JPH01156428A - スチールベルトの製造方法 - Google Patents

スチールベルトの製造方法

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JPH01156428A
JPH01156428A JP31364087A JP31364087A JPH01156428A JP H01156428 A JPH01156428 A JP H01156428A JP 31364087 A JP31364087 A JP 31364087A JP 31364087 A JP31364087 A JP 31364087A JP H01156428 A JPH01156428 A JP H01156428A
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steel belt
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一雄 佐藤
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中井 昭徳
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は大理石等の建築材料や、石英ガラス等の光学材
料の切断に用いられるスチールベルトに係り、さらに詳
細には同スチールベルトの溶接部の強度を著しく向上さ
せることができるスチールベルトの製造方法に関する。
E従来技術J 表面にダイヤモンドの粒子を塗布したスチールベルトを
用い、これを高速で回転させつつ、大理石等の建築材料
や、石英ガラス等の光学材料の切断を行なうことは周知
である。
この種のスチールベルトは切断具とし苛酷な使用状況に
耐え得るもでなければならず、従って硬くなればならな
いのは勿論であるが同時に疲労に対しても強くなければ
ならない。このような要請から従来においては、この種
のスチールベルトは以下のようにして製造されていた。
即チ、■炭素鋼よりなる帯状の素材を焼き入れし、次い
で ■その端部を突き合わせ溶接して無端体としだ後 ■焼戻しする。
周知のように炭素鋼は焼き入れすることによって硬くな
り、さらにこの焼き入れされた炭素鋼を適宜の温度で焼
戻しすることによって、硬さを保持した状態で材料にね
ばりを生じさせることができる。
[解決すべき問題点] ところで近年、上述のスチールベルトは、電子部品材料
、例えばシリコン、ゲルマニウム、人工水晶等の切断に
も用いられている。特にICやLSIが形成されたシリ
コンスライスの切り出しに用いられるスチールベルトが
現在量も注目されている。即ち、半導体分野での技術の
進歩は極めて早く、特に集積度の向上は著しい。この集
積度の向上に伴ってシリコンスライスをできるかぎり薄
く切り出すことが要望されている。薄いスライス片を切
り出すためにはベルトは薄くなければならない。
しかしながら従来のスチールベルトはその製造工程にお
いて、上述のように■炭素鋼よりなる帯状の素材を焼き
入れした後、■その端部を突き合わせ溶接し無端体とし
ており、従って溶接することによって既に焼き入れされ
た状態にある両端部、即ち溶接部が極めて高温状態から
焼戻しされた状態になり、その部分の組成が極めて軟弱
になるという問題があった。このため薄くすると溶接部
の強度が不足し、切断事故が発生する虞れがあり、極端
に薄くすることができなかった。一方、近年の半導体技
術の進歩に伴い、薄いスライス片の切り出しの要請は益
々高まっており、薄くて丈夫なスチールベルトの開発が
望まれていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、溶接部の強
度を著しく向上させることができ、従って薄くて丈夫な
スチールベルトを製造することができるスチールベルト
の製造方法を提供することを目的とする。
[問題点の解決手段] 上記目的を達成するために本発明は、炭素鋼よりなる帯
状の素材の端部を突き合わせ溶接して無端体にした後、
該無端体の少なくとも溶接部を焼鈍し1.次いで該焼鈍
した無端体を焼き入れした後、該焼き入れした無端体を
焼戻しすることを特徴とする。
[実施例] 以下図面を参照して本発明の実施例について説明する。
スチールベルトの材料としては、いわゆるSK材と称さ
れる炭素の割合が0.5〜0.85%の高炭素鋼を用い
る。
(1)溶接工程 上述の炭素鋼によって形成された帯状の素材(焼鈍され
た材料)を用意し、これの両端部を互いに突き合わせ溶
接することにより無端体、即ちスチールベルトにする。
(2)焼鈍工程 上記スチールベルトの溶接部は、組成が変化して非常に
硬く、かつ脆くなっている。溶接部からこの性質を除去
するために焼鈍する。
焼鈍には中性塩炉を用いる。この炉内は塩化カリウムと
塩化ナトリウムの混合液で満たされており、この混合液
が760°Cに加熱保持されている。
この混合液内に上記スチールベルトの溶接部を浸漬する
。この場合、スチールベルト全体を浸漬しても良い。
浸漬後、20分経過した後、浸漬した状態で炉の加熱を
停止し、自然冷却させる。これによって溶接部が焼鈍さ
れ、溶接前の状態に戻る。即ち、溶接部の組成が他の部
分の組成と同じになる。
次いで溶接部の表面を研磨して仕上げする。
(3)焼き入れ工程 焼き入れには第1図に示す治具を使用する。この治具は
環状のフレームlと、このフレーム1の内側にあって同
フレーム1を補強する複数の補強材2.2・・・とを有
しており、さらに上記フレームl及び補強材2には垂直
上方に、複数のポスト3.3・・・が突設されている。
またこの治具の中央には同治具を支持するフック4が補
強材2に固定されている。
焼き入れを行う場合には第1図に示すように、上記治具
上に素材であるスチールベルト5をatする。その際、
スチールベルト5をボスト3.3・・にからめるように
することによってスチールベルト5が治具上に保持され
る。モして治具と共にスチールベルト5を上述した中性
塩浴炉に浸漬する。
今回炉内の混合液は約830℃、即ち炭素鋼の変態点(
A、)以上に加熱保持されている。この混合液内に上記
素材であるスチールベルト5を約120秒間浸漬する。
これによってスチールベルト5はオーステナイト状態に
なる。
次にこのオーステナイト状態になったスチールベルト5
を中性塩浴炉から引き上げ、治具と共に冷却槽に浸漬す
る。冷却槽は亜硝酸カリと亜硝酸ソーダの混合液で満た
されており、この混合液が約260°Cに加熱保持され
ている。この混合液内にスチールベルト5を約16分間
浸漬する。
オーステナイト状態になったスチールベルト5を冷却槽
に浸漬することにより、スチールベルト5が冷えて硬化
する。その際、冷却槽内の混合液の温度が上述のように
比較的高いので、スチールベルト5内の組織が針状ベイ
ナイトに等温変態する。このように組織が針状ベイナイ
トに変態することにより、後に焼戻ししたときにスチー
ルベルトが通常に比べて高い屈曲性と対衝撃性を示すよ
うになる。
(4)焼戻し 焼き入れされたスチールベルト5は硬い反面、粘りがな
く脆くなっている。また内部に残留応力が生じて変形し
ている。そこで第2図に示す治具に、焼き入れしたスチ
ールベルト5を挟んで焼戻し槽に浸漬する。
第2図に示す治具は一種の矯正具であり、円形の外輪1
0と円形の内輪11とを有している。第3図に示すよう
に、これら外輪10と内輪11の間に焼き入れによって
変形したスチールベルト5を挟み、複数の締結具12.
12・・・によって固定する。これによりスチールベル
ト5の形状を円形に矯正し、焼戻しの間その形状を保持
させる。
焼戻し槽は、冷却槽と同様に亜硝酸カリと亜硝酸ソーダ
の混合液で満たされており、この混合液が約430℃に
加熱保持されている。この混合液内に第2図に示す治具
に保持されたスチールベルト5を約20分間浸漬する。
そして浸漬後、焼戻し槽から取り出したスチールベルト
5を第2図に示す治具に保持した状態でゆっくり冷却す
る。これによりスチールベルト5は硬さを保持した状態
で粘りを有するようになり、更に残留応力がとれて円形
になる。
上述の方法により製造したスチールベルト5の特徴は、
溶接部の組織が他の部分の組織と同じになり、強度等の
物理的性質が全ての部分において均一になるという点に
ある。
第4図はミクロビッカース硬度計により3009の荷重
をかけ、溶接部付近のビッカース硬さを測定した測定結
果を示すグラフである。第4図(イ)は従来のスチール
ベルト(完成品)の測定結果を示し、第4図(ロ)は本
実施例により製造したスチールベルトの測定結果をしめ
している。
この第4図(イ)に示すグラフから明らかなように、従
来のスチールベルトには溶接の中心を挟んで両側に極め
て軟弱な組織が分布している。これに対して本実施例に
より製造したスチールベルト5においては同図(ロ)に
示すように、溶接部であっても硬度は他の部分と全く同
じである。従ってスチールベルト自体の引張強度も向上
し、実験によれば従来のスチールベルトの引張強度が1
16〜II^/mrn”であるのにだいし、本実施例に
より製造されたスチールベルトの引張強度は156〜r
 s ske/fn□2であった。
従来のスチールベルトと本実施例により製造されたスチ
ールベルトとの溶接部の組成の相異は第5図及び第6図
に示す#常写真からも明らかであす、従来のスチールベ
ルトの溶接部には第5図に示すように、他の部分と明ら
かに組成が異なる箇所が存在している。これに対して本
実施例によって製造したスチールベルトの溶接部には、
従来のスチールベルトに見られるような組成の異なる部
分は存在せず、第6図に示すように組成は均一である。
このように本実施例によって製造したスチールベルトに
おいては、強度が全体的に均一なので従来のスチールベ
ルトに比べて丈夫でかつ薄いスチールベルトを製造する
ことができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、炭素鋼よりなる帯
状の素材の端部を突き合わせ溶接して無端体にした後、
該無端体の少なくとも溶接部を焼鈍し、次いで該焼鈍し
た無端体を焼き入れした後、該焼き入れした無端体を焼
戻ししたので、溶接部に軟弱な組成が生じなくなり、溶
接部の強度が従来に比べて著しく向上する。この結果、
丈夫でかつ薄いスチールベルトを製造することができ、
シリコンスライス等の加工材をより薄く切り出すことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる実施例の一工程である焼き入れ
に用いられる治具を示す斜視図、第2図は同実施例の他
の工程である焼戻しに用いられる治具を示す斜視図、第
3図は第2図に示す治具の断面図、第4図(イ)及び(
ロ)は各々、従来のスチールベルト及び本発明にかかる
実施例によって製造されたスチールベルトの溶接部の硬
度分布図は本発明にかかる方法により製造したスチール
1:環状のフレーム、2:補強材、3:ボスト、4:フ
ック、5ニスチールベルト、10:外輪、11:内輪、
12:締結具。 特許出願人      佐 藤 −雄 中井昭徳 第1図 す 第2図 第4図 中曵′ 中曵゛ 第5 図 第6図 手  続  袖  正  書 平成順科牛元年1月26日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (イ)炭素鋼よりなる帯状の素材の端部を突き合わせ溶
    接して無端体にする工程と、 (ロ)前記無端体の少なくとも溶接部を焼鈍する工程と
    、 (ハ)前記焼鈍した無端体を焼き入れする工程と、(ニ
    )前記焼き入れした無端体を焼戻しする工程と からなることを特徴とするスチールベルトの製造方法。
JP31364087A 1987-12-11 1987-12-11 スチールベルトの製造方法 Granted JPH01156428A (ja)

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