JPH04323649A - ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法

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JPH04323649A
JPH04323649A JP11947591A JP11947591A JPH04323649A JP H04323649 A JPH04323649 A JP H04323649A JP 11947591 A JP11947591 A JP 11947591A JP 11947591 A JP11947591 A JP 11947591A JP H04323649 A JPH04323649 A JP H04323649A
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JP
Japan
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processing
photosensitive material
bleach
tank
silver halide
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JP11947591A
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Takashi Nakamura
敬 中村
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、露光済のハロゲン化銀
写真感光材料を処理するハロゲン化銀写真感光材料の処
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】露光後のハロゲン化銀写真感光材料(以
下、単に、感光材料または感材ともいう)に対しては、
その種類に応じた処理がなされる。例えば、カラー感光
材料に対しては、現像、漂白、定着(または漂白定着)
、水洗処理が順次なされる。
【0003】このような処理は、通常、自動現像機のよ
うな感光材料処理装置を用い、この装置が備える複数の
処理槽のそれぞれに入れられた現像液、漂白液、定着液
(または漂白定着)、水洗水等に感光材料を順次浸漬す
ることによりなされる。
【0004】近年、ミニラボと呼ばれる小型現像機によ
る小規模用処理システムの開発が進み、大型現像機を備
える現像所のみならず、写真店の店頭等でもフィルムの
現像およびプリントがなされるようになっている。
【0005】このような小規模用処理システムにおいて
は、簡易かつ迅速に処理が行なえること、処理効率が高
く優れた写真性が得られること、装置の小型化を図るこ
と等が課題とされており、また、環境保全等の観点から
は、処理液の補充量および排液量をより低減することが
課題とされている。
【0006】このような課題を解決するものの一例とし
て、本願出願人は、複数の処理室を幅狭の通路で連結し
てなる処理槽(以下、多室処理槽という)で感光材料を
処理する感光材料処理装置を開示している(特開平02
−205846号、同02−267549号)。この装
置によれば、各処理室において、処理液の液組成勾配(
濃度勾配)が形成され、これにより、処理効率の向上、
処理液の補充量の低減および装置の小型化が図れる。
【0007】ところで、写真性の向上を目的とした発明
として、所定の組成の感光材料を、2槽以上の漂白定着
槽を用い、向流方式(漂白定着液が、各漂白定着槽を感
光材料の進行方向と逆方向に流れる)で処理し、最終の
漂白定着槽における漂白定着液中の銀濃度を、第1槽の
漂白定着槽における漂白定着液中の銀濃度の40〜80
%以下とするハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方
法が開示されている(特開昭64−2047号、同64
−2048号、同64−4744号)。
【0008】しかしながら、この方法では、漂白定着液
の流れが向流方式であるため、処理効率が低く、漂白定
着液の補充量も多くなる。
【0009】そこで、本願出願人は、多室処理槽におい
て、各通路にブレードを設け、このブレードのシール機
能により各処理室における処理液の液組成勾配(濃度勾
配)をより確実に維持するとともに、各処理室を流れる
処理液が、感光材料の進行方向と同方向に流れる(順流
方式)ように処理液を補充することにより、さらなる処
理効率の向上および処理液の補充量の低減を図ることが
できる感光材料処理装置を開示している(特願平02−
225880号)。
【0010】この装置を漂白定着処理に適用した場合、
漂白定着液の流れが順流方式であるため、感光材料が通
過する順に処理室内の漂白定着液中の銀イオン濃度は高
くなり、感光材料が最後に通過する処理室内の漂白定着
液中の銀イオン濃度が最も高くなる。従って、次工程で
ある水洗に移行する際に感光材料が水洗槽に持ち込む銀
量も多くなり、水洗槽内にAgBrのような銀の沈殿物
が生じ、水洗槽が汚れるとう問題がある。
【0011】特に、水洗槽の構成を前述したような各通
路にブレードを有する多室処理槽とした場合、銀の沈殿
物がブレードの表面に付着し、ブレードが汚れるととも
に、感光材料がブレード間を摺動して通過する際に、銀
の沈殿物が感材表面に移行して付着し、また、銀の沈殿
物によりブレード表面や感材の乳剤面をキズ付けるとい
う問題がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、水洗
槽内に銀の沈殿物が生じることによる弊害を防止するこ
とができるハロゲン化銀写真感光材料の処理方法を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(6)の本発明により達成される。
【0014】(1)  露光済のハロゲン化銀写真感光
材料を、現像処理後、複数の脱銀用処理領域を順次通過
させ、少なくとも定着能を有する処理液に浸漬して脱銀
処理し、その後、複数の水洗用処理領域を順次通過させ
、水洗水に浸漬して水洗処理するハロゲン化銀写真感光
材料の処理方法であって、前記定着能を有する処理液は
、前記各脱銀用処理領域を前記ハロゲン化銀写真感光材
料の進行方向と同方向に流れており、前記脱銀処理と前
記水洗処理との間に、前記ハロゲン化銀写真感光材料を
酸化防止剤を含有する調整液に接触させることを特徴と
するハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
【0015】(2)  前記複数の脱銀用処理領域のう
ち、ハロゲン化銀写真感光材料が最後に通過する脱銀用
処理領域内の定着能を有する処理液中の銀イオン濃度が
、他の脱銀用処理領域に比べて最も高い上記(1)に記
載のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
【0016】(3)  前記調整液の酸化還元電位が−
250〜−50mVである上記1または2に記載のハロ
ゲン化銀写真感光材料の処理方法。
【0017】(4)  前記脱銀処理は、複数の処理室
を幅狭の通路で順次連結してなる処理槽で行なわれる上
記(1)ないし(3)のいずれかに記載のハロゲン化銀
写真感光材料の処理方法。
【0018】(5)  前記水洗処理は、複数の処理室
を幅狭の通路で順次連結してなる処理槽で行なわれる上
記(1)ないし(4)のいずれかに記載のハロゲン化銀
写真感光材料の処理方法。
【0019】(6)  前記通路に、この通路を実質的
に遮蔽しうるブレードが設置されている上記(4)また
は(5)に記載のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
【0020】
【発明の構成】以下、本発明のハロゲン化銀写真感光材
料の処理方法を添付図面に示す好適実施例に基づいて詳
細に説明する。
【0021】図1は、本発明のハロゲン化銀写真感光材
料の処理方法を実施するための感光材料処理装置の構成
例を模式的に示す断面側面図である。同図に示すように
、感光材料処理装置1Aは、図中左側から順に、2つの
漂白定着槽(脱銀用処理領域)2A、2B、調整槽3、
3つの水洗槽(水洗用処理領域)4A、4B、4C(こ
れらを総括して、処理槽という)が並設されている。ま
た、図示されていないが、漂白定着槽2Aの左側には、
少なくとも1つの現像槽が設置されている。
【0022】漂白定着槽2Aおよび2A内には、それぞ
れ、定着能を有する処理液が所定のレベルまで入れられ
ている。この定着能を有する処理液としては、漂白定着
液または定着液が好ましく、図示の例では漂白定着液2
0であり、以下これで代表する。なお、漂白定着槽2A
および2Bは、双方とも定着槽(黒白処理の場合)、漂
白槽と定着槽、漂白槽と漂白定着槽、漂白定着槽と定着
槽等であってもよい。
【0023】調整槽3内には、後述する調整液30が所
定のレベルまで入れられている。
【0024】水洗槽4A、4Bおよび4C内には、それ
ぞれ、水洗槽粋40が所定のレベルまで入れられている
【0025】また、図中では省略されているが、各処理
槽2A、2B、3、4A、4B、4C内や隣接する処理
槽間の上部には、感光材料Sを搬送するためのローラや
ガイドが所定の配置で設置されている。このようなロー
ラやガイドにより、感光材料Sは、図1中矢印で示すよ
うに、漂白定着槽2A、2B、調整槽3、水洗槽4A、
4B、4Cの順にそれぞれU字状の経路で搬送され、各
処理液に浸漬されて処理される。
【0026】漂白定着槽2A内には、新たな漂白定着液
20を供給するための供液口21が設置され、漂白定着
槽2B内には、疲労・劣化した漂白定着液20を排出す
るための排液口23が設置されている。また、漂白定着
槽2Aおよび2Bの境界の槽壁には、開口22が形成さ
れている。
【0027】供液口21から新たな漂白定着液が補充さ
れると、その補充量とほぼ同量の漂白定着槽2A内の漂
白定着液20が開口22を経て漂白定着槽2B内に流れ
込み、さらに、ほぼ同量の漂白定着槽2B内の漂白定着
液20が排液口23からオーバーフローにより排出され
る。すなわち、漂白定着液20は、感光材料Sの進行方
向と同方向に流れる(順流方式)こととなる。
【0028】これにより、感光材料Sの脱銀効率が向上
し、それに伴い、給液口21からの漂白定着液20の補
充量を低減することができる。なお、このような順流方
式は、特に漂白定着液の他、定着液においても有効であ
る。
【0029】この場合、漂白定着液20の好適な補充量
は、処理する感光材料Sの種類(例えばフィルムとペー
パー)、特に乳剤層中の含有銀量により異なる。例えば
、カラーまたは黒色ネガフィルムのようなフィルムの場
合には、感光材料1m2当り600〜1300ml程度
が好ましく、これを感光材料1m2中の銀量1g相当と
して換算すると、20〜260ml/(Ag1g/m2
) 程度となる。 また、カラーまたは黒色ペーパーのような印画紙の場合
には、感光材料1m2当り15〜120ml程度が好ま
しく、これを同様に換算すると、15〜172ml/(
Ag1g/m2) 程度となる。
【0030】なお、本発明では、上記順流方式を採用し
たことにより、漂白定着槽2A内の漂白定着液20に比
べ、漂白定着槽2B内の漂白定着液20の方が、液中の
銀イオン濃度が高くなっている。この場合、漂白定着層
2B内の漂白定着液20中の銀イオン濃度は、8〜20
g/l 程度である。
【0031】調整槽3内には、新たな調整液30を供給
するための供液口31と、疲労・劣化した調整液30を
排出するための排液口32とが設置されている。
【0032】供液口31から新たな調整液30が調整槽
3内に補充されると、その補充量とほぼ同量の疲労・劣
化した調整液30が排液口32からオーバーフローによ
り排出される。
【0033】なお、調整液30の好適な補充量は、諸条
件により変動するが、通常、処理する感光材料1m2当
り、15〜120ml程度、特に、20〜60ml程度
が好ましい。
【0034】水洗槽4C内には、新たな水洗水40を供
給するための供液口41が設置され、水洗槽4A内には
、汚れた水洗水40を排出するための排液口44が設置
されている。また、水洗槽4Bおよび4Cの境界の槽壁
ならびに水洗槽4Aおよび4Bの境界の槽壁には、それ
ぞれ開口42および43が形成されている。
【0035】供液口41から新たな水洗水が補充される
と、その補充量とほぼ同量の水洗槽4C内の水洗水40
が開口42を経て水洗槽4B内に流れ込み、さらに、ほ
ぼ同量の水洗槽4B内の水洗水40が開口43を経て水
洗槽4A内に流れ込み、さらに、ほぼ同量の水洗槽4A
内の水洗水が排液口44からオーバーフローにより排出
される。すなわち、水洗水40は、感光材料Sの進行方
向と逆方向に流れる(向流方式)こととなる。
【0036】これにより、感光材料Sの水洗効率が向上
し、それに伴い、給液口41からの水洗水40の補充量
を低減することができる。
【0037】この場合、水洗水40の補充量は、諸条件
により変動するが、通常、処理する感光材料1m2当り
、好ましくは15〜600ml程度、より好ましくは、
60〜240ml程度とすることができる。
【0038】なお、漂白定着槽および水洗槽の設置数は
、図示の例に限定されず、また、調整槽も2槽以上設置
してもよい。
【0039】次に、各処理液について説明する。
【0040】漂白定着液20は、漂白剤および定着剤を
含んでいる。
【0041】漂白剤としては、例えば鉄(III) 、
コバルト(III) 、クロム(VI)、銅(II)な
どの多価金属の化合物や錯塩、過酸類、キノン類、ニト
ロ化合物等が用いられる。代表的漂白剤としては、フェ
リシアン化物;重クロム酸塩;鉄(III) もしくは
コバルト(III) の有機錯塩、例えばエチレンジア
ミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、シクロヘキ
サンジアミン四酢酸、メチルイミノ二酢酸、1,3−ジ
アミノプロパン四酢酸、グリコールエーテルジアミン四
酢酸などのアミノポリカルボン酸類もしくはクエン酸、
酒石酸、リンゴ酸などの錯塩;過硫酸塩;臭素酸塩;過
マンガン酸塩;ニトロベンゼン類などを用いることがで
きる。これらのうち、エチレンジアミン四酢酸鉄(II
I) 錯塩を始めとするアミノポリカルボン酸鉄(II
I) 錯塩および過硫酸塩は、迅速処理および環境汚染
防止の観点から好ましい。さらに、アミノポリカルボン
酸鉄(III) 錯塩は、漂白液においても、漂白定着
液においても特に有用である。
【0042】漂白定着液20中の漂白剤の含有量は特に
限定されないが、0.05〜1モル/l程度、特に0.
1〜0.5モル/l程度とするのが好ましい。
【0043】定着剤としては、チオ硫酸塩、チオシアン
酸塩、チオエーテル系化合物、チオ尿素類、多量の沃化
物塩等を挙げることができるが、チオ硫酸塩が一般的で
あり、特に、チオ硫酸ナトリウムやチオ硫酸アンモニウ
ムが最も典型的である。
【0044】漂白定着液20中の定着剤の含有量は特に
限定されないが、0.1〜4モル/l程度、特に0.2
〜2モル/l程度とするのが好ましい。
【0045】このような漂白定着液20のpHは、3.
5〜8.5程度、特に、4.5〜8.0程度が好ましい
【0046】調整液30は、酸化防止剤(還元剤)を含
有している。漂白定着槽2Bから引き上げられた感光材
料Sには、比較的高濃度の銀イオンを含む漂白定着液2
0が付着しているが、水洗槽4Aへ進入する前に調整液
30に浸漬され、酸化防止剤の作用により、チオ硫酸銀
が水で希釈されても銀が容易に遊離しないため、水洗槽
4A〜4C内の水洗水40中に銀の沈殿物が生じるのが
防止される。
【0047】また、水洗水40中に銀の沈殿物が生じな
いため、水洗後の感光材料Sにおいては、残色が少なく
なり、また、水洗水の補充量もより低減することができ
るという副次的効果もある。
【0048】調整液30中の酸化防止剤としては、亜硫
酸ナトリウム、亜硫酸アンモニウム、亜硫酸カリウムの
ような亜硫酸塩、重亜硫酸アンモニウム、重亜硫酸カリ
ウムのような重亜硫酸塩、ホルムアルデヒドバイサルフ
ァイト、サクシンアルデヒドバイサファイトのようなカ
ルボニルバイサルファイト、エチルスルフィン酸、プロ
ピルフルフィン酸のようなアルキルスルフィル酸、ベン
ゼンスルフィン酸、トルエンスルフィン酸、ベンゼンジ
スルフィン酸のようなアルキルベンゼンスルフィン酸、
トリエタノールアミン、ジエタノールアミンのようなア
ミン類等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以
上を任意に組み合わせて用いることができる。
【0049】調整槽3内の調整液30中の酸化防止剤の
含有量は諸条件により変動するが、通常、0.001〜
1モル/1程度、特に0.01〜0.1モル/1程度と
するのが好ましい。
【0050】なお、漂白定着液20中にも、前記酸化防
止剤と同様の成分が含まれており、感光材料Sにより漂
白定着液20が調整槽3へ持ち込まれるが、この持ち込
みによる量ではとうてい十分ではなく、よって、調整槽
3へ積極的に酸化防止剤を添加して前記含有量を維持す
る必要がある。
【0051】また、調整液30の酸化還元電位は、−2
50〜−50mV程度、特に−200〜−100mV程
度であるのが好ましい。酸化還元電位が−250mV未
満であると、チオ硫酸銀の銀イオンが還元されて沈殿物
が生じ、また、−50mVを越えると、チオ硫酸銀が遊
離して銀や硫化銀として沈殿してくるからである。
【0052】なお、この酸化還元電位の測定方法として
は、例えば、PHメーター(堀場製作所社製のカスタニ
ーLAB、MシリーズM−13)に白金電極を差し込ん
でORP(酸化還元電位)測定をする方法が挙げられる
【0053】水洗水40としては、水道水、イオン交換
水、蒸留水等が用いられる。
【0054】なお、本発明における水洗水は、狭義の水
洗水のみではなく、安定化剤を添加した安定液も含む概
念である。
【0055】この安定剤としては、ホルマリンに代表さ
れるアルデヒド化合物、色素安定化に適した膜pHに調
整するための緩衝剤、アンモニウム化合物等が挙げられ
る。
【0056】水洗水40には、例えば、各種殺菌剤、防
菌剤、防カビ剤、界面活性剤、蛍光増白剤、硬膜剤、キ
レート剤、マグネシウムやビスマスの化合物、脱色剤の
ような各種添加剤が添加されていてもよい。
【0057】このうち、殺菌剤、防菌剤、防カビ剤とし
ては、文献「L.F.West. ”Water Qu
ality   Criteria” Photo. 
Sci. & Eng. Vol.9 No.6(19
65)、 M.W.Beach, ”Microbio
logical Growths in Motion
−picture Processing” SMPT
E Journal Vol.85, (1976)、
 R.O.Deegan, ”Photo Proce
ssing Wash Water Biocides
 ”J. Imaging Tech10, No.6
(1984) 」、特開昭57−8542号、同57−
58143号、同58−105145号、同57−13
2146号、同58−18631号、同57−9753
0号、同57−157244号などに記載されているも
の、文献「R.T.Kreiman 著、J.Imag
e.Tech 10,(6)242頁(1984)」に
記載されたイソチアゾリン系化合物、文献「Resea
rch Disclosure 第205巻、No. 
20526 (1981年、5月号)」および「同第2
28巻、No. 22845 (1983年、4月号)
 」に記載されたイソチアゾリン系化合物、特開昭62
−209532号に記載された化合物、「防菌防ばいの
化学」堀口博著、三共出版(昭和57)、「防菌防ばい
技術ハンドブック」日本防菌防ばい学会・博報堂(昭和
61)に記載されているような化合物等が挙げられる。
【0058】このような水洗水40のpHは、5〜9.
5程度、特に、6〜8.5程度が好ましい。
【0059】図中示されていない現像液(特に、発色現
像液)の組成は特に限定されないが、好ましくは芳香族
第一級アミン系現像主薬を主成分とするアルカリ性水溶
液である。
【0060】この現像主薬としては、パラフェニレンジ
アミン系化合物が好ましく、代表例として3−メチル−
4−アミノ−N,N−ジエチルアニリン、3−メチル−
4−アミノ−N−エチル−N−(β−ヒドロキシエチル
)アニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N
−(β−メタンスルホンアミドエチル)アニリン、3−
メチル−4−アミノ−N−エチル−N−(β−メトキシ
エチル)アニリンおよびこれらの硫酸塩、塩酸塩、リン
酸塩もしくはp−トルエンスルホン酸塩、さらにはこれ
らの塩の水和物等が挙げられる。
【0061】また、現像液は、アルカリ金属の炭酸塩、
ホウ酸塩もしくはリン酸塩のようなpH緩衝剤;臭化物
、沃化物、ベンズイミダゾール類、ベンゾチアゾール類
もしくはメルカプト化合物のような現像抑制剤またはカ
ブリ防止剤;ヒドロキシルアミン、トリエタノールアミ
ン、ジエチルヒドロキシルアミン、カテコールスルホン
酸類、トリエチレンジアミン(1,4−ジアザビシクロ
[2,2,2]オクタン)類、亜硫酸塩または重亜硫酸
塩のような保恒剤;ジエチレングリコールのような有機
溶剤;ベンジルアルコール、ポリエチレングリコール、
四級アンモニウム塩、アミン類、チオシアン酸塩、3,
6−チアオクタン−1,8−ジオールのような現像促進
剤;色素形成カプラー;競争カプラー;ナトリウムボロ
ンハイドライドのような造核剤;1−フェニル−3−ピ
ラゾリドンのような補助現像薬;粘性付与剤;エチレン
ジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、シクロヘキサンジア
ミン四酢酸、イミノ二酢酸、N−ヒドロキシメチルエチ
レンジアミン三酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、ト
リエチレンテトラミン六酢酸および特開昭58−195
845号記載の化合物などに代表されるアミノポリカル
ボン酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1’−ジホス
ホン酸、リサーチ・ディスクロージャー18170(1
979年5月)記載の有機ホスホン酸、アミノトリス(
メチレンホスホン酸)、エチレンジアミン−N,N,N
’,N’−テトラメチレンホスホン酸などのアミノホス
ホン酸、特開昭52−102726号、同53−427
30号、同54−121127号、同55−4024号
、同55−4025号、同55−126241号、同5
5−65955号、同55−65956号およびリサー
チ・ディスクロージャー18170(1979年5月)
記載のホスホノカルボン酸などのキレート剤を含有して
いてもよい。
【0062】現像液中の現像主薬の含有量は特に限定さ
れないが、0.1〜100モル/l程度、特に0.5〜
30ミリモル/l程度とするのが好ましい。
【0063】このような現像液のpHは、通常7以上で
あり、最も一般的には、pHが9〜13程度である。
【0064】図2は、本発明のハロゲン化銀写真感光材
料の処理方法を実施するための感光材料処理装置の他の
構成例を模式的に示す断面側面図である。以下、前記感
光材料処理装置1Aと同様の構成については、その説明
を省略し、相違点について説明する。
【0065】図2に示す感光材料処理装置1Bは、前記
漂白定着槽2Aおよび2Bに代え、複数の処理室を幅狭
の通路で順次連結してなる漂白定着槽5を設置したもの
である。
【0066】漂白定着槽5は、槽本体51を有し、この
槽本体51内には、所望の形状のブロック状の部材(以
下、ブロック体という)52がラック(図示せず)に取
り付けられた状態で挿入されている。
【0067】これにより、感光材料Sを脱銀処理するた
めの空間である5つの処理室5a、5b、5c、5dお
よび5eと、それらのうちの上下に隣接する処理室同士
を連結する幅狭の通路53、54、55および56とが
形成される。
【0068】また、処理室5aおよび5eの上部には、
それぞれ感光材料Sを搬入および搬出するための同様の
通路57および58が形成される。
【0069】これらの通路53〜58の幅(有効スリッ
ト巾)は、感光材料Sの厚さの5〜40倍程度すなわち
、0.5〜5mm程度とするのが好ましい。このような
幅とすることによって、感光材料Sは支障なく搬送され
る。
【0070】通路53〜58の長さは10〜200mm
、好ましくは20〜60mm程度とするのがよい。
【0071】図示の構成において、処理室一室当たりの
容積は20〜3000ml程度、特に、100〜800
ml程度とするのが好ましい。
【0072】なお、処理室の形状や数は特に限定されな
いが、処理室数は、3〜20個程度、特に5〜10個程
度が好ましい。
【0073】この漂白定着槽5では、感光材料Sは、各
処理室内に設置されるローラやガイド等で構成される搬
送手段(図示せず)により搬送され、通路57、処理室
5a、通路53、処理室5b、通路54、処理室5c、
通路55、処理室5d、通路56、処理室5eおよび通
路58を順次通過する。
【0074】また、この漂白定着槽5では、図2中矢印
で示すように、新たな漂白定着液20は、感光材料Sが
最初に通過する処理室5aに供給され、疲労・劣化した
漂白定着液20は、感光材料Sが最後に通過する処理室
5eから排出される。従って漂白定着液20は、感光材
料Sの進行方向と同方向、すなわち、処理室5a、通路
53、処理室5b、通路54、処理室5c、通路55、
処理室5d、通路56および処理室5eの順に流れる。
【0075】この場合、各通路53〜56を流れる漂白
定着液20の量は、漂白定着液20の補充にほぼ等しく
、また、各通路53〜56が幅狭であることから、漂白
定着液の逆流や隣接処理室間での成分の拡散はほとんど
生じず、よって、各処理室5a、5b、5c、5dおよ
び5eにおいては、この順に漂白定着液の疲労、劣化の
度合が大きくなる(銀イオン濃度が大きくなる)という
液組成勾配(濃度勾配)が形成され、維持される。この
場合、最終の処理室5e内の漂白定着液20中の銀イオ
ン濃度は、10〜40g/l 程度である。
【0076】このような液組成勾配が形成された漂白定
着槽5で感光材料Sを処理することにより、脱銀効率が
より向上し、これに伴い、漂白定着液20の補充量をよ
り低減することができる。また、漂白定着槽5を図示の
ような多室処理槽とすることにより、装置1Bの小型化
が図れる。
【0077】なお、ブロック体52の構成材料としては
、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリフェニ
レンオキサイド(PPO)、ABS樹脂、フェノール樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂等のプラスチ
ック、アルミナ等のセラミックスまたはステンレス、チ
タニウム等の各種金属等の硬質材料が挙げられる。特に
、成形性に優れ、軽量で、十分な強度を有するという点
から、ポリプロピレン、PPO、ABS樹脂等のプラス
チックスが好ましい。
【0078】各通路53〜56には、この通路を実質的
に遮蔽しうるブレードが設置されているのが好ましい。
【0079】このブレードは、その基部がブロック体5
2に固定された薄肉部材、特に先端に向ってその厚さが
漸減する形状の薄肉部材で構成されており、感光材料S
の非通過時には、両ブレードの先端部同士が密着して、
液体の流通を実質的に遮断する(シール機能)。また、
感光材料Sの通過時には、感光材料Sの先端により、密
着していた両ブレードの先端部が押し広げられ、この間
を感光材料Sが通過する。このとき、感光材料Sの表面
に付着した液は、ブレードの先端部との摺動により拭い
取られ(スクイズ機能)、次の処理室や次の処理槽への
持込みが防止される。
【0080】ブレードの構成材料としては、例えば、天
然ゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴ
ム、フッ素ゴム、ブタジエンゴム、スチレンブタジエン
ゴム、エチレンプロピレンゴム、シリコーンゴム、クロ
ロスルホン化ポリエチレン、ウレタンゴム、多硫化ゴム
、アクリルゴム、エピクロルヒドリンゴム等の各種ゴム
、シリコーン樹脂、軟質ポリ塩化ビニル、ポリエチレン
(特に、中密度または低密度PE)、ポリプロピレン、
フッ素樹脂、アイオノマー樹脂、サーモラン、サンプレ
ーン、ミラストマー、ハイトレルのようなエラストマー
等の軟質樹脂が挙げられる。
【0081】感光材料Sがブレードと摺動しても、乳剤
面のキズ付等の悪影響はほとんど生じないが、これが無
視できない場合、または摺動抵抗のさらなる減少を図る
場合には、ブレードの内側表面に平滑化処理を施し、ま
たはフッ素樹脂、ポリテトラフルオロエチレン(テフロ
ン)等の潤滑剤をコーティングする等の表面処理を施す
こともできる。
【0082】ブレードの設置角度(感光材料Sとのなす
角)は、平均10〜80°程度、特に、平均30〜60
°程度とするのが好ましい。
【0083】ブレード同士の接触面圧は、10〜200
0g/cm2 程度、特に、100〜1000g/cm
2 程度に設定するのが好ましい。このような接触面圧
とすることにより、一層良好なスクイズ機能およびシー
ル機能が得られる。
【0084】このようなブレードを各通路53〜56に
設置することにより、ブレードの前記シール機能および
スクイズ機能が発揮され、前述した各処理室5a〜5e
における液組成勾配がより一層良好に維持される。特に
、感光材料Sの処理を長時間休止し、その後処理を再開
した場合でも、前記組成勾配が維持されているため、良
好な写真性が得られる。
【0085】感光材料処理装置1Bにおいては、調整槽
3および水洗槽4Aの境界の槽壁に、開口45が形成さ
れており、水洗槽4A内の水洗水40が開口45を経て
調整槽3内に流れ込むようになっている。
【0086】この水洗水40の流入により、調整槽3内
の調整液30は、希釈される。従って、給液口31から
補充される調整液30は、この希釈を考慮して調整液の
濃縮液とするのが好ましい。
【0087】なお、感光材料処理装置1Bにおいて、調
整槽3の構造を多室処理槽とすることもでき、この場合
には、調整の効果がより向上する。
【0088】図3は、本発明のハロゲン化銀写真感光材
料の処理方法を実施するための感光材料処理装置の他の
構成例を模式的に示す断面側面図である。以下、前記感
光材料処理装置1Aまたは1Bと同様の構成については
、その説明を省略し、相違点について説明する。
【0089】図3に示す感光材料処理装置1Cは、前記
漂白定着槽5を用いるとともに、前記水洗槽4A〜4C
に代え、複数の処理室を幅狭の通路で順次連結してなる
水洗槽6を設置したものである。
【0090】水洗槽6は、槽本体61を有し、この槽本
体61内には、所望の形状の前記と同様の材料よりなる
ブロック体62がラック(図示せず)に取り付けられた
状態で挿入されている。
【0091】これにより、感光材料Sを水洗処理するた
めの空間である5つの処理室6a、6b、6c、6dお
よび6eと、それらのうちの上下に隣接する処理室同士
を連結する幅狭の通路63、64、65および66とが
形成される。
【0092】また、処理室6aおよび6eの上部には、
それぞれ感光材料Sを搬入および搬出するための同様の
通路67および68が形成される。
【0093】これらの通路63〜68の幅(有効スリッ
ト巾)や長さは前記通路53〜58と同様とするのが好
ましい。
【0094】図示の水洗槽6において、処理室一室当た
りの容積は20〜3000ml程度、特に、80〜80
0ml程度とするのが好ましい。
【0095】この水洗槽6では、感光材料Sは、各処理
室内に設置されるローラやガイド等で構成される搬送手
段(図示せず)により搬送され、通路67、処理室6a
、通路63、処理室6b、通路64、処理室6c、通路
65、処理室6d、通路66、処理室6eおよび通路6
8を順次通過する。
【0096】また、この水洗槽6では、図3中矢印で示
すように、新たな水洗水40は、感光材料Sが最後に通
過する処理室6eに供給され、汚れた水洗水40は、感
光材料Sが最初に通過する処理室6aから排出される。 従って、水洗水40は、感光材料Sの進行方向と逆方向
、すなわち、処理室6e、通路66、処理室6d、通路
65、処理室6c、通路64、処理室6b、通路63お
よび処理室6aの順に流れる。
【0097】この場合、各通路53〜56を流れる水洗
水40の量は、水洗水40の補充量にほぼ等しく、また
、各通路63〜66が幅狭であることから、水洗水の逆
流や隣接処理室間での成分の拡散はほとんど生じず、よ
って、各処理室6a、6b、6c、6dおよび6eにお
いては、この順に水洗水の汚れの度合が大きくなるとい
う液組成勾配(濃度勾配)が形成され、維持される。
【0098】このような液組成勾配が形成された水洗槽
6で感光材料Sを処理することにより、水洗効率がより
向上し、これに伴い、水洗水40の補充量をより低減す
ることができる。
【0099】また、漂白定着槽5および水洗槽6を図示
のような多室処理槽とすることにより、装置1Cのより
一層の小型化が図れる。
【0100】なお、水洗槽6においても、各通路63〜
66に、前記と同様のブレードを設置するのが好ましい
。これにより、ブレードの前記シール機能およびスクイ
ズ機能が発揮され、各処理室6a〜6eにおける液組成
勾配がより一層良好に維持される。特に、感光材料Sの
処理を長時間休止し、その後処理を再開した場合でも、
前記液組成勾配が維持されているため良好な写真性が得
られる。
【0101】また、前述したような調整液30の作用に
より、水洗槽6内に銀の沈殿物が生じないため、写真性
に悪影響を与えず、特に、ブレードに銀の沈殿物が付着
することによる弊害(例えば、感光材料乳剤面やブレー
ド表面のキズ付き)が防止される。
【0102】なお、感光材料処理装置1Cにおいても、
処理室6a内の水洗水40が調整槽3内に流れ込むよう
な構成としてもよい。
【0103】図4は、本発明のハロゲン化銀写真感光材
料の処理方法を実施するための感光材料処理装置の他の
構成例を模式的に示す断面側面図である。同図に示す感
光材料処理装置1Dは、調整槽1Cにおいて、調整槽3
を省略し、漂白定着槽5と水洗槽6とを隣接して設置し
たものである。これにより、装置1Dのより一層の小型
化が図れる。
【0104】この感光材料処理装置1Dにおいては、調
整液30は、水洗槽6の処理室6bに供給される。そし
て、調整液30および水洗水40の混合液が処理室6c
から排出される。従って、処理室6a内に調整液30が
満たされ、この処理室6aが主に前記調整槽としての機
能を果すこととなる。
【0105】図5は、本発明のハロゲン化銀写真感光材
料の処理方法を実施するための感光材料処理装置の他の
構成例を模式的に示す断面側面図である。同図に示す感
光材料処理装置1Eは、前記感光材料処理装置1Dにお
いて、調整液30の供給箇所を変えたものである。
【0106】すなわち、調整液30は、漂白定着槽5の
処理室5eに供給される。そして、調整液30および漂
白定着液20の混合液が処理室5dから排出される。従
って、処理室5e内に調整液30が満たされ、この処理
室5eが主に前記調整槽としての機能を果すこととなる
【0107】なお、上記感光材料処理装置1Dおよび1
Eのように、多室処理槽の処理室へ調整液30を補充す
る場合、その補充量は、好ましくは前記補充量の100
〜30%程度、より好ましくは100〜60%程度とす
ることができる。
【0108】図6は、本発明のハロゲン化銀写真感光材
料の処理方法を実施するための感光材料処理装置の他の
構成例を模式的に示す断面側面図である。同図に示す感
光材料処理装置1Fは、前記感光材料処理装置1Cにお
いて、調整槽3の構成を変えたものである。
【0109】すなわち、感光材料処理装置1Fにおける
調整槽3’は、感光材料Sを調整液に浸漬するのではな
く、調整液30を、感光材料Sに吹きかけるタイプのも
のである。
【0110】図6に示すように、調整槽3’の底部はテ
ーパ状をなし、その最下端部には、排液管34が接続さ
れている。
【0111】また、調整槽3’の上部には、調整液30
を例えばシャワー状に噴出するノズル33が設置されて
いる。
【0112】ノズル33より噴出した調整液30は、感
光材料Sの好ましくは乳剤面に吹きかけられる。その後
、調整液30は、調整槽底部のテーパに沿って流下し、
排液管34を経て排出される。
【0113】この場合、ノズル33からの調整液30の
噴出量は10〜20000ml/ 分程度、特に、10
0〜2000ml/ 分程度とするのが好ましい。
【0114】このような調整槽3’では、排液管34へ
流入した調整液30を、ノズル33へ再び戻して再使用
するような循環系を構成してもよい。この場合には、調
整液30の使用量がより低減するので好ましい。
【0115】なお、上記感光材料処理装置1D、1Eお
よび1Fにおいても、漂白定着槽5および水洗槽6の各
通路53〜56および63〜66に、前記と同様のブレ
ード7を設置するのが好ましい。
【0116】なお、本発明では、感光材料Sと調整液と
を接触させる方法としては、前記調整液への浸漬や吹き
かけに限らず、その他、塗布、スプレー等いかなる方法
でもよい。
【0117】本発明において、処理対象とされる感光材
料Sの種類は特に限定されず、カラーおよび黒白感光材
料のいずれであってもよい。例えば、カラーネガフィル
ム、カラー反転フィルム、カラーポジフィルム、カラー
印画紙、カラー反転印画紙、製版用写真感光材料、X線
写真感光材料、黒白ネガフィルム、黒白印画紙、黒白反
転印画紙、マイクロ用感光材料等が挙げられる。
【0118】また、本発明は、例えば、自動現像機、湿
式の複写機、プリンタープロセッサー、ビデオプリンタ
ープロセッサー、写真プリント作成コインマシーン、検
版用カラーペーパー処理機等の各種感光材料処理装置に
適用することができる。
【0119】以上、本発明の構成例を例示して説明した
が、本発明は、これらに限定されるものではない。
【0120】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例について説明す
る。
【0121】(実施例1)図1に示す構造の感光材料処
理装置を作製し、これを用いて、露光後の感光材料に対
し現像処理を行なった。
【0122】なお、感光材料の種類および各処理液の処
方は、下記表1に示す通りである。
【0123】また、現像時間、漂白定着時間、調整時間
および水洗時間は、それぞれ195秒、240秒、10
秒および120秒であった。
【0124】また、現像液、調整液および水洗水の補充
量はそれぞれ、感光材料の巾35mm×24枚当たり、
45ml、30mlおよび50mlであり、漂白定着液
の補充量は、52ml/(Ag1g/m2)であった。
【0125】(実施例2)図2に示す構造の感光材料処
理装置を作製し、これを用いて、露光後の感光材料に対
し現像処理を行なった。
【0126】なお、感光材料の種類および各処理液の処
方は、下記表1に示す通りである。
【0127】また、現像時間、定着時間、調整時間およ
び水洗時間は、それぞれ60秒、120秒、10秒およ
び90秒であった。
【0128】また、現像液、調整液および水洗水の補充
量はそれぞれ、感光材料の巾35mm×24枚当たり、
15ml、20mlおよび100mlであり、定着液の
補充量は、35ml/(Ag1g/m2)であった。
【0129】(実施例3)図2に示す構造の感光材料処
理装置を作製し、これを用いて、露光後の感光材料に対
し現像処理を行なった。
【0130】なお、感光材料の種類および各処理液の処
方は、下記表1に示す通りである。
【0131】また、現像時間、漂白定着時間、調整時間
および水洗時間は、それぞれ100秒、60秒、10秒
および60秒であった。
【0132】また、現像液、調整液および水洗水の補充
量はそれぞれ、感光材料1m2当たり、290ml、3
0mlおよび364mlであり、漂白定着液の補充量は
、100ml/(Ag1g/m2)であった。
【0133】(実施例4)図3に示す構造の感光材料処
理装置を作製し、これを用いて、露光後の感光材料に対
し現像処理を行なった。
【0134】なお、感光材料の種類および各処理液の処
方は、下記表1に示す通りである。
【0135】また、現像時間、漂白定着時間、調整時間
および水洗時間は、それぞれ45秒、45秒、10秒お
よび90秒であった。
【0136】また、現像液、調整液および水洗水の補充
量はそれぞれ、感光材料1m2当たり、109ml、3
0mlおよび363mlであり、漂白定着液の補充量は
、60ml/(Ag1g/m2)であった。
【0137】(実施例5)図4に示す構造の感光材料処
理装置を作製し、これを用いて、露光後の感光材料に対
し現像処理を行なった。
【0138】なお、感光材料の種類および各処理液の処
方は、下記表1に示す通りである。
【0139】また、現像時間、漂白定着時間、調整時間
および水洗時間は、それぞれ45秒、45秒、10秒お
よび80秒であった。
【0140】また、現像液、漂白定着液、調整液および
水洗水の補充量は実施例4と同様であった。
【0141】(実施例6)図4に示す構造の感光材料処
理装置を作製し、これを用いて、露光後の感光材料に対
し現像処理を行なった。
【0142】なお、感光材料の種類および各処理液の処
方は、下記表1に示す通りである。
【0143】また、現像時間、定着時間、調整時間およ
び水洗時間は、それぞれ60秒、120秒、11秒およ
び90秒であった。
【0144】また、現像液、調整液および水洗水の補充
量は、それぞれ、感光材料の巾35mm×24枚当たり
、15ml、20mlおよび100mlであり、定着液
の補充量は、28ml/(Ag1g/m2)であった。
【0145】(実施例7)図5に示す構造の感光材料処
理装置を作製し、これを用いて、露光後の感光材料に対
し現像処理を行なった。
【0146】なお、感光材料の種類および各処理液の処
方は、下記表1に示す通りである。
【0147】また、現像時間、漂白定着時間、調整時間
および水洗時間は、それぞれ45秒、40秒、5秒およ
び90秒であった。
【0148】また、現像液、調整液および水洗水の補充
量は、それぞれ、感光材料の巾35mm×24枚当たり
、15ml、20mlおよび100mlであり、漂白定
着液の補充量は、40ml/(Ag1g/m2)であっ
た。
【0149】(実施例8)図6に示す構造の感光材料処
理装置を作製し、これを用いて、露光後の感光材料に対
し現像処理を行なった。
【0150】なお、感光材料の種類および各処理液の処
方は、下記表1に示す通りである。
【0151】また、現像時間、漂白定着時間、調整時間
および水洗時間は、それぞれ195秒、650秒、20
秒および180秒であった。
【0152】また、現像液および水洗水の補充量は、そ
れぞれ、感光材料の巾35mm×24枚当たり、36m
lおよび72mlであり、漂白定着液の補充量は60m
l/(Ag1g/m2)であり、調整液の噴出量は、2
0ml/ 分とした。
【0153】(比較例)調整槽内の調整液を空にした状
態で処理した以外は実施例4と同様とした。
【0154】
【表1】
【0155】上記実施例1〜8および比較例について、
感光材料の処理を1日当たり10時間行い、これを約1
カ月間継続した後、装置を停止し、水洗槽内、特に水洗
槽4Aまたは処理室6a内における銀の沈殿物の発生状
況を調べたところ、実施例1〜8では、いずれも沈殿物
の発生はなっかた。特に、多室水洗槽に設けたブレード
に沈殿物の付着はなく、よって、感光材料乳剤面にキズ
付は生じなかった。
【0156】これに対し、比較例では、多量の沈殿物が
生じ、特に処理室6b、6c内にも沈殿物があった。ま
た、沈殿物がブレードに付着していたため、感光材料乳
剤面にキズ付が生じた。
【0157】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のハロゲン化
銀写真感光材料の処理方法によれば、水洗槽内に銀の沈
殿物が生じるのを防止することができる。その結果、良
好な写真性が得られるとともに、銀の沈殿物の付着によ
る感光材料やブレード表面等のキズ付きが防止される。 さらに、銀の沈殿物が生じないため、水洗槽のメインテ
ナンスが容易で、水洗水の補充量を低減することができ
、しかも、感光材料においては、増感色素、染料等が洗
い出されるため、残色が少なくなる。本発明は、特に、
処理工程の複雑なカラー感光材料の処理に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
を実施するための感光材料処理装置の構成例を模式的に
示す断面側面図である。
【図2】本発明のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
を実施するための感光材料処理装置の他の構成例を模式
的に示す断面側面図である。
【図3】本発明のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
を実施するための感光材料処理装置の他の構成例を模式
的に示す断面側面図である。
【図4】本発明のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
を実施するための感光材料処理装置の他の構成例を模式
的に示す断面側面図である。
【図5】本発明のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
を実施するための感光材料処理装置の他の構成例を模式
的に示す断面側面図である。
【図6】本発明のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
を実施するための感光材料処理装置の他の構成例を模式
的に示す断面側面図である。
【符号の説明】
1A、1B、1C、1D、1E、1F    感光材料
処理装置 2A、2B    漂白定着槽 20          漂白定着液 21          給液口 22          開口 23          排液口 3、3’      調整槽 30          調整液 31          給液口 32          排液口 33          ノズル 34          排液管 4A、4B、4C    水洗槽 40          水洗水 41          給液口 42、43    開口 44          排液口 45          開口 5            漂白定着槽5a、5b、5
c、5d、5e    処理室51         
 槽本体 52          ブロック体 53、54、55、56、57、58    通路6 
           水洗槽 6a、6b、6c、6d、6e    処理室61  
        槽本体 62          ブロック体 63、64、65、66、67、68    通路S 
           感光材料

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  露光済のハロゲン化銀写真感光材料を
    、現像処理後、複数の脱銀用処理領域を順次通過させ、
    少なくとも定着能を有する処理液に浸漬して脱銀処理し
    、その後、複数の水洗用処理領域を順次通過させ、水洗
    水に浸漬して水洗処理するハロゲン化銀写真感光材料の
    処理方法であって、前記定着能を有する処理液は、前記
    各脱銀用処理領域を前記ハロゲン化銀写真感光材料の進
    行方向と同方向に流れており、前記脱銀処理と前記水洗
    処理との間に、前記ハロゲン化銀写真感光材料を酸化防
    止剤を含有する調整液に接触させることを特徴とするハ
    ロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
  2. 【請求項2】  前記複数の脱銀用処理領域のうち、ハ
    ロゲン化銀写真感光材料が最後に通過する脱銀用処理領
    域内の定着能を有する処理液中の銀イオン濃度が、他の
    脱銀用処理領域に比べて最も高い請求項1に記載のハロ
    ゲン化銀写真感光材料の処理方法。
  3. 【請求項3】  前記調整液の酸化還元電位が−250
    〜−50mVである請求項1または2に記載のハロゲン
    化銀写真感光材料の処理方法。
JP11947591A 1991-04-23 1991-04-23 ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 Pending JPH04323649A (ja)

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