JPH02153057A - 加工性のよい合金溶融めっき鋼板の製造方法 - Google Patents
加工性のよい合金溶融めっき鋼板の製造方法Info
- Publication number
- JPH02153057A JPH02153057A JP30518088A JP30518088A JPH02153057A JP H02153057 A JPH02153057 A JP H02153057A JP 30518088 A JP30518088 A JP 30518088A JP 30518088 A JP30518088 A JP 30518088A JP H02153057 A JPH02153057 A JP H02153057A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- steel sheet
- plating
- hot
- workability
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はZn系合金溶融めフき鋼板に係り、高い耐食性
めっきと同時に高い加工性を存し、自動車用、建材その
他の用途に適用できる防錆鋼板に関するものである。
めっきと同時に高い加工性を存し、自動車用、建材その
他の用途に適用できる防錆鋼板に関するものである。
[従来の技術]
亜鉛めっき鋼板は、優れた耐食性めっきを有する低コス
ト鋼板として自動車、建材、家電製品に広く使われてい
るが、近年自動車用鋼板の耐用年数を高める要求が強く
なり、塗装後耐食性めっきを含めた総合的見地より鉄−
亜鉛合金めっき鋼板が使用−されており、かつ、めっき
層の厚手化の要求が強い、また加工製品に優れた外観と
形状が要求されるので、素材とめっき層両方の加工性を
高めることも求められている。
ト鋼板として自動車、建材、家電製品に広く使われてい
るが、近年自動車用鋼板の耐用年数を高める要求が強く
なり、塗装後耐食性めっきを含めた総合的見地より鉄−
亜鉛合金めっき鋼板が使用−されており、かつ、めっき
層の厚手化の要求が強い、また加工製品に優れた外観と
形状が要求されるので、素材とめっき層両方の加工性を
高めることも求められている。
かかる鋼板の製造方法としては電気めっき法による方法
(特開昭56−133488号公報)が知られているが
、めっき層の厚手化を実現するには電気使用量が大とな
りコスト的に不利となる。
(特開昭56−133488号公報)が知られているが
、めっき層の厚手化を実現するには電気使用量が大とな
りコスト的に不利となる。
そこで例えば特開昭61−223174号の如く、鋼帯
に溶融亜鉛めっきを施し所定付着量に制御した後、加熱
して地鉄(鋼帯)とめつき金属(亜鉛)とを合金化処理
すこと、また特開昭59−70053号の如く、溶融亜
鉛めっき後、その表面に鉄粉を吹とつけて合金化処理す
る方法等が開発された。しかしながらかかる方法では合
金化処理の間に地鉄とめつき層の界面に硬くて脆い合金
相(r)が発達し易く、成形加工時に合金層が粉状に剥
all(パウダリングと呼ばれる)する欠点等を伴い、
めフき層が、厚くなるほどこの傾向は強くなる。さらに
、従来行程では、合金化処理後の鋼材を常温まで急冷す
るので、固溶炭素を十分に析出させることができず、時
効性等材質の優れた鋼板を製造するのは、容易ではなか
った。
に溶融亜鉛めっきを施し所定付着量に制御した後、加熱
して地鉄(鋼帯)とめつき金属(亜鉛)とを合金化処理
すこと、また特開昭59−70053号の如く、溶融亜
鉛めっき後、その表面に鉄粉を吹とつけて合金化処理す
る方法等が開発された。しかしながらかかる方法では合
金化処理の間に地鉄とめつき層の界面に硬くて脆い合金
相(r)が発達し易く、成形加工時に合金層が粉状に剥
all(パウダリングと呼ばれる)する欠点等を伴い、
めフき層が、厚くなるほどこの傾向は強くなる。さらに
、従来行程では、合金化処理後の鋼材を常温まで急冷す
るので、固溶炭素を十分に析出させることができず、時
効性等材質の優れた鋼板を製造するのは、容易ではなか
った。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は加工性、耐食性共に優れためっき層を有する防
錆板を容易にかつ低コストで得るためなされたものであ
る。
錆板を容易にかつ低コストで得るためなされたものであ
る。
[課題を解決するための手段]
溶融亜鉛めっき鋼板製造プロセスにおいて、鋼板の素地
加工性に係る最大の問題点はめっき後、あるいは、合金
化処理後急冷せざるを得す、過時効処理ができないので
、固溶炭素を原因とする加工性の劣化が避けられないこ
とである。この理由としては、亜鉛の融点が419℃と
低いために過時効処理温度として適当な400℃付近の
温度まで、冷却する間にめフき層を完全に凝固させられ
ず、凝固後ともめっき層が軟貢なため、めっき金属がロ
ール等に付着する事が大きい。そこで本発明者らは、め
っき金属の融点を高めると共に、めっき層と地峡界面に
有害な合金相が生成しない、溶融めっきプロセスを鋭意
検討した結果、本発明を完成するに至った。
加工性に係る最大の問題点はめっき後、あるいは、合金
化処理後急冷せざるを得す、過時効処理ができないので
、固溶炭素を原因とする加工性の劣化が避けられないこ
とである。この理由としては、亜鉛の融点が419℃と
低いために過時効処理温度として適当な400℃付近の
温度まで、冷却する間にめフき層を完全に凝固させられ
ず、凝固後ともめっき層が軟貢なため、めっき金属がロ
ール等に付着する事が大きい。そこで本発明者らは、め
っき金属の融点を高めると共に、めっき層と地峡界面に
有害な合金相が生成しない、溶融めっきプロセスを鋭意
検討した結果、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、1〜12%Fe、残Zn及び不可避
不純物からなる成分のめっき浴を、700〜950℃に
加熱し、鋼材と接触し、めっき鋼材の温度が、 650
℃以下に低下する前に冷却速度30℃/s以上で鋼材の
冷却を開始し、380℃以下まで冷却した後該鋼材を3
00〜450℃で1分以上保定することを特徴とする、
加工性のよい合金溶融めっき鋼板の製造方法である。
不純物からなる成分のめっき浴を、700〜950℃に
加熱し、鋼材と接触し、めっき鋼材の温度が、 650
℃以下に低下する前に冷却速度30℃/s以上で鋼材の
冷却を開始し、380℃以下まで冷却した後該鋼材を3
00〜450℃で1分以上保定することを特徴とする、
加工性のよい合金溶融めっき鋼板の製造方法である。
合金化熱処理をしないで溶融めっきにより、合金めっき
層を得るには、めっと洛中の溶融金属を合金とすればよ
い。実際に^Q−Zn合金めっきはこの方法により製造
されているが、Fe−Zn 。
層を得るには、めっと洛中の溶融金属を合金とすればよ
い。実際に^Q−Zn合金めっきはこの方法により製造
されているが、Fe−Zn 。
Mn−Zn、 N1−Zn、 Cr−Zn、 Go−Z
n合金めっきは、いずれも電気めっき法しかとられてい
ない。この理由としては、これらの合金Ai −Zn合
金以外は、融点が純亜鉛よりもかなり高くなるために、
設備技術上の問題が多くあることの他に、高温では有害
な合金相が短時間で生成するおそれがあり、従来用いら
れることはなかった。しかしながら、融点が高いと高温
で凝固するのでロール等への付着は起こり難くなるとい
う利点がある。そこで本発明者らは、自動車用に需要の
延びているFe−Zn合金めっきに看目し、合金の溶融
めっきを検討して以下の知見を得た。
n合金めっきは、いずれも電気めっき法しかとられてい
ない。この理由としては、これらの合金Ai −Zn合
金以外は、融点が純亜鉛よりもかなり高くなるために、
設備技術上の問題が多くあることの他に、高温では有害
な合金相が短時間で生成するおそれがあり、従来用いら
れることはなかった。しかしながら、融点が高いと高温
で凝固するのでロール等への付着は起こり難くなるとい
う利点がある。そこで本発明者らは、自動車用に需要の
延びているFe−Zn合金めっきに看目し、合金の溶融
めっきを検討して以下の知見を得た。
溶融亜鉛中に鉄を溶解する方法としては、表面にフラッ
クスを塗布した鉄材や、または鉄表面が酸化されていな
い状態、例えば亜鉛めっき鋼材(板、棒等の形鋼、粒等
)等を溶融亜鉛中へ投入して溶解添加するものである。
クスを塗布した鉄材や、または鉄表面が酸化されていな
い状態、例えば亜鉛めっき鋼材(板、棒等の形鋼、粒等
)等を溶融亜鉛中へ投入して溶解添加するものである。
さらに、市販のFe−In合金を溶融亜鉛中へ投入すれ
ば速やかに所望する濃度の合金が得られる。
ば速やかに所望する濃度の合金が得られる。
鉄溶解添加量としては1〜12%が適当であり、1%未
満であればFe−Zn合金めっきとしての耐食性めっき
、塗料密看性等が得られ難く、12%を超えると浴温度
を950℃を超えて上昇させねばらなず、浴の酸化消失
の可能性が大きくなる上に、製品用億として現在のとこ
ろ殆ど無いのでこの範囲に限定する。
満であればFe−Zn合金めっきとしての耐食性めっき
、塗料密看性等が得られ難く、12%を超えると浴温度
を950℃を超えて上昇させねばらなず、浴の酸化消失
の可能性が大きくなる上に、製品用億として現在のとこ
ろ殆ど無いのでこの範囲に限定する。
亜鉛中の鉄量の制御は例えば、鉄量を増加する場合は鉄
溶解量を増加させ、鉄量を減少させる場合は、亜鉛を追
加投入して鉄量を希釈することにより、目的とする鉄量
に制御するものである。
溶解量を増加させ、鉄量を減少させる場合は、亜鉛を追
加投入して鉄量を希釈することにより、目的とする鉄量
に制御するものである。
めっきに適する浴温度は700〜950℃である。上記
鉄量のばあい、めっき金属と地峡界面に有害なr相が生
成し易い。700℃以上であればr相は不安定であるか
ら界面で一時的に生成しても直ちに溶解消失し、発達し
ない。950℃を超えると、浴の酸化消失の可能性が大
きくなり、不活性雰囲気に常時制御する必要があり、技
術的困難が大きくなる。さらに、めつき後の冷却帯が不
必要に長くなり、設備が高価なものとなり経済的にも不
利である。そこで、浴温度範囲を700〜950℃に限
定するものである。この温度範囲は通常の冷間加工鋼材
の焼純温度域を包含しているので、めっきと焼鈍を同時
に行なうこともできる。
鉄量のばあい、めっき金属と地峡界面に有害なr相が生
成し易い。700℃以上であればr相は不安定であるか
ら界面で一時的に生成しても直ちに溶解消失し、発達し
ない。950℃を超えると、浴の酸化消失の可能性が大
きくなり、不活性雰囲気に常時制御する必要があり、技
術的困難が大きくなる。さらに、めつき後の冷却帯が不
必要に長くなり、設備が高価なものとなり経済的にも不
利である。そこで、浴温度範囲を700〜950℃に限
定するものである。この温度範囲は通常の冷間加工鋼材
の焼純温度域を包含しているので、めっきと焼鈍を同時
に行なうこともできる。
溶融めっきの方法は、どの様なものでもよい。例えば、
鋼板を還元処理後めつき浴中に浸漬するゼンジマータイ
プ、フラックス法、また、鋼材に下地めっきを施した後
、前処理加熱なしでめっきしてもよい。さらに、ロール
コータ−1電磁ポンプ、メニスカスメツキ等の片面めっ
き法等もできる。
鋼板を還元処理後めつき浴中に浸漬するゼンジマータイ
プ、フラックス法、また、鋼材に下地めっきを施した後
、前処理加熱なしでめっきしてもよい。さらに、ロール
コータ−1電磁ポンプ、メニスカスメツキ等の片面めっ
き法等もできる。
めっき後の冷却は3つの理由で重要である。
第一の理由は冷却中にr相を生成させないことにあり、
温度が650℃より低下すると「相が熱力学的に安定と
なのるので、冷却に時間がかかると、めっき層−地鉄界
面にr相が発達する。
温度が650℃より低下すると「相が熱力学的に安定と
なのるので、冷却に時間がかかると、めっき層−地鉄界
面にr相が発達する。
従って、めつぎ後のめつき鋼板温度850℃超から冷却
するものであり、また、r相の厚みを実用上差し支えな
い範囲に抑制するには、30℃/s以上の冷却速度で3
80℃以下まで冷却することが必要である。第二の理由
はめつき層の表面を平滑にすることである。全率固溶型
以外の合金が凝固するときは、より安定な相から凝固し
、合金成分の移動が起こるので、一般的には表面は凹凸
を呈し、徐冷であるほど程度が激しくなる。しかし冷却
速度が30℃/s以上で冷却すれば表面の平滑度は保た
れる。従って、12%Fe合金で液相が存在する700
℃以下の温度域を急冷すれば、加工性良好で表面が平滑
なめつき鋼板が得られる。第三の理由は固溶炭素を過時
効処理中に効率よく析出させるために、析出核となる転
位を多数導入することにある。この効果は、冷却速度が
大なるほど、また冷却温度が低いほど大きいが、冷却速
度が30℃/s以上で、冷却温度は450℃以下で効果
が明らかとなる。以上の理由により冷却条件をめっき後
鋼材の温度が650℃以下に低下する以前に冷却速度3
0℃/s以上で鋼材の冷却を開始し、 380℃以下ま
で冷却すると限定する。めっき層は、冷却中に600℃
付近の温度で凝固が完了するので、それ以後ロール等へ
の付着は起こらない、なお、めフき温度から650℃ま
での温度範囲では、鋼板の品質を左右するような現象は
起こらないので、この間に目付量を制御すると共に鋼板
を、めっき浴の出口から冷却帯まで移動するものである
。
するものであり、また、r相の厚みを実用上差し支えな
い範囲に抑制するには、30℃/s以上の冷却速度で3
80℃以下まで冷却することが必要である。第二の理由
はめつき層の表面を平滑にすることである。全率固溶型
以外の合金が凝固するときは、より安定な相から凝固し
、合金成分の移動が起こるので、一般的には表面は凹凸
を呈し、徐冷であるほど程度が激しくなる。しかし冷却
速度が30℃/s以上で冷却すれば表面の平滑度は保た
れる。従って、12%Fe合金で液相が存在する700
℃以下の温度域を急冷すれば、加工性良好で表面が平滑
なめつき鋼板が得られる。第三の理由は固溶炭素を過時
効処理中に効率よく析出させるために、析出核となる転
位を多数導入することにある。この効果は、冷却速度が
大なるほど、また冷却温度が低いほど大きいが、冷却速
度が30℃/s以上で、冷却温度は450℃以下で効果
が明らかとなる。以上の理由により冷却条件をめっき後
鋼材の温度が650℃以下に低下する以前に冷却速度3
0℃/s以上で鋼材の冷却を開始し、 380℃以下ま
で冷却すると限定する。めっき層は、冷却中に600℃
付近の温度で凝固が完了するので、それ以後ロール等へ
の付着は起こらない、なお、めフき温度から650℃ま
での温度範囲では、鋼板の品質を左右するような現象は
起こらないので、この間に目付量を制御すると共に鋼板
を、めっき浴の出口から冷却帯まで移動するものである
。
冷却終了後のめつき鋼板は、300〜450℃の温度に
保定され、この間に固溶炭素をセメンタイトとして析出
させ6、鋼板の延性を高めるとともに時効性を改善する
。この時に温度が300℃未満ではセメンタイト析出に
長時間を必要とするだけでなく、セメンタイトが微細と
なりすぎ鋼板が硬質化する。また450℃を超えると固
溶炭素が残存し、時効性が改善されない。そこで冷却後
の鋼板保定温度を300〜450℃に限定する。保定時
間は通常の連続焼鈍法と同様、1〜3分でよい、保定温
度は一定である必要はなく、保定中に変化してもよい。
保定され、この間に固溶炭素をセメンタイトとして析出
させ6、鋼板の延性を高めるとともに時効性を改善する
。この時に温度が300℃未満ではセメンタイト析出に
長時間を必要とするだけでなく、セメンタイトが微細と
なりすぎ鋼板が硬質化する。また450℃を超えると固
溶炭素が残存し、時効性が改善されない。そこで冷却後
の鋼板保定温度を300〜450℃に限定する。保定時
間は通常の連続焼鈍法と同様、1〜3分でよい、保定温
度は一定である必要はなく、保定中に変化してもよい。
鉄濃度が高くなるにつれ、合金浴の粘性が増加しめっき
作業や目付量制御が困難となることがあるが、この様な
ときは、Si、 Ti、 Cdの1f!または2種以上
を0゜01%以上添加すれば、浴の粘性が低下して作業
が容易になる。これらの添加材は量を増す程効果が上が
るが、O,S96でその効果が飽和する0で上限は0.
5零が好ましく、このSi、 Tiは耐食性向上の効果
も併せて得られる。
作業や目付量制御が困難となることがあるが、この様な
ときは、Si、 Ti、 Cdの1f!または2種以上
を0゜01%以上添加すれば、浴の粘性が低下して作業
が容易になる。これらの添加材は量を増す程効果が上が
るが、O,S96でその効果が飽和する0で上限は0.
5零が好ましく、このSi、 Tiは耐食性向上の効果
も併せて得られる。
従来の溶融亜鉛めっき浴に添加されている^2について
は、使い分けることができる。八又は地鉄とめっ@層界
面でへ!−Fe−ZnB元合金を形成し、Fe−Zn合
金の発達を抑制すると言われており、0.3上程度まで
の添加により、冷却条件を緩和させることができる。一
方、めつき浴中にFe溶解させる本発明では、多量のA
2添加は浴中でのΔ1−Fe合金(従来トップドロスと
いわれている)形成の原因となるので、確実なドロスフ
リーを目指す場合はA2添加を省略する。尚、従来ボト
ムドロスとよばれるFe−Zn合金は本発明では、はと
んど溶解しており、浴中に晶出することはほとんどない
。
は、使い分けることができる。八又は地鉄とめっ@層界
面でへ!−Fe−ZnB元合金を形成し、Fe−Zn合
金の発達を抑制すると言われており、0.3上程度まで
の添加により、冷却条件を緩和させることができる。一
方、めつき浴中にFe溶解させる本発明では、多量のA
2添加は浴中でのΔ1−Fe合金(従来トップドロスと
いわれている)形成の原因となるので、確実なドロスフ
リーを目指す場合はA2添加を省略する。尚、従来ボト
ムドロスとよばれるFe−Zn合金は本発明では、はと
んど溶解しており、浴中に晶出することはほとんどない
。
この様な本発明方法によるめっき鋼帯(板)と、溶融亜
鉛めっき後加熱により合金化処理した従来のめりき鋼板
とは、めっ合理の結晶粒が本発明めっき鋼板においては
、等方的かつ微細であるのに対し、従来法による合金め
っき層では、全体的に縦方向(板厚方向)に伸長してい
ると共に、地峡とめっき層界面には、加熱を原因とする
合金相の発達が無く、両者は大きく異なる。
鉛めっき後加熱により合金化処理した従来のめりき鋼板
とは、めっ合理の結晶粒が本発明めっき鋼板においては
、等方的かつ微細であるのに対し、従来法による合金め
っき層では、全体的に縦方向(板厚方向)に伸長してい
ると共に、地峡とめっき層界面には、加熱を原因とする
合金相の発達が無く、両者は大きく異なる。
結晶粒が等方的であると、発錆の主原因となるC1’″
等のアニオンが粒界を浸食しながら地峡に達することが
遅れるが、伸長粒の場合は、早期に地鉄に到達するので
、本発明めっき鋼板は従来鋼板より耐食性めっきに優れ
ると認められる。又、本発明めっき鋼板は従来法の合金
化熱処理が不要のため、加工性に最も悪影響を及ぼすr
相を殆ど生成させること無く任意成分の合金層を任意の
目付量で有することができるが、従来法では、加工性の
良い厚目付鋼板を得ることも、合金層成分を制御するこ
とも著しく困難である。
等のアニオンが粒界を浸食しながら地峡に達することが
遅れるが、伸長粒の場合は、早期に地鉄に到達するので
、本発明めっき鋼板は従来鋼板より耐食性めっきに優れ
ると認められる。又、本発明めっき鋼板は従来法の合金
化熱処理が不要のため、加工性に最も悪影響を及ぼすr
相を殆ど生成させること無く任意成分の合金層を任意の
目付量で有することができるが、従来法では、加工性の
良い厚目付鋼板を得ることも、合金層成分を制御するこ
とも著しく困難である。
鉄の1部または全部をN1. Cr、 Mn、 Goの
1種または2[以上で置換すると、耐食性が向上するの
で、コストよりも耐食性が重要な場合は、このようにす
ればよい。
1種または2[以上で置換すると、耐食性が向上するの
で、コストよりも耐食性が重要な場合は、このようにす
ればよい。
更に耐食性等をより向上させる場合は、前記Fe−”i
n系合金にMg、P等の1種又は2f!以上を溶解添加
することにより確実にできる。この場合Mgは0.01
%、PはQ、QO1零未満の添加では、その効果が小さ
い、 Mg添加は裸耐食性向上に著効があるが、0.5
kを超えて添加すると黒色の酸化物が浴表面に生成しめ
っき外観を損ねる。Pは0.596を超えて添加しても
効果は飽和する。よって、Mg:0.01〜0.5亀、
P:0.001零〜0.5零に限定する。
n系合金にMg、P等の1種又は2f!以上を溶解添加
することにより確実にできる。この場合Mgは0.01
%、PはQ、QO1零未満の添加では、その効果が小さ
い、 Mg添加は裸耐食性向上に著効があるが、0.5
kを超えて添加すると黒色の酸化物が浴表面に生成しめ
っき外観を損ねる。Pは0.596を超えて添加しても
効果は飽和する。よって、Mg:0.01〜0.5亀、
P:0.001零〜0.5零に限定する。
次にめっき量としては例えば10g/+’以上でよく、
上限としては現在のめっき鋼材の用途の上限である約2
00g/m”で十分であるが、特に制限は無い。
上限としては現在のめっき鋼材の用途の上限である約2
00g/m”で十分であるが、特に制限は無い。
この様なめつき層の上層に例えば、電気めっき、蒸着め
っき、等の非溶融め)きにより亜鉛40%未満、鉄60
%以上の合金めっき、鉄めっき、亜鉛−ニッケル合金め
っき、亜鉛−クロム合金めっき鉄−燐合金めっき、等の
めっき層を1層又は2層以上生成させ、より耐食性、塗
装性等の使用性能を向上させることができる。
っき、等の非溶融め)きにより亜鉛40%未満、鉄60
%以上の合金めっき、鉄めっき、亜鉛−ニッケル合金め
っき、亜鉛−クロム合金めっき鉄−燐合金めっき、等の
めっき層を1層又は2層以上生成させ、より耐食性、塗
装性等の使用性能を向上させることができる。
前記亜鉛−鉄合金溶融めっ籾は用途に応じて鋼板(帯)
の両面又は片面にめっきし、父上記非溶融めっきも両面
又は片面にめっきするものである。
の両面又は片面にめっきし、父上記非溶融めっきも両面
又は片面にめっきするものである。
[実 施 例]
次に本発明の実施例を比較例と共に挙げる。
表1にめっき浴成分がFe−Zn合金である時のめっき
条件とめっき鋼板の品質を示す。
条件とめっき鋼板の品質を示す。
めっきは0.7cm+厚のBAF焼鈍された深絞り用A
旦キルド鋼を原板として用い、還元性雰囲気炉中で加熱
通光後、直ちに表に示した成分を有する浴中へ3秒間浸
漬せしめ、浴中より引縫上げた後鋼板温度が冷却開始温
度まで低下した時点より窒素ガスを強制的に吹き付は冷
却終了温度まで冷却し、その後過時効処理温度に係定し
てから、室温まで空冷した。比較例であるNo、15゜
16は従来の合金化亜鉛めっき鋼板製造法によった。め
っき後の鋼板に1%のスキンバス圧延を施しし方向にJ
ISS号の引張試験片を採取して引張試験に供した。
旦キルド鋼を原板として用い、還元性雰囲気炉中で加熱
通光後、直ちに表に示した成分を有する浴中へ3秒間浸
漬せしめ、浴中より引縫上げた後鋼板温度が冷却開始温
度まで低下した時点より窒素ガスを強制的に吹き付は冷
却終了温度まで冷却し、その後過時効処理温度に係定し
てから、室温まで空冷した。比較例であるNo、15゜
16は従来の合金化亜鉛めっき鋼板製造法によった。め
っき後の鋼板に1%のスキンバス圧延を施しし方向にJ
ISS号の引張試験片を採取して引張試験に供した。
本発明範囲であるNo、1〜7はいずれも良好な曲げ加
工性と耐食性を示し、特にNo、3〜5はめっき層の量
が90g/m2と超厚目付であるにもかかわらず、パウ
ダリングが起こらない。また時効特性も優れており、高
度の加工に耐えられるものである。比較例No、8はめ
っき層の鉄量不十分で耐食性がやや劣り、No、9.1
0は冷却開始温度が低(No、11は、冷却速度不足で
地鉄との界面に発達した合金相のために曲げ加工性が劣
っている。
工性と耐食性を示し、特にNo、3〜5はめっき層の量
が90g/m2と超厚目付であるにもかかわらず、パウ
ダリングが起こらない。また時効特性も優れており、高
度の加工に耐えられるものである。比較例No、8はめ
っき層の鉄量不十分で耐食性がやや劣り、No、9.1
0は冷却開始温度が低(No、11は、冷却速度不足で
地鉄との界面に発達した合金相のために曲げ加工性が劣
っている。
No、15j8は従来行程材であり、時効特性が劣るた
め高度の加工はできない、さらに15はめっき層が厚く
ないので、曲げ加工性は良いが、耐食性が不足しており
、16はめ)ぎ層が厚いために合金化に時間がかかり、
曲げ加工性が劣っている。
め高度の加工はできない、さらに15はめっき層が厚く
ないので、曲げ加工性は良いが、耐食性が不足しており
、16はめ)ぎ層が厚いために合金化に時間がかかり、
曲げ加工性が劣っている。
表2にはめっき浴成分中の各種金属で置換した場合の、
めっき鋼板品質を示すが、いずれも良好である。
めっき鋼板品質を示すが、いずれも良好である。
表3にはMgとPを添加したときの効果を示す。どちら
も塩水噴霧試験時の赤錆発生率を改善する。
も塩水噴霧試験時の赤錆発生率を改善する。
注1:曲げ加工性は0.8mm板にめっ鮒鋼板をU字形
に曲げ密着した後事状に戻し、曲げ部内側にセロハンテ
ープを粘付け、これを剥離して曲げ部のめっき金属の剥
離幅を測定 Q : 1.Oa+m以内、△: 2.Om+n以内1
.Oav超(実用上差支なし) 、x : 2.Omm
超注2:耐食性めっきは70℃乾燥3時間−塩水(3k
x50℃)2時間−室温放置2時間→塩水噴霧試験(J
IS z2371準拠)1.5時間−湿m (80’!
湿度、50℃) 15.4時間、このサイクルで10サ
イクル処理した後の赤錆発生面積(豹を測定 0 : 5に以下 6210%以下5零超(実用上差支
なし)%X:10%超 注3=めっき鋼板は、C:0.03%、 Mn:0.
15k。
に曲げ密着した後事状に戻し、曲げ部内側にセロハンテ
ープを粘付け、これを剥離して曲げ部のめっき金属の剥
離幅を測定 Q : 1.Oa+m以内、△: 2.Om+n以内1
.Oav超(実用上差支なし) 、x : 2.Omm
超注2:耐食性めっきは70℃乾燥3時間−塩水(3k
x50℃)2時間−室温放置2時間→塩水噴霧試験(J
IS z2371準拠)1.5時間−湿m (80’!
湿度、50℃) 15.4時間、このサイクルで10サ
イクル処理した後の赤錆発生面積(豹を測定 0 : 5に以下 6210%以下5零超(実用上差支
なし)%X:10%超 注3=めっき鋼板は、C:0.03%、 Mn:0.
15k。
P:0.001. S:0.001!に、 5ofL、
Al:0.0396゜残Fe及び不純物からなる0、7
mm厚。
Al:0.0396゜残Fe及び不純物からなる0、7
mm厚。
[発明の効果]
かくすることにより、耐食性、加工性を向上せさせるこ
とができ、かつ工業的に確実に高生産性を維持しつつ生
産することができ、工業的に大きな効果を発揮すること
ができる等の優れた効果が得られる。
とができ、かつ工業的に確実に高生産性を維持しつつ生
産することができ、工業的に大きな効果を発揮すること
ができる等の優れた効果が得られる。
他4名
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 1〜12wt%Fe、残Zn及び不可避不純物より
なる成分のめっき浴を700〜950℃に加熱し鋼材と
接触せしめ、めっき後鋼材の温度が650℃以下に低下
する以前に冷却速度30℃/s以上で鋼材の冷却を開始
し、380℃以下まで冷却した後、該鋼材を300〜4
50℃に1分以上保定する事を特徴とする、加工性のよ
い合金溶融めっき鋼板の製造方法。 2 めっき浴成分をFe、Co、Ni、Mn、Crの1
種または2種以上合計で1〜12wt%、残Znおよび
不可避不純物とする請求項1記載の加工性のよい合金溶
融めっき鋼板の製造方法。 3 めっき浴成分にSi:0.01〜0.5%、Ti:
0.01〜0.5%、Cd:0.01〜0.5%、Mg
:0.01〜0.5%、P:0.001〜0.5%、の
いずれか1種または2種以上を含む請求項2記載の加工
性のよい合金溶融めっき鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30518088A JPH02153057A (ja) | 1988-12-02 | 1988-12-02 | 加工性のよい合金溶融めっき鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30518088A JPH02153057A (ja) | 1988-12-02 | 1988-12-02 | 加工性のよい合金溶融めっき鋼板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02153057A true JPH02153057A (ja) | 1990-06-12 |
Family
ID=17942021
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30518088A Pending JPH02153057A (ja) | 1988-12-02 | 1988-12-02 | 加工性のよい合金溶融めっき鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02153057A (ja) |
-
1988
- 1988-12-02 JP JP30518088A patent/JPH02153057A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4264373B2 (ja) | めっき欠陥の少ない溶融Al系めっき鋼板の製造方法 | |
| JP4834922B2 (ja) | 溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
| JP3566261B2 (ja) | 加工性及び耐食性に優れた塗装溶融Al−Zn合金めっき鋼板およびその製造方法 | |
| JPH0355542B2 (ja) | ||
| JPS6138259B2 (ja) | ||
| JP3749487B2 (ja) | 加工性と加工部耐食性に優れた表面処理鋼板及びその製造方法 | |
| JPH02153057A (ja) | 加工性のよい合金溶融めっき鋼板の製造方法 | |
| JP2002004017A (ja) | 表面性状に優れた溶融Zn−Al−Mg−Siめっき鋼材とその製造方法 | |
| JP3262061B2 (ja) | 溶融亜鉛めっき方法 | |
| CA1241572A (en) | Galvanizing procedure and galvanized product thereof | |
| JPH06256925A (ja) | プレス成形性に優れた亜鉛−鉄合金化溶融亜鉛めっき鋼板 | |
| JPH0885858A (ja) | 高張力溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
| JPH05106001A (ja) | 珪素含有鋼板の溶融亜鉛めつき方法 | |
| JPH0635648B2 (ja) | 低温加熱、還元省略型の亜鉛又は亜鉛系合金の溶融めっき方法 | |
| KR960008147B1 (ko) | 내경시 도금박리성이 우수한 미니 스팽글(Mini spangle) 용융아연 도금강판의 제조방법 | |
| JPH05125515A (ja) | 外観、耐経時黒変性、耐食性に優れる溶融Zn−Alめつき鋼板の製造方法 | |
| JPH04360A (ja) | 加工性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板 | |
| JPH042754A (ja) | 加工性に優れた溶融亜鉛合金めっき鋼板の製造方法 | |
| JP4600951B2 (ja) | 加工性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法 | |
| JPH01104752A (ja) | 溶融Alメッキ方法 | |
| JPH03243755A (ja) | プレス成形性に優れた有機複合合金化溶融亜鉛めっき鋼板 | |
| JP3643559B2 (ja) | 加工性と加工部耐食性に優れた表面処理鋼板及びその製造方法 | |
| JP2001295016A (ja) | 防眩性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 | |
| JP2754596B2 (ja) | 加工性、塗装性、耐食性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法 | |
| JPH02138450A (ja) | 合金溶融めっき鋼板の製造方法 |