JP7710050B2 - 立体印刷物、及び立体印刷物の製造方法 - Google Patents

立体印刷物、及び立体印刷物の製造方法

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Description

本開示は、立体印刷物、及び立体印刷物の製造方法に関し、特に、立体印刷における画像品質の向上に係る技術に関する。
近年、絵画や工芸品等の美術工芸品の展示や、室内装飾や建築デザインといった用途に、印刷された画像を立体的に知覚できるようにした立体印刷物の利用が提案され、種々の印刷方法が提案されている。
例えば、特許文献1では、複数のインクの層を重ねて形成することで隆起した形状(積層インク領域)を媒体上に形成する場合に、光反射性のホワイトインクを用いて形成される光反射領域を挟んで、有色のカラーインクを用いて形成される有色領域が重なるように、複数の有色領域及び複数の光反射領域を積層して形成することにより、積層インク領域を形成する方法が提案されている。特許文献1には、隆起した形状を媒体上に形成するための印刷動作に要する時間を短縮できることが記載されている。
また、特許文献2では、複数のインクの層を重ねて積層インク領域を媒体上に形成する場合に、光反射領域を形成する範囲を隆起領域が形成される領域よりも大きくする技術が提案されている。特許文献2には、光反射領域と隆起領域を形成する際のヘッドの位置のずれ(版ずれ)が生じる場合においても、隆起領域の外縁部が光反射領域に覆われなくなることを防止し、隆起領域の色を適切に隠蔽して画像の視認時に隆起領域の色が目立ち印刷の品質が低下することを防止できることが記載されている。
特開2021-45912号公報 特開2021-45913号公報
ところが、特許文献1、2に記載の印刷方法は、複数のインクの層を重ねて媒体上に隆起形状(積層インク領域)を形成する際に、積層されるインクの層数を異ならせて隆起形状の高さを変える構成であるため、層数の違いに伴って高さの異なる隆起部分の境界に微小な段差が生じ、隆起部分の縁部がスジ状の色むらとなって看者に視認され、特に被写体の画像を示す絵柄領域の輪郭付近において画像品質の低下を招くという課題があった。
本開示は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、被写体の画像を示す絵柄領域の輪郭付近において、隆起形状の高さの違いに起因する色むらの発生を抑制して微細な立体表現が可能な立体印刷物、及びその製造方法を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る立体印刷物は、基板と、前記基板の一方の主面の上方に配され、1色または複数色を以って配されたカラー立体要素層と、光反射性の白色インクを以って配されたホワイト立体要素層を少なくとも1層ずつ含む立体要素層が複数積層されてなり、前記主面上の位置に応じて厚みが異なる積層立体層と、前記積層立体層の上面を被覆するホワイト被覆層と、前記ホワイト被覆層の上面に、1色または複数色を以って配され、絵柄を表す着色層とを備え、前記積層立体層は、前記着色層の表す絵柄に対応する絵柄領域に相当する部分が前記基板の主面から上方に隆起しており、平面視において前記絵柄領域の絵柄輪郭と、前記絵柄輪郭を前記絵柄領域の外方に所定距離だけ移動させた拡大輪郭との間に位置する境界領域の厚みが、前記拡大輪郭から前記絵柄輪郭に向けて連続的に増加していることを特徴とする。
また、本開示の一態様に係る立体印刷物の製造方法は、カラー画像データに基づき、立体印刷用画像データと着色印刷用画像データとを生成する工程と、基板を準備し、前記基板の一方の主面の上方に、1色または複数色を以って配されたカラー立体要素層と、光反射性の白色インクを以って配されたホワイト立体要素層を少なくとも1層ずつ含む立体要素層が複数積層されてなり、前記立体印刷用画像データの高さ階調に応じて層厚が前記主面上の位置により異なる積層立体層を形成する工程と、前記積層立体層の上面を被覆するようにホワイト被覆層を形成する工程と、前記ホワイト被覆層を形成する工程の後に、形成された前記ホワイト被覆層の上面に、前記着色印刷用画像データに基づき、1色または複数色を以って配された着色層を形成する工程とを含み、前記積層立体層を形成する工程では、前記着色層の表す絵柄に対応する絵柄領域に相当する部分が前記基板の主面から上方に隆起しており、平面視において前記着色層の表す絵柄に対応する絵柄領域の絵柄輪郭を外方に所定距離だけ移動させた拡大輪郭と前記絵柄輪郭との間に位置する境界領域の厚みが、前記拡大輪郭から前記絵柄輪郭に向けて連続的に増加するよう前記積層立体層を形成することを特徴とする。
本開示の一態様に係る立体印刷物、及びその製造方法によれば、被写体の画像を示す絵柄領域の輪郭付近において、隆起形状の高さの違いに起因する色むらの発生を抑制して微細な立体表現が可能な立体印刷物、及びその製造方法を提供することができる。
実施の形態に係る立体印刷物10の外観を示す模式斜視図である。 立体印刷物10の表示面10aの模式平面図である。 立体印刷物10の断面構成を示す模式断面図である。 図3に示す断面構成における各層の構成を示す図である。 図4に示す各層の構成により実現される絵柄領域11における立体印刷物10の態様の一例を示す模式断面図である。 立体印刷物10の製造方法の概要を示す工程図である。 図6のステップS1における印刷用画像データ生成工程の概要を示す工程図である。 図7のステップS12における立体印刷用画像データ生成工程の概要を示す工程図である。 図8のステップS127における拡大輪郭エリア内の立体印刷用画像データ生成工程の概要を示す工程図である。 図9のステップS1242において用いられる、複数のトーンカーブの一例を示す模式図である。 (a)は、主面上の位置Xとモノクロ画像データの入力階調の示す濃度ODとの関係、(b)は、立体印刷用画像データ生成工程のステップS1242~S1245の処理によって得られる、主面上の位置Xと生成される高さ階調データhとの関係を示す模式図である。 立体印刷用画像データ生成工程のステップS121~S128の処理によって得られる、主面上の位置Xと生成される高さ階調データhとの関係を示す模式図である。 入力階調の濃度と、カラー要素層、ホワイト要素層、クリア要素層の厚みの測定結果を示す図である。 図6のステップS2における立体印刷工程の概要を示す工程図である。 (a)~(d)は、立体印刷工程おける製造方法の概要を示す模式図である。 図6のステップS3における着色印刷工程の概要を示す工程図である。 (a)~(d)は、着色印刷工程おける製造方法の概要を示す模式図である。 変形例1に係る立体印刷物10Aの構成を示す模式断面図である。
≪本発明を実施するための形態の概要≫
本開示の実施の形態に係る立体印刷物は、基板と、前記基板の一方の主面の上方に配され、1色または複数色を以って配されたカラー立体要素層と、光反射性の白色インクを以って配されたホワイト立体要素層を少なくとも1層ずつ含む立体要素層が複数積層されてなり、前記主面上の位置に応じて厚みが異なる積層立体層と、前記積層立体層の上面を被覆するホワイト被覆層と、前記ホワイト被覆層の上面に、1色または複数色を以って配され、絵柄を表す着色層とを備え、前記積層立体層は、前記着色層の表す絵柄に対応する絵柄領域に相当する部分が前記基板の主面から上方に隆起しており、平面視において前記絵柄領域の絵柄輪郭と、前記絵柄輪郭を前記絵柄領域の外方に所定距離だけ移動させた拡大輪郭との間に位置する境界領域の厚みが、前記拡大輪郭から前記絵柄輪郭に向けて連続的に増加していることを特徴とする。
係る構成により、被写体の画像を示す絵柄領域の輪郭付近において、隆起形状の高さの違いに起因する色むらの発生を抑制して微細な立体表現が可能となる。
また、別の態様では、上記何れかに記載の態様において、前記カラー立体要素層及び前記ホワイト立体要素層の厚みが、前記主面上の位置に応じて異なる構成としてもよい。
係る構成によれば、被写体の画像を示す絵柄領域において、より一層微細な立体表現が可能となる。
また、別の態様では、上記何れかに記載の態様において、前記着色層の上面に、透過する光の光量を調整する機能を有し、前記着色層を被覆するクリア層を備えた構成としてもよい。
係る構成によれば、絵柄に応じて看者にとってより効果的に立体感を知覚させることができる。
また、本開示の実施の形態に係る立体印刷物の製造方法は、カラー画像データに基づき、立体印刷用画像データと着色印刷用画像データとを生成する工程と、基板を準備し、前記基板の一方の主面の上方に、1色または複数色を以って配されたカラー立体要素層と、光反射性の白色インクを以って配されたホワイト立体要素層を少なくとも1層ずつ含む立体要素層が複数積層されてなり、前記立体印刷用画像データの高さ階調に応じて層厚が前記主面上の位置により異なる積層立体層を形成する工程と、前記積層立体層の上面を被覆するようにホワイト被覆層を形成する工程と、前記ホワイト被覆層を形成する工程の後に、形成された前記ホワイト被覆層の上面に、前記着色印刷用画像データに基づき、1色または複数色を以って配された着色層を形成する工程とを含み、前記積層立体層を形成する工程では、前記着色層の表す絵柄に対応する絵柄領域に相当する部分が前記基板の主面から上方に隆起しており、平面視において前記着色層の表す絵柄に対応する絵柄領域の絵柄輪郭を外方に所定距離だけ移動させた拡大輪郭と前記絵柄輪郭との間に位置する境界領域の厚みが、前記拡大輪郭から前記絵柄輪郭に向けて連続的に増加するよう前記積層立体層を形成することを特徴とする。
係る構成により、被写体の画像を示す絵柄領域の輪郭付近において、隆起形状の高さの違いに起因する色むらの発生を抑制して微細な立体表現が可能となる立体印刷物の製造が可能になる。その結果、立体印刷物10では、微細な立体表現が可能であって、看者がより大きな立体感を知覚できる立体印刷物を提供することができる。
また、別の態様では、上記何れかに記載の態様において、前記立体印刷用画像データの高さ階調に対応して、前記主面上の位置に応じて選択的に厚みを異ならせて前記カラー立体要素層及び前記ホワイト立体要素層を形成するサブ工程を複数回行う構成としてもよい。
係る構成によれば、被写体の画像を示す絵柄領域において、より一層微細な立体表現が可能となる立体印刷物の製造が可能になる。
また、別の態様では、上記何れかに記載の態様において、前記立体印刷用画像データを生成する工程は、前記カラー画像データをモノクロ画像データに変換する工程と、前記モノクロ画像データに基づき前記カラー画像データの示す前記絵柄領域の絵柄輪郭を抽出する工程と、平面視において前記絵柄輪郭を前記絵柄領域の外方に向けて所定距離だけ移動させた拡大輪郭を設定する工程と、平面視において前記拡大輪郭と前記絵柄輪郭との間に位置する境界領域の厚みが、前記拡大輪郭から前記絵柄輪郭に向けて連続的に増加する前記立体印刷用画像データを生成する工程を含む構成としてもよい。
係る構成により、被写体の画像を示す絵柄領域の輪郭付近において、隆起形状の高さの違いに起因する色むらの発生を抑制して微細な立体表現が可能となる立体印刷物の製造方法を具体的に実現できる。
また、別の態様では、上記何れかに記載の態様において、前記立体印刷用画像データを生成する工程は、前記絵柄領域における前記カラー画像データ又は前記モノクロ画像データの階調に基づき、前記立体印刷用画像データの高さ階調を算出する工程を含む構成としてもよい。
また、別の態様では、上記何れかに記載の態様において、前記立体印刷用画像データの高さ階調を算出する工程は、前記カラー画像データ又は前記モノクロ画像データを、少なくとも中間調の濃度出力が異なる複数の異なるトーンカーブに基づいて変換することにより、複数の異なる分版データを生成する工程と、生成された複数の分版データを、前記主面上の位置ごとに複数の分版データのうち最大の高さ階調を示すデータを選択することにより合成する工程を含む構成としてもよい。
係る構成によれば、被写体の画像を示す絵柄領域において、より一層微細な立体表現が可能となる立体印刷物の製造が可能になる立体印刷物の製造方法を具体的に実現できる。
また、別の態様では、上記何れかに記載の態様において、さらに、前記着色層を形成する工程の後に、前記着色層の上面に透過する光の光量を調整する機能を有するクリア層を形成する工程を有する構成としてもよい。
係る構成によれば、絵柄に応じて看者にとってより効果的に立体感を知覚させることができる立体印刷物の製造が可能になる。
≪実施の形態≫
実施の形態に係る立体印刷物10の構成について図面を用いて説明する。ここで、本明細書では、各図におけるX方向、Y方向、Z方向を、それぞれ、幅方向、奥行方向、高さ方向とする場合があり、高さ方向の正方向を「上」方向、負方向を「下」方向とする場合がある。また、各図面における部材の縮尺は必ずしも実際のものと同じであるとは限らない。また、本明細書において、数値範囲を示す際に用いる符号「~」は、その両端の数値を含む。また、本実施形態で記載している、材料、数値等は好ましいものを例示しているだけであり、それに限定されることはない。また、本開示の技術的思想の範囲を逸脱しない範囲で、適宜変更は可能である。また、他の実施形態との構成の一部同士の組み合わせは、矛盾が生じない範囲で可能である。
<立体印刷物10の全体構成について>
立体印刷物10の概略構成について、図1~5を用い説明する。図1は、実施の形態に係る立体印刷物10の外観を示す模式斜視図である。図2は、立体印刷物10の表示面10aの模式平面図である。図3は、立体印刷物10の断面構成を示す模式断面図である。図4は、図3に示す断面構成における各層の構成を示す図である。図5は、図4に示す各層の構成により実現される絵柄領域11における立体印刷物10の態様の一例を示す模式断面図である。
立体印刷物10は、図1に示すように、その表示面(オモテ面)10aに疑似的なエンボス処理が施されており、表示面10aと背向する裏面10bは平坦である。エンボス処理は、基板100の主面100aに立体的に印刷がされることによるインクエンボス処理とからなる。
次に、立体印刷物10を平面視したときの構成について説明する。
立体印刷物10の表示面10aは、図2に示すように、被写体を表す絵柄領域11、絵柄領域11を取り囲む背景領域13、絵柄領域11と背景領域13の間の境界領域12からなる。境界領域12は、平面視において絵柄領域11の絵柄輪郭11aと、絵柄輪郭11aを絵柄領域11の外方に向けて距離w0だけ移動(オフセット)させた拡大輪郭12aとの間に位置する領域である。ここで、絵柄輪郭11a、拡大輪郭12aは、輪状につながった一本の輪郭線に限らず、断裂した部分を含む複数の輪郭線であってもよい。
表示面10aの絵柄領域11は、インクエンボス処理によって基板100の主面100aの表面から上方に隆起しており、主面上の位置に応じて高さが異なる態様をなし、高さが相対的に高い隆起部分201と高さが相対的に低い谷部分202とが形成されている。
表示面10aの境界領域12はインクエンボス処理によって拡大輪郭12aから絵柄輪郭11aに向けて厚みが連続的に増加している。
背景領域13は、高さ階調の値がゼロ又は低階調である印刷用画像データに基づいて背低に形成されている。印刷用画像データについては後述する。
境界領域12の領域幅である距離w0は、絵柄領域11のX方向、又はY方向の長さwx、wyが2000mm以下である場合には、例えば、1.5mm以上8.0mm以下としてもよく、より好ましくは、2.5mm以上6.0mm以下としてもよい。また、上記範囲の中で、絵柄領域11のX方向、又はY方向の長さwx、又はwyが大きいときに距離w0が大きくなるように距離w0を変更してもよい。
<断面構成>
次に、立体印刷物10の断面構成について説明する。
立体印刷物10は、基台となる基板100、積層立体層200、ホワイト被覆層2zw、着色層300を備える。さらに、積層クリア層400を備えていてもよい。
(基板100)
基板100は、基材101から構成されている。さらに、基材101の上面にインク受容層が形成されていてもよい。
(積層立体層200)
立体印刷物10は、基板100の主面100a上に、1色または複数色を以って主面100aに沿った方向に配されたカラー立体要素層21c~2nc(nは層数を表す自然数、以後「2ic」(iはインデックスを表す自然数))と記す場合がある。)と、透過する光の光量を調整する機能を有する材料からなるホワイト立体要素層21w~2nw(nは自然数、以後「2iw」と記す場合がある。)とを、少なくとも1層ずつ含む立体要素層21~2n(nは自然数、以後「2i」と記す場合がある。)が複数積層されてなり、主面上の位置に応じて厚みが異なる積層立体層200を備えた構成を採る。
本例では、立体要素層21~2nの層数nは、例えば、10以上30以下としてもよい。また、カラー立体要素層21c~2nc、ホワイト立体要素層21w~2nwそれぞれの層数nは、例えば、10以上30以下としてもよい。
カラー立体要素層2ic及びホワイト立体要素層2iwは、立体化のためのインクエンボス処理を行うために形成される層である。具体的には、カラー立体要素層2ic及びホワイト立体要素層2iwは、絵柄を印刷するための元画であるカラー画像データから形成される立体印刷用画像データに基づいて画像形成され、図5に示すように、立体印刷用画像データの画素Pxに対応する主面100a上の位置に応じて、それぞれの層の厚みが異なるように構成されている。
これにより、カラー立体要素層21c~2nc及びホワイト立体要素層21w~2nwを含む立体要素層21~2nが複数層、積層されてなる積層立体層200は、層全体の厚みが主面上の位置に応じて異なるように形成される。その結果、積層立体層200は、立体印刷用画像データの画素Pxに対応する主面上の位置に応じて高さが異なる態様をなし、高さが相対的に高い隆起部分201と高さが相対的に低い谷部分202とを含む立体化層として機能する。
カラー立体要素層2ic、ホワイト立体要素層2iwは同一の立体印刷用画像データに基づいて画像形成されてもよい。あるいは、カラー立体要素層2icとホワイト立体要素層2iwとで、用いる立体印刷用画像データを異ならせてもよい。また、カラー立体要素層21c~2nc、ホワイト立体要素層21w~2nwを構成するそれぞれの層によって、用いる立体印刷用画像データを異ならせてもよい。
(ホワイト被覆層2zw)
積層立体層200の上方には、積層立体層200を被覆し、透過する光の光量を調整する機能を有するホワイト被覆層2zwを備える。ホワイト被覆層2zwは、積層立体層200の表面の凹凸を被覆するように形成されている。ホワイト被覆層2zwは積層立体層200の上面に100%の密度で全面に形成されていてもよい。また、ホワイト被覆層2zwは、ホワイト立体要素層21w~2nwと同じ材料から構成されていてもよい。
(着色層300)
ホワイト被覆層2zwの上方には、1色または複数色を以って主面100aに沿った方向に形成され、立体印刷物10の絵柄を表す着色層300を備える。着色層300は、画像データに応じて画素毎に選択的に配置される層301、302、303から構成されている。それぞれの層301、302、303は、カラー画像データに基づく着色印刷用画像データの階調に応じて層の厚みを画素毎に異ならせて画像形成されている。
(積層クリア層400)
着色層300の上方には、樹脂材料からなり透光性のインクが主面100aの一部に微細な凹凸をなすように分散配置されてなり、立体印刷物10の立体的な視覚効果を高める1以上のクリア要素層が積層されている。この場合、クリア要素層はカラー画像データに基づき生成された立体印刷用画像データに、さらに、乱数等に基づく不規則なデータパターンが重畳された立体印刷用画像データによって画像形成される。
あるいは、クリア要素層は、樹脂材料からなり透光性のインクが主面100aの全面に配置されてなる構成であってもよい。この場合、クリア要素層はカラー画像データに基づき生成された立体印刷用画像データによって画像形成される。
本例は、図3、4、5に示すように、2層からなるクリア要素層401、402を備え、2層のクリア要素層401、402によって、積層クリア層400が構成されている。
積層クリア層400を設けることにより、絵柄に応じて看者にとってより効果的に立体感を知覚させることができる。
<各層の材
立体印刷物10を構成する各層の材質について説明する。
(基板100)
基板100の構成部材である基材101は、積層立体層200、着色層300、調光層400の支持部材であり平板状である。基材の材料としては、例えば、無アルカリガラス、ソーダガラス、ポリカーボネート系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミド材料、アルミナ等のいずれかで形成することができる。透光性を有する材料を用いることにより、透過型として利用することが可能となる。
また、可撓性を有するプラスチック材料として、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂いずれの樹脂を用いてもよい。樹脂の材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド、ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、アクリル系樹脂、ポリメチルメタクリレート、ポリアセタール等が挙げられる。また、これらの材料のうち1種または2種以上を組み合わせた多層構造であってもよい。
(カラー立体要素層21c~2nc、着色層300)
カラー立体要素層21c~2nc、着色層300(例えば、301、302、303)は、C(青;シアン)、M(赤;マゼンダ)、Y(黄;イエロー)、K(黒:キープレート)の4色のインクをフルカラー印刷して形成されている。層を形成するためのインクは、UV硬化型のものが用いられ、インクジェット装置を用い塗布されている。
また、着色層300は画像データに基づき選択的に存在する。
(ホワイト立体要素層21w~2nw、ホワイト被覆層2zw)
ホワイト立体要素層21w~2nw、ホワイト被覆層2zwは、下地となる層の表面に対し、白色顔料の粒子が網点状に分散して形成されている。すなわち、ホワイト立体要素層21w~2nw、ホワイト被覆層2zwにおいて、白色顔料の粒子は凝集せず、分散された状態で存在しており、白色顔料の粒子と樹脂成分を含み、当該樹脂成分により積層立体層200の表面に白色顔料の粒子が、網点状に分散して接合された状態で層が形成されている。樹脂成分としては、例えば、エポキシ系樹脂材料、ウレタン系樹脂材料、ポリエステル系樹脂材料などを用いることができる。
お、ホワイト被覆層2zwの層厚については、透過光量との関係に基づき適宜定めることができる。
(積層クリア層400)
積層クリア層400を構成するクリア要素層401、402は、光透過性の樹脂材料から構成される。樹脂成分としては、例えば、エポキシ系樹脂材料、ウレタン系樹脂材料、ポリエステル系樹脂材料などを用いることができる。クリア要素層401、402を形成するためのインクは、UV硬化型のものが用いられ、インクジェット装置を用い塗布されている。
お、クリア要素層401~402が選択的に配される場合、クリア要素層401、402の少なくとも一方が存在しない部分が生じることがある。
<立体印刷物10の製造方法>
立体印刷物10の製造方法について、図面を用い説明する。図6は、立体印刷物10の製造方法の概要を示す工程図である。
(印刷用画像データ生成工程)
立体印刷物10の製造工程では、先ず、印刷用画像データ生成(ステップS1)を行う。
図7は、印刷用画像データ生成工程の概要を示す工程図である。印刷用画像データ生成工程では、先ず、元画となるカラー画像データを取得する(ステップS11)。カラー画像データには、立体印刷物10の表示面100aの画素数に対応するR、G、Bデータを用いてもよい。
[立体印刷用画像データ生成工程]
次に、ステップS11で取得したカラー画像データに基づき、立体印刷用画像データを生成する(ステップS12)。図8は、図7のステップS12における立体印刷用画像データ生成工程の概要を示す工程図である。
立体印刷用画像データ生成工程では、図8に示すように、先ず、カラー画像データを取得し(ステップS121)、モノクロ画像(グレースケール)に変換する処理を行う(ステップS122)。次に、モノクロ画像データに基づきカラー画像の示す絵柄領域11の絵柄輪郭11aを抽出する(ステップS123)。モノクロ画像データを用いてカラー画像の示す絵柄領域11の絵柄輪郭11aを抽出することにより、カラー画像の示す色調に依存せずカラー画像のRGB濃度に基づいてカラー画像の示す絵柄領域11を適切に抽出することができる。
次に、カラー画像データ又はモノクロ画像データの階調に基づき絵柄輪郭11a内の立体印刷用画像データの高さ階調を算出し、絵柄輪郭11a内の立体印刷用画像データを生成する(ステップS124)。
図9は、図8のステップS124における絵柄輪郭11a内の立体印刷用画像データ生成工程の概要を示す工程図である。
絵柄輪郭11a内の立体印刷用画像データの生成工程では、先ず、カラー画像データの画像の細かさを表す調子サイズに基づいて、処理に用いる画像の種類の選択を行う。すなわち、ステップS1241では、対象となるカラー画像データの調子サイズに基づいて、カラー画像データ、モノクロポジ画像データ、又はモノクロネガ画像データの何れかを選択する。例えば、調子サイズが大きい順に、カラー画像データ、モノクロポジ画像データ、モノクロネガ画像を選択してもよい。
次に、第m番目の版(mはインデックスを表す自然数)のトーンカーブ処理を行い、第m番目の版に対応する立体印刷用画像データの成分を生成する(ステップS1242)。
図10は、図9のステップS1242において用いられる、複数のトーンカーブの一例を示す模式図である。本例では、図10に示すように、モノクロ画像データの階調入力を、少なくとも中間調の濃度出力ODが異なる5個の異なるトーンカーブ210、211、212、213、214から選択される複数のトーンカーブに基づいて変換することにより、高さ階調の出力値を算出して、複数の異なる分版データを算出する。本例では、トーンカーブ211、212、213に基づいてモノクロ画像データの階調入力から複数の異なる高さ階調の分版データを算出して合成して立体印刷用画像データの出力値を算出する例を示す。
図11(a)は、主面100a上の位置とモノクロ画像データの入力階調の示す濃度ODとの関係、(b)は、立体印刷用画像データ生成工程(S1242~S1245)によって得られる主面100a上の位置Xと生成されるトーンカーブ211、212、213にそれぞれ対応する高さ階調の分版データh、及びこれらが合成された高さ階調データhの関係を示す模式図である。
立体印刷用画像データ生成工程では、図11(a)に示すカラー画像データ又はモノクロ画像データの主面100a上の位置X1~X7に対応する階調入力があった場合に、トーンカーブ211、212、213によって、絵柄領域11内において、図11(b)に示すような、主面100a上の位置X1~X7に対応する高さ階調の分版データ221、222、223がそれぞれ算出される。本態様では、図11(b)に示すように、高さ階調の分版データ221、222、223では、それぞれの高さ階調の最大値h1、h2、h3は当該順に大きく、最小値はh1より小さいh0としている。
次に、mが最大値か否かを判定し(ステップS1243)、最大値でない場合には、mをインクリメントして(ステップS1244)、ステップS1242に戻り、最大値である場合には、第1~m番目の版に対応する高さ階調の分版データhの成分を合成して立体印刷用画像データの高さ階調データhを生成し出力する(ステップS1245)。
第1~m番目の版に対応する立体印刷用画像データの成分の合成では、生成された複数の高さ階調の分版データhを、絵柄領域11における主面100a上の位置に応じて、複数の分版データのうち最大の高さ階調を示すデータを選択することにより合成する。図11(b)に示す例では、トーンカーブ211、212、213に基づいて算出された高さ階調の分版データ221、222、223のうち、絵柄領域11における、主面100a上の位置ごとに最大の高さ階調の分版データhが選択されるように、高さ階調の分版データ221、222、223が合成されて高さ階調データh(図11(b)における実線)が生成される。
なお、立体印刷用画像データの成分の合成方法は、上記に限定されないことは言うまでもない。
次に。図8に戻り、ステップS125において、平面視において絵柄輪郭11aを絵柄領域11の外方に向けて所定距離w0(図2参照)だけ移動(オフセット)させた拡大輪郭12aを設定する拡大輪郭12aの設定処理を行い、拡大輪郭12aの外方に位置する背景領域13の平坦化処理を行う(ステップS126)。平坦化処理では、階調の値がゼロ又は低階調である印刷用画像データを生成する。
図12は、立体印刷用画像データ生成工程のステップS121~S128の処理によって得られる、主面上の位置Xと生成される高さ階調データhとの関係を示す模式図である。
ステップS127では、拡大輪郭12aと絵柄輪郭11aとの間に位置する境界領域12のグラデーション処理を行い、境界領域12に対する立体印刷用画像データ220を生成する。グラデーション処理では、境界領域12における立体印刷用画像データの高さ階調の値が、拡大輪郭12aから絵柄輪郭11aに向けて連続的に増加して、絵柄輪郭11a付近において絵柄領域11の立体印刷用画像データと等価な高さ階調データの値h0となるような立体印刷用画像データ220を生成する。このとき、高さ階調データの値h0はh1より小さい所定値を選択することができる。
次に、絵柄領域11、境界領域12、背景領域13の立体印刷用画像データを合成して(ステップS128)、絵柄領域11、境界領域12、背景領域13に対する一連の立体印刷用画像データを生成し、生成された立体印刷用画像データを出力する(ステップS129)。
図13は、入力階調の濃度と、カラー要素層、ホワイト要素層、クリア要素層の厚みの測定結果を示す図である。入力階調の濃度を異ならせたときの立体印刷物10を構成する各要素層の厚みを測定した結果を示す。図13に示すように、カラー立体要素層21c~2nc、ホワイト立体要素層21w~2nw、クリア要素層401、402は、入力階調の濃度の増加に伴って、それぞれの要素層の厚みが増加することが見て取れる。
[着色印刷用画像データ生成工程]
次に、取得したカラー画像データに基づき、着色印刷用画像データを生成する(ステップS13)。画像データのRGBデータをCMYKデータに色変換して着色層印刷データを生成し、メモリ等、記憶装置に格納する。
(立体印刷工程)
次に、図6におけるステップS2に戻り、立体印刷工程を行う。図14は、図6のステップS2における立体印刷工程の概要を示す工程図である。図15(a)~(d)は、立体印刷工程おける製造方法の概要を示す模式図である。
立体印刷工程では、先ず、基板100を準備する(ステップS21、図15(a))。
次に、メモリから画像データのうち高さ階調データを順次読み出し、基板100の主面100aにカラー立体要素層21cを形成するためのCMYKの樹脂材料からなるインクをそれぞれ塗布したのち、紫外線照射により乾燥させてカラー立体要素層21cを形成する(ステップS22、S23)。
同様に、メモリから同じ高さ階調データを順次読み出し、カラー立体要素層21cの上面にホワイト立体要素層21wを形成するための、白色顔料の粒子(例えば、酸化チタン)を含む樹脂材料からなるインクをそれぞれ塗布したのち、紫外線照射により乾燥させてカラー立体要素層21cの上面にホワイト立体要素層21wを積層形成して立体要素層21を形成する(ステップS24、S25、図15(b))。
カラー立体要素層21c及びホワイト立体要素層21wは、絵柄を印刷するための元画であるカラー画像データから形成される立体印刷用画像データに基づいて画像形成され、図15(b)に示すように、立体印刷用画像データの画素Pxに対応する主面100a上の位置に応じて、それぞれの層の厚みが異なるように構成されている。これにより、高さ階調データ基づいて、内含するカラー立体要素層21c及びホワイト立体要素層21wの形成位置及び層厚が異なる態様の立体要素層21が、立体印刷用画像データの画素Pxに対応する主面上の位置に形成される。
次に、nが最大値か否かを判定し(ステップS26)、最大値でない場合には、nをインクリメントして(ステップS27)、ステップS22に戻り、nが最大値になるまで、高さ階調データ基づいて、形成位置及び層厚が異なるカラー立体要素層21c~2nc及びホワイト立体要素層21w~2nwを少なくとも1層ずつ含む立体要素層21~2nが、立体印刷用画像データの画素Pxに対応する主面上の位置に繰り返し形成される。そして、nが最大値である場合には、ステップS28に進む。
このとき、立体要素層21~2nが複数層、積層されてなる積層立体層200は、層全体の厚みH200が主面上の位置に応じて異なるように形成される(図15(c))。
その結果、積層立体層200は、立体印刷用画像データに基づいて立体印刷用画像データの画素Pxに対応する主面上の位置に応じて厚みが異なる態様をなし、厚みが大きく上面の高さが相対的に高い隆起部分201と、厚みが薄く上面の高さが相対的に低い谷部分202とを含む立体化層を形づくる。
図15(c)に示すように、絵柄領域11は、立体印刷用画像データの高さ階調に基づいて形成された積層立体層200によって、基板100の主面100aの表面から上方に隆起した断面形状となる。これに対し、背景領域13は、高さ階調の値がゼロ又は低階調である印刷用画像データに基づいて、基板100の主面100aの表面からの高さが低いフラットな形状となる。また、境界領域12において、積層立体層200は、拡大輪郭12aから絵柄輪郭11aに向けて積層立体層200の厚みが連続的に増加し上面の高さが連続的に高くなる傾斜形状となる。
このように、カラー立体要素層21c~2nc、ホワイト立体要素層21w~2nwそれぞれが、境界領域12において、滑らかに高さが変化する傾斜形状をしており、各層の上角部分に丸みをもたせることができる。さらに、カラー立体要素層21c~2nc、ホワイト立体要素層21w~2nwを少なくとも1層ずつ含む立体要素層21~2nがZ軸方向下側から順に積層されていることによって、積層立体層200は全体として境界領域12では高さが滑らかに変化する傾斜形状をなす態様となる。
これにより、立体印刷物10では、被写体の画像を示す絵柄領域の輪郭付近に位置する境界領域12において、隆起形状の高さの違いに起因する色むらの発生を抑制して微細な立体表現が可能となり、看者が視認する画像の品質を向上させることができる。
次に、積層立体層200の上面を被覆するように、ホワイト被覆層2zwを形成するための、白色顔料の粒子(例えば、酸化チタン)を含む樹脂材料からなるインクを、例えば、インクジェット装置を用いて塗布したのち、紫外線照射により乾燥させてホワイト被覆層2zwを形成する(ステップS28、S29、図15(d))。
このとき、ホワイト被覆層2zwは基板100の主面100a全体を覆うように形成してもよい。樹脂材料からなるホワイト被覆層2zwによって基板100の主面100a全体を被覆することにより、上方から基板100への水分の侵入を抑制して積層立体層200の膨張や変形を抑制でき、積層立体層200による微細な立体表現を長期間維持し、微細な立体表現が経時的に劣化することを抑制できる。本例では、最上層に位置するホワイト被覆層2zwが基板100の主面100a全体を覆う構成を採る。
(着色印刷工程)
次に、図5におけるステップS3に戻り、着色印刷工程を行う。図16は、図6のステップS3における着色印刷工程の概要を示す工程図である。図17(a)~(d)は、着色印刷工程おける製造方法の概要を示す模式図である。
着色印刷工程では、先ず、主面100a上に立体印刷されて隆起部分201、谷部分202が形成された基板を準備する(ステップS31、図17(a))。
メモリから画像データのうち着色印刷用画像データを順次読み出し、積層形成されたホワイト被覆層2zwの上面を被覆するように、着色層300を形成するためにCMYKの樹脂材料からなるインクを塗布したのち、紫外線照射により乾燥させて、着色印刷用画像データに応じて層301、302、303を画素毎に選択的に配置するとともに、着色印刷用画像データの階調に応じて画素毎に厚みを異ならせてそれぞれの層301、302、303を形成して、着色層300を形成する(ステップS32、S33、図17(b))。着色層300の形成は、例えば、インクジェット装置を用いて各色の顔料を含むUV(紫外線)硬化型インクを塗布し、UV照射を行って硬化させることによりなされる。
次に、着色層300の上面にクリア要素層401を形成するための透光性樹脂材料からなるインクを塗布したのち、紫外線照射により乾燥させてクリア要素層401を形成する(ステップS34、S35、図17(c))。
さらに、着色層300の上面にクリア要素層402を形成するための透光性樹脂材料からなるインクを塗布したのち、紫外線照射により乾燥させてクリア要素層402を形成して、積層クリア層400を形成する(ステップS36、S37、図17(d))。
クリア要素層401、402はカラー画像データに基づき生成された立体印刷用画像データに、乱数等に基づく不規則なデータパターンを重畳した立体印刷用画像データによって画像形成してもよい。積層クリア層400を、不規則なデータパターンを重畳した立体印刷用画像データによって微細な凹凸が分散配置されてなるクリア要素層401、402を含んだ構成とすることにより、絵柄に応じて看者により効果的に立体感を知覚させることができる。
また、このとき、何れかのクリア要素層401、402は基板100の主面100a全体を覆うように形成してもよい。この場合、クリア要素層は主面100a全体に一様な画像データに基づき形成してもよいが、カラー画像データに基づき生成された立体印刷用画像データによって画像形成してもよい。樹脂材料からなるクリア要素層によって基板100の主面100a全体を被覆した場合には、上方から基板100への水分の侵入を抑制して積層立体層200の膨張や変形を抑制でき、積層立体層200による微細な立体表現を長期間維持し、微細な立体表現が経時的に劣化することを抑制できる。
本例では、下層に位置するクリア要素層401が基板100の主面100a全体を覆う構成を採る。
以上の工程により、立体印刷物10が完成する。
<まとめ>
以上、説明したように、実施の形態に係る立体印刷物10は、基板100の一方の主面10aの上方に配され、1色または複数色を以って配されたカラー立体要素層21~ncと、光反射性の白色インクを以って配されたホワイト立体要素層21~nwを少なくとも1層ずつ含む立体要素層21~nが複数積層されてなり、主面10a上の位置に応じて異なる積層立体層200と、積層立体層200の上面を被覆するホワイト被覆層2zwと、ホワイト被覆層2zwの上面に、1色または複数色を以って配された着色層300とを備え、積層立体層200は、着色層300の表す絵柄に対応する絵柄領域11に相当する部分が基板の主面100aから上方に隆起しており、平面視において着色層300の表す絵柄領域11の絵柄輪郭11aと、絵柄輪郭11aを絵柄外方に向けて所定距離だけ移動させた拡大輪郭12aとの間の境界領域12の厚みが、拡大輪郭12aから絵柄輪郭11aに向けて連続的に増加している構成を採る。
係る構成により、実施の形態に係る立体印刷物10では、被写体の画像を示す絵柄領域の輪郭付近において、隆起形状の高さの違いに起因する色むらの発生を抑制して微細な立体表現が可能となる。その結果、立体印刷物10では、微細な立体表現が可能であって、看者がより大きな立体感を知覚できる立体印刷物を提供することができる。
これより、複数のインクの層を重ねて媒体上に隆起形状を形成する際に、積層されるインクの層数を異ならせて隆起形状の高さを異ならせる従来の印刷方法で生じていた、層数の違い伴って高さの異なる隆起部分の境界に微小な段差が生じ、隆起部分の縁部がスジ状の色むらとなって看者に視認され、特に被写体の画像を示す絵柄領域の輪郭付近において画像品質の低下を招くという不具合を抑制できる。このとき、カラー立体要素層21~nc及びホワイト立体要素層21~nwの厚みが、前記主面上の位置に応じて異なる構成としてもよい。係る構成によれば、被写体の画像を示す絵柄領域11において、より一層微細な立体表現が可能となる。
また、着色層の上面に、透過する光の光量を調整する機能を有し、着色層300を被覆し、不規則なデータパターンが重畳された立体印刷用画像データによって微細な凹凸が分散配置されてなるクリア要素層401、402を含んだクリア要素層401、402を備えた構成としてもよい。絵柄に応じて看者にとってより効果的に立体感を知覚させることができる。
また、積層立体層200の上方には、積層立体層200を被覆し、透過する光の光量を調整する機能を有するホワイト被覆層2zwを備えた構成としてもよい。樹脂材料からなるホワイト被覆層2zwによって基板100の主面100a全体を被覆することにより、上方から積層立体層200への水分の侵入を抑制して積層立体層200の膨張や変形を抑制できる。これにより、積層立体層200による微細な立体表現を長期間維持し、微細な立体表現が経時的に劣化することを抑制できる。
≪変形例≫
実施の形態に係る立体印刷物、及びその製造方法を説明したが、本開示は、その本質的な特徴的構成要素を除き、以上の実施の形態に何ら限定を受けるものではない。例えば、実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態1における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本開示に含まれる。以下では、そのような形態の一例として、変形例を説明する。
(1)上記した実施の形態に係る立体印刷物10では、ホワイト被覆層2zwの上方に、着色層300を備え、着色層300の上方には、クリア要素層401、402からなる積層クリア層400が積層された態様とした。
しかしながら、着色層300、積層クリア層400の層数は、上記に限定されるものではなく異なる態様であってもよい。
図18は、変形例1に係る立体印刷物10Aの構成を示す模式断面図である。変形例1に係る立体印刷物10Aでは、図18に示すように、被写体の画像を示す絵柄領域11において、積層クリア層400の上方に、さらに、立体印刷物10の絵柄を表す第2の着色層310と、第2のクリア要素層411、412からなる第2の積層クリア層と410が積層される構成である点で実施の形態に係る立体印刷物10と相違する。このとき、第2の着色層310はカラー画像データに基づき形成され、着色層300と同じ構成であってもよい。第2の積層クリア層410は、積層クリア層400と同じ構成であってもよい。着色層300の上方に、第2の着色層を備えることにより、看者がより大きな立体感を知覚できる立体印刷物を安価に提供することができる。
(2)上記した実施の形態に係る立体印刷物10では、カラー立体要素層21~nc及びホワイト立体要素層21~nwの厚みは、立体印刷用画像データの高さ階調に基づいて前記主面上の位置に応じて異なる構成とした。
しかしながら、カラー立体要素層21~nc及びホワイト立体要素層21~nwの層数は、立体印刷用画像データの高さ階調に基づいて前記主面上の位置に応じて異なる構成としてもよい。
係る構成によれば、カラー立体要素層21c~2nc、ホワイト立体要素層21w~2nwが、Z軸方向下側から順にピラミッド状に積層することによって、積層立体層200は全体として境界領域12において高さが段階的に変化する階段形状を形成することができる。そのため、被写体の画像を示す絵柄領域11において、より簡易な構成により効果的な立体表現が可能となり、看者に十分な立体感を知覚できる立体印刷物を、多数、量産する場合に、安価に印刷物を提供することができる。
(3)上記した実施の形態に係る立体印刷物10では、積層立体層200は、基板100の主面100a上に、1色または複数色を以って主面100aに沿った方向に配されたカラー立体要素層21c~2ncと、透過する光の光量を調整する機能を有する材料からなるホワイト立体要素層21w~2nwとを、少なくとも1層ずつ含む立体要素層21~2nが複数積層されてなる構成とした。
実施の形態に係る積層立体層200における立体要素層21~2nを第1の立体要素層と定義したとき、変形例に係る立体印刷物では、積層立体層は、さらに、透過する光の光量を調整する機能を有する材料からなる追加的なホワイト立体要素層を一層以上含んで構成される第2の立体要素層、又は、1色または複数色を以って配された追加的なカラー立体要素層を一層以上含んで構成される第2の立体要素層、を備える構成としてもよい。また、第2の立体要素層は、複数積層された立体要素層21~2nの層間又は立体要素層21~2nの上面に積層されてなる構成としてもよい。
追加的なホワイト立体要素層又は追加的なカラー立体要素層は、立体印刷用画像データに基づいて画像形成され、立体印刷用画像データの画素Pxに対応する主面100a上の位置に応じて、それぞれの層の厚みが異なるように構成される。このとき、追加的なホワイト立体要素層又は追加的なカラー立体要素層は、主面100a上に立体印刷用画像データの画素Pxに対応して選択的に配されていてもよい。
また、追加的なホワイト立体要素層又は追加的なカラー立体要素層は、ホワイト立体要素層2iw又はカラー立体要素層2icと同一の立体印刷用画像データに基づいて画像形成されてもよい。あるいは、ホワイト立体要素層2iw又はカラー立体要素層2icと異なる立体印刷用画像データに基づき形成されてもよい。
これにより、追加的なホワイト立体要素層又は追加的なカラー立体要素層を含んで構成される第2の立体要素層を含む積層立体層は、層全体の厚みが主面上の位置に応じてより大きく異なるように形成される。その結果、絵柄のボケを防止し絵柄の明瞭さを維持した状態で、隆起部分201と谷部分202との高低差を拡大することができる。
以上のとおり、1色または複数色を以って配されたカラー立体要素層21c~2ncと、光反射性の白色インクを以って配されたホワイト立体要素層21w~2nwを少なくとも1層ずつ含む立体要素層21~2nを第1の立体要素層21~2nとしたとき、変形例に係る立体印刷物では、積層立体層は、積層された複数層の第1の立体要素層21~2nの層間、又は複数層の第1の立体要素層21~2nの上方に、さらに、光反射性の白色インクを以って配された追加的なホワイト立体要素層、又は1色または複数色を以って配された追加的なカラー立体要素層を少なくとも1層以上含む第2の立体要素層が配された構成を採る。
そして、変形例に係る立体印刷物は、第2の立体要素層を含む積層立体層の上面を被覆するホワイト被覆層2zwと、ホワイト被覆層2zwの上面に、1色または複数色を以って配された着色層300とを備え、積層立体層200は、着色層300の表す絵柄に対応する絵柄領域11に相当する部分が基板の主面100aから上方に隆起しており、平面視において着色層300の表す絵柄領域11の絵柄輪郭11aと、絵柄輪郭11aを絵柄外方に向けて所定距離だけ移動させた拡大輪郭12aとの間の境界領域12の厚みが、拡大輪郭12aから絵柄輪郭11aに向けて連続的に増加している構成を採る。
係る構成により、変形例に係る積層立体層によれば、被写体の画像を示す絵柄領域の輪郭付近において隆起形状の高さの違いに起因する色むらの発生を抑制するという効果に加え、第2の立体要素層によって層全体の厚みが主面上の位置に応じてより大きく異なるように形成され、絵柄のボケを防止しつつ、より顕著な立体感を生む立体化層として機能し、看者がより大きな立体感を知覚することができる微細な立体表現が可能となる。
≪補足≫
以上で説明した実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、工程、工程の順序などは一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていないものについては、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明される。
また、上記の方法が実行される順序は、本発明を具体的に説明するために例示するためのものであり、上記以外の順序であってもよい。また、上記方法の一部が、他の方法と同時(並列)に実行されてもよい。
また、発明の理解の容易のため、上記各実施の形態で挙げた各図の構成要素の縮尺は実際のものと異なる場合がある。また本発明は上記各実施の形態1の記載によって限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
また、各実施の形態及びその変形例の機能のうち少なくとも一部を組み合わせてもよい。
本開示の一態様に係る立体印刷物は、室内装飾や広告媒体、さらには造営材(壁や天井など)の一部として、高い画像品質を得ることができる立体印刷物を実現するのに有用であり、例えば、絵画、展示用装飾物、ポスター、広告、ディスプレイ、インテリア、室内装飾用部材等に広く利用可能である。
10、10A 立体印刷物
10a 主面
11 絵柄領域
11a 絵柄輪郭
12 境界領域
12a 拡大輪郭
13 背景領域
100 基板
200 積層立体層
201 隆起部分
202 谷部分 21、22、23、2i、2n 立体要素層
21w、22iw、23w、2iw、2nw ホワイト立体要素層
21c、22ic、23c、2ic、2nc カラー立体要素層
2zw ホワイト被覆層
300、310 着色層
400、410 積層クリア層
401、402、411、412 クリア要素層

Claims (9)

  1. 基板と、
    前記基板の一方の主面の上方に配され、1色または複数色を以って配されたカラー立体要素層と、光反射性の白色インクを以って配されたホワイト立体要素層を少なくとも1層ずつ含む立体要素層が複数積層されてなり、前記主面上の位置に応じて厚みが異なる積層立体層と、
    前記積層立体層の上面を被覆するホワイト被覆層と、
    前記ホワイト被覆層の上面に、1色または複数色を以って配され、絵柄を表す着色層とを備え、
    前記積層立体層は、前記着色層の表す絵柄に対応する絵柄領域に相当する部分が前記基板の主面から上方に隆起しており、平面視において前記絵柄領域の絵柄輪郭と、前記絵柄輪郭を前記絵柄領域の外方に所定距離だけ移動させた拡大輪郭との間に位置する境界領域の厚みが、前記拡大輪郭から前記絵柄輪郭に向けて連続的に増加している
    立体印刷物。
  2. 前記カラー立体要素層及び前記ホワイト立体要素層の厚みが、前記主面上の位置に応じて異なる
    請求項1に記載の立体印刷物。
  3. 前記着色層の上面に、透過する光の光量を調整する機能を有し、前記着色層を被覆するクリア層を備えた
    請求項1又は2に記載の立体印刷物。
  4. カラー画像データに基づき、立体印刷用画像データと着色印刷用画像データとを生成する工程と、
    基板を準備し、前記基板の一方の主面の上方に、1色または複数色を以って配されたカラー立体要素層と、光反射性の白色インクを以って配されたホワイト立体要素層を少なくとも1層ずつ含む立体要素層が複数積層されてなり、前記立体印刷用画像データの高さ階調に応じて層厚が前記主面上の位置により異なる積層立体層を形成する工程と、
    前記積層立体層の上面を被覆するようにホワイト被覆層を形成する工程と、
    前記ホワイト被覆層を形成する工程の後に、形成された前記ホワイト被覆層の上面に、前記着色印刷用画像データに基づき、1色または複数色を以って配された着色層を形成する工程とを含み、
    前記積層立体層を形成する工程では、
    前記着色層の表す絵柄に対応する絵柄領域に相当する部分が前記基板の主面から上方に隆起しており、平面視において前記着色層の表す絵柄に対応する絵柄領域の絵柄輪郭を外方に所定距離だけ移動させた拡大輪郭と前記絵柄輪郭との間に位置する境界領域の厚みが、前記拡大輪郭から前記絵柄輪郭に向けて連続的に増加するよう前記積層立体層を形成する
    立体印刷物の製造方法。
  5. 前記立体印刷用画像データの高さ階調に対応して、前記主面上の位置に応じて選択的に厚みを異ならせて前記カラー立体要素層及び前記ホワイト立体要素層を形成するサブ工程を複数回行う
    請求項4に記載の立体印刷物の製造方法。
  6. 前記立体印刷用画像データを生成する工程は、
    前記カラー画像データをモノクロ画像データに変換する工程と、
    前記モノクロ画像データに基づき前記カラー画像データの示す前記絵柄領域の絵柄輪郭を抽出する工程と、
    平面視において前記絵柄輪郭を前記絵柄領域の外方に向けて所定距離だけ移動させた拡大輪郭を設定する工程と、
    平面視において前記拡大輪郭と前記絵柄輪郭との間に位置する境界領域の厚みが、前記拡大輪郭から前記絵柄輪郭に向けて連続的に増加する前記立体印刷用画像データを生成する工程を含む
    請求項4又は5に記載の立体印刷物の製造方法。
  7. 前記立体印刷用画像データを生成する工程は、
    前記絵柄領域における前記カラー画像データ又は前記モノクロ画像データの階調に基づき、前記立体印刷用画像データの高さ階調を算出する工程を含む
    請求項6に記載の立体印刷物の製造方法。
  8. 前記立体印刷用画像データの高さ階調を算出する工程は、
    前記カラー画像データ又は前記モノクロ画像データを、少なくとも中間調の濃度出力が異なる複数の異なるトーンカーブに基づいて変換することにより、複数の異なる分版データを生成する工程と、
    生成された複数の分版データを、前記主面上の位置ごとに複数の分版データのうち最大の高さ階調を示すデータを選択することにより合成する工程を含む
    請求項7に記載の立体印刷物の製造方法。
  9. さらに、前記着色層を形成する工程の後に、前記着色層の上面に透過する光の光量を調整する機能を有するクリア層を形成する工程を有する
    請求項4~8の何れか1項に記載の立体印刷物の製造方法。
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