JP7805663B2 - 遠心機に用いられる容器、及び当該容器を用いた被処理材料の処理方法 - Google Patents

遠心機に用いられる容器、及び当該容器を用いた被処理材料の処理方法

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Description

本発明は、遠心機に用いられる容器、及び、当該容器を用いた被処理材料の処理方法に関する。
容器を公転させながら自転させることによって、当該容器に収納された被処理材料を処理する遠心機が知られている。この遠心機は、各種の用途に利用され、例えば、被処理材料の撹拌処理と脱泡処理とを同時に行う撹拌・脱泡装置として利用される(特許文献1)。また、この遠心機は、被処理材料を粉砕するボールミルとしても利用される(特許文献2参照)。さらに、この遠心機は、被処理材料を乳化する乳化装置等としても利用される(特許文献3参照)。
特許第4084493号公報 特開2002-143706号公報 特開2010-194470号公報
ここで、上記のような遠心機に対しては、処理能力の更なる向上が求められている。例えば、被処理材料が粉状成分を含む場合に、ダマが発生して、十分な処理が行われないことや、処理に時間を要することがある。
本発明は、上記事情を鑑みなされたものである。その目的は、遠心機の処理能力を向上させるための容器、及び当該容器を用いた被処理材料の処理方法を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明は、以下に示す発明特定事項乃至は技術的特徴を含んで構成される。
すなわち、ある観点に従う発明は、公転軸線を中心に回転可能な公転体と、該公転体に保持されて、自転軸線を中心に回転可能な自転体と、公転体と自転体との少なくとも一方に回転力を付与する駆動部と、を備える遠心機の前記自転体に保持される容器であって、底壁部及び側壁部と、前記側壁部と接しつつ、前記底壁部から隆起する隆起部と、を備え、前記隆起部は、前記自転体の回転の上流側に面する上流側面と、前記自転体の回転の下流側に面する下流側面と、を備え、前記上流側面及び前記下流側面は、それぞれ、前記側壁部に対して傾斜する傾斜面を有し、前記上流側面が有する前記傾斜面は、前記下流側面が有する前記傾斜面と比べて、前記側壁部に対する傾斜角度が大きい、容器である。
また、前記上流側面及び前記下流側面がそれぞれ有する前記傾斜面のうち少なくとも一方は、前記側壁部側に窪む凹面として形成され得る。
また、前記上流側面及び前記下流側面がそれぞれ有する前記傾斜面は、仮想円に沿った面であり、前記上流側面が有する前記傾斜面は、前記下流側面が有する前記傾斜面より、小さな半径を有する仮想円に沿った面であり得る。
また、ある観点に従う発明は、公転軸線を中心に回転可能な公転体と、該公転体に保持されて、自転軸線を中心に回転可能な自転体と、公転体と自転体との少なくとも一方に回転力を付与する駆動部と、を備える遠心機の前記自転体に保持される容器であって、底壁部及び側壁部と、前記側壁部と接しつつ、前記底壁部から隆起する隆起部と、を備え、前記隆起部は、前記自転体の回転の上流側に面する上流側面と、前記自転体の回転の下流側に面する下流側面と、を備え、前記上流側面及び前記下流側面は、それぞれ、前記側壁部に対して傾斜する傾斜面を有し、前記上流側面及び前記下流側面がそれぞれ有する前記傾斜面は、仮想円に沿った面であり、前記上流側面が有する前記傾斜面は、前記下流側面が有する前記傾斜面より、小さな半径を有する仮想円に沿った面である、容器である。
また、ある観点に従う発明は、上記何れかの容器と、前記公転軸線を中心に回転可能な公転体と、該公転体に保持されて、前記自転軸線を中心に回転可能な自転体と、前記公転体と前記自転体との少なくとも一方に回転力を付与する駆動部と、を備え、前記自転体は、前記容器を保持する遠心機である。
また、ある観点に従う発明は、上記何れかの容器に被処理材料を収納するステップと、前記被処理材料を収納した前記容器を、公転させる、及び/又は、自転させることで、被処理材料を処理するステップと、を有する、被処理材料の処理方法である。
本発明によれば、遠心機の処理能力を向上させるための容器、及び当該容器を用いた被処理材料の処理方法を提供できる。
本発明の一実施形態に係る遠心機の概略構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る容器の平面図である。 本発明の一実施形態に係る容器の図3におけるA-A端面図である。 本発明の一実施形態に係る処理方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る容器の正面図である。 本発明の一実施形態に係る容器の背面図である。 本発明の一実施形態に係る容器の右側面図である。 本発明の一実施形態に係る容器の左側面図である。 本発明の一実施形態に係る容器の平面図である。 本発明の一実施形態に係る容器の底面図である。 本発明の一実施形態に係る容器の図9におけるB-B端面図である。 本発明の一実施形態に係る容器の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る容器の正面図である(実線で表した部分が隆起部の1つである。)。 本発明の一実施形態に係る容器の背面図である(実線で表した部分が隆起部の1つである。)。 本発明の一実施形態に係る容器の右側面図である(実線で表した部分が隆起部である。)。 本発明の一実施形態に係る容器の左側面図である(実線で表した部分が隆起部の1つである。)。 本発明の一実施形態に係る容器の平面図である(実線で表した部分が隆起部の1つである。)。 本発明の一実施形態に係る容器の底面図である(実線で表した部分が隆起部の1つである。)。 本発明の一実施形態に係る容器の図17におけるC-C端面図である(実線で表した部分が隆起部の1つである。一点鎖線は、当該隆起部とその他の部分との境界のみを示す線である。)。 本発明の一実施形態に係る容器の斜視図である(実線で表した部分が隆起部の1つである。)。 本発明の一実施形態に係る容器の平面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形(例えば各実施形態を組み合わせる等)して実施することができる。
なお、本発明は、各数値を実質的に判断する。例えば、第1の数値と第2の数値とが等しいという場合において、本発明では、両者の値が数学的に厳密に等しい場合に発揮される効果と同等の効果を発揮するのであれば、両者の値に差があったとしても、両者の値が等しいとして取り扱う。また、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付して表している。図面は模式的なものであり、必ずしも実際の寸法や比率等とは一致しない。図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることがある。
図1は、本発明の一実施形態に係る遠心機の概略構成を示す断面図である。同図に示すように、遠心機1は、公転体10と、自転体20と、支持基板30と、駆動部40と、制御部50とを含み構成される。その他、遠心機1は、図示しないバランスウエイトや筐体等を含み構成される。
公転体10は、軸部11と、第1アーム12と、第2アーム13とを含み構成される。公転体10は、軸部11を支持基板30に回転可能に支持されて、駆動部40により、仮想の直線である公転軸線L1を中心に回転させられる。
第1アーム12は、公転軸線L1に直交する第1の方向に延びて、途中で屈曲するように構成され、自転体20を取り付けられる。第2アーム13は、第1の方向と反対方向である第2の方向に延びて、公転体10の回転時のバランスを取り、静寂性等を向上させるための上記バランスウエイトを取り付けられる。
自転体20は、軸部21及びホルダ部22を含み構成される。自転体20は、軸部21を、公転体10の第1アーム12の屈曲した部分より先端側に回転可能に保持されて、駆動部40により、仮想の直線である自転軸線L2を中心に回転させられる。なお、上述の配置に基づき、自転軸線L2は、公転軸線L1に対して所定の傾斜角度を有する。
ホルダ部22は、有底筒状に構成されて、軸部21と反対の端面が開口している。ホルダ部22は、当該開口した部分より、図2等に示す容器100を底部より受け入れて保持する。
駆動部40は、例えば、モータ、並びに、該モータで生成された回転力を軸部11及び軸部21に伝達するギヤ、プーリー、及びベルト等を含み構成される。制御部50は、駆動部40の動作を制御すること等、遠心機1全体の動作を制御するものである。
以上のように構成される遠心機1は、被処理材料Mを収納した容器100を自転体20のホルダ部22に保持した状態で、公転軸線L1を中心に公転体10を回転させつつ、自転軸線L2を中心に自転体20を回転させる。これにより、容器100が、公転軸線L1を中心に公転しつつ、自転軸線L2を中心に自転するので、容器100に収納されている被処理材料Mが処理される。
被処理材料Mは、その組成や用途を特に限定されない。被処理材料Mとしては、流体成分のみを含む材料、流体成分の他に粒状成分(粉状成分であり得る。以下同様。)を含む材料、固形成分のみを含む材料を適用できる。
図2は、本発明の一実施形態に係る容器を示す平面図であり、図3は、本発明の一実施形態に係る容器を示す端面図であって、図2におけるA-A端面図である。これらの図に示すように、容器100は、底壁部110と、側壁部120と、隆起部130とを含み構成される。
容器100は、側壁部120の底壁部110と反対側の端部が開口しており、被処理材料Mを収納する。容器100は、図示しない蓋が開口部に取り付けられるように形成されてよい。容器100は、その中心を通る仮想の直線である中心線CLが、自転軸線L2と重なるように図1に示すホルダ部22に搭載される(この際、容器100は、図示しないアダプタを介してホルダ部22に搭載されてよい。)。ただし、容器100は、中心線CLが自転軸線L2と重ならないようにホルダ部22に搭載されることも想定される。
底壁部110は、容器100の底部において中心線CLと直交する方向へ広がる。底壁部110は、真っ直ぐな平面、僅かに上方へ凸となる曲面、僅かに下方へ凸となる曲面等であって良い。
側壁部120は、底壁部110の外周縁から上方に向かって延びる。側壁部120は、上方へ向かって真っ直ぐに伸びてよく、中心線CLに対して僅かに傾斜してよい。
なお、底壁部110と側壁部120との間に形成される角部122は、糸面取り、C面取り、又は、R面取りされていてよい。また、底壁部110は、その外周面に、自転体20のホルダ部22に係合させるための図示しない係合部を備えてよい。
隆起部130は、側壁部120に接しつつ、底壁部110から隆起する。隆起部130は、1つ以上備えられれば良く、その個数は限定されるものでないが、例えば、図2及び3に示すように、1つ備えられる。
隆起部130は、被処理材料Mの流動を過度に阻害しないように、底壁部110の中心領域に存在しない。また、隆起部130は、側壁部120に沿って容器100の開口部付近まで延びるように形成してよく、図2及び3に示すように底壁部110付近のみに形成されてもよい。
隆起部130は、自転体20の回転(自転)の上流側(図2及び3は、自転体20の回転(自転)方向が左回りである場合を想定している。)に設けられる上流側面132と、自転体20の回転(自転)の下流側に設けられる下流側面134と、容器100の開口部側に向いた天面136とを有する。
上流側面132及び下流側面134は、側壁部120に対して傾斜する傾斜面を有する。この傾斜面は、図示するように上流側面132及び下流側面134の全域に設けられるが、一部のみに設けられることも想定される。
上流側面132が有する傾斜面の側壁部120に対する傾斜角度αは、下流側面134が有する傾斜面の側壁部120に対する傾斜角度βより大きい。なお、図2に示すように、傾斜角度αとは、平面視において、上流側面132が有する傾斜面の側壁部120に最も近接する位置と上流側面132が有する傾斜面の最も中心線CLに近接する位置とを結んだ仮想直線と、当該仮想直線(その延長線を含む)と交差する側壁部120上の位置の接線とがなす角度をいう。また、傾斜角度βとは、平面視において、下流側面134が有する傾斜面の側壁部120に最も近接する位置と下流側面134が有する傾斜面の最も中心線CLに近接する位置とを結んだ仮想直線と、当該仮想直線(その延長線を含む)と交差する側壁部120上の位置の接線とがなす角度をいう。
上流側面132及び下流側面134が有する傾斜面は、側壁部120側に窪む凹面として形成される。特に、上流側面132及び下流側面134が有する傾斜面は、図2に示すように、それぞれ、仮想円Cα及び仮想円Cβに沿った面として形成されることが好ましい。なお、仮想円Cαは、仮想円Cβより小さな半径を有する。
なお、上流側面132、下流側面134、及び天面136の相互間に形成される角部、並びに、上流側面132、下流側面134、及び天面136の何れかと、底壁部110又は側壁部120との間に形成される角部は、糸面取り、C面取り、又は、R面取りされていてよい。
また、隆起部130の具体的な大きさは例えば以下のようにしてよいが、これに限定されるものでない。まず、図2又は3に示すように、隆起部130は、高さH、長さL、及び幅Wを有する。高さHは、隆起部130の最も高い部分と底壁部110との間の寸法である。長さLは、隆起部130の側壁部120から最も突出した部分と側壁部120との間の寸法である。幅Wは、隆起部130の最も周方向に突出した部分同士の間の寸法である。容器100のサイズは適宜変更されることから、容器100内部の側壁部120の高さを100%とした場合、隆起部130の高さHの下限は5%であって良く、より好ましくは10%であって良い。隆起部130の高さHの上限は100%であって良い。容器100内部の底壁部110の半径を100%とした場合、隆起部130の長さLの下限は10%であってよく、より好ましくは20%であって良い。隆起部130の長さLの上限は80%であって良い。容器100内部の底壁部110の直径を100%とした場合、隆起部130の幅Wの下限は10%であって良く、より好ましくは20%であって良い。隆起部130の幅Wの上限は80%であって良い。
図4は、本発明の一実施形態に係る被処理材料の処理方法を説明するためのフローチャートである。かかる処理方法は、容器100を用いて実行される。
まず、容器100のユーザは、容器100に被処理材料Mを収納する(S401)。
次に、ユーザは、遠心機1の自転体20のホルダ部22に、容器100を保持させる(S402)。これにより、容器100は、その中心線CLが、自転軸線L2と一致又は平行となるように、ホルダ部22に保持される。
次に、ユーザは、遠心機1を動作させる(S403)。遠心機1が動作することにより、容器100は、公転軸線L1を中心に回転(公転)しながら、自転軸線L2を中心に自転する。これにより、容器100内において、被処理材料Mが処理される。
被処理材料Mの処理後、ユーザは、遠心機1を停止させる(S404)。その後、ユーザは、遠心機1より容器100を取り出すことで、容器100内で処理された被処理材料Mを利用できる。
ここで、容器100は、公転軸線L1を中心に回転(公転)しながら、自転軸線L2を中心に回転(自転)する際に、自転軸線L2を中心とした回転の上流側に隆起部130の上流側面132を位置させ、自転軸線L2を中心とした回転の下流側に隆起部130の下流側面134を位置させる。そして、上流側面132が有する傾斜面の側壁部120に対する傾斜角度αは、下流側面134が有する傾斜面の側壁部120に対する傾斜角度βと比べて大きい。これにより、上流側面132が有する傾斜面にぶつかる被処理材料Mに強い力を働かせるとともに、その後の被処理材料Mを下流側面134が有する傾斜面でスムーズに流動させる。これにより、容器100では、撹拌等の被処理材料Mの処理を効率的に行うことができる。特に、容器100では、被処理材料Mが、流体成分の他に粒状成分を含む材料である場合、上流側面132が有する傾斜面で粒状成分のダマを破壊しつつ、下流側面134が有する傾斜面でスムーズに流動させることができ、撹拌等の被処理材料Mの処理を短時間に完了できる。
また、上流側面132及び下流側面134が有する傾斜面は、それぞれ、側壁部120側に窪む凹面として形成され、特に、仮想円Cα及び仮想円Cβに沿った面として形成される。これにより、上流側面132が有する傾斜面において、傾斜面にぶつかる被処理材料Mに強い力を働かせるとともに、被処理材料Mのスムーズな流動も促進させることでき、また、その後の被処理材料Mを下流側面134でさらにスムーズに流動させることができる。これにより、容器100では、撹拌等の被処理材料Mの処理を更に効率的に行うことができる。
表1には、被処理材料Mとして流体成分の他に粒状成分を含む所定の試験用材料を使用した場合の実験結果を示す。形態1とは、図5~12に示す本発明の一実施形態に係る容器を使用した場合である。また、比較例1とは、形態1の容器から隆起部を削除した容器を使用した場合であり、比較例2とは、形態1の容器の隆起部を、上流側面が有する傾斜面の側壁部に対する傾斜角度αと、下流側面が有する傾斜面の側壁部に対する傾斜角度βとが等しいもの(仮想円Cαの半径と仮想円Cβの半径とが等しいもの)に変更した容器を使用した場合である。また、表1における処理完了、一部処理未完、及び処理未完とは、それぞれ、撹拌が完了している状態、一部ダマが残っている状態、及び多くのダマが残っている状態を意味する。表1に示されるように、形態1を使用した場合には、比較例1及び2と比較して短時間で被処理材料Mの処理を完了できる。
なお、図5~12には、本発明の一実施形態に係る容器の6面図、端面図及び斜視図を示す。また、図13~20には、1つの隆起部のみを実線で示した本発明の一実施形態に係る容器の6面図、端面図及び斜視図を示す。
上記各実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな形態で実施することができる。
例えば、本明細書に開示される方法においては、その結果に矛盾が生じない限り、ステップ、動作又は機能を並行して又は異なる順に実施しても良い。説明されたステップ、動作及び機能は、単なる例として提供されており、ステップ、動作及び機能のうちのいくつかは、発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略でき、また、互いに結合させることで一つのものとしてもよく、また、他のステップ、動作又は機能を追加してもよい。
また、隆起部130は、上流側面132及び下流側面134が平面状の傾斜面を有するように構成してもよい。図21は、この場合の容器100の平面図である(なお、図21は、自転体20の回転(自転)方向が左回りである場合を想定している。)。
上流側面132及び下流側面134は、側壁部120に対して傾斜する平面状の傾斜面を有する。この傾斜面は、上流側面132及び下流側面134の全域に設けられるが、一部のみに設けられることも想定される。そして、上流側面132が有する傾斜面の側壁部120に対する傾斜角度αは、下流側面134が有する傾斜面の側壁部120に対する傾斜角度βより大きい。なお、本願では、上流側面132が平面状の傾斜面を有する場合において、当該傾斜面の傾斜角度αが90度であった場合でも、側壁部120に対して傾斜しているとして取り扱う。
このように上流側面132及び下流側面134が有する傾斜面が平面状とされた場合であっても、容器100は、上流側面132が有する傾斜面の側壁部120に対する傾斜角度αが、下流側面134が有する傾斜面の側壁部120に対する傾斜角度βと比べて大きいことにより、上流側面132における傾斜面にぶつかる被処理材料Mに強い力を働かせるとともに、その後の被処理材料Mを下流側面134における傾斜面でスムーズに流動させる。これにより、容器100では、撹拌等の被処理材料Mの処理を効率的に行うことができる。特に、容器100では、被処理材料Mが、流体成分の他に粒状成分を含む材料である場合、上流側面132の傾斜面で粒状成分のダマを破壊しつつ、下流側面134の傾斜面でスムーズに流動させることができ、撹拌等の被処理材料Mの処理を短時間に完了できる。なお、上流側面132及び下流側面134が有する傾斜面のうち何れか一方が、側壁部120側に窪む凹面(仮想円に沿った面)として形成され、他方が、平面状に形成されることも想定される。
また、隆起部130は、上流側面132及び下流側面134が有る傾斜面の表面に対し、表面加工がなされるように構成されてもよい。例えば、上流側面132及び下流側面134が有する傾斜面に、微小な凹凸が形成されてよく、撥水コーティングや親水コーティング等がなされてもよい。この場合において、上流側面132が有する傾斜面と、下流側面134が有る傾斜面とに対し、異なる表面加工がなされてもよい。すなわち、上流側面132が有する傾斜面に対しては、被処理材料Mに対しより力を働かせるような表面加工がなされ、下流側面134が有する傾斜面に対しては、その後の被処理材料Mのよりスムーズな流動を促進する表面加工がなされてもよい。なお、この場合において、隆起部130は、上流側面132が有する傾斜面の側壁部120に対する傾斜角度αと、下流側面134が有する傾斜面の側壁部120に対する傾斜角度βとが等しいもの(仮想円Cαの半径と仮想円Cβの半径とが等しいもの)としてもよい。
また、本明細書では、さまざまな実施形態が開示されているが、一の実施形態における特定のフィーチャ(技術的事項)を、適宜改良しながら、他の実施形態に追加し、又は該他の実施形態における特定のフィーチャと置換することができ、そのような形態も本発明の要旨に含まれる。
本発明は、自転公転式の遠心機の分野に広く利用することができる。
1:遠心機、10:公転体、11:軸部、12:第1アーム、13:第2アーム、20:自転体、21:軸部、22:ホルダ部、30:支持基板、40:駆動部、50:制御部、100:容器、110:底壁部、120:側壁部、130:隆起部、132:上流側面、134:下流側面、136:天面、CL:中心線、Cα:仮想円、Cβ:仮想円、H:高さ、L1:公転軸線、L2:自転軸線、M:被処理材料、R:角、α:傾斜角度、β:傾斜角度

Claims (6)

  1. 公転軸線を中心に回転可能な公転体と、該公転体に保持されて、自転軸線を中心に回転可能な自転体と、前記公転体と前記自転体との少なくとも一方に回転力を付与する駆動部と、を備える遠心機の前記自転体に保持される容器であって、
    底壁部及び側壁部と、
    前記側壁部と接しつつ、前記底壁部から隆起する隆起部と、
    を備え、
    前記隆起部は、
    前記自転体の回転の上流側に面する上流側面と、
    前記自転体の回転の下流側に面する下流側面と、
    を備え、
    前記上流側面及び前記下流側面は、それぞれ、前記側壁部に対して傾斜する傾斜面を有し、
    前記上流側面が有する前記傾斜面は、前記下流側面が有する前記傾斜面と比べて、前記側壁部に対する傾斜角度が大きく、
    当該容器は、流体成分及び粒状成分を含む被処理材料を収納した状態で、前記自転体に保持され、前記駆動部により付与される回転力で、前記公転体と前記自転体とが回転することで前記被処理材料を撹拌処理する、容器。
  2. 前記上流側面及び前記下流側面がそれぞれ有する前記傾斜面のうち少なくとも一方は、前記側壁部側に窪む凹面として形成される、請求項1に記載の容器。
  3. 前記上流側面及び前記下流側面がそれぞれ有する前記傾斜面は、仮想円に沿った面であり、前記上流側面が有する前記傾斜面は、前記下流側面が有する前記傾斜面より、小さな半径を有する仮想円に沿った面である、請求項2に記載の容器。
  4. 公転軸線を中心に回転可能な公転体と、該公転体に保持されて、自転軸線を中心に回転可能な自転体と、前記公転体と前記自転体との少なくとも一方に回転力を付与する駆動部と、を備える遠心機の前記自転体に保持される容器であって、
    底壁部及び側壁部と、
    前記側壁部と接しつつ、前記底壁部から隆起する隆起部と、
    を備え、
    前記隆起部は、
    前記自転体の回転の上流側に面する上流側面と、
    前記自転体の回転の下流側に面する下流側面と、
    を備え、
    前記上流側面及び前記下流側面は、それぞれ、前記側壁部に対して傾斜する傾斜面を有し、
    前記上流側面及び前記下流側面がそれぞれ有する前記傾斜面は、仮想円に沿った面であり、前記上流側面が有する前記傾斜面は、前記下流側面が有する前記傾斜面より、小さな半径を有する仮想円に沿った面であり、
    当該容器は、流体成分及び粒状成分を含む被処理材料を収納した状態で、前記自転体に保持され、前記駆動部により付与される回転力で、前記公転体と前記自転体とが回転することで前記被処理材料を撹拌処理する、容器。
  5. 請求項1から4の何れか1項に記載の容器と、
    前記公転軸線を中心に回転可能な公転体と、
    該公転体に保持されて、前記自転軸線を中心に回転可能な自転体と、
    前記公転体と前記自転体との少なくとも一方に回転力を付与する駆動部と、
    を備え、
    前記自転体は、前記容器を保持し、
    前記駆動部は、前記公転体と、流体成分及び粒状成分を含む被処理材料を収納した状態の前記容器を保持した前記自転体とを回転させることで、前記容器に前記被処理材料を撹拌処理させ遠心機。
  6. 請求項1から4の何れか1項に記載の容器に流体成分及び粒状成分を含む被処理材料を収納するステップと、
    前記公転軸線を中心に回転可能な公転体と、該公転体に保持されて、前記自転軸線を中心に回転可能な自転体と、前記公転体と前記自転体との少なくとも一方に回転力を付与する駆動部と、を備える遠心機の前記自転体に、前記被処理材料を収納した前記容器を保持させるステップと、
    前記駆動部により付与される回転力で、前記公転体と前記自転体とを回転させることで、前記容器に前記被処理材料を撹拌処理させるステップと、
    を有する、被処理材料の処理方法。
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