JP7634355B2 - 車両のフロア敷設構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のフロア敷設構造体に関し、特に、床面上にカーペットが敷設される車両のフロア敷設構造体に関する。
一般的に自動車などの車両においては、車内の床面上に敷設されるフロアカーペットとして、タフテッドカーペットやニードルパンチカーペットなどの繊維製のフロアカーペットが採用されている。これらは、例えば、裏面に熱可塑性樹脂を裏打ち(積層)してなるカーペット原反を加熱し、フロア形状に沿う形状となるようにプレス成型することで三次元に形成されている。一方、樹脂のみからなる樹脂製のフロアカーペットは、真空成形によって形成されたフロアカーペットやフロアマット(用品マット、ピースマット、オプションマット)のような略フラットな形状の製品では採用例があるが、車内の床面上に敷設され、床面の凹凸に沿って三次元形状となるように射出成形によって形成されたフロアカーペットの採用例はない。例えば特許文献1には、樹脂製のフロアカーペットが開示されている。これらフロアカーペットを、床面上に敷設することで、車両の床面が保護されるとともに、意匠性や踏み心地が向上するといった効果が期待される。
ところで、車両の床面には、車両の物理的な構造に応じて凹凸が存在している。そのため、床面上にフロアカーペットを敷設した場合、車両の乗員がフロアカーペットを足で踏んだ際に、フロアカーペットが床面の凹凸に追従し、変形したり、いわゆる、ぶかつきが生じたりし、それにより、踏み心地が悪くなり、安全性や快適性が損なわれて商品性が著しく悪化してしまうことになる。
そこで、車両の床面とフロアカーペットとの間に、ウレタンをモールド成形したウレタンフォームを厚みを異ならせて介在させたり、厚みの異なるフェルト層を介在させたり、あるいはフロアカーペットの裏面に平フェルトを重ね貼りしたりすることで、床面に凹凸が存在していても、上述したように安全性や快適性が損なわれることを回避することが考えられる。
特開2001-315562号公報
ところで、車両には、床面の表皮の摩耗を防止するためのヒールパッドや用品マットを固定するためのフックなどの機能部品を設けることが好ましく、その場合、車両全体の製造コストや、部品組付けのための作業工数、管理工数が増加してしまうという問題点がある。
また、上述したように、車両の床面とフロアカーペットとの間にウレタンフォームなどの樹脂成形体を介在させる場合、その凹凸が存在する領域毎に、その凹凸に応じた厚さを有するウレタンフォームなどの樹脂成形体を作製しなければならない。そのため、ウレタンフォームなどの樹脂成形体を作製するための専用設備が必要となるとともに、品質管理及び工程が煩雑となり、また、コストが増加する原因の1つとなってしまうという問題点がある。また、車両の床面とフロアカーペットとの間に、部分的に厚みの異なる、および/または、部分的に目付の異なるフェルト層を介在させたり、フロアカーペットの裏面に平フェルトやチップウレタン成形品や発泡ビーズ成形品などを重ね貼りしたりする場合は、床面の凹凸が存在する領域毎に、その凹凸に応じた厚さのフェルト層を準備したり、平フェルトを重ねる数を調節したりしなければならない。そのため、この場合も品質管理及び工程が煩雑となり、また、コストが増加する原因の1つとなってしまうということも危惧される。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、製造コストや工数を低減することができるとともに、清掃および除菌をより容易に、かつ、より確実に行うことができる車両のフロア敷設構造体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
床面に凹凸を具備するとともに、前記床面に機能部品が設置または延設される車両のフロア敷設構造体であって、
射出成形によって形成され、前記床面上に敷設される樹脂製のカーペットを有し、
前記機能部品の少なくとも一部が前記カーペットに一体化されている。
上記のように構成された本発明においては、カーペットが樹脂製であることで、清掃および除菌をより容易に、かつ、より確実に行うことができ、清掃性、防汚性及び清潔感が向上する。特に、シェアカーやタクシー、商用車など乗員が頻繁に入れ替わる車両において、清掃及び除菌がより容易に、かつ、より確実に行うことができるようになるため、好適である。また、本発明の機能部品として、床面に設置または延設される機能部品の少なくとも一部がカーペットに一体化されていることで部品点数を削減することができるため、製造コストや、部品組付けのための作業工数、管理工数が低減し、また、車両全体の型投資費用が低減する。
また、カーペットが、床面に対向する面に、凹凸に対応する高さを具備し、当該高さで必要な空間を発現させる高さ調節部材を有し、高さ調節部材が、機能部品、または機能部品の一部を構成し、カーペットが、高さ調節部材によって床面からの高さを実現していれば、凹凸が存在する床面上にカーペットを敷設した場合に、車両の乗員がカーペットを足で踏んだ際に踏み心地が悪くなって安全性や快適性が損なわれることがない。このように、カーペットの床面に対向する面に、凹凸に対応する高さを具備する高さ調節部材が設けられたという簡易な構成で、床面に存在する凹凸に応じて安全性や快適性が損なわれることが回避されることになる。また、高さ調節部材によって必要な空間が発現することで、従来のウレタンフォームなどの樹脂成形体やフェルト層などが空間を多数含む構造体に置き換わることとなり、軽量化が期待でき、また、二重壁が形成され、吸音性及び遮音性が向上する効果も期待できる。さらに、カーペットが一体化した機能部品が床面から所定の高さを有する場合でも、その高さを実現するために別途部品を用いる必要がない。また、高さ調整部材により、内部に空間を備えたフロア敷設構造体となるため、軽量化を達成できるとともに、断熱性や吸音性を付与することができるとともに、発現した空間の効果により断熱性も付与することができる。
また、床面とカーペットとの間、または、カーペットの内部の空間の少なくとも一部にフェルトまたはその他緩衝材が介在していれば、フェルトやその他緩衝材が有する吸音性やクッション性によって、車両内の静粛性やカーペットの踏み心地において、従来と同等以上の性能を達成できる。
また、フェルトの上面または下面に樹脂材料が付与されていれば、必要な部位に必要なだけの遮音性を持たせることができる。
また、高さ調節部材の数、板厚または径が車両の位置に応じて設定されていれば、車両要求・部位により最適値に調整することで、いつでも必要な踏み心地に調整もできる。例えば、高さ調節部材の車両の乗員の乗車位置に相当する領域における数、板厚または径が他の領域よりも大きければ、カーペットの踏み心地が向上する。
また、床面に、車両内に設置される車両部品に係合する係合部材が設けられている場合に、本フロア敷設構造体が、係合部材に対向する領域に、係合部材の一部を露出させる孔部が開口されているとともに、孔部の開口縁に、係合部材の一部を覆う庇部を有する構成とすれば、見栄えを悪くしたり、足を引っ掛けたりすることなく、車両部品を係合部材に係合させる構成が実現される。
本発明によれば、カーペットが樹脂製であることにより、清掃および除菌をより容易に、かつ、より確実に行うことができ、清掃性、防汚性及び清潔感を向上させることができる。また、床面に設置または延設される機能部品の少なくとも一部がカーペットに一体化された構成とすることで部品点数を削減することができるため、製造コストや、部品組付けのための作業工数、管理工数が低減し、また、車両全体の型投資費用を低減させることができる。
また、カーペットの床面に対向する面に、床面に存在する凹凸に対応する高さを具備し、当該高さで必要な空間を発現させる高さ調節部材が設けられ、高さ調節部材が、機能部品、または機能部品の一部を構成し、カーペットが、高さ調節部材によって床面からの高さを実現しているものにおいては、凹凸が存在する床面上にカーペットを敷設した場合でも安全性や快適性を損なわせない構成を簡易な構成で実現できる。また、高さ調節部材によって必要な空間が発現することで、従来のウレタンフォームなどの樹脂成形体やフェルト層などが空間を多数含む構造体に置き換わることとなり、軽量化が期待でき、また、二重壁が形成され、吸音性及び遮音性が向上する効果も期待できる。さらに、カーペットが一体化した機能部品が床面から所定の高さを有する場合でも、別途部品を用いることなく機能部品の高さを実現することができる。また、高さ調整部材により、内部に空間を備えたフロア敷設構造体となるため、軽量化を達成できるとともに、断熱性や吸音性を付与することができるとともに、発現した空間の効果により断熱性も付与することができる。
また、床面とカーペットとの間、または、カーペットの内部の空間の少なくとも一部にフェルトまたはその他緩衝材が介在しているものにおいては、フェルトやその他緩衝材が有する吸音性やクッション性によって、車両内の静粛性やカーペットの踏み心地において、従来と同等以上の性能を達成できる。
また、フェルトの上面または下面に樹脂材料が付与されているものにおいては、必要な部位に必要なだけの遮音性を持たせることができる。
また、高さ調節部材の数、板厚または径が車両の位置に応じて設定されているものにおいては、車両要求・部位により最適値に調整することで、いつでも必要な踏み心地に調整もできる。例えば、高さ調節部材の車両の乗員の乗車位置に相当する領域における数、板厚または径が他の領域よりも大きければ、カーペットの踏み心地を向上させることができる。
また、床面に、車両内に設置される車両部品に係合する係合部材が設けられている場合に、本フロア敷設構造体が、係合部材に対向する領域に、係合部材の一部を露出させる孔部が開口されているとともに、孔部の開口縁に、係合部材の一部を覆う庇部を有するものにおいては、見栄えを悪くしたり、足を引っ掛けたりすることなく、車両部品を係合部材に係合させる構成を実現できる。
本発明のフロア敷設構造体が採用される車両の一例を示す図である。 図1に示した車両の3列のシートのうち運転席及び助手席の足元の構成を示す図である。 図2に示したフロア敷設構造体におけるA-A’断面を示す図であり、(a)は従来の構造を示す図、(b)は本発明の構造を示す図である。 図1に示した車両の3列のシートのうちセカンドシートの足元の構成を示す図である。 図4に示したフロア敷設構造体におけるA-A’断面を示す図であり、(a)は従来の構造を示す図、(b)は本発明の構造を示す図である。 図1に示した車両において、車両の乗員がカーペットを足で踏む、いわゆる足溜まり領域を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のフロア敷設構造体が採用される車両の一例を示す図である。
図1に示すように、本発明のフロア敷設構造体が採用される車両1においては、車内の床面2上にシート4が設置されているとともに、カーペット3が敷設されている。本形態においては、シート4が3列となった3列シートであって、3列のシート4のうちセカンドシート及びサードシートが前後にスライドする構成を例に挙げて説明する。
本発明の車両のフロア敷設構造体は、床面2上に敷設されたカーペット3が従来のカーペットとは異なる形状を有している。以下に、3列のシート4のうち運転席及び助手席の足元におけるカーペット3の構成と、3列のシート4のうちセカンドシートの足元におけるカーペット3の構成についてそれぞれ説明する。
図2は、図1に示した車両1の3列のシート4のうち運転席及び助手席の足元の構成を示す図である。
図2に示すように、図1に示した車両1の3列のシート4のうち運転席及び助手席の足元には、運転席の足元と助手席の足元との間に、センターコンソールを設置したり、後輪駆動車の場合にドライブシャフトを配設したりするためのトンネル状凸部11が車内側に突出している。また、カーペット上に載置したフロアマットを固定するためのフロアマット固定具14が車内側に突出しているとともに、床面2から延設し、ドアの真下にあるサイドシル12上には、樹脂からなるサイドステップ13が設置されている。また、運転席の足元には、床面2などに刻印されたVIN(車両識別番号)を確認するためのVINリッド15が設けられているとともに、運転者がアクセルペダル(不図示)を踏んだ際に踵に当接する領域にヒールパッド16が設けられている。さらに、床面2には、床面2の下部に設置された部品(不図示)との干渉を回避するなどのために凸部17(図3参照)が存在している。
図3は、図2に示したフロア敷設構造体におけるA-A’断面を示す図であり、(a)は従来の構造を示す図、(b)は本発明の構造を示す図である。
上記のような構成の領域上に、図1に示したようにカーペット3を載置する場合、従来は、図3(a)に示すように、床面2上に、繊維系のカーペット103が載置される。ここで、カーペット103は、繊維層や裏打ち樹脂層などを積層した平物である原反(繊維構造体)を定尺に裁断し、プレス成型することにより成形されているため、床面の形状に完全に合わせた形状に成形することは難しい。例えば、平面状のものであるため、床面2に凸部17が存在すると、車両1の乗員がカーペット103を足で踏んだ際に、カーペット103が床面の凸部17による凹凸に追従し、変形したり、いわゆる、ぶかつきが生じたりし、それにより、踏み心地が悪くなってしまう。そこで、床面2とカーペット103との間に、ウレタンをモールド成形したウレタンフォーム106がその厚みを異ならせて介在させたり、別体成形したフェルトや発泡体からなるフロアスペーサやフロアサイレンサと呼ばれる嵩上げ材(機能部品)を介在させたりしている。また、発泡性樹脂粒子を加熱発泡成形してなるティビアパッドと呼ばれる衝撃吸収材を介在させることも行われている。また、フロアマット固定具14やVINリッド15は、カーペット103に設けられた孔部から表出するようにして取り付けられている。また、サイドステップ13は、裏面にリブが一体化して設けられており、これにより、サイドステップ13の表面のサイドシル12からの高さが実現されている。さらに、サイドシル12上にはハーネスプロテクタ18が設けられている。ハーネスプロテクタ18は、例えば、サイドシル12とカーペット103との間にてリブなどによってハーネスが内蔵される空間を形成して構成されている。
これに対して本形態のフロア敷設構造体においては、図3(b)に示すように、床面2上に樹脂製のカーペット203が載置される。カーペット203の裏面には、トンネル状凸部11に対向しない領域に、高さ調節部材となるリブ208が設けられている。リブ208の高さは、運転席の足元と助手席の足元においては、凸部17に対向する領域とそれ以外の領域とで、高さが異なっている。凸部17に対向する領域のリブ208の高さは、それ以外の領域のリブの高さから凸部17の床面2から突出高さを減算した値となっている。また、カーペット203には、フロアマット固定具214、VINリッド215、サイドステップ213及びヒールパッド16(図2)が一体化されている。これは、カーペット203を、樹脂の射出成形によって製造することで実現されている。サイドステップ213は、その表面がサイドシル12から所定の高さを有するように設置される必要がある。カーペット203には、サイドシル12に対向する領域にもその裏面にリブ208が設けられており、その高さが、サイドシル12からのサイドステップ213の表面の高さに応じたものとなっている。これにより、サイドステップ213のサイドシル12からの高さが所定の高さとなっている。また、フロアマット固定具214及びVINリッド215においても、カーペット203の裏面に設けられたリブ208の高さによって、必要となる高さが実現されている。また、サイドシル13上においては、リブ208によってサイドシル13とカーペット203のサイドステップ213となる領域との間に空間が生じており、この空間によってハーネスプロテクタ218が構成されている。また、このように構成されたカーペット203と床面2との間には、フェルト207が介在している。
このように本形態においては、車両1の床面2に敷設されるカーペット203の床面2に対向する面に、床面2に存在する凹凸に対応する高さを具備するリブ208が設けられており、カーペット203は、このリブ208の高さで必要な空間を発現させている。これにより、凹凸が存在する床面2上にカーペット203を敷設した場合に、車両の乗員がカーペット203を足で踏んだ際に踏み心地が悪くなって安全性や快適性が損なわれることがない。その際、カーペット203の床面に対向する面に、凹凸に対応する高さを具備するリブ208が設けられたという簡易な構成で、ウレタンフォーム106を作製したり、領域ごとに厚さが異なるようにフェルトを積層したりすることなく、床面2に存在する凹凸に応じて安全性や快適性が損なわれることが回避されることになる。また、カーペット203が樹脂製であることで、清掃および除菌をより容易に、かつ、より確実に行うことができ、清掃性及び清潔感が向上する。また、リブ208によって必要な空間が発現することで、二重壁が形成され、吸音性及び遮音性が向上するとともに、軽量化を図ることができる。この際、カーペット203には、カーペット203を床面に固定したり、通気性を確保したりするための孔が設けられていないことで、音漏れを可及的に防ぐことができ、遮音性に優れたものとなっている。また、床面2に設置された機能部品となるフロアマット固定具214やVINリッド215、あるいは、床面2から延設される機能部品となるサイドステップ213がカーペット203に一体化されていることで部品点数を削減することができるため、製造コストや、部品組付けのための作業工数、管理工数が低減し、また、車両全体の型投資費用が低減する。
また、カーペット203のリブ208の高さによって、サイドステップ213の表面のサイドシル12からの高さや、フロアマット固定具214やVINリッド215の床面2からの高さが実現されていることで、サイドステップ213やフロアマット固定具214やVINリッド215の高さを実現するために別途部品を用いる必要がない。
また、床面2とカーペット203との間にフェルト207が介在していることで、フェルト207が有する吸音性やクッション性によって、フェルト207がサイレンサーやクッションの役割を果たし、車両内の静粛性やカーペット203の踏み心地が向上する。なお、フェルト207は、床面2とカーペット203との間の全面に介在している必要はなく、少なくとも一部に介在していれば上記効果を得ることができ、さらには、床面2とカーペット203との間ではなく、カーペット203の内部の空間に入れ込まれた構成としてもよい。ただし、フェルト207は、従来のウレタンフォーム106とは異なり、狭い領域にも介在させることができ、カーペット203と床面2との間の全面に容易に介在させることができるため、吸音性や静粛性の効果的な向上が期待できる。また、静粛性の面では、フェルト207のみならず、カーペット203のリブ208間の領域とフェルト207との間とで形成される閉空間によって、ヘルムホルツ共鳴による吸音効果も期待される。また、カーペット203のリブ208間の領域とフェルト207との間とで形成される閉空間によって、軽量化や断熱性の効果も得ることができる。さらに、従来技術のように部位ごとに高さや踏み心地を調整するために、異目付け、異板厚にする必要はなく、例えば必要最低限のクッション性と静粛性能を満足するに性能特化することができる。例えば、一定目付、平一定板厚のシンプルなフェルトでの対応が可能となる。また、床面2とカーペット203との間にフェルト207が介在していることで、床面2とカーペット203との干渉による異音を防止できるだけでなく、冷却用のダクトや種々の電装部品のために配設されるハーネスなど車両に敷設する様々な部品をこのフェルト上に敷設配設することで、従来これらの部品に付帯する異音防止目的の不織布、プロテクタ、クッション材も廃止できるという重要な役割を担うこともできる。また、これらの部品の位置決め、保持などの機能を有する機能部品をフロアカーペットに一体化してもよい。例えばハーネスを収納できるようにリブ形状およびリブ間の距離を設計することもできる。
さらに、フェルト207の上面または下面の全面に樹脂パッキンを設けたり、部分的に樹脂シートを貼着したり、樹脂塗布部を設けたりすることで、樹脂材料を付与してもよい。その場合、遮音性を向上させることができる。
図4は、図1に示した車両1の3列のシート4のうちセカンドシートの足元の構成を示す図である。なお、図4に示したものは、一般的な3列シートを有する車両1の構成を示すものであることから、図2に示したトンネル状凸部11に対応する構成を有していない。
図4に示すように、図1に示した車両1の3列のシート4のうちセカンドシートの足元には、図2に示したサイドステップ13の他に、車両部品となるセカンドシートと係合してセカンドシートを車両1の前後にスライドさせるための係合部材となるスライドレール19が配置されている。
図5は、図4に示したフロア敷設構造体におけるA-A’断面を示す図であり、(a)は従来の構造を示す図、(b)は本発明の構造を示す図である。
上記のような構成の領域上に、図1に示したようにカーペット3を載置する場合、従来は、図5(a)に示すように、床面2上に、繊維系のカーペット103が載置される。ここで、カーペット103は、繊維層や裏打ち樹脂層などを積層した平物である原反(繊維構造体)を定尺に裁断し、プレス成型することにより成形されているため、床面の形状に完全に合わせた形状に成形することは難しい。例えば、平面状のものであるため、床面2に凹凸が存在すると、図3(a)に示したものと同様に、車両1の乗員がカーペット103を足で踏んだ際に、カーペット103が床面の凹凸に追従し、変形したり、いわゆる、ぶかつきが生じたりし、それにより、踏み心地が悪くなってしまう。また、スライドレール19が一定の高さを有するため、カーペット103の表面を平坦とする場合、スライドレール19が配置されていない領域のカーペット103の床面2からの高さをスライドレール19の高さに応じたものとする必要がある。そこで、床面2とカーペット103との間に、ウレタンをモールド成形したウレタンフォーム106がその厚みを異ならせて介在している。また、スライドレール19上には、セカンドシートの下部に設けられた連結部が入り込むための孔部119を有する樹脂製のスライドレールカバー118が取り付けられており、その前後の端部にそれぞれキャップ(不図示)が嵌め込まれている。
これに対して本形態のフロア敷設構造体においては、図5(b)に示すように、床面2上に樹脂製のカーペット203が載置される。カーペット203の裏面には、図3(b)に示したものと同様に、高さ調節部材となるリブ208が設けられている。リブ208の高さは、スライドレール19の高さに応じたものとなっている。これにより、カーペット203の表面が平坦化している。また、カーペット203は、スライドレール19上にも延設されており、図5(a)に示したスライドレールカバー118を一体化した形態となっている。カーペット203のスライドレール19に対向する領域には、セカンドシートの下部に設けられた連結部が入り込むための孔部221が開口されているとともに、孔部221の開口縁に、スライドレール19の一部を覆う庇部222が設けられている。このように構成されたカーペット203と床面2との間には、図3(b)に示したものと同様にフェルト207が介在している。
このように本形態においては、車両1の床面2に敷設されるカーペット203の床面2に対向する面に、床面2に存在する凹凸に対応する高さを具備し、この高さによって必要な空間を発現させるリブ208が設けられていることで、図3(b)に示したものと同様に凹凸が存在する床面2上にカーペット203を敷設した場合に、車両の乗員がカーペット203を足で踏んだ際に踏み心地が悪くなって安全性や快適性が損なわれることがない。その際、カーペット203の床面に対向する面に、凹凸に対応する高さを具備するリブ208が設けられたという簡易な構成で、ウレタンフォーム106を作製したり、領域ごとに厚さが異なるようにフェルトを積層したりすることなく、床面2に存在する凹凸に応じて安全性や快適性が損なわれることが回避されることになる。また、リブ208の高さが、床面2上に配置されたスライドレール19の高さに応じたものとなっていることにより、カーペット203の表面を平坦化することができる。さらに、カーペット203が、スライドレール19に対向する領域に、スライドレール19を露出させる孔部221が開口されているとともに、孔部221の開口縁に、スライドレール19の一部を覆う庇部222を有する構成とすることで、カーペット203がスライドレール19を覆う従来のスライドレールカバー118を一体化した構成となることにより、見栄えを悪くしたり、足を引っ掛けたりすることなく、セカンドシートの接合部をスライドレール19に係合させる構成を実現できる。さらに、スライドレールカバー自体をなくすこともできる。スライドレールは、車両によって多いものでは1台あたり8本以上のものもあり、そのため、スライドレールカバーをなくすことで、それらの部品点数と組付け工程を低減することができる。
なお、本形態においては、カーペット203が一体化する機能部品として、フロアマット固定具214やVINリッド215、サイドステップ213、あるいはスライドレールカバー118を例に挙げて説明したが、一体化される機能部品としてはこれに限らず、車両の機能部品のうち少なくとも一部が一体化されていればよい。例えば、衝撃吸収機能を有するティビアパッドや乗員の足を載置するために配設されるフットレスト等の機能部品をカーペット203に一体化してもよい。また、収納ポケットや持ち運ぶ際の把持部となるハンドル、グリップ等の機能部品をカーペット203に一体化してもよい。
以下に、本形態のカーペット203に設けられたリブ208について詳細に説明する。
上述したように本形態のカーペット203は、車両1の床面2に存在する凹凸に対応する高さを有することで、車両の乗員がカーペット203を足で踏んだ際に、カーペット203が床面の凹凸に追従し、変形したり、いわゆる、ぶかつきが生じたりし、踏み心地が悪くなり、安全性や快適性が損なわれることを回避している。そのため、カーペット203の裏面に設けられたリブ208は、車両の乗員がカーペット203を足で踏んだ際に、変形しにくい構成であることが好ましい。
図6は、図1に示した車両1において、車両の乗員がカーペット203を足で踏む、いわゆる足溜まり領域を示す図である。なお、図6に示す構成においては、トンネル状凸部11は、ドライブシャフトを配設するためのものではなく、センターコンソールを設置するためのものであり、そのため、運転席と助手席との間にのみ存在しており、後輪(不図示)間の領域までは延びていない。
図6に示すように、図1に示した車両1においては、シート4が設置された遮蔽領域31と、荷室領域32と、トンネル状凸部11以外の領域が、車両の乗員がカーペット203を足で踏む、いわゆる足溜まり領域33となっている。この足溜まり領域が、本願発明における、車両1の乗員の乗車位置に相当する領域となる。なお、凸部としては、図6に示したトンネル状凸部11以外にも、床面2の前後方向の途中に幅方向に横断するように形成されたクロスメンバーや、左右両端部に形成されたロッカーパネルなどの凸部があり、カーペットはこれら凸部を被覆する凸部が形成されている。
この足溜まり領域33は、車両の乗員がカーペット203を足で踏む領域であるため、他の領域よりもリブ208の数や板厚を大きくすることが好ましい。それにより、カーペット203の踏み心地や強度を向上させることができる。なお、本形態においては、高さ調節部材としてリブ208を例に挙げて説明したが、リブ208は、格子状に形成されていてもライン状に形成されていてもよい。さらに、高さ調節部材としてはリブ208に限らず、機能部品となるスペーサとして機能すれば、凸形状や円筒状のボスなどであってもよい。また、リブ208は、足溜まり領域33に限らず、その車両の位置に応じて、数、板厚または径が設定されていれば、車両要求・部位により最適値に調整することで、いつでも必要な踏み心地に調整もできるとともに軽量化を図ることもできる。
また、上述したようにカーペット203は、樹脂の射出成形によって製造されている。そのため、清掃性及び清潔感が向上するという効果の他にも、繊維製のカーペットとは異なり、車両前後方向に延びるライン状に模様や溝を形成したり、シートやドアパネルの色彩などに応じてメタル調や木目調などの印刷を施したりすることもできる。これにより、車種やその色、グレードに応じた様々なバリエーションのカーペットを提供できるようになる。例えば、黒色のカーペットを標準装備としておき、メタル調や木目調のカーペットをオプションとして選ぶこともできる。また、従来、樹脂成型によって形成されるドアトリムなどに使用される様々な公知技術もこのフロア部分に容易に転用することも可能である。例えば、成形同時ファブリック(HPM)成形と同時に部分的に表皮を貼ることや、2色成形技術を用いて色や材質を変えることが考えられる。また、部分的に表皮を貼る場合は、木目込み技術やイルミ技術やメッキ技術を用いることも考えられる。
また、カーペット203は、床面2上に1枚の構造として載置されるものに限らない。例えば、運転席及び助手席の領域に載置されるカーペットと、セカンドシートの領域に載置されるカーペットと、サードシートの領域に載置されるカーペットとを別体のものとしてもよい。それにより、ユーザがカーペットを交換することが容易となり、季節などに応じてデザインの異なるカーペットを利用することができる。その場合、それぞれのカーペットに、ボスとこれが入り込む孔部を設け、これらを係合させることで、床面2上に載置されたカーペットどうしのずれを回避することが考えられるが、カーペットが樹脂の射出成形によって製造されていることで、ボスや孔部といった係合部分を容易に作製することができる。
また、カーペット203の一部を蛇腹形状としたり、カーペット203の一部に弾性材料を用いたりすることで、カーペット203の一部を伸縮自在な構成とすれば、射出成型による大きさや形状のばらつきを吸収することができる。
1 車両
2 床面
3,103,203 カーペット
4 シート
11 トンネル状凸部
12 サイドシル
13,213 サイドステップ
14,214 フロアマット固定具
15,215 VINリッド
16 ヒールパッド
17 凸部
18,218 ハーネスプロテクタ
19 スライドレール
31 遮蔽領域
32 荷室領域
33 足溜まり領域
106 ウレタンフォーム
118 スライドレールカバー
119,221 孔部
207 フェルト
208 リブ
222 庇部

Claims (4)

  1. 床面に凹凸を具備するとともに、前記床面に前記凹凸とは別の機能部品が設置または延設される車両のフロア敷設構造体であって、
    前記床面上に敷設される樹脂製のカーペットを有し、
    前記カーペットは、樹脂の一体成形物であり、前記床面に対向する面に、前記凹凸に対応する高さを具備した複数のリブを備え、当該複数のリブの高さで必要な空間を発現させる高さ調節部材を有し、
    前記高さ調節部材は、前記機能部品、または前記機能部品の一部を構成し、
    前記複数のリブは前記床面の凸部に対向する領域と該領域に隣接する隣接領域に設けられ、前記凸部に対向する領域に設けられたリブの高さは、前記隣接領域に設けられたリブの高さから前記凸部の前記床面からの高さを差し引いた値とされ、
    前記床面と前記カーペットとの間にフェルトが介在し、前記複数のリブが前記フェルトに当接する、車両のフロア敷設構造体。
  2. 請求項に記載の車両のフロア敷設構造体において、
    前記フェルトの上面または下面に樹脂材料が付与されている、車両のフロア敷設構造体。
  3. 請求項1または2に記載の車両のフロア敷設構造体において、
    前記車両の位置に応じて前記リブの数、板厚または径が異なる、車両のフロア敷設構造体。
  4. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の車両のフロア敷設構造体において、
    前記床面には、前記車両内に設置される車両部品に係合する係合部材が設けられ、
    前記係合部材に対向する領域に、当該係合部材の一部を露出させる孔部が開口されているとともに、前記孔部の開口縁に、前記係合部材の一部を覆う庇部を有する、車両のフロア敷設構造体。
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