JP3877486B2 - 放送受信システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通常のアナログTV放送と、衛星放送等複数の放送が受信可能な受信機や、デジタル放送のように1つの放送局から複数の番組が送られている放送を受信する受信機における選局手段に関する技術である。
【0002】
【従来の技術】
従来技術として、デジタル放送受信機で番組選局する場合に関し説明すると、例えば米国デジタル放送では、放送局に相当するメジャーチャンネルと、番組に相当するマイナーチャンネルを設定することで、所定番組の選局がなされる。
【0003】
その具体的なデジタル放送受信機における選局の仕方として、数字キーとアップダウンキー等を有する一般的なリモートコントローラにて選局を行う場合、アナログ放送と同様に、“XX.YY”と、メジャーチャンネルの番号XXとマイナーチャンネルの番号YYをダイレクトに入力し選局する方法と、チャンネルアップダウンキーで番組を順次切替えて選局する方法が考えられるが、いずれの場合も複数回のキー操作が必要である。
【0004】
また、操作性向上を図るために十字カーソルキーによる方法も提案されているが、この方法は、まず、テレビ画面にチャンネルを表示して、それを十字カーソルキーで選んで選局するが、この選局方法では、表示させて選ぶの2アクションとなり、操作性が悪い。
【0005】
この課題を解決し、選局を簡単な操作で可能にするとともに、多チャンネルの選局を行う場合の操作性を向上する方法が、特開平11−164216号公報において提案されている。
該公報に記載されたものは、テレビジョン放送信号の選局を行う選局回路と、手動操作により上下左右を選択して入力を行う上下左右カーソルキー入力手段と、記憶領域として仮想ポジション配列を有し、この仮想ポジション配列に選局可能なチャンネルデータを記憶するメモリと、前記上下左右カーソルキー入力手段の操作に基づいて指定位置を前記仮想ポジション配列内で上下左右に移動可能とし、前記指定位置の仮想ポジションに記憶されたチャンネルデータを前記選局回路に選局させる制御回路とを具備し、選局可能なチャンネルデータを取り込み仮想ポジションに配列し、例えば、左右に隣接チャンネルを配列した場合は、左右カーソルキーでチャンネルアップダウンを行い、上下カーソルキーでは数チャンネルをスキップし選局の効率アップを図ることを可能とする発明である。
また、仮想ポジションの配列をアレンジして、よく見る番組を近くに配列させたり、チャンネルをカテゴリー別に分類して配列し、上下左右カーソルキー入力手段に対する上下の選択操作によりカテゴリー選択を行い、左右の選択操作によりカテゴリー内のチャンネルの切換えを行うことで選局の効率をあげることも提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、アナログ放送や現状の衛星放送等に比べ、デジタル放送は、1放送局で数番組を放送することにより番組数は数倍になり、従来の順次選局方法では、多数の番組から目的の番組を選局するには効率が悪く、ダイレクト選局にしても複数のキー操作は必至である。
【0007】
また、前記特開平11−164216号公報に記載された十字カーソルキーによる順次、若しくは、スキップを使った選局方法においても大幅な効率改善を図ることは不可能であり、また、番組数が膨大になった時に、仮想ポジション配列をOSD表示することは不可能、若しくは、却って選局操作を複雑にしてしまうという問題もある。
【0008】
本発明は、放送局と番組を、それぞれ十字カーソルキーの上下/左右操作に関連付けることで、選局及び選択操作において大幅な効率改善をもたらすとともに、受信可能な放送局数と番組数を把握しOSD表示し、数字キー入力と併用することで、ダイレクト入力やスキップ操作との組み合わせで、さらに操作性のよい放送受信装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、1つの放送局から複数の番組が送られている放送を受信する放送受信システムであって、受信可能な放送局情報抽出手段と、受信可能な番組情報抽出手段と、OSD表示手段と、放送番組の選局用に少なくとも十字カーソルキーと数字キーとをリモートコントローラ及び/または装置本体に具備し、選局及び選択操作時に選局及び選択ガイド用のOSD表示を行い、前記十字カーソルキーの上下操作を放送局の選局に、前記十字カーソルキーの左右操作を番組の選択に割り当てたものである。
【0010】
第2の発明は、1つの放送局から複数の番組が送られている放送を受信する放送受信システムであって、放送番組の選局用に少なくとも十字カーソルキーと数字キーとをリモートコントローラ及び/または装置本体に具備し、前記十字カーソルキーの上下操作を放送局の選局に、前記十字カーソルキーの左右操作を番組の選択に割り当て、前記十字カーソルキー上下操作の中断後一定時間内の前記数字キー操作は放送局の直接選局を、前記十字カーソルキー左右操作の中断後一定時間内の前記数字キー操作は番組の直接選択に割り当てたものである。
【0011】
また、第1の発明、第2の発明において、数字キーによる選局は、放送局の直接選局、または、番組の直接選択に割り当てることができる。
【0012】
また、第2の発明において、受信可能な放送局情報抽出手段と、受信可能な番組情報抽出手段と、OSD表示手段を有し、選局及び選択操作時に選局及び選択ガイド用のOSD表示を行うようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態としてデジタル放送受信システムを例に、図面を参照して、本発明を説明する。
【0014】
図1は、本発明のデジタル放送受信システムの構成の一実施例を示すブロック図である。
図1のシステムは、デジタル放送受信機14と、リモートコントローラ13とから構成されている。
デジタル放送受信機14は、デジタル放送の電波を受信するためのアンテナ1と、このアンテナ1から受信信号が供給されて、複数の放送局からの放送波のうち、操作部6、または、リモートコントローラ13にて指定された放送局からの放送波を選択的に受信するためのチューナー部2と、時系列に分割されて送信されてくる番組情報を取り出し、同様に、操作部6、または、リモートコントローラ13にて指定された所定の番組のデータを、映像と音声に分けて取り出すTSデコーダ3を有しており、分離された音声データは、音声デコーダ4で、デジタル音声データが展開された後、音声信号処理部5にて処理され、音声信号が出力され、映像データは、映像デコーダ8で、デジタル映像データが展開され、映像信号処理部9において、必要に応じ、OSD表示部12で作られた表示と重ねられ映像信号として出力される。
【0015】
さらに、このデジタル放送受信機14には、チャンネルのダイレクト選択用の数字キーや、十字カーソルキーなどがある操作部6と、リモートコントローラ13からの赤外線などのコマンド変調信号を受信する受光素子10と、この受光素子10から出力される受信信号からリモートコントローラ13での指示内容を復調するリモートコントローラ信号受信回路11とが設けられている。
【0016】
図2は、本実施例に係る米国デジタル放送受信機における選局操作の処理手順を示すフローチャート図である。
このフローチャート図に従って、本実施例のデジタル放送受信機の選局操作処理を説明する。
先ず、視聴者による電源スイッチのオン操作によって、図1に示すデジタル放送受信機14の各部が動作する(ステップS0)。すなわち、チューナー部2は、所定放送波の選局動作を行い、TSデコーダ3で所定の番組を選択し、音声信号と映像信号を出力する。
図3は、本実施例における十字カーソルキー操作と放送局/番組の検索状況を説明するための図である。
ここで、視聴者が、リモートコントローラ13を動作させ、十字カーソルキーの上下キー操作にて、メジャーチャンネル選局を始めた場合(ステップS1)、チューナー部2にて、上キー操作でチャンネルアップの場合は、次の放送波を、下キー操作でチャンネルダウンの場合は、前の放送波を選局する(ステップS10)。
【0017】
ただし、十字カーソルキーの上下キー操作なしで、左右キー操作にてマイナーチャンネル選局操作が行われた場合(ステップS2)は、例えば、右キーが押されチャンネルアップの場合は、次の番組を、左キーが押されチャンネルダウンの場合は、前の番組を選択し、映像出力する(ステップS20)。
【0018】
また、十字カーソルキーの上下キー操作にて、メジャーチャンネルが選局されたときは、TSデコーダ3で、その放送波から番組の情報を抜き出し(ステップS11)、OSD表示を行い(ステップS12)、どのキーを押せばどのように切り替わるか視覚的補助を行う。
図4は、本実施例におけるOSD表示例を示す図で、3つの例があげられている。
OSD表示は、3秒間行われ、経過時間がチェックされ(ステップS15)、3秒経過後は、OSD表示は消去される(ステップS16)。
【0019】
また、OSD表示中に、リモートコントローラ13の数字キー(ダイレクトキー)が押された場合(ステップS13)は、数字キーで指定された番組番号が直接選局され、番組が受信される(ステップS14)。
【0020】
一方、OSD表示中に、十字カーソルキーの左右キー操作にてマイナーチャンネル選局操作が行われた場合(ステップS17)は、例えば、右キーが押されチャンネルアップの場合は、次の番組を、左キーが押されチャンネルダウンの場合は、前の番組が選択され、番組が受信される(ステップS14)。
【0021】
なお、OSD表示としては、例えば、選局操作開始時の一定時間、その時点で受信可能な放送局数や番組数を表示した後に、前記したように受信中の放送局情報/番組情報と次に選局可能な放送局情報/番組情報の表示へ戻すようにすることで、さらに選局効率をあげることも可能である。
また、OSD表示中の数字キー操作を、放送局のダイレクト選局で説明したが、番組のダイレクト選択とすることも当然可能であり、また、十字カーソルキー上下操作の中断後、一定時間内の数字キー操作は、放送局の直接選局を、十字カーソルキー左右操作の中断後、一定時間内の数字キー操作は、番組の直接選択に割り当てることで、特別な切換キー操作なしで十字カーソルキーとの併用でスキップ操作を可能とし、さらに選局及び選択効率をあげることも可能である。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、放送局と番組を、それぞれ十字カーソルキーの上下/左右操作に関連付けることで、選局及び選択操作における大幅な効率改善がもたらされる。
さらに、本発明によれば、数字キーによる選局を放送局の直接選局、または、番組の直接選択に割り当てることで、特別な切換キー操作なしで、十字カーソルキーとの併用でスキップ操作が可能となる。
さらに、本発明によれば、十字カーソルキー上下操作の中断後一定時間内の数字キー操作は、放送局の直接選局を、十字カーソルキー左右操作の中断後一定時間内の数字キー操作は、番組の直接選択に割り当てることで、特別な切換キー操作なしで、十字カーソルキーとの併用でスキップ操作が可能となる。
さらに、本発明によれば、受信可能な放送局情報抽出手段と、受信可能な番組情報抽出手段と、OSD表示手段を有し、選局及び選択操作時に選局及び選択ガイド用のOSDの表示を行うことで、なお一層の選局及び選択時の操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル放送受信システムの構成の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例に係るデジタル放送受信システムにおける選局操作の手順を示すフローチャート図である。
【図3】図1の実施例に係るデジタル放送受信システムにおけるカーソルキー操作と放送局/番組の検索状況を説明するための図である。
【図4】図1の実施例に係るデジタル放送受信システムにおける選局操作中のOSD表示例を示す図である。
【符号の説明】
1…アンテナ、2…チューナー部、3…TSデコーダ、4…音声デコーダ、5…音声信号処理部、6…操作部、7…制御部、8…映像デコーダ、9…映像信号処理部、10…受光素子、11…リモートコントローラ信号受信回路、12…OSD表示部、13…リモートコントローラ、14…デジタル放送受信機。
Claims (5)
- 1つの放送局から複数の番組が送られている放送を受信する放送受信システムであって、受信可能な放送局情報抽出手段と、受信可能な番組情報抽出手段と、OSD表示手段と、放送番組の選局用に少なくとも十字カーソルキーと数字キーとをリモートコントローラ及び/または装置本体に具備し、選局及び選択操作時に選局及び選択ガイド用のOSD表示を行い、前記十字カーソルキーの上下操作を放送局の選局に、前記十字カーソルキーの左右操作を番組の選択に割り当てたことを特徴とする放送受信システム。
- 1つの放送局から複数の番組が送られている放送を受信する放送受信システムであって、放送番組の選局用に少なくとも十字カーソルキーと数字キーとをリモートコントローラ及び/または装置本体に具備し、前記十字カーソルキーの上下操作を放送局の選局に、前記十字カーソルキーの左右操作を番組の選択に割り当て、前記十字カーソルキー上下操作の中断後一定時間内の前記数字キー操作は放送局の直接選局を、前記十字カーソルキー左右操作の中断後一定時間内の前記数字キー操作は番組の直接選択に割り当てたことを特徴とする放送受信システム。
- 前記数字キーによる選局は、放送局の直接選局に割り当てたことを特徴とする請求項1又は2に記載の放送受信システム。
- 前記数字キーによる選局は、番組の直接選択に割り当てたことを特徴とする請求項1又は2に記載の放送受信システム。
- 受信可能な放送局情報抽出手段と、受信可能な番組情報抽出手段と、OSD表示手段を具備し、選局及び選択操作時に選局及び選択ガイド用のOSD表示を行うことを特徴とする請求項2に記載の放送受信システム。
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