JPH03196410A - 金属半導体転移を示す金属導電性酸化物 - Google Patents

金属半導体転移を示す金属導電性酸化物

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JPH03196410A
JPH03196410A JP23390589A JP23390589A JPH03196410A JP H03196410 A JPH03196410 A JP H03196410A JP 23390589 A JP23390589 A JP 23390589A JP 23390589 A JP23390589 A JP 23390589A JP H03196410 A JPH03196410 A JP H03196410A
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JP23390589A
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English (en)
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Satoru Maruyama
哲 丸山
Hironobu Sawada
澤田 博信
Hiroshi Watanabe
浩 渡辺
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、酸化バナジウム(V2O:I)を主成分とし
、室温付近で金属半導体転移を示し、温度センサやサー
ミスタ等として用いられる金属導電性酸化物に関する。
(従来の技術) 酸化バナジウムは、バナジウムの価数により、V2O3
、VO2、V2O5のように種々の形態をとる。この中
てV2O3は特異な抵抗率の変化を示すことかH〈から
知られている。すなわち、160に付近で抵抗が低下す
る半導体金属転移を示し、300に付近て抵抗か増大す
る金属半導体転移を示す。このうち、300に付近の金
属半導体転移は抵抗率か約2桁はど変化するため、低抵
抗のPTCサーミスタあるいは大電流用のサーミスタと
しての用途が考えられて来た。
これは、特にV2O3にCr等を添加した場合、jIi
著にあられれ、250に〜350にの間て金属から半導
体への転移かみられる。このV2O3を基本組成とする
酸化物の金属半導体転移を利用した素子を用いる場合、
酸化物粉末原料より作成される焼結体として使用する方
法が応用上層していると云える。
(発明か解決すべき課題) しかしなから、上述した■20ffおよびCrを主成分
とする組t&(以下Crを略す)の酸化物焼結体を得る
には、様々な障害かあった。その一つとして、V2O3
のみでは、焼結密度の大きい焼結体が得にくいというこ
とがあった。その結果として、導電性酸化物の基本特性
であるところの室温抵抗率の増大、金属半導体転移点に
おける転移幅の増加、転移温度における抵抗変化率の減
少等を招き、実用上の大きな障害となっていた。すなわ
ち、V2O3の如き低抵抗の導電性酸化物焼結体の電気
特性を評価する際、その化合物本来の抵抗率以外の影響
が非常に多く現われやすいのである。例えば、焼結密度
が低い場合には、全体的にポーラスな構造になる。その
結果、粒子間の接触が不十分になり、粒子間の抵抗(粒
界抵抗)が増大する。この粒界抵抗は粒子内の抵抗と直
列に結合すると考えられるので、見かけ上焼結体の抵抗
率が上昇することになる。特にV2O3組成の焼結体の
様に金属的な導電性を示す領域での抵抗率が10−3Ω
C型程度のものは、粒界抵抗が全体の抵抗に寄与する゛
割合が大きくなる。従って室温での抵抗率の上昇を招く
ことになり、意図する抵抗値が得られないことになる。
また、金属半導体転移温度における抵抗値の変化に対し
ても大きな影響を及ぼす。すなわち、粒界抵抗が高いと
粒子内部で仮に金属半導体転移を起こしても粒子内抵抗
が粒界抵抗以上にならない限り見かけ上転移となってあ
られれてこない。
従って転移温度における抵抗変化率も小さくなる。また
、転移開始温度も粒界抵抗の影響を受けて明確にならず
、転移幅が広がることになる。
以上の理由により、V2O3系のような金属導電性酸化
物で転移を示す化合物を応用に供する場合、その特性を
なるべく中結晶のものに近づける必要があり、その第−
要因として焼結密度およびそれに伴なう特性の改善を考
えなければならなかった。
一般にセラミックス材料において、焼結密度を上げる方
法として種々考えられるが、焼結温度を上げたり、焼結
時間を調節することが考えられるが、V、O,系単体て
は焼結密度が上昇しないことや、異常粒成長が見られる
こと、クラックが発生しやすくなる点があるので、これ
らの方法では焼結密度を上げることは困難であった。
そこで本発明者等は、焼結温度等を変えることなく、焼
結助剤となる添加物を用いてV2O3系の焼結体の密度
を高め、これにより抵抗率を下げ、転移温度における抵
抗率の変化率を大きくした金属導電性酸化物を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明による金属導電性酸化物は、(Vt−xCrx)
203.0≦X≦0.05なる組成式で表される基本組
成に対し、ランタノイド元素であるランタン(La)、
プラセオジウム(P「)、ネオジウム(Nd)、セリウ
ム(Ce)、テルビウム(Tb)等のランタノイド元素
うち、少なくとも一種を添加したことを特徴とする。
前記ランタノイド元素の好ましい含有量は、酸化物の形
で総量として0゜1重量%以上5重量%以下である。
(作用) 本発明は、バナジウム酸化物V2O,およびCrからな
る酸化物に対してLa、 Pr、 Nd、 Ce、 T
b等のランタノイド元素の少なくとも一つを添加した結
果、従来に比べ、焼結密度を上げ、抵抗率を下げ、転移
温度における抵抗変化率が大きい焼結体を得るものであ
る。
(実施例) 上記酸化物組成物の作成を通常のセラミックスプロセス
を用いて行なった。すなわち、基本組成となる原料粉と
しては、ν20□およびCr2O,で示される酸化物の
形で使用した。なお、 V2O,はV2O5を水素気流
中で還元してV2O3にしても良い。また、添加物とし
てのLa、 Pr、 Nd、 Ce、 Tbも酸化物の
形で使用した。これらの原料を所定の比になるように秤
量した後、エタノールを溶媒としてボールミルで混合し
た。混合時間は10時間〜30時間とし、混合後、これ
らの原料をプラスチック製容器にあけ乾燥した。乾燥後
ボールミルあるいは磁器製らいかい機により粉砕し、粒
子サイズを0.5ル璽以下として原料粉とした。これら
の原料に有機バインダーを混合し、厚さ24重重、直径
20φのベレットに成形した。
以上の工程を経た後、水素雰囲気中で1500°Cの温
度で3時間焼成して試料とした。得られた試料について
は、焼結温度、抵抗率、抵抗の温度依存性を測定し、焼
結体の特性を評価した。抵抗率測定は、金あるいは銀等
の金属材料を電極とし、直流4端子法により測定した。
第1図は上記のように作成した試料の焼結密度の1.a
 20 :I添加量に対する変化を示したものである。
(Vo、 992Cro、 oon)20zの場合、L
 a 20 、か無添加あるいは添加量が0.1重量%
以下であるときには焼結密度は4 、56 g/cts
”以下て、相対密度も94%以下となる。それに対して
、La20.の添加量が増加するにつれて焼結密度は増
加し、0.5重量%以上ては相対密度も98%以上とな
る。
第2図は前記試料の抵抗率のLa20+添加量に対する
変化を示したものである。第2図から分るように、La
2O3の添加量が約0.5重量%程度となるまでは添加
量の増加につれて室温における試料の抵抗は低下する。
しかし、La2O3の添加量を約0.5重量%より増加
させると、室温における抵抗は増加する。従って、室温
における低抵抗化の点から見れば、1. a 203の
添加量をあまり増加させると、逆効果となる。この1.
a 20.添加量か所定量以上に増加すると抵抗か増加
する原因は、粒界等にtaVo:+を形成し、高抵抗化
を引き起こすためと考えられる。すなわち、低抵抗化に
ついては、L a 、 O,の添加量の最適範囲か存在
することを意味しており、室温における低抵抗化につい
て云えば、La20+の添加量は0.5重量%〜2.5
重量%の範囲か焼結体としては最適である。
第3図は前記試料の金属半導体転移における抵抗率の変
化を示すものて、曲線aはL a 203を添加しない
試料、曲線すはL a 203を1重量%添加した試料
、曲線CはL a 20:Iを10重量%添加した試料
についての抵抗率の変化を示す。
La2ozの添加量か1重量%である場合、室温におけ
る抵抗が最も低く、また、抵抗変化率も大きい。ここて
抵抗率の最大値をρ□、、290Kにおける抵抗率をρ
290で表わすと、L a 20 :Iの添加量かそれ
ぞれ0重量%、1重量%、5重量%の各場合において、
それぞれ表1に示すようになっている。
表1 上記のような抵抗の低下や抵抗変化率の増大は、[、a
、03の添加により、焼結性か向上(焼結密度か向上)
したことに起因しているが、その理由として次の様に考
えられる。
すなわち、l、a 20 :lを添加しない場合は、液
相焼結により粒の異常粒成長か起こり、焼結体がポーラ
スになり、焼結密度か上からないと推定される。また、
無添加の場合は、粒径か増大し、焼成後試料のいたる所
にクラックか発生しており、そのため抵抗が増加してい
る。それに対して1. a 20−rを添加すると、粒
成長か抑制され、また、電子顕微鏡で粒の状態を観察す
ると、粒子の間のぬれ性が低下していることか分り、焼
結か液相な介在したものてないことを示している。その
結果、粒径か小さくなり、緻密化したと考えられる。
第4図と第5図、第6図と第7図は添加物かそれぞれP
r、Ndの酸化物である場合についての抵抗率、抵抗変
化率の測定結果をそれぞれ第2図と第3図に対応させて
描いた図である。
これらの図から分るように、添加物かPr、 Ndであ
る場合においても、焼結密度か大となり、抵抗か低下し
、抵抗変化率が増大するという効果をあげることかでき
る。特に添加量が0.1重量%ないし5重量%の範囲に
おいて、室温における抵抗低下か大となると共に、金属
半導体転移点における抵抗変化率か大となる。
上記例は、いずれも添加物か−・種のランタノイド元素
である場合について説明したか、2挿具にのものを添加
した場合にも同様の効果を上げることかてきる。第8図
と第9図は、添加物かPrとNdてその重量比を1=1
とし、前記同様の測定を行なった結果を、第2図と第3
図に対応させて示すもので、添加物が1種である場合と
同様の効果かあげられることが分る。
また本発明は、上記以外のランタノイド元素を添加した
場合においても、室温付近における抵抗の低下と、金属
半導体転移点における抵抗変化率の増大を達成できる。
また本発明による酸化物は、厚膜法やスパッタリング等
によって形成することも可能である。
(発明の効果) 請求項1によれば、(Vl −xcrx) 20+、0
≦X≦0.05なる組成式の酸化物において、ランタノ
イド元素の少なくとも一種を添加したので、焼結温度を
上げると共に、抵抗率を下げ、金属半導体転移における
抵抗変化率を増大させることがてきる。
請求項2によれば、室温における抵抗低下と金属半導体
転移点における抵抗変化率の増大効果の点で優れた効果
をあげることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明において、添加物がLaJ3であ1す る場合において、試料の焼結密度のLa2(1+添加量
に対する変化を示す図、第2図は第1図の試料の抵抗率
のLa20:+添加量に対する変化を示す図、第3図は
第1図の試料の種々のLa20.添加量における抵抗変
化率を示す図、第4図と第5図、第6図と第7図はそれ
ぞれ添加物がPr、 Ndの酸化物である場合について
の抵抗率、抵抗変化率の測定結果をそれぞれ第2図と第
3図に対応させて描いた図、第8図および第9図は添加
物かP「とNdである場合についての抵抗率、抵抗変化
率の測定結果をそれぞれ第2図、第3図に対応させて示
す図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(V_1_−_xCr_x)_2O_3、0≦x≦
    0.05なる組成式で表される基本組成に対し、ランタ
    ノイド元素の少なくとも一種を添加したことを特徴とす
    る金属半導体転移を示す金属導電性酸化物。
  2. 2.前記ランタノイド元素が酸化物の形で総量として0
    .1重量%以上5重量%以下含まれていることを特徴と
    する請求項1記載の金属半導体転移を示す金属導電性酸
    化物。
JP23390589A 1989-09-08 1989-09-08 金属半導体転移を示す金属導電性酸化物 Pending JPH03196410A (ja)

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