JP6469577B2 - 極紫外光源のためのターゲット材料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明の開示の主題は、極紫外(EUV)光源のためのターゲット材料供給装置に関する。
極紫外(「EUV」)光、例えば、約50nm又はそれ未満の波長を有する電磁放射線(時には軟X線とも呼ばれる)及び約13nmの波長の光を含む電磁放射線は、基板、例えば、シリコンウェーハに極めて小さい特徴部を生成するフォトリソグラフィ処理に使用することができる。
EUV光を生成する方法は、以下に限定されるものではないが、輝線がEUV範囲にある元素、例えば、キセノン、リチウム、又はスズを有する材料をプラズマ状態に変換することを含む。レーザ生成プラズマ(「LPP」)と呼ばれることが多い1つのこのような方法では、必要とされるプラズマは、例えば、材料の液滴、流れ、又はクラスターの形態にあるターゲット材料を駆動レーザと呼ぶことができる増幅光ビームで照射することによって生成することができる。この処理に関して、プラズマは、典型的には、密封容器、例えば、真空チャンバ内で生成され、かつ様々なタイプの測定機器を使用してモニタされる。
米国特許第8,158,960号明細書
1つの一般的な態様において、極紫外(EUV)光源のためのターゲット材料供給装置は、第1の端部と、第2の端部と、第1及び第2の端部間に定められた側壁とを含むチューブを含む。チューブの外側面の少なくとも一部分は、電気絶縁材料を含み、第1の端部は、加圧ターゲット材料を受け入れ、第2の端部は、ターゲット材料液滴の流れを生成するために加圧ターゲット材料が通過するオリフィスを定める。ターゲット材料供給装置はまた、チューブの外側面上に導電コーティングを含む。コーティングは、チューブの外側面を接地に電気的に接続し、それによって外側面上の表面電荷を低減するように構成される。
実施例は、以下の特徴のうちの1つ又はそれよりも多くを含むことができる。導電コーティングは、イリジウムとすることができる。導電コーティングは、クロミウムとすることができる。導電コーティングは、50nm又はそれ未満の厚みを有することができる。導電コーティングは、オリフィスの一部分上とすることができる。導電コーティングは、チューブの内面上とすることができる。装置は、チューブに結合された変調器を含むことができ、変調器は、変調周波数でチューブを偏向させるように構成することができる。導電コーティングは、変調器の外側面上とすることができる。導電コーティングは、チューブの側壁及び第2の端部の一部分上とすることができる。
一部の実施例では、装置は、チューブの第1の端部を受け入れる導電取付具と、導電取付具とチューブの側壁の外側面上にある導電コーティングの一部分との間の導電接続部とを含むことができる。導電コーティングは、導電接続部とすることができる。導電接続部は、金属取付具と導電コーティングとに直接に物理的に接触する異なる金属要素とすることができる。
ターゲット材料は、溶融スズとすることができる。ターゲット材料液滴の流れは、レーザビームを受け入れるターゲット領域に向けてオリフィスから進むことができ、液滴の流れにおける第1の液滴及び液滴の流れにおける第2の液滴は、ターゲット領域の実質的に同じ空間位置を異なる時間に通過することができる。
別の一般的な態様において、極紫外(EUV)光源のためのターゲット材料液滴の流れを送出するアセンブリは被覆される。アセンブリは、少なくともその一部分が電気絶縁された外側面と、第1の端部と、ターゲット材料液滴の流れを生成するために加圧ターゲット材料を通過させるように構成されたオリフィスを定める第2の端部とを有するチューブを含む。アセンブリは、金属材料の供給源を含むチャンバに置かれる。アセンブリは、金属材料の供給源に対して斜めに位置決めされ、側壁の外部面の少なくとも一部分及び第2の端部は、金属材料で被覆され、供給源とアセンブリの間の距離は、コーティングの厚みを調節するように選択される。
実施例は、以下の特徴のうちの1つ又はそれよりも多くを含むことができる。金属材料は、クロミウムとすることができる。金属材料は、イリジウムとすることができる。コーティングの厚みは、50nm未満とすることができる。コーティングの厚みは、約10nm〜50nmとすることができる。金属蒸気は、チャンバ内に発生させることができ、側壁の外部面の少なくとも一部分と第2の端部とを金属材料で被覆する段階は、側壁の外部面及び第2の端部の上に金属蒸気をスパッタリングする段階を含むことができる。オリフィスの内側は、オリフィスの幅の半分の距離にわたって被覆することができる。金属蒸気は、約30秒〜1分の露出時間にわたって側壁の外部面及び第2の端部の上にスパッタリングすることができる。外部側壁のその部分及び毛細管の第2の端部を金属材料で被覆した後に、変調器を毛細管チューブに結合することができる。チャンバに置かれたアセンブリは、毛細管チューブに結合された変調器を含むことができ、変調器の外側面の少なくとも一部分は、金属材料で被覆することができる。変調器は、毛細管チューブの側壁の一部を取り囲む圧電チューブを含むことができる。
別の一般的な態様において、ターゲット材料液滴の流れを極紫外(EUV)光源内に生成する段階は、絶縁チューブの外部面上の金属コーティングを接地に電気的に接続する段階と、絶縁チューブと流体連通しているリザーバに保持されたターゲット材料に圧力を印加する段階と、加圧ターゲット材料をチューブの第1の端部を通して受け入れる段階と、ターゲット材料をチューブの第2の端部によって定められたオリフィスに通して液滴の流れを生成する段階とを含む。液滴は、ターゲット材料液滴をプラズマに変換するのに十分なレーザビームを受け入れるように構成されたターゲット領域に向けて真空チャンバ内を進み、流れにおける第1の液滴及び流れにおける第2の液滴は、ターゲット領域内の実質的に同じ空間位置を異なる時間に通過する。
実施例は、以下の又は他の特徴を含むことができる。圧力は、少なくとも4000psiとすることができる。
上述の技術のうちのいずれの実施例も、ターゲット材料供給装置、ノズルアセンブリ、EUV光源、EUVシステム、キット、方法、処理、デバイス、又は装置を含むことができる。1つ又はそれよりも多くの実施例の詳細を以下の添付図面及び説明に示す。他の特徴は、説明及び図から及び特許請求の範囲から明らかであろう。
レーザ生成プラズマ極紫外光源のブロック図である。 例示的なターゲット材料供給装置の側面図である。 表面電荷が装置の一部分上にある図2Aのターゲット材料供給装置の側面図である。 導電コーティングを有する例示的なターゲット材料供給装置の側面図である。 断面3B−3Bに沿って切り取った図3Aのターゲット材料供給装置のチューブの断面図である。 導電コーティングを有する別の例示的なターゲット材料供給装置の側面図である。 導電コーティングを有する別の例示的なターゲット材料供給装置の側面図である。 例示的なスパッタチャンバの図である。 ターゲット材料供給装置を金属化するための例示的な処理を示す図である。 別の例示的なターゲット材料供給装置の斜視図である。 別の例示的なターゲット材料供給装置の斜視図である。 EUV光源内で金属化されたターゲット材料供給装置を使用するための例示的な処理を示す図である。
ターゲット材料供給装置又は電導面又はコーティングを有するノズルアセンブリを開示する。装置は、ターゲット材料液滴を極紫外(EUV)光源内に生成するのに使用される。装置は、液滴の流れに分解するターゲット材料の連続的な流れを生成するために加圧ターゲット材料をオリフィスに通す電気絶縁チューブを含む。液滴は、レーザビームによって照射された時にプラズマ状態に変換されてEUV光を射出する。
絶縁チューブに含まれ、かつ絶縁チューブを通過するターゲット材料は、通常は導電性であるので、絶縁チューブは、有する表面電荷が皆無か又はほとんどなく、かつチューブを出るターゲット材料は、伝達する電荷がほとんどないか又は皆無であることが期待される。しかし、経験的証拠は、表面電荷が絶縁チューブの面上に予想外に蓄積する可能性があり、出るターゲット材料が電荷を有する可能性があることを示唆している。液滴上の電荷に起因して、液滴は、液滴がオリフィスからレーザビームを受け入れるターゲット領域に進む時に予想された軌跡から外れる可能性がある。プラズマ状態への液滴の変換は、液滴を照射するレーザビームに依存するので、ターゲット領域における液滴の一貫した空間配置により、プラズマ状態に失敗せずに照射される液滴の数を増大させることによってEUV光源の性能を改善することができる。
これに加えて、EUV光源の性能は、ポンプレーザのパルスと同一速度(又は周波数)か又はほぼ同じ速度を有する液滴を生成することによって改善することができる。ポンプレーザのパルスは、典型的には、ノズルから現れるターゲット材料の連続的な流れから最初に離れる液滴の速度よりも遥かに低い繰返し数(又は周波数)を有する。より低い速度を有し、すなわち、ポンプレーザの速度により近いより大きい液滴は、小さい初期液滴が、複数の小さい初期液滴に強制的に合体してレーザパルスと同じ速度を有するより大きい液滴を一貫して形成する相対速度を有する変調領域を選択することによって形成することができる。しかし、絶縁チューブ上の表面電荷及び小さい初期液滴中の電荷の存在は、液滴間のクーロン反発のためにレーザパルスの速度でのより大きい液滴の形成を妨げ兼ねない。クーロン反発のために、液滴を押し離して液滴流れに垂直である方向に変位させる追加の力が発生する。絶縁チューブ上の表面電荷の除去又は低減は、初期の小さい液滴を同じ直線軌跡上に位置合わせさせて液滴がポンプレーザの速度により近い速度を有するより大きい液滴に合体する可能性を高める一助になることができる。
以下でより詳細に説明するように、金属コーティングのような金属性部分を絶縁チューブの表面上に含めることにより、表面電荷は、絶縁チューブの面を接地に接続することを可能にすることによって低減又は排除することができる。従って、金属性部分を絶縁チューブ上に含めると、EUV光源の効率を改善することができる。更に、ターゲット材料に掛かる作動圧力が増加する時に初期の小さい液滴の電荷の影響はより顕著になる可能性があるので、導電コーティングは、EUV光源が、例えば、4000ポンド/平方インチ(psi)又はそれよりも高いようなより高い作動圧力で性能を発揮することを可能にすることができる。
ターゲット材料供給装置のより詳細な説明を行う前に、LPP EUV光源の構成要素の説明を最初に示す。
図1を参照すると、LPP EUV光源100は、ビーム経路に沿ってターゲット位置105に向けて進む増幅光ビーム110でターゲット混合物114をターゲット位置105で照射することによって形成される。照射部位とも呼ばれるターゲット位置105は、真空チャンバ130の内部107内にある。増幅光ビーム110がターゲット混合物114に当たった時に、輝線をEUV範囲に有する元素を有するターゲット混合物114内のターゲット材料がプラズマ状態に変換される。生成されたプラズマは、ターゲット混合物14内のターゲット材料の組成に依存する特定の特性を有する。これらの特性には、プラズマによって生成されたEUV光の波長及びプラズマから放出されたデブリのタイプ及び量を含むことができる。
光源100はまた、ターゲット混合物114を液滴、液体流れ、固体粒子又はクラスター、液滴内に含まれた固体粒子、又は液体流内に含まれた固体粒子の形態で送出し、制御し、かつ誘導するターゲット材料送出システム125を含む。ターゲット混合物114は、例えば、水、スズ、リチウム、キセノン、又はプラズマ状態に変換された時にEUV範囲の輝線を有するあらゆる材料のようなターゲット材料を含む。例えば、元素スズは、溶融スズ(Sn)として、スズ化合物、例えば、SnBr4、SnBr2、SnH4として、スズ合金、例えば、スズ−ガリウム合金、スズ−インジウム合金、スズ−インジウム−ガリウム合金、又はこれらの合金のあらゆる組合せとして使用することができる。ターゲット混合物114はまた、非ターゲット粒子のような不純物を含むことができる。従って、不純物がない状況では、ターゲット混合物114は、ターゲット材料のみから構成される。ターゲット材料114は、ターゲット材料送出システム125によってチャンバ130の内部107内へ、及びターゲット領域105に送出される。
光源100は、レーザシステム115の1つ又は複数の利得媒体内の反転分布に起因して増幅光ビームを生成する駆動レーザシステム115を含む。光源100は、レーザシステム115とターゲット位置105の間にビーム送出システムを含み、ビーム送出システムは、ビーム搬送システム120とフォーカスアセンブリ122を含む。ビーム搬送システム120は、増幅光ビーム110をレーザシステム115から受け入れ、増幅光ビーム110を必要に応じて誘導及び修正し、増幅光ビーム110をフォーカスアセンブリ122に出力する。フォーカスアセンブリ122は、増幅光ビーム110を受け入れて、ビーム110をターゲット領域105にフォーカスさせる。
一部の実施例では、レーザシステム115は、1つ又はそれよりも多くの主パルス及び一部の場合には1つ又はそれよりも多くのプレパルスを供給する1つ又はそれよりも多くの光増幅器、レーザ、及び/又はランプを含むことができる。各光増幅器は、望ましい波長を高い利得で光学的に増幅することができる利得媒体と、励起源と、内部光学系とを含む。光増幅器は、レーザ空洞を形成するレーザミラー又は他のフィードバックデバイスを有する場合もあれば、有していない場合もある。従って、レーザシステム115は、たとえレーザ空洞がない場合でさえも、レーザ増幅器の利得媒体内の反転分布に起因して増幅光ビーム110を生成する。更に、レーザシステム115は、十分なフィードバックをレーザシステム115に供給するレーザ空洞がある場合に、コヒーレントレーザビームである増幅光ビーム110を生成することができる。「増幅光ビーム」という用語は、以下のもの、すなわち、単に増幅されるが必ずしもコヒーレントレージングであるというわけではないレーザシステム115からの光、及び増幅されかつコヒーレントレージングでもあるレーザシステム115からの光のうちの1つ又はそれよりも多くを包含する。
レーザシステム115内の光増幅器は、CO2を含む充填ガスを利得媒体として含むことができ、かつ光を約9100〜約11000nmの波長で、特に、約10600nmで1000よりも大きいか又はそれに等しい利得で増幅することができる。レーザシステム115に使用される適切な増幅器及びレーザは、パルスレーザデバイス、例えば、比較的高電力、例えば、10kW又はそれよりも高く、及び高いパルス繰返し数、例えば、50kHz又はそれよりも高いもので作動する放射線を約9300nm又は約10600nmで、例えば、DC又はRF励起で生成するパルスガス放電CO2レーザデバイスを含むことができる。レーザシステム115内の光増幅器はまた、より高い電力でレーザシステム115を作動させる時に使用することができる水のような冷却システムを含むことができる。
光源100は、増幅光ビーム110が通過してターゲット位置105に到達することを可能にする開口140を有するコレクターミラー135を含む。コレクターミラー135は、例えば、ターゲット位置105で1次フォーカス、及びEUV光が光源100から出力され、かつ例えば集積回路リソグラフィツール(図示せず)に入力することができる中間位置145で2次フォーカス(中間フォーカスとも呼ばれる)を有する楕円面ミラーとすることができる。光源100はまた、増幅光ビーム110がターゲット位置105に到達することを可能にし、同時にフォーカスアセンブリ122及び/又はビーム搬送システム120に入るプラズマによって生成されたデブリの量を低減するために、コレクターミラー135からターゲット位置105に向けてテーパ付きである開放端中空円錐シュラウド150(例えば、ガス円錐部)を含むことができる。この目的のために、ターゲット位置105に向けて誘導されるガス流をシュラウド内に供給することができる。
光源100はまた、液滴位置検出フィードバックシステム156と、レーザ制御システム157と、ビーム制御システム158とに接続された主コントローラ155を含むことができる。光源100は、例えば、ターゲット位置105に対する液滴の位置を示す出力をもたらし、この出力を液滴位置検出フィードバックシステム156に供給する1つ又はそれよりも多くのターゲット又は液滴撮像装置160を含むことができ、このシステムは、例えば、液滴単位で又は平均して液滴誤差をそこから計算することができる液滴位置及び軌道を計算することができる。従って、液滴位置検出フィードバックシステム156は、液滴位置偏差を主コントローラ155への入力として供給する。従って、主コントローラ155は、レーザ位置、方向、及びタイミング補正信号を例えばレーザ制御システム157に供給することができ、信号は、例えば、チャンバ130内のビーム焦点の位置367及び/又は焦点力を変えるために増幅光ビーム位置及びビーム搬送システム120の形状を制御するようにレーザタイミング回路及び/又はビーム制御システム158を制御するのに使用することができる。
ターゲット材料送出システム125は、例えば、望ましいターゲット位置105に到達する液滴の誤差を補正するように送出機構127によって放出される時の液滴の放出点を修正するように主コントローラ155からの信号に応答して作動可能であるターゲット材料送出制御システム126を含む。
これに加えて、光源100は、パルスエネルギ、波長の関数としてのエネルギ分布、波長の特定の帯域内のエネルギ、波長の特定の帯域外のエネルギ、及びEUV強度及び/又は平均電力の角度分布を含むがこれらに限定されない1つ又はそれよりも多くのEUV光パラメータを測定する光源検出器165を含むことができる。光源検出器165は、主コントローラ155によって使用されるフィードバック信号を生成する。フィードバック信号は、例えば、有効かつ効率的なEUV放射に適切な位置及び時間に液滴を適切に捕捉するために、レーザパルスのタイミング及びフォーカスのようなパラメータの誤差を示すことができる。
光源100はまた、光源100の様々な区画を位置合わせするか、又は増幅光ビーム110のターゲット位置105へのステアリングを助けるのに使用することができる案内レーザ175を含むことができる。案内レーザ175に関連して、光源100は、案内レーザ175からの光及び増幅光ビーム110の一部分をサンプリングするためにフォーカスアセンブリ122内に置かれる計測システム124を含む。他の実施例では、計測システム124は、ビーム搬送システム120内に置かれる。計測システム124は、光の部分集合をサンプリング又は向け直す光学要素を含むことができ、このような光学要素は、案内レーザビーム及び増幅光ビーム110の出力に耐えることができるあらゆる材料から製造される。ビーム解析システムは、計測システム124及び主コントローラ155で形成されるが、その理由は、主コントローラ155が、案内レーザ175からサンプリングされた光を解析し、この情報を使用してフォーカスアセンブリ122内の構成要素をビーム制御システム158を通して調節するからである。
従って、要約すると、光源100は、増幅光ビーム110を生成し、増幅光ビーム110は、ターゲット混合物114内のターゲット材料をEUV範囲の光を射出するプラズマに変換するためにターゲット混合物114をターゲット位置105で照射するようにビーム経路に沿って誘導される。増幅光ビーム110は、レーザシステム115の設計及び特性に基づいて決定される特定の波長(光源波長とも呼ばれる)で作動する。更に、増幅光ビーム110は、ターゲット材料がコヒーレントなレーザ光を生成するのに十分なフィードバックをレーザシステム115内に供給する時に、又は駆動レーザシステム115がレーザ空洞を形成するために適切な光学的フィードバックを含む場合にはレーザビームとすることができる。
以下に説明するように、ターゲット混合物114を射出する送出機構127は、導電材料で被覆された面を有する絶縁チューブを有するターゲット材料供給装置を含むことができる。接地に又は低いDC電位に接続された時に、導電コーティングによって絶縁チューブの面上の表面電荷を除去又は実質的に低減することができる。
図2Aを参照すると、ターゲット材料供給装置200の断面側面図が示されている。装置200は、加圧流体210を保持するリザーバ205と、開口部207を通してリザーバ205と流体連通している毛細管チューブ220とを含む。流体210に印加される圧力は、例えば、2000ポンド/平方インチ(psi)〜10,000psiとすることができる。流体210は、導電性であり、かつ例えばスズのような溶融金属とすることができる。毛細管チューブ220は、ガラスのような絶縁材料から製造される。ガラスは、例えば、溶融シリカ又は石英とすることができる。
毛細管チューブ220は、溶融金属210を受け入れる第1の端部222と、側壁224と、オリフィス228を定める第2の端部226とを含む。圧力により、溶融金属210は、開口部207を通り、かつ毛細管チューブ220の第1の端部222内へ流れ、この端部では、溶融金属210は、強制的にオリフィス228に通されて連続的な流れ240として出る。連続的な流れ240がオリフィス228から離れる方向にターゲット領域105の方向に移動すると、連続的な流れ240は、初期の小さい液滴242に分かれ、この液滴は、次に、合体してより大きい液滴244になり、液滴244の1つ又はそれよりも多くには増幅光ビーム110が当たり、EUV光を生成するためにプラズマ状態に変換される。理想的には、連続的な流れ240、初期の小さい液滴242、及びより大きい最終液滴244は、方向「Z」に位置合わせされ、予想された軌跡「TE」に沿ってオリフィス228からターゲット領域105に進む。
装置200はまた、電気作動可能要素260を含むことができる。電気作動可能要素260は、例えば、圧電要素とすることができる。電気作動可能要素260は、ターゲット材料210に及び電気作動可能要素260を駆動する信号発生器265に作動可能に結合される。図2Aの実施例では、電気作動可能要素260は、チューブ220を偏向させて流れ240を乱すためにチューブ220に結合される。例えば、電気作動可能要素260は、駆動された時にチューブ220を1つ又はそれよりも多くの周波数で選択的に圧搾するか又は他の方法で移動することができる。電気作動可能要素は、2012年4月17日に付与された米国特許第8,158,960号明細書に説明されており、この特許は、全体が引用によって本明細書に組み込まれている。
図2Bを参照すると、導電流体を毛細管チューブ220に通すにもかかわらず、表面電荷235が、毛細管チューブ220の外部面221上に予想に反して蓄積する可能性がある。例えば、荷電粒子235は、側壁224の外側面、第2の端部226、及び/又は電気作動可能要素260の電気絶縁部分上に蓄積する可能性がある。
表面電荷235の存在は、初期の小さい液滴242の空間位置を方向「X」及び「Y」に予想された軌跡「TE」から外す可能性がある。例えば、表面電荷235は、蓄積して自発的に放電する可能性があり、液滴242を予想された経路から外す電界が生じる。その結果、初期の金属液滴242は、「Z」方向に位置合わせされず、従って、液滴流れは、照射レーザビームに対する最適位置合わせを逃す可能性がある。更に、表面電荷235によって誘導された電界は、連続的な流れ240を電気的に分極し、従って、初期金属液滴242を帯電させる可能性がある。帯電した液滴は、互いに反発し合い、これが、初期の小さい液滴242の合体を更に妨げる可能性がある。
図3Aを参照すると、例示的なターゲット材料供給装置300は、金属コーティング330を有する毛細管チューブ320を含む。装置300は、図1に関して説明した送出機構127の全て又は一部とすることができる。毛細管チューブ320は、電気絶縁する(石英のような)材料で製造される。金属コーティング330により、毛細管チューブ320の面が接地又は小さいDC電位に電気的に接続され、毛細管チューブ320の外側面上の表面電荷を除去又は低減することができる。表面電荷を除去又は低減することにより、装置300によって生成された導電液滴は、より一貫した空間配置をターゲット領域105内に有し、かつ増幅光ビーム110内のパルスの周波数と同じか又はほぼ同じである周波数を有するより大きい液滴へより合体しやすくなっている。
装置300では、毛細管チューブ320は、側壁324と、第2の端部326と、第1の端部322とを含む。側壁324は、第1の端部322と第2の端部326の間に存在する。第2の端部326は、オリフィス328を定めるノズル327を含み、オリフィスを加圧ターゲット材料が通過し、個々の液滴(図示せず)に分解する連続的な噴流を形成する。オリフィス328は、例えば、約1μm〜約30μmの直径「d」を有することができる。第1の端部322は、接地に接続された金属取付具340に受け入れられる。金属取付具340は、直接又は間接に関わらず、加圧ターゲット材料を保持するリザーバ(図示せず)に結合される。
毛細管チューブ320の外側面上にある金属コーティング330は、側壁324の外側面に沿って第2の端部326の外側面上に延びる。金属コーティング330はまた、オリフィス開口部の内側に延びることができる。金属コーティング330は、導電ワイヤのような導電要素350を通して金属取付具340に電気的に接続される。一部の実施例において、金属コーティング330はまた、毛細管チューブ320と接地の間の2つの電気接続部をもたらすために、直接的な物理的接触によって金属取付具340に接続することができる。
装置300はまた、電気作動可能要素360を含み、電気作動可能要素360は、駆動された時に外乱を毛細管チューブ320を通るターゲット材料内に生成する。電気作動可能要素360は、例えば、圧電要素とすることができる。図3Aに示す実施例では、電気作動可能要素360は、金属コーティング330が毛細管チューブ320上に施された後に毛細管チューブ320上に置かれる。
図3Bは、断面3B−3Bに沿って切り取ったチューブ320の断面を示している。図3Bの実施例では、チューブ320は、ターゲット材料を含まない。図3Bに示すように、金属コーティング330は、側壁324上にあり、ノズル327は、オリフィス328を定める。
図4を参照すると、別の例示的なターゲット材料供給装置400は、金属コーティング430を外部面上に有する毛細管チューブ420を含む。毛細管チューブ420は、電気絶縁する(石英のような)材料で製造される。金属コーティング430により、毛細管チューブ420が接地又は小さいDC電位に電気的に接続され、毛細管チューブ420の外側面上の表面電荷を除去又は低減することができる。毛細管チューブ420は、側壁424と、第2の端部426と、第1の端部422とを含む。第2の端部426は、オリフィス428を定めるノズル427を含み、第1の端部422は、接地に接続された金属取付具440に受け入れられる。金属取付具440は、直接又は間接に関わらず、加圧ターゲット材料を保持するリザーバ(図示せず)に結合される。
装置400は、金属コーティング430を金属取付具440に電気的に接続する異なる導電要素がない点を除き、装置300(図3A及び図3B)と類似のものである。これに代えて、金属コーティング430は、第2の端部426の外側面の少なくとも一部分を覆い、かつ側壁424の長さ全体に沿って延びて、金属取付具440及び金属コーティング430の物理的接触を通して金属取付具440に直接に接続する。従って、装置400の第2の端部426は、追加の要素(図3Aに示す金属ワイヤ350のような)なしに金属コーティング430を通して接地に接続される。
装置400はまた、毛細管チューブ420を通る溶融金属内に外乱を生成する電気作動可能要素460を含むことができる。電気作動可能要素460は、例えば、圧電要素とすることができる。図4に示す実施例では、金属コーティング430は、毛細管チューブ420上にあり、電気作動可能要素460は、金属コーティング430が毛細管チューブ420上に施された後に毛細管チューブ420上に置かれる。
図5を参照すると、別の例示的なターゲット材料供給装置500の側面斜視図が示されている。装置500は、毛細管チューブ520と、電気作動可能要素560と、金属取付具540とを含む。毛細管チューブ520及び電気作動可能要素560は、石英のような絶縁材料で少なくとも部分的に製造される。毛細管チューブ520は、オリフィス528を定める端部526を含む。加圧ターゲット材料は、リザーバ(図示せず)から毛細管チューブ520に流れ、オリフィス528を通してチューブ520を出る。オリフィス528を出るターゲット材料は、上述したように液滴を形成する。
装置500は、金属コーティング530が電気作動可能要素560及び毛細管チューブ520上に施されるという点で、装置300(図3A及び図3B)及び装置400(図4)と異なっている。電気作動可能要素560によって覆われる毛細管チューブ520の部分は、金属コーティングを含むこともできる。金属コーティング530は、毛細管チューブ520及び電気作動可能要素560によって形成される装置500の部分の外側面全体を覆うことができるが、覆う必要はない。金属コーティング530は、蓄積した表面電荷をチューブ520の面から除去するために接地に接続することができる。
金属コーティング530を接地に接続するために、導電要素550は、金属固定具540(システム接地にある)にかつ金属コーティング530に接続される。例えば、導電要素550は、可撓性金属ワイヤである場合があり、ワイヤの一端は、毛細管チューブ520に巻かれ、かつ金属コーティング530に接触し、ワイヤの他端は、金属固定具の一部であり、又は金属固定具と電気的に接続された金属要素に巻かれる。これに代えて又はこれに加えて、ワイヤは、オリフィス528の近くで毛細管チューブ520の一部分の周りに巻き付けることができる。
図6及び図7を参照すると、ターゲット材料供給装置の電気絶縁部を金属化する例示的な技術が示されている。図6は、ターゲット材料供給装置620が処理のために置かれたスパッタ被覆器600を示している。図7は、ターゲット材料供給装置を金属コーティングで被覆する例示的な処理700を示している。処理700は、チャンバスパッタ被覆器600を使用して実行することができる。スパッタ被覆器600は、例えば、ニュージャージー州ムーアズタウン所在のDenton Vacuumから入手可能なターボスパッタ被覆器とすることができる。
スパッタ被覆器600は、材料607を方向「z」に沿って放出するスパッタリングターゲット605を有するチャンバ602を含む。材料607は、あらゆる導電材料とすることができる。例えば、材料607は、クロミウム、イリジウム、又はあらゆる他の金属材料とすることができる。材料607は、ターゲット材料供給装置620の外部面上に金属コーティング(又は金属層)610を形成する。コーティング610はまた、短い距離にわたってノズルオリフィスの内側に延びることができる。装置620はまた、電気絶縁材料で製造されたチューブ626と、チューブ626の一部分を取り囲む圧電要素628とを含む。圧電要素628は、外部面を有し、この面の少なくとも一部分は、絶縁性である。装置620は、前面622と側部624を含む。
装置620は、固定具630によってチャンバ602に保持される。固定具630は、装置620を方向「z」に対して角度「A」に保持する。装置620を角度「A」に保持することにより、コーティング610を形成する金属材料607は、装置620の前面622及び側部624上に落下する。
図7を参照すると、処理700は、装置620を金属化するためにチャンバ602と共に用いることができる。装置620をチャンバ602内に置く(710)。装置620を角度「A」に位置決めする(720)。装置620を角度「A」に位置決めすることは、面622から面624までの連続導電路の堆積を保証するのを補助する。更に、装置620をチャンバ601内で角度「A」に位置決めすることにより、金属材料607は、装置620の前面622及び側部624上に置かれる。
スパッタリングターゲット605は、金属材料607を放出し、装置620の前面622の外側面の少なくとも一部分及び側部624を被覆する(730)。装置620をスパッタリングされた金属材料607にほぼ30秒〜1分にわたって露出することができる。装置620が金属材料607に露出された状態で、金属コーティング610が、絶縁チューブ626の外側面及び圧電要素628上に存在する。金属コーティング610は、連続導電路を形成し、導電路の一端は、前面622上にあり、他端は、側部624上にある。金属コーティング610はまた、装置620の内部上にある側部629の一部分を被覆することができる。
金属コーティング610は、装置620の1つよりも多い側部上にあると図6に示されているが、これは必ずしも当て嵌まるわけではない。例えば、金属コーティング610は、一方の端部を前面622上及び他方の端部を側部624上に有し、前面622の外側面全体又は側部624を覆わない連続導電ストリップとして形成することができる。
装置620の露出時間及びスパッタリングターゲット605からの距離によって金属コーティング610の厚みが決定され、厚みは、金属コーティング610がオリフィス627を妨げないように選択される。オリフィス627は、ほぼ1〜30μmの直径を有することができる。使用時に、装置620は、加圧溶融金属をオリフィス627に通すことによって金属液滴の流れを生成する。従って、金属コーティング610は、オリフィス627が妨害されないように十分に薄いが、連続した導電経路を金属コーティング610上のあらゆる2点間に形成するのに十分に肉厚であるように形成される。例えば、金属コーティング610は、ほぼ10〜50nmの厚みを有することができる。金属コーティング610は、オリフィス627を妨害しないままにするほど十分に薄いので、直径がオリフィス627よりも遥かに大きい(例えば、オリフィス627の大きさほど、又はオリフィスの直径よりも遥かに大きい)オリフィスを有するチューブに対して使用することができる被覆方法は、適用可能でないか、又は処理700を達成するために修正可能である。
金属コーティング610の厚みは、必ずしも均一ではなく、金属コーティング610は、全体を通してオリフィス627を妨害することなく導電率を維持するのに十分である厚みを有する。金属コーティング610の公称厚みは、スパッタリングターゲット605から装置620の前面622までの距離「d」により、及び露出時間によって決定される。例えば、10〜50nm厚である金属コーティングを作るために、スパッタリングターゲット605と前面622の間の距離「d」は、ほぼ2インチ(5.08cm)とすることができ、露出時間は、約30秒〜1分とすることができる。
図6及び図7の実施例では、圧電要素は、金属コーティング610が塗布される前に装置のチューブに結合され、従って、圧電要素の外側面も、金属コーティング610を有する。しかし、図8A及び図8Bに示す実施例のような一部の実施例では、圧電要素は、チューブが金属で被覆された後に装置のチューブに結合することができる。
図8A及び図8Bを参照すると、例示的な装置800は、チューブ820に結合された圧電要素810を含む。圧電要素810は、金属コーティング822がチューブ820の端部826及び側壁824に塗布された後にチューブ820に結合される。端部826は、オリフィス828を定める。金属コーティング822は、オリフィス828を妨害しない。
図8A及び図8Bに示す実施例では、圧電要素810は、円筒形であり、かつチューブ820の外側面を取り囲むのに直径が十分に広い丸く又は円形の開口部812を定める側壁811を有する。圧電要素810の開口部812は、圧電要素810をチューブ820に結合するためにチューブ820の上を摺動する。圧電要素810及びチューブ820は、更に、接着剤で互いに結合することができる。
圧電要素810は、圧電要素810を駆動するドライバに接続するリードワイヤ(図示せず)を含む。金属コーティング822がチューブ820に塗布された後に圧電要素810をチューブ820に結合することは、リードワイヤが接地されるか又は金属コーティング822との意図的ではない接触を通して互いに短絡することの発生を低減するのを助けることができる。チューブ820の面の絶縁部分は、圧電要素810の外側面上での表面電荷の蓄積を回避又は低減するために別々に金属化することができる。
図9を参照すると、ターゲット材料液滴の流れをEUV光源内に生成する例示的な処理900が示されている。例示的な処理900は、EUV光源100(図1)を用いて実行することができる。例示的な処理900は、ターゲット混合物114を生成する送出機構127の全て又は一部である装置300(図3A及び図3B)を参照して説明する。しかし、処理900は、送出機構127の全て又は一部である装置300、400、500、620、及び800のいずれかで実行することができる。
絶縁毛細管チューブ320の外側面上にある金属コーティング330を接地に接続する(910)。金属コーティング330を接地に接続すると、毛細管チューブ320の面上にある表面電荷が除去又は低減される。金属コーティング330は、導電要素350(可撓性金属ワイヤのような)を金属コーティング330にかつ接地されたEUV光源100の部分に接続することによって接地に接続することができる。例えば、金属取付具340が接地される。従って、導電要素350は、要素350を側壁324の外側の周りにかつ金属取付具340上の導電要素の周りに巻き付けることによって接地に電気的に接続することができる。
他の実施例では、金属コーティング330は、金属コーティング330を物理的接触によって金属取付具340に直接に接続することによって接地に接続される。例えば、金属コーティング330は、第2の端部326上にかつ側壁324の長さ全体に沿って形成され、その後にそのような直接接続を行うために金属取付具340に直接に接続することができる。他の実施例では、金属コーティング330は、直接接続を通して及び別々の導電要素(可撓性金属ワイヤのような)を用いての両方で接地に接続される。一部の事例では、接地に接続される代わりに、金属コーティング330は、小さいDC電位に接続することができる。例えば、金属コーティング330は、より迅速にチューブ320の面上に形成される正電荷を除去するために負であるDC電位に接続することができる。
圧力が、毛細管チューブ320の端部と流体連通しているリザーバに保持された流体に印加される(920)。流体は、毛細管チューブ320のオリフィス328を通過することによって液滴(又はターゲット)の流れに変換されるターゲット材料である。ターゲット材料液滴の流れにおける液滴は、光の増幅ビーム110によって照射された時にEUV光を生成する。ターゲット材料は、例えば、スズ、リチウム、キセノン、又はこれらの金属の組合せとすることができる。元素スズは、溶融スズとして、SnBr4、SnBr2、SnH4のようなスズ化合物として、又はスズ−ガリウム、スズ−インジウム、スズ−インジウム−ガリウムの合金のようなスズ合金として使用することができる。ターゲット材料に印加される圧力(又は作動圧力)は、少なくとも2,000psiとすることができ、10,000psiほどの高さとすることができる。例えば、印加される圧力は、2000psi、2500psi、又は4000psiとすることができる。圧力により、ターゲット材料は、リザーバから流れ、毛細管チューブ320の第1の端部318を通して受け入れられる(930)。ターゲット材料は、毛細管チューブ320を通り、オリフィス328を通って出て液滴の流れを生成する(940)。ターゲット材料は、オリフィス328を連続噴流として出て、その後に個々の液滴の流れに分解する。
図1も参照すると、ターゲット液滴は、真空チャンバ130内を進み、増幅光ビーム110を受け入れるターゲット領域105に至る。レーザビームが液滴を照射した時に、液滴は、EUV光を射出するプラズマに変換される。液滴は、1つずつターゲット領域105を通過し、従って、各液滴は、異なる時間にターゲット領域105を通過する。チューブ320の面は接地されるので、流れにおける液滴の空間位置は、チューブ320とターゲット領域105の間の予想された軌跡から変わらないか又は単に僅かに変化する。従って、ターゲット領域105を通過する時の第1の液滴の空間位置は、ターゲット領域105をその後の時間に通過する時の第2の液滴の空間位置と実質的に同じである。例えば、液滴が装置から25cmであるターゲット領域を通過する時の流れにおける液滴の各々の空間位置の標準偏差は、10μm未満とすることができる。標準偏差は、約5μm又はそれ未満とすることができる。別の実施例では、液滴がターゲット領域を通過する時の流れにおける液滴の空間位置の標準偏差は、増幅光ビーム110が個々の液滴の殆どを照射してプラズマに変換するようなものである。
他の実施例も以下の特許請求の範囲の範囲内である。例えば、複数のノズルアセンブリは、スパッタ被覆器600のチャンバ602内で同時に被覆することができる。ターゲット材料供給装置300、400、500、620、及び800の絶縁チューブのいずれも、金属又は別の導電材料から製造することができる。ターゲット材料供給装置300、400、500、620、及び800の絶縁チューブのいずれも、図1の送出機構127の全て又は一部として使用することができる。上述の金属コーティングのいずれも、あらゆる導電材料又は導電材料の組合せで製造することができる。チューブ320、420、520、626、及び820の各々は通路を定める。通路は、あらゆる形状の断面を有することができる。ターゲット材料は、溶融金属とすることができる。例えば、ターゲット材料は、溶融スズである場合がある。
300 ターゲット材料供給装置
327 ノズル
328 オリフィス
330 金属コーティング
350 導電要素

Claims (27)

  1. 極紫外(EUV)光源のためのターゲット材料供給装置であって、
    第1の端部と、第2の端部と、該第1及び第2の端部間に定められた側壁とを含むチューブであって、該チューブの外側面の少なくとも一部分が、電気絶縁材料を含み、該第1の端部が、加圧ターゲット材料を受け入れ、該第2の端部が、ターゲット材料液滴の流れを生成するために該加圧ターゲット材料が通過するオリフィスを定める前記チューブと、
    前記外側面上から前記オリフィスを定める前記チューブの少なくとも前記第2の端部に延びる導電コーティングであって、該コーティングが、該チューブの該外側面を接地に電気的に接続し、それによって該外側面上の表面電荷を低減するように構成された前記導電コーティングと、
    を含むことを特徴とする装置。
  2. 前記導電コーティングは、イリジウムであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記導電コーティングは、クロミウムであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 前記導電コーティングは、50nm又はそれ未満の厚みを有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 前記導電コーティングは、前記オリフィスの内側面の一部分上にさらに延びることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 前記導電コーティングは、前記チューブの内側面上にさらに延びることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 前記チューブに結合され、該チューブを変調周波数で偏向させるように構成された変調器を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  8. 前記導電コーティングは、前記変調器の外側面上にあることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 前記導電コーティングは、前記チューブの前記側壁上にあることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  10. 前記チューブの前記第1の端部を受け入れる導電取付具と、
    前記導電取付具と前記チューブの前記側壁上にある前記導電コーティングの一部分との間の導電接続部と、
    を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  11. 前記導電コーティングは、前記導電接続部を形成することを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 前記導電接続部は、前記金属取付具と前記導電コーティングとに直接に物理接触している別個の金属要素であることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  13. 前記ターゲット材料は、溶融スズであり、前記オリフィスは、スズ液滴の流れを生成するために該溶融スズを通すことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  14. 前記ターゲット材料液滴の流れは、レーザビームを受け入れるターゲット領域に向けて前記オリフィスから進み、該液滴の流れにおける第1の液滴及び該液滴の流れにおける第2の液滴が、該ターゲット領域の実質的に同じ空間位置を異なる時間に通過することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  15. 極紫外(EUV)光源のためのターゲット材料液滴の流れを送出するアセンブリを被覆する方法であって、
    その少なくとも一部分が電気絶縁している外側面と、第1の端部と、前記ターゲット材料液滴の流れを生成するために加圧ターゲット材料を通すように構成されたオリフィスを定める第2の端部とを有するチューブを含む前記アセンブリを金属材料の供給源を含むチャンバに置く段階と、
    前記アセンブリを前記金属材料の供給源に対して斜めに位置決めする段階と、
    前記側壁の外部面の少なくとも一部分と前記第2の端部とを前記金属材料で被覆する段階であって、前記供給源と前記アセンブリの間の距離が該コーティングの厚みを調節するように選択される前記被覆する段階と、
    前記チューブの前記外側面上から少なくとも前記第2の端部上に延びる導電コーティングを接地に電気的に接続する段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  16. 前記コーティングの前記厚みは、50nm未満であることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記チャンバ内に金属蒸気を発生させる段階を更に含み、
    前記側壁の外部面の少なくとも一部分と前記第2の端部とを前記金属材料で被覆する段階は、前記金属蒸気を該側壁の該外部面及び該第2の端部の上にスパッタリングする段階を含む、
    ことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  18. 前記オリフィスの内側を該オリフィスの幅の半分の距離にわたって部分的に被覆する段階を更に含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記金属蒸気は、約30秒と1分の間である露出時間にわたって前記側壁の前記外部面及び前記第2の端部の上にスパッタリングされることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  20. 前記金属材料は、クロミウムであることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  21. 前記金属材料は、イリジウムであることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  22. 前記毛細管の前記外部側壁の前記部分と前記第2の端部とを前記金属材料で被覆した後に変調器を該毛細管チューブに結合する段階を更に含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  23. 前記チャンバに置かれた前記アセンブリは、前記毛細管チューブに結合された変調器を更に含み、該変調器の外側面の少なくとも一部分が、前記金属材料で被覆されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  24. 前記変調器は、前記毛細管チューブの前記側壁の一部を取り囲む圧電チューブを含むことを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 前記コーティングの前記厚みは、約10nmと50nmの間であることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  26. 極紫外(EUV)光源内にターゲット材料液滴の流れを生成する方法であって、
    絶縁チューブの外側面上から少なくとも第2の端部上に延びる金属コーティングを接地に電気的に接続する段階と、
    前記絶縁チューブと流体連通しているリザーバに保持されたターゲット材料に圧力を印加する段階と、
    前記加圧ターゲット材料を前記チューブの第1の端部を通して受け入れる段階と、
    前記液滴の流れを生成するために前記ターゲット材料を前記チューブの前記第2の端部によって定められたオリフィスに通過させる段階と、
    を含み、
    前記液滴は、ターゲット材料液滴をプラズマに変換するのに十分なレーザビームを受け入れるように構成されたターゲット領域に向けて真空チャンバ内を進み、前記流れにおける第1の液滴及び該流れにおける第2の液滴が、前記ターゲット領域内の実質的に同じ空間位置を異なる時間に通過する、
    ことを特徴とする方法。
  27. 前記圧力は、少なくとも4000psiであることを特徴とする請求項26に記載の方法。

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