JPH02305803A - 有機バインダーの製法 - Google Patents
有機バインダーの製法Info
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- JPH02305803A JPH02305803A JP1127706A JP12770689A JPH02305803A JP H02305803 A JPH02305803 A JP H02305803A JP 1127706 A JP1127706 A JP 1127706A JP 12770689 A JP12770689 A JP 12770689A JP H02305803 A JPH02305803 A JP H02305803A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
本発明は、セラミックス粉末や金属粉末などの無機粉末
を成形して焼成体をうる際に使用する有機バインダーの
製法に関する。さらに詳しくは、無機粉末に混合して使
用することにより、射出成形や押出成形などの際の成形
性が良好で、そののち行なわれる焼成などの工程での脱
バインダー性が良好で、かつ欠陥や寸法バラツキなどの
少ない焼成体を歩留りよくうろことのできる有機バイン
ダーの製法に関する。 「従来の技術] 従来から無機粉末を有機バインダーを用いて成形してえ
られる成形体を焼成することにより、焼成体が製造され
ている。 前記成形に使用される有機バインダーとしては、たとえ
ばワックス類や、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ
スチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン、アクリル系
重合体などの重合体系バインダーなどがあげられる。 しかし、成形性(流動特性、成形安定性など)、グリー
ン成形体強度、脱バインダー性、焼結時の保形性と残留
カーボン量などの諸特性の面から見ると、各バインダー
には一長一短がある。 たとえばワックス類には、脱バインダー性は良好である
が、結晶性が高いため成形性に劣り、またグリーン成形
体強度が低いという欠点がある。 一方、重合体系バインダーは、一般に成形性に優れてい
るが、脱バインダー性に劣るという欠点がある。各重合
体系バインダーそれぞれの成形性について詳述すると下
記のようになる。 まず、ポリスチレンは、グリーン成形体強度に優れ、ジ
ェツテイングを起こしにくいが、高融点のため流動性に
劣る。 つぎに、エチレン−酢酸ビニル共重合体は、流動性が高
く、グリーン成形体に弾性を与えるが、脱バインダ一時
にフクレ・クラックなどの欠陥が生じやすい。 また、アクリル系重合体は、グリーン成形体強度は高い
が、離型性に劣るなどである。 こうしたなかで、最近の複雑な形状で小型の成形品に適
するという要求に応じるべく、重合体系バインダーの中
ではグリーン成形体の離型性にやや劣るが、脱バインダ
ー性の良好なアクリル系重合体を主体として、これに他
の前合体、たとえばポリスチレン、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、ポリエチレンなどとの配合により、総合的
にバランスのとれた混合系有機バインダーをうる検討が
なされている。 〔発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の重合体系バインダーを
混合した有機バインダーでは、各重合体の形態・軟化点
などが異なるほか、相互の溶解性(相溶性)が充分でな
いため、均一な混合物をえにくいという欠点がある。 たとえば溶解性パラメーター(SP値。 (Cafl / c、c)士)で見ると、ポリスチレン
は9.10.エチレン−酢酸ビニル共重合体(重量比で
エチレン/′酢酸ビニル−70/ 30)は8,49、
ポリメチルメタクリレートは9.25などであり、これ
らを混合した有機バインダーではバインダー同士が均一
に相溶しないため、無機粉末と混合したばあいに混合物
が不均一となり、流動性が安定せず、成形条件の割り出
しに時間がかかる、歩留まりが低くなる、さらにえられ
る焼成体にソリ、クラック、ヒケなどの欠陥が生じやす
い、製品の寸法精度、密度などに悪影響を及ぼすなどの
問題がある。 [課題を解決するための手段] 本発明は前記問題を解消する新規な有機バインダーをう
るためになされたものであり、無機粉末と有機バインダ
ーとからなる混合物を成形したのち脱バインダー、焼成
して焼成体をうる際に用いる有機バインダーの製法であ
って、〈ωエチレンー酢酸ビニル共重合体またはエチレ
ン−エチルアクリレート共重合体、 (b)(メタ)アクリル酸エステル単量体単独または(
メタ)アクリル酸エステル単量体およびスチレン系単量
体の混合物および (C)重合開始剤 からなる溶液を、分散剤を含む水系媒体中に分散させて
懸濁重合することを特徴とする有機バインダーの製法 に関する。 [実施例] 本発明の方法においては、(み成分であるエチレン−酢
酸ビニル共重合体またはエチレン−エチルアクリレート
共重合体、山)成分である(メタ)アクリル酸エステル
単量体単独または(メタ)アクリル酸エステル単量体お
よびスチレン系単量体の混合物、(C)成分である重合
開始剤ならびに要すれば使用される連鎖移動剤から溶液
が調製される。 前記エチレン−酢酸ビニル共重合体(以下、EVAとも
いう)にはとくに限定はなく、一般にエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体とよばれているものであれば使用しうるが
、エチレン/酢酸ビニルが重量比で85/15〜501
50の共重合体であるのが好ましく、さらに80/20
〜130/40であるのが好ましい。該比率が8571
5をこえるとエチレン−酢酸ビニル共重合体を(メタ)
アクリル酸エステル単量体あるいは(メタ)アクリル酸
エステル単量体およびスチレン系単量体の混合物に溶解
させるのが難しくなり、 50750未満になるとエチ
レン−酢酸ビニル共重合体を入手するのが難しく、また
グリーン成形体強度も低下する傾向がある。 また、該エチレンー酢酸ビニル共重合体のメルトインデ
ックス(Ml値)としては、10〜500程度のものが
、とくに溶解させて用いるばあいの粘性の点から好まし
く、また成形時の流動性、グリーン成形体の強度の点か
ら20〜400程度のものがさらに好ましい。 前記エチレン−エチルアクリレート共重合体(以下、E
EAともいう)にもとくに限定はなく、一般にエチレン
−エチルアクリレート共重合体とよばれているものであ
れば使用しうるが、エチレン/エチルアクリレートが重
量比で85/15〜50150の共重合体であるのが好
ましく、80720〜60/4Gの共重合体であるのが
さらに好ましい。該比率が85715をこえるとエチレ
ン−エチルアクリレート共重合体を(メタ)アクリル酸
エステル単量体あるいは(メタ)アクリル酸エステル単
量体およびスチレン系単量体の混合物に溶解させるのが
難しくなり、50150未満になるとエチレンー二チル
アクリレート共重合体を入手するのが難しく、またグリ
ーン成形体強度も低下する傾向がある。 また、該エチレン−エチルアクリレート共重合体のメル
トインデックス(1値)としては、lO〜2000程度
のものが、とくに溶解させて用いるばあいの粘性の点か
ら好ましく、また成形時の流動性、グリーン成形体の強
度の点から100〜1500程度のものがさらに好まし
い。 (ω成分としてEVAを用いると成形時の流動性、グリ
ーン成形体強度にすぐれ、 EEAを用いると脱バイン
ダー性にすぐれた有機バインダーかえられる。 前記(メタ)アクリル酸エステル単量体にもとくに限定
はないが、成形時の流動性、グリーン成形体の強度、脱
バインダー性の点から炭素数が1〜8のアルコールと(
メタ)アクリル酸とからのエステルであるのが好ましい
。このような(メタ)アクリル酸エステル単量体の具体
例としては、たとえばアルキル基の炭素数が1〜8のn
−アルキル(メタ)アクリレート、インプロピル(メタ
)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、t
−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(
メタ)アクリレート、2−メトキシエチル(メタ)アク
リレート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレートな
どがあげられる。これらのうちではと<1;n−ブチル
(メタ)アクリレートのようなアルキル基の炭素数が1
〜4のn−アルキル(メタ)アクリレート、イソプロピ
ル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレ
ートが好ましい。これらは単独で用いてもよく、2種以
上併用してもよい。 前記スチレン系単量体の具体例としては、たとえばスチ
レン、α −メチルスチレン、p−メチルスチレン、ビ
ニルスチレンなどがあげられる。 前記(メタ)アクリル酸エステル単量体とスチレン系単
量体とを混合して用いるばあいには、混合物中にしめる
スチレン系単量体の割合が80%(重量%、以下同様)
以下であるのが好ましい。混合物中にしめるスチレン系
単量体の割合が高くなるにしたがってえられる有機バイ
ンダーの流動性がわるくなり、成形が困難になる傾向が
ある。 (ω成分と曲成分との使用割合としては、(ω成分/(
b)成分々(重量割合で5795〜80720程度であ
るのが好ましく 、20/80〜70/30程度である
のがさらに好ましい。前記割合が5195未満のばあい
には、えられる有機バインダーを用いて調製した無機粉
末との混合物の流動性が充分でなくなりやすく、成形不
良をおこしやすくなる。また80/20をこえるばあい
には、加熱分解で脱バインダーするときに生じる成形体
のフクレ現象が顕著になりやすく、成形体強度の低下が
おこりやすく、また脱バインダーや取扱いが困難になり
やすくなる。 前記重合開始剤の好ましい具体例としては、たとえばベ
ンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、
t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサネートなどの
有機過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル1、アゾビ
スジメチルバレロニトリルなどのアゾ化合物などの油溶
性の重合開始剤などがあげられる。これらは単独で用い
てもよく、2種以上併用してもよい。 重合開始剤の使用量としては、(b>成分100部(重
量部、以下同様)に対して反応速度や分子量の調節など
の点から 0.05〜1.5部であるのが好ましく、0
.1〜0.6部であるのがさらに好ましい。 前記要すれば使用される連鎖移動剤の好ましい具体例と
しては、たとえばn−ドデシルメルカプタン、t−オク
チルメルカプタンのようなメルカプト化合物、あるいは
α−メチルスチレン、α −メチルスチレンニ量体など
があげられる。 これらは単独で用いてもよく、2種以上併用してもよい
。 連鎖移動剤を使用するばあいの使用量としては、(b)
成分100部に対して分子量の調節の点から0.O1〜
1.0部であるのが好ましく、0.03〜0.5部であ
るのがさらに好ましい。 前記分散剤の具体例としては、たとえばポリビニルアル
コール、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルピロ
リドンなどの水溶性有機高分子化合物やヒドロキシアパ
タイト、ピロリン酸マグネシウムなどの水難溶性の微粒
子がアニオン界面活性剤と併用して用いられる。これら
分散剤の使用量は、使用する水100部に対して0、L
−1部であるのが好ましく、0.2〜0.5部であるの
がさらに好ましい。 前記分散剤を含む水系媒体に対する前記(ω〜(C)成
分ならびに要すれば使用される連鎖移動剤からなる溶液
の割合としては、水系媒体ioo部に対して茨溶液30
〜120g5が分散懸濁液の安定性および生産性などの
点から好ましく、50〜100部がさらに好ましい。 懸濁重合を行なう際の条件などにはとくに限定はなく、
通常行なわれている方法によればよい。たとえば重合反
応温度は、使用する重合開始剤の分解温度によって適切
な温度が決められるが、通常50−130℃の範囲であ
る。 このようにして、たとえば第1図に示すように(ω成分
に山)成分が均一にミクロに分散したa機バインダーか
えられる。この有機バインダーは無機粉末を成形して焼
成体をうるのに好適に使用しうる。 なお、第1図は、本発明の製法で製造した有機バインダ
ーを溶媒でエツチングしたのちの状態を走査型電子顕微
鏡(5000倍)で観察し、有機バインダーの粒子の内
部構造をあられすようにした電子顕微鏡写真である。 前記有機バインダーの対象とする無機粉末としては、平
均粒径0.1〜50虜の金属粉末やセラミックス粉末が
あげられ、その具体例としては、たとえば純鉄、鉄−ニ
ッケル、鉄−コバルト、ステンレススチールなどの鉄合
金、タングステン、アルミ合金、銅合金などの金属粉末
、アルミナ、ジルコニア、ムライト、チタン酸塩、フェ
ライトなどの酸化物系セラミックス粉末、チッ化ケイ素
、チッ化アルミ、チγ化ホウ素などのチッ化物系セラミ
ックス粉末、炭化ケイ′素、炭化チタン、炭化タングス
テンなどの炭化物系セラミックス粉末などのほか、チタ
ンアルミ合金などの金属間化合物粉末、アパタイトなど
のリン酸塩類の粉末など、さらに1〜50体積%の範囲
で金属または金属以外の無機質の繊維、ウィスカなどを
含有する粉末などもあげられる。 前記金属の繊維やウィスカとしては、たとえば鋼、ステ
ンレス、アルミニウム、マグネシウム、ニッケル、チタ
ン、ベリリウム、タングステン、モリブデン、ボロンな
どからの繊維やウィスカが、また前記金属以外の無機質
の繊維やウィスカとしては、たとえばアルミナ、ジルコ
ニア、炭化ケイ素、炭化ホウ素、チッ化ケイ素、チッ化
ホウ素、チッ化アルミニウムなどからの繊維やウィスカ
があげられる。 つぎに本発明の製法を実施例に基づき説明する。 実施例1 5fJの反応器にn−ブチルメタクリレート(HMA)
600gおよびn−ドデシルメルカプタン0.3gを加
えて撹拌しながら75℃に昇温したのち、EVA(ウル
トラセン722、東ソー■製) 900gと重合開始剤
としてベンゾイルパーオキサイド2.4gとを加えて溶
解した。これに予め別に調合したイオン交換水1840
m1とポリビニルアルコール(PVA)の3%水溶液1
60 mlとからなる分散剤水溶液を加えて撹拌し、E
VA−BMA溶液を懸濁させた。ついでチッ素置換した
のち、80℃で3時間、100℃で2時間反応させて重
合させたのち、冷却して取り出し、洗浄、乾燥した。 えられた重合体は粒径0.3〜1龍の範囲にある球状粒
子で、トルエン溶液、30℃での固有粘度[η]は0.
85であった。 実施例2 5gの反応器にBMA 700 g 、スチレン500
gおよびn−ドデシルメルカプタン0.35gを加えて
溶解したのち、撹拌しなからEVA(ウルトラセン72
2、東ソー■製) 300gを加えて75℃に昇温し溶
解し、さらにベンゾイルパーオキサイド4.8g5t−
ブチルパーオキシベンゾニー) 0.25gを加えて
溶解した。これに予め別に調合したイオン交換水184
0m1とPVAの3%水溶液180 mlとからなる8
0℃の分散剤水溶液を加えて撹拌し、懸濁せしめた。つ
いで空間をチッ素置換したのち、80℃で5時間、11
0℃で2時間反応させて重合を完結させた。そののち冷
却し、水洗・乾燥して、粒径0.3〜1.ommの範囲
にある白色球状粒子をえた。この重合体粒子のトルエン
溶液、30℃での固有粘度[η]は0.70であった。 実施例3 5fIの反応器にBMA 750gおよびn−ドデシル
メルカプタン0.3gを加えて撹拌しながら75℃に昇
温したのち、EEA (NUC−8070,日本ユニ
カー味製) 750gと重合開始剤としてベンゾイルパ
ーオキサイド3.0gとを加えて溶解した。これに予め
別に調合したイオン交換水1840 mlとPVAの3
%水溶液L6θmlとからなる分散剤水溶液を加えて撹
拌し、EEA−DMA溶液を懸濁させた。ついでチッ素
置換したのち、80℃で4時間、100℃で2時間反応
させて重合し、冷却した。そののち取り出し、洗浄・乾
燥して粒径0.3〜1鰭の範囲にある球状粒子をえた。 えられた重合体粒子のトルエン溶液、30℃での固有粘
度[η]は0.78であった。 比較例1 実施例1で用いたEVA 90部(ウルトラセン722
、東ソー■製)およびポリブチルメタクリレート(分子
ff130万)80部をロールを用いて140℃で30
分間よく混練し、混合物をえた。 比較例2 実施例2で用いたOVA 30部(ウルトラセン722
、東ソー■製)、ポリブチルメタクリレート(分子量3
0万)70部およびポリスチレン50部をロールを用い
て150℃で30分間よく混練し、混合物をえた。 実施例4 実施例1および2でえられた懸濁重合体と比較例1およ
び2でえられた単純混合品とについて溶媒エツチング法
(ヘキサンに2分間浸漬)により処理したものを走査型
電子顕微鏡C5G00倍)により観察し、エツチングさ
れたものの状態を観察することにより内部構造を観察し
た。 その結果をそれぞれの観察写真である第1図および第3
図ならびに第2図および第4図に示す。 第1図と第2図との比較かられかるように、EVA−B
MA懸濁重合体(実施例1)では微細粒子が均一に分散
しており、単純混合品(比較例1)における分散状態と
は顕著な差が認められる。 また、第3図と第4図との比較から、EVA−BMA−
スチレン懸濁重合体(実施例2)と単純混合品(比較例
2)とについても同様の差異の認められることかわかる
。 つぎに実施例1〜3および比較例1〜2でえられた重合
体を無機粉末成形用バインダーとして使用したときの例
を示す。 実施例5 平均粒径0.4−のアルミナ粉末(住友化学工業■製の
アルミナAES−11) 100部に対して、実施例
1.2.3でえられた懸濁重合体、比較例1.2でえら
れた単純混合品のそれぞれを18,0部入れ、可製剤と
してジブチルフタレート2部を加えて加圧式ニーダで1
50℃×1時間混合したのち、卓上粉砕器で粉砕して成
形材料とした。 これを用いて、成形温度130〜180℃、射出圧力5
00〜1100kg/cシの条件で成形し、直方体(厚
さ5關、中20mm、長さ20關)の成形体をえた。こ
のとき成形性を観察した。 つぎにえられた成形体を5℃/hrの昇温速度で400
℃まで昇温させて脱バインダーしたのち、1620℃(
昇温速度100℃/ hr)まで昇温し、1時間保持し
て焼成した。これらの焼成体について外観不良、かさ比
重についての評価を行なった。 結果を第1表に示す。 実施例6 実施例5と同じ方法で作製した比表面積7ゴ/gの部分
安定化ジルコニア粉末(第−稀元素化学工業■製のH8
Y−3,0>の成形体を1550℃(昇温100℃/時
間)で1時間保持して焼成させ、実施例5と同様の方法
で評価した。結果を第1表に示す。 [以下余白] [発明の効果] 本発明の方法によりえられる有機バインダーを使用すれ
ば、従来の混合系有機バインダーの使用では認められな
い優れた焼成体(たとえばソリ、クラック、ヒケなどが
生じず、かつ製品の寸法精度、密度などに優れた焼成体
)かえられる。したが7て無機粉末の成形分野に大きく
寄与しうる。 4図面の簡単な説明 第1図〜第4図はそれぞれ実施例1、比較例1、実施例
2、比較例2でえられた存槻バインダーを溶媒でエツチ
ングしたのちの状態を走査型電子顕微鏡(5000倍)
で観察し、有機バインダーの粒子の、内部構造をあられ
すようにした電子顕微鏡写真である。 第 1 図 第 2 図 第 6 図 第 4 図
を成形して焼成体をうる際に使用する有機バインダーの
製法に関する。さらに詳しくは、無機粉末に混合して使
用することにより、射出成形や押出成形などの際の成形
性が良好で、そののち行なわれる焼成などの工程での脱
バインダー性が良好で、かつ欠陥や寸法バラツキなどの
少ない焼成体を歩留りよくうろことのできる有機バイン
ダーの製法に関する。 「従来の技術] 従来から無機粉末を有機バインダーを用いて成形してえ
られる成形体を焼成することにより、焼成体が製造され
ている。 前記成形に使用される有機バインダーとしては、たとえ
ばワックス類や、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ
スチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン、アクリル系
重合体などの重合体系バインダーなどがあげられる。 しかし、成形性(流動特性、成形安定性など)、グリー
ン成形体強度、脱バインダー性、焼結時の保形性と残留
カーボン量などの諸特性の面から見ると、各バインダー
には一長一短がある。 たとえばワックス類には、脱バインダー性は良好である
が、結晶性が高いため成形性に劣り、またグリーン成形
体強度が低いという欠点がある。 一方、重合体系バインダーは、一般に成形性に優れてい
るが、脱バインダー性に劣るという欠点がある。各重合
体系バインダーそれぞれの成形性について詳述すると下
記のようになる。 まず、ポリスチレンは、グリーン成形体強度に優れ、ジ
ェツテイングを起こしにくいが、高融点のため流動性に
劣る。 つぎに、エチレン−酢酸ビニル共重合体は、流動性が高
く、グリーン成形体に弾性を与えるが、脱バインダ一時
にフクレ・クラックなどの欠陥が生じやすい。 また、アクリル系重合体は、グリーン成形体強度は高い
が、離型性に劣るなどである。 こうしたなかで、最近の複雑な形状で小型の成形品に適
するという要求に応じるべく、重合体系バインダーの中
ではグリーン成形体の離型性にやや劣るが、脱バインダ
ー性の良好なアクリル系重合体を主体として、これに他
の前合体、たとえばポリスチレン、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、ポリエチレンなどとの配合により、総合的
にバランスのとれた混合系有機バインダーをうる検討が
なされている。 〔発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の重合体系バインダーを
混合した有機バインダーでは、各重合体の形態・軟化点
などが異なるほか、相互の溶解性(相溶性)が充分でな
いため、均一な混合物をえにくいという欠点がある。 たとえば溶解性パラメーター(SP値。 (Cafl / c、c)士)で見ると、ポリスチレン
は9.10.エチレン−酢酸ビニル共重合体(重量比で
エチレン/′酢酸ビニル−70/ 30)は8,49、
ポリメチルメタクリレートは9.25などであり、これ
らを混合した有機バインダーではバインダー同士が均一
に相溶しないため、無機粉末と混合したばあいに混合物
が不均一となり、流動性が安定せず、成形条件の割り出
しに時間がかかる、歩留まりが低くなる、さらにえられ
る焼成体にソリ、クラック、ヒケなどの欠陥が生じやす
い、製品の寸法精度、密度などに悪影響を及ぼすなどの
問題がある。 [課題を解決するための手段] 本発明は前記問題を解消する新規な有機バインダーをう
るためになされたものであり、無機粉末と有機バインダ
ーとからなる混合物を成形したのち脱バインダー、焼成
して焼成体をうる際に用いる有機バインダーの製法であ
って、〈ωエチレンー酢酸ビニル共重合体またはエチレ
ン−エチルアクリレート共重合体、 (b)(メタ)アクリル酸エステル単量体単独または(
メタ)アクリル酸エステル単量体およびスチレン系単量
体の混合物および (C)重合開始剤 からなる溶液を、分散剤を含む水系媒体中に分散させて
懸濁重合することを特徴とする有機バインダーの製法 に関する。 [実施例] 本発明の方法においては、(み成分であるエチレン−酢
酸ビニル共重合体またはエチレン−エチルアクリレート
共重合体、山)成分である(メタ)アクリル酸エステル
単量体単独または(メタ)アクリル酸エステル単量体お
よびスチレン系単量体の混合物、(C)成分である重合
開始剤ならびに要すれば使用される連鎖移動剤から溶液
が調製される。 前記エチレン−酢酸ビニル共重合体(以下、EVAとも
いう)にはとくに限定はなく、一般にエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体とよばれているものであれば使用しうるが
、エチレン/酢酸ビニルが重量比で85/15〜501
50の共重合体であるのが好ましく、さらに80/20
〜130/40であるのが好ましい。該比率が8571
5をこえるとエチレン−酢酸ビニル共重合体を(メタ)
アクリル酸エステル単量体あるいは(メタ)アクリル酸
エステル単量体およびスチレン系単量体の混合物に溶解
させるのが難しくなり、 50750未満になるとエチ
レン−酢酸ビニル共重合体を入手するのが難しく、また
グリーン成形体強度も低下する傾向がある。 また、該エチレンー酢酸ビニル共重合体のメルトインデ
ックス(Ml値)としては、10〜500程度のものが
、とくに溶解させて用いるばあいの粘性の点から好まし
く、また成形時の流動性、グリーン成形体の強度の点か
ら20〜400程度のものがさらに好ましい。 前記エチレン−エチルアクリレート共重合体(以下、E
EAともいう)にもとくに限定はなく、一般にエチレン
−エチルアクリレート共重合体とよばれているものであ
れば使用しうるが、エチレン/エチルアクリレートが重
量比で85/15〜50150の共重合体であるのが好
ましく、80720〜60/4Gの共重合体であるのが
さらに好ましい。該比率が85715をこえるとエチレ
ン−エチルアクリレート共重合体を(メタ)アクリル酸
エステル単量体あるいは(メタ)アクリル酸エステル単
量体およびスチレン系単量体の混合物に溶解させるのが
難しくなり、50150未満になるとエチレンー二チル
アクリレート共重合体を入手するのが難しく、またグリ
ーン成形体強度も低下する傾向がある。 また、該エチレン−エチルアクリレート共重合体のメル
トインデックス(1値)としては、lO〜2000程度
のものが、とくに溶解させて用いるばあいの粘性の点か
ら好ましく、また成形時の流動性、グリーン成形体の強
度の点から100〜1500程度のものがさらに好まし
い。 (ω成分としてEVAを用いると成形時の流動性、グリ
ーン成形体強度にすぐれ、 EEAを用いると脱バイン
ダー性にすぐれた有機バインダーかえられる。 前記(メタ)アクリル酸エステル単量体にもとくに限定
はないが、成形時の流動性、グリーン成形体の強度、脱
バインダー性の点から炭素数が1〜8のアルコールと(
メタ)アクリル酸とからのエステルであるのが好ましい
。このような(メタ)アクリル酸エステル単量体の具体
例としては、たとえばアルキル基の炭素数が1〜8のn
−アルキル(メタ)アクリレート、インプロピル(メタ
)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、t
−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(
メタ)アクリレート、2−メトキシエチル(メタ)アク
リレート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレートな
どがあげられる。これらのうちではと<1;n−ブチル
(メタ)アクリレートのようなアルキル基の炭素数が1
〜4のn−アルキル(メタ)アクリレート、イソプロピ
ル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレ
ートが好ましい。これらは単独で用いてもよく、2種以
上併用してもよい。 前記スチレン系単量体の具体例としては、たとえばスチ
レン、α −メチルスチレン、p−メチルスチレン、ビ
ニルスチレンなどがあげられる。 前記(メタ)アクリル酸エステル単量体とスチレン系単
量体とを混合して用いるばあいには、混合物中にしめる
スチレン系単量体の割合が80%(重量%、以下同様)
以下であるのが好ましい。混合物中にしめるスチレン系
単量体の割合が高くなるにしたがってえられる有機バイ
ンダーの流動性がわるくなり、成形が困難になる傾向が
ある。 (ω成分と曲成分との使用割合としては、(ω成分/(
b)成分々(重量割合で5795〜80720程度であ
るのが好ましく 、20/80〜70/30程度である
のがさらに好ましい。前記割合が5195未満のばあい
には、えられる有機バインダーを用いて調製した無機粉
末との混合物の流動性が充分でなくなりやすく、成形不
良をおこしやすくなる。また80/20をこえるばあい
には、加熱分解で脱バインダーするときに生じる成形体
のフクレ現象が顕著になりやすく、成形体強度の低下が
おこりやすく、また脱バインダーや取扱いが困難になり
やすくなる。 前記重合開始剤の好ましい具体例としては、たとえばベ
ンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、
t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサネートなどの
有機過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル1、アゾビ
スジメチルバレロニトリルなどのアゾ化合物などの油溶
性の重合開始剤などがあげられる。これらは単独で用い
てもよく、2種以上併用してもよい。 重合開始剤の使用量としては、(b>成分100部(重
量部、以下同様)に対して反応速度や分子量の調節など
の点から 0.05〜1.5部であるのが好ましく、0
.1〜0.6部であるのがさらに好ましい。 前記要すれば使用される連鎖移動剤の好ましい具体例と
しては、たとえばn−ドデシルメルカプタン、t−オク
チルメルカプタンのようなメルカプト化合物、あるいは
α−メチルスチレン、α −メチルスチレンニ量体など
があげられる。 これらは単独で用いてもよく、2種以上併用してもよい
。 連鎖移動剤を使用するばあいの使用量としては、(b)
成分100部に対して分子量の調節の点から0.O1〜
1.0部であるのが好ましく、0.03〜0.5部であ
るのがさらに好ましい。 前記分散剤の具体例としては、たとえばポリビニルアル
コール、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルピロ
リドンなどの水溶性有機高分子化合物やヒドロキシアパ
タイト、ピロリン酸マグネシウムなどの水難溶性の微粒
子がアニオン界面活性剤と併用して用いられる。これら
分散剤の使用量は、使用する水100部に対して0、L
−1部であるのが好ましく、0.2〜0.5部であるの
がさらに好ましい。 前記分散剤を含む水系媒体に対する前記(ω〜(C)成
分ならびに要すれば使用される連鎖移動剤からなる溶液
の割合としては、水系媒体ioo部に対して茨溶液30
〜120g5が分散懸濁液の安定性および生産性などの
点から好ましく、50〜100部がさらに好ましい。 懸濁重合を行なう際の条件などにはとくに限定はなく、
通常行なわれている方法によればよい。たとえば重合反
応温度は、使用する重合開始剤の分解温度によって適切
な温度が決められるが、通常50−130℃の範囲であ
る。 このようにして、たとえば第1図に示すように(ω成分
に山)成分が均一にミクロに分散したa機バインダーか
えられる。この有機バインダーは無機粉末を成形して焼
成体をうるのに好適に使用しうる。 なお、第1図は、本発明の製法で製造した有機バインダ
ーを溶媒でエツチングしたのちの状態を走査型電子顕微
鏡(5000倍)で観察し、有機バインダーの粒子の内
部構造をあられすようにした電子顕微鏡写真である。 前記有機バインダーの対象とする無機粉末としては、平
均粒径0.1〜50虜の金属粉末やセラミックス粉末が
あげられ、その具体例としては、たとえば純鉄、鉄−ニ
ッケル、鉄−コバルト、ステンレススチールなどの鉄合
金、タングステン、アルミ合金、銅合金などの金属粉末
、アルミナ、ジルコニア、ムライト、チタン酸塩、フェ
ライトなどの酸化物系セラミックス粉末、チッ化ケイ素
、チッ化アルミ、チγ化ホウ素などのチッ化物系セラミ
ックス粉末、炭化ケイ′素、炭化チタン、炭化タングス
テンなどの炭化物系セラミックス粉末などのほか、チタ
ンアルミ合金などの金属間化合物粉末、アパタイトなど
のリン酸塩類の粉末など、さらに1〜50体積%の範囲
で金属または金属以外の無機質の繊維、ウィスカなどを
含有する粉末などもあげられる。 前記金属の繊維やウィスカとしては、たとえば鋼、ステ
ンレス、アルミニウム、マグネシウム、ニッケル、チタ
ン、ベリリウム、タングステン、モリブデン、ボロンな
どからの繊維やウィスカが、また前記金属以外の無機質
の繊維やウィスカとしては、たとえばアルミナ、ジルコ
ニア、炭化ケイ素、炭化ホウ素、チッ化ケイ素、チッ化
ホウ素、チッ化アルミニウムなどからの繊維やウィスカ
があげられる。 つぎに本発明の製法を実施例に基づき説明する。 実施例1 5fJの反応器にn−ブチルメタクリレート(HMA)
600gおよびn−ドデシルメルカプタン0.3gを加
えて撹拌しながら75℃に昇温したのち、EVA(ウル
トラセン722、東ソー■製) 900gと重合開始剤
としてベンゾイルパーオキサイド2.4gとを加えて溶
解した。これに予め別に調合したイオン交換水1840
m1とポリビニルアルコール(PVA)の3%水溶液1
60 mlとからなる分散剤水溶液を加えて撹拌し、E
VA−BMA溶液を懸濁させた。ついでチッ素置換した
のち、80℃で3時間、100℃で2時間反応させて重
合させたのち、冷却して取り出し、洗浄、乾燥した。 えられた重合体は粒径0.3〜1龍の範囲にある球状粒
子で、トルエン溶液、30℃での固有粘度[η]は0.
85であった。 実施例2 5gの反応器にBMA 700 g 、スチレン500
gおよびn−ドデシルメルカプタン0.35gを加えて
溶解したのち、撹拌しなからEVA(ウルトラセン72
2、東ソー■製) 300gを加えて75℃に昇温し溶
解し、さらにベンゾイルパーオキサイド4.8g5t−
ブチルパーオキシベンゾニー) 0.25gを加えて
溶解した。これに予め別に調合したイオン交換水184
0m1とPVAの3%水溶液180 mlとからなる8
0℃の分散剤水溶液を加えて撹拌し、懸濁せしめた。つ
いで空間をチッ素置換したのち、80℃で5時間、11
0℃で2時間反応させて重合を完結させた。そののち冷
却し、水洗・乾燥して、粒径0.3〜1.ommの範囲
にある白色球状粒子をえた。この重合体粒子のトルエン
溶液、30℃での固有粘度[η]は0.70であった。 実施例3 5fIの反応器にBMA 750gおよびn−ドデシル
メルカプタン0.3gを加えて撹拌しながら75℃に昇
温したのち、EEA (NUC−8070,日本ユニ
カー味製) 750gと重合開始剤としてベンゾイルパ
ーオキサイド3.0gとを加えて溶解した。これに予め
別に調合したイオン交換水1840 mlとPVAの3
%水溶液L6θmlとからなる分散剤水溶液を加えて撹
拌し、EEA−DMA溶液を懸濁させた。ついでチッ素
置換したのち、80℃で4時間、100℃で2時間反応
させて重合し、冷却した。そののち取り出し、洗浄・乾
燥して粒径0.3〜1鰭の範囲にある球状粒子をえた。 えられた重合体粒子のトルエン溶液、30℃での固有粘
度[η]は0.78であった。 比較例1 実施例1で用いたEVA 90部(ウルトラセン722
、東ソー■製)およびポリブチルメタクリレート(分子
ff130万)80部をロールを用いて140℃で30
分間よく混練し、混合物をえた。 比較例2 実施例2で用いたOVA 30部(ウルトラセン722
、東ソー■製)、ポリブチルメタクリレート(分子量3
0万)70部およびポリスチレン50部をロールを用い
て150℃で30分間よく混練し、混合物をえた。 実施例4 実施例1および2でえられた懸濁重合体と比較例1およ
び2でえられた単純混合品とについて溶媒エツチング法
(ヘキサンに2分間浸漬)により処理したものを走査型
電子顕微鏡C5G00倍)により観察し、エツチングさ
れたものの状態を観察することにより内部構造を観察し
た。 その結果をそれぞれの観察写真である第1図および第3
図ならびに第2図および第4図に示す。 第1図と第2図との比較かられかるように、EVA−B
MA懸濁重合体(実施例1)では微細粒子が均一に分散
しており、単純混合品(比較例1)における分散状態と
は顕著な差が認められる。 また、第3図と第4図との比較から、EVA−BMA−
スチレン懸濁重合体(実施例2)と単純混合品(比較例
2)とについても同様の差異の認められることかわかる
。 つぎに実施例1〜3および比較例1〜2でえられた重合
体を無機粉末成形用バインダーとして使用したときの例
を示す。 実施例5 平均粒径0.4−のアルミナ粉末(住友化学工業■製の
アルミナAES−11) 100部に対して、実施例
1.2.3でえられた懸濁重合体、比較例1.2でえら
れた単純混合品のそれぞれを18,0部入れ、可製剤と
してジブチルフタレート2部を加えて加圧式ニーダで1
50℃×1時間混合したのち、卓上粉砕器で粉砕して成
形材料とした。 これを用いて、成形温度130〜180℃、射出圧力5
00〜1100kg/cシの条件で成形し、直方体(厚
さ5關、中20mm、長さ20關)の成形体をえた。こ
のとき成形性を観察した。 つぎにえられた成形体を5℃/hrの昇温速度で400
℃まで昇温させて脱バインダーしたのち、1620℃(
昇温速度100℃/ hr)まで昇温し、1時間保持し
て焼成した。これらの焼成体について外観不良、かさ比
重についての評価を行なった。 結果を第1表に示す。 実施例6 実施例5と同じ方法で作製した比表面積7ゴ/gの部分
安定化ジルコニア粉末(第−稀元素化学工業■製のH8
Y−3,0>の成形体を1550℃(昇温100℃/時
間)で1時間保持して焼成させ、実施例5と同様の方法
で評価した。結果を第1表に示す。 [以下余白] [発明の効果] 本発明の方法によりえられる有機バインダーを使用すれ
ば、従来の混合系有機バインダーの使用では認められな
い優れた焼成体(たとえばソリ、クラック、ヒケなどが
生じず、かつ製品の寸法精度、密度などに優れた焼成体
)かえられる。したが7て無機粉末の成形分野に大きく
寄与しうる。 4図面の簡単な説明 第1図〜第4図はそれぞれ実施例1、比較例1、実施例
2、比較例2でえられた存槻バインダーを溶媒でエツチ
ングしたのちの状態を走査型電子顕微鏡(5000倍)
で観察し、有機バインダーの粒子の、内部構造をあられ
すようにした電子顕微鏡写真である。 第 1 図 第 2 図 第 6 図 第 4 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 無機粉末と有機バインダーとからなる混合物を成形
したのち脱バインダー、焼成して焼成体をうる際に用い
る有機バインダーの製法であって、 (a)エチレン−酢酸ビニル共重合体またはエチレン−
エチルアクリレート共重合体、 (b)(メタ)アクリル酸エステル単量体単独または(
メタ)アクリル酸エステル単量体およびスチレン系単量
体の混合物および (C)重合開始剤 からなる溶液を、分散剤を含む水系媒体中に分散させて
懸濁重合させることを特徴とする有機バインダーの製法
。 2 前記溶液がさらに連鎖移動剤を含有する請求項1記
載の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1127706A JPH0637323B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | 有機バインダーの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1127706A JPH0637323B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | 有機バインダーの製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02305803A true JPH02305803A (ja) | 1990-12-19 |
| JPH0637323B2 JPH0637323B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=14966694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1127706A Expired - Fee Related JPH0637323B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | 有機バインダーの製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0637323B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5278251A (en) * | 1989-11-04 | 1994-01-11 | Dai-Ichi Ceramo Co., Limited | Injection compacting composition for preparing sintered bodies |
-
1989
- 1989-05-19 JP JP1127706A patent/JPH0637323B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5278251A (en) * | 1989-11-04 | 1994-01-11 | Dai-Ichi Ceramo Co., Limited | Injection compacting composition for preparing sintered bodies |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0637323B2 (ja) | 1994-05-18 |
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