JP4304155B2 - 自動周波数制御受信器 - Google Patents

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Description

本発明は、無線受信器に関し、特に、無線受信器により受信される、受信器の局部周波数と受信信号の局部周波数との間の信号において、通常見られる周波数差の除去に関する。たとえば、ブルートゥース(BlueTooth)規格において、受信器は、大きな周波数差を扱うことが可能でなければならない。一般的に、受信器と通信を行う送信機を含む無線システムにおいて、送信機の周波数と、基準周波数と呼ばれる受信器の局部発振器が動作する周波数の間に差がある。この周波数の差は、受信器の変調器の出力における電圧差として表される。所定の期間にわたる復調信号の分析から、電圧差を推定し、その後、信号から電圧差を除去する方法、又は、自動周波数制御(AFC: automatic frequency control)ループにおいて局部発振器を調整するためにこの電圧差を使用する方法がすでに存在する。従って、従来例において、いわゆる基準値によって制御されるいわゆる基準発振周波数で動作する無線受信器は、受信信号を復調する復調手段と、復調信号の平均値を推定する手段と、復調信号の平均値を基準値に補正する手段と、受信信号によって取得されたバイナリ値を決定する判断手段と、を有する。
従って、自動周波数制御ループによって復調信号の平均値を補正する機能は、既知である。このループ内で、電圧差を推定する推定手段は、たとえば、復調信号に、有用な信号を除去して連続する成分を保存する狭い通過帯域のローパスフィルタを通過させることで構成可能である。
本発明は、次の考察に関する。
ローパスフィルタの通過帯域の選択は、妥協案であり、狭い通過帯域を持つこの方法は、連続する成分を推定するためには低速である。動作の速度を増すために、通過帯域を広くすると、連続する成分の推定は、フィルタを通過する信号の成分により、改悪される可能性がある。低速の方法の欠点は、有用な情報を受信する前に、電圧差を推定するために信号の長い部分が必要であり、これが、受信範囲のそれぞれの開始に対する検出において時間の損失または精度の損失を引き起こすことである。より速いが、より改悪される推定の欠点は、電圧差を推定する方法により、受信信号にエラーを持ち込んでしまうことである。
本発明の1つの目的は、無線ネットワークを通して受信する信号のための受信器であって、概して、受信範囲により、上述した従来技術の欠点を持たない受信器を得ることを可能することである。
この目的のために、導入部の段落に基づく、本発明により特徴づけられる無線受信器は、第1の期間中に判断手段において使用される復調信号の第1の平均値を迅速に抽出する第1の手段と、補正手段において使用され、第2の期間中には、判断手段において使用される復調信号の第2の平均値を低速抽出する第2の手段とを、推定手段が含んでいる。
平均値を推定する2つの種類の手段は、相補的なものであり、信号の長い部分が平均値の推定に必要である低速システムも、信号の平均値の誤った推定によって信号に取り入れられるエラーも、持たないことを可能にする。従って、受信範囲の開始から、周波数の正確な補正と、感度の良い受信器を同時に実現するように、得られる信号受信回路は、周波数の低速推定と高速推定を組み合わせる。
本発明の特定の実施形態において、復調信号の平均値を補正する手段は、周波数補正ループを使用する。自動周波数制御の原理は、アナログデータおよびデジタルデータのための原理として既知である。
本発明の有用な実施形態において、第1の推定手段は、受信信号の最小値および最大値を評価し、それにより、信号の平均値を、これら2つの値の間の中間値と推定する手段を含む。このような推定は、非常に迅速である。しかしながら、推定は、相対的な不正確を被る(たとえば、一連の連続する1と0(ゼロ)が信号に存在する場合)。この推定は、信号全体に使用可能だが、判断手段の精度はそれにより影響され得る。
このため、本発明の好ましい実施形態において、受信信号が、同期および制御部と、その後のデータ部とからなる場合、第1の期間は、同期および制御部の受信に必要な期間を超えない。
本発明は、大きな周波数差が発生する可能性のある無線ネットワークにおいて動作する、どのような受信器においても実現できる。故に、ブルートゥース(BlueTooth)技術、デジタル欧州コードレス電話(DECT: Digital European Cordless Telecommunications)技術および、上述した特性を示す他のいかなる技術にも関連する。
本発明による原理は、デジタルデータまたはアナログデータに同様に使用できる。
本発明はまた、本発明による受信器のある集積回路に関する。
本発明はまた、本発明による無線ネットワークから受信する信号を受信および処理する方法に関する。
次の説明は、参照符号に関する。すべての図において、類似する構成要素は、同一の文字で表される。いくつかの類似する構成要素が単一の図に表れることがある。この場合、数字または添え字が、類似する構成要素を区別するために文字による参照符号に加えられる。数字または添え字は、便宜上の理由から省かれることがある。このことは、明細書および請求項に適用される。
以下に続く明細書本文は、当業者が本発明を実現または利用することができるように、提示される。この明細書本文は、特許出願およびその要件という面において提供される。好ましい実施形態に対する様々な変更が、当業者にとって明らかであり、ここに開示される本発明の包括的な原則は、他の実施に適用可能である。
従って、本発明は、説明される実施形態に限定されるとは見なされず、以下に述べられる原則および特性に従う最も広い範囲を持つ。
図1は、本発明による受信器のブロック図を示す。この図は、本発明の実現に必要な様々な機能を実行する手段を示す。これらの機能は、本発明による受信方法における工程である。本発明による受信器は、無線ネットワークから信号Sを受信する。受信器は、図示しない受信手段を有し、たとえば、アンテナであっても良い。受信器は、いわゆる基準発振周波数で動作し、発振周波数は、いわゆる基準値Vrefにより制御される。この基準値は、通常は、電圧である。本発明による受信器は、受信信号Sを復調する復調手段DEMOと、復調信号SDの平均値MVを推定する手段ESTと、変調信号SDの平均値MVを基準値Vrefでの値に補正する手段CORと、受信信号Sに取得されたバイナリ値を決定する判断手段DECと、を有する。本発明によれば、受信信号の平均値を推定する手段ESTは、第1の期間中、判断手段DECにおいて使用される変調信号SDの第1の平均値MVAを迅速に抽出する第1の手段ESTAと、補正手段CORで使用され、第2の期間中は、判断手段DECで使用される変調信号SDの平均値MVBを低速抽出する第2の手段ESTBとを含む。本発明による受信器によって扱われるデータは、デジタルまたはアナログであってよい。以下、デジタルデータのアナログ処理への適用が提示される。その場合、平均値を推定する手段は、アナログデータの処理をする意図のある方法である。デジタルデータを推定するデジタル手段も、本発明の原則を損なうことなく使用可能である。
特定の実施形態において、そして図1に示されるものにより、復調信号SDの平均値MVを補正する手段CORは、復調器DEMOにループされ、それにより、一般に周波数補正ループとよばれるものを形成する。このようなループは、一般に自動周波数制御という用語で既知である。図2は、自動周波数制御ループの一般的な原則のブロック図を示す。このような周波数制御ループの機能は、二重である。これは、受信信号において周波数の差がどれほどあっても、周波数fIFを一定に保つ。また、周波数fIFを変調器の中心周波数に自動的に修正することにより、方法および温度におけるどのような変化も補償する。このことは、平均周波数fIFにおける情報を受信器の局部発振器VCOにループすることにより達成され、その結果、その局部周波数fVCOの調整が自動的に行われる。信号周波数の平均値を抽出するために、変調器DEMOの出力信号は、ローパスフィルタFILにおいてフィルタリングされる。従って、このフィルタFILは、変調信号SDの平均値MVBを低速推定する手段ESTBを構成する。このようなフィルタの例は、図4において示される。そして、平均値MVBは、基準値Vrefと比較される。これは、たとえば、エラー信号を生成する。この情報は、増幅され、局部発振器VCOの制御入力に印加される。これが、信号と局部発振の間の周波数差を相殺するのに役立つ、VCOの周波数における変化に結びつく。
より正確には、復調器は、次の形で線形反応を持つと仮定される。
Figure 0004304155
ここで、fIFがfCと等しくKdが復調器のゲインである場合、Vcは、出力電圧である。従って、電圧SDは、復調器の出力で利用できる。復調器DEMOには、信号SDの平均値MVBを推定する手段ESTBが続く。これらの推定手段ESTBは、上記でわかるように、ローパスフィルタリング手段FILを有利に構成する。そして、得られた平均値MVBは、周波数fIFとfcの間の周波数差に比例する。次に、平均値MVBは、通常は電圧Vrefである基準値と比較され、ゲインAの増幅手段AMPによって増幅され、そして、受信器の局部発振器VCOに供給される。これは、次の式に要約される。
Figure 0004304155
増幅器AMPの出力信号は、周波数fIFで機能する局部発振器VCOに供給される。故に、
Figure 0004304155
frefは、Vmod=VrefでKmが復調ゲインである場合の周波数である。従って、信号の周波数の差はそれぞれ、同一の値であるが反対方向である現在の周波数fIFを修正する。そして、
Figure 0004304155
次に、システムの周波数RFの変化に対する反応は、搬送周波数または変調そのものにおける差であって良い。
先の等式を利用して、最後に次の式が得られる。
Figure 0004304155
Vc=Vrefである場合、等式は単純化される。
Figure 0004304155
理想的には、fc=frefであるように、システムが構成される。言い換えると、fIF=frefである場合、このことは、出力電圧Vc=Vrefであるということを意味する。たとえば、方法の変動のために、このケースにはなり得ない。信号ΔfRFの周波数差がゼロで、ループkmAFKdのゲインがかなり高い場合、等式は、ループが周波数fIFをfIF=fcへと置き直すことを示す。
受信信号における周波数差がある場合、電圧差が因数1+KmAFKdにより減衰するため、ループは、周波数fIFをfcに近づけておく。
ループは、受信信号の周波数の遅いドリフトも補償しなくてはならないが、その変調には反応してはならない。これは、ループフィルタの最適化により達成される。
伝達関数を持つ1次フィルタを選択することにより、
Figure 0004304155
fc=frefに対して、得られるのは、
Figure 0004304155
ここで、Gloop=KmAF(0)Kdは、静的ループゲインである。
τp/(1+Gloop)>>1であるように急速に変化する受信信号に対して、ループは反応せず、故に、変調はループ内で減衰せずに伝達される。ループフィルタキャパシタに存在する電圧の感度を良くするために、ループ増幅器は、高い入力インピーダンスを持たなければならない。その出力は、局部発振器VCOの同調を制御する。たとえば、増幅器は、図3によるリターンを持つトランスコンダクタンス型の増幅器により実現される。
ループ増幅器は、ゲイン項Gvおよびリターンゲイン項βに分類することができる。
Figure 0004304155
Figure 0004304155
閉じたループゲインは、
Figure 0004304155
たとえば、この適用において、おおよそ20のゲインが必要である。トランスコンダクタンスは1段の増幅器であるため、ゲインはそれほど大きくなく、目指すゲインは、かなり低いリターンで達成される(単一よりもわずかに大きいGvβ)。ここで、我々は、自動周波数制御ループの一般的な機能を調べてみた。たとえばブルートゥース(BlueTooth)受信器のような無線ネットワークにおいて動作する受信器への適用においては、信号が1(1)に相当するかゼロ(0)に相当するかを決定しようとする判断手段DEC、すなわち、受信信号のバイナリ値を決定しようとする判断手段DECが必要である。自動周波数制御ループおよび判断手段DECは、信号の平均値の抽出を必要とするが、この抽出に関しては、要求されるものが異なる。判断手段DECに対しては、受信器の受信範囲の開始期間中、とりわけ速く抽出されなければならない。この受信範囲の開始期間は、一般的に、アクセスコードと、信号同期と、エラー制御信号に相当する。他方、周波数制御ループに対しては、減衰または周波数制御ループによる変調の相殺を防ぐために、遅い抽出が永続的に要求される。受信範囲の開始期間中、連続する成分の抽出は、好ましくは平均値を推定する第1の手段ESTAにより実行される。このようにして、ループは、低いゲイン(たとえば6)を得ることができる。平均値MVを推定する各種手段ESTによって実行される抽出の期間は、受信器によって受信されようとする信号の特性により選択される。図4によれば、これらの期間は、制御手段によって制御され、制御手段は、たとえば図5において開示される時間ダイヤグラムにより制御されるスイッチである。
図4は、本発明の有用な実施形態を示す。図1で提示された手段は再び、より詳細に、そしてデータのアナログ処理という面において見出される。
図4によれば、受信器は、その復調器DEMOにおいて、信号Sを受信する。システムがデータを受信する状態にするために、復調器は、スイッチR−ONを作動させる。一度復調が実行されると、平均値MVAおよびMVBを推定する2種類の手段ESTAおよびESTBに、復調信号SDが、入力として供給される。第1の手段ESTAは、速く、たとえば信号の最小値および最大値の評価を実行し、その後、復調信号の平均値として、それらの2つの値の間の中間値をとる。このような評価の実施の1つが、図4に描かれている。特に図4で説明されるような、信号の極値の評価および中間値の計算は、従来例から良く知られており、従って、ここではさらに詳しくは説明されない。図4によれば、第2の推定手段ESTBは、たとえばローパスフィルタR2、C1から成る。キャパシタンスC1の値は、ESTBと呼ばれるRCフィルタの時定数における妥協案から選択される。この値は、通常高いため、キャパシタは外付けである。復調器の出力信号の平均値の良い推定を得るためには、時定数はかなり長くなくてはならないが、判断手段の基準入力が、遅いRCフィルタの出力にスイッチされる場合、フィルタの出力がアクセスコードの終わりですでに最終の値に近づいていることを確実にするためには、時定数はかなり短くなければならない。驚くべきことに、本発明は、回路にただ1つの外部キャパシタを持つことを可能にし、これは、受信器におけるスペースおよび製造時間の節約を意味する。この単一の外部キャパシティは、永続的に周波数制御ループのために使用され、時間的間隔をおいて、判断手段のために使用される。
図2において示したのと同じように、補正手段は、局部発振器VCOの入力に接続される増幅器AFCを有し、全体が復調器DEMOを持つ1つのループ内に置かれる。判断手段DECは、2つの入力における値により1または0(ゼロ)の出力の値を固定する増幅素子SLIを有し、2つの入力は、1番目が推定手段ESTAおよびESTBのうちの1つから来る信号の平均値を受信し、2番目は復調信号SDそのものを受信する。有利には、この増幅素子SLIはまた、処理すべき信号がない場合は復調器DEMOによりアクティブ化されたスイッチ信号R−Onを非アクティブ化する。好ましい実施形態によれば、図5で提示される時間ダイヤグラムにより、様々なスイッチが作動する。
図5において受信範囲の開始前に、すなわち、受信器のパワーアップにおいて、図5における時間ダイヤグラムの最初の列にあるスイッチS−ENをアクティブ化することにより、外部キャパシタC1は、基準電圧までプリチャージされる。受信器がパワーアップされると、局部発振器VCOおよびループPLLもまた、始動する。受信範囲の開始において、復調器DEMOによってトリガーされる信号R−ONにより受信器のすべての素子に、信号の検出が必要である。その後、受信RECが開始され、データが、たとえば図5に示されるような形で届く。受信信号を構成するこれらのデータは、いくつかの同期およびエラーチェック素子PR,SYN,TRから成るアクセスコードと、その後の、受信器により次に処理される通信に固有のデータである特定のデータPAYLの1パケットにより形成される。その後、スイッチR−ONが、外部キャパシタC1を、復調器DEMOの出力へとスイッチオンさせ、第2の推定手段ESTBにより信号の平均値MVBを抽出する。比較的に長い時定数が使用される。周波数差がある場合、信号の平均値MVBは、基準電圧Vrefとは異なる。受信器の周波数を補正するために、この情報は、局部発振器VCOの入力に供給される。これが、自動周波数制御として知られるものを形成する。この間、受信器は、受信ビットがゼロか1かを決定しなくてはならない。また、これは信号の平均値MVとの比較により、行われなければならない。推定手段ESTBによって供給される平均値MVBは、実際の平均値へと十分に速くは収束しないため、受信範囲の開始の部分では、使用することができない。従って、別の回路が用いられる。この回路は、推定手段ESTAを有し、ピークの検出から、平均値を決定する。この推定手段ESTAは、スイッチSRのアクティブ化により再初期化される。そして、ピークの検出およびピークの値MIMAの評価が、図5に示される時定数の間に行われる。この評価中に、スイッチS2がアクティブ化され、スイッチS3が開かれる結果、信号の平均値が、推定手段ESTAの出力で使用可能であると共に、決定素子SLIの基準入力で使用可能である。次に、スイッチS2を開き位置にスイッチし、スイッチS3を閉じ位置することにより、判断手段DECに対する基準入力は、推定手段ESTBによって測定された平均値MVBにスイッチされる。このようにして、周波数制御ループおよび判断手段は、信号の同じ平均値MVBを使用する。受信器によって次に処理される通信に固有のデータを含むデータパケットPAYLが届く前に、スイッチングが起こるように、時定数は選択される。
図4における様々な素子について、下記の表に提唱される値で、シミュレーションを行った。このシミュレーションは、図6において提唱される。
Figure 0004304155
これらの値は、例示のために提供され、他の値または値の範囲を除外するものではない。たとえば、特定の適用に対して、データ取得および平均値の基準値への調整のための時定数が増加可能な場合、外部キャパシタンスC1も、増加可能である。シミュレーションは、たとえば100kHz前後(図6の例では200kHz)の搬送周波数の差に対して行われた。このようなシミュレーションにおいて、たとえば、図5における時間ダイヤグラムにおいて実行される動作が示される。ループPLLおよび周波数制御ループがはじめにアクティブ化される。周波数制御ループは、たとえば1.45Vの、局部発振器で使用されるものと同一の基準電圧Vrefで初期化される。ループPLLが、必要な周波数で確立された後、図5のダイヤグラムに従い、受信器は200μsでアクティブ化される。データは、225μsで、曲線Demod−OUTに届く。なお、図6において、外部キャパシタに充電され曲線Cextで示される基準電圧Vrefに関して、これらのデータは、差を持つ。このシミュレーションにおいて、本発明の長所により、データを復元し、それにより曲線Cext(VinAFC)で表されるVref付近に復調される曲線Demod−OUTを復元する、周波数制御ループの効果が、示される。抽出手段による曲線Demod−OUTのピークの検出により、曲線DC−Slicerで示される判断手段により使用される平均値が、まずはじめに供給され、それが、図5および図6における、おおよそ350μsまで、データパケットのアクセスコードおよびヘッダパケットに作用する。この時点で、周波数制御ループは、初期の差を補正している。ピークの検出ESTAにより、抽出手段によって抽出される連続する成分MVAのレベルが、外部キャパシタC1によって示される平均レベルMVBに、近づく。その時に、判断手段の基準入力は、外部キャパシタC1にスイッチされる。
本発明は、提示された実施形態に従って説明されているが、提示された実施形態に対する変形が存在し、それらの変形は、本発明の要旨および範囲内にあることを、当業者はすぐに認識するであろう。従って、以下の請求項により定義される要旨および範囲からすべてのことが除かれずに、多くの修正が、当業者によって行われることが可能である。
本発明は、さらに図面において示される実施形態の例を参照して説明されるが、本発明は、限定されない。
図1は、本発明による受信器のブロック図である。 自動周波数制御ループの一般的な原則のブロック図である。 周波数制御ループ内で実現される増幅器の実施形態の例である。 本発明による有用な実施形態による受信器の機能ダイヤグラムである。 本発明の好ましい実施形態による本発明の諸要素を制御する時間ダイヤグラムである。 図4の回路におけるいくつかのポイントでの電圧を表す曲線の一組による、本発明の実現で得られる周波数補正の結果を示す。

Claims (7)

  1. 無線ネットワークにおいて受信する信号のための受信器であって、前記受信器はいわゆる基準発振周波数で動作し、前記発振周波数はいわゆる基準値により制御される、受信器であって、
    受信信号を復調する復調手段と、
    復調信号の平均値を推定する手段と、
    前記復調信号の平均値を基準値での値に補正する手段と、
    前記受信信号によって取得されたバイナリ値を決定する判断手段と、を有し、
    前記推定手段は、
    第1の期間中に、前記判断手段において使用される前記復調信号の第1の平均値を迅速に抽出する第1の手段と、
    前記補正手段において使用され、第2の期間中には、前記判断手段において使用される前記復調信号の第2の平均値を低速抽出する第2の手段とを有する、
    ことを特徴とする受信器。
  2. 前記変調信号の平均値を補正する前記手段は、周波数補正ループを使用することを特徴とする請求項1に記載の受信器。
  3. 前記第2の抽出手段は、信号の平均周波数を抽出するローパスフィルタ手段を有することを特徴とする請求項1および2のいずれか1つに記載の受信器。
  4. 前記第1の推定手段は、前記受信信号の最小値および最大値を評価し、前記信号の平均値を前記最小値と最大値の中間値と推定する手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の受信器。
  5. 前記受信信号は、同期および制御部と、その後のデータ部とから成り、前記第1の期間は、同期および制御部を受信するのに必要な期間を越えない、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の受信器。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の受信器を含むことを特徴とする集積回路。
  7. 無線ネットワークにおいて受信する信号を受信および処理する方法であって、
    前記受信信号を復調する復調工程と、
    復調信号の平均値の推定工程と、
    前記復調信号の平均値の基準値への補正工程と、
    前記受信信号によって取得されたバイナリ値を決定する判断工程と、を有し、
    前記推定工程は、
    第1の期間中に、前記判断工程において使用される前記復調信号の第1の平均値を抽出する迅速副工程と、
    前記補正工程において使用され、第2の期間中には、前記判断工程において使用される、前記復調信号の第2の平均値を低速抽出する第2の副工程とを含む、
    ことを特徴とする方法。
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