JP7837270B2 - ジアンヒドロヘキシトール異性体の混合物の選択的エステル化を含む、イソイジドを製造及び/又は単離する方法 - Google Patents
ジアンヒドロヘキシトール異性体の混合物の選択的エステル化を含む、イソイジドを製造及び/又は単離する方法Info
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Description
文献US 4,417,065は、2-硝酸イソソルビドの調製の方法について記載している。
文献EP 3 056 496号明細書は、イソイジドを製造する方法に関連する。
文献US 2012/116101は、ジアンヒドロヘキシトールジエステル組成物を調製する方法を開示している。
文献US 3,023,223号は、イソイジドを生成する方法について論じている。
文献WO 2013/125950は、イソイジドを製造する方法を開示している。
P. Stoss ら、Synthesis、1987年、174~176頁は、1,4:3,6-ジアンヒドロ-D-グルシトールの位置選択性アシル化について報告している。
M3)イソイジドとイソソルビド及びイソマンニドからなる群から選択される1種又は両方の化合物とを含む式II
並びに
M4)非エステル化イソイジドとエステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種又は両方の化合物とを含む混合物(又はそれぞれ)が得られるように、ステップM3)からの式IIの化合物の混合物を選択的エステル化の条件に供するステップ
を含む方法により達成することができることが現在判明している。
M3a)1,4:3,6-ジアンヒドロ-L-イジトールと1,4:3,6-ジアンヒドロ-D-ソルビトール及び1,4:3,6-ジアンヒドロ-D-マンニトールからなる群から選択される1種又は両方の化合物とを含む、式II
M4a)非エステル化1,4:3,6-ジアンヒドロ-L-イジトールとエステル化1,4:3,6-ジアンヒドロ-D-ソルビトール及びエステル化1,4:3,6-ジアンヒドロ-D-マンニトールからなる群から選択される1種又は両方の化合物とを含む混合物が得られるように、ステップM3a)からの式IIの化合物の混合物を選択的エステル化の条件に供するステップ
を含む方法に関連する。
- イソイジドの存在下でイソソルビド及び/若しくはイソマンニドを選択的にエステル化する方式で実施される、
並びに/又は
- 金属触媒、好ましくは金属塩触媒の存在下
好ましくは金属が、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、亜鉛、カドミウム、水銀、インジウム、タリウム、ランタニド、スズ、鉛、アンチモン、ビスマス、鉄、コバルト及びニッケルからなる群から選択され、
より好ましくは金属がバリウム、水銀、鉛及びビスマスからなる群から選択され、
さらにより好ましくは金属触媒が、鉛触媒、好ましくは鉛塩触媒、より好ましくはカルボン酸鉛(II)及び酸化鉛(II)からなる群の少なくとも1つのメンバーである若しくはこれを含み、さらにより好ましくは、金属触媒は酢酸鉛(II)である若しくはこれを含む
で実施される、
並びに/又は(好ましくは「並びに」)
- 式IIの化合物の混合物を、以下からなる群から選択される試薬:
- スルホン酸、好ましくは1~8個の範囲の総数の炭素原子を含むスルホン酸であり、好ましくは存在する炭素原子が(構造的に可能な場合)分枝炭素鎖を形成し、より好ましくはスルホン酸が、p-トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸及びトリフルオロメタンスルホン酸からなる群から選択される、
- スルホン酸エステル、好ましくはスルホン酸エステルであり、スルホン酸(すなわち、一般式R-SO2-O-(式中、Rは炭素原子を含む、スルホン酸エステルのスルホン酸部分を表す)のスルホン酸エステルのスルホン酸部分)が1~8個の範囲の総数の炭素原子を含み、好ましくは存在する炭素原子が(構造的に可能な場合)分枝炭素鎖を形成し、より好ましくは、スルホン酸エステルはp-トルエンスルホン酸のエステル、メタンスルホン酸のエステル及びトリフルオロメタンスルホン酸のエステルからなる群から選択される、
- スルホン酸ハロゲン化物、好ましくはスルホン酸塩化物及びスルホン酸臭化物の群から選択され、より好ましくはスルホン酸塩化物であり、
好ましくは、スルホン酸ハロゲン化物(すなわち、一般式R-SO2-X(式中、Xはハロゲン原子を表し、Rは炭素原子を含む、スルホン酸ハロゲン化物のスルホン酸部分を表す)のスルホン酸ハロゲン化物のスルホン酸部分)が、いずれの場合も1~8個の範囲の総数の炭素原子を含み、好ましくは存在する炭素原子が(構造的に可能な場合)分枝炭素鎖を形成し、より好ましくは、スルホン酸ハロゲン化物が、いずれの場合も、p-トルエンスルホン酸のハロゲン化物(好ましくはp-トルエンスルホン酸塩化物)、メタンスルホン酸のハロゲン化物(好ましくはメタンスルホン酸塩化物)及びトリフルオロメタンスルホン酸のハロゲン化物(好ましくはトリフルオロメタンスルホン酸塩化物)からなる群から選択される、
- スルホン酸無水物、好ましくはスルホン酸無水物を形成するスルホン酸(複数可)(すなわち、一般式Ra-SO2-若しくはRb-SO2-(それぞれ、式中、Ra及びRbは炭素原子を含む、スルホン酸無水物のスルホン酸部分を表す)のスルホン酸無水物のスルホン酸部分である)が、いずれの場合も1~8個の範囲の総数の炭素原子を含み、好ましくは存在する炭素原子が(構造的に可能な場合)分枝炭素鎖を形成し、より好ましくはスルホン酸無水物を形成するスルホン酸(複数可)が、いずれの場合も、p-トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸及びトリフルオロメタンスルホン酸からなる群から選択される、
- カルボン酸、好ましくは2~8個の範囲の総数の炭素原子を含むカルボン酸であり、好ましくは存在する炭素原子が(構造的に可能な場合)分枝炭素鎖を形成し、
好ましくは、2~8個、好ましくは2~6個の範囲の総数の炭素原子を含み、いずれの場合も好ましくは存在する炭素原子が(構造的に可能な場合)分枝炭素鎖を形成する脂肪族カルボン酸;フッ素、塩素、臭素及び/若しくはヨウ素で1~3回置換されている、2~8個、好ましくは2~6個の範囲の総数の炭素原子を含む脂肪族カルボン酸;4~8個の範囲の総数の炭素原子を含む脂環式カルボン酸;フッ素、塩素、臭素及び/若しくはヨウ素で1~3回置換されている4~8個の範囲の総数の炭素原子を含む脂環式カルボン酸;安息香酸;フッ素、塩素、臭素若しくはヨウ素で1回置換されている安息香酸;ニコチン酸並びにフッ素、塩素、臭素若しくはヨウ素で1回置換されているニコチン酸からなる群から選択される、
- カルボン酸エステル、好ましくはカルボン酸(すなわち一般式R-C(O)O-(式中、Rは炭素原子を含むカルボン酸部分を表す)のカルボン酸エステルのカルボン酸部分)が、いずれの場合も2~8個、好ましくは2~6個の範囲の総数の炭素原子を含むカルボン酸からなる群から選択され、好ましくはいずれの場合も存在する炭素原子が(構造的に可能な場合)分枝炭素鎖を形成し、
より好ましくは、いずれの場合もカルボン酸が、2~8個、好ましくは2~6個の範囲の総数の炭素原子を含み、いずれの場合も好ましくは存在する炭素原子が(構造的に可能な場合)分枝炭素鎖を形成する脂肪族カルボン酸;フッ素、塩素、臭素及び/若しくはヨウ素で1~3回置換されている、2~8個、好ましくは2~6個の範囲の総数の炭素原子を含む脂肪族カルボン酸;4~8個の範囲の総数の炭素原子を含む脂環式カルボン酸;フッ素、塩素、臭素及び/若しくはヨウ素で1~3回置換されている4~8個の範囲の総数の炭素原子を含む脂環式カルボン酸;安息香酸;フッ素、塩素、臭素又はヨウ素で1回置換されている安息香酸;ニコチン酸並びにフッ素、塩素、臭素又はヨウ素で1回置換されているニコチン酸からなる群から選択される、
- カルボン酸ハロゲン化物、好ましくはカルボン酸塩化物及びカルボン酸臭化物からなる群から選択され、より好ましくはカルボン酸塩化物であり、
好ましくは、カルボン酸(すなわち、一般式R-C(O)-X(式中、Xはハロゲン原子を表し、Rは炭素原子を含む、カルボン酸ハロゲン化物のカルボン酸部分を表す)のカルボン酸ハロゲン化物のカルボン酸部分である)が、いずれの場合も2~8個、好ましくは2~6個の範囲の総数の炭素原子を含むカルボン酸からなる群から選択され、好ましくはいずれの場合も存在する炭素原子が(構造的に可能な場合)分枝炭素鎖を形成し、
より好ましくは、いずれの場合もカルボン酸が、2~8個、好ましくは2~6個の範囲の総数の炭素原子を含み、いずれの場合も好ましくは存在する炭素原子が(構造的に可能な場合)分枝炭素鎖を形成する脂肪族カルボン酸;フッ素、塩素、臭素及び/若しくはヨウ素で1~3回置換されている、2~8個、好ましくは2~6個の範囲の総数の炭素原子を含む脂肪族カルボン酸;4~8個の範囲の総数の炭素原子を含む脂環式カルボン酸;フッ素、塩素、臭素及び/若しくはヨウ素で1~3回置換されている4~8個の範囲の総数の炭素原子を含む脂環式カルボン酸;安息香酸;フッ素、塩素、臭素若しくはヨウ素で1回置換されている安息香酸;ニコチン酸並びにフッ素、塩素、臭素若しくはヨウ素で1回置換されているニコチン酸からなる群から選択される、
- カルボン酸無水物、好ましくはカルボン酸無水物を形成するカルボン酸(複数可)(すなわち、一般式Rc-C(O)-若しくはRd-C(O)-(それぞれ、式中、Rc及びRdは炭素原子を含むカルボン酸無水物のカルボン酸部分を表す)のカルボン酸無水物のカルボン酸部分である)が、いずれの場合も、2~8個、好ましくは2~6個の範囲の総数の炭素原子を含むカルボン酸からなる群から選択され、好ましくはいずれの場合も存在する炭素原子が(構造的に可能な場合)分枝炭素鎖を形成し、
より好ましくは、いずれの場合もカルボン酸無水物を形成するカルボン酸が、2~8個、好ましくは2~6個の範囲の総数の炭素原子を含み、いずれの場合も好ましくは存在する炭素原子が(構造的に可能な場合)分枝炭素鎖を形成する脂肪族カルボン酸;フッ素、塩素、臭素及び/若しくはヨウ素で1~3回置換されている、2~8個、好ましくは2~6個の範囲の総数の炭素原子を含む脂肪族カルボン酸;4~8個の範囲の総数の炭素原子を含む脂環式カルボン酸;フッ素、塩素、臭素及び/若しくはヨウ素で1~3回置換されている4~8個の範囲の総数の炭素原子を含む脂環式カルボン酸;安息香酸;フッ素、塩素、臭素若しくはヨウ素で1回置換されている安息香酸;ニコチン酸並びにフッ素、塩素、臭素若しくはヨウ素で1回置換されているニコチン酸からなる群から選択され、
さらにより好ましくは、カルボン酸無水物が、無水酢酸、プロピオン酸無水物、酪酸無水物、イソ酪酸無水物(すなわち2-メチルプロパン酸無水物)、ピバル酸無水物(すなわち2,2-ジメチルプロパン酸無水物)、吉草酸無水物(すなわちペンタン酸無水物)及びこれらの混合物からなる群から選択され、
またさらにより好ましくは、カルボン酸無水物が、無水酢酸、プロピオン酸無水物、酪酸無水物、イソ酪酸無水物(すなわち2-メチルプロパン酸無水物)、ピバル酸無水物(すなわち2,2-ジメチルプロパン酸無水物)及びこれらの混合物からなる群から選択される、
並びに
- クロロギ酸のアルキルエステル(クロロギ酸エステルとしてもまた公知である)、好ましくは、アルキルエステル基が非分枝若しくは(構造的に可能な場合)分枝であり、2~6個の範囲の総数の炭素原子を含む、
好ましくは、
- スルホン酸無水物、好ましくはスルホン酸無水物を形成するスルホン酸(複数可)(すなわち、一般式Ra-SO2-若しくはRb-SO2-(それぞれ、式中、Ra及びRbは炭素原子を含む、スルホン酸無水物のスルホン酸部分を表す)のスルホン酸無水物のスルホン酸部分である)が、いずれの場合も1~8個の範囲の総数の炭素原子を含み、より好ましくはスルホン酸無水物を形成するスルホン酸(複数可)が、いずれの場合もp-トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸及びトリフルオロメタンスルホン酸からなる群から選択される、
並びに
- カルボン酸無水物、好ましくはカルボン酸無水物を形成するカルボン酸(複数可)(すなわち、一般式Rc-C(O)-若しくはRd-C(O)-(それぞれ、式中、Rc及びRdは上で定義されたような意味を有する)のカルボン酸無水物のカルボン酸部分である)が、いずれの場合も、2~8個、好ましくは2~6個の範囲の総数の炭素原子を含むカルボン酸からなる群から選択され、好ましくはいずれの場合も存在する炭素原子が(構造的に可能な場合)分枝炭素鎖を形成し、
より好ましくは、いずれの場合もカルボン酸無水物を形成するカルボン酸が、2~8個、好ましくは2~6個の範囲の総数の炭素原子を含み、いずれの場合も好ましくは存在する炭素原子が(構造的に可能な場合)分枝炭素鎖を形成する脂肪族カルボン酸;フッ素、塩素、臭素及び/若しくはヨウ素で1~3回置換されている、2~8個、好ましくは2~6個の範囲の総数の炭素原子を含む脂肪族カルボン酸;4~8個の範囲の総数の炭素原子を含む脂環式カルボン酸;フッ素、塩素、臭素及び/若しくはヨウ素で1~3回置換されている4~8個の範囲の総数の炭素原子を含む脂環式カルボン酸;安息香酸;フッ素、塩素、臭素若しくはヨウ素で1回置換されている安息香酸;ニコチン酸並びにフッ素、塩素、臭素若しくはヨウ素で1回置換されているニコチン酸からなる群から選択され、
さらにより好ましくは、カルボン酸無水物が、無水酢酸、プロピオン酸無水物、酪酸無水物、イソ酪酸無水物、ピバル酸無水物、吉草酸無水物及びこれらの混合物からなる群から選択され、
またさらにより好ましくは、カルボン酸無水物が、無水酢酸、プロピオン酸無水物、酪酸無水物、イソ酪酸無水物、ピバル酸無水物及びこれらの混合物からなる群から選択される、
からなる群から選択される試薬であって、
さらにより好ましくは無水酢酸である若しくはこれを含む試薬
と反応させるステップを含み、
並びに/又は
- -20℃~50℃、好ましくは10℃~50℃、より好ましくは15℃~45℃、さらにより好ましくは15℃~35℃の範囲の温度で実施される、
並びに/又は
- 15分~24時間、好ましくは30分~10時間、より好ましくは1時間~5時間、またより好ましくは1時間~3時間の範囲の反応時間で実施される、
方法が好ましい。
好ましくは、
- イソイジドは、式IIの化合物の混合物の総モル量に対して、10~95モル%の範囲、好ましくは40~95モル%の範囲、より好ましくは50~90モル%の範囲の総量で存在する、
又は
- イソイジドは、式IIの化合物の混合物の総モル量に対して、40~70モル%の範囲、好ましくは45~65モル%の範囲、より好ましくは50~60モル%の範囲の総量で存在する。
- ステップM4)で得た、非エステル化イソイジドとエステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種又は両方の化合物とを含む混合物中の、
- 非エステル化イソイジド:エステル化イソイジドのモル比は、75:25~98:2、好ましくは80:20~95:5の範囲である、
並びに/又は
- 存在する非エステル化イソソルビド:存在するエステル化イソソルビドのモル比は、20:80~0.01:99.99、好ましくは5:95~0.5:99.5の範囲である、
並びに/又は
- 存在する非エステル化イソマンニド:存在するエステル化イソマンニドのモル比は、20:80~0.01:99.99、好ましくは5:95~0.1:99.9の範囲である、
並びに/又は
- ステップM4)で得た、非エステル化イソイジドとエステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種若しくは両方の化合物とを含む混合物は、イソイジド、イソマンニド-2,5-ジアセテート及びイソソルビドモノアセテート、好ましくはイソソルビド-5-モノアセテートを含む。
- ステップM4)で得た非エステル化イソイジドとエステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種又は両方の化合物とを含む混合物中の、
- 非エステル化イソイジド:エステル化イソイジドのモル比は80:20以上である、
及び
- 存在する非エステル化イソソルビド:存在するエステル化イソソルビドのモル比は5:95以下である、
及び
- 存在する非エステル化イソマンニド:存在するエステル化イソマンニドのモル比は5:95以下である。
M2)イソソルビド、イソマンニド、イソソルビドのエステル、イソマンニドのエステル及びこれらの混合物からなる群から選択される1種以上の化合物、
好ましくはイソソルビド、イソマンニド、及びこれらの混合物からなる群から選択される1種以上の化合物、より好ましくはイソソルビド、
好ましくは、イソソルビド、イソマンニド、及びこれらの混合物からなる群から選択される1種以上の化合物、好ましくはイソソルビド、(複数可)が、有機(好ましくはシクロヘテロ脂肪族)ヒドロキシル化合物の混合物中に存在するソルビトール、マンニトール、イソソルビド、イソマンニド及びソルビタン誘導体(ソルビタン誘導体は1,4-ソルビタン、3,6-ソルビタン、2,5-マンニタン、2,6-ソルビタン、1,5-ソルビタン、2,5イジタン及びこれらの混合物からなる群から選択される)の全質量に対して、90~99.5質量%の範囲、好ましくは95~99.5質量%の範囲の総量のイソソルビドを含む、有機(好ましくはシクロヘテロ脂肪族)ヒドロキシル化合物の混合物として使用される、
遷移金属触媒の存在下及び好ましくは水素の存在下での移動水素化の条件下で、
好ましくは、遷移金属は、ニッケル、銅、ルテニウム及びロジウムからなる群から選択され、より好ましくは、遷移金属はルテニウム若しくはニッケルである、
好ましくは
- 好ましくはアルコール、好ましくは1~6個の炭素原子を含むアルコール、水及びこれらの混合物からなる群から選択される極性溶媒の存在下で、
より好ましくは、それぞれが1~6個、好ましくは2~4個の炭素原子を含む1種以上のアルコールを含む若しくはこれらからなる溶媒の存在下で、さらにより好ましくは2-プロパノールの存在下で、
並びに/又は
- 200~10000kPa、好ましくは1000~7500kPa、より好ましくは2000~5000kPaの範囲の全圧力で、
並びに/又は
- 100℃~250℃、好ましくは150℃~235℃の範囲の温度で、
反応させて、上で定義されたような式IIの化合物の混合物を得る。
M1)ソルビトール(好ましくはD-ソルビトール)、マンニトール(好ましくはD-マンニトール)及びこれらの混合物からなる群から選択される1種又は両方の化合物を、酸性条件下で反応させて、イソソルビド、イソマンニド及びこれらの混合物からなる群から選択される(少なくとも)1種以上の化合物を得るステップ、
好ましくは、ステップM2)において(又はステップM2)のために)使用するためのイソソルビド、イソマンニド及びこれらの混合物からなる群から選択される前記1種以上の化合物を得るステップ。
M5)非エステル化イソイジドを、ステップM4)で得た、非エステル化イソイジドとエステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種又は両方の化合物とを含む混合物から、好ましくは相分離により、より好ましくは液液抽出により、分離して、
非エステル化イソイジドを得る及び/又は単離するステップ。
M3)イソイジドとイソソルビド及びイソマンニドからなる群から選択される1種又は両方の化合物とを含む(上記でより詳細に説明及び特定されている通り)、式II
M4)非エステル化イソイジドとエステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種又は両方の化合物とを含む混合物(又はそれぞれ)が得られるように(上記でより詳細に説明及び特定されている通り)、ステップM3)からの式IIの化合物の混合物を選択的エステル化の条件に供するステップ、
並びに
M5)ステップM4)で得た、非エステル化イソイジドとエステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種又は両方の化合物とを含む混合物から非エステル化イソイジドを、好ましくは相分離により、より好ましくは液液抽出(上記でより詳細に説明及び特定されている通り)により分離して、
非エステル化イソイジドを得る及び/又は単離するステップ
を含む。
M6)エステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種若しくは両方の化合物を含み、好ましくはステップM5)の分離後に得たエステル化イソイジド、及び/若しくは1種以上のこれらの反応生成物をさらに含む混合物であって、好ましくは1種以上の反応生成物がイソソルビド、イソマンニド、及びこれらの混合物からなる群から選択される1種以上の化合物を含み、好ましくはイソイジドをさらに含む混合物を使用し、
好ましくは1つ以上のステップで、ステップM3)の(又はステップM3)のための)式IIの化合物の混合物を提供若しくは調製するステップ、
並びに/又は(好ましくは「又は」)
M7)エステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種若しくは両方の化合物を含み、好ましくは、ステップM5)の分離後に得たエステル化イソイジドをさらに含む混合物を加水分解するステップであり、
好ましくは、ステップM2)で(又はステップM2)のために)こうして得たイソソルビド及び/又はイソマンニドを(好ましくはこうして得たイソイジドも)、使用するステップ
をさらに含む。
- エステル化イソソルビドは、イソソルビドを、カルボン酸無水物からなる群から選択される試薬と反応させることによりエステル化されており、カルボン酸無水物を形成するカルボン酸(複数可)は、いずれの場合も2~8個の範囲の総数の炭素原子を含むカルボン酸からなる群から選択される、
及び/又は
- エステル化イソマンニドは、イソマンニドをカルボン酸無水物からなる群から選択される試薬と反応させることによりエステル化されており、カルボン酸無水物を形成するカルボン酸(複数可)は、いずれの場合も2~8個の範囲の総数の炭素原子を含むカルボン酸からなる群から選択される。
- 組成物中に存在する非エステル化イソイジドと、組成物中に存在するエステル化イソイジド、エステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドの合計とのモル比は40:60~65:35の範囲であり、好ましくは45:55~60:40の範囲である、
並びに/又は
- 組成物中に存在する非エステル化イソイジド:エステル化イソイジドのモル比は、75:25~98:2の範囲、好ましくは80:20~95:5の範囲である、
並びに/又は
- 組成物中の存在する非エステル化イソソルビド:存在するエステル化イソソルビドのモル比は、20:80~0.01:99.99の範囲、好ましくは5:95~0.5:99.5の範囲である、
並びに/又は
- 組成物中の存在する非エステル化イソマンニド:存在するエステル化イソマンニドのモル比は、20:80~0.01:99.99の範囲、好ましくは5:95~0.1:99.9の範囲である、
並びに/又は
- 組成物はイソイジド、イソマンニド-2,5-ジアセテート及びイソソルビドモノアセテート、好ましくはイソソルビド-5-モノアセテートを含む。
- 存在するエステル化イソソルビド、存在するエステル化イソマンニド及び存在するエステル化イソイジドは、いずれの場合も2~8個の範囲の総数の炭素原子を含むカルボン酸でエステル化されている、
並びに
- 組成物中に存在する非エステル化イソイジド:エステル化イソイジドのモル比は、75:25~98:2の範囲、好ましくは80:20~95:5の範囲である。
- 組成物中の非エステル化イソイジド:存在するエステル化イソイジドのモル比は80:20以上であり、
及び
- 組成物中の存在する非エステル化イソソルビド:存在するエステル化イソソルビドのモル比は5:95以下であり、
及び
- 組成物中の存在する非エステル化イソマンニド:存在するエステル化イソマンニドのモル比は5:95以下である。
- イソイジドを、好ましくは出発原料として若しくは中間体として製造及び/又は単離する方法において、
並びに/又は
- イソイジドを他のジアンヒドロヘキシトールから、好ましくはイソソルビド及び/若しくはイソマンニドを含む他のジアンヒドロヘキシトール若しくはジアンヒドロヘキシトール異性体の混合物から分離する方法において、
好ましくは出発原料として又は中間体とし使用することに関連する。
A1.式I
以下のステップ:
M3)イソイジドとイソソルビド及びイソマンニドからなる群から選択される1種又は両方の化合物とを含む、式II
M4)非エステル化イソイジドとエステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種又は両方の化合物とを含む混合物が得られるように、ステップM3)からの式IIの化合物の混合物を選択的エステル化の条件に供するステップ
を含む、方法。
- イソイジドの存在下で、イソソルビド及び/又はイソマンニドを選択的にエステル化する方式で実施される、
並びに/又は
- 金属触媒、好ましくは金属塩触媒の存在下
好ましくは、金属が、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、亜鉛、カドミウム、水銀、インジウム、タリウム、ランタニド、スズ、鉛、アンチモン、ビスマス、鉄、コバルト及びニッケルからなる群から選択される
で実施される、
並びに/又は
- 式IIの化合物の混合物を、以下からなる群から選択される試薬:
- スルホン酸、好ましくは1~8個の範囲の総数の炭素原子を含むスルホン酸、
- スルホン酸エステル、好ましくはスルホン酸が1~8個の範囲の総数の炭素原子を含むスルホン酸エステル、
- スルホン酸ハロゲン化物、好ましくはスルホン酸塩化物及びスルホン酸臭化物の群から選択され、
好ましくは、いずれの場合も1~8個の範囲の総数の炭素原子を含むスルホン酸ハロゲン化物、
-スルホン酸無水物、好ましくはスルホン酸無水物を形成するスルホン酸(複数可)がいずれの場合も1~8個の範囲の総数の炭素原子を含む、
- カルボン酸、好ましくは2~8個の範囲の総数の炭素原子を含むカルボン酸、
- カルボン酸エステル、好ましくはカルボン酸が、いずれの場合も2~8個の範囲の総数の炭素原子を含むカルボン酸からなる群から選択される、
- カルボン酸ハロゲン化物、好ましくはカルボン酸塩化物及びカルボン酸臭化物からなる群から選択され、
好ましくはカルボン酸が、いずれの場合も、2~8個の範囲の総数の炭素原子を含むカルボン酸からなる群から選択される、
- カルボン酸無水物、好ましくはカルボン酸無水物を形成するカルボン酸(複数可)が、いずれの場合も、2~8個の範囲の総数の炭素原子を含むカルボン酸からなる群から選択される、
並びに
- クロロギ酸のアルキルエステル、好ましくは、アルキルエステル基が非分枝又は分枝であり、2~6個の範囲の総数の炭素原子を含む、
と反応させるステップを含み、
並びに/又は
- -20℃~50℃、好ましくは10℃~50℃、より好ましくは15℃~45℃、さらにより好ましくは15℃~35℃の範囲の温度で実施される、
並びに/又は
- 15分~24時間、好ましくは30分~10時間、より好ましくは1時間~5時間、またより好ましくは1時間~3時間の範囲の反応時間で実施される、
態様A1に記載の方法。
好ましくはイソイジドが、
- 式IIの化合物の混合物の総モル量に対して、10~95モル%の範囲、好ましくは40~95モル%の範囲、より好ましくは50~90モル%の範囲の総量で、
又は
- 式IIの化合物の混合物の総モル量に対して、40~70モル%の範囲、好ましくは45~65モル%の範囲、より好ましくは50~60モル%の範囲の総量で
存在する、先行する態様のいずれかに記載の方法。
- ステップM4)で得た、非エステル化イソイジドとエステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種又は両方の化合物とを含む混合物中で、
- 非エステル化イソイジド:エステル化イソイジドのモル比が、75:25~98:2の範囲、好ましくは80:20~95:5の範囲である、
並びに/又は
- 存在する非エステル化イソソルビド:存在するエステル化イソソルビドのモル比が、20:80~0.01:99.99の範囲、好ましくは5:95~0.5:99.5の範囲である、
及び/又は
- 存在する非エステル化イソマンニド:存在するエステル化イソマンニドのモル比が、20:80~0.01:99.99の範囲、好ましくは5:95~0.1:99.9の範囲である、
並びに/又は
- ステップM4)で得た、非エステル化イソイジドとエステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種若しくは両方の化合物とを含む混合物が、イソイジド、イソマンニド-2,5-ジアセテート及びイソソルビドモノアセテート、好ましくはイソソルビド-5-モノアセテートを含む、
先行する態様のいずれかに記載の方法。
M2)イソソルビド、イソマンニド、イソソルビドのエステル、イソマンニドのエステル及びこれらの混合物からなる群から選択される1種以上の化合物、
好ましくはイソソルビド、イソマンニド、及びこれらの混合物からなる群から選択される1種以上の化合物、より好ましくはイソソルビド、
好ましくは、イソソルビド、イソマンニド、及びこれらの混合物からなる群から選択される1種以上の化合物、好ましくはイソソルビドが、有機ヒドロキシル化合物の混合物中に存在するソルビトール、マンニトール、イソソルビド、イソマンニド及びソルビタン誘導体(1,4-ソルビタン、3,6-ソルビタン、2,5-マンニタン、2,6-ソルビタン、1,5-ソルビタン、2,5イジタン及びこれらの混合物からなる群から選択される)の全質量に対して、90~99.5質量%の範囲、好ましくは95~99.5質量%の範囲の総量のイソソルビドを含む、有機ヒドロキシル化合物の混合物として使用される、
遷移金属触媒の存在下及び好ましくは水素の存在下での移動水素化の条件下で、
好ましくはアルコール、水及びこれらの混合物からなる群から選択される、極性溶媒の好ましくは存在下で、
反応させて、態様A1又はA3のいずれかに記載の式IIの化合物の混合物を得るステップ
を含む、先行する態様のいずれかに記載の、好ましくは態様A3に記載の方法。
M1)ソルビトール、マンニトール及びこれらの混合物からなる群から選択される1種又は両方の化合物を、酸性条件下で反応させることによって、イソソルビド、イソマンニド及びこれらの混合物からなる群から選択される1種以上の化合物を得る、
好ましくは、これによって、ステップM2)で使用されることになるイソソルビド、イソマンニド、及びこれらの混合物からなる群から選択される前記1種以上の化合物を得るステップ
を含む態様A5に記載の方法。
M5)非エステル化イソイジドを、ステップM4)で得た非エステル化イソイジドとエステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種又は両方の化合物とを含む混合物から、好ましくは相分離により、より好ましくは液液抽出により分離して、
非エステル化イソイジドを得る及び/又は単離するステップ
をさらに含む、先行する態様のいずれかに記載の方法。
M6)エステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種若しくは両方の化合物を含み、好ましくはステップM5)の分離後に得たエステル化イソイジド、及び/若しくは1種以上のその反応生成物をさらに含む混合物を使用するステップであり、好ましくは1種以上の反応生成物がイソソルビド、イソマンニド、及びこれらの混合物からなる群から選択される1種以上の化合物を含み、好ましくはイソイジドをさらに含み、
好ましくは1つ以上のステップで、ステップM3)の式IIの化合物の混合物を提供若しくは調製するステップ、
並びに/又は
M7)エステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種若しくは両方の化合物を含み、好ましくはステップM5)の分離後に得たエステル化イソイジドをさらに含む混合物を加水分解するステップであり、
好ましくはステップM2)でこうして得たイソソルビド及び/若しくはイソマンニドを使用するステップをさらに含む、
先行する態様のいずれかに記載の方法。
- 組成物中に存在する非エステル化イソイジドと、組成物中に存在するエステル化イソイジド、エステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドの合計とのモル比が、40:60~65:35の範囲、好ましくは45:55~60:40の範囲である、
並びに/又は
- 組成物中に存在する非エステル化イソイジド:エステル化イソイジドのモル比が、75:25~98:2の範囲、好ましくは80:20~95:5の範囲である、
並びに/又は
- 組成物中の存在する非エステル化したイソソルビド:存在するエステル化イソソルビドのモル比が、20:80~0.01:99.99の範囲、好ましくは5:95~0.5:99.5の範囲である、
並びに/又は
- 組成物中の存在する非エステル化イソマンニド:存在するエステル化イソマンニドのモル比が、20:80~0.01:99.99の範囲、好ましくは5:95~0.1:99.9の範囲である、
並びに/又は
- 組成物がイソイジド、イソマンニド-2,5-ジアセテート及びイソソルビドモノアセテート、好ましくはイソソルビド-5-モノアセテートを含む、
態様9に記載の組成物。
- イソイジドを製造及び/又は単離する方法における、好ましくは出発原料として若しくは中間体としての、
並びに/又は
- イソイジドを、他のジアンヒドロヘキシトールから、好ましくはイソソルビド及び/若しくはイソマンニドを含む他のジアンヒドロヘキシトール若しくはジアンヒドロヘキシトール異性体の混合物から分離する方法における、
好ましくは出発原料として若しくは中間体としての、
態様A9からA11のいずれかに記載の組成物の使用。
本発明による以下の実施例は、その範囲を制限することなく、本発明をさらに説明及び例示することを意図する。
遷移金属触媒としてRu/Cを使用したイソソルビドの異性化(ステップM2))
イソソルビド(10.00g、68.4mモル)のイソプロパノール(20mL)中溶液を、反応器内で2時間、500mgの5%Ru/C不均一触媒(5質量%Ru/C触媒、使用されるイソソルビドの質量に対して0.25質量%ルテニウムをもたらす)と共に、10バール(1000kPa)の水素圧力下及び220℃の温度で(「移動水素化条件」)撹拌した。次いで、反応器を室温に冷却し、降圧した。触媒(Ru/C)を濾過により単離し(これにより触媒回収率は97%超と判明)、新鮮なイソプロパノール(10mL)で洗浄した。濾液(有機成分を含む)を減圧下で濃縮して、ジアンヒドロヘキシトールの混合物を含む、無色の、粘性の油状物質を得た。この油状物質は、(質量分析と組み合わさったガスクロマトグラフィー、GC-MSで確認した、異なるジアンヒドロヘキシトール成分の特徴的1H-NMRシグナルの相対的積分により)、イソイジド(混合物中に存在するジアンヒドロヘキシトールの総モル量に対して55モル%)、イソソルビド(混合物中に存在するジアンヒドロヘキシトールの総モル量に対して38モル%)及びイソマンニド(混合物中に存在するジアンヒドロヘキシトールの総モル量に対して7モル%)を含むことが判明した。
式IIの化合物の混合物の選択的エステル化(ステップM3))及びM4))-パートI
上記実施例1で得て用意された無色の、粘性の油状物質(イソイジド、イソソルビド及びイソマンニドを含む;ステップM3))に、無水酢酸(7.12mL、75.3mモル)及び鉛(II)アセテート(556mg、1.71mモル)を加え、生成した混合物を室温で3時間撹拌した。次いで、酢酸エチル(30mL)を混合物に加えて、酢酸鉛(II)触媒を沈殿させた。沈殿した触媒を続いて濾過によって収集し(これにより触媒回収率は96%超と判明)、新鮮な酢酸エチル(5mL)で洗浄した。
ジアンヒドロヘキシトールの混合物からの液液抽出によるイソイジドの分離(ステップM5))-パートI
上記実施例2で得た、合わせた酢酸エチル相(エステル化した、具体的にはアセチル化した、ジアンヒドロヘキシトールと非エステル化ジアンヒドロヘキシトールの混合物を含む)を水(30mL)と共に30分間撹拌し、次いで層を分離し、水層を酢酸エチルで4回(4×30mL)抽出し、ここでは水相を酢酸エチル相と一緒に、いずれの場合も各分離前に30分間再度撹拌した。
エステル化ジアンヒドロヘキシトールの加水分解(ステップM7))
上記実施例3からの有機(酢酸エチル)相(エステル化した、具体的にはアセチル化した、ジアンヒドロヘキシトールの混合物を含む)を合わせ、合わせた有機相から減圧下で溶媒を除去して、無色の油状物質を生成した(7.21g)。
ステップM7)で得たジアンヒドロヘキシトールの混合物の再循環
上記実施例4で得たイソソルビド、イソマンニド及びイソイジドの混合物を、上記実施例1に記載されている手順を使用してステップM2)に供し、イソイジド(混合物中に存在するジアンヒドロヘキシトールの総モル量に対して55モル%)、イソソルビド(混合物中に存在するジアンヒドロヘキシトールの総モル量に対して38モル%)及びイソマンニド(混合物中に存在するジアンヒドロヘキシトールの総モル量に対して7モル%)を含む混合物を得た。
ラネーニッケルを遷移金属触媒として使用したイソソルビドの異性化(ステップM2))
イソソルビド(1.00g、6.84mmol)のイソプロパノール(10mL)中溶液を、反応器内で3時間、1質量%Moで促進されたラネーニッケル触媒(100mg、「Grace 3202」、92%以上のNiを含む)と共に、10バール(1000kPa)の水素圧力下及び200℃の温度で(「移動水素化条件」)撹拌した。次いで、反応器を室温に冷却し、降圧した。触媒(ラネーニッケル)を濾過により単離し(これにより触媒の回収率は99%超と判明した)、新鮮なイソプロパノール(10mL)で洗浄した。濾液(有機成分を含む)を減圧下で濃縮して、ジアンヒドロヘキシトールの混合物を含む、無色の、粘性の油状物質を得た。この油状物質は、(異なるジアンヒドロヘキシトール成分の特徴的1H-NMRシグナルの相対的積分及びGC-MSにより)、イソイジド(混合物中に存在するジアンヒドロヘキシトールの総モル量に対して54モル%)、イソソルビド(混合物中に存在するジアンヒドロヘキシトールの総モル量に対して39モル%)及びイソマンニド(混合物中に存在するジアンヒドロヘキシトールの総モル量に対して7モル%)を含むことが判明した。
式IIの化合物の混合物の選択的エステル化(ステップM3)及びM4))-パートII
実施例6において上記に記載されている方法に従って用意された無色の、粘性の油状物質に(1.0g、6.84mモル;実施例6において上記に示されているモル比でイソイジド、イソソルビド及びイソマンニドを含む)、カルボン酸無水物(8.21mモル、いずれの場合も、以下の表1中の実施例8a~8fで特定された、カルボン酸無水物)及び酢酸鉛(II)三水和物(65mg、0.171mモル)を加え、生成した混合物を、いずれの場合も室温で3時間撹拌した。次いで、酢酸エチル(5mL)を混合物に加え、いずれの場合も、酢酸鉛(II)触媒を沈殿させた。沈殿した触媒を続いて濾過によって収集し、新鮮な酢酸エチル(2mL)で洗浄した。
ジアンヒドロヘキシトールの混合物からの液液抽出によるイソイジドの分離(ステップM5))-パートII
上記実施例7で得た(いくつかの実験から得た、以下の表1を参照せよ)合わせた酢酸エチル相(エステル化した、具体的にはアシル化した、ジアンヒドロヘキシトールと非エステル化ジアンヒドロヘキシトールの混合物を含む)を減圧下で蒸発させて、いずれの場合も油性の残留物を得た。次いで、こうして得た各油性の残留物を水(15mL)に溶解し、分液ロートを使用して、酢酸エチルで6回(6×15mL)抽出した。
本発明の実施形態として例えば以下を挙げることができる。
[実施形態1]
式I
以下のステップ:
M3)イソイジドとイソソルビド及びイソマンニドからなる群から選択される1種又は両方の化合物とを含む、式II
M4)非エステル化イソイジドとエステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種又は両方の化合物とを含む混合物が得られるように、ステップM3)からの式IIの化合物の混合物を選択的エステル化の条件に供するステップであり、
選択的エステル化が、
- 金属触媒の存在下で実施される、
並びに
- 式IIの化合物の混合物を、カルボン酸無水物からなる群から選択される試薬と反応させることを含み、カルボン酸無水物を形成するカルボン酸(複数可)がいずれの場合も2~8個の範囲の総数の炭素原子を含むカルボン酸からなる群から選択される、
ステップ、
並びに
M5)ステップM4)で得た、非エステル化イソイジドとエステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種又は両方の化合物とを含む混合物から非エステル化イソイジドを分離して、非エステル化イソイジドを得る及び/又は単離するステップ
を含む、方法。
[実施形態2]
ステップM4)の選択的エステル化が、
- イソイジドの存在下で、イソソルビド及び/若しくはイソマンニドを選択的にエステル化する方式で実施される、
並びに/又は
- 金属触媒の存在下で実施され、
金属が、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、亜鉛、カドミウム、水銀、インジウム、タリウム、ランタニド、スズ、鉛、アンチモン、ビスマス、鉄、コバルト及びニッケルからなる群から選択される、
好ましくは金属塩触媒の存在下で実施され、
好ましくは金属が、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、亜鉛、カドミウム、水銀、インジウム、タリウム、ランタニド、スズ、鉛、アンチモン、ビスマス、鉄、コバルト及びニッケルからなる群から選択される、
並びに/又は
- -20℃~50℃の範囲、好ましくは10℃~50℃の範囲、より好ましくは15℃~45℃の範囲、さらにより好ましくは15℃~35℃の範囲の温度で実施される、
並びに/又は
- 15分~24時間の範囲、好ましくは30分~10時間の範囲、より好ましくは1時間~5時間の範囲、またより好ましくは1時間~3時間の範囲の反応時間で実施される、
実施形態1に記載の方法。
[実施形態3]
ステップM4)の選択的エステル化が、金属触媒の存在下で実施され、金属触媒が鉛触媒、好ましくは鉛塩触媒である又はこれを含む、実施形態1又は2に記載の方法。
[実施形態4]
ステップM3)で用意又は調製される式IIの化合物の混合物が、イソイジド、イソソルビド及びイソマンニドを含む又はこれらからなる混合物を含み、
好ましくは
- イソイジドが、式IIの化合物の混合物の総モル量に対して、10~95モル%の範囲、好ましくは40~95モル%の範囲、より好ましくは50~90モル%の範囲の総量で存在する、
又は
- イソイジドが、式IIの化合物の混合物の総モル量に対して、40~70モル%の範囲、好ましくは45~65モル%の範囲、より好ましくは50~60モル%の範囲の総量で存在する、
実施形態1から3のいずれかに記載の方法。
[実施形態5]
- ステップM4)で得た、非エステル化イソイジドとエステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種又は両方の化合物とを含む混合物において、
- 非エステル化イソイジド:エステル化イソイジドのモル比が75:25~98:2の範囲、好ましくは80:20~95:5の範囲である、
並びに/又は
- 存在する非エステル化イソソルビド:存在するエステル化イソソルビドのモル比が、20:80~0.01:99.99の範囲、好ましくは5:95~0.5:99.5の範囲である、
並びに/又は
- 存在する非エステル化イソマンニド:存在するエステル化イソマンニドのモル比が、20:80~0.01:99.99の範囲、好ましくは5:95~0.1:99.9の範囲である、
並びに/又は
- ステップM4)で得た、非エステル化イソイジドとエステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種若しくは両方の化合物とを含む混合物が、イソイジド、イソマンニド-2,5-ジアセテート及びイソソルビドモノアセテート、好ましくはイソソルビド-5-モノアセテートを含む、
実施形態1から4のいずれかに記載の方法。
[実施形態6]
以下の追加のステップ:
M2)イソソルビド、イソマンニド、イソソルビドのエステル、イソマンニドのエステル及びこれらの混合物からなる群から選択される1種以上の化合物、
好ましくはイソソルビド、イソマンニド、及びこれらの混合物からなる群から選択される1種以上の化合物、より好ましくはイソソルビド、
好ましくは、イソソルビド、イソマンニド、及びこれらの混合物からなる群から選択される1種以上の化合物が、有機ヒドロキシル化合物の混合物中に存在するソルビトール、マンニトール、イソソルビド、イソマンニド及びソルビタン誘導体(1,4-ソルビタン、3,6-ソルビタン、2,5-マンニタン、2,6-ソルビタン、1,5-ソルビタン、2,5イジタン及びこれらの混合物からなる群から選択される)の全質量に対して、90~99.5質量%の範囲、好ましくは95~99.5質量%の範囲の総量のイソソルビドを含む、有機ヒドロキシル化合物の混合物として使用される、
遷移金属触媒の存在下及び好ましくは水素の存在下での移動水素化の条件下で、
好ましくはアルコール、水及びこれらの混合物からなる群から選択される、極性溶媒の好ましくは存在下で、
反応させて、実施形態1又は4に記載の式IIの化合物の混合物を得るステップ
を含む、実施形態1から5のいずれかに記載の、好ましくは実施形態4に記載の方法。
[実施形態7]
以下の追加のステップ:
M1)ソルビトール、マンニトール及びこれらの混合物からなる群から選択される1種又は両方の化合物を、酸性条件下で反応させて、イソソルビド、イソマンニド及びこれらの混合物からなる群から選択される1種以上の化合物を得るステップであり、
好ましくは、これによって、ステップM2)で使用されることになる、イソソルビド、イソマンニド、及びこれらの混合物からなる群から選択される前記1種以上の化合物を得る、ステップ
を含む、実施形態6に記載の方法。
[実施形態8]
ステップM5)が、
M5)非エステル化イソイジドを、ステップM4)で得た、非エステル化イソイジドとエステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種又は両方の化合物とを含む混合物から相分離により、好ましくは液液抽出により分離して、
非エステル化イソイジドを得る及び/又は単離するステップ
を含む、実施形態1から7のいずれかに記載の方法。
[実施形態9]
以下の追加のステップ(複数可):
M6)エステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種若しくは両方の化合物を含み、好ましくはステップM5)の分離後に得たエステル化イソイジド及び/若しくは1種以上のその反応生成物をさらに含む混合物を使用するステップであり、好ましくは1種以上の反応生成物がイソソルビド、イソマンニド、及びこれらの混合物からなる群から選択される1種以上の化合物を含み、好ましくはイソイジドをさらに含み、
好ましくは1つ以上のステップで、ステップM3)の式IIの化合物の混合物を提供若しくは調製する、ステップ、
並びに/又は
M7)エステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種若しくは両方の化合物を含み、好ましくはステップM5)の分離後に得たエステル化イソイジドをさらに含む混合物を加水分解するステップであり、
好ましくはステップM2)でこうして得たイソソルビド及び/又はイソマンニドを使用する、ステップをさらに含む、実施形態1から8のいずれかに記載の方法。
[実施形態10]
好ましくは実施形態1又は5に記載の、非エステル化イソイジドとエステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種又は両方の化合物とを含む混合物を含む組成物。
[実施形態11]
存在するエステル化イソソルビド、存在するエステル化イソマンニド及び存在するエステル化イソイジドが、2~8個の範囲の総数の炭素原子を含むカルボン酸でエステル化されている、実施形態10に記載の組成物。
[実施形態12]
- 組成物中に存在する非エステル化イソイジドと、組成物中に存在するエステル化イソイジド、エステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドの合計とのモル比が、40:60~65:35の範囲、好ましくは45:55~60:40の範囲である、
並びに/又は
- 組成物中に存在する非エステル化イソイジド:エステル化イソイジドのモル比が、75:25~98:2の範囲、好ましくは80:20~95:5の範囲である、
並びに/又は
- 組成物中の存在する非エステル化イソソルビド:存在するエステル化イソソルビドのモル比が、20:80~0.01:99.99の範囲、好ましくは5:95~0.5:99.5の範囲である、
並びに/又は
- 組成物中の存在する非エステル化イソマンニド:存在するエステル化イソマンニドのモル比が、20:80~0.01:99.99の範囲、好ましくは5:95~0.1:99.9の範囲である、
並びに/又は
- 組成物が、イソイジド、イソマンニド-2,5-ジアセテート及びイソソルビドモノアセテート、好ましくはイソソルビド-5-モノアセテートを含む
実施形態10又は11に記載の組成物。
[実施形態13]
組成物中に存在する非エステル化イソイジド:エステル化イソイジドのモル比が、75:25~98:2の範囲、好ましくは80:20~95:5の範囲である、実施形態11に記載の組成物。
[実施形態14]
実施形態1から9のいずれかに記載の方法により得られる又は得ることができる、実施形態10から13のいずれかに記載の組成物。
[実施形態15]
- イソイジドを製造及び/又は単離する方法における、好ましくは出発原料として若しくは中間体としての、
並びに/又は
- イソイジドを、他のジアンヒドロヘキシトールから、好ましくはイソソルビド及び/若しくはイソマンニドを含む他のジアンヒドロヘキシトール若しくはジアンヒドロヘキシトール異性体の混合物から分離する方法における、好ましくは出発原料として又は中間体としての、
実施形態10から14のいずれかに記載の組成物の使用。
[実施形態16]
イソイジドをジアンヒドロヘキシトール異性体の混合物から、好ましくは実施形態1又は4に記載の式IIの化合物の混合物から分離するための、イソイジドを含むジアンヒドロヘキシトール異性体の混合物の選択的エステル化のステップを含む、実施形態1から9のいずれかに記載の方法の使用。
[実施形態17]
方法が、イソイジド以外のジアンヒドロヘキシトール異性体を選択的にエステル化するステップ、続いて非エステル化イソイジドをエステル化ジアンヒドロヘキシトール異性体の混合物から分離するステップを含む、実施形態16に記載の使用。
[実施形態18]
イソイジドモノマー又は修飾イソイジドモノマーを含むポリマーを製造する方法であって、イソイジドモノマー及び/又は修飾イソイジドモノマーを、実施形態1から9のいずれかに記載の方法により、又は実施形態1から9のいずれかに記載の方法を含む方法により、製造又は単離することを含む、方法。
Claims (30)
- 式I
のイソイジドを製造及び/又は単離する方法であって、
以下のステップ:
M3)イソイジドと、イソソルビド及びイソマンニドからなる群から選択される1種以上の化合物とを含む、式II
の化合物の混合物を用意又は調製するステップ、
M4)非エステル化イソイジドと、エステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種以上の化合物とを含む混合物が得られるように、ステップM3)からの式IIの化合物の混合物を選択的エステル化の条件に供するステップであって、
選択的エステル化が、
- 金属触媒の存在下で実施される、
並びに
- 式IIの化合物の混合物を、カルボン酸無水物からなる群から選択される試薬と反応させることを含み、カルボン酸又はカルボン酸無水物を形成するカルボン酸(複数可)がいずれの場合も2~8個の範囲の総数の炭素原子を含むカルボン酸からなる群から選択される、
ステップ、
並びに
M5)ステップM4)で得た、非エステル化イソイジドと、エステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種以上の化合物とを含む混合物から非エステル化イソイジドを分離して、非エステル化イソイジドを得る及び/又は単離するステップ
を含む、方法。 - ステップM4)の選択的エステル化が、
- 金属塩触媒の存在下で実施され、
金属が、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、亜鉛、カドミウム、水銀、インジウム、タリウム、ランタニド、スズ、鉛、アンチモン、ビスマス、鉄、コバルト及びニッケルからなる群から選択される、
請求項1に記載の方法。 - ステップM4)の選択的エステル化が、-20℃~50℃の範囲の温度で実施される、
請求項1又は2に記載の方法。 - ステップM4)の選択的エステル化が、15分~24時間の範囲の反応時間で実施される、
請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。 - ステップM4)の選択的エステル化が、鉛塩触媒の存在下で実施される、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
- ステップM3)で用意又は調製される式IIの化合物の混合物が、イソイジド、イソソルビド及びイソマンニドを含む又はこれらからなる混合物を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
- - イソイジドが、式IIの化合物の混合物の総モル量に対して40~95モル%の範囲の総量で存在する、
請求項6に記載の方法。 - - イソイジドが、式IIの化合物の混合物の総モル量に対して、40~70モル%の範囲の総量で存在する、
請求項6又は7に記載の方法。 - - ステップM4)で得た、非エステル化イソイジドと、エステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種以上の化合物とを含む混合物において、
- 非エステル化イソイジド:エステル化イソイジドのモル比が75:25~98:2の範囲である、
請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。 - - ステップM4)で得た、非エステル化イソイジドと、エステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種以上の化合物とを含む混合物において、
- 存在する非エステル化イソソルビド:存在するエステル化イソソルビドのモル比が、20:80~0.01:99.99の範囲である、
請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。 - - ステップM4)で得た、非エステル化イソイジドと、エステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種以上の化合物とを含む混合物において、
- 存在する非エステル化イソマンニド:存在するエステル化イソマンニドのモル比が、20:80~0.01:99.99の範囲である、
請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。 - - ステップM4)で得た、非エステル化イソイジドと、エステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種以上の化合物とを含む混合物において、
- ステップM4)で得た、非エステル化イソイジドと、エステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種以上の化合物とを含む混合物が、イソイジド、イソマンニド-2,5-ジアセテート及びイソソルビドモノアセテートを含む、
請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。 - 以下の追加のステップ:
M2)イソソルビド、イソマンニド、イソソルビドのエステル、イソマンニドのエステル及びこれらの混合物からなる群から選択される1種以上の化合物を、遷移金属触媒の存在下、及び水素の存在下での移動水素化の条件下で反応させて、請求項1又は6に記載の式IIの化合物の混合物を得るステップ
を含む、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。 - ステップM2)において、1種以上の化合物が、イソソルビド、イソマンニド、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項13に記載の方法。
- イソソルビド、イソマンニド、及びこれらの混合物からなる群から選択される1種以上の化合物が、有機ヒドロキシル化合物の混合物として使用され、有機ヒドロキシル化合物の混合物が、該有機ヒドロキシル化合物の混合物中に存在するソルビトール、マンニトール、イソソルビド、イソマンニド及びソルビタン誘導体の全質量に対して、90~99.5質量%の範囲の総量のイソソルビドを含み、ここで、該ソルビタン誘導体は、1,4-ソルビタン、3,6-ソルビタン、2,5-マンニタン、2,6-ソルビタン、1,5-ソルビタン、2,5イジタン及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項14に記載の方法。
- ステップM2)で使用されることになる、イソソルビド、イソマンニド、及びこれらの混合物からなる群から選択される前記1種以上の化合物を得るために、
以下の追加のステップ:
M1)ソルビトール、マンニトール及びこれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1種以上を、酸性条件下で反応させて、イソソルビド、イソマンニド及びこれらの混合物からなる群から選択される1種以上の化合物を得るステップ
を含む、請求項13から15のいずれか一項に記載の方法。 - ステップM5)が、
M5)非エステル化イソイジドを、ステップM4)で得た、非エステル化イソイジドと、エステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される少なくとも1種の化合物とを含む混合物から液液分離により分離して、非エステル化イソイジドを得る及び/又は単離するステップ
を含む、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。 - 以下の追加のステップ:
M6)ステップM3)の式IIの化合物の混合物を提供若しくは調製するために、ステップM5)の分離後に得たエステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種以上の化合物を含む混合物を使用するステップ、
をさらに含む、請求項1から17のいずれか一項に記載の方法。 - 以下の追加のステップ:
M7)ステップM5)の分離後に得たエステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種以上の化合物を含む混合物を加水分解するステップであって、ステップM2)でこうして得たイソソルビド及び/又はイソマンニドを使用する、ステップをさらに含む、請求項1から18のいずれか一項に記載の方法。 - 非エステル化イソイジドと、エステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドからなる群から選択される1種以上化合物とを含む混合物を含む組成物であって、
存在するエステル化イソソルビド、存在するエステル化イソマンニド及び存在するエステル化イソイジドが、2~8個の範囲の総数の炭素原子を含むカルボン酸でエステル化されており、
組成物中に存在する非エステル化イソイジド:エステル化イソイジドのモル比が、75:25~98:2の範囲の範囲である、組成物。 - - 組成物中に存在する非エステル化イソイジドと、組成物中に存在するエステル化イソイジド、エステル化イソソルビド及びエステル化イソマンニドの合計とのモル比が、40:60~65:35の範囲である、
請求項20に記載の組成物。 - - 組成物中に存在する非エステル化イソイジド:エステル化イソイジドのモル比が、80:20~95:5の範囲である、
請求項20又は21に記載の組成物。 - - 組成物中の存在する非エステル化イソソルビド:存在するエステル化イソソルビドのモル比が、20:80~0.01:99.99の範囲である、
請求項20から22のいずれか一項に記載の組成物。 - - 組成物中の存在する非エステル化イソマンニド:存在するエステル化イソマンニドのモル比が、20:80~0.01:99.99の範囲である、
請求項20から23のいずれか一項に記載の組成物。 - - 組成物が、イソイジド、イソマンニド-2,5-ジアセテート及びイソソルビドモノアセテートを含む、
請求項20から24のいずれか一項に記載の組成物。 - - イソイジドを製造及び/又は単離する方法における、出発原料として若しくは中間体としての、
請求項20から25のいずれか一項に記載の組成物の使用。 - - イソイジドを、イソソルビド及び/若しくはイソマンニドを含む他のジアンヒドロヘキシトール又はジアンヒドロヘキシトール異性体の混合物から分離する方法における、出発原料として又は中間体としての、
請求項20から25のいずれか一項に記載の組成物の使用。 - イソイジドをジアンヒドロヘキシトール異性体の混合物から分離するための、イソイジドを含むジアンヒドロヘキシトール異性体の混合物の選択的エステル化のステップを含む、請求項1から19のいずれか一項に記載の方法。
- イソイジド以外のジアンヒドロヘキシトール異性体を選択的にエステル化するステップ、続いて非エステル化イソイジドをエステル化ジアンヒドロヘキシトール異性体の混合物から分離するステップを含む、請求項28に記載の方法。
- イソイジドモノマー又は修飾イソイジドモノマーを含むポリマーを製造する方法であって、イソイジドモノマー及び/又は修飾イソイジドモノマーを、請求項1から19のいずれか一項に記載の方法により、又は請求項1から19のいずれか一項に記載の方法を含む方法により、製造又は単離することを含む、方法。
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