JPH03191599A - 電磁波シールド材およびその製造方法 - Google Patents

電磁波シールド材およびその製造方法

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JPH03191599A
JPH03191599A JP32953089A JP32953089A JPH03191599A JP H03191599 A JPH03191599 A JP H03191599A JP 32953089 A JP32953089 A JP 32953089A JP 32953089 A JP32953089 A JP 32953089A JP H03191599 A JPH03191599 A JP H03191599A
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adhesive
shielding material
electromagnetic shielding
metal fibers
electromagnetic
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JP32953089A
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Atsushi Uehara
淳 上原
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電磁波シールド性に優れ、かつ可撓性に富んで
いて、電気・電子工業、土木、建築等の分野において有
効に用いることのできる電磁波シールド材およびこれを
効率良く製造する方法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕近年、
エレクトロニクス機器の普及に伴い、これら機器を外部
からの電磁波の悪影響から保護することの重要性が飛躍
的に増大している。
そのため従来、これら機器の外枠を電磁波シールド性の
ものとすることが行なわれているが、外部からの電磁波
による誤操作等は充分に防止し得ない状況である。
そこで、これら機器の外枠を厳密にシールドするととも
に、機器を導入している室(部屋)そのものをシールド
することが注目されている。
このような電子機器を導入している室のシールド材とし
て、■鉄製の網、■銅箔等を用いることが提案されてい
る。
しかしながら、■鉄製の網ではメツシュが粗くてシール
ド効果が弱く、また■銅箔はシールド効果は良好である
ものの、強度が充分でないという問題があった。
このため、上記の如き問題点を解消するために■鉄製の
網ではメツシュを細かくしたり、■銅箔では箔を熱可塑
性樹脂等で補強することが考えられる。
しかしながら、このようにすると可視性が低下し、既設
の室の凹凸に応じた施工が困難になるという問題が生じ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、このような従来の問題点を解消し、電磁波シ
ールド性に優れ、かつ可撓性に富む電磁波シールド材お
よびこれを効率良く製造する方法を提供することを目的
とするものである。
〔課題を解決するための手段] すなわち、本発明は第1に、繊維径0.1〜200μm
、繊維長100Illff1以上であり、かつ導電性を
有する金属繊維同士が、接着剤により部分的に接着され
てなる電磁波シールド材を提供するものである。
さらに本発明は第2に、繊維径0.1〜200μm。
繊維長100IIII11以上であり、かつ導電性を有
する複数の金属繊維をベルトコンベアー上に広げ、該金
属繊維上に接着剤を部分的に滴下した後、1対のロール
で挟持することを特徴とする前記本発明の第1の電磁波
シールド材の製造方法を提供するものである。
本発明の第1における金属繊維は、上記の如く繊維径0
.1〜200μm、好ましくは2〜50μmのものであ
る。ここで金属繊維の繊維径が0.1 μ−未満である
と繊維強度が低下し、切れ易くなるので好ましくない。
一方、金属繊維の繊維径が200μmを超えると、金属
繊維間の相互接触を充分に行なうために繊維の充填量を
増やさねばならず、その結果、製品の重量増大、柔軟性
減少を招来するため好ましくない。
また、本発明の第1における金属繊維は上記の如く繊維
長100 tra以上、好ましくは500 ma以上の
ものである。ここで繊維長が100M未満のものである
と均一性に欠けるとともに、金属繊維同士の接触が充分
でないため、電磁波シールド性に劣るものとなり、また
連続的にシート化することが困難となるため好ましくな
い。
さらに、本発明の第1における金属繊維は上記の如く導
電性を有するものである。
このような導電性を有する金属繊維としては、特に制限
はなく、例えば鋼、ステンレス、黄銅。
銅、アルミニウム、ニッケル、チタン、鋳鉄等の導電性
を有する金属からなる繊維が挙げられる。
次に、本発明の電磁波シールド材は通常、全体としてシ
ートまたはフィルム状をなしているが、この全体として
シートまたはフィルム状をなす金属繊維の繊維密度は1
00g/rrr以上とすることが好ましい。
金属繊維としては、直線状のものであると非直線状のも
のであるとを問わないが、−船釣には非直線状のものが
好ましい。
ここで非直線状とは、文字通り直線状以外のものを言い
、種々の態様が考えられるが、特にカール(curl)
状のものが好ましい。ここで直線状の金属繊維を用いる
と、場合によっては金属繊維同士の接触が少なくなり、
電磁波シールド効果に劣ったものとなってしまう。した
がって、直線状の金属繊維を用いる場合、繊維同士が互
いに直交するように、かつ平面状に配置しておくことが
好ましい。一方、カール状のものを用いると、均一充填
させやすく、さらに金属繊維同士を充分に接触させるこ
とができ、電磁波シールド効果等に優れたものとなる。
本発明においては、上記の如き金属繊維が、接着剤によ
り部分的に接着されてなるものである。
ここで、本発明の電磁波シールド材において、金属繊維
が接着されている態様は、部分的に接着されているので
あれば特に制限はなく、点状であると線状であるとを問
わない。
この際の接着剤による接着部分の総面積は、シートまた
はフィルム状の電磁波シールド材の面積の1〜50%、
特に5〜20%とすることが好ましい。この接着部分の
総面積が50%を超えると施工性が悪化するため好まし
くない。
本発明において用いられる接着剤としては、硬化後に可
撓性に冨むものが好ましく、例えばホットメルト接着剤
や反応型接着剤等が好ましい。
ここでホットメルト接着剤は、通常、熱可塑性樹脂、粘
着性付与剤、ワックス類、酸化防止剤。
充填剤、可塑剤等からなるものであり、例えばエチレン
−酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン
、スチレンブタジェンブロック共重合体、スチレンイソ
プレンブロック共重合体、ポリエステル、ポリアミド等
をベースポリマーとするものが好ましい。このホットメ
ルト接着剤で固定化されたものは、70°C程度までの
温度雰囲気下での使用が可能である。これ以上の温度雰
囲気下で使用する場合には、反応型接着剤で固定化した
ものを用いればよい。
この反応型接着剤としては、ポリウレタン接着剤、エポ
キシ型接着剤等、各種のものがあるが、とりわけポリウ
レタン接着剤が好ましい。
このようなポリウレタン接着剤としては、例えば、水酸
基含有液状ジエン系重合体またはその水素化物と、ポリ
イソシアネート化合物とを主成分とするものが挙げられ
、さらに必要に応じて強化剤としてポリオール化合物、
ポリアミン化合物。
無機充填材、硬化促進剤などを配合したものであっても
よい。
なお、水酸基含有液状ジエン系重合体とは、分子鎖内部
または分子鎖末端に水酸基を有する数平均分子量が30
0〜25000、好ましくは500〜1ooooの液状
ジエン系重合体である。ここで水酸基の含有量は、通常
0.1〜1抛eq/ g、好ましくは0.3〜7meq
/ gである。
上記液状ジエン系重合体としては、炭素数4〜12のジ
エン重合体、ジエン共重合体、さらにはこれらジエンモ
ノマーと炭素数2〜22のα−オレフィン性付加重合性
七ツマ−との共重合体などがある。具体的には、ブタジ
エンホモボリマーイソプレンホモボリマー、ブタジェン
−スチレンコポリマー り口ロブレンホモポリマー、ブ
タジエンーイソブレンコボリマー ブタジェン−アクリ
ロニトリルコポリマー、ブタジェン−2−エチルヘキシ
ルアクリレートコポリマー、ブタジェン−n−オクタデ
シルアクリレートコポリマーなどを例示することができ
る。これら液状ジエン系重合体は、たとえば液状反応媒
体中で共役ジエンモノマーを過酸化水素の存在下、加熱
反応させることにより製造することができる。
また、本発明においては前記水酸基含有液状ジエン系重
合体に代えて、その水素化物を用いることもできる。こ
の水酸基含有液状ジエン系重合体の水素化物は、前記水
酸基含有液状ジエン系重合体を溶剤に溶解し、ニッケル
、パラジウム、ルテニウム、白金等の公知の水素化触媒
の存在下で、温度20〜300°C1好ましくは、30
〜200°Cにおいて、水素圧力0〜200 kg/c
fflc;、好ましくは、0〜100kg/cIilG
で0.1〜10時間反応させて、製造することができる
。反応終了後、触媒を濾別して溶液を減圧下で蒸留すれ
ば溶剤が除去され、水酸基含有液状ジエン系重合体の水
素化物を得ることができる。この水酸基含有液状ジエン
系重合体の水素化物は、数平均分子量が300〜250
00、好ましくは500〜10000であり、水酸基含
有量は0.1〜10 meq/g、好ましくは0.3〜
7a+eq/gであるものが望ましい。
次に、ポリイソシアネート化合物とは、1分子中に2個
もしくはそれ以上のイソシアネート基を有する有機化合
物であって、前記水酸基含有液状ジエン系重合体の水酸
基に対する反応性イソシアネート基を有するものである
。このポリイソシアネート化合物の例としては、通常の
芳香族、脂肪属および脂環族のものを挙げることができ
、たとえばトリレンジイソシアネー)(TDT)、ヘキ
サメチレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソ
シアネート(MDI)、カルボジイミド変性ジフェニル
メタンジイソシアネートポリメチレンポリフェニルイソ
シアネート、キシリレンジイソシアネート(XDI)、
  トランスシクロヘキサン−1,4−ジイソシアネー
ト フェニレンジイソシアネート、ナフタリン−1,5
−ジイソシアネート、0−トルイジンジイソシアネート
、リジンジイソシアネート、トリフェニルメタントリイ
ソシアネート、トリス(イソシアネートフェニル)チオ
ホスフェート、テトラメチルキシレンジイソシアネート
、リジンエステルトリイソシアネ−ト、1,6.11−
ウンデカントリイソシアネート 1.8−ジイソシアネ
ート−4−イソシアネートメチルオクタン、i3.6−
ヘキサメチレントリイソシアネート、ビシクロへブタン
トリイソシアネート、イソプロピルベンゼン−2,4−
ジイソシアネート トリメチルへキサメチレンジイソシ
アネート イソホロンジイソシアネート(IPDI)、
水素添加ジフェニルメタンジイソシアネート、水素添加
キシリレンジイソシアネート、前記ポリイソシアネート
化合物の環化三量体(イソシアヌレート変性体)やエチ
レングリコール、トリメチロールプロパン、ポリエーテ
ルポリオール、ポリマーポリオール、ポリテトラメチレ
ンエーテルグリコール。ポリエステルポリオール。
アクリルポリオール、ポリアルカジエンポリオール、部
分酸化エチレン−酢酸ビニル共重合体、ヒマシ油系ポリ
オール等のポリオール化合物と前記ポリイソシアネート
化合物との付加反応物等が用いられる。とりわけMD 
I、カルボジイミド変性ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、TDI等が好ましい。また、これらポリイソシア
ネート化合物は2種以上を混合して用いることもでき、
さらにこれらポリイソシアネート化合物のイソシアネー
ト基をフェノール、キシレノール、メチルエチルケトン
オキシム、ε−カプロラクタム等のブロック剤でブロッ
クした、いわゆるブロックイソシアネート化合物をも用
いることができる。
前記水酸基含有液状ジエン系重合体またはその水素化物
と前記ポリイソシアネート化合物との配合割合について
は特に制限はないが、通常は水酸基含有液状ジエン系重
合体またはその水素化物の水酸基(OH)に対するポリ
イソシアネート化合物のイソシアネート基(NGO)の
割合(NCOloH)がモル比で0.5〜25、好まし
くは0.5〜15となるように配合する。
また、これらポリイソシアネート化合物としては水酸基
含有液状ジエン系重合体に過剰のポリイソシアネート化
合物を配合したプレポリマーを用いることもできる。
さらに、強化剤として用いるポリオール化合物としでは
、1級ポリオール、2級ポリオール、3級ポリオールの
いずれを用いてもよい。具体的にはたとえば1.2−プ
ロピレングリコール;ジプロピレングリコール;112
−ブタンジオール;1.3−ブタンジオール;2,3−
ブタンジオール;1,2−ベンタンジオール;2,3−
ベンタンジオール;2,5−ヘキサンジオール;2,4
−ヘキサンジオール;2−エチル−1,3−ヘキサンジ
オール;シクロヘキサンジオール;グリセリン、N、N
−ビス−2−ヒドロキシプロピルアニリン;N、N’−
ビスヒドロキシイソプロビル−2−メチルビペラジン;
ビスフェノールへのプロピレンオキサイド付加物などの
少なくとも1個の二級炭素に結合した水素基を含有する
短鎖ポリオールが挙げられる。
さらに、トリメチロールプロパン、グリセリン。
グリセリンのプロピレンオキシド付加物等の短鎖トリオ
ールを挙げることができる。上記短鎖ポリオール化合物
の分子量は50〜500の範囲のものである。上記ポリ
オール化合物の配合割合は特に制限はないが、通常は前
記水酸基含有液状ジエン系重合体またはその水素化物1
00M量部に対し0.1〜100重量部、好ましくは0
.5〜50重量部である。
さらに、この液状重合体組成物には所望によりポリアミ
ン化合物、無機充填材、その他の添加剤を配合してもよ
い。
ポリアミン化合物としてはジアミン、トリアミン、テト
ラアミンのいずれでもよい。さらに、1級ポリアミン、
2級ポリアミン、3級ポリアミンのいずれを用いること
もできる。ポリアミン化合物としてはたとえば、ヘキサ
メチレンジアミン等の脂肪族アミン; 3,3’−ジメ
チル4,4゛−ジアミノジシクロヘキシルメタン等の脂
環族アミン;4.4“−ジアミノジフェニル等の芳香族
アミン;2.4.6−トリ(ジメチルアミノメチル)フ
ェノール等のテトラミンなどを挙げることができる。
ポリアミン化合物の配合割合については特に制限はない
が、通常は前記した水酸基含有液状ジエン系重合体また
はその水素化物100重量部に対して1〜1000重量
部、好ましくは3〜200重量部配合する。
無機充填材としては、亜鉛、アスベスト、アルミナ、ア
ルミニウム、カオリン、クレー、ガラス球、ガラスフレ
ーク、炭素(チャンネルブラックファネスブラック、ア
セチレンブラック、サーマルブラック)、カスミ石、ク
リオライトグラファイト、シリカ、ケイ灰石、ケイソウ
土、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、
酸化チタン、酸化鉄、水酸化アルミニウム、スレート粉
2ゼオライト石英粉、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、タルク、チタン酸カリウム、窒化ホウ素、長石粉、
銅、ニッケル、二硫化モリブテン、硫酸バリウム、ホヮ
イティング、ロウ石りレマイカ、セラコラ等を挙げるこ
とができる。
無機充填材の配合量についても特に制限はないが、通常
は前記水酸基含有液状ジエン系重合体またはその水素化
物100重量部に対し、1〜500重量部、好ましくは
10〜200重量部である。
所望により加える他の添加剤としてさらに、粘度調整剤
としてジオクチルフタレートなどの可塑剤を加えたり、
アロマ系、ナフテン系、パラフィン系オイルなどの軟化
剤を加えたり、粘着力、接着力の調整のためにアルキル
フェノール樹脂、テルペン樹脂、テルペンフェノール樹
脂、キシレンホルムアルデヒド樹脂、ロジン、水添ロジ
ン、クロマン樹脂、脂肪族および芳香族石油樹脂などの
粘着付与樹脂を加えることもできる。また、ジブチルス
ズジラウレート、第1スズオクトエートポリエチレンジ
アミンなどの硬化促進剤を加えることもできる。さらに
、耐候性向上のために老化防止剤を加えたり、難燃性付
与剤として赤リン。
ヘキサブロムベンゼンなどを添加することができる。
本発明において、接着剤として用いるポリウレタン接着
剤は、上記成分を配合、混合することによって得られる
。ポリウレタン接着剤の調製方法としては通常、まず上
記成分のうちポリイソシアネート化合物を除いた成分を
配合し、15〜120°C1好ましくは70〜100°
Cにて5〜240分間、好ましくは30〜180分間攪
拌混合し、次いでこの混合物にポリイソシアネート化合
物を添加して0〜70°C1好ましくは15〜50°C
にて0.5秒〜180分間、好ましくは1〜120分間
攪拌混合してポリウレタン接着剤が得られる。
このような接着剤により、特定の金属繊維同士が部分的
に接着されてなる本発明の電磁波シールド材は、種々の
方法により製造することができるが、例えば以下に示す
本発明の方法により効率的に製造することができる。以
下、図面を参照して説明する。
第1図は本発明の電磁波シールド材の製造に用いる装置
の1態様を示す平面図であり、第2図は本発明の電磁波
シールド材の製造に用いる装置の1態様を示す側面図で
ある。
図中、符号1は金属繊維である。この金属繊維1は前記
した如く、繊維径0.1〜200μm1繊維長100f
fT11以上であり、かつ導電性を有するものである。
この金属繊維1を複数、ベルトコンヘアー2上に広げる
ここで金属繊維1がカール状の場合はそのままでもよい
が、直線状の場合は、各繊維同士が互いに直交するよう
に広げることが好ましい。
次に、このようにしてベルトコンベアー2上に広げられ
た複数の金属繊維1上に、接着剤3を部分的に滴下する
接着剤3の滴下は、例えば接着剤貯蔵タンク4中に貯蔵
されている接着剤3を、接着剤滴下ノズル5を用いて滴
下することにより行なう。
ここで接着剤滴下ノズル5としては、希望する接着剤の
滴下のさせ方に応じて、これに合致した形状のものを適
宜選定すればよい。第1図においては点状ないしは綿状
に滴下しうる形状のものを示している。この第1図に示
される接着剤滴下ノズル5におけるノズル間隔は、通常
10〜1O01とすればよく、また、滴下される接着剤
の看は特に制限はないが、通常1〜l〇−程度で充分で
ある。接着剤の滴下と同時にあるいは滴下後にベルトコ
ンベアー2を作動させて、接着剤を部分的に滴下させて
もよい。
その後、このようにして接着剤の滴下された金属繊維を
、1対のロール6で挟持する。
具体的には、例えば巻き取りロール7で巻き取りながら
、1対のロール6間に、接着剤の滴下された金属繊維を
挾み込んで、固定化すればよい。
なお、接着剤の硬化速度は、ベルトコンベアー2、ロー
ル6等の加熱および冷却により適宜調整すればよい。
以上の如くして、金属繊維1同士が接着剤により部分的
に接着された、シート状の電磁波シールド材が得られる
が、これを巻き取り製品とすればよい。
なお、本発明で用いる金属繊維における非直線状の金属
繊維としては、 カール状の金属繊維が好ましいことは
前記した通りであるが、その中でも特に、コイル状に巻
かれた金属薄板を回転させながらその端面を切削するこ
とにより得られるカール状の金属長繊維を用いることが
好ましい。この方法によれば、連続的につながった、カ
ール状の金属長繊維が得られる。
このようなカール状の金属長繊維を用いることにより、
金属繊維同士が充分に接触し、からみ合って電磁波シー
ルド性、静電気防止性に優れる電磁波シールド材が得ら
れるが、上記の如き方法によれば、このようなカール状
の金属長繊維をロス無く、しかも簡便かつ安価に得るこ
とができる。
以上の如くして、本発明の電磁波シールド材が得られる
〔実施例〕
次に本発明の実施例を示す。
製造例1(ホットメルト接着剤の調製)エチレン−酢酸
ビニル共重合体(東ソー■製。
LIE 720) 35重量部、ワックス(日木精蝋■
製。
旧−旧c)15重量部、粘着付与剤(出光石油化学■製
、 S−100) 50重量部および酸化防止剤(チバ
ガイギー■製、 Irganox 1010)1重量部
を、130°Cで70分間加加熱台して、ホットメルト
接着剤を調製した。
製造例2(反応型接着剤の調製) 水酸基末端液状ポリブタジェン(出光アトケム■製、 
R45HT) ]、 O0重量部と硬化促進剤(ジブチ
ルスズジラウレート)0.05重量部を、250°Cで
30分間攪拌混合し、次いでポリイソシアネート化合物
(液状変性ジフェニルメタンジイソシアネート、日本ポ
リウレタン■製、ミリオネートMTL) 24重量部を
加え、1分間攪拌部合して、反応型接着剤を調製した。
実施例1 第1図に示す如き装置を用いて電磁波シールド材を製造
した。
ニードルパンチ(図示しない)にて、金属繊維1 (黄
銅製、繊維密度200g/イ、径20μl)を、各繊維
同士が互いに直交するようにベルトコンベアー(幅1m
)2上に広げた。
この広げられた金属繊維Iに、接着剤貯蔵タンク4に貯
蔵されている、上記製造例1で調製した接着剤3を、接
着剤滴下ノズル5により180 ”Cで部分的に滴下し
、次いで1対のロール6で挟持し、硬化させてシート状
の電磁波シールド材(1mx1.m)を得た。
得られた電磁波シールド材について、電磁波のシールド
効果(電界強度の減衰)を測定したところ、1. OO
〜500MHzの周波数領域で50〜60dBの電界強
度の減衰が認められた。
また、得られた電磁波シールド材を、上部の開口した箱
体(縦40cmx横100c+nX高さ30cm)に押
し込んだところ、隙間なく施工できた。このように、得
られた電磁波シールド材は、柔軟性に富み、多少の凹凸
、屈曲があっても充分にその上に貼付施工できることが
判った。
実施例2 実施例1において、製造例1で調製した接着剤の代わり
に、製造例2で調製した接着剤を用い、これを室温で滴
下したこと以外は、実施例1と同様にして行ない、シー
ト状の電磁波シールド材を得た。
得られた電磁波シールド材について、電磁波のシールド
効果を測定したところ、100〜500MHzの周波数
領域で50〜60dBの電界強度の減衰が認められた。
また、得られた電磁波シールド材を、上部の開口した箱
体(縦40c+aX横100cmX高さ30cm)に押
し込んだところ、隙間なく施工できた。このように、得
られた電磁波シールド材は、柔軟性に富み、多少の凹凸
、屈曲があっても充分にその上に貼付施工できることが
判った。
比較例1 市販の電磁波シールド用金網(厚さ: 0.09μm開
孔部:2.OX1.4 mm、開孔率:50χ)につい
て、電磁波のシールド効果を測定したところ、100〜
500MHzの周波数領域で40〜50dBの電界強度
の減衰が認められ、実施例1,2より劣るものであるこ
とが判った。
比較例2 実施例1において、接着剤を金属繊維の全面にわたって
滴下したこと以外は、実施例1と同様にして行ない、シ
ート状の電磁波シールド材を得た。
得られた電磁波シールド材を、上部の開口した箱体(縦
40cmX横100cmX高さ30cm)に押し込んだ
ところ、両側の底面部に空間を生じた。
比較例3 実施例2において、接着剤を金属繊維の全面にわたって
滴下したこと以外は、実施例2と同様にして行ない、シ
ート状の電磁波シールド材を得た。
得られた電磁波シールド材を、上部の開口した箱体(縦
40cmX横100cmX高さ30cm)に押し込んだ
ところ、両側の底面部に空間を生じた。
比較例4 実施例1において、ロール6を用いなかったこと以外は
、実施例1と同様にして行ない、シート状の電磁波シー
ルド材の製造を試みたが、接着剤の硬化が不充分で、金
属繊維の3分の1程度が脱落してしまった。
比較例5 実施例2において、ロール6を用いなかったこと以外は
、実施例2と同様にして行ない、シート状の電磁波シー
ルド材の製造を試みたが、接着剤の硬化が不充分で、金
属繊維の3分の1程度が脱落してしまった。
〔発明の効果〕
本発明の電磁波シールド材は、電磁波シールド性能に優
れ、しかも可撓性に優れた(フレキシブルな)ものであ
る。
本発明の方法によれば、このような電磁波シールド材を
効率良く製造することができる。
したがって、本発明は電磁波のシールドならびにコンピ
ューターの誤作動や誤停止等の防止に極めて有効である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電磁波シールド材の製造に用いる装置
の1態様を示す平面図であり、第2図は本発明のM(f
i波シールド材の製造に用いる装置の1態様を示す側面
図である。 図中、符号1は金属繊維、符号2はベルトコンベアー、
符号3は接着剤、符号4は接着剤貯蔵タンク、符号5は
接着剤滴下ノズル、符号6はロール、符号7は巻き取り
ロールである。 第 図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繊維径0.1〜200μm、繊維長100mm以
    上であり、かつ導電性を有する金属繊維同士が、接着剤
    により部分的に接着されてなる電磁波シールド材。
  2. (2)繊維径0.1〜200μm、繊維長100mm以
    上であり、かつ導電性を有する複数の金属繊維をベルト
    コンベアー上に広げ、該金属繊維上に接着剤を部分的に
    滴下した後、1対のロールで挟持することを特徴とする
    請求項1記載の電磁波シールド材の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61127198A (ja) * 1984-11-26 1986-06-14 日本精線株式会社 導電性複合体

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