JP5547896B2 - 化学蓄熱反応器及びフィルタ付化学蓄熱材成形体の製造方法 - Google Patents

化学蓄熱反応器及びフィルタ付化学蓄熱材成形体の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、化学蓄熱材を成形した化学蓄熱材成形体を含んで構成された化学蓄熱反応器、及びフィルタ付化学蓄熱材成形体の製造方法に関する。
粒径0.3mm〜4mmの範囲の結晶性の石灰石を850℃〜1100℃の範囲で所定時間加熱した後に、該石灰石を500℃〜600℃の範囲で所定時間加熱することで、表面から内部に向かう多数の気孔が形成された生石灰を得る技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、内部空間の10〜60容量%の割合で粉体化学蓄熱材を収容したカプセルを、反応器又は反応塔に充填する技術が知られている(例えば、特許文献2、特許文献3参照)。
特開平1−225686号公報 特公平6−80395号公報 特公平6−80394号公報 特開平7−332788号公報
しかしながら、特許文献1に記載のように、それ自体に気孔が形成された生石灰を粉体のまま化学蓄熱材として用いた場合、作動中、水和反応と脱水反応とが繰り返される。このため、この化学蓄熱材の粉体は、体積膨張、収縮の繰り返しによって他の粉体と擦れ合い、微粉化してしまい、蓄熱システムとしての反応性が低下する問題があった。また、特許文献2、3の構成では、カプセルの採用による熱伝導抵抗の増加や接触経路の複雑化によって、化学蓄熱材の発熱反応による熱を効率良く取り出すことができず、さらに蓄熱反応における熱を効率良く供給することができない問題があった。
本発明は、上記事実を考慮して、化学蓄熱材成形体の粉体化を抑制することができると共に、化学蓄熱材成形体に対する伝熱経路を確保することができる化学蓄熱反応器、及びフィルタ付化学蓄熱材成形体の製造方法を得ることが目的である。
請求項1記載の発明に係る化学蓄熱反応器は、脱水反応に伴い吸熱し水和反応に伴い放熱する粉体化学蓄熱材と、該粉体化学蓄熱材と混合された粘土鉱物とを含む化学蓄熱材成形体と、前記化学蓄熱材成形体が配置されると共に水蒸気が流通するための水蒸気流路が設けられた化学蓄熱材室、及び前記化学蓄熱材成形体との間で熱交換を行う熱交換媒体が流通する流路を有し、前記化学蓄熱材室に配置された前記化学蓄熱材成形体における前記水蒸気流路とは反対側の面及び側面が前記化学蓄熱材室の内面に密着された容器と、前記化学蓄熱材成形体における水蒸気流路に面する部分に設けられ、前記粉体化学蓄熱材の粒子径よりも小さくかつ水蒸気の流通を許容する孔径の多孔質部分を有するフィルタ部と、を備えている。
請求項1記載の化学蓄熱反応器では、化学蓄熱材成形体は、粉体状の化学蓄熱材が多孔質の粘土鉱物の骨格中に分散保持されて、全体として、粉体(化学蓄熱材)間に隙間(拡散路)が形成されると共に全体として所定形状を有する多孔質構造体として形成されている。そして、この化学蓄熱材成形体は、水蒸気流路を通じて水蒸気を排出しつつ脱水反応(吸熱)し、水蒸気流路を通じて水蒸気の供給を受けて水和反応(放熱)する。この熱は、例えば、容器における化学蓄熱材室と熱交換媒体との隔壁や、容器が固定又は一体化された固体熱源等を通じて伝達される。
ここで、本化学蓄熱反応器では、化学蓄熱材成形体における水蒸気流路に面する部分にフィルタ部が設けられているため、化学蓄熱材の膨張、収縮による化学蓄熱材成形体の崩壊が抑制される。また、化学蓄熱材成形体の一部が脱落(崩落)された場合でも、孔径が粉体化学蓄熱材の粒子径よりも小さいフィルタ部によって、該粉体化学蓄熱材が水蒸気流路に飛散することが防止又は効果的に抑制される。さらに、水蒸気流路以外の部分(例えば容器の壁部に接する部分)は、フィルタ部が不要であるため、該フィルタ部によって伝熱が阻害され難い。
このように、請求項1記載の化学蓄熱反応器では、化学蓄熱材成形体の粉体化を抑制することができると共に、化学蓄熱材成形体に対する伝熱経路を確保することができる。
請求項2記載の発明に係る化学蓄熱反応器は、請求項1記載の化学蓄熱反応器において、前記フィルタ部は、前記粉体化学蓄熱材の粒子径よりも小さくかつ水蒸気の流通を許容する孔径を有する第1の多孔体層と、前記第1の多孔体層と前記化学蓄熱材成形体との間に設けられ、前記粉体化学蓄熱材の粒子径よりも大きな孔径を有する第2の多孔体層と、を含んで構成され、かつ、前記化学蓄熱材成形体と焼結体として一体化されている。
請求項2記載の化学蓄熱反応器では、フィルタ部が第1、第2の多孔体層を含む2層以上の層構造とされている。このうち、最も化学蓄熱材成形体側に位置する第2多孔体層は、粉体化学蓄熱材の粒子径よりも大きな孔径を有する。このため、第2の多孔体層には、粉体化学蓄熱材の一部や粘土鉱物の一部が入り込み、フィルタ部と化学蓄熱材成形体との密着性(接合強度)が高い。そして、粉体化学蓄熱材の粒子径よりも小さくかつ水蒸気の流通を許容する孔径を有する第1の多孔体層によって水蒸気の出入りを確保しつつ、化学蓄熱材の粉体化を抑制することができると共に、フィルタ部の部分的設置によって化学蓄熱材に対する伝熱経路を確保することができる。
請求項3記載の発明に係る化学蓄熱反応器は、請求項2記載の化学蓄熱反応器において、前記第1の多孔体層と第2の多孔体層とは、同種の金属材料にて構成されている。
請求項3記載の化学蓄熱反応器では、同種の金属材料より成る第1の多孔体層と第2の多孔体層とを、例えば焼結等によって容易に一体化することができる。特に、化学蓄熱材成形体の焼結温度にて焼結可能な金属材料にて第1の多孔体層と第2の多孔体層とが構成された例では、化学蓄熱材成形体とフィルタ部との高い密着性が得られると共に、密着工程の簡素化が図られる。一方、化学蓄熱材成形体を焼結せずに乾燥する例では、上記した第2の多孔体層による化学蓄熱材成形体への密着効果によって、乾燥に伴う化学蓄熱材成形体の収縮を抑制することができる。
請求項4記載の発明に係る化学蓄熱反応器は、請求項2記載の化学蓄熱反応器において、前記第1の多孔体層と第2の多孔体層とは、同種の無機リボン状繊維物質にて構成されている。
請求項4記載の化学蓄熱反応器では、同種の無機リボン状繊維物質より成る第1の多孔体層と第2の多孔体層とを、例えば焼結等によって容易に一体化することができる。また、化学蓄熱材成形体を焼結せずに乾燥する例では、上記した第2の多孔体層による化学蓄熱材成形体への密着効果によって、乾燥に伴う化学蓄熱材成形体の収縮を抑制することができる。
請求項5記載の発明に係るフィルタ付化学蓄熱材成形体の製造方法は、脱水反応に伴い吸熱し水和反応に伴い放熱する粉体化学蓄熱材と、該粉体化学蓄熱材と混合された粘土鉱物とを含む化学蓄熱材成形体の表面の一部に、前記粉体化学蓄熱材の粒子径よりも小さくかつ水蒸気の流通を許容するフィルタ部が設けられたフィルタ付化学蓄熱材成形体の製造方法であって、粉体化学蓄熱材と粘土鉱物とをバインダと共に混合、攪拌して増粘化された混合蓄熱材を得る第1工程と、前記粉体化学蓄熱材の粒子径よりも小さくかつ水蒸気の流通を許容する孔径を有する第1の多孔体層を構成するための第1の多孔体原料と、前記粉体化学蓄熱材の粒子径よりも大きな孔径を有する第2の多孔体層を構成するための第2の多孔体原料とを積層して前記フィルタ部を成す複合多孔体層を得る第2工程と、前記第1工程で増粘化された混合蓄熱材と前記複合多孔体層とを、該増粘化された混合蓄熱材に前記第2の多孔体層が接触するように型内にセットして、該増粘化された混合蓄熱材を所定の形状に圧縮成形する第3工程と、を含む。
請求項5記載のフィルタ付化学蓄熱材成形体の製造方法では、第1工程において粉体化学蓄熱材と粘土鉱物とをバインダ(例えば水)と共に混合、攪拌(混練)し、増粘化された混合蓄熱材を得る。一方、第2工程で、第1の多孔体層を構成する第1の多孔体原料と第2の多孔体層を構成する第2の多孔体原料とを積層して複合多孔体層を得る。第1工程と第2工程とは、何れを先に行っても良く、同時に(並列的に)行っても良い。次いで、第3工程で、複合多孔体層の第2の多孔体層が増粘化された混合蓄熱材に面するように、該複合多孔体層及び増粘化された混合蓄熱材を型内にセットし、増粘化された混合蓄熱材を所定の形状に圧縮成形する。これにより、複合多孔体層における第2の多孔体層を構成する部分には、化学蓄熱材成形体を成す粉体化学蓄熱材、粘土鉱物の一部が入り込む。この状態から例えば化学蓄熱材成形体を乾燥乃至焼結等すると、該化学蓄熱材成形体に複合多孔体層より成るフィルタ部が強固に一体化される。
以上により製造されたフィルタ付化学蓄熱材成形体は、化学蓄熱材成形体における水蒸気流路に面する部分にフィルタ部が設けられているため、化学蓄熱材の膨張、収縮による崩壊が抑制される。また、化学蓄熱材成形体の一部が脱落(崩落)された場合でも、粉体化学蓄熱材の粒子径よりも小さく水蒸気の流通を許容する孔径の第1の多孔体層を有するフィルタ部によって、該粉体化学蓄熱材が水蒸気流路に飛散することが防止又は効果的に抑制される。さらに、水蒸気流路以外の部分(例えば容器の壁部に接する部分)は、フィルタ部が不要であるため、該フィルタ部によって伝熱が阻害され難い。なお、第1の多孔体層の孔径は、製造完了の際に、粉体化学蓄熱材の粒子径よりも小さく水蒸気の流通を許容するようになれば良く、第2工程の完了後に第1の多孔体層を構成する部分が粉体化学蓄熱材の粒子径と同等以上の孔径を有していても良い。
このように、請求項5記載のフィルタ付化学蓄熱材成形体の製造方法では、化学蓄熱材成形体の粉体化を抑制することができると共に、化学蓄熱材成形体に対する伝熱経路を確保することができるフィルタ付化学蓄熱材成形体が得られる。
請求項6記載の発明に係るフィルタ付化学蓄熱材成形体の製造方法は、請求項5記載のフィルタ付化学蓄熱材成形体の製造方法において、前記第2の工程では、前記第1の多孔体原料としての第1の金属材料と、該第1の金属材料と同種金属より成る前記第2の多孔体原料としての第2の金属材料とを圧縮することで、前記第1の多孔体層を構成する部分と前記第2の多孔体層を構成する部分とが積層された前記複合多孔体層を得、前記第3工程で所定の形状に形成された前記混合蓄熱材と該混合蓄熱材に積層された前記複合多孔体層とを一体焼結する第4工程をさらに含む。
請求項6記載のフィルタ付化学蓄熱材成形体の製造方法では、第2の工程において、第1の金属材料と同種金属より成る第2の金属材料とを圧縮することで、第1の多孔体層と第2の多孔体層とが積層(仮に一体化)された複合多孔体層を得る。さらに、第3工程で圧縮成形された化学蓄熱材成形体を、第4工程において、複合多孔体層と共に一体焼結する。すると、化学蓄熱材成形体自体が焼結により固化されて第2の多孔体層と強固に密着されると共に、第1、第2の多孔体層が焼結により一体化される。
請求項7記載の発明に係るフィルタ付化学蓄熱材成形体の製造方法は、請求項5記載のフィルタ付化学蓄熱材成形体の製造方法において、前記第2の工程では、前記第1の多孔体原料としての第1の金属材料と、該第1の金属材料と同種金属より成る前記第2の多孔体原料としての第2の金属材料とを圧縮すると共に焼結することで、前記第1の多孔体層を構成する部分と前記第2の多孔体層を構成する部分とが固定的に積層された前記複合多孔体層を得、前記第3工程で所定の形状に形成された前記混合蓄熱材を、該混合蓄熱材に積層された前記複合多孔体層と共に乾燥する第4工程をさらに含む。
請求項7記載のフィルタ付化学蓄熱材成形体の製造方法では、第2の工程において、第1の金属材料と同種金属より成る第2の金属材料とを圧縮、焼結することで、第1の多孔体層と第2の多孔体層とが強固に積層(一体化)された複合多孔体層を得る。さらに、第3工程で圧縮成形された化学蓄熱材成形体を、第4工程において、複合多孔体層と共に乾燥する。すると、化学蓄熱材成形体自体が固化されて第2の多孔体層と強固に密着される。この際、化学蓄熱材成形体の収縮が複合多孔体層より成るフィルタ部にて抑制され、製造時における化学蓄熱材成形体の変形が抑制される。
請求項8記載の発明に係るフィルタ付化学蓄熱材成形体の製造方法は、請求項5記載のフィルタ付化学蓄熱材成形体の製造方法において、前記第2の工程では、前記第1の多孔体原料としての第1の無機リボン状繊維物質と、該第1の無機リボン状繊維物質と同種の無機リボン状繊維物質より成る前記第2の多孔体原料としての第2の無機リボン状繊維物質とを圧縮すると共に焼結することで、前記第1の多孔体層を構成する部分と前記第2の多孔体層を構成する部分とが固定的に積層された前記複合多孔体層を得、前記第3工程で所定の形状に形成された前記混合蓄熱材を、該混合蓄熱材に積層された前記複合多孔体層と共に乾燥する第4工程をさらに含む。
請求項8記載のフィルタ付化学蓄熱材成形体の製造方法では、第2の工程において、第1の無機リボン状繊維物質と同種の無機リボン状繊維物質より成る第2の無機リボン状繊維物質とを圧縮、焼結することで、第1の多孔体層と第2の多孔体層とが強固に積層(一体化)された複合多孔体層を得る。さらに、第3工程で圧縮成形された化学蓄熱材成形体を、第4工程において、複合多孔体層と共に乾燥する。すると、化学蓄熱材成形体自体が固化されて第2の多孔体層と強固に密着される。この際、化学蓄熱材成形体の収縮が複合多孔体層より成るフィルタ部にて抑制され、製造時における化学蓄熱材成形体の変形が抑制される。
以上説明したように本発明に係る化学蓄熱反応器、及びフィルタ付化学蓄熱材成形体の製造方法で製造されたフィルタ付化学蓄熱材成形体は、化学蓄熱材成形体の粉体化を抑制することができると共に、化学蓄熱材成形体に対する伝熱経路を確保することができる。
本発明の第1の実施形態に係る熱交換型蓄熱放熱装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る熱交換型蓄熱放熱装置の製造方法のうち、工程A〜工程Fを示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る熱交換型蓄熱放熱装置の製造方法のうち、工程G及び完成図を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る熱交換型蓄熱放熱装置を構成するフィルタ付化学蓄熱材成形体の一部を拡大して示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る熱交換型蓄熱放熱装置を構成する化学蓄熱材複合物成形体の内部構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る熱交換型蓄熱放熱装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る熱交換型蓄熱放熱装置の製造方法のうち、工程A〜工程Fを示す模式図である。 本発明の第2の実施形態に係る熱交換型蓄熱放熱装置の製造方法のうち、工程G及び完成図を示す模式図である。 本発明の第3の実施形態に係る熱交換型蓄熱放熱装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る熱交換型蓄熱放熱装置の製造方法のうち、工程A〜工程Fを示す模式図である。 本発明の第3の実施形態に係る熱交換型蓄熱放熱装置の製造方法のうち、工程G及び完成図を示す模式図である。 本発明の実施形態の変形例に係る熱交換型蓄熱放熱装置の概略構成を示す斜視図である。
本発明の第1の実施形態に係る化学蓄熱反応器としての熱交換型蓄熱放熱装置10、及びその製造方法について、図1〜図4に基づいて説明する。
図1には、熱交換型蓄熱放熱装置10の概略構成が模式的な斜視図にて示されている。この図に示される如く、熱交換型蓄熱放熱装置10は、容器としての熱交換器本体18と、該熱交換器本体18に設けられた化学蓄熱材複合物成形体11とを備えている。熱交換器本体18は、シェル(外壁)20と、シェル20内を複数の空間に区画する壁体としての隔壁22とを有する。
これにより、熱交換器本体18の内部は、化学蓄熱材複合物成形体11が収容される化学蓄熱材室としての蓄熱材収容部24と、該化学蓄熱材複合物成形体11との間で熱交換を行う熱交換媒体としての流体が流通する流体流路26とが、隔壁22を挟んで交互に配置されている。
この実施形態では、蓄熱材収容部24、流体流路26は、それぞれ隔壁22が長辺とされる扁平矩形状の開口端を有する角柱状空間とされている。この実施形態では、熱交換器本体18は、蓄熱材収容部24、流体流路26が断面の扁平方向に隣接され、かつ該隣接方向の両端に流体流路26が配置される構成とされている。この実施形態では、熱交換器本体18は、例えばステンレス鋼やアルミニウム(アルミニウム合金を含む)等の金属材料にて構成されている。
図1に示される如く、化学蓄熱材複合物成形体11は、各蓄熱材収容部24に偏平方向対向して各2つずつ配設されている。熱交換型蓄熱放熱装置10では、蓄熱材収容部24内の空間における該蓄熱材収容部24に配設された一対の化学蓄熱材複合物成形体11間の部分が水蒸気流路28とされている。各化学蓄熱材複合物成形体11は、水蒸気流路28とは反対側の面が隔壁22に密着(接触)されると共に、側面(厚み部分)がシェル20の内面に密着(接触)されている。
そして、熱交換型蓄熱放熱装置10を構成する化学蓄熱材複合物成形体11は、それぞれ水蒸気流路28に面する面に、フィルタ部30が設けられている。図3に一部拡大して示される如く、フィルタ部30は、第1多孔体層32と第2多孔体層34との2層構造とされている。この実施形態では、第1多孔体層32は、第2多孔体層34を挟んで化学蓄熱材複合物成形体11とは反対側に位置している。すなわち、フィルタ部30は、第2多孔体層34において化学蓄熱材複合物成形体11に接合されている。以下、具体的に説明する。
先ず、化学蓄熱材複合物成形体11について補足する。図4には、化学蓄熱材複合物成形体11の模式的な断面図が示されている。この図に示される如く、化学蓄熱材複合物成形体11は、多数の粉体化学蓄熱材12が組織化、構造化されたものであって、これら多数の粉体化学蓄熱材12間には細孔14が形成されている。したがって、この実施形態に係る化学蓄熱材複合物成形体11は、多孔質構造体(多孔体)として把握され、かつ細孔14の内面に粉体化学蓄熱材12が露出して構成されているものとして把握されるものである。
この化学蓄熱材複合物成形体11は、多数の粉体化学蓄熱材12に絡まるように粘土鉱物であるセピオライト16が多数の粉体化学蓄熱材12間に介在している。換言すれば、化学蓄熱材複合物成形体11は、多孔質を成すセピオライト16の骨格中に多数の粉体化学蓄熱材12が分散保持された構造として把握される。これにより、化学蓄熱材複合物成形体11では、多数の粉体化学蓄熱材12間に細孔14が形成された多孔質構造体としての構造がセピオライト16によって保持(補強)されるようになっている。
この実施形態では、粉体化学蓄熱材12は、水酸化カルシウム(Ca(OH))とされており、脱水に伴って蓄熱(吸熱)し、水和(水酸化カルシウムへの復原)に伴って放熱(発熱)する構成とされている。すなわち、多数の粉体化学蓄熱材12は、以下に示す反応で蓄熱、放熱を可逆的に繰り返し得る構成とされている
Ca(OH) ⇔ CaO + H
この式に蓄熱量、発熱量Qを併せて示すと、
Ca(OH) + Q → CaO + H
CaO + HO → Ca(OH) + Q
となる。
セピオライト16は、層リボン構造の粘土鉱物、より具体的には輝石に似た単鎖が複数本結合して四面体リボンを形成している粘土鉱物の1つとして把握される。セピオライト16は、例えば、MgSi1230(OH)(OH・8HOの化学式で表すことができる含水マグネシウム珪酸塩であり、それ自体が多孔質でありかつ比表面積が大きい繊維状を成している。なお、この実施形態では、上記化学式で表されるものの変種についてもセピオライト16に含まれるものとしている。
この実施形態では、粉体化学蓄熱材12としては、例えば平均粒子径D≒10μm(レーザー回析式測定法、島津製作所製SALD−2000Aによる)のものが用いられ、セピオライト16としては、水に懸濁した場合の繊維径が粉体化学蓄熱材12の平均粒子径Dよりも小さい繊維状を成すものが用いられている。具体的には、セピオライト16は、その線径(繊維径)が略1μm以下、その長さ(繊維長)が略200μm以下のものを用いることが望ましい。この実施形態では、線径が略0.01μmで長さが略数十μmのトルコ産のセピオライトを用いている。なお、トルコ産のセピオライトに代えて、例えば線径が略0.1μmで長さが略100μmのスペイン産のセピオライトを用いることもできる。また、この実施形態では、粉体化学蓄熱材12に対するセピオライト16の混合比は、例えば略5〜10質量%程度とされている。
そして、上記構成の化学蓄熱材複合物成形体11に密着(固着)されたフィルタ部30では、第1多孔体層32は、第2多孔体層34に対し孔径が小さく設定されている。具体的には、第1多孔体層32は、その平均孔径が、粉体化学蓄熱材12の平均粒径よりも小とされ、かつ水蒸気の流通(厚み方向の出入り)を阻害しないように設定されている。一方、第2多孔体層34は、その平均粒径が、粉体化学蓄熱材12の平均粒径よりも大とされている。
上記の通りセピオライト16の線径は粉体化学蓄熱材12の平均粒径よりも小であり、第2多孔体層34は、その多孔内に粉体化学蓄熱材12と共にセピオライト16が進入されている。この実施形態では、第1多孔体層32、第2多孔体層34は同種金属である銅(銅を主成分とする合金)より成り、第2多孔体層34内に進入した粉体化学蓄熱材12、セピオライト16を介して化学蓄熱材複合物成形体11に固定的に接合されている。
次に、熱交換型蓄熱放熱装置10の作用を説明する。
熱交換型蓄熱放熱装置10の化学蓄熱材複合物成形体11に蓄熱する際には、流体流路26に熱源からの熱媒を流通させる。すると、熱媒からの熱によって化学蓄熱材複合物成形体11が脱水反応を生じ、この熱が化学蓄熱材複合物成形体11に蓄熱される。この際、化学蓄熱材複合物成形体11から脱水された水蒸気は、フィルタ部30、水蒸気流路28を通じて排出される。
一方、熱交換型蓄熱放熱装置10に蓄熱された熱を放熱する際には、熱交換型蓄熱放熱装置10は、図示しない蒸発器等からの水蒸気が水蒸気流路28を通じて熱交換型蓄熱放熱装置10内の化学蓄熱材複合物成形体11内の細孔14に供給される。これにより、化学蓄熱材複合物成形体11を構成する粉体化学蓄熱材12は、水和反応を生じつつ放熱する。この熱は、流体流路26を流通する熱輸送媒体によって加熱対象に輸送され、加熱対象の加熱に供される。
次に、熱交換型蓄熱放熱装置10の製造方法を説明する。
図2には、熱交換型蓄熱放熱装置10の製造方法が模式的に示されている。熱交換型蓄熱放熱装置10を製造するにあたっては、先ず、図2−1に示される化学蓄熱材複合物成形体11側の材料準備工程である工程Aで、原料である粉体化学蓄熱材12、セピオライト16、及びバインダである水Wを用意する。次いで、混合攪拌工程である工程Bで、粉体化学蓄熱材12、セピオライト16、水を混合攪拌容器36内で混合、攪拌(混練)する。これにより、形状を保持し得るように増粘化された混合蓄熱材38が得られる。
一方、図2−1に示されるフィルタ部30側の材料準備工程である工程Cで、第1の多孔体原料、第1の金属材料としての銅粉40、及び第2の多孔体原料、第2の金属材料としての平板状の銅発泡体42を用意する。銅粉40は、平均粒径が略100〜200μmのものを用いた。なお、銅粉40に代えて、平均線径が略100〜200μmの銅繊維を用いても良い。また、銅発泡体42は、平均孔径が粉体化学蓄熱材12の平均粒径よりも大きいものを用いる。この実施形態では、平均孔径が略300〜600μmの銅発泡体42を用いた。これら銅粉40の平均粒径、銅発泡体42の平均孔径は、後述する圧縮工程、焼結工程を経た後の第1多孔体層32の平均孔径が略5〜10μm、第2多孔体層34の平均孔径が略50〜100μmとなるように調整している。
次いで、フィルタ圧縮工程である工程Dで、図示しない金型内に銅発泡体42、銅粉40をこの順でセットし、該銅発泡体42、銅粉40を厚み方向に圧縮する。これにより、仮に一体化されたフィルタ用多孔板44が形成される。この段階でフィルタ用多孔板44が多数の銅粉40にて形成された第1多孔体層32、銅発泡体42より成る第2多孔体層34を有するように、工程Dが行われる。工程C、Dは、工程A、Bに対する実行順は問わない。
そして、成型工程である工程Eで、工程Bで得た混合蓄熱材38と工程Dで得たフィルタ用多孔板44とを用いて、所定形状(この実施形態では略矩形平板状)の圧縮成形体46を形成する。具体的には、図示しない金型(工程Dで用いたものとは別の金型)内に混合蓄熱材38をセットすると共に、該金型内の混合蓄熱材38上にフィルタ用多孔板44を載せ、圧縮成形することで、圧縮成形体46を得る。この圧縮成形によって、フィルタ用多孔板44の第2多孔体層34の多孔内には、混合蓄熱材38すなわち粉体化学蓄熱材12及びセピオライト16の一部が浸透して(入り込んで)いる。
さらに、焼結工程である工程Fで、圧縮成形体46を焼結炉Fs内にセットし、該圧縮成形体46を焼結することで、化学蓄熱材複合物成形体11とフィルタ部30とが一体化された焼結体であるフィルタ付化学蓄熱材成形体48を得る。このフィルタ付化学蓄熱材成形体48では、化学蓄熱材複合物成形体11が固化されると共に、第1多孔体層32と第2多孔体層34とが固着されている。そして、化学蓄熱材複合物成形体11とフィルタ部30とは、第2多孔体層34の多孔内に入り込んだ粉体化学蓄熱材12とセピオライト16との混合物が固化されることで、強固に密着されている。
この実施形態では、工程Fでの焼結温度は略600℃とした。これは、粉体化学蓄熱材12すなわち水酸化カルシウムの脱水温度(脱水温度は、雰囲気水蒸気圧力により異なるが、略400℃〜450℃)以上で、かつ、銅の焼結が可能な下限に近い温度として設定されている。このため、フィルタ付化学蓄熱材成形体48の化学蓄熱材複合物成形体11は、製造時点で、酸化カルシウム(CaO)とされており、水分(水蒸気)の供給により放熱可能な蓄熱状態とされている。
ここで、銅の焼結温度は、通常は850〜900℃であるが、焼結後のフィルタ部30に高い強度(化学蓄熱材複合物成形体との密着強度を越えるような強度)が要求されないこと、及び、高温での焼結による化学蓄熱材複合物成形体11の焼きしまりによる劣化を抑制(防止)することを考慮すると、700℃以下で圧縮成形体46を焼結することが好ましいとの知見に基づき、この実施形態では上記の焼結温度を採用している。この焼結温度で第1多孔体層32と第2多孔体層34との焼結を担保するため、焼結時間を略1〜3時間として圧縮成形体46をゆっくりと焼結させた。
そして、図2−2に示される組付工程である工程Gで、熱交換器本体18の各蓄熱材収容部24内で一対のフィルタ付化学蓄熱材成形体48がフィルタ部30を向き合わせるように、蓄熱材収容部24内にフィルタ付化学蓄熱材成形体48を装填(セット)し、固定することで熱交換型蓄熱放熱装置10の製造が完了する。フィルタ付化学蓄熱材成形体48の化学蓄熱材複合物成形体11は、フィルタ部30が密着された面及び蓄熱材収容部24の開放端に臨む端面を除く表面が、シェル20の内面、隔壁22に接触(密着)された状態で、接着や機械的結合構造等によって、熱交換器本体18に固定されている。
ここで、熱交換型蓄熱放熱装置10では、化学蓄熱材複合物成形体11における水蒸気流路28に面する側の略全面に亘ってフィルタ部30が設けられているため、水和、脱水反応の繰り返しに伴って膨張、収縮を繰り返しても化学蓄熱材複合物成形体11の崩壊が防止又は効果的に抑制される。また、仮に化学蓄熱材複合物成形体11の一部が崩落した場合でも、該崩落部分(がさらに粉体化されたもの)が水蒸気流路28に飛散することが、フィルタ部30の第1多孔体層32によって防止又は効果的に抑制される。そして、熱交換型蓄熱放熱装置10では、水蒸気の流通を許容するフィルタ部30によって、化学蓄熱材複合物成形体11の反応性を確保しつつ、上記の化学蓄熱材複合物成形体11の崩壊防止及び水蒸気流路28への粉体化学蓄熱材12の飛散防止が図られる効果(以下、「フィルタ効果」という)効果を得ることができる。
しかも、熱交換型蓄熱放熱装置10では、フィルタ部30が化学蓄熱材複合物成形体11における水蒸気流路28に面する部分にのみ設けられているので、化学蓄熱材複合物成形体11と流体流路26を流れる熱交換媒体との伝熱経路が確保される。例えば粉体化学蓄熱材12を充填した多数のカプセルを蓄熱材収容部24に収容した構成では、カプセル間の熱抵抗が大きく、伝熱律束となりやすい。これに対して熱交換型蓄熱放熱装置10では、フィルタ部30が熱抵抗を増加させることがなく、良好な伝熱性(低熱抵抗)が得られる。
そして、熱交換型蓄熱放熱装置10では、フィルタ部30が、粉体化学蓄熱材12の平均粒径よりも小さい孔径を有すると共に水蒸気の流通を許容する第1多孔体層32と、粉体化学蓄熱材12の平均粒径よりも大きい孔径を有する第2多孔体層34との2層構造とされている。このため、上記のフィルタ効果を得るための第1多孔体層32を、多孔内に粉体化学蓄熱材12とセピオライト16との混合物を入り込ませた第2多孔体層34を介して強固に密着させることができる。
また、熱交換型蓄熱放熱装置10では、上記の通りフィルタ部30が化学蓄熱材複合物成形体11に強固に密着されるため、該フィルタ部30によって化学蓄熱材複合物成形体11の膨張、収縮自体が抑制され(膨張、収縮量が小さく抑えられ)、より高いフィルタ効果を得ることができる。
以上説明したように、第1の実施形態に係る熱交換型蓄熱放熱装置10、すなわち図2に示す製造方法で製造されたフィルタ付化学蓄熱材成形体48を備えて構成された熱交換型蓄熱放熱装置10は、化学蓄熱材複合物成形体11の粉体化を抑制することができると共に、化学蓄熱材複合物成形体11に対する伝熱経路を確保することができる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。なお、上記第1の実施形態又は前出の構成と基本的に同一の部品、部分については、上記第1の実施形態又は前出の構成同一の符号を付して説明を省略し、また図示を省略する場合がある。
(第2の実施形態)
図5には、本発明の第2の実施形態に係る熱交換型蓄熱放熱装置50の概略構成が模式的な斜視図にて示されている。この図に示される如く、熱交換型蓄熱放熱装置50は、フィルタ付化学蓄熱材成形体48に代えて、フィルタ付化学蓄熱材成形体52を備えて構成されている点で、第1の実施形態に係る熱交換型蓄熱放熱装置10とは異なる。
熱交換型蓄熱放熱装置50を構成するフィルタ付化学蓄熱材成形体52は、フィルタ部30が銅に代えてステンレス鋼にて構成されている点で、熱交換型蓄熱放熱装置10を構成するフィルタ付化学蓄熱材成形体48とは異なる。以下、熱交換型蓄熱放熱装置50の製造方法と共に該熱交換型蓄熱放熱装置50(フィルタ付化学蓄熱材成形体52)の構成について説明することとする。なお、熱交換型蓄熱放熱装置50の製造方法における熱交換型蓄熱放熱装置10の製造方法と共通する部分は、説明を省略又は簡略化する。
図6には、熱交換型蓄熱放熱装置50の製造方法が模式的に示されている。熱交換型蓄熱放熱装置50を製造するにあたっては、図6−1に示されるフィルタ部30側の材料準備工程である工程Cで、第1の多孔体原料、第1の金属材料としてのステンレス金網54を数枚、及び第2の多孔体原料、第2の金属材料としての平板状のステンレス発泡体56を用意する。ステンレス金網54は、スウェージング工程である工程Dで、厚み方向に重ねて押し潰し、金網積層体58を得る。金網積層体58は、目の開きが10〜30μmと成るように、ステンレス金網54の目や重ね合わせ枚数、スウェージング量が調整されている。
なお、ステンレス発泡体56は、平均孔径が略300〜600μmのものを用いた。これら金網積層体58(ステンレス金網54の目、重ね合わせ枚数、スウェージング量)の平均孔径、ステンレス発泡体56の平均孔径は、後述する圧縮工程、焼結工程後の第1多孔体層32の平均孔径が略5〜10μm、第2多孔体層34の平均孔径が略50〜100μmとなるように調整している。
次いで、フィルタ圧縮工程である工程Eで、図示しない金型内にステンレス発泡体56、金網積層体58をこの順でセットし、該ステンレス発泡体56、金網積層体58を厚み方向に圧縮する。これにより、仮に一体化されたフィルタ用多孔板60が形成される。さらに、焼結肯定である工程Fで、フィルタ用多孔板60を焼結炉Fs内にセットし、略1200℃の焼結温度でフィルタ用多孔板60を焼結する。これにより、金網積層体58より成る第1多孔体層32とステンレス発泡体56より成る第2多孔体層34とが強固に一体化されたフィルタ焼結体62を得る。
成型工程である工程Gでは、工程A及び工程Bで得た混合蓄熱材38と工程Fで得たフィルタ焼結体62とを用いて、所定形状(この実施形態では略矩形平板状)の圧縮成形体64を形成する。具体的には、図示しない金型(工程Eで用いたものとは別の金型)内に混合蓄熱材38をセットすると共に、該金型内の混合蓄熱材38上にフィルタ用多孔板60を載せ、圧縮成形することで、圧縮成形体64を得る。この圧縮成形によって、フィルタ焼結体62の第2多孔体層34の多孔内には、混合蓄熱材38すなわち粉体化学蓄熱材12及びセピオライト16の一部が入り込んでいる。
次いで、図6−2に示される組付工程である工程Hで、熱交換器本体18の各蓄熱材収容部24内で一対の圧縮成形体64がフィルタ部30を向き合わせるように、蓄熱材収容部24内に圧縮成形体64を装填(セット)する。この状態では、圧縮成形体64は、混合蓄熱材38(化学蓄熱材複合物成形体11)における(フィルタ焼結体62)フィルタ部30が密着された面及び蓄熱材収容部24の開放端に臨む端面を除く表面が熱交換器本体18のシェル20、隔壁22に密着されている。
そして、乾燥工程である工程Iで、圧縮成形体64が装填されている熱交換器本体18を乾燥炉Fdに内にセットし、該熱交換器本体18内の圧縮成形体64(のうち混合蓄熱材38より成る部分)を乾燥し、熱交換型蓄熱放熱装置50の製造が完了する。この熱交換型蓄熱放熱装置50における熱交換器本体18の蓄熱材収容部24内に位置する化学蓄熱材複合物成形体11とフィルタ部30とが密着された構造体が、上記したフィルタ付化学蓄熱材成形体52とされる。フィルタ付化学蓄熱材成形体52は、必要に応じて、例えば乾燥工程で固化された接着剤によって又は機械的な保持構造によって、熱交換器本体18に保持される。
なお、この実施形態における乾燥工程での乾燥温度は、略110℃とされている。このため、フィルタ付化学蓄熱材成形体52の化学蓄熱材複合物成形体11は、製造時点で、水分に反応し難く安定な水酸化カルシウム(Ca(OH))とされている。
以上説明した熱交換型蓄熱放熱装置50は、化学蓄熱材複合物成形体11における水蒸気流路28に面する略全面に亘ってフィルタ部30が設けられている。このため、熱交換型蓄熱放熱装置50では、熱交換型蓄熱放熱装置10と同様に、フィルタ部30によるフィルタ効果、フィルタ部30の部分的設置による低熱抵抗化、フィルタ部30の2層多孔体構造による化学蓄熱材複合物成形体11とフィルタ部30との強固な密着、及び該強固な密着によるより高いフィルタ効果の実現等の各作用効果を良好に奏する。
また、熱交換型蓄熱放熱装置50、より具体的には熱交換型蓄熱放熱装置50を構成するフィルタ付化学蓄熱材成形体52の製造方法では、混合蓄熱材38を乾燥する乾燥工程を含む。この乾燥によって、混合蓄熱材38より成る化学蓄熱材複合物成形体11は収縮する。ここで、フィルタ付化学蓄熱材成形体52の製造方法では、フィルタ部30の第2多孔体層34の多孔内に、混合蓄熱材38の粉体化学蓄熱材12、セピオライト16が浸透した(入り込んだ)状態で、圧縮成形体64が乾燥されるので、乾燥工程の進行に伴い混合蓄熱材38にフィルタ部30が強固に密着される。このため、熱交換型蓄熱放熱装置50では、乾燥時の収縮の偏りに起因する化学蓄熱材複合物成形体11の変形が抑制される。
また、熱交換型蓄熱放熱装置50では、ステンレス金網54を重ねてスウェージングすることで第1多孔体層32を形成する(孔径を調整する)ため、孔径の調整が容易であり、また厚み方向に直線的に貫通した孔を得ることができる。このため熱交換型蓄熱放熱装置50における第1多孔体層32は、水蒸気の流動抵抗を低減することができる。
(第3の実施形態)
図7には、本発明の第3の実施形態に係る熱交換型蓄熱放熱装置70の概略構成が模式的な斜視図にて示されている。この図に示される如く、熱交換型蓄熱放熱装置70は、フィルタ付化学蓄熱材成形体48に代えて、フィルタ付化学蓄熱材成形体72を備えて構成されている点で、第2の実施形態に係る熱交換型蓄熱放熱装置50とは異なる。
熱交換型蓄熱放熱装置70を構成するフィルタ付化学蓄熱材成形体72は、フィルタ部30が金属材料に代えて無機リボン上繊維物質にて構成されている点で、熱交換型蓄熱放熱装置10、50を構成するフィルタ付化学蓄熱材成形体48、52とは異なる。以下、熱交換型蓄熱放熱装置70の製造方法と共に該熱交換型蓄熱放熱装置70(フィルタ付化学蓄熱材成形体72)の構成について説明することとする。なお、熱交換型蓄熱放熱装置70の製造方法における熱交換型蓄熱放熱装置50の製造方法と共通する部分は、説明を省略又は簡略化する。
図8には、熱交換型蓄熱放熱装置70の製造方法が模式的に示されている。熱交換型蓄熱放熱装置70を製造するにあたっては、図8−1に示されるフィルタ部30側の材料準備工程である工程Cで、第1の多孔体原料、第1の無機リボン状繊維物質としてのシリカ粉末74及び第2の多孔体原料、第2の無機リボン状繊維物質としての平板状のセラミック多孔板76を用意する。これらシリカ粉末74の平均粒径、セラミック多孔板76の平均孔径は、後述する圧縮工程、焼結工程後の第1多孔体層32の平均孔径が略5〜10μm、第2多孔体層34の平均孔径が略50〜100μmとなるように調整している。
次いで、フィルタ圧縮工程である工程Dで、図示しない金型内にセラミック多孔板76、シリカ粉末74をこの順でセットし、該セラミック多孔板76、シリカ粉末74を厚み方向に圧縮する。これにより、仮に一体化されたフィルタ用多孔板78が形成される。さらに、焼結肯定である工程Eで、フィルタ用多孔板60を図示しない焼結炉内にセットし、略1200℃の焼結温度でフィルタ用多孔板78を焼結する。これにより、シリカ粉末74の焼結体より成る第1多孔体層32とセラミック多孔板76より成る第2多孔体層34とが強固に一体化されたフィルタ焼結体80を得る。
成型工程である工程Fでは、工程A及び工程Bで得た混合蓄熱材38と工程Fで得たフィルタ焼結体80とを用いて、第2の実施形態の工程Gと同様にして、所定形状(この実施形態では略矩形平板状)の圧縮成形体82を形成する。さらに、図8−2に示される組付工程である工程Gで、第2の実施形態の工程Hと同様にして、蓄熱材収容部24内に圧縮成形体82を装填(セット)する。
そして、乾燥工程である工程Hで、第2の実施形態の工程Iと同様にして、熱交換器本体18内の圧縮成形体82(のうち混合蓄熱材38より成る部分)を乾燥し、熱交換型蓄熱放熱装置70の製造が完了する。この熱交換型蓄熱放熱装置70における熱交換器本体18の蓄熱材収容部24内に位置する化学蓄熱材複合物成形体11とフィルタ部30とが密着された構造体が、上記したフィルタ付化学蓄熱材成形体72とされる。
以上説明したように、熱交換型蓄熱放熱装置70を構成するフィルタ付化学蓄熱材成形体72は、主にフィルタ部30の材料が熱交換型蓄熱放熱装置50を構成するフィルタ付化学蓄熱材成形体52とは異なり、これに起因して一部工程(スウェージング工程)が存在しないが、他の点は構成、製造方法とも第2の実施形態に係る熱交換型蓄熱放熱装置50と共通する。
したがって、第3の実施形態に係る熱交換型蓄熱放熱装置70によっても、第1の多孔体原料としてステンレス金網54を用いることによる効果を除いて、基本的に第2の実施形態に係る熱交換型蓄熱放熱装置50と同様の作用によって同様の効果を得ることができる。
なお、上記した実施形態では、粘土鉱物として層リボン構造を有する粘土鉱物としてのセピオライトを用いた例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、層リボン構造を有する粘土鉱物であるパリゴルスカイト(アタパルジャイト)又はカオリナイトを用いても良く、層リボン構造を有する粘土鉱物には属しないベントナイトを用いても良い。
また、上記した実施形態では、粉体化学蓄熱材12として水和系化学蓄熱材である水酸化カルシウム(Ca(OH))を用いた例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、アルカリ土類金属の無機化合物である水酸化マグネシウム(Mg(OH))を粉体化学蓄熱材12として用いても良い。同様に、アルカリ土類金属の無機化合物であるBa(OH)やBa(OH)・HOを粉体化学蓄熱材12として用いても良く、アルカリ土類金属以外の無機化合物であるLiOH・HO、Al・3HO等を粉体化学蓄熱材12として用いても良い。
さらに、上記した各実施形態では、熱交換器本体18における蓄熱材収容部24と流体流路26との開口方向が同じ対向流又は並行流型の構成を例示しているが、例えば、図9に示される如く、直交流型の熱交換器本体18を用いて熱交換型蓄熱放熱装置10、50、70を構成しても良い。
またさらに、上記した各実施形態では、フィルタ部30が2層構造である例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、第1多孔体層32と第2多孔体層34との間に中間層が設けられた多層構造としても良い。
10 熱交換型蓄熱放熱装置(化学蓄熱材反応器)
11 化学蓄熱材複合物成形体(化学蓄熱材成形体)
12 粉体化学蓄熱材
16 セピオライト(粘土鉱物)
18 熱交換器本体(容器)
24 蓄熱材収容部(化学蓄熱材室)
28 水蒸気流路
30 フィルタ部
32 第1多孔体層
34 第2多孔体層
38 混合蓄熱材
40 銅粉(第1の多孔体原料、第1の金属材料)
42 銅発泡体(第2の多孔体原料、第2の金属材料)
44 フィルタ用多孔板(複合多孔体層)
48 フィルタ付化学蓄熱材成形体
50・70 熱交換型蓄熱放熱装置
52・72 フィルタ付化学蓄熱材成形体
54 ステンレス金網(第1の多孔体原料、第1の金属材料)
56 ステンレス発泡体(第2の多孔体原料、第2の金属材料)
60 フィルタ用多孔板(複合多孔体層)
62 フィルタ焼結体(複合多孔体層)
74 シリカ粉末(第1の多孔体原料、第1の無機リボン状繊維物質)
76 セラミック多孔板(第2の多孔体原料、第2の無機リボン状繊維物質)
78 フィルタ用多孔板(複合多孔体層)

Claims (8)

  1. 脱水反応に伴い吸熱し水和反応に伴い放熱する粉体化学蓄熱材と、該粉体化学蓄熱材と混合された粘土鉱物とを含む化学蓄熱材成形体と、
    前記化学蓄熱材成形体が配置されると共に水蒸気が流通するための水蒸気流路が設けられた化学蓄熱材室、及び前記化学蓄熱材成形体との間で熱交換を行う熱交換媒体が流通する流路を有し、前記化学蓄熱材室に配置された前記化学蓄熱材成形体における前記水蒸気流路とは反対側の面及び側面が前記化学蓄熱材室の内面に密着された容器と、
    前記化学蓄熱材成形体における水蒸気流路に面する部分に設けられ、前記粉体化学蓄熱材の粒子径よりも小さくかつ水蒸気の流通を許容する孔径の多孔質部分を有するフィルタ部と、
    を備えた化学蓄熱反応器。
  2. 前記フィルタ部は、
    前記粉体化学蓄熱材の粒子径よりも小さくかつ水蒸気の流通を許容する孔径を有する第1の多孔体層と、
    前記第1の多孔体層と前記化学蓄熱材成形体との間に設けられ、前記粉体化学蓄熱材の粒子径よりも大きな孔径を有する第2の多孔体層と、
    を含んで構成され
    かつ、前記化学蓄熱材成形体と焼結体として一体化されている請求項1記載の化学蓄熱反応器。
  3. 前記第1の多孔体層と第2の多孔体層とは、同種の金属材料にて構成されている請求項2記載の化学蓄熱反応器。
  4. 前記第1の多孔体層と第2の多孔体層とは、同種の無機リボン状繊維物質にて構成されている請求項2記載の化学蓄熱反応器。
  5. 脱水反応に伴い吸熱し水和反応に伴い放熱する粉体化学蓄熱材と、該粉体化学蓄熱材と混合された粘土鉱物とを含む化学蓄熱材成形体の表面の一部に、前記粉体化学蓄熱材の粒子径よりも小さくかつ水蒸気の流通を許容するフィルタ部が設けられたフィルタ付化学蓄熱材成形体の製造方法であって、
    粉体化学蓄熱材と粘土鉱物とをバインダと共に混合、攪拌して増粘化された混合蓄熱材を得る第1工程と、
    前記粉体化学蓄熱材の粒子径よりも小さくかつ水蒸気の流通を許容する孔径を有する第1の多孔体層を構成するための第1の多孔体原料と、前記粉体化学蓄熱材の粒子径よりも大きな孔径を有する第2の多孔体層を構成するための第2の多孔体原料とを積層して前記フィルタ部を成す複合多孔体層を得る第2工程と、
    前記第1工程で増粘化された混合蓄熱材と前記複合多孔体層とを、該増粘化された混合蓄熱材に前記第2の多孔体層が接触するように型内にセットして、該増粘化された混合蓄熱材を所定の形状に圧縮成形する第3工程と、
    を含むフィルタ付化学蓄熱材成形体の製造方法。
  6. 前記第2の工程では、前記第1の多孔体原料としての第1の金属材料と、該第1の金属材料と同種金属より成る前記第2の多孔体原料としての第2の金属材料とを圧縮することで、前記第1の多孔体層を構成する部分と前記第2の多孔体層を構成する部分とが積層された前記複合多孔体層を得、
    前記第3工程で所定の形状に形成された前記混合蓄熱材と該混合蓄熱材に積層された前記複合多孔体層とを一体焼結する第4工程をさらに含む請求項5記載のフィルタ付化学蓄熱材成形体の製造方法。
  7. 前記第2の工程では、前記第1の多孔体原料としての第1の金属材料と、該第1の金属材料と同種金属より成る前記第2の多孔体原料としての第2の金属材料とを圧縮すると共に焼結することで、前記第1の多孔体層を構成する部分と前記第2の多孔体層を構成する部分とが固定的に積層された前記複合多孔体層を得、
    前記第3工程で所定の形状に形成された前記混合蓄熱材を、該混合蓄熱材に積層された前記複合多孔体層と共に乾燥する第4工程をさらに含む請求項5記載のフィルタ付化学蓄熱材成形体の製造方法。
  8. 前記第2の工程では、前記第1の多孔体原料としての第1の無機リボン状繊維物質と、該第1の無機リボン状繊維物質と同種の無機リボン状繊維物質より成る前記第2の多孔体原料としての第2の無機リボン状繊維物質とを圧縮すると共に焼結することで、前記第1の多孔体層を構成する部分と前記第2の多孔体層を構成する部分とが固定的に積層された前記複合多孔体層を得、
    前記第3工程で所定の形状に形成された前記混合蓄熱材を、該混合蓄熱材に積層された前記複合多孔体層と共に乾燥する第4工程をさらに含む請求項5記載のフィルタ付化学蓄熱材成形体の製造方法。
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