JP6375193B2 - ポンプ付き容器 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば液体を噴霧するためのポンプを備えたポンプ付き容器に関するものである。
従来より、例えば鼻孔内に液体を噴射する際に、液体を噴霧するためのポンプを備えたポンプ付き容器が使用されることがある。この種のポンプ付き容器としては、例えば特許文献1に開示されているように、使用者が自らの手で持ちながらポンプを操作できるように構成されたものが知られている。
特許文献1の図1及び図2に開示されているポンプ付き容器は、上下方向に長い容器本体の上部にポンプが設けられており、容器本体の側部には、指係合用切欠状部が形成されている。そして、ポンプの操作用鍔部に人差し指と中指を掛け、かつ、親指を指係合用切欠状部に当てて容器を保持し、ポンプを操作する。
また、特許文献1の図3及び図4に開示されているポンプ付き容器の容器本体の側部には、指係合用凸状部が形成されている。そして、ポンプの操作用鍔部に人差し指と中指を掛け、かつ、親指を指係合用凸状部に当てて容器を保持し、ポンプを操作する。
また、特許文献1の図5及び図6に開示されているポンプ付き容器の容器本体には、指係合用孔部が容器本体を貫通するように形成されている。そして、ポンプの操作用鍔部に人差し指と中指を掛け、かつ、親指を指係合用孔部に挿入して容器を保持し、ポンプを操作する。
また、特許文献1の図7及び図8に開示されているポンプ付き容器の容器本体の底面は、略平坦に形成されている。そして、ポンプの操作用鍔部に人差し指と中指を掛け、かつ、親指を容器本体の底面に当てて容器を保持し、ポンプを操作する。
特開2008−62974号公報
ところで、特許文献1に開示されているようなポンプ付き容器を使用する際には、ポンプの操作用鍔部を下方へ押し動かす必要があることから、操作用鍔部に掛けている人差し指及び中指と、容器本体に当てている親指とが接近する動きとなる。
このとき、特許文献1の図3及び図4に開示されているものや、図5及び図6に開示されているものでは、操作用鍔部を動かすときの力は容器本体の中心線上に作用するのに対して、親指はその中心線から外れた容器本体の側部に当てることになるので、操作用鍔部を動かす方向の力が親指で受ける際に偏荷重となる。このため、ポンプの操作の都度、容器が不安定な動きをする恐れがあり、使用者が使いづらく感じることがある。
また、特許文献1の図5及び図6に開示されているものでは、上述のようなポンプ操作時の偏荷重は避けられると考えられるが、容器本体の1箇所を親指だけで支えることになるので、ポンプ操作時の容器が不安定になる恐れがある。
また、特許文献1の図7及び図8に開示されているものでも、容器本体の1箇所を親指だけで支えることになるので、ポンプ操作時の容器が不安定になる恐れがある。
特に、鼻孔等の小さい部位を狙って液体を噴射する場合には、特許文献1に開示されている各容器のように不安定であると使用者が使い難いと感じる。
さらに、特許文献1のものは全て容器本体に親指だけを当てているので、ポンプを操作せずに持っているだけのときも安定しているとは言い難く、使用者によっては持ちにくい容器であると感じることが考えられる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、使用者が持ちやすく、かつ、操作し易いポンプ付き容器を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、ポンプの操作部を人差し指と中指とで操作し、容器本体を、手のひらにおける親指の中手骨に対応する部分と、親指と、薬指及び小指の少なくとも一方の指とを使用して握ることができるようにした。
第1の発明は、
噴射物を収容する容器本体と、
上記容器本体の上部から上方へ突出するように設けられた操作部を有し、上記容器本体に収容された噴射物を上方へ噴射するノズル部が上記操作部よりも上方へ延びるように設けられたポンプとを備え、
使用者が上記ポンプの操作部を上に配置するとともに下方に押し動かして上記噴射物を上記ノズル部から噴射するように構成されたポンプ付き容器において、
上記操作部は、操作方向と交差する方向に突出する第1突出部と、該第1突出部とは反対方向に突出する第2突出部とを備え、上記第1突出部には、使用者の人差し指を置くための第1載置面が設けられ、上記第2突出部には、使用者の中指を置くための第2載置面が設けられ、
上記容器本体の周壁部は、下部の水平方向の断面積が最も小さく、上方へ向かって徐々に拡大して上下方向中央部近傍において最も断面積が大きくなり、上部に向かって断面積が徐々に小さくなるように形成され、
上記容器本体の下部には、使用者の手のひらにおける親指の中手骨に対応する部分を当てるための第1当接面が設けられ、
上記容器本体における上記第1当接面よりも上方には、親指を当てるための第2当接面と、薬指及び小指の少なくとも一方を当てるための第3当接面とがそれぞれ上記容器本体の外方へ膨らむように設けられ、
上記容器本体の水平方向について、上記第2当接面は、上記容器本体における上記第1当接面が形成された側に位置付けられ、上記第3当接面は、上記容器本体における上記ポンプを挟んで上記第2当接面とは反対側に位置付けられることを特徴とする。
この構成によれば、容器本体の第1当接面に、手のひらにおける親指の中手骨に対応する部分を当て、第2当接面に親指を当て、第3当接面に薬指及び小指の少なくとも一方を当てることで、容器本体を少なくとも3箇所で握るようにして持つことが可能になるので握っている容器が安定する。そして、人差し指と中指をポンプの操作部の第1載置面及び第2載置面に載置した状態で下方に力を加えて押し動かすことで、容器本体の噴射物が噴射される。この操作部を押し動かすときの反力は、主に、容器本体の下部において第1当接面を介して、手のひらにおける親指の中手骨に対応する部分で受けることになる。手のひらにおける親指の中手骨に対応する部分で反力を受けることで反力をしっかりと受け止めることが可能になるので、ポンプの操作時においても容器本体は安定する。よって、ポンプを操作し易くなる。
第2の発明は、第1の発明において、
上記ポンプの操作部における上記第1載置面及び上記第2載置面と、上記容器本体における上記第1当接面との離間寸法は、最も離れている部分同士で95mm以下に設定されていることを特徴とする。
この構成によれば、使用者が、手のひらにおける親指の中手骨に対応する部分と、親指と、薬指及び小指の少なくとも一方の指とを使用して容器本体を握るようにして持ち、かつ、人差し指を第1載置面に置き、中指を第2載置面に置いたとき、容器本体に当たっている手のひらにおける親指の中手骨に対応する部分と、人差し指及び中指との離間寸法が最も遠いところで、95mm以下になる。この離間寸法が95mmを超えると、一般の成人男性及び女性が容器を手にしたとき、人差し指及び中指が手のひらから遠く離れたように感じてポンプの操作部を操作しづらくなるが、本発明のように95mm以下とすることで、殆どの人が操作部を操作し易くなる。
第3の発明は、第1または2の発明において、
上記容器本体における上記第2当接面と上記第3当接面との離間寸法は、最も離れている部分同士で70mm以下に設定されていることを特徴とする。
この構成によれば、使用者が、手のひらにおける親指の中手骨に対応する部分と、親指と、薬指及び小指の少なくとも一方の指とを使用して容器本体を握るようにして持ったとき、親指と、薬指及び小指の少なくとも一方の指との離間寸法が最も遠いところで、70mm以下になる。この離間寸法が70mmを超えると、一般の成人男性及び女性が容器を手にしたとき、親指と、薬指及び小指の少なくとも一方の指とが遠く離れたように感じて容器を持ちづらくなるが、本発明のように70mm以下とすることで、殆どの人が持ち易くなる。
第4の発明は、第1から3のいずれか1つの発明において、
上記容器本体における厚みは、60mm以下に設定されていることを特徴とする。
この構成によれば、容器本体の厚みを60mm以下に設定したことで、使用者が容器本体を握るようにして持ったとき、容器本体が殆どの人の手のひらの中に収まるようになるので、容器が持ち易くなる。
第1の発明によれば、容器を安定して持つことができ、ポンプの操作時には、人差し指と中指とで操作部を押し動かす際の反力を安定して受けることできる。これにより、容器を持ちやすくすることができるとともに、使用者によるポンプの操作を容易にすることができる。
第2の発明によれば、ポンプの操作部における第1載置面及び第2載置面と、第1当接面との離間寸法を95mm以下に設定したので、ポンプの操作部をより一層操作し易くすることができる。
第3の発明によれば、容器本体における第2当接面と第3当接面との離間寸法を70mm以下に設定したので、容器をより一層持ちやすくすることができる。
第4の発明によれば、容器本体の厚みを60mm以下に設定したので、容器をより一層持ちやすくすることができる。
実施形態に係るポンプ付き容器を上方から見た斜視図である。 ポンプ付き容器の正面図である。 ポンプ付き容器の左側面図である。 ポンプ付き容器のキャップのみ図2のIV−IV線に相当する断面で示した側面図である。 キャップを取り外した状態の図1相当図である。 キャップを取り外した状態の図2相当図である。 キャップを取り外した状態の右側面図である。 キャップを取り外した状態のポンプ付き容器の平面図である。 ポンプ付き容器の使用状態を説明する正面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係るポンプ付き容器1の斜視図である。ポンプ付き容器1は、噴射物を収容する容器本体10と、容器本体10に設けられたポンプ20(図4等に示す)と、キャップ30とを備えている。容器本体10に収容される噴射物は、例えば鼻孔や口腔内に噴射する各種液体(例えば、生理的食塩水や薬液等)等を挙げることができるが、ポンプ付き容器1の用途はこれらに限られるものではなく、他の部位に液体を噴射する場合にも使用することができる。
図5から図7に示すように、ポンプ20は、容器本体10の上部から上方へ突出するように設けられている。図1から図3に示すように、キャップ30は、ポンプ20を使用しないときにポンプ20を覆って保護するためのものである。
容器本体10は、例えば樹脂材を成形してなるものであり、図2や、キャップ30を外した状態の正面図である図6に示すように正面視では左右方向(幅方向)の寸法と上下方向の寸法とが同じ程度に設定されている。図3や、キャップ30を外した状態の側面図である図7に示す側面視では奥行き方向(厚み方向)の寸法と上下方向の寸法とが同じ程度に設定されている。容器本体10の奥行き方向の最大寸法は、60mm以下、好ましくは50mm以下に設定されている。
容器本体10の底壁部11は略水平方向に延びている。底壁部11の形状は容器本体10の左右方向に長い略楕円形状である。容器本体10の周壁部12は、底壁部11の周縁部近傍の水平方向の断面積(外形状)が最も小さく、上方へ向かって断面積が徐々に拡大して上下方向中央部近傍において最も断面積が大きくなるように形成されている。そして、周壁部12は、上下方向中央部近傍から上部に向かって断面積が徐々に小さくなるように形成されている。
図3等に示すように、容器本体10の周壁部12には、手前側と奥側とにそれぞれ凹面部12aが形成されている。凹面部12aは、左右方向に長い長円形に近い径状となっている。
図5から図7に示すように、容器本体10の上壁部13の外周側には、平坦面部13aが形成されている。平坦面部13aは、略水平であり、上壁部13の周縁部に沿って環状に延びている。上壁部13における平坦面部13aよりも内側は、平坦面部13aに比べて一段高くなっており、その段差となっている部位には、凹条部13bが全周に亘って形成されている。凹条部13bの開放部分は、容器本体10の側方に向いており、後述するがキャップ30の下端部が嵌合するようになっている。
容器本体10の上壁部13における凹条部13bよりも内側は、上壁部13の中央部に向かって徐々に高くなるように形成された傾斜面13cで構成されている。また、上壁部13における中央部には、図示しないが容器本体10の内部に連通する筒状の雄ねじ部が上方へ突出するように設けられている。
図9に示すように、容器本体10の下部には、使用者の手のひらにおける親指の中手骨に対応する部分を当てるための下側当接面(第1当接面)10aが設けられている。下側当接面10aは、容器本体10の底壁部11における右側部分と、これに連続する周壁部12における右側下部(図7に二点鎖線で境界を示す)とで構成されている。容器本体10の底壁部11における右側部分と、周壁部12における右側下部の境界部分には角があるので、この角が手のひらにおける親指の中手骨に対応する部分に食い込み、その結果、容器本体10が手のひらから滑り落ちにくくなる。
また、図5から図7に示すように、容器本体10における下側当接面10aよりも上方には、親指を当てるための親指当接面(第2当接面)10bと、薬指及び小指を当てるための薬指及び小指当接面(第3当接面)10cとが設けられている。尚、この実施形態では、薬指及び小指当接面10cに薬指及び小指の両方を当接させるようにしているが、これに限らず、薬指及び小指の一方を当接させるようにしてもよい。つまり、薬指及び小指当接面10cは、薬指及び小指の少なくとも一方を当接させることができる面であり、薬指及び小指の両方を当接させなければならないわけではない。
親指当接面10bは、容器本体10の水平方向について、容器本体10の周壁部12における下側当接面10aが形成された側、即ち、右側に位置付けられている。親指当接面10bの概略形状を、図5、図6及び図7に二点鎖線で示すように、親指当接面10bは、容器本体10の周壁部12の上下方向中央部近傍から上部にかけて形成されており、周壁部12の前側までまわり込んでいる。親指当接面10bは容器本体10の外方へ湾曲面する湾曲面で構成されているので、親指の末梢部分を掛けやすくなっている。
薬指及び小指当接面10cは、容器本体10の周壁部12におけるポンプ20を挟んで親指当接面10bとは反対側、即ち、左側に位置付けられる。薬指及び小指当接面10cの概略形状を、図5及び図6に二点鎖線で示すように、薬指及び小指当接面10cは、容器本体10の周壁部12の上部から上壁部13にかけて形成されている。小指を容器本体10の周壁部12の上部にかけ、薬指を容器本体10の上壁部にかけるようにすることが可能である。
親指当接面10bと、薬指及び小指当接面10cとの左右方向の離間寸法W(図6に示す)は、最も離れている部分同士で70mm以下、好ましくは55mmに設定されている。寸法Wを70mm以下に設定することで、ポンプ付き容器1の使用者が容器本体10を手で握った際に、親指と、薬指及び小指との離間寸法が最も遠いところで、70mm以下になる。この離間寸法が70mmを超えると、一般の成人男性及び女性がポンプ付き容器1を手にしたとき、親指と、薬指及び小指とが遠く離れたように感じてポンプ付き容器1を持ちづらくなるが、この実施形態のように70mm以下とすることで、殆どの人が持ち易くなる。離間寸法Wを55mm以下にすることでより一層持ち易くなる。
ポンプ20は、ポンプ機構21(図4にのみ示す)と、ポンプ機構21を操作する操作部22と、ノズル部23と、固定部24とを備えている。ポンプ機構21は、例えば上記特許文献1等に開示されている従来周知の構造のものを用いることができるので、詳細な説明は省略する。ポンプ機構21には、容器本体10の内部を下方へ延びる吸入管21aが設けられている。吸入管21aは容器本体10の内部の液体を吸入するためのものである。
操作部22は、容器本体10の上部から上方へ突出するように設けられており、ポンプ機構21に連結され、上下方向に動くようになっている。平面視において、操作部22の中心は容器本体10の中心と一致している。ノズル部23は、ポンプ機構21の吐出部分に接続され、操作部22よりも上方へ延び、上端部に吐出孔23aが形成されている。ノズル部23は、上部へ行くほど細くなるように形成されている。
操作部22とノズル部23とは樹脂材によって一体成形されている。操作部22は、操作方向である上下方向と交差する方向、即ち、左側へ突出する板状の左側突出部22aと、該左側突出部22aとは反対方向、即ち、右側へ突出する板状の右側突出部22bとを備えている。左側突出部22aと右側突出部22bとは、ノズル部23を挟むように位置している。そして、図8に示すように、左側突出部22aの周縁部は円弧状に延び、また、右側突出部22bの周縁部も円弧状に延びており、左側突出部22aの周縁部と右側突出部22bの周縁部とは連続して平面視で左右方向に長い略長円形を形作っている。右側突出部22bが本発明の第1突出部であり、左側突出部22aが本発明の第2突出部である。
右側突出部22bの上面部は、図9に示すように使用者の人差し指を置くための人差し指用載置面(第1載置面)22cとされている。この人差し指用載置面22cは、略水平方向に延びており、人差し指の末梢部分を安定して置くことができるようになっている。左側突出部22aの上面部は、図9に示すように使用者の中指を置くための中指用載置面(第2載置面)22dとされている。この中指用載置面22dは、人差し指用載置面22cと同様に略水平方向に延びており、中指の末梢部分を安定して置くことができるようになっている。
また、左側突出部22aにおけるノズル部23との境界部分及び右側突出部22bにおけるノズル部23との境界部分は、曲面で構成されており、人差し指用載置面22cに置いた人差し指及び中指用載置面22dに置いた中指に自然に接触するようになっている。
固定部24は、容器本体10の雄ねじ部(図示せず)を囲む筒状に形成され、内周面には雄ねじ部に螺合する雌ねじ溝が形成されている。固定部24を容器本体10の雄ねじ部に螺合させて締め付けることによってポンプ機構21、操作部22及びノズル部23が容器本体10に対して固定される。
ポンプ20の固定状態では、ポンプ20の操作部22における人差し指用載置面22c及び中指用載置面22dと、容器本体10における下側当接面10aとの離間寸法H(図6に示す)は、最も離れている部分同士で95mm以下、好ましくは85mmに設定されている。
離間寸法Hを95mm以下に設定することで、使用者が容器本体10を握るようにして持ったとき、手のひらにおける親指の中手骨に対応する部分と、人差し指及び中指との離間寸法が最も遠いところで、95mm以下になる。この離間寸法Hが95mmを超えると、一般の成人男性及び女性が容器本体10を手にしたとき、人差し指及び中指が手のひらから遠く離れたように感じてポンプ20の操作部20を操作しづらくなるが、本実施形態のように95mm以下とすることで、殆どの人が操作部を操作し易くなる。離間寸法Hを85mm以下に設定することで、より一層操作性が向上する。
また、キャップ30は、容器本体10の上壁部13と、ポンプ20の操作部22及びノズル部23とを覆うように形成された樹脂製のものであり、上下方向に長くなっている。キャップ30の周壁部31は、上部へ行くほど水平方向の断面積が小さくなるように形成されている。図4に示すように、キャップ30の周壁部31の下端部には、凹条部13bに対して容易に離脱可能に嵌合する凸条部31aが形成されている。
次に、上記のように構成されたポンプ付き容器1を使用する場合について説明する。使用者はキャップ30を外してから図9に示すように容器本体10を手で握るようにして持つ。このとき、容器本体10の下側当接面10aに、手のひらにおける親指の中手骨に対応する部分を当て、さらに、親指当接面10bに親指を当てるとともに、薬指及び小指当接面10cに薬指及び小指を当てる。このようにして容器本体10を持つことで、容器本体10を少なくとも3箇所で握るようにして持つことが可能になるので握っているポンプ付き容器1が安定する。さらに、容器本体10の奥行き方向の最大寸法が60mm以下に設定されているので、容器本体10が殆どの人の手のひらの中に収まるようになる。この状態で、容器本体10の周壁部12の広い範囲が手のひらに接触するので、ポンプ付き容器1がより一層安定する。
そして、人差し指を操作部22の人差し指用載置22cに置き、中指を中指用載置面22dに置く。そして、人差し指及び中指によって操作部22に対して下方に力を加えて操作部22を押し動かすことで、容器本体10の液体がノズル部23から噴射される。この操作部22を押し動かすときの反力は、主に、容器本体10の下部において下側当接面10aを介して、手のひらにおける親指の中手骨に対応する部分で受けることになる。手のひらにおける親指の中手骨に対応する部分で反力を受けることで反力をしっかりと受け止めることが可能になるので、ポンプ20の操作時においても容器本体10は安定する。よって、ポンプ20を操作し易くなる。また、人差し指及び中指でノズル部23を挟むようにすることができ、ノズル部23から指が外れるのも抑制される。
以上説明したように、この実施形態に係るポンプ付き容器1によれば、ポンプ付き容器1を安定して持つことができ、ポンプ20の操作時には、人差し指と中指とで操作部20を押し動かす際の反力を安定して受けることできる。これにより、ポンプ付き容器1を持ちやすくすることができるとともに、使用者によるポンプ20の操作を容易にすることができる。
また、ポンプ20の操作部22における人差し指用載置面22c及び中指用載置面22dと、下側当接面10aとの離間寸法を95mm以下に設定したので、ポンプ20の操作部22をより一層操作し易くすることができる。
また、容器本体10における親指当接面10bと薬指及び小指当接面10cとの離間寸法を70mm以下に設定したので、容器をより一層持ちやすくすることができる。
尚、上記実施形態では、容器本体10が左右対称形状とされているが、これに限らず、例えば、容器本体10における左側の下部のように、右手で持ったときに右手に当たらない部分の形状は自由に設定することができ、一部を膨出させるようにしてもよい。
容器本体10を左右対称形状にすることで、右利き及び左利きの両方で持ちやすくすることができるので好ましい。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明に係るポンプ付き容器は、例えば鼻孔等に液体を噴射する場合に使用することができる。
1 ポンプ付き容器
10 容器本体
10a 下側当接面(第1当接面)
10b 親指当接面(第2当接面)
10c 薬指及び小指当接面(第3当接面)
20 ポンプ
22 操作部
22a 左側突出部(第2突出部)
22b 右側突出部(第1突出部)
22c 人差し指用載置面(第1載置面)
22d 中指用載置面(第2載置面)

Claims (4)

  1. 噴射物を収容する容器本体と、
    上記容器本体の上部から上方へ突出するように設けられた操作部を有し、上記容器本体に収容された噴射物を上方へ噴射するノズル部が上記操作部よりも上方へ延びるように設けられたポンプとを備え、
    使用者が上記ポンプの操作部を上に配置するとともに下方に押し動かして上記噴射物を上記ノズル部から噴射するように構成されたポンプ付き容器において、
    上記操作部は、操作方向と交差する方向に突出する第1突出部と、該第1突出部とは反対方向に突出する第2突出部とを備え、上記第1突出部には、使用者の人差し指を置くための第1載置面が設けられ、上記第2突出部には、使用者の中指を置くための第2載置面が設けられ、
    上記容器本体の周壁部は、下部の水平方向の断面積が最も小さく、上方へ向かって徐々に拡大して上下方向中央部近傍において最も断面積が大きくなり、上部に向かって断面積が徐々に小さくなるように形成され、
    上記容器本体の下部には、使用者の手のひらにおける親指の中手骨に対応する部分を当てるための第1当接面が設けられ、
    上記容器本体における上記第1当接面よりも上方には、親指を当てるための第2当接面と、薬指及び小指の少なくとも一方を当てるための第3当接面とがそれぞれ上記容器本体の外方へ膨らむように設けられ、
    上記容器本体の水平方向について、上記第2当接面は、上記容器本体における上記第1当接面が形成された側に位置付けられ、上記第3当接面は、上記容器本体における上記ポンプを挟んで上記第2当接面とは反対側に位置付けられることを特徴とするポンプ付き容器。
  2. 請求項1に記載のポンプ付き容器において、
    上記ポンプの操作部における上記第1載置面及び上記第2載置面と、上記容器本体における上記第1当接面との離間寸法は、最も離れている部分同士で95mm以下に設定されていることを特徴とするポンプ付き容器。
  3. 請求項1または2に記載のポンプ付き容器において、
    上記容器本体における上記第2当接面と上記第3当接面との離間寸法は、最も離れている部分同士で70mm以下に設定されていることを特徴とするポンプ付き容器。
  4. 請求項1から3のいずれか1つにおいて、
    上記容器本体における厚みは、60mm以下に設定されていることを特徴とするポンプ付き容器。
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