JPH04275275A - イソキノリン及びキナルジンの回収方法 - Google Patents
イソキノリン及びキナルジンの回収方法Info
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- JPH04275275A JPH04275275A JP6266591A JP6266591A JPH04275275A JP H04275275 A JPH04275275 A JP H04275275A JP 6266591 A JP6266591 A JP 6266591A JP 6266591 A JP6266591 A JP 6266591A JP H04275275 A JPH04275275 A JP H04275275A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医薬、農薬、顔料等の合
成原料として有用なイソキノリン及びキナルジンの分離
方法に関する。
成原料として有用なイソキノリン及びキナルジンの分離
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】イソキノリンは、ベンズアルデヒドとア
ミノアセタ−ルを縮合させる方法、ホモフタルイミドを
亜鉛末蒸留する方法等、また、キナルジンはアニリン塩
酸塩とパラアルデヒドと反応させる方法等によっても合
成しうるが、工業的にはコ−ルタ−ル又は石炭液化油等
からの留出油を酸抽出して得られるタ−ル塩基から回収
することが有利であり、一般に行われている。しかしな
がら、このようにして回収されたイソキノリンあるいは
キナルジン中には、タ−ル塩基中に存在するチエノピリ
ジンや他のアルキルイソキノリン類やアルキルキノリン
類が不純物として含まれる。これらの不純物はイソキノ
リンあるいはキナルジンと沸点が近接しているため、蒸
留による分離は極めて困難である。
ミノアセタ−ルを縮合させる方法、ホモフタルイミドを
亜鉛末蒸留する方法等、また、キナルジンはアニリン塩
酸塩とパラアルデヒドと反応させる方法等によっても合
成しうるが、工業的にはコ−ルタ−ル又は石炭液化油等
からの留出油を酸抽出して得られるタ−ル塩基から回収
することが有利であり、一般に行われている。しかしな
がら、このようにして回収されたイソキノリンあるいは
キナルジン中には、タ−ル塩基中に存在するチエノピリ
ジンや他のアルキルイソキノリン類やアルキルキノリン
類が不純物として含まれる。これらの不純物はイソキノ
リンあるいはキナルジンと沸点が近接しているため、蒸
留による分離は極めて困難である。
【0003】このため、コ−ルタ−ル又は石炭液化油か
ら分離して得られたイソキノリン、キナルジン及び他の
タ−ル塩基類を主成分とする石炭系塩基油から回収した
イソキノリンを精製する方法として、イソキノリンと酸
を反応させて結晶性の塩を形成させ、これを再結晶及び
/又は洗浄したのち、アルカリ分解する方法(特開昭6
1−254564号)やイソキノリンを冷却、晶析する
方法(特開平2−49770号)等が提案されている。 また、キナルジンと酸を反応させて結晶性の塩を形成さ
せ、これを再結晶及び/又は洗浄したのち、アルカリ分
解する方法(特開昭62−198665号)やキナルジ
ンと尿素を反応させて付加体を形成させ、これを精製し
たのち、付加体を分解する方法(特開昭57−3877
1号)等も知られている。更に、本発明者らの一人はキ
ナルジンに共沸溶媒として炭素数8のアルキルフェノ−
ル類を加えて共沸蒸留して精製する方法(特開平1−2
68678号)を先に提案した。
ら分離して得られたイソキノリン、キナルジン及び他の
タ−ル塩基類を主成分とする石炭系塩基油から回収した
イソキノリンを精製する方法として、イソキノリンと酸
を反応させて結晶性の塩を形成させ、これを再結晶及び
/又は洗浄したのち、アルカリ分解する方法(特開昭6
1−254564号)やイソキノリンを冷却、晶析する
方法(特開平2−49770号)等が提案されている。 また、キナルジンと酸を反応させて結晶性の塩を形成さ
せ、これを再結晶及び/又は洗浄したのち、アルカリ分
解する方法(特開昭62−198665号)やキナルジ
ンと尿素を反応させて付加体を形成させ、これを精製し
たのち、付加体を分解する方法(特開昭57−3877
1号)等も知られている。更に、本発明者らの一人はキ
ナルジンに共沸溶媒として炭素数8のアルキルフェノ−
ル類を加えて共沸蒸留して精製する方法(特開平1−2
68678号)を先に提案した。
【0004】しかしながら、これらの方法は工業的に実
施する上で経済性、廃棄物処理等の点で問題が有るもの
であった。例えば、結晶性の塩を形成させ、これを精製
する方法は酸、アルカリを消費するだけでなく、それを
含む多量の廃液が発生する。イソキノリンを冷却、晶析
する方法では、予め蒸留でイソキノリン純度を高めてお
く必要があるだけでなく、冷却にも多量のエネルギ−を
必要とする。尿素付加体を形成させて精製する方法は、
その操作が煩雑である他、キナルジンと尿素水溶液との
分離性が悪いだけでなく、多量の尿素水溶液の廃液が発
生する。また、キナルジンに共沸溶媒として炭素数8の
アルキルフェノ−ル類を加えて共沸蒸留して精製する方
法も、予めキナルジン純度を高めておく必要がある。
施する上で経済性、廃棄物処理等の点で問題が有るもの
であった。例えば、結晶性の塩を形成させ、これを精製
する方法は酸、アルカリを消費するだけでなく、それを
含む多量の廃液が発生する。イソキノリンを冷却、晶析
する方法では、予め蒸留でイソキノリン純度を高めてお
く必要があるだけでなく、冷却にも多量のエネルギ−を
必要とする。尿素付加体を形成させて精製する方法は、
その操作が煩雑である他、キナルジンと尿素水溶液との
分離性が悪いだけでなく、多量の尿素水溶液の廃液が発
生する。また、キナルジンに共沸溶媒として炭素数8の
アルキルフェノ−ル類を加えて共沸蒸留して精製する方
法も、予めキナルジン純度を高めておく必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高純度で低
硫黄分のイソキノリン及びキナルジンを効率的に製造す
ることを目的とする。
硫黄分のイソキノリン及びキナルジンを効率的に製造す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、 コ−ルタ
−ル又は石炭液化油から分離して得られたイソキノリン
、キナルジン及び他のタ−ル塩基類を主成分とする石炭
系塩基油に、共沸溶媒として炭素数8のアルキルフェノ
−ル類(2,6−キシレノ−ルを除く)を加え、減圧下
で共沸蒸留してイソキノリン及びキナルジンを主成分と
する共沸混合物を留出させ、次いで、得られた共沸混合
物からアルキルフェノ−ル類を分離したのち、イソキノ
リンとキナルジンとを蒸留分離することを特徴とするイ
ソキノリン及び/又はキナルジンの製造方法である。
−ル又は石炭液化油から分離して得られたイソキノリン
、キナルジン及び他のタ−ル塩基類を主成分とする石炭
系塩基油に、共沸溶媒として炭素数8のアルキルフェノ
−ル類(2,6−キシレノ−ルを除く)を加え、減圧下
で共沸蒸留してイソキノリン及びキナルジンを主成分と
する共沸混合物を留出させ、次いで、得られた共沸混合
物からアルキルフェノ−ル類を分離したのち、イソキノ
リンとキナルジンとを蒸留分離することを特徴とするイ
ソキノリン及び/又はキナルジンの製造方法である。
【0007】本発明で原料とする石炭系塩基油は、コ−
ルタ−ル又は石炭液化油から分離して得られたイソキノ
リン、キナルジン及び他のタ−ル塩基を主成分とするも
のであり、これはコ−ルタ−ル又は石炭液化油を蒸留し
て得られるタ−ル油類を、酸水溶液で抽出するなどして
得られる。好ましくは、沸点235〜270℃の範囲の
留分を主とする留分であり、キノリン、イソキノリン、
キナルジン、8−メチルキノリン、ジメチルキノリン等
のタ−ル塩基類を主成分とし、インド−ル、チエノピリ
ジン等を含有し、イソキノリン濃度が25〜50重量%
、キナルジン濃度が15〜40重量%の留分である。 このような留分はタ−ル油から酸水溶液で抽出し、これ
をアルカリで分解して得られる留分を蒸留して、キノリ
ンを主体とする留分を分離した残りの留分として得るこ
とができる。これは、キノリン残油とも称される。この
石炭系塩基油に含まれる8−メチルキノリンやチエノピ
リジンはイソキノリン、キナルジンと沸点が近接してお
り、蒸留による分離は困難であり、これを精密蒸留して
得られたイソキノリン中には、例えばキナルジンを0.
5〜3重量%、主としてチエノピリジン類に由来するイ
オウ分3000〜5000ppmを含有し、同様にして
得られたキナルジン中には、例えば8−メチルキノリン
、チエノピリジン類を10〜15重量%程度含有する。
ルタ−ル又は石炭液化油から分離して得られたイソキノ
リン、キナルジン及び他のタ−ル塩基を主成分とするも
のであり、これはコ−ルタ−ル又は石炭液化油を蒸留し
て得られるタ−ル油類を、酸水溶液で抽出するなどして
得られる。好ましくは、沸点235〜270℃の範囲の
留分を主とする留分であり、キノリン、イソキノリン、
キナルジン、8−メチルキノリン、ジメチルキノリン等
のタ−ル塩基類を主成分とし、インド−ル、チエノピリ
ジン等を含有し、イソキノリン濃度が25〜50重量%
、キナルジン濃度が15〜40重量%の留分である。 このような留分はタ−ル油から酸水溶液で抽出し、これ
をアルカリで分解して得られる留分を蒸留して、キノリ
ンを主体とする留分を分離した残りの留分として得るこ
とができる。これは、キノリン残油とも称される。この
石炭系塩基油に含まれる8−メチルキノリンやチエノピ
リジンはイソキノリン、キナルジンと沸点が近接してお
り、蒸留による分離は困難であり、これを精密蒸留して
得られたイソキノリン中には、例えばキナルジンを0.
5〜3重量%、主としてチエノピリジン類に由来するイ
オウ分3000〜5000ppmを含有し、同様にして
得られたキナルジン中には、例えば8−メチルキノリン
、チエノピリジン類を10〜15重量%程度含有する。
【0008】上記石炭系塩基油に加える共沸溶媒は、炭
素数8のアルキルフェノ−ル類(2,6−キシレノ−ル
を除く)であり、具体的には2,3−キシレノ−ル、2
,4−キシレノ−ル、2,5−キシレノ−ル、3,4−
キシレノ−ル、3,5−キシレノ−ル、2−エチルフェ
ノ−ル、3−エチルフェノ−ル及び4−エチルフェノ−
ルがあり、これらの1種又は2種以上の混合物を挙げる
ことができる。なお、2,6−キシレノ−ルは、単独で
加えるときは共沸溶媒としての作用を生じないので使用
できないが、他の炭素数8のアルキルフェノ−ル類に混
合しても格別の不都合は生じないので、例えばキシレノ
−ル類の混合物を共沸溶媒とする場合において、これを
除去する必要はない。また、アルキルフェノ−ル類に通
常混入する不純物あるいは沸点が近似しない他の溶媒が
存在しても差し支えない。これらのアルキルフェノ−ル
類の内、好ましいのは3,4−キシレノ−ル又は3,5
−キシレノ−ルであるが、工業的にはタ−ル油類からア
ルカリ抽出、蒸留等の手段で分離された沸点210〜2
30℃の留分を主とするアルキルフェノ−ル類混合物で
十分である。上記アルキルフェノ−ル類の使用量は、タ
−ル塩基類を主成分とする石炭系塩基油1重量部に対し
アルキルフェノ−ル類0.3〜1重量部、好ましくは0
.4〜0.6重量部である。過剰に加えることは蒸留効
率を低下させるだけであり、過少であることは回収率を
低下させる。
素数8のアルキルフェノ−ル類(2,6−キシレノ−ル
を除く)であり、具体的には2,3−キシレノ−ル、2
,4−キシレノ−ル、2,5−キシレノ−ル、3,4−
キシレノ−ル、3,5−キシレノ−ル、2−エチルフェ
ノ−ル、3−エチルフェノ−ル及び4−エチルフェノ−
ルがあり、これらの1種又は2種以上の混合物を挙げる
ことができる。なお、2,6−キシレノ−ルは、単独で
加えるときは共沸溶媒としての作用を生じないので使用
できないが、他の炭素数8のアルキルフェノ−ル類に混
合しても格別の不都合は生じないので、例えばキシレノ
−ル類の混合物を共沸溶媒とする場合において、これを
除去する必要はない。また、アルキルフェノ−ル類に通
常混入する不純物あるいは沸点が近似しない他の溶媒が
存在しても差し支えない。これらのアルキルフェノ−ル
類の内、好ましいのは3,4−キシレノ−ル又は3,5
−キシレノ−ルであるが、工業的にはタ−ル油類からア
ルカリ抽出、蒸留等の手段で分離された沸点210〜2
30℃の留分を主とするアルキルフェノ−ル類混合物で
十分である。上記アルキルフェノ−ル類の使用量は、タ
−ル塩基類を主成分とする石炭系塩基油1重量部に対し
アルキルフェノ−ル類0.3〜1重量部、好ましくは0
.4〜0.6重量部である。過剰に加えることは蒸留効
率を低下させるだけであり、過少であることは回収率を
低下させる。
【0009】本発明の共沸蒸留を行うための装置として
は、理論段数80程度以上のものであればよく、蒸留条
件としては、300Torr以下、好ましくは100T
orr以下の減圧がよく、還流比は20以上、好ましく
は40以上とすることがよい。この共沸蒸留では、まず
過剰の共沸溶媒が留出し、次にキノリン、8−メチルキ
ノリン、チエノ〔3,2−b〕ピリジン等のチエノピリ
ジン類等が留出し、その後イソキノリン、キナルジン及
びアルキルフェノ−ル類混合物が共沸混合物として留出
する。共沸混合物の概略組成は、例えばイソキノリン3
5〜45重量%、キナルジン20〜30重量%及びアル
キルフェノ−ル類25〜45重量%である。
は、理論段数80程度以上のものであればよく、蒸留条
件としては、300Torr以下、好ましくは100T
orr以下の減圧がよく、還流比は20以上、好ましく
は40以上とすることがよい。この共沸蒸留では、まず
過剰の共沸溶媒が留出し、次にキノリン、8−メチルキ
ノリン、チエノ〔3,2−b〕ピリジン等のチエノピリ
ジン類等が留出し、その後イソキノリン、キナルジン及
びアルキルフェノ−ル類混合物が共沸混合物として留出
する。共沸混合物の概略組成は、例えばイソキノリン3
5〜45重量%、キナルジン20〜30重量%及びアル
キルフェノ−ル類25〜45重量%である。
【0010】このようにして得られた共沸混合物は、例
えば5〜20重量%のアルカリ水溶液で洗浄する方法で
アルキルフェノ−ル類を除去することもできるし、共沸
混合物を760〜600Torr程度の常圧近辺で蒸留
することでもアルキルフェノ−ル類の80〜95重量%
を除去することができる。アルキルフェノ−ル類除去後
、300Torr以下、好ましくは100Torr以下
の減圧で蒸留するなどの方法によりイソキノリンとキナ
ルジンを蒸留分離すれば、純度98重量%以上、イオウ
分300重量ppm以下のイソキノリン及び/又は純度
95重量%以上のキナルジンを得ることができる。
えば5〜20重量%のアルカリ水溶液で洗浄する方法で
アルキルフェノ−ル類を除去することもできるし、共沸
混合物を760〜600Torr程度の常圧近辺で蒸留
することでもアルキルフェノ−ル類の80〜95重量%
を除去することができる。アルキルフェノ−ル類除去後
、300Torr以下、好ましくは100Torr以下
の減圧で蒸留するなどの方法によりイソキノリンとキナ
ルジンを蒸留分離すれば、純度98重量%以上、イオウ
分300重量ppm以下のイソキノリン及び/又は純度
95重量%以上のキナルジンを得ることができる。
【0011】
【作用】イソキノリン、キナルジンを含み、その他のタ
−ル塩基類を主成分とする石炭系塩基油に、共沸溶媒と
してアルキルフェノ−ル類を加えて減圧蒸留すると、キ
ノリン、8−メチルキノリン、チエノピリジン類及びア
ルキルフェノ−ル類の主として4成分系共沸混合物とイ
ソキノリン、キナルジン及びアルキルフェノ−ル類の3
成分系共沸混合物が形成され、前者の方が沸点が低いた
め前者が先に留出し、分離困難な不純物を含まない3成
分系共沸混合物が後から留出して、イソキノリンとキナ
ルジンを効率よく分離できると考えられる。また、沸点
の高い4−メチルキノリン、ジメチルキノリン、インド
−ル等は3成分系共沸混合物より、更に沸点の高い共沸
混合物を形成するものと考えられる。
−ル塩基類を主成分とする石炭系塩基油に、共沸溶媒と
してアルキルフェノ−ル類を加えて減圧蒸留すると、キ
ノリン、8−メチルキノリン、チエノピリジン類及びア
ルキルフェノ−ル類の主として4成分系共沸混合物とイ
ソキノリン、キナルジン及びアルキルフェノ−ル類の3
成分系共沸混合物が形成され、前者の方が沸点が低いた
め前者が先に留出し、分離困難な不純物を含まない3成
分系共沸混合物が後から留出して、イソキノリンとキナ
ルジンを効率よく分離できると考えられる。また、沸点
の高い4−メチルキノリン、ジメチルキノリン、インド
−ル等は3成分系共沸混合物より、更に沸点の高い共沸
混合物を形成するものと考えられる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を示す。実施例におい
て、部は重量部、%は重量%を示す。 実施例1 石炭系塩基油として、コ−ルタ−ルを蒸留して得られた
タ−ル油を酸水溶液で抽出し、アルカリで分解して得ら
れたタ−ル塩基類を主成分とする留分からキノリンを主
体とする留分を留出させた後の残油(組成;キノリン7
.8%、チエノピリジン0.3%、イソキノリン27.
8%、インド−ル6.8%、キナルジン21.5%、8
−メチルキノリン3.2%、1−メチルイソキノリン1
.2%、6−及び7−メチルキノリン8.6%、4−メ
チルキノリン5.3%、その他のメチルキノリン及びメ
チルイソキノリン8.3%、ジメチルキノリン及びジメ
チルイソキノリン7.5%及びその他1.3%)を使用
し、この石炭系油100部に共沸溶媒として、3,5−
キシレノ−ルを主体とするアルキルフェノ−ル類を50
部加え、理論段数80段の充填塔型蒸留装置で蒸留した
。蒸留条件は、蒸留圧力50Torr、還流比50とし
た。このときのイソキノリン、キナルジン及びアルキル
フェノ−ル類の共沸混合物の留出温度は156〜159
℃であり、留出量は60部であった。この組成はイソキ
ノリン37.1%、キナルジン24.6%及びアルキル
フェノ−ル類38.3%であり、イオウ分590ppm
であった。
て、部は重量部、%は重量%を示す。 実施例1 石炭系塩基油として、コ−ルタ−ルを蒸留して得られた
タ−ル油を酸水溶液で抽出し、アルカリで分解して得ら
れたタ−ル塩基類を主成分とする留分からキノリンを主
体とする留分を留出させた後の残油(組成;キノリン7
.8%、チエノピリジン0.3%、イソキノリン27.
8%、インド−ル6.8%、キナルジン21.5%、8
−メチルキノリン3.2%、1−メチルイソキノリン1
.2%、6−及び7−メチルキノリン8.6%、4−メ
チルキノリン5.3%、その他のメチルキノリン及びメ
チルイソキノリン8.3%、ジメチルキノリン及びジメ
チルイソキノリン7.5%及びその他1.3%)を使用
し、この石炭系油100部に共沸溶媒として、3,5−
キシレノ−ルを主体とするアルキルフェノ−ル類を50
部加え、理論段数80段の充填塔型蒸留装置で蒸留した
。蒸留条件は、蒸留圧力50Torr、還流比50とし
た。このときのイソキノリン、キナルジン及びアルキル
フェノ−ル類の共沸混合物の留出温度は156〜159
℃であり、留出量は60部であった。この組成はイソキ
ノリン37.1%、キナルジン24.6%及びアルキル
フェノ−ル類38.3%であり、イオウ分590ppm
であった。
【0013】次に、上記共沸混合物100部を上記と同
じ蒸留装置を使用して蒸留して、イソキノリンとキナル
ジンを分離、回収した。蒸留条件は常圧、還流比50と
した。最初にアルキルフェノ−ル類(留分1)が20部
留出し、次いでイソキノリン、キナルジン及びアルキル
フェノ−ル類の混合物14.6部を中間留分(留分2)
として留出させたのち、蒸留圧力を50Torr、還流
比50に変更して蒸留を続け、最初にイソキノリン(留
分3)を、次にキナルジン(留分4)をそれぞれ18.
3部及び6部を留出させた。各留分の留出量、組成を表
1に示す。
じ蒸留装置を使用して蒸留して、イソキノリンとキナル
ジンを分離、回収した。蒸留条件は常圧、還流比50と
した。最初にアルキルフェノ−ル類(留分1)が20部
留出し、次いでイソキノリン、キナルジン及びアルキル
フェノ−ル類の混合物14.6部を中間留分(留分2)
として留出させたのち、蒸留圧力を50Torr、還流
比50に変更して蒸留を続け、最初にイソキノリン(留
分3)を、次にキナルジン(留分4)をそれぞれ18.
3部及び6部を留出させた。各留分の留出量、組成を表
1に示す。
【0014】
【表1】
【0015】
【発明の効果】本発明の方法によれば、タ−ル塩基類を
主成分とするタ−ル系塩基油に不純物として存在し、通
常の蒸留によっては分離困難な8−メチルキノリン、チ
エノピリジン類等の不純物を除去して、高純度で低イオ
ウ分のイソキノリン及び/又はキナルジンを効率よく製
造することができる。
主成分とするタ−ル系塩基油に不純物として存在し、通
常の蒸留によっては分離困難な8−メチルキノリン、チ
エノピリジン類等の不純物を除去して、高純度で低イオ
ウ分のイソキノリン及び/又はキナルジンを効率よく製
造することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 コ−ルタ−ル又は石炭液化油から分離
して得られたイソキノリン、キナルジン及び他のタ−ル
塩基類を主成分とする石炭系塩基油に、共沸溶媒として
炭素数8のアルキルフェノ−ル類(2,6−キシレノ−
ルを除く)を加え、減圧下で共沸蒸留してイソキノリン
及びキナルジンを主成分とする共沸混合物を留出させ、
次いで、得られた共沸混合物からアルキルフェノ−ル類
を分離したのち、イソキノリンとキナルジンとを蒸留分
離することを特徴とするイソキノリンの回収方法。 - 【請求項2】 コ−ルタ−ル又は石炭液化油から分離
して得られたイソキノリン、キナルジン及び他のタ−ル
塩基類を主成分とする石炭系塩基油に、共沸溶媒として
炭素数8のアルキルフェノ−ル類(2,6−キシレノ−
ルを除く)を加え、減圧下で共沸蒸留してイソキノリン
及びキナルジンを主成分とする共沸混合物を留出させ、
次いで、得られた共沸混合物からアルキルフェノ−ル類
を分離したのち、イソキノリンとキナルジンとを蒸留分
離することを特徴とするキナルジンの回収方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06266591A JP3159457B2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | イソキノリン及びキナルジンの回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06266591A JP3159457B2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | イソキノリン及びキナルジンの回収方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04275275A true JPH04275275A (ja) | 1992-09-30 |
| JP3159457B2 JP3159457B2 (ja) | 2001-04-23 |
Family
ID=13206819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06266591A Expired - Fee Related JP3159457B2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | イソキノリン及びキナルジンの回収方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3159457B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110734400A (zh) * | 2018-07-18 | 2020-01-31 | 河北中化鑫宝化工科技有限公司 | 异喹啉的制备方法以及异喹啉的分离方法 |
| CN111471008A (zh) * | 2019-01-23 | 2020-07-31 | 安阳师范学院 | 一种喹啉、异喹啉及多种甲基喹啉的制取方法 |
| CN113461613A (zh) * | 2021-07-19 | 2021-10-01 | 上海万容医药化工有限公司 | 一种异喹啉的提纯方法 |
-
1991
- 1991-03-04 JP JP06266591A patent/JP3159457B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP3159457B2 (ja) | 2001-04-23 |
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