JPH0314365Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0314365Y2 JPH0314365Y2 JP1981069964U JP6996481U JPH0314365Y2 JP H0314365 Y2 JPH0314365 Y2 JP H0314365Y2 JP 1981069964 U JP1981069964 U JP 1981069964U JP 6996481 U JP6996481 U JP 6996481U JP H0314365 Y2 JPH0314365 Y2 JP H0314365Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- ink
- swinging
- swing
- rollers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Rotary Presses (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は版胴上の版に対してインキまたは水を
供給する印刷機のインキ・水供給装置に関するも
のである。
供給する印刷機のインキ・水供給装置に関するも
のである。
印刷機のインキ・水供給装置としては間欠式の
供給装置が広く用いられている。この種の供給装
置は、インキ壷または水舟内で低速回転する元ロ
ーラと、高速回転する振りローラと、これら両ロ
ーラの間を往復動する移しローラとを備えてお
り、インキ壷内のインキまたは水舟内の湿し水は
元ローラの回転によつてその周面に皮膜を形成
し、この皮膜は元ローラと振りローラとに交互に
接続する移しローラによつて振りローラへ転移さ
れたのち、下流側のローラでならされて版面へ供
給される。
供給装置が広く用いられている。この種の供給装
置は、インキ壷または水舟内で低速回転する元ロ
ーラと、高速回転する振りローラと、これら両ロ
ーラの間を往復動する移しローラとを備えてお
り、インキ壷内のインキまたは水舟内の湿し水は
元ローラの回転によつてその周面に皮膜を形成
し、この皮膜は元ローラと振りローラとに交互に
接続する移しローラによつて振りローラへ転移さ
れたのち、下流側のローラでならされて版面へ供
給される。
ところが、このような従来の装置においては、
振りローラが駆動系に連結された駆動ローラであ
りしかも元ローラよりもはるかに高速度で回転駆
動されているために、低速の元ローラを離れてほ
とんど停止状態の移しローラが高速の振りローラ
に接触することになり、このときに振りローラが
移しローラで制動され、振りローラを回転させよ
うとする駆動ギアと制動される被駆動ギアとのバ
ツククラツシユによつて大きな騒音が発生すると
いう欠点があつた。
振りローラが駆動系に連結された駆動ローラであ
りしかも元ローラよりもはるかに高速度で回転駆
動されているために、低速の元ローラを離れてほ
とんど停止状態の移しローラが高速の振りローラ
に接触することになり、このときに振りローラが
移しローラで制動され、振りローラを回転させよ
うとする駆動ギアと制動される被駆動ギアとのバ
ツククラツシユによつて大きな騒音が発生すると
いう欠点があつた。
そこで、移しローラ上のインキまたは水を転移
させる相手ローラを非駆動ローラとしたり、この
非駆動ローラの下流側にさらにもう1個の非駆動
ローラを設けたりすることが提案されたが、この
場合、騒音が解消されるものの、その反面非駆動
ローラ上に皮膜が形成されることにより摩擦係数
が小さくなり過ぎて下流側の駆動ローラへ転移さ
せるときにスリツプによる回転むらが発生し、版
に対するインキ・水の供給量が変動する虞が多
い。また、非駆動ローラの場合は印刷作業が終了
してローラを洗浄するときに手動でこのローラを
回転させながら洗浄しなければならないので、作
業が面倒で長時間を要するという不具合がある。
さらに、2個の非駆動ローラを有するものは、そ
の下流側の駆動ローラが他の駆動ローラに対して
逆回転となり駆動系が複雑になるばかりでなく、
インキや水の転移性に問題がある。
させる相手ローラを非駆動ローラとしたり、この
非駆動ローラの下流側にさらにもう1個の非駆動
ローラを設けたりすることが提案されたが、この
場合、騒音が解消されるものの、その反面非駆動
ローラ上に皮膜が形成されることにより摩擦係数
が小さくなり過ぎて下流側の駆動ローラへ転移さ
せるときにスリツプによる回転むらが発生し、版
に対するインキ・水の供給量が変動する虞が多
い。また、非駆動ローラの場合は印刷作業が終了
してローラを洗浄するときに手動でこのローラを
回転させながら洗浄しなければならないので、作
業が面倒で長時間を要するという不具合がある。
さらに、2個の非駆動ローラを有するものは、そ
の下流側の駆動ローラが他の駆動ローラに対して
逆回転となり駆動系が複雑になるばかりでなく、
インキや水の転移性に問題がある。
本考案は以上のような点に鑑みなされたもの
で、ともに駆動ローラである低速の元ローラと高
速の振りローラおよびこれら両ローラの間を往復
動する移しローラを備え、振りローラの駆動部材
間に半駆動状態でトルクを伝達しかつ伝達トルク
の調節可能な摩擦伝達部材を介装することによ
り、印刷作業時において振りローラの回転むらを
防止してインキ・水供給量を均一化し、かつ移し
ローラと振りローラとの接触時における騒音発生
をなくするとともに、ローラ洗浄時に振りローラ
を駆動状態にして作業の能率化を計つた印刷機に
おけるインキ・水供給装置を提供するものであ
る。
で、ともに駆動ローラである低速の元ローラと高
速の振りローラおよびこれら両ローラの間を往復
動する移しローラを備え、振りローラの駆動部材
間に半駆動状態でトルクを伝達しかつ伝達トルク
の調節可能な摩擦伝達部材を介装することによ
り、印刷作業時において振りローラの回転むらを
防止してインキ・水供給量を均一化し、かつ移し
ローラと振りローラとの接触時における騒音発生
をなくするとともに、ローラ洗浄時に振りローラ
を駆動状態にして作業の能率化を計つた印刷機に
おけるインキ・水供給装置を提供するものであ
る。
以下、本考案の一実施例を図面に基いて詳細に
説明する。
説明する。
本実施例は本考案を印刷機のインキ装置に実施
した例を示し、第1図はこれを実施した印刷ユニ
ツトの概要側面図、第2図はインキ供給装置の展
開横断面図、第3図は振りローラ駆動部の断面図
である。図において、印刷機の印刷ユニツト1
は、左右のフレーム2に軸支されて図に矢印Aで
示す方向に回転する版胴3を備えており、その周
面には、印刷用の版が装着されている。そして、
この版の表面には、図に矢印Bで示す方向に回転
する一対の振りローラ4にアームを介して支持さ
れたそれぞれ一対のインキ着ローラ5が着脱自在
に対接されており、また、振りローラ4の上方に
は、3個の練りローラ6が互の周面を対接させて
設けられている。さらに、これら練りローラ6の
うちの1個には、ライダローラ7が載置されてお
り、他の1個は、図に矢印Cで示す方向に回転す
る振りローラ8に対接されている。そして、この
ように配設されたローラ群と、このあと説明する
インキ供給装置9とによつてインキ装置10が構
成されている。
した例を示し、第1図はこれを実施した印刷ユニ
ツトの概要側面図、第2図はインキ供給装置の展
開横断面図、第3図は振りローラ駆動部の断面図
である。図において、印刷機の印刷ユニツト1
は、左右のフレーム2に軸支されて図に矢印Aで
示す方向に回転する版胴3を備えており、その周
面には、印刷用の版が装着されている。そして、
この版の表面には、図に矢印Bで示す方向に回転
する一対の振りローラ4にアームを介して支持さ
れたそれぞれ一対のインキ着ローラ5が着脱自在
に対接されており、また、振りローラ4の上方に
は、3個の練りローラ6が互の周面を対接させて
設けられている。さらに、これら練りローラ6の
うちの1個には、ライダローラ7が載置されてお
り、他の1個は、図に矢印Cで示す方向に回転す
る振りローラ8に対接されている。そして、この
ように配設されたローラ群と、このあと説明する
インキ供給装置9とによつてインキ装置10が構
成されている。
すなわち、インキ供給装置9は、両側のフレー
ム2に軸支され版胴3および振りローラ4,8な
どと同じ駆動系の送り機構11に駆動されて図に
矢印Dで示す方向に低速で間欠回転する元ローラ
としてのインキ壷ローラ12を備えており、その
周面とインキブレード13および左右一対のイン
キせき14によつてインキ壷15が形成されてい
る。そして、このインキ壷15内にはインキ16
が蓄えられる。さらに、インキ壷ローラ12と前
記振りローラ8との中間部には、振りローラ17
が、左右のフレーム2に軸受18を介して軸方向
へ往復動自在に軸支されており、その片方の軸端
部には、往復動用カム機構のシフタ(図示せず)
を係合させる溝車19が軸着されている。そし
て、振りローラ17の他方の軸端部には、鍔付き
のスリーブ20が、軸受18との間に遊装状のス
ペーサ21を介在させかつキー22で回動を係止
されて軸着されており、ワツシヤ23とボルト2
4によつて軸端部からの抜けを防止されている。
さらに、スリーブ20にはギア25が鍔に隣接し
て回動自在に遊装されており、このギア25は、
インキ壷ローラ12などと同じ駆動系内に設けら
れた広幅の駆動ギア26と噛合つている。また、
スリーブ20の外端部には、ねじが切られていて
このねじ部には調節ナツト27が螺合されてお
り、この調節ナツト27は、これを回動させるこ
とにより軸方向へ移動調節自在であるとともに、
移動調節後はボルト28によりライナ29を介し
てスリーブ20に固定されるように構成されてい
る。
ム2に軸支され版胴3および振りローラ4,8な
どと同じ駆動系の送り機構11に駆動されて図に
矢印Dで示す方向に低速で間欠回転する元ローラ
としてのインキ壷ローラ12を備えており、その
周面とインキブレード13および左右一対のイン
キせき14によつてインキ壷15が形成されてい
る。そして、このインキ壷15内にはインキ16
が蓄えられる。さらに、インキ壷ローラ12と前
記振りローラ8との中間部には、振りローラ17
が、左右のフレーム2に軸受18を介して軸方向
へ往復動自在に軸支されており、その片方の軸端
部には、往復動用カム機構のシフタ(図示せず)
を係合させる溝車19が軸着されている。そし
て、振りローラ17の他方の軸端部には、鍔付き
のスリーブ20が、軸受18との間に遊装状のス
ペーサ21を介在させかつキー22で回動を係止
されて軸着されており、ワツシヤ23とボルト2
4によつて軸端部からの抜けを防止されている。
さらに、スリーブ20にはギア25が鍔に隣接し
て回動自在に遊装されており、このギア25は、
インキ壷ローラ12などと同じ駆動系内に設けら
れた広幅の駆動ギア26と噛合つている。また、
スリーブ20の外端部には、ねじが切られていて
このねじ部には調節ナツト27が螺合されてお
り、この調節ナツト27は、これを回動させるこ
とにより軸方向へ移動調節自在であるとともに、
移動調節後はボルト28によりライナ29を介し
てスリーブ20に固定されるように構成されてい
る。
そして、ギア25と調節ナツト27との間に
は、インキ壷ローラ12よりも高速度なギア25
の回転を調節ナツト27とスリーブ20を介して
振りローラ17へ伝達する摩擦伝達部材が介装さ
れている。すなわち、スリーブ20には、一対の
スラストワツシヤ30がギア25と調節ナツト2
7とに隣接して遊装されており、両方のスラスト
ワツシヤ30の間には、一般のすべりクラツチに
用いられているものと同じ材料で形成された一対
の摩擦板31が介装されていて、両スラストワツ
シヤ30の間すなわちギア25と振りローラ17
との間を半駆動状態で連結している。そして、こ
の摩擦板31は、調節ナツト27を移動させるこ
とにより圧接力すなわち伝達トルクが調節される
ように構成されている。
は、インキ壷ローラ12よりも高速度なギア25
の回転を調節ナツト27とスリーブ20を介して
振りローラ17へ伝達する摩擦伝達部材が介装さ
れている。すなわち、スリーブ20には、一対の
スラストワツシヤ30がギア25と調節ナツト2
7とに隣接して遊装されており、両方のスラスト
ワツシヤ30の間には、一般のすべりクラツチに
用いられているものと同じ材料で形成された一対
の摩擦板31が介装されていて、両スラストワツ
シヤ30の間すなわちギア25と振りローラ17
との間を半駆動状態で連結している。そして、こ
の摩擦板31は、調節ナツト27を移動させるこ
とにより圧接力すなわち伝達トルクが調節される
ように構成されている。
さらに、インキ壷ローラ12と振りローラ17
との間には、アーム軸32が左右のフレーム2に
軸支されて設けられており、その軸端部のレバー
33に枢着されたカムフオロア34はカム35の
カム面に対接されている。そしてフレーム2の内
側に隣接してアーム軸32に固定された左右一対
のローラアーム36の遊端部には、移しローラ3
7が軸支されており、カムフオロア34がカム3
5の大径部に対接することにより移しローラ37
の周面が振りローラ17の周面に対接し、またカ
ムフオロア34がカム35の小径部に対接するこ
とにより引張りばね38の引張り力で移しローラ
37の周面がインキ壷ローラ12の周面に対接す
るように構成されている。すなわち、移しローラ
37は、インキ壷ローラ12と振りローラ17へ
交互に接触しながら両ローラ12,17間を往復
動する。
との間には、アーム軸32が左右のフレーム2に
軸支されて設けられており、その軸端部のレバー
33に枢着されたカムフオロア34はカム35の
カム面に対接されている。そしてフレーム2の内
側に隣接してアーム軸32に固定された左右一対
のローラアーム36の遊端部には、移しローラ3
7が軸支されており、カムフオロア34がカム3
5の大径部に対接することにより移しローラ37
の周面が振りローラ17の周面に対接し、またカ
ムフオロア34がカム35の小径部に対接するこ
とにより引張りばね38の引張り力で移しローラ
37の周面がインキ壷ローラ12の周面に対接す
るように構成されている。すなわち、移しローラ
37は、インキ壷ローラ12と振りローラ17へ
交互に接触しながら両ローラ12,17間を往復
動する。
さらに、振りローラ17上には、ライダローラ
39および40が載置されており、また振りロー
ラ17と振りローラ8との間には、ライダローラ
41を備えた練りローラ42が周面を対接させて
設けられている。一方、版胴3の側方には、水舟
43内で回転する水元ローラ44と、振りローラ
45と、これら両ローラ44,45間を往復動す
る移しローラ46、および振りローラ45にアー
ムで支持されて版面に対接する一対の水着ローラ
47からなる給水装置48が設けられている。
39および40が載置されており、また振りロー
ラ17と振りローラ8との間には、ライダローラ
41を備えた練りローラ42が周面を対接させて
設けられている。一方、版胴3の側方には、水舟
43内で回転する水元ローラ44と、振りローラ
45と、これら両ローラ44,45間を往復動す
る移しローラ46、および振りローラ45にアー
ムで支持されて版面に対接する一対の水着ローラ
47からなる給水装置48が設けられている。
以上のように構成された印刷ユニツト1におけ
るインキ・水供給動作を説明する。インキ壷15
内に蓄えられたインキ16は、インキ壷ローラ1
2の周面とインキブレード13のすき間から流出
し、矢印D方向へ回転するインキ壷ローラ12で
持ち回りされてその周面にインキ皮膜を形成す
る。そしてこのインキ皮膜は、振りローラ17と
の間を往復動する移しローラ37によつて振りロ
ーラ17に転移され、このあと多くのローラ群に
順次転移する間に各方向にならされたのち、イン
キ着ローラ5によつて版胴3上の版へ供給され
る。また、水舟43内の湿し水は、給水装置48
によつて版へ供給される。
るインキ・水供給動作を説明する。インキ壷15
内に蓄えられたインキ16は、インキ壷ローラ1
2の周面とインキブレード13のすき間から流出
し、矢印D方向へ回転するインキ壷ローラ12で
持ち回りされてその周面にインキ皮膜を形成す
る。そしてこのインキ皮膜は、振りローラ17と
の間を往復動する移しローラ37によつて振りロ
ーラ17に転移され、このあと多くのローラ群に
順次転移する間に各方向にならされたのち、イン
キ着ローラ5によつて版胴3上の版へ供給され
る。また、水舟43内の湿し水は、給水装置48
によつて版へ供給される。
このようにして行なわれるインキ・水の供給動
作のうち、インキの供給動作においては、印刷作
業に先だち振りローラ17の駆動部にあるボルト
を弛め調節ナツト27を回動させて摩擦板31に
よる伝達トルクを調節する。この調節量としては
移しローラ37が振りローラ17に接触していな
いときに、振りローラ17と下流側の練りローラ
42との間で回転速度の相対的むらが起きない程
度とする。このようにして印刷作業を開始する
と、移しローラ37がインキ壷ローラ12に接触
しているとき、ギア25の回転は、前述したよう
に調節されたトルクをもつて振りローラ17に伝
達され、振りローラ17が回転している。そし
て、移しローラ37が低速回転のインキ壷ローラ
12を離れて振りローラ17へ向い、ほゞ停止状
態で振りローラ17に接触すると、移しローラ3
7によつて高速回転の振りローラ17は制動さ
れ、その慣性モーメントを振りローラ17が受け
ることになるが、摩擦板31を設けたことによ
り、この変化が摩擦板31のすべり駆動によつて
瞬時の間受け止められる。そして、移しローラ3
7が加速されたあとは、他の振りローラ8,4と
同周速すなわち版胴3上の版面と同周速で駆動さ
れる。このように、移しローラ37が振りローラ
17に接触した瞬間の速度変化が摩擦板31の滑
りで吸収されギア25,26に及ぶことがないの
で、そのバツククラツシユによる騒音が発生しな
い。また、振りローラ17が常に駆動系中のギア
25,26で駆動されている駆動ローラであるか
ら、従来例で説明した非駆動ローラの場合のよう
に下流側のローラとの間にスリツプが発生してイ
ンキの供給量が変動するというようなことがな
い。
作のうち、インキの供給動作においては、印刷作
業に先だち振りローラ17の駆動部にあるボルト
を弛め調節ナツト27を回動させて摩擦板31に
よる伝達トルクを調節する。この調節量としては
移しローラ37が振りローラ17に接触していな
いときに、振りローラ17と下流側の練りローラ
42との間で回転速度の相対的むらが起きない程
度とする。このようにして印刷作業を開始する
と、移しローラ37がインキ壷ローラ12に接触
しているとき、ギア25の回転は、前述したよう
に調節されたトルクをもつて振りローラ17に伝
達され、振りローラ17が回転している。そし
て、移しローラ37が低速回転のインキ壷ローラ
12を離れて振りローラ17へ向い、ほゞ停止状
態で振りローラ17に接触すると、移しローラ3
7によつて高速回転の振りローラ17は制動さ
れ、その慣性モーメントを振りローラ17が受け
ることになるが、摩擦板31を設けたことによ
り、この変化が摩擦板31のすべり駆動によつて
瞬時の間受け止められる。そして、移しローラ3
7が加速されたあとは、他の振りローラ8,4と
同周速すなわち版胴3上の版面と同周速で駆動さ
れる。このように、移しローラ37が振りローラ
17に接触した瞬間の速度変化が摩擦板31の滑
りで吸収されギア25,26に及ぶことがないの
で、そのバツククラツシユによる騒音が発生しな
い。また、振りローラ17が常に駆動系中のギア
25,26で駆動されている駆動ローラであるか
ら、従来例で説明した非駆動ローラの場合のよう
に下流側のローラとの間にスリツプが発生してイ
ンキの供給量が変動するというようなことがな
い。
そして、印刷作業が終了したときや、色替えを
するときなどにおいては、機械を低速回転させて
ローラの洗浄作業が行なわれるが、振りローラ1
7を洗浄する場合、これが駆動ローラであること
により、洗浄具をローラ周面に押し当ててもロー
ラが停止することがないので、非駆動ローラにお
いて行なわれるように手動でローラを回転させる
というような必要がなく、洗浄作業がきわめて能
率的に行なわれる。
するときなどにおいては、機械を低速回転させて
ローラの洗浄作業が行なわれるが、振りローラ1
7を洗浄する場合、これが駆動ローラであること
により、洗浄具をローラ周面に押し当ててもロー
ラが停止することがないので、非駆動ローラにお
いて行なわれるように手動でローラを回転させる
というような必要がなく、洗浄作業がきわめて能
率的に行なわれる。
なお、本実施例においては、本考案を印刷機の
インキ装置に実施した例を示したが、給水装置に
対しても同様に実施することができる。
インキ装置に実施した例を示したが、給水装置に
対しても同様に実施することができる。
以上の説明により明らかなように、本考案によ
れば、印刷機のインキ・水供給装置に、ともに駆
動ローラである低速の元ローラと高速の振りロー
ラおよびこれら両ローラ間を往復動する移しロー
ラを設けるとともに、振りローラの駆動部材間に
半駆動状態でトルクを伝達しかつ伝達トルクの調
節可能な摩擦伝達部材を介装することにより、印
刷作業中、移しローラが高速回転の振りローラに
接触して制動力が作用してもこの速度変化が摩擦
板の滑りで吸収されて駆動系のギアに及ぶことが
ないので、バツククラツシユによる騒音を防止す
ることができ静粛な運転が可能になるとともに、
振りローラと下流側のローラとのスリツプが発生
しないので、回転むらによるインキ・水供給量の
変動がなく、印刷物の品質を向上させることがで
きる。また、ローラの洗浄作業時において振りロ
ーラが駆動ローラであることによりこれが洗浄具
による抵抗で係止するというようなことがなく、
非駆動ローラの場合と比較して労力が軽減され作
業能率が著しく向上する。
れば、印刷機のインキ・水供給装置に、ともに駆
動ローラである低速の元ローラと高速の振りロー
ラおよびこれら両ローラ間を往復動する移しロー
ラを設けるとともに、振りローラの駆動部材間に
半駆動状態でトルクを伝達しかつ伝達トルクの調
節可能な摩擦伝達部材を介装することにより、印
刷作業中、移しローラが高速回転の振りローラに
接触して制動力が作用してもこの速度変化が摩擦
板の滑りで吸収されて駆動系のギアに及ぶことが
ないので、バツククラツシユによる騒音を防止す
ることができ静粛な運転が可能になるとともに、
振りローラと下流側のローラとのスリツプが発生
しないので、回転むらによるインキ・水供給量の
変動がなく、印刷物の品質を向上させることがで
きる。また、ローラの洗浄作業時において振りロ
ーラが駆動ローラであることによりこれが洗浄具
による抵抗で係止するというようなことがなく、
非駆動ローラの場合と比較して労力が軽減され作
業能率が著しく向上する。
第1図ないし第3図は本考案に係り印刷機のイ
ンキ・水供給装置を印刷機のインキ装置に実施し
た例を示し、第1図はこれを実施した印刷ユニツ
トの概要側面図、第2図はインキ供給装置の展開
横断面図、第3図は振りローラ駆動部の断面図で
ある。 10……インキ装置、12……インキ壷ロー
ラ、17……振りローラ、25……ギア、27…
…調節ナツト、31……摩擦板、37……移しロ
ーラ、48……給水装置。
ンキ・水供給装置を印刷機のインキ装置に実施し
た例を示し、第1図はこれを実施した印刷ユニツ
トの概要側面図、第2図はインキ供給装置の展開
横断面図、第3図は振りローラ駆動部の断面図で
ある。 10……インキ装置、12……インキ壷ロー
ラ、17……振りローラ、25……ギア、27…
…調節ナツト、31……摩擦板、37……移しロ
ーラ、48……給水装置。
Claims (1)
- 駆動系に連結されて回転する元ローラと、駆動
系に連結されて前記元ローラよりも高速で回転す
る振りローラと、前記元ローラと振りローラとの
間を往復して周面をこれらローラの周面へ交互に
接触する移しローラとを備えた印刷機において、
前記振りローラの軸上に駆動ギア26に噛合する
ギア25を、フランジ付きスリーブ20を介して
回転自在に軸支させるとともに、このスリーブに
摩擦伝達部材30,31を介して伝達トルクを調
節するための調節ナツト27を螺合したことを特
徴とする印刷機のインキ・水供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981069964U JPH0314365Y2 (ja) | 1981-05-15 | 1981-05-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981069964U JPH0314365Y2 (ja) | 1981-05-15 | 1981-05-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57183152U JPS57183152U (ja) | 1982-11-20 |
| JPH0314365Y2 true JPH0314365Y2 (ja) | 1991-03-29 |
Family
ID=29865812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981069964U Expired JPH0314365Y2 (ja) | 1981-05-15 | 1981-05-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0314365Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6015157A (ja) * | 1983-07-07 | 1985-01-25 | Akiyama Insatsuki Seizo Kk | 印刷機の給水機構 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5616271Y2 (ja) * | 1976-02-10 | 1981-04-16 |
-
1981
- 1981-05-15 JP JP1981069964U patent/JPH0314365Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57183152U (ja) | 1982-11-20 |
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