JPH0328440B2 - - Google Patents

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JPH0328440B2
JPH0328440B2 JP57034028A JP3402882A JPH0328440B2 JP H0328440 B2 JPH0328440 B2 JP H0328440B2 JP 57034028 A JP57034028 A JP 57034028A JP 3402882 A JP3402882 A JP 3402882A JP H0328440 B2 JPH0328440 B2 JP H0328440B2
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JP
Japan
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leu
arg
ser
gln
obu
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JP57034028A
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JPS58152853A (ja
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Mikio Uchama
Takashi Sato
Hiroshi Yoshino
Yutaka Tsucha
Jusuke Konishi
Masahiko Tsujii
Yoshihiko Hisatake
Atsushi Koiwa
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Eisai Co Ltd
Original Assignee
Eisai Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS58152853A publication Critical patent/JPS58152853A/ja
Publication of JPH0328440B2 publication Critical patent/JPH0328440B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、新規なペプチドに関する。更に詳し
く述べれば、工業的に極めて有利なセクレチンの
製造方法およびその際用いられる新規な中間体と
してのペプチドに関する。 消化管ホルモンの一つであるセクレチンは次の
式で示す如く27個のアミノ酸から構成されるペプ
チドで膵外分泌促進作用、ガストリン刺激胃酸分
泌抑制作用、インスリン遊離作用、ペプシン分泌
刺激作用、脂肪分解作用など医薬として極めて有
用な作用を有し、膵機能検査剤、十二脂腸潰瘍治
療剤などとして用いられている。 H・−His−Ser−Asp−Gly−Thr−Phe−
Thr−Ser−Glu−Leu−Ser−Arg−Leu−Arg−
Asp−Ser−Ala−Arg−Leu−Gln−Arg−Leu−
Leu−Gln−Gly−Leu−Val−NH2 〔〕 セクレチンは従来は豚の十二指腸などより抽出
して得られている〔例えばH.Penau et al;Bull.
Soc.Chimie Bicel.,17(1925)参照〕が、抽出
法は工程上の煩雑さ、資源的問題などの欠点があ
り、更にコレシストキニン・パンクレオザイミン
などの分離困難な物質の夾雑は免れないという問
題もある。 そこでセクレチンを合成法により製造しようと
する試みが種々なされている。 合成法としては、M,Bodanszkyら〔J.Am.
Chem.Soc.Vol.90,4711(1968)〕,E.Wu¨nsch、
ら〔Naturwissenschaften,Vol.59,239
(1972)〕,G.Ja¨gerら〔Chem.Ber,Vol.107,
215(1974)〕,H.C.Beyermanら〔Helv.Chim.
Acta,Vol.59,1112(1976)〕,B.Hemmasi〔Int.
J.Peptide Protein Rec.Vol.9,63(1977)〕,およ
び矢内原ら〔J.Med.Chem,Vol.20,654(1977)〕
などの報告がなされている。しかしながら、これ
らの既知方法は多量のセクレチンを能率よく製造
することについては、あまり検討されてはおら
ず、セクレチンを工業的に有利に合成する方法と
はいいがたい。すなわち、上記の如くセクレチン
は構造的に27個のアミノ酸を構成成分とするペプ
チドであるので、工業的にセクレチンを高純度
に、高収率に得ようとする場合には、例えば保護
基として何を選択するか、脱離の条件をいかにす
るかなど解決しなければならない困難な問題が多
い。 上記の既知方法も、原料保護アミノ酸の製造の
困難さおよび側鎖官能基の保護基の不完全さなど
に起因する簡単に分離しがたい種々の不純物の生
成があり、そのため精製が極めて困難である。更
に数十工程を要して合成される保護基を有する高
価な保護セクレチンより最終物質であるセクレチ
ンとする工程での収率および得られたものの純度
が必ずしもよくなく、工業的な方法としては適さ
ない。 これらの問題点を解決する一つの方法として特
許出願公開昭52−12516号の方法が提案されてい
る。 この方法は、縮合溶媒の改良による縮合時間の
短縮をおこない、保護されたセクレチンとして、
下記に示す式 Boc−His(Boc)−Ser(But)−Asp(OBut)−
Gly−Thr(But)−Phe−Thr(But)−Ser(But)−
Glu(OBut)−Leu−Ser(But)−Arg−Leu−Arg
−Asp(OBut)−Ser(But)−Ala−Arg−Leu−
Gln−Arg−Leu−Leu−Gln−Gly−Leu−Val−
NH2 〔〕 で表わされるペプチドを合成し、これらの保護基
を除去したのち得られる粗セクレチンを、アルキ
ル化デキストランゲル(LH−20)を用い、溶出
には、0.005N−システイン塩酸塩または0.001N
−塩酸水溶液を用い、保護されたセクレチンより
22%の収率で精製セクレチンを得ている。 しかしながら、この方法も最終物質であるセク
レチンの収率純度の点で必ずしも十分とはいえな
い。すなわち、得られたセクレチンは、前者の場
合(0.005N−システイン塩酸塩を用いた場合)
のセクレチン活性は2600cu/mg、ペプチド含量
65%で、なお5%のシステイン塩酸塩を含有して
いる。また後者(0.001N−塩酸水溶液を用いた
場合)のセクレチン活性は、2600〜2700cu/mg、
ペプチド含量70%であり、これはドライフリーベ
ースすなわちペプチドあたりの活性は前者が
4000cu/mgであるのに対し、後者は3714〜
3857cu/mgであり、これらの値は純粋天然セク
レチンが酢酸塩で4000cu/mg、ドライフリーベ
ースとして5000cu/mg〔Gut,19,355(1978)〕
と比較していずれも全体的に低い。 そこで本発明者等は、更に有利で、活性の高
い、しかも工業的なセクレチンの合成方法および
精製方法について長年鋭意研究を重ねた結果、保
護セクレチンより73%の収率でセクレチン活性
4500cu/mg、アミノ酸分析でペプチド含量86%、
すなわちドライフリーベースとして約5200cu/
mgの高活性、高純度の合成セクレチンの取得方法
を見い出した。 すなわち、本発明において用いられる保護され
たセクレチンは、次の構造を有する新規なヘプタ
コサペプチドである。 Boc−His(Boc)−Ser(But)−Asp(OBut)−
Gly−Thr(But)−Phe−Thr(But)−Ser(But)−
Glu(OBut)−Leu−Ser(But)−Arg(X)−Leu−
Arg(X)−Asp(OBut)−Ser(But)−Ala−Arg
(X)−Leu−Gln−Arg(X)−Leu−Leu−Gln−
Gly−Leu−Val−NH2 〔〕 〔式中Xは式
【式】(式中 Rはアルキル基若しくはアルコキシ基を意味し、
mは1〜3の整数を意味する。但し、mが1であ
るときはRはp−CH3である場合は除くものとす
る。またmが2または3である場合は、Rは同一
または異なつていてもよい。〕 上記の構造式〔〕においてArgの側鎖官能基
の定義は、上述の如くであるが、これらのうち最
も代表的で通常用いられる基としては、メジチレ
ン−2−スルホニル基(Mts)が用いられる。 上述の構造式で明らかな如く、本発明の特徴は
ヒスチジンのイミダゾール基はBoc、アスパラギ
ン酸およびグルタミン酸の側鎖官能基は、OBut
セリンおよびスレオニンの側鎖官能基はBut、ア
ルギニンの側鎖官能基はMtsで代表される上記の
定義で示された基で保護し、結局セクレチンのN
端アミノ基、およびすべての構成アミノ酸の側鎖
官能基を保護した点にある。これらの保護基の選
択において特に特徴的な点は、プロトネーシヨン
の不十分な型でのアルギニン側鎖保護をMtsで代
表される上記の定義で示された基で保護し、保護
基を用いないとラセミ化等の望ましくない副反応
を生じやすいといわれている〔Rec,Trav.
Chim.pays−Bas.93,256(1974)およびBull.
Chem,Soc,Japan,51,3409(1978)〕ヒスチ
ジンのイミダゾール基を第三ブチルオキシカルボ
ニル基(Boc)で保護したことである。前者(ア
ルギニン)については、前述のM.Bodanszky、
矢内原およびH.C.Beyermanらは、ニトロ基を用
いており、前記の特開昭52−12516号の方法では、
保護基を用いていない。 従来セクレチンの合成において、本発明の如き
保護基の選択の組み合わせは全くなく、本発明は
このような特定の保護基の組み合わせを選択した
ことにより、保護基を脱離する際、低温で、短時
間で簡単な操作により脱離でき、しかも簡単な精
製法により高活性、高純度セクレチンを得ること
ができるという大きなメリツトを有する。 本発明においては、トリフオロメタンスルホン
酸、フツ化水素等の強酸を用いることにより、上
記の保護されたセクレチン〔〕を一挙に全保護
基を低温、短時間で容易に脱離することが可能で
ある。 したがつて、本発明の目的物質であるヘプタコ
サペプチドである保護されたセクレチン〔〕は
極めて価値の高いものである。 本発明において、上述の方法により保護基を脱
離して、得られた粗セクレチンを精製することに
より高活性、高純度セクレチンを収率よく得るこ
とができる。 本発明によれば、上述の如く高活性、高純度セ
クレチンを収率よく製造することが可能である
が、その最も大きな原因とするところは、保護セ
クレチンとして〔〕を選択した点にある。すな
わち、副反応を生じる可能性のある側鎖官能基を
すべて保護し、容易に分離できない不純物の生成
を極力抑えた保護セクレチンを合成した結果、保
護基を脱離した後簡単な精製法により、失活によ
る損失もなく、高純度、高活性合成セクレチンを
高収率で得ることに成功したものである。 本発明におけるセクレチンの精製は、次に述べ
る如く、極めて簡単な方法で精製することができ
工業的にも大変有利な方法である。 すなわち上述した保護セクレチンをトリフルオ
ロメタンスルホン酸、フツ化水素等の強酸で一挙
に除去し、イオン交換樹脂を用いて酢酸塩に変え
た後、常法によりカルボキシメチルセルロースを
用い、濃度の異なる酢酸アンモニウム溶液のグラ
ジエント溶出によるカラムクロマトグラフイーに
より、高活性、高純度セクレチンを収率よく得る
ことができる。この際カラムクロマトグラフイー
の操作は1回の操作で十分である。 このような精製方法によつて得られたセクレチ
ンは、保護セクレチンより73%の収率でセクレチ
ン活性4500cu/mg、アミノ酸分析でペプチド含
量86%、ドライフリーベースとして約5200cu/
mg程度であり、前述の特開昭52−12516号の方法
と比較して極めて高活性、高純度のセクレチンで
ある。 セクレチンの如く、合成工程数が数十工程にお
よぶもので、かつ微量でその薬理効果が期待され
(1回投与で10〜15cu/人)、しかも非常に高価
な物質の場合、合成の最終工程での純度、活性、
および収率が従来法に比較して大幅に改良された
ことは、工業的に大きな意味をもつものであり、
したがつて、本発明は極めて価値の高いものであ
る。 本発明で用いる保護セクレチンは以下の方法で
製造する。 すなわち、上述のセクレチンの構造式〔〕に
おいて構成アミノ酸に左のN端より番号を付した
が、基本的には、次の3つのフラグメント、フラ
グメントA(1〜10)、フラグメントB(11〜17)、
フラグメントC(18〜27)を縮合することによつ
て得ることができる。 フラグメントA:Boc−His(Boc)−Ser(But
−Asp(OBut)−Gly−Thr(But)−Phe−
Thr(But)−Ser(But)−Glu(OBut)−Leu
−OH フラグメントB:Y−Ser(But)−Arg(X)−
Leu−Arg(X)−Asp(OBut)−Ser(But)−
Ala−OH 〔式中YはHまたはベンジルオキシカルボニル
基を意味し、Xは式
【式】 (式中Rはアルキル基若しくはアルコキシ基を意
味し、mは1〜3の整数を意味する。但し、mが
1であるときはRはp−CH3である場合は除くも
のとする。またmが2または3である場合は、R
は同一または異なつていてもよい。〕 フラグメントC:Y−Arg(X)−Leu−Gln−
Arg(X)−Leu−Leu−Gln−Gly−Leu−
Val−NH2 〔式中YはHまたはベンジルオキシカル
ボニル基を意味し、Xは式
【式】(式中Rはアル キル基若しくはアルコキシ基を意味し、m
は1〜3の整数を意味する。但し、mが1
であるときはRはp−CH3である場合は除
くものとする。またmが2または3である
場合は、Rは同一または異なつていてもよ
い。〕 通常は、上記のフラグメントB,Cを縮
合し、次のフラグメントD(11〜27)を得、
これにフラグメントAを縮合させて本発明
の保護されたセクレチン〔〕を得ること
ができる。 フラグメントD:Y−Ser(But)−Arg
(X)−Leu−Arg(X)−Asp(OBut)−Ser
(But)−Ala−Arg(X)−Leu−Gln−Arg
(X)−Leu−Leu−Gln−Gly−Leu−Val
−NH2 〔式中YはHまたはベンジルオキシカルボニル
基を意味し、Xは式
【式】 (式中Rはアルキル基若しくはアルコキシ基を意
味し、mは1〜3の整数を意味する。但し、mが
1であるときはRはp−CH3である場合は除くも
のとする。またmが2または3である場合は、R
は同一または異なつていてもよい。〕 これらフラグメントA,B,C,およびDはい
ずれも新規なペプチドである。また、フラグメン
トCおよびDは塩酸塩、酢酸塩などの塩などとし
ても存在するが、本発明においてはこれらの塩を
も含むものである。 これらの合成は、各構成アミノ酸側鎖を全部保
護しているため望ましくない副反応が少なく、ペ
プチド合成で通常おこなわれている縮合法、精製
法により合成される。 本発明で用いられる上記のフラグメントA〜D
は、いずれも本発明で用いる保護セクレチン
〔〕の中間体であり、本発明によつて高純度、
高活性のセクレチンを得ることが可能であり、し
たがつて、これらフラグメントは非常に価値の高
いものである。 本明細書においては、ペプチド化学の分野で通
常用いられている略号を用いるが、列記すれば次
のとおりである。 His:ヒスチジン Ser:セリン Asp:アスパラギン酸 Gly:グリシン Thr:スレオニン Phe:フエニルアラニン Glu:グルタミン酸 Leu:ロイシン Arg:アルギニン Ala:アラニン Gln:グルタミン Val:バリン Boc:第三ブチルオキシカルボニル But:第三ブチル OBut:第三ブチルエステル Mts:メジチレン−2−スルホニル Z:ベンジルオキシカルボニル DMF:ジメチルホルムアミド ONP:4−ニトロフエニルエステル OSu:N−ヒドロキシスクシンイミドエステル OBzl:ベンジルエステル 次に本発明を更に詳細に説明するため、以下に
具体的な実施例および参考例を掲げるが、本発明
がけつしてそれのみに限定されることがないこと
はいうまでもない。 実施例 1 Z−Gln−Arg(Mts)−Leu−OHの合成 Z−Gln−OH5.6g(20ミリモル)をジメチル
ホルムアミド30mlにとかし、−5℃に冷却し、ク
ロル蟻酸エチル1.9mlを加える。撹拌下、N−メ
チルモルホリン2.2mlを加え、15分後H−Arg
(Mts)−Leu−OH8.0g(17ミリモル)とN−メ
チルモルホリン1.9mlを溶解したジメチルホルム
アミド溶液30mlを滴下する。同温度で6時間後、
1M−クエン酸20mlを含む氷水1に加え、生成
する沈殿を取する。これをメタノール−酢酸エ
チルの混液にとかし、エーテルにて再沈殿する。
この操作を更に2回繰り返して白色の粉末を10.4
g(収率83.6%)を得る。 融点:126−130℃(分解) TLC:Rf値 0.29 (クロロホルム:メタノール、7:
4) 旋光度:〔α〕27 D=−19.6゜(C=1,メタノール
) 元素分析値:C34H49N7O9Sとして C H N 理論値(%) 55.80 6.75 13.40 実測値(%) 55.52 7.04 13.70 実施例 2 Boc−Leu−Gln−Arg(Mts)−Leu−OHの合
成 実施例1の方法により得られたZ−Gln−Arg
(Mts)−Leu−OH9.5g(13ミリモル)および
Boc−Leu−OSu5.2g(16ミリモル)をジメチル
ホルムアミド120mlに溶解し、N−メチルモルホ
リン1.43mlを加える。10%Pd−C0.5gを加え、
H2気流中で5時間撹拌する。N−(2−アミノエ
チル)ピペラジンを加え、更に1時間撹拌後、10
%Pd−Cを別する。次いで減圧、濃縮したの
ち、残渣は酢酸エチル100ml、稀クエン酸水溶液
200mlの混液に加え十分撹拌した後、酢酸エチル
層を分取し、水洗、乾燥、減圧濃縮する。エーテ
ルを加えて析出せる沈殿を取し、標題のBoc−
Leu−Gln−Arg(Mts)−Leu−OHを9.5g(収率
86.5%)を得る。 融点:140〜146℃(分解) TLC:Rf値 0.40 (クロロホルメ:メタノール:酢酸、80:
15:5) 旋光度:〔α〕27 D=−27.3゜ (C=1、トリフルオロエタノール) 元素分析値:C37H62N8O10Sとして C H N 理論値(%) 54.79 7.71 13.82 実測値(%) 54.49 7.98 13.69 実施例 3 Z−Arg(Mts)−Leu−Gln−Arg(Mts)−Leu
−OHの合成 Z−Arg(Mts)−OH4.9g(10ミリモル)をジ
メチルホルムアミド60mlに溶解し、N−メチルモ
ルホリン1.1mlを加える。−10℃で冷却撹拌下クロ
ル蟻酸エチル0.95mlを加え5分後、実施例2の方
法によつて得られたBoc−Leu−Gln−Arg(Mts)
−Leu−OH8g(9.4ミリモル)をメチレンクロ
ライド50ml、トリフルオロ酢酸50mlの混液処理に
より得たH−Leu−Gln−Arg(Mts)−Leu−
OH・CF3COOH塩8.3g(9.7ミリモル)、N−メ
チルモルホリン1mlのジメチルホルムアミド溶液
60mlを冷却後滴下する。−10℃で4.5時間撹拌し、
低温室に一夜放置後、1%クエン酸600mlの溶液
に加え、十分撹拌し、生成せる沈殿を取し、水
洗し、乾燥し、標題のZ−Arg(Mts)−Leu−
Gln−Arg(Mts)−Leu−OH10.4g(90.6%)を
得る。 融点:130〜135℃(分解) TLC:Rf値 0.60 (クロロホルム:メタノール、7:
3) 旋光度:〔α〕27 D=−17.5゜ (C=1,トリフルオロエタノール) 元素分析値:C55H82N12O13S2・H2Oとして C H N 理論値(%) 54.98 7.05 13.99 実測値(%) 55.27 7.01 13.96 実施例 4 Z−Arg(Mts)−Leu−Gln−Arg(Mts)−Leu
−Leu−Gln−Gly−Leu−Val−NH2の合成 実施例3で得られたZ−Arg(Mts)−Leu−
Gln−Arg(Mts)−Leu−OH4.2g(3.55ミリモ
ル)およびN−ハイドロキシサクシンイミド0.82
gをジメチルホルムアミド100mlに溶解する。−10
℃に冷却しジシクロヘキシルカルボジイミド0.88
gを加え3時間撹拌をおこない、更に低温室(2
〜3℃)で1.5日続ける。これにあらかじめ調製
したCF3COOH・H−Leu−Gln−Gly−Leu−
Val−NH2〔融点236〜238℃、〔α〕20D=−18.9゜
(C=2、DMF)のBoc−Leu−Gln−Gly−Leu
−Val−NH2をCF3COOHで処理する〕2.0g
(3.55ミリモル)をDMF50mlに溶解し、N−メチ
ルモルホリン0.39mlを加え、0℃に冷却した溶液
を加える。低温室で1日、室温で2日間撹拌す
る。減圧濃縮し、残渣を2%重炭酸ソーダ水溶液
300mlに加え、生成した沈殿を別し、標題化合
物Z−Arg(Mts)−Leu−Gln−Arg(Mts)−Leu
−Leu−Gln−Gly−Leu−Val−NH24.4gを(収
率73%)を得る。 融点:144〜152℃(分解) TLC:Rf値 0.41 (クロロホルム:メタノール、4:
1) 旋光度:〔α〕27 D=−13.0゜ (C=1,トリフルオロエタノール) 元素分析値:C79H125N19O18S2・3H2Oとして C H N 理論値(%) 54.31 7.56 15.23 実測値(%) 54.42 7.32 15.15 実施例 5 H−Arg(Mts)−Leu−OHの合成 Z−Arg(Mts)−Leu−OBzlの合成 Z−Arg(Mts)−OH49g(100ミリモル)をテ
トラヒドロフラン300mlに溶かし、N−メチルモ
ルホリン11mlを加えて、−5℃にて撹拌下5分後
にクロル蟻酸エチル9.6mlを加える。15分後あら
かじめ調製したMtsOH・H−LeuOBzl39.4g
(100ミリモル)、N−メチルモルホリン11mlを溶
かしたジメチルホルムアミドの冷却溶液を加え、
−5℃〜0℃で4時間撹拌する。減圧濃縮し、残
渣を酢酸エチル700mlに溶解する。0.1N−塩酸
水、1N−NaHCO3、水の順序で洗い、乾燥し、
減圧濃縮し、油状の標題化合物Z−Arg(Mts)−
Leu−OBzl52g(収率75%)を得る。 H−Arg(Mts)−Leu−OHの合成 )の方法によつて得られたZ−Arg(Mts)−
Leu−OBzl29gをメタノール600ml、水20ml混液
に懸濁し、10%Pd−C3g存在下H2気流中7時間
撹拌する。加熱して析出した結晶を溶解し、触媒
を別した後、液を減圧濃縮し、残渣にエーテ
ルを加え、標題化合物H−Arg(Mts)−Leu−
OH15.4gを得る。 融点:156〜158℃(分解) TLC:Rf値 0.55 (ブタノール:酢酸:水、4:1:
5) 旋光度:〔α〕27 D=+12.7゜(C=1,メタノール
) 元素分析値:C21H35N5O5S・H2Oとして C H N 理論値(%) 51.72 7.65 14.36 実測値(%) 51.81 7.35 14.26 実施例 6 Z−Ser(But)−Arg(Mts)−Leu−OHの合成 Z−Ser(But)−OH4.43g(15ミリモル)とN
−ハイドロキシサクシンイミド2.0gを、テトラ
ヒドロフラン40mlに溶解し、0℃に冷却し、ジシ
クロヘキシルカルボジイミド3.1gを加え3時間
撹拌した後、低温室にて一晩撹拌する。析出した
沈殿を去し、減圧濃縮し得られた油状物をジメ
チルホルムアミド10mlに溶解する。この液を実施
例5)の方法で得られたH−Arg(Mts)−Leu
−OH5.6g(12ミリモル)をジメチルホルムアミ
ド50mlに溶解し、次いでN−メチルモルホリン
1.35mlを加えた溶液と混合し、0℃で6時間、低
温室で一晩、室温で5時間撹拌する。不溶物を
別し、減圧濃縮し残渣を酢酸エチルエステル300
mlで抽出し、2%クエン酸及び水で洗滌する。硫
酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮し、エーテル
−石油エーテルで固化させ、標題化合物Z−Ser
(But)−Arg(Mts)−Leu−OH8.5g(収率95%)
を得る。 融点:96〜105℃(分解) TLC:Rf値 0.59 (クロロホルム:メタノール、3:1) 旋光度:〔α〕27 D=−9.4゜(C=1,メタノール) 元素分析値:C36H54N6O9Sとして C H N 理論値(%) 57.89 7.29 11.25 実測値(%) 58.18 7.59 11.54 実施例 7 Z−Arg(Mts)−Asp(OBut)−Ser(But)−Ala
−OHの合成 Z−Arg(Mts)−OH7.3g(14.9ミリモル)を
ジメチルホルムアミド130mlに溶解し、これにN
−メチルモルホリン1.64mlを加え、−5℃に冷却
し、撹拌下クロル蟻酸エチル1.43mlを滴下する。
15分後H−Asp(OBut)−Ser(But)−Ala−OH
(融点122〜133℃)6.32g(15.7ミリモル)をジ
メチルホルムアミド100mlに懸濁し、N−メチル
モルホリン1.73mlを加え、冷却した液を混合し、
3時間撹拌する。不溶物を別後減圧濃縮し残渣
を5%クエン酸、エーテルで処理して、標題化合
物Z−Arg(Mts)−Asp(OBut)−Ser(But)−Ala
−OH8.8g(収率67%)を得る。 融点:110〜120℃(分解) TLC:Rf値 0.34 (クロロホルム:メタノール、4:1) 旋光度:〔α〕21 D=−10.8゜ (C=1,トリフルオロエタノール) 元素分析値:C41H61N7O12Sとして C H N 理論値(%) 56.21 7.02 11.19 実測値(%) 55.93 7.30 10.94 実施例 8 Z−Ser(But)−Arg(Mts)−Leu−Arg(Mts)
−Asp(OBut)−Ser(But)−Ala−OHの合成 Z−Ser(But)−Arg(Mts)−Leu−OH5.98g
(8.0ミリモル)とN−ハイドロキシサクシンイミ
ド1.01gをジメチルホルムアミド30mlに溶解し、
−5℃に冷却し、撹拌下ジシクロヘキシルカルボ
ジイミド1.65gを加え、−5℃で3時間撹拌後、
低温室で反応液を一晩放置する。一方、実施例7
の方法により得られたZ−Arg(Mts)−Asp
(OBut)−Ser(But)−Ala−OH8.0gを80%トリ
フルオロエタノール中、10%Pd−C存在下、6
時間H2気流中反応させて得た上記化合物の脱Z
体5.79g(7.8ミリモル)をジメチルホルムアミ
ド40mlに懸濁して、N−メチルモルホリン0.86ml
を加え撹拌冷却する。 これを上記反応液と混合する。0℃で6時間撹
拌ののち、低温室にて一晩放置後、更に0℃で6
時間撹拌する。析出する沈殿を別し、減圧濃縮
し、残渣を0.05M−クエン酸400mlに加える。析
出した沈殿を取し、水洗する。次いでトリフル
オロエタノール、メタノール、クロロホルムの混
液に溶解し、減圧濃縮した後、酢酸エチルを加
え、析出する沈殿を取し、標題化合物をZ−
Ser(But)−Arg(Mts)−Leu−Arg(Mts)−Asp
(OBut)−Ser(But)−Ala−OH7.3g(収率62%)
を得る。 融点:173〜176℃(分解) TLC:Rf値 0.41 (クロロホルム:メタノール、5:1) 旋光度:〔α〕21 D=−8.4゜ (C=1,トリフルオロエタノール) 元素分析値:C69H107N13O18S2・C2H5OC2H5
として C H N 理論値(%) 56.75 7.63 11.78 実測値(%) 57.02 7.92 12.08 実施例 9 Z−Ser(But)−Arg(Mts)−Leu−Arg(Mts)
−Asp(OBut)−Ser(But)−Ala−Arg(Mts)−
Leu−Gln−Arg(Mts)−Leu−Leu−Gln−Gly
−Leu−Val−NH2の合成 ジメチルホルムアミド23mlにN−ハイドロキシ
サクシンイミド173mgを加え、次いでZ−Ser
(But)−Arg(Mts)−Leu−Arg(Mts)−Asp
(OBut)−Ser(But)−Ala−OH1.84g(1.254ミリ
モル)を加え溶解させる。次に、実施例4の方法
で得られたZ体2.64gを80%酢酸中10%Pd−C存
在下還元して得たAcOH・H−Arg(Mts)−Leu
−Gln−Arg(Mts)−Leu−Leu−Gln−Gly−Leu
−Val−NH22.0g(1.254ミリモル)を加えた後、
N−メチルモルホリンのジメチルホルムアミド
(DMF)溶液(1ミリモル/ml・DMF)1.3mlを
加える。これを−10℃に冷却し、撹拌下、ジシク
ロヘキシルカルボジイミド284mgを含有するジメ
チルホルムアミド溶液を加え、3時間反応させた
後、更に低温室(4℃)で2.5日、次いで室温で
1日撹拌する。減圧濃縮し、残渣に水を加え、出
じた沈殿をクロロホルム−メタノール−エーテル
で処理し標題化合物Z−Ser(But)−Arg(Mts)−
Leu−Arg(Mts)−Asp(OBut)−Ser(But)−Ala
−Arg(Mts)−Leu−Gln−Arg(Mts)−Leu−
Leu−Gln−Gly−Leu−ValNH22.0g(53%)を
得る。 融点:150〜160℃(分解) TLC:Rf値 0.51 (クロロホルム:メタノール、5:
1) 旋光度:〔α〕24 D=−7.8゜ (C=2,トリフルオロエタノール) 元素分析値:C140H224N32O33S4・4H2Oとして C H N 理論値(%) 54.52 7.58 14.54 実測値(%) 54.54 7.42 14.44 なお、本実施例において使用したAcOH・H−
Arg(Mts)−Leu−Gln−Arg(Mts)−Leu−Leu
−Gln−Gly−Leu−Val−NH2の製造方法の詳細
およびその物性を述べれば次のとおりである。 H−Arg(Mts)−Leu−Gln−Arg−(Mts)−
Leu−Leu−Gln−Gly−Leu−Val−NH22.64g
(1.56ミリモル)を80%酢酸150mlに溶解し、10%
Pd−C300mg存在下撹拌しながらH2ガスを8時間
通じる。Pd−Cを取し、液を減圧濃縮し、
残渣をトリフルオロエタノールに溶解し、過後
濃縮し、残渣にエーテルを加えて生じた沈殿を
取して標題化合物AcOH・H−Arg(Mts)−Leu
−Gln−Arg(Mts)−Leu−Leu−Gln−Gly−Leu
−ValNH22.1g(収率84%)を得る。 融点:150〜153℃(分解) TLC:Rf値 0.32 (クロロホルム:メタノール、4:
1) 旋光度:〔α〕28 D=−33.6゜(C=1.1,酢酸) 元素分析値:C71H119N19O16S2・CH3COOH・
5/3CF3CH2OHとして C H N 理論値(%) 51.34 7.23 14.90 実測値(%) 51.04 7.28 15.20 実施例 10 Z−Ser(But)−Asp(OBut)−Gly−Thr(But
−Phe−Thr(But)−Ser(But)−Glu(OBut)−
Leu−OHの合成 Z−Ser(But)−Asp(OBut)−Gly−Thr(But
−Phe−OH18.13g(21.9ミリモル)をジメチル
ホルムアミド120mlに溶解し、0℃にてN−ハイ
ドロキシサクシンイミド2.52g、ジシクロヘキシ
ルカルボジイミド4.51gを加える。同温度で3時
間撹拌し、更に低温室に一晩放置後、室温で3時
間撹拌後析出する沈殿を別する。一方Z−Thr
(But)−Ser(But)−Gln(OBut)−Leu−OHをメ
タノール中10%Pd−C存在下接触還元によりZ
基を除去して得たH−Thr(But)−Ser(But)−
Glu(OBut)−Leu−OH13.5g(21.9ミリモル)を
ジメチルホルムアミド80ml、N−メチルピロリド
ン20mlの混液に懸濁させ、更にこれにN−メチル
モルホリン2.65mlを加え1時間撹拌する。 次にこれと上述の液とを0℃で混合し3時間
撹拌することによつて透明液となつてくる。これ
を低温室で一夜放置後、1/20M−クエン酸水溶液
に注ぎ、析出する沈殿を取し、エーテル洗滌、
乾燥し、標題化合物Z−Ser(But)−Asp(OBut
−Gly−Thr(But)−Phe−Thr(But)−Ser(But
−Glu(OBut)−Leu−OH27.0g(収率87%)を
得る。 融点:242℃(分解) TLC:Rf値 0.38 (クロロホルム:メタノール、9:
1) 旋光度:〔α〕24 D=+7.1゜ (C=1.6,クロロホルム:メタノール、
2:1) 元素分析値:C72H115N9O20として C H N 理論値(%) 60.60 8.14 8.84 実測値(%) 60.59 8.39 9.09 実施例 11 Boc−His(Boc)−Ser(But)−Asp(OBut)−
Gly−Thr(But)−Phe−Thr(But)−Ser(But
−Glu(OBut)−Leu−OHの合成 実施例10の方法で得られたZ−Ser(But)−Asp
(OBut)−Gly−Thr(But)−Phe−Thr(But)−
Ser(But)−Glu(OBut)−Leu−OH15g(10.5ミ
リモル)を80%トリフルオロエタノール150mlに
溶解し、10%Pd−C2.4g存在下H2気流中で10時
間撹拌する。析出する結晶をクロロホルム200ml
を加え溶解した後、触媒を別し、液は減圧濃
縮しエーテル70mlを加えて析出する結晶を取
し、上記化合物の脱Z体13.4g(収率89.5%)を
得る。得られた脱Z体11.0g(8.51ミリモル)を
N−メチルピロリドン250mlに溶かし、N−メチ
ルモルホリン−ジメチルホルムアミド(DMF)
溶液(1ミリモル/ml・DMF)8.51mlを加え、
5分後にBoc−His(Boc)−ONP4.9gを加え、40
℃で44時間撹拌する。反応液を酢酸0.515g含有
の冷水700ml、エーテル70mlの混液に加える。析
出する沈殿を取後、水、エーテルで洗滌し、ト
リフルオロエタノール−メタノールにより精製
し、標題化合物Boc−His(Boc)−Ser(But)−
Asp(OBut)−Gly−Thr(But)−Phe−Thr(But
−Ser(But)−Glu(OBut)−Leu−OH12.1g(収
率87.3%)を得る。 融点:234℃(分解) TLC:Rf値 0.43 (クロロホルム:メタノール、10:
1) 旋光度:〔α〕25 D=−0.78゜ (C=2,トリフルオロエタノール) 元素分析値:C80H132N12O23として C H N 理論値(%) 58.95 8.16 10.31 実測値(%) 58.76 8.37 10.18 実施例 12 保護セクレチンの合成 Boc−His(Boc)−Ser(But)−Asp(OBut)−
Gly−Thr(But)−Phe−Thr(But)−Ser
(But)−Glu(OBut)−Leu−Ser(But)−Arg
(Mts)−Leu−Arg(Mts)−Asp(OBut)−Ser
(But)−Ala−Arg(Mts)−Leu−Gln−Arg
(Mts)−Leu−Leu−Gln−Gly−Leu−Val
−NH2 ジメチルホルムアミド20ml、N−メチルピロリ
ドン20mlの混液に実施例11の方法で得られたBoc
−His(Boc)−Ser(But)−Asp(OBut)−Gly−
Thr(But)−Phe−Thr(But)−Ser(But)−Glu
(OBut)−Leu−OH577mg(0.354ミリモル)、
HCl・H−Ser(But)−Arg(Mts)−Leu−Arg
(Mts)−Asp(OBut)−Ser(But)−Ala−Arg
(Mts)−Leu−Gln−Arg(Mts)−Leu−Leu−Gln
−Gly−Leu−Val−NH2850mg(0.295ミリモル)
〔実施例9の方法で得られたZ体を80%酢酸中10
%Pd−C存在下H2で脱Z化し、HCl塩とした〕、
N−ハイドロキシサクシンイミド57mgを溶解させ
る。冷却してN−メチルモルホリンのジメチルホ
ルムアミド溶液(1ミリモル/ml・DMF)0.3ml
を加えた後、ジシクロヘキシルカルボジイミド88
mgを加え、氷室で1日撹拌後室温で3日反応させ
る。これを水、エーテルの混液に加え析出する沈
殿を取し、標題の保護セクレチンBoc−His
(Boc)−Ser(But)−Asp(OBut)−Gly−Thr
(But)−Phe−Thr(But)−Ser(But)−Glu(OBut
−Leu−Ser(But)−Arg(Mts)−Leu−Arg(Mts)
−Asp(OBut)−Ser(But)−Ala−Arg(Mts)−
Leu−Gln−Arg(Mts)−Leu−Leu−Gln−Gly−
Leu−Val−NH2の粗成物1.4gを得る。更にシリ
カゲルカラムクロマトグラフイー(ワコーゲル−
C200、3.5cmφ×20cm、クロロホルム−メタノー
ル混液溶出)で精製し、目的物質698mg(収率51
%)を得た。 融点:248〜255℃(分解) TLC:モノスポツト、Rf値 0.48 (クロロホルム:メタノール、6:
1) 旋光度:〔α〕21 D=+6.3゜ 〔C=1,トリフルオロエタノール−クロ
ロホルム(1:4)〕 元素分析値:C212H348N44O53S4・5H2Oとして C H N 理論値(%) 55.60 7.88 13.46 実測値(%) 55.50 8.06 13.18 実施例 13 粗セクレチンの合成 (1) 実施例12で得られた保護セクレチン1.0gを
アニソール2ml存在下、密閉系のフツ化水素
(HF)反応装置内で−5℃にて、HF20mlにと
かし、1時間撹拌後HFを反応系より溜去す
る。残渣をエーテルで洗滌した後、冷水に溶解
し、アンバーライト(Amberlite)IRA−93
(酢酸型)で処理し酢酸塩とした後、凍結乾燥
をおこない白色粉末の粗セクレチン0.68g(収
率90%)を得る。 (2) 実施例12で得られた保護セクレチン630mgを
アニソール0.4ml存在下、−10℃にてトリフルオ
ロメタンスルホン酸−トリフルオロ酢酸(1:
1)混合物10mlにとかし、1時間撹拌後エーテ
ルを加えて上澄液をデカントする。沈殿を冷水
に溶解し、アンバーライト(Amberlite)IRA
−93(酢酸型)で処理し酢酸塩とした後、凍結
乾燥をおこない白色粉末の粗セクレチン410mg
(収率86%)を得る。 参考例 粗セクレチンの精製 実施例1により得られた粗セクレチン600mg
を水50mlに溶解し、カルボキシメチルセルロー
ズ(Whatman CM−52)のカラム(3.2φ×32
cm)にチヤージした後、0.05M−酢酸アンモニ
ウム、および0.13M−酢酸アンモニウムで溶出
する。各フラクシヨンは210滴とした。良好な
セクレチンフラクシヨンは116〜185本目に溶出
されてくる。セクレチン含有の前記のフラクシ
ヨンの各画分をあわせて凍結乾燥をおこない、
収量486mg(収率81%)の精製セクレチンを得
る。この精製セクレチンの生物活性は約
4500cu/mgを示し、アミノ酸分析により含有
率は約86%であつた。更にデイスク電気泳動、
薄層クロマトグラフイー、高速液体クロマトグ
ラフイーで単一であることが確認された。 本方法によつて精製されたセクレチンは、ド
ライフリーベースとして、5200cu/mgであり、
極めて高活性である。 TLC:Rf値 0.54 (ブタノール:酢酸:ピリジン:水=15:
5:5:8) 旋光度:〔α〕16 D=−56.8゜ (C=0.4、0.01N−HCl) 〔α〕25D=−48.9゜ (C=1.0、N−酢酸) アミノ酸分析:His 0.99(1)、Arg 4.15(4)、 Asp 1.97(2)、Thr 1.92(2)、 Ser 4.10(4)、Glu 2.89(3)、 Gly 1.97(2)、Ala 1.02(1)、 Val 0.98(1)、Leu 6.12(6)、 Phe 1.00(1)、 (ペプチド含量 86%)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の構造式を有するヘプタコサペプチド Boc−His(Boc)−Ser(But)−Asp(OBut)−
    Gly−Thr(But)−Phe−Thr(But)−Ser(But)−
    Glu(OBut)−Leu−Ser(But)−Arg(X)−Leu−
    Arg(X)−Asp(OBut)−Ser(But)−Ala−Arg
    (X)−Leu−Gln−Arg(X)−Leu−Leu−Gln−
    Gly−Leu−Val−NH2 〔式中Xはメジチレン−2−スルホニル基であ
    る。〕 2 次の構造式を有するデカペプチド Boc−His(Boc)−Ser(But)−Asp(OBut)−
    Gly−Thr(But)−Phe−Thr(But)−Ser(But)−
    Glu(OBut)−Leu−OH を次の構造式を有するヘプタデカペプチド H−Ser(But)−Arg(Tos)−Leu−Arg(X)−
    Asp(OBut)−Ser(But)−Ala−Arg(X)−Leu−
    Gln−Arg(X)−Leu−Leu−Gln−Gly−Leu−
    Val−NH2 〔式中Xはメジチレン−2−スルホニル基であ
    る。〕 と縮合させることを特徴とする次の構造式 Boc−His(Boc)−Ser(But)−Asp(OBut)−
    Gly−Thr(But)−Phe−Thr(But)−Ser(But)−
    Glu(OBut)−Leu−Ser(But)−Arg(X)−Leu−
    Arg(X)−Asp(OBut)−Ser(But)−Ala−Arg
    (X)−Leu−Gln−Arg(X)−Leu−Leu−Gln−
    Gly−Leu−Val−NH2 (式中Xは前記の意味を有する) で示されるヘプタコサペプチドの製造方法 3 次の構造式 Z−Ser(But)−Arg(X)−Leu−Arg(X)−
    Asp(OBut)−Ser(But)−Ala−OH 〔式中Xはメジチレン−2−スルホニル基であ
    る。〕 で示されるヘプタペプチドを次の構造式 H−Arg(X)−Leu−Gln−Arg(X)−Leu−
    Leu−Gln−Gly−Leu−Val−NH2 (式中Xは前記の意味を有する) で示されるデカペプチドと縮合させ、次の構造式 H−Ser(But)−Arg(X)−Leu−Arg(X)−
    Asp(OBut)−Ser(But)−Ala−Arg(X)−Leu−
    Gln−Arg(X)−Leu−Leu−Gln−Gly−Leu−
    Val−NH2 (式中Xは前記の意味を有する) で示されるヘプタデカペプチドを製造し、次いで
    このヘプタデカペプチドを接触還元により次の構
    造式 H−Ser(But)−Arg(X)−Leu−Arg(X)−
    Asp(OBut)−Ser(But)−Ala−Arg(X)−Leu−
    Gln−Arg(X)−Leu−Leu−Gln−Gly−Leu−
    Val−NH2 (式中Xは前記の意味を有する) で示された脱Z体とし、この脱Z体と次の構造式 Boc−His(Boc)−Ser(But)−Asp(OBut)−
    Gly−Thr(But)−Phe−Thr(But)−Ser(But)−
    Glu(OBut)−Leu−OH で示されるデカペプチドと縮合させることを特徴
    とする次の構造式 Boc−His(Boc)−Ser(But)−Asp(OBut)−
    Gly−Thr(But)−Phe−Thr(But)−Ser(But)−
    Glu(OBut)−Leu−Ser(But)−Arg(X)−Leu−
    Arg(X)−Asp(OBut)−Ser(But)−Ala−Arg
    (X)−Leu−Gln−Arg(X)−Leu−Leu−Gln−
    Gly−Leu−Val−NH2 (式中Xは前記の意味を有する) で示されるヘプタコサペプチドの製造方法。
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