JP7787227B2 - ガス分離方法及びガス分離装置 - Google Patents
ガス分離方法及びガス分離装置Info
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Description
(1)
圧力変動吸着法により、原料ガスから目的ガスを分離させるガス分離方法であって、
前記原料ガスを吸着部に供給し、前記原料ガス中の前記目的ガスを前記吸着部に吸着させる吸着工程と、
目的ガス貯留槽に貯留された前記目的ガスを前記吸着部に供給するパージ工程と、
前記吸着部に吸着された前記目的ガスを前記吸着部から脱離させ、前記目的ガス貯留槽に供給して貯留する分離工程と、をこの順に繰り返す分離サイクルを含み、
前記パージ工程において前記吸着部に供給される前記目的ガスの量である目的ガス供給量は、前記吸着工程において前記吸着部に供給される前記原料ガス中の前記目的ガスの濃度である目的ガス濃度に応じて調整される、ガス分離方法、である。
(2)
前記吸着工程における前記目的ガス濃度が、1つ前の前記分離サイクルにおいて実行された前記吸着工程における前記目的ガス濃度より大きい場合、前記パージ工程における前記目的ガス供給量を、1つ前の前記分離サイクルの前記パージ工程における前記目的ガス供給量より小さくする、上記(1)に記載のガス分離方法、である。
(3)
前記吸着工程における前記目的ガス濃度が、1つ前の前記分離サイクルにおいて実行された前記吸着工程における前記目的ガス濃度より小さい場合、前記パージ工程における前記目的ガス供給量を、1つ前の前記分離サイクルの前記パージ工程における前記目的ガス供給量より大きくする、上記(1)又は(2)に記載のガス分離方法、である。
(4)
前記目的ガス濃度は、前記吸着工程の2つ以上の時点における前記原料ガス中の前記目的ガスの濃度の平均値である、上記(1)から(3)のいずれか1つに記載のガス分離方法、である。
(5)
前記目的ガス濃度は、前記吸着工程において所定時間毎に取得した前記原料ガス中の前記目的ガスの濃度の平均値である、上記(4)に記載のガス分離方法、である。
(6)
圧力変動吸着法により、原料ガスから目的ガスを分離させるガス分離装置であって、
前記目的ガスを吸着可能な吸着部と、
前記目的ガスを貯留可能な目的ガス貯留槽と、
前記目的ガスを含む前記原料ガスを前記吸着部に供給し、前記目的ガスを前記吸着部に吸着させる吸着工程、前記目的ガス貯留槽に貯留された前記目的ガスを前記吸着部に供給するパージ工程、及び、前記吸着部に吸着された前記目的ガスを前記吸着部から脱離させ前記目的ガス貯留槽に供給して貯留する分離工程、をこの順に繰り返す分離サイクルを制御する制御部と、
前記吸着工程において前記吸着部に供給される前記原料ガス中の前記目的ガスの濃度である目的ガス濃度を測定可能な濃度計と、を備え、
前記制御部は、前記濃度計の測定値に応じて、前記パージ工程において前記吸着部に供給される前記目的ガスの量である目的ガス供給量を調整する、ガス分離装置、である。
(7)
前記制御部は、前記吸着工程における前記目的ガス濃度が、1つ前の前記分離サイクルにおいて実行された前記吸着工程における前記目的ガス濃度より大きい場合、前記パージ工程における前記目的ガス供給量を、1つ前の前記分離サイクルの前記パージ工程における前記目的ガス供給量より小さくする、上記(6)に記載のガス分離装置、である。
(8)
前記制御部は、前記吸着工程における前記目的ガス濃度が、1つ前の前記分離サイクルにおいて実行された前記吸着工程における前記目的ガス濃度より小さい場合、前記パージ工程における前記目的ガス供給量を、1つ前の前記分離サイクルの前記パージ工程における前記目的ガス供給量より大きくする、上記(6)又は(7)に記載のガス分離装置、である。
(9)
前記目的ガス濃度は、前記吸着工程の2つ以上の時点における前記原料ガス中の前記目的ガスの濃度の平均値である、上記(6)から(8)のいずれか1つに記載のガス分離装置、である。
(10)
前記目的ガス濃度は、前記吸着工程において所定時間毎に取得した前記原料ガス中の前記目的ガスの濃度の平均値である、上記(9)に記載のガス分離装置、である。
図1~図8は、本発明に係るガス分離装置の一実施形態としてのガス分離装置100を示す図である。図1~図8に示すガス分離装置100は、吸着剤と、前記吸着剤に対して易吸着性である易吸着成分、及び、前記吸着剤に対して難吸着性である難吸着成分、を含む原料ガスと、を用い、前記原料ガス中の前記易吸着成分と前記難吸着成分とを分離し、前記易吸着成分及び前記難吸着成分のそれぞれを回収する圧力変動吸着式のガス分離装置である。
本実施形態の吸着部10A、10B及び補助吸着部11A、11Bは、容器と、この容器に充填されている吸着剤と、を備える。より具体的に、本実施形態の吸着部10A、10Bそれぞれは、吸着剤が充填されている所謂「下部筒」である。また、本実施形態の補助吸着部11A、11Bそれぞれは、吸着剤が充填されている所謂「上部筒」である。但し、容器の形状については特に限定されない。吸着剤は、原料ガス中の目的ガスに対して易吸着性であり、目的ガス以外の成分としての非吸着ガスに対して難吸着性である。なお、下部筒と上部筒に充填する吸着剤は同一の吸着剤であることが望ましいが、前記特性を有する吸着剤であれば異なる吸着剤を充填してもよい。
原料ガス貯留槽1、目的ガス貯留槽2及び非吸着ガス貯留槽3は、ガスを貯留可能なタンクである。原料ガス貯留槽1、目的ガス貯留槽2及び非吸着ガス貯留槽3の構成は限定されないが、特に、原料ガス貯留槽1、目的ガス貯留槽2はガスバッグであることが好ましい。ガスバッグとは、貯留量に応じて風船のように膨張及び収縮が可能なタンクである。また、原料ガス貯留槽1には原料ガスに含まれる少なくとも1つの成分を吸着可能な吸着剤が、目的ガス貯留槽2には目的ガスを吸着可能な吸着剤が、非吸着ガス貯留槽3には非吸着ガスを吸着可能な吸着剤が、それぞれ充填されていてもよい。
圧縮機4は、原料ガス貯留槽1の原料ガスを吸着部10A、10Bに圧送可能である。また、圧縮機4は、目的ガス貯留槽2の目的ガスを吸着部10A、10Bに圧送可能である。すなわち、本実施形態の圧縮機4は、原料ガス貯留槽1の原料ガスを吸着部10A、10Bに圧送する圧縮機と、目的ガス貯留槽2の目的ガスを吸着部10A、10Bに圧送する圧縮機と、を兼ねている。但し、ガス分離装置100は、原料ガス貯留槽1の原料ガスを吸着部10A、10Bに圧送する圧縮機と、目的ガス貯留槽2の目的ガスを吸着部10A、10Bに圧送する圧縮機と、を別々に備える構成であってもよい。
圧縮機5は、目的ガス貯留槽2の目的ガスをガス分離装置100の外部に圧送可能である。圧縮機5の構成は特に制限されないが、目的ガス貯留槽2の目的ガスを圧送する際は、圧送するガスに目的ガス以外の成分を混入させない構成であることが好ましい。また、圧縮機5は、気密性が高く、オイルフリー仕様(潤滑油不使用、又は、圧送するガスに潤滑油が接触しない構造)であることが好ましい。
経路L2は、原料ガス貯留槽1と圧縮機4とを接続する。
経路L3は、目的ガス貯留槽2と圧縮機4とを接続する。
経路L4は、圧縮機4と吸着部10Aとを接続する。
経路L5は、圧縮機4と吸着部10Bとを接続する。
経路L6Aは、補助吸着部11Aと非吸着ガス貯留槽3とを接続する。
経路L6Bは、補助吸着部11Bと非吸着ガス貯留槽3とを接続する。
経路L7は、非吸着ガス貯留槽3の非吸着ガスをガス分離装置100の外部に排出可能である。
経路L8Aは、非吸着ガス貯留槽3と補助吸着部11Aとを接続する。
経路L8Bは、非吸着ガス貯留槽3と補助吸着部11Bとを接続する。
経路L9は、吸着部10Bと目的ガス貯留槽2とを、圧縮機4を介さずに接続する。
経路L10は、吸着部10Aと目的ガス貯留槽2とを、圧縮機4を介さずに接続する。
経路L11は、吸着部10Aと原料ガス貯留槽1とを、圧縮機4を介さずに接続する。
経路L12は、吸着部10Bと原料ガス貯留槽1とを、圧縮機4を介さずに接続する。
経路L13は、目的ガス貯留槽2の目的ガスをガス分離装置100の外部に排出可能である。
経路L14は、補助吸着部11Aと補助吸着部11Bとを接続する。
経路L15は、吸着部10Aと補助吸着部11Aとを接続する。
経路16は、吸着部10Bと補助吸着部11Bとを接続する。
バルブV2は、経路L3に設けられている。
バルブV3は、経路L4に設けられている。
バルブV4は、経路L5に設けられている。
バルブV5は、経路L15に設けられている。
バルブV6は、経路L16に設けられている。
バルブV7は、経路L8Aに設けられている。
バルブV8は、経路L8Bに設けられている。
バルブV9は、経路L14に設けられている。
バルブV10は、経路L10に設けられている。
バルブV11は、経路L9に設けられている。
バルブV12は、経路L11に設けられている。
バルブV13は、経路L12に設けられている。
バルブV14は、経路L6Aに設けられている。
バルブV15は、経路L6Bに設けられている。
本実施形態の濃度計6は、原料ガス貯留槽1の原料ガス中の目的ガスの濃度を測定可能である。濃度計6は、原料ガス中の目的ガスの濃度を直接計測する構成であってもよいし、原料ガス中の目的ガス以外の成分の濃度の計測結果から間接的に原料ガス中の目的ガスの濃度を導く構成であってもよい。
圧力計7は、経路L6Aに設けられており、後述する吸着工程A1において、吸着部10A及び補助吸着部11Aの圧力を測定可能である。圧力計8は、経路L6Bに設けられており、後述する吸着工程B5において、吸着部10B及び補助吸着部11Bの圧力を測定可能である。
センサ9は、目的ガス貯留槽2に設けられており、目的ガス貯留槽2に貯留されている目的ガスの量を測定可能である。センサ9の構成は、目的ガス貯留槽2に貯留されている目的ガスの量を測定可能であれば特に限定されないが、例えば目的ガス貯留槽2の重量変化を計測する重量センサであってよい。また、目的ガス貯留槽2がガスバッグである場合は、センサ9は、ガスバッグの高さの変化を計測するレベルセンサであってよい。目的ガス貯留槽2が容積一定のタンクの場合は、センサ9は、目的ガス貯留槽2の圧力を計測する圧力センサであってよい。また、センサ9は、レベルセンサ、重量センサ及び圧力センサのうち複数を組み合わせて構成されてもよい。
本実施形態の制御部20は、後述する2つの分離サイクルCA、CBを制御する。より具体的に、本実施形態の制御部20は、バルブV1~V15の開放及び閉塞、圧縮機4、5の作動及び停止をシーケンシャルに制御することで後述する2つの分離サイクルCA、CBを制御する。制御部20は、例えば、CPU(central processing unit)若しくはMPU(Micro Processing Unit)などの汎用プロセッサ、又は特定の処理に特化した専用プロセッサ、等のプロセッサを含む。制御部20は、例えば、ROM(読み出し専用メモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)等の記憶部を更に含んでもよい。
次に、上述したガス分離装置100を用いた、本発明に係るガス分離方法の一実施形態としてのガス分離方法について説明する。本実施形態では、目的ガス、及び、目的ガス以外の成分としての非吸着ガス、の2成分を含む混合ガスを原料ガスとして用いる例について説明する。そのため、本実施形態では、吸着部10A、10B及び補助吸着部11A、11Bの吸着剤として、目的ガスに対して易吸着性であり、非吸着ガスに対して難吸着性の吸着剤を用いる。目的ガスは、例えばキセノンであってよい。また、非吸着ガスは、例えばアルゴンであってよい。目的ガスがキセノンで、非吸着ガスがアルゴンの場合、吸着剤は、例えば活性炭であってよい。
図1~図3は、吸着工程A1が実行されている状態のガス分離装置100を示している。図1~図3に示すように、吸着工程A1では、バルブV2、V4、V7、V9、V10、V12、V15を閉塞し、バルブV1、V3、V5、V14を開放する。この状態で、原料ガス貯留槽1の原料ガスを、圧縮機4により、経路L2、L4を介して吸着部10Aに供給する。このとき、吸着部10A及び補助吸着部11Aは、バルブV5が開放されているため、ほぼ同様に圧力上昇する。
図4は、パージ工程A2が実行されている状態のガス分離装置100を示している。図4に示すように、パージ工程A2では、吸着工程A1が実行されている状態(図1~図3参照)から、バルブV1を閉塞し、バルブV2を開放する。この状態で、目的ガス貯留槽2の目的ガスをパージガスとして、圧縮機4により、経路L3、L4を介して吸着部10Aに供給する。これにより、吸着部10A内の非吸着ガスを補助吸着部11Aへ押し出し、吸着部10A内を目的ガスで吸着飽和とする。なお、吸着部10A内の非吸着ガスとは、吸着部10Aの吸着剤の充填層に共吸着された非吸着ガス、及び、吸着剤の空隙に存在する非吸着ガス、である。
図5は、分離工程A3が実行されている状態のガス分離装置100を示している。図5に示すように、分離工程A3では、パージ工程A2が実行されている状態(図4参照)から、バルブV2、V3、V5を閉塞し、バルブV10を開放する。これにより、吸着工程A1及びパージ工程A2によって吸着部10Aに吸着した目的ガスを、吸着部10Aと目的ガス貯留槽2との差圧により、経路L10を介して目的ガス貯留槽2に供給する。
図6は、回収工程A4が実行されている状態のガス分離装置100を示している。図6に示すように、回収工程A4では、分離工程A3が実行されている状態(図5参照)から、バルブV10を閉塞し、バルブV5、V12を開放する。これにより、分離工程S3の間に休止していた補助吸着部11Aと吸着部10Aとの差圧によって、補助吸着部11A内のガスが吸着部10Aに供給される。吸着部10Aに供給されたガスは、吸着部10A内をパージした後、吸着部10Aから排出され、経路L11を介して原料ガス貯留槽1に回収される。原料ガス貯留槽1に回収されたガスは、経路L1から供給される導入ガスと混合された後、その後に実行される吸着工程A1、B5において原料ガスとして使用される。
図7は、リンス工程A5が実行されている状態のガス分離装置100を示している。図7に示すように、リンス工程では、回収工程が実行されている状態(図6参照)から、バルブV7を開放する。これにより、非吸着ガス貯留槽3に貯留された非吸着ガスが、向流パージガスとして経路L8Aを介して補助吸着部11Aに供給される。補助吸着部11Aに供給された非吸着ガスは、補助吸着部11Aの吸着剤に吸着された目的ガスを置換脱離させる。非吸着ガスと吸着剤から置換脱離された目的ガスとを含むガスは、補助吸着部11Aを通過し、吸着部10A及び経路L11を介して、原料ガス貯留槽1に回収される。
図8は、均圧加圧工程A6が実行されている状態のガス分離装置100を示している。図8に示すように、均圧加圧工程A6では、リンス工程A5を実行している状態(図7参照)から、バルブV7、V12を閉塞し、バルブV9を開放する。これにより、補助吸着部11Bから排出された非吸着ガスを、経路L14を介して補助吸着部11A及び吸着部10Aに供給する。
本実施形態のガス分離装置100を用い、表1に示すバルブ制御で分離サイクルCA、CBを行った。その際の条件は次の通りであった。なお、表1の各工程において、「開」と記載されているバルブは開放状態にあり、「-」と記載されているバルブは閉塞状態にある。
(以下、すべて0℃、大気圧下)
・ 易吸着成分(目的ガス):キセノン 0.2L/min
・ 難吸着成分(非吸着ガス):アルゴン 1.8L/min
・ 吸着部10A、吸着部10B、補助吸着部11A、補助吸着部11B:ステンレス鋼管80A(内径83.1mm)内に吸着剤として活性炭1.5kgを充填高さ500mmで充填したもの
・ 原料ガス貯留槽1:メンブレン式ガスホルダー 容積100L
・ 目的ガス貯留槽2:メンブレン式ガスホルダー 容積100L
・ 圧縮機4:ダイアフラム式圧縮機 20L/min
・ 圧縮機5:ダイアフラム式圧縮機 0.2L/min
・ 濃度計6:超音波式ガス濃度計
・ センサ9:レーザー式レベルセンサ
キセノン中のアルゴン濃度 443ppm ・・・ 製品キセノン濃度 99.95%
アルゴン中のキセノン濃度 387ppm ・・・ キセノン回収率 99.65%
吸着工程にて吸着部に供給されるガス濃度 ・・・ キセノン50%
吸着圧力 ・・・ 520kPa
パージ工程/均圧加圧工程終了時の目的ガス貯留槽のガス保有量 ・・・15L
試験例1の運転条件にて運転途中に、導入ガスの条件を下記に変更した。
導入ガス :キセノンとアルゴンの混合ガス(キセノン濃度20%) 2.0L/min
(以下、すべて0℃、大気圧下)
・ 易吸着成分:キセノン 0.4L/min
・ 難吸着成分:アルゴン 1.6L/min
キセノン中のアルゴン濃度 407ppm ・・・ 製品キセノン濃度 99.96%
アルゴン中のキセノン濃度 523ppm ・・・ キセノン回収率 99.79%
吸着工程にて吸着部に供給されるキセノン濃度の平均値・・・ 55%
吸着工程にて吸着部に供給されるアルゴン濃度の平均値・・・ 45%
吸着圧力 ・・・ 490kPa
パージ工程/均圧加圧工程終了時の目的ガス貯留槽のガス保有量 ・・・15L
試験例1の運転条件にて運転途中に、導入ガスの条件を下記に変更した。
・ 導入ガス :キセノンとアルゴンの混合ガス(キセノン濃度5%) 2.0L/min
・ 易吸着成分:キセノン 0.1L/min
・ 難吸着成分:アルゴン 1.9L/min
キセノン中のアルゴン濃度 390ppm ・・・ 製品キセノン濃度 99.95%
アルゴン中のキセノン濃度 297ppm ・・・ キセノン回収率 99.43%
吸着工程にて吸着部に供給されるキセノン濃度の平均値 ・・・ 45%
吸着工程にて吸着部に供給されるアルゴン濃度の平均値 ・・・ 55%
吸着圧力 ・・・ 550kPa
パージ工程/均圧加圧工程終了時の目的ガス貯留槽のガス保有量 ・・・15L
試験例1の運転条件にて運転途中に、導入ガス等の条件を下記に変更した。
・ 導入ガス :キセノンとアルゴンの混合ガス(キセノン濃度20%) 2.0L/min
(以下、すべて0℃、大気圧下)
・ 易吸着成分:キセノン 0.4L/min
・ 難吸着成分:アルゴン 1.6L/min
試験例1の運転条件にて運転途中に、導入ガス等の条件を下記に変更した
・ 導入ガス :キセノンとアルゴンの混合ガス(キセノン濃度5%) 2.0L/min
・ 易吸着成分:キセノン 0.1L/min
・ 難吸着成分:アルゴン 1.9L/min
2:目的ガス貯留槽
3:非吸着ガス貯留槽
4、5:圧縮機
6:濃度計
7:圧力計
8:圧力計
9:センサ
10A、10B:吸着部
11A、11B:補助吸着部
L1~L16:経路
V1~V15:バルブ
Claims (8)
- 圧力変動吸着法により、原料ガスから目的ガスを分離させるガス分離方法であって、
前記原料ガスを吸着部に供給し、前記原料ガス中の前記目的ガスを前記吸着部に吸着させる吸着工程と、
目的ガス貯留槽に貯留された前記目的ガスを前記吸着部に供給するパージ工程と、
前記吸着部に吸着された前記目的ガスを前記吸着部から脱離させ、前記目的ガス貯留槽に供給して貯留する分離工程と、をこの順に繰り返す分離サイクルを含み、
前記パージ工程において前記吸着部に供給される前記目的ガスの量である目的ガス供給量は、前記吸着工程において前記吸着部に供給される前記原料ガス中の前記目的ガスの濃度である目的ガス濃度に応じて調整され、
前記吸着工程における前記目的ガス濃度が、1つ前の前記分離サイクルにおいて実行された前記吸着工程における前記目的ガス濃度より大きい場合、前記パージ工程における前記目的ガス供給量を、1つ前の前記分離サイクルの前記パージ工程における前記目的ガス供給量より小さくし、前記目的ガス貯留槽に貯留されている前記目的ガスの量を所定量以上で維持する、ガス分離方法。 - 圧力変動吸着法により、原料ガスから目的ガスを分離させるガス分離方法であって、
前記原料ガスを吸着部に供給し、前記原料ガス中の前記目的ガスを前記吸着部に吸着させる吸着工程と、
目的ガス貯留槽に貯留された前記目的ガスを前記吸着部に供給するパージ工程と、
前記吸着部に吸着された前記目的ガスを前記吸着部から脱離させ、前記目的ガス貯留槽に供給して貯留する分離工程と、をこの順に繰り返す分離サイクルを含み、
前記パージ工程において前記吸着部に供給される前記目的ガスの量である目的ガス供給量は、前記吸着工程において前記吸着部に供給される前記原料ガス中の前記目的ガスの濃度である目的ガス濃度に応じて調整され、
前記吸着工程における前記目的ガス濃度が、1つ前の前記分離サイクルにおいて実行された前記吸着工程における前記目的ガス濃度より小さい場合、前記パージ工程における前記目的ガス供給量を、1つ前の前記分離サイクルの前記パージ工程における前記目的ガス供給量より大きくし、前記目的ガス貯留槽に貯留されている前記目的ガスの量を所定量以下で維持する、ガス分離方法。 - 前記目的ガス濃度は、前記吸着工程の2つ以上の時点における前記原料ガス中の前記目的ガスの濃度の平均値である、請求項1又は2に記載のガス分離方法。
- 前記目的ガス濃度は、前記吸着工程において所定時間毎に取得した前記原料ガス中の前記目的ガスの濃度の平均値である、請求項3に記載のガス分離方法。
- 圧力変動吸着法により、原料ガスから目的ガスを分離させるガス分離装置であって、
前記目的ガスを吸着可能な吸着部と、
前記目的ガスを貯留可能な目的ガス貯留槽と、
前記目的ガスを含む前記原料ガスを前記吸着部に供給し、前記目的ガスを前記吸着部に吸着させる吸着工程、前記目的ガス貯留槽に貯留された前記目的ガスを前記吸着部に供給するパージ工程、及び、前記吸着部に吸着された前記目的ガスを前記吸着部から脱離させ前記目的ガス貯留槽に供給して貯留する分離工程、をこの順に繰り返す分離サイクルを制御する制御部と、
前記吸着工程において前記吸着部に供給される前記原料ガス中の前記目的ガスの濃度である目的ガス濃度を測定可能な濃度計と、を備え、
前記制御部は、前記濃度計の測定値に応じて、前記パージ工程において前記吸着部に供給される前記目的ガスの量である目的ガス供給量を調整し、
前記制御部は、前記吸着工程における前記目的ガス濃度が、1つ前の前記分離サイクルにおいて実行された前記吸着工程における前記目的ガス濃度より大きい場合、前記パージ工程における前記目的ガス供給量を、1つ前の前記分離サイクルの前記パージ工程における前記目的ガス供給量より小さくし、前記目的ガス貯留槽に貯留されている前記目的ガスの量を所定量以上で維持する、ガス分離装置。 - 圧力変動吸着法により、原料ガスから目的ガスを分離させるガス分離装置であって、
前記目的ガスを吸着可能な吸着部と、
前記目的ガスを貯留可能な目的ガス貯留槽と、
前記目的ガスを含む前記原料ガスを前記吸着部に供給し、前記目的ガスを前記吸着部に吸着させる吸着工程、前記目的ガス貯留槽に貯留された前記目的ガスを前記吸着部に供給するパージ工程、及び、前記吸着部に吸着された前記目的ガスを前記吸着部から脱離させ前記目的ガス貯留槽に供給して貯留する分離工程、をこの順に繰り返す分離サイクルを制御する制御部と、
前記吸着工程において前記吸着部に供給される前記原料ガス中の前記目的ガスの濃度である目的ガス濃度を測定可能な濃度計と、を備え、
前記制御部は、前記濃度計の測定値に応じて、前記パージ工程において前記吸着部に供給される前記目的ガスの量である目的ガス供給量を調整し、
前記制御部は、前記吸着工程における前記目的ガス濃度が、1つ前の前記分離サイクルにおいて実行された前記吸着工程における前記目的ガス濃度より小さい場合、前記パージ工程における前記目的ガス供給量を、1つ前の前記分離サイクルの前記パージ工程における前記目的ガス供給量より大きくし、前記目的ガス貯留槽に貯留されている前記目的ガスの量を所定量以下で維持する、ガス分離装置。 - 前記目的ガス濃度は、前記吸着工程の2つ以上の時点における前記原料ガス中の前記目的ガスの濃度の平均値である、請求項5又は6に記載のガス分離装置。
- 前記目的ガス濃度は、前記吸着工程において所定時間毎に取得した前記原料ガス中の前記目的ガスの濃度の平均値である、請求項7に記載のガス分離装置。
Priority Applications (2)
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