解析と音声デコードとを繰り返すので1個のプロセッサ
にて低コストで実現することができる。また、定型処理
手段は多岐にわたる条件判断処理をする必要がないの
で、低コストで専用ハードウェア(或はハードウェアと
ファームウェア)化することができる。 【0112】ここで、前記演算手段は、さらに1ブロッ
クに相当する記憶領域を有する第1バッファを有し、前
記データ変換手段は、データストリーム中の圧縮映像デ
ータを可変長復号する可変長復号手段と、第1バッファ
の記憶領域のアドレスをジグザグスキャン順に並べた第
1アドレス列を記憶する第1アドレステーブル手段と、
第1バッファの記憶領域のアドレスをオルタネートスキ
ャン順に並べた第2アドレス列を記憶する第2アドレス
テーブル手段と、第1アドレス列と第2アドレス列の一
方に従って、可変長復号手段の可変長復号により得られ
るブロックデータを第1バッファに書き込む書き込み手
段とを有する構成としてもよい。 【0113】この構成によれば、書込み手段は、ジグザ
グスキャンとオルタネートスキャンのどちらにも対応し
て、第1バッファの記憶領域にブロックデータを書き込
むことができる。従って演算手段は、第1バッファの記
憶領域からブロックデータ読み出すときに、読み出しア
ドレスの順番を変更しなくてもよく、スキャンタイプに
拘らず常に同じに読み出しアドレスの順番にて読み出す
ことができる。 【0114】さらに、前記解析手段は、ヘッダ情報に基
づいて量子化スケールと動きベクトルとを算出し、前記
通知手段は、量子化スケールを演算手段に、動きベクト
ルを合成手段に通知するように構成してもよい。この構
成によれば、動きベクトルの算出を逐次処理手段に担当
させることができ、合成手段は算出された動きベクトル
を用いて定型的に動き補償処理を行うことができる。。 【0115】また、前記演算手段は、それぞれマイクロ
プログラムを記憶する第1、第2の制御記憶部と、第1
制御記憶部に第1読出アドレスを指定する第1プログラ
ムカウンタと、第2読出アドレスを指定する第2プログ
ラムカウンタと、第1読出アドレスと第2読出アドレス
との一方を選択して第2制御記憶部に出力するセレクタ
と、乗算器と加算器とを有し、第1、第2制御記憶部に
よるマイクロプログラム制御によりブロック単位の逆量
子化と逆離散余弦変換とを実行する実行部とを有する構
成としてもよい。 【0116】この構成によれば、マイクロプログラム
(ファームウェア)は多岐にわたる条件判断処理を行う
必要がなく、定型的な処理を実現するだけなのでプログ
ラムサイズが小さくかつ作成が容易であり、低コスト化
に適している。しかも、2つのプログラムカウンタを使
用して乗算器と加算器とを独立して並列に動作させるこ
とができる。 【0117】さらに、前記実行部は、セレクタにより第
2読出アドレスが選択されたとき、乗算器を用いた処理
と加算器を用いた処理とを独立並行して行い、セレクタ
により第1読出アドレスが選択されたとき、乗算器を用
いた処理と加算器を用いた処理とを連動させて行うよう
構成してもよい。この構成によれば、乗算器及び加算器
の遊び時間を減らして処理効率を向上させることができ
る。 【0118】ここで、前記演算手段は、さらに、データ
変換手段からの映像ブロックを保持する第1バッファ
と、実行部により逆離散余弦変換されたブロックを保持
する第2バッファとを有し、前記第1制御記憶部は、逆
量子化処理するマイクロプログラムと、逆離散余弦変換
するマイクロプログラムとを記憶し、前記第2制御記憶
部は、逆離散余弦変換するマイクロプログラムと、逆離
散余弦変換された映像ブロックを第2バッファに転送す
るマイクロプログラムとを記憶し、前記実行手段は、逆
離散余弦変換された映像ブロックを第2バッファに転送
する処理と、次の映像ブロックを逆量子化する処理とを
並列に実行し、逆量子化された当該映像ブロックを逆離
散余弦変換する処理を乗算器と加算器とを連動させて実
行するように構成してもよい。 【0119】この構成によれば、逆量子化処理と第2バ
ッファへの転送処理とを並列実行するので処理効率を向
上させることができる。また、前記入力手段は、さらに
ポリゴンデータを入力し、前記逐次処理手段は、さらに
ポリゴンデータを解析してポリゴンの頂点座標とエッジ
の傾きとを算出し、前記定型処理手段は、さらに算出さ
れた頂点座標と傾きと従って、前記ポリゴンの画像デー
タを生成するように構成してもよい。 【0120】この構成によれば、逐次処理手段はポリゴ
ンデータの解析を担当し、定型処理手段は定型的な画像
データ生成処理を担当する。本映像音声処理装置は、効
率よくポリゴンデータから画像データを生成するグラフ
ィックス処理を行うことができる。ここで、前記第1、
第2制御記憶部は、さらにDDAアルゴリズムによる走
査変換を行うマイクロブログラムを記憶し、前記実行部
は、さらに逐次処理手段により算出された頂点座標と傾
きとに基づいてマイクロプログラム制御により走査変換
を行うように構成してもよい。 【0121】この構成によれば、画像データの生成は前
記第1、第2制御記憶部に走査変換マイクロプログラム
により簡単に実現することができる。また、前記合成手
段はさらに圧縮すべき映像データから差分画像を表す差
分ブロックを生成し、前記第2バッファはさらに生成さ
れた差分画像を保持し、第1制御記憶部はさらに離散余
弦変換するマイクロプログラムと量子化処理するマイク
ロプログラムとを記憶し、第2制御記憶部はさらに離散
余弦変換するマイクロプログラムと離散余弦変換された
映像ブロックを第1バッファに転送するマイクロプログ
ラムとを記憶し、前記実行手段はさらに第2バッファに
保持された差分ブロックに対して離散余弦変換と量子化
を実行して第1バッファに転送し、前記データ変換手段
はさらに第1バッファのブロックに対して可変長符号化
を行い、前記逐次処理手段はさらにデータ変換手段によ
り可変長符号化された所定のブロックに対してヘッダ情
報を付加するように構成してもよい。 【0122】この構成によれば、定型処理手段は定型的
な処理として量子化と離散余弦変換を担当し、逐次処理
手段は条件判断を要する処理(ヘッダ情報の付加)を担
当する。この場合、本映像音声処理装置は、高速クロッ
クを用いなくても画像データから圧縮映像データへのエ
ンコード処理を効率よく実行することができる。また、
前記演算手段は、それぞれマイクロプログラムを記憶す
る第1、第2の制御記憶部と、第1制御記憶部に第1読
出アドレスを指定する第1プログラムカウンタと、第2
読出アドレスを指定する第2プログラムカウンタと、第
1読出アドレスと第2読出アドレスとの一方を選択して
第2制御記憶部に出力するセレクタと、乗算器と加算器
とをそれぞれ有し、第1、第2制御記憶部によるマイク
ロプログラム制御によりブロック単位の逆量子化と逆離
散余弦変換とを実行する複数の実行部とを備え、各実行
部は、ブロックを分割した部分ブロックを分担して処理
するように構成してもよい。 【0123】この構成によれば、複数の実行部が並列に
演算命令を実行するので、定型的な大量の演算を画素レ
ベルで並列化して効率よく実行することができる。ま
た、前記演算手段は、さらに、各実行部に対応して設け
られ、各変換テーブルは所定のアドレス列に対応して部
分的にアドレス順序を入れ換えた変換アドレス保持する
複数のアドレス変換テーブルと、所定の演算を実現する
マイクロプログラムを構成する個々のマイクロ命令を変
換アドレスに対応させて記憶する複数レジスタからなる
命令レジスタ群と、第1及び第2制御記憶部と複数の実
行部との間に設けられ、第1制御記憶部又はセレクタか
ら各実行部に出力されるマイクロ命令を、命令レジスタ
のマイクロ命令に切り替えて複数の実行部に出力する切
り替え部とを備え、前記第1読出アドレス又は第2読出
アドレスが前記所定のアドレス列の中のアドレスである
場合、そのアドレスは前記各アドレス変換テーブルによ
って変換アドレスに変換される。前記命令レジスタ群
は、変換テーブルから出力された各変換アドレスに対応
するマイクロ命令を出力するように構成してもよい。 【0124】この構成によれば、複数の実行部が並列に
マイクロプログラムを実行する間、実行部間でアクセス
の競合など資源干渉を回避して、さらに効率よく処理す
ることができる。ここで、前記各変換テーブルは、さら
に第1プログラムカウンタが前記所定のアドレス列中の
第1読出アドレスを出力する間、前記レジスタ中の加減
算を示すマイクロ命令出力に伴って、加算すべきか減算
すべきかを示すフラグを前記複数の実行部に出力し、前
記各実行部は、前記フラグに従って加減算を実行し、前
記フラグは、前記第2制御記憶部のマイクロ命令に従っ
て設定されるように構成してもよい。 【0125】この構成によれば、マイクロ命令により加
算を行うか減算を行うかを変換テーブルが指定するの
で、同じマイクロプログラムを2通りに共用できるの
で、さらに、マイクロプログラムの全容量を低減させる
ことができ、ハードウェア規模の低減、ひいては低コス
ト化を実現できる。また、前記第2制御記憶部は、さら
に第1プログラムカウンタが前記所定のアドレス列中の
第1読出アドレスを出力する間、前記レジスタ中のマイ
クロ命令出力に伴って、マイクロ命令実行結果の格納先
を示す情報を前記複数の実行部に出力し、前記各実行部
は、格納先情報に従って実行結果を格納するように構成
してもよい。 【0126】この構成によれば、格納先情報は、命令レ
ジスタ群中のマイクロプログラムと別個に指定できるの
で、当該マイクロプロラムを異なる処理例えば行列演算
の部分的な処理において共用することができる。その結
果、さらに、マイクロプログラムの全容量を低減させる
ことができ、ハードウェア規模の低減、ひいては低コス
ト化を実現できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】第1の従来技術における映像音声デコーダによ
るデコード処理の説明図を示す。 【図2】第2の従来技術における2チップ構成のデコー
ダによるデコード処理の説明図を示す。 【図3】本発明の第1の実施形態における画像処理装置
の概略構成を示すブロック図である。 【図4】本発明の第1の実施形態における画像処理装置
の構成を示すブロック図である。 【図5】MPEGストリームを階層的に示すとともに画
像処理装置各部の動作タイミングを示す図である。 【図6】プロセッサ7によるマクロブロックヘッダの解
析と、他の各部への制御内容とを示す図である。 【図7】画素演算部10の構成を示すブロック図であ
る。 【図8】第1命令メモリ506及び第2命令メモリ50
7に記憶されたマイクロプログラムの一例を示す。 【図9】画素演算部10の動作タイミングを示す図であ
る。 【図10】画素読み書き部11の詳細な構成を示すブロ
ック図である。 【図11】IOプロセッサ5の構成を示すブロック図で
ある。 【図12】命令読出回路53の詳細な構成例を示すブロ
ック図である。 【図13】IOプロセッサ5の動作タイミングを示すタ
イムチャートである。 【図14】タスク管理部の構成を示すブロック図であ
る。 【図15】FIFOメモリ4以降の復号動作を示す説明
図である。 【図16】本発明の第2の実施形態のおける画像処理装
置の構成を示すブロック図である。 【図17】画素演算部30の構成を示すブロック図であ
る。 【図18】第1命令メモリ506、第2命令メモリ50
7の記憶内容の一例を示す。 【図19】コード変換部9の構成を示すブロック図であ
る。 【図20】8×8個の空間周波数データを記憶するブロ
ック記憶領域と、ジグザグスキャンの順路を示す。 【図21】8×8個の空間周波数データを記憶するブロ
ック記憶領域と、オルタネートスキャンの順路を示す。 【図22】命令ポインタ保持部308a〜c、命令レジ
スタ部309、分配部310を備えていない場合の命令
メモリ506及び命令メモリ507の記憶内容の一例を
示す。 【図23】命令ポインタ保持部308a〜c、命令レジ
スタ部309の記憶内容の一例を示す。 【符号の説明】 1 ストリーム入力部 2 バッファメモリ 3 外部メモリ 4 FIFOメモリ 5 入出力プロセッサ 5a DMAC 6 メモリコントローラ 7 プロセッサ 8 内部メモリ 9 コード変換部 10 画素演算部 12 ビデオ出力部 13 音声出力部 14 ホストI/F部 1000 映像音声処理装置 1001 入出力処理部 1002 デコード処理部 1003 逐次処理部 1004 定型処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 浩三 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−111642(JP,A) 特開 平6−326615(JP,A) 特開 平9−37249(JP,A) 大藤健、尾高敏則、櫻井貴康,HDT Vにも対応できるリアルタイム復合化を 実現,日経エレクトロニクス,日経BP 社,1994年3月14日,1994年3月14日 号,p.93−100 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/24 - 7/68

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 圧縮音声データと圧縮映像データとを含
    むデータストリームを入力する入力手段と、 定型演算を主とする定型処理であって、データストリー
    ム中のブロック単位に付加されたヘッダ情報及びデータ
    ストリーム中の圧縮映像データの可変長復号処理と、可
    変長復号された圧縮映像データをブロック単位に復号す
    る処理とを行う定型処理手段と、 条件判断を主とする逐次処理であって、定型処理手段に
    よって可変長復号処理されたヘッダ情報の解析処理と、
    データストリーム中の圧縮音声データの復号処理とを時
    分割で行う逐次処理手段とを備え、 前記定型処理手段は、ヘッダ情報と圧縮映像データの可
    変長復号処理を行い、圧縮映像データのブロックの可変
    長復号処理が終了後に、前記逐次処理手段に対して次の
    ブロックのヘッダ情報の解析処理を開始するように指示
    し、 前記逐次処理手段は、解析すべきヘッダ情報が可変長符
    号化されているときには、前記定型処理手段にそのヘッ
    ダ情報の可変長復号処理を指示し、可変長復号されたヘ
    ッダ情報を取得するとこれを解析し、ブロックのヘッダ
    情報の取得が終了後に、前記定型処理手段に対して、前
    記ブロックの圧縮映像データの可変長復号処理を開始
    し、前記解析されたヘッダ情報を用いて前記可変長復号
    後の圧縮映像データを復号するように指示することを特
    徴とする映像音声処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
大藤健、尾高敏則、櫻井貴康,HDTVにも対応できるリアルタイム復合化を実現,日経エレクトロニクス,日経BP社,1994年3月14日,1994年3月14日号,p.93−100

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