JPH02227093A - マウスリンパ球に対するモノクローナル抗体およびそれを産生するハイブリドーマ - Google Patents
マウスリンパ球に対するモノクローナル抗体およびそれを産生するハイブリドーマInfo
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- JPH02227093A JPH02227093A JP24044389A JP24044389A JPH02227093A JP H02227093 A JPH02227093 A JP H02227093A JP 24044389 A JP24044389 A JP 24044389A JP 24044389 A JP24044389 A JP 24044389A JP H02227093 A JPH02227093 A JP H02227093A
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- lymphocyte
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- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、新規なモノクローナル抗体およびそれを産生
ずるハイブリドーマに関する・。詳しくは、マウスBリ
ンパ球およびマウス胸腺において分化・成熟するTリン
パ球以外のリンパ球亜群細胞上に発現する抗原を認識す
る抗体およびそれを産生ずるハイブリドーマに関する。
ずるハイブリドーマに関する・。詳しくは、マウスBリ
ンパ球およびマウス胸腺において分化・成熟するTリン
パ球以外のリンパ球亜群細胞上に発現する抗原を認識す
る抗体およびそれを産生ずるハイブリドーマに関する。
[従来の技術]
哺乳動物の免疫系は、抗体を産生ずる8928球と細胞
性免疫を担うTリンパ球の2群により構成されている。
性免疫を担うTリンパ球の2群により構成されている。
これらのリンパ球は、造血系細胞と共通の幹細胞に由来
しており、その後、それぞれ異なった場での分化を経て
機能的なTリンパ球あるいは8928球へと成熟する。
しており、その後、それぞれ異なった場での分化を経て
機能的なTリンパ球あるいは8928球へと成熟する。
近年、細胞工学あるいは遺伝子工学の進展にともない、
これらのリンパ球の分化についての解析が進みつつある
。
これらのリンパ球の分化についての解析が進みつつある
。
特に、モノクローナル抗体作製技術の登場により、形態
学上区別することができなかった8928球とTリンパ
球の区別はもとより、機能別Tリンパ球亜群0分類さえ
も可能となった。
学上区別することができなかった8928球とTリンパ
球の区別はもとより、機能別Tリンパ球亜群0分類さえ
も可能となった。
Tリンパ球は、−次造血臓器(骨髄など)に由来し胸腺
内において分化ならびに一定の選別を経た後に末梢循環
プールへと放出されたリンパ球の総称である。しかし、
・最近生体内にはその細胞表面にT細胞抗原レセプター
を発現しているのにもかかわらず、胸腺を経ないで分化
・成熟し末梢に分布するリンパ球亜群が存在することが
ヌードマウスなどを用いた研究から明らかにされてきた
。
内において分化ならびに一定の選別を経た後に末梢循環
プールへと放出されたリンパ球の総称である。しかし、
・最近生体内にはその細胞表面にT細胞抗原レセプター
を発現しているのにもかかわらず、胸腺を経ないで分化
・成熟し末梢に分布するリンパ球亜群が存在することが
ヌードマウスなどを用いた研究から明らかにされてきた
。
こうしたリンパ球亜群は非リンパ系臓器(肝、肺、皮膚
、腸など)に固有の分布を示すリンパ球であり、その大
部分が大顆粒リンパ球(LGL)の形態をとる。こうし
たリンパ球亜群の生体における役割については必ずしも
明らかにされているわけではないが、少なくともナチュ
ラルキラー(NK)活性で代表される細胞障害活性を有
していることから、生体の防御システムにおいて重要な
働きをしていると推測されている。このことから、この
リンパ球亜群についての研究は生体防御機構を解明する
上で重要と思われるが、これらのリンパ球亜群を有効に
カバーする血清学的マーカーが少ないことから、その細
胞学的遺伝学的実体については正確につかみきれていな
い。
、腸など)に固有の分布を示すリンパ球であり、その大
部分が大顆粒リンパ球(LGL)の形態をとる。こうし
たリンパ球亜群の生体における役割については必ずしも
明らかにされているわけではないが、少なくともナチュ
ラルキラー(NK)活性で代表される細胞障害活性を有
していることから、生体の防御システムにおいて重要な
働きをしていると推測されている。このことから、この
リンパ球亜群についての研究は生体防御機構を解明する
上で重要と思われるが、これらのリンパ球亜群を有効に
カバーする血清学的マーカーが少ないことから、その細
胞学的遺伝学的実体については正確につかみきれていな
い。
[発明が解決しようとする課題]
本発明の目的は、ナチュラルキラー活性などの細胞障害
活性を有するLGL細胞上に特異的に発現される抗原を
認識するモノクローナル抗体を提供することにある。
活性を有するLGL細胞上に特異的に発現される抗原を
認識するモノクローナル抗体を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明のモノクローナル抗体は、好ましくはマウスLG
L細胞株を免疫したラット牌細胞とマウスミエローマ細
胞を融合させることによって得られる。上記方法で得ら
れた抗体は、基本的にはラット・マウスのハイブリドー
マによって産生されるものではあるが、もちろん本発明
はこれらによって限定されるものではない。
L細胞株を免疫したラット牌細胞とマウスミエローマ細
胞を融合させることによって得られる。上記方法で得ら
れた抗体は、基本的にはラット・マウスのハイブリドー
マによって産生されるものではあるが、もちろん本発明
はこれらによって限定されるものではない。
本発明で用いるマウスLGL細胞株としては、マウス胎
児肝、牌、胸腺あるいはマウス成獣牌、骨髄胸腺、肝、
リンパ節といったリンパ・造血細胞由来のLGL細胞株
が挙げられるが、胎児肝細胞由来LGL細胞株が好まし
く用いられる。なお、この免疫原として用いたマウス胎
児肝細胞由来LGL細胞株は、通常以下の方法により再
現性良く樹立することができる。
児肝、牌、胸腺あるいはマウス成獣牌、骨髄胸腺、肝、
リンパ節といったリンパ・造血細胞由来のLGL細胞株
が挙げられるが、胎児肝細胞由来LGL細胞株が好まし
く用いられる。なお、この免疫原として用いたマウス胎
児肝細胞由来LGL細胞株は、通常以下の方法により再
現性良く樹立することができる。
マウス胎児肝細胞を無菌的に採取し、これをインターロ
イキン3(以下、IL3と略す)を最終濃度で0.1〜
1000 U/mlになるように含む培地にlX105
〜lX10B細胞/mlになるように混ぜ、37℃にて
炭酸ガス培養器で培養を開始する。培地としては、例え
ばダルベツコ、マツコイ、ハムあるいはRPMI−16
40培地などの培地を用いることができる。このとき、
同時にあるいは培養開始後1〜14日目に、これにイン
ターロイキン2(以下、IL2と略す)を最終濃度で1
〜1000 U/mlになるように加え培養を続ける。
イキン3(以下、IL3と略す)を最終濃度で0.1〜
1000 U/mlになるように含む培地にlX105
〜lX10B細胞/mlになるように混ぜ、37℃にて
炭酸ガス培養器で培養を開始する。培地としては、例え
ばダルベツコ、マツコイ、ハムあるいはRPMI−16
40培地などの培地を用いることができる。このとき、
同時にあるいは培養開始後1〜14日目に、これにイン
ターロイキン2(以下、IL2と略す)を最終濃度で1
〜1000 U/mlになるように加え培養を続ける。
培養を開始して細胞濃度が上昇してきたら、数日おきに
最終濃度が10〜200U/mlのIL2を加え2〜3
週間培養する。そのとき残っている細胞を遠心して集め
、再び先に述べた培地に混ぜ培養を続ける。その後、細
胞の増殖に従い培養をスケールアップする。こうして約
2〜3ケ月後培養を続けることによりLGL細胞株を得
ることができる。
最終濃度が10〜200U/mlのIL2を加え2〜3
週間培養する。そのとき残っている細胞を遠心して集め
、再び先に述べた培地に混ぜ培養を続ける。その後、細
胞の増殖に従い培養をスケールアップする。こうして約
2〜3ケ月後培養を続けることによりLGL細胞株を得
ることができる。
免疫する細胞としては、ラット・マウスまたはハムスタ
ーなどの牌細胞が好ましく、またミエローマ細胞はラッ
トまたはマウスのものが好ましい。
ーなどの牌細胞が好ましく、またミエローマ細胞はラッ
トまたはマウスのものが好ましい。
牌細胞とミエローマ細胞株との融合にはセンダイウィル
スを用いた方法、電気的融合法(Elect。
スを用いた方法、電気的融合法(Elect。
ric Fusion)あるいはポリエチレングリコー
ルを用いる方法などが挙げられる。
ルを用いる方法などが挙げられる。
得られた多数のラット・マウスハイブリドーマ細胞の中
で目的の抗体を産生ずるハイブリドーマを選択する方法
としては、細胞を抗原とした免疫酵素抗体法、ラジオイ
ムノアッセイ法あるいは免疫蛍光法(iisunofl
uorescence screening assa
y)が挙げられるが、本発明では免疫蛍光法が好ましく
用いられる。
で目的の抗体を産生ずるハイブリドーマを選択する方法
としては、細胞を抗原とした免疫酵素抗体法、ラジオイ
ムノアッセイ法あるいは免疫蛍光法(iisunofl
uorescence screening assa
y)が挙げられるが、本発明では免疫蛍光法が好ましく
用いられる。
まず免疫蛍光法による既知の手段を用いることにより、
免疫原であるマウス胎児肝由来LGL細胞株と結合する
抗体を産生ずるハイブリドーマを選別する。次に、本抗
体の目的とする胸腺を経由しないで分化するTリンパ球
亜群0反応する抗体を得るために、マウス胸腺細胞と牌
由来リンパ球を抗原として同様の免疫蛍光抗体法を行い
、マウス胸腺細胞には反応せず牌由来リンパ球の一部(
5〜30%)と反、応するモノクローナル抗体の選別を
行った。この選別により2つのクローンが得られた。こ
のうち、安定した増殖性と抗体産生能を示したクローン
、F4を選出した。このクローンをさらに数次の限界希
釈法によってクローニングを行い、単一のクローンを得
た(F4−6C7:微工研菌界第10218号)。この
クローンにより産生される本モノクローナル抗体、F4
−6C7は、アロタイプ決定キットによってラットIg
G1クラスであり、プロティンA結合能を有しているこ
とがわかった。
免疫原であるマウス胎児肝由来LGL細胞株と結合する
抗体を産生ずるハイブリドーマを選別する。次に、本抗
体の目的とする胸腺を経由しないで分化するTリンパ球
亜群0反応する抗体を得るために、マウス胸腺細胞と牌
由来リンパ球を抗原として同様の免疫蛍光抗体法を行い
、マウス胸腺細胞には反応せず牌由来リンパ球の一部(
5〜30%)と反、応するモノクローナル抗体の選別を
行った。この選別により2つのクローンが得られた。こ
のうち、安定した増殖性と抗体産生能を示したクローン
、F4を選出した。このクローンをさらに数次の限界希
釈法によってクローニングを行い、単一のクローンを得
た(F4−6C7:微工研菌界第10218号)。この
クローンにより産生される本モノクローナル抗体、F4
−6C7は、アロタイプ決定キットによってラットIg
G1クラスであり、プロティンA結合能を有しているこ
とがわかった。
本ハイブリドーマは通常の細胞培養法によって増殖させ
ることもできるし、ヌードマウスの腹腔にブリスタンを
注入した後に、ハイブリドーマを注入して腹腔内で増殖
させることもできる。モノクローナル抗体F4−6C7
は、例えばIgG(イムノグロブリンG)に結合活性を
もつプロティンAを担持したセファロースカラムを用い
る観相性カラムクロマトグラ″フィーの手段で精製する
ことができる。
ることもできるし、ヌードマウスの腹腔にブリスタンを
注入した後に、ハイブリドーマを注入して腹腔内で増殖
させることもできる。モノクローナル抗体F4−6C7
は、例えばIgG(イムノグロブリンG)に結合活性を
もつプロティンAを担持したセファロースカラムを用い
る観相性カラムクロマトグラ″フィーの手段で精製する
ことができる。
本発明の抗体F4−6C7が胸腺外で分化するリンパ球
亜群を認識することは、例えば以下のようなT細胞分化
抗原を認識する各種モノクローナル抗体を用いた2次元
免疫蛍光法セルソーターによって明らかにすることがで
きる。
亜群を認識することは、例えば以下のようなT細胞分化
抗原を認識する各種モノクローナル抗体を用いた2次元
免疫蛍光法セルソーターによって明らかにすることがで
きる。
マウスT細胞分化抗原としては、T細胞抗原レセプター
と随伴するT3、ヘルパーT細胞に発現されるL3T4
、サプレッサー/キラーT細胞に発現されるLyt2あ
るいはT細胞一般に発現されているThyl抗原などが
知られている。こうした抗原に対するモノクローナル抗
体と本発明の抗体F4−607を組合せ、リンパ・造血
組織由来の細胞の解析を行うと胸腺由来のリンパ球には
反応せず、胸腺以外のリンパ・造血系臓器由来のリンパ
球のうち上記のT細胞分化抗原を発現しているものと反
応することから、本発明の抗体F4−6C7は胸腺外で
分化するリンパ球亜群を認識することがわかる。
と随伴するT3、ヘルパーT細胞に発現されるL3T4
、サプレッサー/キラーT細胞に発現されるLyt2あ
るいはT細胞一般に発現されているThyl抗原などが
知られている。こうした抗原に対するモノクローナル抗
体と本発明の抗体F4−607を組合せ、リンパ・造血
組織由来の細胞の解析を行うと胸腺由来のリンパ球には
反応せず、胸腺以外のリンパ・造血系臓器由来のリンパ
球のうち上記のT細胞分化抗原を発現しているものと反
応することから、本発明の抗体F4−6C7は胸腺外で
分化するリンパ球亜群を認識することがわかる。
このリンパ球亜群に含まれる細胞の形態は、以下の方法
によって確認できる。まず、牌あるいはリンパ節といっ
たリンパ・造血組織由来の細胞をF4−6C7抗体を用
いて免疫蛍光法で標識した後、フローサイトメーターに
よりF4−6C7抗体で認識される抗原(以下、F4抗
原という)陽性細胞を分取する。しかる後、通常の染色
法により染色を行い、これを鏡検した。この結果、F4
抗原陽性細胞の形態はおおむねLGLであった。
によって確認できる。まず、牌あるいはリンパ節といっ
たリンパ・造血組織由来の細胞をF4−6C7抗体を用
いて免疫蛍光法で標識した後、フローサイトメーターに
よりF4−6C7抗体で認識される抗原(以下、F4抗
原という)陽性細胞を分取する。しかる後、通常の染色
法により染色を行い、これを鏡検した。この結果、F4
抗原陽性細胞の形態はおおむねLGLであった。
またF4抗原は、F4−6C7抗体を利用することによ
って最新の遺伝子工学的技術を応用して同定することが
できる。本発明者らは、このF4抗原をBr1an 5
eed法(Brian 5eed、 Nature、
329゜840−842 (1987)、 Br1an
5eedら、Prod、 Natl、 Acad、
Sci、 USA、 84.8365−3369 (1
987))を利用して明らかにすることに成功した。そ
の結果、F4抗原はリンパ球表面抗原Ly−6Cである
ことが明らかとなった。
って最新の遺伝子工学的技術を応用して同定することが
できる。本発明者らは、このF4抗原をBr1an 5
eed法(Brian 5eed、 Nature、
329゜840−842 (1987)、 Br1an
5eedら、Prod、 Natl、 Acad、
Sci、 USA、 84.8365−3369 (1
987))を利用して明らかにすることに成功した。そ
の結果、F4抗原はリンパ球表面抗原Ly−6Cである
ことが明らかとなった。
Ly−6抗原はマウスのリンパ球に見い出された表面抗
原であり、主としてTリンパ球、NK細胞、単球などの
表面にホスファチジルイノシトールで細胞膜に錨を下し
た(PIアンカリングタンパク質)形で存在する。Ly
−6はリンパ球の活性化に強く関与し、Ly−6に対す
るモノクローナル抗体は、ある場合には単純で、ある場
合には架橋などの処理を行うことによって、マウスリン
パ球の機能を活性化する。
原であり、主としてTリンパ球、NK細胞、単球などの
表面にホスファチジルイノシトールで細胞膜に錨を下し
た(PIアンカリングタンパク質)形で存在する。Ly
−6はリンパ球の活性化に強く関与し、Ly−6に対す
るモノクローナル抗体は、ある場合には単純で、ある場
合には架橋などの処理を行うことによって、マウスリン
パ球の機能を活性化する。
一方、Ly−6抗原に対する抗原を用いたフローサイト
メーターによる解析では、例えばMRL/1prマウス
(MRL/Mp−1pr/lpρなどの自己免疫患モデ
ルマウスにおいて、Ly−6陽性細胞の数と細胞あたり
のLy−6抗原の数が顕著に多くなっていることが知ら
れている。
メーターによる解析では、例えばMRL/1prマウス
(MRL/Mp−1pr/lpρなどの自己免疫患モデ
ルマウスにおいて、Ly−6陽性細胞の数と細胞あたり
のLy−6抗原の数が顕著に多くなっていることが知ら
れている。
マウスにおけるLy−6抗原は数種からなるファミリー
を形成し、またマウスの遺伝的系列によって配列がわず
かに異なる亜型の存在が報告されている。ただし、それ
らの間の類似性(ホモロジー)はかなり大きい。
を形成し、またマウスの遺伝的系列によって配列がわず
かに異なる亜型の存在が報告されている。ただし、それ
らの間の類似性(ホモロジー)はかなり大きい。
以上のことから、Ly−6はリンパ球活性化のメカニズ
ムの少なくとも1つに強く関与し、また自己免疫患にと
もなう現象として、Ly−6陽性細胞が多くなっている
ことがわかる。従って、Ly−6そのもの、およびそれ
の関与するリンパ球活性化のメカニズムをより詳しく研
究することは、リンパ球活性化を利用する抗ガン薬や抗
感染症薬の開発につながり、一方、Ly−6の機能を抑
制することによる免疫抑制薬の開発につながることが期
待できる。
ムの少なくとも1つに強く関与し、また自己免疫患にと
もなう現象として、Ly−6陽性細胞が多くなっている
ことがわかる。従って、Ly−6そのもの、およびそれ
の関与するリンパ球活性化のメカニズムをより詳しく研
究することは、リンパ球活性化を利用する抗ガン薬や抗
感染症薬の開発につながり、一方、Ly−6の機能を抑
制することによる免疫抑制薬の開発につながることが期
待できる。
従って本発明の抗体は、マス中での病態解明を含むリン
パ球活性化メカニズムの解明を目的とした研究にとって
極めて有用であり、このことはヒトの医薬品を最終目的
とする生物技術研究の進歩にも有用であることが期待で
きる。
パ球活性化メカニズムの解明を目的とした研究にとって
極めて有用であり、このことはヒトの医薬品を最終目的
とする生物技術研究の進歩にも有用であることが期待で
きる。
一方、マウスLy−6のファミリーの1種5ca−1抗
原に対する抗体は、マウス血液幹胞を認識することに有
用であることがわかった。すなわち、マウスではThy
−1o”、L i n−1Sca−1+の細胞が血液幹
細胞を示すことが報告されている(Spangrude
、 G、J、ら、J、 Exp、 Med、 187.
1671−1683 (198g ’)およびSpan
grude、 G。
原に対する抗体は、マウス血液幹胞を認識することに有
用であることがわかった。すなわち、マウスではThy
−1o”、L i n−1Sca−1+の細胞が血液幹
細胞を示すことが報告されている(Spangrude
、 G、J、ら、J、 Exp、 Med、 187.
1671−1683 (198g ’)およびSpan
grude、 G。
」、ら、5cience、 241.58−62 (1
988) )。
988) )。
一方、5ca−1はLy−6A、2であることが後に報
告されている(van de Rljn、 M、らPr
。
告されている(van de Rljn、 M、らPr
。
c、 Natl、 Acad、 Sci、 USA、
86.4634−4638(1989))ので、本発明
のF4−6C7抗体も他の抗体(Thy−1、L i
n)と組合せることによって、マウス血液幹細胞の同定
に有用であることが推定できる。
86.4634−4638(1989))ので、本発明
のF4−6C7抗体も他の抗体(Thy−1、L i
n)と組合せることによって、マウス血液幹細胞の同定
に有用であることが推定できる。
[実 施 例]
以下に実施例および参考例を挙げて本発明をより具体的
に説明するが、本発明のモノクローナル抗体およびそれ
を産生ずるハイブリドーマの実質的な同機能体について
は当然本発明に含まれるものであり、本発明が以下の実
施例および参考例で限定されるものではない。
に説明するが、本発明のモノクローナル抗体およびそれ
を産生ずるハイブリドーマの実質的な同機能体について
は当然本発明に含まれるものであり、本発明が以下の実
施例および参考例で限定されるものではない。
実施例1
マウス胎児肝細胞由来LGL細胞株の樹立:胎齢19日
口のマウスの胎児から肝臓を無菌的に摘出し、これを細
切して胎児肝細胞を得る。この胎児肝細胞を、100U
/mlマウス型組換えIL 3 [Fung MC,
、et al Nature 307. 233 (
1984) :以下、r−mIL3と略す〕、10%F
C3および5X10−5M 2−メルカプトエタノー
ル(2−ME)を含むRPMI−1640培地に1×1
06細胞/mlになるように混ぜ、37℃にて炭酸ガス
培養器で培養を開始する。培養開始1日後に、これにヒ
ト型組換えIL2 (以下、r−hlL2と略す)を最
終濃度で100U/mlになるように添加する。添加後
、1週間したら遠心操作により細胞を集め、再び先に述
べた培地(r−mlL3は含まない)に再懸濁し培養を
続けた。数日おきに最終濃度が50U/mlのr−hl
L2を加えていった。その後、細胞の増殖に従い培養を
スケールアップする。こうして約2〜3ケ月後培養を続
けることによりLGL細胞株(LFD19゜6)を得た
。
口のマウスの胎児から肝臓を無菌的に摘出し、これを細
切して胎児肝細胞を得る。この胎児肝細胞を、100U
/mlマウス型組換えIL 3 [Fung MC,
、et al Nature 307. 233 (
1984) :以下、r−mIL3と略す〕、10%F
C3および5X10−5M 2−メルカプトエタノー
ル(2−ME)を含むRPMI−1640培地に1×1
06細胞/mlになるように混ぜ、37℃にて炭酸ガス
培養器で培養を開始する。培養開始1日後に、これにヒ
ト型組換えIL2 (以下、r−hlL2と略す)を最
終濃度で100U/mlになるように添加する。添加後
、1週間したら遠心操作により細胞を集め、再び先に述
べた培地(r−mlL3は含まない)に再懸濁し培養を
続けた。数日おきに最終濃度が50U/mlのr−hl
L2を加えていった。その後、細胞の増殖に従い培養を
スケールアップする。こうして約2〜3ケ月後培養を続
けることによりLGL細胞株(LFD19゜6)を得た
。
こうして樹立した細胞株はIL2依存性の増殖を示し、
他のリンフ才力イン類(IL3、インターロイキン4、
GM−C8F)には反応しなかった。また、この細胞株
の細胞表面抗原を解析したところ、生体内に存在するN
KあるいはLAK活性を有したLGLと同一であったが
、NK活性は認められなかった。
他のリンフ才力イン類(IL3、インターロイキン4、
GM−C8F)には反応しなかった。また、この細胞株
の細胞表面抗原を解析したところ、生体内に存在するN
KあるいはLAK活性を有したLGLと同一であったが
、NK活性は認められなかった。
実施例2
マウス胎児肝細胞由来LGL細胞株(LFD19゜6)
の培養: 実施例1で得られたLFD19.6細胞を、最終濃度で
100U/mlのr−hlL2.10%FC8および5
X10−5M 2−メルカプトエタノール(2−ME
)を含むRPMI−1640培地で培養した。
の培養: 実施例1で得られたLFD19.6細胞を、最終濃度で
100U/mlのr−hlL2.10%FC8および5
X10−5M 2−メルカプトエタノール(2−ME
)を含むRPMI−1640培地で培養した。
実施例3
ラットの免疫と細胞融合:
実施例2で培養したLFD19.6細胞をPBSで洗っ
た後、2〜5X107の細胞を少量のPBSで懸濁した
ものをフロイント完全アジュバントと完全に混和した。
た後、2〜5X107の細胞を少量のPBSで懸濁した
ものをフロイント完全アジュバントと完全に混和した。
この懸濁液を約3週齢のLewisラットの腹腔内に注
射して免疫を行った。
射して免疫を行った。
この2ケ月後、今度は2〜5X107個のLFD19.
6細胞を0.1%ホルマリンで4℃、2時間固定し、P
BSで3回洗った後、少量のPBSで懸濁しラットの腹
腔内に注射した。追加免疫の1′週間後、牌臓を摘出し
牌細胞を得た。
6細胞を0.1%ホルマリンで4℃、2時間固定し、P
BSで3回洗った後、少量のPBSで懸濁しラットの腹
腔内に注射した。追加免疫の1′週間後、牌臓を摘出し
牌細胞を得た。
赤血球を破裂させる通常の処理を行った後、牌由来リン
パ球を、一般的なポリエチレングリコールを用いる手法
によってマウスミエローマ細胞株P 3 U 1 (C
urrent Topics in Microbio
logy andImmunology、 81.1.
(197g) )と融合させた。このハイブリドーマ
はHAT培地で選択し、HT培地で順化させた後、RP
MI−1640培地に10%FC8を含んだもので培養
した。こうして180クローンのハイブリドーマを得た
。
パ球を、一般的なポリエチレングリコールを用いる手法
によってマウスミエローマ細胞株P 3 U 1 (C
urrent Topics in Microbio
logy andImmunology、 81.1.
(197g) )と融合させた。このハイブリドーマ
はHAT培地で選択し、HT培地で順化させた後、RP
MI−1640培地に10%FC8を含んだもので培養
した。こうして180クローンのハイブリドーマを得た
。
実施例4
スクリーニング:
実施例3で得られた180クローンの培養上清を免疫蛍
光抗体法により選別を行った。すなわち、各クローンの
培養上清を免疫原として用いたLFD19.6細胞株と
反応させ、しかる後に蛍光標識した抗うットIgG抗体
をさせてから蛍光顕微鏡あるいはフローサイトメーター
を用いて、この細胞と反応する培養上清を産生ずるクロ
ーンを選んだ。こうして180種のクローンから49種
のクローンを選出した。これらのクローンを96ウエル
プレートから24ウエルプレートに移した後、もう−度
上記の方法によりLFD19.6細胞株と反応する33
クローンを選出した。次にこれらのクローンの培養上清
を用い、今度はマウス胸腺細胞とは反応せず牌由来リン
パ球の一部と反応するものを同様の方法で選別し、2ク
ローンを得た。
光抗体法により選別を行った。すなわち、各クローンの
培養上清を免疫原として用いたLFD19.6細胞株と
反応させ、しかる後に蛍光標識した抗うットIgG抗体
をさせてから蛍光顕微鏡あるいはフローサイトメーター
を用いて、この細胞と反応する培養上清を産生ずるクロ
ーンを選んだ。こうして180種のクローンから49種
のクローンを選出した。これらのクローンを96ウエル
プレートから24ウエルプレートに移した後、もう−度
上記の方法によりLFD19.6細胞株と反応する33
クローンを選出した。次にこれらのクローンの培養上清
を用い、今度はマウス胸腺細胞とは反応せず牌由来リン
パ球の一部と反応するものを同様の方法で選別し、2ク
ローンを得た。
この2クローンのうち安定してLFD19.6細胞株と
反応するラットIgG1モノクローナル抗体F4を産生
ずるクローンを選択した。
反応するラットIgG1モノクローナル抗体F4を産生
ずるクローンを選択した。
実施例5
クローニング:
実施例4で得たモノクローナル抗体F4を産生するハイ
ブリドーマは、限界希釈法によりクローン化を行った。
ブリドーマは、限界希釈法によりクローン化を行った。
つまりlX107個/mlに調整したラット胸腺細胞を
96ウエルマイクロプレートに各ウェル100μαずつ
まき゛、これに3〜10個/mlに調整したF4を各ウ
ェル100μαずつ入れ、37℃で1〜2週間培養する
。出現してきたコロニーの上清について実施例3と同様
のスクリーニングを行った。このクローニングを3回行
い、F4のサブクローンF4−6C7(微工研菌寄第1
0218号)を得た。
96ウエルマイクロプレートに各ウェル100μαずつ
まき゛、これに3〜10個/mlに調整したF4を各ウ
ェル100μαずつ入れ、37℃で1〜2週間培養する
。出現してきたコロニーの上清について実施例3と同様
のスクリーニングを行った。このクローニングを3回行
い、F4のサブクローンF4−6C7(微工研菌寄第1
0218号)を得た。
実施例6
モノクローナル抗体の生産と精製:
実施例5で得たF4−6C7を大全に得るために、B
A L B / cヌードマウスの腹腔に注入した。
A L B / cヌードマウスの腹腔に注入した。
この注入は、ヌードマウスの腹腔にまずプリスタンを注
入し、その1週間後lX107個のF4−6C7を接種
した。
入し、その1週間後lX107個のF4−6C7を接種
した。
約2〜3週間後、接種したハイブリドーマの増殖により
ふくれたヌードマウスの腹腔から、1匹当り約2〜6m
lの腹水を得た。この腹水からプロティンA−セファロ
ースビーズ(ファルマシア社)を用いたアフィニティー
クロマトグラフィーにより、本発明の抗体F4−6C7
を精製した。
ふくれたヌードマウスの腹腔から、1匹当り約2〜6m
lの腹水を得た。この腹水からプロティンA−セファロ
ースビーズ(ファルマシア社)を用いたアフィニティー
クロマトグラフィーにより、本発明の抗体F4−6C7
を精製した。
実施例7
モノクローナル抗体の解析:
本発明の抗体F4−6C7がどういった細胞群を認識す
るか解析するために、各種のLGL細胞株およびマウス
の各臓器由来の細胞との反応性を免疫蛍光抗体法により
調べた。まず、LGL細胞株あるいはマウスの各種臓器
由来のリンパ球を採取し、lX106個/サンプルに調
整し、これにビオチン化F4−6C7抗体を加え反応さ
せた。
るか解析するために、各種のLGL細胞株およびマウス
の各臓器由来の細胞との反応性を免疫蛍光抗体法により
調べた。まず、LGL細胞株あるいはマウスの各種臓器
由来のリンパ球を採取し、lX106個/サンプルに調
整し、これにビオチン化F4−6C7抗体を加え反応さ
せた。
F4−6C7抗体のビオチン化は、BRL社のサクシミ
ドビオチンを用いBRL社のマニュアルに従って行った
。反応後、洗浄操作を行い非特異的な結合をしている抗
体を取り除き、これにアビジン化FITCを反応させた
後、細胞をフローサイトメーターにより解析した。結果
を表1および表2にまとめた。
ドビオチンを用いBRL社のマニュアルに従って行った
。反応後、洗浄操作を行い非特異的な結合をしている抗
体を取り除き、これにアビジン化FITCを反応させた
後、細胞をフローサイトメーターにより解析した。結果
を表1および表2にまとめた。
以下余白
表1:各種LGL細胞株に対する
F4−6C7抗体の反応性
表2=正常リンパ系組織における
F4抗原の分布
実施例8
F4抗原陽性細胞の解析:
本発明の抗体F4−6C7がどのような細胞系列に属す
る細胞を認識するかということを解析するために、マウ
スの牌由来リンパ球を用いて既知のマウスリンパ球分化
抗原に対するモノクローナル抗体と組合せ2次元免疫蛍
光法を行った。まず、B A L B / cマウスの
牌細胞を採取し、通常の方法により赤血球破壊した後、
4X106/サンプルになるように調整する。これに抗
Thy1(マウスIgM)、抗T3(ハムスター1gG
)、抗L3T4 (ラットIgG)あるいは抗Lyt2
(マウスIgG)抗体を加えた後、各々に対するFIT
Cラベル2次抗体を加え反応させる。次にビオチン化し
たF4−6C7抗体をこれに加え、さらにアビジン化フ
ィコエリスリン(PE)を用いて二重染色を行った。こ
の結果を第1図に示す。
る細胞を認識するかということを解析するために、マウ
スの牌由来リンパ球を用いて既知のマウスリンパ球分化
抗原に対するモノクローナル抗体と組合せ2次元免疫蛍
光法を行った。まず、B A L B / cマウスの
牌細胞を採取し、通常の方法により赤血球破壊した後、
4X106/サンプルになるように調整する。これに抗
Thy1(マウスIgM)、抗T3(ハムスター1gG
)、抗L3T4 (ラットIgG)あるいは抗Lyt2
(マウスIgG)抗体を加えた後、各々に対するFIT
Cラベル2次抗体を加え反応させる。次にビオチン化し
たF4−6C7抗体をこれに加え、さらにアビジン化フ
ィコエリスリン(PE)を用いて二重染色を行った。こ
の結果を第1図に示す。
また、F4陽性細胞の形態を調べるために上記の方法で
二重染色を行ったマウス牌由来リンパ球を用いて、フロ
ーサイトメーターにより陽性細胞の分取を行い、これを
ギムザ染色し鏡検した。この結果、T細胞分化抗原を発
現しているF4抗原陽性細胞はおおむねLGLの形態を
していた。
二重染色を行ったマウス牌由来リンパ球を用いて、フロ
ーサイトメーターにより陽性細胞の分取を行い、これを
ギムザ染色し鏡検した。この結果、T細胞分化抗原を発
現しているF4抗原陽性細胞はおおむねLGLの形態を
していた。
実施例9
SP82.4由来のcDNAライブラリーの作製:5X
108個の5P82.4細胞から通常の方法により、ポ
リA” RNAを調製した。2μgのポリA” RNA
を用いてB、5eedの方法(前述)によりcDNAラ
イブラリーを作製した。ライブラリーサイズはlX10
6であった。ここで用いたCDM8ベクターは動物細胞
で発現可能なものである。得られたcDNAライブラリ
ーのDNA(混合物)を通常の方法により大量調製し、
以下の実験に用いた。
108個の5P82.4細胞から通常の方法により、ポ
リA” RNAを調製した。2μgのポリA” RNA
を用いてB、5eedの方法(前述)によりcDNAラ
イブラリーを作製した。ライブラリーサイズはlX10
6であった。ここで用いたCDM8ベクターは動物細胞
で発現可能なものである。得られたcDNAライブラリ
ーのDNA(混合物)を通常の方法により大量調製し、
以下の実験に用いた。
実施例10
パンニング法によるcDNAのクローニング:パンニン
グ法によるcDNAのクローニングは、B、5eedの
方法(前述)に準じて行なった。
グ法によるcDNAのクローニングは、B、5eedの
方法(前述)に準じて行なった。
A、抗体プレートの作製
実施例6で得られたF4−6C7抗体を50111gM
Tris−HCI、pH9,5で10 mg/ m
lなるように希釈した。この溶液を大腸菌用6cmφシ
ャーレ(ファルコン社)あたり3ml加え、室温で1.
5時間静置した。1.5M NaC1で3回洗った後
、1■/mlのBSA (牛血清アルブミン)を含むP
BS溶液を3ml加え、−晩装置した。
Tris−HCI、pH9,5で10 mg/ m
lなるように希釈した。この溶液を大腸菌用6cmφシ
ャーレ(ファルコン社)あたり3ml加え、室温で1.
5時間静置した。1.5M NaC1で3回洗った後
、1■/mlのBSA (牛血清アルブミン)を含むP
BS溶液を3ml加え、−晩装置した。
溶液を吸い取り抗体プレートとした。保存は一80℃で
行った。
行った。
B、パンニング
6X105個のCo51細胞を細胞用6cmφシャーレ
(コーニング社)にまいた。培地は10%血清と抗生物
質を含むダルベツコMEM にラスイ社)を用いた。培
養はすべて5%CO2,37℃のCO2インキュベータ
ーで行った。翌日、培地を吸い取り通常のDEAEデキ
ストラン法により、実施例9で得られたcDNAをCo
51細胞に導入した。反応液組成は以下のとおりである
。
(コーニング社)にまいた。培地は10%血清と抗生物
質を含むダルベツコMEM にラスイ社)を用いた。培
養はすべて5%CO2,37℃のCO2インキュベータ
ーで行った。翌日、培地を吸い取り通常のDEAEデキ
ストラン法により、実施例9で得られたcDNAをCo
51細胞に導入した。反応液組成は以下のとおりである
。
cDNA 1〜5μg20m
g/mlD E A E −dextran 3
011α150mM クロロキン 1
μαダルベツコMEM (含10%Nu血清)1.5m
1 DEAEデキストランはファルマシア社、クロロキンは
シグマ社のものを使用した。Nu血清(コラボレイティ
プ リサーチ社)は56℃で30分間加熱し、非動化し
たものを用いた。4時間培養後、反応液を吸い取り2+
nlの10%DMS Oを含むPBS溶液を加えた。室
温で2分間静置した後、10%血清を含むダルベツコM
EMで1度洗い、あらたに5mlの培地を加え2日間培
養した。
g/mlD E A E −dextran 3
011α150mM クロロキン 1
μαダルベツコMEM (含10%Nu血清)1.5m
1 DEAEデキストランはファルマシア社、クロロキンは
シグマ社のものを使用した。Nu血清(コラボレイティ
プ リサーチ社)は56℃で30分間加熱し、非動化し
たものを用いた。4時間培養後、反応液を吸い取り2+
nlの10%DMS Oを含むPBS溶液を加えた。室
温で2分間静置した後、10%血清を含むダルベツコM
EMで1度洗い、あらたに5mlの培地を加え2日間培
養した。
培地を吸い取り、0.5mM EDTAと0.02%
のアザイドを含むPBS容器を2ml加え、30分間静
置、細胞をはがした。パスツールピペットで細胞をよく
ほぐし、800rpm、4時間、4℃で遠心し細胞を集
めた。0.5mlの5%血清、0.5mM EDTA
と0.02%のアザイドを含む溶液を加え、細胞を懸濁
した。これを100ミクロンのナイロンメツシュを通し
た後、A項の抗体プレートに滴下した。抗体プレートに
は、先に2mlの5%血清、0.5mM EDTAと
0.02%のアザイドを含むPBS溶液を入れておいた
。
のアザイドを含むPBS容器を2ml加え、30分間静
置、細胞をはがした。パスツールピペットで細胞をよく
ほぐし、800rpm、4時間、4℃で遠心し細胞を集
めた。0.5mlの5%血清、0.5mM EDTA
と0.02%のアザイドを含む溶液を加え、細胞を懸濁
した。これを100ミクロンのナイロンメツシュを通し
た後、A項の抗体プレートに滴下した。抗体プレートに
は、先に2mlの5%血清、0.5mM EDTAと
0.02%のアザイドを含むPBS溶液を入れておいた
。
室温で1時間静置した後、非接着細胞を吸い取った。さ
らに、5%血清を含むPBS溶液で3回洗った。
らに、5%血清を含むPBS溶液で3回洗った。
C,l1irt法によるプラスミドDNAの回収前8項
で得たバンニングシャーレに、0.4mlの0.6%S
DS、10mM EDTA溶液を加え、室温で20分
間静置し、接着細胞を可溶化した後、エッペンドルフチ
ューブに移した。これに、0゜1mlの5M Nac
lを加え撹拌した後、氷上に一晩静置した。15000
rpmで10分間遠心し、上清中のプラスミドDNAを
回収した。フェノール処理を2回繰り返し、余分なタン
パク質を取り除いた後、10μgの直鎖ポリアクリルア
ミド(ビスアクリルアミドなしでポリマー化したもの)
と2倍量のエタノールを加え、プラスミドDNAを沈殿
させた。沈殿を100μ0のTE液(10mM Tr
is−HC3pH8,0,1mMEDTA%pH8,0
)を加えて溶解した後、10μαの酢酸ナトリウム、p
H5,2と300μUのエタノールを加え、DNAを沈
殿させ回収した。
で得たバンニングシャーレに、0.4mlの0.6%S
DS、10mM EDTA溶液を加え、室温で20分
間静置し、接着細胞を可溶化した後、エッペンドルフチ
ューブに移した。これに、0゜1mlの5M Nac
lを加え撹拌した後、氷上に一晩静置した。15000
rpmで10分間遠心し、上清中のプラスミドDNAを
回収した。フェノール処理を2回繰り返し、余分なタン
パク質を取り除いた後、10μgの直鎖ポリアクリルア
ミド(ビスアクリルアミドなしでポリマー化したもの)
と2倍量のエタノールを加え、プラスミドDNAを沈殿
させた。沈殿を100μ0のTE液(10mM Tr
is−HC3pH8,0,1mMEDTA%pH8,0
)を加えて溶解した後、10μαの酢酸ナトリウム、p
H5,2と300μUのエタノールを加え、DNAを沈
殿させ回収した。
沈殿を60μαのTE液に溶解した。このうちの20μ
αを用いて、大腸菌MC1061/P3株をB、5ee
d方法(前述)により形質転換した。得られたコロニー
(複数)を混合して培養し、これから通常の方法で混合
物のDNAを調製した。B項と0項を繰り返し、得られ
たコロニーからはコロニーごとに各々別々にDNAを調
製し、Co51細胞に導入した。このうちで、F4−6
C7抗体と反応するCo51細胞が得られたDNAクロ
ーンNα9について続いて解析を行った。
αを用いて、大腸菌MC1061/P3株をB、5ee
d方法(前述)により形質転換した。得られたコロニー
(複数)を混合して培養し、これから通常の方法で混合
物のDNAを調製した。B項と0項を繰り返し、得られ
たコロニーからはコロニーごとに各々別々にDNAを調
製し、Co51細胞に導入した。このうちで、F4−6
C7抗体と反応するCo51細胞が得られたDNAクロ
ーンNα9について続いて解析を行った。
実施例11
F4−6C7抗体が認識する抗原とコードするCDNA
の塩基配列の決定: 実施例10で得られたクローNO19のcDNAについ
て、デオキシ−7−ジアザグアニントリホスフェートを
用いたジデオキシ法により配列解析を行った。得られた
塩基配列を第2図に示す。この配列と既知の塩基配列と
のホモロジーをLASLデータバンクを用いて調べたと
ころ、マウスLy−6CをコードするcDNAであるこ
とがわかった。
の塩基配列の決定: 実施例10で得られたクローNO19のcDNAについ
て、デオキシ−7−ジアザグアニントリホスフェートを
用いたジデオキシ法により配列解析を行った。得られた
塩基配列を第2図に示す。この配列と既知の塩基配列と
のホモロジーをLASLデータバンクを用いて調べたと
ころ、マウスLy−6CをコードするcDNAであるこ
とがわかった。
[発明の効果コ
本発明のモノクローナル抗体F4−6C7は、生体防御
反応において重要な役割を果たしていると考えられてい
るNKを有するLGLを含む胸腺外で分化・成熟をとげ
るリンパ球亜群を認識することから、その実体が明らか
とはなっていないこのリンパ球亜群を詳細に解析する上
で非常に有用である。また、本抗体はマウスの細胞に対
するものであるが、この抗体の認識する抗原を解析する
ことによりヒトの細胞でも同様の抗原を見い出すことが
できれば、ヒトの系でもこのリンパ球亜群を解析するこ
とが可能となり、癌をはじめとする疾患の治療に役立つ
ことが期待される。
反応において重要な役割を果たしていると考えられてい
るNKを有するLGLを含む胸腺外で分化・成熟をとげ
るリンパ球亜群を認識することから、その実体が明らか
とはなっていないこのリンパ球亜群を詳細に解析する上
で非常に有用である。また、本抗体はマウスの細胞に対
するものであるが、この抗体の認識する抗原を解析する
ことによりヒトの細胞でも同様の抗原を見い出すことが
できれば、ヒトの系でもこのリンパ球亜群を解析するこ
とが可能となり、癌をはじめとする疾患の治療に役立つ
ことが期待される。
第1図は、実施例8の結果、すなわちマウス牌細胞をF
4−6C7抗体と各種T細胞分化抗原に対するモノクロ
ーナル抗体との組合せで2次元免疫蛍光法を行い、フロ
ーサイトメトリーにより解析した結果を示す。図中、a
)はF4−6C7抗体と抗Thyl抗体との組合せを、
b)はF4−6C7抗体と抗T3抗体との組合せを、C
)はF4−607抗体と抗L3T4抗体との組合せを、
d)はF4−6C7抗体と抗Lyt2抗体との組合せを
示し、各々X軸がF4−6C7抗体、Y軸が他方の抗体
を表わす。 第2図は、F4−6C7抗体が認識する抗原をコードす
る塩基配列を示す。 10 20 30 4
0 So 60ccrrcテ
CテG入 GGA?GG入C入G ’rAcTcAc
GcT ACAAAG?CCT GT’l’?GC
TG入T ’rc?Tc?TG?G特許出願人 東
し 株 式 会 社第2図 ■?71 C) 1i’4 第
4−6C7抗体と各種T細胞分化抗原に対するモノクロ
ーナル抗体との組合せで2次元免疫蛍光法を行い、フロ
ーサイトメトリーにより解析した結果を示す。図中、a
)はF4−6C7抗体と抗Thyl抗体との組合せを、
b)はF4−6C7抗体と抗T3抗体との組合せを、C
)はF4−607抗体と抗L3T4抗体との組合せを、
d)はF4−6C7抗体と抗Lyt2抗体との組合せを
示し、各々X軸がF4−6C7抗体、Y軸が他方の抗体
を表わす。 第2図は、F4−6C7抗体が認識する抗原をコードす
る塩基配列を示す。 10 20 30 4
0 So 60ccrrcテ
CテG入 GGA?GG入C入G ’rAcTcAc
GcT ACAAAG?CCT GT’l’?GC
TG入T ’rc?Tc?TG?G特許出願人 東
し 株 式 会 社第2図 ■?71 C) 1i’4 第
Claims (4)
- (1)マウスリンパ球に対するモノクローナル抗体であ
って、マウスBリンパ球およびマウス胸腺由来のTリン
パ球とは反応しないモノクローナル抗体。 - (2)ナチュラルキラー活性を有する大顆粒リンパ球の
細胞表面上に発現する抗原を認識する請求項(1)記載
のモノクローナル抗体。 - (3)抗原がマウスリンパ球表面抗原Ly−6である請
求項(2)記載のモノクローナル抗体。 - (4)請求項(1)〜(3)記載のモノクローナル抗体
を産生するハイブリドーマ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24044389A JPH02227093A (ja) | 1988-09-17 | 1989-09-16 | マウスリンパ球に対するモノクローナル抗体およびそれを産生するハイブリドーマ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23312288 | 1988-09-17 | ||
| JP63-233122 | 1988-09-17 | ||
| JP24044389A JPH02227093A (ja) | 1988-09-17 | 1989-09-16 | マウスリンパ球に対するモノクローナル抗体およびそれを産生するハイブリドーマ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02227093A true JPH02227093A (ja) | 1990-09-10 |
Family
ID=26530860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24044389A Pending JPH02227093A (ja) | 1988-09-17 | 1989-09-16 | マウスリンパ球に対するモノクローナル抗体およびそれを産生するハイブリドーマ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02227093A (ja) |
-
1989
- 1989-09-16 JP JP24044389A patent/JPH02227093A/ja active Pending
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