JPH04107866U - レーザ発振装置 - Google Patents
レーザ発振装置Info
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- JPH04107866U JPH04107866U JP1601891U JP1601891U JPH04107866U JP H04107866 U JPH04107866 U JP H04107866U JP 1601891 U JP1601891 U JP 1601891U JP 1601891 U JP1601891 U JP 1601891U JP H04107866 U JPH04107866 U JP H04107866U
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- laser
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Abstract
(57)【要約】
[目的]レーザ発振部からの励起ランプ光の漏れによる
透明樹脂ケーシングの変質劣化・亀裂を防止して、ケー
シングからの水漏れ事故、付近の電気系統の漏電・短絡
事故等が起こらないようにする。 [構成]透明アクリル製のケーシング(30,34)の
中央部に形成された室34内にレーザ出射部が収納され
る。このレーザ出射部は、それぞれ半楕円形湾曲部10
a,12aを有する一対の光反射板10,12を合体さ
せて楕円反射鏡筒16を形成し、この楕円反射鏡筒16
の一方の焦点位置にレーザロッド18を配設し、他方の
焦点位置に励起ランプ20を配設してなる。これらレー
ザロッド18、励起ランプ20はそれぞれ耐熱強化ガラ
ス・チューブ22,24に収められており、これらのチ
ューブ22,24の内側に冷却水が流される。ケーシン
グ本体30およびケーシング上蓋34のそれぞれの内側
面には、たとえば金属板からなる遮光板50,52が貼
着取付される。
透明樹脂ケーシングの変質劣化・亀裂を防止して、ケー
シングからの水漏れ事故、付近の電気系統の漏電・短絡
事故等が起こらないようにする。 [構成]透明アクリル製のケーシング(30,34)の
中央部に形成された室34内にレーザ出射部が収納され
る。このレーザ出射部は、それぞれ半楕円形湾曲部10
a,12aを有する一対の光反射板10,12を合体さ
せて楕円反射鏡筒16を形成し、この楕円反射鏡筒16
の一方の焦点位置にレーザロッド18を配設し、他方の
焦点位置に励起ランプ20を配設してなる。これらレー
ザロッド18、励起ランプ20はそれぞれ耐熱強化ガラ
ス・チューブ22,24に収められており、これらのチ
ューブ22,24の内側に冷却水が流される。ケーシン
グ本体30およびケーシング上蓋34のそれぞれの内側
面には、たとえば金属板からなる遮光板50,52が貼
着取付される。
Description
【0001】
本考案は、レーザ発振装置に係り、特に透明樹脂製のケーシングを使用する固
体レーザ発振装置に関する。
【0002】
YAGレーザ等のレーザ発振装置では、楕円反射鏡筒形の集光器内の一対の楕
円焦点位置にそれぞれレーザロッドおよび励起ランプを配置し、励起ランプから
出た光を楕円反射鏡筒で反射させてレーザロッドに集光せしめ、高い集光効率ひ
いては高い発振効率を得るようにしている。また、レーザロッドと励起ランプを
それぞれ冷却水で強制冷却してレーザ発振動作の安定をはかっている。
【0003】
この種のレーザ発振装置においては、レーザ発振部や冷却水路の様子が外部か
ら見えるように、透明アクリル製のケーシングが多く用いられている。一般に、
レーザ発振部を収容するための凹部や冷却水を通すための通路(水路)等がケー
シング中に成形加工で形成されるため、この種のケーシングは肉厚ないしブロッ
ク状の形体を有している。
【0004】
ところで、レーザ発振部から励起ランプの光が漏れることがある。特に、楕円
反射鏡筒は、それぞれ半楕円形の光反射性内側湾曲面を有する一対のブロックを
合体して構成されるため、それらブロックの合わせ目の隙間等から励起ランプの
光が漏れやすい。このようなランプ光の漏れによってレーザ発振効率が低下する
わけではないが、この漏れた光がケーシングを透過するために、ケーシングが励
起ランプ光に含まれる紫外線によって経時的に変質・劣化し、亀裂を生じる。そ
うなると、ケーシングの亀裂から冷却水が外へ漏れ、その漏れた水によってレー
ザ発振装置付近の電気系統で漏電・短絡等を起こすおそれがある。
【0005】
本考案は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、レーザ発振部からの励起ラ
ンプ光の漏れによる透明樹脂ケーシングの変質劣化・亀裂を防止し、ケーシング
からの水漏れ事故、付近の電気系統の漏電事故等を起こさないようにしたレーザ
発振装置を提供することを目的とする。
【0006】
上記の目的を達成するため、本考案のレーザ発振装置は、励起ランプの光をレ
ーザロッドに照射してレーザ発振を起こさせるようにしたレーザ発振部を透明樹
脂製のケーシングに内蔵するレーザ発振装置において、レーザ発振部と透明樹脂
ケーシングの内側面との間に遮光手段を設ける構成とした。
【0007】
また、本考案の好適な遮光手段の一例として、透明樹脂ケーシングの内側面に
遮光板を貼着取付する構成とした。
【0008】
また、本考案の好適な遮光手段の別の例として、透明樹脂ケーシングの内側面
に遮光膜を設ける構成とした。
【0009】
本考案のレーザ発振装置では、励起ランプからの光がレーザ発振部の外へ漏れ
ても、その漏れた光は遮光手段に遮られ、透明樹脂ケーシング内に入射すること
はない。これにより、透明樹脂ケーシングは紫外線から保護され、変質・劣化し
亀裂を生じたりすることがない。したがって、ケーシング内の冷却水が外へ漏れ
るおそれがない。
【0010】
以下、添付図を参照して本考案の一実施例によるレーザ発振装置を説明する。
図1、図2および図3は、このレーザ発振装置の構成を示す側断面図、平面図お
よび略断面図である。また、図4は、このレーザ発振装置に内蔵されるレーザ発
振部の要部を示す斜視図である。
【0011】
先ず、図4につき本実施例のレーザ発振部を説明する。図4において、一対の
光反射板10,12は、それぞれ長手方向に半楕円形の湾曲部10a,12aを
有し、それらの半楕円形湾曲部10a,12aをつき合わせるようにしてネジ1
4により互いに一体結合(合体)し、これにより両半楕円形湾曲部10a,12
aが1つの楕円反射鏡筒16を形成している。両光反射板10,12はニッケル
板からなり、その表面が金メッキされている。楕円反射鏡筒16内の一方の焦点
位置にはレーザロッド(たとえばYAGロッド)18が配設され、他方の焦点位
置には励起ランプ(たとえばフラッシュランプ)20が配設される。これらレー
ザロッド18および励起ランプ20は耐熱強化ガラス製のチューブ22,24に
収められ、それぞれのガラス・チューブ22,24の内側には冷却水が流される
ようになっている。かかる構成によれば、励起ランプ20の発した光は、ガラス
・チューブ24を透過し、その一部はレーザロッド18に直接照射し、残りは楕
円反射鏡筒16の面(光反射面)に当たりそこで反射してからガラス・チューブ
22を透過してレーザロッド18に集光する。このような集光作用により、励起
ランプ20からの光エネルギが効率的にレーザロッド18に供給される。
【0012】
かかる構成のレーザ発振部は、図1〜図3に示すように、本レーザ発振装置の
ケーシング(30,34)に内蔵される。なお、図2においては、図解を容易に
するために、光反射板12を取り払った状態の構造が示されている。
【0013】
ケーシング(30,34)は、透明アクリル製のケーシング本体30にケーシ
ング上蓋34をOリング35、ボルト(図示せず)等によって密着結合すること
によって構成されるもので、中央部にレーザ発振部を収納するための室34を有
するとともに、レーザ発振部に冷却水を供給するための水路38,44,46等
を有している。本実施例によれば、レーザ発振部収容室34の壁面に、すなわち
ケーシング本体30の内側面とケーシング上蓋34の内側面に、たとえば金属板
からなる遮光板50,52が接着材またはネジ等(図示せず)により貼着取付さ
れる。
【0014】
36は冷却水取入口で、ケーシング水路38を介してガラス・チューブ22内
の水路22aの一端部に通じている。42は冷却水排出口で、ケーシング水路4
4を介してガラス・チューブ24内の水路24aの一端部に通じている。両ガラ
ス・チューブ22,24の水路22a,24aの他端部は、ケーシング水路46
を介して互いに連絡している。これにより、水冷装置(図示せず)からの冷却水
は、冷却水取入口36→ケーシング水路38→ガラス・チューブ水路22a→ケ
ーシング水路46→ガラス・チューブ水路24a→ケーシング水路44→冷却水
排出口42を流れ、ガラス・チューブ水路22a、24aでレーザロッド18、
励起ランプ20がそれぞれ水冷されるようになっている。なお、47はレーザ発
振器取付ボルト、48はレーザ出射口、20aはランプ端子である。
【0015】
このように、本実施例のレーザ発振装置では、ケーシング(30,34)の内
側面に遮光板50,52を貼着取付してレーザ発振部を取り囲むように構成した
ので、レーザ発振部から励起ランプ20の光(紫外線光)がたとえ漏れても、そ
の漏れた光はケーシング(30,34)に入射することがないので、ケーシング
(30,34)が変質・劣化して亀裂を生じるようなことはない。したがって、
ケーシング水路38,44,46等の気密性が保持されるため、ケーシング(3
0,34)から水が漏れるようなことはなく、周囲のプリント基板、電気回路等
に漏電・短絡等の障害を来すおそれはない。また、従来ではそれぞれ半楕円形の
光反射性内側湾曲面を有する一対のブロックを合体して楕円反射鏡筒を形成して
いたのに対して、本実施例では半楕円形湾曲部10a,12aを有する一対の光
反射板10,12によって楕円反射鏡筒を形成するため、レーザ発振部が小型・
薄型に構成され、そのぶん遮光板50,52が節約されている。
【0016】
なお、励起ランプ20からの光が楕円反射鏡筒の軸方向へ漏れる量は非常に少
ないので、楕円形反射鏡筒の軸方向と垂直なケーシング内側面では遮光板を省略
することも可能である。また、上述した本実施例においては遮光板50,52を
ケーシング内側面に貼り付けたが、ケーシング内側面から離して遮光板を内設し
たり、あるいは遮光板に代えて遮光膜をケーシング内側面に蒸着または塗着する
ことも可能である。
【0017】
本考案は、上述したような構成を有することにより、以下のような効果を奏す
る。
レーザロッドに励起ランプの光を照射してレーザ発振を起こすようにしたレー
ザ発振部の回りに遮光手段を設け、レーザ発振部から漏れた光が透明樹脂ケーシ
ングに入らないようにしたので、透明樹脂ケーシングを紫外線から保護し、変質
・劣化ないし亀裂を防止することができる。したがって、ケーシング内の冷却水
が外へ漏れるおそれがないので、付近の電気系統に漏電・短絡等の障害を来すお
それはなく、安全性がはかれる。
【図1】本考案の一実施例によるレーザ発振装置の構成
を示す側断面図である。
を示す側断面図である。
【図2】実施例によるレーザ発振装置の構成を示す平面
図である。
図である。
【図3】実施例によるレーザ発振装置の構成を示す縦断
面図である。
面図である。
【図4】実施例によるレーザ発振部の構成を示す斜視図
である。
である。
10 光反射板
12 光反射板
16 楕円反射鏡筒
18 レーザロッド
20 励起ランプ
30 ケーシング本体
34 ケーシング上蓋
38 ケーシング水路
44 ケーシング水路
46 ケーシング水路
Claims (3)
- 【請求項1】 励起ランプの光をレーザロッドに照射し
てレーザ発振を起こさせるようにしたレーザ発振部を透
明樹脂製のケーシングに内蔵するレーザ発振装置におい
て、前記レーザ発振部と前記透明樹脂ケーシングの内側
面との間に遮光手段を設けたことを特徴とするレーザ発
振装置。 - 【請求項2】 前記遮光手段は、前記透明樹脂ケーシン
グの内側面に貼着取付された遮光板により構成されるこ
とを特徴とする請求項1に記載のレーザ発振装置。 - 【請求項3】 前記遮光手段は、前記透明樹脂ケーシン
グの内側面に設けられた遮光膜により構成されることを
特徴とする請求項1に記載のレーザ発振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991016018U JP2533319Y2 (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | レーザ発振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991016018U JP2533319Y2 (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | レーザ発振装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04107866U true JPH04107866U (ja) | 1992-09-17 |
| JP2533319Y2 JP2533319Y2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=31903118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991016018U Expired - Lifetime JP2533319Y2 (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | レーザ発振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2533319Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012238677A (ja) * | 2011-05-10 | 2012-12-06 | V Technology Co Ltd | レーザチャンバ |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5766682A (en) * | 1980-10-13 | 1982-04-22 | Toshiba Corp | Mounting device for solid state laser rod |
| JPS5954918A (ja) * | 1982-09-22 | 1984-03-29 | Japan Servo Co Ltd | シヤフトエンコ−ダ−のコ−ド板の製造方法 |
| JPS625671U (ja) * | 1985-06-27 | 1987-01-14 | ||
| JPS63159204U (ja) * | 1987-04-06 | 1988-10-18 | ||
| JPH01194466A (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 固体撮像部品 |
-
1991
- 1991-02-26 JP JP1991016018U patent/JP2533319Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5766682A (en) * | 1980-10-13 | 1982-04-22 | Toshiba Corp | Mounting device for solid state laser rod |
| JPS5954918A (ja) * | 1982-09-22 | 1984-03-29 | Japan Servo Co Ltd | シヤフトエンコ−ダ−のコ−ド板の製造方法 |
| JPS625671U (ja) * | 1985-06-27 | 1987-01-14 | ||
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012238677A (ja) * | 2011-05-10 | 2012-12-06 | V Technology Co Ltd | レーザチャンバ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2533319Y2 (ja) | 1997-04-23 |
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