JP3716672B2 - 昇圧チョッパ装置および電気負荷作動装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、昇圧チョッパ装置およびこれを用いた電気負荷作動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図17は、本発明の前提となる昇圧チョッパ装置を示す回路図である。
【0003】
この昇圧チョッパ装置は、本発明者らが先に提案したもので、特願平7−149237号として出願されている。
【0004】
上記昇圧チョッパ装置は、交流電源101に接続される交流入力端子ti1、ti2と直流出力端子to1、to2と間に一方の交流入力端子ti1の電圧が正極性のときに作動する第1の昇圧チョッパ回路102Aと、他方の交流入力端子ti2の電圧が正極性のときに作動する第2の昇圧チョッパ回路102Bとを対称的で並列的に接続し、それぞれの昇圧チョッパ回路102A、102Bの直流出力によって充電される共通の平滑コンデンサ103を直流出力端子to1、to2間に接続し、さらにそれぞれの昇圧チョッパ回路102A、102Bと交流電源101との間に直列に挿入される一対のダイオード104A、104Bからなるダイオード逆直列回路104を交流入力端子ti1、ti2間に接続した回路構成を備えている。なお、図中符号105は負荷で、直流出力端子to1、to2間に接続される。
【0005】
第1の昇圧チョッパ回路102Aは、第1のインダクタ102A1、第1のスイッチング手段102A2および第1のダイオード102A3を備えている。
【0006】
第1のインダクタ102A1および第1のダイオード102A3は、交流入力端子ti1と直流出力端子to1との間に直列接続されている。
【0007】
第1のスイッチング手段102A2は、第1のインダクタ102A1および第1のダイオード102A3の接続点と、ダイオード逆直列回路104のダイオード104Aおよび104Bの接続点と、直流出力端子to2とに接続している。
【0008】
同様に第2の昇圧チョッパ装置102Bは、第2のインダクタ102B1、第2のスイッチング手段102B2および第2のダイオード102B3を備えている。
【0009】
第2のインダクタ102B1および第2のダイオード102B3は、交流入力端子ti2と直流出力端子to2との間に直列接続されている。
【0010】
第2のスイッチング手段102B2は、第2のインダクタ102B1および第2のダイオード10B3の接続点と、ダイオード逆直列回路104のダイオード104Aおよび104Bの接続点と、直流出力端子to2とに接続している。
【0011】
上記した本発明の前提となる昇圧チョッパ装置は、入力電流が通過するダイオード104A、104Bが2個であるから、単一の昇圧チョッパ回路にブリッジ形全波整流回路を組み合わせてなり、入力電流がブリッジ形全波整流回路の4個のダイオードを通過する回路構成の場合では変換効率が95%程度であるのに対して、入力整流ダイオードの損失が1/2になって、変換効率が97〜98%近くまで改善する。
【0012】
また、交流電源の端子電圧が高周波で振動することがないため、コモンモードノイズの発生も少ない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、さらに良好な変換効率を備えていれば、回路損失による放熱量が減少し、これに伴い装置の小形化、軽量化およびコストダウンを図れるので、望ましいことである。
【0014】
本発明は、変換効率をさらに向上した昇圧チョッパ装置およびこれを用いた電気負荷作動装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を達成するための手段】
請求項1の発明の昇圧チョッパ装置は、交流電源に接続する一対の入力端子と;一対の直流出力端子と;一対の直流出力端子間に接続された共通の平滑コンデンサと;一方の入力端子および一方の直流出力端子の間に直列的に接続された第1のインダクタおよび第1のダイオードの直列回路、ならびに第1のインダクタおよび第1のダイオードの接続点と他方の直流出力端子との間に接続された第1のスイッチング手段を備え、一方の入力端子に印加される電圧が正のときに作動して平滑コンデンサを充電する第1の昇圧チョッパ回路と;他方の入力端子および他方の直流出力端子の間に直列的に接続された第2のインダクタおよび第2のダイオードの直列回路、ならびに第2のインダクタおよび第2のダイオードの接続点と他方の直流出力端子との間に接続された第2のスイッチング手段を備え 、他方の入力端子に印加される電圧が正のときに作動して平滑コンデンサを充電する第2の昇圧チョッパ回路と;逆直列接続された第1および第2の同期整流器からなり、一対の入力端子および第1および第2の昇圧チョッパ回路の間において線間に挿入されるとともに一対の同期整流器の接続点を第1および第2のスイッチング手段の接続点に接続してなる同期整流器逆直列回路と;少なくとも一方のスイッチング手段に並列接続されたピーク電圧検出手段と;ピーク電圧検出手段の出力に基づいて同期整流器を同期的にドライブするドライブ手段と;を具備していることを特徴としている。
【0016】
本発明および以下の各発明において、特に指定しない限り用語の定義および技術的意味は次による。
【0017】
<スイッチング手段について>
第1のスイッチング手段および第2のスイッチング手段は、高周波でスイッチングするものであれば、どのようなものでもよく、たとえばFET、バイポーラトランジスタなどを用いることができる。しかし、逆方向に電流が流れ得る機能が付与されているのが好ましい。なぜなら、後述する同期整流器による電流の交流電源への還流の他に、スイッチング手段を経由した還流をも行わせることが可能になり、さらに損失が低下するからである。
【0018】
スイッチング手段自体に逆方向に電流が流れ得る機能を備えていない場合には、ダイオードなどを逆方向電流通流手段としてスイッチング手段に外付けで接続することにより、逆電流が流れ得る機能が付与されていてもよい。たとえば、バイポーラトランジスタの場合には、ダイオードを逆並列に接続すればよい。しかし、FETの場合は、寄生ダイオードが逆方向電流通流手段として作用するので、そのまま使用することができる。また、FETは、ゲート・ソース間にゲートがドライブ方向の極性になるようにゲート電圧を印加することにより、ソース・ドレイン間の抵抗が小さくなってソース・ドレイン間に逆電流を低損失で流すことができる特性を備えているので、この特性を利用した同期整流器として作用させて逆方向の電流通流手段を得るようにしてもよい。
【0019】
<平滑コンデンサについて>
平滑コンデンサは、電解コンデンサのように静電容量の大きなコンデンサからなり、第1および第2の昇圧チョッパの直流出力に対して共通の平滑化手段として機能して、平滑化された直流電圧を直流出力端子間に印加する。
【0020】
<第1および第2の昇圧チョッパ回路について>
第1の昇圧チョッパ回路は、第1のインダクタ、第1のスイッチング手段および第1のダイオードを備えて構成され、交流入力端子の一方に印加される電圧が正極性であるときに作動する。
【0021】
同様に第2の昇圧チョッパ回路は、第2のインダクタ、第2のスイッチング手段および第2のダイオードを備えて構成され、交流入力端子の他方に印加される電圧が正極性であるときに作動する。
【0022】
したがって、交流電源電圧の正の半サイクルの期間中には第1の昇圧チョッパ回路が作動し、負の半サイクルの期間中には第2の昇圧チョッパ回路が作動する。
【0023】
<同期整流器逆直列回路について>
同期整流器逆直列回路は、第1および第2の同期整流器を逆直列接続して構成されていて、交流入力端子および第1および第2の昇圧チョッパ回路の間において線間に挿入されている。
【0024】
「同期整流器」とは、整流作用を行わせるのと同期して制御することによって整流作用を行うように構成されたスイッチング手段である。どのようなスイッチング手段を用いて上記のように構成してもよい。しかし、本発明においては、同期整流器としてFETを用いるのが好適である。なぜなら、FETのゲート・ソース間にゲートがドライブ方向の極性になるようにゲート電圧を印加すると、ソース・ドレイン間の抵抗値が小さくなって逆電流を低損失で流せるからである。
【0025】
また、同期整流作用を交流電圧の半サイクル単位に設定して、半サイクルごとに第1および第2の同期整流器を切り換えると、その制御が簡単になる。
【0026】
そうして、第1の昇圧チョッパ回路が作動中には、第2の同期整流器を作用させ、また第2の昇圧チョッパ回路が作動中には、第1の同期整流器を作用させるように構成する。
【0027】
<ピーク電圧検出手段について>
ピーク電圧検出手段は、第1および第2のスイッチング手段の少なくとも一方に並列接続される。すなわち、ピーク電圧検出手段は、第1および第2のスイッチング手段にそれぞれピーク電圧検出手段を接続するのでもよいし、第1および第2のスイッチング手段のいずれか一方たとえば第1のスイッチング手段にのみピーク電圧検出手段を並列接続する構成であってもよい。
【0028】
<ドライブ手段について>
ドライブ手段は、ピーク電圧検出手段の検出出力に応じて同期整流器をドライブする手段である。ピーク電圧検出手段が上記の前者の構成の場合、以下のように構成する。すなわち、第1のスイッチング手段に並列接続したピーク電圧検出手段の検出出力で第2の同期整流器のドライブを制御する。また、第2のスイッチング手段に並列接続したピーク電圧検出手段の検出出力で第1の同期整流器のドライブを制御する。
【0029】
これに対して、上記後者の場合には、第2の同期整流器のドライブの制御については上記の同様であるが、第1の同期整流器のドライブの制御は、ピーク電圧検出手段の検出出力を反転回路を介してドライブを行うように構成する。したがって、ピーク電圧検出手段は、1個でよいから、回路の簡素化を図ることができる。
【0030】
<その他の構成について>
昇圧チョッパ回路の動作中に第1および第2のインダクタから電磁エネルギーが放出された際に流れる減少電流が交流電源側に流れやすいように高周波バイパス用のコンデンサを同期整流器逆直列回路と並列に接続することができる。これにより減少電流が交流電源に直接またはノイズフィルタを経由しないでバイパスされるようになる。
【0031】
また、交流入力端子と第1および第2の昇圧チョッパ回路との間にノイズフィルタを挿入することができる。ノイズフィルタは、昇圧チョッパ動作によって発生した高周波電流成分が交流電源に流出しないように阻止する機能を備える。一般的には、コモンモードインダクタの前後にコンデンサを線間に挿入してなる回路構成が多く用いられるが、高周波電流成分を阻止するのであれば、どのような回路構成であってもよい。
【0032】
<本発明の作用について>
交流入力端子を交流電源に接続した状態で第1の昇圧チョッパ回路の第1のスイッチング手段に順方向電圧が印加される半サイクルにおいては、第1の昇圧チョッパ回路が作動する。すなわち、第1のスイッチング手段は、高周波でオン、オフを繰り返し、第1のスイッチング手段がオンすると、交流電源から一方の交流入力端子、第1のインダクタ、第1のスイッチング手段、主として同期整流器逆直列回路の第2の同期整流器、他方の交流入力端子および交流電源の経路を増加電流が流れて第1のインダクタに電磁エネルギーが蓄積される。
【0033】
なお、本発明において、「高周波」とは1kHz以上の周波数をいう。また、「増加電流」とは、スイッチオン時点からオフするまで増加していく電流を意味する。さらに、「主として同期整流器の第2の同期整流器」とは、交流電源に還流する増加電流は、殆ど第2の同期整流器を流れるが、これと第2のインダクタを介して並列関係にある第2のスイッチング手段を逆方向に流れる電流もわずかながらあるからである。なお、この電流は、第2のインダクタを経由して流れるため、主として直流成分である。
【0034】
次に、第1のスイッチング手段がオフすると、第1のインダクタに蓄積されていた電磁エネルギーが放出されて、第1のインダクタから第1のダイオード、平滑コンデンサ、主として同期整流器逆直列回路の第2の同期整流器、交流電源側および第1のインダクタの経路を減少電流が増加電流と同一方向に流れる。なお、「減少電流」とは、スイッチオフ時点から次にオンするまで減少していく電流を意味する。
【0035】
その結果、一対の直流出力端子間には交流電源電圧より昇圧され、かつ平滑コンデンサにより平滑化された直流電圧が得られる。
【0036】
以上の動作は、昇圧チョッパとしての動作なので、入力電圧をVp、出力電圧をVoとし、第1のスイッチング手段のオン時間をtON、オフ時間をtOFFとすると、概ね下式で表す昇圧された直流電圧が得られる。
【0037】
Vo=Vp(tON+tOFF)/tOFF
そうして、第1の昇圧チョッパ回路は、交流電圧が第1のスイッチング手段に対して順方向に印加される半サイクルの間繰り返される。
【0038】
次に、交流電源電圧が反転して、第2のスイッチング手段に対して順方向電圧が印加される他方の半サイクルになると、第2の昇圧チョッパ回路が作動する。すなわち、第2のスイッチング手段は、第1の昇圧チョッパと同一周波数の高周波でオン、オフを繰り返し、第1のスイッチング手段がオンすると、交流電源から他方の交流入力端子、第2のインダクタ、第2のスイッチング手段、主として同期整流器逆直列回路の第1の同期整流器、一方の交流入力端子および交流電源の経路を増加電流が流れて第2のインダクタに電磁エネルギーが蓄積される。
【0039】
次に、第2のスイッチング手段がオフすると、第2のインダクタに蓄積されていた電磁エネルギーが放出されて、第2のインダクタから第2のダイオード、平滑コンデンサ、主として同期整流器逆直列回路の第1の同期整流器、交流電源側および第2のインダクタの経路を減少電流が増加電流と同一方向に流れる。
【0040】
その結果、上記の半サイクルにおいても一対の直流出力端子間には交流電源電圧より昇圧され、かつ平滑コンデンサにより平滑化された同一極性の直流電圧が得られる。
【0041】
なお、交流電源側に高周波バイパスコンデンサを接続しておくことにより、共通のインダクタに電気エネルギーを蓄積する際の増加電流および共通のインダクタを電源とする減少電流が流れやすくなる。
【0042】
また、交流入力側にコモンモードインダクタを含むノイズフィルタを接続したとしても、同期整流器逆直列回路の第1および第2の同期整流器の接続点と第1および第2のスイッチング手段の接続点とが接続されると、交流電源の端子電圧が高周波で振動することがないため、コモンモードノイズの発生を抑制することができる。
【0043】
次に、ピーク電圧検出手段の作用について説明する。
【0044】
第1および第2のスイッチング手段の一方が昇圧チョッパのスイッチング手段として作動中の場合、その両端にはオフ時に直流出力電圧が現れる。これに対して、他方のスイッチング手段はその寄生ダイオードまたは同期整流器として作用するので、両端には殆ど電圧が現れない。
【0045】
そこで、ピーク電圧検出手段を前述のように接続することにより、第1および第2のスイッチング手段が昇圧チョッパとして作動しているのか、同期整流器または寄生ダイオードが整流器として作動しているのか、ピーク電圧検出手段の検出出力から識別できる。このため、ピーク電圧検出手段の検出出力に応じて同期整流器を後述するように所要にドライブすることができる。
【0046】
次に、同期整流器の作用について説明する。
【0047】
同期整流器は、第1の昇圧チョッパ回路が作動中には、第2の同期整流器が整流作用を行えるようにピーク電圧検出手段により同期して制御される。このとき第1の同期整流器は整流作用を行えないように制御されている。
【0048】
同様に、第2の昇圧チョッパ回路が作動中には、第1の同期整流器が整流作用を行えるようにピーク電圧検出手段により同期して制御され、このとき第2の同期整流器は整流作用を行えないように制御されている。
【0049】
そうして、本発明においては、第1および第2の昇圧チョッパ回路に対して同期整流器を一対用いればよく、しかも同期整流器は、その同期整流中の電圧降下が通常の整流器の順方向電圧降下より小さくできるので、損失が極めて少なくなる。
【0050】
その結果、本発明によれば、約99%程度の変換効率を得ることができる。
【0051】
電力変換装置において、その変換効率がたとえ1%でも向上するということは、変換に伴う電力損失がその分減少することである。そして、これにより放熱量が低減するので、装置の小形化、軽量化およびコストダウンに多大な影響を与えることから、本発明の効果は極めて大きい。
【0052】
また、本発明によれば、スイッチング手段の両端のピーク電圧を検出して同期整流器の同期制御を行うので、回路構成が簡単で、しかも制御が確実になる。
【0053】
請求項2の発明の昇圧チョッパ装置は、請求項1記載の昇圧チョッパ装置において、同期整流器は、同期的に逆電流を流すように構成されたFETからなることを特徴としている。
【0054】
本発明において、「同期的に逆電流を流す」とは、逆電流を流すことによって同期整流を行うことを意味している。FETは、そのゲート・ソース間にゲートがドライブ方向の極性になるようにゲート電圧を印加すると、ソース・ドレイン間の抵抗が小さくなり、逆電流を流しても電圧降下が少なくなる。
【0055】
また、同期整流器としてのFETは、逆電流が流れているときのドレイン・ソース間電圧VDSが低いものほど損失が少なくなる。
【0056】
そうして、本発明においては、同期整流器が上記のように構成されたFETからなるので、損失が少なくて変換効率が一層高くなるとともに、同期整流器の制御が容易である。
【0057】
請求項3の発明の昇圧チョッパ装置は、請求項1または2記載の昇圧チョッパ装置において、第1のスイッチング手段および第2のスイッチング手段は、FETからなり、昇圧チョッパ回路として作動していないときには、同期整流器として作用して電流通路手段を構成することを特徴としている。
【0058】
本発明は、昇圧チョッパのスイッチング手段として作用していない半サイクル期間中FETを同期整流器として作動させて電流通路手段として用いるように構成したものである。
【0059】
既述のように、FETを同期整流器とするには、ゲート・ソース間にゲートがドライブ方向の極性になるようにゲート電圧を印加することにより、チャンネルが広がり、チャンネル抵抗が小さくなって逆電流が流れやすくする。たとえば、FETのゲート・ソース間に交流電圧の半サイクルの期間中順方向電圧を印加するように構成すればよい。
【0060】
そうして、第1および第2のスイッチング手段を昇圧チョッパとして作動していない半サイクルの期間中同期整流器として作用させることによって、昇圧チョッパ動作における電流の少なくとも一部が流通する。その結果、損失がさらに少なくなる。
【0061】
しかし、本発明においては、電流が同期整流器を通過して交流電源に還流する経路中にインダクタが直列に介在しているから、この同期整流器として作動するスイッチング手段には、主として直流成分が流れる。
【0062】
請求項4の発明の電気負荷作動装置は、請求項1ないし3のいずれか一記載の昇圧チョッパ装置と;昇圧チョッパ装置の直流出力端間に接続されて作動する電気負荷と;を具備していることを特徴としている。
【0063】
本発明において、「電気負荷」とは、昇圧チョッパ装置に対して、その直流出力端間に接続されて作動するあらゆる負荷を含む概念である。たとえば、昇圧チョッパ装置の直流出力端間に入力端を接続した高周波インバータなどであってもよい。
【0064】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0065】
図1は、本発明の昇圧チョッパ装置および電気負荷作動装置の第1の実施形態を示す回路図である。
【0066】
図において、ASは交流電源、a、bは一対の交流入力端子、NFはノイズフィルタ、C1は高周波バイパスコンデンサ、SRSは同期整流器逆直列回路、BUT1は第1の昇圧チョッパ回路、BUT2は第2の昇圧チョッパ回路、C2は平滑コンデンサ、c、dは直流出力端子、LCは負荷である。
【0067】
<回路構成について>
交流電源ASは、たとえば商用100V電源である。
【0068】
ノイズフィルタNFは、一端が交流入力端子a、bに接続し、昇圧チョッパ装置から交流電源AS側に流出しようとする高周波電流成分を除去する。
【0069】
高周波バイパスコンデンサC1は、後述する第1および第2のインダクタL1、L2と共振しない程度の小容量のコンデンサからなり、ノイズフィルタNFの他端間に接続されている。
【0070】
同期整流器逆直列回路SRSは、第1の同期整流器SR1および第2の同期整流器SR2を互いに逆極性にして直列接続してなり、交流電源ASおよび第1および第2の昇圧チョッパ回路BUT1、BUT2の間において線間に挿入されている。
【0071】
第1の昇圧チョッパ回路BUT1は、第1のインダクタL1、第1のスイッチング手段Q1および第1のダイオードD1からなる。
【0072】
第1のインダクタL1は、その一端が高周波バイパスコンデンサC1の交流入力端子a側の一端に接続し、他端は第1のダイオードD1のアノードに接続している。
【0073】
第1のスイッチング手段Q1は、第1のインダクタL1および第1のダイオードD1の接続点と、第1の同期整流器SR1および第2の同期整流器SR2の接続点との間に接続されている。
【0074】
第1のダイオードD1は、そのカソードが平滑コンデンサC2の一端に接続している。
【0075】
第2の昇圧チョッパ回路BUT2は、第2のインダクタL2、第2のスイッチング手段Q2および第2のダイオードD2からなる。
【0076】
第2のインダクタL2は、その一端が高周波バイパスコンデンサC1の交流入力端子b側の一端に接続し、他端は第2のダイオードD2のアノードに接続している。
【0077】
第2のスイッチング手段Q2は、第2のインダクタL2および第2のダイオードD2の接続点と、第1の同期整流器SR1および第2の同期整流器SR2の接続点との間に接続されている。
【0078】
第2のダイオードD2は、そのカソードが平滑コンデンサC2の一端に接続している。
【0079】
平滑コンデンサC2は、その他端が第1の同期整流器SR1および第2の同期整流器SR2の接続点に接続されている。
【0080】
直流出力端子c、dは、平滑コンデンサC2の両端に接続している。
【0081】
負荷LCは、直流出力端子c、d間に接続されている。
【0082】
<回路動作について>
交流入力端子aが正極性の電圧となる半サイクル期間中は、第1の昇圧チョッパ回路BUT1が昇圧チョッパとして作動する。
【0083】
すなわち、第1のスイッチング手段Q1が高周波でオンすると、交流電源AS、交流入力端子a、ノイズフィルタNF、第1のインダクタL1、第1のスイッチング手段Q1、同期整流器逆直列回路SRSの第2の同期整流器SR2、ノイズフィルタNF、交流入力端子bおよび交流電源ASの経路を増加電流が流れて、第1のインダクタL1に電磁エネルギーが蓄積される。
【0084】
次に、第1のスイッチング手段Q1がオフすると、第1のインダクタL1に蓄積されていた電磁エネルギーが放出されて第1のインダクタL1から第1のダイオードD1、平滑コンデンサC2、同期整流器逆直列回路SRSの第2の同期整流器SR2、高周波バイパスコンデンサC1および第1のインダクタL1の経路を減少電流が流れ、平滑コンデンサC2は昇圧された電圧で充電される。
【0085】
以上の動作を繰り返すうちに交流電源ASの交流電圧の極性が反転すると、次の半サイクル期間中第2の昇圧チョッパ回路BUT2が昇圧チョッパとして作動する。
【0086】
すなわち、第2のスイッチング手段Q2が高周波でオンすると、交流電源AS、交流入力端子b、ノイズフィルタNF、第2のインダクタL2、第2のスイッチング手段Q2、同期整流器逆直列回路SRSの第1の同期整流器SR1、ノイズフィルタNF、交流入力端子aおよび交流電源ASの経路を増加電流が流れて、第2のインダクタL2に電磁エネルギーが蓄積される。
【0087】
次に、第2のスイッチング手段Q2がオフすると、第2のインダクタL2に蓄積されていた電磁エネルギーが放出されて第2のインダクタL2から第2のダイオードD2、平滑コンデンサC2、同期整流器逆直列回路SRSの第1の同期整流器SR1、高周波バイパスコンデンサC1および第2のインダクタL2の経路を減少電流が流れ、平滑コンデンサC2は昇圧された電圧で充電される。
【0088】
したがって、交流電源電圧の正負両極性に対して常に直流出力端子c、d間に昇圧された直流電圧が得られ、負荷LCが平滑化された直流出力電圧の印加によって付勢される。
【0089】
一方、高周波成分がノイズフィルタで除去されるため、交流電源ASからは高力率で低高調波歪の交流電流が流入する。
【0090】
図2は、本発明の昇圧チョッパ装置の第2の実施形態を示す回路図である。
【0091】
図において、図1と同一部分については同一符号を付して説明は省略する。
【0092】
本実施形態は、スイッチング手段および同期整流器としてFETを用いている点で異なる。
【0093】
すなわち、第1および第2のスイッチング手段Q1、Q2ならびに第1および第2の同期整流器SR1、SR2をエンハンスメント形MOSFETによって構成している。
【0094】
同期整流器SR1、SR2を同期整流させるには、ゲート・ソース間にゲートが正極性となるようにゲート電圧を印加する。
【0095】
図3は、本発明の昇圧チョッパ装置の第3の実施形態を示す回路図である。
【0096】
図において、図1と同一部分については同一符号を付して説明は省略する。
【0097】
本実施形態は、同期整流器逆直列回路SRSの各同期整流器SR1、SR2を第1および第2のスイッチング手段Q1およびQ2の両端間に現れる電圧のピーク値によって制御するように構成している点で異なる。
【0098】
PVD1は第1のピーク電圧検出手段、PVD2は第2のピーク電圧検出手段、GD1は第1のゲートドライブ手段、GD2は第2のゲートドライブ手段である。
【0099】
第1のピーク電圧検出手段PVD1は、第1のドレイン・ソース間電圧検出回路VDS1および第1のピーク値検出回路PD1からなる。
【0100】
第1のドレイン・ソース間電圧検出回路VDS1は、第1のスイッチング手段Q1に並列接続されている。
【0101】
第1のピーク値検出回路PD1は、第1のドレイン・ソース間電圧検出回路VDS1の出力を制御入力してピーク値を検出する。
【0102】
第2のピーク電圧検出手段PVD2は、第2のドレイン・ソース間電圧検出回路VDS2および第1のピーク値検出回路PD2からなる。
【0103】
第2のドレイン・ソース間電圧検出回路VDS2は、同様に第2のスイッチング手段Q2に並列接続されている。
【0104】
第2のピーク値検出回路PD2は、第2のドレイン・ソース間電圧検出回路VDS2の出力を制御入力してピーク値を検出する。
【0105】
第1のゲートドライブ手段GD1は、第2のピーク値検出回路PD2の検出出力を制御入力してゲートがドライブ方向の極性になるゲート電圧を発生して第1の同期整流器SR1のゲートをドライブする。
【0106】
同様に第2のゲートドライブ手段GD2は、第1のピーク値検出回路PD1の検出出力を制御入力してゲート電圧を発生して第2の同期整流器SR2のゲートをドライブする。
【0107】
そうして、たとえば第1のスイッチング手段Q1が昇圧チョッパ動作をしていると、第1のピーク電圧検出手段PVD1が大きなピーク値を検出するので、ゲートドライブ手段GD2を介して第1の同期整流器SR2がゲートドライブされて同期整流状態となり、逆電流が流れやすくなる。
【0108】
反対に、第2のスイッチング手段Q2が昇圧チョッパ動作をしていると、第2のピーク電圧検出手段PVD2およびゲートドライブ手段GD1を介して第1の同期整流器SR1が同期整流状態になる。
【0109】
図4は、本発明の昇圧チョッパ装置の第3の実施形態における各部の電圧、電流波形を示す波形図である。
【0110】
図において、(a)ないし(h)は以下のとおりである。
(a)VDS(Q1) ;第1のスイッチング手段Q1のドレイン・ソース間電圧波形
(b)VDS(Q2) ;第2のスイッチング手段Q2のドレイン・ソース間電圧波形
(c)VGS(SR1);第1の同期整流器SR1のゲート電圧波形
(d)ID(SR1) ;第1の同期整流器SR1のドレイン電流波形
(e)VGS(SR2);第2の同期整流器SR2のゲート電圧波形
(f)ID(SR2) ;第2の同期整流器SR2の電流波形
(g)Iin ;入力電流波形
(h)IL2 ;第2のインダクタL2の電流波形
図5は、図4において第2の昇圧チョッパ回路が作動中の主要部の電圧、電流波形を時間軸を引き延ばして示す波形図である。
【0111】
図6は、同じく第1の昇圧チョッパ回路が作動中の主要部の電圧、電流波形を時間軸を引き延ばして示す波形図である。
【0112】
各図において、図4におけると同一項目については同一記号を付している。
【0113】
図7は、本発明の昇圧チョッパ装置の第4の実施形態を示す回路図である。
【0114】
図において、図3と同一部分については同一符号を付して説明は省略する。
【0115】
本実施形態は、単一のピーク電圧検出手段PVD1のみを用いている点で異なる。
【0116】
すなわち、ピーク電圧検出手段PVD1のドレイン・ソース間電圧検出回路VDS1を第1のスイッチング手段Q1に並列接続し、その検出出力をピーク値検出回路PD1に制御入力してピーク電圧を検出する。そして、その検出出力を第2のゲートドライブ手段GD2に制御入力するとともに、反転回路INV1を介して第1のゲートドライブ手段GD1に制御入力している。
【0117】
図8は、本発明の昇圧チョッパ装置の第5の実施形態を示す回路図である。
【0118】
図において、図1と同一部分については同一符号を付して説明は省略する。
【0119】
本実施形態は、第1の交流電源電圧極性検出手段VPD1および第2の交流電源電圧検出手段VPD2を用いて同期整流器SR1、SR2を制御するようにしている点で異なる。
【0120】
すなわち、第1の交流電源電圧極性検出手段VPD1を第1の同期整流器SR1に並列接続し、その検出出力を第1のゲートドライブ手段GD1に制御入力するように構成する。また、第2の交流電源電圧検出手段VPD2を第2の同期整流器SR2に並列接続し、その検出出力を第2のゲートドライブ手段GD2に制御入力するように構成している。
【0121】
図9は、本発明の昇圧チョッパ装置の第5の実施形態における各部の電圧波形を示す波形図である。
【0122】
図において、(a)ないし(c)は以下のとおりである。
(a)Vac ;交流電源電圧波形
(b)VGS(SR1);第1の同期整流器SR1のゲート電圧波形
(c)VGS(SR2);第2の同期整流器SR2のゲート電圧波形
本実施形態においては、図8および図9から理解できるように、第1の交流電源電圧極性検出手段VPD1が第1の同期整流器SR1に印加される交流電源電圧が負極性であることを検出すると、第1のゲートドライブ手段GD1からゲート電圧が出力されるので、第1の同期整流器SR1は同期整流状態になる。
【0123】
また、第2の交流電源電圧検出手段VPD2が第2の同期整流器SR2に印加される交流電源電圧が負極性であることを検出すると、第2のゲートドライブ手段GD2からゲート電圧が出力されるので、第2の同期整流器SR2は同期整流状態になる。
【0124】
図10は、本発明の昇圧チョッパ装置の第6の実施形態を示す回路図である。
【0125】
図において、図8と同一部分については同一符号を付して説明は省略する。
【0126】
本実施形態は、単一の交流電源電圧極性検出手段VPD1のみを用いている点で異なる。
【0127】
すなわち、交流電源電圧極性検出手段VPD1の接続位置および第1の同期整流器SR1に対する接続は図8と同様であるが、さらに加えて反転回路INV2を介して第2のゲートドライブ手段GD2に制御入力している。
【0128】
図11は、本発明の昇圧チョッパ装置の第7の実施形態を示す回路図である。
【0129】
図において、図3と同一部分については同一符号を付して説明は省略する。
【0130】
本実施形態は、さらに第1および第2のスイッチング手段Q1、Q2を昇圧チョッパとして動作していない期間中同期整流器として作動させるように構成している点で異なる。
【0131】
IC1は第1の高力率制御用IC、IC2は第2の高力率制御用IC、CP1は第1の比較回路、CP2は第2の比較回路、GD3は第3のゲートドライブ回路、GD4は第4のゲートドライブ回路である。なお、高力率制御用ICは、しはんされている。
【0132】
第1および第2の高力率制御用ICは、交流入力電流が高力率になるように交流電源位相に応じて発振周波数を自動的に制御する発振回路を構成している。
【0133】
第1および第2の比較回路CP1、CP2は、制御入力信号電圧の高い方を優先して出力する論理回路であって、第1または第2の高力率制御用ICの発振出力と第2または第1のピーク値検出回路PVD2、PVD1の出力とを比較して、その出力をゲートドライブ手段GD3またはGD4に制御入力するように接続されている。
【0134】
第3および第4のゲートドライブ回路GD3、4は、第1および第2のスイッチング手段Q1、Q2に印加するゲート電圧を発生する。
【0135】
図12は、本発明の昇圧チョッパ装置の第7の実施形態における各部の電圧波形を示す波形図である。
【0136】
図において、(a)ないし(f)は以下のとおりである。
(a)VDS(Q1) ;第1のスイッチング手段Q1のドレイン・ソース間電圧
(b)VGS(Q1) ;第1のスイッチング手段Q1のゲート電圧
(c)VGS(SR1);第1の同期整流器SR2のゲート電圧
(d)VDS(Q2) ;第2のスイッチング手段Q2のドレイン・ソース間電圧
(e)VGS(Q2) ;第2のスイッチング手段Q2の
(f)VGS(SR2);第2の同期整流器SR2のゲート電圧
図13は、本発明の昇圧チョッパ装置の第8の実施形態を示す回路図である。
【0137】
図において、図11と同一部分については同一符号を付して説明は省略する。
【0138】
本実施形態は、単一のピーク電圧検出手段PVD1のみを用いている点で異なる。
【0139】
すなわち、ピーク電圧検出手段PVD1のドレイン・ソース間電圧検出回路VDS1を第1のスイッチング手段Q1に並列接続し、その検出出力をピーク値検出回路PD1に制御入力してピーク電圧を検出する。そして、その検出出力を第2のゲートドライブ手段GD2および第2の比較回路CP2にそれぞれに制御入力するとともに、さらに反転回路INV1を介して第1のゲートドライブ手段GD1および第1の比較回路CP1にそれぞれ制御入力している。
【0140】
なお、回路動作は図11と同様である。
【0141】
図14は、本発明の昇圧チョッパ装置の第9の実施形態を示す回路図である。
【0142】
図において、図8および図11と同一部分については同一符号を付して説明は省略する。
【0143】
本実施形態は、第1および第2の交流電源電圧極性検出手段VPD1、VPD2の検出出力によって、同時に第1および第2のスイッチング手段Q1、Q2を同期整流器として制御するように構成した点で異なる。
【0144】
すなわち、第1の交流電源電圧極性検出手段VPD1の検出出力をゲートドライブ手段GD1および第1のスイッチング手段Q1の第1の比較回路CP1に制御入力する。
【0145】
同様に第2の交流電源電圧極性検出手段VPD2の検出出力をゲートドライブ手段GD2および第2のスイッチング手段Q2の第2の比較回路CP2に制御入力する。
【0146】
図15は、本発明の昇圧チョッパ装置の第10の実施形態を示す回路図である。
【0147】
図において、図14と同一部分については同一符号を付して説明は省略する。
【0148】
本実施形態は、単一の交流電源電圧検出手段VPD1のみを用いている点で異なる。
【0149】
すなわち、交流電源電圧極性検出手段VPD1の接続位置および第1の同期整流器SR1および第1のスイッチング手段Q1側への接続は図14と同様であるが、さらに加えて反転回路INV2を介して第2のゲートドライブ手段GD2および第2の比較回路CP2に制御入力している。
【0150】
図16は、本発明の電気負荷作動装置の第2の実施形態を示す回路図である。
【0151】
図において、図1と同一部分については同一符号を付して説明は省略する。
【0152】
本実施形態は、負荷LCが放電ランプ高周波点灯装置からなる点で異なる。
【0153】
すなわち、電気負荷LCは、高周波インバータHFI、限流インピーダンスST、放電ランプDL、点灯状態検出手段ODおよび負帰還制御手段NFBから構成されている。
【0154】
高周波インバータHFIは、一対のスイッチング手段Q3、Q4およびゲートドライブ回路GD5からなる。
【0155】
一対のスイッチング手段Q3、Q4は、同極性に直列接続して、昇圧チョッパ装置の直流出力端子間に接続している。
【0156】
ゲートドライブ回路GD5は、一対のスイッチング手段Q3、Q4に対して制御信号を供給して交互にスイッチングさせる。
【0157】
限流インピーダンスSTは、インダクタからなり、放電ランプDLと直列接続されて高周波インバータHFIの出力端間に接続されている。
【0158】
放電ランプDLは、蛍光ランプからなる。
【0159】
点灯状態検出手段ODは、ランプ電圧検出手段VLDおよびランプ電流検出手段ILDからなる。
【0160】
負帰還制御手段NFBは、点灯状態検出手段ODの検出信号からランプ電力を演算して、ランプ電力が一定になるように負帰還的にゲート制御手段GCに制御信号を供給する。
【0161】
なお、C3は直流カットコンデンサである。また、C4はフィラメント加熱コンデンサである。
【0162】
【発明の効果】
請求項1ないし3の各発明によれば、交流電源電圧の一方の半サイクルの期間中に第1のインダクタ、第1のスイッチング手段および第1のダイオードを備えた第1の昇圧チョッパ回路が作動し、他方の半サイクルの期間中に第2のインダクタ、第2のスイッチング手段および第2のダイオードを備えた第2の昇圧チョッパ回路が作動し、各昇圧チョッパの直流出力によって共通の平滑コンデンサを充電して平滑化された直流電圧を負荷に印加して付勢できるが、各昇圧チョッパ回路に対して第1および第2の同期整流器を逆直列接続してなる同期整流器逆直列回路を一対の交流入力端子と第1および第2の昇圧チョッパ回路との間において線間に挿入して昇圧チョッパ動作の際の電流通路手段を構成したことにより、昇圧チョッパ回路の作動中に同期整流器を電流が通流する際の損失が少なくなり高い変換効率を有し、かつコモンモードノイズが少ないとともに、スイッチング手段の両端のピーク電圧を検出して同期整流器の同期制御を行うので、回路構成が簡単で、しかも制御が確実な昇圧チョッパ装置を提供することができる。
【0163】
請求項2の発明によれば、加えて同期整流器が同期的に逆電流を流すように構成されたFETからなることにより、損失が少なくて変換効率が一層高いとともに、制御が容易な昇圧チョッパ装置を提供することができる。
【0164】
請求項3の発明によれば、加えて第1および第2のスイッチング手段をFETにて構成するとともに、昇圧チョッパとして作動していない半サイクル期間中にスイッチング手段を同期整流器として作動させて電流通流手段にすることにより、一層損失が少なくて変換効率が高い昇圧チョッパ装置を提供することができる。
【0165】
請求項4の発明によれば、請求項1ないし3の効果を有する電気負荷作動装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の昇圧チョッパ装置および電気負荷作動装置の第1の実施形態を示す回路図
【図2】 本発明の昇圧チョッパ装置の第2の実施形態を示す回路図
【図3】 本発明の昇圧チョッパ装置の第3の実施形態を示す回路図
【図4】 本発明の昇圧チョッパ装置の第3の実施形態における各部の電圧、電流波形を示す波形図
【図5】 図4において第2の昇圧チョッパ回路が作動中の主要部の電圧、電流波形を時間軸を引き延ばして示す波形図
【図6】 同じく第1の昇圧チョッパ回路が作動中の主要部の電圧、電流波形を時間軸を引き延ばして示す波形図
【図7】 本発明の昇圧チョッパ装置の第4の実施形態を示す回路図
【図8】 本発明の昇圧チョッパ装置の第5の実施形態を示す回路図
【図9】 本発明の昇圧チョッパ装置の第5の実施形態における各部の電圧波形を示す波形図
【図10】 本発明の昇圧チョッパ装置の第6の実施形態を示す回路図
【図11】 本発明の昇圧チョッパ装置の第7の実施形態を示す回路図
【図12】 本発明の昇圧チョッパ装置の第7の実施形態における各部の電圧波形を示す波形図
【図13】 本発明の昇圧チョッパ装置の第8の実施形態を示す回路図
【図14】 本発明の昇圧チョッパ装置の第9の実施形態を示す回路図
【図15】 本発明の昇圧チョッパ装置の第10の実施形態を示す回路図
【図16】 本発明の電気負荷作動装置の第2の実施形態を示す回路図
【図17】 本発明の前提となる昇圧チョッパ装置を示す回路図
【符号の説明】
AS…交流電源
a…交流入力端子
b…交流入力端子
NF…ノイズフィルタ
C1…高周波バイパスコンデンサ
SRS…同期整流器逆直列回路
SR1…第1の同期整流器
SR2…第2の同期整流器
BUT1…第1の昇圧チョッパ回路
L1…第1のインダクタ
Q1…第1のスイッチング手段
D1…第1のダイオード
BUT2…第2の昇圧チョッパ回路
L2…第2のインダクタ
Q2…第2のスイッチング手段
D2…第2のダイオード
C2…平滑コンデンサ
c…直流出力端子
d…直流出力端子
LC…負荷
PVD1…第1のピーク電圧検出手段
VDS1…第1のドレイン・ソース間電圧検出回路
PD1…第1のピーク値検出回路
PVD2…第2のピーク電圧検出手段
VDS2…第2のドレイン・ソース間電圧検出回路
PD2…第2のピーク値検出回路
GD1…第1のゲートドライブ手段
GD2…第2のゲートドライブ手段
Claims (4)
- 交流電源に接続する一対の入力端子と;
一対の直流出力端子と;
一対の直流出力端子間に接続された共通の平滑コンデンサと;
一方の入力端子および一方の直流出力端子の間に直列的に接続された第1のインダクタおよび第1のダイオードの直列回路、ならびに第1のインダクタおよび第1のダイオードの接続点と他方の直流出力端子との間に接続された第1のスイッチング手段を備え、一方の入力端子に印加される電圧が正のときに作動して平滑コンデンサを充電する第1の昇圧チョッパ回路と;
他方の入力端子および他方の直流出力端子の間に直列的に接続された第2のインダクタおよび第2のダイオードの直列回路、ならびに第2のインダクタおよび第2のダイオードの接続点と他方の直流出力端子との間に接続された第2のスイッチング手段を備え、他方の入力端子に印加される電圧が正のときに作動して平滑コンデンサを充電する第2の昇圧チョッパ回路と;
逆直列接続された第1および第2の同期整流器からなり、一対の入力端子および第1および第2の昇圧チョッパ回路の間において線間に挿入されるとともに一対の同期整流器の接続点を第1および第2のスイッチング手段の接続点に接続してなる同期整流器逆直列回路と;
少なくとも一方のスイッチング手段に並列接続されたピーク電圧検出手段と;
ピーク電圧検出手段の出力に基づいて同期整流器を同期的にドライブするドライブ手段と;
を具備していることを特徴とする昇圧チョッパ装置。 - 同期整流器は、同期的に逆電流を流すように構成されたFETからなることを特徴とする請求項1記載の昇圧チョッパ装置。
- 第1のスイッチング手段および第2のスイッチング手段は、FETからなり、昇圧チョッパ回路として作動していないときには、同期整流器として作用して電流通路手段を構成することを特徴とする請求項1または2記載の昇圧チョッパ装置。
- 請求項1ないし3のいずれか一記載の昇圧チョッパ装置と;
昇圧チョッパ装置の直流出力端間に接続されて作動する電気負荷と;
を具備していることを特徴とする電気負荷作動装置。
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