JPH0458243A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法

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JPH0458243A
JPH0458243A JP17083390A JP17083390A JPH0458243A JP H0458243 A JPH0458243 A JP H0458243A JP 17083390 A JP17083390 A JP 17083390A JP 17083390 A JP17083390 A JP 17083390A JP H0458243 A JPH0458243 A JP H0458243A
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silver halide
color
acid
mol
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JP17083390A
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Takatoshi Ishikawa
隆利 石川
Kazuaki Yoshida
和昭 吉田
Hiroshi Fujimoto
央 藤本
Junichi Yamanouchi
淳一 山之内
Tomokazu Yasuda
知一 安田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法に
関し、特に、迅速処理においてもスティンが低く発色性
に優れた処理方法に関する。
(従来の技術) ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法において、
処理時間の短縮化や補充液量の低減は、昨今の仕上がり
納期の短縮化や地球規模での環境問題に答える意味でも
益々重要な課題となりつつある。このようなニーズに対
して、国際公開特許WO37−04534号や特開昭6
1−70552号には高塩化銀乳剤を用いた迅速処理や
低補充処理の技術が開示されている。確かに高塩化銀乳
剤を用いた場合には、迅速化や低補充化がより容易に達
成できるようになることは事実であるが、同時に新たな
問題が発生することとなった。即ち、現像時間の短縮化
に伴い、現像時間内に増感色素等の感光材料含有物質が
十分に洗浄されなくなりまた、後工程である脱銀や水洗
工程の時間が短縮されると、上記問題はより一層顕著と
なる。即ち増感色素等の洗浄が不十分なために、未露光
部に色素が残色し不所望なスティンの原因となる。特に
反射支持体を有するプリント材料においては、このよう
なスティンの発生は白色部分の汚染に直結し特に解決す
る必要がある。
更に、処理時間の短縮化に伴い、カラー現像過程におい
て十分な発色時間が得られない場合が生じてくる。この
ような場合には発色濃度が十分に得られず、満足できる
品質の画像が得られないこととなる。従来技術ではベン
ジルアルコールを用いることでかかる問題は解決できた
が、ベンジルアルコールの使用は、周知のように環境汚
染上好ましくなく、更に液の溶解性も低下するため、ベ
ンジルアルコールを使用しないで解決する新たな技術が
望まれていた。
他方、カラー現像液に各種高分子を添加する技術は古く
から知られている。例えば、特公昭46−41676号
及び同50−21250号にはセルロース類を添加する
技術、同47−20743号にはピロリドン類を添加す
る技術、同58−16179号にはポリマーを添加する
技術が開示されている。これらは、主に現像主薬の析出
防止を目的にしたもので、本発明の効果に関しては開示
されておらず、また単に上記化合物を添加しても、本発
明の目的を十分に達成することは出来なかった。
(発明が解決しようとする課題) 従って、本発明の課題は、迅速処理時においてもスティ
ンが低くかつ十分な発色性が得られる処理方法を提供す
ることにある。
(課題を達成するための手段) 本発明の課題は以下の技術を実施することにより、効果
的に達成できることをみだした。
(1)  像露光されたハロゲン化銀カラー写真感光材
料をカラー現像の後に脱銀処理し、続いて水洗及び/又
は安定化処理を行う処理方法に於いて、上記感光材料が
少なくとも一層に下記一般式(I)で表される増感色素
の少なくとも一種を含有し、且つ、カラー現像液中に少
なくとも1個の水酸基を有する繰り返し単位を含む水溶
性重合体を含有することを特徴とするハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料の処理方法。
一般式(1) 式中、Lはメチン基を表し、R1およびR2はそれぞれ
アルキル基を表し、ZlおよびZ2はそれぞれ含窒素の
5員又は6員ヘテロ環核を形成するような原子群を表し
、X61はアニオンを表す。
nは1または5の数値を表し、nlおよびR2はそれぞ
れ0または1であり、n=5のときはnlもR2も0で
ある。mは0または1を表すが分子内塩を形成するとき
は0である。またnが5のときはL同士が連結して5貫
または6員環を形成しても良い。
(2)上記ハロゲン化銀カラー写真感光材料が、塩素イ
オンが80モル%以上の高塩化銀乳剤を少なくとも一層
に含有することを特徴とする上記第1項記載のハロゲン
化銀カラー写真感光材料の処理方法。
(3)上記カラー現像液が0.035モル/l以上の塩
素イオンを含有することを特徴とする特許第2項記載の
ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法。
一般式(I)で示される増感色素を含有する感光材料を
前記水溶性重合体を含有するカラー現像液にて処理する
ことにより、迅速処理にもがかわらず、スティンレベル
が低く優れた白色度を得ることができ、更に、十分な発
色濃度が得られ、優れた写真特性が得られることは全く
予期できぬ事実であった。
更に上記効果は塩素イオンが80モル%以上の高塩化銀
乳剤を含有する感光材料において、効果が大きく、また
、カラー現像液が0.035モル/l以上の塩素イオン
を含有する場合に一層顕著になることは、特筆に値する
高塩化銀乳剤は迅速現像に適した乳剤であることは周知
の通りであるが、一般式(I)で示される増感色素を用
いた場合には残色が発生し易いにも係わらず、前述した
水溶性重合体は、水素結合等を通じて増感色素と強い相
互作用を示し、増感色素の洗浄効果を得意的に高めてい
るものと推測される。此の重合体は、更に油滴中のカプ
ラーの解離を促進し、同時に現像主薬の油滴中の濃度を
向上させ、その結果、優れた発色性を示すものと考えら
れる。但し、ベンジルアルコールとの相違点は、後者は
前記増感色素の洗浄効果をむしろ悪化させ同時に不所望
なカブリを発生させ易いという欠点をゆうするため、ベ
ンジルアルコールと比較すれば、本発明の水溶性重合体
の優位性がより明白となる。
以下に本発明の少なくとも1個の水酸基を含む繰り返し
単位を有する水溶性重合体について以下に詳細に説明す
る。
本発明の少なくとも1個の水酸基を含む繰り返し単位は
好ましくは下記一般式(II)で表すことができる。
一般式(n) −fcH2−Cつ− H 式中R1は水素原子、炭素数IT−4の低級アルキル基
を表し、Lは単結合または二価の連結基を表す。Lに対
して更に1個以上の水酸基が置換されていても良い。
更に詳細に説明すると、R1は水素原子、炭素数1〜4
の低級アルキル基(メチル、エチル、n−ブチル)を表
し、水素原子、メチル基が好ましい。
Lは具体的には−(L ’−)−、(L ”fで表すこ
とができる。Llは−CON−(R”は水素原子、炭素
数1〜4のアルキル基または炭素数1〜6の置換アルキ
ル基を表す)、 −COO−−NHCO−−0CO に同じ)を表わし、L2はLlと水酸基を結ぶ連結基を
表わし、mは0または1を表わしnは0または1を表わ
す。
L2で表わされる連結基は、具体的には一般式%式% J’ 、J” 、J”は同じでも異なっていてもよく、
−CO−−3o2− −CON−(R5は水素原子、ア
ルキル基(炭素数1〜6)、置換アに、水素、ヒドロキ
シル、ハロゲン原子または置換もしくは無置換の、アル
キル、アルコキシ、アシルオキシもしくはアリールオキ
シを表わす)、は上記と同義) 、−N−R” −(R
’は上記と同義、R6は炭素数1〜約4のアルキレン基
)、は水素原子、アルキル基(炭素数1〜6)、置換ア
ルキル基(炭素数1〜6)を表わす。)、−0−S 【 と同義)、−COO−−0CO−−NCO2S (R’は上記と同義) 、−NGO−(R’ は上記と
同義)等を挙げることができる。
x’ 、x” 、x”は同じでも異なっていてもよく、
アルキレン基、置換アルキレン基、アリーレン基、置換
アリーレン基、アラルキレン基、置換アラルキレン基を
表わす。
pは、0ないし50の整数を表し、qXr、sは0また
はlを表す。
x11x!、Xlは互いに同じでも異なっていてもよく
、炭素数I−10個の無置換もしくは置換のアルキレン
基、アラルキレン基、またはフェニレン基を表わし、ア
ルキレン基は直鎖でも分岐でもよい。アルキレン基とし
ては例えばメチレン、メチルメチレン、ジメチルメチレ
ン、ジメチレン、トリメチレン、テトラメチレン、ペン
タメチレン、ヘキサメチレン、デシルメチレン、アラル
キレン基としては例えばベンジリデン、フェニレン基と
しては例えばp−フェニレン、m−フェニレン、メチル
フェニレンなどがある。
またXl、X!、Xlで表わされるアルキレン基、アラ
ルキレン基またはフェニレン基の置換基としては、ハロ
ゲン原子、ニトロ基、シアノ基、アルキル基、置換アル
キル基、アルコキシ基、置換アルコキシ基、−NHCO
R”で表わされる基(R”はアルキル、置換アルキル、
フェニル、置換フェニル、アラルキル、置換アラルキル
を表わす) 、−NH8O,R’  (R”は上記と同
義)、−8o、R@ (R”は上記と同義’) 、−3
OIR”(R” は上記と同義) 、−COR”  (
R” は上記R”は互いに同じでも異なっていてもよく
、水素原子、アルキル、置換アルキル、フェニル、置換
フェニル、アラルキル、置換アラルキルを表わす)、ア
ミノ基(アルキルで置換されていてもよい)、水酸基や
加水分解して水酸基を形成する基が挙げられる。この置
換基が2つ以上あるときは互いに同じでも異なってもよ
い。
また、上記置換アルキル基、置換アルコキシ基、置換フ
ェニル基、置換アラルキル基の置換基の例としては、水
酸基、ニトロ基、炭素数1〜約4のアルコキシ基、−N
HSO2R”  (R”は上記とMIN) 、−NHC
OR’ で表すされるM (R” は<R@ 、R10
は上記と同義) 、−sow R”  (R”は上記と
同義)、−COR”  (R”は上記と同義)、ハロゲ
ン原子、シアノ基、アミノ基(アルキルで置換されてい
てもよい)等が挙げられる。
このような少くとも1個の水酸基を含有する繰返し単位
を以下に例示するが、これに限定されるものではない。
H COOイCH2CH20hH。
C0NHCH! CH2OH。
これらの水酸基を有する繰返し単位を得るためには、直
接水酸基を含有するエチレン性不飽和単量体を重合して
もよいし、ポリビニルアルコールの製法等で良く知られ
ているように、加水分解等の反応によって水酸基を与え
るエチレン性不飽和モノマー(例えば、酢酸ビニル)の
重合を行っておいたのち、高分子反応(加水分解等)に
よって水酸基へと変換してもよい。
本発明の水酸基を含有する繰返し単位を有する重合体は
、単独重合体であってもよいし、水酸基を含有する2種
以上の繰返し単位の共重合体であってもよい。
また、ポリマーの水または、アルカリに対する溶解性が
得られる範囲内で、他のエチレン性不飽和単量体との共
重合体であっても良い。
このような共重合可能なエチレン性不飽和モノマーの例
としては、アクリル酸、α−クロロアクリル酸、α−ア
ルキルアクリル酸(例えばメタクリル酸など)、これら
のアクリル酸類から誘導されるエステルもしくはアミド
(例えば、アクリルアミド、メタクリルアミド、n−ブ
チルアクリルアミド、t−ブチルアクリルアミド、2−
メトキシエチルアクリルアミド、ジアセトンアクリルア
ミド、メチルアクリレート、エチルアクリレート、n−
プロピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、t−
ブチルアクリレート、1so−ブチルアクリレート、2
−エチルへキシルアクリレート、n−オクチルアクリレ
ート、ラウリルアクリレート、メチルメタクリレート、
エチルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、シ
クロへキシルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルア
クリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、β
−アルコキシエチル(メタ)アクリレート(たとえば、
2−メトキシエチルアクリレート、2−メトキシエチル
メタアクリレート、2−メトキシエチルアクリレート、
2−エトキシエチルアクリレート、2−エトキシエチル
メタクリレート、2−ブトキシエチルアクリレート、2
−n−プロピルオキシエチルメタアクリレート、2−(
2−メトキシ)エトキシエチルアクリレートなど)、β
−スルホンアミドエチル(メタ)アクリレート、β−カ
ルボンアミドエチル(メタ)アクリレート、β−アルコ
キシエチルアクリルアミド(アルコキシ基はさらに複数
の置換アルコキシ基を含むものもある)、β−スルホン
アミドエチルアクリルアミド、β−カルボンアミドエチ
ルアクリルアミドなど)、ビニルエステル(例えば酢酸
ビニル、ビニルラウレート)、アクリロニトリル、メタ
クリロニトリル、ジエン類(例えばブタジェン、イソプ
レン)、芳香族ビニル化合物(例えばスチレン、ジビニ
ルベンゼンおよびその誘導体、例えばビニルトルエン、
ビニルアセトフェノンおよびスルホスチレン)、イタコ
ン酸、シトラコン酸、クロトン酸、ビニリデンクロライ
ド、ビニルアルキルエーテル(例えばビニルエチルエー
テル)、無水マレイン酸、マレイン酸エステル、N−ビ
ニル−2−ピロリドン、N−ビニルピリジン、および2
−および4−ビニルピリジン、エチレン、プロピレン、
1−ブテン、イソブチン等が挙げられる。
これらのモノマーのうち、好ましいのは、その単独重合
体が水またはアルカリ水溶液に可溶なものであり、特に
好ましいのは、アニオン性解離基を有するエチレン性不
飽和単量体である。
アニオン性官能基としては、−COOH基、−3O,H
基、−3o、H基、 一0PIOH) 2基(またはそのモノアルキルエステ
ル基)、−0SO,H基、などが挙げられる。
これらのアニオン性基はそれぞれの塩、例えばアルカリ
金属塩(たとえばNa、に塩)、アンモニウム塩(たと
えば、アンモニア、メチルアミン、ジメチルアミン等と
の塩)の形をとっていてもよい。
このようなアニオン性官能基を有するエチレン性不飽和
モノマーの例を非解離形で以下に示すがこれに限定され
るものではない。
CH。
0OH Ll、IUFl CH。
=CH COOCH2 CH2 COCH2 CH2 COOH。
CH,=CH C00−fcHνl−C00H CH。
譬 CH,=CH C0NHばCHν町 C00H CH,=CH C0NH−ぐCH古C0OH CH。
CH。
=CH 8O,H OiH CH。
CH2=C 0OCH2 CH。
CH2=C CH,0P−OH OH COOCH,CH20SO,H 水酸基を含有する繰返し単位とその他の単量体から誘導
される繰返し単位の共重合比率は、使用する単量体成分
の極性等により種々変わり得るが、水酸基含有繰返し単
位として、好ましくは、10ないし100モル%、特に
好ましくは、30ないし100モル%の範囲である。
本発明の化合物が共重合体として用いられる時、その共
重合体は一般のラジカル重合反応でよく知られている様
なランダム共重合体であってもよいし、グラフト共重合
体、あるいは特開昭60−240763号に記載されて
いる様なブロック共重合体であってもよい。
本発明の化合物の合成は、水酸基を有する単量体あるい
は、加水分解により水酸基を生成する単量体と必要に応
じて他の単量体を通常のラジカル重合法(例えば、溶液
重合、懸濁重合、乳化重合、沈澱重合、分散重合、塊状
重合等)を用いて行えばよい。
加水分解により、水酸基を生成させる方法としては、例
えば高分子合成の実験法(大津除行、木下雅悦共著、化
学同人、1972年刊)9363〜364に記載された
方法(ポリ酢酸ビニルの加アルコール分解によるポリビ
ニルアルコールの合成)等を参考に行うことができる。
また、ブロック共重合体の合成に関しては、特開昭59
−187003号、同60−240763号等に記載の
方法を用いて行うことができる。
以下に本発明の好ましい水溶性重合体について例示する
が、本発明がこれに限定されるものではない(例4〜例
7は、上記特許に従って合成された化合物である)。
n−1ポリビニルアルコール  (鹸化度 98.5%
)n−2ポリビニルアルコール   (鹸化度 88.
0%)■〜3 ポリビニルアルコール   (鹸化度 
71.0%)■−4ポリビニルアルコール−ポリアクリ
ル酸ブロック共重合体 (100:20  重量比) ポリビニルアルコール−ポリアクリル 酸ブロック共重合体 (100:50重量比) f−8 X/V=60/40 CH。
CH。
(重量比) n−6ポリビニルアルコール−ポリ(アクリル酸−(0
−メタクリル酸)ブロッ ク共重合体 (100:40:10重量比) ポリビニルアルコール−ポリアクリル アミドブロック共重合体 (100:100重量比) ■−10 x/y=80/20 (重量比) ■−14 t CONHCH2CH,0H CH。
Hs べCHI C−)− COO1l:CH,CHt■TIH CH。
x/y=60/40  (重量比) ■−15 ■−13 ■−16 x/y=50150 (重量比) CH。
CH。
X/y/Z = 50/4515 (重量比) ■−17 ■−18 CONHCH,CH20H 0xNa x/Y=40/60 x/y=70/30 (重量比) (重量比) 上記化合物のカラー現像液への添加量は、カラー現像液
11当り好ましくはO,001g−10g1より好まし
くは0.005g〜5gである。
次に本発明に使用するカラー現像液について説明する。
本発明に使用されるカラー現像液中には、公知の芳香族
第一級アミンカラー現像主薬を含有する。
好ましい例はp−フェニレンジアミン誘導体であり、代
表例を以下に示すがこれらに限定されるものではない。
D−IN、N−ジエチル−p−フェニレンシアがン D−22−アミノ−5−ジエチルアミノトルエン D−32−アミノ−5−(N−エチル−N−ラウリルア
ミノ)トルエン D−44−(N−エチル−N−(β−ヒドロキシエチル
)アミノコアニリン D−52−メチル−4−〔N−エチル−N〔β−ヒドロ
キシエチル〕アミノ〕アニリン D−64−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(β
−(メタンスルホンアミド)エチル〕−アニリン D−7N−(2−アミノ−5−ジエチルアミノフェニル
エチル)メタンスルホンアミドD−8N、N−ジメチル
−p−フェニレンジアミン D−94−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−メト
キシエチルアニリン D−104−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−β
−エトキシエチルアニリン D−114−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−β
−ブトキシエチルアニリン 上記p−フ二二レしジアミン誘導体のうち特に好ましく
は4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(β−(
メタンスルホンアミド)エチル〕−アニリン(例示化合
物D−6)である。
また、これらのp−フェニレンジアミン誘導体と硫酸塩
、塩酸塩、亜硫酸塩、p−トルエンスルホン酸塩などの
塩であってもよい。該芳香族第一級アミン現像主薬の使
用量は現像液11当り好ましくは約0.1g〜約20g
1より好ましくは約0.5g〜約logの濃度である。
本発明の実施にあたっては、実質的にベンジルアルコー
ルを含有しない現像液を使用することが好ましい。ここ
で実質的に含有しないとは、好ましくは2 m 171
以下、更に好ましくは0.5 m Il/l以下のベン
ジルアルコール濃度であり、最も好ましくは、ベンジル
アルコールを全く含有しないことである。
本発明に用いられる現像液は、亜硫酸イオンを実質的に
含有しないことがより好ましい。亜硫酸イオンは、現像
主薬の保恒剤としての機能と同時に、ハロゲン化銀溶解
作用及び現像主薬酸化体と反応し、色素形成効率を低下
させる作用を有する。
このような作用が、連続処理に伴う写真特性の変動の増
大の原因の1つと推定される。ここで実質的に含有しな
いとは、好ましくは3.0XIO−”モル/l以下の亜
硫酸イオン濃度であり、最も好ましくは亜硫酸イオンを
全く含有しないことである。
但し、本発明においては、使用液に調液する前に現像主
薬が濃縮されている処理剤キットの酸化防止に用いられ
るごく少量の亜硫酸イオンは除外される。
本発明に用いられる現像液は亜硫酸イオンを実質的に含
有しないことが好ましいが、さらにヒドロキシルアミン
を実質的に含有しないことがより好ましい。これは、ヒ
ドロキシルアミンが現像液の保恒剤としての機能と同時
に自身が銀現像活性を持ち、ヒドロキシルアミンの濃度
の変動が写真特性に大きく影響すると考えられるためで
ある。
ここでいうヒドロキシルアミンを実質的に含有しないと
は、好ましくは5.0X10−”モル/l以下のヒドロ
キシルアミン濃度であり、最も好ましくはヒドロキシル
アミンを全く含有しないことである。
本発明に用いられる現像液は、前記ヒドロキシルアミン
や亜硫酸イオンに替えて有機保恒剤を含有することがよ
り好ましい。
ここで有機保恒剤とは、カラー写真感光材料の処理液へ
添加することで、芳香族第一級アミンカラー現像主薬の
劣化速度を減じる有機化合物全般を指す。即ち、カラー
現像主薬の空気などによる酸化を防止する機能を有する
有機化合物類であるが、中でも、ヒドロキシルアミン誘
導体(ヒドロキシルアミンを除く。以下同様)、ヒドロ
キサム酸類、ヒドラジン類、ヒドラジド類、フェノール
類、α−ヒドロキシケトン類、α−アミノケトン類、糖
類、モノアミン類、ジアミン類、ポリアミン類、四級ア
ンモニウム塩類、ニトロキシラジカル類、アルコール類
、オキシム類、ジアミド化合物類、縮環式アミン類など
が特に有効な有機保恒剤である。これらは、特開昭63
−4235号、同63−30845号、同63−216
47号、同63−44655号、同63−53551号
、同63−43140号、同63−56654号、同6
3−58346号、同63−43138号、同63−1
46041号、同63−44657号、同63−446
56号、米国特許第3,815゜503号、同2,49
4,903号、特開昭52−143020号、特公昭4
8−30496号などに開示されている。
その他保恒剤として、特開昭57−44148号及び同
57−53749号に記載の各種金属類、特開昭59−
180588号記載のサリチル酸類、特開昭54−35
32号記載のアルカノールアミン類、特開昭56−94
349号記載のポリエチレンイミン類、米国特許第3,
746.544号等記載の芳香族ポリヒドロキシ化合物
等を必要に応じて含有しても良い。特にトリエタノール
アミンのようなアルカノールアミン類、ジエチルヒドロ
キシルアミンのようなジアルキルヒドロキシルアミン、
ヒドラジン誘導体あるいは芳香族ポリヒドロキシ化合物
の添加が好ましい。
前記の有機保恒剤のなかでもヒドロキシルアミン誘導体
やヒドラジン誘導体(ヒドラジン類やヒドラジド類)が
特に好ましく、その詳細については、特願昭62−25
5270号、同63−9713号、同63−9714号
、同63−11300号などに記載されている。
また前記のヒドロキシルアミン誘導体またはヒドラジン
誘導体とアミン類を併用して使用することが、カラー現
像液の安定性の向上、しいては連続処理時の安定性向上
の点でより好ましい。
前記のアミン類としては、特開昭63−239447号
に記載されたような環状アミン類や特開昭63−128
340号に記載されたようなアミン類やその他特願昭6
3−9713号や同63−11300号に記載されたよ
うなアミン類が挙げられる。
本発明に使用されるカラー現像液は、好ましくはpH9
〜12、より好ましくは9〜11.0であり、そのカラ
ー現像液には、その他に既知の現像液成分の化合物を含
ませることができる。
上記pHを保持するためには、各種緩衝剤を用いるのが
好ましい。緩衝剤としては、炭酸塩、リン酸塩、ホウ酸
塩、四ホウ酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩、グリシル塩、
N、 N−ジメチルグリシン塩、ロイシン塩、ノルロイ
シン塩、グアニン塩、3.4−ジヒドロキシフェニルア
ラニン塩、アラニン塩、アミノ酪酸塩、2−アミノ−2
−メチル−1,3−プロパンジオール塩、バリン塩、プ
ロリン塩、トリスヒドロキシアミノメタン塩、リシン塩
などを用いることができる。特に炭酸塩、リン酸塩、四
ホウ酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩は、溶解性、pH9,
0以上の高pH領域での緩衝能に優れ、カラー現像液に
添加しても写真性能面への悪影響(カブリなど)がなく
、安価であるとった利点を有し、これらの緩衝剤を用い
ることが特に好ましい。
これらの緩衝剤の具体例としては、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、リン
酸三ナトリウム、リン酸三カリウム、リン酸二ナトリウ
ム、リン酸二カリウム、ホウ酸ナトリウム、ホウ酸カリ
ウム、四ホウ酸ナトリウム(ホウ砂)、四ホウ酸カリウ
ム、0−ヒドロキシ安息香酸ナトリウム(サリチル酸ナ
トリウム)、o−ヒドロキシ安息香酸カリウム、5−ス
ルホ−2−ヒドロキシ安息香酸ナトリウム(5−スルホ
サリチル酸ナトリウム)、5−スルホ−2=ヒドロキシ
安息香酸カリウム(5−スルホサリチル酸カリウム)な
どを挙げることができる。しかしながら本発明は、これ
らの化合物に限定されるものではない。
該緩衝剤のカラー現像液への添加量は、0. 1モル/
l以上であることが好ましく、特に0. 1モル/l〜
0.4モル/lであることが好ましい。
その他、カラー現像液中にはカルシウムやマグネシウム
の沈澱防止剤として、あるいはカラー現像液の安定性向
上のために、各種キレート剤を用いることができる。例
えば、ニトリロ三酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、
エチレンジアミン四酢酸、N、 N、 N−トリメチレ
ンホスホン酸、エチレンジアミン−N、 N、 N’ 
、 N’−テトラメチレンスルホン酸、トランスシロヘ
キサンジアミン四酢酸、1,2−ジアミノプロパン4酢
酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸、エチレンジア
ミンオルトヒドロキシフェニル酢酸、2−ホスホノブタ
ン−1,2,4−トリカルボン酸、1−ヒドロキシエチ
リデン−1,1−ジホスホン酸、N+N′−ビス(2−
ヒドロキシベンジル)エチレンジアミン−N、  N’
−ジ酢酸等が挙げられる。
これらのキレート剤は必要に応じて2種以上併用しても
良い。
これらのキレート剤の添加量はカラー現像液中の金属イ
オンを封鎖するのに充分な量であれば良い。例えば11
当り0.1g/log程度である。
カラー現像液には、必要により任意の現像促進剤を添加
できる。
現像促進剤としては、特公昭37−16088号、同3
7−5987号、同38−7826号、同44−123
80号、同45−9019号及び米国特許第3,813
,247号等に表わされるチオエーテル系化合物、特開
昭52−49829号及び同50−15554号に表わ
されるp−フ二二しンジアミン系化合物、特開昭50−
137726号、特公昭44−30074号、特開昭5
6−156826号及び同52−43429号等に表わ
される4級アンモニウム塩類、米国特許第2.494,
903号、同3,128,182号、同4,230,7
96号、同3,253,919号、特公昭41−114
31号、米国特許第2゜482.546号、同2,59
6,926号及び同3,582,346号等に記載のア
ミン系化合物、特公昭37−16088号、同42−2
5201号、米国特許第3.128,183号、特公昭
41−11431号、同42−23883号及び米国特
許第3,532,501号等に表わされるポリアルキレ
ンオキサイド、その他1−フェニルー3−ピラゾリドン
類、イミダゾール類、等を必要に応じて添加することが
できる。
本発明においては、必要に応じて、任意のカブリ防止剤
を添加できる。カブリ防止剤としては、塩化ナトリウム
、臭化カリウム、沃化カリウムの如きアルカリ金属ハロ
ゲン化物及び有機カブリ防止剤が使用できる。有機カブ
リ防止剤としては、例えばベンゾトリアゾール、6−ニ
ドロペンズイミダゾール、5−ニトロイソインダゾール
、5−メチルベンゾトリアゾール、5−ニトロベンゾト
リアゾール、5−クロロ−ベンゾトリアゾール、2−チ
アゾリル−ベンズイミダゾール、2−チアゾリルメチル
−ベンズイミダゾール、インダゾール、ヒドロキシアザ
インドリジン、アデニンの如き含窒素へテロ環化合物を
代表例としてあげることができる。
特に本発明においては、スティンを低減し、発色性を高
める目的で、好ましくは塩素イオンを0゜035モル/
l以上、更に好ましくは0.04〜0.15モル/l含
有する。
ここで塩素イオンは現像液中に直接添加されてもよく、
現像処理中に感光材料から現像液に溶出してもよい。
カラー現像液に直接添加される場合、塩素イオン供給物
質として、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化アンモ
ニウム、塩化リチウム、塩化ニッケル、塩化マグネシウ
ム、塩化マンガン、塩化カルシウム、塩化カドミウムが
挙げられるが、そのうち好ましいものは塩化ナトリウム
、塩化カリウムである。
また、現像液中に添加されている蛍光増白剤から供給さ
れてもよい。
臭素イオンの供給物質として、臭素ナトリウム、臭化カ
リウム、臭化アンモニウム、臭化リチウム、臭化カルシ
ウム、臭化マグネシウム、臭化マンガン、臭化ニッケル
、臭化カドミウム、臭化セリウム、臭化タリウムが挙げ
られるが、そのうち好ましいものは臭化カリウム、臭化
ナトリウムである。
現像処理中に感光材料から溶出する場合、塩素イオンや
臭素イオンは共に乳剤から供給されてもよく、乳剤以外
から供給されても良い。
本発明に適用されつるカラー現像液には、蛍光増白剤を
含有するのが好ましい。蛍光増白剤としては、4,4′
−ジアミノ−2,2′−ジスルホスチルベン系化合物が
好ましい。添加量はθ〜5g/f好ましくは0.1g〜
4g/lである。
又、必要に応じてアルキルスルホン酸、アリールスルホ
ン酸、脂肪族カルボン酸、芳香族カルボン酸等の各種界
面活性剤を添加しても良い。
本発明に適用されうるカラー現像液の処理温度は20〜
50℃好ましくは30〜40℃である。
処理時間は20秒〜5分好ましくは30秒〜2分である
。補充量は少ない方が好ましいが、感光材料1d当たり
20〜600mlが適当であり、好ましくは50〜30
0mlである。更に好ましくは60m1〜200ml、
最も好ましくは6〇−〜150mlである。
次に本発明に適用されうる脱銀工程について説明する。
脱銀工程は、一般には、漂白工程一定着工程、定着工程
−漂白定着工程、漂白工程−漂白定着工程、漂白定着工
程等いかなる工程を用いても良い。
以下に本発明に適用されうる漂白液、漂白定着液及び定
着液を説明する。
漂白液又は漂白定着液において用いられる漂白剤として
は、いかなる漂白剤も用いることができるが、特に鉄(
nI)の有機錯塩(例えばエチレンジアミン四酢酸、ジ
エチレントリアミン五酢酸などのアミノポリカルボン酸
類、アミノポリホスホン酸、ホスホノカルボン酸および
有機ホスホン酸などの錯塩)もしくはクエン酸、酒石酸
、リンゴ酸などの有機酸;過硫酸塩;過酸化水素などが
好ましい。
これらのうち、鉄(II[)の有機錯塩は迅速処理と環
境汚染防止の観点から特に好ましい。鉄(II[)の有
機錯塩を形成するために有用なアミノポリカルボン酸、
アミノポリホスホン酸、もしくは有機ホスホン酸または
それらの塩を列挙すると、エチレンジアミン四酢酸、ジ
エチレントリアミン五酢酸、1. 3−ジアミノプロパ
ン四酢酸、プロピレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸
、シクロヘキサンジアミン四酢酸、メチルイミノニ酢酸
、イミノニ酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸、
などを挙げることができる。これらの化合物はナトリウ
ム、カリウム、チリウム又はアンモニウム塩のいずれで
も良い。これらの化合物の中で、エチレンジアミン四酢
酸、ジエチレントリアミン五酢酸、シクロヘキサンジア
ミン四酢酸、1,3ジアミノプロパン四酢酸、メチルイ
ミノニ酢酸の鉄(I[[)錯塩が漂白刃が高いことから
好ましい。
これらの第2鉄イオン錯塩は錯塩の形で使用しても良い
し、第2鉄塩、例えば硫酸第2鉄、塩化第2鉄、硝酸第
2鉄、硫酸第2鉄アンモニウム、燐酸第2鉄などとアミ
ノポリカルボン酸、アミノポリホスホン酸、ホスホノカ
ルボン酸などのキレート剤とを用いて溶液中で第2鉄イ
オン錯塩を形成させてもよい。また、キレート剤を第2
鉄イオン錯塩を形成する以上に過剰に用いてもよい。鉄
錯体のなかでもアミノポリカルボン酸鉄錯体が好ましく
、その添加量は0.01〜1. 0モル/l、好ましく
は0.05〜0.50モル、/lである。
漂白液、漂白定着液及び/またはこれらの前浴には、漂
白促進剤として種々の化合物を用いることができる。例
えば、米国特許第3. 893. 858号明細書、ド
イツ特許第1,290.812号明細書、特開昭53−
95630号公報、リサーチディスクロージャー第17
129号(1978年7月号)に記載のメルカプト基ま
たはジスルフィド結合を有する化合物や、特公昭45−
8506号、特開昭52−20832号、同53−32
735号、米国特許3,706,561号等に記載のチ
オ尿素系化合物、あるいは沃素、臭素イオン等のハロゲ
ン化物が漂白刃に優れる点で好ましい。
その他、本発明に適用されうる漂白液又は漂白定着液に
は、臭化物(例えば、臭化カリウム、臭化ナトリウム、
臭化アンモニウム)または塩化物(例えば、塩化カリウ
ム、塩化ナトリウム、塩化アンモニウム)または沃化物
(例えば、沃化アンモニウム)等の再ハロゲン化剤を含
むことができる。必要に応じ硼砂、メタ硼酸ナトリウム
、酢酸、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、亜燐酸、燐酸、燐酸ナトリウム、クエン酸、クエン
酸ナトリウム、酒石酸などのpH緩衝能を有する1種類
以上の無機酸、有機酸およびこれらのアルカリ金属また
はアンモニウム塩または、硝酸アンモニウム、グアニジ
ンなどの腐蝕防止剤などを添加することができる。
漂白定着液又は定着液に使用される定着剤は、公知の定
着剤、即ちチオ硫酸ナトリウム、千オ硫酸アンモニウム
などのチオ硫酸塩;チオシアン酸ナトリウム、チオシア
ン酸アンモニウムなどのチオシアン酸塩:エチレンビス
チオグリコール酸、3.6−シチアー1,8−オクタン
ジオールなどのチオエーテル化合物およびチオ尿素類な
どの水溶性のハロゲン化銀溶解剤であり、これらを1種
あるいは2種以上混合して使用することができる。
また、特開昭55−155354号に記載された定着剤
と多量の沃化カリウムの如きノ\ロゲン化物などの組み
合わせからなる特殊な漂白定着液等も用いることができ
る。本発明においては、チオ硫酸塩特にチオ硫酸アンモ
ニウム塩の使用が好ましい。ifあたりの定着剤の量は
、0.3〜2モルが好ましく、更に好ましくは0. 5
〜1.0モルの範囲である。漂白定着液又は定着液のp
H領域は、3〜IOが好ましく、更には5〜9が特に好
ましい。
又、漂白定着液には、その他各種の蛍光増白剤や消泡剤
あるいは界面活性剤、ポリビニルピロリドン、メタノー
ル等の有機溶媒を含有させることができる。
漂白定着液や定着液は、保恒剤として亜硫酸塩(例えば
、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸アンモニ
ウム、など)、重亜硫酸塩(例えば、重亜硫酸アンモニ
ウム、重亜硫酸ナトリウム、重亜硫酸カリウム、など)
、メタ重亜硫酸塩(例えば、メタ重亜硫酸カリウム、メ
タ重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸アンモニウム、な
ど)等の亜硫酸イオン放出化合物を含有するのが好まし
い。
これらの化合物は亜硫酸イオンに換算して約0゜02〜
0.05モル/l含有させることが好ましく、更に好ま
しくは0.04〜0.40モル/lである。
保恒剤としては、亜硫酸塩の添加が一般的であるが、そ
の他、アスコルビン酸や、カルボニル重亜硫酸付加物、
あるいは、カルボニル化合物等を添加しても良い。
更には緩衝剤、蛍光増白剤、キレート剤、消泡剤、防カ
ビ剤等を必要に応じて添加しても良い。
定着又は漂白定着等の脱銀処理後、水洗及び/又は安定
化処理をするのが一般的である。
水洗工程での水洗水量は、感光材料の特性(例えばカプ
ラー等使用素材による)や用途、水洗水温、水洗タンク
の数(段数)、向流、順流等の補充方式、その他種々の
条件によって広範囲に設定し得る。このうち、多段向流
方式における水洗タンク数と水量の関係は、ジャーナル
・オブ・ザ・ソサエティ・オブ・モーション・ピクチャ
ー・アンド・テレヴィジョン・エンジニアズ(Jour
nalof the 5ociety of Moti
on Picture  andTelevision
 Engineers)第64巻、p、248〜253
 (1955年5月号)に記載の方法で、もとめること
ができる。通常多段向流方式における段数は2〜6が好
ましく、特に2〜4が好ましい。
多段向流方式によれば、水洗水量を大巾に減少でき、例
えば感光材料1耐当たり0.511〜11以下が可能で
あり、本発明の効果が顕著であるが、タンク内での水の
滞留時間増加により、バクテリアが繁殖し、生成した浮
遊物が感光材料に付着する等の問題が生じる。この様な
問題の解決策として、特開昭62−288838号に記
載のカルシウム、マグネシウムを低減させる方法を、極
めて有効に用いることができる。また、特開昭57−8
542号に記載のイソチアゾロン化合物やサイアベンダ
ゾール類、同61−120145号に記載の塩素化イソ
チアヌール酸ナトリウム等の塩素系殺菌剤、特開昭61
−267761号に記載のベンゾトリアゾール、銅イオ
ンその他堀口博著「防菌防黴の化学J  (1986年
)三共出版、衛生技術金線「微生物の滅菌、殺菌、防黴
技術」(1982年)工業技術台、日本防菌防黴学会線
[防菌防黴剤事典J  (1986年)、に記載の殺菌
剤を用いることもできる。
更に、水洗水には、水切り剤として界面活性剤や、硬水
軟化剤としてEDTAに代表されるキレート剤を用いる
ことができる。
以上の水洗工程に続くか、又は水洗工程を経ずに直接安
定液で処理することも出来る。安定液には、画像安定化
機能を有する化合物が添加され、例えばホルマリンに代
表されるアルデヒド化合物や、色素安定化に適した膜p
Hに調製するための緩衝剤や、アンモニウム化合物があ
げられる。又、液中でのバクテリアの繁殖防止や処理後
の感光材料に防黴性を付与するため、前記した各種殺菌
剤や防黴剤を用いることができる。
更に、界面活性剤、蛍光増白剤、硬膜剤を加えることも
できる。本発明の感光材料の処理において、安定化が水
洗工程を経ることなく直接行われる場合、特開昭57−
8543号、同58−14834号、同60−2203
45号等に記載の公知の方法を、すべて用いることがで
きる。
その他、l−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホ
ン酸、エチレンジアミン四メチレンホスホン酸等のキレ
ート剤、マグネシウムやビスマス化合物を用いることも
好ましい態様である。
脱銀処理後用いられる水洗液または安定化液としていわ
ゆるリンス液も同様に用いられる。
水洗工程又は安定化工程の好ましいpHは4〜10であ
り、更に好ましくは5〜8である。温度は感光材料の用
途・特性等で種々設定し得るが、一般には15〜45℃
好ましくは20〜40℃である。時間は任意に設定でき
るが短かい方が処理時間の低減の見地から望ましい。好
ましくは15秒〜1分45秒更に好ましくは30秒〜1
分30秒である。補充量は、少ない方がランニングコス
ト、排出量減、取扱い性等の観点で好ましい。
具体的な好ましい補充量は、感光材料、単位面積あたり
前浴からの持込み量の0.5〜50倍、好ましくは3倍
〜40倍である。または感光材料1rrr当り11以下
、好ましくは500mA以下である。また補充は連続的
に行っても間欠的に行ってもよい。
水洗及び/又は安定化工程に用いた液は、更に、前工程
に用いることもできる。この例として多段向流方式によ
って削減して水洗水のオーバーフローを、その前浴の漂
白定着浴に流入させ、漂白定着浴には濃縮液を補充して
、廃液量を減らすことがあげられる。
次にハロゲン化銀カラー写真感光材料について、詳細を
説明する。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料は、下記一般
式(I)で示される増感色素を少くとも一種含有する。
一般式(I) 式中、Lはメチン基(置換メチン基であってもよい)を
表し、R1およびR2はそれぞれアルキル基(置換アル
キル基であってもよい)を表し、ZlおよびZ2はそれ
ぞれ含窒素の5員乃至6員ヘテロ環核を形成するような
原子群を表し、Xはアニオンを表す。nは11または5
の数値を表し、nlおよびR2はそれぞれ0または1で
あり、n=5のときnlもR2も0である。mは0また
は1を表すが、分子内塩を形成するときは0である。
またnが5のときはL同士が連結して置換または無置換
の5員または6員環を形成してもよい。
一般式(Ia)で表わされるシアニン色素について以下
に詳しく説明する。
Lで代表される置換メチン基の置換基としては、低級ア
ルキル基(例えばメチル基、エチル基)やアラルキル基
(例えばベンジル基やフェネチル基)を挙げることがで
きる。
R1およびR2で代表されるアルキル残基は直鎖でも分
岐でもよく、あるいは環状でもよい。またその炭素数に
制限はないが、■から8が好ましく、なかでもlから4
が特に好ましい。また置換アルキル基の置換基としては
、例えばスルホン酸基、カルボン酸基、水酸基、アルコ
キシ基アシルオキシ基、アリール基(例えばフェニル基
、置換フェニル基)を挙げることができる。これらの基
は単独で、または二つ以上が組み合わさってアルキル基
に結合してもよい。またスルホン酸基やカルボン酸基は
アルカリ金属イオンや有機アミンの四級イオンと塩を形
成していてもよい。ここで二つ以上が組み合わさってと
は、これらの基がそれぞれ独立にアルキル基に結合する
場合とこれらの基が連結してアルキル基に結合する場合
を含む。
後者の例としてスルホアルコキシアルキル基、スルホア
ルコキシアルコキシアルキル基、カルボキシアルコキシ
アルキル基やスルホフェニルアルキル基等を挙げること
ができる。
R1およびR2の具体例は、それぞれメチル基、エチル
基、n−プロピル基、n−ブチル基、ビニルメチル基、
2−ヒドロキシエチル基、4−ヒドロキシブチル基、2
−アセトキシエチル基、3−アセトキシプロピル基、2
−メトキシエチル基、4−メトキシブチル基、2−カル
ボキシエチル基、3−カルボキシプロピル基、2−(2
−カルボキシエトキシ)エチル基、2−スルホエチル基
、3−スルホプロピル基、3−スルホブチル基、4−ス
ルホブチル基、2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル基
、2− (3−スルホプロポキシ)エチル基、2−アセ
トキシ−3−スルホプロピル基、3−メトキシ−2−(
3−スルホプロポキシ)プロピル基、2− [2−(3
−スルホプロポキシ)エトキシ〕エチル基、2−ヒドロ
キシ−3−(3’スルホプロポキシ)プロピル基等であ
る。
ZlまたはZ2で形成される含窒素へテロ環核の具体例
としては、オキサゾール核、チアゾール核、セレナゾー
ル核、イミダゾール核、ピリジン核、オキサゾリン核、
チアゾリン核、セレナゾリン核、イミダシリン核、およ
びこれらにベンゼン環、ナフタレン環またはその他の飽
和もしくは不飽和炭素環が縮合したものを挙げることが
でき、これらの含窒素へテロ環には更に置換基(例えば
アルキル基、トリフルオロメチル基、アルコキシカルボ
ニル基、シアノ基、カルボン酸基、カルバモイル基、ア
ルコキシ基、アリール基、アシル基、ヒドロキシル基、
ハロゲン原子等)が結合していてもよい。
Xで代表されるアニオンとしては、ClBr−1!−1
So、−、So、−1(10゜等を挙げることができる
一般式(1)で表されるシアニン色素のうち、イエロー
層及びシアン層に好ましいものを、以下に具体例で示す
(I−4) (I−6) t Hs (CH*)s SOs (I−13) (I−14) (I−15) 2 H5 r し2 fis (I−10) 2H5 し2 t’1s SO8 So、H−NE、。
(I−19) (I−26) (I−27) (CHt)x (CH2)− 8O8 0xNa SO+ H”NEl+ (I−28) (■ (I−30) o3 SOs H−NE、。
(I−31) (I−35) HCHf 0sNa SO。
(I−33) SO8 So、H−NE、5 SOl SO,H−NE、。
(I−37) (I−38) (I−39) (I−40) (CHり45Ox (CHり4 SOl H−NE、。
ここで増感色素は、写真乳剤の製造工程のいかなる工程
に存在させて用いることもできるし、製造後、塗布直前
までのいかなる段階に存在させることもできる。前者の
例としては、ハロゲン化銀粒子形成工程、物理熟成工程
、化学熟成工程などである。
本発明で用いる増感色素は、通常ハロゲン化銀乳剤に用
いられると同等の濃度で用いられる。とくに、ハロゲン
化銀乳剤の固有感度を実質的に落とさない程度の色素濃
度で用いるのが有利である。
ハロゲン化銀1モル当り、増感色素の1. 0XIO−
5〜約5X10−’モル、特にハロゲン化銀1モル当り
増感色素の約4XIO−’〜2X10−’モルの濃度で
用いることが好ましい。
本発明の増感色素は青感層又は赤感層に用いるのが好ま
しい。
本発明において使用される感光材料について、詳細に説
明する。
本発明のカラー写真感光材料は、支持体上に青感性ハロ
ゲン化銀乳剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層および赤感
性ハロゲン化銀乳剤層を少なくとも一層ずつ塗設して構
成することができる。一般のカラー印画紙では、支持体
上に前出の順に塗設されているのが普通であるが、これ
と異なる順序であっても良い。また、赤外感光性ハロゲ
ン化銀乳剤層を前記の乳剤層の少なくとも一つの替りに
用いることができる。これ等の感光性乳剤層には、それ
ぞれの波長域に感度を有するハロゲン化銀乳剤と、感光
する光と補色の関係にある色素−すなわち青に対するイ
エロー、緑に対するマゼンタそして赤に対するシアン−
を形成する所謂カラーカプラーを含有させることで減色
法の色再現を行うことができる。ただし、感光層とカプ
ラーの発色色相とは、上記のような対応を持たない構成
としても良い。
本発明で用いられるハロゲン化銀乳剤のハロゲン組成は
いかなる組成のものをも用いることができるが、80モ
ル%以上が塩化銀よりなる実質的に沃化銀を含まない塩
臭化銀であることが本発明の目的を達成する上で、特に
好ましい。ここで実質的に沃化銀を含まないとは沃化銀
含有率が1.0モル%以下、好ましくは0.2モル%以
下のことをいう。塩化銀含有率がこれにより低かったり
、沃化銀含有率がこの規定より多い場合は現像速度が遅
く、迅速な処理に適用できない。したがって、塩化銀含
有率は高いほうが好ましい。すなわち、90モル%以上
が好ましく、さらには95モル%以上が好ましい。また
、現像処理液の補充量を低減する目的でハロゲン化銀乳
剤の塩化銀含有率をさらに高めることも好ましく行われ
る。この様な場合にはその塩化銀含有率が98モル%〜
99゜9モル%であるようなほぼ純塩化銀の乳剤も好ま
しく用いられる。しかしながら、全くの純塩化銀乳剤を
用いると高い感度を得たり、感光材料に圧力が加わった
時に生ずる被りを防止したりする上で不利な場合もある
乳剤のハロゲン組成は粒子間で異なっていても等しくて
も良いが、粒子間で等しいハロゲン組成を有する乳剤を
用いると、各粒子の性質を均質にすることが容易である
。また、ハロゲン化銀乳剤粒子内部のハロゲン組成分布
については、ハロゲン化銀粒子のどの部分をとっても組
成の等しい所謂均一型構造の粒子や、ハロゲン化銀粒子
内部のコア(芯)とそれを取り囲むシェル(殻)〔−層
または複数層〕とでハロゲン組成の異なる所謂均一型構
造の粒子あるいは、粒子内部もしくは表面に非層状にハ
ロゲン組成の異なる部分を有する構造(粒子表面にある
場合は粒子のエツジ、コーナーあるいは面上に異組成の
部分が接合した構造)の粒子などを適宜選択して用いる
ことができる。
高感度を得るには、均一型構造の粒子よりも後二者のい
ずれかを用いることが有利であり、耐圧力性の面からも
好ましい。ハロゲン化銀粒子が上記のような構造を有す
る場合には、ハロゲン組成において異なる部分の境界部
は、明確な境界であっても、組成差により混晶を形成し
て不明確な境界であっても良く、また積極的に連続的な
構造変化を持たせたものであっても良い。
高塩化銀乳剤においては臭化銀局在層を先に述べたよう
な層状もしくは非層状にハロゲン化銀粒子内部および/
または表面に有する構造のものが好ましい。上記局在層
のハロゲン組成は、臭化銀含有率において少なくとも1
0モル%のものが好ましく、20モル%を越えるものが
より好ましい。
そして、これらの局在層は、粒子内部、粒子表面のエツ
ジ、コーナーあるいは面上にあることができるが、一つ
の好ましい例として、粒子のコーナ一部にエピタキシャ
ル成長したものを挙げることができる。
一方、本発明の効果が、より良好に現われる点から、塩
化銀含有率90モル%以上の高塩化銀乳剤において粒子
内のハロゲン組成の分布の小さい均一型構造の粒子を用
いることも好ましく行われる。
本発明に用いるハロゲン化銀乳剤の塗布銀量は、感光材
料1d当たり0.80g以下であることがカブリの発生
を防止し、スティンを低くする点で好ましい。
特に、感光材料In−r当たり0゜75g以下であるこ
とが好ましく、0.65g以下であると更に好ましい。
本発明に用いるハロゲン化銀乳剤に含まれるハロゲン化
銀粒子の平均粒子サイズ(粒子の投影面積と等価な円の
直径を以て粒子サイズとし、その数平均をとったもの)
は、0.1μ〜2μが好ましい。
また、それらの粒子サイズ分布は変動係数(粒子サイズ
分布の標準偏差を平均粒子サイズで除したもの)20%
以下、望ましくは15%以下の所謂単分散なものが好ま
しい。このとき、広いラチチュードを得る目的で上記の
単分散乳剤を同一層にブレンドして使用することや、重
層塗布することも好ましく行われる。
写真乳剤に含まれるハロゲン化銀粒子の形状は、立方体
、十四面体あるいは八面体のような規則的な(regu
lar )結晶形を有するもの、球状、板状などのよう
な変則的な(irregular )結晶形を有するも
の、あるいはこれらの複合形を有するものを用いること
ができる。また、種々の結晶形を有するものの混合した
ものからなっていても良い。
本発明においてはこれらの中でも上記規則的な結晶形を
有する粒子を50%以上、好ましくは70%以上、より
好ましくは90%以上含有するのが良い。
また、これら以外にも平均アスペクト比(円換算直径/
厚み)が5以上、好ましくは8以上の平板状粒子が投影
面積として全粒子の50%を越えるような乳剤も好まし
く用いることができる。
本発明に用いるハロゲン化銀乳剤は、その乳剤粒子形成
もしくは物理熟成の過程において種々の多価金属イオン
不純物を導入することができる。
使用する化合物の例としては、カドミウム、亜鉛、鉛、
銅、タリウムなどの塩、あるいは第■族元素である鉄、
ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリ
ジウム、白金などの塩もしくは錯塩を挙げることができ
る。特に上記第■族元素は好ましく用いることができる
。これ等の化合物の添加量は目的に応じて広範囲にわた
るがハロゲン化銀に対してto−”〜1O−ffiモル
が好ましい。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、通常化学増感
および分光増感を施される。
化学増感法については、不安定硫黄化合物の添加に代表
される硫黄増感、金増感に代表される貴金属増感、ある
いは還元増感などを単独もしくは併用して用いることが
できる。化学増感に用いられる化合物については、特開
昭62−215272号公報明細書の第18頁右下欄〜
第22頁右上欄に記載のものが好ましく用いられる。
分光増感は、本発明の感光材料における各層の乳剤に対
して所望の光波長域に分光感度を付与する目的で行われ
る。本発明においては目的とする分光感度に対応する波
長域の光を吸収する色素−分光増感色素を添加すること
で行うことが好ましい。このとき用いられる分光増感色
素としては例えば、F、 M、 Warmer著Het
erocyclic compounds −Cyan
ine dyes and related  com
pounds (JohnWiley & 5ons 
 CNew York、London )社刊、196
4年)に記載されているものを挙げることができる。具
体的な化合物の例ならびに分光増感法は、前出の特開昭
62−215272号公報明細書の第22頁右上欄〜第
38頁に記載のものが好ましく用いられる。
本発明に用いるハロゲン化銀乳剤には、感光材料の製造
工程、保存中あるいは写真処理中のかぶりを防止する、
あるいは写真性能を安定化させる目的で種々の化合物あ
るいはそれ等の前駆体を添加することができる。これら
の化合物の具体例は前出の特開昭62−215272号
公報明細書の第39頁〜第72頁に記載のものが好まし
く用いられる。
本発明に用いる乳剤は、潜像が主として粒子表面に形成
される所謂表面潜像型乳剤、あるいは潜像が主として粒
子内部に形成される所謂表面潜像型乳剤のいずれのタイ
プのものであっても良い。
本発明がカラー感光材料に適用される場合、該カラー感
光材料には芳香族アミン系発色現像薬の酸化体とカップ
リングしてそれぞれイエロー、マゼンタ、シアンに発色
するイエローカプラー、マゼンタカプラー及びシアンカ
プラーが通常用いられる。
本発明において好ましく使用されるシアンカプラー、マ
ゼンタカプラーおよびイエローカプラーは、下記一般式
(C−I)、(C−II)、(M−■)、(M−n)お
よび(Y)で示されるものである。
一般式(C−I) 一般式(M−II) 一般式(Y) 一般式(C−If) 一般式(M−I) 一般式(C−I)および(C−II)において、R,、
R,およびR3は置換もしくは無置換の脂脂肪族、芳香
族または複素環基を表し、Rs、RsおよびR6は水素
原子、ハロゲン原子、脂肪族基、芳香族基またはアシル
アミノ基を表し、R,はR2と共に含窒素の5員環もし
くは6員環を形成する非金属原子群を表してもよい。Y
l、Y!は水素原子または現像主薬の酸化体とのカップ
リング反応時に離脱しうる基を表す。nは0又は1を表
す。
一般式(C−II)におけるR6としては脂肪族基であ
ることが好ましく、例えば、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基、ペンタデシル基、tert−ブチル
基、シクロヘキシル基、シクロヘキシルメチル基、フェ
ニルチオメチル基、ドデシルオキシフェニルチオメチル
基、ブタンアミドメチル基、メトキシメチル基などを挙
げることができる。
前記一般式(C−1)または(C−II)で表わされる
シアンカプラーの好ましい例は次の通りである。
一般式(C−I)において好ましいR,はアリール基、
複素環基であり、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキ
シ基、アリールオキシ基、アシルアミノ基、アシル基、
カルバモイル基、スルホンアミド基、スルファモイル基
、スルホニル基、スルファミド基、オキシカルボニル基
、シアノ基で置換されたアリール基であることがさらに
好ましい。
一般式(C−1)においてR1とR2で環を形成しない
場合、R2は好ましくは置換もしくは無置換のアルキル
基、アリール基であり、特に好ましくは置換アリールオ
キシ置換のアルキル基であり、R8は好ましくは水素原
子である。
一般式(C−II)において好ましいR6は置換もしく
は無置換のアルキル基、アリール基であり、特に好まし
くは置換アリールオキシ置換のアルキル基である。
一般式(C−n)において好ましいR5は炭素数2〜1
5のアルキル基および炭素数1以上の置換基を有するメ
チル基であり、置換基としてはアリールチオ基、アルキ
ルチオ基、アシルアミノ基、アリールオキシ基、アルキ
ルオキシ基が好ましい。
一般式(C,−If)においてR6は炭素数2〜15の
アルキル基であることがさらに好ましく、炭素数2〜4
のアルキル基であることが特に好ましい。
一般式(C−II)において好ましいRoは水素原子、
ハロゲン原子であり、塩素原子およびフッ素原子が特に
好ましい。一般式(、C−1)および(C−n)におい
て好ましいYlおよびY2はそれぞれ、水素原子、ハロ
ゲン原子、アルコキシ基、アリールオキシ基、アシルオ
キシ基、スルホンアミド基である。
一般式(M−1)において、R7およびR9はアリール
基を表し、R,は水素原子、脂肪族もしくは芳香族のア
シル基、脂肪族もしくは芳香族のスルホニル基を表し、
Y、は水素原子または離脱基を表す。R1およびR1の
アリール基(好ましくはフェニル基)に許容される置換
基は、置換基R1に対して許容される置換基と同じであ
り、2つ以上の置換基があるときは同一でも異なってい
てもよい。R8は好ましくは水素原子、脂肪族のアシル
基またはスルホニル基であり、特に好ましくは水素原子
である。好ましいY、はイオウ、酸素もしくは窒素原子
のいずれかで離脱する型のものであり、例えば米国特許
第4,351,897号や国際公開WO3810479
5号に記載されているようなイオウ原子離脱型は特に好
ましい。
一般式(M−n)において、R1゜は水素原子または置
換基を表す。Y4は水素原子または離脱基を表し、特に
ハロゲン原子やアリールチオ基が好ましい。Za、Zb
およびZcはメチン、置換メチン、=N−又は−NH−
を表し、Za−Zb結合とZb−Zc結合のうち一方は
二重結合であり、他方は単結合である。Zb−Zc結合
が炭素−炭素二重結合の場合は、それが芳香環の一部で
ある場合を含む。R1゜またはY、で2量体以上の多量
体を形成する場合、またZa、ZbあるいはZcが置換
メチンであるときはその置換メチンで2量体以上の多量
体を形成する場合を含む。
一般式(M−n)で表わされるピラゾロアゾール系カプ
ラーの中でも発色色素のイエロー副吸収の少なさおよび
光堅牢性の点で米国特許第4,500.630号に記載
のイミダゾ(1,2−b)ピラゾール類は好ましく、米
国特許第4,540゜654号に記載のピラゾロ[1,
5−b)  [1゜2.4〕 トリアゾールは特に好ま
しい。
その他、特開昭61−65245号に記載されたような
分岐アルキル基がピラゾロトリアゾール環の2.3又は
6位に直結してピラゾロトリアゾールカプラー、特開昭
61−65246号に記載されたような分子内にスルホ
ンアミド基を含んだピラゾロアゾールカプラー、特開昭
61−147254号に記載されたようなアルコキシフ
ェニルスルホンアミドバラスト基をもつピラゾロアゾー
ルカプラーや欧州特許(公開)第226,849号や同
第294,785号に記載されたような6位にアルコキ
シ基やアリーロキシ基をもつピラゾロトリアゾールカプ
ラーの使用が好ましい。
一般式(Y)において、R11はハロゲン原子、アルコ
キシ基、トリフルオロメチル基またはアリール基を表し
、R+ tは水素原子、ハロゲン原子またはアルコキシ
基を表す。Aは−NHCOR,,、−N HS O! 
 R1s、−so、NHR,、、−COOR,、、−3
O,N−R,、を表ワす。但し、R+sとR! 4はそ
れぞれアルキル基、アリール基またはアシル基を表す。
Ysは離脱基を表す。
R1□とR+3、Rl 4の置換基としては、R1に対
して許容された置換基と同じであり、離脱基Y、は好ま
しくは酸素原子もしくは窒素原子のいずれかで離脱する
型のものであり、窒素原子離脱型が特に好ましい。
上記一般式(C−I)〜(Y)で表されるカプラーは、
感光層を構成するハロゲン化銀乳剤層中に、通常ハロゲ
ン化銀1モル当たり0.1−1゜0モル、好ましくは0
. 1〜0.5モル含有される。
本発明において、前記カプラーを感光層に添加するため
には、公知の種々の技術を適用することができる。通常
、オイルプロテクト法として公知の水中油滴分散法によ
り添加することができ、溶媒に溶解した後、界面活性剤
を含むゼラチン水溶液に乳化分散させる。あるいは界面
活性剤を含むカプラー溶液中に水あるいはゼラチン水溶
液を加え、転相を伴って水中油滴分散物としてもよい。
またアルカリ可溶性のカプラーは、いわゆるフィッシャ
ー分散法によっても分散できる。カプラー分散物から、
蒸留、ヌードル水洗あるいは限外濾過などの方法により
、低沸点有機溶媒を除去した後、写真乳剤と混合しても
よい。
このようなカプラーの分散媒としては誘電率(25℃)
2〜20、屈折率(25℃)1.5〜1.7の高沸点有
機溶媒および/または水不溶性高分子化合物を使用する
のが好ましい。
高沸点有機溶媒として、好ましくは次の一般式(A)〜
(E)で表される高沸点有機溶媒が用いられる。特に、
前述の一般式(C−I)、(C■)、(M−I)、(M
−II)および(Y)によって表わされるカプラーには
特に好ましい。
一般式(A) 一般式(B) w  −coo−w2 一般式(D) 一般式(E) W、−0−W。
(式中、Wl、W2及びW、はそれぞれ置換もしくは無
置換のアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、
アリール基又はヘテロ環基を表わし、W、はW、、OW
、またはS−W、を表わし、nは、■ないし5の整数で
あり、nが2以上の時はW4は互いに同じでも異なって
いてもよ(、−般式(E)において、W、とW2が縮合
環を形成してもよい)。
本発明に用いうる高沸点有機溶媒は、一般式(A)ない
しくE)以外でも融点が100℃以下、沸点が140℃
以上の水と非混和性の化合物で、カプラーの良溶媒であ
れば使用できる。高沸点有機溶媒の融点は好ましくは8
0℃以下である。高沸点有機溶媒の沸点は、好ましくは
160℃以上であり、より好ましくは170℃以上であ
る。
これらの高沸点有機溶媒の詳細については、特開昭62
−215272号公開明細書の第137頁右下欄〜14
4頁右上欄に記載されている。
また、これらのカプラーは前記の高沸点有機溶媒の存在
下でまたは不存在下でローダプルラテックスポリマー(
例えば米国特許第4. 203. 716号)に含浸さ
せて、または水不溶性且つ有機溶媒可溶性のポリマーに
溶かして親水性コロイド水溶液に乳化分散させる事がで
きる。
好ましくは国際公開WO38100723号明細書の第
12頁〜30頁に記載の単独重合体または共重合体が用
いられ、特にアクリルアミド系ポリマーの使用が色像安
定化等の上で好ましい。
本発明を用いて作られる感光材料は、色カブリ防止剤と
して、ハイドロキノン誘導体、アミノフェノール誘導体
、没食子酸誘導体、アスコルビン酸誘導体などを含有し
てもよい。
本発明の感光材料には、種々の褪色防止剤を用いること
ができる。即ち、シアン、マゼンタ及び/又はイエロー
画像用の有機褪色防止剤としてはハイドロキノン類、6
−ヒドロキシクロマン類、5−ヒドロキシクマラン類、
スピロクロマン類、p−アルコキシフェノール類、ビス
フェノール類を中心としたヒンダードフェノール類、没
食子酸誘導体、メチレンジオキシベンゼン類、アミノフ
ェノール類、ヒンダードアミン類およびこれら各化合物
のフェノール性水酸基をシリル化、アルキル化したエー
テルもしくはエステル誘導体が代表例として挙げられる
。また、(ビスサリチルアルドキシマド)ニッケル錯体
および(ビス−N、 N−ジアルキルジチオ力ルバマト
)ニッケル錯体に代表される金属錯体なども使用できる
有機褪色防止剤の具体例は以下の特許の明細書に記載さ
れている。
ハイドロキノン類は米国特許第2. 360. 290
号、同第2.418,613号、同第2.700.45
3号、同第2,701,197号、同第2,728,6
59号、同第2. 732. 300号、同第2,73
5.765号、同第3,982.944号、同第4.4
30,425号、英国特許第1,363,921号、米
国特許第2,710.801号、同第2,816,02
8号などに、6−ヒドロキシクロマン類、5−ヒドロキ
シクマラン類、スピロクロマン類は米国特許第3゜43
2.300号、同第3,573,050号、同第3.5
74,627号、同第3. 698. 909号、同第
3,764,337号、特開昭52−152225号な
どに、スピロインダン類は米国特許第4,360,58
9号に、p−アルコキシフェノール類は米国特許第2,
735.765号、英国特許第2,066.975号、
特開昭59−10539号、特公昭57−19765号
などに、ヒンダードフェノール類は米国特許第3゜70
0.455号、特開昭52−72224号、米国特許4
,228,235号、特公昭52−6623号などに、
没食子酸誘導体、メチレンジオキシベンゼン類、アミノ
フェノール類はそれぞれ米国特許第3,457,079
号、同第4,332.886号、特公昭56−2114
4号などに、ヒンダードアミン類は米国特許第3. 3
36. 135号、同第4,268,593号、英国特
許第1.326,889号、同第1,354,313号
、同第1,410,846号、特公昭51−1420号
、特開昭58−114036号、同第59−53846
号、同第59−78344号などに、金属錯体は米国特
許第4,050,938号、同第4,241,155号
、英国特許第2,027.731  (A)号などにそ
れぞれ記載されている。これらの化合物は、それぞれ対
応するカラーカプラーに対し通常5ないし100重量%
をカプラーと共乳化して感光層に添加することにより、
目的を達成することができる。シアン色素像の熱および
特に光による劣化を防止するためには、シアン発色層お
よびそれに隣接する両側の層こと紫外線吸収剤を導入す
ることがより効果的である。
紫外線吸収剤としては、アリール基で置換されたベンゾ
トリアゾール化合物(例えば米国特許第3.533.7
94号に記載のもの)、4−チアゾリドン化合物(例え
ば米国特許第3.314゜794号、同第3,352,
681号に記載のもの)、ベンゾフェノン化合物(例え
ば特開昭46−2784号に記載のもの)、ケイヒ酸エ
ステル化合物(例えば米国特許第3,705,805号
、同第3,707,395号に記載のもの)、ブタジェ
ン化合物(米国特許第4,045,229号に記載のも
の)、あるいはベンゾオキジドール化合物(例えば米国
特許第3,406.070号同3,677.672号や
同4,271,307号に記載のもの)を用いることが
できる。紫外線吸収性のカプラー(例えばα−ナフトー
ル系のシアン色素形成カプラー)や、紫外線吸収性のポ
リマーなどを用いてもよい。これらの紫外線吸収剤は特
定の層に媒染されていてもよい。
なかでも前記のアリール基で置換されたベンゾトリアゾ
ール化合物が好ましい。
また前述のカプラーと共に、特に下記のような化合物を
使用することが好ましい。特にピラゾロアゾールカプラ
ーとの併用が好ましい。
即ち、発色現像処理後に残存する芳香族アミン系現像主
薬と化学結合して、化学的に不活性でかつ実質的に無色
の化合物を生成する化合物(F)および/または発色現
像処理後に残存する芳香族アミン系発色現像主薬の酸化
体と化学結合して、化学的に不活性でかつ実質的に無色
の化合物を生成する化合物(G)を同時または単独に用
いることが、例えば処理後の保存における膜中残存発色
現像主薬ないしその酸化体とカプラーの反応による発色
色素生成によるスティン発生その他の副作用を防止する
上で好ましい。
化合物(F)として好ましいものは、p−アニシジンと
の二次反応速度定数に!(80℃のトリオクチルホスフ
ェート中)が1.01/mol・s e c−I X 
10−”l/mo 1−s e cの範囲で反応する化
合物である。なお、二次反応速度定数は特開昭63−1
58545号に記載の方法で測定することができる。
に、がこの範囲より大きい場合、化合物自体が不安定と
なり、ゼラチンや水と反応して分解してしまうことがあ
る。一方、k、がこの範囲より小さければ残存する芳香
族アミン系現像主薬と反応が遅く、結果として残存する
芳香族アミン系現像主薬の副作用を防止することができ
ないことがある。
このような化合物(F)のより好ましいものは下記一般
式(FI)または(Fn)で表すことができる。
一般式(Fl) R,−(A)、−X 一般式(F n) R,−C=Y 式中、R,、R,はそれぞれ脂肪族基、芳香族基、また
はへテロ環基を表す。nは1または0を表す。Aは芳香
族アミン系現像主薬と反応し、化学結合を形成する基を
表わし、Xは芳香族アミン系現像薬と反応して離脱する
基を表わす。Bは水素原子、脂肪族基、芳香族基、ヘテ
ロ環基、アシル基、またはスルホニル基を表し、Yは芳
香族アミン系現像主薬が一般式(F n)の化合物に対
して付加するのを促進する基を表す。ここでR,とX、
YとRtまたはBとが互いに結合して環状構造となって
もよい。
残存芳香族アミン系現像主薬と化学結合する方式のうち
、代表的なものは置換反応と付加反応である。
一般式(Fl)、(F II)で表される化合物の具体
例については、特開昭63−158545号、同第62
−283338号、欧州特許公開298321号、同2
77589号などの明細書に記載されているものが好ま
しい。
一方、発色現像処理後に残存する芳香族アミン系現像主
薬の酸化体と化学結合して、化学的に不活性でかつ無色
の化合物を生成する化合物(G)のより好ましいものは
下記一般式(GI)で表わすことができる。
一般式(Gl) −Z 式中、Rは脂肪族基、芳香族基またはへテロ環基を表わ
す。Zは求核性の基または感光材料中で分解して求核性
の基を放出する基を表わす。一般式(Gl)で表わされ
る化合物はZがPearsonの求核性”CH,I値(
R,G、 Pearson 、et al、。
J、Am、ChetSoc、、90,319 (196
8))が5以上の基か、もしくはそれから誘導される基
が好ましい。
一般式(GI)で表わされる化合物の具体例については
欧州公開特許第255722号、特開昭62−1430
48号、同62−229145号、特願昭63−136
724号、同62−214681号、欧州特許公開29
8321号、同277589号などに記載されているも
のが好ましい。
また前記の化合物(G)と化合物(F)との組合せの詳
細については欧州特許公開277589号に記載されて
いる。
本発明に用いて作られた感光材料には、親水性コロイド
層にフィルター染料として、あるいはイラジェーション
やハレーションの防止その他種々の目的で親水性染料や
写真処理によって水溶性となる染料を含有していてもよ
い。このような染料には、オキソノール染料、ヘミオキ
ソノール染料、スチリル染料、メロシアニン染料、シア
ニン染料及びアゾ染料が包含される。なかでもオキソノ
ール染料、ヘミオキソノール染料及びメロシアニン染料
が有用である。
本発明の感光材料の乳剤層に用いることのできる結合剤
または保護コロイドとしては、ゼラチンを用いるのが有
利であるが、それ以外の親水性コロイド単独あるいはゼ
ラチンと共に用いることができる。
本発明においてゼラチンは石灰処理されたものでも、酸
を使用して処理されたものでもどちらでもよい。ゼラチ
ンの製法の詳細はアーサー・ヴアイス著、ザ・マクロモ
レキ二う−・ケミストリー・オブ・ゼラチン(アカデミ
ツク・プレス、1964年発行)に記載がある。
本発明に用いる支持体としては通常、写真感光材料に用
いられているセルロースナイトレースフィルムやポリエ
チレンテレフタレートなどの透明フィルムや反射型支持
体が使用できる。本発明の目的にとっては、反射支持体
の使用がより好ましい。
本発明に使用する「反射支持体」とは、反射性を高めて
ハロゲン化銀乳剤層に形成された色素画像を鮮明にする
ものをいい、このような反射支持体には、支持体上に酸
化チタン、酸化亜鉛、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム
等の光反射物質を分散含有する疎水性樹脂を被覆したも
のや光反射性物質を分散含有する疎水性樹脂を支持体と
して用いたものが含まれる。例えば、バライタ紙、ポリ
エチレン被覆紙、ポリプロピレン系合成紙、反射層を併
設した、或は反射性物質を併用する透明支持体、例えば
ガラス板、ポリエチレンテレフタレート、三酢酸セルロ
ースあるいは硝酸セルロースなどのポリエステルフィル
ム、ポリアミドフィルム、ポリカーボネートフィルム、
ポリスチレンフィルム、塩化ビニル樹脂等がある。
その他の反射型支持体として、鏡面反射性または第2種
拡散反射性の金属表面をもつ支持体を用いることができ
る。金属表面は可視波長域における分光反射率が0.5
以上のものがよく、また金属表面を粗面化または金属粉
体を用いて拡散反射性にするのがよい。該金属としては
アルミニウム、錫、銀、マグネシウムまたはその合金な
どを用い、表面は圧延、蒸着、或いはメツキなどで得た
金属板、金属箔、または金属薄層の表面であってよい。
なかでも、他の基質に金属を蒸着して得るのがよい。金
属表面の上には、耐水性樹脂とくに熱可塑性樹脂層を設
けるのが好ましい。本発明の支持体の金属表面をもつ側
の反対側には帯電防止層を設けるのがよい。このような
支持体の詳細については、例えば、特開昭61−210
346号、同63−24247号、同63−24251
号や同63−24255号などに記載されている。
これらの支持体は使用目的によって適宜選択できる。
光反射性物質としては、界面活性剤の存在下に白色顔料
を充分に混練するのがよく、また顔料粒子の表面を2〜
4価のアルコールで処理したものを用いるのが好ましい
白色顔料微粒子の規定された単位面積当りの占有面積比
率(%)は、最も代表的には観察された面積を、相接す
る6μmX6μmの単位面積に区分し、その単位面積に
投影される微粒子の占有面積比率(%)(R,)を測定
して求めることが出来る。占有面積比率(%)の変動係
数は、R1の平均値(百)に対するR1の標準偏差Sの
比s / Rによって求めることが出来る。対象とする
単位面積の個数(n)は6以上が好ましい。従って変動
係数s / Rは によって求めることが出来る。
本発明において、顔料の微粒子の占有面積比率(%)の
変動係数は0.15以下とくに0.12以下が好ましい
。0,08以下の場合は、実質上粒子の分散性は「均一
である」ということができる。
(実施例) 以下に本発明の実施例を具体的に示すが、本発明は、こ
れらに限定されるものではない。
実施例1 ポリエチレンで両面ラミネートした紙支持体の上に以下
に示す層構成の多層カラー印画紙を作製した。塗布液は
下記のようにして作製した。
第−層塗布液調製 イエローカプラー(ExY)19.1gおよび色像安定
剤(Cpd−1)4.4g及び色像安定剤(Cpd−7
)0.7gに酢酸エチル27.2ccおよび溶媒(So
lv−1)8.2gを加え溶解し、この溶液を10%ド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム8ccを含む10
%ゼラチン水溶液185ccに乳化分散させた。一方墳
臭化銀乳剤(立方体、平均粒子サイズ0.82μm、粒
子サイズ分布変動係数は0.08、臭化銀0.2モル%
を粒子表面に局在含有)に下記に示す青感性増感色素を
銀1モル当たり2.0X10−’モル加えた後に硫黄増
感を施したものを調製した。前記の乳化分散物とこの乳
剤とを混合溶解し、以下に示す組成となるように第一塗
布液を調製した。
第二層から第七履用の塗布液も第−層塗布液と同様の方
法で調製した。各層のゼラチン硬化剤としては、■−オ
キシー3,5−ジクロローs−トリアジンナトリウム塩
を用いた。
また青感性乳剤層、緑感性乳剤層、赤感性乳剤層に対し
、1−(5−メチルウレイドフェニル)−5−メルカプ
トテトラゾールをそれぞれハロゲン化銀1モル当たり8
.5×10−sモル、7.7XIO−’モル、2.5X
10−’モル添加した。
また、青感性乳剤層と緑感性乳剤層に対し、4ヒドロキ
シ−6−メチル−1,3,3a、7−チトラザインデン
をそれぞれハロゲン化銀1モル当たり、lXl0−’モ
ルと2X10−’モル添加した。
イラジェーション防止のために乳剤層に下記の染料を添
加した。
0sNa (感光材料1rrr当たり、7゜ および (感光材料1d当たり14゜ および (感光材料lイ当たり36゜ 1■) 7■) 2■) (層構成) 以下に各層の組成を示す。数字は塗布量(g/ボ)を表
す。ハロゲン化銀乳剤は銀換算塗布量を表す。
支持体 ポリエチレンラミネート紙 〔第一層側のポリエチレンに酸化チタンと青味染料(群
青)を含む〕 第−層(青感層) 前記塩臭化銀乳剤         0.25ゼラチン
            1.86イエローカブラー(
ExY)      0.82色像安定剤(Cpd−1
)      o、19溶媒(Solv−1)    
    0.35色像安定剤(Cpd−7)     
 0.06第五層(混色防止層) ゼラチン             0.99混色防止
剤(Cpd−5)      0.08溶媒(So 1
v−1)        0. 16溶媒(Solv−
4)        0.08第五層(緑感層) 塩臭化銀乳剤(立方体、平均粒子サイズ0.40μm)
、粒子サイズ分布の変動係数は0゜08、AgBr0.
8モル%を粒子表面に局在含有させた)       
   0.12ゼラチン             1
.24マゼンタカプラー(BxM)      0.2
0色像安定剤(Cpd−2)      0. 03色
像安定剤(Cpd−3)      0.15色像安定
剤(Cpd−4)      0.02色像安定剤(C
pd−9)      0.02溶媒(Solv−2)
        0.40第四層(紫外線吸収層) ゼラチン             1.58紫外線吸
収剤(UV−1)       0.47混色防止剤(
Cpd−5)      0.05溶媒(Solv−5
)        0.24第五層(赤感層) 塩臭化銀乳剤(立方体、平均粒子サイズ0.60μm、
粒子サイズ分布の変動係数は0.09AgBr0.6モ
ル%を粒子表面の一部に局在含有させた)0.20 ゼラチン             1.34シアンカ
プラー(BxC)       0.32色像安定剤(
Cpd−6)       0.17色像安定剤(Cp
d−7)       0.40色像安定剤(Cpd〜
8)      0.04溶媒(So 1v−6)  
      0. 15第六層(紫外線吸収層) ゼラチン             0.53紫外線吸
収剤(UV−1)       0.16混色防止剤(
Cpd−5)      o、02溶媒(So 1v−
5)         0. 08第七層(保護層) ゼラチン             1.33ポリビニ
ルアルコールのアクリル変性共重合体(変性度17%)
         0.17流動パラフイン     
     0.03(ExY)イエローカプラー CH+ (ExC)シアンカプラー R=C,H。
C,H。
の各々重量で2: =4の混合物 (Cpd−1) 色像安定剤 (Cpd−4) 色像安定剤 (Cpd−5) 混色防止剤 (Cpd−2) 色像安定剤 (Cpd 色像安定剤 (Cpd−3) 色像安定剤 C4He(t) (Cpd−8) 色像安定剤 C4H,(t) CH CH のl二 ■混合物(重量比) C,He(t) (Cpd 色像安定剤 の2 =4混合物(重量比) CH (Cpd−7) 色像安定剤 ffcH2−CHテT CONHC4He(t) CH。
CH。
平均分子量 60゜ (UV−1) 紫外線吸収剤 C,H Ct L(t) の2: 1混合物 (容量比) (Solv−4) 溶 媒 Ct L(t) の4: 2 : 4混合物(重量比) (Solv−1) 溶 媒 (Solv−5) 溶 媒 C00C* H、t (CHz)− COOC,H,□ (Solv−2) 溶 媒 の(95:5混合物)容量比 以上のようにして得られた感光材料を試料(A)とした
各層の分光増感色素を以下のように変更して、試料A−
1を作成した。各層への添加量は青感層ハロゲン化銀1
モル当り  2X10−’モル緑感層        
 2X10−’モル赤感層        2.6X]
0−’モル2H5 以上のようにして得られた試料A−1をくさび形ウェッ
ジを通して露光した後に、カラー現像液の添加剤と組成
とを第2表に示したように変更して、下記処理工程にて
処理した。
処理工程   1−一厘   豊−一!カラー現像  
  388C30秒 漂白定着   30〜35℃    30秒リンス■ 
  30〜356C20秒 リンス■   30〜35℃    20秒リンス■ 
  30〜35℃    20秒乾  燥   70〜
80℃     60秒用いた各処理液の組成は以下に
示す通りである。
立之二里像鹿            又乞又鹿水  
                 80〇−二トリロ
ーN、N、N−トリ メチレンホスホン酸(40%)   8.5d添加剤(
第2表参照)        0.5g(水溶性重合体
) ■−ヒドロキシエチリデンー 1、 1−ジホスホン酸(60%)1.0t/ジエチレ
ントリアミン五酢酸 臭化カリウム 塩化ナトリウム トリエタノールアミン 炭酸カリウム N−エチル−N−(β−メタ ンスルホンアミドエチル) −3−メチル−4−アミノ アニリン硫酸塩 N、N−ジエチルヒドロキシ ルアミン 蛍光増白剤(チバガイギー■。
UVITEX  CK) 水を加えて H 工血定豊旅 水 チオ硫酸アンモニウム(70%) 亜硫酸ナトリウム エチレンジアミン四酢酸鉄(III) 1.0g 0.03g 第2表参照 8.0g 5g 7、0g 5、5g 1.0 1000d 10.25 40〇− 10〇− 7g アンモニウム           55gエチレンジ
アミン四酢酸二ナ トリウム               5g化アンモ
ニウム          40水を加えて     
      1000dpH(25°C)      
    6. 0リンス液 イオン交換水(カルシウム、マグネシウムは各々3pp
m以下) 処理済感光材料は、マクベス濃度計を用いて、イエロー
の最小濃度(DBmin)及びシアンの最大濃度(D+
+max)を求めた。
結果を第2表に示した。
本発明によれば、最小濃度が十分に低く、換言すれば、
優れた白地を有し、かつ、最大濃度が十分に高い優れた
写真特性を得ることができた。
実施例2 実施例1の試料A、 D、  Iと同様の増感色素を用
い、但し、各々のハロゲン化銀乳剤の組成を以下の■、
■、及び■を用いた試料A−■、A−■、A−■、D−
■、D−■、D−■、■−■、■−■、■−■を作成し
た。
以上の試料を各々(さび形ウェッジを通して、10CM
Sで露光後、以下の処理工程にて処理した。
処皿工亘   里−一皮   鰺−一皿カラー現像  
  39℃    45秒漂白定着   30〜35℃
    45秒リンス■   30〜35℃    2
0秒リンス■   30〜35℃    20秒リンス
■   30〜35℃    20秒リンス■   3
0〜35°0    30秒乾  燥   70〜80
°C60秒 リンスは■→■→■→■へのカスケード方式とした。
用いたカラー現像液の組成は以下の通りである。
各処理液の組成は以下の通りである。
二二二里盈鹿            タンク液水  
                 800dヒドロキ
シエチリデン− 1、1−ジホスホン酸(6 ジエチレントリアミン五酢酸 ニトリロトリメチレンホス ホン酸(40%) 臭化カリウム トリエタノールアミン 塩化ナトリウム 炭酸カリウム N−エチル−N−(β−メタ ンスルホンアミドエチル) 0%)1.0g 1、0g 7、0g 0.05g 8、0g 6、0g 5g −3−メチル−4−アミノ アニリン硫酸塩 添加剤 N、N−ビス(カルボキシメ チル)ヒドラジン 蛍光増白剤(WHITEX4゜ 製) 水を加えて pH(25℃) 漂白定着液、リンス液は実施例1 用いた。
実施例1と同様にして、D、min 。
定した結果を、第3表に示した。
5、0g 第3表参照 5゜ g 1、 0 1000d 10.05 と同様の液を D 、maxを測 本発明によれば、Dminは低(Dmaxは高い優れた
写真特性を得ることができる。更に、■、■で示される
高塩化銀乳剤を用いた場合に、その効果は特に顕著であ
る。
(発明の効果) 本発明の方法により迅速処理においてもスティンが低く
かつ十分な発色性を得ることができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)像露光されたハロゲン化銀カラー写真感光材料を
    カラー現像の後に脱銀処理し、続いて水洗及び/又は安
    定化処理を行う処理方法に於いて、上記感光材料が少な
    くとも一層に下記一般式( I )で表される増感色素の
    少なくとも一種を含有し、且つ、カラー現像液中に少な
    くとも1個の水酸基を有する繰り返し単位を含む水溶性
    重合体を含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー
    写真感光材料の処理方法。 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、Lはメチン基を表し、R1およびR2はそれぞれ
    アルキル基を表し、Z1およびZ2はそれぞれ含窒素の
    5員又は6員ヘテロ環核を形成するような原子群を表し
    、X^■はアニオンを表す。 nは1または5の数値を表し、n1およびn2はそれぞ
    れ0または1であり、n=5のときはn1もn2も0で
    ある。mは0または1を表すが分子内塩を形成するとき
    は0である。またnが5のときはL同士が連結して5員
    または6員環を形成しても良い。
  2. (2)上記ハロゲン化銀カラー写真感光材料が、塩素イ
    オンが80モル%以上の高塩化銀乳剤を少なくとも一層
    に含有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法。
  3. (3)上記カラー現像液が0.035モル/l以上の塩
    素イオンを含有することを特徴とする特許請求の範囲第
    2項記載のハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法
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