JP5875384B2 - 放射性廃棄物保管用容器 - Google Patents

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Description

本発明は、放射性廃棄物(特に、汚染土壌や焼却灰等の低レベル放射性廃棄物)を収容して保管するための放射性廃棄物保管用容器に関する。
従来、放射性廃棄物を収容するための種々の容器が知られている。
例えば、上部が開放された鉄筋コンクリート構造の容器本体と、同容器本体の内部に充填され該容器本体の中に収容される放射性廃棄物収容容器を埋め込むポーラス状モルタルとを有する放射性廃棄物用複合処分容器が提案されている(特許文献1)。
また、上部に開口部を有する硫黄コンクリート製の容器本体と上記容器本体の開口部を閉鎖するための硫黄コンクリート製の蓋体とよりなり、上記容器本体の開口部を囲繞する開口端部と上記蓋体の裏面の上記開口端部に対接する周縁部のいずれか一方又は双方に電熱部材を配設したことを特徴とする有害廃棄物用密閉容器が提案されている(特許文献2)。
特開2000−137096号公報 実用新案登録第3170090号公報
低レベル放射性廃棄物を鉄筋コンクリート製の容器内に収容する際に、1回ではなく、2回以上に分けて収容作業を行なう場合がある。この場合、収容作業を行なっていない間は、容器外への放射線の漏出を防ぐため、容器を閉じた状態にしておくことが望ましい。
この点、上述の特許文献1の技術は、容器本体の中に放射性廃棄物収容容器等を配置した後、ポーラス状の高流動モルタルを充填するものである。特許文献1には、放射性廃棄物収容容器等の配置作業の合間に、容器本体を閉じた状態にすること(例えば、容器本体の上に蓋を載置すること)は、記載されていない。
また、上述の特許文献2の技術は、蓋体の貫通孔に容器本体のフックを挿通することによって、容器本体に蓋体を装着するものである。この場合、蓋体の着脱を繰り返すためには、500kg以上の質量を有すると思われる蓋体を鉛直方向に持ち上げたり、下げたりしなければならず、人力での蓋体の着脱は不可能と考えられる。
本発明は、上述の事情に鑑みて、放射性廃棄物の投入用の開口部の開閉を、人力で容易に行なうことのできる鉄筋コンクリート製の放射性廃棄物保管用容器を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、鉄筋コンクリート製の容器本体の開口部を開閉するために、容器本体に対して水平方向に移動可能な蓋を設けることなどによって、上記課題を達成しうることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、以下の[1]〜[]を提供するものである。
上部に開口部を有する鉄筋コンクリート製の容器本体と、該容器本体の上に配設した鉄筋コンクリート製の蓋からなる放射性廃棄物保管用容器であって、上記蓋が、上記容器本体の開口部の少なくとも一部を開閉するために、水平方向に移動可能であり、上記容器本体の開口部を形成する周壁の上に、少なくとも1つの回転中心部を有し、上記蓋が、上記回転中心部を中心として水平方向に移動可能である少なくとも1つの扇形の蓋体と、該少なくとも1つの扇形の蓋体以外の領域に固定して配置させるための固定用の蓋体とからなり、上記固定用の蓋体が、上記扇形の蓋体と組み合わせるための、縁辺の上側部分を切り欠いた切欠部を有し、かつ、上記扇形の蓋体が、上記固定用の蓋体と組み合わせるための、縁辺の下側部分を切り欠いた切欠部を有し、上記固定用の蓋体の切欠部を形成している部分が、レールを有し、かつ、上記扇形の蓋体の切欠部を形成している部分が、上記レールに沿って移動するための案内手段を有することを特徴とする放射性廃棄物保管用容器。
] 上記案内手段が、上記扇形の蓋体の下面に形成された溝、または、上記扇形の蓋体の下面に取り付けられた車輪である上記[]に記載の放射性廃棄物保管用容器。
上部に開口部を有する鉄筋コンクリート製の容器本体と、該容器本体の上に配設した鉄筋コンクリート製の蓋からなる放射性廃棄物保管用容器であって、上記蓋が、上記容器本体の開口部の少なくとも一部を開閉するために、水平方向に移動可能であり、上記容器本体の開口部が、矩形の形状を有し、上記蓋が、上記容器本体の開口部の角部を含む領域に配置させるための、水平方向に移動可能である少なくとも1つの移動用の蓋体と、該少なくとも1つの移動用の蓋体以外の領域に固定して配置させるための固定用の蓋体とからなり、上記容器本体の開口部を形成する周壁の上に、上記移動用の蓋体の水平移動のための第一のレールを有し、かつ、上記移動用の蓋体が、上記第一のレールに沿って移動するための第一の案内手段を有し、上記固定用の蓋体が、上記移動用の蓋体と組み合わせるための、縁辺の上側部分を切り欠いた切欠部を有し、かつ、上記移動用の蓋体が、上記固定用の蓋体と組み合わせるための、縁辺の下側部分を切り欠いた切欠部を有し、上記固定用の蓋体の切欠部を形成している部分が、レールを有し、かつ、上記移動用の蓋体の切欠部を形成している部分が、上記レールに沿って移動するための第二の案内手段を有することを特徴とする放射性廃棄物保管用容器。
] 上記移動用の蓋体の第一の案内手段が、上記移動用の蓋体の下面に形成された溝、または、上記移動用の蓋体の下面に取り付けられた車輪であり、かつ、上記移動用の蓋体の第二の案内手段が、上記移動用の蓋体の下面に形成された溝、または、上記移動用の蓋体の下面に取り付けられた車輪である上記[]に記載の放射性廃棄物保管用容器。
本発明の放射性廃棄物保管用容器によれば、容器本体の上部に設けられた、放射性廃棄物の投入用の開口部の開閉を、人力で容易に行なうことができる。
また、本発明の放射性廃棄物保管用容器は、容器本体と蓋の両方が鉄筋コンクリート製であるため、放射線の遮蔽の効果が高く、放射性廃棄物の保管の用途に好適である。
放射性廃棄物保管用容器の実施形態例(参考例としての一例)の、蓋を閉じた状態を示す平面図である。 図1に示す放射性廃棄物保管用容器をA−A線で切断した状態を示す断面図である。 図1に示す放射性廃棄物保管用容器の、蓋を開いた状態の平面図である。 図3に示す放射性廃棄物保管用容器をB−B線で切断した状態を示す断面図である。 図1に示す放射性廃棄物保管用容器の容器本体を示す平面図である。 図1に示す放射性廃棄物保管用容器において、容器本体を構成する周壁の上のレールに、蓋に取り付けられた車輪が載置された状態を示す図である。 放射性廃棄物保管用容器の実施形態例(参考例としての他の例)における容器本体を示す平面図である。 図7に示す放射性廃棄物保管用容器における蓋を示す底面図である。 本発明の放射性廃棄物保管用容器の第一実施形態例の、蓋を閉じた状態を示す平面図である。 本発明の放射性廃棄物保管用容器の第一実施形態例の、蓋を開いた状態を示す平面図である。 図10に示す放射性廃棄物保管用容器において、固定用の蓋体の上に扇形の蓋体が摺動可能に載置された状態を示す断面図である。 本発明の放射性廃棄物保管用容器の第二実施形態例の、蓋を閉じた状態を示す平面図である。 図12に示す放射性廃棄物保管用容器の第二実施形態例の、蓋を開いた状態を示す平面図である。 図12に示す放射性廃棄物保管用容器において、容器本体を構成する周壁の上のレール、及び、固定用の蓋体のレールに、移動用の蓋体が載置された状態を示す断面図である。
本発明の放射性廃棄物保管用容器(以下、本発明の容器ともいう。)は、上部に開口部を有する鉄筋コンクリート製の容器本体と、該容器本体の上に配設した鉄筋コンクリート製の蓋からなる放射性廃棄物保管用容器であって、上記蓋が、上記容器本体の開口部の少なくとも一部を開閉するために、水平方向に移動可能である、放射性廃棄物保管用容器である。
本発明で用いる容器本体を構成するコンクリートとしては、重量コンクリートや、圧縮強度が30〜60N/mm2程度の普通コンクリート(比重:2.4〜2.5程度)や、軽量コンクリート(比重:1.8〜2.1程度)等が挙げられる。
中でも、重量コンクリートは、放射線の遮蔽効果の観点から、好ましい。
重量コンクリート用の骨材としては、例えば、重晶石、磁鉄鉱、赤鉄鉱、及び砂鉄等の天然の重量骨材の他に、廃棄物の再利用の観点から、例えば、特許第4044956号公報、及び特許第4166269号公報に記載されている主要構成成分としてFeO、Fe、及び金属鉄の少なくともひとつを含む重量細骨材、特許第429542号公報に記載されている鋼スラブ表面の溶削処理工程で発生するホットスカーフからなる重量細骨材、及び製鋼過程で発生するダストを含む廃棄物を溶融、冷却して製造された人工石材を含む重量細骨材または粗骨材、特許第4295343号公報に記載されている製鋼の圧延工程で発生するミルスケールを含む重量細骨材等を挙げることができる。
なお、普通コンクリートを用いて容器本体を製造した場合、容器本体の外寸が1.5m(長さ)×1.5m(幅)×1.5m(高さ)で、容器本体を構成する壁の厚さが15cmであれば、容器本体の質量は、4トン程度である。重量コンクリートを用いた場合、普通コンクリートよりも比重が大きい分、容器本体を構成する壁の厚さを小さくすることができる。
本発明で用いる蓋の質量は、蓋の開閉の手間を低減する観点から、好ましくは350kg以下、より好ましくは100〜300kg、特に好ましくは150〜270kgである。
このような蓋は、例えば、(a)軽量コンクリートを用いる、(b)普通コンクリートを用い、かつ、軽量コンクリートよりも比重が大きい分、蓋の厚さを小さくする、(c)圧縮強度が100N/mm2以上の超高強度コンクリート(ダクタル等)を用い、蓋の厚さを小さくする、等の方法によって得ることができる。
なお、普通コンクリートを用いて蓋を製造した場合、蓋の外寸が1.5m(長さ)×1.5m(幅)×15cm(厚さ)であれば、蓋の質量は、700〜800kgである。
次に、図面を参照しつつ、本発明の放射性廃棄物保管用容器の実施形態例を説明する。
図1〜図4中放射性廃棄物保管用容器1(参考例としての一例)は、上部に開口部7を有する鉄筋コンクリート製の容器本体2(図2、図3参照)と、容器本体2の上に載置した、水平方向に移動可能な鉄筋コンクリート製の蓋3からなる。
容器本体2は、図2に示すように、矩形の板状の水平壁部2aと、水平壁部2aの周縁から上方に鉛直に延びる鉛直壁部2bとからなる。水平壁部2aの下面には、蓋3の凸部4b、5bと嵌合可能な凹部2cが2つ形成されている。
蓋3は、水平方向(図1〜図2中の左方)に移動可能な蓋体4と、水平方向(図1〜図2中の右方)に移動可能な蓋体5からなる。なお、これらの蓋体4、5は、放射性廃棄物を容器本体内に均等に投入する観点から、蓋3の中央を境として分割されていることが好ましい。
蓋体4、5は、各々、図2に示すように、容器本体2の上に載置するための水平壁部4a、5aと、容器本体2の凹部2cに嵌合させるための鉛直断面が台形状の凸部4b、5bと、蓋体4、5同士を嵌合させるための嵌合部4c、5c及び鉛直壁部4d、5dとからなる。なお、嵌合部4cは凹部(切欠部)として形成され、嵌合部5cは凸部として形成されている。
なお、容器本体2の凹部2cと蓋体4、5の凸部4b、5bの組み合わせに代えて、容器本体に凸部を設け、蓋(蓋体)に凹部を設けてもよい。ただし容器を積み重ねて保管する際の安定性を高める観点から、図2のように、容器本体に凹部を設け、蓋(蓋体)に凸部を設けることが好ましい。
また、蓋3(蓋体4、5)に凸部4b、5bを設ける場合において、放射線の遮蔽効果を高めるために蓋3の上にコンクリート板を貼り付ける際には、蓋3の凸部4b、5bに嵌合可能な凹部を有するコンクリート板を用いることが好ましい。
図3〜図4に示すように、蓋3を構成する蓋体4、5は、容器本体2の水平な上端面2dに固定されたレール6上を水平方向に移動することによって、図1〜図2に示す閉じた状態から、図3〜図4に示す開いた状態となる。なお、図5に容器本体2の平面図として示すように、容器本体2の上端面2dの中の対向する一対の直線状の領域の各々には、左端及び右端の各々から中央に向かって延びる2つのレール6が配設されているとともに、これら2つのレール6の間の領域(レール6を有しない領域)に、2つの凹部2eが形成されている。
レール6は、容器本体2と同じ材料によって容器本体2と一体的に形成させることもできるが、蓋3(蓋体4、5)の水平方向への移動を容易にするために、鋼等の金属によって形成させることが好ましい。
一方、蓋体4、5の各々には、容器本体2の鉛直壁部2bの上のレール6に沿って走行可能な図6に示すような車輪8が3つ取り付けられている。これら3つの車輪のうち、容器本体2の中央に最も近い車輪8は、図3に示す開いた状態から図1に示す閉じた状態になるときに、レール6から脱輪して、容器本体2の鉛直壁部2bの凹部2eに落下するように構成されている。逆に、図1に示す閉じた状態から図3に示す開いた状態になるときには、凹部2eに落下している車輪8が、人力によって斜め上方に引き上げられ、さらにレール6の上に案内され、レール6上を走行可能となる。
図1に示す状態と図3に示す状態の交互の切り替えは、蓋体4、5の各々を互いに反対方向でかつ水平方向に人力によって引っ張ることで行なわれる。したがって、レール6の高さ及び凹部2eの深さは、人力による蓋3の移動が可能な程度に小さいことが望ましい。また、レール6の凹部2e側の端部は、テーパー(傾斜)を付けることが望ましい。凹部2eも、円形の周縁から中心に向かって、テーパー(傾斜)を付けることが望ましい。
蓋体4、5に嵌合部4c、5c及び鉛直壁部4d、5dを設け、かつ、容器本体2に凹部2eを設けることによって、蓋3を閉めている状態における容器の密閉性を高め、放射線の遮蔽効果をより一層高めることができる。
なお凹部2eを省略することもできる。ただし、この場合、蓋体4、5同士の密着性が低下するおそれがある。
図7は、図5に示す容器本体2の平面図に対応する容器の他の例(参考例としての他の例)における容器本体10の平面図を示す。また、図8は、図7に示す実施形態例における蓋13の底面図を示す。なお、この実施形態例容器の平面図及び当該容器の断面図(図1のA−A線に対応するもの)は、図1及び図2と同じであるので、省略する。
図7中、容器本体10の上端面10aの中の対向する一対の直線状の領域の各々には、左端から右端に亘って延びる2つのレール11が配設されている。レール11は、図3に示すレール6と同様に、鋼等の金属によって形成させることが好ましい。
また、容器本体10の内周面の中の2箇所に、上端面10aから所定の長さだけ容器の内部方向に延びる凸部12が形成されている。凸部12の内部方向の長さは、図8に示す蓋体14、15の鉛直壁部14b、15bに形成された凹部14c、15cに嵌合して、蓋体14、15を閉じた状態にしうるものであればよい。
一方、図8に示すように、蓋13を構成する第一の蓋体14及び第二の蓋体15の各々には、容器本体2のレール11に対して摺動可能に形成された断面が略半円状の溝部14a、15aが形成されるとともに、上述のとおり凹部14c、15cを有する鉛直壁部14b、15bが形成されている。
図7及び図8に示す例では、蓋体14、15の各々を互いに反対方向でかつ水平方向に人力によって引っ張ることで、蓋13が閉じた状態と開いた状態の切り替えを行なうことができる。
以上説明した参考例としての2つの実施形態例のいずれにおいても、これらの例の変形例として、蓋を分割して複数の蓋体を用いた場合に、一部の蓋体を、水平方向に移動可能なものとし、残りの蓋体を、水平方向に移動させずに容器本体に対して定位置に固定して用いるものとすることができる。
また、これら参考例としての2つの実施形態例のいずれにおいても、これらの例の変形例として、蓋を分割せずに、1つの蓋体のみを用い、かつ、この蓋体を、水平方向に移動可能なものとして構成することができる。この場合、図2に示す嵌合部4c、5c及び鉛直壁部4d、5d、及び、図8に示す鉛直壁部14b、15b及び凹部14c、15cは、省略される。
さらに、これら参考例としての2つの実施形態例のいずれにおいても、人力による蓋の水平方向への移動の作業を容易にするために、蓋に対して、埋め込み式の取っ手(使用時に直立状態にして取っ手として機能させ、不使用時に直立状態から倒れた状態にして蓋の凹部の中に収容させるもの)や、フック等を取り付け可能なボルト穴等を設けることが好ましい。
図9〜図11は、本発明の一例第一実施形態例)を示す。
図9〜図10中、本発明の容器の構成部品である容器本体20の開口部23を形成する周壁24の上に、扇形の蓋体21を水平方向に回転させるための回転中心部(例えば、凸部;図示せず)が形成されている。回転中心部は、容器本体20と同じ材料(例えば、超高強度コンクリート)によって容器本体20と一体的に形成させることもできるが、容器本体20の材料が超高強度以外のコンクリートである場合には、扇形の蓋体21の回転を繰り返すことによる回転中心部の破損を防止する観点から、鋼等の金属によって形成させることが好ましい。
容器本体20の上に載置される蓋は、上記回転中心部を中心として水平方向に移動可能である2つの扇形の蓋体21と、扇形の蓋体21以外の領域に固定して配置させるための固定用の蓋体22とからなる。
固定用の蓋体22は、図10及び図11に示すように、扇形の蓋体21と組み合わせるための、縁辺の上側部分を切り欠いた切欠部22aを有する。また、扇形の蓋体21は、固定用の蓋体22と組み合わせるための、縁辺の下側部分を切り欠いた切欠部21a(図11参照)を有する。
固定用の蓋体22の切欠部22aは、図11に示すように、蓋体22の上面の周縁から下方に延びる鉛直面22bと、この鉛直面の下端で垂直に折曲して水平方向に延びる水平面22cとから形成されている。水平面22cにはレール25が固着されている。レール25は、固定用の蓋体22と同じ材料によって蓋体22と一体的に形成させることもできるが、扇形の蓋体21の水平方向への移動を容易にするために、鋼等の金属によって形成させることが好ましい。
扇形の蓋体21の切欠部21aは、蓋体21の上面の周縁から下方に延びる鉛直面(図11中、鉛直面22bに対向する面)と、この鉛直面の下端で垂直に折曲して水平方向に延びる水平面(図11中、水平面22cに対向する面)とから形成されている。切欠部21aを形成する水平面には、溝21が形成されている。なお、溝21に代えて、レール25の上を走行可能な車輪を用いてもよい。
なお、図示を省略したが、図9〜図11に示す例においても、図2に示す凸部4b、5b及び凹部2cと同様な凸部及び凹部が設けられている。
また、図9〜図10に示す例では、扇形の蓋体21を2個有しているが、扇形の蓋体21の数は、1〜4個のいずれでもよい。ただし、放射性廃棄物を容器本体の中に均等に収容する観点、及び、本発明の容器の製造コストの低減等の観点から、扇形の蓋体21の数は、好ましくは2〜4個、より好ましくは2個である。
また、図9〜図11に示す例では、扇形の蓋体21と固定用の蓋体22は、違う種類のコンクリートで製造することができる。例えば、固定用の蓋体22を普通コンクリート又は重量コンクリートで製造し、扇形の蓋体21を軽量コンクリート又は超高強度コンクリート(ただし、厚さを小さくする。)で製造した場合は、扇形の蓋体21の軽量化を図ることができる。扇形の蓋体21の質量は、開閉の手間を低減する観点から、好ましくは150kg以下、より好ましくは10〜100kg、特に好ましくは15〜80kgである。
以上のように構成した第一実施形態例においては、扇形の蓋体21を人力で水平方向に移動させることができ、図9に示す蓋が閉じた状態と図10に示す蓋が開いた状態の交互の切り替えを、容易にかつ迅速に行なうことができる。
図12〜図14は、本発明の他の例(第二実施形態例)を示す。
図12及び図13中、容器本体30には、矩形の形状を有する開口部31(図13参照)が2つ形成されている。本発明の容器の構成部品である蓋は、容器本体30の開口部31の角部を含む領域に配置させるための、水平方向に移動可能である2つの移動用の蓋体32と、移動用の蓋体32以外の領域(換言すると、容器本体30の開口部31中、上記角部を含む領域以外の領域;図13中の左上から右下に亘る連続に形成された領域)に固定して配置させるための固定用の蓋体33とからなる。
容器本体30の開口部31を形成する周壁34の平坦な上端面には、図14に示すように、移動用の蓋体32の水平移動のための第一のレール35が配設されている。また、移動用の蓋体32には、第一のレール35に沿って移動するための第一の案内手段として、車輪37が取り付けられている。なお、第一の案内手段として、移動用の蓋体32の下面に形成させた溝を用いてもよい。
第一のレール35は、周壁34(容器本体)と同じ材料によって周壁34と一体的に形成させることもできるが、移動用の蓋体32の水平方向への移動を容易にするために、鋼等の金属によって形成させることが好ましい。
一方、固定用の蓋体33は、移動用の蓋体32と組み合わせるための、縁辺の上側部分を切り欠いた切欠部33aを有する。また、移動用の蓋体32は、固定用の蓋体33と組み合わせるための、縁辺の下側部分を切り欠いた切欠部32aを有する。
固定用の蓋体33の切欠部33aは、蓋体33の上面の周縁から下方に延びる鉛直面と、この鉛直面の下端で垂直に折曲して水平方向に延びる水平面とから形成されている。この水平面には、第二のレール36が設けられている。第二のレール36は、固定用の蓋体33と同じ材料によって蓋体33と一体的に形成させることもできるが、移動用の蓋体32の水平方向への移動を容易にするために、鋼等の金属によって形成させることが好ましい。
移動用の蓋体32の切欠部32aは、蓋体32の上面の周縁から下方に延びる鉛直面と、この鉛直面の下端で垂直に折曲して水平方向に延びる水平面とから形成されている。切欠部32aを形成する水平面には、溝32bが形成されている。なお、溝32bに代えて、第二のレール36の上を走行可能な車輪を用いてもよい。
なお、図示を省略したが、図12〜図14に示す例においても、図2に示す凸部4b、5b及び凹部2cと同様な凸部及び凹部が設けられている。
また、図12〜図14に示す例では、移動用の蓋体32を2個有しているが、移動用の蓋体32の数は、1〜4個のいずれでもよい。ただし、放射性廃棄物を容器本体の中に均等に収容する観点、及び、本発明の容器の製造コストの低減等の観点から、移動用の蓋体32の数は、好ましくは2〜4個、より好ましくは2個である。
また、図12〜図14に示す例では、移動用の蓋体32と固定用の蓋体33は、違う種類のコンクリートで製造することができる。例えば、固定用の蓋体33を普通コンクリート又は重量コンクリートで製造し、移動用の蓋体32を軽量コンクリート又は超高強度コンクリート(ただし、厚さを小さくする。)で製造した場合は、移動用の蓋体32の軽量化を図ることができる。移動用の蓋体32の質量は、開閉の手間を低減する観点から、好ましくは150kg以下、より好ましくは10〜100kg、特に好ましくは15〜80kgである。
以上のように構成した第二実施形態例においては、移動用の蓋体32を人力で水平方向に移動させることができ、図12に示す蓋が閉じた状態と図13に示す蓋が開いた状態の交互の切り替えを、容易にかつ迅速に行なうことができる。
本発明の容器の中に、汚染土壌や焼却灰等の低レベル放射性廃棄物を収容する際、低レベル放射性廃棄物の収容方法としては、本発明の容器の中に低レベル放射性廃棄物を直接収容する方法や、フレキシブルコンテナバッグやビニール袋等の包材の中に低レベル放射性廃棄物を収容した後、この包材を本発明の容器の中に収容する方法、等が挙げられる。
なお汚染土壌や焼却灰等の低レベル放射性廃棄物を収容した後、放射線の遮蔽効果を高めるために、容器本体と蓋との隙間や、蓋の隙間(例えば、図1の蓋体4と蓋体5の間の隙間や、図9の扇形の蓋体21と固定用の蓋体22の間の隙間等)にモルタル等の充填材を注入して封止することができる。
1 放射性廃棄物保管用容器
2,10,20,30 容器本体
3,13 蓋
4,14 第一の蓋体
5,15 第二の蓋体
6,11 レール
7,23,31 開口部
8 車輪
12 凸部
21 扇形の蓋体
22,33 固定用の蓋体
24,34 周壁
32 移動用の蓋体
35 第一のレール
36 第二のレール
37 車輪

Claims (4)

  1. 上部に開口部を有する鉄筋コンクリート製の容器本体と、該容器本体の上に配設した鉄筋コンクリート製の蓋からなる放射性廃棄物保管用容器であって、
    上記蓋が、上記容器本体の開口部の少なくとも一部を開閉するために、水平方向に移動可能であり、
    上記容器本体の開口部を形成する周壁の上に、少なくとも1つの回転中心部を有し、
    上記蓋が、上記回転中心部を中心として水平方向に移動可能である少なくとも1つの扇形の蓋体と、該少なくとも1つの扇形の蓋体以外の領域に固定して配置させるための固定用の蓋体とからなり、
    上記固定用の蓋体が、上記扇形の蓋体と組み合わせるための、縁辺の上側部分を切り欠いた切欠部を有し、かつ、上記扇形の蓋体が、上記固定用の蓋体と組み合わせるための、縁辺の下側部分を切り欠いた切欠部を有し、
    上記固定用の蓋体の切欠部を形成している部分が、レールを有し、かつ、上記扇形の蓋体の切欠部を形成している部分が、上記レールに沿って移動するための案内手段を有することを特徴とする放射性廃棄物保管用容器。
  2. 上記案内手段が、上記扇形の蓋体の下面に形成された溝、または、上記扇形の蓋体の下面に取り付けられた車輪である請求項に記載の放射性廃棄物保管用容器。
  3. 上部に開口部を有する鉄筋コンクリート製の容器本体と、該容器本体の上に配設した鉄筋コンクリート製の蓋からなる放射性廃棄物保管用容器であって、
    上記蓋が、上記容器本体の開口部の少なくとも一部を開閉するために、水平方向に移動可能であり、
    上記容器本体の開口部が、矩形の形状を有し、
    上記蓋が、上記容器本体の開口部の角部を含む領域に配置させるための、水平方向に移動可能である少なくとも1つの移動用の蓋体と、該少なくとも1つの移動用の蓋体以外の領域に固定して配置させるための固定用の蓋体とからなり、
    上記容器本体の開口部を形成する周壁の上に、上記移動用の蓋体の水平移動のための第一のレールを有し、かつ、上記移動用の蓋体が、上記第一のレールに沿って移動するための第一の案内手段を有し、
    上記固定用の蓋体が、上記移動用の蓋体と組み合わせるための、縁辺の上側部分を切り欠いた切欠部を有し、かつ、上記移動用の蓋体が、上記固定用の蓋体と組み合わせるための、縁辺の下側部分を切り欠いた切欠部を有し、
    上記固定用の蓋体の切欠部を形成している部分が、レールを有し、かつ、上記移動用の蓋体の切欠部を形成している部分が、上記レールに沿って移動するための第二の案内手段を有することを特徴とする放射性廃棄物保管用容器。
  4. 上記移動用の蓋体の第一の案内手段が、上記移動用の蓋体の下面に形成された溝、または、上記移動用の蓋体の下面に取り付けられた車輪であり、かつ、上記移動用の蓋体の第二の案内手段が、上記移動用の蓋体の下面に形成された溝、または、上記移動用の蓋体の下面に取り付けられた車輪である請求項に記載の放射性廃棄物保管用容器。
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