JPH0347681B2 - - Google Patents
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- JPH0347681B2 JPH0347681B2 JP59242747A JP24274784A JPH0347681B2 JP H0347681 B2 JPH0347681 B2 JP H0347681B2 JP 59242747 A JP59242747 A JP 59242747A JP 24274784 A JP24274784 A JP 24274784A JP H0347681 B2 JPH0347681 B2 JP H0347681B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic coating
- magnetic
- measured
- calibration curve
- ray
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B15/00—Measuring arrangements characterised by the use of electromagnetic waves or particle radiation, e.g. by the use of microwaves, X-rays, gamma rays or electrons
- G01B15/02—Measuring arrangements characterised by the use of electromagnetic waves or particle radiation, e.g. by the use of microwaves, X-rays, gamma rays or electrons for measuring thickness
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Length-Measuring Devices Using Wave Or Particle Radiation (AREA)
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、情報処理システムの外部記憶装置と
して使用される磁気デイスク装置における磁気デ
イスク媒体の磁性塗膜の膜厚測定方法に関する。
して使用される磁気デイスク装置における磁気デ
イスク媒体の磁性塗膜の膜厚測定方法に関する。
従来磁気デイスク媒体の膜厚測定方法として
は、レーザビーム測定方法も知られているが、装
置の光路系が複雑で高価となるため、X線法が一
般的である。X線は、鉄成分で反射するため、磁
性塗膜の磁性粉である酸化鉄の含有量によつて反
射量が異なる。したがつて磁性塗膜にX線を照射
して、X線検量線強度を測定することで、磁性塗
膜の膜厚を測定することができる。
は、レーザビーム測定方法も知られているが、装
置の光路系が複雑で高価となるため、X線法が一
般的である。X線は、鉄成分で反射するため、磁
性塗膜の磁性粉である酸化鉄の含有量によつて反
射量が異なる。したがつて磁性塗膜にX線を照射
して、X線検量線強度を測定することで、磁性塗
膜の膜厚を測定することができる。
ところで磁性塗膜の材質が異なると、磁性粉の
含有量も異なり、同じ膜厚であつても、X線検量
線強度が異なることになる。そこで予め膜厚が既
知の磁気デイスク媒体をX線法で測定して、膜厚
とX線検量線強度との関係を示す基準データを得
ておく。そしてこの基準データを基にして、被測
定磁気デイスク媒体を実測したX線検量線強度か
ら膜厚に換算することで、膜厚値を得る方法を採
つている。磁性塗膜の材質が異なると、同じ基準
データを使用できないので、磁性塗膜の材質ごと
に基準データを用意しておくことは勿論である。
含有量も異なり、同じ膜厚であつても、X線検量
線強度が異なることになる。そこで予め膜厚が既
知の磁気デイスク媒体をX線法で測定して、膜厚
とX線検量線強度との関係を示す基準データを得
ておく。そしてこの基準データを基にして、被測
定磁気デイスク媒体を実測したX線検量線強度か
ら膜厚に換算することで、膜厚値を得る方法を採
つている。磁性塗膜の材質が異なると、同じ基準
データを使用できないので、磁性塗膜の材質ごと
に基準データを用意しておくことは勿論である。
ところがX線検量線強度は、磁性塗膜中の鉄成
分のみでなく、磁性塗膜が塗布されている基板の
表面粗さ等の表面条件によつても異なる。そのた
め、磁性塗膜の膜厚と材質が同じであつても、基
板の表面条件が異なると、X線検量線強度も異な
つてくる。したがつて従来は、表面条件の異なる
基板毎に、かつ同じ材質の磁性塗膜毎に、膜厚が
既知の磁気デイスク媒体から基準データを作成し
ていた。
分のみでなく、磁性塗膜が塗布されている基板の
表面粗さ等の表面条件によつても異なる。そのた
め、磁性塗膜の膜厚と材質が同じであつても、基
板の表面条件が異なると、X線検量線強度も異な
つてくる。したがつて従来は、表面条件の異なる
基板毎に、かつ同じ材質の磁性塗膜毎に、膜厚が
既知の磁気デイスク媒体から基準データを作成し
ていた。
そのため実測に際しては、基板の表面条件も磁
性塗膜の材質も同じ磁気デイスク媒体のみしか、
測定できないことになる。つまり基板の表面条件
や磁性塗膜の材質ごとに、基準データを作成して
おかなければならず、基準データを作成する負担
が大きい。
性塗膜の材質も同じ磁気デイスク媒体のみしか、
測定できないことになる。つまり基板の表面条件
や磁性塗膜の材質ごとに、基準データを作成して
おかなければならず、基準データを作成する負担
が大きい。
しかも、再生基板などのような枚数の少ない特
殊な基板など、多品種で少量の基板においては、
せつかく基板の表面条件に関する基準データと磁
性塗膜に関する基準データを得ても、これらの基
準データを適用できる被測定基板数が少ないた
め、効率が極めて悪い。
殊な基板など、多品種で少量の基板においては、
せつかく基板の表面条件に関する基準データと磁
性塗膜に関する基準データを得ても、これらの基
準データを適用できる被測定基板数が少ないた
め、効率が極めて悪い。
磁性塗膜に関する基準データを得ても、表面条
件が同一の基板のみを選別して適用するという作
業も複雑であり、作業性が悪い。したがつて、自
動的に測定しようとする場合は、基板の表面条件
や磁性塗膜材質の種類の多い磁気デイスク媒体に
おいて、いちいち基板の表面条件や材質を判別し
なければならず、非能率である。
件が同一の基板のみを選別して適用するという作
業も複雑であり、作業性が悪い。したがつて、自
動的に測定しようとする場合は、基板の表面条件
や磁性塗膜材質の種類の多い磁気デイスク媒体に
おいて、いちいち基板の表面条件や材質を判別し
なければならず、非能率である。
また従来のように、磁性塗膜の膜厚が比較的厚
い磁気デイスク媒体においては、少々の測定誤差
は許容されたが、最近のように膜厚が0.5μm以下
の極めて薄い磁性塗膜になると、測定誤差の許容
値も非常に小さな値となり、ますます正確な測定
が要求される。
い磁気デイスク媒体においては、少々の測定誤差
は許容されたが、最近のように膜厚が0.5μm以下
の極めて薄い磁性塗膜になると、測定誤差の許容
値も非常に小さな値となり、ますます正確な測定
が要求される。
本発明の技術的課題は、従来の磁性塗膜の膜厚
測定方法におけるこのような問題を解消し、膜厚
の薄い磁性塗膜であつても、正確に測定すること
ができ、しかも自動測定に適するように、いちい
ち基板の表面条件を判別したりしなくても済むよ
うにすることにある。
測定方法におけるこのような問題を解消し、膜厚
の薄い磁性塗膜であつても、正確に測定すること
ができ、しかも自動測定に適するように、いちい
ち基板の表面条件を判別したりしなくても済むよ
うにすることにある。
この問題点を解決するために講じた本発明によ
る技術的手段は、磁気デイスク媒体の磁性塗膜を
X線ビームで測定する方法において、磁性塗膜の
膜厚が既知の磁気デイスク媒体における、膜厚と
X線検量線強度との関係を測定し、膜厚とX線検
量線強度との基準データを予め得ておき、被測定
磁気デイスク媒体における磁性塗膜の無い領域の
X線検量線強度と、磁性塗膜の存在する領域のX
線検量線強度を測定し、かつ前記基準データで校
正することにより、磁性塗膜の膜厚の値を得る方
法を採つている。磁性塗膜の無い領域と磁性塗膜
領域で、X線を透過させ、透過式で測定してもよ
く、反射式と透過式測定を同時に行うことで、両
面同時に膜厚測定することもできる。
る技術的手段は、磁気デイスク媒体の磁性塗膜を
X線ビームで測定する方法において、磁性塗膜の
膜厚が既知の磁気デイスク媒体における、膜厚と
X線検量線強度との関係を測定し、膜厚とX線検
量線強度との基準データを予め得ておき、被測定
磁気デイスク媒体における磁性塗膜の無い領域の
X線検量線強度と、磁性塗膜の存在する領域のX
線検量線強度を測定し、かつ前記基準データで校
正することにより、磁性塗膜の膜厚の値を得る方
法を採つている。磁性塗膜の無い領域と磁性塗膜
領域で、X線を透過させ、透過式で測定してもよ
く、反射式と透過式測定を同時に行うことで、両
面同時に膜厚測定することもできる。
第1図はこの技術的手段の作用を説明する特性
図であり、1は基準データを示し、2,3は実測
データを示す。横軸は膜厚、縦軸はX線検量線強
度である。基準データ1は、破壊式測定などで膜
厚が既知の磁気デイスク媒体をX線法で測定した
ものである。膜厚の異なる少なくとも2個所を測
定すると、図の基準データ1のように、膜厚に比
例してX線検量線強度が増加する、傾斜した特性
を示している。磁性塗膜の材質が異なると、この
基準データ1の傾斜角が異なる。次に実測データ
2は基板Aに関するもの、実測データ3は基板B
に関するものであり、それぞれ基準データ1の磁
性塗膜と材質が同じである。基板A,Bとも、膜
厚が0μmの個所のX線検量線強度A0,B0は、磁
気デイスク媒体の磁性塗膜の無い個所すなわち中
央穴寄りのクランプエリアと呼ばれている部分の
X線検量線強度を示すものである。このように磁
性塗膜が無く、0μmを示す部分のX線検量線強
度が異なるということは、基板AとBは、表面条
件が異なることに起因するものである。
図であり、1は基準データを示し、2,3は実測
データを示す。横軸は膜厚、縦軸はX線検量線強
度である。基準データ1は、破壊式測定などで膜
厚が既知の磁気デイスク媒体をX線法で測定した
ものである。膜厚の異なる少なくとも2個所を測
定すると、図の基準データ1のように、膜厚に比
例してX線検量線強度が増加する、傾斜した特性
を示している。磁性塗膜の材質が異なると、この
基準データ1の傾斜角が異なる。次に実測データ
2は基板Aに関するもの、実測データ3は基板B
に関するものであり、それぞれ基準データ1の磁
性塗膜と材質が同じである。基板A,Bとも、膜
厚が0μmの個所のX線検量線強度A0,B0は、磁
気デイスク媒体の磁性塗膜の無い個所すなわち中
央穴寄りのクランプエリアと呼ばれている部分の
X線検量線強度を示すものである。このように磁
性塗膜が無く、0μmを示す部分のX線検量線強
度が異なるということは、基板AとBは、表面条
件が異なることに起因するものである。
本発明では、第2図のように磁性塗膜の無い領
域4のほかに、磁性塗膜5の部分も測定する。磁
気デイスク媒体の中央側と外周側の少なくとも2
個所測定するのが好ましい。A1が中央側a1の実
測値、A2が外周側a2の実測値である。いま膜厚
が0μmの値におけるX線検量線強度A0の値から、
磁性塗膜が同じ材質の基準データ1と平行な線2
を引き、実測値A1,A2から横軸と平行な線を引
いて、実測データ2の線と交差する点から、縦軸
と平行な線を引き、横軸との交点を求める。する
と、α1が、内周側の実測膜厚、α2が外周側の実測
膜厚となる。
域4のほかに、磁性塗膜5の部分も測定する。磁
気デイスク媒体の中央側と外周側の少なくとも2
個所測定するのが好ましい。A1が中央側a1の実
測値、A2が外周側a2の実測値である。いま膜厚
が0μmの値におけるX線検量線強度A0の値から、
磁性塗膜が同じ材質の基準データ1と平行な線2
を引き、実測値A1,A2から横軸と平行な線を引
いて、実測データ2の線と交差する点から、縦軸
と平行な線を引き、横軸との交点を求める。する
と、α1が、内周側の実測膜厚、α2が外周側の実測
膜厚となる。
基板Bも、基板Aおよび基準データの基板と磁
性塗膜が同じ材質であるため、実測データ3の線
も、B0の点から基準データ1の線と平行に線3
を引くことで、X線検量線強度から実測膜厚を得
ることができる。そして基板BもAと膜厚が同じ
であるなら、磁性塗膜の無い領域におけるX線検
量線強度A0とB0との差の値だけ、磁性塗膜部の
X線検量線強度も小さくなる。その結果、中央寄
りの部分の値B1から求めた実測膜厚β1と基板A
の値α1とは同じ値となり、外周寄りの部分の値
B2から求めめた実測膜厚β2と基板Aの値α2とは
同じ値となる。すなわち、基板の表面条件の如何
に拘わらず、磁性塗膜の膜厚が同じなら、同じ実
測値を示すことがわかる。
性塗膜が同じ材質であるため、実測データ3の線
も、B0の点から基準データ1の線と平行に線3
を引くことで、X線検量線強度から実測膜厚を得
ることができる。そして基板BもAと膜厚が同じ
であるなら、磁性塗膜の無い領域におけるX線検
量線強度A0とB0との差の値だけ、磁性塗膜部の
X線検量線強度も小さくなる。その結果、中央寄
りの部分の値B1から求めた実測膜厚β1と基板A
の値α1とは同じ値となり、外周寄りの部分の値
B2から求めめた実測膜厚β2と基板Aの値α2とは
同じ値となる。すなわち、基板の表面条件の如何
に拘わらず、磁性塗膜の膜厚が同じなら、同じ実
測値を示すことがわかる。
つまり、1枚の基板内においては、磁性塗膜の
無い領域も有る領域もすべて、基板の厚さおよび
表面条件は一定しているため、基板の表面条件を
いちいち判別したりしなくても、磁性塗膜の無い
領域と磁性塗膜の有る領域を測定し、両方のデー
タを基準データで校正することで、X線検量線強
度から表面条件の要素は除外した膜厚のみの値を
得ることができ、表面条件を考慮しないで膜厚の
みを測定することができる。
無い領域も有る領域もすべて、基板の厚さおよび
表面条件は一定しているため、基板の表面条件を
いちいち判別したりしなくても、磁性塗膜の無い
領域と磁性塗膜の有る領域を測定し、両方のデー
タを基準データで校正することで、X線検量線強
度から表面条件の要素は除外した膜厚のみの値を
得ることができ、表面条件を考慮しないで膜厚の
みを測定することができる。
なお説明の都合上、膜厚の測定部分は2個所以
上としているが、膜厚とX線検量線強度が予め分
かつている場合は、1個所でもよい。
上としているが、膜厚とX線検量線強度が予め分
かつている場合は、1個所でもよい。
次に本発明による磁性塗膜の膜厚測定方法が実
際上どのように具体化されるかを実施例で説明す
る。第3図は本発明による磁性塗膜の膜厚測定方
法を実施する測定装置を示すブロツク図である。
Aは磁気デイスク媒体であり、中央穴6寄りのク
ランプエリア4には、磁性塗膜が塗布されていな
い。7はX線管であり、X線発生装置8に接続さ
れている。9はX線検出器で、X線管7から磁気
デイスク媒体Aに照射されたX線の反射量すなわ
ちX線検量線強度を検出するものである。該X線
検出器9は検出用電源10で駆動され、出力は波
高分析器11に入力される。そして該波高分析器
11の測定データは、プロセツサ12で処理さ
れ、膜厚値が表示器13に表示されたり、プリン
タ14でプリントアウトされる。15はプロセツ
サ12を操作したりデータ入力するテンキーであ
る。
際上どのように具体化されるかを実施例で説明す
る。第3図は本発明による磁性塗膜の膜厚測定方
法を実施する測定装置を示すブロツク図である。
Aは磁気デイスク媒体であり、中央穴6寄りのク
ランプエリア4には、磁性塗膜が塗布されていな
い。7はX線管であり、X線発生装置8に接続さ
れている。9はX線検出器で、X線管7から磁気
デイスク媒体Aに照射されたX線の反射量すなわ
ちX線検量線強度を検出するものである。該X線
検出器9は検出用電源10で駆動され、出力は波
高分析器11に入力される。そして該波高分析器
11の測定データは、プロセツサ12で処理さ
れ、膜厚値が表示器13に表示されたり、プリン
タ14でプリントアウトされる。15はプロセツ
サ12を操作したりデータ入力するテンキーであ
る。
この装置において、まず磁気デイスク媒体Aの
磁性塗膜が塗布されていないクランプエリア4の
X線検量線強度を測定し、プロセツサ12に入力
させる。次いで磁性塗膜領域5の内周側のa1点の
X線検量線強度を測定し、プロセツサ12に入力
する。同様に磁性塗膜領域5の外周側のa2点のX
線検量線強度を測定し、プロセツサ12に入力す
る。そして、予めプロセツサ12に入力されてい
る前記基準データ1とX線検出器9で検出された
前記3つのX線検量線強度とを比較することで、
クランプエリア4の表面条件に関係なく、磁性塗
膜5の内外2個所の膜厚値のみが表示器13やプ
リンタ14で出力される。
磁性塗膜が塗布されていないクランプエリア4の
X線検量線強度を測定し、プロセツサ12に入力
させる。次いで磁性塗膜領域5の内周側のa1点の
X線検量線強度を測定し、プロセツサ12に入力
する。同様に磁性塗膜領域5の外周側のa2点のX
線検量線強度を測定し、プロセツサ12に入力す
る。そして、予めプロセツサ12に入力されてい
る前記基準データ1とX線検出器9で検出された
前記3つのX線検量線強度とを比較することで、
クランプエリア4の表面条件に関係なく、磁性塗
膜5の内外2個所の膜厚値のみが表示器13やプ
リンタ14で出力される。
前記のように、磁気デイスク媒体Aと磁性塗膜
の材質が同じ磁気デイスク媒体Bなどは、前記と
同じ手法でクランプエリア4も測定し、プロセツ
サ12において、基準データ1に基づいて校正す
ることで、同一基準データにより膜厚測定でき
る。この場合、前記のように基板の成分や表面粗
さなどが異なつていても差支えない。
の材質が同じ磁気デイスク媒体Bなどは、前記と
同じ手法でクランプエリア4も測定し、プロセツ
サ12において、基準データ1に基づいて校正す
ることで、同一基準データにより膜厚測定でき
る。この場合、前記のように基板の成分や表面粗
さなどが異なつていても差支えない。
このように、磁性塗膜の材質が同じ磁気デイス
ク媒体であれば、クランプエリアの表面条件に関
係なく、同じ基準データで校正できるが、磁性塗
膜の材質が異なる磁気デイスク媒体のみ、該磁気
デイスク媒体と同じ材質の磁性塗膜を破壊測定し
たりして別に基準データを作成し、該基準データ
で校正する。
ク媒体であれば、クランプエリアの表面条件に関
係なく、同じ基準データで校正できるが、磁性塗
膜の材質が異なる磁気デイスク媒体のみ、該磁気
デイスク媒体と同じ材質の磁性塗膜を破壊測定し
たりして別に基準データを作成し、該基準データ
で校正する。
なお基板の表面粗さによつて、X線検量線強度
が異なることは従来から知られているが、本発明
に至る過程において、この傾向は、X線発生装置
の発生電圧が小さい程大きく、発生電圧が大きく
なると、表面条件の影響を受け難いことが判明し
た。したがつてX線発生装置の発生電圧が大きい
状態で測定する場合は、磁性塗膜のみの測定も可
能であるが、本発明の方法によれば、発生電圧に
関係なく高精度の測定が可能となる。
が異なることは従来から知られているが、本発明
に至る過程において、この傾向は、X線発生装置
の発生電圧が小さい程大きく、発生電圧が大きく
なると、表面条件の影響を受け難いことが判明し
た。したがつてX線発生装置の発生電圧が大きい
状態で測定する場合は、磁性塗膜のみの測定も可
能であるが、本発明の方法によれば、発生電圧に
関係なく高精度の測定が可能となる。
第4図は、磁気デイスク媒体の表裏両面の膜厚
を同時に測定する方法である。従来は、磁気デイ
スク媒体の基板が厚いため、専ら反射量を検出し
て片面ずつ測定している。つまり表面の磁性塗膜
膜厚を測定した後、磁気デイスク媒体を測定装置
から外して裏返した状態で再セツトし、再度測定
する作業を行なつている。したがつて作業能率が
悪く、動作が複雑なため自動化も困難である。
を同時に測定する方法である。従来は、磁気デイ
スク媒体の基板が厚いため、専ら反射量を検出し
て片面ずつ測定している。つまり表面の磁性塗膜
膜厚を測定した後、磁気デイスク媒体を測定装置
から外して裏返した状態で再セツトし、再度測定
する作業を行なつている。したがつて作業能率が
悪く、動作が複雑なため自動化も困難である。
しかしながら基板厚の薄い小型の磁気デイスク
媒体では、X線を透過させることが可能であり、
X線を透過させると共に、クランプエリアも測定
する本発明の方法を併用することで、裏面の膜厚
も測定することが可能となる。本発明は、この裏
面の膜厚測定を表面側と同時に行うものである。
第4図で、第3図の装置と同一部分には同じ符号
が付されている。この装置では、磁気デイスク媒
体Aの表面側にX線検出器91が、裏面側にX線
検出器92が配設されている。そして両X線検出
器91,92の出力は、波高分析器11を介して
プロセツサ12に入力される。この装置でも、磁
気デイスク媒体のクランプエリア4と磁性塗膜領
域5の両方を測定し、前記のように基準データで
校正することで、表面側の膜厚値が得られる。基
板のX線透過量は、基板の表面粗さの他に基板の
厚さや成分にも依存するが、裏面の膜厚を測定す
る場合も、クランプエリア4を透過測定する。透
過量で測定された磁性塗膜部の厚さから、クラン
プエリアの基板厚と表面側の磁性塗膜膜厚の値を
差し引く処理がプロセツサ12で行なわれるた
め、基板の表面条件は勿論基板厚や成分なども関
係なく、裏面の磁性塗膜の膜厚値のみを得ること
ができる。このように、測定装置にセツトした状
態で、磁気デイスク媒体の表裏両面を同時に測定
することによつて、測定時間が従来の半分に短縮
され、磁気デイスク媒体を裏返さないで済むので
自動測定も容易になる。またクランプエリアの基
板厚を測定し、磁性塗膜部の基板および両面の磁
性塗膜厚の値から差し引く方法を採つているた
め、基板厚等に関係なく測定でき、再生基板など
を使用した特殊な磁気デイスク媒体も、磁性塗膜
の材質に関する基準データのみ用意しておくこと
で、容易に測定できる。
媒体では、X線を透過させることが可能であり、
X線を透過させると共に、クランプエリアも測定
する本発明の方法を併用することで、裏面の膜厚
も測定することが可能となる。本発明は、この裏
面の膜厚測定を表面側と同時に行うものである。
第4図で、第3図の装置と同一部分には同じ符号
が付されている。この装置では、磁気デイスク媒
体Aの表面側にX線検出器91が、裏面側にX線
検出器92が配設されている。そして両X線検出
器91,92の出力は、波高分析器11を介して
プロセツサ12に入力される。この装置でも、磁
気デイスク媒体のクランプエリア4と磁性塗膜領
域5の両方を測定し、前記のように基準データで
校正することで、表面側の膜厚値が得られる。基
板のX線透過量は、基板の表面粗さの他に基板の
厚さや成分にも依存するが、裏面の膜厚を測定す
る場合も、クランプエリア4を透過測定する。透
過量で測定された磁性塗膜部の厚さから、クラン
プエリアの基板厚と表面側の磁性塗膜膜厚の値を
差し引く処理がプロセツサ12で行なわれるた
め、基板の表面条件は勿論基板厚や成分なども関
係なく、裏面の磁性塗膜の膜厚値のみを得ること
ができる。このように、測定装置にセツトした状
態で、磁気デイスク媒体の表裏両面を同時に測定
することによつて、測定時間が従来の半分に短縮
され、磁気デイスク媒体を裏返さないで済むので
自動測定も容易になる。またクランプエリアの基
板厚を測定し、磁性塗膜部の基板および両面の磁
性塗膜厚の値から差し引く方法を採つているた
め、基板厚等に関係なく測定でき、再生基板など
を使用した特殊な磁気デイスク媒体も、磁性塗膜
の材質に関する基準データのみ用意しておくこと
で、容易に測定できる。
以上のように本発明によれば、磁性塗膜部に加
えて、クランプエリアのように磁性塗膜の塗布さ
れていない領域のX線検量線強度も測定すること
により、基板の表面粗さや材質に関係なく膜厚の
みの値を得ることができ、基板に関する基準デー
タを一切必要としない。そのため、磁性塗膜の材
質に関する基準データさえ得ておけば、種類の少
ない特殊な基板を使用した磁気デイスク媒体で
も、容易にかつ高精度に測定できる。特に、裏面
の膜厚は透過式に、かつ表面側と同時に測定する
ことも可能となり、自動測定に極めて適してい
る。
えて、クランプエリアのように磁性塗膜の塗布さ
れていない領域のX線検量線強度も測定すること
により、基板の表面粗さや材質に関係なく膜厚の
みの値を得ることができ、基板に関する基準デー
タを一切必要としない。そのため、磁性塗膜の材
質に関する基準データさえ得ておけば、種類の少
ない特殊な基板を使用した磁気デイスク媒体で
も、容易にかつ高精度に測定できる。特に、裏面
の膜厚は透過式に、かつ表面側と同時に測定する
ことも可能となり、自動測定に極めて適してい
る。
第1図は本発明による磁性塗膜の膜厚測定方法
の作用を示す図、第2図は磁気デイスク媒体にお
ける測定個所を示す図、第3図は本発明の方法を
実施する装置のブロツク図、第4図は本発明の方
法で両面同時に測定する装置のブロツク図であ
る。 図において、1は基準データ、2,3は実測デ
ータ、4はクランプエリア、5は磁性塗膜(領
域)、7はX線管、9,91,92はX線検出器
をそれぞれ示す。
の作用を示す図、第2図は磁気デイスク媒体にお
ける測定個所を示す図、第3図は本発明の方法を
実施する装置のブロツク図、第4図は本発明の方
法で両面同時に測定する装置のブロツク図であ
る。 図において、1は基準データ、2,3は実測デ
ータ、4はクランプエリア、5は磁性塗膜(領
域)、7はX線管、9,91,92はX線検出器
をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 1 磁気デイスク媒体の磁性塗膜をX線ビームで
測定する方法において、磁性塗膜の膜厚が既知の
磁気デイスク媒体における、膜厚とX線検量線強
度との関係を測定し、膜厚とX線検量線強度との
基準データを予め得ておき、被測定磁気デイスク
媒体における磁性塗膜の無い領域のX線検量線強
度と、磁性塗膜の存在する領域のX線検量線強度
を測定し、かつ前記基準データで校正することに
より、磁性塗膜の膜厚の値を得ることを特徴とす
る磁性塗膜の膜厚測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59242747A JPS61120010A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | 磁性塗膜の膜厚測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59242747A JPS61120010A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | 磁性塗膜の膜厚測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61120010A JPS61120010A (ja) | 1986-06-07 |
| JPH0347681B2 true JPH0347681B2 (ja) | 1991-07-22 |
Family
ID=17093657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59242747A Granted JPS61120010A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | 磁性塗膜の膜厚測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61120010A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6423105A (en) * | 1987-07-17 | 1989-01-25 | Japan Aviation Electron | Film thickness evaluating device |
| US7362454B2 (en) | 2005-01-21 | 2008-04-22 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Method and system for measuring overcoat layer thickness on a thin film disk |
| JP5018132B2 (ja) * | 2007-02-26 | 2012-09-05 | 富士通株式会社 | 試料分析装置及び試料分析方法 |
| JP7255517B2 (ja) * | 2019-12-13 | 2023-04-11 | 株式会社プロテリアル | 非破壊測定方法、非破壊測定システム、非破壊測定用プログラムおよび記録媒体 |
| KR102525296B1 (ko) * | 2020-09-08 | 2023-05-09 | 주식회사 포스코 | 강판 코팅층 두께 측정 장치 |
-
1984
- 1984-11-16 JP JP59242747A patent/JPS61120010A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61120010A (ja) | 1986-06-07 |
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