JPH04273186A - ブロック状圧電体の分極方法 - Google Patents

ブロック状圧電体の分極方法

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JPH04273186A
JPH04273186A JP3032984A JP3298491A JPH04273186A JP H04273186 A JPH04273186 A JP H04273186A JP 3032984 A JP3032984 A JP 3032984A JP 3298491 A JP3298491 A JP 3298491A JP H04273186 A JPH04273186 A JP H04273186A
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Mikio Nakajima
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブロック状の圧電体を
分極する方法であって、特に、所望の分極度を簡単かつ
高精度に得ることができる分極方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、厚みすべり振動モードを利用し
た従来より公知の圧電振動子を示す。圧電振動子1は、
矢印P方向に分極処理された圧電基板2の両主面に、圧
電基板2の中央部分で表裏対向するように電極3,4を
形成した構造を有する。この圧電振動子1は、図3に示
す工程に従って製造されている。
【0003】まず、ブロック状の圧電体5の両主面に分
極用電極6を形成する。次に、両主面に形成された分極
用電極6から高電圧を印加し、厚み方向に分極処理する
。この分極は数万Vといったかなり高い電圧で行われる
。従って、空気中で分極した場合には、放電等が生じ危
険であるため、通常、絶縁油中に圧電体5を浸漬した状
態で分極処理する。次に、図3に示すように、分極処理
された圧電体5をダイシング・ソーにより切断し、薄板
状の圧電母基板7を得る。さらに、得られた圧電母基板
7の両主面にマザーの電極3a,4aを形成した後、図
3の一点鎖線Aに沿って切断することにより図2の圧電
振動子1を得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように圧電振動
子1を量産するに当たっては、始めにブロック状の圧電
体5を厚み方向に分極処理していた。しかしながら、所
定の分極度を得るには、ブロック状という試料形状のた
めに数万Vといった高電圧を印加する必要があったため
、絶縁油中に浸漬した状態で分極処理する必要があり、
そのため分極処理後に絶縁油を除去するための煩雑な洗
浄作業が必要であった。
【0005】また、上記のような製造工程を経て得られ
る圧電振動子1では、特性をそろえるには、ブロック状
圧電体5が一様にかつ高精度に分極処理されていること
が必要である。また、実際の量産に際しては、異なるブ
ロック状圧電体5を、等しい分極度を有するように、多
数のブロック状圧電体5を高精度にかつ安定に分極処理
する必要がある。
【0006】しかしながら、従来の分極方法では、圧電
材料のばらつき、焼成ロットの変動等により、圧電体5
の分極度にばらつきが生じざるを得なかった。その結果
、得られた圧電振動子1において、圧電基板2の分極度
がばらつくため、特性のばらつきの大きな原因となって
いた。のみならず、ブロック状圧電体5はかなりの厚み
及び寸法を有するため、上記のように数万Vと非常に高
い電圧を印加することにより分極していたが、このよう
な高電圧を印加することによる分極では、分極度の制御
自体が非常に難しく、従ってブロック状圧電体5を一様
にかつ高精度に分極することは非常に困難であった。
【0007】よって、本発明の目的は、比較的簡単な方
法でブロック状圧電体を均一にかつ高精度に分極し得る
方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ブロック状圧
電体の分極方法であり、ブロック状圧電体を任意の方向
に所望の分極度より強く分極する第1の分極工程と、前
記第1の分極工程とは逆方向に所望の分極度より弱く分
極する第2の分極工程と、第1の分極工程と同方向に分
極し所望の分極度を得る第3の分極工程とを備えること
を特徴とする。
【0009】
【作用】本発明において、ブロック状圧電体を所望の分
極度に高精度に分極し得る理由は以下の通りである。一
般に、圧電体を分極する場合、または分極反転する場合
、抗電界以上の電圧を印加する必要がある。しかしなが
ら、一度分極処理し、しかる後分極度を低下させ、さら
に最初の分極方向に再度電圧を印加して分極度を高める
場合には、非常に低い電圧で分極度を変化させることが
できることが本発明者により見出された。これは、最初
の分極処理の影響が残っていることによると考えられ、
従って、低い電圧で分極度を高め得るので所望の分極度
を高精度に得ることができる。
【0010】なお、第1の分極工程における分極は、所
望の分極度より強く分極すればよく、例えば飽和分極状
態に分極してもよい。
【0011】
【実施例の説明】以下、本発明の具体的な実施例を説明
することにより本発明を明らかにする。ブロック状圧電
体として、Pb(TiZr)O3 系セラミックスより
なり、プレス成形することにより20mm×30mm×
厚み7mmの寸法のものを用意した。
【0012】上記ブロック状圧電体の両主面に、図3に
示したように分極用電極6を形成し、20kVの電圧を
80℃で1時間印加して分極処理し、飽和分極状態とし
、150℃の温度で1時間エージングした。この飽和分
極状態では、拡がり振動モード(短辺振動)についての
分極度ΔF=約9kHzであった(図1参照)。次に、
飽和分極状態とされたブロック状圧電体に、図1に示す
ように上記第1の分極工程とは逆方向に電圧を印加し、
低分極状態とした。この場合、4種類のブロック状圧電
体を用意し、分極度が、それぞれ、■ΔF=7.0kH
z、■ΔF=5.0kHz、■ΔF=3.0kHz及び
■ΔF=0.1kHzとなるように、それぞれ分極処理
した。
【0013】なお、上記■〜■の分極度ΔFを実現する
には、上記の方法に変えて下記の方法を実施してもよい
。(別法)20kVの電圧を80℃で1時間印加し、次
に逆電圧を印加して分極度を低下させた後、150℃で
1時間エージングする。この方法によれば、上記の方法
における第1回目及び第2回目の分極処理を一連の工程
で行い得る。
【0014】次に、低分極状態とされた4種類のブロッ
ク状圧電体に、それぞれ、再度順方向に電圧を印加し、
分極度を高めた。この場合、電圧の印加は図1の横軸の
印加電圧をxとした場合、xkV/7mm×80℃×1
0分の条件で行った。4種類のブロック状圧電体■〜■
のいずれにおいても、分極度が高められ、最終的には飽
和分極状態となった(図1参照)。
【0015】ところで、図1の分極度ΔF(kHz)と
印加電圧との関係から明らかなように、第3の分極工程
、すなわち最後に分極度を高めるように分極処理する場
合、その分極度−印加電圧曲線は第2の分極工程におい
て分極度を低下させる場合に比べてかなりゆるやかなこ
とが分かる。従って、例えば■の例では、分極度5.0
kHzよりも高い分極度、例えば5.2〜5.6kHZ
付近の分極度を得ようとした場合、このような分極度を
高精度に実現し得ることが分かる。しかも、例えば■の
例では、第3の分極工程を開始する場合において、ブロ
ック状圧電体は5.0kHzの分極度を有するため、比
較的低い電圧(5.2kHzの分極度を得ようとした場
合には800V、5.4kHzの分極度を得ようとした
場合には1400V、5.6kHzの分極度を得ようと
した場合には2000V)を印加するだけで所望の分極
度に高め得ることが分かる。
【0016】なお、第3の分極工程において分極度を高
める場合、上記のように印加電圧を高めて分極度を高め
るだけでなく、より低い印加電圧を印加し、かつ分極時
間を長くすることによって分極度を高めることも可能で
ある。すなわち、上記した実験例■の場合、図4に示す
ように、1000V×80℃の条件で分極時間を延長す
れば、よりゆるやかに分極度を高め得ることが分かる。 従って、第3の分極工程において、より低い電圧を印加
し分極時間を延長することにより、分極度をより高精度
に制御し得ることが分かる。
【0017】上記のようにして分極処理されたブロック
状圧電体を用いて、図2に示した圧電振動子を多数作製
した。用いたブロック状圧電体の拡がり振動モードの分
極度ΔFと、作製された圧電振動子の圧電基板の厚みす
べり振動についての分極度Δfの関係を図5に示す。な
お、図5における実線B、破線C及び一点鎖線Dは、そ
れぞれ、異なる焼成ロットで得られたブロック状圧電体
から得られた複数の圧電振動子の特性の平均値を示す。 図5から明らかなように、いずれの焼成ロットのブロッ
ク状圧電体を用いても、ブロック状圧電体の分極度ΔF
と圧電振動子の圧電基板の分極度Δfとの間に同様の相
関があることが分かる。従って、本発明によれば、所望
の分極度を有する圧電部品を安定に供給し得ることが分
かる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明のブロック状圧電
体の分極方法によれば、比較的低い電圧を印加すること
によりブロック状圧電体を均一にかつ高精度に分極する
ことが可能となる。しかも、第3の分極工程では低い電
圧を印加して分極し得るため、第3の分極工程を空気中
で行うことができ、従って分極作業も容易に行え得る。 よって、分極度の制御工程、すなわち第3の分極工程を
自動化することができ、圧電部品の量産性を飛躍的に高
めることが可能となる。
【0019】また、ブロック状圧電体を高精度に分極し
得るため、該ブロック状圧電体から作製される圧電部品
の良品率を高めることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるブロック状圧電体の分
極度ΔFと印加電圧の関係を示す図である。
【図2】ブロック状圧電体から得られる圧電部品の一例
としての圧電振動子を示す斜視図である。
【図3】ブロック状圧電体から図2の圧電振動子を得る
工程を説明するための各斜視図である。
【図4】第3の分極工程において、印加電圧を低めて分
極時間を延長した場合の分極度ΔFの変化を示す図であ
る。
【図5】ブロック状圧電体の分極度をΔFと該ブロック
状圧電体から得られた圧電振動子の圧電基板の分極度Δ
fとの関係を示す図である。
【符号の説明】
1  …  圧電振動子 2  …  圧電基板 3,4  …  電極 5  …  ブロック状圧電体 6  …  分極用電極 7  …  圧電母基板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ブロック状圧電体の分極方法であって
    、前記ブロック状圧電体を任意の方向に所望の分極度よ
    り強く分極する第1の分極工程と、前記第1の分極工程
    とは逆方向に、所望の分極度より弱く分極する第2の分
    極工程と、前記第1の分極工程と同方向に分極し所望の
    分極度を得る第3の分極工程とを備えることを特徴とす
    るブロック状圧電体の分極方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6356008B1 (en) * 1999-08-03 2002-03-12 Murata Manufacturing Co., Ltd. Method of polarizing piezoelectric body
WO2012073623A1 (ja) * 2010-12-01 2012-06-07 株式会社村田製作所 圧電素子の製造方法及び電極付きマザー圧電基板
JP2014127681A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Stanley Electric Co Ltd 圧電式回転角センサの分極方法

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