JP6345512B2 - 半田フラックス残渣除去用洗浄剤組成物 - Google Patents
半田フラックス残渣除去用洗浄剤組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6345512B2 JP6345512B2 JP2014135358A JP2014135358A JP6345512B2 JP 6345512 B2 JP6345512 B2 JP 6345512B2 JP 2014135358 A JP2014135358 A JP 2014135358A JP 2014135358 A JP2014135358 A JP 2014135358A JP 6345512 B2 JP6345512 B2 JP 6345512B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- mass
- cleaning composition
- cleaning
- less
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Description
成分A及び成分Dの合計の含有量が、90.0質量%以上92.0質量%以下であり、
成分Bの含有量が、0.3質量%以上3.0質量%以下であり、
成分Cの含有量が、5.0質量%以上9.0質量%以下であり、
成分Dの含有量が、0質量%以上8.0質量%以下である、
半田フラックス残渣除去用洗浄剤組成物(以下、「本開示に係る洗浄剤組成物」ともいう。)に関する。
本開示に係る洗浄剤組成物における成分Aは、ジエチレングリコールモノブチルエーテルである。なお、本開示において、ブチル基は、特に言及がない場合、n−ブチル基をいう。
本開示に係る洗浄剤組成物における成分Aは、一又は複数の実施形態において、その一部がその他のグリコールエーテル(成分D)と置換していてもよい。成分Dとしては、隙間に残存するフラックス残渣に対する洗浄性向上の観点から、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノブチルエーテル、ペンタエチレングリコールモノブチルエーテル、及びジエチレングリコールモノヘキシルエーテル、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される成分が挙げられる。これらの中でも、成分Dは、隙間に残存するフラックス残渣に対する洗浄性向上の観点から、好ましくはトリエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノブチルエーテル、ペンタエチレングリコールモノブチルエーテル及びこれらの組み合わせからなる群から選択される成分、より好ましくはトリエチレングリコールモノブチルエーテルである。
本開示に係る洗浄剤組成物における成分Bは、下記式(I)で表される1又は複数種類のアルカノールアミンである。
本開示に係る洗浄剤組成物における成分Cは、水である。水は、蒸留水、イオン交換水、又は超純水等が使用され得る。本開示に係る洗浄剤組成物における成分Cの含有量は、一又は複数の実施形態において、5.0質量%以上9.0質量%以下であり、引火性を低減する観点から、好ましくは5.5質量%以上、より好ましくは6.5質量%以上である。また、成分Cの含有量は、5.0質量%以上9.0質量%以下であり、一又は複数の実施形態において、隙間に残存するフラックス残渣に対する洗浄力を向上させる観点から、好ましくは8.0質量%以下、さらに好ましくは7.5質量%以下である。成分Cの含有量は、一又は複数の実施形態において、隙間に残存するフラックス残渣に対する洗浄力を向上させる点及び引火性を低減する観点から、好ましくは5.5質量%以上8.0質量%以下、より好ましくは6.5質量%以上7.5質量%以下である。
本開示に係る洗浄剤組成物において成分A、B、C及びDの総含有量は、一又は複数の実施形態において、隙間に残存するフラックス残渣に対する洗浄力を向上させる点から、98.0質量%以上100質量%以下であることが好ましく、より好ましくは99.0質量%以上100質量%以下、さらに好ましくは99.5質量%以上100質量%以下、さらにより好ましくは99.7質量%以上100質量%以下である。したがって、本開示に係る洗浄剤組成物は、一又は複数の実施形態において、好ましくは0質量%以上2.0質量%以下、より好ましくは0質量%以上1.5質量%以下、さらに好ましくは0質量%以上1.3質量%以下、さらにより好ましくは0質量%以上1.0質量%以下の範囲で、その他の成分を含んでもよい。
本開示に係る洗浄剤組成物におけるその他の成分としては、一又は複数の実施形態において、発泡性の抑制の観点から、炭化水素(成分E)が挙げられる。成分Eとしては、一又は複数の実施形態において、好ましくは炭素数10以上、より好ましくは炭素数12以上であり、そして好ましくは炭素数18以下、より好ましくは16以下、さらに好ましくは14以下の不飽和結合を有する又は有さない炭化水素が挙げられる。成分Eは、さらなる一又は複数の実施形態において、同様の観点から、ドデセン、テトラデセンが挙げられる。本開示に係る洗浄剤組成物における成分Eの含有量は、発泡性の抑制の観点から、好ましくは0.3質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、さらに好ましくは0.8質量%以上であり、そして好ましくは1.5質量%以下、より好ましくは1.3質量%以下、さらにより好ましくは1.0質量%以下である。
本開示に係る洗浄剤組成物におけるその他の成分としては、その他の一又は複数の実施形態において、すすぎ性向上の観点から、ポリアルキレングリコールアルキルアミン型非イオン界面活性剤(成分F)が挙げられる。成分Fのアルキル基の炭素数は、好ましくは8以上、より好ましくは10以上であり、そして、好ましくは18以下、より好ましくは14以下である。成分Fのアルキレングリコールは、好ましくはエチレングリコール及びプロピレングリコールから選ばれる1種以上、より好ましくはエチレングリコールである。成分Fのアルキレングリコールの平均付加モル数は、好ましくは2以上、より好ましくは3以上であり、そして、好ましくは12以下、より好ましくは8以下、さらに好ましくは6以下である。成分Fとしては、一又は複数の実施形態において、下記式(II)で表されるものが挙げられる。
本開示に係る洗浄剤組成物におけるその他の成分としては、その他の一又は複数の実施形態において、隙間に残存するフラックス残渣に対する洗浄性向上の観点から、炭素数8以上18以下の炭化水素基を有するポリアルキレングリコールアルキルエーテル型非イオン界面活性剤(成分G)が挙げられる。成分Gの炭化水素基の炭素数は、好ましくは10以上、より好ましくは12以上であり、そして、好ましくは16以下、より好ましくは14以下である。成分Gの炭化水素基としては、好ましくは1級又は2級であり、より好ましくは1級である。成分Gのアルキレングリコールは、好ましくはエチレングリコール及びプロピレングリコールから選ばれる1種以上、より好ましくはエチレングリコール及びプロピレングリコールを有する化合物である。成分Gのアルキレングリコールの平均付加モル数は、好ましくは2以上、より好ましくは5以上、さらに好ましくは10であり、そして、好ましくは20以下、より好ましくは16以下、さらに好ましくは14以下である。成分Gとしては、一又は複数の実施形態において、下記式(III)で表される非イオン界面活性剤が挙げられる。
本開示に係る洗浄剤組成物におけるその他の成分としては、その他の一又は複数の実施形態において、発泡性の抑制の観点から、シリコーン系消泡剤(成分H)が挙げられる。本開示に係る洗浄剤組成物における成分Hの含有量は、、発泡性の抑制の観点から、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.05質量%以上、さらに好ましくは0.1質量%以上であり、そして好ましくは1.0質量%以下、より好ましくは0.5質量%以下、さらにより好ましくは0.3質量%以下である。
本開示における洗浄剤組成物の調製方法は、何ら制限されず、成分A、成分B、成分C及び必要に応じて成分D等を混合することによって調製できる。
本開示は、その他の態様において、リフローされた半田を有する被洗浄物を本開示に係る洗浄剤組成物に接触させることを含む、半田フラックス残渣の洗浄方法に関する(以下、本開示に係る洗浄方法ともいう)。本開示に係る洗浄方法は、一又は複数の実施形態において、リフローされた半田を有する被洗浄物を本開示に係る洗浄剤組成物で洗浄する工程を有する。被洗浄物に本開示に係る洗浄剤組成物を接触させる方法、又は、被洗浄物を本開示に係る洗浄剤組成物で洗浄する方法としては、一又は複数の実施形態において、超音波洗浄装置の浴槽内で接触させる方法や、洗浄剤組成物をスプレー状に射出して接触させる方法(シャワー方式)などが挙げられる。本開示に係る洗浄剤組成物は、希釈することなくそのまま洗浄に使用できる。本開示の洗浄方法は、洗浄剤組成物に被洗浄物を接触させた後、水でリンスし、乾燥する工程を含むことが好ましい。本開示の洗浄方法であれば、半田付けした部品の隙間に残存するフラックス残渣を効率よく洗浄できる。本開示の洗浄方法による洗浄性及び狭い隙間への浸透性の顕著な効果発現の点から、半田は鉛(Pb)フリー半田であることが好ましい。本開示の洗浄方法は、一又は複数の実施形態において、本開示に係る洗浄剤組成物の洗浄力が発揮されやすい点から、本開示に係る洗浄剤組成物と被洗浄物との接触時に超音波を照射することが好ましく、その超音波は比較的強いものであることがより好ましい。前記超音波としては、一又は複数の実施形態において、26〜72Hz、80〜1500Wが好ましく、36〜72Hz、80〜1500Wがより好ましい。
本開示に係る洗浄剤組成物は、一又は複数の実施形態において、電子部品の洗浄に使用される。被洗浄物としては、一又は複数の実施形態において、リフローされた半田を有する被洗浄物が挙げられ、その他の一又は複数の実施形態において、部品が半田付けされた電子部品の製造中間物が挙げられ、或いは、半田付けされた部品の隙間にフラックス残渣を含む製造中間物が挙げられる。前記製造中間物は、半導体パッケージや半導体装置を含む電子部品の製造工程における中間製造物であって、例えば、回路基板上にフラックスを使用した半田付けにより半導体チップ、チップ型コンデンサ、及び回路基板などが搭載された物を含む。被洗浄物における隙間とは、例えば、回路基板とその回路基板に半田付けされて搭載された部品(半導体チップ、チップ型コンデンサ、回路基板など)との間に形成される空間であって、その高さ(部品間の距離)が、例えば、5〜500μm、10〜250μm、或いは20〜100μmの空間をいう。隙間の幅及び奥行きは、搭載される部品や回路基板上の電極(ランド)の大きさや間隔に依存する。
本開示の電子部品の製造方法は、半導体チップ、チップ型コンデンサ、及び回路基板からなる群から選択される少なくとも1つの部品を、フラックスを使用した半田付により回路基板上に搭載する工程、及び、本開示の洗浄方法により前記搭載物を洗浄する工程を含む。フラックスを使用した半田付けは、一又は複数の実施形態において、鉛フリー半田で行われるものであり、リフロー方式でもよく、フロー方式でもよい。電子部品は、半導体チップが未搭載の半導体パッケージ、半導体チップが搭載された半導体パッケージ、及び、半導体装置を含む。本開示の電子部品の製造方法は、本開示の洗浄方法を行うことにより、半田付けされた部品の隙間に残存するフラックス残渣が低減され、フラックス残渣が残留することに起因する電極間でのショートや接着不良が抑制されるから、信頼性の高い電子部品の製造が可能になる。また、本開示の洗浄方法を行うことにより、半田付けされた部品の隙間に残存するフラックス残渣の洗浄が容易になることから、洗浄時間が短縮化でき、電子部品の製造効率を向上できる。
成分A及び成分Dの合計の含有量が、90.0質量%以上92.0質量%以下であり、
成分Bの含有量が、0.3質量%以上3.0質量%以下であり、
成分Cの含有量が、5.0質量%以上9.0質量%以下であり、
成分Dの含有量が、0質量%以上8.0質量%以下である、
半田フラックス残渣除去用洗浄剤組成物。
<3> 前記洗浄剤組成物における成分Aの含有量が、好ましくは92.0質量%以下、より好ましくは91.5質量%以下、さらに好ましくは91.0質量%以下である、<1>又は<2>に記載の洗浄剤組成物。
<4> 前記洗浄剤組成物における成分Aの含有量が、好ましくは84.0質量%以上92.0質量%以下、より好ましくは86.0質量%以上91.5質量%以下、さらに好ましくは90.0質量%以上91.0質量%以下である、<1>から<3>のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
<5> 前記洗浄剤組成物が成分Dを含まない場合、前記洗浄剤組成物における成分Aの含有量が、90.0質量%以上であり、好ましくは90.5質量%以上、より好ましくは90.7質量%以上である、<1>から<4>のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
<6> 前記洗浄剤組成物が成分Dを含まない場合、前記洗浄剤組成物における成分Aの含有量が、92.0質量%以下であり、好ましくは91.5質量%以下、より好ましくは91.0質量%以下である、<1>から<5>のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
<7> 前記洗浄剤組成物が成分Dを含まない場合、前記洗浄剤組成物における成分Aの含有量が、好ましくは90.5質量%以上91.5質量%以下、より好ましくは90.7質量%以上91.0質量%以下である、<1>から<6>のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
<8> 前記洗浄剤組成物が成分Dを含む場合、前記洗浄剤組成物における成分Aと成分Dとの合計の含有量が、90.0質量%以上であり、好ましくは90.5質量%以上、より好ましくは90.7質量%以上である、<1>から<7>のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
<9> 前記洗浄剤組成物が成分Dを含む場合、前記洗浄剤組成物における成分Aと成分Dとの合計の含有量が、92.0質量%以下であり、好ましくは91.5質量%以下、より好ましくは91.0質量%以下である、<1>から<8>のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
<10> 前記洗浄剤組成物が成分Dを含む場合、前記洗浄剤組成物における成分Aと成分Dとの合計の含有量が、好ましくは90.5質量%以上91.5質量%以下、より好ましくは90.7質量%以上91.0質量%以下である、<1>から<9>のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
<11> 前記洗浄剤組成物が成分Dを含む場合、前記洗浄剤組成物における成分Dの含有量が0質量%を超え、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは3.0質量%以上である、<1>から<10>のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
<12> 前記洗浄剤組成物が成分Dを含む場合、前記洗浄剤組成物における成分Dの含有量が、好ましくは8.0質量%以下、より好ましくは7.0質量%以下、さらに好ましくは6.0質量%以下である、<1>から<11>のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
<13> 前記洗浄剤組成物が成分Dを含有しない、<1>から<12>のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
<14> 前記洗浄剤組成物における成分Bの含有量が、0.3質量%以上であり、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1.0質量%以上、さらに好ましくは1.5質量%以上である、<1>から<13>のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
<15> 前記洗浄剤組成物における成分Bの含有量が、3.0質量%以下であり、好ましくは2.5質量%以下、より好ましくは2.0質量%以下である、<1>から<14>のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
<16> 前記洗浄剤組成物における成分Bの含有量が、好ましくは0.5質量%以上3.0質量%以下、より好ましくは1.0質量%以上2.5質量%以下、さらに好ましくは1.5質量%以上2.0質量%以下である、<1>から<15>のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
<17> 前記洗浄剤組成物における成分Cの含有量が、5.0質量%以上であり、好ましくは5.5質量%以上、より好ましくは6.5質量%以上である、<1>から<16>のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
<18> 前記洗浄剤組成物における成分Cの含有量が、9.0質量%以下であり、好ましくは8.0質量%以下、さらに好ましくは7.5質量%以下である、<1>から<17>のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
<19> 前記洗浄剤組成物における成分Cの含有量が、好ましくは5.5質量%以上8.0質量%以下、より好ましくは6.5質量%以上7.5質量%以下である、<1>から<18>のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
<20> 前記洗浄剤組成物における成分A、B、C及びDの総含有量は、好ましくは98.0質量%以上100質量%以下、より好ましくは99.0質量%以上100質量%以下、さらに好ましくは99.5質量%以上100質量%以下、さらにより好ましくは99.7質量%以上100質量%以下である、<1>から<19>のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
<21> さらに、炭化水素(成分E)を含有する、<1>から<20>のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
<22> 前記成分Eが、好ましくは炭素数10以上、より好ましくは炭素数12以上であり、そして好ましくは炭素数18以下、より好ましくは16以下、さらに好ましくは14以下の不飽和結合を有する又は有さない炭化水素である、<21>に記載の洗浄剤組成物。
<23> 前記洗浄剤組成物における成分Eの含有量が、好ましくは0.3質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、さらに好ましくは0.8質量%以上であり、そして好ましくは1.5質量%以下、より好ましくは1.3質量%以下、さらにより好ましくは1.0質量%以下である、<21>又は<22>に記載の洗浄剤組成物。
<24> さらに、ポリアルキレングリコールアルキルアミン型非イオン界面活性剤(成分F)を含有する、<1>から<23>のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
<25> 前記洗浄剤組成物における成分Fの含有量が、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、さらに好ましくは0.3質量%以上であり、そして好ましくは1.5質量%以下、より好ましくは1.0質量%以下、さらにより好ましくは0.5質量%以下である、<24>に記載の洗浄剤組成物。
<26> さらに、炭素数8以上18以下の炭化水素基を有するポリアルキレングリコールアルキルエーテル型非イオン界面活性剤(成分G)を含む、<1>から<25>のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
<27> 前記洗浄剤組成物における成分Gの含有量が、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、さらに好ましくは0.3質量%以上であり、そして好ましくは1.5質量%以下、より好ましくは1.0質量%以下、さらにより好ましくは0.5質量%以下である、<26>に記載の洗浄剤組成物。
<28> さらに、シリコーン系消泡剤(成分H)を含む、<1>から<27>のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
<29> 前記洗浄剤組成物における成分Hの含有量が、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.05質量%以上、さらに好ましくは0.1質量%以上であり、そして好ましくは1.0質量%以下、より好ましくは0.5質量%以下、さらにより好ましくは0.3質量%以下である、<28>に記載の洗浄剤組成物。
<30> リフローされた半田を有する被洗浄物を<1>から<29>のいずれかに記載の洗浄剤組成物で洗浄する工程を有する、半田フラックス残渣の洗浄方法。
<31> 被洗浄物が、部品が半田で半田付けされた電子部品の製造中間物である、<30>の洗浄方法。
<32> 半導体チップ、チップ型コンデンサ、及び回路基板からなる群から選択される少なくとも1つの部品を、フラックスを使用した半田付けにより回路基板上に搭載する工程、及び、前記搭載物を<30>又は<31>に記載のフラックス残渣の洗浄方法により洗浄する工程を含む、電子部品の製造方法。
<33> <1>から<29>のいずれかに記載の洗浄剤組成物の電子部品の洗浄への使用。
下記表1に示す成分A〜C、及び必要に応じてその他の成分(表1)を混合し、実施例1〜11、比較例1〜18の洗浄剤組成物を調製した。下記表1の成分A〜H及びその他の成分の数値は、調製した洗浄剤組成物における含有量(質量%)を示す。
成分*1:下記式(II)で表されるポリアルキレングリコールアルキルアミン型非イオン界面活性剤であって、R4が炭素数12の炭化水素基であり、n+mが4のもの。
成分*2:下記式(II)で表されるポリアルキレングリコールアルキルアミン型非イオン界面活性剤であって、R4が炭素数12の炭化水素基であり、n+mが10のもの。
成分*3:下記式(III)で表されるポリエチレングリコールポリプロピレングリコールアルキルエーテル型非イオン界面活性剤であって、R5が炭素数12及び14の1級炭化水素基の混合物であり、p=5、q=2、r=5のもの。
成分*4:下記式(III)で表されるポリエチレングリコールポリプロピレングリコールアルキルエーテル型非イオン界面活性剤であって、R5が炭素数12の2級炭化水素基であり、p=5、q=r=0のもの。
調製した実施例1〜11及び比較例1〜18の洗浄剤組成物を用いてテスト基板の洗浄性(洗浄性1及2)、ガラス毛細管試験、腐食性、並びに発泡性について試験を行い、評価した。その結果を表1に示す。
以下の条件でテスト基板を洗浄する洗浄性試験を行った。
〔テスト基板〕
チップコンデンサ(2012)を10個搭載したテスト基板(50mm×50mm、チップコンデンサと基板の隙間は約50μm)を用いた。ソルダーペーストには鉛フリーのエコソルダーM705−BPS(千住金属工業(株)製)、リフロー炉にはエコリフローSNR825(千住金属工業(株)製)を用い、リフローピーク温度240℃、半田溶融時間45秒、窒素雰囲気下(酸素濃度100ppm)で半田接続した。
〔洗浄方法〕
洗浄は洗浄液への浸漬で行った。まず、[1]各洗浄剤組成物を満たした1Lビーカー、[2]プレリンス用のイオン交換水を満たした1Lビーカー、[3]仕上げリンス用のイオン交換水を満たした1Lビーカーを用意し、それぞれのビーカーを60℃水浴内で加温する。まず、テスト基板を[1]のビーカー内に浸漬し、超音波(40kHz、600W)を5分間照射して洗浄する。次に、該テスト基板を[2]のビーカーに浸漬し、超音波(40kHz、600W)を5分間照射してプレリンスを行う。そして、該テスト基板を[3]のビーカー内に浸漬し、超音波(40kHz、600W)を5分間照射して仕上げリンスを行う。最後に、送風乾燥機(85℃、15分)で乾燥する。
〔洗浄性の評価〕
乾燥後のテスト基板からチップコンデンサを剥離し、光学顕微鏡にてフラックス残渣の残存有無を確認した。評価基準は以下の通り。その結果を表1の「洗浄性1」の欄に示す。
○:10個中残渣あるものゼロ
△:10個中残渣あるもの1個
×:10個中残渣あるもの2個以上
上記洗浄性試験(洗浄性1)と同様の方法で、洗浄時間、プレリンス時間、及び、仕上げリンス時間を、それぞれ1分間に短くして評価した。その結果を表1の「洗浄性2」の欄に示す。
窒素雰囲気下にて銅板上でエコソルダーM705−BPS(千住金属工業(株)製)を250℃、30分間加熱して、液状のフラックス残渣を分離採取する。DRUMMOND製ガラスキャップ(ガラス毛細管)(長さ32mm、内径140μm)に上記方法にて作成したフラックス残渣を充填し一方の開口部を封止して試験片を作成した。100mLビーカーに各洗浄剤組成物及びすすぎ用イオン交換水を各100g加え60℃に加温する。試験片を各洗浄剤組成物に浸漬し超音波(40kHz、200W)を5分間照射後、すすぎ用イオン交換水に移し超音波(40kHz、200W)を5分間照射後取り出した。取り出した試験片を光学顕微鏡にて観察し、開口部から溶解したフラックス残渣の距離を測定し、5点の平均値を算出した。フラックス残渣が溶解した距離が長いほど溶解速度が速く洗浄性が良いと評価できる。その結果を表1に示す。
各洗浄剤組成物を1Lビーカーに満たして60℃に加温し、その中へ厚さ1mmの銅板(30mm×50mm)を入れ10分間浸漬。その後イオン交換水にて十分にすすぎ、送風乾燥機(85℃、15分)で乾燥し、銅板の表面状態を観察した。評価基準は以下の通り。その結果を表1に示す。
○:変色無し
×:変色あり
窒素雰囲気下にて銅板上でエコソルダーM705−BPS(千住金属工業(株)製)を250℃、30分間加熱して、液状のフラックス残渣を分離採取した。上記条件にて作成したフラックス残渣を1質量%含有する各洗浄剤組成物をイオン交換水にて10倍に希釈し、その50mLを200mL共栓付きメスフラスコに加え、60℃に加温し、上下に激しく30回振とうした。1分後の泡高さを測定し、下記の基準にて評価した。その結果を表1に示す。
◎:泡無し
○:5mL未満
×:5mL以上
Claims (10)
- ジエチレングリコールモノブチルエーテル(成分A)、下記式(I)で表される化合物(成分B)、水(成分C)、及び、選択的に、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノブチルエーテル、ペンタエチレングリコールモノブチルエーテル、及びジエチレングリコールモノヘキシルエーテル、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される成分(成分D)を含有し、
成分A及び成分Dの合計の含有量が、90.0質量%以上91.5質量%以下であり、
成分Bの含有量が、0.3質量%以上3.0質量%以下であり、
成分Cの含有量が、5.0質量%以上9.0質量%以下であり、
成分Dの含有量が、0質量%以上8.0質量%以下である、
半田フラックス残渣除去用洗浄剤組成物。
[上記式(I)において、R1は水素原子、メチル基、エチル基又はアミノエチル基、R2は水素原子、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基、メチル基又はエチル基、R3はヒドロキシエチル基又はヒドロキシプロピル基である。] - 成分Dを含有しない、請求項1記載の洗浄剤組成物。
- さらに、炭化水素(成分E)を含有する、請求項1又は2に記載の洗浄剤組成物。
- さらに、ポリアルキレングリコールアルキルアミン型非イオン界面活性剤(成分F)を含む、請求項1から3のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
- さらに、炭素数8以上18以下の炭化水素基を有するポリアルキレングリコールアルキルエーテル型非イオン界面活性剤(成分G)を含む、請求項1から4のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
- さらに、シリコーン系消泡剤(成分H)を含む、請求項1から5のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
- リフローされた半田を有する被洗浄物を請求項1から6のいずれかに記載の洗浄剤組成物で洗浄する工程を有する、半田フラックス残渣の洗浄方法。
- 被洗浄物が、部品が半田で半田付けされた電子部品の製造中間物である、請求項7記載の洗浄方法。
- 半導体チップ、チップ型コンデンサ、及び回路基板からなる群から選択される少なくとも1つの部品を、フラックスを使用した半田付けにより回路基板上に搭載する工程、及び、前記搭載物を請求項7又は8に記載のフラックス残渣の洗浄方法により洗浄する工程を含む、電子部品の製造方法。
- 請求項1から6のいずれかに記載の洗浄剤組成物の電子部品の洗浄への使用。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014135358A JP6345512B2 (ja) | 2014-06-30 | 2014-06-30 | 半田フラックス残渣除去用洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014135358A JP6345512B2 (ja) | 2014-06-30 | 2014-06-30 | 半田フラックス残渣除去用洗浄剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2016014081A JP2016014081A (ja) | 2016-01-28 |
| JP6345512B2 true JP6345512B2 (ja) | 2018-06-20 |
Family
ID=55230535
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2014135358A Active JP6345512B2 (ja) | 2014-06-30 | 2014-06-30 | 半田フラックス残渣除去用洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6345512B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114196486A (zh) * | 2020-09-17 | 2022-03-18 | 荒川化学工业株式会社 | 洗涤剂组合物用原液、以及包含该洗涤剂组合物用原液的洗涤剂组合物 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2816805B2 (ja) * | 1993-12-29 | 1998-10-27 | 花王株式会社 | 洗浄方法 |
| JP3255392B2 (ja) * | 1994-12-06 | 2002-02-12 | 花王株式会社 | 水系洗浄剤組成物 |
| JPH0987668A (ja) * | 1995-09-27 | 1997-03-31 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | 洗浄剤組成物、及びこれの再処理方法 |
| KR101530321B1 (ko) * | 2007-08-08 | 2015-06-19 | 아라까와 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 무연 땜납 플럭스 제거용 세정제 조성물 및 무연 땜납 플럭스의 제거 방법 |
| JP5466836B2 (ja) * | 2008-06-13 | 2014-04-09 | 花王株式会社 | フラックス用洗浄剤組成物 |
| KR101579767B1 (ko) * | 2008-08-27 | 2015-12-23 | 아라까와 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 무연 땜납 플럭스 제거용 세정제 조성물 및 무연 땜납 플럭스 제거 시스템 |
| CN102482625A (zh) * | 2009-09-03 | 2012-05-30 | 荒川化学工业株式会社 | 水溶性无铅助焊剂除去用清洁剂、除去方法和清洁方法 |
| JP5711150B2 (ja) * | 2009-12-28 | 2015-04-30 | 花王株式会社 | 被洗浄物の洗浄方法、および該洗浄方法に用いる洗浄装置 |
| US20120152286A1 (en) * | 2010-12-16 | 2012-06-21 | Kyzen Corporation | Cleaning agent for removal of soldering flux |
-
2014
- 2014-06-30 JP JP2014135358A patent/JP6345512B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2016014081A (ja) | 2016-01-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5466836B2 (ja) | フラックス用洗浄剤組成物 | |
| JP6158060B2 (ja) | 半田フラックス残渣除去用洗浄剤組成物 | |
| JP5428859B2 (ja) | 鉛フリーハンダフラックス除去用洗浄剤組成物、および鉛フリーハンダフラックスの除去方法 | |
| KR102874580B1 (ko) | 플럭스 잔사 제거용 세정제 조성물 | |
| JP5857740B2 (ja) | 鉛フリーハンダ水溶性フラックス除去用洗浄剤、除去方法及び洗浄方法 | |
| JP6598671B2 (ja) | フラックス用洗浄剤組成物 | |
| KR102176804B1 (ko) | 스크린판용 세정제 조성물 | |
| TWI437094B (zh) | A detergent composition for removing lead-free flux flux and a flux-free flux flux removal system | |
| KR102901546B1 (ko) | 플럭스 잔사의 세정 | |
| TW201617443A (zh) | 固化焊劑之電路基板之製造方法、搭載電子零件之電路基板之製造方法、及助焊劑用洗淨劑組合物 | |
| KR102419315B1 (ko) | 무연 납땜 용제용 세정제 조성물, 무연 납땜 용제의 세정 방법 | |
| JP5252853B2 (ja) | ハンダフラックス用洗浄剤組成物 | |
| JP6202678B2 (ja) | 半田フラックス残渣除去用洗浄剤組成物 | |
| JP6345512B2 (ja) | 半田フラックス残渣除去用洗浄剤組成物 | |
| KR101128865B1 (ko) | 리플로우 공정에 따른 플럭스 잔사 세정제 조성물 및 이를 이용한 세정방법 | |
| RU2445353C1 (ru) | Жидкая очищающая композиция | |
| WO2026018713A1 (ja) | フラックス残渣除去用洗浄剤組成物 | |
| JP2016058587A (ja) | 回路基板の製造方法 | |
| KR20170056139A (ko) | 무연땜납 플럭스 세정제 조성물 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170306 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180122 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180125 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180326 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180522 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180523 |
|
| R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6345512 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |