JPH02155989A - 油脂の脱ガム方法 - Google Patents
油脂の脱ガム方法Info
- Publication number
- JPH02155989A JPH02155989A JP30888288A JP30888288A JPH02155989A JP H02155989 A JPH02155989 A JP H02155989A JP 30888288 A JP30888288 A JP 30888288A JP 30888288 A JP30888288 A JP 30888288A JP H02155989 A JPH02155989 A JP H02155989A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- membrane
- oil
- solvent
- solution
- triglyceride
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Fats And Perfumes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は限外濾過膜を用いた粗製トリグリセリド油脂の
脱ガム方法に関する。
脱ガム方法に関する。
(従来の技術)
油糧種子その他の動植物性の油脂原料から圧搾、溶剤抽
出などして得られた粗製トリグリセリド油脂には、通常
、燐脂質等の不純物が含まれており、これらは食用また
は工業用の使用において種々の不都合をもたらすので、
最終製品とするまでには脱ガム、脱酸、脱色、脱臭等の
精製処理を行って、不純物を除去する必要がある。
出などして得られた粗製トリグリセリド油脂には、通常
、燐脂質等の不純物が含まれており、これらは食用また
は工業用の使用において種々の不都合をもたらすので、
最終製品とするまでには脱ガム、脱酸、脱色、脱臭等の
精製処理を行って、不純物を除去する必要がある。
従来、燐脂質は、一般に油脂精製の最初に行なわれる脱
ガムと呼ばれる工程で、粗製トリグリセリド油脂に加水
、撹はんすることにより、水和、不溶化させ、遠心分離
等の手段で除去していた。
ガムと呼ばれる工程で、粗製トリグリセリド油脂に加水
、撹はんすることにより、水和、不溶化させ、遠心分離
等の手段で除去していた。
しかし、この方法では処理された油中には、なお0.2
〜0.5%程度の燐脂質が残存し、その除去率は十分と
いえない。従って、更に次工程で酸、またはアルカリ等
の薬品を添加して、再度脱ガムを行い、油中の燐脂質を
I OOppm程度以下とした後、脱色、脱臭を行わな
ければならなかった。
〜0.5%程度の燐脂質が残存し、その除去率は十分と
いえない。従って、更に次工程で酸、またはアルカリ等
の薬品を添加して、再度脱ガムを行い、油中の燐脂質を
I OOppm程度以下とした後、脱色、脱臭を行わな
ければならなかった。
一方、燐脂質自体には、食用、工業用、更には医薬用と
して多くの用途があり、品質の良い状態で得ることが望
まれているが、上記の加水法で得られろ燐脂質は乾燥工
程での過熱による着色や、薬剤による分解等が懸念され
、品質的には必ずしも十分とはいえないものであった。
して多くの用途があり、品質の良い状態で得ることが望
まれているが、上記の加水法で得られろ燐脂質は乾燥工
程での過熱による着色や、薬剤による分解等が懸念され
、品質的には必ずしも十分とはいえないものであった。
脱ガム方法としては、上記の加水法による方法の他、粗
製トリグリセリド油脂をそのまま、あるいは有機溶剤で
希釈して限外濾過膜に接触させる方法がある。これは、
分子量の小さいトリグリセリド油脂を主体とする両分を
膜透過液として、分子量の大きい燐脂質を主体とする両
分を不透過液として、それぞれ分離採取するものであり
、その例としては特開昭50−153010、同52−
84206号公報等を挙げることができる。
製トリグリセリド油脂をそのまま、あるいは有機溶剤で
希釈して限外濾過膜に接触させる方法がある。これは、
分子量の小さいトリグリセリド油脂を主体とする両分を
膜透過液として、分子量の大きい燐脂質を主体とする両
分を不透過液として、それぞれ分離採取するものであり
、その例としては特開昭50−153010、同52−
84206号公報等を挙げることができる。
かかる膜処理法では、上記加水法で述べたような品質上
の懸念の少ない燐脂質が得られるが、その大きな欠点は
、膜通過液量の増加とともに不透過液の粘度が上昇し、
更には膜面に燐脂質が沈着したりして、液の膜透過速度
が急激に低下することであり、本技術分野における特許
出願の多くはこの透過性の改善に関するものである。
の懸念の少ない燐脂質が得られるが、その大きな欠点は
、膜通過液量の増加とともに不透過液の粘度が上昇し、
更には膜面に燐脂質が沈着したりして、液の膜透過速度
が急激に低下することであり、本技術分野における特許
出願の多くはこの透過性の改善に関するものである。
これらの例としては、2個以上を直列に配した限外濾過
膜に油と溶剤の混合液(以下ミセラと称する)を接触さ
せる方法において、その連結部の少なくとも一つに溶剤
、ミセラ等を供給して被処理ミセラの粘度、濃度を低下
させる方法(特開昭57−63398)、限外濾過膜に
ミセラを供給するに際して供給圧力を断続的に中断する
方法(特開昭5E134899)、ミセラ中の粗製トリ
グリセリド油脂の含量を1〜30%とし、且つ該ミセラ
の2/3以下の濃度の希薄ミセラで膜面を洗浄して膜透
過液量を回復させる方法(特開昭58194995)、
膜面を炭素数5〜7の飽和脂肪族炭化水素、炭素数2又
は3の脂肪族1価アルコール及び炭素数2又は3の脂肪
族ケトンから選ばれる実質的に水を含有しない少なくと
も1種の洗浄用有機溶媒で洗浄して膜透過性を回復させ
る方法(特開昭511194996)、膜面の洗浄剤と
して非イオン性界面活性剤を含む有機溶媒を用いるもの
(特開昭59−20394)等がある。
膜に油と溶剤の混合液(以下ミセラと称する)を接触さ
せる方法において、その連結部の少なくとも一つに溶剤
、ミセラ等を供給して被処理ミセラの粘度、濃度を低下
させる方法(特開昭57−63398)、限外濾過膜に
ミセラを供給するに際して供給圧力を断続的に中断する
方法(特開昭5E134899)、ミセラ中の粗製トリ
グリセリド油脂の含量を1〜30%とし、且つ該ミセラ
の2/3以下の濃度の希薄ミセラで膜面を洗浄して膜透
過液量を回復させる方法(特開昭58194995)、
膜面を炭素数5〜7の飽和脂肪族炭化水素、炭素数2又
は3の脂肪族1価アルコール及び炭素数2又は3の脂肪
族ケトンから選ばれる実質的に水を含有しない少なくと
も1種の洗浄用有機溶媒で洗浄して膜透過性を回復させ
る方法(特開昭511194996)、膜面の洗浄剤と
して非イオン性界面活性剤を含む有機溶媒を用いるもの
(特開昭59−20394)等がある。
(発明が解決しようとする問題点)
膜処理法の問題点である、低下した膜透過性を回復させ
る手段としては、上記したように溶剤等の追加による不
透過液の希釈、あるいは新たな溶剤等による膜面の洗浄
が殆どであるが、これらの方法はいずれも多量の溶剤を
必要とし、膜不透過画分が溶剤で希釈されるため、脱溶
剤に余分なエネルギーコストを要する、等の欠点があっ
た。
る手段としては、上記したように溶剤等の追加による不
透過液の希釈、あるいは新たな溶剤等による膜面の洗浄
が殆どであるが、これらの方法はいずれも多量の溶剤を
必要とし、膜不透過画分が溶剤で希釈されるため、脱溶
剤に余分なエネルギーコストを要する、等の欠点があっ
た。
本発明は、性質の異なった2種の限外濾過膜の特性を巧
みに利用し、不必要に多くの溶剤を用いることなく、膜
による粗製トリグリセリド油脂の効率的な脱ガムを達せ
んとするものである。
みに利用し、不必要に多くの溶剤を用いることなく、膜
による粗製トリグリセリド油脂の効率的な脱ガムを達せ
んとするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明者らは限外濾過膜による粗製トリグリセリド油脂
の脱ガム法につき、詳細な検討を加えるなかで、限外濾
過膜は、その種類により特性が異なり、ポリイミド限外
濾過膜では濃縮倍率(供給ミセラ儀/濃縮ミセラ量)が
昂進してミセラ濃度が40〜50重量%に達したり、ミ
セラ中の水分が増加すると、透過速度(通常、単位面積
、単位時間当たりの通液量[フラックス(Q/1・hr
)jで表す)が急激に低下すること、一方ポリエーテル
サルホン限外濾過膜は濃縮倍率の増加に伴う透過速度の
低下は前者より小さいが、燐脂質の除去性能は前者に劣
り、透過液中に油脂の数100 ppmに相当する燐脂
質が浸出する、等の知見を得た。
の脱ガム法につき、詳細な検討を加えるなかで、限外濾
過膜は、その種類により特性が異なり、ポリイミド限外
濾過膜では濃縮倍率(供給ミセラ儀/濃縮ミセラ量)が
昂進してミセラ濃度が40〜50重量%に達したり、ミ
セラ中の水分が増加すると、透過速度(通常、単位面積
、単位時間当たりの通液量[フラックス(Q/1・hr
)jで表す)が急激に低下すること、一方ポリエーテル
サルホン限外濾過膜は濃縮倍率の増加に伴う透過速度の
低下は前者より小さいが、燐脂質の除去性能は前者に劣
り、透過液中に油脂の数100 ppmに相当する燐脂
質が浸出する、等の知見を得た。
本発明は、かかる知見を粗製トリグリセリド油脂の脱ガ
ムに応用すべく鋭意研究した結果完成したものであり、
粗製トリグリセリド油脂を有機溶媒で希釈し限外濾過膜
に連続的に供給接触させて燐脂質を除去する油脂の脱ガ
ム方法において、限外濾過膜として不透過液中のトリグ
リセリド濃度が10〜50重量%の範囲ではポリイミド
限外濾過膜を、不透過液中のトリグリセリド濃度が40
〜80重徂%の範囲ではポリエーテルザルホン限外濾過
膜を、それぞれ組み合わせて使用することを特徴とする
。
ムに応用すべく鋭意研究した結果完成したものであり、
粗製トリグリセリド油脂を有機溶媒で希釈し限外濾過膜
に連続的に供給接触させて燐脂質を除去する油脂の脱ガ
ム方法において、限外濾過膜として不透過液中のトリグ
リセリド濃度が10〜50重量%の範囲ではポリイミド
限外濾過膜を、不透過液中のトリグリセリド濃度が40
〜80重徂%の範囲ではポリエーテルザルホン限外濾過
膜を、それぞれ組み合わせて使用することを特徴とする
。
使用する膜の分画分子量は、ポリイミド系では10.0
00〜100,000、より好ましくは2o、ooo〜
40,000、ポリエーテルサルホン系では10,00
0〜200,000、より好ましくは40,000〜1
00,000が、それぞれ適当である。これらの具体的
な例としては、前者では日東電気工業(株)製NTU−
4220、後者ではダイセル化学工業(株)製DUS−
40、それぞれ挙げることができる。
00〜100,000、より好ましくは2o、ooo〜
40,000、ポリエーテルサルホン系では10,00
0〜200,000、より好ましくは40,000〜1
00,000が、それぞれ適当である。これらの具体的
な例としては、前者では日東電気工業(株)製NTU−
4220、後者ではダイセル化学工業(株)製DUS−
40、それぞれ挙げることができる。
本発明法が適用できる粗製トリグリセリド油脂としては
、例えば、大豆、なたね、とうもろこし、綿実、ヒマワ
リ、サフラワー ゴマ等の油糧種子から圧搾、溶剤抽出
等の手段によって採取されたものを挙げることができる
。また、これらを希釈する有機溶剤としては分子量50
〜200の炭化水素、低級脂肪酸エステル、脂肪族ケト
ン、またはこれらの混合物を挙げることができるが、通
常ヘキサンが好ましい。なお、粗製トリグリセリド油脂
の取得方法として溶剤抽出法を採用した場合には、脱溶
剤前のミセラをそのまま膜処理に供することができる。
、例えば、大豆、なたね、とうもろこし、綿実、ヒマワ
リ、サフラワー ゴマ等の油糧種子から圧搾、溶剤抽出
等の手段によって採取されたものを挙げることができる
。また、これらを希釈する有機溶剤としては分子量50
〜200の炭化水素、低級脂肪酸エステル、脂肪族ケト
ン、またはこれらの混合物を挙げることができるが、通
常ヘキサンが好ましい。なお、粗製トリグリセリド油脂
の取得方法として溶剤抽出法を採用した場合には、脱溶
剤前のミセラをそのまま膜処理に供することができる。
本発明では、粗製トリグリセリド油脂の有機溶剤溶液(
所謂、ミセラ)中の原論の濃度が10〜40重量%、よ
り好ましくは25〜35重量%となるよう調整し、これ
を膜処理に供する。
所謂、ミセラ)中の原論の濃度が10〜40重量%、よ
り好ましくは25〜35重量%となるよう調整し、これ
を膜処理に供する。
本発明の実施に当たっては、前記2種類の限外濾過膜、
限外濾過膜ヘミセラを圧送循環するためのポンプ、配管
及びタンク、並びに限外濾過膜の供給先を切り替えるた
めのバルブ等を備えた設備を用いる。ミセラはまずポリ
イミド限外濾過膜とタンクの間を循環しつつ加圧下で該
限外濾過膜と接触させ、膜を通過しない循環液中に燐脂
質を濃縮し、一方、燐脂質が除去されたミセラを透過液
として得る。このようにしてポリイミド限外濾過膜との
循環接触を続け、循環液中のトリグリセリド成分の濃度
が40〜60重量%に到達した時点で、供給先をポリエ
ーテルサルホン限外濾過膜に切り替え、前記同様に循環
を継続する。ポリエーテルサルホン膜への循環接触は、
循環液中のトリグリセリド成分の濃度が70〜80重量
%程度に達するまで行う。
限外濾過膜ヘミセラを圧送循環するためのポンプ、配管
及びタンク、並びに限外濾過膜の供給先を切り替えるた
めのバルブ等を備えた設備を用いる。ミセラはまずポリ
イミド限外濾過膜とタンクの間を循環しつつ加圧下で該
限外濾過膜と接触させ、膜を通過しない循環液中に燐脂
質を濃縮し、一方、燐脂質が除去されたミセラを透過液
として得る。このようにしてポリイミド限外濾過膜との
循環接触を続け、循環液中のトリグリセリド成分の濃度
が40〜60重量%に到達した時点で、供給先をポリエ
ーテルサルホン限外濾過膜に切り替え、前記同様に循環
を継続する。ポリエーテルサルホン膜への循環接触は、
循環液中のトリグリセリド成分の濃度が70〜80重量
%程度に達するまで行う。
ポリイミド限外濾過膜への循環接触を、循環液中のトリ
グリセリド成分濃度が40〜60重量%に到達するまで
と限定したのは、この範囲を超えろとポリイミド膜の透
過速度が急激に低下するためである。上記膜処理時の温
度、圧力等の諸条件は、いずれも循環液の粘度、溶剤の
種類、限外濾過膜の耐熱・耐久性、等を勘案して決定さ
れるべきであるが、通常、処理温度はθ〜70.より好
ましくは40〜60℃、接触圧力は2〜50、より好ま
しくは3〜20 kg7cm”か、それぞれ適当である
。
グリセリド成分濃度が40〜60重量%に到達するまで
と限定したのは、この範囲を超えろとポリイミド膜の透
過速度が急激に低下するためである。上記膜処理時の温
度、圧力等の諸条件は、いずれも循環液の粘度、溶剤の
種類、限外濾過膜の耐熱・耐久性、等を勘案して決定さ
れるべきであるが、通常、処理温度はθ〜70.より好
ましくは40〜60℃、接触圧力は2〜50、より好ま
しくは3〜20 kg7cm”か、それぞれ適当である
。
上記の膜透過液からは、これを脱溶剤することにより燐
脂質含量が100 pp+m程度以下の脱ガム油が得ら
れ、以降常法による脱色、脱臭処理を施して高品位の精
製油脂を取得することができる。
脂質含量が100 pp+m程度以下の脱ガム油が得ら
れ、以降常法による脱色、脱臭処理を施して高品位の精
製油脂を取得することができる。
一方、燐脂質が濃縮された膜不透過の循環液からは、こ
れを脱溶剤することにより高純度、かつ淡色の品質の良
好なレシチンを得ることができる。
れを脱溶剤することにより高純度、かつ淡色の品質の良
好なレシチンを得ることができる。
以下に実施例及び比較例を示す。
(実施例)
実施例!
ヘキサンを溶剤とする抽出法により大豆から得られたミ
セラ (トリグリセリド濃度30%、油中の燐脂質濃度
14%)を、日東電気工業(株)製NTO−4220(
ポリイミド限外濾過膜 分画分子ff120,000)
及びダイセル化学工業(株)製DUS−40(ポリエー
テルサルホン限外濾過膜万両分子ff140,000)
を用いて処理した。
セラ (トリグリセリド濃度30%、油中の燐脂質濃度
14%)を、日東電気工業(株)製NTO−4220(
ポリイミド限外濾過膜 分画分子ff120,000)
及びダイセル化学工業(株)製DUS−40(ポリエー
テルサルホン限外濾過膜万両分子ff140,000)
を用いて処理した。
ミセラは、まずNTU−4220モジユール(平板型
膜面積1.861’)に圧力4 kg/cm”、温度5
0℃で供給、循環接触させた。循環液中のトリグリセリ
ド濃度が50重量%に達した時点で通液光をDOS−4
0モジユール(集合管状型 膜面積2.O12)に切り
替え、循環液中のトリグリセリド濃度が70重1%にな
るまで、上記と同一条件て循環を継続した。
膜面積1.861’)に圧力4 kg/cm”、温度5
0℃で供給、循環接触させた。循環液中のトリグリセリ
ド濃度が50重量%に達した時点で通液光をDOS−4
0モジユール(集合管状型 膜面積2.O12)に切り
替え、循環液中のトリグリセリド濃度が70重1%にな
るまで、上記と同一条件て循環を継続した。
処理過程での循環液中の各トリグリセリド濃度(重量%
)における、透過速度(C/I”・時)及び膜透過ミセ
ラの油脂中の燐脂質含量、並びに膜透過性および不透過
性の各両分を脱溶剤して得た脱ガム411およびレシチ
ンの品質を表1にまとめた。
)における、透過速度(C/I”・時)及び膜透過ミセ
ラの油脂中の燐脂質含量、並びに膜透過性および不透過
性の各両分を脱溶剤して得た脱ガム411およびレシチ
ンの品質を表1にまとめた。
(以下余白)
表1
実施例
得られた膜透過液を合して脱溶剤して得た脱ガム油の品
質は表1に示すとおりであり、この脱ガム油を常法によ
り脱色(活性白土使用ff10.5%、105℃、15
分)、脱臭(250℃、21肩Hg。
質は表1に示すとおりであり、この脱ガム油を常法によ
り脱色(活性白土使用ff10.5%、105℃、15
分)、脱臭(250℃、21肩Hg。
45分)したところ、色相4.OY + 0.3
R(ロビボンド比色計133.4xmセル使用)、酸価
0.05、燐脂質含量11 ppmと品質の良好な精製
油が得られた。
R(ロビボンド比色計133.4xmセル使用)、酸価
0.05、燐脂質含量11 ppmと品質の良好な精製
油が得られた。
一方、膜不透過の循環液を脱溶剤して得たレシチンは、
表1に示すとおり淡色で純度が高い、高品位のものであ
った。
表1に示すとおり淡色で純度が高い、高品位のものであ
った。
(比較例1及び2)
比較のため、上記と同一のNTU−4220及びDOS
−40膜モジユール各2セツトを用意し、そのうちの各
1うに上記と同じミセラを供給、循環接触させた(いず
れも圧力6 kg7cm”SIA度50℃)。循環液中
の原油濃度が50重爪形に達した時点で、通液光をそれ
ぞれ同種の新しい膜モジュールに変え、循環液中の原油
濃度が70重量%になるまで循環を続けた。
−40膜モジユール各2セツトを用意し、そのうちの各
1うに上記と同じミセラを供給、循環接触させた(いず
れも圧力6 kg7cm”SIA度50℃)。循環液中
の原油濃度が50重爪形に達した時点で、通液光をそれ
ぞれ同種の新しい膜モジュールに変え、循環液中の原油
濃度が70重量%になるまで循環を続けた。
両膜での各濃度段階における透過液速度と透過液油中の
燐脂質含量、並びに合した透過液及び不透過液を脱溶剤
して得た脱ガム油及びレシチンの品質について表2にま
とめた。
燐脂質含量、並びに合した透過液及び不透過液を脱溶剤
して得た脱ガム油及びレシチンの品質について表2にま
とめた。
(以下余白)
表2に見られるように、ポリイミド限外濾過膜及びポリ
エーテルサルホン限外濾過膜を、それぞれ単独で使用す
る場合、前者ではミセラのa縮に伴う透過液速度の減少
が顕著であり、これを回復させるためには途中でヘキサ
ン等の適当な溶剤による希釈または膜の洗浄が必要であ
る、また、後者では透過液速度の落ち込みは比較的小さ
いものの、燐脂質の除去が不十分なため、常法の脱色、
脱臭工程に先立ち、アルカリ剤等を用いた更なる脱ガム
を経なければ食品用として品質に問題のない精製油を得
ることができない、等の問題点があることが明らかとな
った。
エーテルサルホン限外濾過膜を、それぞれ単独で使用す
る場合、前者ではミセラのa縮に伴う透過液速度の減少
が顕著であり、これを回復させるためには途中でヘキサ
ン等の適当な溶剤による希釈または膜の洗浄が必要であ
る、また、後者では透過液速度の落ち込みは比較的小さ
いものの、燐脂質の除去が不十分なため、常法の脱色、
脱臭工程に先立ち、アルカリ剤等を用いた更なる脱ガム
を経なければ食品用として品質に問題のない精製油を得
ることができない、等の問題点があることが明らかとな
った。
(発明の効果)
本発明方法により、ポリイミド系限外濾過膜とポリエー
テルサルホン系限外濾過膜とを組み合わせることによっ
て、高い作業効率を保持しながらの粗製トリグリセリド
の有機溶媒溶液の膜による脱ガムが可能となった。本発
明法により得られた脱ガム油は、その後常法によ、る脱
色、脱臭処理を行うことによって、食用あるいは工業用
途に好適な品質の良好な精製油を得ることができる。一
方、膜下透過液からは、これを脱溶剤することによって
淡色で高純度のレンチンを得ることができる。
テルサルホン系限外濾過膜とを組み合わせることによっ
て、高い作業効率を保持しながらの粗製トリグリセリド
の有機溶媒溶液の膜による脱ガムが可能となった。本発
明法により得られた脱ガム油は、その後常法によ、る脱
色、脱臭処理を行うことによって、食用あるいは工業用
途に好適な品質の良好な精製油を得ることができる。一
方、膜下透過液からは、これを脱溶剤することによって
淡色で高純度のレンチンを得ることができる。
Claims (1)
- 粗製トリグリセリド油脂を有機溶媒で希釈し限外濾過
膜に循環、接触させて燐脂質を除去する油脂の脱ガム方
法において、限外濾過膜として循環液中のトリグリセリ
ド濃度が10〜50重量%の範囲ではポリイミド系限外
濾過膜に、循環液中のトリグリセリド濃度が40〜80
重量%の範囲ではポリエーテルサルホン系限外濾過膜に
、それぞれ接触させることを特徴とする油脂の脱ガム方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63308882A JP2709730B2 (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 油脂の脱ガム方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63308882A JP2709730B2 (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 油脂の脱ガム方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02155989A true JPH02155989A (ja) | 1990-06-15 |
| JP2709730B2 JP2709730B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=17986397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63308882A Expired - Fee Related JP2709730B2 (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 油脂の脱ガム方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2709730B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6140519A (en) * | 1998-12-07 | 2000-10-31 | Archer-Daniels-Midland Company | Process for producing deoiled phosphatides |
| US6207209B1 (en) | 1999-01-14 | 2001-03-27 | Cargill, Incorporated | Method for removing phospholipids from vegetable oil miscella, method for conditioning a polymeric microfiltration membrane, and membrane |
| WO2002034062A1 (en) * | 2000-10-27 | 2002-05-02 | Nv Marc Boone | Method for obtaining products enriched in phospho- and sphingolipids |
| US6833149B2 (en) | 1999-01-14 | 2004-12-21 | Cargill, Incorporated | Method and apparatus for processing vegetable oil miscella, method for conditioning a polymeric microfiltration membrane, membrane, and lecithin product |
| JP2010227039A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Nisshin Oillio Group Ltd | 食用油脂の製造方法およびそれから得られる食用油脂 |
| JP2015501851A (ja) * | 2011-11-09 | 2015-01-19 | エボニック メンブレイン イクストラクション テクノロジー リミテッドEvonik Membrane Extraction Technology Ltd. | 非海産脂肪酸油混合物から少なくとも1種の不純物を低下させる及び少なくとも1種の天然成分を含んでなる濃縮物を製造するための膜に基づく方法及びそれから生じる組成物 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5763398A (en) * | 1980-10-03 | 1982-04-16 | Nisshin Oil Mills Ltd | Treatment of oil and fat |
| JPS58198597A (ja) * | 1982-05-16 | 1983-11-18 | 日東電工株式会社 | 粗製グリセリド油組成物の精製方法 |
-
1988
- 1988-12-08 JP JP63308882A patent/JP2709730B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5763398A (en) * | 1980-10-03 | 1982-04-16 | Nisshin Oil Mills Ltd | Treatment of oil and fat |
| JPS58198597A (ja) * | 1982-05-16 | 1983-11-18 | 日東電工株式会社 | 粗製グリセリド油組成物の精製方法 |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6140519A (en) * | 1998-12-07 | 2000-10-31 | Archer-Daniels-Midland Company | Process for producing deoiled phosphatides |
| US6207209B1 (en) | 1999-01-14 | 2001-03-27 | Cargill, Incorporated | Method for removing phospholipids from vegetable oil miscella, method for conditioning a polymeric microfiltration membrane, and membrane |
| US6833149B2 (en) | 1999-01-14 | 2004-12-21 | Cargill, Incorporated | Method and apparatus for processing vegetable oil miscella, method for conditioning a polymeric microfiltration membrane, membrane, and lecithin product |
| US7494679B2 (en) | 1999-01-14 | 2009-02-24 | Cargill Incorporated | Method and apparatus for processing vegetable oil miscella, method for conditioning a polymeric microfiltration membrane, membrane, and lecithin product |
| US7923052B2 (en) | 1999-01-14 | 2011-04-12 | Cargill, Incorporated | Method and apparatus for processing vegetable oil miscella, method for conditioning a polymeric microfiltration membrane, membrane, and lecithin product |
| WO2002034062A1 (en) * | 2000-10-27 | 2002-05-02 | Nv Marc Boone | Method for obtaining products enriched in phospho- and sphingolipids |
| JP2010227039A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Nisshin Oillio Group Ltd | 食用油脂の製造方法およびそれから得られる食用油脂 |
| JP2015501851A (ja) * | 2011-11-09 | 2015-01-19 | エボニック メンブレイン イクストラクション テクノロジー リミテッドEvonik Membrane Extraction Technology Ltd. | 非海産脂肪酸油混合物から少なくとも1種の不純物を低下させる及び少なくとも1種の天然成分を含んでなる濃縮物を製造するための膜に基づく方法及びそれから生じる組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2709730B2 (ja) | 1998-02-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4062882A (en) | Process for refining crude glyceride oils by membrane filtration | |
| US5545329A (en) | Method of refining oil | |
| Subramanian et al. | Membrane degumming of crude soybean and rapeseed oils | |
| RU2037516C1 (ru) | Способ очистки глицеридного масла | |
| US6207209B1 (en) | Method for removing phospholipids from vegetable oil miscella, method for conditioning a polymeric microfiltration membrane, and membrane | |
| SU786912A3 (ru) | Способ очистки триглицеридных масел, вл ющихс жидкими при 40 | |
| JP5803671B2 (ja) | グリセリド油脂中のクロロプロパノール類及びその形成物質、グリシドール脂肪酸エステルを低減する方法 | |
| US4414157A (en) | Process for the purification of crude glyceride oil compositions | |
| EP0092439B1 (en) | Refining | |
| US5310487A (en) | Membrane technology for edible oil refining | |
| GB1564402A (en) | Purification process | |
| JPS6340238B2 (ja) | ||
| US20080135482A1 (en) | Polyamide nanofiltration membrane useful for the removal of phospholipids | |
| US6797172B2 (en) | Degumming of edible oils by ultrafiltration | |
| JPH04132796A (ja) | 植物油の製造方法 | |
| US3354188A (en) | Method of refining liquid fats and oils | |
| Shihab et al. | A review on membrane technology application for vegetable oil purification processes | |
| JPH02155989A (ja) | 油脂の脱ガム方法 | |
| WO2014058294A1 (en) | A process for degumming of crude palm oil | |
| Koseoglu et al. | Membrane processing of crude vegetable oils: Laboratory scale membrane degumming, refining and bleaching | |
| US10065132B2 (en) | Membrane-based washing and deacidification of oils | |
| GB2084606A (en) | Treating crude oil | |
| Ladhe et al. | Application of membrane technology in vegetable oil processing | |
| WO2015053609A1 (en) | A membrane pre-treatment system and process for producing refined oils and fats | |
| KR20030066196A (ko) | 난황 레시틴의 제조방법 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |