JP7308092B2 - 水晶素子、水晶デバイス及び電子機器 - Google Patents

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Description

本開示は、水晶素子、水晶素子を備えた水晶デバイス、及び、水晶デバイスを備えた電子機器に関する。水晶デバイスとしては、例えば水晶振動子又は水晶発振器などが挙げられる。
厚みすべり振動モードの水晶素子は、ATカットの水晶片の両主面に、金属膜パターンからなる励振電極を形成したものである。この種の水晶素子として、水晶片の側面に結晶面であるm面を有するもの(以下「関連技術1」という。)が知られている(例えば特許文献1の図3参照)。
水晶デバイスは、水晶素子の圧電効果及び逆圧電効果を利用して、特定の発振周波数を発生させる。一般的な水晶デバイスは、パッケージ内に水晶素子を収容し、これを蓋体によって気密封止した構造である(例えば特許文献1の図1参照)。
特開2015-211362号公報
上述の水晶素子では、水晶片の側面で反射する振動が励振電極での主振動に影響しないように、水晶片の側面から励振電極までの距離を所定値に設定している。しかしながら、関連技術1では、側面の一部であるm面が主面に対して斜めになっているので、m面で反射する振動が複雑な経路で伝搬することになる。そのため、m面で反射する振動が励振電極に到達して、主振動を阻害したり、主振動に結合したりすることがある。その結果、関連技術1では、水晶素子の等価直列抵抗値の増加、周波数温度特性の劣化など、電気的特性の低下を招いていた。
そこで、本開示の目的は、m面で反射する振動の影響を低減することにより、電気的特性を向上し得る水晶素子を提供することにある。
本開示に係る水晶素子は、
平面視して長辺及び短辺からなる略矩形であり、互いに向かい合う二つの主面及び前記二つの主面に挟まれた側面を有する水晶片と、
前記主面においてその中央に位置する励振電極と、
前記主面においてその周縁に位置する接続電極と、
前記接続電極と前記励振電極とを電気的に繋ぐ配線電極と、
前記長辺を含む前記側面の一部であり、前記長辺に沿って延びる結晶面であるm面と、
前記主面の前記m面に接する側及び前記m面の少なくとも一方に位置し、前記長辺に沿って延びる振動抑制パターンと、
を備え
前記接続電極は、前記主面の周縁において前記短辺側に位置し、
前記配線電極の一部は、前記主面の前記m面に接する側及び前記m面の少なくとも一方に位置し、前記接続電極から前記長辺に沿って延び前記振動抑制パターンに繋がっているものである。
本開示に係る水晶デバイスは本開示に係る水晶素子を備えたものであり、本開示に係る電子機器は本開示に係る水晶デバイスを備えたものである。
本開示に係る水晶素子によれば、主面のm面に接する側及びm面の少なくとも一方に位置し、長辺に沿って延びる振動抑制パターンを備えたことにより、m面への振動の伝搬及びm面からの振動の反射を抑制できるので、電気的特性を向上できる。
図1[A]は実施形態1の水晶素子を示す斜視図、図1[B]は図1[A]におけるIb-Ib線拡大断面図である。 図2[A]は実施形態1の水晶素子の表側を示す平面図、図2[B]は実施形態1の水晶素子の裏側を示す平面透視図である。 図3[A]は実施形態2の水晶素子の表側を示す平面図、図3[B]は実施形態2の水晶素子の裏側を示す平面透視図である。 図4[A]は実施形態3の水晶素子の表側を示す平面図、図4[B]は実施形態3の水晶素子の裏側を示す平面透視図である。 図5[A]は実施形態4の水晶素子の表側を示す平面図、図5[B]は実施形態4の水晶素子の裏側を示す平面透視図である。 図6[A]は実施形態5の水晶デバイスを示す斜視図であり、図6[B]は図6[A]におけるVIb-VIb線断面図である。 図7[A]は実施形態6の電子機器の第一例を示す正面図であり、図7[B]は実施形態6の電子機器の第二例を示す正面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本開示を実施するための形態(以下「実施形態」という。)について説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の構成要素については同一の符号を用いることにより適宜説明を省略する。図面に描かれた形状は、当業者が理解しやすいように描かれているため、実際の寸法及び比率とは必ずしも一致していない。平面透視図では、表側から水晶片を透視して、裏側の電極を見た状態を示している。
<実施形態1>
図1及び図2に示すように、本実施形態1の水晶素子10は、水晶片12と、励振電極14e,14fと、接続電極14a,14bと、配線電極14g,14hと、m面16a,16bと、振動抑制パターン15e,15fと、備えたものである。
水晶片12は、平面視して長辺11a,11b及び短辺11c,11dからなる略矩形であり、互いに向かい合う二つの主面13e,13fと、二つの主面13e,13fに挟まれた側面13a,13b,13c,13dと、を有する。励振電極14e,14fは、主面13e,13fにおいてその中央に位置する。接続電極14a,14bは、主面13e,13fにおいてその周縁に位置する。配線電極14g,14hは、接続電極14a,14bと励振電極14e,14fとを電気的に繋いでいる。振動抑制パターン15e,15fは、主面13e,13fのm面16a,16bに接する側に位置し、長辺11a,11bに沿って延びている。
振動抑制パターン15e,15fは、励振電極14e,14f等と同じ金属膜からなり、励振電極14e,14f等と同時に形成される。また、振動抑制パターン15e,15fは、どの電極にも接続されておらず、電気的に浮いている(フローティング)。
振動抑制パターン15e,15fは、次のようにしてもよい。振動抑制パターン15e,15fの形成位置は、主面13e,13fのm面16a,16bに接する側に限らず、m面16a,16bでもよいし、主面13e,13fのm面16a,16bに接する側及びm面16a,16bの両方でもよい。振動抑制パターン15eの平面形状は、側面13aに沿った直線状に限らず、側面13a,13bに沿ったニの字状にしてもよいし、側面13a,13dに沿ったL字状にしてもよいし、側面13a,13b,13dに沿ったコの字状などにしてもよい。振動抑制パターン15fの平面形状についても同様である。主面13eに位置する振動抑制パターン15eと主面13fに位置する振動抑制パターン15fとは、平面透視して互いに重ならない部分に形成されているが、平面透視して互いに重なる部分に形成してもよい。つまり、主面13eに位置する振動抑制パターン15eと主面13fに位置する振動抑制パターン15fとで、水晶片12の周縁を挟むようにしてもよい。材質は、金属膜に限らず、例えばシリコン酸化膜、シリコン窒化膜などの絶縁膜としてもよい。
長辺11a,11bを含む二つの側面13a,13bは、水晶片12の厚み方向(Y’軸方向)に斜めとなるm面16a,16bと、水晶片12の厚み方向に略平行となる垂直面17a,17bとを有する。m面16a,16bは結晶面のm面であり、垂直面17a,17bは結晶面のR面に直角な面を含む。換言すると、m面16a,16bは主面13e,13fに対して斜めであり、垂直面17a,17bは主面13e,13fに対して略垂直である。
次に、水晶素子10について更に詳しく説明する。
水晶片12は、ATカット水晶板である。すなわち、水晶において、X軸(電気軸)、Y軸(機械軸)及びZ軸(光軸)からなる直交座標系XYZを、X軸回りに30°以上かつ50°以下(一例として、35°15′)回転させて直交座標系XY’Z’を定義したとき、XZ’平面に平行に切り出されたウェハが水晶片12の原材料となる。そして、長辺11a,11bがX軸に平行、短辺11c,11dがZ’軸に平行、厚み方向がY’軸に平行である。水晶片12の外形寸法を例示すれば、長辺11a,11bは650~920μm、短辺11c,11dは550~690μm、厚みは発振周波数に応じて異なる。例えば、発振周波数が100MHz以上の場合は、励振電極14e,14fが位置する部分の水晶片12の厚みは17μm以下である。
一対の励振電極14e,14fは、平面視して略矩形であり、両主面13e,13fのそれぞれ略中央に設けられている。励振電極14e,14fからは、励振に寄与しない配線電極14g,14hが、長辺11a,11bに沿って短辺11cの接続電極14a,14bまで延びている。つまり、接続電極14aは配線電極14gを介して励振電極14eに導通し、接続電極14bは配線電極14hを介して励振電極14fに導通している。なお、励振電極14e,14fは、略矩形に限らず、例えば略円形又は略楕円形などであってもよい。
励振電極14e,14fは、例えばクロム(Cr)からなる下地層と、金(Au)からなる導体層と、の積層体を成している。つまり、水晶片12上に下地層が位置し、下地層上に導体層が位置している。下地層は、主に水晶片12との密着力を得る役割を果たす。導体層は、主に電気的導通を得る役割を果たす。接続電極14a,14b及び配線電極14g,14hも、励振電極14e,14fと同様に、下地層と導体層との積層体としてもよい。
励振電極14e,14f等の製造工程としては、水晶片12に成膜後にフォトレジストパターンを形成してエッチングする方法、水晶片12にフォトレジストパターンを形成後に成膜してリフトオフする方法、又は、水晶片12をメタルマスクで覆い成膜する方法などが挙げられる。成膜には、スパッタ又は蒸着などが用いられる。
m面16a,16b及び垂直面17a,17bは、ウェットエッチング時(外形加工工程)に主面13eのマスク(耐食膜)と主面13fのマスク(耐食膜)とをZ’軸方向に少しずらすことによって得られる。
水晶素子10は、例えば、フォトリソグラフィ技術とエッチング技術とを用いて次のように製造することができる。
まず、ATカットの水晶ウェハ全面に耐食膜を設け、その上にフォトレジストを設ける。続いて、そのフォトレジストの上に水晶片12のパターンが描かれたマスクを重ね、露光及び現像をすることにより一部の耐食膜を露出させ、この状態で耐食膜に対するウェットエッチングをする。その後、残った耐食膜をマスクにして、水晶ウェハに対してウェットエッチングをすることにより、水晶片12の外形を形成する(外形加工工程)。
その後、残った耐食膜を水晶ウェハから除去し、励振電極14e,14f等となる金属膜を水晶ウェハ全面に設ける。続いて、励振電極14e,14f等のパターンからなるフォトレジストマスクを金属膜上に形成し、不要な金属膜をエッチングによって除去することにより、下地層及び導体層からなる励振電極14e,14f等を形成する。その後、不要なフォトレジストを除去することにより、水晶ウェハに複数の水晶素子10を形成する。最後に、この水晶ウェハから各水晶素子10に個片化することで、単体の水晶素子10が得られる。
水晶素子10の動作は次のとおりである。励振電極14e,14fを介して、水晶片12に交番電圧を印加する。すると、水晶片12は、両主面13e,13fが互いにずれるように厚みすべり振動を起こし、特定の発振周波数を発生させる。このように、水晶素子10は、水晶片12の圧電効果及び逆圧電効果を利用して、一定の発振周波数の信号を出力するように動作する。このとき、励振電極14e,14f間の水晶片12の板厚が薄いほど、高い発振周波数となる。
次に、水晶素子10の作用及び効果について説明する。
m面16a,16bで反射した振動は、近傍の振動抑制パターン15e,15fが錘となることにより減衰する。そのため、m面16a,16bで反射する振動が励振電極14e,14fに到達して、主振動を阻害したり主振動に結合したりすることを、抑えられる。その結果、関連技術1と比較して、等価直列抵抗値の低減、及び、周波数温度特性の向上などを達成できる。よって、水晶素子10によれば、主面13e,13fのm面16a,16bに接する側及びm面16a,16bの少なくとも一方に位置し、長辺11a,11bに沿って延びる振動抑制パターン15e,15fを備えたことにより、m面16a,16bへの振動の伝搬及びm面16a,16bからの振動の反射を抑制できるので、電気的特性を向上できる。
また、長辺11a,11bを含む二つの側面13a,13bが、水晶片12の厚み方向(Y’軸方向)に斜めとなるm面16a,16bと、水晶片12の厚み方向に略平行となる垂直面17a,17bとを有することにより、換言すると、結晶面のm面であるm面16a,16bと、結晶面のR面に直角な面を含む垂直面17a,17bと、を備えたことにより、両端部(両側面13a,13b)が実質的に薄くなる。よって、両端部(両側面13a,13b)での振動変位が大きく減衰するため、振動エネルギの閉じ込め効果によって、CI(クリスタルインピーダンス)値を低減できる。この効果により、いわゆるコンベックス形状、ベベル形状又はメサ型などの構造を採らなくてもよくなるので、製造工程を簡素化できる。この効果は、水晶片12の厚み方向(Y’軸方向)においてm面16a,16bの厚みと垂直面17a,17bの厚みとが等しくなる場合に、最も大きくなる。このとき、図1[B]に示すように、水晶片12の重心に対して左右が点対称となることにより、水晶片12の上半分と下半分とで振動の状態が同じになるので、振動バランスを向上できる。これに加え、水晶素子10によれば、前述したように振動抑制パターン15e,15fによって等価直列抵抗値を低減できるので、上記振動エネルギの閉じ込め効果と相俟ってよりCI値をより低減できる。
<実施形態2>
図3に示すように、本実施形態2の水晶素子20は、次の点で実施形態1と異なる。振動抑制パターン25e,25fは、主面13e,13fのm面16a,16bに接する側及びm面16a,16bの両方に位置する。つまり、振動抑制パターン25e,25fは、主面13e,13fのm面16a,16bに接する側及びm面16a,16bの両方に跨って、長辺11a,11bに沿って直線状に延びている。
水晶素子20によれば、錘の機能を果たす振動抑制パターン25e,25fを、m面16a,16b上にも直接形成したので、m面16a,16bへの振動の伝搬及びm面16a,16bからの振動の反射をより抑制できる。水晶素子20の斜視図及び断面図は、図1に準ずる。本実施形態2のその他の構成、作用及び効果は、実施形態1のそれらと同様である。
<実施形態3>
図4に示すように、本実施形態3の水晶素子30は、次の点で実施形態1と異なる。接続電極34a,34bは、主面13e,13fの周縁において短辺11c側に位置する。配線電極34g,34hの一部は、主面13e,13fのm面16a,16bに接する側及びm面16a,16bの少なくとも一方に位置し、接続電極34a,34bから長辺11a,11bに沿って延び振動抑制パターン35e,35fに繋がっている。振動抑制パターン35e,35fは、配線電極34g,34hに一体化され電気的に接続されている。
本実施形態3では、接続電極34a,34bから配線電極34g,34hを経て振動抑制パターン35e,35fまで、隙間なく一体化された状態で、主面13e,13fのm面16a,16bに接する側及びm面16a,16bの少なくとも一方に位置している。そのため、水晶素子30によれば、m面16a,16bへの振動の伝搬及びm面16a,16bからの振動の反射をより抑制できる。水晶素子30の斜視図及び断面図は、図1に準ずる。本実施形態3のその他の構成、作用及び効果は、実施形態1のそれらと同様である。
<実施形態4>
図5に示すように、本実施形態4の水晶素子40は、次の点で実施形態1と異なる。接続電極44a,44bは、主面13e,13fの周縁において一方の短辺11c側に位置する。配線電極44g,44hの一部は、主面13e,13fのm面16a,16bに接する側及びm面16a,16bの少なくとも一方に位置し、振動抑制パターン45e,45fと並んでかつ接して接続電極44a,44bから長辺11a,11bに沿って延び、他方の短辺11d側で励振電極14e,14fに繋がっている。振動抑制パターン45e,45fは、配線電極44g,44hに一体化され電気的に接続されている。
水晶素子40によれば、接続電極44a,44bから励振電極14e,14fまでの距離を長くできるので、接続電極44a,44bをパッケージに接着又は接合した際の影響を低減できる。例えば、導電性接着剤を用いて接続電極44a,44bをパッケージに実装する際に、導電性接着剤が接続電極44a,44bを這い上がって励振電極14e,14fに到達する距離を稼げるので、不良品の発生を抑制できる。水晶素子40の斜視図及び断面図は、図1に準ずる。本実施形態4のその他の構成、作用及び効果は、実施形態1のそれらと同様である。
<実施形態5>
図6に示すように、本実施形態5の水晶デバイス60は、実施形態1の水晶素子10と、水晶素子10が位置する基体61と、基体61とともに水晶素子10を気密封止する蓋体62と、を備えている。基体61は、パッケージとも呼ばれ、基板61aと枠体61bとからなる。基板61aの上面と枠体61bの内側面と蓋体62の下面とによって囲まれた空間が、水晶素子10の収容部63となる。水晶素子10は、例えば、電子機器等で使用する基準信号を出力する。
換言すると、水晶デバイス60は、上面に一対の電極パッド61d及び下面に四つの外部端子61cを有する基板61aと、基板61aの上面の外周縁に沿って位置する枠体61bと、一対の電極パッド61dに導電性接着剤61eを介して実装される水晶素子10と、水晶素子10を枠体61bとともに気密封止する蓋体62と、を備えている。
基板61a及び枠体61bは、例えばアルミナセラミックス又はガラスセラミックス等のセラミック材料からなり、一体的に形成されて基体61となる。基体61及び蓋体62は、平面視して概ね矩形状である。外部端子61cと電極パッド61d及び蓋体62とは、基体61の内部又は側面に形成された導体を介して電気的に接続される。詳しく言えば、基板61aの下面の四隅に外部端子61cがそれぞれ位置する。それらのうちの二つの外部端子61cが水晶素子10に電気的に接続され、残りの二つの外部端子61cが蓋体62に電気的に接続される。外部端子61cは、電子機器等のプリント配線板などに実装するために用いられる。
水晶素子10は、前述したように、水晶片12と、水晶片12の上面に形成された励振電極14eと、水晶片12の下面に形成された励振電極14fとを有する。そして、水晶素子10は、導電性接着剤61eを介して電極パッド61d上に接合され、安定した機械振動と圧電効果により、電子機器等の基準信号を発振する役割を果たす。
電極パッド61dは、基体61に水晶素子10を実装するためのものであり、基板61aの一辺に沿うように隣接して一対が位置する。そして、一対の電極パッド61dは、それぞれ接続電極14a,14bを接続して水晶素子10の一端を固定端とし、水晶素子10の他端を基板61aの上面から離間した自由端とすることにより、片持ち支持構造にて水晶素子10を基板61a上に固定する。
導電性接着剤61eは、例えば、シリコーン樹脂等のバインダの中に、導電フィラとして導電性粉末が含有されたものである。蓋体62は、例えば、鉄、ニッケル又はコバルトの少なくともいずれかを含む合金からなり、シーム溶接などによって枠体61bと接合することにより、真空状態にある又は窒素ガスなどが充填された収容部63を気密的に封止する。
水晶デバイス60によれば、水晶素子10を備えたことにより、安定した電気特性を発揮できる。なお、水晶デバイス60は、実施形態1の水晶素子10に限らず、他の実施形態の水晶素子を備えたものとしてもよい。
<実施形態6>
図7に示すように、本実施形態6の電子機器71,72はそれぞれ水晶デバイス60を備えている。図7[A]に例示した電子機器71はスマートフォンであり、図7[B]に例示した電子機器72はパーソナルコンピュータである。
図6に示すように構成された水晶デバイス60は、はんだ付け、金(Au)バンプ又は導電性接着剤などによってプリント基板に外部端子61cの底面が固定されることによって、電子機器71,72を構成するプリント基板の表面に実装される。そして、水晶デバイス60は、例えば、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、時計、ゲーム機、通信機、又はカーナビゲーションシステム等の車載機器などの種々の電子機器で発振源として用いられる。
電子機器71,72によれば、水晶デバイス60を備えたことにより、安定した電気特性に基づく高性能かつ高信頼性の動作を実現できる。
<その他>
以上、上記各実施形態を参照して本開示を説明したが、本開示はこれらに限定されるものではない。本開示の構成や詳細については、当業者が理解し得るさまざまな変更を加えることができる。また、本開示には、上記各実施形態の構成の一部又は全部を相互に適宜組み合わせたものも含まれる。
10,20,30,40 水晶素子
11a,11b 長辺
11c,11d 短辺
12 水晶片
13e,13f 主面
13a,13b,13c,13d 側面
14a,14b,34a,34b,44a,44b 接続電極
14e,14f 励振電極
14g,14h,34g,34h,44g,44h 配線電極
15e,15f,25e,25f,35e,35f,45e,45f 振動抑制パターン
16a,16b m面
17a,17b 垂直面
60 水晶デバイス
61 基体
61a 基板
61b 枠体
61c 外部端子
61d 電極パッド
61e 導電性接着剤
62 蓋体
63 収容部
71,72電子機器

Claims (4)

  1. 平面視して長辺及び短辺からなる略矩形であり、互いに向かい合う二つの主面及び前記二つの主面に挟まれた側面を有する水晶片と、
    前記主面においてその中央に位置する励振電極と、
    前記主面においてその周縁に位置する接続電極と、
    前記接続電極と前記励振電極とを電気的に繋ぐ配線電極と、
    前記長辺を含む前記側面の一部であり、前記長辺に沿って延びる結晶面であるm面と、
    前記主面の前記m面に接する側及び前記m面の少なくとも一方に位置し、前記長辺に沿って延びる振動抑制パターンと、
    を備え
    前記接続電極は、前記主面の周縁において前記短辺側に位置し、
    前記配線電極の一部は、前記主面の前記m面に接する側及び前記m面の少なくとも一方に位置し、前記接続電極から前記長辺に沿って延び前記振動抑制パターンに繋がっている水晶素子。
  2. 平面視して長辺及び短辺からなる略矩形であり、互いに向かい合う二つの主面及び前記二つの主面に挟まれた側面を有する水晶片と、
    前記主面においてその中央に位置する励振電極と、
    前記主面においてその周縁に位置する接続電極と、
    前記接続電極と前記励振電極とを電気的に繋ぐ配線電極と、
    前記長辺を含む前記側面の一部であり、前記長辺に沿って延びる結晶面であるm面と、
    前記主面の前記m面に接する側及び前記m面の少なくとも一方に位置し、前記長辺に沿って延びる振動抑制パターンと、
    を備え
    前記接続電極は、前記主面の周縁において一方の前記短辺側に位置し、
    前記配線電極の一部は、前記主面の前記m面に接する側及び前記m面の少なくとも一方に位置し、前記振動抑制パターンと並んでかつ接して前記接続電極から前記長辺に沿って延び、他方の前記短辺側で前記励振電極に繋がる水晶素子。
  3. 請求項1又は2に記載の水晶素子と、
    前記水晶素子が位置する基体と、
    前記基体とともに前記水晶素子を気密封止する蓋体と、
    を備えた水晶デバイス。
  4. 請求項記載の水晶デバイスを備えた電子機器。
JP2019141707A 2019-07-31 2019-07-31 水晶素子、水晶デバイス及び電子機器 Active JP7308092B2 (ja)

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