JPH04312790A - 耐湿性エレクトロルミネセントランプ - Google Patents
耐湿性エレクトロルミネセントランプInfo
- Publication number
- JPH04312790A JPH04312790A JP3078739A JP7873991A JPH04312790A JP H04312790 A JPH04312790 A JP H04312790A JP 3078739 A JP3078739 A JP 3078739A JP 7873991 A JP7873991 A JP 7873991A JP H04312790 A JPH04312790 A JP H04312790A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- ethylene
- unsaturated carboxylic
- carboxylic acid
- copolymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
- Luminescent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は有機分散型エレクトロル
ミネッセントランプ(以下ELランプと称する。)に関
する。詳しくは、発光層及び/または絶縁層に有機高分
子マトリクスを用いた有機分散型ELランプにおいて、
有機高分子マトリクスとして特定の有機高分子樹脂を用
いることにより、耐湿性に優れたELランプを提供する
にある。
ミネッセントランプ(以下ELランプと称する。)に関
する。詳しくは、発光層及び/または絶縁層に有機高分
子マトリクスを用いた有機分散型ELランプにおいて、
有機高分子マトリクスとして特定の有機高分子樹脂を用
いることにより、耐湿性に優れたELランプを提供する
にある。
【0002】
【従来の技術】近年、表示機器のバックライトや自動車
用内外装パネルライトとして、広面積に均一な輝度が得
られること、軽量であること等の特徴により、銅及び/
または銀付活硫化亜鉛、銅及びマンガン付活硫化亜鉛や
銅付活硫セレン化亜鉛等、主として硫化亜鉛を含有する
硫化亜鉛系蛍光体を用いたELランプが賞用されている
。
用内外装パネルライトとして、広面積に均一な輝度が得
られること、軽量であること等の特徴により、銅及び/
または銀付活硫化亜鉛、銅及びマンガン付活硫化亜鉛や
銅付活硫セレン化亜鉛等、主として硫化亜鉛を含有する
硫化亜鉛系蛍光体を用いたELランプが賞用されている
。
【0003】蛍光体は湿気に弱く外部より侵入する水分
により急激に輝度が低下するとの不都合を有する。それ
故、従来使用されているELランプは、背面電極上に絶
縁層、高誘電性有機バインダーと蛍光体の混合物からな
る発光層、及び透明電極層を配設して各電極層に通電用
端子を接続しEL素子となし、これに水分の侵入を防止
すべくEL素子上にナイロン等の吸湿フイルムを配設し
、さらにこの上からEL素子全体を覆うようにPCTF
E(ポリクロロトリフルオロエチレン)フイルム等の防
湿層で被包して使用されている。
により急激に輝度が低下するとの不都合を有する。それ
故、従来使用されているELランプは、背面電極上に絶
縁層、高誘電性有機バインダーと蛍光体の混合物からな
る発光層、及び透明電極層を配設して各電極層に通電用
端子を接続しEL素子となし、これに水分の侵入を防止
すべくEL素子上にナイロン等の吸湿フイルムを配設し
、さらにこの上からEL素子全体を覆うようにPCTF
E(ポリクロロトリフルオロエチレン)フイルム等の防
湿層で被包して使用されている。
【0004】かかる方法においても高温高湿下に長時間
曝露するか、或いは10年を越えるような長年月の間、
ELランプを屋内外で曝露する場合には、水分が該フイ
ルムを透過して侵入する。水そのものは誘電率約80を
有する液状高誘電体なので、多少の水の浸入は水侵入前
よりむしろELコンデンサーとしての特性が高められて
機能するので、輝度を上昇させる働きを有する。
曝露するか、或いは10年を越えるような長年月の間、
ELランプを屋内外で曝露する場合には、水分が該フイ
ルムを透過して侵入する。水そのものは誘電率約80を
有する液状高誘電体なので、多少の水の浸入は水侵入前
よりむしろELコンデンサーとしての特性が高められて
機能するので、輝度を上昇させる働きを有する。
【0005】然しながら、水分が更に侵入して絶縁層ま
で及んだ場合は、絶縁材として使用されるチタン酸バリ
ウム、チタン酸バリウムストロンチウム、チタン酸バリ
ウム鉛及び錫チタン酸バリウム鉛等、主としてチタン酸
バリウム(BaTiO3 )を含有する強誘電性絶縁物
質が加水分解される結果、アルカリ土類金属イオン(B
a2+、Sr2+等)を生成する。
で及んだ場合は、絶縁材として使用されるチタン酸バリ
ウム、チタン酸バリウムストロンチウム、チタン酸バリ
ウム鉛及び錫チタン酸バリウム鉛等、主としてチタン酸
バリウム(BaTiO3 )を含有する強誘電性絶縁物
質が加水分解される結果、アルカリ土類金属イオン(B
a2+、Sr2+等)を生成する。
【0006】該イオンは絶縁層の絶縁性を損なって、輝
度及び発光効率を低減させるのみならず発光層へ逆拡散
浸透する為、発光層の絶縁性をも損なう結果となり、急
激に輝度が低下してELランプの寿命を著しく短縮する
。
度及び発光効率を低減させるのみならず発光層へ逆拡散
浸透する為、発光層の絶縁性をも損なう結果となり、急
激に輝度が低下してELランプの寿命を著しく短縮する
。
【0007】従って、このような不都合を解決すべく防
湿フイルムの被包シール内側にシリカゲル、酸化カルシ
ウム、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム及び酸化バリウ
ム等の乾燥剤及び/またはナイロンフイルム、高吸水性
樹脂フイルム等の吸湿層や発光層上に撥水性を有する物
質を塗布する方法も知られているが、かかる方法を併用
したとしても絶縁層までの水分の侵入は、前述の如く高
温高湿下、或いは10年を越えるような長年月の屋内外
曝露においては不可避であり、ELコンデンサーとして
の機能を低減し、ELランプの寿命は短縮される。
湿フイルムの被包シール内側にシリカゲル、酸化カルシ
ウム、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム及び酸化バリウ
ム等の乾燥剤及び/またはナイロンフイルム、高吸水性
樹脂フイルム等の吸湿層や発光層上に撥水性を有する物
質を塗布する方法も知られているが、かかる方法を併用
したとしても絶縁層までの水分の侵入は、前述の如く高
温高湿下、或いは10年を越えるような長年月の屋内外
曝露においては不可避であり、ELコンデンサーとして
の機能を低減し、ELランプの寿命は短縮される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】かかる状況下に鑑み、
本発明者は耐湿性に優れた長寿命のELランプの提供を
目的とし鋭意検討した結果、発光層及び/または絶縁層
に特定の有機高分子樹脂を使用した場合には、充分な耐
湿性を有するELランプが提供できることを見出し本発
明を完成するに至った。
本発明者は耐湿性に優れた長寿命のELランプの提供を
目的とし鋭意検討した結果、発光層及び/または絶縁層
に特定の有機高分子樹脂を使用した場合には、充分な耐
湿性を有するELランプが提供できることを見出し本発
明を完成するに至った。
【0009】
【課題を解決する為の手段】即ち本発明は、発光層及び
/または絶縁層に有機高分子マトリクスを用いた有機分
散型ELランプにおいて、有機高分子マトリクスとして
、50重量%以上のエチレン、3〜50重量%のα,β
−オレフイン性不飽和カルボン酸またはその塩、及び0
〜40重量%のビニル基含有化合物を共重合させてなる
エチレン−α,β−オレフイン性不飽和カルボン酸また
はその塩よりなる共重合体を用いたことを特徴とする耐
湿性エレクトロルミネセントランプを提供するにある。
/または絶縁層に有機高分子マトリクスを用いた有機分
散型ELランプにおいて、有機高分子マトリクスとして
、50重量%以上のエチレン、3〜50重量%のα,β
−オレフイン性不飽和カルボン酸またはその塩、及び0
〜40重量%のビニル基含有化合物を共重合させてなる
エチレン−α,β−オレフイン性不飽和カルボン酸また
はその塩よりなる共重合体を用いたことを特徴とする耐
湿性エレクトロルミネセントランプを提供するにある。
【0010】以下本発明を更に詳細に説明する。本発明
において発光層及び/または絶縁層に用いる有機高分子
マトリクスとして適用するエチレン−α,β−オレフイ
ン性不飽和カルボン酸またはその塩よりなる共重合体は
、少なくとも50重量%のエチレン、3〜50重量%の
α,β−オレフイン性不飽和カルボン酸またはその塩、
0〜40重量%のビニル基含有化合物の共重合体であり
、通常これをアンモニウム塩またはアミン塩の水性液及
び/またはアルコール溶液で中和攪拌し自己乳化性エマ
ルジョンとして使用される。
において発光層及び/または絶縁層に用いる有機高分子
マトリクスとして適用するエチレン−α,β−オレフイ
ン性不飽和カルボン酸またはその塩よりなる共重合体は
、少なくとも50重量%のエチレン、3〜50重量%の
α,β−オレフイン性不飽和カルボン酸またはその塩、
0〜40重量%のビニル基含有化合物の共重合体であり
、通常これをアンモニウム塩またはアミン塩の水性液及
び/またはアルコール溶液で中和攪拌し自己乳化性エマ
ルジョンとして使用される。
【0011】これら共重合体ならびにその製法は特開昭
48−32984号により開示されているが、該共重合
において用いるα,β−オレフイン性不飽和カルボン酸
としては、不飽和直鎖または環状鎖を有するモノカルボ
ン酸及びジカルボン酸、例えばアクリル酸、メタアクリ
ル酸、クロトン酸、イタコン酸、クエン酸、マレイン酸
、フマール酸等があり、これらは単独または混合して使
用することが出来る。
48−32984号により開示されているが、該共重合
において用いるα,β−オレフイン性不飽和カルボン酸
としては、不飽和直鎖または環状鎖を有するモノカルボ
ン酸及びジカルボン酸、例えばアクリル酸、メタアクリ
ル酸、クロトン酸、イタコン酸、クエン酸、マレイン酸
、フマール酸等があり、これらは単独または混合して使
用することが出来る。
【0012】また該共重合において使用し得るビニル化
合物として、ビニルエステル例えばビニルホルメート,
ビニルアセテート,ビニルクロロアセテート,ビニルグ
リコレート,ビニルシアノアセテート,ビニルプロピオ
ネート,ビニルブチレート等、炭素数1〜12個のアル
コールとアクリル酸,メタアクリル酸,クロトン酸,イ
タコン酸,クエン酸,マレイン酸及びフマール酸とのエ
ステル、及びビニルクロライド、ビニリデンクロライド
、アクリルアミド、アクリロニトリル等が挙げられ、こ
れらは単独または混合して使用することができる。
合物として、ビニルエステル例えばビニルホルメート,
ビニルアセテート,ビニルクロロアセテート,ビニルグ
リコレート,ビニルシアノアセテート,ビニルプロピオ
ネート,ビニルブチレート等、炭素数1〜12個のアル
コールとアクリル酸,メタアクリル酸,クロトン酸,イ
タコン酸,クエン酸,マレイン酸及びフマール酸とのエ
ステル、及びビニルクロライド、ビニリデンクロライド
、アクリルアミド、アクリロニトリル等が挙げられ、こ
れらは単独または混合して使用することができる。
【0013】上記原料は通常第三級ブチルアルコール,
メタノール,イソプロパノール等の脂肪族アルコール類
,アセトン等のケトン類,酢酸エチル,酢酸ブチル等の
エステル類、n−ヘキサン,シクロヘキサン等の飽和炭
化水素類、および水の単独あるいは混合物よりなる溶媒
中でγ線、電子線等の電離性放射線照射して重合を開始
させ、重合圧力10気圧〜500気圧、重合温度100
℃以下で行えばよい。
メタノール,イソプロパノール等の脂肪族アルコール類
,アセトン等のケトン類,酢酸エチル,酢酸ブチル等の
エステル類、n−ヘキサン,シクロヘキサン等の飽和炭
化水素類、および水の単独あるいは混合物よりなる溶媒
中でγ線、電子線等の電離性放射線照射して重合を開始
させ、重合圧力10気圧〜500気圧、重合温度100
℃以下で行えばよい。
【0014】上記製法により得られた共重合体は通常自
己乳化性エマルジョンの水性液及び/またはアルコール
性液として、これを塗布、乾燥し使用される。該共重合
体を自己乳化性にするには重合体中に含まれるカルボン
酸を塩基性物質によって、化学量論的に30%〜100
%、好ましくは60%〜100%、とくに好ましくは8
0%〜100%中和してやればよい。
己乳化性エマルジョンの水性液及び/またはアルコール
性液として、これを塗布、乾燥し使用される。該共重合
体を自己乳化性にするには重合体中に含まれるカルボン
酸を塩基性物質によって、化学量論的に30%〜100
%、好ましくは60%〜100%、とくに好ましくは8
0%〜100%中和してやればよい。
【0015】中和に用いる塩基性物質としては、水に溶
解して塩基として作用する、例えばアンモニア及び水酸
化アンモニウム、アンモニウム塩例えば 燐酸塩、酢
酸塩、炭酸塩、重炭酸塩など、及び有機アミン類または
その誘導体例えばモノ−、ジ−、トリメチルアミン,エ
チルアミン類,イソプロピルアミン類,ブチルアミン類
,エタノールアミン類,イソプロパノールアミン類,ジ
メチルアミノエタノール,ジエチルアミノエタノール,
モノメチルアミノエタノール,モノエチルアミノエタノ
ール,ジメチルアミノイソプロパノール,ジエチルアミ
ノイソプロパノールなどがある。
解して塩基として作用する、例えばアンモニア及び水酸
化アンモニウム、アンモニウム塩例えば 燐酸塩、酢
酸塩、炭酸塩、重炭酸塩など、及び有機アミン類または
その誘導体例えばモノ−、ジ−、トリメチルアミン,エ
チルアミン類,イソプロピルアミン類,ブチルアミン類
,エタノールアミン類,イソプロパノールアミン類,ジ
メチルアミノエタノール,ジエチルアミノエタノール,
モノメチルアミノエタノール,モノエチルアミノエタノ
ール,ジメチルアミノイソプロパノール,ジエチルアミ
ノイソプロパノールなどがある。
【0016】このような本発明に適用する上記共重合体
よりなる自己乳化性エマルジョンとしては、住友精化株
式会社より市販されている「商標名;ザイクセン」シリ
ーズが挙げられる。
よりなる自己乳化性エマルジョンとしては、住友精化株
式会社より市販されている「商標名;ザイクセン」シリ
ーズが挙げられる。
【0017】また、本発明に用いるエチレン−α,β−
オレフイン性不飽和カルボン酸またはその塩の共重合体
は他の化合物と共に塗料組成物として用いる事もできる
。これら塗料組成物は具体的には特開昭49−9472
5号に開示されている如く、 (イ) 少なくとも50モル%のエチレンと少なくと
も4モル%のα,β−エチレン性不飽和カルボン酸また
はそのアンモニウム塩とからなる共重合体を1〜40重
量% (ロ) 1分子中に少なくとも2個のメチロール基を
有するメチロ−ルメラミンを0.5〜50重量%(ハ)
一般式R−O−R’(式中のRは炭素数1〜5個の
脂肪族炭化水素残基を表わし、R’はHCO−、RCO
−、C6 H5 CO−を表わす)で示される化合物を
0〜60重量% (ニ) アクリル酸塩及びアクリル酸アミドの単独ま
たは混合物を0〜30重量% (ホ) 残部が水及び/またはメタノール,エタノー
ル、イソプロパノール、n−プロパノール、n−ブタノ
ール、iso−ブタノール、ter−ブタノール、se
c−ブタノール、iso−アミルアルコール及びn−ア
ミルアルコールから選ばれた少なくとも1種のアルコー
ル、の上記(イ)〜(ホ)からなる塗料用組成物が挙げ
られる。上記塗料用組成物より得られた塗膜は、塗膜硬
度、耐水性、耐蝕性、更には密着性に優れている。
オレフイン性不飽和カルボン酸またはその塩の共重合体
は他の化合物と共に塗料組成物として用いる事もできる
。これら塗料組成物は具体的には特開昭49−9472
5号に開示されている如く、 (イ) 少なくとも50モル%のエチレンと少なくと
も4モル%のα,β−エチレン性不飽和カルボン酸また
はそのアンモニウム塩とからなる共重合体を1〜40重
量% (ロ) 1分子中に少なくとも2個のメチロール基を
有するメチロ−ルメラミンを0.5〜50重量%(ハ)
一般式R−O−R’(式中のRは炭素数1〜5個の
脂肪族炭化水素残基を表わし、R’はHCO−、RCO
−、C6 H5 CO−を表わす)で示される化合物を
0〜60重量% (ニ) アクリル酸塩及びアクリル酸アミドの単独ま
たは混合物を0〜30重量% (ホ) 残部が水及び/またはメタノール,エタノー
ル、イソプロパノール、n−プロパノール、n−ブタノ
ール、iso−ブタノール、ter−ブタノール、se
c−ブタノール、iso−アミルアルコール及びn−ア
ミルアルコールから選ばれた少なくとも1種のアルコー
ル、の上記(イ)〜(ホ)からなる塗料用組成物が挙げ
られる。上記塗料用組成物より得られた塗膜は、塗膜硬
度、耐水性、耐蝕性、更には密着性に優れている。
【0018】本発明において使用される前記共重合体は
様々な方法で製造可能であるが、例えばジベンゾイルパ
ーオキシドの如きラジカル開始剤を触媒として150〜
250℃、1000kg/cm2 〜2000kg/c
m2 の範囲でエチレンとα,β−エチレン性不飽和カ
ルボン酸とを共重合しても得られる。
様々な方法で製造可能であるが、例えばジベンゾイルパ
ーオキシドの如きラジカル開始剤を触媒として150〜
250℃、1000kg/cm2 〜2000kg/c
m2 の範囲でエチレンとα,β−エチレン性不飽和カ
ルボン酸とを共重合しても得られる。
【0019】本発明で使用するα,β−エチレン性不飽
和カルボン酸のアンモニウム塩を含む共重合体は、上記
の如くして得られたエチレンとα,β−エチレン性不飽
和カルボン酸の共重合体を、該共重合体が安定なエマル
ジョンを形成するに充分な量のアンモニア水及び水の存
在において、少なくとも60℃、好ましくは80℃以上
の温度で製造することができる。
和カルボン酸のアンモニウム塩を含む共重合体は、上記
の如くして得られたエチレンとα,β−エチレン性不飽
和カルボン酸の共重合体を、該共重合体が安定なエマル
ジョンを形成するに充分な量のアンモニア水及び水の存
在において、少なくとも60℃、好ましくは80℃以上
の温度で製造することができる。
【0020】エチレン−α,β−エチレン性不飽和カル
ボン酸共重合体を安定なエマルジョンに変化させるに充
分なアンモニアの量は、該共重合体の全構成単量体単位
に対し、少なくとも4モル%以上、共重合体中のエチレ
ン単位含有量は、少なくとも50モル%以上である。
ボン酸共重合体を安定なエマルジョンに変化させるに充
分なアンモニアの量は、該共重合体の全構成単量体単位
に対し、少なくとも4モル%以上、共重合体中のエチレ
ン単位含有量は、少なくとも50モル%以上である。
【0021】本発明で使用する共重合体を構成するα,
β−エチレン性不飽和カルボン酸としては、炭素原子3
〜8個を有するものが望ましく、その例はアクリル酸,
メタアクリル酸,エタアクリル酸などのモノカルボン酸
、イタコン酸,マレイン酸.フマル酸などのジカルボン
酸などである。
β−エチレン性不飽和カルボン酸としては、炭素原子3
〜8個を有するものが望ましく、その例はアクリル酸,
メタアクリル酸,エタアクリル酸などのモノカルボン酸
、イタコン酸,マレイン酸.フマル酸などのジカルボン
酸などである。
【0022】本発明に用いられる共重合体は必ずしも、
前記2成分からのみなる必要はない。この共重合体のエ
チレン及びα,β−エチレン性不飽和カルボン酸の各単
位の含有率は少なくともそれぞれ50モル%及び4モル
%であるが、これら2成分の他に共重合可能な単量体を
用いてもよい。この付加的な共重合可能な単量体として
はアクリル酸メチル,アクリル酸エチル,メタアクリル
酸メチルなどのα,β−エチレン性不飽和カルボン酸の
エステル及びギ酸ビニル,酢酸ビニル,プロピオン酸ビ
ニルなどのカルボン酸ビニルエステルがある。
前記2成分からのみなる必要はない。この共重合体のエ
チレン及びα,β−エチレン性不飽和カルボン酸の各単
位の含有率は少なくともそれぞれ50モル%及び4モル
%であるが、これら2成分の他に共重合可能な単量体を
用いてもよい。この付加的な共重合可能な単量体として
はアクリル酸メチル,アクリル酸エチル,メタアクリル
酸メチルなどのα,β−エチレン性不飽和カルボン酸の
エステル及びギ酸ビニル,酢酸ビニル,プロピオン酸ビ
ニルなどのカルボン酸ビニルエステルがある。
【0023】本発明で使用する塗料組成物の構成成分の
中(ロ)のメチロールメラミンは1分子中に少なくも2
個のメチロール基を有することが必要である。また、メ
チロール基としてはメトキシ化されたものでも使用し得
る。
中(ロ)のメチロールメラミンは1分子中に少なくも2
個のメチロール基を有することが必要である。また、メ
チロール基としてはメトキシ化されたものでも使用し得
る。
【0024】本発明で使用する塗料組成物は上記エチレ
ン−α,β−エチレン性不飽和カルボン酸及び/または
そのアンモニウム塩から成る共重合体及び、メチロール
メラミンを所定量含み、残りは水或いはアルコールを加
えて任意の方法で混合することにより得られるが、高速
攪拌、例えばホモジナイザーのごとき混合槽により混合
するのが好ましく、便利な方法である。
ン−α,β−エチレン性不飽和カルボン酸及び/または
そのアンモニウム塩から成る共重合体及び、メチロール
メラミンを所定量含み、残りは水或いはアルコールを加
えて任意の方法で混合することにより得られるが、高速
攪拌、例えばホモジナイザーのごとき混合槽により混合
するのが好ましく、便利な方法である。
【0025】上記のようにして調製した塗料組成物に、
更に一般式R−O−R’(式中のRは炭素数1〜5個の
脂肪族炭化水素残基を表わし、R’はHCO−、RCO
−、C6 H5 CO−を表わす)で示される化合物を
60重量%以下の量、好ましくは5〜50重量%加える
ことにより、水性塗料の被塗装体への湿潤性が著しく改
良される。
更に一般式R−O−R’(式中のRは炭素数1〜5個の
脂肪族炭化水素残基を表わし、R’はHCO−、RCO
−、C6 H5 CO−を表わす)で示される化合物を
60重量%以下の量、好ましくは5〜50重量%加える
ことにより、水性塗料の被塗装体への湿潤性が著しく改
良される。
【0026】ここで一般式R−O−R’で表わされる化
合物の例としてはギ酸メチル、ギ酸エチル、ギ酸イソプ
ロピル等のギ酸エステル類、酢酸メチル、酢酸エチル、
酢酸イソプロピル等の酢酸エステル類,安息香酸メチル
、安息香酸エチル、安息香酸イソプロピル等の安息香酸
エステル類がある。
合物の例としてはギ酸メチル、ギ酸エチル、ギ酸イソプ
ロピル等のギ酸エステル類、酢酸メチル、酢酸エチル、
酢酸イソプロピル等の酢酸エステル類,安息香酸メチル
、安息香酸エチル、安息香酸イソプロピル等の安息香酸
エステル類がある。
【0027】また、上記R−O−R’で示される化合物
の添加の有無にかかわらず、上記で規定する塗料組成物
に、アクリル酸アンモニウム及びアクリル酸アミドの単
独または混合物を30重量%以下の量、好ましくは5〜
20重量%加えることにより塗膜の被塗装体への密着性
が著しく向上する。
の添加の有無にかかわらず、上記で規定する塗料組成物
に、アクリル酸アンモニウム及びアクリル酸アミドの単
独または混合物を30重量%以下の量、好ましくは5〜
20重量%加えることにより塗膜の被塗装体への密着性
が著しく向上する。
【0028】このような本発明に適用するエチレン−α
,β−エチレン性不飽和カルボン酸またはその塩を含有
する塗料組成物としては、住友精化株式会社より市販さ
れている「商標名;ザイクセン」シリーズが挙げられる
。
,β−エチレン性不飽和カルボン酸またはその塩を含有
する塗料組成物としては、住友精化株式会社より市販さ
れている「商標名;ザイクセン」シリーズが挙げられる
。
【0029】本発明においてはエチレン−α,β−エチ
レン性不飽和カルボン酸またはその塩よりなる共重合体
、或いはこれを用いてなる塗料組成物は螢光体、あるい
は強誘電性絶縁物質と共に発光層或いは絶縁層を形成す
る。
レン性不飽和カルボン酸またはその塩よりなる共重合体
、或いはこれを用いてなる塗料組成物は螢光体、あるい
は強誘電性絶縁物質と共に発光層或いは絶縁層を形成す
る。
【0030】発光層に適用する螢光体はELランプ用螢
光体であればよく、制限されるものではないが、通常硫
化亜鉛系螢光体が使用される。これら螢光体はより耐水
性を向上させる目的で予め耐水性無機物質で被覆して使
用する事が推奨される。
光体であればよく、制限されるものではないが、通常硫
化亜鉛系螢光体が使用される。これら螢光体はより耐水
性を向上させる目的で予め耐水性無機物質で被覆して使
用する事が推奨される。
【0031】かかる耐水性無機物質としてはリン酸塩が
挙げられる。これらリン酸塩としてはマグネシウム、カ
ルシウム、ストロンチウム及びバリウムから選ばれた少
なくとも1種の金属よりなるリン酸塩、就中マグネシウ
ム及びカルシウム金属よりなるリン酸塩が挙げられ、こ
れらは使用する螢光体の粒径、粒度分布等により一義的
ではないが、通常螢光体の平均粒子系が約3μm〜約6
0μmの範囲であれば約0.005μm〜約1μmの被
覆厚みで被覆すればよい。これらリン酸塩の螢光体への
具体的な被覆方法は特開平1−315485号公報の記
載の方法が用いられる。
挙げられる。これらリン酸塩としてはマグネシウム、カ
ルシウム、ストロンチウム及びバリウムから選ばれた少
なくとも1種の金属よりなるリン酸塩、就中マグネシウ
ム及びカルシウム金属よりなるリン酸塩が挙げられ、こ
れらは使用する螢光体の粒径、粒度分布等により一義的
ではないが、通常螢光体の平均粒子系が約3μm〜約6
0μmの範囲であれば約0.005μm〜約1μmの被
覆厚みで被覆すればよい。これらリン酸塩の螢光体への
具体的な被覆方法は特開平1−315485号公報の記
載の方法が用いられる。
【0032】またリン酸塩以外の耐水性無機物質として
は酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化チタン、酸化ジル
コニウム、酸化イットリウムおよび酸化亜鉛等の金属酸
化物の少なくとも1種、珪酸マグネシウム、珪酸カルシ
ウム、珪酸ストロンチウム及び珪酸バリウム等の珪酸ア
ルカリ土類塩の少なくとも1種、ポリ燐酸、ポリ塩化ア
ルミニウム、ポリ酸化珪素、ポリ酸化チタン等の無機ポ
リマーの少なくとも1種、チタン酸マグネシウム、チタ
ン酸カルシウム、チタン酸バリウム、チタン酸鉛、チタ
ン酸バリウムストロンチウム、ジルコニウムチタン酸鉛
及びランタニウムジルコニウムチタン酸鉛等のチタン酸
塩の少なくとも1種が挙げられる。 被覆厚みは上記
リン酸塩と同一範囲であればよい。
は酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化チタン、酸化ジル
コニウム、酸化イットリウムおよび酸化亜鉛等の金属酸
化物の少なくとも1種、珪酸マグネシウム、珪酸カルシ
ウム、珪酸ストロンチウム及び珪酸バリウム等の珪酸ア
ルカリ土類塩の少なくとも1種、ポリ燐酸、ポリ塩化ア
ルミニウム、ポリ酸化珪素、ポリ酸化チタン等の無機ポ
リマーの少なくとも1種、チタン酸マグネシウム、チタ
ン酸カルシウム、チタン酸バリウム、チタン酸鉛、チタ
ン酸バリウムストロンチウム、ジルコニウムチタン酸鉛
及びランタニウムジルコニウムチタン酸鉛等のチタン酸
塩の少なくとも1種が挙げられる。 被覆厚みは上記
リン酸塩と同一範囲であればよい。
【0033】上記耐水性無機物質での被覆螢光体はさら
に耐湿性を向上せしめる目的でプラズマ処理等により急
速加熱し該被覆物質の少なくとも表面を溶融固化し使用
することもできる。これら処理方法の詳細は特願平2−
304650号を参考とすればよい。
に耐湿性を向上せしめる目的でプラズマ処理等により急
速加熱し該被覆物質の少なくとも表面を溶融固化し使用
することもできる。これら処理方法の詳細は特願平2−
304650号を参考とすればよい。
【0034】一方、絶縁層に適用する強誘電性絶縁物質
としてはELランプに適用されているものであれればよ
く、特に制限されるものではないが、通常、チタン酸バ
リウム、チタン酸バリウムストロンチウム、チタン酸バ
リウム鉛及び錫チタン酸バリウム鉛等の主としてチタン
酸バリウムを含有する強誘電性絶縁物質が挙げられる。
としてはELランプに適用されているものであれればよ
く、特に制限されるものではないが、通常、チタン酸バ
リウム、チタン酸バリウムストロンチウム、チタン酸バ
リウム鉛及び錫チタン酸バリウム鉛等の主としてチタン
酸バリウムを含有する強誘電性絶縁物質が挙げられる。
【0035】本発明に於いて絶縁層または発光層でマト
リックスとして使用するエチレン−α,β−エチレン性
不飽和カルボン酸またはその塩よりなる共重合体と、強
誘電性絶縁物質または螢光体の混合割合は、マトリック
ス形成固形成分10重量部に対し、蛍光体の場合には約
10重量部〜約100重量部、好ましくは約20重量部
〜約50重量部、強誘電性絶縁物質の場合には約10重
量部〜約200重量部、好ましくは約30重量部〜約1
00重量部である。
リックスとして使用するエチレン−α,β−エチレン性
不飽和カルボン酸またはその塩よりなる共重合体と、強
誘電性絶縁物質または螢光体の混合割合は、マトリック
ス形成固形成分10重量部に対し、蛍光体の場合には約
10重量部〜約100重量部、好ましくは約20重量部
〜約50重量部、強誘電性絶縁物質の場合には約10重
量部〜約200重量部、好ましくは約30重量部〜約1
00重量部である。
【0036】これら絶縁層、発光層の形成は従来当該分
野で実施されている方法で行えばよく特に制限されるも
のではないが、マトリックスである上記共重合体、或い
はこれを含有してなる塗料組成物を予め混合しスラリー
状、或いはペースト状にして背面電極上、或いはプラス
チックフイルム上に塗着させればよい。
野で実施されている方法で行えばよく特に制限されるも
のではないが、マトリックスである上記共重合体、或い
はこれを含有してなる塗料組成物を予め混合しスラリー
状、或いはペースト状にして背面電極上、或いはプラス
チックフイルム上に塗着させればよい。
【0037】塗着方法としては吹き付け、浸漬、注ぎか
け、刷毛塗り、バーコーター、ロールコーター、スピン
コーター、スクリーン印刷、ナイフコーター等の方法で
塗工後、約50℃〜約180℃、好ましくは約80℃〜
約150℃で乾燥叉は焼き付けることにより、アルコー
ル或いは水を除去する。その他の乾燥方法として、電子
レンジも有効である。
け、刷毛塗り、バーコーター、ロールコーター、スピン
コーター、スクリーン印刷、ナイフコーター等の方法で
塗工後、約50℃〜約180℃、好ましくは約80℃〜
約150℃で乾燥叉は焼き付けることにより、アルコー
ル或いは水を除去する。その他の乾燥方法として、電子
レンジも有効である。
【0038】本発明において絶縁層および発光層の厚み
は特に従来のセルロース系物質よりなるマトリックスを
用いたものと代わるものではなく、通常、絶縁層として
約3μm〜約30μm、発光層として約10μm〜約1
00μmの範囲で使用される。
は特に従来のセルロース系物質よりなるマトリックスを
用いたものと代わるものではなく、通常、絶縁層として
約3μm〜約30μm、発光層として約10μm〜約1
00μmの範囲で使用される。
【0039】背面電極上に絶縁層および発光層を形成し
た後は通常の有機分散型ELランプを形成する方法に準
じ、透明電極層、必要に応じて吸水層(捕水層)を配設
し防湿フイルムでこれら全体を被包することにより耐湿
性に優れたELランプが得られる。 尚、マトリック
スとして使用したエチレン−α,β−エチレン性不飽和
カルボン酸またはその塩よりなる共重合体、或いはこれ
を含有してなる塗料組成物は接着力が大きく且つ防水性
も高いので絶縁層と発光層、発光層と透明電極層、透明
電極層と吸水層(捕水層)、或いは透明電極層と防湿層
を接着する接着剤或いは防水層としての使用、さらには
、透明電極及び背面電極へ通電するための導出用金属製
、或いは金属メッキ製リードの防湿フイルムの封止部分
への塗布や、同種防湿フイルムのELランプ周縁部封止
面端部への防水剤としての限定塗布も可能である。
た後は通常の有機分散型ELランプを形成する方法に準
じ、透明電極層、必要に応じて吸水層(捕水層)を配設
し防湿フイルムでこれら全体を被包することにより耐湿
性に優れたELランプが得られる。 尚、マトリック
スとして使用したエチレン−α,β−エチレン性不飽和
カルボン酸またはその塩よりなる共重合体、或いはこれ
を含有してなる塗料組成物は接着力が大きく且つ防水性
も高いので絶縁層と発光層、発光層と透明電極層、透明
電極層と吸水層(捕水層)、或いは透明電極層と防湿層
を接着する接着剤或いは防水層としての使用、さらには
、透明電極及び背面電極へ通電するための導出用金属製
、或いは金属メッキ製リードの防湿フイルムの封止部分
への塗布や、同種防湿フイルムのELランプ周縁部封止
面端部への防水剤としての限定塗布も可能である。
【0040】
【発明の効果】以上、詳述した本発明の発光層及び/ま
たは絶縁層にエチレン−α,β−エチレン性不飽和カル
ボン酸またはその塩よりなる共重合体、或いはこれを含
有してなる塗料組成物を使用したELランプは従来のマ
トリックスを形成する樹脂に比較し、耐水性にすぐれて
いるため長寿命のELランプを提供し得るもので、特に
絶縁層に使用したものにおいては、チタン酸バリウムを
主として含有する強誘電性絶縁材を防護して、その加水
分解劣化を惹起しない為か、その効果は特に優れている
。
たは絶縁層にエチレン−α,β−エチレン性不飽和カル
ボン酸またはその塩よりなる共重合体、或いはこれを含
有してなる塗料組成物を使用したELランプは従来のマ
トリックスを形成する樹脂に比較し、耐水性にすぐれて
いるため長寿命のELランプを提供し得るもので、特に
絶縁層に使用したものにおいては、チタン酸バリウムを
主として含有する強誘電性絶縁材を防護して、その加水
分解劣化を惹起しない為か、その効果は特に優れている
。
【0041】従って、従来のELランプに比し格段に優
れた耐湿性を発揮するので、長寿命のELランプとして
、例えばCPUディスプレイ用バックライトは勿論、産
業機器用パネルライト、航空機用インスツルメントパネ
ルライト、自動車用内外装パネルライト、船舶用パネル
ライト、雪上車または電車用パネルライト、屋内外防災
標識用あるいは装飾用パネルライト等各種パネルライト
、照明玩具、常夜灯、ムードランプ等の日用雑貨として
のあらゆる用途に適用可能であり、その工業的価値は頗
る大である。
れた耐湿性を発揮するので、長寿命のELランプとして
、例えばCPUディスプレイ用バックライトは勿論、産
業機器用パネルライト、航空機用インスツルメントパネ
ルライト、自動車用内外装パネルライト、船舶用パネル
ライト、雪上車または電車用パネルライト、屋内外防災
標識用あるいは装飾用パネルライト等各種パネルライト
、照明玩具、常夜灯、ムードランプ等の日用雑貨として
のあらゆる用途に適用可能であり、その工業的価値は頗
る大である。
【0042】
【実施例】以下実施例により更に詳細に説明するが、実
施例は本発明の一実施態様を説明するものであり、これ
により何等制限を受けるものではない。
施例は本発明の一実施態様を説明するものであり、これ
により何等制限を受けるものではない。
【0043】実施例1
市販チタン酸バリウム粉末105重量部(粒度<3μm
)とエチレン−アクリル酸共重合体系n−ブタノール分
散塗料組成物〔商標名;ザイクセンA−TH(固形分1
0%)/住友精化(株)社製〕120重量部を混合攪拌
して塗料を調製した。アルミニウム箔板上に該塗料をド
クターブレード法で塗布し110℃で乾燥した後更に電
子レンジで完全に乾燥処理して絶縁層(厚み10μm)
を形成した。
)とエチレン−アクリル酸共重合体系n−ブタノール分
散塗料組成物〔商標名;ザイクセンA−TH(固形分1
0%)/住友精化(株)社製〕120重量部を混合攪拌
して塗料を調製した。アルミニウム箔板上に該塗料をド
クターブレード法で塗布し110℃で乾燥した後更に電
子レンジで完全に乾燥処理して絶縁層(厚み10μm)
を形成した。
【0044】ついで、その上に高誘電率セルロース系樹
脂(誘電率28)15重量部、ジメチルホルムアミド4
5重量部と燐酸塩1%被覆蛍光体(平均粒径30μm)
40重量部を混合し、ドクターブレード法により塗工し
た後、温度130℃で10分間乾燥して蛍光体層(厚み
50μm)を形成し、その上にITO透明電極を構成し
、各電極にリードをとりつけて、EL素子(防湿用ポリ
クロロトリフルオロエチレンフイルムで被包せず、以下
未被包EL素子と称する。)を製作した。以上のように
して得た未被包EL素子を温度25℃、40%RHの恒
温恒湿槽内に、115V、400Hz駆動で連続点灯し
、半減寿命を測定した。その結果半減寿命は715hで
あった。
脂(誘電率28)15重量部、ジメチルホルムアミド4
5重量部と燐酸塩1%被覆蛍光体(平均粒径30μm)
40重量部を混合し、ドクターブレード法により塗工し
た後、温度130℃で10分間乾燥して蛍光体層(厚み
50μm)を形成し、その上にITO透明電極を構成し
、各電極にリードをとりつけて、EL素子(防湿用ポリ
クロロトリフルオロエチレンフイルムで被包せず、以下
未被包EL素子と称する。)を製作した。以上のように
して得た未被包EL素子を温度25℃、40%RHの恒
温恒湿槽内に、115V、400Hz駆動で連続点灯し
、半減寿命を測定した。その結果半減寿命は715hで
あった。
【0045】比較例1
実施例1に於いて、エチレン−アクリル酸共重合体系n
−ブタノール分散塗料組成物に代えて高誘電率セルロー
ス系樹脂(誘電率18)30重量部とジメチルホルムア
ミド400重量部との溶液を使用して、実施例1と同様
に処理して絶縁層(厚み20μm)を形成した。その後
、実施例1と同様にして未被包EL素子を製作した。 以上のようにして得た未被包EL素子を実施例1と同様
の方法で半減寿命を測定した。その結果、半減寿命は2
60hであった。
−ブタノール分散塗料組成物に代えて高誘電率セルロー
ス系樹脂(誘電率18)30重量部とジメチルホルムア
ミド400重量部との溶液を使用して、実施例1と同様
に処理して絶縁層(厚み20μm)を形成した。その後
、実施例1と同様にして未被包EL素子を製作した。 以上のようにして得た未被包EL素子を実施例1と同様
の方法で半減寿命を測定した。その結果、半減寿命は2
60hであった。
【0046】実施例2
比較例1の方法と同様に形成した絶縁層上に、発光層と
して、実施例1における高誘電率セルロース樹脂のジメ
チルホルムアミド溶液に代えて、エチレン−アクリル酸
共重合体系水性塗料〔商標名;ザイクセンA−TH(固
形分25%)/住友精化(株)社製〕40重量部を使用
して形成した他は、実施例1と全く同様にして未被包E
L素子を製作した。以上のようにして得た未被包EL素
子を実施例1と同様の方法で半減寿命を測定した。その
結果、半減寿命は830hであった。
して、実施例1における高誘電率セルロース樹脂のジメ
チルホルムアミド溶液に代えて、エチレン−アクリル酸
共重合体系水性塗料〔商標名;ザイクセンA−TH(固
形分25%)/住友精化(株)社製〕40重量部を使用
して形成した他は、実施例1と全く同様にして未被包E
L素子を製作した。以上のようにして得た未被包EL素
子を実施例1と同様の方法で半減寿命を測定した。その
結果、半減寿命は830hであった。
【0047】実施例3
比較例1と同様に形成した絶縁層上に実施例2と同様に
発光層を形成した他は実施例1と全く同様にして未被包
EL素子を製作した。以上のようにして得た未被包EL
素子を実施例1と同様の方法で半減寿命を測定した。そ
の結果、半減寿命は1000hであった。
発光層を形成した他は実施例1と全く同様にして未被包
EL素子を製作した。以上のようにして得た未被包EL
素子を実施例1と同様の方法で半減寿命を測定した。そ
の結果、半減寿命は1000hであった。
【0048】実施例4
比較例1と同様に形成した絶縁層上に、エチレン−アク
リル酸共重合体系アルコール性塗料〔商標名;ザイクセ
ンA−TH/n−ブタノール分散エマルジヨン(固形分
5%)/住友精化(株)社製〕をドクターブレード法で
塗工、100℃10分間乾燥して厚み約3μmの被膜フ
イルムを形成した。この様にして、絶縁層上にエチレン
−アクリル酸共重合体系防水被膜を形成した上に、実施
例1と同様にして発光層、ITO透明電極及びリードを
配設して、未被包EL素子を製作した。以上のようにし
て得た未被包EL素子を実施例1と同様の方法で半減寿
命を測定した。その結果、半減寿命は850hであった
。
リル酸共重合体系アルコール性塗料〔商標名;ザイクセ
ンA−TH/n−ブタノール分散エマルジヨン(固形分
5%)/住友精化(株)社製〕をドクターブレード法で
塗工、100℃10分間乾燥して厚み約3μmの被膜フ
イルムを形成した。この様にして、絶縁層上にエチレン
−アクリル酸共重合体系防水被膜を形成した上に、実施
例1と同様にして発光層、ITO透明電極及びリードを
配設して、未被包EL素子を製作した。以上のようにし
て得た未被包EL素子を実施例1と同様の方法で半減寿
命を測定した。その結果、半減寿命は850hであった
。
Claims (1)
- 【請求項1】 発光層及び/または絶縁層に有機高分
子マトリクスを用いた有機分散型エレクトロルミネセン
トランプにおいて、有機高分子マトリクスとして、50
重量%以上のエチレン、3〜50重量%のα,β−オレ
フイン性不飽和カルボン酸またはその塩、及び0〜40
重量%のビニル基含有化合物を共重合させてなるエチレ
ン−α,β−オレフイン性不飽和カルボン酸またはその
塩よりなる共重合体を用いたことを特徴とする耐湿性エ
レクトロルミネセントランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3078739A JPH04312790A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 耐湿性エレクトロルミネセントランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3078739A JPH04312790A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 耐湿性エレクトロルミネセントランプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04312790A true JPH04312790A (ja) | 1992-11-04 |
Family
ID=13670258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3078739A Pending JPH04312790A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 耐湿性エレクトロルミネセントランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04312790A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07153572A (ja) * | 1993-11-26 | 1995-06-16 | Midori Mark:Kk | エレクトロルミネッセンス及びその製造方法 |
| WO1996023200A1 (de) * | 1995-01-27 | 1996-08-01 | Robert Bosch Gmbh | Anzeigeeinrichtung, insbesondere für kraftfahrzeuge |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP3078739A patent/JPH04312790A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07153572A (ja) * | 1993-11-26 | 1995-06-16 | Midori Mark:Kk | エレクトロルミネッセンス及びその製造方法 |
| WO1996023200A1 (de) * | 1995-01-27 | 1996-08-01 | Robert Bosch Gmbh | Anzeigeeinrichtung, insbesondere für kraftfahrzeuge |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| TW201026803A (en) | Self-adhesive base polymer for electroluminescence material | |
| JPH04289691A (ja) | El発光体 | |
| JPH04312790A (ja) | 耐湿性エレクトロルミネセントランプ | |
| JP2004018856A (ja) | 長寿命を有する白色発光エレクトロルミネセンス蛍光体 | |
| JPH11256150A (ja) | 電場発光蛍光体,その製造方法およびelパネル | |
| JP5403197B2 (ja) | 改質蛍光体粒子粉末、該改質蛍光体粒子粉末の製造法及び該改質蛍光体粒子粉末を用いたel素子 | |
| JPH04301391A (ja) | 耐湿性elランプ | |
| JPH10250006A (ja) | 夜光性積層シート | |
| JPH06145656A (ja) | 改良されたエレクトロルミネッセンスデバイス | |
| JPH0810631B2 (ja) | 誘電体組成物および分散型電界発光素子 | |
| JPH02103895A (ja) | 分散型電界発光素子 | |
| JPH06215872A (ja) | 有機分散型el素子 | |
| JPS587477A (ja) | 電場発光素子 | |
| JPS6259879B2 (ja) | ||
| JP2002322473A (ja) | 電場発光蛍光体とそれを用いた電場発光素子 | |
| JPH02288186A (ja) | 耐候性el発光体 | |
| JPH075650B2 (ja) | 有機バインダ− | |
| JP2003276108A (ja) | 蓄光シート | |
| JPH0785974A (ja) | 分散型エレクトロルミネッセント素子 | |
| JPH04345683A (ja) | 分散型el発光素子用蛍光体の表面処理と、これから得られる発光素子 | |
| JPH04345684A (ja) | 表面処理された蛍光体と、これを用いた分散型el発光素子 | |
| JPH0384024A (ja) | 誘電体組成物と、これから得られる分散型el発光素子 | |
| JPH03192689A (ja) | 有機分散型el発光体 | |
| WO2003082564A1 (fr) | Feuille lumineuse | |
| US2866118A (en) | Electroluminescent lamp |