JP7236458B2 - トリアゾロキナゾリノンの合成 - Google Patents

トリアゾロキナゾリノンの合成 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2017年12月19日に出願され、参照により本明細書に組み込まれる米国特許出願第62/607,353号明細書の優先権を主張する。
本発明は、トリアゾロキナゾリノン、強力なベンゾジアゼピン受容体親和性を有する化合物の調製に関する。
γ-アミノ酪酸(GABA)受容体複合体は、いくつかの異なるタンパク質サブユニットの五量体アセンブリであり、複数のアイソフォームに存在する(α1-6、β1-4、γ1-4、θ、π、ε、ρ1-3及びδ)。(Whiting,PJ等“Molecular and functional diversity of the expanding GABAA receptor gene family”Annals of the NY Academy of Sciences 1999、April30、pp645-653)。これらのGABA受容体の最も豊富なものは、2つのα、2つのβ及び1つのγサブユニットを含む。いくつかのリガンドは、ベンゾジアゼピン(BZD)、バルビツール酸、エタノール及び特定のステロイド等のGABA受容体をアロステリックに調節することが知られている。歴史的に、BZDが最も注目を浴びており、抗不安薬、抗痙攣薬、筋弛緩薬及び催眠鎮静薬として、治療のために臨床的に使用されている。(Nutt,DJ and Malizia,AL“New insights into the role of GABA receptors in psychiatric disorders”、Br.J.Psychiatry(2001)、Vol.179、pp390-396)。
異なるサブタイプの組成を有する受容体は、異なる生理学的効果に関連し、例えば、α含有受容体は、鎮静作用及び前向性健忘を媒介し、α及び/又はα含有受容体は、抗不安活性に関与し、α含有受容体は、認知及び記憶に関連し得る。(Whiting,PJ“GABAA receptor subtypes in the brain:a paradigm for CNS drug discovery”、Drug Discovery Today、Vol.8、No.10、May2003、pp445-450)。αβγ、αβγ、αβγ及びαβγサブタイプのアセンブリは、主要なベンゾジアゼピン結合受容体とみなされ、ベンゾジアゼピン結合部位は、α及びγサブユニットとの間のインターフェースに位置される。BDZ受容体リガンドは、構造的に異なる化合物であり、(GABA)/BDZ受容体複合体に結合する。BDZ受容体リガンドは、不安を惹起し、痙攣を誘発する活性を示すインバースアゴニスト薬に対して、抗不安、抗痙攣、催眠鎮静及び骨格筋弛緩活性を示す完全アゴニスト薬から広がる広範囲の薬理効果を示す。中間的に、薬理学的効果を示さないアンタゴニスト薬が存在する。
ベンゾジアゼピンによって特徴的に生じる副作用として、鎮静作用、筋弛緩、薬物相互作用及び依存性が挙げられる。(Bennett,DA“Pharmacology of the pyrazolo-type compounds:agonist,antagonist and inverse agonist actions”、Physiology&Behavior(1987)Vol.41、pp.241-245)。幅広い非ベンゾジアゼピン系リガンドの中で、以下のクラスが最も強力で、おそらく最も研究されている:2-アリールピラゾロキノリン、β-カルボリン、ピリドジインドール、ピリミジン-5(6H)-オン、トリアゾロクニオキサリン、シクロピロロン及びキノリン。米国特許出願第8,809,355号明細書。
1つのトリアゾロキナゾリノン、化合物9-ベンジル-2-(4-メチルフェニル)-2,6-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]キナゾリン-3,5-ジオン(以下に示される化合物12)は、ラットの膜の調製におけるGABA受容体複合体のベンゾジアゼピン部位に結合しているH-フルマゼニルの結合の非常に強力な阻害剤である。化合物12は、H-フルマゼニルの置換にジアゼパムよりも10倍以上強力であり、GABA受容体複合体に選択的である。
Figure 0007236458000001
化合物12の調製は、米国特許出願第8,809,355号明細書の実施例16aに記載されているが、この合成は、商業生産には適さない。調製は、スズ残渣を生じる可能性のあるベンジルトリブチルスズ試薬を使用し、シリカゲルカラムにおいてクロマトグラフィーによって精製される。化合物12の精製は、その可溶性の低さによって複雑である。したがって、スズ試薬を回避し、複雑ではない精製を可能にする化合物12等のトリアゾロキナゾリノンへの改善された経路が必要である。
本発明は、式(I)の化合物及びその薬学的に許容される塩の改善された調製方法に関し、
Figure 0007236458000002

、R、及びRは、本明細書に規定される。本発明はさらに、本発明の方法によって調製される式(I)の化合物及びその薬学的に許容される塩に関する。
特に、本発明は、9-ベンジル-2-(4-メチルフェニル)-2,6-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]キナゾリン-3,5-ジオン(化合物12)の改善された調製方法に関する。
Figure 0007236458000003

本発明は、本発明の方法によって調製される9-ベンジル-2-(4-メチルフェニル)-2,6-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]キナゾリン-3,5-ジオンにも関する。
本発明は、さらに、本発明の方法によって調製される9-ベンジル-2-(4-メチルフェニル)-2,6-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]キナゾリン-3,5-ジオンを含む式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物に関する。
本発明は、また、治療有効量の9-ベンジル-2-(4-メチルフェニル)-2,6-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]キナゾリン-3,5-ジオンを含む式(I)の少なくとも1つの化合物又はその薬学的に許容される塩を投与することによって、哺乳動物の抗不安、抗痙攣、催眠鎮静、骨格筋弛緩、不安惹起、睡眠障害(somnolytic)及び痙攣症状を治療する方法に関する。
本発明は、以下の式(I)のトリアゾロキナゾリノン及びその薬学的に許容される塩、並びに特に9-ベンジル-2-(4-メチルフェニル)-2,6-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]キナゾリン-3,5-ジオン(化合物12)の製造に関する。
Figure 0007236458000004

は、ハロゲン、1~2個の炭素原子を有するアルキル、1~3個の炭素原子を有するカルボキシアルキル、アルキニル鎖に2~3個の炭素原子を有するフェニル-アルキニル、アルケニル鎖に1~3個の炭素原子を有するフェニル-アルケニル、アルキル鎖に1~3個の炭素原子を有するフェニル-アルキルであって、フェニル部分がさらに、任意の位置で酸素又は硫黄原子によって置換され得、アルキル鎖の1~2個の炭素原子を有するピリジル-アルキル及びトリフルオロメチルから成る群から選択される。
は、水素及びハロゲンから成る群から選択され、並びに
は、水素、ハロゲン及び1~2個の炭素原子を有するアルキルから成る群から選択される。
好ましくは、Rは、ブロモ、ヨード、フルオロ及びクロロから成る群から選択される。
好ましくは、Rは、メチル及びエチルから成る群から選択される。
好ましくは、カルボキシアルキルであるRは、カルボキシメチル、カルボキシエチル及びカルボキシプロピルから成る群から選択される。
好ましくは、フェニルアルキニルであるRは、フェニルエチニル、フェニル-1-プロピニル、及びフェニル-2-プロピニルから成る群から選択される。
好ましくは、フェニルアルケニルであるRは、フェニルエテニル、フェニル-1-プロペニル、及びフェニル-2-プロペニルから成る群から選択される。
好ましくは、フェニルアルキルであるRは、フェニルメチル、フェニルエチル、及びフェニルイソプロピル及びフェニルプロピルから成る群から選択される。
好ましくは、ハロゲンであるRは、ブロモ、ヨード、フルオロ及びクロロから成る群から選択される。
好ましくは、ハロゲンであるRは、ブロモ、ヨード、フルオロ及びクロロから成る群から選択される。
好ましくは、アルキルであるRは、メチル及びエチルプロピル及びイソプロピルから成る群から選択される。
「薬学的に許容される塩」という用語は、患者の治療に適合性である酸付加塩又は塩基付加塩の何れかを意味する。
「薬学的に許容される酸付加塩」は、式(I)によって示される塩基化合物又はその中間体のいずれかの任意の非毒性有機又は無機酸付加塩である。適切な塩を形成する例示的な無機酸として、塩酸、臭化水素酸、硫黄、ホスホン酸及びオルトリン酸一水素ナトリウム及び硫酸水素カリウム等の酸金属塩が挙げられる。適切な塩を形成する例示的な有機酸として、モノ-、ジ-及びトリカルボン酸が挙げられる。このような酸の例示は、例えば、酢酸、グリコール酸、乳酸、ピルビン酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、フマル酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、ヒドロキシマレイン酸、安息香酸、ヒドロキシ安息香酸、フェニル酢酸、桂皮酸、サリチル酸、2-フェノキシ安息香酸、p-トルエンスルホン酸、並びにメタンスルホン酸及び2-ヒドロキシエタンスルホン酸等のその他のスルホン酸である。1価又は2価酸塩の何れかを形成することができる。概して、これらの化合物の酸付加塩は、水及び様々な親水性有機溶媒により適しており、概して、これらの遊離塩基形態よりも高い融点を示す。当業者は、適切な塩の選択基準を知っている。その他の非薬学的に許容される塩、例えばシュウ酸塩は、例えば、実験室で使用するための式(I)の化合物の単離、又は薬学的に許容される酸付加塩への続く転換に使用され得る。
「薬学的に許容される塩基付加塩」は、式(I)によって示される酸化合物又はその中間体のいずれかの任意の非毒性有機又は無機塩基付加塩である。適切な塩を形成する例示的な無機塩基として、リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム又は水酸化バリウムが挙げられる。適切な塩を形成する例示的な有機塩として、脂肪酸、脂環式又はメチルアミン、トリメチルアミン及びピコリン等の芳香族有機アミン又はアンモニアが挙げられる。適切な塩の選択は、エステル機能性、任意に、分子のどこかで加水分解しないように重要であり得る。当業者は、適切な塩の選択基準を知っている。
「立体異性体」という用語は、空間の分子の配向だけ異なる個別の分子の全ての異性体の一般的な用語である。立体異性体は、鏡像異性体(エナンチオマー)、幾何(シス/トランス)異性体及び互いに鏡像ではない1つ以上のキラル中心を有する化合物異性体(ジアステレオマー)が挙げられる。
本発明の化合物が少なくとも1つのキラル中心を含む場合、本発明の化合物は、エナンチオマー若しくはジアステレオマー形態として、又はラセミ混合物として存在し、及び単離することができる。本発明は、式(I)の化合物の任意の可能性としてのエナンチオマー、ジアステレオマー、ラセミ体又はその混合物を含む。本発明の化合物の光学活性形態は、例えば、ラセミ体若しくは化学物質のキラルクロマトグラフィー分離又は酵素分割法によって、光学的活性出発材料からの合成、又は以下に記載される手順に基づく非対称合成によって調製することができる。
本発明の特定の化合物は、幾何異性体、例えば、アルケンのE及びZ異性体として存在することができる。本発明は、式(I)の化合物の任意の幾何異性体を含む。本発明は、また、式(I)の化合物の互変異性体を含む。
「治療する」又は「治療すること」という用語は、一時的又は恒久的の何れかに基づいて、症状の緩和、症状の原因の撲滅又は命名された障害若しくは病態の症状の発症を予防若しくは遅延することを意味する。
「治療有効量」という用語は、命名された障害若しくは病態の治療に有効である化合物の量を意味する。
「薬学的に許容される担体」という用語は、医薬組成物、すなわち、患者に投与することができる剤形の形成を許容するために、有効成分と混合される非毒性溶媒、分散剤、賦形剤、アジュバント又はその他の材料を意味する。このような担体の一例は、非経口投与に通常使用される薬学的に許容される油である。
、R及びRは前述の通りである式(I)のトリアゾロキナゾリノンは、スキーム2に示されるように、本発明の方法を使用して調製することができる。本発明の方法は、大規模を達成し、商業生産に適している。それぞれの工程は以下に記載される。
Figure 0007236458000005
工程1において、式(II)の化合物は、式(IV)の化合物を形成するのに充分な条件下で、式(III)の化合物と反応される。例えば、式(IV)の化合物は、無酸素反応器に、ジメチルスルホキシド、式(III)の化合物、炭酸セシウム、式(II)の化合物、ヨウ化銅(I)を好ましくはこの順序で充填することによって形成することができ、反応器は、加熱されて、式(IV)の粗化合物を形成することができ、式(IV)の化合物の塩酸塩は、トルエンに粗材料を溶解し、塩化水素(ジオキサン中4M溶液)を加えることによって作製することができ、式(IV)の化合物の塩酸塩は、精製することができ、酢酸エチルに懸濁し、水に溶解された炭酸水素ナトリウムを加えることによって遊離塩基を形成することができる。
工程2において、式(V)の化合物は、式(VI)の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される。例えば、式(VI)の化合物は、式(V)の化合物、尿素及びN-メチル-2-ピロリジノンを加熱することによって形成することができる。
工程3において、式(VI)の化合物は、式(VII)の化合物を形成するのに充分な条件下で、式(XI)の亜鉛試薬と反応される。例えば、式(VII)の化合物は、式(VI)の化合物及び式(XI)の亜鉛試薬の根岸カップリングによって形成することができる。式(XI)の亜鉛試薬は、式(VI)の化合物、パラジウム(II)酢酸塩、トリ-tert-ブチルホスホニウムテトラフルオロホウ酸塩及びテトラヒドロフランを充填された反応器に加えることができる。
式R-Clを有する化合物は、式(XI)の亜鉛試薬を形成するのに充分な条件下で反応することができる。例えば、式(XI)の亜鉛試薬は、テトラヒドロフラン及びジメチルスルホキシドにおいて、式R-Clを有する化合物を亜鉛粉末と反応することによって形成することができる。
工程4において、式(VII)の化合物は、式(VIII)の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される。例えば、式(VII)の化合物は、反応器に式(VII)の化合物及びアセトニトリルを充填し、オキシ塩化リン及びジイソプロピルエチルアミンを加えることによって形成することができる。
工程5において、式(VIII)の化合物は、式(IX)の化合物を形成するのに充分な条件下で、式(IV)の化合物と反応される。例えば、式(IX)の化合物は、2-プロパノール中の式(IV)の化合物をN,N-ジイソプロピルエチルアミンで還流することによって形成することができる。
工程6において、式(IX)の化合物は、式(X)の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される。例えば、式(X)の化合物は、式(IX)の化合物及び1,4-ジオキサンの混合物を加熱することによって形成することができる。
工程7において、式(X)の化合物は、式(I)の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される。例えば、式(I)の化合物は、式(X)の化合物を酢酸で還流することによって形成することができる。
一例として、化合物12を使用して、本発明の7工程の方法がスキーム1に示される。方法は、大規模を達成し、商業生産に適している。それぞれの工程は以下に記載される。
Figure 0007236458000006
工程1:カルバジド酸塩、化合物4の合成
化合物4は、生産規模で調製された。原材料の添加(DMSO、カルバジド酸エチル、炭酸セシウム、4-ヨードトルエン及びCuI)の順序及び無酸素雰囲気下での反応の実施は、化合物4の良好な収率に欠かせなかった。
30Lのガラス製ジャケット反応器は、排気され、窒素を3回充填された。温度の制御は50℃に設定され(内部制御)、反応器は乾燥ジメチルスルホキシド(2700ml)、化合物2(501g、4.81mol、1.3等量)、炭酸セシウム(1869g、5.74mol、1.55等量)、化合物1(807g、3.7mol)、及びヨウ化銅(I)(106g、0.56mol、0.15等量)を充填された。反応器の壁は、乾燥ジメチルスルホキシド(1000ml)(35℃に達した反応混合物)を加えることによって洗浄され、真空/窒素サイクルが3回繰り返された。温度の制御は、80℃に設定され(内部制御)、反応器の内容物は1時間にわたり74℃に加熱された。HPLC分析は、化合物1の約96%の転換及び産物化合物4の形成(210nmでHPLCによって約70面積%)を示した。反応混合物は、別に1時間攪拌され、その後、25℃に冷却され、酢酸エチルで希釈された(12.1L)。懸濁液は、20分間攪拌され、セライトパッド(7cm)でろ過された。フィルターケーキは酢酸エチルで(2Lを4回)洗浄され、合わせられろ液は、水(8L)及び水/ブライン(4L/4L)で洗浄された。水性洗浄液は合わせられて、酢酸エチル(3.2L)で再抽出された。全ての有機抽出物は合わせられ、ブライン(8L)で洗浄され、硫酸ナトリウム(5kg)及び木炭(80g)で処理され、ろ過された。フィルターケーキは、酢酸エチルで(2Lを8回)洗浄された。ろ液は、ロータリーエバポレーターで濃縮されて、粗化合物4(66%の純度(HPLC、210nm)で、493g;68.5%収率(アッセイ又は精製のために回収されない))を得た。
表1に示されるように、精製は2回実施され、化合物4・HClが粗材料から分離された。両方の手順は、充分な純度の所望の産物を提供した。しかしながら、低量のHCl(0.553等量)の使用は、僅かにしか増加しない純度のより低い収率になった。HClの量は、溶液のその他の塩基性不純物を保持することを意図して減少された。
Figure 0007236458000007
0.585等量の塩酸を使用して、粗材料から分離された化合物4・HClがさらに形成された。化合物4(432.8g)は、22℃でトルエン(4328ml)に溶解された。溶液は、40分間にわたり59℃に加熱された。塩化水素(ジオキサン中4Mの溶液、326ml、1304mmol、0.585等量)は、59~62℃で10分間加えられた。産物は、塩化水素を加えている間、62℃で結晶化し始めた。加え終わると、反応器の内容物は62℃で5分間攪拌され、その後、2時間にわたり20℃に冷却された。懸濁液は、20℃で30分間攪拌され、ろ過され、トルエンで(800mlを3回)洗浄され、ロータリーエバポレーターで、60℃で6時間、乾燥されて、僅かにピンク色の固体として、化合物4・HCl(291.6g、1264mmol、57%の収率)を得た。分離された産物の純度は98.0%であった。カルバジド酸塩の遊離塩基は、工程5の位置選択性の問題を回避するように調製された(以下)。
化合物4・HCl(353.1g、1531mmol)は、酢酸エチル(2500ml)に22℃で懸濁された。炭酸水素ナトリウム(257g、3061mmol)は水(2800ml)に溶解され、この溶液は、化合物4・HClの懸濁液に23~16℃で加えられた(吸熱反応)。二相性システムは、30分間22~25℃で攪拌された。相は分離された。水層は、酢酸エチルで(500mlを2回)洗浄された。合わせられた有機層は硫酸ナトリウムで乾燥され(540g、1時間)、ろ過された。ろ液は、ロータリーエバポレーションによって濃縮され、乾燥されて(40℃で1時間、8mbar)、淡褐色の油として化合物4の遊離塩基を得た(269.2g、1386mmol、91%収率)。純度は97.5%(LCMS、DAD210nm)であった。
工程2:キナゾリンジオンの合成、化合物6
30Lのガラス製ジャケット反応器に尿素(2591g、43.14mol、10等量)、化合物5(932g、4.31mmol)及びN-メチル-2-ピロリジノン(2800ml)が充填された。懸濁液は140℃に加熱され、得られる茶色の溶液は、140~146℃で、27時間の合計時間、攪拌された。6.5時間後、HPLC分析は、出発材料の99%の転換及び産物化合物6(65%)と一緒にウレイド中間体(30%)の形成を示した。25.5時間後、産物、化合物6は、97.5%(HPLC)の範囲で反応混合物に存在した。反応混合物は90℃に冷却され、反応器の内容物の温度を82~92℃に保持しながら、水(9320ml)が1時間加えられた。懸濁液は、88~92℃で1時間攪拌され、その後、105分にわたり20℃に冷却された。産物は、ろ過され、フィルターケーキは水(2500mlで3回)で洗浄され、105℃で15時間乾燥されて、99.5%超の純度の953g(92%収率)のベージュ色の産物を得た。
工程3:ベンジル亜鉛試薬の調製及び根岸カップリング
ベンジル試薬の調製1:ベンジル亜鉛試薬を調製するために、化合物13、磁気攪拌子を備えた6Lのフラスコに乾燥テトラヒドロフラン(850ml)及び亜鉛粉末(775g、11.85mol、3等量、Fluka00618)が窒素下で攪拌しながら充填された。塩化ベンジル(500g、3.95mol)が乾燥テトラヒドロフラン(3100ml)に溶解され、この溶液は、乾燥ジメチルスルホキシド(850ml)でさらに希釈された。塩化ベンジルの溶液は、亜鉛懸濁液に25℃で、30分間加えられた。発熱反応は観察されなかった。有機亜鉛スラリーの温度が30~33℃に上昇され、別に19時間、攪拌し続けた。加熱が止められ、懸濁液は、25℃で3.5日間攪拌された。攪拌が止められ、反応しない亜鉛は、下部に沈着し、塩化ベンジル亜鉛の濁った溶液、BnZnClはデカントされた。このようにして、約0.7Mの溶液の塩化ベンジル亜鉛(4850g、4942ml、d0.9814g/ml、3.459mol、88%収率)が調製された。
ベンジル試薬の調製2:塩化ベンジルを加えた直後に温度が30~33℃に上昇されたこと以外は、塩化ベンジル亜鉛、化合物13、溶液は、同様に作製された。攪拌が止められ、反応しない亜鉛は、沈着し、塩化ベンジル亜鉛の濁った溶液はデカントされた。約0.7Mの溶液の塩化ベンジル亜鉛、BnZnCl(4980g、5074ml、d0.9814g/ml、3.552mol、90%収率)が得られた。
根岸カップリング1:根岸カップリングは、第1の塩化ベンジル亜鉛溶液の調製物1を使用して300gの規模で実施された。10Lのダブルジャケットガラス製反応器に化合物6(300g、1245mmol)、酢酸パラジウム(II)(27.9g、124mmol、10mol%)、トリ-tert-ブチルホスホニウムテトラフルオロホウ酸塩(54.2g、187mmol、15mol%)及び乾燥テトラヒドロフラン(1950ml)が充填された。懸濁液を含む反応器は部分的に(150mbarまで)排気され、窒素が3回充填された。塩化ベンジル亜鉛、化合物13、溶液(約0.7M)(3566ml、約2496mmol、約2.0等量、灰色がかった混濁液)は、反応器ジャケットの能動冷却(0℃)で、窒素下の滴下漏斗を介して、22~31℃(発熱性)で29分間、加えられた。加え終わると、ジャケットのセットポイント温度は、30℃に変更された。90分後、試料は回収され、HPLC分析(2mlのアセトニトリル、1mlの水及び10μlのジメチルアセトアミドで希釈された10μlの試料、その後、PTFE0.45μmのシリンジフィルターによってろ過された)は、2.53%の残存する出発材料を示した。BnZnCl溶液の別のポーション(約0.7M)(106ml、約74.2mmol、0.06等量)が加えられ、温度の制御は反応器(外部)に切り替えられ、55℃に設定された。試料は、1.70%の残存する出発材料を示した35分後に回収された。塩化ベンジル亜鉛(II)の第3のポーション(約0.7M、調製物1)(97.8ml、約68.5mmol、約0.055等量)が一度加えられ、転換は添加後15分以内に98.95%に達した。
反応混合物は30分にわたり23℃に冷却された。さらに冷却しながら(セットポイント-5℃)、塩酸(1M、5153ml、5153mmol)が、15~24℃で32分間加えられた。ジャケットの温度は20℃に設定され、その後、反応物は45分間攪拌された。ジャケットの温度は-5℃に設定され、懸濁液は23分にわたり10℃に冷却された。ジャケットの温度は10℃に設定され、懸濁液はろ過された(ガラスろ過器S3)。ろ過は1時間を要した。灰色の泥状のフィルターケーキは水(2L)と混合され、3回乾燥吸引された。湿潤した産物(834g)は、ロータリーエバポレーターで乾燥されて(8時間、90℃、12mbar)、95.68%の純度の化合物8(317.4g、1258mmol、101%収率、バッチMAKA08-027)を得た。5.356分で溶出している不純物は、揮発性で、乾燥を延長することによって、完全に除去することができることが分かった。このことは、全体の不純物が約97%に改善された小さい試料で実証された。
根岸カップリング2:第2の根岸カップリングは、標準的なプレ触媒の充填の約2分の1を使用するが、より多くの塩化ベンジル亜鉛、化合物13、調製物2からの溶液(4074g対根岸1の3698g)を使用して、300gの規模で実施された。10Lのダブルジャケットガラス製反応器に化合物6(300g、1245mmol)、酢酸パラジウム(II)(15.00g、66.8mmol、5.37mol%)、トリ-tert-ブチルホスホニウムテトラフルオロホウ酸塩(29.1g、100mmol、8.05mol%)及び乾燥テトラヒドロフラン(1950ml)が充填された。懸濁液を含む反応器は部分的に(150mbarまで)排気され、窒素が3回充填された。塩化ベンジル亜鉛溶液(約0.7M、調製物2)(3825ml、約2678mmol、約2.15等量、灰色がかった混濁液)は、反応器ジャケットの能動冷却(0℃)で、窒素下の滴下漏斗を介して、25~35℃で30分間、加えられた。加え終わると、ジャケットのセットポイント温度は、30℃に変更された。60分後、試料は、回収され、HPLC分析は、1.15%の残存する出発材料を示した。BnZnCl溶液の別のポーション(約0.7M)(326ml、約228mmol、0.18等量)が5分間加えられ、温度の制御は反応器(外部)に切り替えられ、55℃に設定された。反応混合物は50~55℃で50分間攪拌された。反応混合物試料のHPLC分析は、0.3%未満の残存する出発材料を示した。
反応混合物は、70分にわたり20℃に冷却された。さらに冷却しながら(セットポイント-5℃)、塩酸(1M、5153ml、5153mmol)が、15~24℃で30分間加えられた。ジャケットの温度は20℃に設定され、その後、反応物は48分間攪拌された。ジャケットの温度は-5℃に設定され、懸濁液は27分にわたり10℃に冷却された。ジャケットの温度は10℃に設定され、懸濁液はろ過された(ガラスろ過器S3)。ろ過は30分を要した。灰色の泥状のフィルターケーキは水(2L)と混合され、3回乾燥吸引された。湿潤した産物は、ロータリーエバポレーターで乾燥されて(8時間、90℃、12mbar)、化合物8(295.2g、1170mmol、94%%収率)を得た。
工程4:塩素化
10Lのダブルジャケットガラス製反応器にアセトニトリル(3030ml、無水)及び化合物8(638g、2529mmol)が窒素雰囲気下で充填された。懸濁液は10分にわたり10℃に冷却され、塩化ホスホリル(943ml、10.1mol、4.0等量)が2分間、漏斗を介して加えられた。ジャケットのセットポイント温度が0℃に変更された。ジイソプロピルエチルアミン(969ml、5564mmol、2.20等量)が12分間、漏斗を介して加えられた。反応混合物の温度は、30℃に上昇し、白色の煙の放出が添加の間、視認された。得られる黒色の溶液は、次に、80℃に加熱され、80~84℃で6時間攪拌された。5時間後のHPLC分析は、1%の残存する出発材料を示した。混合物は、20℃に冷却され、攪拌することなく一晩、放置された。
アセトニトリル及びPOClは、ロータリーエバポレーターを使用して留去され(水浴50~90℃、圧力:250~10mbar)、黒色の液体残渣は、1.0Lの乾燥トルエンで同時蒸着された(油浴120~155℃)(83~109℃、750ml)。残渣は、室温(22℃)に冷却された。混合物は、週末に22℃で、攪拌することなく放置された。残渣はさらにロータリーエバポレーターで濃縮されて(100~150℃の油浴、200~8mbar)、留出物(250ml)及び残渣(2114g)を得た。この残渣は、酢酸エチル(6380ml)に溶解された。
操作の都合のために、この溶液は、2つの等しい部に分けられ、それぞれの部は、激しく攪拌されたリン酸二カリウムの水性2Mの溶液(4426ml、8852mmol)に5~10℃で注がれた。二相性の混合物は、攪拌されて、相が分離される前に、30分にわたり18℃に温められた。有機層は、湿潤しており、多量で、不溶性の物質を含んだ。両方の部の有機層は、1つにまとめられ、14~28℃で30分間、冷却されながら、乾燥剤(MgSO、2182g)がいくつかのポーションで加えられた。ロータリーエバポレーターにおける揮発物のろ過及び除去(60℃で8時間)は、軟質の茶色のかたまり/ペレットとして、化合物9(746.1g、2580mmol、理論値の102%)を提供した。材料は、周囲雰囲気下で、密閉されたフラスコに保管された。
化合物9の調製されたバッチは、望んでいたより低い純度(95.95%、HPLC)を示した。観察された純度の悪化は、作製手順の間、大気湿度に長時間接触したためかもしれない。化合物9の仕様試験は、フォローアップのステップ5及び6を伴って実施された。この反応シークエンスは、97%超のHPLC純度の化合物11を提供した。
工程5:カルバジド酸塩の添加
2-プロパノール(3787ml)中の遊離塩基化合物4の溶液(254g、1310mmol)は、室温で、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(456ml、2619mmol、2等量)で処理された。
黄色の溶液は、還流加熱(水浴85℃)され、還流下で、合計34時間攪拌された。混合物は、25℃に冷却され、ガラス濾過器(S3)を通過し、ロータリーエバポレーターに濃縮され(250~120mbar、水浴30~50℃)、70℃で2時間乾燥されて、810gの茶色の油を得た(138%の理論値)。この材料は次の工程に使用された。
工程6:トリアゾロン、化合物11の閉環
工程5の調製された粗化合物10の半分が使用された。6Lのフラスコに、1,4-ジオキサン(4300ml)に溶解されたエチル2-(6-ベンジル-2-クロロキナゾリン-4-イル)-1-(p-トリル)ヒドラジン-1-カルボン酸塩(293g、655mmol、前の工程MAKA08-035の理論上の収率100%の2分の1として計算された)が充填された。得られた濃い茶色の溶液は、水浴に60℃に加熱された(64℃)。水酸化ナトリウムの水性の2Mの溶液(1601ml、3203mmol)が1つのポーションに加えられた(温度は45℃に低下)。反応混合物は、55~60℃で、90分間攪拌された。
10分以内に、固形物が沈殿し始めた。HP分析は、反応混合物に出発材料が残っていないことを示した。混合物は、50分にわたり23℃に冷却され、その後、この温度で35分間攪拌された。ベージュ色の懸濁液がろ過され、フィルターケーキは1:1のジオキサン/水で(500mlで4回)洗浄された。ベージュ色のフィルターケーキは、ロータリーエバポレーションで50℃、3時間乾燥されて、ベージュ色の固体として粗化合物11(202g、76%収率、82.57%純度)を得た。
調製された粗化合物10の第2の半分は、同様に処理されて、ベージュ色の固体として化合物11(217g、82%収率、81.59%純度)を得た。24.3分で、両方のバッチは、重要なレベルの不純物IMPを含んだ。この不純物は、共通の溶媒にかなり低い可溶性を有した。
工程7:化合物12の合成
中間化合物11の2つのバッチは合わせられ、酢酸で処理されて、最終化合物12を調製し、同時に最後の結晶化工程を実施した。20Lの反応溶液に化合物11(413.5g、1022mmol)及び16Lの酢酸が充填された。懸濁液は、110℃(ジャケットの温度:145℃)に加熱され、41gの木炭が加えられ、懸濁液は、120~124℃で1時間攪拌された。温度は、95℃まで低下され、その後、混合物はろ過された(Accugafポリプロピレンフィルター、多孔性1μm)。反応容器は95℃で5Lの酢酸で洗浄され、得られる洗浄した液体は、同フィルターでろ過された。
合わせられた熱いろ液は、第2の30Lの反応器に移され、そこで自然沈殿が生じた。第1の容器及びフィルターは、追加の酢酸(1.7L)で洗浄され、第2の反応器にも加えられ、混合物は105℃に加熱されて、透明な黄色味がかった溶液を得た。温度は、穏やかに攪拌しながら、一晩で22℃にゆっくりと上昇した。得られる懸濁液はガラス濾過器を通過し、フィルターケーキは、酢酸(500ml)で、続いて水(1Lで3回)洗浄された。白色の産物(フィルターケーキ)はロータリーエバポレーターで60℃、6時間乾燥されて、最初の化合物12を得た(114.7g)。
分離された収率は、予想よりも低かった。そのため、母液及びAcOH洗浄液体が合わせられ、濃縮され、得られる残渣(4Lの容量)は一晩で、室温(22℃)に放冷された。懸濁液はろ過され、フィルターケーキは酢酸(200ml)及び水(1Lで2回)で洗浄された。黄色のフィルターケーキは、真空オーブンで、60℃(2mbar)で6時間乾燥されて、第2の化合物12(23.3g)を得た。
回収率が依然として低かったため、ポリプロピレンフィルター(約410g、木炭を含む)による最初のろ過からの湿潤材料は、反応溶液に戻されて、酢酸(12L)で120~125℃で2時間攪拌され、その後、温度が95℃まで低下されて、ろ過することができた。フィルター上の残渣は、2Lの熱い酢酸で洗浄され、合わせられたろ液は、一晩かけて24℃に冷却された。得られる懸濁液は、ろ過され、フィルターケーキは、酢酸(0.5L)及び水(1Lで3回)洗浄された。白色の固体は、ロータリーエバポレーターで60℃、6mbarで6時間乾燥されて、第3の化合物12(95.1g)を得た。木炭(2L)の酢酸による洗浄は、別々にろ過され、酢酸(100ml)及び水(1L)で洗浄された。白色固体は、真空オーブンに60℃(2mbar)で6時間乾燥されて、第4の化合物12(5.4g)を得た。
湿潤した木炭の残渣(79g)は、5Lの酢酸で、120~125℃で2時間、もう1回処理された。95℃に冷却され、ろ過した後に、木炭の残渣は1Lの酢酸で洗浄された。合わせられたろ液は、約1Lの容量まで蒸発され、22℃に冷却され、ろ過され、酢酸(200mlで1回)及び水(250mlで2回)洗浄された。得られる白色の固体は、真空オーブンに60℃、2mbarで6時間乾燥されて、第5の化合物12(11.6g;MAKA08-039-5)を得た。第3及び第4の回収物の沈殿後の母液を合わせ、700mlの容量に濃縮し、22℃に放冷し、その後ろ過した。得られる固形物は、酢酸(100mlで1回)及び水(250mlで2回)洗浄され、真空オーブンに60℃及び2mbarで6時間乾燥されて、第6の化合物12(17.5g)を得た。
化合物12の6つの回収物は、それぞれ独立して、LCMSによって分析され、分析結果は、産物のバッチは24.3分で溶出する不純物を除いて、ほとんど僅かしか不純物を含まず、2.6%~3.3%のレベルで、全ての回収物に存在した(表2を参照されたい)。
表2:最後の産物の化合物12の分離された回収物
Figure 0007236458000008
化合物12の精製
3.5%未満のIMP24.3を含む化合物12のバッチは合わせられ、トルエンにおいて再スラリーすることによって精製された。トルエン(13.5l)中の化合物12(278.24g、728mmol)の懸濁液は、攪拌しながら加熱還流され、2時間還流された。懸濁液は、80分にわたり30℃に冷却され、ろ過された(ガラス濾過器S2)。フィルターケーキはトルエン(5.2l)(2.2l、1.5l、1.5lの3つのポーション)で洗浄され、ホットエアードライヤーで70℃、14時間乾燥されて、精製された化合物12を得た(268.4g、702mmol、96%収率、98.7%純度)。酢酸の含有量は、H NMRスペクトルから推定され、1.6%(w/w)であった。
調製された材料の選択された金属(Pd、Cu、Zn)の含有量についても試験が行われた。表3に示されるように、残余の金属の量は、10ppm未満であった(ICHガイドライン)。
表3:化合物12の選択された金属の含有量(ICP-MS)
Figure 0007236458000009
本発明は、したがって、また、9-ベンジル-2-(4-メチルフェニル)-2,6-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]キナゾリン-3,5-ジオンを含み、スキーム1又は2に記載される方法によって調製される式(I)の化合物、又はその薬学的に許容される塩に関する。
式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩は、本明細書に記載の方法によって調製され、式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩を含む通常の医薬組成物に製剤化され、薬学的に許容される担体又は賦形剤と共に本明細書に記載の方法によって調製することができる。好ましくは、本発明の医薬組成物は、本明細書に記載の方法によって調製される9-ベンジル-2-(4-メチルフェニル)-2,6-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]キナゾリン-3,5-ジオンを含む。薬学的に許容される担体は、固体又は液体の何れかであってよい。固体の形態の調製物として、限定されないが、粉末、錠剤、分散性顆粒、カプセル、カシェ剤、及び坐薬が挙げられる。
固体担体は、少なくとも1つの物質であってもよく、希釈剤、香味料、可溶化剤、潤滑剤、懸濁剤、結合剤又錠剤崩壊剤として作用してもよい。固体剤形は、カプセル封じ材料であってもよい。
粉末において、担体は、微細な固体であり、本発明の微細な化合物との混合物に存在し、又は錠剤の有効成分に存在し、有効成分は、適切な割合の必要な結合特性を有する担体と混合され、所望の形状及びサイズに圧縮される。
坐薬「組成物を調製するために、脂肪酸グリセリド及びココアバターの混合物等の低融点ワックスが最初に溶融され、有効成分は、例えば、攪拌することによって、そこに分散される。溶融した均一な混合物は、その後、都合のよい大きさの型に注がれ、冷却し、固形化される。
適切な担体として、限定されないが、炭酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク、ラクトース、糖、ペクチン、デキストリン、デンプン、トラガント、メチルセルロース、カルボキシルメチルセルロースナトリウム、低融点ワックス、ココアバター等が挙げられる。
「組成物」という用語は、また、担体としてカプセル封じ材料を有する有効成分の製剤を含むことを意図し、有効成分が(その他の担体のある場合又はない場合に)それに結合して存在する担体によって包囲されるカプセルを提供する。同様に、カシェ剤が含まれる。
錠剤、粉末、カシェ剤及びカプセルは、経口投与に適した固形剤形として使用することができる。
液体剤形組成物として、溶液、懸濁液及び乳剤が挙げられる。例えば、無菌水又は活性化合物のプロピレングリコール水溶液は、非経口投与に適した液体製剤であってもよい。液体組成物は、水性ポリエチレングリコール溶液の溶液に製剤化することもできる。
経口投与のための水性溶液は、有効成分を水に溶解し、適切な着色剤、香味料、安定剤、及び望ましい場合には増粘剤を加えることによって調製することができる。経口使用の水性懸濁液は、微細有効成分を、天然合成ゴム、樹脂、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム及び医薬製剤の分野で知られているその他の懸濁剤と共に、水に分散することによって作製することができる。経口使用を意図した例示的な組成物は、少なくとも1つの着色剤、甘味料、香味料及び/又は保存剤を含んでもよい。
投与形態に依存して、医薬組成物は、約0.05%w/w~約99%w、より詳細には、約0.10%w~50%wの式(I)の化合物を含み、全ての重量%は、組成物の総重量に基づく。当業者は、個別の患者の年齢、体重及び反応を含む知られている基準を使用して、並びに治療を受ける若しくは予防を受ける疾患の内容の中で解釈されて、本発明を実施するための治療有効量を決定することができる。
本明細書に記載の方法によって調製される式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩、及びその医薬組成物は、抗不安、抗痙攣、催眠鎮静、及び骨格筋弛緩病態、並びに不安惹起、睡眠障害(somnolytic)及び痙攣症状を治療するために使用することができる。したがって、本発明は、また、治療有効量の本明細書に記載の方法によって調製される式(I)の化合物の少なくとも1つを投与することによって、又は治療有効量のその少なくとも1つの医薬組成物を投与することによって、ヒトを含む哺乳動物の抗不安、抗痙攣、催眠鎮静、及び骨格筋弛緩病態、並びに不安惹起、睡眠障害及び痙攣症状を治療する方法に関する。
好ましくは、本発明は、治療有効量の本明細書に記載の方法によって調製される9-ベンジル-2-(4-メチルフェニル)-2,6-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]キナゾリン-3,5-ジオンを投与することによって、又は治療有効量のその少なくとも1つの医薬組成物を投与することによって、ヒトを含む哺乳動物の抗不安、抗痙攣、催眠鎮静、及び骨格筋弛緩病態、並びに不安惹起、睡眠障害(somnolytic)及び痙攣症状を治療する方法に関する。
本発明の一態様を以下に示すが、本発明はそれに限定されない。
[発明1]
式(I)の化合物及びその薬学的に許容される塩を調製するプロセスであって、
[化1]
Figure 0007236458000010

は、ハロゲン、1~2個の炭素原子を有するアルキル、1~3個の炭素原子を有するカルボキシアルキル、アルキニル鎖に2~3個の炭素原子を有するフェニル-アルキニル、アルケニル鎖に1~3個の炭素原子を有するフェニル-アルケニル、アルキル鎖に1~3個の炭素原子を有するフェニル-アルキルであって、フェニル部分がさらに、任意の位置で酸素又は硫黄原子によって置換され得る、フェニル-アルキル、アルキル鎖に1~2個の炭素原子を有するピリジル-アルキル及びトリフルオロメチルから成る群から選択され、
は、水素及びハロゲンから成る群から選択され、並びに
は、水素、ハロゲン及び1~2個の炭素原子を有するアルキルから成る群から選択され、
工程1において、式(IV)の化合物を形成するのに充分な条件下で、式(II)の化合物を式(III)の化合物と反応させ、
[化2]
Figure 0007236458000011

工程2において、式(VI)の化合物を形成するのに充分な条件下で、式(V)の化合物を反応させ、
[化3]
Figure 0007236458000012

工程3において、式(VII)の化合物を形成するのに充分な条件下で、式(VI)の化合物を式(XI)の亜鉛試薬と反応させ、
[化4]
Figure 0007236458000013

工程4において、式(VIII)の化合物を形成するのに充分な条件下で、式(VII)の化合物を反応させ、
[化5]
Figure 0007236458000014

工程5において、式(IX)の化合物を形成するのに充分な条件下で、式(VIII)の化合物を式(IV)の化合物と反応させ、
[化6]
Figure 0007236458000015

工程6において、式(X)の化合物を形成するのに充分な条件下で、式(IX)の化合物を反応させ、
[化7]
Figure 0007236458000016

並びに
工程7において、式(I)の化合物を形成するのに充分な条件下で、式(X)の化合物を反応させる、式(I)の化合物及びその薬学的に許容される塩を調製するプロセス。
[化8]
Figure 0007236458000017

[発明2]
工程1において、ジメチルスルホキシド、前記式(III)の化合物、炭酸セシウム、前記式(II)の化合物、ヨウ化銅(I)が、式(IV)の粗化合物を形成するのに充分な条件下で反応され、
前記式(IV)の粗化合物は、前記式(IV)の化合物の塩酸塩を形成するのに充分な条件下で、塩化水素溶液と反応され、
前記式(IV)の化合物の塩化水素塩及び炭酸水素ナトリウムは、前記式(IV)の化合物の遊離塩基を形成するのに充分な条件下で反応される、発明1に記載のプロセス。
[発明3]
前記ジメチルスルホキシド、前記式(III)の化合物、前記炭酸セシウム、前記式(II)の化合物、及び前記ヨウ化銅(I)は、前記式(IV)の粗化合物を形成するためにこの順序で反応される、発明2に記載のプロセス。
[発明4]
工程2において、前記式(V)の化合物及び尿素が前記式(VI)の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される、発明1~3の何れか1項に記載のプロセス。
[発明5]
工程3において、前記式(VI)の化合物、前記式(XI)の亜鉛試薬、パラジウム(II)酢酸塩、及び、トリ-tert-ブチルホスホニウムテトラフルオロホウ酸塩が、前記式(VII)の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される、発明1~4の何れか1項に記載のプロセス。
[発明6]
式R -Clの化合物が、前記式(XI)の亜鉛試薬を形成するのに充分な条件下で反応される、発明1~5の何れか1項に記載のプロセス。
[発明7]
工程4において、前記式(VII)の化合物、オキシ塩化リン及びジイソプロピルエチルアミンが、前記式(VIII)の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される、発明1~6の何れか1項に記載のプロセス。
[発明8]
工程5において、前記式(VIII)の化合物、前記式(IV)の化合物、及びN,N-ジイソプロピルエチルアミンが、前記式(IX)の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される、発明1~7の何れか1項に記載のプロセス。
[発明9]
工程6において、前記式(IX)の化合物及び水酸化ナトリウムが前記式(X)の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される、発明1~8の何れか1項に記載のプロセス。
[発明10]
工程7において、前記式(X)の化合物及び酢酸が前記式(I)の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される、発明1~9の何れか1項に記載のプロセス。
[発明11]
前記式(I)の化合物が9-ベンジル-2-(4-メチルフェニル)-2,6-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]キナゾリン-3,5-ジオンである、発明1~10の何れか1項に記載のプロセス。
[発明12]
発明1~10の何れか1項に記載のプロセスによって調製される、式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩。
[発明13]
前記式(I)の化合物が9-ベンジル-2-(4-メチルフェニル)-2,6-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]キナゾリン-3,5-ジオンである、発明12に記載の化合物。
[発明14]
本明細書に記載のスキーム2に記載されるプロセスによって調製される式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩。
[発明15]
前記式(I)の化合物が9-ベンジル-2-(4-メチルフェニル)-2,6-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]キナゾリン-3,5-ジオンである、発明14に記載の化合物。
[発明16]
以下の構造を有する式12の化合物を調製するプロセスであって、
[化9]
Figure 0007236458000018

工程1において、式1及び式2の前記化合物を前記式4の化合物を形成するのに充分な条件下で反応させ、
[化10]
Figure 0007236458000019

工程2において、前記式5の化合物を前記式6の化合物を形成するのに充分な条件下で反応させ、
[化11]
Figure 0007236458000020

工程3において、前記式8の化合物を形成するのに充分な条件下で、前記式6の化合物を前記式13の亜鉛試薬と反応させ、
[化12]
Figure 0007236458000021

工程4において、前記式8の化合物を前記式9の化合物を形成するのに充分な条件下で反応させ、
[化13]
Figure 0007236458000022

工程5において、前記式9の化合物を前記式10の化合物を形成するのに充分な条件下で前記式4の化合物と反応させ、
[化14]
Figure 0007236458000023

工程6において、前記式10の化合物を前記式11の化合物を形成するのに充分な条件下で反応させ、
[化15]
Figure 0007236458000024

並びに
工程7において、前記式11の化合物を前記式12の化合物を形成するのに充分な条件下で反応させることを含む、式12の化合物を調製するプロセス。
[化16]
Figure 0007236458000025

[発明17]
塩化ベンジルが前記式13の亜鉛試薬を形成するのに充分な条件下で反応される、発明16に記載の方法。
[発明18]
工程1において、ジメチルスルホキシド、前記式2の化合物、炭酸セシウム、前記式1の化合物及びヨウ化銅(I)が、式4の粗化合物を形成するのに充分な条件下で反応され、
前記式4の粗化合物が、前記式4の化合物の塩酸塩を形成するのに充分な条件下で塩化水素溶液と反応され、
前記式4の化合物の前記塩化水素塩及び炭酸水素ナトリウムが前記式4の化合物の遊離塩基を形成するのに充分な条件下で反応される、発明16又は17に記載のプロセス。
[発明19]
工程2において、前記式5の化合物及び尿素が、前記式6の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される、発明16~18の何れか1項に記載のプロセス。
[発明20]
工程3において、前記式6の化合物、前記式13の亜鉛試薬、パラジウム(II)酢酸塩、及び、トリ-tert-ブチルホスホニウムテトラフルオロホウ酸塩が、前記式8の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される、発明16~19の何れか1項に記載のプロセス。
[発明21]
工程4において、前記式8の化合物、オキシ塩化リン及びジイソプロピルエチルアミンが、前記式9の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される、発明16~20の何れか1項に記載のプロセス。
[発明22]
工程5において、前記式9の化合物、前記式4の化合物、及びN,N-ジイソプロピルエチルアミンが、前記式10の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される、発明16~21の何れか1項に記載のプロセス。
[発明23]
工程6において、前記式10の化合物及び水酸化ナトリウムが前記式11の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される、発明16~22の何れか1項に記載のプロセス。
[発明24]
工程7において、前記式11の化合物及び酢酸が前記式12の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される、発明16~23の何れか1項に記載のプロセス。
[発明25]
発明16~24の何れか1項に記載のプロセスによって調製される9-ベンジル-2-(4-メチルフェニル)-2,6-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]キナゾリン-3,5-ジオン。
[発明26]
本明細書に記載のスキーム1に記載のプロセスによって調製される9-ベンジル-2-(4-メチルフェニル)-2,6-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]キナゾリン-3,5-ジオン。
[発明27]
発明1~11又は16~24の何れか1項に記載のプロセスによって調製される式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物、並びに薬学的に許容される担体又は賦形剤。
[発明28]
前記式(I)の化合物が9-ベンジル-2-(4-メチルフェニル)-2,6-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]キナゾリン-3,5-ジオンである、発明27に記載の医薬組成物。
[発明29]
発明12~15、25又は26の何れか1項に記載の化合物及び薬学的に許容される担体又は賦形剤を含む医薬組成物。
[発明30]
発明1~11又は16~24の何れか1項に記載のプロセスによって調製される治療有効量の式(I)の少なくとも1つの化合物又はその薬学的に許容される塩を投与することによって、哺乳動物の抗不安、抗痙攣、催眠鎮静、骨格筋弛緩、不安惹起、睡眠障害(somnolytic)及び痙攣症状を治療する方法。
[発明31]
前記式(I)の化合物が9-ベンジル-2-(4-メチルフェニル)-2,6-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]キナゾリン-3,5-ジオンである、発明29に記載の方法。
[発明32]
発明27~29の何れか1項に記載の少なくとも1つの医薬組成物の治療有効量を投与することによって、哺乳動物の抗不安、抗痙攣、催眠鎮静、骨格筋弛緩、不安惹起、睡眠障害(somnolytic)及び痙攣症状を治療する方法。

Claims (20)

  1. 式(I)の化合物及びその薬学的に許容される塩を調製するプロセスであって、
    Figure 0007236458000026

    は、ハロゲン、1~2個の炭素原子を有するアルキル、1~3個の炭素原子を有するカルボキシアルキル、アルキニル鎖に2~3個の炭素原子を有するフェニル-アルキニル、アルケニル鎖に1~3個の炭素原子を有するフェニル-アルケニル、アルキル鎖に1~3個の炭素原子を有するフェニル-アルキルであって、フェニル部分がさらに、任意の位置で酸素又は硫黄原子によって置換され得る、フェニル-アルキル、アルキル鎖に1~2個の炭素原子を有するピリジル-アルキル及びトリフルオロメチルから成る群から選択され、
    は、水素及びハロゲンから成る群から選択され、並びに
    は、水素、ハロゲン及び1~2個の炭素原子を有するアルキルから成る群から選択され、
    工程1において、式(IV)の化合物を形成するのに充分な条件下で、式(II)の化合物を式(III)の化合物と反応させ、
    Figure 0007236458000027

    工程2において、式(VI)の化合物を形成するのに充分な条件下で、式(V)の化合物を反応させ、
    Figure 0007236458000028

    工程3において、式(VII)の化合物を形成するのに充分な条件下で、式(VI)の化合物を式(XI)の亜鉛試薬と反応させ、
    Figure 0007236458000029

    工程4において、式(VIII)の化合物を形成するのに充分な条件下で、式(VII)の化合物を反応させ、
    Figure 0007236458000030

    工程5において、式(IX)の化合物を形成するのに充分な条件下で、式(VIII)の化合物を式(IV)の化合物と反応させ、
    Figure 0007236458000031

    工程6において、式(X)の化合物を形成するのに充分な条件下で、式(IX)の化合物を反応させ、
    Figure 0007236458000032

    並びに
    工程7において、式(I)の化合物を形成するのに充分な条件下で、式(X)の化合物を反応させる、式(I)の化合物及びその薬学的に許容される塩を調製するプロセス。
    Figure 0007236458000033
  2. 工程1において、ジメチルスルホキシド、前記式(III)の化合物、炭酸セシウム、前記式(II)の化合物、ヨウ化銅(I)が、式(IV)の粗化合物を形成するのに充分な条件下で反応され、
    前記式(IV)の粗化合物は、前記式(IV)の化合物の塩酸塩を形成するのに充分な条件下で、塩化水素溶液と反応され、
    前記式(IV)の化合物の塩化水素塩及び炭酸水素ナトリウムは、前記式(IV)の化合物の遊離塩基を形成するのに充分な条件下で反応される、請求項1に記載のプロセス。
  3. 前記ジメチルスルホキシド、前記式(III)の化合物、前記炭酸セシウム、前記式(II)の化合物、及び前記ヨウ化銅(I)は、前記式(IV)の粗化合物を形成するためにこの順序で反応される、請求項2に記載のプロセス。
  4. 工程2において、前記式(V)の化合物及び尿素が前記式(VI)の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される、請求項1~3の何れか1項に記載のプロセス。
  5. 工程3において、前記式(VI)の化合物、前記式(XI)の亜鉛試薬、パラジウム(II)酢酸塩、及び、トリ-tert-ブチルホスホニウムテトラフルオロホウ酸塩が、前記式(VII)の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される、請求項1~4の何れか1項に記載のプロセス。
  6. 式R-Clの化合物を亜鉛と反応させることにより前記式(XI)の亜鉛試薬が形成される、請求項1~5の何れか1項に記載のプロセス。
  7. 工程4において、前記式(VII)の化合物、オキシ塩化リン及びジイソプロピルエチルアミンが、前記式(VIII)の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される、請求項1~6の何れか1項に記載のプロセス。
  8. 工程5において、前記式(VIII)の化合物、前記式(IV)の化合物、及びN,N-ジイソプロピルエチルアミンが、前記式(IX)の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される、請求項1~7の何れか1項に記載のプロセス。
  9. 工程6において、前記式(IX)の化合物及び水酸化ナトリウムが前記式(X)の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される、請求項1~8の何れか1項に記載のプロセス。
  10. 工程7において、前記式(X)の化合物及び酢酸が前記式(I)の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される、請求項1~9の何れか1項に記載のプロセス。
  11. 前記式(I)の化合物が9-ベンジル-2-(4-メチルフェニル)-2,6-ジヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3-c]キナゾリン-3,5-ジオンである、請求項1~10の何れか1項に記載のプロセス。
  12. 以下の構造を有する式12の化合物を調製するプロセスであって、
    Figure 0007236458000034

    工程1において、式1及び式2の前記化合物を前記式4の化合物を形成するのに充分な条件下で反応させ、
    Figure 0007236458000035

    工程2において、前記式5の化合物を前記式6の化合物を形成するのに充分な条件下で反応させ、
    Figure 0007236458000036

    工程3において、前記式8の化合物を形成するのに充分な条件下で、前記式6の化合物を前記式13の亜鉛試薬と反応させ、
    Figure 0007236458000037

    工程4において、前記式8の化合物を前記式9の化合物を形成するのに充分な条件下で反応させ、
    Figure 0007236458000038

    工程5において、前記式9の化合物を前記式10の化合物を形成するのに充分な条件下で前記式4の化合物と反応させ、
    Figure 0007236458000039

    工程6において、前記式10の化合物を前記式11の化合物を形成するのに充分な条件下で反応させ、
    Figure 0007236458000040

    並びに
    工程7において、前記式11の化合物を前記式12の化合物を形成するのに充分な条件下で反応させることを含む、式12の化合物を調製するプロセス。
    Figure 0007236458000041
  13. 塩化ベンジルを亜鉛と反応させることにより前記式13の亜鉛試薬が形成される、請求項12に記載の方法。
  14. 工程1において、ジメチルスルホキシド、前記式2の化合物、炭酸セシウム、前記式1の化合物及びヨウ化銅(I)が、式4の粗化合物を形成するのに充分な条件下で反応され、
    前記式4の粗化合物が、前記式4の化合物の塩酸塩を形成するのに充分な条件下で塩化水素溶液と反応され、
    前記式4の化合物の前記塩化水素塩及び炭酸水素ナトリウムが前記式4の化合物の遊離塩基を形成するのに充分な条件下で反応される、請求項12又は13に記載のプロセス。
  15. 工程2において、前記式5の化合物及び尿素が、前記式6の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される、請求項12~14の何れか1項に記載のプロセス。
  16. 工程3において、前記式6の化合物、前記式13の亜鉛試薬、パラジウム(II)酢酸塩、及び、トリ-tert-ブチルホスホニウムテトラフルオロホウ酸塩が、前記式8の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される、請求項12~15の何れか1項に記載のプロセス。
  17. 工程4において、前記式8の化合物、オキシ塩化リン及びジイソプロピルエチルアミンが、前記式9の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される、請求項12~16の何れか1項に記載のプロセス。
  18. 工程5において、前記式9の化合物、前記式4の化合物、及びN,N-ジイソプロピルエチルアミンが、前記式10の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される、請求項12~17の何れか1項に記載のプロセス。
  19. 工程6において、前記式10の化合物及び水酸化ナトリウムが前記式11の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される、請求項12~18の何れか1項に記載のプロセス。
  20. 工程7において、前記式11の化合物及び酢酸が前記式12の化合物を形成するのに充分な条件下で反応される、請求項12~19の何れか1項に記載のプロセス。
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