JP6586189B2 - 金属モノアミドからのアルカリ土類金属複合金属ビスアミドの調製 - Google Patents

金属モノアミドからのアルカリ土類金属複合金属ビスアミドの調製 Download PDF

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Description

本発明は、式(II)の金属モノアミドから下記式(I)のアルカリ土類金属複合金属
ビスアミドを調製する方法に関する。本発明は更に、式(II−AE)のアルカリ土類金
属モノアミドを調製する方法に、式(II−AE−L)の新規のLi−Clフリーアルカ
リ土類金属モノアミドに、ならびに芳香族化合物、ヘテロ芳香族化合物、アルケン、アル
キンおよび活性化されたC−H結合を有するその他の有機化合物を金属化するためのこれ
らのアルカリ土類金属モノアミドの使用に関する。
Figure 0006586189
芳香族分子およびヘテロ芳香族分子の調製は、これらの高い生物学的力価により非常に
重要である。そのため、これらの構成要素は、多くの活性な医薬材料および農薬材料の成
分である。芳香族化合物、ヘテロ芳香族化合物または活性化されたC−H結合の直接的金
属化は、芳香族化合物、ヘテロ芳香族化合物およびその他の有機化合物を官能基化するた
めの優れたツールとして確立されている。
この目的のために、主にリチウムアルキルまたはリチウムアミドがこれまで塩基として
使用されている。
代替として、芳香族化合物およびヘテロ芳香族化合物を金属化するために、特にマグネ
シウム化するためにおよび亜鉛化するために、効率的な塩基が開発されている。国際公開
第2010/092096号パンフレットまたは国際公開第2008/138946号パ
ンフレットに記載されているように、亜鉛アミド塩基またはマグネシウムアミド塩基、例
えばMg−TMPおよびZn−TMP(TMP=2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ル)と塩化リチウム(LiCl)との複合体、例えばTMPMgCl・LiCl、TMP
ZnCl・LiCl、TMPZn・2MgCl・2LiClは、多用途の金属化試薬
である。この複合体は、非常に良好な化学選択性および位置選択性に加えて高い速度論的
塩基性(kinetic basicity)を有する。更に、保護ガス下において、例
えば亜鉛アミド塩基を、その活性を失うことなく数週間にわたりTHF(テトラヒドロフ
ラン)溶液として貯蔵することができる。
国際公開第2010/092096号パンフレット 国際公開第2008/138946号パンフレット
この塩基を合成するために、典型的にはアミンを、例えばTMPを等モル量のブチルリ
チウム(BuLi)でリチウム化する。BuLiは高コストであるため、亜鉛アミド塩基
は多くの工業的合成にとって高価すぎる。従って、特に高価なBuLiの使用を省く金属
アミド塩基への代替経路が、好ましくは金属アミド塩基へのより安価なおよび/またはよ
り有利な経路が未だに至急必要とされている。
本発明は主に、下記式(I)
Figure 0006586189
(式中、
AEはアルカリ土類金属であり、好ましくはカルシウムおよびマグネシウムから選択さ
れ、
Mは、元素の周期律表(PTE)の第3族の金属、第4族の金属、第7族の金属、第8
族の金属、第9族の金属、第10族の金属、第11族の金属、第12族の金属、第13族
の金属およびランタノイド族の金属から選択される金属であり、
Xは、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素からなる群から選択されるハロゲン原子であり

nは0〜6の数字であり、
qは1〜6の数字であり、
およびRはそれぞれ独立して、1〜2個のRラジカルで置換されていてもよい
(C−C)アルキルからなる群から選択され、
または
およびRは一緒に、−(CH−基、−(CH−基もしくは−(CH
O(CH−基を形成し、これらの基はそれぞれ、1〜4個のRラジカルで
置換されていてもよく、
は独立して、ハロゲン、(C−C)アルコキシ、(C−C)ハロアルコキ
シから選択され、
は独立して、ハロゲン、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、(
−C)ハロアルコキシおよび(C−C)ジアルキルアミノから選択される)
のアルカリ土類金属複合金属ビスアミドまたはこの互変異性体を調製する方法であって、
下記式(II)
Figure 0006586189
(式中、M、AE、X、n、q、RおよびRはそれぞれ上記で定義した通りであり、
m=q−1である)
の1種または複数種の金属モノアミドと、
1種または複数種の金属性アルカリ土類金属(即ち、元素の形態での1種または複数種
のアルカリ土類金属)と、好ましくは金属性マグネシウムおよび/または金属性カルシウ
ムとを反応させることによる方法に関する。
本発明に係る方法における元素状アルカリ土類金属(AE)による、好ましくは金属性
のマグネシウムおよび/またはカルシウムによる金属(M)の還元によって、コストのか
かるBuLiの使用を省くことが可能になる。
本発明に係る方法は、式(II)の(1または複数の)金属モノアミドを添加すること
により好ましくは達成される。この目的のために、好ましくは、金属性アルカリ土類金属
(AE)または金属性アルカリ土類金属の混合物を最初に投入し、このアルカリ土類金属
(混合物)に式(II)の(1または複数の)金属モノアミドを添加する。
本発明に係る方法により得ることができる式(I)のAE複合金属ビスアミドは、穏和
な条件下での金属化に特に適している。従って、このAE複合金属ビスアミドは敏感な(
ヘテロ)芳香族化合物の変換に特に適しており、敏感な官能基、例えばニトロ、アルデヒ
ドまたはFにより許容されるが、対応するリチウム塩基またはマグネシウム塩基の場合に
は許容されないことが多い。
TMPZnCl・LiClは、約20℃の温度で敏感な(ヘテロ)芳香族化合物を金属
化するための穏和な塩基として文献に記載されている(Org.Lett.2009,1
1(8),1837−1840を参照されたい)。例えば、2−クロロ−3−ニトロピリ
ジンと(TMP)Zn・2MgCl・2LiClとの反応も文献に記載されている(
Angew.Chem.Int.Ed.2007,46,7685−7688を参照され
たい)。Synthesis 2010,2670−2678には、(TMP)Mn・
2MgCl・4LiClまたは(TMP)Fe・2MgCl・4LiCl等の金属
アミドを使用する官能性有機金属化合物の調製が記載されている。
用語「ハロゲン」または「ハロゲン原子」は、例えばフッ素、塩素、臭素またはヨウ素
を意味する。この用語をラジカルに関して使用する場合、「ハロゲン」または「ハロゲン
原子」は、例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を意味する。
アルキルは、直鎖の、分枝したまたは環状のヒドロカルビルラジカルを意味する。例え
ば語句「(C−C)アルキル」は、炭素原子に関して述べた基準の範囲に従って1〜
4個の炭素原子を有するアルキルラジカルの簡潔な表記であり、この語句は、例えばメチ
ルラジカル、エチルラジカル、1−プロピルラジカル、2−プロピルラジカル、1−ブチ
ルラジカル、2−ブチルラジカル、2−メチルプロピルラジカル、tert−ブチルラジ
カル、シクロプロピルラジカルおよびシクロブチルラジカルを包含する。指定された炭素
原子の範囲がより大きい一般的なアルキルラジカル、例えば「(C−C)アルキル」
も同様に、炭素原子の数がより大きい直鎖の、分枝したまたは環状のアルキルラジカルを
包含し、即ち、5個の炭素原子を有するアルキルラジカルおよび6個の炭素原子を有する
アルキルラジカルを含む。
別途述べている場合を除き、複合ラジカルの状態を含む、アルキルラジカル等のヒドロ
カルビルラジカルの場合、低級炭素骨格、例えば1〜6個の炭素原子を有するまたは不飽
和基では2〜6個の炭素原子を有する低級炭素骨格が優先される。複合ラジカルの状態を
含むアルキルラジカル、例えばアルコキシ、ハロアルキル等は、例えばメチル、エチル、
シクロ−、n−またはi−プロピル、シクロ−、n−、i−、t−または2−ブチル、ペ
ンチル、ヘキシル、例えばシクロヘキシル、n−ヘキシル、i−ヘキシルおよび1,3−
ジメチルブチル、ヘプチル、例えばシクロヘプチル、n−ヘプチル、1−メチルヘキシル
および1,4−ジメチルペンチルを意味する。
好ましい環状アルキルラジカルは3〜8個の環炭素原子を好ましくは有し、例えばシク
ロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルを有する。置換されて
いてもよい環状アルキルラジカルの場合、置換基を含む環系が含まれ、環状アルキルラジ
カルへの二重結合を有する置換基、例えばメチリデン等のアルキリデン基も含まれる。
置換されていてもよい環状アルキルラジカルの場合、多環状脂肪族系、例えばビシクロ
[1.1.0]ブタン−1−イル、ビシクロ[1.1.0]ブタン−2−イル、ビシクロ
[2.1.0]ペンタン−1−イル、ビシクロ[2.1.0]ペンタン−2−イル、ビシ
クロ[2.1.0]ペンタン−5−イル、ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル(ノ
ルボルニル)、アダマンタン−1−イルおよびアダマンタン−2−イルも含まれる。
置換されていてもよい環状アルキルラジカルの場合、スピロ環状脂肪族系、例えばスピ
ロ[2.2]ペンタ−1−イル、スピロ[2.3]ヘキサ−1−イル、スピロ[2.3]
ヘキサ−4−イル、3−スピロ[2.3]ヘキサ−5−イルも含まれる。
アリールは、好ましくは6〜14個の、特に6〜10個の環炭素原子を有する単環状の
、二環状または多環状の芳香族系、例えばフェニル、インダニル、ナフチル、アントリル
、フェナントレニル等であり、好ましくはフェニルである。
2個以上のラジカルが1個または複数個の環を形成する場合、この環は炭素環であるこ
とができ、ヘテロ環であることができ、飽和であることでき、部分的に飽和であることが
でき、不飽和であることができ、例えば芳香族化合物であることもでき、更に置換されて
いてもよい。縮合環は好ましくは5員環または6員環であり、ベンゾ縮合環が特に優先さ
れる。
例として述べた置換基(「第1置換基レベル」)では、この置換基が炭化水素(hyd
rocarboneous)部分を含有する場合、例えば第1置換基レベルに関して定義
した置換基の内の1つが更に置換されていてもよい(「第2置換基レベル」)。対応する
更なる置換基レベルも可能である。用語「置換ラジカル」は、わずか1または2の置換基
レベルを好ましくは包含する。
置換基レベルに好ましい置換基は、ハロゲン、ニトロ、シアノ、アルキル、ジアルキル
アミノ、アルコキシ、アリール、アリールオキシ、ベンジル、ベンジルオキシ、ヘテロシ
クリルおよびトリアルキルシリルである。
1を超える置換基レベルで構成される好ましい置換基は、アルコキシアルキル、例えば
モノアルコキシアルキルまたはジアルコキシアルキル、アルコキシアルコキシ、例えばモ
ノアルコキシアルコキシまたはジアルコキシアルコキシ、ベンジル、フェネチル、ベンジ
ルオキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルコキシアルコキシおよびハロアルコ
キシアルキルである。
炭素原子を有するラジカルの場合、1〜6個の炭素原子を、好ましくは1〜4個の炭素
原子を、特に1個または2個の炭素原子を有するものが優先される。ハロゲン、好ましく
はフッ素および塩素、(C−C)アルキル、好ましくはメチルまたはエチル、(C
−C)ハロアルキル、好ましくはトリフルオロメチル、(C−C)アルコキシ、好
ましくはメトキシまたはエトキシ、(C−C)ハロアルコキシ、ニトリおよびシアノ
の群からの置換基が一般に優先される。本明細書では、置換基メチル、メトキシ、フッ素
および塩素が特に優先される。
一置換アミノまたは二置換アミノ等の置換アミノは、例えば、アルキル、アルコキシお
よびアリールの群からの1個または2個の同一のまたは異なるラジカルでN−置換されて
いる置換アミノラジカルの群からのラジカルであり、好ましくはジアルキルアミノおよび
ジアリールアミノ、例えば置換されていてもよいN−アルキル−N−アリールアミノおよ
び飽和N−ヘテロ環であり、1〜4個の炭素原子を有するアルキルラジカルが優先され、
アリールは、好ましくはフェニルまたは置換フェニルである。
置換されていてもよいフェニルは好ましくは、未置換のフェニルであり、またはハロゲ
ン、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、(C−C)アルコキシ−
(C−C)アルコキシ、(C−C)アルコキシ−(C−C)アルキル、(C
−C)ハロアルキル、(C−C)ハロアルコキシ、シアノおよびニトロ、例えば
o−、m−およびp−トリル、ジメチルフェニル、2−、3−および4−クロロフェニル
、2−、3−および4−フルオロフェニル、2−、3−および4−トリフルオロメチル−
および−トリクロロメチルフェニル、o−、m−およびp−メトキシフェニルの群からの
同一のまたは異なるラジカルによる一置換のもしくは多置換のフェニルであり、好ましく
は三置換以下のフェニルである。
置換されていてもよいヘテロシクリルは好ましくは、未置換のヘテロシクリルであり、
またはハロゲン、シアノ、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、(C
−C)アルコキシ(C−C)アルコキシ、(C−C)アルコキシ−(C−C
)アルキル、(C−C)ハロアルキル、(C−C)ハロアルコキシ、ニトロお
よびオキソの群からの同一のまたは異なるラジカルによる一置換のもしくは多置換のヘテ
ロシクリルであり、好ましくは三置換以下のヘテロシクリルであり、特に、ハロゲン、(
−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、(C−C)ハロアルコキシおよ
びオキソの群からのラジカルによる一置換のもしくは多置換のヘテロシクリルであり、最
も好ましくは1個または2個の(C−C)アルキルラジカルで置換されているヘテロ
シクリルである。
ハロアルキルは、同一のまたは異なるハロゲン原子で完全に置換されたアルキルであり
、即ちペルハロアルキル、例えばCCl、CFまたはCFCFである。ハロアル
コキシは例えばOCFである。
式(I)のアルカリ土類金属複合金属ビスアミドの互変異性体は、個々の原子または原
子群の移動により急速に相互変換される異性体であり、いくつかの異性体が急速に相互変
換して互いに化学平衡の状態であることを意味する。変換が急速であるために個々の互変
異性体を単離することができないことが多く、互いに対して相互に平衡な状態での互変異
性体の比は典型的には一定である。
式(I)の金属ビスアミドの場合、例えば下記スキーム1に示す互変異性体の平衡を仮
定することができる。
スキーム1:
Figure 0006586189
従って、式(I)はまた、形成される構造に配位性溶媒が含まれていてもよい、式(I
)と平衡な互変異性体(I−i)および(I−ii)ならびにこれらのオリゴマー(好ま
しくはテトラマー)複合体またはポリマー複合体も包含する。ハロゲン化物Xまたは窒素
原子を介して結合を形成することができる。
本発明の好ましい実施形態は、式(I)のカルシウム複合金属ビスアミドまたはマグネ
シウム複合金属ビスアミドおよびこれらの互変異性体を調製する方法であって、
AEはカルシウムまたはマグネシウムであり、
Mは、Sc、Ti、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、ZnおよびAlから選択される金
属であり、
Xは、塩素および臭素から選択されるハロゲン原子であり、
nは0〜6の数字であり、
qは1〜6の数字であり、
およびRは一緒に、−(CH−基、−(CH−基または−(CH
O(CH−基を形成し、これらの基はそれぞれ、1個、2個、3個または4個
のRラジカルで置換されていてもよく、
は、メチル、エチル、n−プロピルおよびi−プロピルから選択される、
方法に関する。
本発明の特に好ましい実施形態は、式(I)のカルシウム複合金属ビスアミドまたはマ
グネシウム複合金属ビスアミドおよびこれらの互変異性体を調製する方法であって、
AEはカルシウムまたはマグネシウムであり、
Mは、Ti、Mn、Fe、ZnおよびAlから選択される金属であり、
Xは、塩素および臭素から選択されるハロゲン原子であり、
nは0〜4の数字であり、好ましくは0、1、2、3または4であり、
qは1〜3の数字であり、好ましくは順に1、2または3であり、
およびRは一緒に、4個のメチル基で置換されている−(CH−基を形成
している、
方法に関する。
最も好ましくは、本発明に係る方法では、使用する式(II)の化合物は金属モノ−2
,2,6,6−テトラメチルピペリジドである。本発明に係る特に好ましい方法では、q
=1である。
本発明に係る方法では、下記式(III)
Figure 0006586189
(式中、X、RおよびRはそれぞれ上記で定義した通りであり、X、RおよびR
は好ましくはそれぞれ、好ましく、または特に好ましく上記で示した定義を有する)
のハロアミンを使用することが任意選択的に更に可能であり、ハロアミンTMP−Clが
特に優先される。
式(II)の金属モノアミドの調製に典型的に使用する式(III)のハロアミン、例
えば本発明に関して特に優先して使用する式(III−1)のクロロアミンTMP−Cl
を、先行技術に記載の方法により得ることができる。例えば、Bodor et al.
,Jour.Pharm.Sci.1974,63,1387;Kovacic et
al.,Chemical Reviews 1970,70,6,639;Zakrz
ewski et al.,Synthetic Communications 19
88,18(16&17),2135;J.Org.Chem.1997,62,16,
5631を参照されたい。JACS,1973,6400またはToshimasa e
t al.,Bull.Chem.Soc.Jap.,1972,45,1802および
Deno et al.,JACS 1971,93,2065に記載されているように
、対応する第二級アミンと次亜塩素酸塩とを反応させることによって合成を実行すること
が優先される。
式(II)(式中、M=Zn)の金属モノアミドは、例えばLiCl複合体(即ちn≧
1)として市販されており、この金属モノアミドをLiClの存在下で調製することがで
きる(国際公開第2010/092096号パンフレット)。また、欧州特許出願第12
155980.1号明細書(2012年2月17日出願)および欧州特許出願第1217
1860.5号明細書(2012年6月13日出願)ならびにこられに基づく特許出願で
ある国際公開第2013/120878号パンフレットには、LiClを欠く金属モノア
ミドの調製方法およびBuLiを欠く金属モノアミドの調製方法が記載されている。
金属モノアミド(II)がAEXを含まない場合、わずか1モル当量(eq.)のA
EXが存在しており、即ち対応するq=1である、本発明に係る方法により式(I)の
産物が得られる。この産物は、式(I)の金属ビスアミドを含む合成混合物の塩負荷(s
alt burden)(塩負荷(salt load))に関して特に有利である。な
ぜならば、この塩負荷は、反応混合物の適切な検査後に廃液となるであろうからである。
特に工業的規模または大きな工業的規模では、この産物は、そのような金属ビスアミドの
別の従来の調製と比べて相当に有利である。なぜならば、この場合には典型的には少なく
とも2eq.のTMP−MgCl.LiClを予期しなければならず、その結果として少
なくとも2eq.のMgClを必然的に含有する金属ビスアミドが形成されるからであ
る。
本発明に係る方法を、+35℃〜−20℃の温度範囲内で、好ましくは+25℃〜−1
0℃の範囲の温度で実施する。
反応を、エーテルおよび/または芳香族化合物からなる群から選択される1種または複
数種の溶媒を好ましくは含む非プロトン性の無水希釈液中において、(好ましくは、窒素
および/もしくはアルゴンを含む、または窒素および/もしくはアルゴンからなる)保護
ガス雰囲気下で好ましくは実施する。配位性溶媒を含む、またはこれからなる希釈液を使
用することが特に優先される。
好ましい配位性溶媒は、THF、2−メチルテトラヒドロフラン、tert−ブチルメ
チルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、ジエチルエーテル、ジブチルエーテル(好ま
しくはジ−n−ブチルエーテル)および/またはシクロペンチルメチルエーテルから選択
される。
好ましい構成では、好ましくは上述したエーテルから選択される1種または複数種のエ
ーテルに加えて、好ましくは芳香族化合物、アルキル置換芳香族化合物、アルカン、シク
ロアルカンおよびアルキル置換シクロアルカンからなる群からの1種または複数種の非配
位性溶媒を更に使用することができる。(1または複数の)非配位性溶媒は、ベンゼン、
トルエン、キシレン、エチルベンゼン、ブチルベンゼン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、
イソオクタン、シクロヘキサンおよびメチルシクロヘキサンからなる群から好ましくは選
択される。
反応混合物の希釈を、結果として生じるAE複合金属ビスアミドの溶液を更に濃縮する
ことなく次の反応で使用することができるように好ましくは調整する。この場合、過剰な
カルシウム残留物またはマグネシウム残留物、ハロゲン化カルシウムまたはハロゲン化マ
グネシウム、金属(M)または対応する金属ハロゲン化物Mn+ をろ過またデカン
テーションにより除去する。ここで、本発明に係る方法で使用するあらゆる金属ハロゲン
化物(Mn+ )における添え字kは、金属(M)の金属イオンの原子価に対応する
整数であることが認識されるだろう。好ましくは、k=2、3または4であり、特に好ま
しくはk=2である。
式(II)のモノアミドをベースとして、本発明に係る方法では、合計で少なくとも0
.5eq.の金属性アルカリ土類金属(AE)を使用して式(I)の金属ビスアミドの最
大収率を達成する。
1eq.の式(II)のモノアミドをベースとして、本発明に係る方法では、合計で0
.5+Weq.の金属性アルカリ土類金属(AE)を使用することが優先され、Wは0〜
1.5の任意の数字であり、Wは好ましくは0〜1の任意の数字であり、更に好ましくは
0.05〜0.75の任意の数字であり、より好ましくは0.1〜0.6の任意の数字で
ある。
従って、本発明に係る方法では、式(II)のモノアミドのeq.に応じて、好ましく
は0.5〜2eq.の、より好ましくは0.5〜1.5eq.の、更に好ましくは0.5
5〜1.25eq.の、特に好ましくは0.6〜1.1当量の金属性アルカリ土類金属(
AE)を使用する。
本発明に係る方法で使用する式(III)のハロアミンの全量は好ましくは、式(II
I)のハロアミンの量が0.5+Weq.の金属性アルカリ土類金属(AE)の量に好ま
しくは一致することを意味する1.5W〜2.5Weq.であり、好ましくは1.75W
〜2.25Weq.であり、より好ましくは1.9W〜2.1Weq.である。
好ましい構成では、本発明に係る方法を、0.5eq.の金属性アルカリ土類金属(A
E)(好ましくはカルシウムまたはマグネシウム)と1eq.の式(II)のモノアミド
とを反応させることにより実施する。そのような場合、本発明によれば、式(III)の
ハロアミンを更に使用しないのが好ましい。
本発明に係る方法の一構成では、0.5eq.を超える金属性アルカリ土類金属を1e
q.の式(II)のモノアミドと反応させ、次いで好ましくは、沈殿した元素状金属(M
)(例えばZn(0))を、好ましくはろ過またはデカンテーションにより反応混合物か
ら、即ち反応混合物の残余から除去する。
下記の言及は、0.5eq.を超える金属性アルカリ土類金属を1eq.の式(II)
のモノアミドと反応させる場合に本発明に係る方法をどのようにして好ましくは構成する
ことができるかについて例を挙げて説明することを意図するものである。
本発明に係る方法の特に好ましい構成では、0.5eq.を超える(即ち0.5+We
q.の、ここでW>0であり、Wは上記で明記した(好ましい)定義を有する)金属性ア
ルカリ土類金属を1eq.の式(II)のモノアミドと反応させ、この結果としての元素
状金属(M)(例えばZn(0))を沈殿させ、次いで、形成された反応混合物に式(I
II)のハロアミン(好ましくはTMP−Cl)を添加する。式(III)のハロアミン
と沈殿した元素状金属(M)とが式(II)のモノアミドを再び形成し、該式(II)の
モノアミドはその後、更に反応することができる(下記スキーム2Bも参照されたい)。
合計で0.6eq.のアルカリ土類金属を使用する(即ちW=0.1である)場合、そ
れに応じて好ましくは0.1〜0.3eq.の式(III)のハロアミン(好ましくはT
MP−Cl)を使用する。合計で0.75eq.のアルカリ土類金属AEを使用する(即
ちW=0.25である)場合、それに応じて好ましくは0.4〜0.6eq.の式(II
I)のハロアミン(好ましくはTMP−Cl)を使用する。合計で1.0eq.のアルカ
リ土類金属AEを使用する(即ちW=0.5である)場合、それに応じて好ましくは0.
9〜1.1eq.の式(III)のハロアミン(好ましくはTMP−Cl)を使用する。
より多くの過剰な式(III)のハロアミン(好ましくはTMP−Cl)を使用するこ
とも可能ではあるが、本発明に関しては上記で明記した量が好ましい。
本発明に係る方法を、下記のスキーム2Aおよび2Bに示す(TMP)Zn.MgC
.2LiCl(I−1)の調製例により例を挙げて説明する。両方の場合において、
TMP−Mg−Clの一時的な存在を仮定することができる。
スキーム2A:
Figure 0006586189
スキーム2Bに示す代替では、元素状マグネシウム(Mg(0))の変換で得られる金
属性亜鉛(Zn(0))を、TMP−Cl(III−1)との反応により再びTMP−Z
nCl(II−1)に最初に変換させ、次いで、該TMP−ZnCl(II−1)はイン
サイチュで更に反応して金属ビスアミド(I−1)が生じる。
スキーム2B:
Figure 0006586189
元素状アルカリ土類金属(AE)を、カルシウムとマグネシウムとの混合物の形態で使
用することもできる。マグネシウムとカルシウムとを併用することで、相乗効果により、
利点、例えば溶解性の上昇を有することができる式(I)の化合物の混合物を得ることが
可能となる。
反応では、金属性マグネシウムMg(0)を、削りくず、ビーズまたは粉末の形態で使
用することができる。高い活性表面積により、マグネシウム粉末が好ましい。反応では、
金属性カルシウムCa(0)をカルシウム粉末の形態で典型的には使用する。
金属性マグネシウムまたは金属性カルシウムを更に活性化させるために、活性化剤、例
えばi−BuAlH(DibalH)、ジブロモエタンまたはヨウ素を単独でまたは組
み合わせて添加することが任意選択的に可能である。
本発明に関して使用する金属(M)は、元素の周期律表(IUPAC命名法)の第3属
の金属、第4属の金属、第7属の金属、第8属の金属、第9属の金属、第10属の金属、
第11属の金属、第12属の金属、第13属の金属またはこれらのハロゲン化物、好まし
くは塩化物、およびランタノイド属の金属またはこのハロゲン化物、好ましくは塩化物か
ら選択され、この金属(M)は、Sc、Ti、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Znおよ
びAlまたはこれらのハロゲン化物、好ましくは塩化物から好ましくは選択され、この金
属(M)は、Ti、Mn、Fe、ZnおよびAlまたはこれらのハロゲン化物、好ましく
はこれらの塩化物からより好ましくは選択される。本発明に関しては、金属(M)亜鉛お
よびマンガンが特に重要である。
上記に記載の本発明の主な態様に密接に関係するのが本発明の更なる態様である。式(
II)の化合物から式(I)の化合物を調製するための本発明に係る上記に記載の方法の
実施の過程で、下記で定義する式(II−AE)のおよび式(II−AE−L)の化合物
を得ることが可能である。
更なる態様では、本発明は、下記式(II−AE)
Figure 0006586189
(式中、
AEはアルカリ土類金属であり、
は0〜6の数字であり、
は0〜6の数字であり、
Xは、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素からなる群から選択されるハロゲン原子であり

およびRはそれぞれ独立して、1〜2個のRラジカルで置換されていてもよい
(C−C)アルキルからなる群から選択され、
または
およびRは一緒に、−(CH−基、−(CH−基もしくは−(CH
O(CH−基を形成し、これらの基はそれぞれ、1〜4個のRラジカルで
置換されていてもよく、
はそれぞれ独立して、ハロゲン、(C−C)アルコキシ、(C−C)ハロ
アルコキシおよび(C−C)ジアルキルアミノから選択され、
は、ハロゲン、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、(C−C
)ハロアルコキシおよび(C−C)ジアルキルアミノまたは(C−C)アルコ
キシカルボニルから選択される)
のアルカリ土類金属モノアミドまたはこのダイマー、オリゴマー(好ましくはテトラマー
)もしくはポリマーを調製する方法であって、
下記式(II−M
Figure 0006586189
(式中、
X、q、n、RおよびRはそれぞれ上記で((II−AE)に関して)定義し
た通りであり、
は、PTEの第4族の金属、第7族の金属、第8族の金属、第9族の金属、第10
族の金属、第11族の金属および第12族の金属から選択される二価金属である)
の1種または複数種の金属モノアミドと、
金属性アルカリ土類金属と、好ましくは金属性マグネシウムまたは金属性カルシウムと
を反応させることによる方法に関する。
下記で別途明示的に述べている場合を除き、式(I)の化合物の調製に関する上記言及
は、式(II−AE)の化合物を調製するための本発明に係る方法に同様に適用される。
このことは、AE、R、RおよびXに関する上記実施形態、ならびに(特に希釈液に
も関する)反応条件に関する上記実施形態、ならびに同様に好ましいとしておよび特に好
ましいとして特徴付けられている各構成に特に当てはまる。
好ましくは、n+qの合計>0であり、即ちn+qの合計はゼロより大きく、
より好ましくは、n+qの合計≧1である、即ちn+qの合計は1以上である。
好ましい構成では、n=0であり、即ち式(II−AE)のアルカリ土類金属モノアミ
ドは好ましくはハロゲン化リチウムLiXを含まず、特にLiClを含まない。
式(II−AE)のアルカリ土類金属モノアミドまたはこのダイマー、オリゴマーもし
くはプライマーを調製するための好ましい方法では、式(II−M)の金属モノアミド
のモル当量当たり合計で0.8〜1.25モル当量の、好ましくは0.9〜1.1モル当
量の金属性アルカリ土類金属(AE)を使用する。
好ましくは、金属(M)はTi、Mn、Fe、Co、Ni、CuおよびZnから選択
され、より好ましくはTi、Mn、FeおよびZnから選択される。本発明に関して、金
属(M)亜鉛およびマグネシウムが特に重要である。
特に好ましい実施形態は、式(II−AE)のアルカリ土類金属モノアミドを調製する
ための本発明に係る方法であって、
AEはカルシウムまたはマグネシウムであり、
は、Ti、Mn、Fe、Cu、NiおよびZnから選択される二価金属であり、
Xは塩素であり、
およびRは一緒に、4個のメチル基で置換されている−(CH−基を形成
する、
方法に関する。
好ましくは、式(II−AE)のアルカリ土類金属モノアミドを調製するための本発明
に係る方法を、1もしくは複数のエーテルを含むまたはエーテルからなる希釈液中で実施
し、(1または複数の)エーテルは、THF、2−メチルテトラヒドロフラン、t−ブチ
ルメチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、ジエチルエーテル、ジブチルエーテルお
よびメチルシクロペンチルエーテルからなる群から選択される。
好ましくは、式(II−AE)のアルカリ土類金属モノアミドを調製するための本発明
に係る方法を、+35℃〜−10℃の範囲の温度で実行する。
式(II−AE)のアルカリ土類金属モノアミドを調製するための本発明に係る方法の
特に好ましい実施形態は、反応で形成された元素状金属M(0)を好ましくはろ過また
はデカンテーションにより除去することを特徴とする。
更なる態様では、本発明は、下記式(II−AE−L)
Figure 0006586189
(式中、
AEはアルカリ土類金属であり、好ましくはマグネシウムまたはカルシウムであり、
は0〜6の数字であり、
Xは、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素からなる群から選択されるハロゲン原子であり

およびRはそれぞれ独立して、1〜2個のRラジカルで置換されていてもよい
(C−C)アルキルからなる群から選択され、
または
およびRは一緒に、−(CH−基、−(CH−基もしくは−(CH
O(CH−基を形成し、これらの基はそれぞれ、1〜4個のRラジカルで
置換されていてもよく、
はそれぞれ独立して、ハロゲン、(C−C)アルコキシ、(C−C)ハロ
アルコキシおよび(C−C)ジアルキルアミノから選択され、
は、ハロゲン、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、(C−C
)ハロアルコキシおよび(C−C)ジアルキルアミノおよび(C−C)アルコ
キシカルボニルから選択される)
の特定のアルカリ土類金属モノアミドまたはこのダイマー、オリゴマーもしくはポリマー
に関する。
これまで知られている同様の構造の金属モノアミドに対する本発明の金属モノアミドの
利点の一つは、本発明の式(II−AE−L)のアルカリ土類金属モノアミドがハロゲン
化リチウムLiXを含まず、特にLiClを含まないことである。本発明の式(II−A
E−L)のアルカリ土類金属モノアミドは、安価であるだけでなく、比較的低い塩負荷(
塩負荷)を考慮すると有利でもある。
対応する反応混合物の検査後に廃液となるであろう、式(II−AE−L)のアルカリ
土類金属モノアミドを含む混合物のより低い塩負荷(塩負荷)は、ハロゲン化リチウムL
iXを含む別の従来のアルカリ金属/アルカリ土類金属モノアミドと比べて相当に有利で
あり、特に工業的規模または大きな工業的規模で相当に有利である。
下記で別途明示的に述べている場合を除き、式(I)の化合物に関する上記言及は、本
発明の式(II−AE−L)の化合物に同様に適応される。このことは、AE、R、R
およびXに関する上記実施形態、ならびに同様に好ましいとしておよび特に好ましいと
して特徴付けられている各構成に特に当てはまる。
好ましい式(II−AE−L)のアルカリ土類金属モノアミドはアルカリ土類金属テト
ラメチルピペリジドであり、特に下記式(II−AE−L−TMP)
Figure 0006586189
のアルカリ土類金属2,2,6,6−テトラメチルピペリジドである。
式(II−AE−L−TMP)では、好ましくはAE=MgおよびX=Clである。
好ましい構成では、q=0、1または2である。
更に好ましい構成では、q=0である。
本発明は、芳香族化合物、ヘテロ芳香族化合物、アルケン、アルキンおよび活性化され
たC−H結合を有するその他の有機化合物を金属化するための、塩基としての、本発明に
従って調製した式(I)、式(I−i)または式(I−ii)のアルカリ土類金属複合金
属ビスアミドの使用、本発明に従って調製した式(II−AE)のアルカリ土類金属モノ
アミドの使用、および本発明のアルカリ土類金属モノアミド(II−AE−L)の使用を
更に提供する。芳香族化合物、ヘテロ芳香族化合物、アルケン、アルキンおよび活性化さ
れたC−H結合を有するその他の有機化合物の調製中にまたは金属化中に、リチウム塩、
例えば塩化リチウム、クラウンエーテルまたはその他の配位試薬を添加することより、式
(I)、式(I−i)または式(I−ii)のアルカリ土類金属複合金属ビスアミド、式
(II−AE)のアルカリ土類金属モノアミドおよびアルカリ土類金属モノアミド(II
−AE−L)の塩基性、選択性または活性を有利な方法で高めることができる、またはこ
れらの塩基性、選択性または活性に有利な方法で影響を及ぼすことができる。
活性化されたC−H結合を有する有機化合物は、炭素原子に結合している水素原子をプ
ロトンとして放出する傾向が高められており、このため形式的な意味では酸として働く傾
向が高められている分子である。これは、例えば炭素原子が強力な電子求引性基、例えば
(エステル中、ケトン中またはアルデヒド中の)カルボニル、スルホン、ニトリル、トリ
フルオロメチル基またはニトロ基に結合している場合である。例えば、マロン酸の誘導体
(pKa≒13)またはアセチルアセトンの誘導体(pKa≒9)は、活性化されたC−
H結合を有する。炭素原子の近接によるC−C多重結合も同様に確実により強く極性化し
、その結果、例えばビニル基およびプロパルギル基の場合には、α−アルケニル基および
α−アルキニル基によりCHが活性化される。更に、芳香族化合物またはヘテロ芳香族化
合物のCーH結合を脱プロトン化することが可能である。
本発明を下記の実施例により詳細に説明する。
[実施例]
(TMP)Zn・MgCl・LiClの調製
最初に、マグネチックスターラーバーおよび隔壁を備えた、アルゴンを充填した乾燥シ
ュレンク管に、マグネシウム粉末(325メッシュ−243mg、10mmol)および
ヨウ素(15mg、0.06mmol)を充填する。THF中のTMPZnCl・LiC
l(16.67ml、10mmol)の添加後、反応混合物を25℃で24時間にわたり
撹拌した。次いで、無水THF(15ml)中の1−クロロ−2,2,6,6−テトラメ
チルピペリジン(TMPCl;1.93g、11mmol)を、注入ポンプ(速度:15
ml/時間)により−10℃で滴下する。その後、反応混合物を25℃で更に1時間にわ
たり撹拌し、褐色の溶液を、指示薬としての安息香酸およびN−フェニル−4−(フェニ
ルアゾ)アニリンで滴定する。濃度は0.29M(収率=91%)である。
(TMP)Zn・CaCl・LiClの調製
最初に、マグネチックスターラーバーおよび隔壁を備えた、アルゴンを充填した乾燥シ
ュレンク管に、カルシウム粉末(16メッシュ−401mg、10mmol)およびヨウ
素(15mg、0.06mmol)を充填する。THF中のTMPZnCl・LiCl(
16.67ml、10mmol)の添加後、反応混合物を25℃で24時間にわたり撹拌
した。次いで、無水THF(15ml)中の1−クロロ−2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジン(TMPCl;1.93g、11mmol)を、注入ポンプ(速度:15ml
/時間)により−10℃で滴下する。その後、反応混合物を25℃で更に1時間にわたり
撹拌し、褐色の溶液を、指示薬としての安息香酸およびN−フェニル−4−(フェニルア
ゾ)アニリンで滴定する。濃度は0.23M(収率=76%)である。
(TMP)Zn・MgCl・2LiClの調製
最初に、マグネチックスターラーバーおよび隔壁を備えた、アルゴンを充填した乾燥シ
ュレンク管に、マグネシウム粉末(325メッシュ−120mg、5mmol)およびヨ
ウ素(15mg、0.06mmol)を充填する。THF中のTMPZnCl・LiCl
(16.67ml、10mmol)の添加後、反応混合物を25℃で24時間にわたり撹
拌した。褐色の溶液を沈殿した固体からデカントし、指示薬としての安息香酸およびN−
フェニル−4−(フェニルアゾ)アニリンで滴定した。濃度は0.73M(収率=93%
)である。
(TMP)Zn・CaCl・2LiCl
最初に、マグネチックスターラーバーおよび隔壁を備えた、アルゴンを充填した乾燥シ
ュレンク管に、カルシウム粉末(16メッシュ−200mg、5mmol)およびヨウ素
(15mg、0.06mmol)を充填する。THF中のTMPZnCl・LiCl(1
6.67ml、10mmol)の添加後、反応混合物を25℃で24時間にわたり撹拌し
た。褐色の溶液を沈殿した固体からデカントし、次いで、指示薬としての安息香酸および
N−フェニル−4−(フェニルアゾ)アニリンで滴定した。濃度は0.77M(収率=9
8%)である。
2,4,6−トリクロロピリミジンの亜鉛化および5−ヨード−2,4,6−トリクロロ
ピリミジンの調製
最初に、マグネチックスターラーバーおよび隔壁を備えた、アルゴンを充填した乾燥シ
ュレンク管に、無水THF(1ml)中の2,4,6−トリクロロピリミジン(184m
g、1mmol)を充填する。THF中の(TMP)Zn.MgCl.LiCl(1
.2mmol)の25℃での添加後、混合物を更に1時間にわたり撹拌する。次いで、無
水THF(2ml)に溶解させたヨウ素(355mg、1.4mmol)の溶液を滴下し
、反応混合物を25℃で更に1時間にわたり撹拌する。飽和NHCl水溶液(30ml
)による希釈および酢酸エチル(30mlで3回)による抽出後、合わせた有機相をNa
SOで乾燥させる。溶媒の蒸留除去およびシリカゲル(ヘプタン:酢酸エチル)での
カラムクロマトグラフィーによる精製後、所望の化合物(240mg、78%)を無色の
結晶性生成物として得る。
13C NMR(100MHz、CDCl):δ=167.6、159.3、96.
5ppm。
(TMP)ZnCl・MgClからの(TMP)MgCl・MgClの調製
(TMP)ZnCl・MgClの調製
最初に、マグネチックスターラーバーおよび隔壁を備えた、アルゴンを充填した乾燥シ
ュレンク管に、マグネシウム粉末(325メッシュ−1328mg、54.7mmol)
および亜鉛粉末(3573mg、54.7mmol)を充填し、DIBAL−H(0.5
ml、THF中に1M)の添加により活性化させる。5分にわたる撹拌後、混合物を0℃
まで冷却して撹拌を停止する。ヨウ素(65mg、0.25mmol)の添加後、混合物
を再び撹拌し、無水THF(15ml)中の1−クロロ−2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジン(TMPCl;2.4g、13.7mmol)を、注入ポンプ(速度:15m
l/時間)により0℃で滴下する。その後、反応混合物を25℃で更に30分にわたり撹
拌し、黄色溶液を、指示薬としての安息香酸およびN−フェニル−4−(フェニルアゾ)
アニリンで滴定する。濃度は0.38M(収率=96%)である。
(TMP)MgCl・MgClの調製
最初に、マグネチックスターラーバーおよび隔壁を備えた、アルゴンを充填した乾燥シ
ュレンク管に、マグネシウム粉末(325メッシュ−243mg、10mmol)および
ヨウ素(15mg、0.06mmol)を充填する。上記のように調製した(TMP)Z
nCl・MgCl(10mmol)の添加後、反応混合物を25℃で24時間にわたり
撹拌する。
(TMP)ZnClからの(TMP)MgClの調製
(TMP)ZnClの調製
最初に、マグネチックスターラーバーおよび隔壁を備えた、アルゴンを充填した乾燥シ
ュレンク管に亜鉛粉末(3573mg、54.7mmol)を充填し、DIBAL−H(
0.5ml、THF中に1M)の添加により活性化させる。5分にわたる撹拌後、混合物
を0℃まで冷却して撹拌を停止する。ヨウ素(65mg、0.25mmol)の添加後、
混合物を再び撹拌し、無水THF(15ml)中の1−クロロ−2,2,6,6−テトラ
メチルピペリジン(TMPCl;2.4g、13.7mmol)を、注入ポンプ(速度:
15ml/時間)により0℃で滴下する。その後、反応混合物を25℃で更に30分にわ
たり撹拌し、黄色溶液を、指示薬としての安息香酸およびN−フェニル−4−(フェニル
アゾ)アニリンで滴定する。濃度は0.38M(収率=96%)である。
(TMP)MgClの調製
最初に、マグネチックスターラーバーおよび隔壁を備えた、アルゴンを充填した乾燥シ
ュレンク管に、マグネシウム粉末(325メッシュ−243mg、10mmol)および
ヨウ素(15mg、0.06mmol)を充填する。上記のように調製した(TMP)Z
nCl(10mmol)の添加後、反応混合物を25℃で24時間にわたり撹拌する。

Claims (4)

  1. 下記式(II−AE)
    Figure 0006586189

    (式中、
    AEはアルカリ土類金属であり、
    は0〜6の数字であり、
    は0〜6の数字であり、
    Xは、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素からなる群から選択されるハロゲン原子であり、
    およびRはそれぞれ独立して、1〜2個のRラジカルで置換されていてもよい(C−C)アルキルからなる群から選択され、
    または
    およびRは一緒に、−(CH−基、−(CH−基もしくは−(CHO(CH−基を形成し、これらの基はそれぞれ、1〜4個のRラジカルで置換されていてもよく、
    はそれぞれ独立して、ハロゲン、(C−C)アルコキシ、(C−C)ハロアルコキシおよび(C−C)ジアルキルアミノから選択され、
    は、ハロゲン、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、(C−C)ハロアルコキシおよび(C−C)ジアルキルアミノまたは(C−C)アルコキシカルボニルから選択される)
    のアルカリ土類金属モノアミドまたはこのダイマー、オリゴマーもしくはポリマーを調製する方法であって、
    下記式(II−M
    Figure 0006586189

    (式中、
    X、q、n、RおよびRはそれぞれ上記で定義した通りであり、
    は、PTEの第4族の金属、第7族の金属、第8族の金属、第9族の金属、第10族の金属、第11族の金属および第12族の金属から選択される二価金属である)
    の1または複数の金属モノアミドと、
    金属性アルカリ土類金属とを反応させることによる方法。
  2. 前記式(II−M)の金属モノアミドのモル当量当たり合計で0.8〜1.25モル当量の金属性アルカリ土類金属(AE)を使用する請求項1に記載の方法。
  3. AEはカルシウムまたはマグネシウムであり、
    は、Ti、Mn、Fe、Cu、NiおよびZnから選択される二価金属であり、
    Xは塩素であり、
    およびRは一緒に、4個のメチル基で置換されている−(CH−基を形成している、
    請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記方法を+35〜−10℃の範囲の温度で実行することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の方法
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