JP6569372B2 - 動力配分装置 - Google Patents

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本発明は、差動装置の左右一対の回転軸を同期電動機で駆動する動力配分装置に関する。
車両の左右車輪への動力伝達経路には、通常ディファレンシャルギアと呼ばれる、差動装置が配置されている。このディファレンシャルギアは、エンジンなどからの駆動力を左右車輪の負荷に応じて配分する。一方、左右の駆動輪の駆動軸にそれぞれ独立して制御可能な電動機を設け、この電動機の駆動を制御して、左右の駆動輪の駆動力をより積極的に制御することも提案されている。
特許文献1では、左右車輪の駆動力を出力する独立した電動機を設け、これら電動機からの駆動力を遊星歯車機構を介し、左右駆動輪に伝達する。
特許文献2では、エンジンなど主動力源からクラッチを介してつながれた左右駆動輪と、クラッチの車輪側につながれた電動機を有する。左右車輪の駆動力を制御するにはクラッチを電動機側につなぎ、それぞれの電動機の駆動力を独立制御する。
特開2015−21594号公報 特開2013−132960号公報
特許文献1,2では、左右車輪の駆動力を制御する場合に、2つの電動機を独立制御する。このために、電動機一台につき一台の電力供給装置(インバータ)を必要とする。従って、制御装置が複雑となりまた高価なものになる。
本発明は、キャリアが左右車輪の回転速度の平均速度で回転するとともに、左右車輪に接続される左右一対の回転軸を左右車輪の回転速度差を相補的なものとして接続する差動装置と、電機子が前記キャリアに固定され、回転子が前記左右一対の回転軸にそれぞれ固定され、前記左右一対の回転軸をそれぞれ駆動する左右一対の同期電動機と、前記左右一対の同期電動機へ同一位相の交流電流を供給する制御装置と、を含み、前記左右一対の同期電動機に供給される同一位相の交流電流の電流位相は、前記左右一対の同期電動機において電流進角として90度ずれており、前記制御装置は前記左右一対の同期電動機へ供給する同一位相の交流電流の電流位相を制御することで、前記左右一対の同期電動機における電流進角を制御して、前記左右一対の同期電動機の駆動力差を制御する。
また、前記左右一対の同期電動機の電機子と回転子の相対的な位置が電気角で90度ずれていることが好適である。
また、前記差動装置は、入力されてくる主動力を前記左右一対の回転軸に伝達することが好適である。
また、前記キャリアと一緒に回転する左右一対の同期電動機の電機子には、スリップリングとブラシを介して給電することが好適である。
また、前記左右一対の同期電動機は、三相の同期電動機であり、三相電機子巻線に給電する相順を左右で変更することが好適である。
本発明によれば、左右一対の同期電動機に供給する電流の電流位相を制御することで、車両の左右車輪で駆動力差が生じ、車両の挙動を制御する装置が高効率かつ低価格で提供できる。
実施形態に係る動力配分装置の全体構成を示す図である。 同期電動機MG,MGの配線例を示す図である。 同期電動機MG,MGの配線例を示す図である。 左右同期電動機MG,MGの電機子、回転子の回転数の関係を示す図である。 電動機MG,MGの回転子配置について示す図である。 電流進角と、電動機MG,MGの出力トルクの関係を示す図である。 電流進角と、電動機MG,MGの出力トルクの差の関係を示す図である。 電流進角と、電動機MG,MGの出力トルクの和の関係を示す図である。 電流進角と、電動機MG,MGの出力トルクの関係を示す図である。 ウォームギアタイプの差動装置の模式図である。 ヘリカルウォームギアタイプの差動装置の模式図である。 リングギア14に対する主動力の接続をなくした構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。なお、本発明は、ここに記載される実施形態に限定されるものではない。
「全体構成」
図1は、実施形態に係る動力配分装置の全体構成を示す図である。エンジンなどの主駆動源からの主駆動力は、プロペラシャフトなどの駆動軸10を介し、差動装置(ディファレンシャルギア)12のリングギア14に伝達される。リングギア14には枠状のキャリア16が固定されており、このキャリア16がリングギア14と一緒に回転する。
キャリア16におけるリングギア14の軸と直交する方向の一対の面部分には、リングギア14と同じ軸方向を有する一対のサイドギア18L,18Rが回転可能に軸支されている。また、キャリア16の軸方向の一対の面部分にはピニオンギア20−1,20−2が配置されており、このピニオンギア20−1,20−2はそれぞれサイドギア18L,18Rと噛み合っている。
従って、主動力によってリングギア14およびキャリア16が回転する。従って、キャリア16に軸支されているピニオンギア20−1,20−2がキャリア16とともに旋回する。そこで、ピニオンギア20−1,20−2と噛み合っているサイドギア18L,18Rがキャリア16と同速度で回転する。一方、一方のピニオンギア20−1が回転すると、サイドギア18L,18Rがピニオンギア20−1の回転量だけ反対方向に回転し、他方のピニオンギア20−2はピニオンギア20−1と反対方向に対応量だけ回転する。
従って、駆動軸10の回転に応じてサイドギア18が回転し、ピニオンギア20−1,20−2の回転時応じてサイドギア18L,18Rに回転差が生じる。
サイドギア18Lの回転軸22Lには、左車輪24Lが接続され、サイドギア18Rの回転軸22Rには、右車輪24Rが接続されている。
さらに、キャリア16には、一対の左右同期電動機MG,MGが収容されている。同期電動機MGの電機子MG−aがキャリア16に固定され、その内側の回転子MG−rが回転軸22Lに固定されている。また、同期電動機MGの電機子MG−aがキャリア16に固定され、その内側の回転子MG−rが回転軸22Rに固定されている。従って、同期電動機MG,MGを駆動することによって、その駆動力の差に応じて、回転軸22L,22Rに駆動力差を与えることができる。
キャリア16の一端には、スリップリング26が設けられ、このスリップリング26の外側には、ブラシ28が摺動可能に配置されている。スリップリング26は3つの独立した配線になっており、これが同期電動機MG,MGの三相の電機子巻線にそれぞれ接続されている。そして、スリップリング26の3つの配線にブラシ28が独立して電気的に接続されている。
ブラシ28には、インバータ30を介しバッテリ32が接続されている。従って、インバータ30からの三相の出力がブラシ28、スリップリング26を介し、同期電動機MG,MGの三相の電機子巻線に供給され、同期電動機MG,MGが駆動される。
インバータ30には、制御装置34が接続されており、制御装置34からの制御信号によって、インバータ30から出力される3相のモータ駆動電流が制御される。インバータ30は、バッテリ32からの正負母線間にスイッチング素子を2つ直列接続したアームを3本有し、各スイッチング素子のオンオフを制御して、U,V,W相の駆動電流を出力する。本実施形態では、1つのインバータ30からの3相の駆動電流が2つの同期電動機MG,MGに供給される。なお、駆動力の大きさはPWM制御するとよい。
車両の旋回時等には、左右車輪24L,24Rで回転数差が生じ、差動装置12のキャリア16はその回転数差の中間速度(車両の平均速度)で回転する。そして、同期電動機MG,MGの電機子MG−a,MG−aは、キャリア16と一緒に回転する。従って、電機子MG−a,MG−aから見た同期電動機MG,MGの回転子MG−r,MG−rは同じ速度差で回転していることになる。そこで、電機子MG−a,MG−aに流す電流の周波数を同一にでき、電流の位相を変えることで駆動力差を得ることが可能になり、インバータ30からの駆動電流を用いて、同期電動機MGを駆動することができる。
「配線例」
図2,3には、同期電動機MG,MGの配線例が示してある。図2では、インバータ30からの三相の出力(U,V,W)に、同期電動機MG,MGが直列接続されており、図3では並列接続されている。そして、図2,図3の両方の例において、インバータ30出力のU,V,W相には、同期電動機MGのU,V,W相がそれぞれ接続されるが、同期電動機MGのU,W,V相がそれぞれ接続されている。従って、同期電動機MG,MGとでV,W相の巻線電流の位相が反転する。すなわち、インバータ30からV相用として出力される電流が同期電動機MGのW相に供給され、W相用として出力される電流が同期電動機MGのV相に供給される。
図4には、キャリア16、すなわち左右同期電動機MG,MGの電機子MG−a,MG−aの回転数と、左右同期電動機MG,MGの回転子MG−r,MG−rの回転数の関係の一例を示してある。この例では、MGの回転子MG−rの回転数がfelだけ大きくなり、MGの回転子MG−rの回転数がferだけ小さくなっている。なお、差動装置12があるので、fel=ferである。電機子MG−a,MG−aからみれば、回転子MG−r,MG−rはそれぞれ反対方向に回転することになる。本実施形態では、上述のように、同期電動機MG,MGのVW相は、インバータ30の出力との接続が反対になっている。
すなわち、インバータ30からは、電圧位相が120度ずつ異なるU,V,W相電圧が出力され、同期電動機MGの電機子MG−aのU,V,W相巻線には、そのまま電圧が印加されるが、同期電動機MGの電機子MG−aのU,V,W相巻線には、インバータ30からのU,W,V相電圧がそれぞれ印加される。
従って、インバータ30からの出力は1つとして、同期電動機MG,MGの回転子MG−r,MG−rの電機子MG−a,MG−aに対する回転方向が反対方向になる。
なお、図4において、点線で示したのが電機子回転数と、MG,MGの回転数が同じ状態が直進時の状態、一点鎖線で示したのが右車輪の回転数が大きな状態である。
「駆動力の制御」
図5には、電動機MG,MGの回転子配置について示してある。この例では、回転子MG−r,MG−rとも8つの永久磁石を有しており、8極の電動機であり、N極とS極が交互に配置されている。また、電機子MG−a,MG−aは、UVW相巻線が8つずつある。そして、図示のように、回転子MG−r,MG−rの電機子MG−a,MG−aに対する位置が電気角で90度ずれている。電機子MG−aと電機子MG−aのキャリア16に対する取付位置が電機子MG−aと電機子MG−aとで電気角で90度だけずらせてもよいし、回転子の初期位置を90度だけずらせてもよい。
従って、同期電動機MGのU相巻線の逆起電力波形の位相に対するU相電流の位相差を0度(電流進角0度)とするときの各同期電動機MG,MGの電機子MG−a,MG−aと回転子MG−r,MG−rの位置関係は図5に示すようになる。なお、電機子MG−aにおいては、上述のようにインバータ30のU,V,W出力がU,W,V相巻線に供給される。
このように、U相巻線電流の位相が0度のときに回転子MG−rの永久磁石位置に対し、回転子MG−rの永久磁石位置は電気角で90度ずらすことで、1台のインバータ30からのU,V,W相出力によって、電流進角が異なることになり、2つの同期電動機MG,MGの駆動力差を得ることが可能になる。なお、2つの同期電動機MG,MGでは、電機子MG−a,MG−aとで磁界の回転方向が反対であり、電機子MG−a,MG−aに対する回転子MG−r,MG−rの回転方向は反対になる。
図6に、同期電動機MGのU相巻線に供給する電流の逆起電力波形の位相に対する位相(電流進角)と、同期電動機MG,MGの発生トルクの関係を示す。図5に示すように、電機子MG−a,MG−aに対する回転子MG−r,MG−rの位置が電気角で90度ずれているため、電流進角に対する発生トルクも90度位相がずれる。
図7には、同期電動機MG,MGの発生トルクの差、図8には、同期電動機MG,MGの発生トルクの和を示してある。このように、2つの同期電動機MG,MGへ供給する巻線電流の位相(電流進角)を制御することで、同期電動機MG,MGの発生トルク(駆動力)の差、および和(トータル)の発生トルクを制御することができる。
このような装置において、車両が直進走行時などは、左右の駆動輪(車輪)24L,24Rの回転数とキャリア16の回転数は同じになる。このため、左右の同期電動機MG,MGは、回転子MG−r,MG−rは、電機子MG−a,MG−aと同一回転数となる。従って、同期電動機MG,MGに電力を供給する必要はない。しかし、三相巻線に直流電流を供給して同期電動機MG,MGの回転子の回転を止めるとよい。
車両の旋回時やスリップ等により左右車輪24L,24Rに回転数差が生じた場合、左右車輪24L,24Rに接続された同期電動機MG,MGの回転子MG−r,MG−rは、キャリア16に接続された電機子MG−a,MG−aから見て同じ回転数となり、同一周波数で駆動可能となる。すなわち、図4に示す、回転子MG−rの回転数felと、回転子MG−rの回転数ferは等しい(fel=fer)。このため、左右車輪24L,24Rの回転数差の有り無しにかかわらず、上述した電流進角を制御することで、各輪の駆動力に差を得ることが可能になる。
なお、図6−8において、左右車輪トルク:MGL,MGR、トルク差:ΔTq=(MGL−MGR)、総トルク(和トルク):ΣTq=(MGL+MGR)である。
ここで、図4で示した左車輪24Lの速度が速い場合の速度共線図と、電流進角に対する各駆動力の関係について図9を用いて説明する。なお、同期電動機MG,MGにおいて、電機子MG−a,MG−aに対する回転子MG−r,MG−rの回転方向が逆であり、図6−9においては車両としての加速トルクを正側として記載している。このため、同期電動機MGの電機子に対する回転子の回転において加速方向が車両としての加速方向であり、同期電動機MGの電機子に対する回転子の回転において減速方向が車両としての加速方向である。
図9上段の速度共線図の左右車輪24L,24R側の点に記載の矢印は各輪に掛かる駆動力を表し、上向きは加速トルク、下向きは減速トルクを表す。
このように、電流進角が0°から90°の範囲では左右車輪24L,24Rとも加速トルクを発生し、90°から180°の範囲では左車輪24Lは減速、右車輪24Rは加速トルクを発生する。180°から270°の範囲では左右車輪24L,24Rとも減速トルクを発生し、270°から360°の範囲では左車輪24Lは加速、右車輪24Rは減速トルクを発生する。
これを車両の駆動力として見ると、電流進角が315(−45)°から135°の範囲で車両は加速し、左車輪24Lトルクを大きく得たい場合は315(−45)°から45°の範囲で駆動し、右車輪24Rトルクを大きく得たい場合は45°から135°の範囲で駆動する。また、電流進角が135°から315°の範囲で車両は減速し、右車輪24Rトルクを大きく得たい場合は135°から225°の範囲で駆動し、左車輪24Lトルクを大きく得たい場合は225°から315°の範囲で駆動する。
このように、電流進角を制御することで、左右車輪24L,24Rにおける駆動トルクを自由に設定できる。
「他の構成例」
上述の例では、差動装置として、通常のディファレンシャルギアの構造を採用した。しかし、差動装置には、各種のものがあり、これらが適宜採用できる。
<ウォーム型>
図10には、ウォームギアタイプの差動装置の模式図を示す。主動力によって回転されるキャリアには、ウォームホイール40L,40Rが軸支される。ウォームホイール40L,40Rは、左右のウォームギア42L,42Rの円周上に配置され、これらと噛み合っている。左右のウォームギア42L,42Rから左右方向に車軸が伸びこれによって車輪が回転される。
ウォームホイール40L,40Rは通常ウォームギア42L,42Rの円周上に3組程度配置される。ウォームホイール40L,40Rの軸方向両端にギアが設けられ、ウォームホイール40L,40Rのギア同士が噛み合っている。キャリアの回転に応じてウォームホイール40L,40Rが旋回し、ウォームギア42L,42Rが回転して、車輪が回転される。一方のウォームギア42L,42Rに負荷が掛かった場合には、その負荷がウォームホイール40L,40Rにより他方のウォームギア42L,42Rに反対方向の回転力として伝達され、差動動作が達成される。
<ヘリカル型>
図11には、ヘリカルウォームギアタイプの差動装置の模式図を示す。主動力によって回転されるキャリア(ケース)には、遊星歯車としてピニオンギア50−1,50−2が収容される。ピニオンギア50−1,50−2は、左右のドライブギア52L,52Rの円周上に配置され、これらと噛み合っている。左右のドライブギア52L,52Rから左右方向に車軸が伸びこれによって車輪が回転される。
ピニオンギア50−1,50−2は通常ドライブギア52L,52Rの円周上に3〜4組程度配置される。ピニオンギア50−1と50−2は図における左端で噛み合っており、またそれぞれの右端が、ドライブギア52L,52Rにそれぞれ別に噛み合っている。キャリアの回転に応じてピニオンギア50−1,50−2が旋回し、ドライブギア52L,52Rが回転して、車輪が回転される。一方のドライブギア52L,52Rに負荷が掛かった場合には、その負荷がピニオンギア50−1,50−2により他方のドライブギア52L,52Rに反対方向の回転力として伝達され、差動動作が達成される。
<差動のみの発生>
図12には、リングギア14に対する主動力の接続をなくし、駆動力配分装置を単体で構成する例を示す。この例では、キャリア16は、車輪24L,24Rの回転に伴い回転する。そして、同期電動機MG,MGの駆動力差が供給電流の電流進角によって制御され、これによって車輪24L,24Rの駆動力が制御される。
この例によれば、主動力による車両の駆動とは別に左右車輪の駆動力を制御することができる。
「実施形態の効果」
本実施形態によれば、前記左右一対の同期電動機へ供給する電流位相を制御することで、前記左右一対の同期電動機の駆動力差を制御するので、左右両輪の駆動力を容易に制御することができる。
また、左右一対の同期電動機の電機子と回転子の相対的な位置が電気角で90度ずれていることで、同一位相の駆動電流を供給しても、左右一対の同期電動機の電気進角が異なることになり、左右の駆動力を容易に制御することができる。
なお、遅延回路などを設け、一対の同期電動機へ供給する駆動電流の位相を90度ずらせてもよい。
差動装置が、入力されてくる主動力を前記左右一対の回転軸に伝達することで、一対の同期電動機によって両車輪のトルクを容易に制御することができる。
キャリアと一緒に回転する左右一対の同期電動機の電機子には、スリップリングとブラシを介して給電することができる。
左右一対の同期電動機は、三相の同期電動機であり、三相電機子巻線に給電する相順を左右で変更することで、両同期電動機の回転を容易に制御することができる。
10 駆動軸、12 差動装置、14 リングギア、16 キャリア、18L,18R サイドギア、20 ピニオンギア、22L,22R 回転軸、24L,24R 車輪、26 スリップリング、28 ブラシ、30 インバータ、32 バッテリ、34 制御装置、MG,MG 同期電動機、MG−a,MG−a 電機子、MG−r,MG−r 回転子。

Claims (5)

  1. キャリアが左右車輪の回転速度の平均速度で回転するとともに、左右車輪に接続される左右一対の回転軸を左右車輪の回転速度差を相補的なものとして接続する差動装置と、
    電機子が前記キャリアに固定され、回転子が前記左右一対の回転軸にそれぞれ固定され、前記左右一対の回転軸をそれぞれ駆動する左右一対の同期電動機と、
    前記左右一対の同期電動機へ同一位相の交流電流を供給する制御装置と、
    を含み、
    前記左右一対の同期電動機に供給される同一位相の交流電流の電流位相は、前記左右一対の同期電動機において電流進角として90度ずれており、
    前記制御装置は前記左右一対の同期電動機へ供給する同一位相の交流電流の電流位相を制御することで、前記左右一対の同期電動機における電流進角を制御して、前記左右一対の同期電動機の駆動力差を制御する、
    動力配分装置。
  2. 請求項に記載の動力配分装置において、
    前記左右一対の同期電動機の電機子と回転子の相対的な位置が電気角で90度ずれている、
    動力配分装置。
  3. 請求項1または2に記載の動力配分装置であって、
    前記差動装置は、入力されてくる主動力を前記左右一対の回転軸に伝達する、
    動力配分装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1つに記載の動力配分装置であって、
    前記キャリアと一緒に回転する前記左右一対の同期電動機の電機子には、スリップリングとブラシを介して給電する、
    動力配分装置。
  5. 請求項1〜のいずれか1つに記載の動力配分装置であって、
    前記左右一対の同期電動機は、三相の同期電動機であり、三相電機子巻線に給電する相順を左右で変更する、
    動力配分装置。
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