JP3674977B2 - 燃焼装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ガス及び石油を気化させたガスを燃焼する給湯器や暖房器などに用いられる燃焼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、燃焼装置は、給気口を備えた前板と本体ケースからなるケーシング内に比例制御弁等の燃料制御装置を使用してバーナ部で燃焼する燃料を可変するとともに、燃料制御装置で供給する燃料に対応した目標回転数で送風機を自動制御する回転数制御装置で制御してバーナ部に適切な空気量を供給することで安定な燃焼状態を得ることができていた。また、燃焼装置の前板の給気口を小さくしたり、消音材等を取り付けたりして燃焼装置で発生する音を遮音したり消音して燃焼装置の低騒音化をおこなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら近年、燃焼装置の小型化・高密度化や低NOx化に伴い、安定な燃焼状態で燃料が燃焼する範囲が狭くなっている。また、燃焼装置の低騒音化に伴い、燃焼装置の前板の給気口を小さくしたり、消音材等を取り付けたりして燃焼装置で発生する音を遮音したり消音する必要があるが、一方前板を通過する空気の抵抗が大きくなって、燃料に対応した目標回転数で送風機を自動制御しても前板が開放されている時と閉塞されている時で供給される空気量が異なってくる。
【0004】
具体的には、前板が本体ケースから取り外されている時は前板が本体ケースに取り付けられている時に比べて送風機の給気抵抗が小さくなるため目標回転数で送風機を回転させると燃料が安定な状態で燃焼するのに比較して過剰な空気量を供給することになる。
【0005】
従って、上記の従来の構成では、前板が閉塞されている時に安定な燃焼状態を得ることができる目標回転数で送風機を自動制御した場合、検査や修理のため前板が開放されている状態で燃焼装置を作動させた時、供給される空気量が多く炎が吹き消える問題があり、逆に前板が開放されている時に安定な燃焼状態を得ることができる目標回転数で送風機を自動制御した場合、前板が閉塞されている状態で燃焼装置を作動させた時、供給される空気量が少なく燃焼騒音が大きくなったり、振動燃焼が発生したりする問題があり、前板の給気口の形状や消音材の取付けが制約され、燃焼装置の低騒音化を実現することが困難であった。
【0006】
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、前板の開閉状態にかかわらず、自動的に安定な燃焼状態を得ることができる回転数で送風機を自動制御するように送風機の回転数制御装置を改良することで、前板の給気口の形状や消音材の取付けの制約をなくして、燃焼装置の低騒音化を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の燃焼装置は給気口と消音材とを備えた前板と、本体ケースからなるケーシング内に、燃料を燃焼するバーナ部と、バーナ部に燃料を供給する燃料制御装置と、バーナ部に空気を供給する送風機と、燃料制御装置で供給する燃料に対応した目標回転数に送風機を自動制御する回転数制御装置とを備え、前板の開閉を検出する検出装置と、前記検出装置により前記前板が開放されている時には、目標回転数にある計算値を減算した回転数に送風機を自動制御する回転数補正装置を設けたものである。
【0008】
また、本発明の燃焼装置は回転数検出装置と回転数比較回路とケーシング外から識別できる表示装置とを備え、検出装置により前板が閉塞されている時には、検出装置の出力信号と回転数比較回路の回転数比較結果とを表示装置に表示させる表示回路を設けたものである。
【0009】
また、本発明の燃焼装置は回転数比較回路にタイマーを備え、検出装置により前板が閉塞されている時には、一定時間以上送風機の回転数と目標回転数とが一致しない場合、バーナ部に燃料の供給を停止する安全装置を設けたものである。
【0010】
【作用】
本発明は、前板の開閉を検出する検出装置により本体ケースと前板からなるケーシングの前板の状態を自動的に検出して、前板が閉塞されている時には、回転数制御装置により燃料制御装置で供給する燃料に対応した目標回転数に送風機を自動制御することで安定な燃焼状態を得ることができ、前板が開放されている時には、補正装置により回転数制御装置で設定される目標回転数にある計算値を減算した回転数に送風機を自動制御することで安定な燃焼状態を得ることができ、前板の開閉状態にかかわらず、自動的に安定な燃焼状態を得ることができるので前板の給気口の形状や消音材の取付けの制約がなくなり燃焼装置の低騒音化を実現することができる。
【0011】
また、第二の作用は、回転数検出装置と回転数比較回路とケーシング外から識別できる表示装置と表示回路を備え、検出装置により前板が閉塞されている時には、検出装置の出力信号を表示装置に表示するとともに、回転数検出装置で送風機の回転数を検出して回転数比較回路で実際の回転数と目標回転数とを比較し、予め設定された誤差範囲で回転していれば表示装置に表示することで、前板が閉塞されている時に送風機が目標回転数で回転していることが確認できるので、目標回転数にある計算値を減算した回転数が目標回転数より大幅に小さくなっても安全性が確保でき、前板の給気口の形状や消音材の取付けの制約がさらになくなり燃焼装置の低騒音化を実現することができる。
【0012】
また、第三の作用は、回転数比較回路にタイマーを備え、検出装置により前板が閉塞されている時には、一定時間以上送風機の回転数と目標回転数とが一致しない場合、バーナ部に燃料の供給を停止する安全装置を設けたことで、送風機の自動制御に異常が生じて前板が閉塞されている時に送風機が目標回転数にある計算値を減算した回転数で回転しても燃焼装置の破損を防止することができるので目標回転数にある計算値を減算した回転数が目標回転数より大幅に小さくなっても安全性が確保でき、前板の給気口の形状や消音材の取付けの制約がさらになくなり燃焼装置の低騒音化を実現することができる。
【0013】
【実施例】
図1は本発明の第一の実施例の燃焼装置の概略構成図を示すものである。
【0014】
図1において、給気口1と消音材2とを備えた前板3と、本体ケース4からなるケーシング5内にバーナ6と水加熱用の熱交換器7、バーナ6に燃料を供給する燃料供給装置8、燃焼用の空気を供給する送風機9、送風機の回転数を制御する回転数制御装置10、前板の開閉を検出する検出装置11とを内装している。熱交換器7には水量検出装置12と入水温検出装置13と出湯温検出装置14とが設けられている。燃料供給装置8は燃料供給量設定回路15、燃料通路を開閉する電磁弁16、燃料の供給量を制御する燃料制御装置17で構成されている。回転数制御装置10は目標回転数設定回路18、送風機駆動回路19、補正回路20で構成されている。検出装置11は、前板の開閉を検出するスイッチ等で前板3が本体ケース4に取り付けられている時にはONの信号を回転数制御装置10に出力し、前板3が本体ケース4から取り外されている時にはOFFの信号を回転数制御装置10に出力するものである。
【0015】
図2は本発明の第一の実施例の燃焼装置の作動フローチャートである。
以下、図2の作動フローチャートにそって本発明の第一の実施例の燃焼装置の作動を説明する。
【0016】
前板3が本体ケース4に取り付けられている時に出湯カラン等の開放により水流が生じると水量検出装置12が水の流れを検出し、水量検出装置12で検出した水量と入水温検出装置13で検出した入水温度から予め設定された出湯温度が得られるように燃料供給量設定回路15で燃料供給量が演算され、電磁弁16が開き、燃料制御装置17からバーナ6へ所定の燃料が供給されるとともに、検出装置11のON信号を回転数制御装置10が検出して、目標回転数設定回路18で燃料制御装置17で供給する燃料に対応して、前板3が本体ケース4に取り付けられている時に燃料が安定な状態で燃焼する適切な空気量を供給する目標回転数を設定して送風機駆動回路19を介して送風機を制御して目標回転数で回転させる。
【0017】
一方、前板3が本体ケース4から取り外されている時に出湯カラン等の開放により水流が生じると、検出装置11のOFFの信号を回転数制御装置10が検出して、補正回路20により上記目標回転数にある計算値を減算した補正回転数を設定して、送風機駆動回路19を介して送風機を制御して補正回転数で回転させる。
【0018】
従って、本発明の第一の実施例の燃焼装置によれば、前板3の開閉状態にかかわらず安定な燃焼状態を得ることができる回転数に自動的に送風機9を制御することで前板3の給気口1の形状を大幅に小さくし、消音材2を多量に用いて前板が開放されている時と閉塞されている時で供給される空気量が異なっても燃焼装置の燃焼不良を防止できるので、前板の給気口の形状や消音材の取付けの制約がなくなり燃焼装置の低騒音化を実現することができる。
【0019】
図3は本発明の第二の実施例の燃焼装置の概略構成図を示すものである。
第一の実施例の燃焼装置との相違点は前板3と本体ケース4からなるケーシング5内に回転数検出装置21とケーシング外から識別できる表示装置22を備えた点と回転数比較回路23と表示回路24とを備えた点である。表示装置22はLEDやランプ等である。
【0020】
図4は本発明の第二の実施例の燃焼装置の作動フローチャートである。以下、図4の作動フローチャートにそって本発明の第二の実施例の燃焼装置の作動を説明する。
【0021】
前板3が本体ケース4に取り付けられている時に出湯カラン等の開放により実際の給湯が開始されると、検出装置11のON信号を受けて表示回路24で表示装置22のLEDやランプ等を点灯さす。また、回転数制御装置10で送風機9を制御して目標回転数で回転させ、回転数検出装置21で送風機9の実際の回転数を検出して回転数比較回路23で目標回転数と比較して予め設定された誤差範囲で回転していれば表示装置22の他のLEDやランプ等を点灯さす。表示装置22はケーシング5外から識別できる構成になっているので表示装置22のLEDやランプ等の点灯・消灯は容易に確認することができ、表示装置22が両方点灯していれば燃焼装置は正常に動作していることが確認できる。また、前板3が本体ケース4に取り付けられている時に前板3の開閉を検出装置11が検出できていないことや、回転数制御装置10や送風機9の故障で送風機9が実際に目標回転数で回転していないことを容易に確認することが可能で、燃焼装置の異常を防止することができる。
【0022】
図5は本発明の第三の実施例の燃焼装置の概略構成図を示すものである。
第二の実施例の燃焼装置との相違点は回転数比較回路23にタイマーを設け、バーナ6に燃料の供給を停止する安全装置25を備えた点である。
【0023】
図6は本発明の第三の実施例の燃焼装置の作動フローチャートである。以下、図6の作動フローチャートにそって本発明の第三の実施例の燃焼装置の作動を説明する。
【0024】
前板3が本体ケース4に取り付けられている時に出湯カラン等の開放により実際の給湯が開始されると、検出装置11のON信号を受けて回転数制御装置10で送風機9を制御して目標回転数で回転させるとともに回転数検出装置21で送風機9の実際の回転数を検出して回転数比較回路23で目標回転数と比較して、一定時間経過しても、予め設定された誤差範囲に入らなければ、安全装置25が作動して電磁弁16を閉止して燃料通路を閉じてバーナ6への燃料の供給を停止する。第二、第三の実施例により燃焼装置の安全性を高めることができるので目標回転数にある計算値を減算した回転数が目標回転数より大幅に小さくなっても燃焼装置の安全性が確保でき、前板3の給気口1の形状や消音材2の取付けの制約がさらになくなり燃焼装置の低騒音化を実現することができる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の第一の請求項における燃焼装置によれば次の効果が得られる。
【0026】
(1)前板に消音材を取り付けたり、給気口の開口面積を小さくして、燃焼装置の吸気回路の吸気抵抗を大きくして騒音をさげても、前板の開閉状態にかかわらず、自動的に安定な燃焼状態を得ることができる回転数に送風機を制御するので燃焼装置の低騒音が容易にできる。
【0027】
(2)送風機の自動制御に異常が生じて前板が閉塞されている時に送風機が目標回転数にある計算値を減算した回転数で回転しても燃焼装置の破損を防止することができるので目標回転数にある計算値を減算した回転数が目標回転数より大幅に小さくなっても安全性が確保でき、前板の給気口の形状や消音材の取付けの制約がさらになくなり、燃焼装置の吸気回路の吸気抵抗を大きくして騒音をさげることが可能になり、燃焼装置の低騒音化を実現することができる。
【0028】
(3)前板の開閉状態にかかわらず、自動的に安定な燃焼状態を得ることができるので、燃焼装置のTDRを大きくとることができるので少量の出湯が可能となり燃焼装置の使い勝手が良くなる。
【0029】
また、本発明の第二の請求項における燃焼装置によれば次の効果が得られる。
(1)表示装置により燃焼装置の検出装置の出力信号や送風機が実際に目標回転数で回転しているかどうかを容易に確認できるので、燃焼装置の吸気回路の吸気抵抗を大きくして騒音をさげても、燃焼装置の異常を防止することができ、燃焼装置の安全性を損なわず低騒音ができる。
【0030】
また、本発明の第三の請求項における燃焼装置によれば次の効果が得られる。
(1)送風機の回転数の比較に一定時間のタイマーを設けることで送風機の過渡的な回転数の変動や風などの外乱による瞬時的な回転数の変動が生じた時の安全装置の誤作動を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例における燃焼装置の概略構成図
【図2】同燃焼装置の作動フローチャート
【図3】本発明の第二の実施例における燃焼装置の概略構成図
【図4】同燃焼装置の作動フローチャート
【図5】本発明の第三の実施例における燃焼装置の概略構成図
【図6】同燃焼装置の作動フローチャート
【符号の説明】
1 給気口
2 消音材
3 前板
4 本体ケース
5 ケーシング
6 バーナ
8 燃料供給装置
9 送風機
10 回転数制御装置
11 検出装置
18 目標回転数設定回路
19 送風機駆動回路
20 補正回路
21 回転数検出装置
22 表示装置
23 回転数比較回路
24 表示回路
25 安全装置
【産業上の利用分野】
本発明は、ガス及び石油を気化させたガスを燃焼する給湯器や暖房器などに用いられる燃焼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、燃焼装置は、給気口を備えた前板と本体ケースからなるケーシング内に比例制御弁等の燃料制御装置を使用してバーナ部で燃焼する燃料を可変するとともに、燃料制御装置で供給する燃料に対応した目標回転数で送風機を自動制御する回転数制御装置で制御してバーナ部に適切な空気量を供給することで安定な燃焼状態を得ることができていた。また、燃焼装置の前板の給気口を小さくしたり、消音材等を取り付けたりして燃焼装置で発生する音を遮音したり消音して燃焼装置の低騒音化をおこなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら近年、燃焼装置の小型化・高密度化や低NOx化に伴い、安定な燃焼状態で燃料が燃焼する範囲が狭くなっている。また、燃焼装置の低騒音化に伴い、燃焼装置の前板の給気口を小さくしたり、消音材等を取り付けたりして燃焼装置で発生する音を遮音したり消音する必要があるが、一方前板を通過する空気の抵抗が大きくなって、燃料に対応した目標回転数で送風機を自動制御しても前板が開放されている時と閉塞されている時で供給される空気量が異なってくる。
【0004】
具体的には、前板が本体ケースから取り外されている時は前板が本体ケースに取り付けられている時に比べて送風機の給気抵抗が小さくなるため目標回転数で送風機を回転させると燃料が安定な状態で燃焼するのに比較して過剰な空気量を供給することになる。
【0005】
従って、上記の従来の構成では、前板が閉塞されている時に安定な燃焼状態を得ることができる目標回転数で送風機を自動制御した場合、検査や修理のため前板が開放されている状態で燃焼装置を作動させた時、供給される空気量が多く炎が吹き消える問題があり、逆に前板が開放されている時に安定な燃焼状態を得ることができる目標回転数で送風機を自動制御した場合、前板が閉塞されている状態で燃焼装置を作動させた時、供給される空気量が少なく燃焼騒音が大きくなったり、振動燃焼が発生したりする問題があり、前板の給気口の形状や消音材の取付けが制約され、燃焼装置の低騒音化を実現することが困難であった。
【0006】
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、前板の開閉状態にかかわらず、自動的に安定な燃焼状態を得ることができる回転数で送風機を自動制御するように送風機の回転数制御装置を改良することで、前板の給気口の形状や消音材の取付けの制約をなくして、燃焼装置の低騒音化を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の燃焼装置は給気口と消音材とを備えた前板と、本体ケースからなるケーシング内に、燃料を燃焼するバーナ部と、バーナ部に燃料を供給する燃料制御装置と、バーナ部に空気を供給する送風機と、燃料制御装置で供給する燃料に対応した目標回転数に送風機を自動制御する回転数制御装置とを備え、前板の開閉を検出する検出装置と、前記検出装置により前記前板が開放されている時には、目標回転数にある計算値を減算した回転数に送風機を自動制御する回転数補正装置を設けたものである。
【0008】
また、本発明の燃焼装置は回転数検出装置と回転数比較回路とケーシング外から識別できる表示装置とを備え、検出装置により前板が閉塞されている時には、検出装置の出力信号と回転数比較回路の回転数比較結果とを表示装置に表示させる表示回路を設けたものである。
【0009】
また、本発明の燃焼装置は回転数比較回路にタイマーを備え、検出装置により前板が閉塞されている時には、一定時間以上送風機の回転数と目標回転数とが一致しない場合、バーナ部に燃料の供給を停止する安全装置を設けたものである。
【0010】
【作用】
本発明は、前板の開閉を検出する検出装置により本体ケースと前板からなるケーシングの前板の状態を自動的に検出して、前板が閉塞されている時には、回転数制御装置により燃料制御装置で供給する燃料に対応した目標回転数に送風機を自動制御することで安定な燃焼状態を得ることができ、前板が開放されている時には、補正装置により回転数制御装置で設定される目標回転数にある計算値を減算した回転数に送風機を自動制御することで安定な燃焼状態を得ることができ、前板の開閉状態にかかわらず、自動的に安定な燃焼状態を得ることができるので前板の給気口の形状や消音材の取付けの制約がなくなり燃焼装置の低騒音化を実現することができる。
【0011】
また、第二の作用は、回転数検出装置と回転数比較回路とケーシング外から識別できる表示装置と表示回路を備え、検出装置により前板が閉塞されている時には、検出装置の出力信号を表示装置に表示するとともに、回転数検出装置で送風機の回転数を検出して回転数比較回路で実際の回転数と目標回転数とを比較し、予め設定された誤差範囲で回転していれば表示装置に表示することで、前板が閉塞されている時に送風機が目標回転数で回転していることが確認できるので、目標回転数にある計算値を減算した回転数が目標回転数より大幅に小さくなっても安全性が確保でき、前板の給気口の形状や消音材の取付けの制約がさらになくなり燃焼装置の低騒音化を実現することができる。
【0012】
また、第三の作用は、回転数比較回路にタイマーを備え、検出装置により前板が閉塞されている時には、一定時間以上送風機の回転数と目標回転数とが一致しない場合、バーナ部に燃料の供給を停止する安全装置を設けたことで、送風機の自動制御に異常が生じて前板が閉塞されている時に送風機が目標回転数にある計算値を減算した回転数で回転しても燃焼装置の破損を防止することができるので目標回転数にある計算値を減算した回転数が目標回転数より大幅に小さくなっても安全性が確保でき、前板の給気口の形状や消音材の取付けの制約がさらになくなり燃焼装置の低騒音化を実現することができる。
【0013】
【実施例】
図1は本発明の第一の実施例の燃焼装置の概略構成図を示すものである。
【0014】
図1において、給気口1と消音材2とを備えた前板3と、本体ケース4からなるケーシング5内にバーナ6と水加熱用の熱交換器7、バーナ6に燃料を供給する燃料供給装置8、燃焼用の空気を供給する送風機9、送風機の回転数を制御する回転数制御装置10、前板の開閉を検出する検出装置11とを内装している。熱交換器7には水量検出装置12と入水温検出装置13と出湯温検出装置14とが設けられている。燃料供給装置8は燃料供給量設定回路15、燃料通路を開閉する電磁弁16、燃料の供給量を制御する燃料制御装置17で構成されている。回転数制御装置10は目標回転数設定回路18、送風機駆動回路19、補正回路20で構成されている。検出装置11は、前板の開閉を検出するスイッチ等で前板3が本体ケース4に取り付けられている時にはONの信号を回転数制御装置10に出力し、前板3が本体ケース4から取り外されている時にはOFFの信号を回転数制御装置10に出力するものである。
【0015】
図2は本発明の第一の実施例の燃焼装置の作動フローチャートである。
以下、図2の作動フローチャートにそって本発明の第一の実施例の燃焼装置の作動を説明する。
【0016】
前板3が本体ケース4に取り付けられている時に出湯カラン等の開放により水流が生じると水量検出装置12が水の流れを検出し、水量検出装置12で検出した水量と入水温検出装置13で検出した入水温度から予め設定された出湯温度が得られるように燃料供給量設定回路15で燃料供給量が演算され、電磁弁16が開き、燃料制御装置17からバーナ6へ所定の燃料が供給されるとともに、検出装置11のON信号を回転数制御装置10が検出して、目標回転数設定回路18で燃料制御装置17で供給する燃料に対応して、前板3が本体ケース4に取り付けられている時に燃料が安定な状態で燃焼する適切な空気量を供給する目標回転数を設定して送風機駆動回路19を介して送風機を制御して目標回転数で回転させる。
【0017】
一方、前板3が本体ケース4から取り外されている時に出湯カラン等の開放により水流が生じると、検出装置11のOFFの信号を回転数制御装置10が検出して、補正回路20により上記目標回転数にある計算値を減算した補正回転数を設定して、送風機駆動回路19を介して送風機を制御して補正回転数で回転させる。
【0018】
従って、本発明の第一の実施例の燃焼装置によれば、前板3の開閉状態にかかわらず安定な燃焼状態を得ることができる回転数に自動的に送風機9を制御することで前板3の給気口1の形状を大幅に小さくし、消音材2を多量に用いて前板が開放されている時と閉塞されている時で供給される空気量が異なっても燃焼装置の燃焼不良を防止できるので、前板の給気口の形状や消音材の取付けの制約がなくなり燃焼装置の低騒音化を実現することができる。
【0019】
図3は本発明の第二の実施例の燃焼装置の概略構成図を示すものである。
第一の実施例の燃焼装置との相違点は前板3と本体ケース4からなるケーシング5内に回転数検出装置21とケーシング外から識別できる表示装置22を備えた点と回転数比較回路23と表示回路24とを備えた点である。表示装置22はLEDやランプ等である。
【0020】
図4は本発明の第二の実施例の燃焼装置の作動フローチャートである。以下、図4の作動フローチャートにそって本発明の第二の実施例の燃焼装置の作動を説明する。
【0021】
前板3が本体ケース4に取り付けられている時に出湯カラン等の開放により実際の給湯が開始されると、検出装置11のON信号を受けて表示回路24で表示装置22のLEDやランプ等を点灯さす。また、回転数制御装置10で送風機9を制御して目標回転数で回転させ、回転数検出装置21で送風機9の実際の回転数を検出して回転数比較回路23で目標回転数と比較して予め設定された誤差範囲で回転していれば表示装置22の他のLEDやランプ等を点灯さす。表示装置22はケーシング5外から識別できる構成になっているので表示装置22のLEDやランプ等の点灯・消灯は容易に確認することができ、表示装置22が両方点灯していれば燃焼装置は正常に動作していることが確認できる。また、前板3が本体ケース4に取り付けられている時に前板3の開閉を検出装置11が検出できていないことや、回転数制御装置10や送風機9の故障で送風機9が実際に目標回転数で回転していないことを容易に確認することが可能で、燃焼装置の異常を防止することができる。
【0022】
図5は本発明の第三の実施例の燃焼装置の概略構成図を示すものである。
第二の実施例の燃焼装置との相違点は回転数比較回路23にタイマーを設け、バーナ6に燃料の供給を停止する安全装置25を備えた点である。
【0023】
図6は本発明の第三の実施例の燃焼装置の作動フローチャートである。以下、図6の作動フローチャートにそって本発明の第三の実施例の燃焼装置の作動を説明する。
【0024】
前板3が本体ケース4に取り付けられている時に出湯カラン等の開放により実際の給湯が開始されると、検出装置11のON信号を受けて回転数制御装置10で送風機9を制御して目標回転数で回転させるとともに回転数検出装置21で送風機9の実際の回転数を検出して回転数比較回路23で目標回転数と比較して、一定時間経過しても、予め設定された誤差範囲に入らなければ、安全装置25が作動して電磁弁16を閉止して燃料通路を閉じてバーナ6への燃料の供給を停止する。第二、第三の実施例により燃焼装置の安全性を高めることができるので目標回転数にある計算値を減算した回転数が目標回転数より大幅に小さくなっても燃焼装置の安全性が確保でき、前板3の給気口1の形状や消音材2の取付けの制約がさらになくなり燃焼装置の低騒音化を実現することができる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の第一の請求項における燃焼装置によれば次の効果が得られる。
【0026】
(1)前板に消音材を取り付けたり、給気口の開口面積を小さくして、燃焼装置の吸気回路の吸気抵抗を大きくして騒音をさげても、前板の開閉状態にかかわらず、自動的に安定な燃焼状態を得ることができる回転数に送風機を制御するので燃焼装置の低騒音が容易にできる。
【0027】
(2)送風機の自動制御に異常が生じて前板が閉塞されている時に送風機が目標回転数にある計算値を減算した回転数で回転しても燃焼装置の破損を防止することができるので目標回転数にある計算値を減算した回転数が目標回転数より大幅に小さくなっても安全性が確保でき、前板の給気口の形状や消音材の取付けの制約がさらになくなり、燃焼装置の吸気回路の吸気抵抗を大きくして騒音をさげることが可能になり、燃焼装置の低騒音化を実現することができる。
【0028】
(3)前板の開閉状態にかかわらず、自動的に安定な燃焼状態を得ることができるので、燃焼装置のTDRを大きくとることができるので少量の出湯が可能となり燃焼装置の使い勝手が良くなる。
【0029】
また、本発明の第二の請求項における燃焼装置によれば次の効果が得られる。
(1)表示装置により燃焼装置の検出装置の出力信号や送風機が実際に目標回転数で回転しているかどうかを容易に確認できるので、燃焼装置の吸気回路の吸気抵抗を大きくして騒音をさげても、燃焼装置の異常を防止することができ、燃焼装置の安全性を損なわず低騒音ができる。
【0030】
また、本発明の第三の請求項における燃焼装置によれば次の効果が得られる。
(1)送風機の回転数の比較に一定時間のタイマーを設けることで送風機の過渡的な回転数の変動や風などの外乱による瞬時的な回転数の変動が生じた時の安全装置の誤作動を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例における燃焼装置の概略構成図
【図2】同燃焼装置の作動フローチャート
【図3】本発明の第二の実施例における燃焼装置の概略構成図
【図4】同燃焼装置の作動フローチャート
【図5】本発明の第三の実施例における燃焼装置の概略構成図
【図6】同燃焼装置の作動フローチャート
【符号の説明】
1 給気口
2 消音材
3 前板
4 本体ケース
5 ケーシング
6 バーナ
8 燃料供給装置
9 送風機
10 回転数制御装置
11 検出装置
18 目標回転数設定回路
19 送風機駆動回路
20 補正回路
21 回転数検出装置
22 表示装置
23 回転数比較回路
24 表示回路
25 安全装置
Claims (3)
- 給気口と消音材とを備えた前板と、本体ケースからなるケーシング内に設けられ燃料を燃焼するバーナ部と、前記バーナ部に燃料を供給する燃料制御装置と、前記バーナ部に空気を供給する送風機と、前記燃料制御装置で供給する燃料に対応した目標回転数に前記送風機を自動制御する回転数制御装置と、前記前板の開閉を検出する検出装置と、前記検出装置により前記前板が開放されている時には、前記目標回転数にある計算値を減算した回転数に前記送風機を自動制御する回転数補正装置とを設けた燃焼装置。
- 回転数検出装置、回転数比較回路及びケーシング外から識別できる表示装置と、検出装置により前板が閉塞されている時には、前記検出装置の出力信号と前記回転数比較回路の回転数比較結果とを前記表示装置に表示させる表示回路とを設けた請求項1記載の燃焼装置。
- 回転数比較回路にタイマーを備え、検出装置により前板が閉塞されている場合において、一定時間以上送風機の回転数と目標回転数とが一致しない時にはバーナ部に燃料の供給を停止する安全装置を設けた請求項1記載の燃焼装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP03518595A JP3674977B2 (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03518595A JP3674977B2 (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 燃焼装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08226644A JPH08226644A (ja) | 1996-09-03 |
| JP3674977B2 true JP3674977B2 (ja) | 2005-07-27 |
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ID=12434795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03518595A Expired - Fee Related JP3674977B2 (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 燃焼装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3674977B2 (ja) |
-
1995
- 1995-02-23 JP JP03518595A patent/JP3674977B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08226644A (ja) | 1996-09-03 |
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