JP5105189B2 - 基板搬送設備 - Google Patents
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Description
そして、このような基板搬送設備において、従来では、基板取り出し手段が、取り出し対象の基板における基板取り出し方向の下流側端部を保持する保持部を基板出し入れ方向に沿う移動経路に沿って移動させて、取り出し対象の基板の全体が収納容器内に位置する収納位置から、取り出し対象の基板の全体が収納容器外に位置する取り出し位置まで取り出し対象の基板を搬送する保持式搬送手段を備えて構成されていた(例えば、特許文献1参照。)。
また、取り出し対象の基板を収納位置から取り出し位置まで搬送するときは、その基板の基板取り出し方向の下流側端部のみを支持する状態であるため、基板取り出し手段にて取り出し対象の基板を安定よく搬送し難いものであった。
前記取り出し手段が、前記取り出し対象の基板における基板取り出し方向の下流側端部を挾持する挾持部を基板取り出し方向に沿う移動経路に沿って移動させて、前記取り出し対象の基板の全体が前記収納容器内に位置する収納位置から、前記取り出し対象の基板の一部が前記収納容器外に位置する中継位置まで前記取り出し対象の基板を搬送する挾持搬送手段と、前記中継位置に搬送された前記取り出し対象の基板を載置支持して、前記取り出し対象の基板を前記中継位置から前記取り出し対象の基板の全体が前記収納容器外に位置する取り出し位置に搬送する載置支持搬送手段とを設けて構成され、前記挾持搬送手段が、前記取り出し対象の基板を前記中継位置に搬送した状態で前記取り出し対象の基板に対する挾持を解除した前記挾持部を、前記載置支持搬送手段にて前記中継位置から前記取り出し位置に搬送される間に、前記載置支持搬送手段にて搬送される前記取り出し対象の基板の搬送経路から退避させて当該基板と干渉しない退避位置に移動させる退避操作手段を備えて構成され、前記挾持部が、前記移動経路に沿って移動自在な移動体に縦軸芯周りに揺動自在に支持され、前記退避操作手段が、前記移動体の前記移動経路に沿う移動により前記挾持部に接当して、前記挾持部を基板取り出し方向と交差する横幅方向の外方側に案内させるように縦軸芯周りに揺動させることにより前記退避位置に退避させる揺動案内部材にて構成されている点にある。
また、載置支持搬送手段が、取り出し対象の基板を中継位置から取り出し位置に搬送するときは、基板は、その載置支持搬送手段にて載置支持される状態であるため、載置支持搬送手段にて基板の横幅方向の両端部等において基板の下面に支持作用することにより、基板取り出し手段にて取り出し対象の基板を取り出し位置まで安定よく搬送することができる。
そして、取り出し対象の基板を中継位置に搬送し且つ取り出し対象の基板に対する挾持を解除した挾持部は、載置支持搬送手段にて搬送される取り出し対象の基板の搬送経路から退避させることができるから、載置支持搬送手段にて取り出し対象の基板を中継位置から取り出し位置に搬送する際に取り出し対象の基板が挟持搬送手段における挾持部に接当することを回避することができる。
ちなみに、挾持搬送手段は取り出し対象の基板を挾持して搬送するものであるから、吸着して搬送するものに比べて基板に保持作用する部分を上下方向に薄く形成することができるため、上下方向に間隔が狭い状態で基板が収納された収納効率の高い収納容器からでも基板を取り出せることができる。
従って、基板取り出し手段における挾持搬送手段を基板取り出し方向に小型化を図ることができるとともに、基板取り出し手段にて取り出し対象の基板を安定よく搬送し易い基板搬送設備を提供することができるに至った。
従って、挾持搬送手段の構成の簡素化を図ることができる基板搬送設備を提供することができるに至った。
つまり、取り出し対象の基板が中継位置に位置している状態では、取り出し対象の基板の一部が収納容器外に位置しているだけであるから、複数の支持用搬送ローラのみで取り出し対象の基板を中継位置から取り出し位置に搬送しようとしても、取り出し対象の基板は基板取り出し方向の下流側の部分が少数の支持用搬送ローラにて載置支持されているだけであるため、取り出し対象の基板の支持用搬送ローラに対する接触圧が小さく、支持用搬送ローラが空転し易いので、載置支持搬送手段にて取り出し対象の基板を適確に搬送し難いものであるが、挾持用搬送ローラを設けて支持用搬送ローラとの協働により挾持した状態で取り出し対象の基板を搬送することにより、取り出し対象の基板の支持用搬送ローラに対する接触圧を大きくすることができ、支持用搬送ローラが空転し難くなるため、載置支持搬送手段にて取り出し対象の基板を適確に搬送し易いものとなる。
従って、載置支持搬送手段にて取り出し対象の基板を適確に搬送し易い基板搬送設備を提供することができるに至った。
よって、取り出し対象の基板を収納位置から取り出し位置に搬送するにあたり、挾持搬送手段及び載置搬送手段は取り出し対象の基板の横幅方向の両端部に作用し、横幅方向の中央部には作用しないため、基板における横幅方向の中央部の損傷を防止することができる。
従って、取り出し対象の基板における横幅方向の中央部の損傷を防止することができる基板搬送設備を提供することができるに至った。
また、収納容器を昇降手段にて昇降させることにより、収納容器より構成が複雑な浮上用空気噴出体及び取り出し手段を昇降移動させる必要がないため、支持板と浮上用空気噴出体及び取り出し手段との高さ方向での位置合わせを簡単に行うことができる。
従って、複数の支持板から基板をランダムに取り出すことができ且つ支持板と浮上用空気噴出体及び取り出し手段との高さ方向での位置合わせを簡単に行うことができる基板搬送設備を提供することができるに至った。
また、挾持搬送手段にて収納対象の基板を中継位置から収納位置に搬送する際は、挾持部の先端部分にて押圧する状態で収納対象の基板を搬送するものであるから、挾持する場合のように、挾持や挾持解除の動作が必要なく、迅速に搬送することができる。
従って、使い勝手がよく且つ収納対象の基板を迅速に収納容器に収納することができる基板搬送設備を提供することができるに至った。
図1に示すように、基板処理設備は、矩形状の基板1を上下方向に間隔を隔てて並べる状態で複数枚保持する収納容器2を収納する複数の収納部4を備えた物品収納棚5と、収納部4と基板入出部6との間で収納容器2を搬送する収納容器搬送装置としてのスタッカークレーン7と、基板入出部6に位置する収納容器2から基板1を一枚ずつ取り出して基板1を処理する基板処理装置(図示せず)に搬送し且つ基板処理装置から搬送される基板1を一枚ずつ収納容器2に収納する基板搬送装置8とを備えて構成されている。ここで、基板搬送装置8が本発明に係る基板搬送設備に相当する。
そして、この基板処理設備においては、収納容器2を物品収納棚5に保管しながら、保管した収納容器2を基板入出部6に搬送し、その基板入出部6に搬送された収納容器2から基板1を1枚単位で取り出して基板処理装置に搬送して所定の処理を行い、その所定の処理が行われた基板1を基板入出部6に位置する収納容器2に対して1枚単位で収納させるようにしている。
浄化空気通風手段23について説明を加えると、図2に示すように、浄化空気通風手段23は、クリーン空間13の床部が多孔状のグレーティング床14にて形成され、クリーン空間13の天井部がHEPAフィルタなどからなるエアーフィルタ15にて形成されるとともに、グレーティング床14の下方側に形成された吸気室16とエアーフィルタ15の上方側に形成されたチャンバー室17とが通風ファン18及びプレフィルタ21を備えた循環路19にて連通されており、クリーン空間13内の空気を、プレフィルタ21とエアーフィルタ15とで清浄化させながら循環させて、浄化空気を天井部より床部に通風させるように構成されている。そして、循環路19には、通風ファン18より上流側に外気取入流路20が接続され、通風ファン18より下流側に排気流路22が接続されており、浄化空気通風手段23にて循環されるクリーン空間13内の空気の一部を外気と交換されている。
そして、物品収納棚5に設けられた複数の収納部4のうちの一部が基板入出部6とされている。説明を加えると、図3に示すように、物品収納棚5に設けられた最下段の複数の収納部4のうちの一部の収納部4は、その収納部4に収納された収納容器2に対して物品収納棚5の背面側を通して基板搬送装置8にて基板2を一枚ずつ取り出すことや一枚ずつ収納することができるように構成されており、基板入出部6とされている。
次に、基板搬送装置8について詳細な説明を加えるが、基板取り出し方向の下流側(基板収納方向の上流側)を前方側とし、基板取り出し方向の上流側(基板収納方向の下流側)を後方側とし、基板取り出し方向(基板収納方向)に沿う方向を前後方向と称し、この方向と交差する方向を横幅方向として説明する場合がある。
図5及び図6に示すように、収納容器2は、前後面が開口する横倒れ姿勢の四角筒状に形成された容器本体41と、容器本体41の前側端部に前面の開口を閉塞する状態で設けられた蓋部材42と、容器本体41の後側端部に後面の開口を閉塞する状態で設けられたファンフィルタユニット43と、収納容器2内に上下方向に間隔を隔てた状態で並設された複数の支持板45とを備えて構成されている。
また、蓋部材42には、容器本体41に上方から係合する被係合枠46が設けられている。つまり、蓋部材42は、蓋部材42を容器本体41に対して下方に移動させて被係合枠46を容器本体41に係合させることにより蓋部材42を容器本体41に装着することができ、蓋部材42を容器本体41に対して上方に移動させることにより蓋部材42を容器本体41から離脱させることができるように構成されている。
そして、蓋部材42は、容器本体41に装着された状態において、容器本体41との間に隙間が形成される形状に形成されており、ファンフィルタユニット43にて収納容器2内に導入された空気は、容器本体41と蓋部材42との間に形成された隙間を通して外部に排出される。
尚、詳細な説明は省略するが、ファンフィルタユニット43には、受電部とこの受電部に供給された電力を蓄えるバッテリとが備えられており、ファンフィルタユニット43は、収納容器2が収納部4に収納されている状態では、収納部4の夫々に備えられた給電部から受電部に給電された電力により作動し、収納容器2がスタッカークレーン7にて搬送されているとき等の受電部が給電部から離れて受電部に電力が供給されない状態では、バッテリに蓄えられた電力により作動するように構成されている。
また、複数の支持板45の夫々は、図9等に示すように、その前端部分45aの上面が前方側ほど下方に位置する傾斜する平面に形成され、前端部分45a及び突起部48以外の部分の上面が水平な平面に形成されており、基板1を載置支持する支持予定領域Eが前端部分45aからそれ以外の部分に亘って設定されている。
ちなみに、突起部48は、直径10mmの円形状で且つガラス基板1の厚みより薄い厚み0.2mmに形成されている。
説明を加えると、支持板45における突起部48を形成していない部分が載置面48aより下方に凹入することになる。上述の如く支持用基板47に突起部48を並設することにより、載置面48aより下方に凹入する凹入部50が格子状に形成されることとなり、このように形成された凹入部50は、支持予定領域Eの中央部から支持予定領域Eの外部に伸びる形状で、且つ、支持予定領域Eにおける前端部から後端部に亘って直線状に伸びる形状に形成される。支持板45の上面と基板1の下面との間に空気が供給されることにより、基板1が支持板45から浮上するのであるが、支持板45の上面と基板1の下面との間への空気の供給が停止されたときに、例えば図7の点線矢印にて示しているように、支持板45と基板1との間に存在する空気が、凹入部50に沿って支持予定領域Eの外部まで流動することになる。その結果、支持板45と基板1との間に存在する空気を速やかに排出することができ、突起部48にて基板1を安定して載置支持することができる。
図3及び図4に示すように、昇降手段61は、基板入出部6に設けられており、昇降用モータ62(図19参照)にて昇降移動して収納容器2を載置支持する左右一対の支持台63と、左右一対の支持台63を各別に昇降自在に案内支持する左右一対の案内支柱64とを備えて構成されている。
そして、図4に示すように、基板入出部6には、収納容器2における蓋部材42の被係合枠46に係合する係合部材65が区画壁25の天井部に支持される状態で設けられており、スタッカークレーン7にて収納容器2が昇降手段61にて載置支持されるように基板入出部6に搬入されるに伴って被係合枠46が係合部材65に係合し且つ容器本体41から離脱して蓋部材42が容器本体41から取り外され、スタッカークレーン7にて基板入出部6から収納容器2が搬出されるに伴って被係合部枠46が容器本体41に係合し且つ係合部材65から離脱して蓋部材42が容器本体41に装着される。
よって、昇降手段61にて収納容器2における容器本体41を載置支持した支持台63を昇降させることにより、蓋部材42を係合部材65に支持させた状態で収納容器2における蓋部材42以外の部分を昇降移動させて、基板出し入れ口44の開口量が変更されるように構成されている。
次に、基板中継ユニット70について説明を加える。
図3に示すように、基板中継ユニット70は、横幅方向に沿って走行する走行台車74にて横幅方向に移動自在に構成されており、基板入出部6に位置する収納容器2との間で基板1を一枚ずつ取り出す又は収納するときには、走行台車74の走行により基板入出部6に位置する収納容器2に隣接する位置に基板中継ユニット70が配置されるように構成されている。
図8に示すように、基板中継ユニット70は、取り出し対象又は収納対象の基板1の下面とこの基板1を載置支持する支持板45の上面との間に空気を噴出する浮上用空気噴出体71と、浮上用空気噴出体71よりも基板取り出し方向の下流側に空気を供給する供給用空気噴出体72と、浮上用空気噴出体71による空気の噴出により支持板45から浮上した取り出し対象の基板1を浮上用空気噴出体71及び供給用空気噴出体72の上方を通過させる状態で収納容器2から取り出し、且つ、浮上用空気噴出体71による空気の噴出により浮上した収納対象の基板1をその基板1を載置支持する支持板45上に位置するように浮上用空気噴出体71及び供給用空気噴出体72の上方を通過させる状態で収納容器2に収納する基板出し入れ機構73とを備えて構成されている。
ちなみに、基板出し入れ機構73は、基板1を収納容器2から取り出す取り出し手段と基板1を収納容器2に収納する収納手段とに兼用されている。
図3及び図4に示すように、走行台車74は、横幅方向に沿って設けられた一対の走行用レール76の夫々に対応して設けられて走行用モータ77にて回転駆動される走行用車輪78を備え、浮上用空気噴出体71、供給用空気噴出体72及び基板出し入れ機構73を支持するように構成され、走行用モータ77にて走行用車輪78を回転駆動させることにより、基板中継ユニット70を横幅方向に走行移動させて収納容器2と隣接する位置と基板搬送コンベヤ51と隣接する位置とに移動可能に構成されている。
基板出し入れ機構73は、基板1を挾持搬送する挾持搬送手段81と基板1を載置搬送する載置支持搬送手段88とを備えて構成されている。
挾持搬送手段81は、基板1を収納容器2から取り出す場合には、取り出し対象の基板1における基板取り出し方向の下流側端部を挾持する挾持部82を基板取り出し方向に沿う移動経路に沿って基板取り出し方向の上流側から下流側に移動させて、取り出し対象の基板1の全体が収納容器2内に位置する収納位置(図9及び図10参照)から取り出し対象の基板1の一部が収納容器2外に位置する中継位置(図11及び図12参照)まで取り出し対象の基板1を搬送し、また、基板1を収納容器2に収納する場合には、挾持部82を移動経路に沿って基板搬入方向の上流側から下流側に移動させて、中継位置に位置する収納対象の基板1を、挾持部82の先端部分にて押圧する状態で中継位置から収納位置まで搬送するように構成されている。
そして、挾持搬送手段81は、基板1を収納容器2から取り出すときは取り出し対象の基板1における横幅方向の両端部を挾持し、基板1を収納容器2に収納するときは収納対象の基板2における横幅方向の両端部を押圧するように、挾持部82を横幅方向に一対設けて構成されている。これにより、縦軸芯周りでの基板1の回転を防止し且つ基板1を安定した姿勢で搬送することができながら、基板1に対して接触する位置を基板取り出し方向の下流側端部のごく一部とすることができる。
ちなみに、挾持部82が揺動する縦軸芯は、平面視において支持部分84が存在する箇所から外れた箇所に位置しており、挾持作用部分83が存在する箇所に位置している。
この揺動案内部材89は、移動体87の移動経路に沿う移動により挾持部82に接当して、挾持部82を基板取り出し方向と交差する横幅方向の外方側に案内させるように縦軸芯周りに揺動させることにより、挟持部82を退避位置に退避させるように構成されている。
そして、案内溝89aは、基板取り出し方向の上流側の部分が移動体87の移動経路に沿う直線状に形成され、この上流側の部分と連続する下流側の部分が横幅方向の外方側に曲がる曲線状に形成されている。
つまり、図9〜図13に示すように、取り出し対象の基板1を収納位置から中継位置に搬送する又は収納対象の基板1を中継位置から収納位置に搬送するべく移動体87を移動経路に沿って移動させている間は、案内ローラ86は案内溝89aにおける直線状に形成された部分にて直線状に案内されるため、挾持部82の姿勢は挾持作用部分83と支持部分84とが移動経路に沿う方向に並ぶ姿勢に保持される。
そして、図14及び図15に示すように、収納位置の取り出し対象の基板1に対して挾持を解除した後に、移動体87を基板取り出し方向の下流側に移動させることにより、案内ローラ86は案内溝89aにおける曲線状に形成された部分にて横幅方向の外方側に移動するように曲線状に案内されるため、挾持部82の姿勢は支持部分84が挾持作用部分83に対して横幅方向外方側に位置するように移動経路に対して傾いた姿勢に変更される。また、この状態から移動体87を基板取り出し方向の上流側に移動させることにより、案内ローラ86は案内溝89aにおける曲線状に形成された部分にて横幅方向の内方側に移動するように曲線状に案内されるため、挾持部82の姿勢は挾持作用部分83と支持部分84とが移動経路に沿う方向に並ぶ姿勢に変更される。
そして、図10及び図12に示すように、挾持部82は、移動経路に沿う方向に並ぶ姿勢では、平面視において一対の挾持作用部分83及び支持部分84が基板1の搬送経路の横幅内に位置するため、基板1に対して基板取り出し方向の下流側から挾持又は押圧することができ、図15に示すように、移動経路に対して傾いた姿勢では、平面視において一対の挾持作用部分83の一部及び支持部分84が基板1の搬送経路から横外方側に外れて位置するため、挾持部82に邪魔されることなく載置支持搬送手段88にて基板1を搬送することができる。
ちなみに、挾持部82は移動経路に対して傾いた姿勢では退避位置(図14及び図15参照)に位置している。このとき、一対の挾持作用部分83は、平面視において基板1の搬送経路上に存在することになるが、一対の挟持作用部分83を挾持解除状態とすることにより、基板1の通過を許容することができる。
載置支持搬送手段88は、基板1を収納容器2から取り出す場合には、挾持搬送手段81にて中継位置に搬送された取り出し対象の基板1を載置支持して、取り出し対象の基板1を中継位置から取り出し対象の基板1の全体が収納容器2外に位置する取り出し位置(図14参照)に搬送し、基板1を収納容器2に収納する場合には、基板搬送コンベヤ51から受け取った収納対象の基板1を取り出し位置から中継位置に搬送するように構成されている。
ちなみに、載置支持搬送手段88は、基板中継ユニット70を横幅方向に走行移動させるときには基板1をその全体が載置支持搬送手段88上に位置する取り出し位置で載置支持するとともに、取り出し位置に位置する取り出し対象の基板1を基板搬送コンベヤ51に受け渡し、基板搬送コンベヤ51から受け取った収納対象の基板1を取り出し位置に搬送するように構成されている。
送風式支持手段52は、基板1の搬送経路の下方に設けられて上方に向けて空気を送風するブロア54と、このブロア54と基板1の搬送経路との間に設けられた多孔状の整風板55と、ブロア54に空気を供給するコンベア用空気供給装置56(図19参照)とを備えて構成されている。また、推進力付与手段53は、基板取り出し方向に並設されて基板1の下面に接触する複数の支持用搬送ローラ57と、中継位置に位置する基板1の上面に接触して支持用搬送ローラ57との協働により基板1を挾持する挾持用搬送ローラ58とを備えて構成され、基板1における横幅方向の両端部を載置支持及び挾持するように、支持用搬送ローラ57及び挾持用搬送ローラ58が横幅方向に一対設けて構成されている。
ちなみに、挾持用搬送ローラ58は、鍔無しの支持用搬送ローラ57と同様に、載置支持搬送手段88(基板出し入れ機構73)における基板取り出し方向の上流側端部に配設されている。
つまり、載置支持搬送手段88は、中継位置が基板1における基板取り出し方向の下流側端部が複数の支持用搬送ローラにおける鍔無しの支持用搬送ローラ57で支持され且つ挾持用搬送ローラ58との協働により挾持される位置となるように構成されており、挾持搬送手段81による取り出し対象の基板1の搬送は、支持用搬送ローラ57と挾持用搬送ローラ58とで挾持されるように、基板1における基板取り出し方向の下流側端部が載置支持搬送手段88における基板取出方向の上流側端部に位置するように搬送する。
要するに、中継位置が、基板1における基板取り出し方向の下流側端部が載置支持搬送手段88における基板取り出し方向の上流側端部に配設された鍔無しの支持用搬送ローラ57と挾持用搬送ローラ58との協働により挾持される位置であり、収納位置に近い位置であるため、挾持搬送装置81による基板1の搬送距離が短くなるので、挾持部82の移動距離を短くすることができる。
ちなみに、基板搬送コンベヤ51は、載置支持搬送手段88と同様に、ブロアと整風板と空気供給装置とを備えた送風式支持手段、及び、複数の支持用搬送ローラを備えた推進力付与手段とを備えて構成されている。尚、基板搬送コンベヤ51には、挾持用搬送ローラは設けられていない。
つまり、逆方向用空気噴出口93から噴出された空気は、容器隣接箇所Aにおいて浮上用空気噴出体71の空気噴出口91よりも基板取り出し方向の下流側に空気を供給するように収納容器2側とは反対側である基板取り出し方向の下流側に向けて水平方向に流動する。
そして、基板出し入れ機構73における基板取り出し方向の上流側端部には、上面の高さが整風板55の上面と同じ高さとなる状態で且つ基板取り出し方向の上流側に伸びる状態で連設板96が支持されており、供給用空気噴出体72は、その上面が連設板96の上面と同じ高さで且つ基板取り出し方向に連なる状態で連設板96に支持されており、浮上用空気噴出体71は、その上面が連設板96の上面よりの数ミリ(例えば2〜3mm程度)下方に位置する高さで且つ基板取り出し方向の下流側に空気噴出口91から噴出された空気が通る隙間が形成される状態で連設板96に支持されている。
つまり、浮上用空気噴出体71は、その上面が供給用空気噴出体72の上面よりも数ミリ下方に位置するように設けられている。
図18及び図19に示すように、基板中継ユニット70には、挾持部82にて挾持されている基板1及び挾持部82にて押圧されている基板1の存否を検出する基板存否検出センサ101、収納容器2が基板1の取り出す並びに収納に適正な高さに位置しているか否かを検出する容器高さ検出センサ102、基板1が取り出し位置に位置しているか否かを検出する取り出し位置検出センサ103、基板1が中継位置に位置しているか否かを検出する中継位置検出センサ104、及び、載置支持搬送手段88による基板1の搬送速度を減速させる減速位置検出センサ105が設けられ、基板入出部6には、収納容器2から基板1の一部が外部にはみ出しているか否かを検出する基板はみ出し検出センサ106が設けられており、これらの検出センサからの検出情報が制御装置Hに入力されるように構成されている。
つまり、制御装置Hは、浮上用空気噴出体71及び供給用空気噴出体72を噴出停止状態から噴出状態に切り換える際に、噴出体用空気供給装置95から浮上用空気噴出体71及び供給用空気噴出体72に供給する空気の量を段階的に多くし、これら浮上用空気噴出体71及び供給用空気噴出体72から噴出する空気の噴出量が目標供給量に向けて段階的に多くなるように噴出体用空気供給装置95の作動を制御するように構成されている。
また、制御装置Hは、基板1を収納容器2から取り出す又は収納する場合は、その取り出す又は収納する基板1を載置支持する支持板45を浮上用空気噴出体71及び基板出し入れ機構73に対応する高さに位置させて、浮上用空気噴出体71から噴出される空気が取り出す又は収納する基板1の下面とその基板1を載置支持する載置板45の上面との間に噴出させ、且つ、浮上用空気噴出体71による空気の噴出により浮上した基板1を挾持部82にて挾持又は押圧可能とするべく、昇降手段61の作動を制御するように構成されている。
まず、基板中継ユニット70が基板入出部6に位置する収納容器2と隣接して位置するように走行台車74を走行させる。次に、取り出し対象の基板1を載置支持する支持板45が浮上用空気噴出手段71及び基板出し入れ機構73に対応する高さとなるように昇降手段61にて収納容器2を昇降移動させた状態で、噴出体用空気供給装置95を作動させて浮上用空気噴出体71及び供給用空気噴出体72を噴出状態とし、且つ、コンベヤ用空気供給装置56を作動させて送風式支持手段52を整風板55から上方に向けて空気を噴出する状態とする。このとき、浮上用空気噴出体71及び供給用空気噴出体72は、取り出し対象の基板1を支持する支持板45における基板取り出し方向の下流側端部に隣接する容器隣接箇所Aに配設されることになる。これにより、浮上用空気噴出体71にて噴出される空気を取り出し対象の基板1の下面と支持板45との間に適正に供給することができ、取り出し対象の基板1を的確に支持板45から浮上させることができる。浮上用空気噴出体71の空気の噴出により取り出し対象の基板1が支持板45から浮上させた状態で、挾持解除状態の挾持部82を収納位置の取り出し対象の基板1を挾持可能な挾持位置(図9及び図10参照)に移動させるように移動体87を基板取り出し方向の下流側から上流側に移動させる。
その後は、基板中継ユニット70が基板搬送コンベヤ51と隣接して位置するように走行台車74を走行させた状態で、支持用搬送ローラ57及び挾持用搬送ローラ58が基板1を基板取り出し方向の上流側から下流側に搬送するように回転させて、基板1を基板搬送コンベヤ51に受け渡し、基板搬送コンベヤ51にて基板1を基板処理装置に搬送する。
まず、基板中継ユニット70が基板搬送コンベヤ51と隣接して位置するように走行台車74を走行させ、且つ、コンベヤ用空気供給装置56を作動させて送風式支持手段52を整風板55から上方に向けて空気を噴出させる。この状態で、支持用搬送ローラ57及び挾持用搬送ローラ58が基板1を基板収納方向の上流側から下流側に搬送するように回転させて、基板処理装置から搬出されて基板搬送コンベヤ51にて搬送される基板1を受け取って取り出し位置に搬送する。その後、支持用搬送ローラ57及び挾持用搬送ローラ58の回転を停止させて、基板中継ユニット70が基板入出部6に位置する収納容器2と隣接して位置するように走行台車74を走行させる。
このように噴出体用空気供給装置95を停止させることにより浮上用空気噴出体が噴出停止状態となるため、収納対象の基板の上面とこの基板を載置支持する支持板の上面との間への空気の供給が停止され、上述の如く、基板と支持板との間に存在する空気が排出される。
(1) 上記実施の形態では、挾持搬送手段81を、取り出し対象の基板1における横幅方向の両端部を挾持するように構成したが、挾持搬送手段81を、取り出し対象の基板1における横幅方向の中央部を挾持するように構成してよく、また、取り出し対象の基板1における横幅方向の中央部と両端部との両方を挾持するように構成してもよい。
また、挾持搬送手段81を、挾持部82を横幅方向に一対設けて構成したが、挾持搬送手段81を、挾持部82を横幅方向に1つ又は3つ以上設けて構成してもよい。
また、載置支持搬送手段88を、支持用搬送ローラ57及び挾持用搬送ローラ58を横幅方向に一対設けて構成したが、載置支持搬送手段88を、支持用搬送ローラ57及び挾持用搬送ローラ58を横幅方向に1つ又は3つ以上設けて構成してもよい。
つまり、図20に示すように、載置支持搬送手段88を、支持用搬送ローラ(鍔付き支持用搬送ローラ)57のみを備えて構成してもよい。
この場合、載置支持搬送手段88は、中継位置が基板1の下流側部分を複数の支持用搬送ローラ57の一部である基板取り出し方向の上流側に位置する複数個の支持用搬送ローラ57にて載置支持する位置となるように構成されており、挾持搬送手段81による取り出し対象の基板1の搬送は、上記複数個の支持用搬送ローラ57にて載置支持されるように、基板1における基板取り出し方向の下流側端部を含む3分の1程度の部分が載置支持搬送手段88における基板取出方向の上流側部分に位置するように搬送される。
ちなみに、挾持搬送手段を、収納対象の基板を挾持部にて挾持する状態で中継位置から収納位置まで搬送するように構成してもよい。
上記実施の形態では、収納容器2に蓋部材42とファンフィルタユニット43とを備えさせたが、蓋部材42とファンフィルタユニット43とのうちの一方又は両方を備えなくてもよい。
上記実施の形態では、収納容器2に蓋部材と42ファンフィルタユニット43とを備えさせたが、蓋部材42とファンフィルタユニット43とのうちの一方又は両方を備えなくてもよい。
つまり、例えば、浮上用空気噴出体71及び供給用空気噴出体72の一方又は両方を2つ又は3つ以上横幅方向に連続する状態に並べてもよく、また、横幅方向の一端又は両端に供給用空気噴出体72が位置する状態で並べてもよい。
2 収納容器
45 支持板
57 支持用搬送ローラ
58 挾持用搬送ローラ
61 昇降手段
71 浮上用空気噴出体
73 取り出し手段
81 挾持搬送手段
82 挾持部
87 移動体
88 載置支持搬送手段
89 揺動案内部材(退避操作手段)
H 昇降用制御手段
Claims (5)
- 矩形状の基板を載置支持する複数の支持板が上下方向に間隔を隔てた状態で並設された収納容器と、
前記収納容器から取り出す取り出し対象の基板とこの取り出し対象の基板を載置支持する前記支持板の上面との間に向けて空気を噴出する浮上用空気噴出体と、
前記浮上用空気噴出体による空気の噴出により前記支持板から浮上した前記取り出し対象の基板を前記収納容器から取り出す取り出し手段とが設けられている基板搬送設備であって、
前記取り出し手段が、
前記取り出し対象の基板における基板取り出し方向の下流側端部を挾持する挾持部を基板取り出し方向に沿う移動経路に沿って移動させて、前記取り出し対象の基板の全体が前記収納容器内に位置する収納位置から、前記取り出し対象の基板の一部が前記収納容器外に位置する中継位置まで前記取り出し対象の基板を搬送する挾持搬送手段と、
前記中継位置に搬送された前記取り出し対象の基板を載置支持して、前記取り出し対象の基板を前記中継位置から前記取り出し対象の基板の全体が前記収納容器外に位置する取り出し位置に搬送する載置支持搬送手段とを設けて構成され、
前記挾持搬送手段が、前記取り出し対象の基板を前記中継位置に搬送した状態で前記取り出し対象の基板に対する挾持を解除した前記挾持部を、前記載置支持搬送手段にて前記中継位置から前記取り出し位置に搬送される間に、前記載置支持搬送手段にて搬送される前記取り出し対象の基板の搬送経路から退避させて当該基板と干渉しない退避位置に移動させる退避操作手段を備えて構成され、
前記挾持部が、前記移動経路に沿って移動自在な移動体に縦軸芯周りに揺動自在に支持され、
前記退避操作手段が、前記移動体の前記移動経路に沿う移動により前記挾持部に接当して、前記挾持部を基板取り出し方向と交差する横幅方向の外方側に案内させるように縦軸芯周りに揺動させることにより前記退避位置に退避させる揺動案内部材にて構成されている基板搬送設備。 - 前記載置支持搬送手段が、基板の出し入れ方向に並設されて前記取り出し対象の基板の下面に接触する複数の支持用搬送ローラと、前記中継位置に位置する前記取り出し対象の基板の上面に接触して前記支持用搬送ローラとの協働により前記取り出し対象の基板を挾持する挾持用搬送ローラとを備えて構成されている請求項1記載の基板搬送設備。
- 前記挾持搬送手段が、前記取り出し対象の基板における前記基板取り出し方向と交差する横幅方向の両端部を挾持するように前記挾持部を前記横幅方向に一対設けて構成され、
前記載置支持搬送手段が、前記取り出し対象の基板における前記横幅方向の両端部を載置支持するように構成されている請求項1又は2記載の基板搬送設備。 - 前記収納容器を昇降自在に支持する昇降手段と、前記取り出し対象の基板を載置支持する前記支持板を前記浮上用空気噴出体及び前記取り出し手段に対応する取り出し用高さに位置させるべく前記昇降手段の作動を制御する昇降用制御手段とが設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の基板搬送設備。
- 前記載置支持搬送手段が、前記収納容器に収納する収納対象の基板を前記取り出し位置から前記中継位置に搬送可能に構成され、
前記挾持搬送手段が、前記挾持部を移動経路に沿って基板搬入方向の上流側から下流側に移動させて、前記載置支持搬送手段にて前記中継位置に搬送された前記収納対象の基板を、前記挾持部の先端部分にて押圧する状態で前記中継位置から前記収納位置まで搬送するように構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の基板搬送設備。
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